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JPH02263714A - 窒化硼素の製造方法 - Google Patents

窒化硼素の製造方法

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Publication number
JPH02263714A
JPH02263714A JP2029773A JP2977390A JPH02263714A JP H02263714 A JPH02263714 A JP H02263714A JP 2029773 A JP2029773 A JP 2029773A JP 2977390 A JP2977390 A JP 2977390A JP H02263714 A JPH02263714 A JP H02263714A
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JP
Japan
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reaction
product
boron nitride
aminolysis
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JP2029773A
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JPH0569764B2 (ja
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Gerard Mignani
ジェラール・ミニャニ
Pierre Ardaud
ピエール・アルドー
Roger Trichon
ロジェ・トリション
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Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
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Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
Publication of JPH02263714A publication Critical patent/JPH02263714A/ja
Publication of JPH0569764B2 publication Critical patent/JPH0569764B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G79/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule
    • C08G79/08Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule a linkage containing boron
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/064Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with boron
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
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    • C01B21/064Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with boron
    • C01B21/0646Preparation by pyrolysis of boron and nitrogen containing compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/515Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics
    • C04B35/58Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides
    • C04B35/583Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on non-oxide ceramics based on borides, nitrides, i.e. nitrides, oxynitrides, carbonitrides or oxycarbonitrides or silicides based on boron nitride

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は、新゛規な窒化硼素の製造方法に関する。
[従来技術] 窒化硼素は、特に高温での安定性、熱衝撃に対する耐性
、高い化学的不活性及び非常に良い熱伝導性及び低い導
電性(優れた絶縁体)の為に、ますます必要とされてい
る素材であごとは、公知である。
現在、窒化硼素を製造するための様々な方法が知られて
いる。
これらのうちの一つは、三塩化硼素とアンモニアを気相
で反応させることである。これによって、窒化硼素の微
細粉末が得られ、それを焼結することにより固体片を得
ることができる。
更に最近、前駆物質ポリマーを熱分解する事により、窒
化硼素を製造することができる事が発見された。
ポリマーを経由する利点は、何よりも、この種の製品の
賦形可能性にあり、特に熱分解後に、窒化硼素のファイ
バー或はフィルムを得る事が可能になる事にある。
このように、米国特許第4.581.468号には、ト
リクロルトリアルキルシリルボラゾール(環式化合物)
番こアンモニアを作用させる(アンモノリシス)ことに
より得られ、かつそこに示されているように紡糸の後に
970℃で熱分解することにより窒化硼素ファイバーを
生成することができる有機硼素ポリマーが記載されてい
る。
しかしながら、この特許に記載されている環状出発化合
