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JPH02268215A - 距離検出方法と装置 - Google Patents

距離検出方法と装置

Info

Publication number
JPH02268215A
JPH02268215A JP8995089A JP8995089A JPH02268215A JP H02268215 A JPH02268215 A JP H02268215A JP 8995089 A JP8995089 A JP 8995089A JP 8995089 A JP8995089 A JP 8995089A JP H02268215 A JPH02268215 A JP H02268215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
parallax
blocks
value
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8995089A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Masuda
増田 俊一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GRAPHICS COMMUN TECHNOL KK
Original Assignee
GRAPHICS COMMUN TECHNOL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GRAPHICS COMMUN TECHNOL KK filed Critical GRAPHICS COMMUN TECHNOL KK
Priority to JP8995089A priority Critical patent/JPH02268215A/ja
Publication of JPH02268215A publication Critical patent/JPH02268215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像計測による距離検出方法と装置【こ関する
。より詳しくは、異なった位置より搬影した2枚1組の
ステレオ画像対を用いて、対象物についての奥行き方向
の距離を、高精度でしかもより少ない演算間で求めるこ
とができる距離検出方法と装置を提供せんとするもので
ある。
[従来の技術] 特定の距離にある対象物のみを抽出したり、あるいは3
次元空間内の物体の位置関係を求めることを目的として
、対象物についての奥行き方向の距離を非接触で検出す
る各種の方法が従来より行われている。
そのような検出方法として、異なった位置より搬影した
2枚1組の画像対を用いて所用の演算を行う相関法かあ
る。
第3図は、この相関法による距離検出の原理を示すもの
である。第3図において、A1は第1のカメラのレンズ
の中心、A2は第2のカメラのレンズの中心でおり、一
般的には、2台のカメラは同一水平面上で双方の光軸が
平行となるように配置される。そこで、対象物について
2枚1組の画像を踊影すると、対象物上の点Pは、Xl
、Ylを座標軸とする第1画像内では、点Pと第1のカ
メラのレンズの中心A とを結ぶ線上の点P1(Xl、
Yl)に、X2.Y2を座標軸とする第2画像内では点
Pと第2のカメラのレンズの中心A2とを結ぶ線上の点
P2  (X2 、 Y2 )に現われる。2台のカメ
ラは同一水平面上に配置されているので、得られる第1
画像と第2画像との間には、上下方向の位置ずれはなく
、奥行き方向の距離に応じて水平方向の位置すれ(視差
e。
e−xl  x2>が生ずる。
視差eと対象物までの奥行き方向距離Zとの間には、 Z= (fxh>/ (gxe>      (1)な
る関係かある。ここで、fはレンズの焦点距離、hは第
1のカメラと第2のカメラの間の距離、qは変換係数で
ある。したがって、対象画像内のさまざまな点Pについ
て、それぞれの視差eから奥行き方向の距離を算定する
ことにより、画像の距離分布図を得ることができる。
また、画像を分割した各ブロック毎に視差を求めるなら
ば、ブロック単位の距離分布を得ることができる。すな
わち、第1画像において分割した所定の大きさのブロッ
クと同一サイズの第2画酸中のブロックを、水平方向に
順次シフトして、それぞれのシフトした位置にあける第
1画像と第2画像の両ブロック間の相関値を演算し、得
られた各相関値の中で最も高い相関値を示すブロックか
存在する位置を求める。これは第1画像のブロックと第
2画像中のブロックとの一致対応関係を児出すことに相
当する。そこで、求められた第2画像のブロック位置と
第1画像のブロック位置との間の水平方向における差を
視差とみなし、この視差と既知の躍影位置とから3角測
量の方法を用いて対象物までの奥行き方向の距離を逆算
して求める。
以上説明した相関法を、複数の異なった解像度レベルを
有する階層画像を用いる距離検出方法に適用し、粗密捜
索を効率的に行うことも可能で轟っだ。すなわち、最も
粗い解像度レベルの画像対から相関法により視差を求め
、得られた視差をつぎに粗い解像度レベルによる視差演
算における初期値として画像間の視差を求めることを順
次繰返し、最終的に最も細かい解像度レベルの画像間の
視差を求め、この視差より3角測量の方法により対象物
までの奥行き方向距離を検出する。
[発明が解決しようとする課題] 相関法を用いる従来の距離検出方法によると、画像の輝
度値が一定あるいは徐々に変化する部分では、第1画像
と第2画像の両ブロック間の相関値の変化が極めて微少
であることから、相関性が高くなるへきではないブロッ
クを、一致対応関係があるものとして誤って認め易い。
そのために、画像全体の距離分布が得られたとしても個
々の距離値についてみると、相関法が有効に機能して正
確な距離値が得られる部分と、相関法が有効に機能しな
いために誤った距離値が得られる部分とか混在しており
、誤った距離値が含まれる情報を用いて物体の抽出や位
置関係の認識処理を行った場合、不要な物体を過度に抽
出したり、誤った認識結果を生じせしめるなど、距離検
出結果を使用する処理過程に対する外乱になるという解
決すべき課題がおった。
このような課題は、複数の異なった解像度レベルを有す
る階層画像を用いる距離検出方法に相関法を適用する場
