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JPH02272902A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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Publication number
JPH02272902A
JPH02272902A JP9309589A JP9309589A JPH02272902A JP H02272902 A JPH02272902 A JP H02272902A JP 9309589 A JP9309589 A JP 9309589A JP 9309589 A JP9309589 A JP 9309589A JP H02272902 A JPH02272902 A JP H02272902A
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JP
Japan
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circuit
transistor
transistors
power supply
port
Prior art date
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Application number
JP9309589A
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English (en)
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JP2753031B2 (ja
Inventor
Yoichi Masuda
増田 陽一
Hirohisa Tanaka
裕久 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Device Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9309589A priority Critical patent/JP2753031B2/ja
Publication of JPH02272902A publication Critical patent/JPH02272902A/ja
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Publication of JP2753031B2 publication Critical patent/JP2753031B2/ja
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は1弾性表面波共振子等の圧電共振子を用いた高
安定発振回路に関し、特に集積化に適した発振回路に関
する。
(従来の技術) 従来から、テレビ機器や通信機器等には、低雑音で高安
定な周波数源が必要とされる部分に、弾性表面波共振子
や水晶振動子等の圧電素子を用いた発振器が多用されて
いる。
その−例として5弾性表面波共振子を用いた最も一般的
なコルピッツ形発振回路を第13図に示す。
第13図において、符号51は発振用トランジスタであ
り、そのベースは抵抗52を介して直流電源1の正極端
子に、抵抗53を介して負荷端子にそれぞれ接続され、
コレクタは抵抗54を介して電源1の正極端子に、エミ
ッタは抵抗55を介して電源1の負荷端子に接続され、
これによりトランジスタ51に直流バイアス電圧・電流
が供給される。
さらに、抵抗55と並列に高周波電流をバイパスするた
めのコンデンサ58が接続され、トランジスタ51のベ
ースと電源1の負極端子間にコンデンサ56が、トラン
ジスタ51のコレクタと電源1の負極端子間にコンデン
サ57がそれぞれ接続されている。
これらコンデンサ56.57は、トランジスタ51のコ
レクタ〜ベース間に並列に接続された弾性表面波共振子
49のインピーダンスとこの発振回路のインピーダンス
との整合をとり1発振を生じさせるものである。
そして、トランジスタ51の増幅度が十分大きければ、
以上のような回路構成により弾性表面波共振子49の共
振周波数で発振し、トランジスタ51のコレクタに接続
された出力端子61から、上記周波数の信号が出力され
る。
ところで、テレビ機器や通信機器においては。