物は製造が困難であり、従って高価であり、このために
工業的製造の規模での応用が殆ど期待できない。
一方、この種の化合物を用いて得られ得る窒化硼素の、
最大収率は22重量%を超えず、これは実収率が、上記
の値よりかなり下回るであろう事を意味する。
最終的に、熱分解の後に得られたセラミックは、使用さ
れる前駆物質の特性の為にシリコーンをかなりの量含む
[発明の目的] 本発明の目的は、上記の問題を解決する事、及び高純度
で特にシリコーンが存在せずかつさらに非常に少量の炭
素(特に、0.4重量%より少ない含有量)しか含まな
い窒化硼素を基材としたセラミック化合物をきわめて様
々な形状(粉末、フィラメント、ファイバー、成形され
た製品、塗料、被膜、フィルム、など)及び高収率(重
量で)で得る事を可能とする簡単で効率が良(経済的で
容易に実施される手段を提案する事である。
[発明の概要] この目的及び他のものは、本発明の手段、もっとはっき
り言えば、次式(i): の少なくとも1個のB−トリハロゲノボラゾールと次式
(ii) : H,N−R の少なくとも1個の第一アミン(式中、化学式Xはハロ
ゲンを表わし、Rは炭素原子を1〜6個含む任意の置換
された炭化水素基を表わす)とを反応させた生成物をア
ンモニア雰囲気中で熱分解することから成る事により特
徴づけられる窒化硼素の製造方法に関連する、本発明の
手段により達成できることが発見された。
従って得られた窒化硼素を基材とするセラミックスにシ
リコーンが存在しない事実は別として、本発明に従う工
程は、全く予期されないそして驚くべき方法でセラミッ
クスの収率(重量で)が明らかに向上した、また残留炭
素含有量が特に少ない(この炭素不純物は一般に窒化硼
素で作られた最終製品の品質に関して不利になると考え
られる)生成物を得ることをも可能にする事を示すこと
ができた。
更に、ここには、市場で入手でき及び/又は工業的に簡
単に製造でき、したがって安価である出発化合物を用い
て作用させる事が、本発明に従う工程をとりわけ経済的
にする補足の利点がある。
しかしながら、本発明の特徴及び利点は、以下の記述及
び本発明を限定するものではない具体的な発明の実施に
関連する実施例を読む事により更に完全に明らか、にな
るであろう。
B−)リクロルポラゾール以外のB−1リハロゲノボラ
ゾール、例えばB−トリフルオル−B−トリブロム−1
或はB−トリヨードボラゾールなどが適するが、優先的
に使用される出発B−トリハロゲノボラゾール(環状化
合物)はB−1リクロルポラゾールである。
出発第一アミンに関しては、上記で定義され最も使用さ
れる炭化水素基は、アルキル、シクロアルキル、アリル
、アルケニル及びアルキニル基である。
本発明に適するアルキル基としては、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、n−ブチル、ペンチル及びヘキシル
基を挙げることができる。シクロアルキルとしては、シ
クロペンチル及びシクロヘキシル基を挙げることができ
る。
適当なものとして挙げることができるアルケニル基は、
ビニル、アリル、ブテニル及びペンテニル基である。
適当なものとして挙げることができるアルキニル基は、
エチニル、プロピニル及びブチニル基である。
本発明の好ましい具体例に従うと、炭化水素基Rが飽和
基及び特にアルキルタイプの基である第一アミンを用い
て工程が実施される。
本発明の他の好ましい具体例に従うと、炭化水素基Rは
01〜C4の基である。反応混合物中のアミツリシス反
応の全般の構成は次式: アミツリシス反応は、無水条件下で、塊状或は、より好
ましくは有機溶媒(ヘキサン、ペンタン、トルエン・・
・)中で実施できる。
もちろん、大気圧より高い圧力又は低い圧力を除くこ゛
とはないが、反応は一般に大気圧下で実施される。
反応が実施される温度は重要ではなく、その温度は、特
に−80℃〜使用される溶媒の還流温度の間である。
しかしながら、アミツリシス反応は一般にかなりの発熱
量なので、低い温度、すなわち50℃より低い温度で行
なう事が望ましい。
後者の場合には、反応を完結させるため及び/又は形成
されたポリマーでよりよい構造を得る為に、ある時間反
応混合物を放置する事によりその熟成を可能にする事(
例えば、次第に室温に戻す事、その際に好ましくは機械
的攪拌を行なう事)又は反応混合物を(例えば、溶媒の
還流温度まで引き上げる事により)数分から数時間の間
加熱する事のいずれかが有利になり得る。
使用される反応体の総量に依存して反応時間が数分から
数時間に変化し得る。
反応収率は重量比で80%のオーダーである。
本発明において使用される反応体の総量は、最小量でも
上に与えた全般的構成のアミツリシス反応の化学量論に
一致しなければならない。すなわちB−トリハロゲノボ
ラゾール2モルにつき第一アミンが少なくとも3モル使
用されなければならない。
しかしながら、アミツリシス反応が反応混合物中で水素
ハライド(例えば塩化水素など)を発生させる事及び反
応混合物中の該ハライドを中和する事が望ましい事を考
慮に入れ、本発明に従って、化学量論量の過剰の第一ア
ミンの使用(これに対応する有利な過剰はB−)リハロ
ゲノボラゾール2モルにつき第一アミンを少なくとも6
モル)が望ましい。
もちろん、化学量論量で過剰量を使用する代わりに、十
分な量の中和剤、特に第三アミン及び/又はピリジンタ
イプを反応混合物中に加える事により当量法で該水素ハ
ライドの中和を行なう事も可能である。
この反応段階の最後に、ポリマーは、反応混合物から及
び特に生成されたアミンヒドロクロリドから分離される
。この分離は様々な手段、例えば濾過又は抽出及び特に
アンモニア使いデカントする事などの公知の手段で行な
われる。
本発明の他の具体例に従うと、溶液中の前駆物質で異な
る出発第一アミンを用いる個々のアミツリシス反応の生
成物は、これらの前駆物質の中間原料の特性を得るよう
な割合で混合される。次にこの混合物は与えられた前駆
物質と同様の段階工程に従う。溶液中の前駆物質の割合
は混合物中の熱分解収率で最も高い収率及び混合物中の
すべての前駆物質で最も大きい溶解度及び可融性の間で
妥協するように選択される。優先的に使用される出発第
一アミンはプロピルアミン及びメチルアミンで、特にメ
チルアミンのアミツリシス反応での生成物に対して、プ
ロピルアミンのアミツリシス反応生成物の重量比は0.