合においても、同様に未解決のまま残されている。
[課題を解決するための手段] このような解決課題に照らし本発明はなされたものであ
り、第3図に示した3角測最の方法にもとづいて、第1
画像を分割した各ブロックについて、その輝度変化評価
値があらかじめ設定された閾値以上であれば、相関法に
よる視差演算を行い、閾値未満でおれば相関法を適用し
ないで、そのブロックの周辺の隣接ブロックの視差から
補間し、その得られた視差から3角測量の方法により対
象物までの奥行き方向の距離検出を行うようにした。
また、このような方法を複数の異なった解像度レベルを
有する階層画像のそれぞれに順次適用して視差を求め、
最終的に得られた視差を用いて3角測量の方法により対
象物までの奥行き方向の距離を検出するようにした。
[作用コ このような手段を講じたことにより、輝度変化が異なる
ブロックが混在する画像を用いて相関法による距離検出
を行う場合であっても、正確な奥行き方向の距離値を得
ることができ、しかも、全体としての所用演算量の減少
を実現することも可能となった。
[実施例] 本発明は第3図により説明した3角測ωの方法にもとづ
くものであり、その一実施例の回路構成を第1A図に示
し説明する。
第1A図において、第1カメラ31Aおよび第2カメラ
31Bにより撮影された第1画像および第2画像を示す
各信号4’lA、41Bは、各アナログ・ディジタル(
A/D>変換部32A、32Bにてそれぞれディジタル
変換され、得られた輝度データを示す各信号42A、4
2Bは視差演算補間部11の第1画像メモリ12Aおよ
び第2画像メモリ12Bにそれぞれ書込まれる。第1画
像メモリ12Aおよび第2画像メモリ12Bは、ディジ
タル変換された画像の縦方向の画素数Nと横方向の画素
Mにそれぞれ対応したN行M列の2次元配列となってい
る。
このような構成の第1画像メモリ12Aより読出された
第1画像の輝度データを示す信号52Cを受けた輝度変
化検出部13では、横方向のM画素、縦方向のへ画素の
MXN画素のそれぞれについて輝度変化値を演算し検出
する。本実施例では輝度変化値として空間微分値演算結
果を用いており、輝度変化値Vは、 ただし、 Sx= u (x+1.y+1) +2 u (X+L
V)十u (X+1.y−1) −u (X−Ly+1) −2u (x−1,y)−u
 (x−1,y−1) Sy= u (x+Ly−1) +2 u (x、y−
1)+ u (x−1,y−1) u (x+1.y+1) −2日(x、y+1)u (
x−1,y+1) である。ここで、Uは画素の輝度データを表わしている
第1B図は、この輝度変化値を得るための輝度変化検出
部13(第1A図)における制御動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
第1B図において、第1画像メモリ12A(第1A図)
より第1画像の輝度データを示す信号52Cを読出しく
3101)、列番号Xが2、行番号yが2の位置の画素
を、演算を開始する画素として設定しく5102>、つ
ぎに示す演算を行う(S103)。
Sx= u (X+LV+1) +2 u (X+1.
V)+ IJ (X+1.y−1) u (x−1,y+1) −2u (x−1,V)−u
 (x−1,y−1) Sy= u (x+Ly−1) +2 u (x、y−
1)+ u (x−1,V−1) −u (x+1.y+1)  −2LJ (x、y+1
)u (×−1,y+1) ステップ3103の作業により得られた演算結果を用い
て演算式(2)に従って輝度変化値Vを求めるための演
算を行う(3104)。
1つの画素についての輝度変化値■が求められると、画
素の位置の列番SXが横方向の画素数Mから1減じた値
より小さい値であるか否かが問われ(3105)、小さ
い値であれば(S105Y)、Xの値を1進めて(31
06)、ステップ$103からの作業を繰返す。列番号
XがMから1減じた値より小ざい値でなければ(310
5N)、画素の位置の行番号yが縦方向の画素数Nから
1減じた値より小ざい値であるか否かが問われ<510
7) 、小さい値であれば(S107Y)、行番号yを
1進めて(5108)、ステップ3103からの作業を
繰返す。行番号yがNから1減じた値より小さい値でな
ければ(3107N)、所要の画素についての輝度変化
値Vが求められたので作業を終了する。
以上のようにして、第1A図の輝度変化検出部13にお
いて求められた第1画像の各画素についての輝度変化値
を示す信号53は、画素数に対応したN行M列の2次元
配列を有する輝度変化値メモリ14に書込まれる。
第1A図において、輝度変化値メモリ14からの輝度変
化値を示す信@54と、第1画像メモリ12Aおよび第
2画像メモリ12Bからの、それぞれの画像データを示
す各信号52A、52Bを受けた視差演算部15は、第
1画像の相互に重なり合わないように分割された各ブロ
ックについて、左上ブロックから右下ブロックに至るま
で順次スキャンして、各ブロックにおける第1画像と第
2画像との間の視差を演算し検出する。ここで、1ブロ
ック当りの画素数を横方向p画素、縦方向0雨素とすれ
ば、画像の横方向のブロック数M、はM/p個、縦方向
のブロック数N1はN/0個となる。
この視差演算部15の動作を説明すると、輝度変化値メ
モリ14からの輝度変化値を示す信号54は、その内部
に設けられたN行M列の容量の一時記憶領域T1に、第
1画像メモリ12Aからの第1画像を示す信号52Aは
N行M列の容量の一時記憶領域T1に、第2画像メモリ
12Bからの第2画像データを示す信号52B4.tN
N行列列容量の一時記憶領域T2に、それぞれ書込まれ
る。
そこで、第1画像の分割された各ブロックについて、左
上ブロックより開始して最終の右下ブロックまでのブロ
ック毎に第1画像と第2画像との間の視差を得るための
演算を行う。すなわち、時記憶領域T1内の1つのブロ
ックの輝度変化値を示すデータ(+)X0個〉のうち、
その変化値があらかじめ設定された変化値用閾値以上で
あるデータの個数をカウントし、得られたカウント(直
をそのブロックについての視差を演算するか否かを判断
するための評価値とする。この評価値があらかじめ設定
された評fiffiflIf用閾値未満でおれば、視差
は不定としてこれを求めるための演算は行わず、視差不
定を表わす特殊コードをを視差分布メモリ16内のその
ブロック位置に書込む。特殊コードとしては距離無限大
