JPH0223957B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0223957B2 JPH0223957B2 JP56171684A JP17168481A JPH0223957B2 JP H0223957 B2 JPH0223957 B2 JP H0223957B2 JP 56171684 A JP56171684 A JP 56171684A JP 17168481 A JP17168481 A JP 17168481A JP H0223957 B2 JPH0223957 B2 JP H0223957B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refresh
- power supply
- conductive
- load
- current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 7
- 238000009877 rendering Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 230000004044 response Effects 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 3
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/401—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
- G11C11/406—Management or control of the refreshing or charge-regeneration cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Dram (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ダイナミツク・ランダム・アクセ
ス・メモリのパワー・ダウン機能、および半導体
素子によつて構成された回路に関し、特に絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタを用いた集積回路に
関するものである。
ス・メモリのパワー・ダウン機能、および半導体
素子によつて構成された回路に関し、特に絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタを用いた集積回路に
関するものである。
以下の説明はすべて絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタのうち、代表的なMOSトランジスタ
(以下MOSTと称す)を用い、かつNチヤネル
MOSTで行ない、高レベルが論理“1”レベル
であり、低レベルが論理“0”レベルである。し
かし、回路的にはPチヤネルMOSTでも本質的
に同様である。
ンジスタのうち、代表的なMOSトランジスタ
(以下MOSTと称す)を用い、かつNチヤネル
MOSTで行ない、高レベルが論理“1”レベル
であり、低レベルが論理“0”レベルである。し
かし、回路的にはPチヤネルMOSTでも本質的
に同様である。
MOSダイナミツク・ランダム・アクセス・メ
モリ(以下RAMと表わす)は、大容量が望め、
低消費電力で動作するという大きいメリツトがあ
るが、リフレツシユ・アドレスのすべての組み合
せについて、定められたリフレツシユ間隔(通常
2mS)でリフレツシユ・サイクルを行なわなけれ
ばならず、ボード・システム上、メモリ周辺にア
ドレス・カウンタを含めリフレツシユ・タイミン
グ・コントロールが必要になる。このリフレツシ
ユ・コントロール専用に通常5〜6個のICが使
われており、システムが小規模になるほど、占有
率が高くなつて煩らわしい存在となる。そこで、
このリフレツシユ機能部分をチツプ内蔵し、リフ
レツシユコントロール・クロツク(以下、
と表わす。)を外部入力ピンに設けて、規定条件
に従つてパルス入力すれば、自動的にチツプ内部
でリフレツシユが行なわれるというダイナミツク
RAMがあらわれてきている。入力条件を
維持する限り、スタテイツクと同等に扱えること
から擬似スタテイツクRAMとも呼ばれる。
モリ(以下RAMと表わす)は、大容量が望め、
低消費電力で動作するという大きいメリツトがあ
るが、リフレツシユ・アドレスのすべての組み合
せについて、定められたリフレツシユ間隔(通常
2mS)でリフレツシユ・サイクルを行なわなけれ
ばならず、ボード・システム上、メモリ周辺にア
