JPH02259896A - 自動現金取引装置 - Google Patents
自動現金取引装置Info
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- JPH02259896A JPH02259896A JP1078241A JP7824189A JPH02259896A JP H02259896 A JPH02259896 A JP H02259896A JP 1078241 A JP1078241 A JP 1078241A JP 7824189 A JP7824189 A JP 7824189A JP H02259896 A JPH02259896 A JP H02259896A
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特定のカード、又は紙幣、硬貨を使用して、
利用者が直接取引を行うことができ、且つ、設置状況や
稼働状態に応じ、処理速度と処理方法を調整する機構を
備えた自動現金取引装置(以下ATMと略記する)に関
するものである。
利用者が直接取引を行うことができ、且つ、設置状況や
稼働状態に応じ、処理速度と処理方法を調整する機構を
備えた自動現金取引装置(以下ATMと略記する)に関
するものである。
現在、金融機関の°週休2臼制に伴って、ATMの利用
率の増大が見込まれている。それに対処するため、AT
Mの処理速度の高速化とATMの障害の低減による装置
のノーダウン化を計り、ATMの稼働効率を上げること
によって、利用客へのサービスを向上させることが、よ
り必要になってきている。
率の増大が見込まれている。それに対処するため、AT
Mの処理速度の高速化とATMの障害の低減による装置
のノーダウン化を計り、ATMの稼働効率を上げること
によって、利用客へのサービスを向上させることが、よ
り必要になってきている。
従来のATMにおいては、利用客の待ち時間を少なくし
、利用客へのサービスを向上させるため、ATMの稼働
効率を上げることを目的として、ATMの主要部をなす
現金入出金機構の処理速度のまた、特開昭63−146
194号公報に記載されているように、顧客数検出装置
を設けて取引頻度を検出し、ATMの処理速度をその取
引頻度に応じて2段階に切替ることにより、処理速度の
高速化に伴う現金の搬送障害の発生を低減させ、ATM
の稼働効率を向上させるものがある。つまり、第4図に
示されるように、顧客検知センサ27〜31により、顧
客の数を検出し、顧客数が多いときには高速で現金の搬
送処理をして、顧客の待ち時間を少なくし、逆に、顧客
数が少ないときには、低速で現金を搬送処理することに
より、現金のジャムによるATM32の機能停止を避け
て、ATM32の稼働効率を向上させるものである。
、利用客へのサービスを向上させるため、ATMの稼働
効率を上げることを目的として、ATMの主要部をなす
現金入出金機構の処理速度のまた、特開昭63−146
194号公報に記載されているように、顧客数検出装置
を設けて取引頻度を検出し、ATMの処理速度をその取
引頻度に応じて2段階に切替ることにより、処理速度の
高速化に伴う現金の搬送障害の発生を低減させ、ATM
の稼働効率を向上させるものがある。つまり、第4図に
示されるように、顧客検知センサ27〜31により、顧
客の数を検出し、顧客数が多いときには高速で現金の搬
送処理をして、顧客の待ち時間を少なくし、逆に、顧客
数が少ないときには、低速で現金を搬送処理することに
より、現金のジャムによるATM32の機能停止を避け
て、ATM32の稼働効率を向上させるものである。
従来のATMの稼働効率を上げる方法において、常に処
理速度が一定の高速処理を行うATMでは、紙幣や硬貨
等現金の分離、集積、搬送の繰返しにより、現金の斜行
が生じ易い、この現金の斜行に起因して、搬送障害の発
生頻度が高くなり、ひいては、才の壽送障害の回復作業
時間、即ち、装置の稼働停止時間が長くなり、ATMの
稼働効率が低下するという問題がある。
理速度が一定の高速処理を行うATMでは、紙幣や硬貨
