JPH0229326B2 - - Google Patents
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- JPH0229326B2 JPH0229326B2 JP57011249A JP1124982A JPH0229326B2 JP H0229326 B2 JPH0229326 B2 JP H0229326B2 JP 57011249 A JP57011249 A JP 57011249A JP 1124982 A JP1124982 A JP 1124982A JP H0229326 B2 JPH0229326 B2 JP H0229326B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、被検眼眼底に投影した指標を撮像管
等によつて電気信号として検出し、その検出信号
を処理する眼科器械の信号検出装置に関する。
等によつて電気信号として検出し、その検出信号
を処理する眼科器械の信号検出装置に関する。
従来の眼科器械の信号検出装置の例として、眼
底カメラについて以下説明する。
底カメラについて以下説明する。
従来の眼底カメラで自動合焦機能を有するもの
においては、自動合焦を行う目的で被検眼眼底に
合焦状態によつて位置が変化するように視標を投
影し、この視標の位置を正確に検出する信号検出
装置が要求されていた。
においては、自動合焦を行う目的で被検眼眼底に
合焦状態によつて位置が変化するように視標を投
影し、この視標の位置を正確に検出する信号検出
装置が要求されていた。
この信号検出装置として、視標が投影された眼
底の像を撮像管上に形成し、この撮像管からの信
号をある固定レベルで比較を行い、視標像信号を
検出するものが知られている。この様な眼科器械
の信号検出装置として本出願人は特公昭64−9855
号と特公平1−21981号を提案している。
底の像を撮像管上に形成し、この撮像管からの信
号をある固定レベルで比較を行い、視標像信号を
検出するものが知られている。この様な眼科器械
の信号検出装置として本出願人は特公昭64−9855
号と特公平1−21981号を提案している。
しかし、被検眼眼底の反射率の相違や照明光の
増減などの測定条件の変化によつて視標像信号の
レベル変動が生じる。上述の従来の装置では、こ
れらの変動が著しいと、視標部分が固定レベルよ
り低くなり、視標像部分の検出ができなくなる。
一方、視標部分のレベルが高くなり過ぎ、視標像
部分以外の部分も視標像として検出してしまうな
ど誤検出が生じてしまう等の問題点が存在する。
増減などの測定条件の変化によつて視標像信号の
レベル変動が生じる。上述の従来の装置では、こ
れらの変動が著しいと、視標部分が固定レベルよ
り低くなり、視標像部分の検出ができなくなる。
一方、視標部分のレベルが高くなり過ぎ、視標像
部分以外の部分も視標像として検出してしまうな
ど誤検出が生じてしまう等の問題点が存在する。
本発明は、上記従来の問題に鑑みなされたもの
であつて、視標像が投影された被検眼眼底像を検
出する検出手段と、前記検出手段の検出信号の視
標像以外の部分の検出信号レベルをサンプルホー
ルドするサンプルホールド回路と、前記サンプル
ホールド回路でホールドしたホールド値に所定値
を加算する加算回路と、前記検出信号と前記検出
手段の検出信号とを比較する比較回路とを有し、
その比較回路の出力により視標像を検出すること
である。
であつて、視標像が投影された被検眼眼底像を検
出する検出手段と、前記検出手段の検出信号の視
標像以外の部分の検出信号レベルをサンプルホー
ルドするサンプルホールド回路と、前記サンプル
ホールド回路でホールドしたホールド値に所定値
を加算する加算回路と、前記検出信号と前記検出
手段の検出信号とを比較する比較回路とを有し、
その比較回路の出力により視標像を検出すること
である。
以下、本発明を眼底カメラの合焦位置検出装置
に適用した実施例を図について説明する。まず第
1図において、撮影光学系は、被検眼Eに対して
配置される対物レンズ1、該対物レンズ1に対し
被検眼の瞳EPと共役の位置付近に置かれた絞り
2、合焦用レンズ3、結像レンズ4およびフイル
ム5からなり、合焦用レンズ3と結像レンズ4の
間はアフオーカル光学系である。フイルム5の前
方に設けられた斜設反射鏡22、該反射鏡22の
反射光路上に設けられたフイールドレンズ23、
反射鏡24および結像レンズ25により撮像管2