ドレス・カウンタを含めリフレツシユ・タイミン
グ・コントロールが必要になる。このリフレツシ
ユ・コントロール専用に通常5〜6個のICが使
われており、システムが小規模になるほど、占有
率が高くなつて煩らわしい存在となる。そこで、
このリフレツシユ機能部分をチツプ内蔵し、リフ
レツシユコントロール・クロツク(以下、
と表わす。)を外部入力ピンに設けて、規定条件
に従つてパルス入力すれば、自動的にチツプ内部
でリフレツシユが行なわれるというダイナミツク
RAMがあらわれてきている。入力条件を
維持する限り、スタテイツクと同等に扱えること
から擬似スタテイツクRAMとも呼ばれる。
以下図面を用いて説明を行なう。この種のダイ
ナミツクRAMのリフレツシユに関係する回路ブ
ロツク図を第1図に示す。外部入力クロツク
は、基本クロツクであり、活性化すると読み出し
および書き込みのメモリ・サイクルが始まる。即
ち、が高レベルから低レベルい遷移して活性
状態に入ると、基本クロツク発生回路17から順
次生ずる駆動タイミングによりまずA0〜A6の
外部入力アドレスに応じて行アドレス・インバー
タ・バツフア14が動作し、各アドレス出力が決
まる。次にこれを受けて、行デコーダ13の選択
動作が行なわれ、デコーダ・バツフア駆動タイミ
ングにより、入力アドレスに対応するセル領域1
1のワード線が上昇する。センスアンプ12が活
性化され、選ばれたワード線上のすべてのセルが
リフレツシユされる。センスアンプ動作が実質的
に終了してから、列デコーダ12により選択セル
のデイジツト線がデータ入出力バスに接続され、
選択セルについて読み出し或いは書き込み動作が
行なわれる。即ち、通常のメモリ・サイクルで
は、外部入力の行アドレスに対応するワード線上
のセルがリフレツシユされると共に、選択セルの
読み出し、或いは書き込みが行なわれることにな
る。は、メモリ・サイクルの間は通常非活
性、即ち高レベルに保たれる。メモリ・サイクル
が終了、即ち、読み出し或いは書き込みが終わ
り、リセツト・プリチヤージ動作が充分行なわれ
てからの活性化を受けて、内部リフレツシ
ユが始まり得る。内部リフレツシユには、2種類
の動作モードがあり、これを第2図に示す。
RFSHの高レベルから低レベルへの変化を受けて
始まるのが、パルス・リフレツシユで第1図に示
す内部リフレツシユ用クロツク発生回路20が動
作し、リフレツシユ・アドレス・カウンタ15の
内容を行アドレス・インバータ・バツフア14の
入力に伝えると共に、入力バツフア・コントロー
ル論理部16に働きかけて、基本クロツク発生回
路17を動作させる。行アドレス・インバータ・
バツフア14は、このとき外部アドレスは切り離
され、リフレツシユ・アドレス・カウンタ15を
入力として動作する。前述と同様に選ばれたワー
ド線上のセルがリフレツシユされた後、リフレツ
シユ動作終了確認信号(以下、RFENDと表わ
す)が上昇するのを受けて、内部リフレツシユ用
クロツク発生回路20がリセツトされると共に、
リフレツシユ・アドレス・カウンタ15の内容
が、インクレメントされる。入力バツフアコント
ロール論理部16を介して、基本クロツク発生回
路17がリセツトされ、回路全体がリセツト・プ
リチヤージ状態に移行する。もう1つの内部リフ
レツシユは、RFSHを第2図に示すように、ある
規定時間以上、低レベルに置いたときに得られる
セルフ・リフレツシユである。第1図に示すセル
フ・リフレツシユ・タイマ19が、内部リフレツ
シユの活性期間中にプリセツトされ、RFENDに
より自動的にリセツト・プリチヤージ状態になつ
て以降の時間を計る。このタイマ19の周期を経
過すると、セルフ・リフレツシユ・タイマ出力が
上昇し、内部リフレツシユ用クロツク発生回路2
0を活性状態に移行させる働きをする。この結
果、前述と同様にして、リフレツシユ・アドレ
ス・カウンタ15で指定されるワード線上のセル
がリフレツシユされる。リフレツシユ動作が完了
するとRFENDが上昇し、自動的にリセツト・プ
リチヤージ状態に戻し、すでにプリセツトされて
いるタイマが作動する。即ち第3図に示すよう
に、を低レベルに置く限り、この動作が繰
り返され、タイヤ周期TTの間隔で、セルフ・リ
フレツシユが行なわれ続ける。メモリ・サイク
ル、パルス・リフレツシユ・サイクルおよびセル
フ・リフレツシユ・サイクルと続くときの電源電
流波形は、現状第4図のように表わされる。これ
ら各サイクルを通して変わらない値のスタンドバ
イ電源電流が流れ、活性動作の定常および過渡電
流分と連がるという構成である。メモリ・サイク
ルおよびパルス・リフレツシユは、規格仕様上の
最小サイクルタイムで動作することができ、共に
高速動作を志向しているのに対し、セルフ・リフ