に相当する視差“011を用いる。
そのブロックについての評価値が評価値用閾値以上であ
れば、視差演算部15内の一時記憶領域T1よりそのブ
ロックのデータB1を読出して、そのブロックと同一サ
イズの第2画像のブロックを順次水平方向にシフトせし
めて、両ブロック間の各相関値を演算し、それが最小と
なる第2画像のブロックの位置を求め、求められた位置
ずれ串をそのブロックについての視差とする。
第1C図は、第2画像のブロックを水平方向にシフトせ
しめて視差を探索する範囲の設定の様子を示すものであ
る。第1C図において、探索範囲は視差初期値d。を中
心として左右S画素に設定する。視差初期値d。を示す
信号40(第1A図〉は、図示されてはいない入力装置
を介して視差演算部15に書込まれる。探索開始時の視
差d、はdo−s画素とし、d が負であれば、d3は
Oとする。探索終了時の視差dtはd。+S5画素する
そこで、最初に視差仮定値d をd3画素とし、視差d
の初期値をd 、誤差最小値Eminの初期値を+■に
設定する。これらの値が定まると、第1画像のブロック
のデータB1か示す位置より視差仮定値d であるda
画素だけ水平方向にシフトした位置の第2画像のブロッ
クのデータB2を、視差演算部15に含まれた一時記憶
領10 T 2より続出して、両ブロック間の相関値を
求める。相関値は、つぎに示す演算式に従って両ブロッ
ク間の誤差評価値Errを演算して得る。
演算式(3〉の他に、下記の演算式(4)を用いて相関
値を求めてもよい。
このようにして求められた誤差評価値Errが誤差最小
値Emin未満であれば、視差dを視差仮定値da、誤
差最小値EIIlinを誤差評価値Errとする。誤差
評価111Errが求まれば、視差仮定値daを1画素
進め、同様にして誤差評価値Errを求める。
以上の演算を、視差仮定値daがあらかじめ設定された
最大値dtに達するが、あるいは第2画像領域を越えな
い範囲で繰返し、この繰返し演算が終了した時点におけ
る視差dをそのブロックにおける視差として、これを示
す信号55(第1A図)を視差分布メモリ16に送出す
る。
第1D図および第1E図は、以上の視差演算部15(第
1A図)における制御動作の流れを示すフローチャート
である。第1D図において、輝度変化値メモリ14(第
1A図)より輝度変化値Vを示す信号54を、第1画像
メモリ12Aより第1両像データを示す信号52Aを、
第2画像メモリ12Bより第2画像データを示す信@5
2Bを、それぞれ読出しく5111)、第1画像のブロ
ックの位置の列番号iおよび行番号jをそれぞれ1にし
て(S112>、そのブロックl+、 j>の輝度変化
値を示すデータのうら、その変化値が必らかじめ設定さ
れた変化値用閾値以上であるデータの個数を求め、この
カウント値をそのブロック(i、j>についての評価値
とする(S113)。
得られた変化値である評価値は評価値用閾値以上の値で
あるか否かが問われ(3114)、閾値未満の値であれ
ば(3114N) 、視差d (i、、J)は不定とし
く5115)、これを求めるための演算は行わず、ステ
ップ5117に移行する。変化値である評価値が閾値以
上の値であれば(S114Y)、第1画像のブロック(
I、J)との間の相関値が最小となる第2画像のブロッ
クの位置を求め、その位置ずれ量を視差(i、j)とす
る(S116)。
得られたブロックの視差d (i、j>、またはそれか
不定であることを表わす特殊コードを示す信号55(第
1A図)を視差分布メモリ16に書込む(3117)。
そこで、第1両像のブロックの位置の列番g+か横方向
のブロック数M、より小さい値であるか否かが問われ(
3118)、小さい値でおれば(S118Y)、列番号
iを1進めて(S119)、ステップ5113からの作
業を繰返す。小ざい値でなければ(3118N)、行番
号jが縦方向のブロック数Nqより小さい値であるか否
かが問われ(S120>、小さい値でおれば(Sl 2
0Y) 、行番号jを1進めて(S121)、ステップ
5113からの作業を繰返す。
小ざい値でなければ(Sl 2ON> 、全ブロックに
ついての視差演算が行われたので作業を終了する。
第1E図はステップ3116(第1D図)の作業の流れ
の詳細を示すもので必り、第1画像のブロックのデータ
B1を視差演算部15の一時記憶領域T1より読出すと
(S131)、第2画像のブロックの水平方向の探索範
囲d8.dtを設定しく5132)、視差仮定値d を
d88画素、視差dの初期値をd に、誤差最小値Em
inの初期値を+■に、それぞれ設定する(S133)
これらの値が定まると、第1画像のブロックの位置より
da画素だけ水平方向にシフトした位置の第2画像のブ
ロックのデータB2を、視差演算部15の一時記憶領域
T2より続出しく5134)、演算式(3)に従って、
データB1とデータB2との間の誤差評価値し、を演算
する(S135>。
得られた誤差評価値Errは誤差最小値E minより
小さい値であるか否かが問われ(3136)、小さい値
であれば(S136Y) 、視差dを視差仮定値d 、
誤差最小値E ・ を誤差評価値「rrとa     
          mInする(S137)。これら
の値が定まると、視差仮定値d が設定された最大値d
tより小さい値であるか否かが問われる(3138)。
ステップ5136において、誤差評価値Errか誤差最
小値Eminより小さい値でなければ(3136N>、
ステップ8138に移行する。視差仮定値daが最大値
d1より小さい値であれば(S138Y)、視差仮定値
daの位置の第2画像のブロックが存在するか否かが問
われ(3139)、存在すれば(S139Y) 、視差
仮定l11fdaを1画素進め(S140)、ステップ
5134からの作業を繰返す。第2画像のブロックが存
在しなければ(Sl 39N> 、その時点における視
差dをそのブロックの視差d(+、j)として(S14
1)作業を終了する。ステップ8138において、視差
仮定値d が最大値dtより小さい値でなければ(31
38N>、ステップ5141に移行して作業を終了する
第1A図において、視差演算部15による演算の結果、
視差を演算するか否かのデータとなる評価値が閾値未満
のために視差は不定であるとして、そのブロックについ
ての相関法の適用が無効と判断される場合がおり得る。
そこで、視差補間演算部17は、視差不定と判断された