6の光電面に結像する。撮像管26からの信号は
モニターテレビ27に送られ、ブラウン管の画面
に画像を形成する。
に適用した実施例を図について説明する。まず第
1図において、撮影光学系は、被検眼Eに対して
配置される対物レンズ1、該対物レンズ1に対し
被検眼の瞳EPと共役の位置付近に置かれた絞り
2、合焦用レンズ3、結像レンズ4およびフイル
ム5からなり、合焦用レンズ3と結像レンズ4の
間はアフオーカル光学系である。フイルム5の前
方に設けられた斜設反射鏡22、該反射鏡22の
反射光路上に設けられたフイールドレンズ23、
反射鏡24および結像レンズ25により撮像管2
6の光電面に結像する。撮像管26からの信号は
モニターテレビ27に送られ、ブラウン管の画面
に画像を形成する。
照明光学系は、絞り2の前方において撮影光学
系の光路中に挿入された斜設孔あきミラー6、該
孔あきミラー6の反射光路に設けられたリレーレ
ンズ7、集光レンズ9、リング状スリツト10、
撮影用光源となる閃光管11、防熱フイルターン
12、集光レンズ13および普通照明用光源14
からなり、光源14からの照明光は孔あきミラー
6の反射面にリング状に当つて反射され、対物レ
ンズ1を通つて眼底ERを照明する。
系の光路中に挿入された斜設孔あきミラー6、該
孔あきミラー6の反射光路に設けられたリレーレ
ンズ7、集光レンズ9、リング状スリツト10、
撮影用光源となる閃光管11、防熱フイルターン
12、集光レンズ13および普通照明用光源14
からなり、光源14からの照明光は孔あきミラー
6の反射面にリング状に当つて反射され、対物レ
ンズ1を通つて眼底ERを照明する。
眼底写真撮影のためのピント合わせのための指
標投影系は、絞り2の後方において撮影光学系の
光路に設けられた斜設反射鏡15、反射鏡16、
リレーレンズ17、スリツト状指標18、該指標
18に密着して配置された偏角プリズム19、集
光レンズ20および光源21からなる。光源21
からの光は、集光レンズ20を通りスリツト状指
標18を照明する。スリツト状指標18は第2図
aに示すように、YY′軸上に設けられたスリツト
状指標18a,18d、及び18a,18dと平
行でXX′軸方向の両側に同一距離離して設けられ
たスリツト状指標18b,18cを有する。スリ
ツト状指標18a,18b,18c,18dには
夫々偏角プリズム19a,19b,19c,19
dが密着して配置されている。偏角プリズム19
a,19b,19c,19dは、第2図bに示す
ように、XX′軸を含む面内のa,b,c,dの方
向に偏角を与えるものである。このスリツト透過
光は、リレーレンズ17、反射鏡16,15、絞
り2および孔あきミラー6の孔部を通つて、レン
ズ3,4に対しフイルム5と共役な位置Fに一旦
結像し、対物レンズ1を通して被検眼Eに入射す
る。
標投影系は、絞り2の後方において撮影光学系の
光路に設けられた斜設反射鏡15、反射鏡16、
リレーレンズ17、スリツト状指標18、該指標
18に密着して配置された偏角プリズム19、集
光レンズ20および光源21からなる。光源21
からの光は、集光レンズ20を通りスリツト状指
標18を照明する。スリツト状指標18は第2図
aに示すように、YY′軸上に設けられたスリツト
状指標18a,18d、及び18a,18dと平
行でXX′軸方向の両側に同一距離離して設けられ
たスリツト状指標18b,18cを有する。スリ
ツト状指標18a,18b,18c,18dには
夫々偏角プリズム19a,19b,19c,19
dが密着して配置されている。偏角プリズム19
a,19b,19c,19dは、第2図bに示す
ように、XX′軸を含む面内のa,b,c,dの方
向に偏角を与えるものである。このスリツト透過
光は、リレーレンズ17、反射鏡16,15、絞
り2および孔あきミラー6の孔部を通つて、レン
ズ3,4に対しフイルム5と共役な位置Fに一旦
結像し、対物レンズ1を通して被検眼Eに入射す
る。
上述のように偏角プリズム19によつて二方向
に分けられ光軸に対し対称に投影されるスリツト
透過光を対物レンズ1に向けて反射するために、
撮影光学系の光路に配置された反射鏡15は、第
3図に示すように、光軸の両側に対称に配置され
た2個の反射部15a,15bからなる。このた
め、反射鏡15は、眼底ERにより反射され、フ
イルム5に向う撮影系有効光束に対し何ら障害と
はならない。絞り2も、撮影光学系の光軸に沿つ
た撮影用光束と、スリツト透過光束とを通過させ
るため、中央の撮影光束用絞り孔2aとその両側