装置の小形軽量化、低価格化を図るため1回路の集積化
が進められている。よって、そこに使用される発振器に
ついても集積化が望まれている。しかしながら、弾性表
面波共振子等の圧電共振子は。
他の回路と同じ基板上に集積することは困難なため、共
振子を除く発振回路部分の集積化が検討されている。
ところが、第13図に示したような回路の場合、コンデ
ンサが3個も必要であり、集積回路化には適さない、な
ぜならば、集積回路においては、コンデンサは他のトラ
ンジスタや抵抗に比べ、その形状が極めて大きいからで
ある。
特に第13図において、コンデンサ58はそのインピー
ダンスの絶対値が発振周波数において抵抗55の抵抗値
より十分小さくなければならず、そのためには数十PF
〜数百PFの容量が必要である。そして、この程度の容
量を集積回路上で実現するためには、 1ooo、’〜
lll112程度の面積が必要であるが、1個のコンデ
ンサのためにこれだけの面積を費やすことは、集積回路
においては極めて不経済である。
また、第13図に示した回路においては、トランジスタ
51のコレクタに流れる高周波電流が抵抗54とコンデ
ンサ58を介して電源1に流れるが、電源1に他の回路
が接続されているとすると、この他の回路にとって高周
波数電流は雑音源となる。逆に他の回路からの雑音が電
源1のラインに進入した場合、第13図に示した回路は
不平衡形であるため、その雑音が抵抗52.54や他の
素子を介して回路内に進入し1発振周波数が変調された
り、出力信号に雑音が生じてしまう。これらの影響は特
に第13図の発振器と他の回路とを同一の集積回路基板
上に実装した時に顕著となる。
このように、第13図に示したような従来の発振回路を
そのまま集積回路化することは、極めて回連であった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、弾性表面波共振子等の圧電共振子を用い
た従来の発振回路は、他の回路の雑音源となるとともに
、他の回路からの雑音の影響を受けやすいことや容量の
大きなコンデンサが必要などの理由から、そのまま集積
回路化することには問題があった。
本発明はこれらの問題点を解決しようとするものでその
目的は、他の回路に対する雑音源となら°ず、他の回路
からの影響も受けにくい集積回路化に適した発振回路を
提供しようとするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、一対のトランジスタの各コレクタをそれぞ
れ同一抵抗値の抵抗を介し直流電源の一端に接続すると
ともに、各エミッタを共通の電流源を介し前記直流電源
の他端に接続し、かっ各べ=スにバイアス電圧を印加す
るバイアス回路を接続してなることにより差動増幅回路
を構成し、前記トラジスタ対の一方のトラジスタのコレ
クタ〜ベース間に同一基板上に2組のポートを有する圧
電共振子の一方のポートを接続するとともに、他方のト
ランジスタのコレクタ〜ベース間に他方のポートを接続
してなるものである。
(作  用) この発明は、上記のような構成により、2ポート形の圧
電共振子を介して差動増幅回路の出力すなわち一対のト
ランジスタの各コレクタ間から、差動増幅回路の入力す
なわち一対のトランジスタの各ベース間に、2ポート形
の圧電共振子の共振周波数において正帰還が施され、回
路が発振し、差動増幅回路の出力から発振出力が得られ
る。この発明によれば、回路全体が完全な平衡構成とな
る。そして、一対のトランジスタは差動増幅回路として
動作し、一方の電流が増加すると他方の電流が減少する
ため、全体の電流は常に一定となり、直流電源に発振時
の高周波電流は流れない。
(実 施 例) 以下、この°発明の一実施例について図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る回路構成図である。
第1図において、トランジスタ5と6は差動増幅用のト
ランジスタ対であり、その各コレクタはそれぞれ同じ抵
抗値の抵抗8と9を介して直流電源1の一端に接続され
ている。また、各エミッタは共通の直流電流源7を介し
て直流電源1のもう一方の端に接続され、各ベースはそ
れぞれ同じ抵抗値の抵抗11と12を介してバイアス回
路10の出方端子に接続されている。なお、バイアス回
路1oは直流電源1から電源を得ている。
以上の回路により差動増幅回路が構成され、その一方の
トランジスタ5のコレクタ〜ベース間に、2ポ一ト形弾
性表面波共振子2の一方のポート3が接続され、もう一