ブロックの視差を、その周辺のブロックの視差から内挿
補間することにより演算し求める。
内挿補間の方法としては、線形補間法、最小自乗補間法
などおるが、本実施例では、周辺ブロックの平均値で補
間する方法を用いている。具体的に説明すると、視差分
布メモリ16より全ブロックの視差を読出し、画像の周
縁部領域のブロックをのぞくすべてのブロックについて
つぎに述べる演算を行う。
すなわち、そのブロックの視差を読出し、それが視差不
定を示す特殊コードである“′O″の場合は、そのブロ
ックの上下左右4個の隣接ブロックの視差を読出す。特
殊コード以外である場合は、所要の視差はすでに1qら
れているので必るから、つぎのブロックの処理に移行す
る。視差が110 T1であるとして視差分布メモリ1
6より読出された隣接ブロックの視差4個のうち、視差
が“′O″以外であるブロック数があらかじめ設定され
た値以上である場合は、その4個の内、視差1(011
以外のブロックの視差平均値を求め、これをそのブロツ
クの視差として、視差分布メモリ16内のそのブロック
位置のデータを新たに得られた視差に修正し、つぎのブ
ロックの処理に移行する。視差が11011以外である
ブロック数が設定値未満の場合は、周辺ブロックからの
補間は行わず、つぎのブロックの処理に移行する。
第1F図ないし第1H図は、以上の視差補間演算部17
(第1A図)における制御動作の流れを小すフローチャ
ートである。
第1F図において、視差分布メモリ16(第11A図)
よりその視差を読出すブロックの位置の列番号iおよび
行番号jをそれぞれ2にして(S151)、ブロック(
i、j>の視差d(i、、j>を読出す(3152)。
続出された視差d (i。
j)は視差不定を示す特殊コードであるか否かが問われ
(3153)、特殊コードでおれば(3153Y) 、
カウント数および積算値はそれぞれOにして(S154
)、ブロック(i−1,j>の視差d(i−1,j>を
視差分布メモリ16より読出す(3155)。読出され
た視差d(i−1゜j)は視差不定を示す特殊コードで
あるか否かが問われ(3156)、特殊コードでなけれ
ば(8156N)、カウント数を1進め、積算値として
そのブロックに−1,j>の視差d(i−1゜j)を加
算する(3157)。つぎに、ブロック(i+1.j>
の視差d (i+1.j>を読出す(S158)。ステ
ップ5156において、視差d(i−1,j>が特殊コ
ードの場合は(S156Y)、ステップ8158に移行
する。読出された視差d (i+1.J)は視差不定を
示す特殊コードであるか否かが問われ(3159)、特
殊コードでなければ<3159N) 、カウント数を1
進め、積算値としてそのブロック(i+1.j>の視差
d (i+1j>を加算する(3160、第1G図)。
ついで、ブロック(i、j−1)の視差d(j)を読出
す(3161)。ステップ5159(第1F図)におい
て、視差d (i+1.J)が特殊コードの場合は(S
l 59Y) 、ステップ8161に移行する。読出さ
れた視差d(i、Jl)は視差不定を示す特殊コードで
あるか否かが問われ(3162)、特殊コードでなけれ
ば(8162N> 、カウント数を1進め、積算値とし
て視差d(i、j−Hを加算する(S163)。
ざらに、ブロック(i、j+1>の視差d (i。
j+1)を読出す(3164)。ステップ5162にお
いて、視差d(i、j−1>が特殊コードの場合は(S
l 62Y) 、ステップ8164に移行する。読出さ
れた視差d (i、j+1>は視差不定を示す特殊コー
ドであるか否かが問われ(S165)、特殊コードでな
ければ(3165N)、カウント数を1進め積算値とし
て視差d(+、」+1)を加算する(3166>。
このようにして得られたカウント数は、設定された閾値
より大きい値であるか否かが問われる(3167、第1
H図)。ステップ3165(第1G図〉において、視差
d (i、j+1>が特殊コードの場合は(3165Y
) 、ステップ3167に移行する。カウント数が閾値
より大きい値であれば(S167’Y)、得られている
積算値をカウント数で除した平均値を補間後の視差dい
j〉として求め、これを視差分布メモリ16に書込む(
8168)。新たに修正された視差d(j)が1qられ
ると、ブロックの位置の列番号iが横方向のブロック数
Ml)から1減じた値より小さい値であるか否かが問わ
れる(3169)。ステップ3153(第1F図)にお
いて視差d(i。
j)が特殊コードでない場合(8153N) 、および
ステップ8167において得られたカウント数が設定さ
れた閾値より大きい値でない場合は(3167N>、そ
れぞれステップ5169に移行する。ステップ8169
において、そのブロック列番@iがMpから1減じた値
より小さい値であれば(S169Y) 、列番号iを1
進めて(S170)、ステップ3152(第1F図)か
らの作業を繰返す。小さい値でなければ(3169N)
、ブロックの位置の行番号が縦方向のブロック数Nqか
ら1減じた値より小さい値であるか否かが問われ(S1
71)、小さい値であれば(S171Y)、行番号jを
1進めて(S172)、ステツブ3202からの作業を
繰返す。小さい値でなければ(3171N>すべてのブ
ロックについての視差補間のための処理が行われたので
作業を終了する。
なお、第1画像の全ブロックが視差不定の特殊コードを
示さなければ、以上の視差補間のための演算は行われな
い。
第1A図において、視差分布メモリ16からの各ブロッ
クについての視差を示す信号56を受けた距離演算部3
3は、相関法において用いられる演算式(1)に従って
各ブロックの距離を演算して求める。
その動作を説明すると、視差分布メモリ16より全ブロ
ックについての視差を示す信@56を読出し、視差が1
4011のブロックについては演算を行わず、無限大な
いしは距離分布メモリ34に許容される最大値を示す信
号43を出力する。視差がOI?以外のブロックについ
ては、既知のレンズの焦点距離、第1カメラと第2カメ
ラとの間の距離h、変換係数および得られた視差より、
演算式(1)に従ってそのブロックの距離Zを演算し、
その演算結果を示す信号43を距離分布メモリ34に書
込み、最終的に画像の全ブロックについての距離検出出
力44を得る。
第11図は、この距離演算部33(第1A図)における
制御動作の流れを示すフローチャートであり、ブロック
の位置の列番@iおよび付番@jをそれぞれ1にして(
