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JPH02292776A - 音声信号記録装置 - Google Patents

音声信号記録装置

Info

Publication number
JPH02292776A
JPH02292776A JP2094196A JP9419690A JPH02292776A JP H02292776 A JPH02292776 A JP H02292776A JP 2094196 A JP2094196 A JP 2094196A JP 9419690 A JP9419690 A JP 9419690A JP H02292776 A JPH02292776 A JP H02292776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
audio signal
auxiliary
input
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2094196A
Other languages
English (en)
Inventor
Abraham Hoogendoorn
アブラハム ホーヘンドールン
Gerardus Petrus Cornel Lokhoff
ヘラルドス コルネリス ペトルス ロクホッフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH02292776A publication Critical patent/JPH02292776A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00884Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving a watermark, i.e. a barely perceptible transformation of the original data which can nevertheless be recognised by an algorithm
    • G11B20/00891Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving a watermark, i.e. a barely perceptible transformation of the original data which can nevertheless be recognised by an algorithm embedded in audio data
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00884Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving a watermark, i.e. a barely perceptible transformation of the original data which can nevertheless be recognised by an algorithm

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、左側チャネルおよび右側チャネルを備えた音
声信号を、各入力端に印加された当該音声信号を記録担
体に記録するための記録ユニットの第1および第2の前
記各入力端にそれぞれ結合して前記左側チャネルおよび
前記右側チャネルをそれぞれ受入れる第1および第2の
入力端を有して前記記録担体に記録する記録装置に関す
るものである。
本発明は、本発明による上述の装置によって音声信号を
記録してある記録担体にも関するものである。
(従来の技術) 冒頭に述べた種類の装置は、例えばRDATもしくはS
DATの記録装置などの磁気テープ記録装置の形態で知
られており、いずれの場合にも、音声信号はディジタル
化された後に磁気テープに記録される。そのために、R
DAT記録装置では、回転磁気ヘッドを用いて、記録担
体の長手方向に対し傾斜して密接した順次のトラックを
なして音声信号を記録担体に記録している。また、SD
AT記録装置では、ディジタル化して符号化した音声信
号を複数個の静止磁気ヘッドに分割して、記録担体の長
手力向に延在する同一個数のトラックをなして記録担体
に記録している。
上述した従来の2方式をよく理解するにはジ工一・ワト
キンソン著の書籍「ディジタル音声技術」フォー力ル−
プレス社、ロンドン、1988年刊を参照されたい。
(発明が解決しようとする課題) かかる従来方式が市場に受入れられていない理由の一つ
は無断複写の問題であり、この理由で、記録済み記録担
体の供給業者は、かかる従来方式のいずれかに用いる記
録済み記録担体を供給しようとしない。
ディジタル複写、すなわち、ディジタル化して符号化し
た音声信号を予めD/A変換し、引続いてA/D変換す
ることなく直接に記録すれば、該当方式による品質の劣
化はほとんど生じない。したがって、デイジタル複写は
、印税の大きい部分を占め、実質的に失わせることにな
る、と考えられる。
従来、ディジタル複写を禁ずる提案が種々なされている
が、これらの従来提案は、記録担体に記録したディジタ
ル・データ列の副符号に複写防止符号を挿入することに
基づいていた。
副符号中の複写防止符号の検出によって複写が禁じられ
、かかる防止方法の利点は、複写防止符号が音声信号自
体中には挿入されていないので、音声信号自体は乱され
ない点にある。
予め記録をした記録担体のアナログ系を介した複写、す
なわち、記録すべき音声信号をまず再生装置でD/A変
換し、引続き、アナログ信号の形態で記録装置に供給し
、記録に先立って再ディジタル化する複写は、上述の方
法では防止し得ない。
記録済み記録担体の上述した装置によるアナログ複写の
方法は、何ら本質的な品質劣化を生じないので、大規模
に用いられるようになるものと考えられる。
かかるアナログ複写の方法を禁ずる提案も従来種々なさ
れており、例えば、記録担体に記録するに先立ち、極め
て狭帯域の帯域阻止フィルタを介して音声信号を供給す
るCBSの提案があり、音声信号の記録時に当該阻止帯
域に信号内容がないことを検出すると、その音声信号は
明らかに複写防止に該当するものであるから、記録は中
断され、記録する音声信号が乱される。
この複写防止方法の欠点は、帯域阻止フィルタを介して
供給されるので、音声信号自体が乱されることであり、
その乱れは、時には極めて耳障りである。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、上述した従来の課題を解決し、記録済
み記録担体のアナログ方法による無断複写を禁止し、も
しくは、無断複写であることを合図し得る記録装置を提
