JPH02261372A - 溶菌成分採取装置 - Google Patents
溶菌成分採取装置Info
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- JPH02261372A JPH02261372A JP8245489A JP8245489A JPH02261372A JP H02261372 A JPH02261372 A JP H02261372A JP 8245489 A JP8245489 A JP 8245489A JP 8245489 A JP8245489 A JP 8245489A JP H02261372 A JPH02261372 A JP H02261372A
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- JP
- Japan
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- filter
- suspension
- column
- bacteria
- lytic
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- Pending
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
本発明は、溶菌成分採取装置、特に、菌を含む懸濁液か
ら溶菌成分を採取するための溶菌成分採取装置に関する
。
ら溶菌成分を採取するための溶菌成分採取装置に関する
。
臨床診断や研究の分野において、生物試料中の細菌の種
類を同定したり、その構成成分を分析するために、細菌
を種々の方法で溶菌させて各種分析処理に付すことが従
来から行われている。
類を同定したり、その構成成分を分析するために、細菌
を種々の方法で溶菌させて各種分析処理に付すことが従
来から行われている。
生物試料の中でも糞便等の水不溶性固形分(食物残渣や
腸内剥離細胞等)を含む試料について細菌の溶菌成分を
得る従来の方法では、試料の懸濁液を培地につけて数日
間培養を行い、得られたコロニーを採取し、これを遠心
分離に付して菌体を分離回収する。そして、これを液中
で酵素もしくは界面活性剤あるいは苛性ソーダを用いて
溶菌させたり、液中で超音波によって細菌を破壊したり
またはガラスピーズとミルで細菌を破壊することによっ
て溶菌成分を得る。
腸内剥離細胞等)を含む試料について細菌の溶菌成分を
得る従来の方法では、試料の懸濁液を培地につけて数日
間培養を行い、得られたコロニーを採取し、これを遠心
分離に付して菌体を分離回収する。そして、これを液中
で酵素もしくは界面活性剤あるいは苛性ソーダを用いて
溶菌させたり、液中で超音波によって細菌を破壊したり
またはガラスピーズとミルで細菌を破壊することによっ
て溶菌成分を得る。
前記従来の溶菌成分を得る構成では、培養に長時間を要
するため、溶菌成分を迅速に得ることが困難である。
するため、溶菌成分を迅速に得ることが困難である。
そこで、本願発明者は、特願平1−10161号におい
て、孔径が比較的大きい直径約5cmのフィルター装置
と、それとは別に構成された孔径が比較的小さい直径約
5cmのフィルター装置とを用いて、試料中の水不溶性
固形分と細菌とを分離し、分離した細菌を溶菌液により
溶かして菌成分を得る方法を提示している。
て、孔径が比較的大きい直径約5cmのフィルター装置
と、それとは別に構成された孔径が比較的小さい直径約
5cmのフィルター装置とを用いて、試料中の水不溶性
固形分と細菌とを分離し、分離した細菌を溶菌液により
溶かして菌成分を得る方法を提示している。
しかし、その構成では、2つの独立した直径約5cmの
フィルター装置を用いるため、1つの試料に対して必要
となるフィルター装置が大型化せざるを得ない、したが
って、多種類の試料を、−度に処理することが困難であ
る。
フィルター装置を用いるため、1つの試料に対して必要
となるフィルター装置が大型化せざるを得ない、したが
って、多種類の試料を、−度に処理することが困難であ
る。
本発明の目的は、小型で、−度に多数の試料の処理が簡
便に行える溶菌成分採取装置を提供することにある。
便に行える溶菌成分採取装置を提供することにある。
(1)第1の発明に係る溶菌成分採取装置は、菌を含む
懸濁液から溶菌成分を採取するための装置である。
懸濁液から溶菌成分を採取するための装置である。
この装置は、懸濁液から不溶性固形分を分離するための
粗い第1フィルターと、懸濁液から菌を分離するための
細かい第2フィルターと、両フィルターを互いに間隔を