8181)、ブロック(i。
j)の視差d(i、j>は視差不定を示す特殊コードで
あるか否かが問われ(3183)、特殊コードでなけれ
ば(183N>、そのブロックの距離z (i、j)を
つぎに示す演算式 %式%) にしたがって求め、演算結果を距離分布メモリ34(第
1A図)に書込む(8184)。そのブロックの距離z
(i、j>が得られると、ブロックの位置の列番号iが
横方向のブロック数M。より小さい値であるか否かが問
われる(3186)。
ステップ8183において、視差d(i、j)が視差不
定を示す特殊コードの場合は(S183Y)、特殊コー
ドを距離分布メモリ34に書込んで(3185)、ステ
ップ8186に移行する。ステップ8186において、
列番号iがブロック数M、より小さい値であれば(31
86Y)、列番号iを1進めて(3187)、ステップ
8182からの作業を繰返す。小さい値でなければ(3
186N>、ブロックの位置の行番号jが縦方向のブロ
ック数Nqより小ざい値であるか否かが問われ(318
8)、小さい値であれば(S188Y)、行番号jを1
進めて(3189)、ステップ8182からの作業を繰
返し、小さい値でなければ(3188N)、すべてのブ
ロックについての距離演算のための処理が行われたので
作業を終了する。
第1J図は、第1A図に示した実施例における装置全体
の制御動作の流れを示すフローチャートである。
第1J図において、第1カメラ31A(第1A図)によ
り第1画像を撮影しく5191)、第2カメラ31Bに
より第2画像を撮影する(S192)。撮影された第1
画像の輝度データを示す信号52Cを受けた輝度変化検
出部13は、画像を構成する各画素について輝度変化値
を検出するための演算を行う(3193)。得られた輝
度変化値を示す信号54と、第1画像および第2画像の
それぞれの画像データを示す多倍@52A、52Bとか
ら、視差演算部15は第1画像の分割された各ブロック
について第1画像と第2画像との間の視差を演算する(
3194)。視差演算部15による演算の結果、相関法
の適用が無効と判断され視差不定とされたブロックにつ
いての視差を、その周辺の隣接ブロックの視差から内挿
補間するための演算を視差補間演算部17により行う(
S195)。視差補間演算部17により視差が得られた
各ブロックについて相関法において用いられる演算式(
1)に従ってその距離を演算しく3196)、すべての
ブロックの距離が検出されると作業を終了する。
第2A図は本発明の伯の実施例の回路構成を示すもので
あり、第1A図における構成要素に対応するものにって
いは同じ記号を付して説明する。
第2A図において、第1A図に示した実施例の回路構成
と異なるところは、入力された画像を最も粗い解像度で
処理する第3階層と、中間の解像度で処理する第2階層
と、最も密な解像度で処理する第1階層から成立ってい
ることである。ここでは、最も密な解像度の原画像を含
む3つの階層の画像を得るために1−組の中間の解像度
の画像を得るための第2階層画像生成部21A、21B
および1組の最も粗い解像度の画像を得るための第3階
層画像生成部22A、22Bと、最も解像度の粗い第3
階層画像より視差を演算補間するための第3階層視差演
算補間部23と、第3階層視差演算補間部23により得
られた視差を示す信号63から、中間の解像度の第2画
像より視差を演算補間する場合の初期値を生成するため
の第2階層初期値生成部24と、各第2階層画像生成部
2つA、21Bからの、それぞれ第2階層画像を示す信
号61A、61Bより視差を演算補間するための第2階
層視差演算補間部25と、第2階層視差演算補間部25
により得られた視差を示す信号65から、最も細かい解
像度の第1階層画像より視差を演算補間する場合の初期
値を生成するための第1階層初期値生成部26と、各A
/D変換部32A、32Bからの、それぞれ入力画像を
示す各信号42A、42Bより視差を演算補間するため
の第1階層視差演算補間部27を設けている。ここで、
第3階層視差演埠補間部23、第2階層視差演痒補間部
25および第1階層視差演算補間部27の構成は、第1
A図に示した実施例における視差演算補間部11の構成
と同一である。
第1カメラ31Aおよび第2カメラ31Bにより穎影さ
れた第1画像および第2画像を示す各信号41A、41
Bは、各A/D変換部32A、32Bにより、それぞれ
第1階層用の画像データにディジタル変換され、得られ
た輝度データを示す各信号42A、42Bは、第1階層
禎差演算補間部27内の第1画像メモリおよび第2画像
メモリにそれぞれ書込まれるとともに、各第2階層画像
生成部21A、21Bにも入力される。ここで、第1階
層画像の縦方向の画素数はN1画素、横方向の画素数は
M1画素とする。
各第2階層画像生成部21A、21Bは、原画像である
第1階層の画像を示す各信号42A、42Bに空間フィ
ルタ演算を施して、1段階粗い第2階層の画像を示す各
信号61A、61Bを生成して、第2階層視差演算補間
部25内の第1画像メモリおよび第2画像メモリに書込
む。第2階層の画像は、空間フィルタにより第1階層の
画像を縦横それぞれ1/2に縮小したものであり、縦方
向の画素数N2はN1/2画素、横方向の画素数M2は
M1/2画素となり、第1階層の画像の2×2=4画素
から第2階層の画像の1画素のデータを作成することに
なる。用いる空間フィルタ演算方式としては、ローパス
方式、最大値選択方式などがあるが、本実施例では、第
1階層の画像の′m2画素、横2画素の計4画素の平均
値を第2階層の1画素のデータとする平均値フィルタ方
式を用いている。
第2B図は、各第2階層画像生成部21A、21B(第
2A図)における制御動作の流れを示すフローチャート
である。
第2B図において、各A/D変換部32A、32Bより
第1階層の画像データを示す多倍@42A、42Bを入
力しく3201)、第2階層の画像の画素位置の列番号
12および行番号j2をそれぞれ1にする(3202>
。つぎに、第1階層の画像の画素位置の列番号11を(
i2−1)X2+1、行番号j を(、j2−1)X2
+1として(3203>、第1階層の画像の4画素(1
1゜jl )、(il +1.jl >、(il、j1
+1>、(i1+1.j1+1>の各輝度値u1(11
゜jl)・ul(!1+1・ jl>・ul(!1・J
l +1>、 ul  (!1 +”l、Jl +1>
を加算して合計値を求める(S204)。求められた輝