案することにある。
かかる目的を達成するために、本発明による音声信号記
録装置は、第1および第2の低周波信号成分を、前記左
側チャネルおよび前記右側チャネルからそれぞ゛れ抽出
するとともに出力端にそれぞれ印加するのに適応した第
1および第2の濾波素子の入力端にそれぞれ結合させ、
前記第1濾波素子の前記出力端を第1信号処理ユニット
の入力端に結合させるとともに、前記第2濾波素子の前
記出力端を第2信号処理ユニットの入力端に結合させ、
前記第1および前記第2の信号処理ユニットの各出力端
を前記記録ユニットの前記第1および前記第2の各入力
端にそれぞれ結合させ、前記第1信号処理ユニットを、
入力端に印加された信号に第1補助信号を加算するとと
もに処理済みの当該信号を出力端に供給するのに適応さ
せ、前記第2信号処理ユニットを、入力端に印加された
信号に第2補助信号を加算するとともに処理済みの当該
信号を出力端に供給するのに適応させ、さらに、ステレ
オ再生状態に配置した2個の拡声ユニットによる前記第
1および前記第2の補助信号を含めた前記音声信号の再
生中に、当該補助信号群は聴取者にほぼ聞こえないよう
に前記第1および前記第2の補助信号を選定することを
特徴とするものである。
この本発明記録装置は、複写防止符号を付加した記録済
みカセットの製造を意図したものであり、一般に、ソフ
トウエア産業での使用を意図したものである。この意図
に添った冒頭に述べた種類の他の記録装置は、左側チャ
ネルおよび右側チャネルを備えた音声信号を、各入力端
に印加された当該音声信号を記録担体に記録するための
記録ユニットの第1および第2の前記各入力端にそれぞ
れ結合して前記左側チャネルおよび前記右側チャネルを
それぞれ受入れる第1および第2の入力端を有して前記
記録担体に記録する記録装置において、前記第1および
前記第2の入力端を第1および第2の濾波素子にそれぞ
れ結合させ、当該第1および当該第2の濾波素子を、前
記左側および前記右側のチャネルから第1および第2の
低周波信号成分をそれぞれ抽出するとともに当該第1お
よび当該第2の低周波信号成分を出力端に供給するのに
適応させ、2個の前記濾波素子の少なくとも一方の出力
端を検出器ユニットの入力端に結合させ、前記検出器ユ
ニットを、2個の前記信号チャネルの少なくとも一方の
前記低周波信号成分中における補助信号の存在を検出す
るように構成して、当該補助信号の検出時に制御信号を
発生させるとともに当該制御信号を出力端に供給するの
に適応させ、さらに、前記記録ユニットを、前記制御信
号の存在時に記録を禁ずるとともに前記制御信号の不存
在時に前記音声信号を記録するのに適応させることを特
徴とするものである。
この記録装置は、無断複写に対して保護すべき音声信号
の複写を禁止し、あるいは、記録に先立って音声信号を
著しく歪ませることを意図したものであり、特に、一般
消費者用としての利用を目途としている。
本発明は、アナログ複写は、音声信号に逆効果を及ぼす
ことなく複写防止符号を音声信号に挿入することによっ
て防止し得る、という事実の再認識に基づいてなしたも
のであり、その目的のもとに、音声信号の左側および右
側のチャネルの低周波信号成分に第1および第2の補助
信号をそれぞれ挿入する。この低周波信号成分は、10
0乃至200 Hzの周波数範囲にある音声信号とする
のが好適であり、これにより、第1および第2の補助信
号を、音声信号中に存在しているにも拘らず、再生時に
は聞こえないようにして音声信号に挿入することが可能
となる。
上述のようにして保護された音声信号が消費者市場用に
意図した記録装置によって記録されるべきものとするに
は、補助信号が音声信号に加算されているか否かをその
記録装置で検出し得なければならず、補助信号が検出さ
れた場合には、記録は中断され、記録すべき音声信号は
歪まされる。
補助信号の検出は、第1および第2の補助信号の一方も
しくは双方の検出によって可能となる。
しかしながら、冒頭に述べた種類の他の記録装置は、左
側チャネルおよび右側チャネルを備えた音声信号を、各
入力端に印加された当該音声信号を記録担体に記録する
ための記録ユニットの第1および第2の前記各入力端に
それぞれ結合して前記左側チャネルおよび前記右側チャ
ネルをそれぞれ受入れる第1および第2の入力端を有し
て前記記録担体に記録する記録装置において、前記第1
および前記第2の入力端を第1および第2の濾波素子の
入力端にそれぞれ結合させ、当該第1および当該第2の
濾波素子を、前記左側および前記右側のチャネルから第
1および第2の低周波信号成分を抽出するとともに当該
第1および当該第2の低周波信号成分を出力端に供給す
るのに適応させ、2個の前記濾波素子の少なくとも一方
の出力端を検出器ユニットの入力端に結合させ、当該検
出器ユニットを、2個の前記チャネルの少なくとも一方
の前記低周波信号成分中における補助信号の存在を検出
するのに適応させるとともに、当該補助信号を出力端に
供給するのに適応させ、前記検出器ユニットの出力端を
信号ユニットに結合させ、さらに、当該信号ユニットを
、制御信号の存在時には記録すべき前記音声信号が前記
補助信号を伴った音声信号であることを指示するのに適
応させることを特徴とするものである。この記録装置も
消費者用機器として使用され、複写を防止すべき情報の
複写を禁止するには役立たず、単に、当該情報が保護さ
れて複写すべきものではないことを検出して知らせるに
役立つに過ぎない。
消費者市場用の記録装置は、さらに、前記第1濾波素子
の出力端を第1信号処理ユニットの入力端に結合させる
とともに、前記第2濾波素子の出力端を第2信号処理ユ
ニットの入力端に結合させ、当該第1および当該第2の
信号処理ユニットの出力端を前記記録ユニットの第1お
よび第2の入力端にそれぞれ結合させ、前記第1信号処
理ユニットを、入力端に印加した前記音声信号に第1補
助信号を加算するとともに処理済みの当該信号を出力端
に供給するのに適応させ、前記第2信号処理ユニットを
、入力端に印加した前記音声信号に第2補助信号を加算
するとともに処理済みの当該信号を出力端に供給するの
に適応させ、前記濾波素子を、前記制御信号の不存在時
に、随意に、前記第1および前記第2の補助信号を入力
端に供給した前記音声信号に加算するとともに、処理済
みもしくは未処理の当該音声信号を前記記録ユニットの
入力端に供給するのに適応させ、さらに、前記第1およ
び前記第2の補助信号を、当該補助信号を加算した前記
音声信号のステレオ再生状態に配置した2個の拡声ユニ
ットによる再生中に、当該補助信号が聴取者にはほぼ聞
えないように選定することを特徴とするものである。
このようにすれば、消費者は、カセットに自分独自の記
録を行ない、望むならば、複写に対して保護することも
できる。第1および第2の補助信号は、左側および右側
のチャネルの低周波信号成分に直接に加算することがで
きるが、このようにする代わりに、消費者用に意図した