等現金の分離、集積、搬送の繰返しにより、現金の斜行
が生じ易い、この現金の斜行に起因して、搬送障害の発
生頻度が高くなり、ひいては、才の壽送障害の回復作業
時間、即ち、装置の稼働停止時間が長くなり、ATMの
稼働効率が低下するという問題がある。
また、取引頻度に応じて処理速度を2段階に切替る機構
を備えたATMでは、取引頻度が少なく、低速処理を行
うときには、搬送障害の発生頻度を減少させる効果はあ
るが、取引頻度が高く、高速処理を行うときには、搬送
障害の発生頻度を減少させる効果がない。つまり、顧客
がATMを利用するため、多数つめかけ非常に混雑し、
搬送障害を起こしてもらっては一番困る取引頻度の高い
ときには、効果があられれないという問題がある。
を備えたATMでは、取引頻度が少なく、低速処理を行
うときには、搬送障害の発生頻度を減少させる効果はあ
るが、取引頻度が高く、高速処理を行うときには、搬送
障害の発生頻度を減少させる効果がない。つまり、顧客
がATMを利用するため、多数つめかけ非常に混雑し、
搬送障害を起こしてもらっては一番困る取引頻度の高い
ときには、効果があられれないという問題がある。
さらに、従来のATMでは、搬送方向が一定方向のため
、搬送部にて、現金のジャム等の障害が発生した場合、
障害の自動復旧が難しい。そのため、障害の回復作業に
おいて、ATMの停止時間が長くなり、稼働効率が低下
するという問題がある。
、搬送部にて、現金のジャム等の障害が発生した場合、
障害の自動復旧が難しい。そのため、障害の回復作業に
おいて、ATMの停止時間が長くなり、稼働効率が低下
するという問題がある。
本発明の目的は、こわら従来技術の課題を解決し、AT
Mの稼働効率を上げ、利用客へのサービスを向上させる
ことを可能とするために、ATMの設置状況、稼働状態
に応じ、最適な速度でATM内の現金の搬送処理を行い
、また、現金のジャム等の障害が発生した場合には、自
動復旧することが可能な自動現金取引装置を提供するこ
とである。
Mの稼働効率を上げ、利用客へのサービスを向上させる
ことを可能とするために、ATMの設置状況、稼働状態
に応じ、最適な速度でATM内の現金の搬送処理を行い
、また、現金のジャム等の障害が発生した場合には、自
動復旧することが可能な自動現金取引装置を提供するこ
とである。
上記目的を達成するため19本発明の自動現金取引装置
は、特定のカード、および紙幣、硬貨を使用し、紙幣、
硬貨を搬送する搬送手段、搬送手段を駆動するモータ、
紙幣、硬貨の搬送先を切替えるゲート手段を備え、利用
者が直接取引を行う自動現金取引装置において、ATM
の設置状況と稼働状態に応じ、予め組み込まれているプ
ログラムの設定内容から、紙幣、硬貨の搬送に最適な速
度、および搬送方向の正逆を選択し、ゲート手段の切替
タイミングの変更とモータの速度および回転方向を制御
する搬送路制御手段、ならびに搬送路制御手段を内蔵し
、ATMの入出金機構全体を制御する入出金機構制御手
段を設けたことを特徴とする。
は、特定のカード、および紙幣、硬貨を使用し、紙幣、
硬貨を搬送する搬送手段、搬送手段を駆動するモータ、
紙幣、硬貨の搬送先を切替えるゲート手段を備え、利用
者が直接取引を行う自動現金取引装置において、ATM
の設置状況と稼働状態に応じ、予め組み込まれているプ
ログラムの設定内容から、紙幣、硬貨の搬送に最適な速
度、および搬送方向の正逆を選択し、ゲート手段の切替
タイミングの変更とモータの速度および回転方向を制御
する搬送路制御手段、ならびに搬送路制御手段を内蔵し
、ATMの入出金機構全体を制御する入出金機構制御手
段を設けたことを特徴とする。
本発明においては、搬送路制御部に、取引処理内容、設
置形態、曜日、日付、自動復旧など、諸々の条件に応じ
、最適な搬送処理速度を選定し、搬送部を、最適な速度
に駆動制御する機能と、搬送部を逆方向に駆動させ、速
やかに搬送ジャム障害の解除を行い、ATMを自動復旧
させる機能とを持たせることにより、ATMの稼働率を
高め、利用者へのサービスの向上を可能にする。
置形態、曜日、日付、自動復旧など、諸々の条件に応じ
、最適な搬送処理速度を選定し、搬送部を、最適な速度