のスリツト透過光束用絞り孔2b,2cとを有す
る。さらに、孔あきミラー6も、スリツト透過光
を通過させ得るように両側に張出し部を備えた孔
を有する。
に分けられ光軸に対し対称に投影されるスリツト
透過光を対物レンズ1に向けて反射するために、
撮影光学系の光路に配置された反射鏡15は、第
3図に示すように、光軸の両側に対称に配置され
た2個の反射部15a,15bからなる。このた
め、反射鏡15は、眼底ERにより反射され、フ
イルム5に向う撮影系有効光束に対し何ら障害と
はならない。絞り2も、撮影光学系の光軸に沿つ
た撮影用光束と、スリツト透過光束とを通過させ
るため、中央の撮影光束用絞り孔2aとその両側
のスリツト透過光束用絞り孔2b,2cとを有す
る。さらに、孔あきミラー6も、スリツト透過光
を通過させ得るように両側に張出し部を備えた孔
を有する。
眼底ERに投影されるスリツト指標像のコント
ラストを高めるためには、その投影領域において
背景照明を遮光することが望ましい。この目的
で、本例においては、照明系の眼底ERと共役な
位置に指標像を覆いえる大きさの遮光板8が出し
入れ自在に設けてある。
ラストを高めるためには、その投影領域において
背景照明を遮光することが望ましい。この目的
で、本例においては、照明系の眼底ERと共役な
位置に指標像を覆いえる大きさの遮光板8が出し
入れ自在に設けてある。
第1図および第2図に示す光学系においては、
合焦レンズ3と指標投影系のリレーレンズ17、
スリツト指標18、偏角プリズム19、集光レン
ズ20および光源21を一体として光軸方向に動
かしてピント合わせを行ない、眼底ER上に結像
したスリツト指標像の状態により、フイルム5上
のピント状態を知ることができる。
合焦レンズ3と指標投影系のリレーレンズ17、
スリツト指標18、偏角プリズム19、集光レン
ズ20および光源21を一体として光軸方向に動
かしてピント合わせを行ない、眼底ER上に結像
したスリツト指標像の状態により、フイルム5上
のピント状態を知ることができる。
以上述べた構成をとることにより、モニターテ
レビ27には、第4図に示すように、眼底像に重
ねて指標像が写し出される。合焦状態と指標像と
の関係は次の通りである。第5図aは合焦時の指
標像を示し、第5図b及びcは非合焦時の指標像
を示す。眼底に対して指標像面が光軸上を移動す
ると、スリツト状指標像18a′と18b′,18
c′とは相互に反対方向に移動する。そして合焦時
にはスリツト状指標18b′と18a′との間隔l1と、
スリツト状指標像18a′と18c′との間隔l2とが
等しくなる。すなわちl1,l2を電気的に検出し、
(l1−l2)の正負によつて合焦レンズ3の移動方向
が決まり、l1=l2の時に合焦状態であることを検
知することができる。本実施例では、さらに、目
視によつても合焦状態を検知することができる。
すなわちスリツト状指標像18a′と18d′とが同
一直線上にあれば合焦している。従つて上記合焦
状態自動検出装置に頼るだけでなく、検者が目視
により合焦状態を確認することができるから、合
焦状態自動検出装置の故障等により再撮影を要す
るようになることを防ぐことができる。
レビ27には、第4図に示すように、眼底像に重
ねて指標像が写し出される。合焦状態と指標像と
の関係は次の通りである。第5図aは合焦時の指
標像を示し、第5図b及びcは非合焦時の指標像
を示す。眼底に対して指標像面が光軸上を移動す
ると、スリツト状指標像18a′と18b′,18
c′とは相互に反対方向に移動する。そして合焦時
にはスリツト状指標18b′と18a′との間隔l1と、
スリツト状指標像18a′と18c′との間隔l2とが
等しくなる。すなわちl1,l2を電気的に検出し、
(l1−l2)の正負によつて合焦レンズ3の移動方向
が決まり、l1=l2の時に合焦状態であることを検
知することができる。本実施例では、さらに、目
視によつても合焦状態を検知することができる。
すなわちスリツト状指標像18a′と18d′とが同
一直線上にあれば合焦している。従つて上記合焦
状態自動検出装置に頼るだけでなく、検者が目視
により合焦状態を確認することができるから、合
焦状態自動検出装置の故障等により再撮影を要す
るようになることを防ぐことができる。
上記l1,l2を検出する方法としては、微小面積
の受光面を有するフオトダイオードアレイ、又は
電荷結合素子のアレイ上に指標像を形成しその素
子群の信号に指標像位置を求める方法、及びスリ