記録装置は、前記第1濾波素子の出力端を第1信号処理
ユニットの入力端に結合させるとともに、前記第2濾波
素子の出力端を第2信号処理ユニットの入力端に結合さ
せ、前記第1および前記第2の信号処理ユニットの出力
端を前記記録ユニットの前記第1および前記第2の入力
端にそれぞれ結合させ、前記第1信号処理ユニットを、
入力端に印加された前記音声信号に第1補助信号を加算
して処理済みの当該信号を出力端に供給するのに適応さ
せ、前記第2信号処理ユニットを、入力端に印加された
前記音声信号に第2補助信号を加算して処理済みの当該
信号を出力端に供給するのに適応させ、前記濾波素子を
、前記制御信号の不存在時に、前記第1および前記第2
の補助信号を入力端に印加された前記音声信号に加算し
て処理済みの前記音声信号を前記記録ユニットの入力端
に供給するのに適応させ、さらに、前記第1および前記
第2の補助信号を、当該補助信号を加算した前記音声信
号のステレオ再生状態に配置した2個の拡声ユニットに
よる再生中に、当該補助信号が聴取者には聞えないよう
に選定することを特徴とするようにすることもできる。
この場合には選択の自由はなく、あらゆる場合に、補助
信号を含んでいない記録すべき音声信号には補助信号が
加算され、このようにすれば、補助信号を伴わない原記
録もし《は同様に補助信号を伴わない記録済み磁気テー
プの複写はし得るが、その複写を再複写から保護する解
決方法が得られる。
さらに、上述した本発明記録装置は、すべて、前記第1
および前記第2の濾波素子の出力端を、2個の前記信号
処理ユニットの入力端に結合した出力端を有する信号結
合ユニットの第1および第2の入力端にそれぞれ結合さ
せたことを特徴とするようにすることができる。この場
合には、左側および右側のチャネルの低周波信号成分が
実際には互いに等しくなり、50Hz以下乃至200H
zの低周波領域では両チャネルともモノラル信号となり
、引続いて、それらのモノラル信号に補助信号が加算さ
れる。このようにすることの利点は、消費者用装置にお
ける複写防止符号の検出が一層簡単になり、信頼性が増
大することにある。
さて、補助信号は、種々の方法で音声信号に加算するこ
とができ、例えば、第1の実施例は、前記第1信号処理
ユニットを、連続した2期間T!およびT2の周期で、
入力端に印加された前記信号を、aを1より小さい定数
として、それぞれ(1+a)倍および(1−a)倍に増
幅するのに適応させるとともに、前記第2信号処理ユニ
ットを、同一期間T1およびT2の周期で、入力端に印
加された当該信号をそれぞれほぼ(1−a)倍および(
1+a)倍に増幅するのに適応させることを特徴とする
。また、第2の実施例も、前記第1信号処理ユニットを
、連続した2期間T1およびT2の周期で、入力端に印
加された前記信号を、aを1より小さい定数として、そ
れぞれ(1+a)倍および(1−a)倍に増幅するのに
適応させるとともに、前記第2信号処理ユニットを、同
一期間T+およびT2の周期で、入力端に印加された当
該信号をそれぞれほぼ(1−a)倍および(l+a)倍
に増幅するのに適応させることを特徴とする。さらに、
信号処理ユニット群は、連続した2期間TAおよびTB
の周期で、各出力端に印加した信号に補助信号を加算す
るに引続いて加算しないのに適応させることもできる。
かかる場合には、いずれの場合にも、聴覚の知覚的特性
に関する知識を使用しており、付加的情報を、聴取者に
は知覚し得ないようにして、音声信号に加算しているこ
とが判る。
本発明記録装置は、さらに、前記第1入力端をさらに第
3濾波素子に結合させるとともに、前記第2入力端をさ
らに第4濾波素子に結合させ、当該第3および当該第4
の濾波素子を前記左側および前記右側のチャネルから第
2高域周波数信号成分をそれぞれ抽出するのに適応させ
、さらに、当該第3および当該第4の濾波素子の出力端
を前記記録ユニットの第3および第4の入力端にそれぞ
れ結合させて、前記左側および前記右側のチャネルの高
域周波数信号成分を前記記録担体に記録することを特徴
とするものである。
この実施例の記録装置は、特開昭63− 285, 0
32号公報の記載のように、副帯域符号化用エンコーダ
を用いるのが好適であり、分析濾波手段の副帯域エンコ
ーダに兎も角存在するディジタル・フィルタ群によって
、種々の副帯域における信号成分相互間に得られるべき
尖鋭な分離が可能となり、したがって、追加のフィルタ
を必要とはしない。
(実施例) 以下に図面を参照して実施例につき本発明を詳細に説明
する。
まず、第1図には、本発明による複写防止記録担体製作
装置の構成例を示す。図示の装置は、音声信号の左側お
よび右側の各チャネルに対してそれぞれ第1入力端lお
よび第2入力端2を備えており、入力端1,  2は第
1濾波素子3および第2濾波素子4にそれぞれ結合し、
濾波素子3,4は左側および右側の各チャネルから第1
および第2の低周波信号成分をそれぞれ抽出するように
構成してある。各濾波素子は、例えば、100乃至20
0Hzの周波数領域にカットオフ周波数を有するローバ
ス・フィルタとして構成することができ、濾波素子3の
出力端は第1信号処理ユニット5の入力端に結合し、濾
波素子4の出力端は第2信号処理ユニット6の入力端に
結合している。なお、これらの結合は直接結合とするこ
ともできるが、第1図には、信号結合ユニット8を備え
た結合回路7を介する結合を示してあり、各濾波素子3
および4の出力端が信号結合ユニット8の2個の入力端
にそれぞれ結合している。信号結合ユニット8の出力端
は2個の信号処理ユニット5および6の各入力端に結合
しており、この信号結合ユニット8は、その入力端に印
加した信号群を2分割して引続き相互に加算する加算器
とすることができる。
信号処理ユニット5および6は、各入力端に印加した各
信号に第1および第2の補助信号をそれぞれ加算し、か
かる処理を施した各信号を各出力端に供給するのに適応
させる。
信号処理ユニット5および6の各出力端は、信号結合ユ
ニット9および10の各入力端にそれぞれ結合しており
、入力端lおよび2もそれぞれ濾波素子11およびl2
を介して信号結合ユニット9およびlOの各他の入力端
に結合している。濾波素子l1および12は、低周波信
号成分が位置する周波数領域と相補する周波数領域の高
周波信号成分を左側および右側のチャネルから抽出する
ものであり、したがって、これらの濾波素子11. 1
2は、濾波素子3および4におけるローバス・フィルタ
の遮断周波数にほぼ対応した遮断周波数を有するハイパ
ス・フィルタの形態をとっている。また、結合ユニット
9および10は、互いに組合わさった低周波信号成分と
高周波信号成分とを再結合させるためのものであり、し
たがって、高周波領域に関する限り、原ステレオ信号を
結合ユニット9および10の出力端13およびl4から
それぞれ再び取出すことができる。一方、低周波領域に
関しては、同じモノラル信号が2出力端13. 14か