6〜1.5の間である。
溶媒の除去、もし所望されれば次に乾燥した後に、回収
したポリマーが生成物である。
もし必要ならば、後続段階工程において、熱分解下で得
られたポリマーの挙動及びその重量での窒化硼素の収率
を更に改良する目的で、得られたポリマーを熱処理(熱
分解)する事ができる。好ましくは、アンモニア雰囲気
中において100℃〜200℃の間の温度で通常塊状で
実施される。
この熱分解の効果はポリマーの内部構造を改質する事で
あり、おそらくポリマーの架橋特性を改質する事がその
改良された温度特性を説明し得る。
本発明に従う硼素及び窒素を基材としたポリマーは、1
00〜5000、特に300〜2000の範囲の数平均
分子量(Mn)を有する。
他方、それらは、100〜5000.特に、400〜2
000の範囲の重量平均分子量(Mw)を有する。
前記([第一アミン]/[B−トリハロゲノボラゾール
1の比率、反応温度・・・)の工程を実施する為の条件
に依存して、ポリマーは高粘度オイルから固体の範囲の
形状になり得る。
一方、続(熱分解段階に従うポリマーを除いて、ポリマ
ーは賦形可能性に関して大きな利点を持ち1通例の有機
溶媒(ヘキサン、トルエン・・・)の大多数に可融性及
び可溶性である。
硼素及び窒素を基材とするこれらのポリマーには、窒化
硼素を含有するセラミック化合物及び少な(とも製品の
生産で非常に特別な用途が発見された。
本発明に従う、最も一般的場合(粉末の生産)には、ポ
リマーは100℃から2000℃に漸進的に上がる温度
において、アンモニア雰囲気中で熱分解され、この処理
はポリマーが完全に窒化硼素に転換されるまで続けられ
る。
一般に窒化硼素への完全な転換は、800℃から110
0℃の間の温度で得られるが、しかしながら、セラミッ
クの結晶化を更に改良する為には、より高い温度、特に
、1500℃から2000℃の温度になるまで加熱を続
ける事が必要である。
ポリマーは、熱分解の前にも賦形(例えば5フイルム形
成、成形又は紡糸により)できる。もしファイバーを得
る事を所望するならば、ポリマーは従来のダイを使用し
て紡糸され(もし、融解した後に紡糸に適するならば)
及び、次にアンモニア雰囲気中で100℃から2000
℃の範囲の温度で窒化硼素ファイバーを与えるために加
熱処理がされる。
もし必要ならば、該加熱処理の前に、温度及び/又は機
械的特性を改質する事を意図する処理、特に、塩化水素
雰囲気中での処理をファイバーにする事が可能である。
得られたファイバーは次にセラミック/セラミックー、
セラミック/金属−又はセラミック/プラスチック−タ
イプの複合材料のための強化構造部材として使用できる
[実施例の説明〕 例1 トリエチルアミン(TEA)13.7g(0,43モル
)、モノ−n−ブチルアミン15g(0,205モル)
及びトルエン(溶媒)300mβを窒素雰囲気下で乾燥
したlI2の丸底フラスコに投入する。
第二の丸底フラスコで、 をトルエン400m12に溶解する。この溶液を1時間
30分かけて室温で最初のフラスコに流し込む;反応混
合物の温度は25℃から35℃に上がる。
20℃で4時間撹拌しながら放置して、次にTEAヒド
ロクロリドの沈殿を窒素雰囲気中で濾過する。
溶媒を蒸発させた後に、粘性の黄色いオイル14gが単
離される。
得られたポリマーの特性は、 一残留塩素分:0.98重量% 、−熱重量分析(TGA)(850℃においてヘリウム
雰囲気中で):38.9%である。
このポリマーをアンモニア雰囲気中、1000℃で熱分
解してセラミックを得た。この物は赤外線分析とラマン
分析で窒化硼素である事が確・認された。収率は36.