隔てるように配置して収容するカラムと、カラムの第2
フィルター側に配置され、懸濁液を第1フィルターから
第2フィルターへと通過させるようにカラム内を吸引す
る吸引装置とを備えている。
粗い第1フィルターと、懸濁液から菌を分離するための
細かい第2フィルターと、両フィルターを互いに間隔を
隔てるように配置して収容するカラムと、カラムの第2
フィルター側に配置され、懸濁液を第1フィルターから
第2フィルターへと通過させるようにカラム内を吸引す
る吸引装置とを備えている。
(2)第2の発明に係る溶菌成分採取装置は、菌を含む
懸濁液から溶菌成分を採取するための装置である。
懸濁液から溶菌成分を採取するための装置である。
この装置は、懸濁液から不溶性固形分を分離するための
粗い第1フィルターと、懸濁液から菌を分離するための
細かい第2フィルターと、両フィルターを互いに間隔を
隔てるように配置して収容するカラムと、カラムの第2
フィルター側開口に隣接して配置されたヒートブロック
と、ヒートブロックを温度制御するための制御部とを備
えている。
粗い第1フィルターと、懸濁液から菌を分離するための
細かい第2フィルターと、両フィルターを互いに間隔を
隔てるように配置して収容するカラムと、カラムの第2
フィルター側開口に隣接して配置されたヒートブロック
と、ヒートブロックを温度制御するための制御部とを備
えている。
〔作用]
(1)第1の発明に係る溶菌成分採取装置では、菌を含
む懸濁液をカラム中に通し、カラム内に配置された粗い
第1フィルターで不溶性固形分を分離する。同時に、細
かい第2フィルターによって懸濁液から菌を分離する。
む懸濁液をカラム中に通し、カラム内に配置された粗い
第1フィルターで不溶性固形分を分離する。同時に、細
かい第2フィルターによって懸濁液から菌を分離する。
この場合の分離動作は、吸引装置による吸引によって行
われる。
われる。
この場合には、−度に不溶性固形分の分離と菌の分離と
を行うべく1つのカラム内に2種類のフィルターが配置
されているので、装置の小型化が図れる。また、装置が
小型化することから、多数の装置を用いて一度に多数の
試料の処理をすることが容易になる。
を行うべく1つのカラム内に2種類のフィルターが配置
されているので、装置の小型化が図れる。また、装置が
小型化することから、多数の装置を用いて一度に多数の
試料の処理をすることが容易になる。
(2)第2の発明に係る溶菌成分採取装置では、菌を含
む懸濁液をカラム中に通し、カラム内に配置された粗い
第1フィルターで不溶性固形分を分離する。同時に、細
かい第2フィルターによって懸濁液から菌を分離する。
む懸濁液をカラム中に通し、カラム内に配置された粗い
第1フィルターで不溶性固形分を分離する。同時に、細
かい第2フィルターによって懸濁液から菌を分離する。
次に、第2フィルターに溶菌液を通して溶面成分を得る
。この場合には、カラムの第2フィルター側開口に隣接
してヒートブロックが配置されている。このヒートブロ
ックを制御部で温度制御し、ヒートブロックによってフ
ィルターを加熱する。これにより、溶菌効率が高まる。
。この場合には、カラムの第2フィルター側開口に隣接
してヒートブロックが配置されている。このヒートブロ
ックを制御部で温度制御し、ヒートブロックによってフ
ィルターを加熱する。これにより、溶菌効率が高まる。
この場合には、−度に不溶性固形分の分離と菌の分離と
を行うべく2種類のフィルターが1つのカラム内に配置
されているので、装置の小型化が図れる。また、カラム
に隣接して配置されているヒートブロックによって溶菌
効率を上げることができる。したがって、この装置を用
いれば、−度に多数の試料の処理を容易に行うことがで
きる。
を行うべく2種類のフィルターが1つのカラム内に配置
されているので、装置の小型化が図れる。また、カラム
に隣接して配置されているヒートブロックによって溶菌
効率を上げることができる。したがって、この装置を用
いれば、−度に多数の試料の処理を容易に行うことがで
きる。
本発明の一実施例を第1図に示す。
第1図において、溶菌成分採取装置は、減圧容器1と、
減圧容器1の上端を塞ぐための蓋体2と、減圧容器l内
に配置されたヒートブロック3と、蓋体2に保持されか
つ減圧容器1内に突出する多数のフィルター装置4とを
主として有している。
減圧容器1の上端を塞ぐための蓋体2と、減圧容器l内
に配置されたヒートブロック3と、蓋体2に保持されか
つ減圧容器1内に突出する多数のフィルター装置4とを
主として有している。
減圧容器1は、上端が開口した箱状の部材である。減圧
容器1には、トラップ5を介して吸引ポンプ6が接続さ