に駆動制御する機能と、搬送部を逆方向に駆動させ、速
やかに搬送ジャム障害の解除を行い、ATMを自動復旧
させる機能とを持たせることにより、ATMの稼働率を
高め、利用者へのサービスの向上を可能にする。
以下本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明を施したATMの機能ブロック図であ
る。
る。
本体制御部1は、紙幣入出金機構制御部2を含め、AT
M全体を統括して制御している。
M全体を統括して制御している。
紙幣入出金機構制御部2内にある搬送路制御部3には、
取引処理、設置形態、曜日1日付、自動復旧などの、各
条件に対応する最適な処理速度を設定したプログラム、
およびメモリが設けられている。
取引処理、設置形態、曜日1日付、自動復旧などの、各
条件に対応する最適な処理速度を設定したプログラム、
およびメモリが設けられている。
第2図は、第1図における搬送路制御部3の速度選定動
作の一つの例を示すフローチャートである。
作の一つの例を示すフローチャートである。
顧客が取引内容をインプットすると、搬送路制御部3は
、その取引内容と設置形態、曜日、日付との組合せにて
、ジャム率や取引頻度との兼ね合いを検討し、最もAT
Mの稼働率が良くなる搬送処理速度を選出し、モータ1
9に回転制御信号を出力する。
、その取引内容と設置形態、曜日、日付との組合せにて
、ジャム率や取引頻度との兼ね合いを検討し、最もAT
Mの稼働率が良くなる搬送処理速度を選出し、モータ1
9に回転制御信号を出力する。
例えば、店舗内に設置されたATMは、平日時の開店時
間中に使用されるのが普通であり、「ATMのトラブル
に対しも、常に迅速な対処ができる」との仮定をもとに
すれば1店舗内に設置されたATMは、店舗外に設置さ
れたATMよりも速い搬送処理速度が選定される(ステ
ップ]01)。
間中に使用されるのが普通であり、「ATMのトラブル
に対しも、常に迅速な対処ができる」との仮定をもとに
すれば1店舗内に設置されたATMは、店舗外に設置さ
れたATMよりも速い搬送処理速度が選定される(ステ
ップ]01)。
また、休日時には、搬送ジャム障害によるATMの稼働
停止のような、重大なトラブルが発生した場合には、平
日時における「係員の迅速な対応糾望めない」との危ぐ
をもとにすれば、搬送ジャム障害を極力避けることを目
的として、休日時の搬送処理速度は、平日時の搬送処理
速度より遅く選定される(ステップ102)。
停止のような、重大なトラブルが発生した場合には、平
日時における「係員の迅速な対応糾望めない」との危ぐ
をもとにすれば、搬送ジャム障害を極力避けることを目
的として、休日時の搬送処理速度は、平日時の搬送処理
速度より遅く選定される(ステップ102)。
一方、給料日直後の日には、rATMの利用客が増え、
取引頻度が増大する」との予想をもとにすれば、処理時
間を短縮化し、利用客の混雑を防ぐ目的で、搬送処理速
度は高速に選定される(ステップ103)。
取引頻度が増大する」との予想をもとにすれば、処理時
間を短縮化し、利用客の混雑を防ぐ目的で、搬送処理速
度は高速に選定される(ステップ103)。
さらに、銀行取引に利用されるATMにおいては、入金
取引時にATMに挿入される紙幣は、出金取引時にAT
Mより出金される紙幣に比べ、紙幣の状態が劣るのが一
般的なので、「搬送ジャム障害を引き起こしゃすい」と
の予想をもとにすれば、搬送ジャム障害によるATMの
稼働停止を防ぐために、入金取引時の搬送処理速度は、
出金取引時の搬送処理速度より遅く選定される(ステッ
プ104)。
取引時にATMに挿入される紙幣は、出金取引時にAT
Mより出金される紙幣に比べ、紙幣の状態が劣るのが一
般的なので、「搬送ジャム障害を引き起こしゃすい」と
の予想をもとにすれば、搬送ジャム障害によるATMの
稼働停止を防ぐために、入金取引時の搬送処理速度は、
出金取引時の搬送処理速度より遅く選定される(ステッ
プ104)。
また搬送路制御部3は、選出された搬送処理速度に応じ
て、ゲートの切替タイミングを変更する機能を持ってお