方のトランジスタ6のコレクタ〜ベース間にもう一方の
ポート4が接続されている。
、そして、トランジスタ5と6のベース間に入力された
交流電圧は増幅されコレクタ間から出力されるが、トラ
ンジスタ5とトランジスタ6との電圧・電流の位相は差
動動作により反転するため、2ポ一ト形弾性表面波共振
子2のポート3と4とは共振時のそれぞれのポートに発
生する電圧が逆相となるように極性に接続される。
この回路の発振出力は、トランジスタ5とトランジスタ
6のコレクタにそれぞれ接続された出ヵ端子13と14
から差動出力として取出される。
なお、2ポ一ト形弾性表面波共振子2を除く他の素子に
よって構成された差動増幅回路の入出力間の電界増幅度
すなわちトランジスタ5とトランジスタ6のベース間に
入力された電力とコレクタ間から得られる電力との比は
、2ポ一ト形弾性表面波共振子2の損失を十分補えるよ
うに設定する。
これは、トランジスタ5.6の特性、直流電流源7の電
流値、抵抗8,9の抵抗値等によって決定される。
以上のような構成により第1図の回路は、トランジスタ
5と6のコレクタ間すなわち差動増幅回路の出力から、
2ポ一ト形弾性表面波共振子2のボート3、ポート4を
介して、トランジスタ5と6のベース間すなわち差動増
幅回路の入力に正帰還が施され、回路が発振し、出力端
子13と14の間から発振出力が得られる。
ただし、トランジスタ5とトランジスタ6との各寄生容
量や、2ボ一ト形弾性表面波共振子2のポート間寄生容
量が無視できる場合、第1図のように2ポ一ト形弾性表
面波共振子2を接続すると、差動増幅器に対して正帰還
ではなく、負帰還を施すことになる。なぜならば、上記
各寄生容量が無いと、トランジスタ5とトランジスタ6
とは理想トランジスタとして動作するため、各ベース間
に印加された電圧と各コレクタ間に発生する電圧との位
相は180°反転する。これに対して、2ポ一ト形弾性
表面波共振子のポート3とボート4の各一端の間から各
他端の間へ伝達される電圧の位相は、共振周波数におい
てほぼOaとなるためである。
しかし、通常の場合、上記各寄生容量は無視できず、抵
抗8及び抵抗9と、上記各寄生容量との時定数により、
トランジスタ5とトランジスタ6の各コレクタ間に発生
する電圧の位相は180°より遅れ360°すなわち0
°に近くなる。このため、第1図のように2ボ一ト形弾
性表面波共振子2を接続することにより、差動増幅器に
対して正帰還を施すことができる。
この時の発振周波数は、2ボ一ト形弾性表面波共振子の
ボート3とボート4のインピーダンスが低くなる周波数
すなわち共振周波数となるが、厳密には2ポ一ト形弾性
表面波共振子2のポート3とボート4の各一端の間から
各他端の間へ伝達される電圧の位相変化量と、トランジ
スタ5と6のベース間からコレクタ間へ伝達・増幅され
る電圧の位相変化量との和がO゛または360°の整数
倍となる周波数となる。2ポ一ト形弾性表面波共振子2
はその共振周波数を中心とするごく狭い周波数範囲にお
いて、ボート3とボート4の各一端の間と、各他端の間
との電圧の位相変化量が約180’急激に変化する。よ
って、回路はこの共振周波数を中心とするごく狭い周波
数範囲の、上記位相変化量の和の条件を満足する周波数
で発振する。ただし、共振周波数から離れるにしたがっ
て、ポート3とポート4のインピーダンスが大きくなり
損失が増加するので、その分、差動増幅回路の増幅度が
必要となる。
なお、第1図においてトランジスタ5とトランジスタ6
のコレクタ、ベース、エミッタの各直流電位は双方のト
ランジスタにおいて同一となる。
よって、トランジスタ5と6との各コレクタ〜ベース間
に接続された2ポ一ト形弾性表面波共振子2のポート3
とポート4との直流電位も同一となる。
次に、第1図の実施例の効果であるが、第1図の回路に
おいて直流電源1から流れる電源電流は。
バイアス回路10へ流れる電流と、抵抗8.抵抗9とト
ランジスタ5と、トランジスタ6を介して直流電流源7
に流れる電流だけである。よって、直流電源1に流れる
電流は直流のみであり1発振周波数の高周波電流は流れ
ない。なぜならば、バイアス回路10はトランジスタ5
,6に直流バイアス電圧を供給するだけなので、直流し
か流れず、直流電流源7には一定の直流電流しか流れな
いため。
トランジスタ5と6は一方の電流が増加すると他方の電
流が減少する差動動作となり、抵抗8と抵抗9とに流れ
る電流の和は常に一定となるからである。このことから
、直流電源1に他の回路を接続したとしても、第1図の
