JPH022887A - 非冷却性エアゾール製品 - Google Patents
非冷却性エアゾール製品Info
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- JPH022887A JPH022887A JP63143648A JP14364888A JPH022887A JP H022887 A JPH022887 A JP H022887A JP 63143648 A JP63143648 A JP 63143648A JP 14364888 A JP14364888 A JP 14364888A JP H022887 A JPH022887 A JP H022887A
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- gas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は非冷却性エアゾール製品に関するものである。
一般に原液と噴射剤とを内容物とするエアゾール製品に
おいては、噴射剤の一部または全部が原液に溶解してい
るため、適用したときに、噴射された原液中の噴射剤が
気化して被適用物が冷却作用を受け、このため、例えば
園芸用エアゾール製品の場合には植物の葉が萎れたり、
また人体用エアゾール製品の場合には、その適用部が冷
傷を負うおそれがある。そして、有効成分の溶解状態の
安定化のためにアルコールを多量に使用した場合には、
当該アルコールによる冷却作用が加わるため、特にこの
傾向が著しい。
おいては、噴射剤の一部または全部が原液に溶解してい
るため、適用したときに、噴射された原液中の噴射剤が
気化して被適用物が冷却作用を受け、このため、例えば
園芸用エアゾール製品の場合には植物の葉が萎れたり、
また人体用エアゾール製品の場合には、その適用部が冷
傷を負うおそれがある。そして、有効成分の溶解状態の
安定化のためにアルコールを多量に使用した場合には、
当該アルコールによる冷却作用が加わるため、特にこの
傾向が著しい。
以上のような冷却作用のないエアゾール製品を得るため
には、例えば噴射剤として原液に溶解しないものを用い
ることが考えられる。しかしながら、この場合には、噴
射される原液に噴射剤が溶解していないために噴射され
る液滴(ミスト)が十分に分割されず、エアゾールとし
て好ましい細かい霧状の噴射状態を得ることができない
という問題点がある。
には、例えば噴射剤として原液に溶解しないものを用い
ることが考えられる。しかしながら、この場合には、噴
射される原液に噴射剤が溶解していないために噴射され
る液滴(ミスト)が十分に分割されず、エアゾールとし
て好ましい細かい霧状の噴射状態を得ることができない
という問題点がある。
本発明は以上のような事情に基づいてなされたものであ
って、噴射物が冷却作用を有さす、しかも細かい霧状の
噴射状態が得られる非冷却性エアゾール製品を提供する
ことを目的とする。
って、噴射物が冷却作用を有さす、しかも細かい霧状の
噴射状態が得られる非冷却性エアゾール製品を提供する
ことを目的とする。
本発明による非冷却性エアゾール製品は、50〜90重
量%の水と、2.0〜10重量%の炭素数が3以下の一
価の脂肪族アルコールと、0.1〜0.5重量%の親水
性非イオン系界面活性剤と、0.1〜10重量%の有効
成分と、8.0〜30.0重量%の液化石油ガスよりな
る噴射剤とを含有してなる組成物をエアゾール容器中に
充填してなり、 前記エアゾール容器は、当該容器内から噴射される原液
に当該容器内の噴射剤のガスを混合するガス混合バルブ
を有することを特徴とする。
量%の水と、2.0〜10重量%の炭素数が3以下の一
価の脂肪族アルコールと、0.1〜0.5重量%の親水
性非イオン系界面活性剤と、0.1〜10重量%の有効
成分と、8.0〜30.0重量%の液化石油ガスよりな
る噴射剤とを含有してなる組成物をエアゾール容器中に
充填してなり、 前記エアゾール容器は、当該容器内から噴射される原液
に当該容器内の噴射剤のガスを混合するガス混合バルブ
を有することを特徴とする。
以下本発明について具体的に説明する。
本発明においては、全内容物に対して50〜90重量%
の水と、2.0〜10重量%の炭素数が3以下の一価の
脂肪族アルコールと、0,1〜0.5重量%の親水性非
イオン系界面活性剤と、0.1〜10重量%の有効成分
とにより原液を調製し、これに全内容物に対して8.0