ら取出され、第1補助信号が一方の信号に加算され、第
2補助信号が他方の信号に加算される。
結合ユニット9および10の各出力端13および14は
記録ユニットl7の各入力端l5および16にそれぞれ
結合しており、図示の例はRDAT記録装置の記録ユニ
ットであって、回転ヘッド・ドラム18上に配置した2
個の記録ヘッドl9および20により処理済みの音声信
号を記録担体2lに記録する。RDAT記録装置により
処理済み音声信号を記録担体に記録する方法は、前述し
たワトキンソン著の文献など、諸文献に判り易く記載さ
れているので、さらに説明する必要はない。これは、本
発明が、音声信号を記録担体に記録する特別な方法に基
づくものではないからである。
一方、RDAT記録装置は、ディジタル的に符号化して
信号を記録担体に記録するのであるから、A/D変換器
を備えておるべきであり、かかるA/D変換器は、第1
図示の構成における入力端Iおよび2と接続点8lおよ
び82との間などに配置することができ、諸動作はディ
ジタル信号について行なわれ、例えば濾波素子3,  
4. 11および12などの素子はすべてディジタル素
子である。
なお、信号結合ユニット9およびIOの出力端I3およ
び14までの信号をディジタル化されないようにするこ
ともできる。その場合には、動作はアナログ信号につい
て行なわれる。
つぎに、信号処理ユニット5および6の動作および目的
について詳細に説明すると、これらの信号処理ユニット
5および6は、第1および第2の補助信号を挿入するた
めのものであり、それらの補助信号は、ステレオ再生状
態に配置した2個の拡声ユニットによる音声信号の再生
中には聴取者に聞こえないように選定する。
第2図には、信号処理ユニット5および6の第1の構成
例を示し、信号処理ユニットに参照番号5′および6′
を付す。図示の構成例においては、信号処理ユニット5
′の入力端23が増幅器27および28の各入力端に結
合し、増幅器27および28の各出力端がスイッチS,
の切換え端子aおよびbにそれぞれ結合しており、この
スイッチSIの第3端子Cが信号処理ユニット5′の出
力端25に結合している。
信号処理ユニット6′も上述と同様に構成してあり、さ
らに、これらのユニット5′および6′は方形波発生器
31を共有している。この方形波発生器31は、連続し
た2期間T1およびT2の周期で、「高レベル」すなわ
ち「論理1」および「低レベル」すなわち「論理O」と
なる方形波CSを発生させ、この方形波CSを2個のス
イッチS1およびS2に制御信号として印加し、方形波
CSが「高レベル」のときには各スイッチSIT 32
を図示の位置に切換え、方形波CSが「低レベル」のと
きには各スイッチSl+ s!を他の位置に切換えるよ
うに制御する。
増幅器27および29は、それぞれの入力端に印加され
た信号を、aを1より小さい定数として(1+a)倍に
増幅し、増幅器28および30は、それぞれの入力端に
印加された信号を(1−a)倍に増幅する。
したがって、今度は、期間T1において左側チャネルが
(1+a)倍、右側チャネルが(1−a)倍にそれぞれ
増幅され、期間T2において左側チャネルが(1−a)
倍、右側チャネルが(1+a)倍にそれぞれ増幅される
ことになる。
また、第3図には、信号処理ユニット5および6の第2
の構成例を示し、信号処理ユニットに参照番号5′およ
び6″を付す。第3図示の構成例は第2図示の構成例と
よく似ており、相違点は、増幅器27乃至30が移相器
32乃至35に置換されていることである。移相器32
および34は、それぞれの入力信号の位相を位相角α°
だけ進ませ、移相器33および35は、それぞれの入力
信号の位相を位相角α°だけ遅らせる。なお、位相角α
°は、例えば45゜とするのが好適であり、一方では、
後述するように補助信号の正確な検出を保証するために
は小さ過ぎてはならず、他方では、音声信号を過度に減
衰させないためには大き過ぎてはならない。
それにも拘らず、移相量がより大きくなると、これに対
応した振幅修正が移相した信号に課されることになる。
また、方形波発生器31によるスイッチS1およびS2
の制御系は、第2図示の構成例におけるスイッチS1お
よびS2の制御系と同様に動作する。
しかして、切換えの都度、各信号を移相量+αから移相
量−α°へ切換える必要はなく、左側チャネルの低周波
信号成分に定常的に移相量+α°を与え、右側チャネル
の低周波信号成分に定常的に移相量一α°を与えるよう
にすることもできる。
その場合には、構成素子33, 34. 31をなしで
すますとともに、スイッチS1およびS2をそれぞれ出
力端25および26への接続に置き換える。また、構成
素子32を、信号に2α°の移相量を与える遅延線に構
成し、入力端24から出力端26への接続には移相器を
設けないようにすることもできる。その際、濾波素子1
1および12から結合ユニット9およびlOへの接続に
は、それぞれ、信号をα°だけ移相する遅延線を設けな
ければならない。
さらに、第4図には、信号処理ユニット5および6の第
3の構成例を示し、信号処理ユニットに参照番号5−お
よび6〜を付す。図示の構成例においては、入力端23
が、信号処理ユニット40を介してスイッチSl′の切
換え端子aに結合するとともに、直接にこのスイッチS
,/の切換え端子bに結合し、スイッチ3,/の端子C
が出力端25に結合している。同様に、入力端が、信号
処理ユニット41を介してスイッチ3,/の切換え端子
aに結合するとともに、直接にこのスイッチ82′の切
換え端子bに結合し、スイッチ32′の端子Cが出力端
26に結合している。各スイッチは、2個の信号処理ユ
ニット5″および6″に共通の方形波発生器31′から
発生した制御信号CS′によって制御される。
方形波発生器31′は、連続した2期間T.およびTb
の各周期で、「高レベル」すなわち「論理1」および「
低レベル」すなわち「論理0」となる方形波CS′を発
生させる。この方形波Cs′が高レベルのときにスイッ
チ3,/および32′は図示の位置にあり、方形波CS
′が低レベルのときにスイッチS,/ t S2′は他
の位置になる。
実際に、第1図乃至第3図につき前述した信号処理ユニ
ット5,5′もしくは5′および6,6′もし《は6′
は、いずれも、参照番号4oおよび41を付したユニッ
トとして用いることができる。
さらに、第5図には、参照番号5Iおよび61をそれぞ
れ付した信号処理ユニット5および6のさらに他の構成
例を示す。ユニット51および61は第2図におけるユ
ニット5′および6′によ《似ている。第2図における
増幅器27乃至30には参照番号27′乃至30′を付
してある。これらの増幅器27′乃至30′は可変利得
係数を有する増幅器であって、増幅器27′は利得係数
V(A) ( 1 + a)を有し、増幅器28′は利
得係数V(A)(1−a)を有し、増幅器29′は利得
係数V(A) ( 1 + a)を有し、増幅器30′