3重量%であった。
元素分析で該セラミックの組成(%は重量で与えられる
)は以下: B = 40.8% N = 57.8% C<0.1% H=0.5% 0=H% で与えられる。
例2 (B (Cβ) −N (H) ) 、 10.7g 
(0,058モル)のトルエン200mβ溶液を窒素雰
囲気中で乾燥した250mj2の丸底フラスコに用意す
る。
10℃でモノメチルアミン18g(0,58モル)及び
トルエン250mj2を窒素雰囲気中で乾燥した500
mI2の反応器に投入する。
45分間かけて、−10℃と30℃の間で変化する温度
で第一の溶液を第二の溶液に流し込み、次に混合物を1
6時間撹拌しながら放置する6濾過及び蒸発の後に、白
いわずかに粘着性の固体ポリマー5gを回収する。
得られたポリマーの特性は以下二 軟化温度:50℃ Mn(数平均分子量)  =310 Mw(重量平均分子量)=450 Ip=1.44 TGA (熱重量分析; 850℃でヘリウム雰囲気中) = 53.0% 残留塩素の比率=0.2重量% である。
このポリマーは次にアンモニア雰囲気中でセラミックを
得る為に1000℃で熱分解され、セラミックは赤外及
びラマン分析により窒化硼素である事が確認できる。
1000℃での熱分解収率:46゜7重量%セラミック
中の炭素の割合: 0.18重量%例3 B−)リクロルポラゾール55g(0,3モル)及びト
ルエン1900mgを、窒素雰囲気中で乾燥した3j2
の3首反応器に投入する。
次に、プロピルアミン141g(2,3モル)を1時間
かけて中に流し込むが、その間に温度は23℃から45
℃に上がる。
、反応混合物を3時間還流下で加熱して、次に窒素雰囲
気中で濾過する。
溶液のサンプルを、溶液の力価及び前駆物質の特性を確
かめる為に蒸発させる。
溶液の残りを溶液Aと呼ぶ。
反応収率は75.6重量%である。この生成物はトルエ
ンに可溶性である;生成物は、室温で粘着性並びに安定
である。
45℃の融点を有する。
i ooo℃におけるアンモニア雰囲気中での熱分解収
率は33.6%である。
例4 B−トリクロルボラゾール57.2 g (0,31モ
ル)及びトルエン2100m12を窒素雰囲気中で乾燥
した32の反応器に投入する。
メチルアミン77g(2,48モル)を1時間30分か
けて添加するが、その間に反応混合物の温度が25℃か
ら50℃まで上がる。
続いて反応混合物を還流下で3時間加熱して、次に、窒
素雰囲気中で濾過する。
溶液のサンプルを、溶液の力価及び前駆物質の特性を確
かめる為に蒸発させる。
溶液の残りを、溶液Bと呼ぶ。
反応収率は64.3重量%である。
この生成物は、トルエンにわずかに可溶性で並びに加熱
に対して弱い安定性(加熱に基づく架橋結合)を有する
室温で、この生成物は固体である。
1000℃においてアンモニア雰囲気中での熱分解収率
は、48.1重量%である。
例5 前に得られた2種類の溶液A及びBは、与えられた割合
(乾燥した抽出物で計算される)で混合されそして次に
混合物は混合物の特性に基づいて2種の前駆物質の相互
的な影響を確認する為に蒸発させる。。
a、)A/Bの重量比=51.3/48.7したがって
得られた前駆物質は室温で透明な固体で並びに100℃
で液体である;融点は70℃である。トルエンは部分的
に可溶性である。1000℃を超える温度におけるこの
前駆物質混合物のアンモニア雰囲気中での熱分解収率は
39.67重量%である。
b)A/Bの重量比= 74.4 / 24.6したが
って得られた前駆物質は、室温で透明な固体で並びに1
00℃で液体である;融点は50℃である。トルエンに
可溶性である。
1000℃を超える温度におけるこの前駆物質混合物の
アンモニア雰囲気中での熱分解収率は。
35.2%である。
例6 例2において、出発反応体がメチルアミン及び(B (
C10) −N (H) ) 、である合成が記載され
ている。得られた前駆物質は2種類の異なった処理に従
う。
一アンモニア雰囲気中での熱分解: 前駆物質は架橋された特性を改良する為に、アンモニア
雰囲気中で30℃から200℃まで加熱され次に4時間
後にアンモニア雰囲気中で200℃から1000℃まで
加熱される。
熱分解における収率は、48.9重量%である。
赤外及びラマン分析でセラミックが窒化硼素であると確
認できる。
元素分析で該セラミックの組成(%は重量で与えられる
)は以下: B = 40.9% N=55.5% C=0.3% H=0.5% 0=  1.2% で与えられる。
一窒素雰囲気中での熱分解: 熱分解の手順は、アンモニア雰囲気中での熱分解におい