レツシユは、リフレツシユ間隔を、リフレツシ
ユ・サイクル数で割つた数の周期で行なえばよ
い。例えば、代表的な64Kビツトダイナミツク
RAMをとると、リフレツシユ間隔が2mSリフレ
ツシユ・サイクル数が128であり 2mS/128=15.625μS というサイクルタイムを、タイマで保証すること
になる。セルフ・リフレツシユの間の活性期間の
幅は、前述のように内部リフレツシユ動作が完了
次第回路全体が自動的にリセツト・プリチヤージ
状態に戻される構成のため、最小限の値になつて
おり、通常120〜150nSの値である。従つてこの
間の電源電流は、スタンドバイ電源電流に殆んど
等しい値になる。セルフ・リフレツシユの有効性
は、を低レベルに維持しておくだけで、ダ
イナミツクRAMであるにも拘らず、セルの内容
を失なわない。即ちスタテイツクRAMと同等に
扱えることと、もう一つは、低速サイクルタイム
の動作で、かつ活性期間幅が最小限のため、消費
電力が小さくなることである。現状スタンドバイ
電源電流は、64KダイナミツクRAMで3.5〜
5.0mAの値であり、セルフ・リフレツシユ時の電
源電流もこれに殆んど等しい値となる。パワー・
ダウンでこのセルフ・リフレツシユを用いるに
は、この値は大きすぎ、電池によるバツクアプで
は、通常1mA以下のできるだけ小さい値が要求
される。従来の回路方式では、スタンドバイ電源
電流以下になることは決してなく、この点がセル
フ・リフレツシユの主な用途となるパワーダウン
に障害となつている。
ナミツクRAMのリフレツシユに関係する回路ブ
ロツク図を第1図に示す。外部入力クロツク
は、基本クロツクであり、活性化すると読み出し
および書き込みのメモリ・サイクルが始まる。即
ち、が高レベルから低レベルい遷移して活性
状態に入ると、基本クロツク発生回路17から順
次生ずる駆動タイミングによりまずA0〜A6の
外部入力アドレスに応じて行アドレス・インバー
タ・バツフア14が動作し、各アドレス出力が決
まる。次にこれを受けて、行デコーダ13の選択
動作が行なわれ、デコーダ・バツフア駆動タイミ
ングにより、入力アドレスに対応するセル領域1
1のワード線が上昇する。センスアンプ12が活
性化され、選ばれたワード線上のすべてのセルが
リフレツシユされる。センスアンプ動作が実質的
に終了してから、列デコーダ12により選択セル
のデイジツト線がデータ入出力バスに接続され、
選択セルについて読み出し或いは書き込み動作が
行なわれる。即ち、通常のメモリ・サイクルで
は、外部入力の行アドレスに対応するワード線上
のセルがリフレツシユされると共に、選択セルの
読み出し、或いは書き込みが行なわれることにな
る。は、メモリ・サイクルの間は通常非活
性、即ち高レベルに保たれる。メモリ・サイクル
が終了、即ち、読み出し或いは書き込みが終わ
り、リセツト・プリチヤージ動作が充分行なわれ
てからの活性化を受けて、内部リフレツシ
ユが始まり得る。内部リフレツシユには、2種類
の動作モードがあり、これを第2図に示す。
RFSHの高レベルから低レベルへの変化を受けて
始まるのが、パルス・リフレツシユで第1図に示
す内部リフレツシユ用クロツク発生回路20が動
作し、リフレツシユ・アドレス・カウンタ15の
内容を行アドレス・インバータ・バツフア14の
入力に伝えると共に、入力バツフア・コントロー
ル論理部16に働きかけて、基本クロツク発生回
路17を動作させる。行アドレス・インバータ・
バツフア14は、このとき外部アドレスは切り離
され、リフレツシユ・アドレス・カウンタ15を
入力として動作する。前述と同様に選ばれたワー
ド線上のセルがリフレツシユされた後、リフレツ
シユ動作終了確認信号(以下、RFENDと表わ
す)が上昇するのを受けて、内部リフレツシユ用
クロツク発生回路20がリセツトされると共に、
リフレツシユ・アドレス・カウンタ15の内容
が、インクレメントされる。入力バツフアコント
ロール論理部16を介して、基本クロツク発生回
路17がリセツトされ、回路全体がリセツト・プ
リチヤージ状態に移行する。もう1つの内部リフ
レツシユは、RFSHを第2図に示すように、ある
規定時間以上、低レベルに置いたときに得られる
セルフ・リフレツシユである。第1図に示すセル
フ・リフレツシユ・タイマ19が、内部リフレツ
シユの活性期間中にプリセツトされ、RFENDに
より自動的にリセツト・プリチヤージ状態になつ
て以降の時間を計る。このタイマ19の周期を経
過すると、セルフ・リフレツシユ・タイマ出力が
上昇し、内部リフレツシユ用クロツク発生回路2
0を活性状態に移行させる働きをする。この結
果、前述と同様にして、リフレツシユ・アドレ
ス・カウンタ15で指定されるワード線上のセル