〜30.0重量%の液化石油ガスよりなる噴射剤を組み
合せて用い、これらによる組成物を、後述するガス混合
バルブを具えるエアゾール容器中に充填してエアゾール
製品とする。
の水と、2.0〜10重量%の炭素数が3以下の一価の
脂肪族アルコールと、0,1〜0.5重量%の親水性非
イオン系界面活性剤と、0.1〜10重量%の有効成分
とにより原液を調製し、これに全内容物に対して8.0
〜30.0重量%の液化石油ガスよりなる噴射剤を組み
合せて用い、これらによる組成物を、後述するガス混合
バルブを具えるエアゾール容器中に充填してエアゾール
製品とする。
以上の組成物において、水としては精製水が好ましく用
いられ、その割合は全内容物に対して50重量%以上で
90重1%以下とされる。また、炭素数が3以下の一価
の脂肪族アルコールの好ましいものとしては、エチルア
ルコールおよびイソプロピルアルコールがあり、このア
ルコールは2.0〜10重量%の範囲で使用される。そ
して、水の割合が50重1%未満の場合あるいはアルコ
ールの割合が10重量%を越える場合には、噴射剤に対
する原液の溶解性が高くなって原液に噴射剤が溶解する
ようになり、またアルコール自体の冷却作用が大きく現
れるために、目的とする非冷却性を達成することが困難
となる。一方、水の割合が90重量%を越える場合また
はアルコールの割合が2.0重量%未満の場合には、例
えば均一な状態の原液を調製することができず、あるい
は原液の溶解性が不十分なために使用し得る有効成分の
種頚若しくは使用量が制限されるなど、エアゾール組成
物として好適なものを得ることが困難となる。
いられ、その割合は全内容物に対して50重量%以上で
90重1%以下とされる。また、炭素数が3以下の一価
の脂肪族アルコールの好ましいものとしては、エチルア
ルコールおよびイソプロピルアルコールがあり、このア
ルコールは2.0〜10重量%の範囲で使用される。そ
して、水の割合が50重1%未満の場合あるいはアルコ
ールの割合が10重量%を越える場合には、噴射剤に対
する原液の溶解性が高くなって原液に噴射剤が溶解する
ようになり、またアルコール自体の冷却作用が大きく現
れるために、目的とする非冷却性を達成することが困難
となる。一方、水の割合が90重量%を越える場合また
はアルコールの割合が2.0重量%未満の場合には、例
えば均一な状態の原液を調製することができず、あるい
は原液の溶解性が不十分なために使用し得る有効成分の
種頚若しくは使用量が制限されるなど、エアゾール組成
物として好適なものを得ることが困難となる。
また親水性非イオン系界面活性剤は、後述する有効成分
などを原液中に安定に溶解させるために配合されるもの
であり、HLBが10以上のものが好ましく、全内容物
に対して0.1〜0.5重量%の割合で使用される。こ
の非イオン系界面活性剤の具体例としては、例えばポリ
オキシエチレンアルキルリン酸エステル;ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレン七チルエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレン七チルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルノニルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルノニルオクチルフェニルエー
テルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレートなどのポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル;その他を挙げることが
できる。
などを原液中に安定に溶解させるために配合されるもの
であり、HLBが10以上のものが好ましく、全内容物
に対して0.1〜0.5重量%の割合で使用される。こ
の非イオン系界面活性剤の具体例としては、例えばポリ
オキシエチレンアルキルリン酸エステル;ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレン七チルエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレン七チルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルノニルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルノニルオクチルフェニルエー
テルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリ
オキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレートなどのポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル;その他を挙げることが
できる。
前記有効成分は、得られるエアゾール製品の使用目的に
応じて選択され、例えば園芸用エアゾール製品の場合に
は、殺虫剤、殺菌剤、栄養剤などが使用され、また人体
用エアゾール製品の場合には、殺菌剤、皮膚収斂剤、清
浄化剤などが使用され、さらに毛髪用エアゾール製品な
どの場合には溶解性樹脂が用いられることもある。
応じて選択され、例えば園芸用エアゾール製品の場合に
は、殺虫剤、殺菌剤、栄養剤などが使用され、また人体
用エアゾール製品の場合には、殺菌剤、皮膚収斂剤、清
浄化剤などが使用され、さらに毛髪用エアゾール製品な
どの場合には溶解性樹脂が用いられることもある。
殺虫剤としては、例えばフタルスリン、アレスリン、フ
ェニトロチオン、レスメトリンなどヲ挙げることができ
、殺菌剤としては、例えばトリホリン、イルガサン0P
−300、塩酸クロルヘキシジンなどを挙げることがで
き、皮膚収斂剤としては、例えば塩基性塩化アルミニウ
ム、レバイドロール^、S、Cなどを挙げることができ
る。また溶解性樹脂としては、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、アクリル系樹脂、その他
を挙げることができる。
ェニトロチオン、レスメトリンなどヲ挙げることができ
、殺菌剤としては、例えばトリホリン、イルガサン0P
−300、塩酸クロルヘキシジンなどを挙げることがで
き、皮膚収斂剤としては、例えば塩基性塩化アルミニウ
ム、レバイドロール^、S、Cなどを挙げることができ
る。また溶解性樹脂としては、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、アクリル系樹脂、その他
を挙げることができる。
以上のような成分よりなる原液には、更に各種の添加成
分を添加することができる。ここに添加成分としては、
例えばカオリン、カーサミン、タルクなどの色材、香料
、その他を挙げることができる。
分を添加することができる。ここに添加成分としては、
例えばカオリン、カーサミン、タルクなどの色材、香料
、その他を挙げることができる。
本発明において用いられるエアゾール容器は、ガス混合
バルブを有するものであり、このガス混合バルブは、当
該エアゾール容器内から原液を噴射するための原液流路
と共に、この原液流路の原液に当該エアゾール容器内の
気相部より噴射剤のガスを混合するよう形成されたガス
流路を有するバルブである。
バルブを有するものであり、このガス混合バルブは、当
該エアゾール容器内から原液を噴射するための原液流路
と共に、この原液流路の原液に当該エアゾール容器内の
気相部より噴射剤のガスを混合するよう形成されたガス
流路を有するバルブである。
第1図は、本発明に好ましく用いられるガス混合バルブ
の一例を示す断面図である。この図において、lはマウ
ンテンカップ、2は上部ガスケット、3はハウジング、
4はデイツプチューブ、5は原液導入孔、6はステム、
7はスプリング、8は導出路、9は原液連通孔、10は
原液連通孔9と原液導入孔5との間を遮断するガス炉−
,)、11はガスケット10の遮断用内周面、12はス
テム6に形成された係合部であって、この係合部12に
よりガスケット10が変形されて原液連通孔9が開閉さ
れる。13はガス導出孔、14は容器内気相部、15は
ガス導出孔13のための開閉体であってその上端面16
が上部ガスケット2に当接され、下端面の環状突部17
がガスケット10の上面18に当接されている。
の一例を示す断面図である。この図において、lはマウ
ンテンカップ、2は上部ガスケット、3はハウジング、
4はデイツプチューブ、5は原液導入孔、6はステム、
7はスプリング、8は導出路、9は原液連通孔、10は
原液連通孔9と原液導入孔5との間を遮断するガス炉−
,)、11はガスケット10の遮断用内周面、12はス
テム6に形成された係合部であって、この係合部12に
よりガスケット10が変形されて原液連通孔9が開閉さ
れる。13はガス導出孔、14は容器内気相部、15は