度値は4で除して第2階層の画像の画素(12゜j2)
の輝度値u2  (!2.J2 )とする(S205)
。輝度値u2  (!2.j2 >が得られると、第2
階層の画像の画素位置の列番号12が横方向の画素数M
2より小さい値であるか否かが問われ(3206)、小
さい値で必れば(S206Y)・列番@12を1進めて
(3207)、ステップ5203からの作業を繰返す。
列番号12が画素数M2より小さい値でなければ(32
06N)、行番号j2が縦方向の画素数N2より小さい
値であるか否かが問われ(3208>、小さい値であれ
ば(S208Y)、行番号j2を1進めて(3209)
、ステップ5203からの作業を繰返す。
行番号j2が画素数N2より小さい値でなければ(32
08N>、第2階層の画像を構成すべきすべての画素の
輝度値が得られたので作業を終了する。
第2A図において、各第2階層画像生成部21A、21
Bにより得られた第2階層の画像を構成する各画素の輝
度値を示す各信号61A、61Bから、各第3階層画像
生成部22A、22Bは、同じく平均値フィルタ方式を
用いて第2階層の画像の4画素の平均値を第3階層の画
像の1画素のデータとして、縦方向の画素数N5=N2
/2画素、横方向の画素数M3=M2 /2画素よりな
る第3階層の画像を示す各信号62A、62Bを生成し
、第3階層視差演算補間部23内の第1画像メモリおよ
び第2画像メモリにそれぞれ書込む。
各第3階層画像生成部22A、22Bにおける制御動作
の流れは、第2B図に示した各第2階層画像生成部21
A、21Bにおける制御動作の流れと同様であるので、
その説明は省略する。
各第3階層画像生成部22A、22Bにより得られた第
3階層の画像を示す各信号62A、62Bを受けた第3
階層視差演緯補間部23は、縦方向N3画素、横方向M
3画素からなる第3階層の第1画像および第2画像を、
縦方向0画素、横方向0画素のブロックにそれぞれ分割
し、第1A図に示した実施例における視差演算方法と同
一の方法を用いて、各ブロックの視差を演算して求める
第3階層の画像を構成する各ブロックの視差が得られる
と、第2階層初期値生成部24は、第3階層視差演算補
間部23内の視差分布メモリより読出した演算結果を示
す信@63から、第2階層視差演算補間部25における
視差演算のための初期視差d2oを生成し記憶する。こ
こで、第3階層の画像の縦方向のブロック数N3qはN
3/Qlであり、第2階層の画像の縦方向のブロック数
N2゜は後述するようにN2 /q個であり、N2−2
×N3の関係がある。第3階層の画像の横方向のブロッ
ク数M3qと第2階層の横方向のブロック数M2゜に゛
ついても同様の関係がある。したがって、第2階層初期
値生成部24は、第3階層の画像の1個のブロックにつ
いての演算結果を、第2階層の画像の4個のブロックに
拡大対応させた視差初期値として、その内部の第2階層
視差初期値用配列メモリD2に一時記憶する。
第2C図は、以上の第2階層初期値生成部24第2A図
〉における制御動作の流れを示すフローチャートである
第2C図において、第3階層視差演算補間部23(第2
A図)より演算結果を示す信号63を読出しく3211
)、第3階層の画像のブロックの位置の列番号i3およ
び行番号j3をそれぞれ1にする(3212>。つぎに
、第2階層の画像のブロックの位置の列番号12を(i
3 1)X2+1、付番@j2を(J3 1>x2+1
として(S213>、第3階層の画像のそのブロック(
i3.j3)の視差d3(13,J3>を、第2階層の
画像の4個のブロック(12,J2>。
(i2+1.J2)、(!2.J2+1)、(2+1.
J2+1>のそれぞれの視差初期値、d20(’2 、
j2)、d20い2 +’l、 J2 >、 d2o(
12,j2+1)、d2o(12+1.j2十1)とす
る(3214>。これらの視差初期値が得られると、第
3階層の画像のブロックの位置の列番号13が横方向の
ブロック@M3.より小さい値であるか否かが問われ(
8215>、小さい値であれば(S215Y)列番号i
3を1進めて<5216)、ステップ5213からの作
業を繰返づ。列番号i が横方向のブロック数M3.よ
り小さい値でなければ(821,5N)、行番号j3が
縦方向のブロック数N3゜より小さい値であるか否かが
問われ(S217>、小さい値であれば(S217Y)
 、行番号j3を1進めて(S218)、ステップ52
13からの作業を繰返す。行番号j3が縦方向のブロッ
ク数N3qより小ざい値でなければ(5217N)、第
3階層の画像を構成するすべてのブロックについて第2
階層の画像のブロックの視差初期値を得るための処理が
行われたので作業を終了する。
第2A図において、第2階層初期値生成部24内の第2
階層視差初期値用配列メモリD2より読出された視差初
期値を示す信号64と、各第2階層画像生成部21A、
21Bからの第2階層の画像を示す多倍@61A、61
Bを受けた第2階層視差演算補間部25は、第2階層の
第1画像および第2画像から、第1A図に示した実施例
における視差演算方法と同一の方法を用いて、各ブロッ
クの視差を演算して求める。
第2階層の画像を構成する各ブロックの視差が得られる
と、第1階層初期値生成部26は、第2階層視差演算補
間部25内の視差分布メモリより続出した演算結果を示
す信号65から、第1階層視差演算補間部27における
視差演算のための初期視差d1oを生成し記憶する。こ
こで、第2階層の画像の縦方向のブロック数N2.はN
2/q個、第1階層の画像の縦方向のブロック数N1q
は後述するようにN 1 / Q個でおり、N1=2X
N2の関係がある。第2階層の画像の横方向のブロック
数M2pと第1階層の横方向のブロック数M1一ついて
も同様の関係がある。したがって、第1階層初期値生成
部26は、第2階層の画像の1個のブロックについての
演算結果を、第1階層の画像の4個のブロックに拡大対
応させた視差初期値として、その内部の第1階層視差初
期値用配列メモリD1に一時記憶する。この第1階層初
期値生成部26における制御動作の流れは、第2C図に
示した第2階層初期値生成部24における制御動作の流
れと同様であるので、その説明は省略する。
第1階層初期値生成部26内の第1階層視差初期値用配
列メモリD1より読出された視差初期値を示す信号66
と、各A/D変換部32A、32Bからの入力画像を示
す各信号42A、42Bを受けた第1階層視差演算補間