れており、これによって減圧容器1内を減圧状態とし得
るようになっている。
容器1には、トラップ5を介して吸引ポンプ6が接続さ
れており、これによって減圧容器1内を減圧状態とし得
るようになっている。
蓋体2は、減圧容器1上に載置され、減圧容器1の上端
開口を気密状態で塞ぎ得るものである。
開口を気密状態で塞ぎ得るものである。
蓋体2の両側部は、1対の駆動機構7に支持されており
、これによって蓋体2は上下方向及び第1図の左右方向
に駆動されるようになっている。第2図に示すように、
蓋体2には複数列状に配置された多数の孔8が形成され
ており、孔8内にフィルター装置4が圧入状態で挿入さ
れることにより保持されている。
、これによって蓋体2は上下方向及び第1図の左右方向
に駆動されるようになっている。第2図に示すように、
蓋体2には複数列状に配置された多数の孔8が形成され
ており、孔8内にフィルター装置4が圧入状態で挿入さ
れることにより保持されている。
ヒートブロック3は、たとえばアルミニウム製の鋳造物
であり、内部に温度制御用の水路(図示せず)を有して
いる。温度制御用の水路には、配管9を介して、温度制
御装置10が接続されている。温度制御装置10による
水温の変更及び水の流通によって、ヒートブロック3は
温度制御され得る。ヒートブロック3には、第1図の左
側から順にPCRC用法11と、上下に貫通したパイプ
挿入用孔12と、上下に貫通した洗浄用孔13とが、多
数組配置されている。これら穴11.孔12.13は、
第2図に示すように、フィルター装置4の各列方向にも
多数配置されている。すなわち、穴11.孔12.13
はヒートブロック3にマトリクス状に配置されているこ
とになる。各孔12内には、下方から上方に貫通する液
供給パイプI4がそれぞれ挿入されている。液供給パイ
プ14は、減圧容器1の側壁面を貫通して外部に導出さ
れ、シリンジ状ポンプ15に接続されている。
であり、内部に温度制御用の水路(図示せず)を有して
いる。温度制御用の水路には、配管9を介して、温度制
御装置10が接続されている。温度制御装置10による
水温の変更及び水の流通によって、ヒートブロック3は
温度制御され得る。ヒートブロック3には、第1図の左
側から順にPCRC用法11と、上下に貫通したパイプ
挿入用孔12と、上下に貫通した洗浄用孔13とが、多
数組配置されている。これら穴11.孔12.13は、
第2図に示すように、フィルター装置4の各列方向にも
多数配置されている。すなわち、穴11.孔12.13
はヒートブロック3にマトリクス状に配置されているこ
とになる。各孔12内には、下方から上方に貫通する液
供給パイプI4がそれぞれ挿入されている。液供給パイ
プ14は、減圧容器1の側壁面を貫通して外部に導出さ
れ、シリンジ状ポンプ15に接続されている。
シリンジ状ポンプ15には、電磁切り換え弁16を介し
て2つの試薬瓶17.18が接続されている。これら試
薬瓶17.18のうち何れか一方のみがポンプ15側に
接続されるよう、切り換え弁16が作動する。試薬瓶1
7内には、たとえばエンド−N−アセチルムラミニダー
ゼ溶液が貯留される。また、試薬[18には、たとえば
Na OH溶液が貯留される。 ′ フィルター装置4は、第3図に示すように、蓋体2から
下方に突出し、穴11.孔12.13のいずれかに上方
から挿入され得るようになっている。このフィルター装
置4の詳細を第4図に示す。
て2つの試薬瓶17.18が接続されている。これら試
薬瓶17.18のうち何れか一方のみがポンプ15側に
接続されるよう、切り換え弁16が作動する。試薬瓶1
7内には、たとえばエンド−N−アセチルムラミニダー
ゼ溶液が貯留される。また、試薬[18には、たとえば
Na OH溶液が貯留される。 ′ フィルター装置4は、第3図に示すように、蓋体2から
下方に突出し、穴11.孔12.13のいずれかに上方
から挿入され得るようになっている。このフィルター装
置4の詳細を第4図に示す。
第4図において、フィルター装置4は、上方から順にテ
フロン製チューブ31と、目の粗い第1のフィルター3
2と、テフロン製チューブ33と、目の細かい第2のフ
ィルター34と、テフロン製のチューブ35と、それら
を外周側から覆うテフロン製の熱収縮チューブ36とを
有している。なお、第4図は分解図であり、実際には熱
収縮チューブ36内にチューブ31等が収納された状態
にある。また、熱収縮チューブ36の収縮によって、そ
れらのチューブ31等が一体的に固定された状態にある
。ここで、チューブ31等の内容物は直径がたとえば5
mmであり、熱収縮チューブの内径は収縮前においてた
とえば6mmである。