り、ゲート部も搬送処理速度に最適なタイミングで駆動
し、取引される紙幣、硬貨は、正しい場所に送られる。
て、ゲートの切替タイミングを変更する機能を持ってお
り、ゲート部も搬送処理速度に最適なタイミングで駆動
し、取引される紙幣、硬貨は、正しい場所に送られる。
さらに、万一、休日時の無人運用時に搬送ジャム障害が
発生した場合には、搬送路制御部3はモータ19に逆回
転方向の駆動制御信号をあたえ、搬送部を逆方向に駆動
させる。逆方向に駆動した搬送部は、搬送路に食、い込
んだ紙幣を、逆方向に搬送することにより開放し、特に
出金時であれば、リジェクトボックス15へ該当紙幣を
放出し、ATMを自動復旧させる。
発生した場合には、搬送路制御部3はモータ19に逆回
転方向の駆動制御信号をあたえ、搬送部を逆方向に駆動
させる。逆方向に駆動した搬送部は、搬送路に食、い込
んだ紙幣を、逆方向に搬送することにより開放し、特に
出金時であれば、リジェクトボックス15へ該当紙幣を
放出し、ATMを自動復旧させる。
このように搬送路制御部3は、各条件に対応した最適な
状態で、取引紙幣、硬貨が搬送されるように制御してい
る。
状態で、取引紙幣、硬貨が搬送されるように制御してい
る。
第3図は、第1図におけるATMの現金入出金機構を示
す概略側面図である。
す概略側面図である。
顧客が紙幣を投入したり、受は取るための紙幣受払口4
1紙幣受払口4から一枚づつ分離された紙幣をATM内
の各機構に紙幣を運び、その紙幣の搬送異常を検知する
センサを各要所に備えた搬送路5、搬送されてきた紙幣
の真偽鑑別や正損鑑別、および入出金紙幣の金種鑑別を
行う紙幣鑑別部6、紙幣を集積する羽根車7,8、偽券
や出金用の紙幣を蓄える偽券・出金−時貯留部9、偽券
・出金−時貯留部9に集積された紙幣を紙幣受払口4へ
回転し、押出しする分離押板10 (10a。
1紙幣受払口4から一枚づつ分離された紙幣をATM内
の各機構に紙幣を運び、その紙幣の搬送異常を検知する
センサを各要所に備えた搬送路5、搬送されてきた紙幣
の真偽鑑別や正損鑑別、および入出金紙幣の金種鑑別を
行う紙幣鑑別部6、紙幣を集積する羽根車7,8、偽券
や出金用の紙幣を蓄える偽券・出金−時貯留部9、偽券
・出金−時貯留部9に集積された紙幣を紙幣受払口4へ
回転し、押出しする分離押板10 (10a。
10b)、紙幣鑑別部6にて真券と鑑別された紙幣を蓄
える真券−時貯留部11、表裏逆に送られてきた紙幣を
、スイッチバックして反転させる表裏反転部100千円
紙幣を収納する千円ボックス13、万円紙幣を収納する
万円ボックス14、紙幣鑑別部6にて、損券と鑑別され
た入金紙幣、および出金時に金種鑑別や枚数検知等にて
不良と判定された紙幣を収納するりジェクトボックス1
5、千円ボックス13、万円ボックス14に紙幣を装填
または回収し、ATM立ち上げ時に装填、終了時に回収
される紙幣カセット16、千円ボックス13に千円紙幣
を送り込む羽根車17.万円ボックス14に万円紙幣を
送り込む羽根車18、搬送路5のローラやベルトを駆動
するモータ19、紙幣の入出金機構の動作をコントロー
ルする紙幣入出金機構制御部2から構成されている。
える真券−時貯留部11、表裏逆に送られてきた紙幣を
、スイッチバックして反転させる表裏反転部100千円
紙幣を収納する千円ボックス13、万円紙幣を収納する
万円ボックス14、紙幣鑑別部6にて、損券と鑑別され
た入金紙幣、および出金時に金種鑑別や枚数検知等にて
不良と判定された紙幣を収納するりジェクトボックス1
5、千円ボックス13、万円ボックス14に紙幣を装填
または回収し、ATM立ち上げ時に装填、終了時に回収
される紙幣カセット16、千円ボックス13に千円紙幣
を送り込む羽根車17.万円ボックス14に万円紙幣を
送り込む羽根車18、搬送路5のローラやベルトを駆動
するモータ19、紙幣の入出金機構の動作をコントロー
ルする紙幣入出金機構制御部2から構成されている。
第4図は、第1図におけるATMの外観を示す斜視図で
ある。
ある。
ATM本体21の外観は、貯金通帳の挿入および返却を
行う通帳記帳機構の通帳挿入返却口22、カードリーダ