は利得係数V(A)(1−a)を有している。なお、係
数V(A)は、入力端23および24に印加された入力
信号の振幅Aに依存した利得係数Vであり、その目的を
もって、増幅器27′乃至30′は、それぞれ、制御信
号入力端44, 45. 46および47を有しており
、さらに、信号処理ユニット51および61に共通であ
って、出力端が各制御信号入力端44乃至47に結合し
た検出ユニット43を備えている。
検出ユニット43は、結合ユニット8の出力信号の振幅
Aを検出するように構成してあり、「出力信号の振幅」
は、特定期間における信号値の平均を意味するものと考
えてよいが、信号振幅を信号のエネルギー内容と定義す
ることもできる。
しかして、検出ユニット43は、入力信号の振幅に依存
した制御信号を発生させ、その制御信号に依存して利得
係数V(A)が変化し、したがって、4個の増幅器27
′乃至30′の利得係数が、信号振幅Aの時間関数とし
ての増減に伴う利得係数V(A)の増減によって変化す
る。
つぎに、本発明の消費者用市販装置の構成例を第6図に
示す。図示の構成例は、複写防止符号を備えてない音声
情報を記録担体に正常に記録し得るようにしたものであ
り、その音声信号の記録を禁止するために音声信号に挿
入してある複写防止符号を検出するための検出ユニット
を備えている。
この目的をもって、図示の構成例には、入力端lに結合
した第1濾波素子3および入力端2に結合した第2濾波
素子4を設けてあり、第1図示の装置によって音声信号
に付加したような第1および第2の補助信号の形態で複
写防止符号を包含し得る音声信号の左側および右側のチ
ャネルを入力端lおよび2にそれぞれ印加してある。な
お、濾波素子3および4も、前述したと同様に、例えば
150 Hz乃至200 Hzの遮断周波数を有するロ
ーバス・フィルタである。
濾波素子3および4の各出力端は、検出ユニット62の
それぞれ対応する入力端に結合しており、検出ユニット
62は、濾波素子3および4の出力信号中に補助信号が
存在すれば、少なくともその一方を検出するのに適応さ
せてあるが、その信頼し得る検出は、濾波素子3および
4の各出力信号を相互に分離することによって実現され
る。その目的で、検出ユニット62には、入力端に印加
された2信号を相互に分離する信号結合ユニット63を
設けてある。入力端lおよび2に印加された音声信号が
複写防止符号のみを包含している場合には、2個の補助
信号はまだ存在している。したがって、結合ユニット6
3の出力端に結合している検出器64は、それら2個の
補助信号のうちの少なくとも一つの存否を極めて正確に
検出することができる。
第2図示の構成による信号処理ユニット5′および6′
により音声信号に補助信号が加算されている場合には、
検出器64は、例えば、第7図に示すように、その検出
器64の入力信号を整流する整流器65を備えて、その
整流した入力信号を閾値検出器66に供給するようにす
ることができ、その閾値検出器66の入力信号が特定の
閾値を超えた場合には、閾値検出器66が出力信号を発
生させて、入力端lおよび2の接続点と記録素子l7の
入力端15および16との間にそれぞれ配置した2個の
スイッチS3およびS4を制御するために、線67を介
してそれらのスイッチS3. S4に印加する。
補助信号が入力端lおよび2に印加された音声信号の両
チャネル信号成分中に存在する場合には、上述の制御信
号が線67に送出され、この制御信号が印加されると、
スイッチS3およびS4は、開路位置になるように制御
され、このことは、印加された音声信号が記録ユニット
l7によっては記録されないことを意味する。
一方、補助信号が入力音声信号の両チャネル信号成分中
に存在しない場合には、上述の制御信号は発生せず、ス
イッチS3およびS4は閉路位置にあって、印加された
音声信号が記録ユニットI7に記録される。
なお、補助信号が異なった態様で音声信号に加算されて
いる場合には、検出ユニット62は、上述とは異なった
構成とすることもある。
なお、上述のようにスイッチS3およびS,によって音
声信号を遮断する替りに、補助信号が存在する場合に、
それらのスイッチS3, S,を、上述した制御信号の
影響のもとに音声信号を著しく歪ませるユニットに置き
換えることもできる。
つぎに、本発明の消費者用市販装置の他の構成例を第8
図に示す。第8図示の構成は、第6図示の構成を発展さ
せたものであり、入力端に印加された音声信号が、2個
の補助信号の形態の複写禁止符号を備えていない場合に
は、音声信号が記録担体に記録される前に、2個の補助
信号を音声信号に加算するようにしたものである。
その目的のために、第8図示の装置は、第1図につき前
述した構成素子を備えており、例えば、濾波素子11お
よびl2、信号結合ユニット8,9および10並びに信
号処理ユニット5および6を備え、さらに、結合ユニッ
ト9および10の出力端13およびl4に結合したスイ
ッチ83′および84′並びにスイッチS,およびS6
を備えている。スイッチS3および83′はスイッチS
5の切換え端aおよびbにそれぞれ結合し、そのスイッ
チS,の出力端Cは記録ユニット17′の入力端15に
結合している。一方、スイッチS,および34′はスイ
ッチS6の切換え端aおよびbにそれぞれ結合し、その
スイッチS6の出力端Cは記録ユニット17′の入力端
16に結合している。
図示の構成における記録ユニット17′は、前述とは異
なった構成、例えば、SDAT記録装置とし、音声情報
を、複数個の静止記録ヘッド65.1乃至65.1によ
り、記録担体の長手方向に並行に延在するn本のトラッ
クに記録する。なお、かかる記録方法の詳細については
、前述したワトキンソン著の文献を参照されたい。
しかして、濾波素子3および4は、いずれも、補助信号
の検出および低周波信号成分の抽出の作用をなし、その
結果、信号処理ユニット5および6において、結合ユニ
ット8で加算されている低周波信号成分に補助信号を加
算することができる。
さらに、検出ユニット64から発生した制御信号が、線
67を介し、スイッチS3およびS4のみならず、スイ
ッチ33′および3,/にも印加される。入力音声信号
中の補助信号の検出に際しては、検出ユニット64がス
イッチs., s3’ , s4および84′に制御信
号を印加して、それらのスイッチを開路位置にセットす
る。その結果、音声信号を記録することが不可能となる
。入力音声信号中に補助信号が存在しない場合には、上
述の制御信号がスイッチS3+S3’ , 34および
S4′に印加されず、その結果、これらのスイッチは閉
路される。
しかして、入力音声信号を記録担体に直接に記録するこ
とも可能であり、この目的のために、スイッチS,およ
びS6は、制御端75を介して印加した制御信号の影響
のもとに、これら2個のスイッチSs, Ssの切換え
端aと出力端Cとをそれぞれ相互に接続する切換え位置
にセットする。
また、以後の無断複写に対して記録を保護するために、