フロン製チューブ31と、目の粗い第1のフィルター3
2と、テフロン製チューブ33と、目の細かい第2のフ
ィルター34と、テフロン製のチューブ35と、それら
を外周側から覆うテフロン製の熱収縮チューブ36とを
有している。なお、第4図は分解図であり、実際には熱
収縮チューブ36内にチューブ31等が収納された状態
にある。また、熱収縮チューブ36の収縮によって、そ
れらのチューブ31等が一体的に固定された状態にある
。ここで、チューブ31等の内容物は直径がたとえば5
mmであり、熱収縮チューブの内径は収縮前においてた
とえば6mmである。
チューブ31,33.35は、長いテフロン製のチュー
ブを輪切りにして作成したものである。
ブを輪切りにして作成したものである。
第1のフィルター32のうち上側のフィルター37は、
たとえば80μmメツシュのフィルターである。中間の
部材は、粗いメツシュからなる円板状スペーサ38であ
る。下側のフィルター39は、たとえば10μmメツシ
ュのフィルターである。この第1のフィルター32は、
少なくとも菌体(細胞)1個を通過させ得るだけの孔径
を有している必要がある。フィルター39の孔径として
は、0.45〜10μmのものが好ましい、0゜45μ
m未満では、懸濁液中の菌体を通過させることが実質的
に困難となる。この第1のフィルタ−32ではスペーサ
38を介して2種類のフィルター37.39が配置され
ているので、目詰まりが生じにくい、なお、フィルター
37.39としては、テトロンメツシュ、グラスウール
等が用いられる。第2のフィルター34は、3層のガラ
ス繊維濾紙40.41.42から構成されている。
たとえば80μmメツシュのフィルターである。中間の
部材は、粗いメツシュからなる円板状スペーサ38であ
る。下側のフィルター39は、たとえば10μmメツシ
ュのフィルターである。この第1のフィルター32は、
少なくとも菌体(細胞)1個を通過させ得るだけの孔径
を有している必要がある。フィルター39の孔径として
は、0.45〜10μmのものが好ましい、0゜45μ
m未満では、懸濁液中の菌体を通過させることが実質的
に困難となる。この第1のフィルタ−32ではスペーサ
38を介して2種類のフィルター37.39が配置され
ているので、目詰まりが生じにくい、なお、フィルター
37.39としては、テトロンメツシュ、グラスウール
等が用いられる。第2のフィルター34は、3層のガラ
ス繊維濾紙40.41.42から構成されている。
上側の濾紙40は、たとえば2.711mの孔径を有し
ている。中間の濾紙41は、たとえば1.6μmの孔径
を有している。下側の濾紙42は、たとえば1.2μm
の孔径を有している。下側の濾紙42としては、0.2
〜1.6μmの孔径を有するものが好ましく、0.2〜
1.2μmの孔径を有するものがより好ましい。濾紙4
2の孔径が0.2μm未満では、夾雑成分の濾過除去効
率が低下する。また、孔径が1.6μmを越えると、フ
ィルターの細菌保持効率が低下する。
ている。中間の濾紙41は、たとえば1.6μmの孔径
を有している。下側の濾紙42は、たとえば1.2μm
の孔径を有している。下側の濾紙42としては、0.2
〜1.6μmの孔径を有するものが好ましく、0.2〜
1.2μmの孔径を有するものがより好ましい。濾紙4
2の孔径が0.2μm未満では、夾雑成分の濾過除去効
率が低下する。また、孔径が1.6μmを越えると、フ
ィルターの細菌保持効率が低下する。
第1図において、蓋体2の上方には、洗浄液注入ノズル
45が配置されている。ノズル45は、下方に向けて洗
浄液を放出し得るようになっており、ノズル移動機#1
46によって水平面方向及び上下方向に移動可能となっ
ている。ノズル45には、シリンジ型のポンプ47を介
して試薬瓶48が連結されている。試薬瓶48内には、
たとえば、TESが貯留されている。ここでTBSとは
、10mM−TrisHCf (pH8,0)、1mM
−EDTA及び10mM−NaC1(pH8゜0)の混
合溶液を言う。
45が配置されている。ノズル45は、下方に向けて洗
浄液を放出し得るようになっており、ノズル移動機#1
46によって水平面方向及び上下方向に移動可能となっ
ている。ノズル45には、シリンジ型のポンプ47を介
して試薬瓶48が連結されている。試薬瓶48内には、
たとえば、TESが貯留されている。ここでTBSとは
、10mM−TrisHCf (pH8,0)、1mM
−EDTA及び10mM−NaC1(pH8゜0)の混
合溶液を言う。
さらに、本実施例に係る溶菌成分採取装置は、第5図に
示すようなマイクロコンピュータ50を備えている。マ
イクロコンピュータ50は、CPU51.RAM52.