ツト状指標像の形成する位置で、後方に光電検出
器を配置したスリツト状絞りを走査して、その光
電検出器の信号により指標像位置を検出する方法
がある。本実施例では、テレビ映像走査信号を用
いて指標像位置を検出し、自動合焦を行なう方法
について述べる。以下その電気的検出について説
明を行なう。第6図、第7図において、モニター
テレビ上での指標像および映像信号抽出のタイミ
ングを示す。すなわち垂直同期信号から時間t1だ
けたつたn番目の走査信号を抽出し、そのn番目
の水平同期信号から時間t2遅れた時間から時間t3
だけ信号を抽出し、その電気信号により指標像の
位置を検出しようとするものである。モニターテ
レビからの信号により自動合焦を行なう信号処理
等のブロツクダイアグラムを示す第8図、及び各
信号波形を示す第9図において、複合電気信号
は、水平垂直同期信号と映像信号とに分離され
る。さらに水平・垂直同期信号は、水平同期信号
と垂直同期信号とに分離されて計数回路100に
入力される。計数回路100は、水平同期信号を
n個計数することにより、垂直同期信号から時間
t1だけ遅れたn番目の走査信号を選択しパルスを
発生させる。このタイミングによりワンシヨツト
マルチ(1)101、ワンシヨツトマルチ(2)102は
信号215,216を発生させる。垂直同期信号
は1フイールド毎に計数回路100をリセツトす
る。すなわちワンシヨツトマルチ(2)102はn番
目の走査信号から時間t2だけ遅れて時間t3のパル
ス幅をもつゲート信号216を発生するものであ
る。一方映像信号は比較回路104と比較レベル
設定回路105に入力される。
の受光面を有するフオトダイオードアレイ、又は
電荷結合素子のアレイ上に指標像を形成しその素
子群の信号に指標像位置を求める方法、及びスリ
ツト状指標像の形成する位置で、後方に光電検出
器を配置したスリツト状絞りを走査して、その光
電検出器の信号により指標像位置を検出する方法
がある。本実施例では、テレビ映像走査信号を用
いて指標像位置を検出し、自動合焦を行なう方法
について述べる。以下その電気的検出について説
明を行なう。第6図、第7図において、モニター
テレビ上での指標像および映像信号抽出のタイミ
ングを示す。すなわち垂直同期信号から時間t1だ
けたつたn番目の走査信号を抽出し、そのn番目
の水平同期信号から時間t2遅れた時間から時間t3
だけ信号を抽出し、その電気信号により指標像の
位置を検出しようとするものである。モニターテ
レビからの信号により自動合焦を行なう信号処理
等のブロツクダイアグラムを示す第8図、及び各
信号波形を示す第9図において、複合電気信号
は、水平垂直同期信号と映像信号とに分離され
る。さらに水平・垂直同期信号は、水平同期信号
と垂直同期信号とに分離されて計数回路100に
入力される。計数回路100は、水平同期信号を
n個計数することにより、垂直同期信号から時間
t1だけ遅れたn番目の走査信号を選択しパルスを
発生させる。このタイミングによりワンシヨツト
マルチ(1)101、ワンシヨツトマルチ(2)102は
信号215,216を発生させる。垂直同期信号
は1フイールド毎に計数回路100をリセツトす
る。すなわちワンシヨツトマルチ(2)102はn番
目の走査信号から時間t2だけ遅れて時間t3のパル
ス幅をもつゲート信号216を発生するものであ
る。一方映像信号は比較回路104と比較レベル
設定回路105に入力される。
比較レベル設定回路105の構成は、映像信号
とワンシヨツトマルチ(2)102の出力とが入力さ
れており、第9図に示すように、そのワンシヨツ
トマルチ(2)102からのスリツト状指標より常に
前にある信号216の立上りにおいてサンプルホ
ールド回路500が映像信号をサンプルホールド
する。加算器502は、サンプルホールド回路5
00でサンプルホールドされたホールド値に所定
値加算して比較回路104へ出力する。この所定
値は、一般的に比較回路104が視標像信号部分
以外のレベルに対して、入力される視標像信号部
分のみをHレベルにできるように決定される。
とワンシヨツトマルチ(2)102の出力とが入力さ
れており、第9図に示すように、そのワンシヨツ
トマルチ(2)102からのスリツト状指標より常に
前にある信号216の立上りにおいてサンプルホ
ールド回路500が映像信号をサンプルホールド
する。加算器502は、サンプルホールド回路5
00でサンプルホールドされたホールド値に所定
値加算して比較回路104へ出力する。この所定