ガス導出孔13のための開閉体であってその上端面16
が上部ガスケット2に当接され、下端面の環状突部17
がガスケット10の上面18に当接されている。
19はガス流通空間、20は押釦、21は導入室、22
はノズルである。
はノズルである。
斯かる構成のガス混合バルブによれば、押釦20をスプ
リング7に抗して押し下げると、係合部12によりガス
ケット10が変形され、これにより、先ず開閉体15の
環状突部17がガスケット10の上面から離間してガス
導出孔13が容器内気相部14と連通し、噴射剤のガス
がガス導出孔13から導出路8に導かれ、次いでガスケ
ット10が更に変形されて原液連通孔9が原液導入孔5
と連通し、これによって原液が導出路8に導かれ、その
結果、導出路8において原液と噴射剤のガスとが混合さ
れ、これが導入室21を介してノズル22から噴射され
る。
リング7に抗して押し下げると、係合部12によりガス
ケット10が変形され、これにより、先ず開閉体15の
環状突部17がガスケット10の上面から離間してガス
導出孔13が容器内気相部14と連通し、噴射剤のガス
がガス導出孔13から導出路8に導かれ、次いでガスケ
ット10が更に変形されて原液連通孔9が原液導入孔5
と連通し、これによって原液が導出路8に導かれ、その
結果、導出路8において原液と噴射剤のガスとが混合さ
れ、これが導入室21を介してノズル22から噴射され
る。
以上のガス混合バルブは、実公昭57−10782号公
報に記載されているものであるが、勿論、本発明におJ
lてはこの構成に限らず、種々のガス混合バルブを用い
ることができ、例えば一般にペーパータップとも称され
る、ハウジングの側壁にエアゾール容器内の気相部に連
通ずる穿孔を有するガス混合バルブを用いてもよい。
報に記載されているものであるが、勿論、本発明におJ
lてはこの構成に限らず、種々のガス混合バルブを用い
ることができ、例えば一般にペーパータップとも称され
る、ハウジングの側壁にエアゾール容器内の気相部に連
通ずる穿孔を有するガス混合バルブを用いてもよい。
本発明の非冷却性エアゾール製品は、その原液が、特定
の割合の水、アルコール、親水性非イオン系界面活性剤
右よび有効成分を含有してなり、原液はアルコールの割
合が小さくて水の割合が大きいものであり、しかも噴射
剤が液化石油ガスよりなるものであるため、当該噴射剤
は殆ど原液に溶解せず、このため、噴射された噴射物中
における気化する成分の割合が非常に低いため、殆ど冷
却作用がない。従って、園芸用エアゾール製品とした場
合に適用植物に冷害を生ずることがなく、また人体用エ
アゾール製品の場合に適用部位に冷傷を負わせることが
ない。
の割合の水、アルコール、親水性非イオン系界面活性剤
右よび有効成分を含有してなり、原液はアルコールの割
合が小さくて水の割合が大きいものであり、しかも噴射
剤が液化石油ガスよりなるものであるため、当該噴射剤
は殆ど原液に溶解せず、このため、噴射された噴射物中
における気化する成分の割合が非常に低いため、殆ど冷
却作用がない。従って、園芸用エアゾール製品とした場
合に適用植物に冷害を生ずることがなく、また人体用エ
アゾール製品の場合に適用部位に冷傷を負わせることが
ない。
また、本発明にふいて用いるエアゾール容器のガス混合
バルブにふいて、噴射される原液に噴射剤の気相部から
噴射剤のガスが混合されるため、大気中に噴射される原
液は十分細かい液滴に分割され、従ってエアゾールとし
て好ましい細かい霧状の噴射状態を得ることができる。
バルブにふいて、噴射される原液に噴射剤の気相部から
噴射剤のガスが混合されるため、大気中に噴射される原
液は十分細かい液滴に分割され、従ってエアゾールとし
て好ましい細かい霧状の噴射状態を得ることができる。
本発明の非冷却性エアゾール製品は、以上のように園芸
用あるいは人体用のものとして好適であるが、これらに
限られるものではなく、冷却を避けるべき場合に好適な
ものである。
用あるいは人体用のものとして好適であるが、これらに
限られるものではなく、冷却を避けるべき場合に好適な
ものである。
以下本発明の実施例について説明するが、本発明がこれ
らによって限定されるものではない。なお、「%」は重
量基準である。
らによって限定されるものではない。なお、「%」は重
量基準である。
以下に示す処方例1〜3および比較処方例1および2に
よるエアゾール組成物の各々を、ガス混合バルブを有す
るエアゾール容器内に充填して、3種の本発明エアゾー