ROM53等を備えており、外部接続用のI10ポート
54を有している。■10ボート54を介して、マイク
ロコンピュータ50には、上述のポンプ6、駆動機構7
、温度制御装置10、ポンプ15、切り換え弁16、移
動機構46、ポンプ47が接続されている。したがって
、これらの構成部材は、マイクロコンピュータ50によ
り駆動制御されることになる。
示すようなマイクロコンピュータ50を備えている。マ
イクロコンピュータ50は、CPU51.RAM52.
ROM53等を備えており、外部接続用のI10ポート
54を有している。■10ボート54を介して、マイク
ロコンピュータ50には、上述のポンプ6、駆動機構7
、温度制御装置10、ポンプ15、切り換え弁16、移
動機構46、ポンプ47が接続されている。したがって
、これらの構成部材は、マイクロコンピュータ50によ
り駆動制御されることになる。
次に、上述の溶菌成分採取装置の動作及びその使用法を
説明する。
説明する。
まず、フィルター装置4を組み立てる。この場合には、
第4図に示すように3種類の高さのチューブ31,33
.35を用意し、その外径と同一の直径を有するフィル
ター37.39、スペーサ38及び濾紙40.41.4
2を用意する。また、それらを重ね合わせたときの高さ
とほぼ同じ高さを有する熱収縮チューブ36を用意する
。チューブ31,33.35及びフィルター37等を熱
収縮チューブ36内に挿入し、第1図に示す順番で上下
に重ね合わせる0次に、加熱装置(たとえばドライヤー
)により、熱収縮チューブ36を加熱して収縮させる。
第4図に示すように3種類の高さのチューブ31,33
.35を用意し、その外径と同一の直径を有するフィル
ター37.39、スペーサ38及び濾紙40.41.4
2を用意する。また、それらを重ね合わせたときの高さ
とほぼ同じ高さを有する熱収縮チューブ36を用意する
。チューブ31,33.35及びフィルター37等を熱
収縮チューブ36内に挿入し、第1図に示す順番で上下
に重ね合わせる0次に、加熱装置(たとえばドライヤー
)により、熱収縮チューブ36を加熱して収縮させる。
この結果、熱収縮チューブ36によってチューブ31,
33.35及びフィルター37等が一体的に固定され、
フィルター装置4が組み立てられたことになる。
33.35及びフィルター37等が一体的に固定され、
フィルター装置4が組み立てられたことになる。
次に、フィルター装置4内に試料懸濁液を入れる。試料
としては、糞便等の生物試料が代表的であるが、これ以
外にも、比較的大きな水不溶性固形分と細菌とを少なく
とも含有する試料が適用で・きる、たとえば、血液、尿
や嘔吐物等を試料とすることができる。さらに、医療診
断以外の試料、たとえば食品等を対象とすることもでき
る。ここでは、まず試料の懸濁液が調整される0M濁液
を調整するための水系媒体としては、溶菌性を有さない
ものが適しており、たとえば希塩化ナトリウム水や中性
燐酸緩衝液等があげられる。この媒体には、細菌と固形
分との分離分散性を向上させるために、溶菌しない程度
の界面活性剤が含有されていてもよい、懸濁させる試料
の量としては、2mg程度で充分である。なお、懸濁液
は上方からテフロンチューブ31内に注入される。
としては、糞便等の生物試料が代表的であるが、これ以
外にも、比較的大きな水不溶性固形分と細菌とを少なく
とも含有する試料が適用で・きる、たとえば、血液、尿
や嘔吐物等を試料とすることができる。さらに、医療診
断以外の試料、たとえば食品等を対象とすることもでき
る。ここでは、まず試料の懸濁液が調整される0M濁液
を調整するための水系媒体としては、溶菌性を有さない
ものが適しており、たとえば希塩化ナトリウム水や中性
燐酸緩衝液等があげられる。この媒体には、細菌と固形
分との分離分散性を向上させるために、溶菌しない程度
の界面活性剤が含有されていてもよい、懸濁させる試料
の量としては、2mg程度で充分である。なお、懸濁液
は上方からテフロンチューブ31内に注入される。
試料が注入されたフィルター装置4は、蓋体2の各孔8
内に正大状態で挿入されて保持される。
内に正大状態で挿入されて保持される。
蓋体2は駆動機構7によって第1図に示す位置に配置さ
れており、フィルター装置4は減圧容器1内においてヒ
ートブロック3の孔13内に配置される。
れており、フィルター装置4は減圧容器1内においてヒ
ートブロック3の孔13内に配置される。
次に、ポンプ6を駆動して減圧容器1内を減圧状態とす
る。この結果、フィルター装置4内の懸濁液は、第1の
フィルター32及び第2のフィルター33を通過して減
圧容器1内に排出される。
る。この結果、フィルター装置4内の懸濁液は、第1の
フィルター32及び第2のフィルター33を通過して減
圧容器1内に排出される。
次に、移動機構46によりノズル45が各フィルター装
置4の上方に順次配置され、ポンプ47が駆動されるこ
とにより試薬瓶48内のTESがフィルター装置4に上