記録担体に記録するに先立ち、2個の補助信号を音声信
号に加算することもでき、制御端75に印加した他の制
御信号の影響のもとに、スイッチS,およびS6を、第
8図に示したのとは異なる切換え位置にセットして、複
写防止符号を含む音声信号を記録担体に記録し得るよう
にする。
さらに、複写に対して保護されていない音声信号に複写
防止符号を加算するか否かの選択を排除するようにする
こともできる。これは、検出ユニット64が補助信号の
不存在を検出した場合には、音声信号を記録する前に、
その音声信号に補助信号を自動的に加算することを意味
し、つぎに述べるように変更を施した第8図示の構成に
よって達成される。
入力端1および2から記録ユニット17′の入力端l5
および16への、スイッチS3= S4, S6および
S6を含めたそれぞれの接続は無しで済まし、スイッチ
3,/および34′の出力端から記録ユニット17′の
入力端15およびl6までをそれぞれ直接に相互接続す
る。検出ユニット64が補助信号を検出した場合には、
スイッチ33′および84′が開路し、補助信号の不存
在が検出された場合には、スイッチ3,/および3,/
が閉路して、補助信号を加算してある音声信号を記録す
る。
かかる記録装置は、補助信号を備えずに予め記録した記
録担体、および、同じく補助信号を備えていない原記録
体よりなる複写のみを許すが、それらの複写の再複写は
許さない、と決めた場合には極めて有用である。
したがって、予め記録を行なった記録担体の複写は正常
に行なえるが、その結果得られた複写は、補助信号を備
えているので、再複写することができない。
以上の説明においては、補助信号が検出された場合には
、記録を禁止するか、記録に先立って音声信号を著しく
歪ませるべきである、としたが、要すれば、他の考え方
を採用することもできる。
すなわち、複写防止符号を備えた音声信号は、なお、記
録し得る状態のままであることを考慮すれば、かかる場
合には、記録しようとする信号がかかる符号を包含して
いることを表示しさえすれば足り、そのように構成配置
した記録装置の構成例を第9図に示す。図示の構成例は
、第6図示の.構成例によく似ているが、第6図示の構
成におけるスイッチS,およびS,を相互接続に変更し
、さらに、検出器64の出力端を、例えば発光ダイオー
ドの形態にした合図ユニット80に結合している。した
がって、音声信号中の補助信号は、複写防止符号として
よりも、寧ろ、記録しようとする音声信号が実際には記
録してはならないものであることを合図する合図符号と
して作用する。
なお、当該音声信号を引続いて記録するか否かの決定は
、使用者自身が行ない、記録しようとする音声信号中に
補助信号が検出された場合には、検出器64が、制御信
号を発生させて、その制御信号を合図ユニツ1・80に
印加し、発光ダイオードなどを点灯させるので、使用者
は、その合図に応じて記録の中止を決定することができ
る。
つぎに、第1O図には、例えば前述した特開昭6328
5. 032号公報に記載のように、音声信号の副帯域
符号化用のエンコーダを備えた本発明音声信号記録装置
の構成例を示す。かかる場合には、音声信号が位置する
周波数領域を順次に隣接した複数の副帯域に分割し、各
副帯域の帯域幅を高域周波数ほど増大させる。しかしな
がら、必ずしもそのようにする必要はなく、同じ目的で
、全帯域幅を等帯域幅の副帯域に分割するごともできる
第10図示の構成例においては、分析フィルタ85およ
び86に、ステレオ音声信号の左側および右側のチャネ
ルをそれぞれ入力端1および2から印加してあり、分析
フィルタ85および86は、それらの左側および右側の
各チャネルをp個の副帯域信号にそれぞれ分割してそれ
ぞれの出力端l乃至pに印加しており、最低副帯域の出
力信号は、分析フィルタ85および86の各出力端lか
ら放出される。
これらの出力信号は、信号結合ユニット8および63に
おいて、第8図につき前述したようにして相互に結合さ
れ、検出ユニット64により、入力端lおよび2に印加
された信号中に補助信号が存在するか否かを検出するこ
とができ、その検出によって発生した制御信号は、記録
ユニット87の制御信号入力端88に印加して、確実に
当該信号の記録を禁止し、もしくは、記録すべき信号を
著しく歪ませる。
また、信号処理ユニット5および6により、入力端lお
よび2に印加された音声信号中に補助信号が存在しない
場合に、当該音声信号に補助信号を加算するようにする
こともできる。
周波数が増大する周波数領域に位置する出力信号は、そ
れぞれの周波数領域に対応した高い番号の出力端からそ
れぞれ取出される。信号処理ユニット5および6の各出
力端は量子化器89.1および90.1の各入力端に結
合し、また、分析フィルタ85および86の各出力端2
乃至pは、それぞれ、各量子化器89.2乃至89.p
および90.2乃至90.pの各入力端に結合している
。なお、要すれば、各量子化器は適応型の量子化器とし
て構成することができるが、副帯域用エンコーダに対す
る適応型量子化器の使用については、例えば、オランダ
国特許出願第88. 02. 769号明細書を参照さ
れたい。
かかる副帯域用エンコーダによれば、記録すべきデータ
列のビット・レートを低減させることができ、量子化器
89.1乃至89.pおよび90.1乃至90,pにお
いて量子化した後に、各副帯域信号群を記録ユニット8
7に印加する。記録ユニット87においては、これらの
副帯域信号群を、記録ヘッドl9および20によって記
録し得るように処理するが、その信号処理の詳細につい
ては説明を省略する。
ここで特記したいのは、以上に述べた本発明装置の構成
例は、磁気記録担体にステレオ音声信号を記録する装置
に関するものであったが、本発明はこれらの例に限定さ
れるものではないことであり、本発明は、音声信号を光
学的記録担体に記録するCDなどの記録装置にも適用さ
れ、さらに、消去可能のCD記録、CDの一時記録、磁
気光学記録などの各記録技術の実現に伴い、本発明を適
用したこれらの記録装置も、将来は、消費用市販機器と
なるであろう。
(作 用) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ステ
レオ音声信号等の低周波信号成分に再生時には聞こえな
いような補助信号を加算して、無断複写を防止し、ある
いは、無断複写禁止の合図をするようにして、市販の記
録装置に広く無断複写防止の処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写防止記録担体製作装置の構成例を示すブロ
ック線図、 第2図は第1図示の装置における信号処理ユニットの構
成例を示すブロック線図、 第3図は第1図示の装置における信号処理ユニットの他
の構成例を示すブロック線図、第4図は第1図示の装置
における信号処理ユニットのさらに他の構成例を示すブ
ロック線図、第5図は第1図示の装置における信号処理