がリフレツシユされる。リフレツシユ動作が完了
するとRFENDが上昇し、自動的にリセツト・プ
リチヤージ状態に戻し、すでにプリセツトされて
いるタイマが作動する。即ち第3図に示すよう
に、を低レベルに置く限り、この動作が繰
り返され、タイヤ周期TTの間隔で、セルフ・リ
フレツシユが行なわれ続ける。メモリ・サイク
ル、パルス・リフレツシユ・サイクルおよびセル
フ・リフレツシユ・サイクルと続くときの電源電
流波形は、現状第4図のように表わされる。これ
ら各サイクルを通して変わらない値のスタンドバ
イ電源電流が流れ、活性動作の定常および過渡電
流分と連がるという構成である。メモリ・サイク
ルおよびパルス・リフレツシユは、規格仕様上の
最小サイクルタイムで動作することができ、共に
高速動作を志向しているのに対し、セルフ・リフ
レツシユは、リフレツシユ間隔を、リフレツシ
ユ・サイクル数で割つた数の周期で行なえばよ
い。例えば、代表的な64Kビツトダイナミツク
RAMをとると、リフレツシユ間隔が2mSリフレ
ツシユ・サイクル数が128であり 2mS/128=15.625μS というサイクルタイムを、タイマで保証すること
になる。セルフ・リフレツシユの間の活性期間の
幅は、前述のように内部リフレツシユ動作が完了
次第回路全体が自動的にリセツト・プリチヤージ
状態に戻される構成のため、最小限の値になつて
おり、通常120〜150nSの値である。従つてこの
間の電源電流は、スタンドバイ電源電流に殆んど
等しい値になる。セルフ・リフレツシユの有効性
は、を低レベルに維持しておくだけで、ダ
イナミツクRAMであるにも拘らず、セルの内容
を失なわない。即ちスタテイツクRAMと同等に
扱えることと、もう一つは、低速サイクルタイム
の動作で、かつ活性期間幅が最小限のため、消費
電力が小さくなることである。現状スタンドバイ
電源電流は、64KダイナミツクRAMで3.5〜
5.0mAの値であり、セルフ・リフレツシユ時の電
源電流もこれに殆んど等しい値となる。パワー・
ダウンでこのセルフ・リフレツシユを用いるに
は、この値は大きすぎ、電池によるバツクアプで
は、通常1mA以下のできるだけ小さい値が要求
される。従来の回路方式では、スタンドバイ電源
電流以下になることは決してなく、この点がセル
フ・リフレツシユの主な用途となるパワーダウン
に障害となつている。
本発明は、セルフ・リフレツシユ時の電源電流
を、スタンドバイ電源電流より小さくするという
概念、及び、これを実現するための消費電力低減
化を志向した回路方式を提供することを目的とす
る。
を、スタンドバイ電源電流より小さくするという
概念、及び、これを実現するための消費電力低減
化を志向した回路方式を提供することを目的とす
る。
本発明によればまず、リフレツシユ・コントロ
ール・クロツクを外部ピン入力クロツクとして有
し、かつ該リフレツシユ・コントロール・クロツ
ク等の外部クロツクを受ける入力インバータを有
し、該クロツクを活性状態にある規定時間以上維
持すると、その期間内蔵のタイマ回路により一定
時間周期で、リフレツシユ動作が生じ、リフレツ
シユ・アドレス・カウンタを伴なつて、全メモリ
セルのリフレツシユが自動的に得られ、スタテイ
ツク・メモリと同等に扱える機能を有するダイナ
ミツク・メモリにおいて、前記タイマ回路により
生じるリフレツシユ動作が始まつてから、前記リ
フレツシユ・コントロール・クロツクが非活性状
態に戻るまでの期間、他の期間より直流電流を消
費する上記インバータの負荷回路の電流能力を低
下させて平均電源電流を通常メモリサイクルでの
スタンドバイ電源電流より値を充分小さくし、パ
ワー・ダウン時の使用に有効である半導体メモリ
が得られる。
ール・クロツクを外部ピン入力クロツクとして有
し、かつ該リフレツシユ・コントロール・クロツ
ク等の外部クロツクを受ける入力インバータを有
し、該クロツクを活性状態にある規定時間以上維
持すると、その期間内蔵のタイマ回路により一定
時間周期で、リフレツシユ動作が生じ、リフレツ
シユ・アドレス・カウンタを伴なつて、全メモリ
セルのリフレツシユが自動的に得られ、スタテイ
ツク・メモリと同等に扱える機能を有するダイナ
ミツク・メモリにおいて、前記タイマ回路により
生じるリフレツシユ動作が始まつてから、前記リ
フレツシユ・コントロール・クロツクが非活性状
態に戻るまでの期間、他の期間より直流電流を消
費する上記インバータの負荷回路の電流能力を低
下させて平均電源電流を通常メモリサイクルでの
スタンドバイ電源電流より値を充分小さくし、パ
ワー・ダウン時の使用に有効である半導体メモリ
が得られる。
この本発明の第1の態様による半導体メモリで
は、具体的には第4図のメモリ・サイクル、パル