方から注入される。このTESは、減圧容器1内が減圧
状態にあることから、第1のフィルター32及び第2の
フィルター33を通過して減圧容器1内に排出される。
置4の上方に順次配置され、ポンプ47が駆動されるこ
とにより試薬瓶48内のTESがフィルター装置4に上
方から注入される。このTESは、減圧容器1内が減圧
状態にあることから、第1のフィルター32及び第2の
フィルター33を通過して減圧容器1内に排出される。
これにより、フィルター装置4内の洗浄が済んだことに
なる。
なる。
次に、減圧容器1内を常圧に戻し、駆動機構7によって
蓋体2を移動させ、フィルター装置4をバイブ14に嵌
合させる。すなわち、第6図に示すようにフィルター装
置4の下端部にバイブ14の上部が嵌合した状態となり
、バイブ14の上端開口は第2のフィルター34の直下
に配置される。
蓋体2を移動させ、フィルター装置4をバイブ14に嵌
合させる。すなわち、第6図に示すようにフィルター装
置4の下端部にバイブ14の上部が嵌合した状態となり
、バイブ14の上端開口は第2のフィルター34の直下
に配置される。
また、この状態で蓋体2は、減圧容器1の上端開口を閉
じる0次に、切り換え弁16によって試薬瓶17をポン
プ15側に連通させ、ポンプ15を駆動することにより
、エンド−N−アセチルムラミニダーゼ溶液をバイブ1
4を通じて第2のフィルター34に供給する。これによ
り、第2のフィルター34はエンド−N−アセチルムラ
ミニダーゼ溶液によって湿潤状態になる。このとき、チ
ューブ33が介在することから、第1のフィルター32
へはエンド−N−アセチルムラミニダーゼ溶液は到達し
ない、なお、このときヒートブロック3でフィルター装
置4を加温することにより、酵素の作用効率が上げられ
る。
じる0次に、切り換え弁16によって試薬瓶17をポン
プ15側に連通させ、ポンプ15を駆動することにより
、エンド−N−アセチルムラミニダーゼ溶液をバイブ1
4を通じて第2のフィルター34に供給する。これによ
り、第2のフィルター34はエンド−N−アセチルムラ
ミニダーゼ溶液によって湿潤状態になる。このとき、チ
ューブ33が介在することから、第1のフィルター32
へはエンド−N−アセチルムラミニダーゼ溶液は到達し
ない、なお、このときヒートブロック3でフィルター装
置4を加温することにより、酵素の作用効率が上げられ
る。
次に、再び蓋体2を駆動機構7によって移動させ、第1
図及び第3図の状態とする。そして、ポンプ6を駆動す
ることにより減圧容器1内を減圧状態とし、第2のフィ
ルター34に染み込んだエンド−N−アセチルムラミニ
ダーゼ溶液を除去する。これにより、第2のフィルター
34に捕捉された細菌の外周部(細胞壁等)が溶かされ
、容易にDNAが溶出し得る状態となる。一方、切り換
え弁16を切り換えることにより、NaOH溶液が入っ
た試薬[18とポンス15とを連通状態とする。そして
、ポンプ15を作動させることによりバイブ14内に残
っていたエンド−N−アセチルムラミニダーゼ溶液を排
出し、それに代えてNaOH溶液をバイブ14内に充満
させる。
図及び第3図の状態とする。そして、ポンプ6を駆動す
ることにより減圧容器1内を減圧状態とし、第2のフィ
ルター34に染み込んだエンド−N−アセチルムラミニ
ダーゼ溶液を除去する。これにより、第2のフィルター
34に捕捉された細菌の外周部(細胞壁等)が溶かされ
、容易にDNAが溶出し得る状態となる。一方、切り換
え弁16を切り換えることにより、NaOH溶液が入っ
た試薬[18とポンス15とを連通状態とする。そして
、ポンプ15を作動させることによりバイブ14内に残
っていたエンド−N−アセチルムラミニダーゼ溶液を排
出し、それに代えてNaOH溶液をバイブ14内に充満
させる。
次に、減圧容器1を常圧に戻し、再び蓋体2を駆動機構
7によって第6図に示す姿勢とする0次に、ポンプ15
を駆動し、バイブ14から第2のフィルター34にNa
OH溶液を供給する。これにより、第2のフィルター3
4はNaOH溶液によって湿潤状態となる。一方、第1
のフィルター32にはNaOH溶液は到達しない。この
NaOH溶液による第2のフィルター34の湿潤によっ
て、細菌内のDNAが溶出し得る状態となる。このとき
、ヒートブロック3でフィルター装置4を加温すること
により、溶菌効率が向上する0次に、蓋体2を駆動機構
7によって駆動し、フィルター装置4をPCR法用法用
穴内l内入する。このときの状態を第7図に示す、第7
図の状態では、蓋体2は減圧容器1の上端を閉じている
。次に、ポンプ6を駆動し、減圧容器1内を減圧状態と
する。
7によって第6図に示す姿勢とする0次に、ポンプ15
を駆動し、バイブ14から第2のフィルター34にNa
OH溶液を供給する。これにより、第2のフィルター3
4はNaOH溶液によって湿潤状態となる。一方、第1
のフィルター32にはNaOH溶液は到達しない。この
NaOH溶液による第2のフィルター34の湿潤によっ