ユニットのさらに他の構成例を示すブロック線図、第6
図は、消費者用市販装置の構成例を示すブロック線図、 第7図は第6図示の装置に用いる検出器の構成例を示す
ブロック線図、 第8図は第6図示の装置に用いる検出器の池の構成例を
示すブロック線図、 第9図は第6図示の装置に用いる検出器のさらに他の構
成例を示すブロック線図、 第10図は第6図示の装置に用いる検出器のさらに他の
構成例を示すブロック線図である。 1, 2, 15. 16, 23. 24・・・入力
端3, 4, 11. 12・・・濾波素子5.5’,
5’,5″, 6. 6’ ,6’ ,6” , 41
, 51,6l・・・信号処理ユニット 7・・・信号結合回路 8. 9, 10. 63・・・信号結合ユニット13
, 14, 25. 26・・・出力端17. 87・
・・記録ユニット l8・・・回転ヘッドドラム 19, 20. 65.1〜65.n・・・記録ヘッド
27〜30. 27’〜30′・・・増幅器31. 3
1’・・・方形波発生器 32〜35・・・移相器 43. 62・・・検出ユニット 44〜47・・・制御入力端 64・・・検出器 65・・・整流器 66・・・閾値検出器 67・・・線 80・・・合図ユニット 85. 86・・・分析フィルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、左側チャネルおよび右側チャネルを備えた音声信号
    を、各入力端に印加された当該音声信号を記録担体に記
    録するための記録ユニットの第1および第2の前記各入
    力端にそれぞれ結合して前記左側チャネルおよび前記右
    側チャネルをそれぞれ受入れる第1および第2の入力端
    を有して前記記録担体に記録する記録装置において、第
    1および第2の低周波信号成分を、前記左側チャネルお
    よび前記右側チャネルからそれぞれ抽出するとともに出
    力端にそれぞれ印加するのに適応した第1および第2の
    濾波素子の入力端にそれぞれ結合させ、前記第1濾波素
    子の前記出力端を第1信号処理ユニットの入力端に結合
    させるとともに、前記第2濾波素子の前記出力端を第2
    信号処理ユニットの入力端に結合させ、前記第1および
    前記第2の信号処理ユニットの各出力端を前記記録ユニ
    ットの前記第1および前記第2の各入力端にそれぞれ結
    合させ、前記第1信号処理ユニットを、入力端に印加さ
    れた信号に第1補助信号を加算するとともに処理済みの
    当該信号を出力端に供給するのに適応させ、前記第2信
    号処理ユニットを、入力端に印加された信号に第2補助
    信号を加算するとともに処理済みの当該信号を出力端に
    供給するのに適応させ、さらに、ステレオ再生状態に配
    置した2個の拡声ユニットによる前記第1および前記第
    2の補助信号を含めた前記音声信号の再生中に、当該補
    助信号群は聴取者にほぼ聞こえないように前記第1およ
    び前記第2の補助信号を選定することを特徴とする音声
    信号記録装置。 2、左側チャネルおよび右側チャネルを備えた音声信号
    を、各入力端に印加された当該音声信号を記録担体に記
    録するための記録ユニットの第1および第2の前記各入
    力端にそれぞれ結合して前記左側チャネルおよび前記右
    側チャネルをそれぞれ受入れる第1および第2の入力端
    を有して前記記録担体に記録する記録装置において、前
    記第1および前記第2の入力端を第1および第2の濾波
    素子にそれぞれ結合させ、当該第1および当該第2の濾
    波素子を、前記左側および前記右側のチャネルから第1
    および第2の低周波信号成分をそれぞれ抽出するととも
    に当該第1および当該第2の低周波信号成分を出力端に
    供給するのに適応させ、2個の前記濾波素子の少なくと
    も一方の出力端を検出器ユニットの入力端に結合させ、
    前記検出器ユニットを、2個の前記信号チャネルの少な
    くとも一方の前記低周波信号成分中における補助信号の
    存在を検出するように構成して、当該補助信号の検出時
    に制御信号を発生させるとともに当該制御信号を出力端
    に供給するのに適応させ、さらに、前記記録ユニットを
    、前記制御信号の存在時に記録を禁ずるとともに前記制
    御信号の不存在時に前記音声信号を記録するのに適応さ
    せることを特徴とする音声信号記録装置。 3、左側チャネルおよび右側チャネルを備えた音声信号
    を、各入力端に印加された当該音声信号を記録担体に記
    録するための記録ユニットの第1および第2の前記各入
    力端にそれぞれ結合して前記左側チャネルおよび前記右
    側チャネルをそれぞれ受入れる第1および第2の入力端
    を有して前記記録担体に記録する記録装置において、前
    記第1および前記第2の入力端を第1および第2の濾波
    素子の入力端にそれぞれ結合させ、当該第1および当該
    第2の濾波素子を、前記左側および前記右側のチャネル
    から第1および第2の低周波信号成分を抽出するととも
    に当該第1および当該第2の低周波信号成分を出力端に
    供給するのに適応させ、2個の前記濾波素子の少なくと
    も一方の出力端を検出器ユニットの入力端に結合させ、
    当該検出器ユニットを、2個の前記チャネルの少なくと
    も一方の前記低周波信号成分中における補助信号の存在
    を検出するのに適応させるとともに、当該補助信号を出
    力端に供給するのに適応させ、前記検出器ユニットの出
    力端を信号ユニットに結合させ、さらに、当該信号ユニ
    ットを、制御信号の存在時には記録すべき前記音声信号
    が前記補助信号を伴った音声信号であることを指示する
    のに適応させることを特徴とする音声信号記録装置。 4、前記第1濾波素子の出力端を第1信号処理ユニット
    の入力端に結合させるとともに、前記第2濾波素子の出
    力端を第2信号処理ユニットの入力端に結合させ、当該
    第1および当該第2の信号処理ユニットの出力端を前記
    記録ユニットの第1および第2の入力端にそれぞれ結合
    させ、前記第1信号処理ユニットを、入力端に印加した
    前記音声信号に第1補助信号を加算するとともに処理済
    みの当該信号を出力端に供給するのに適応させ、前記第
    2信号処理ユニットを、入力端に印加した前記音声信号
    に第2補助信号を加算するとともに処理済みの当該信号
    を出力端に供給するのに適応させ、前記濾波素子を、前
    記制御信号の不存在時に、随意に、前記第1および前記
    第2の補助信号を入力端に供給した前記音声信号に加算
    するとともに、処理済みもしくは未処理の当該音声信号