ス・リフレツシユ・サイクルおよびセルフ・リフ
レツシユ・サイクルの電源電流波形が第5図に示
すようになる。前2サイクルでの波形は同じであ
るが、タイマ出力を受けてセルフ・リフレツシユ
に入ると、活性期間およびリセツト・プリチヤー
ジ期間共、直流電流成分が減少している。この結
果として、セルフ・リフレツシユ時の電源電流を
スタンドバイ電源電流より小さくすることが可能
になる。これを実現する回路方式が本発明のもう
一つの内容である。
は、具体的には第4図のメモリ・サイクル、パル
ス・リフレツシユ・サイクルおよびセルフ・リフ
レツシユ・サイクルの電源電流波形が第5図に示
すようになる。前2サイクルでの波形は同じであ
るが、タイマ出力を受けてセルフ・リフレツシユ
に入ると、活性期間およびリセツト・プリチヤー
ジ期間共、直流電流成分が減少している。この結
果として、セルフ・リフレツシユ時の電源電流を
スタンドバイ電源電流より小さくすることが可能
になる。これを実現する回路方式が本発明のもう
一つの内容である。
本発明の他の態様によれば、ドレインが第1電
源、ゲートが第1節点、ソースが第2節点に接続
される第1の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
(以下、IGFETと略す)第1節点を充電する手
段、一方の端子が第1節点、他端が第2節点に接
続される第1のコンデンサ、ドレインが第2節
点、ゲートが第1クロツク、ソースが第2電源に
接続される第2のIGFET、ドレインが第1電源、
ゲートが第3節点、ソースが第2節点に接続され
る第3のIGFET、ドレインが第2クロツク、ゲ
ートが第1電源、ソースが第3節点に接続される
第4のIGFET、および一方の端子が第3節点、
他端が第2節点に接続される第2のコンデンサか
ら成り、通常動作時は第2クロツクを高レベルに
保ち、第1および第3のIGFETで節点2を駆動
して、第1クロツクの逆相出力応答を節点2に比
較的高速な遷移時間で生じる一方、パワー・ダウ
ン時には、第2クロツクを低レベルに保ち、第3
のIGFETを非導通にして、第1のIGFETのみで
節点2を駆動し、第1クロツクの逆相出力応答を
節点2に比較的ゆるやかな遷移時間で生じ、かつ
第1のIGFETの電流能力を小さくして、消費電
力の低減を計れることを特徴とする半導体回路が
得られる。
源、ゲートが第1節点、ソースが第2節点に接続
される第1の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
(以下、IGFETと略す)第1節点を充電する手
段、一方の端子が第1節点、他端が第2節点に接
続される第1のコンデンサ、ドレインが第2節
点、ゲートが第1クロツク、ソースが第2電源に
接続される第2のIGFET、ドレインが第1電源、
ゲートが第3節点、ソースが第2節点に接続され
る第3のIGFET、ドレインが第2クロツク、ゲ
ートが第1電源、ソースが第3節点に接続される
第4のIGFET、および一方の端子が第3節点、
他端が第2節点に接続される第2のコンデンサか
ら成り、通常動作時は第2クロツクを高レベルに
保ち、第1および第3のIGFETで節点2を駆動
して、第1クロツクの逆相出力応答を節点2に比
較的高速な遷移時間で生じる一方、パワー・ダウ
ン時には、第2クロツクを低レベルに保ち、第3
のIGFETを非導通にして、第1のIGFETのみで
節点2を駆動し、第1クロツクの逆相出力応答を
節点2に比較的ゆるやかな遷移時間で生じ、かつ
第1のIGFETの電流能力を小さくして、消費電
力の低減を計れることを特徴とする半導体回路が
得られる。
本発明は、直流電流分を減らすことによつて、
セルフ・リフレツシユ時の電源電流をスタンドバ
イ電源電流より小さくすることを実現している。
直流電流を流すインバータは、従来第6図の
MOSTQ1〜Q3および、ブート・ストラツプ・
コンデンサC1により構成され、外部TTLレベ
ル・クロツク入力をMOSレベルに変換するイン
バータ、および第1のプリチヤージ・タイミング
を発生するインバータに用いられている。入力が
高レベルから低レベルに移行すると、MOSTQ3
が非導通になり、MOSTQ2により出力が上昇を
始め、コンデンサC1によりMOSTQ2が非飽和
領域に置かれて、出力は電源レベルまで上昇す
る。これが出発点となつて、タイミング発生回路
の動作が得られることになる。所要の動作が終了
すると、入力が低レベルから高レベルに変わるこ
とになるが、このとき、MOSTQ2は、そのゲー
トがMOSTQ1により絶えず充電され導通してい
るため、MOSTQ3の電流能力をMOSTQ2より
充分大きくとり、出力の低レベルや閾値電圧を越