て、細菌内のDNAが溶出し得る状態となる。このとき
、ヒートブロック3でフィルター装置4を加温すること
により、溶菌効率が向上する0次に、蓋体2を駆動機構
7によって駆動し、フィルター装置4をPCR法用法用
穴内l内入する。このときの状態を第7図に示す、第7
図の状態では、蓋体2は減圧容器1の上端を閉じている
。次に、ポンプ6を駆動し、減圧容器1内を減圧状態と
する。
この結果、PCR法用法用穴内1内細菌のDNAを含む
溶菌成分が溜められる。
溶菌成分が溜められる。
次に、減圧容器lを常圧に戻し、蓋体2を除去する。そ
して、PCR法用法用穴内1内られた溶菌成分を含む溶
液に対し、Tr 1sHcj! (LM。
して、PCR法用法用穴内1内られた溶菌成分を含む溶
液に対し、Tr 1sHcj! (LM。
pH8,0)、HC/! (IM)溶液を用いて中和す
る。
る。
得られた溶菌成分を含む溶液は、ヒートブロック3を温
度制御装置10によって温度制御することにより、ポリ
メラーゼ連鎖反応法(PCR法)に付し、特定国の特定
DNAの増幅を行う、このPCR法では、目標画のDN
Aに特異的にハイブリダイズするプライマーを選んで反
応を進めることにより、目標画のDNAのみを増幅する
ことができる。したがって、PCR法によれば、目標画
が最初に1〜100個程度あれば、そのDNAを増幅す
ることにより、目標画の検出を行うことが可能となる。
度制御装置10によって温度制御することにより、ポリ
メラーゼ連鎖反応法(PCR法)に付し、特定国の特定
DNAの増幅を行う、このPCR法では、目標画のDN
Aに特異的にハイブリダイズするプライマーを選んで反
応を進めることにより、目標画のDNAのみを増幅する
ことができる。したがって、PCR法によれば、目標画
が最初に1〜100個程度あれば、そのDNAを増幅す
ることにより、目標画の検出を行うことが可能となる。
目標画のDNAが増幅された溶菌液は、たとえばEtB
r2%アガロースゲルを用いた電気泳動法等によって検
出される。なお、この検出は、その他の公知の方法を用
いて行うこともできる。また、それ以外にDNAプロー
ブを用いて確認する方法を採用することもできる。
r2%アガロースゲルを用いた電気泳動法等によって検
出される。なお、この検出は、その他の公知の方法を用
いて行うこともできる。また、それ以外にDNAプロー
ブを用いて確認する方法を採用することもできる。
以上説明したように、上述の実施例では、2種類のフィ
ルターを熱収縮チューブを用いて一体的に構成したフィ
ルター装置4を使用しているので、フィルター装置4の
小型化が図れる。したがって、溶菌成分採取装置全体の
小型化が図れ、−度に多数の試料の処理が容易に行える
ようになる。また、減圧容器1内にヒートブロック3に
より、溶菌効率を上げることができる。しかも、溶菌成
分の抽出とPCR法の実施とを連続的に行えるようにし
たので、溶菌成分採取装置のコンパクト化が図れるよう
になる。
ルターを熱収縮チューブを用いて一体的に構成したフィ
ルター装置4を使用しているので、フィルター装置4の
小型化が図れる。したがって、溶菌成分採取装置全体の
小型化が図れ、−度に多数の試料の処理が容易に行える
ようになる。また、減圧容器1内にヒートブロック3に
より、溶菌効率を上げることができる。しかも、溶菌成
分の抽出とPCR法の実施とを連続的に行えるようにし
たので、溶菌成分採取装置のコンパクト化が図れるよう
になる。
なお、前記実施例では、溶菌工程において酵素とアルカ
リとを別々に供給したが、酵素と界面活性剤との混合溶
液を用いて溶菌を一度に行うことも可能である。
リとを別々に供給したが、酵素と界面活性剤との混合溶
液を用いて溶菌を一度に行うことも可能である。
第1の発明によれば、粗さの異なる2種類のフィルター
を1つのカラム内に収容し、それらと吸引装置とを組み
合わせたので、溶菌成分採取装置の小型化が図れる。ま
た、フィルタ一部分が小型化されるので、−度に多数の
試料の処理を行うことが容易になる。
を1つのカラム内に収容し、それらと吸引装置とを組み
合わせたので、溶菌成分採取装置の小型化が図れる。ま
た、フィルタ一部分が小型化されるので、−度に多数の
試料の処理を行うことが容易になる。
第2の発明によれば、粗さの異なる2種類のフィルター
を1つのカラム内に収容し、ヒートブロックを設けたの
で、溶菌成分の採取が効率良く行え、しかも全体がコン
パクトな溶菌成分採取装置が得られる。また、フィルタ
一部分がコンパクトになり、−度に多数の試料の処理を
行うことが容易になる。
を1つのカラム内に収容し、ヒートブロックを設けたの
で、溶菌成分の採取が効率良く行え、しかも全体がコン
パクトな溶菌成分採取装置が得られる。また、フィルタ
一部分がコンパクトになり、−度に多数の試料の処理を
行うことが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成図、第2図はその