    を前記記録ユニットの入力端に供給するのに適応させ、
    さらに、前記第1および前記第2の補助信号を、当該補
    助信号を加算した前記音声信号のステレオ再生状態に配
    置した2個の拡声ユニットによる再生中に、当該補助信
    号が聴取者にはほぼ聞えないように選定することを特徴
    とする特許請求の範囲第2項または第3項記載の音声信
    号記録装置。 5、前記第1濾波素子の出力端を第1信号処理ユニット
    の入力端に結合させるとともに、前記第2濾波素子の出
    力端を第2信号処理ユニットの入力端に結合させ、前記
    第1および前記第2の信号処理ユニットの出力端を前記
    記録ユニットの前記第1および前記第2の入力端にそれ
    ぞれ結合させ、前記第1信号処理ユニットを、入力端に
    印加された前記音声信号に第1補助信号を加算して処理
    済みの当該信号を出力端に供給するのに適応させ、前記
    第2信号処理ユニットを、入力端に印加された前記音声
    信号に第2補助信号を加算して処理済みの当該信号を出
    力端に供給するのに適応させ、前記濾波素子を、前記制
    御信号の不存在時に、前記第1および前記第2の補助信
    号を入力端に印加された前記音声信号に加算して処理済
    みの前記音声信号を前記記録ユニットの入力端に供給す
    るのに適応させ、さらに、前記第1および前記第2の補
    助信号を、当該補助信号を加算した前記音声信号のステ
    レオ再生状態に配置した2個の拡声ユニットによる再生
    中に、当該補助信号が聴取者には聞えないように選定す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項
    記載の音声信号記録装置。 6、前記信号処理ユニットを、入力端に印加された入力
    信号の振幅を決定するのに適応させるとともに、当該入
    力信号に補助信号を加算する際に、当該入力信号の振幅
    が増減する場合には当該補助信号の振幅もそれぞれ増減
    するようにするのに適応させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第4項または第5項記載の音声信号記
    録装置。 7、前記第1および前記第2の濾波素子の出力端を、2
    個の前記信号処理ユニットの入力端に結合した出力端を
    有する信号結合ユニットの第1および第2の入力端にそ
    れぞれ結合させたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項、第4項、第5項または第6項記載の音声信号記録装
    置。 8、前記第1信号処理ユニットを、連続した2期間T_
    1およびT_2の周期で、入力端に印加された前記信号
    を、aを1より小さい定数として、それぞれ(1+a)
    倍および(1−a)倍に増幅するのに適応させるととも
    に、前記第2信号処理ユニットを、同一期間T_1およ
    びT_2の周期で、入力端に印加された当該信号をそれ
    ぞれほぼ(1−a)倍および(1+a)倍に増幅するの
    に適応させることを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第4項、第5項、第6項または第7項記載の音声信号記
    録装置。 9、前記第1信号処理ユニットを、入力端に印加された
    前記信号の位相をα°だけシフトするのに適応させると
    ともに、前記第2信号処理ユニットを、入力端に印加さ
    れた当該信号の位相をほぼ−α°だけシフトするのに適
    応させることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第4
    項、第5項、第6項または第7項記載の音声信号記録装
    置。 10、前記信号処理ユニットを、入力端に印加された前
    記信号に前記補助信号を、連続した2期間T_1および
    T_2の周期で、それぞれ加算するのに引続いて加算し
    ないようにするのに適応させることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第4項、第5項、第6項または第7項
    記載の音声信号記録装置。 11、前記第1入力端をさらに第3濾波素子に結合させ
    るとともに、前記第2入力端をさらに第4濾波素子に結
    合させ、当該第3および当該第4の濾波素子を前記左側
    および前記右側のチャネルから第2高域周波数信号成分
    をそれぞれ抽出するのに適応させ、さらに、当該第3お
    よび当該第4の濾波素子の出力端を前記記録ユニットの
    第3および第4の入力端にそれぞれ結合させて、前記左
    側および前記右側のチャネルの高域周波数信号成分を前
    記記録担体に記録することを特徴とする特許請求の範囲
    前記各項のいずれかに記載の音声信号記録装置。 12、所定の標本化率1/Tのディジタル音声信号の副
    帯域符号化のためのエンコーダを備えた特許請求の範囲
    第11項記載の装置において、前記第1および前記第3
    の濾波素子が第1分析濾波手段に属するとともにに前記
    第2および前記第4の濾波素子が第2分析濾波手段に属
    し、当該分析濾波手段が、それぞれ前記左側および前記
    右側のチャネルに応じて複数組のP個の副帯域信号群を
    発生させるとともに、各チャネル信号に対し、標本化率
    を低減して、音声信号帯域を、周波数の増大とともに増
    大する帯域数P(1≦P≦pおよびp≧2)の連続した
    副帯域群に分割し、さらに、前記第1および前記第2の
    分析濾波手段のP個の出力端を前記記録ユニットのそれ
    ぞれ対応する入力端に結合させて前記記録担体にP個の
    副帯域信号群を記録することを特徴とする音声信号記録
    装置。 13、特許請求の範囲第1項乃至第12項のいずれかに
    記載の装置によって左側および右側のチャネルからなる
    音声信号を記録する記録担体において、第1補助信号を
    前記左側チャネルの低周波信号成分に加算し、第2補助
    信号を前記右側チャネルの低周波信号成分せ加算し、さ
    らに、当該第1および当該第2の補助信号を加算して当
    該記録担体に記録した前記音声信号のステレオ再生状態
    に配置した2個の拡声ユニットによる再生中に聴取者に
    は聞えないように当該第1および当該第2の補助信号を
    選定することを特徴とする記録担体。
JP2094196A 1989-04-14 1990-04-11 音声信号記録装置 Pending JPH02292776A (ja)

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