ル製品と、2種の比較用園芸用エアゾール製品を得た。
よるエアゾール組成物の各々を、ガス混合バルブを有す
るエアゾール容器内に充填して、3種の本発明エアゾー
ル製品と、2種の比較用園芸用エアゾール製品を得た。
ここに用いられたポリオキシアルキルリン酸エステルは
HLBが10以上のものである。
HLBが10以上のものである。
処方例1 〔殺虫剤〕
フタルスリン 0.2%ポリ
オキシアルキルリン酸エステル イソプロピルアルコール 精製水 液化石油ガス 処方例2〔殺虫・殺菌剤〕 アレスリン トリホリン 共力剤 ポリオキシアルキルリン酸エステル イソプロピルアルコール 精製水 液化石油ガス 処方例3〔殺虫・殺菌剤〕 フェニトロチオン レスメトリン トリホリン ポリオキシアルキルリン酸エステル 主薬安定剤 イソプロピルアルコール 精製水 0゜2 % 4.0 % 7946 % 16.0 % 0.1 % 0.05% 0.1 % 0.15% 5.0 % 78.2 % 16.0 % 0.1 % 0.05% 0.05% 0.1 % 0.5 % 5.0 % 82.2 % 液化石油ガス 比較処方例1 アレスリン 共力剤 セロソルブ インプロピルアルコール ジメチルエーテル 比較処方例2 レスメトリン トリホリン セロソルブ 塩化メチレン ジメチルエーテル 実験例 以上のようにして得られたエアゾール製品の各゛々を用
い、次のようにして冷却作用の実験を行った。すなわち
、気温27℃の条件下において、温度25℃に保ってお
いた各エアゾール製品を、植物の葉面上にこれよりlQ
cm離間した位置から30秒間噴射し、噴射中および噴
射後の葉面の温度変化を当12.0 % 0.2 0.2 28.1 28.1 43.4 0.1 % 0.15% 28、15% 28.1 % 43.5 % 該葉面に測定端子を接触して設けたディジタル式表面温
度計により測定した。
オキシアルキルリン酸エステル イソプロピルアルコール 精製水 液化石油ガス 処方例2〔殺虫・殺菌剤〕 アレスリン トリホリン 共力剤 ポリオキシアルキルリン酸エステル イソプロピルアルコール 精製水 液化石油ガス 処方例3〔殺虫・殺菌剤〕 フェニトロチオン レスメトリン トリホリン ポリオキシアルキルリン酸エステル 主薬安定剤 イソプロピルアルコール 精製水 0゜2 % 4.0 % 7946 % 16.0 % 0.1 % 0.05% 0.1 % 0.15% 5.0 % 78.2 % 16.0 % 0.1 % 0.05% 0.05% 0.1 % 0.5 % 5.0 % 82.2 % 液化石油ガス 比較処方例1 アレスリン 共力剤 セロソルブ インプロピルアルコール ジメチルエーテル 比較処方例2 レスメトリン トリホリン セロソルブ 塩化メチレン ジメチルエーテル 実験例 以上のようにして得られたエアゾール製品の各゛々を用
い、次のようにして冷却作用の実験を行った。すなわち
、気温27℃の条件下において、温度25℃に保ってお
いた各エアゾール製品を、植物の葉面上にこれよりlQ
cm離間した位置から30秒間噴射し、噴射中および噴
射後の葉面の温度変化を当12.0 % 0.2 0.2 28.1 28.1 43.4 0.1 % 0.15% 28、15% 28.1 % 43.5 % 該葉面に測定端子を接触して設けたディジタル式表面温
度計により測定した。
結果は第2図に示すとおりである。曲線■、■および■
がそれぞれ処方例1〜3による本発明エアゾール製品の
場合を、曲線!およびliがそれぞれ比較処方例1およ
び2による比較用エアゾール製品の場合を、また曲線C
は対照曲線であって水を霧吹きにより葉面に噴射した場
合を示す。
がそれぞれ処方例1〜3による本発明エアゾール製品の
場合を、曲線!およびliがそれぞれ比較処方例1およ
び2による比較用エアゾール製品の場合を、また曲線C
は対照曲線であって水を霧吹きにより葉面に噴射した場
合を示す。
また葉面からの離間距離を3Qcmに変更した以外は、
上記と全く同様にして、葉面の温度変化を測定した。結
果を第3図に示すとおりである。
上記と全く同様にして、葉面の温度変化を測定した。結
果を第3図に示すとおりである。
これらの実験の結果から明らかなように、本発明に係る
エアゾール製品によれば、対照例の場合と殆ど同様の温
度変化が得られるが、比較処方例よるエアゾール製品に
よる場合には、大きな温度低下が認められる。
エアゾール製品によれば、対照例の場合と殆ど同様の温
度変化が得られるが、比較処方例よるエアゾール製品に