減圧容器及び蓋体部分の一部切欠き平面部分図、第3図
はその実施例の縦断面部分図、第4図はフィルター装置
の分解斜視図、第5図は制御部分のブロック図、第6図
及び第7図は動作状態を説明するための第3図に相当す
る図である。 1・・・減圧容器、2・・・蓋体、3・・・ヒートブロ
ック、4・・・フィルター装置、6・・・ポンプ、IO
・・・温度制御装置、11・・・PCR法用穴、32・
・・第1のフィルター、34・・・第2のフィルター、
36・・・熱収縮チューブ、50・・・マイクロコンピ
ュータ。 にj、7″、−一 第 図
減圧容器及び蓋体部分の一部切欠き平面部分図、第3図
はその実施例の縦断面部分図、第4図はフィルター装置
の分解斜視図、第5図は制御部分のブロック図、第6図
及び第7図は動作状態を説明するための第3図に相当す
る図である。 1・・・減圧容器、2・・・蓋体、3・・・ヒートブロ
ック、4・・・フィルター装置、6・・・ポンプ、IO
・・・温度制御装置、11・・・PCR法用穴、32・
・・第1のフィルター、34・・・第2のフィルター、
36・・・熱収縮チューブ、50・・・マイクロコンピ
ュータ。 にj、7″、−一 第 図
Claims (2)
- (1)菌を含む懸濁液から溶菌成分を採取するための溶
菌成分採取装置であって、 前記懸濁液から不溶性固形分を分離するための粗い第1
フィルターと、 前記懸濁液から菌を分離するための細かい第2フィルタ
ーと、 前記両フィルターを、互いに間隔を隔てるように配置し
て収容するカラムと、 前記カラムの前記第2フィルター側に配置され、前記懸
濁液を第1フィルターから第2フィルターヘと通過させ
るように前記カラム内を吸引する吸引装置と、 を備えた溶菌成分採取装置。 - (2)菌を含む懸濁液から溶菌成分を採取するための溶
菌成分採取装置であって、 前記懸濁液から不溶性固形分を分離するための粗い第1
フィルターと、 前記懸濁液から菌を分離するための細かい第2フィルタ
ーと、 前記両フィルターを、互いに間隔を隔てるように配置し
て収容するカラムと、 前記カラムの第2フィルター側開口に隣接して配置され
たヒートブロックと、 前記ヒートブロックを温度制御するための制御部と、 を備えた溶菌成分採取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8245489A JPH02261372A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 溶菌成分採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8245489A JPH02261372A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 溶菌成分採取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02261372A true JPH02261372A (ja) | 1990-10-24 |
Family
ID=13774966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8245489A Pending JPH02261372A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 溶菌成分採取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02261372A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006136207A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Canon Inc | 試料温度調整装置 |
JP2018516579A (ja) * | 2015-06-08 | 2018-06-28 | コーニング インコーポレイテッド | 細胞および培地からのマイクロキャリアの濾過および分離のための装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP8245489A patent/JPH02261372A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006136207A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Canon Inc | 試料温度調整装置 |
JP2018516579A (ja) * | 2015-06-08 | 2018-06-28 | コーニング インコーポレイテッド | 細胞および培地からのマイクロキャリアの濾過および分離のための装置 |
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