えて次段に影響を与えないよう、低く抑えなけれ
ばならない。MOSTQ2およびQ3を通して、こ
の間、直流電流が流れる。MOSTQ2の電流能力
は、速度を大きく左右すると共に、直流電流の大
きさにそのまま効くため、必要最小限に設定せざ
るを得ない。従来は、メモリ・サイクル、パル
ス・リフレツシユ・サイクルおよびセルフ・リフ
レツシユ・サイクルすべてが同じ速度の回路動作
であり、セルフ・リフレツシユ・サイクル時で
も、スタンドバイ電流以下にすることはできな
い。必要な速度を得るためのスタンドバイ電流と
いうことで思うように小さくできないわけであ
る。
セルフ・リフレツシユ時の電源電流をスタンドバ
イ電源電流より小さくすることを実現している。
直流電流を流すインバータは、従来第6図の
MOSTQ1〜Q3および、ブート・ストラツプ・
コンデンサC1により構成され、外部TTLレベ
ル・クロツク入力をMOSレベルに変換するイン
バータ、および第1のプリチヤージ・タイミング
を発生するインバータに用いられている。入力が
高レベルから低レベルに移行すると、MOSTQ3
が非導通になり、MOSTQ2により出力が上昇を
始め、コンデンサC1によりMOSTQ2が非飽和
領域に置かれて、出力は電源レベルまで上昇す
る。これが出発点となつて、タイミング発生回路
の動作が得られることになる。所要の動作が終了
すると、入力が低レベルから高レベルに変わるこ
とになるが、このとき、MOSTQ2は、そのゲー
トがMOSTQ1により絶えず充電され導通してい
るため、MOSTQ3の電流能力をMOSTQ2より
充分大きくとり、出力の低レベルや閾値電圧を越
えて次段に影響を与えないよう、低く抑えなけれ
ばならない。MOSTQ2およびQ3を通して、こ
の間、直流電流が流れる。MOSTQ2の電流能力
は、速度を大きく左右すると共に、直流電流の大
きさにそのまま効くため、必要最小限に設定せざ
るを得ない。従来は、メモリ・サイクル、パル
ス・リフレツシユ・サイクルおよびセルフ・リフ
レツシユ・サイクルすべてが同じ速度の回路動作
であり、セルフ・リフレツシユ・サイクル時で
も、スタンドバイ電流以下にすることはできな
い。必要な速度を得るためのスタンドバイ電流と
いうことで思うように小さくできないわけであ
る。
本発明の基本構成は、従来の回路に、第6図の
点線枠内の回路を加えることと、MOSTQ2の電
流能力を所要のセルフ・リフレツシユ・サイクル
時の電源電流が得られるまで落すことである。ク
ロツクφは、メモリ・サイクルおよびパルス・リ
フレツシユ・サイクルでは電源レベルに保たれる
一方、タイマ出力が活性化されて、セルフ・リフ
レツシユ・サイクルに入ると、低レベルに移行す
るように設定する。メモリ・サイクルおよびパル
ス・リフレツシユ・サイクルでは入力が高レベル
から低レベルになると、MOSTQ2およびQ5の
両方が出力を駆動し、それぞれコンデンサC1,
C2により、非飽和領域に置かれて、出力は電源
レベルまで上昇する。入力が高レベルになると、
MOSTQ3が導通し、出力を閾値電圧より充分低
いレベルに置く必要があるため、MOSTQ3の電
流能力をMOSTQ2およびQ5を合わせたものよ
り充分大きくしなければならない。セルフ・リフ
レツシユ時は、メモリ・サイクルおよびパルス・
リフレツシユ・サイクルのような高速動作は必要
ないため、この間クロツクφを低レベルに落とす
ようにする。MOSTQ5は非導通になり、出力を
駆動することはできない。MOSTQ2により出力
が駆動され、従来と同じ回路動作になるが、
MOSTQ2の電流能力は、タイミング発生回路の
動作限界および、セルフ・リフレツシユ・サイク
ルタイムにより許容される範囲で小さくすること
ができる。従つて、メモリ・サイクルおよびパル
ス・リフレツシユ・サイクル時の高速動作は
MOSTQ5の電流能力を、従来と同じにして得る
ことになる。MOSTQ5が出力を駆動するとき、
MOSTQ2は実質的には駆動能力はない。このと
きMOSTQ2のソース拡散容量は小さくコンデン
サC1の両端は同じレベル変化をするため、
MOSTQ5からみて、負荷とならないという利点
がこの構成にあり、高速動作を妨げることはな
い。
点線枠内の回路を加えることと、MOSTQ2の電
流能力を所要のセルフ・リフレツシユ・サイクル
時の電源電流が得られるまで落すことである。ク
ロツクφは、メモリ・サイクルおよびパルス・リ
フレツシユ・サイクルでは電源レベルに保たれる
一方、タイマ出力が活性化されて、セルフ・リフ
レツシユ・サイクルに入ると、低レベルに移行す
るように設定する。メモリ・サイクルおよびパル
ス・リフレツシユ・サイクルでは入力が高レベル
から低レベルになると、MOSTQ2およびQ5の