、ライタおよび明細票印字機構のカード挿入返却・明細
票放出口23、顧客に順次操作手順を示すCRTデイス
プレィ24、顧客が入出金等の操作指示をインプットす
るタッチパネル25、顧客が紙幣の受払を行う紙幣受払
口4を覆う紙幣受払ロシャッタ20、顧客が硬貨の受払
を行う硬貨受払口を覆う硬貨受払ロシャッタ26により
構成されている。
行う通帳記帳機構の通帳挿入返却口22、カードリーダ
、ライタおよび明細票印字機構のカード挿入返却・明細
票放出口23、顧客に順次操作手順を示すCRTデイス
プレィ24、顧客が入出金等の操作指示をインプットす
るタッチパネル25、顧客が紙幣の受払を行う紙幣受払
口4を覆う紙幣受払ロシャッタ20、顧客が硬貨の受払
を行う硬貨受払口を覆う硬貨受払ロシャッタ26により
構成されている。
以下、上述した構成による紙幣入出金機構の紙幣処理動
作を説明する。
作を説明する。
まず入金取引時において、顧客が、タッチパネル25上
で入金の操作指示をインプットすると、本体制御部1よ
り紙幣入出金機構制御部2へ、入金取引処理のコマンド
指示が送信される。搬送路制御部3は、紙幣入出金機構
制御部2を介し、取引内容が入金処理であることを認識
し、且つ、予め設定されたATMの設置形態(例えば店
舗内)、および曜日・日付(例えば土曜日、30日)等
の、他の条件との組合せに応じた搬送路の最適な処理速
度を、メモリおよびプログラムにより選定する。
で入金の操作指示をインプットすると、本体制御部1よ
り紙幣入出金機構制御部2へ、入金取引処理のコマンド
指示が送信される。搬送路制御部3は、紙幣入出金機構
制御部2を介し、取引内容が入金処理であることを認識
し、且つ、予め設定されたATMの設置形態(例えば店
舗内)、および曜日・日付(例えば土曜日、30日)等
の、他の条件との組合せに応じた搬送路の最適な処理速
度を、メモリおよびプログラムにより選定する。
例えば、入金取引時は挿入される紙幣状態が、出金紙幣
に比べ劣るのが一般的と仮定して、出金取引処理速度よ
り低い処理速度を設定し、また、休日時は、平日時のよ
うな係員処理の迅速な対応が望めないものと仮定して、
平日時の処理速度より遅い処理速度を設定する。
に比べ劣るのが一般的と仮定して、出金取引処理速度よ
り低い処理速度を設定し、また、休日時は、平日時のよ
うな係員処理の迅速な対応が望めないものと仮定して、
平日時の処理速度より遅い処理速度を設定する。
紙幣受払ロシャッタ20が開き、紙幣受払口4に紙幣が
一括投入されると、その紙幣は、−枚づつ搬送路5を介
し、紙幣鑑別部6に送られ、その紙幣の真偽鑑別、金種
鑑別、表裏判別および真券紙幣の計数等が行われる。
一括投入されると、その紙幣は、−枚づつ搬送路5を介
し、紙幣鑑別部6に送られ、その紙幣の真偽鑑別、金種
鑑別、表裏判別および真券紙幣の計数等が行われる。
ここで真券紙幣と鑑別された紙幣は5表裏反転部12に
て、真券はスイッチバックして反転され、羽根車8によ
り、真券−時貯留部11に順次集積される。また偽券や
読み取り不能と鑑別された紙幣は羽根車7により、偽券
・出金−時貯留部9に順次集積される。
て、真券はスイッチバックして反転され、羽根車8によ
り、真券−時貯留部11に順次集積される。また偽券や
読み取り不能と鑑別された紙幣は羽根車7により、偽券
・出金−時貯留部9に順次集積される。
このようにして、投入されたすべての紙幣が、偽券・出
金−時貯留部9、および真券−時貯留部11に集積され
ると、分離押板10が10a、10bの回転、押出しの
動作を行い、偽券・出金−時貯留部9の紙幣は、−括し
て紙幣受払口4に送られ、紙幣受払ロシャッタ20が開
き、顧客に返却される。
金−時貯留部9、および真券−時貯留部11に集積され
ると、分離押板10が10a、10bの回転、押出しの
動作を行い、偽券・出金−時貯留部9の紙幣は、−括し
て紙幣受払口4に送られ、紙幣受払ロシャッタ20が開
き、顧客に返却される。
この時点での取引の状態を、顧客がCRTデイスプレィ
4にて確認し、タッチパネル5にて、入金取引の取消を
インプットすると、取引不成立となり、真券−時貯留部
11の紙幣は、搬送路5に一枚づつ給送され、偽券紙幣