よる場合には、大きな温度低下が認められる。
以上のように、本発明の非冷却性エアゾール製品によれ
ば、その原液がアルコールの割合が小さくて水の割合が
大きく、しかも噴射剤が液化石油ガスであるため、噴射
された噴射物中に気化する成分の割合が非常に低く、殆
ど冷却作用が生じない。また、噴射のためのガス混合バ
ルブにより、噴射される原液に噴射剤の気相部のガスが
混合されるため、エアゾールとして好ましい細かい霧状
の噴射状態を得ることができる。
ば、その原液がアルコールの割合が小さくて水の割合が
大きく、しかも噴射剤が液化石油ガスであるため、噴射
された噴射物中に気化する成分の割合が非常に低く、殆
ど冷却作用が生じない。また、噴射のためのガス混合バ
ルブにより、噴射される原液に噴射剤の気相部のガスが
混合されるため、エアゾールとして好ましい細かい霧状
の噴射状態を得ることができる。
第1図は本発明に用いることのできるエアゾール容器の
ガス混合バルブの一例を示す断面図、第2図および第3
図はそれぞれ本発明のエアゾール製品を噴射した場合の
対象物の表面の温度変化を示す曲線図である。 l・・・マウンテンカップ 3・・・ハウジング 5・・・原液導入孔 7・・・スプリング 9・・・原液連通孔 12・・・係合部 14・・・容器内気相部 17・・・環状突部 2・・・上部ガスケット 4・・・デイツプチューブ 6・・・ステム 8・・・導出路 10・・・ガスケット 13・・・ガス導出孔 15・・・開閉体 20・・・押釦 21・・・導入室 22・・・ノズル +2 図 時間 十 図 十 3図
ガス混合バルブの一例を示す断面図、第2図および第3
図はそれぞれ本発明のエアゾール製品を噴射した場合の
対象物の表面の温度変化を示す曲線図である。 l・・・マウンテンカップ 3・・・ハウジング 5・・・原液導入孔 7・・・スプリング 9・・・原液連通孔 12・・・係合部 14・・・容器内気相部 17・・・環状突部 2・・・上部ガスケット 4・・・デイツプチューブ 6・・・ステム 8・・・導出路 10・・・ガスケット 13・・・ガス導出孔 15・・・開閉体 20・・・押釦 21・・・導入室 22・・・ノズル +2 図 時間 十 図 十 3図
Claims (1)
- 1)50〜90重量%の水と、2.0〜10重量%の炭
素数が3以下の一価の脂肪族アルコールと、0.1〜0
.5重量%の親水性非イオン系界面活性剤と、0.1〜
10重量%の有効成分と、8.0〜30.0重量%の液
化石油ガスよりなる噴射剤とを含有してなる組成物をエ
アゾール容器中に充填してなり、前記エアゾール容器は
、当該容器内から噴射される原液に当該容器内の噴射剤
のガスを混合するガス混合バルブを有することを特徴と
する非冷却性エアゾール製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143648A JP2539890B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 非冷却性エアゾ―ル製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143648A JP2539890B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 非冷却性エアゾ―ル製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH022887A true JPH022887A (ja) | 1990-01-08 |
JP2539890B2 JP2539890B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=15343671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63143648A Expired - Lifetime JP2539890B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | 非冷却性エアゾ―ル製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539890B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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