回路かその回路に対して雑音源となることはない。逆に
、直流電源1から供給される直流電圧に雑音が生じた場
合、第1図の回路では、バイアス回路を介してトランジ
スタ5と6の各ベースに印加される雑音は同相となるた
め、差動動作により打消されて、コレクタ間の出力電圧
には現れなす、また、抵抗8と抵抗9を介して進入する
雑音についても同様である。
さらに、第1図の回路はコンデンサを使用しないため、
極めて集積回路化に適する。
なお、この発明は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、種々に変形して実施することができる。
第2図はこの発明の他の実施例に係る回路構成図である
この実施例の回路は、トランジスタ5とトランジスタ6
のエミッタの接続点と直流電源の一端との間に直流電流
源ではなく抵抗15が接続されてなるものである。この
ような接続でもトランジスタ5と6は差動対として動作
するため、上記の実施例とほぼ同様な効果が得られる。
第3図はバイアス回路を抵抗のみで構成した極めて簡単
に実施できる実施例の回路構成図である。
すなわち、この実施例では、電流電源1の電圧を抵抗1
6と抵抗17とで分圧してトランジスタ5のベースにバ
イアス電圧を印加し、同様に直流電源1の電圧を抵抗1
8と抵抗19で分圧してトランジスタ6のベースにバイ
アス電圧を印加している。なお、この場合、抵抗16と
抵抗18の抵抗値、抵抗17と抵抗19の抵抗値はそれ
ぞれ同じ値である。
第4図は高周波での使用に適した実施例に係る回路構成
図である。
この実施例では、トランジスタ5のコレクタと直列にト
ランジスタ21のコレクタ〜エミッタ間が、トランジス
タ6のコレクタと直列にトランジスタ22のコレクタ〜
エミッタ間がそれぞれ接続され、トランジスタ21と2
2のベースにはバイアス回路20から共通のバイアス電
圧が印加されている。このような接続にすることにより
、第1図の実施例よりも高周波で使用できるようになる
なぜならば、第4図においてトランジスタ5と6のコレ
クタ電位は、バイアス回路20からトランジスタ21と
22のベースに印加される電圧からトランジスタ21と
22のベース〜エミッタ間電圧約0.7vを減じた値に
固定され1回路が発振状態にあってもほぼ一定となる。
このため、特に高周波で問題となるトランジスタ5と6
のコレクタ〜ベース間寄生容量によってコレクタ交流電
圧がベースに負帰還されトランジスタ5と6の増幅度が
等測的に低下する効果が低減できるためである。
その他の回路動作については、トランジスタ5と6のコ
レクタ電流がそれぞれトランジスタ21とトランジスタ
22を介して流れるだけで、第1図の回路と同じである
第5図はこの発明のさらに他の実施例に係る回路構成図
である。
この実施例は、2ボ一ト形弾性表面波共振子2のボート
3とポート4との間に直流電圧が印加されないだけでな
く、ボート3の電極間およびボート4の電極間のそれぞ
れに直流電圧が印加されない様にしたものである。
図において、コレクタが直流電源1の一端に接続された
トランジスタz7のベースがトランジスタ5のコレクタ
に接続されており、さらにトランジスタ27のエミッタ
はダイオード29と抵抗31を介して直流電源1のもう
一方の端子に接続されている。
同様に、コレクタが直流電源1の一端に接続されたトラ
ンジスタ28のベースがトランジスタ6のコレクタに接
続され、さらにトランジスタ28のエミッタはダイオー
ド30と抵抗32を介して直流電源1のもう一方の端子
に接続されている。そして、2ポ一ト形弾性表面波共振
子2のポート3はトランジスタ5のコレクタ〜ベース間
ではなく、ダイオード29と抵抗31の接続点とトラン
ジスタ5のベースとの間に接続され、同様にポート4は
トランジスタ6のコレクタ〜ベース間ではなく、ダイオ
ード30と抵抗32の接続点とトランジスタ6のベース
との間に接続されている。
この回路において、バイアス回路10によってトランジ
スタSとトランジスタ6のそれぞれのベースに印加され
る電圧および抵抗8と抵抗9の抵抗値および直流電流源
7の電流値とによって定まるトランジスタ5とトランジ
スタ6のコレクタ〜ベース間の直流バイアス電圧値は、
トランジスタ27.28のベース〜エミッタ間電圧と、
ダイオード29.30の両端電圧との和の電圧値と同じ
になるように設計される。すなわち、2ボ一ト形弾性表
面波共振子2のポート3の電極間およびポート4の電極
間に直流電圧が印加されない。