と同様にして偽券・出金−時貯留部9を経て、顧客に返
却される。また、顧客が取引成立を入力すれば、真券−
時貯留部11の紙幣は、搬送路5に一枚づつ給送され、
紙幣鑑別部6に送られる。そして、この紙幣鑑別部6に
て、紙幣の金種鑑別や正損鑑別がおこなわれ、その後、
紙幣は、鑑別結果に応じて、千円ボックス13.万円ボ
ックス14、リジェクトボックス15内にそれぞれ収納
される。
4にて確認し、タッチパネル5にて、入金取引の取消を
インプットすると、取引不成立となり、真券−時貯留部
11の紙幣は、搬送路5に一枚づつ給送され、偽券紙幣
と同様にして偽券・出金−時貯留部9を経て、顧客に返
却される。また、顧客が取引成立を入力すれば、真券−
時貯留部11の紙幣は、搬送路5に一枚づつ給送され、
紙幣鑑別部6に送られる。そして、この紙幣鑑別部6に
て、紙幣の金種鑑別や正損鑑別がおこなわれ、その後、
紙幣は、鑑別結果に応じて、千円ボックス13.万円ボ
ックス14、リジェクトボックス15内にそれぞれ収納
される。
次に、出金取引時にては、入金取引時と同様にして、搬
送路制御部3は、ATMの搬送路の最適な処理速度を選
定する。すなわち、入金取引時より速い速度を選択し、
また、給料日直後の日であれば、出金処理要求が増え、
混雑が予想されるので、処理時間を短縮化するため、平
常時の出金処理速度よりも、さらに高い出金処理速度を
選定する。
送路制御部3は、ATMの搬送路の最適な処理速度を選
定する。すなわち、入金取引時より速い速度を選択し、
また、給料日直後の日であれば、出金処理要求が増え、
混雑が予想されるので、処理時間を短縮化するため、平
常時の出金処理速度よりも、さらに高い出金処理速度を
選定する。
顧客により指定された金種、枚数の紙幣が、千円ボック
ス13、および、万円ボックス14がら一枚づつ、順次
繰り出され、搬送路5を通って、紙幣鑑別部6に送られ
る。紙幣鑑別部6により、紙幣の金種鑑別、重送および
斜行等の検知が行われ、その結果、重送等の異常がある
と鑑別された紙幣は、搬送路5により、リジェクトボッ
クス15内に収納される。
ス13、および、万円ボックス14がら一枚づつ、順次
繰り出され、搬送路5を通って、紙幣鑑別部6に送られ
る。紙幣鑑別部6により、紙幣の金種鑑別、重送および
斜行等の検知が行われ、その結果、重送等の異常がある
と鑑別された紙幣は、搬送路5により、リジェクトボッ
クス15内に収納される。
また、異常なしと鑑別された紙幣は、計数が行われた後
、搬送路5を経て、羽根車7により、偽券・出金−時貯
留部9に順次集積される。指定金種の枚数が全て、偽券
・出金−時貯留部9に揃うと、分離押板10が10a、
10bの回転、押出しの動作が開始され、偽券・出金−
時貯留部9の紙幣は、−括して紙幣受払口4に送られる
0紙幣受払ロシャッタ20が開き1紙幣受払口4に送ら
れた紙幣は、顧客に支払われる。
、搬送路5を経て、羽根車7により、偽券・出金−時貯
留部9に順次集積される。指定金種の枚数が全て、偽券
・出金−時貯留部9に揃うと、分離押板10が10a、
10bの回転、押出しの動作が開始され、偽券・出金−
時貯留部9の紙幣は、−括して紙幣受払口4に送られる
0紙幣受払ロシャッタ20が開き1紙幣受払口4に送ら
れた紙幣は、顧客に支払われる。
なお、上述した実施例は、入金取引、出金取引について
説明したものであるが、他の処理についても、最適な搬
送速度を、メモリおよびプログラムにより選定する。ま
た、搬送路ジャム等の障害が発生した場合にも、搬送路
制御部3は、搬送路5の各要所に設けられたセンサによ
り検知し、搬送路の正、逆方向搬送および搬送速度をメ
モリおよびプログラムにより選定して、自動復旧処理を
行う。更に、搬送路制御部3は、搬送路のゲートの切替
タイミングを、搬送速度に応じて制御することにより、
正常な現金の搬送先切替を行うと同時に、ゲート部での
ジャム発生を防ぐことができる。
説明したものであるが、他の処理についても、最適な搬
送速度を、メモリおよびプログラムにより選定する。ま
た、搬送路ジャム等の障害が発生した場合にも、搬送路