両方が出力を駆動し、それぞれコンデンサC1,
C2により、非飽和領域に置かれて、出力は電源
レベルまで上昇する。入力が高レベルになると、
MOSTQ3が導通し、出力を閾値電圧より充分低
いレベルに置く必要があるため、MOSTQ3の電
流能力をMOSTQ2およびQ5を合わせたものよ
り充分大きくしなければならない。セルフ・リフ
レツシユ時は、メモリ・サイクルおよびパルス・
リフレツシユ・サイクルのような高速動作は必要
ないため、この間クロツクφを低レベルに落とす
ようにする。MOSTQ5は非導通になり、出力を
駆動することはできない。MOSTQ2により出力
が駆動され、従来と同じ回路動作になるが、
MOSTQ2の電流能力は、タイミング発生回路の
動作限界および、セルフ・リフレツシユ・サイク
ルタイムにより許容される範囲で小さくすること
ができる。従つて、メモリ・サイクルおよびパル
ス・リフレツシユ・サイクル時の高速動作は
MOSTQ5の電流能力を、従来と同じにして得る
ことになる。MOSTQ5が出力を駆動するとき、
MOSTQ2は実質的には駆動能力はない。このと
きMOSTQ2のソース拡散容量は小さくコンデン
サC1の両端は同じレベル変化をするため、
MOSTQ5からみて、負荷とならないという利点
がこの構成にあり、高速動作を妨げることはな
い。
本発明の具体的な実施例を以下示す。外部クロ
ツク入力およびを受けるタイミング発
生回路で、直流電流を消費する部分を取り出す
と、従来例は、第7図に示すようになる。通常の
メモリ・サイクルではは非活性状態、即ち
高レベルにあり、活性化タイミングRFは低レベ
ル、プリチヤージ・タイミングPR0は高レベル
に置かれる。従つて、MOSTQ5は、ゲートが
MOSTQ1により充電されるため、導通状態にあ
る。が高レベルから低レベルに移行すると、
MOSTQ6が非導通になり、CEが上昇し、ブー
ト・ストラツプ・コンデンサC1により電源レベ
ルまで達する。MOSTQ9が導通し、P0は低レ
ベルに移行する。これに続いて基本クロツク発生
回路が動作し、リード或いはライト・サイクルと
なる。終了すればを高レベルに戻し、CEは低
レベル、P0は電源レベルというスタンドバイ状
態にリセツトされる。以上よりわかるように、ス
タンドバイ状態ではMOSTQ4およびQ12、メ
モリサイクルの活性期間では、MOSTQ8および
Q12を通して、直流電流が流れる。を高レ
ベルに保つたまま、を高レベルから低レベ
ルに移行すると、MOSTQ10を介してMOSTQ
13が非導通になり、RFが上昇して電源レベル
に達すると共に、それを受けてPR0が低レベル
に移行する。この結果、MOSTQ5はゲートが大
地電位となつて非導通になり、CEが上昇、P0
や低レベルに移行して、リフレツシユ・アドレ
ス・カウンタで指定されるワード線のリフレツシ
ユ動作が行なわれる。動作が完了すると、
RFENDが上昇し、リフレツシユ・タイミング・
コントロールのブロツクを通して、MOSTQ14
が導通して、RFが低レベル、PR0が電源レベル
に自動的にリセツトされる。をそのまま低
レベルに置いておくと、タイマが作動し、前述の
ように、セルフ・リフレツシユを起動することに
なる。即ち、タイマ出力の上昇を受け、リフレツ
シユ・タイミング・コントロールの出力が低レベ
ルになつて、MOSTQ14が非導通になる。この
結果、RFが上昇、PR0が低レベルに移行し、同
様に、リフレツシユ動作が行なわれる。完了する
と、RFENDが上昇し、MOSTQ14を導通させ
て、自動的にリセツト状態に戻す。以後を
低レベルに置く限り、この動作の繰り返しとな
る。このパルス・リフレツシユおよびセルフ・リ
フレツシユにおいては、活性期間でMOSTQ8お
よび16、リセツト・プリチヤージ期間で、
MOSTQ4およびQ12を通して直流電流が流れ
ることになる。
ツク入力およびを受けるタイミング発
生回路で、直流電流を消費する部分を取り出す
と、従来例は、第7図に示すようになる。通常の
メモリ・サイクルではは非活性状態、即ち
高レベルにあり、活性化タイミングRFは低レベ
ル、プリチヤージ・タイミングPR0は高レベル
に置かれる。従つて、MOSTQ5は、ゲートが
MOSTQ1により充電されるため、導通状態にあ
る。が高レベルから低レベルに移行すると、
MOSTQ6が非導通になり、CEが上昇し、ブー
ト・ストラツプ・コンデンサC1により電源レベ
ルまで達する。MOSTQ9が導通し、P0は低レ
ベルに移行する。これに続いて基本クロツク発生
回路が動作し、リード或いはライト・サイクルと
なる。終了すればを高レベルに戻し、CEは低
レベル、P0は電源レベルというスタンドバイ状
態にリセツトされる。以上よりわかるように、ス