部27は、第1画像および第2画像から、第1A図に示
した実施例における視差演算方法と同一の方法を用いて
、各ブロックの視差を演算して求める。
第1階層視差演算補間部27からの演算結果を示す信号
67を受けた距離演算部33およびその演算結果を示す
信号43を書込む距離分布メモリ34の構成は、第1A
図に示した実施例と同じであり、最終的に画像の全ブロ
ックについての距離検出出力44を1qる。
第2D図は、第2A図に示した実施例における装置全体
の制御動作を示すフローチャートである。
第2D図において、第1カメラ31A(第2A図)によ
り第1画像を撮影しく3221)、第2カメラ31Bに
より第2画像を撮影する(S222)。撮影された第1
画像を示す信号42Aを受【ブた第2階層画像生成部2
1Aは、1段階粗い第2階層の第1画像を生成しく32
23> 、第2画像を示す信号42Bを受けた第2階層
画像生成部21Bは、1段階粗い第2階層の第2画像を
生成する(3224>。生成された第2階層の第1画像
を示す信号61Aを受けた第3階層画像生成部22Aは
、さらに1段階粗い第3階層の第1画像を生成しく32
25>、第2階層の第2画像を示す信号61Bを受けた
第3階層画像生成部22Bは、さらに1段階粗い第3階
層の第2画像を生成する(3226)。各第3階層画像
生成部22A。
22Bにより得られた第3階層の画像を示す各信号62
A、62Bを受けた第3階層視差演算補間部23は、画
像を分割した各ブロックの視差を演算する(3227>
。得られた視差を示す信号63から、第2階層初期値生
成部24は、第2階層視差演算補間部25における視差
演算のための視差初期値を生成しく3228)、この初
期値を示す信号64を読出した第2階層視差演算補間部
25は、第2階層の画像を分割した各ブロックの視差を
演算する(S229)。得られた視差を示す信号65か
ら、第1階層初期値生成部26は、第1階層視差演算補
間部27における視差演算のための視差初期値を生成し
く3230) 、ごの初期値を示す信号66を読出した
第1階層視差演算補間部27は、第1階層の画像を分割
した各ブロックの視差を演算する(3231)。第1階
層の画像の各ブロックの視差が得られると、その視差を
示す信号67から、距離演算部33は各ブロックの距離
を演算して(S232>、作業を終了する。
以上においては、画像の階層数を3階層として説明した
が、それ以外の複数の異なった解像度レベルを有する階
層画像構造についても本発明(よ適用され得るものであ
る。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によるならば、
撮影された画像を分割した各ブロックについて距離検出
のための相関法を適用すること力ζ有効か否かを判断し
、有効と判断されたブロックについては相関法による演
算を行い、無効と判断されたブロックについては周辺の
隣接ブロックの距離値から補間することとしたので、正
確な奥行き方向の距離検出が可能となり、しかも、無効
な部分については相関法による演算を行わないために、
結果として全体の所用演算量を減少せしめることができ
る。また、このような方法を、複数の異なった解像度レ
ベルを有するそれぞれの階層画像に適用することにより
、効率的な粗密探索によった距離検出を実現することが
可能となる。したがって、本発明の効果は極めて大きい
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の一実施例の回路構成図、第1B図は
第1A図に示した輝度変化検出部の動作の流れを示すた
めのフローチャート、第1C図は第1A図に示した視差
演算部における第2画像のブロックの水平方向の探索範
囲を設定する様子を説明するための表示図、 第1D図は第1A図に示した視差演算部の動作の流れを
示すためのフローチャート、 第1E図は第1D図中の1ステツプの詳細を示すフロー
チャート、 第1F図、第1G図および第1H図は第1A図に示した
視差演算補間部の動作の流れを示すためのフローチャー
ト、 第11図は第1A図に示した距離演算部の動作の流れを
示すためのフローチャート、 第1J図は第1A図に示した実施例の回路全体の動作の
流れを示すためのフローチャート、第2A図は本発明の
他の実施例の回路構成図、第2B図は第2A図に示した
各第2階層画像生成部の動作の流れを示すためのフロー
チャート、第2C図は第2A図に示した第2階層初期値
生成部の動作の流れを示すためのフローチャート、第2
D図は第2A図に示した実施例の回路全体の動作の流れ
を示すためのフローチャート、第3図は従来技術である
3角測量を用いる相関法による距離検出の原理を説明す
るための原理説明図である。 11・・・視差演算補間部 12A・・・第1画像メモ
リ12B・・・第2画像メモリ 13・・・輝度変化検出部 14・・・輝度変化値メモ
リ15・・・視差演算部   16・・・視差分布メモ
リ17・・・視差補間演算部 21A、21B・・・第2階層画像生成部22A、22
B・・・第3階層画像生成部23・・・第3階層視差演
算補間部 24・・・第2階層初期値生成部 25・・・第2階層視差演算補間部 26・・・第1階層初期値生成部 27・・・第1階層視差演算補間部 31A・・・第1カメラ  31B・・・第2カメラ3
2A、32B・・・A/D変換部 33・・・距離演算部   34・・・距離分布メモリ
44・・・距離検出出力 40.41A、418.42A、42B、43゜52A
、528.52G、53,54,55.56.61A、
61B、62A、62B、63,64.65,66.6
7・・・信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被測定物を異なった位置から撮影して第1の画像お
    よび第2の画像を得、 前記2枚1組の画像を示す各信号から、前記第1の画像
    を分割した各ブロックについて、前記第2の画像の中で
    前記第1の画像を分割したブロックと最も相関度の高い
    ブロックの存在する位置を探索し、両ブロックの位置ず
    れ量から3角測量の方法を用いて対象物までの奥行き方
    向の距離を得る距離検出方法において、 前記第1の画像を構成する各画素の輝度変化値を求め、 前記第1の画像を分割したブロックを構成する画素の輝
    度変化値があらかじめ設定された変化値用閾値以上であ