制御部3は、搬送路5の各要所に設けられたセンサによ
り検知し、搬送路の正、逆方向搬送および搬送速度をメ
モリおよびプログラムにより選定して、自動復旧処理を
行う。更に、搬送路制御部3は、搬送路のゲートの切替
タイミングを、搬送速度に応じて制御することにより、
正常な現金の搬送先切替を行うと同時に、ゲート部での
ジャム発生を防ぐことができる。
また、上述した実施例は、紙幣入出金機構について説明
したものであるが、硬貨入出金機構についても同様の制
御をすることができる。さらに、モータは特に規定しな
かったが、−殻内にはDCサーボモータ、ACサーボモ
ータが適当であるが、これらに限定されるものではない
。
したものであるが、硬貨入出金機構についても同様の制
御をすることができる。さらに、モータは特に規定しな
かったが、−殻内にはDCサーボモータ、ACサーボモ
ータが適当であるが、これらに限定されるものではない
。
本発明によれば、ATMの設置状況、稼働状態に応じ、
最適な速度でATM内の現金の搬送処理を行い、また、
万一、現金のジャム等の障害が発生した場合にも、搬送
方向を逆方向に駆動し、速やかに自動復旧することがで
きるため、ATMの稼働効率を上げ、利用客へのサービ
スを向上させることが可能である。
最適な速度でATM内の現金の搬送処理を行い、また、
万一、現金のジャム等の障害が発生した場合にも、搬送
方向を逆方向に駆動し、速やかに自動復旧することがで
きるため、ATMの稼働効率を上げ、利用客へのサービ
スを向上させることが可能である。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明を施した
ATMの実例集を示す機能ブロック図、第2図は第1図
における搬送路制御部3の速度選定動作を示すフローチ
ャート、第3図は本発明を施したATMの側面図、第4
図は本発明にょるATMの外観を示す斜視図、第5図は
従来の技術を示す斜視図である。 1:本体制御部、2:紙幣入出金機構制御部。 3:搬送路制御部、4:紙幣受払口、5:搬送路。 6:紙幣鑑別部、7:羽根車、8:羽根車、9:偽券・
出金−時計留部、10:分離押板(10a 。 10b)、11:真券−時計留部、12:表裏反転部、
13:千円ボックス、14:万円ボックス。 15:リジェクトボックス、16:紙幣カセット。 17:羽根車、18:羽根車、19:モータ、20:紙
幣受払ロシャッタ、21:ATM本体、22:通帳挿入
返却口、23:カード挿入返却・明細票放出口、24
: CRTデイスプレィ、25:タッチパネル、26:
硬貨受払ロシャッタ、27〜31:顧客検知センサ、3
2:ATM。 第 図 第 図 第 図 第 図
ATMの実例集を示す機能ブロック図、第2図は第1図
における搬送路制御部3の速度選定動作を示すフローチ
ャート、第3図は本発明を施したATMの側面図、第4
図は本発明にょるATMの外観を示す斜視図、第5図は
従来の技術を示す斜視図である。 1:本体制御部、2:紙幣入出金機構制御部。 3:搬送路制御部、4:紙幣受払口、5:搬送路。 6:紙幣鑑別部、7:羽根車、8:羽根車、9:偽券・
出金−時計留部、10:分離押板(10a 。 10b)、11:真券−時計留部、12:表裏反転部、
13:千円ボックス、14:万円ボックス。 15:リジェクトボックス、16:紙幣カセット。 17:羽根車、18:羽根車、19:モータ、20:紙
幣受払ロシャッタ、21:ATM本体、22:通帳挿入
返却口、23:カード挿入返却・明細票放出口、24
: CRTデイスプレィ、25:タッチパネル、26:
硬貨受払ロシャッタ、27〜31:顧客検知センサ、3
2:ATM。 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 1、特定のカード、および紙幣、硬貨を使用し、該紙幣
、硬貨を搬送する搬送手段、該搬送手段を駆動するモー
タ、上記紙幣、硬貨の搬送先を切替えるゲート手段を備
え、利用者が直接取引を行う自動現金取引装置において
、上記自動現金取引装置の設置状況と稼働状態に応じ、
予め組み込まれているプログラムの設定内容から、上記