値は、一般的に比較回路104が視標像信号部分
以外のレベルに対して、入力される視標像信号部
分のみをHレベルにできるように決定される。
これらの波形は、第10図に示される。映像信
号は601に示され、ホールド信号は602に示
され、ホールド信号のH区間でサンプルホールド
回路500が603の如くサンプルホールドを行
う。ホールドレベルと映像信号との関係は602
に示され、これに所定の加算レベルを加算した加
算器出力と映像信号との関係が605に示され
る。
号は601に示され、ホールド信号は602に示
され、ホールド信号のH区間でサンプルホールド
回路500が603の如くサンプルホールドを行
う。ホールドレベルと映像信号との関係は602
に示され、これに所定の加算レベルを加算した加
算器出力と映像信号との関係が605に示され
る。
このように、加算器502により加算レベルが
視標像付近のレベルより高くなつているため、比
較回路104がこの出力と映像信号とを比較する
ことにより、視標像信号部分がHとなつた映像信
号606を形成し、ゲート回路106へ出力す
る。なお、この映像信号606は、第9図の映像
信号217と等価となる。
視標像付近のレベルより高くなつているため、比
較回路104がこの出力と映像信号とを比較する
ことにより、視標像信号部分がHとなつた映像信
号606を形成し、ゲート回路106へ出力す
る。なお、この映像信号606は、第9図の映像
信号217と等価となる。
次に、計数回路がn番目の走査信号であること
を計数して垂直同期信号から時間t1だけ遅れたパ
ルスを発生させたとき、すなわち自動合焦制御が
行われる場合について以下に説明する。ゲート回
路106は、ワンシヨツトマルチ(2)101からゲ
ート信号216を受け取つているため、比較回路
104から受け取つた映像信号606を映像信号
217としてタイミング信号発生回路301へ出
力する。
を計数して垂直同期信号から時間t1だけ遅れたパ
ルスを発生させたとき、すなわち自動合焦制御が
行われる場合について以下に説明する。ゲート回
路106は、ワンシヨツトマルチ(2)101からゲ
ート信号216を受け取つているため、比較回路
104から受け取つた映像信号606を映像信号
217としてタイミング信号発生回路301へ出
力する。
タイミング信号発生回路301は、タイミング
信号218および映像信号217に現れるそれぞ
れの立上り又は立下りのタイミングに応じてタイ
ミング信号220,222,224,228を発
生する。タイミング信号218は、電圧発生回路
302に供給され、タイミング信号220,22
2,224,226,228はそれぞれサンプル
ホールド回路303,304,305,306,
307に供給される。電圧発生回路307は直線
性のよい電圧219を発生する。サンプルホール
ド回路303,304,305,306は前記タ
イミング信号により電圧219を夫々221,2
23,225,227,229としてホールドさ
れ、それぞれのH期間の走査に要する電気量の電
圧を得る。
信号218および映像信号217に現れるそれぞ
れの立上り又は立下りのタイミングに応じてタイ
ミング信号220,222,224,228を発
生する。タイミング信号218は、電圧発生回路
302に供給され、タイミング信号220,22
2,224,226,228はそれぞれサンプル
ホールド回路303,304,305,306,
307に供給される。電圧発生回路307は直線
性のよい電圧219を発生する。サンプルホール
ド回路303,304,305,306は前記タ
イミング信号により電圧219を夫々221,2
23,225,227,229としてホールドさ
れ、それぞれのH期間の走査に要する電気量の電
圧を得る。
回路選択用タイミング発生回路309は、タイ
ミング信号発生回路301のサンプルホールド回
路307への信号を受けてアナログスイツチ33
0を切り換える。これらのアナログ量は、回路選
択用タイミング発生回路309の信号により選択
され、A/D変換器308の作用によりデジタル
化されて置数器A〜Eに記憶される。
ミング信号発生回路301のサンプルホールド回
路307への信号を受けてアナログスイツチ33
0を切り換える。これらのアナログ量は、回路選
択用タイミング発生回路309の信号により選択
され、A/D変換器308の作用によりデジタル
化されて置数器A〜Eに記憶される。
演算回路320は置数器A〜Eのデータを取込