このように1本実施例によれば、2ボ一ト形弾性表面波
共振子2のポート3とポート4との間だけでなくポート
3の電極間およびポート4の電極間にも直流電圧が印加
されないようにできる。
2ポ一ト形弾性表面波共振子2のポート3及びポート4
を形成する電極指の間隔は数pと極めて狭く、水蒸気の
水分や塵芥が付着した場合、直流電圧が電極間に印加さ
れると、電極が電気的に腐蝕されたり、放電が起って破
壊されてしまうことがある。
本実施例によれば、この2ボ一ト形弾性表面波共振子2
の劣化、破壊を未然に防止できる。
また、トランジスタ27とダイオード29及び抵抗31
からなる回路と、トランジスタ28とダイオード30及
び抵抗32からなる回路とは、それぞれいわゆるエミッ
タ・フォロワ形のバッファ増幅器として動作し、トラン
ジスタ27と28の各ベースに印加された交流電圧はこ
の回路を介して2ポ一ト形弾性表面波共振子2に対して
出力される。このため、2ポ一ト形弾性表面波共振子2
のインピーダンス値によって、差動増幅回路が大きな影
響を受けることがなく、安定な発振が得られる。
なお、第5図において、出力端子13.14はそれぞれ
トランジスタ5.6の各コレクタに接続されているが、
各ベースまたは、トランジスタ27.28の各エミッタ
、さらに、ダイオード29と抵抗31の接続点及びダイ
オード30と抵抗32の接続点などに接続してもかまわ
ない。
第6図も第5図に示した実施例と同様の目的の他の実施
例に係る回路構成図である。
この実施例では、第5のダイオード29.30がそれぞ
れ抵抗33と抵抗34とに変更されており、また抵抗3
1.32がそれぞれ直流電流源35と直流電流源36と
にそれぞれ変更されている。
第6図の回路において、トランジスタ5とトラジスタ6
のコレクタ〜ベース間の直流バイアス電圧値は、トラン
ジスタ27.28のベース〜エミッタ間電圧と、抵抗3
3.34の両端電圧の和の電圧値と同じになるように設
計される。なお、抵抗33と抵抗34との両端電圧は、
抵抗33.34の抵抗値と直流電流g35.36の電流
値によって定まる。
以上の構成、設計により2ポ一ト形弾性表面波共振子2
のポート3の電極間およびポート4の電極間に直流電圧
が印加されないようにできる。
このように、本実施例によっても、2ポ一ト形弾性表面
波共振子2のポート3の電極間およびポート4の電極間
、さらにポート3とポート4の間に直流電圧が印加され
ないようにできる。
なお、第6図において、出力端子13.14はそれぞれ
トランジスタ5.6の各コレクタに接続されているが各
ベースまたはトランジスタ27.28の各エミッタさら
に、抵抗33と直流直流源35の接続点22び抵抗34
は直流電流源36との接続点等に接続してもかまわない
また、第5図のダイオード29と30、第6図の抵抗3
3と34はそれぞれ省略することが可能である。
この場合、トランジスタ5と6のコレクタ〜ベース間の
バイアス電圧は、トランジスタ27.28のベース−エ
ミッタ間電圧すなわち約0.7vになるように設定され
る。
第7図はこの発明の他の実施例に係る回路構成図である
この実施例では、トランジスタ5とトランジスタ6のエ
ミッタは直流電流源には接続されず、それぞれ抵抗37
と抵抗38を介して直流電源1の一端に接続される。そ
して、トランジスタ5のエミッタとトランジスタ6のエ
ミッタの間に、コンデンサ39と抵抗40が接続される
。ここで、コンデンサ39の容量値は2ボ一ト形弾性表
面波共振子2の共振周波数においてそのインピーダンス
の絶対値が抵抗40の抵抗値よりも十分小さくなるよう
に選定される。
このような構成により、2ボ一ト形弾性表面波共振子2
の共振周波数においては、コンデンサ39のインピーダ
ンスが十分小さくなるため、等測的に第7図の回路は第
2図の回路とほぼ同じとなり。
発振する。また、低い周波数においては、コンデンサ3
9のインピーダンスが大きくなるため、トランジスタ5
とトランジスタ6による差動増幅器の増幅度が低下し、
不要な発振が防止される。なお。
ここで、不要な発振とは、2ポ一ト形弾性表面波共振子
のスプリアスや等価並列容量、その他が原因となる共振
周波数以外での発振である。
さらに、第7図の回路は、コンデンサ39の容量値を小
さくすることにより2ポ一ト形弾性表面波共振子2の第
2次、第3次高調波またはそれ以外の高調波の周波数で
発振させることが可能である。
本発明によれば、回路全体の消費電流及び発振出力レベ
ルを可変できる発振回路を構成することも可能である。
第8図はその一実施例を示す回路構成図である。