紙幣、硬貨の搬送に最適な速度、および搬送方向の正逆
を選択し、上記ゲート手段の切替タイミングの変更と上
記モータの速度および回転方向を制御する搬送路制御手
段、ならびに該搬送路制御手段を内蔵し、上記自動現金
取引装置の入出金機構全体を制御する入出金機構制御手
段を設けたことを特徴とする自動現金取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1078241A JPH02259896A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 自動現金取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1078241A JPH02259896A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 自動現金取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02259896A true JPH02259896A (ja) | 1990-10-22 |
Family
ID=13656528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1078241A Pending JPH02259896A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 自動現金取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02259896A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05324984A (ja) * | 1992-05-21 | 1993-12-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣入出金装置 |
CN104008604A (zh) * | 2014-05-04 | 2014-08-27 | 昆山古鳌电子机械有限公司 | 一种纸张类处理装置 |
CN105447995A (zh) * | 2014-08-27 | 2016-03-30 | 日立金融设备系统(深圳)有限公司 | 装填现金自动计划装置及方法 |
WO2020085156A1 (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | グローリー株式会社 | 有価媒体処理装置、有価媒体処理システム、及び、有価媒体処理方法 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1078241A patent/JPH02259896A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05324984A (ja) * | 1992-05-21 | 1993-12-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣入出金装置 |
CN104008604A (zh) * | 2014-05-04 | 2014-08-27 | 昆山古鳌电子机械有限公司 | 一种纸张类处理装置 |
CN105447995A (zh) * | 2014-08-27 | 2016-03-30 | 日立金融设备系统(深圳)有限公司 | 装填现金自动计划装置及方法 |
CN105447995B (zh) * | 2014-08-27 | 2018-05-15 | 日立金融设备系统(深圳)有限公司 | 装填现金自动计划装置及方法 |
WO2020085156A1 (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | グローリー株式会社 | 有価媒体処理装置、有価媒体処理システム、及び、有価媒体処理方法 |
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