    るデータの個数をカウントして得られたカウント値をそ
    のブロックについての前記位置ずれ量を演算するか否か
    を判断するための評価値とし、 前記評価値があらかじめ設定された評価値用閾値以上で
    ある前記第1の画像を分割したブロックについては前記
    位置ずれ量を演算し、 前記評価値が前記評価値用閾値未満である前記第1の画
    像を分割したブロックについては前記位置ずれ量を演算
    しないようにした距離検出方法。 2、前記位置ずれ量を演算しない前記第1の画像を分割
    したブロックについては、その周辺のブロックの位置ず
    れ量を求めて、得られた位置ずれ量から内挿補間により
    その位置ずれ量を求めるようにした請求項1記載の距離
    検出方法。 3、異なった位置より第1の原画像のそれぞれから、粗
    い解像度の第1画像および第2画像と、それよりは細か
    い解像度の第1画像および第2画像を含む複数の解像度
    を有する画像を作成し、前記粗い解像度の第1および第
    2の画像のそれぞれを複数個のブロックに分割し、 前記、粗い解像度の第1の画像の各ブロックについて前
    記粗い解像度の第2の画像のブロックの中で相関度の高
    いブロックの存在する位置を探索して、前記最も相関度
    の高いブロック間の位置ずれ量を求め、 前記位置ずれ量を初期値として用いて、前記細い解像度
    の第1および第2画像から、前記最も相関度の高いブロ
    ック間の位置ずれ量を求めて、3角測量により対象物ま
    での奥行き方向の距離を得る距離検出方法において、 前記粗い解像度および細かい解像度における前記位置ず
    れ量を求める場合に、前記第1の画像を構成する各画素
    の輝度変化値を求め、 前記第1の画像を分割したブロックを構成する画素の輝
    度変化値があらかじめ設定された変化値用閾値以上であ
    るデータの個数をカウントして得られたカウント値をそ
    のブロックについての前記位置ずれ量を演算するか否か
    を判断するための評価値とし、 前記評価値があらかじめ設定された評価値用閾値以上で
    ある前記第1の画像を分割したブロックについては前記
    位置ずれ量を演算し、 前記評価値が前記評価値用閾値未満である前記第1の画
    像を分割したブロックについては前記位置ずれ量を演算
    しないようにした距離検出方法。 4、前記位置ずれ量を演算しない、前記第1の画像を分
    割したブロックについては、その周辺のブロックの位置
    ずれ量を求めて、得られた位置ずれ量から内挿補間によ
    りその位置ずれ量を求めるようにした請求項3記載の距
    離検出方法。 5、異なった位置から撮影された被測定物の第1の画像
    および第2の画像をそれぞれ記憶するための第1および
    第2の画像メモリ手段(12A、12B)と、 前記第1の画像メモリ手段からの出力を受けて、前記第
    1の画像を構成する各画素の輝度変化値を検出するため
    の輝度変化検出手段(13)と、前記輝度変化検出手段
    により得られた前記第1の画像を構成する各画素の輝度
    変化値を記憶するための輝度変化値を記憶するための輝
    度変化値メモリ手段(14)と、 前記輝度変化値メモリ手段からの出力と前記第1および
    第2の画像メモリ手段からの各出力を受けて、前記第1
    の画像を分割したブロックを構成する画素の輝度変化値
    があらかじめ設定された変化値用閾値以上であるデータ
    の個数をカウントして得られたカウント値である評価値
    が、あらかじめ設定された評価値用閾値以上である前記
    第1の画像を分割したブロックについては、これと最も
    相関度が高い前記第2の画像を分割したブロックが存在
    する位置を求めて両ブロック間の位置ずれ量である視差
    を演算するための視差演算手段(15)と、 前記視差演算手段により得られた視差を記憶するための
    視差分布メモリ手段(16)と、前記視差分布メモリ手
    段からの出力を受けて、3角測量を用いて対象物までの
    奥行き方向の距離値を得るための距離演算手段(33)
    と を含む距離検出装置。 6、前記視差演算手段によりその視差が演算されなかっ
    た前記第1の画像を分割したブロックについての視差を
    、その周辺のブロックの視差から補間して求めるための
    視差補間演算手段(17)を設けた請求項5記載の距離
    検出装置。 7、被測定物を異なった位置から撮影して得られた第1
    の原画像および第2の原画像の解像度をそれぞれ粗くす
    るための第1の1組の画像生成手段(21A、21B)
    と、 前記第1の1組の画像生成手段からの各出力の解像度を
    それぞれさらに粗くするための第2の1組の画像生成手
    段(22A、22B)と、 前記第2の1組の画像生成手段からの各画像の出力を受
    けて、この各画像を複数個のブロックに分割して、各ブ
    ロックについての視差を演算するための第1の視差演算
    手段(23)と、 前記第1の1組の画像生成手段からの各画像の出力を受
    けて、この各画像を複数個のブロックに分割して、各ブ
    ロックについての視差を演算するための第2の視差演算
    手段(25)と、 前記第2の視差演算手段からの出力を受けて、3角測量
    を用いて対象物までの奥行き方向の距離値を得るための
    距離演算手段(33)と を含む距離検出装置。 8、前記第1の視差演算手段が、 前記複数個のブロックに分割して、各ブロックについて
    の視差を演算し、視差を得ることができなかったブロッ
    クについては、このブロックの周辺のブロックの視差か
    ら、内挿補間により視差を求めるための視差補間演算手
    段を含む請求項7記載の距離検出装置。 9、前記第2の視差演算手段が、 前記複数個のブロックに分割して、各ブロックについて
    の視差を演算し、視差を得ることができなかったブロッ
    クについては、このブロックの周辺のブロックの視差か
    ら、内挿補間により視差を求めるための視差補間演算手
    段を含む請求項7記載の距離検出装置。
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