第8図において、トランジスタ5と6は差動増幅をおこ
なうトランジスタ対であり、その各コレクタはそれぞれ
トランジスタ21と22の各コレクタ〜エミッタ間と、
同じ抵抗値の抵抗8と9とを介して直流電源1の一方の
端子に接続されている。
また、トランジスタ5と6の各エミッタは共通の直流電
流源60を介して直流電源1のもう一方の端子に接続さ
れ、各ベースはそれぞれ同じ抵抗値の抵抗11と12を
介してバイアス回路61の一方の出力に接続されている
。バイアス回路61のもう一方の出力には、トランジス
タ21.22の各ベースが直接接続されている。さらに
、コレクタが直流電源1の一方の端子に接続されたトラ
ンジスタ27と28の各ベースがトランジスタ21と2
2の各コレクタにそれぞれ接続されている。トランジス
タ27と28の各エミッタはそれぞれ、ベースとコレク
タが接続されダイオードとして動作するトランジスタ6
2と63の各コレクタ〜エミッタ間と直流電流源64と
65とを介して直流電源1のもう一方の端子に接続され
ている。なお、直流電流源60.64.65は電流値を
可変できる機能を有しており、その制御端子は電力制御
端子66に接続されている。また、バイアス回路61は
直流電源1に接続され電源を得ているが。
消費電流を可変できる機能を有しており、その制御端子
もまた電力制御端子66に接続されている。
以上の回路により差動増幅器が構成され、その差動入力
の一方の端子すなわちトラジスタ5のベースと、差動出
力の一方の端子すなわちトランジスタ62とエミッタと
の間に2ポ一ト形弾性表面波共振子2のポート3が接続
され、同様に、差動入力のもう一方の端子すなわちトラ
ンジスタ6のベースと、差動出力のもう一方の端子すな
わちトランジスタ63のエミッタとの間にポート4が接
続されている。なお、出力端子13.14はトランジス
タ5と6の各ベースにそれぞれ接続されているが、これ
は、トランジスタ21と22の各コレクタや、トランジ
スタ27と28の各エミッタ、またはトランジスタ62
と63の各エミッタなどに接続してもよい。
以上の構成により、第8図の回路は発振回路として動作
する。この実施例は基本的には、第4図〜第6図の実施
例の組み合せであるので、発振動作及び効果の説明は省
略し、消費電流及び出力レベルの可変動作について以下
に説明する。
第8図の発振回路においては、直流電源1から回路に流
れる電流は全て、直流電流源60.64.65及びバイ
アス回路61を介して流れる。そして、これらの直流電
流源60.64.65の電流値と、バイアス回路61の
消費電流は、電力制御端子66に印加される信号によっ
て可変できる。すなわち、電力制御端子66に印加され
る信号によって、回路全体の消費電流を可変できる。場
合によっては1回路全体の消費電流をゼロとし、回路動
作を停止させ、いわゆるスタンバイ状態になることも可
能である。
また、直流電流源60.64.65の電流値が変化する
と、各トランジスタに流れる電流値も変化するため、差
動増幅回路としての増幅度が変化する。よって、電力制
御端子66の印加される信号により、回路全体の消費電
流とともに、出力端子13と14から出力される発振出
力のレベルも可変できる。
以上のように第8図の発振回路は回路全体の消費電流と
発振出力レベルが可変できる。このような動作は、第1
図、第3図〜第6図の実施例を変形することにより、お
こなわせることもできる。
すなわち、これらの実施例の直流電流源7とバイアス回
路10及び20とに電流可変機能を追加することにより
、回路全体の消費電流と発振出力レベルを可変すること
できる。
なお、第8図の実施例において、特に消費電流と発振出
力レベルの可変機能が必要ない場合には、直流電流源6
0.64.65とバイアス回路61の電流可変機能を省
略すればよい。この場合においても。
他の実施例と同様の効果が得られる。
以上の全ての実施例・変形例の説明における2ボ一ト形
弾性表面波共振子の接続方法は、第1図の実施例で説明
したように各トランジスタの寄生・容量及び2ポ一ト形
弾性表面波共振子のボート間寄生容量が無視できない場
合についての接続方法である。これらの各寄生容量が無
視できる場合、たとえば発振周波数におけるこれらの各
寄生容量のインピ呼ダンスに対して、抵抗8及び抵抗9
の抵抗値が十分低い場合、第1図〜第8図のように2ボ
一ト形弾性表面波共振子やその他の2ポート形圧電素子
を接続すると、第1図の実施例で説明したように差動増
幅器に対して正帰還が施されない。このような場合は、