み、3つのスリツト状指標像の左右の間隔l1,l2
を求め、量間隔が等しくなるまでサーボ系321
に移動量及び移動方向の信号を与える。
み、3つのスリツト状指標像の左右の間隔l1,l2
を求め、量間隔が等しくなるまでサーボ系321
に移動量及び移動方向の信号を与える。
置数器A〜Eに記憶されたデジタル量を夫々
a,b,c,d,eとすると、第5図におけるl1
は、第11図に示すように、 l1=a/2+(b−a)+c−b/2=b−a+c/
2 で求められ、l2は l2=c−b/2+(d−c)+e−d/2 =d−c+e−b/2 で求められる。Δlはl1−l2が移動量、 l1−l2の符号が移動方向の信号を与えるもので
ある。
a,b,c,d,eとすると、第5図におけるl1
は、第11図に示すように、 l1=a/2+(b−a)+c−b/2=b−a+c/
2 で求められ、l2は l2=c−b/2+(d−c)+e−d/2 =d−c+e−b/2 で求められる。Δlはl1−l2が移動量、 l1−l2の符号が移動方向の信号を与えるもので
ある。
サーボ系321は合焦レンズ3と指標投影系の
リレーレンズ17、スリツト指標18、偏角プリ
ズム19、集光レンズ20および光源21を1体
として光軸方向に動かすものであり、眼底にスリ
ツト像指標を合焦させることにより、フイルム5
上の眼底のピント合わせを自動的に行なう。
リレーレンズ17、スリツト指標18、偏角プリ
ズム19、集光レンズ20および光源21を1体
として光軸方向に動かすものであり、眼底にスリ
ツト像指標を合焦させることにより、フイルム5
上の眼底のピント合わせを自動的に行なう。
さらにつけ加えるならば、サンプルホールド回
路500のサンプルホールドは、スリツト状指標
の信号以外の背景検出信号であることが要件とな
るが、指標像信号の直前での検出は時差がなく、
適当である。一方、サンプル位置は、検出信号全
体のレベルが変動する割合によつて許容範囲が決
定される。
路500のサンプルホールドは、スリツト状指標
の信号以外の背景検出信号であることが要件とな
るが、指標像信号の直前での検出は時差がなく、
適当である。一方、サンプル位置は、検出信号全
体のレベルが変動する割合によつて許容範囲が決
定される。
本発明は、以上のように構成され、視標像以外
の部分の信号レベルをサンプルホールド回路でホ
ールドし、その値に加算回路が所定値を加算し、
その加算回路の出力と検出手段の出力とを比較し
て視標像信号を求める。従つて、被検眼眼底の反
射率の相違や照明光の増減などの測定条件の変化
によつて視標像信号のレベル変動が生じても、精
度よく視標像信号を検出することができる利点を
有する。
の部分の信号レベルをサンプルホールド回路でホ
ールドし、その値に加算回路が所定値を加算し、
その加算回路の出力と検出手段の出力とを比較し
て視標像信号を求める。従つて、被検眼眼底の反
射率の相違や照明光の増減などの測定条件の変化
によつて視標像信号のレベル変動が生じても、精
度よく視標像信号を検出することができる利点を
有する。
第1図は本発明の実施例を適用した眼底カメラ
の光学図、第2図aは本発明の実施例のスリツト
状指標の斜視図、第2図bは上記スリツト状指標
の平面図、第3図は指標投影系の光学図、第4図
は眼底像の図、第5図は合焦状態とスリツト状指
標像との関係の説明図、第6図及び第7図はスリ
ツト状指標像の間隔測定の説明図、第8図はスリ
ツト状指標像の間隔測定のフローチヤート、第9
図は第8図のフローチヤートの波形図、第10図
は第8図の比較レベル設定回路の波形図、第11
図は指標像の間隔を演算式を説明するための説明
図である。 1……対物レンズ、3……合焦用レンズ、18
……スリツト状指標、19……偏角プリズム、2
6……撮像管、27……モニターテレビ、100
……計数回路、104……比較回路、105……
比較レベル設定回路。
の光学図、第2図aは本発明の実施例のスリツト
状指標の斜視図、第2図bは上記スリツト状指標
の平面図、第3図は指標投影系の光学図、第4図
は眼底像の図、第5図は合焦状態とスリツト状指
標像との関係の説明図、第6図及び第7図はスリ
ツト状指標像の間隔測定の説明図、第8図はスリ
ツト状指標像の間隔測定のフローチヤート、第9
図は第8図のフローチヤートの波形図、第10図
は第8図の比較レベル設定回路の波形図、第11
図は指標像の間隔を演算式を説明するための説明
図である。 1……対物レンズ、3……合焦用レンズ、18
……スリツト状指標、19……偏角プリズム、2