て、アンモニアを窒素と置換する場合と同様である。
熱分解による収率は46.1重量%である。元素分析で
該セラミックの組成(%は重量で与えられる)は以下: B = 40.1% N = 55.1% C=2.1% H=0.2% 0=  1.6% で与えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次式(i): ▲数式、化学式、表等があります▼ の少なくとも1個のB−トリハロゲノボラゾールと次式
    (ii): H_2N−R の少なくとも1個の第一アミン(式中、化学式Xはハロ
    ゲンを表わし、Rは炭素原子を1〜6個含む任意の置換
    された炭化水素基を表わす)とを反応させた生成物をア
    ンモニア雰囲気中で熱分解する事を特徴とする窒化硼素
    の製造方法。 2)該基Rは、飽和炭化水素基から成る事を特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3)該基Rは、C_1〜C_4の炭化水素基から成る事
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜2項のいずれかに記
    載の方法。 4)該基Rは、アルキル基から成る事を特徴とする特許
    請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。 5)該Xは、塩素から成る事を特徴とする特許請求の範
    囲第1〜4項のいずれかに記載の方法。 6)該反応は、有機溶媒中で実施する事を特徴とする特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7)該反応は、化学量論量で過剰量の第一アミンの存在
    下で実施する事を特徴とする特許請求の範囲第1〜6項
    のいずれかに記載の方法。 8)生成物は溶液形であり、別個のアミノリシス反応の
    生成物を混合したものである事を特徴とする特許請求の
    範囲第1〜7項のいずれかに記載の方法。 9)生成物は、プロピルアミンのアミノリシス生成物及
    びメチルアミンのアミノリシス生成物の混合物である事
    を特徴とする特許請求の範囲第8項記載の方法。 10)メチルアミンのアミノリシス反応の生成物に対す
    るプロピルアミンのアミノリシス反応の生成物の重量比
    が0.6〜1.5の間である事を特徴とする特許請求の
    範囲第9項記載の方法。 11)該熱分解の前に該反応生成物を、所望される製品
    、特にファイバー又は被膜フィルムに賦形する事を特徴
    とする特許請求の範囲第1〜10項記載の方法。 12)特許請求の範囲第11項記載の方法で実施して得
    られる窒化硼素のセラミック製品。
JP2029773A 1989-02-20 1990-02-13 窒化硼素の製造方法 Granted JPH02263714A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR89/02169 1989-02-20
FR8902169A FR2643358B1 (fr) 1989-02-20 1989-02-20 Procede de preparation de nitrure de bore

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02263714A true JPH02263714A (ja) 1990-10-26
JPH0569764B2 JPH0569764B2 (ja) 1993-10-01

Family

ID=9378935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2029773A Granted JPH02263714A (ja) 1989-02-20 1990-02-13 窒化硼素の製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5021371A (ja)
EP (1) EP0384857B1 (ja)
JP (1) JPH02263714A (ja)
AT (1) ATE106362T1 (ja)
DE (1) DE69009225T2 (ja)
FR (1) FR2643358B1 (ja)

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