2ポ一ト形弾性表面波共振子やその他の2ポート形圧電
素子の一方のボートの一端と、もう一方のボートの相対
する一端との接続をいれかえることにより、差動増幅器
に対して、正帰還を施し、回路を発振させることができ
る。
第9図はこのような各トランジスタの寄生容量や2ポ一
ト形弾性表面波共振子のポート間寄生容量等が無視でき
る場合の一実施例を示す回路構成図である。2ボ一ト形
弾性表面波共振子2のボート3が、トランジスタ5のコ
レクタ〜ベース間ではなく、トランジスタ5のコレクタ
とトランジスタ6のベースとの間に接続され、同様にボ
ート4が、トランジスタ6のコレクタ〜ベース間ではな
く、トランジスタ6のコレクタとトランジスタ5のベー
スとの間に接続されている。
第9図の実施例は第1図の実施例の変形であるが、同様
の変形が全ての実施例において可能である。
以上の実施例、変形例においてはトランジスタ5とトラ
ンジスタ6を全てバイポーラトランジスタとして示した
が、これに限定されるものではなく、たとえば電界効果
トランジスタ等でもかまわない。
第10図はこのような電界効果トランジスタを用いた場
合の回路構成図であり、バイポーラトランジスタの代り
に、電界効果型トランジスタ23と24が接続されてい
る。
また、圧電素子についても、弾性表面波共振子のみに限
定されるものではなく、たとえば2ポート形水晶振動子
等や弾性表面波フィルタ、弾性表面波遅延線等でもか寥
わない。
第11図は2ボート形水晶振動子を用いた場合の回路構
成図であり、2ボ一ト形弾性表面波共振子の代りに、2
ポート形水晶振動子44が接続されている。
さらに、圧電素子については、2ボート形に限定される
ものでなく、3ポ一ト以上を有するものでもかまわない
、この場合、複数のボートの内ひとつまたは、それ以上
のボートを発振出力用として用いることが可能である。
また、複数のボートを並列または直列接続して等価的に
2ボート形として用いることも可能である。
第12図はこのような4ボ一ト形弾性表面波共振子を等
価的に2ボート形として用いた場合の回路構成図であり
、4ボ一ト形弾性表面波共振子66の第1のボート67
と第2のボート68とが直列接続され、トランジスタ5
のコレクタ〜ベース間に接続寄れ、同様に、第3のボー
ト69と第4のボート70とが直列接続されトランジス
タ6のコレクタ〜ベース間に接続されている。このよう
な構成でも第1図の実施例と同様の動作、効果が得られ
る。
なお、以上の全ての実施例において、出力端子13と1
4は、トランジスタ5と6の各ベースまたは電界効果ト
ランジスタ23と24の各ゲートに接続することが可能
である。
以上、いくつかの実施例、変形例について説明したが、
これらの例において発振周波数の微調整をすることが可
能である。
たとえば、第1図の実施例を例にすると、トランジスタ
5とトランジスタ6のコレクタ間またはベース間、また
はトランジスタ5のコレクタと直流電源1の一端および
トランジスタ6のコレクタと直流電源1の一端、または
トランジスタ5のベースと直流電源1の一端およびトラ
ンジスタ6のベースと直流電源1の一端等にコンデンサ
を接続して、このコンデンサの容量値により発振周波数
の微調整を行えば良い、他の実施例、変形例についても
同様である。
以上、この発明の実施例、変形例について説明したが、
要するにこの発明は、その要旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変形して実施することができる。また、以上
に説明した実施例、変形例のいくつかを組合せて実施す
ることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、回路が完全な対称
構成となり、電源からは直流電流しか流れ込まない。こ
のため、電源に接続された他の回路の雑音源とならず、
他の回路からの雑音の影響を受けにくい。さらに、大容
量のコンデンサを必要としないため、極めて集積回路化
に適する。また、弾性表面波共振子等の圧電素子を用い
ているため、極めて安定な周波数の発振が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る回路構成図。 第2図〜第12図はそれぞれこの発明の他の実施例また
は変形例を示す回路構成図、第13図は従来例を示す回
路構成図である。 1・・・直流電源 2・・・2ポ一ト形弾性表面波共振子 3.4・・・ポート    5.6・・・トランジスタ