6……撮像管、27……モニターテレビ、100
……計数回路、104……比較回路、105……
比較レベル設定回路。
Claims (1)
- 1 視標像が投影された被検眼眼底像を検出する
検出手段と、前記検出手段の検出信号の視標像以
外の部分の検出信号レベルをサンプルホールドす
るサンプルホールド回路と、前記サンプルホール
ド回路でホールドしたホールド値に所定値を加算
する加算回路と、前記検出信号と前記検出手段の
検出信号とを比較する比較回路とを有し、その比
較回路の出力により視標像を検出することを特徴
とする眼科器械の信号検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57011249A JPS58127630A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 眼科器械の信号検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57011249A JPS58127630A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 眼科器械の信号検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58127630A JPS58127630A (ja) | 1983-07-29 |
JPH0229326B2 true JPH0229326B2 (ja) | 1990-06-28 |
Family
ID=11772661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57011249A Granted JPS58127630A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | 眼科器械の信号検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58127630A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2736651B2 (ja) * | 1988-04-22 | 1998-04-02 | キヤノン株式会社 | 眼底カメラ |
JP3004653B2 (ja) * | 1989-01-20 | 2000-01-31 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
JPH0819519A (ja) * | 1994-08-11 | 1996-01-23 | Topcon Corp | 光学測定装置 |
CN106999033B (zh) * | 2014-09-12 | 2018-09-04 | 无忧易中心股份公司 | 扫描视野计 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5452895A (en) * | 1977-10-05 | 1979-04-25 | Canon Kk | Eyeground camera |
JPS5560435A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-07 | Canon Kk | Ophthalmologic machine provided with positional detector |
-
1982
- 1982-01-27 JP JP57011249A patent/JPS58127630A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5452895A (en) * | 1977-10-05 | 1979-04-25 | Canon Kk | Eyeground camera |
JPS5560435A (en) * | 1978-10-30 | 1980-05-07 | Canon Kk | Ophthalmologic machine provided with positional detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58127630A (ja) | 1983-07-29 |
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