7・・・直流電流源    8.9・・・抵抗10・・
・バイアス回路   11.12・・・抵抗13.14
・・・出力端子   20・・・バイアス回路21.2
2・・・トランジスタ 27.28・・・トランジスタ
29.30・・・ダイオード  31.32・・・抵抗
39・・・コンデンサ 第1図 第4図 (’l’)  寸 第 図 (V′)   −才 第 図 第 図 第 図 C)  寸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)差動増幅回路の差動入力の一方の端子と差動出力
    の一方の端子との間に、複数のポートを有する圧電素子
    の少なくともひとつのポートを接続し、前記差動入力の
    もう一方の端子と、前記差動出力のもう一方の端子との
    間に、前記圧電素子の他のポートを接続したことを特徴
    とする発振回路。
  2. (2)一対のトランジスタの各コレクタをそれぞれ同一
    抵抗値の抵抗を介し直流電源の一端に接続するとともに
    、各エミッタを共通の電流源を介し前記直流電源の他端
    に接続し、かつ各ベースにバイアス電圧を印加するバイ
    アス回路を接続してなることにより差動増幅回路を構成
    し、前記トランジスタ対の一方のトランジスタのコレク
    タ〜ベース間に同一基板上に2組のポートを有する圧電
    素子の一方のポートを接続するとともに、前記トランジ
    スタ対の他方のトランジスタのコレタク〜ベース間に他
    方のポートを接続してなることを特徴とする発振回路。
  3. (3)一対のトランジスタの各コレクタをそれぞれ同一
    抵抗値の抵抗を介し直流電源の一端に接続するとともに
    、各エミッタを共通の電流源を介し前記直流電源の他端
    に接続し、かつ各ベースにバイアス電圧を印加するバイ
    アス回路を接続してなることにより差動増幅回路を構成
    し、前記トランジスタ対の一方のトランジスタのコレク
    タと他方のトランジスタのベースとの間に同一基板上に
    2組のポートを有する圧電素子の一方のポートを接続す
    るとともに、前記一方のトランジスタのベースと前記他
    方のトランジスタのコレクタとの間に前記圧電素子の他
    方のポートを接続してなることを特徴とする発振回路。
  4. (4)一対の電界効果トランジスタの各ドレインをそれ
    ぞれ同一抵抗値の抵抗を介し直流電源の一端に接続する
    とともに、各ソースを共通の電流源を介し前記直流電源
    の他端に接続し、かつ各ゲートにバイアス電圧を印加す
    るバイアス回路を接続してなることにより差動増幅回路
    を構成し、前記電界効果トランジスタ対の一方の電界効
    果トランジスタのドレイン〜ゲート間に同一基板上に2
    組のポートを有する圧電素子の一方のポートを接続する
    とともに、前記電界効果トランジスタ対の他方の電界効
    果トランジスタのドレイン〜ゲート間に他方のポートを
    接続してなることを特徴とする発振回路。
  5. (5)一対の電界効果トランジスタの各ドレインをそれ
    ぞれ同一抵抗値の抵抗を介し直流電源の一端に接続する
    とともに、各ソースを共通の電流源を介し前記直流電源
    の他端に接続し、かつ各ゲートにバイアス電圧を印加す
    るバイアス回路を接続してなることにより差動増幅回路
    を構成し、前記電界効果トランジスタ対の一方の電界効
    果トランジスタのドレインと他方の電界効果トランジス
    タのゲートとの間に同一基板上に2組のポートを有する
    圧電素子の一方のポートを接続するとともに、前記一方
    の電界効果トランジスタのゲートと前記他方の電界効果
    トランジスタのドレインとの間に前記圧電素子の他方の
    ポートを接続してなることを特徴とする発振回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213140A (ja) * 2011-03-24 2012-11-01 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 電圧制御発振回路及び水晶発振器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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