タンドバイ状態ではMOSTQ4およびQ12、メ
モリサイクルの活性期間では、MOSTQ8および
Q12を通して、直流電流が流れる。を高レ
ベルに保つたまま、を高レベルから低レベ
ルに移行すると、MOSTQ10を介してMOSTQ
13が非導通になり、RFが上昇して電源レベル
に達すると共に、それを受けてPR0が低レベル
に移行する。この結果、MOSTQ5はゲートが大
地電位となつて非導通になり、CEが上昇、P0
や低レベルに移行して、リフレツシユ・アドレ
ス・カウンタで指定されるワード線のリフレツシ
ユ動作が行なわれる。動作が完了すると、
RFENDが上昇し、リフレツシユ・タイミング・
コントロールのブロツクを通して、MOSTQ14
が導通して、RFが低レベル、PR0が電源レベル
に自動的にリセツトされる。をそのまま低
レベルに置いておくと、タイマが作動し、前述の
ように、セルフ・リフレツシユを起動することに
なる。即ち、タイマ出力の上昇を受け、リフレツ
シユ・タイミング・コントロールの出力が低レベ
ルになつて、MOSTQ14が非導通になる。この
結果、RFが上昇、PR0が低レベルに移行し、同
様に、リフレツシユ動作が行なわれる。完了する
と、RFENDが上昇し、MOSTQ14を導通させ
て、自動的にリセツト状態に戻す。以後を
低レベルに置く限り、この動作の繰り返しとな
る。このパルス・リフレツシユおよびセルフ・リ
フレツシユにおいては、活性期間でMOSTQ8お
よび16、リセツト・プリチヤージ期間で、
MOSTQ4およびQ12を通して直流電流が流れ
ることになる。
本発明を適用すると、第7図の回路は、第8図
のようになり、そのタイミング波形を第9図に示
す。MOSTQ8,Q13,Q19およびQ25
が、メモリ・サイクルおよびパルス・リフレツシ
ユ・サイクルでの高速動作を保証することにな
り、適当な電流能力が必要になる。タイマ出力が
上昇して、セルフ・リフレツシユ・サイクルに入
ると、MOSTQ26が導通し、が低レベル
でMOSTQ27が非導通のため、MOSTQ30
が、ゲートが充電されて導通する。パワー・ダウ
ン用のタイミングPDが低レベルに移行し、メモ
リ・サイクルおよびパルス・リフレツシユ・サイ
クルで働いたMOSTQ8,Q13,Q19および
Q25は非導通になる。これらに代わり、
MOSTQ4,Q10,Q16およびQ22がそれ
ぞれ出力を駆動することになるが、サイクル・タ
イムは長く余裕があるので、基本クロツク発生回
路、および内部リフレツシユ用クロツク発生回路
が動作し、正常なリフレツシユ動作が得られる範
囲で、電流能力を下げることができる。最初のタ
イマ出力が上昇してから、セルフ・リフレツシユ
を終了させて、を高レベルに戻すまで、
MOSTQ30は導通状態に保たれ、PDはこの間
低レベルに置かれる。MOSTQ29を通して、直
流電流が流れるが、PD自体には高速動作は必要
ないため、MOSTQ29の電流能力は、所要のセ
ルフ・リフレツシユ時の電流値に見合うように落
とすことができる。第8図の回路においては、セ
ルフ・リフレツシユ時、活性期間でMOSTQ1
0,Q22およびQ29、リセツト・プリチヤー
ジ期間でMOSTQ4,Q16およびQ29でそれ
ぞれ直流電流が流れることになるが、今まで述べ
たようにいずれも電流能力を充分小さくできるの
で、直流分は、メモリ・サイクルおよびパルス・
リフレツシユ・サイクルに比べ、桁違いに小さい
値となる。リフレツシユ動作での過渡電流分には
変化がないため、これをセルフ・リフレツシユ・
サイクルで平均化したものが、セルフ・リフレツ
シユ時の電源電流として最も大きい成分になる。
現状64KダイナミツクRAMレベルでこの値は、
0.4mA程度であり、前述の直流分を加えて、セル
フ・リフレツシユ時の電源電流を、規格1mA以
下に抑えることは充分可能である。3.5〜5.0mA
のスタンドバイ電流に比較すると、5分の1の値
である。セルフ・リフレツシユ・サイクルを終了
させるため、RFSHを高レベルに戻すと、
MOSTQ30は非導通になり、第9図に示すよう
にPDは電源レベルまで回復し、次のメモリ・サ
イクルに備えることになる。PDの電源レベルは、
高レベルが電源レベル以上である基本クロツク・
タイミングφpを用いMOSTQ31でリフレツシ
ユされる。
のようになり、そのタイミング波形を第9図に示
す。MOSTQ8,Q13,Q19およびQ25
が、メモリ・サイクルおよびパルス・リフレツシ
ユ・サイクルでの高速動作を保証することにな
り、適当な電流能力が必要になる。タイマ出力が
上昇して、セルフ・リフレツシユ・サイクルに入
ると、MOSTQ26が導通し、が低レベル
でMOSTQ27が非導通のため、MOSTQ30
が、ゲートが充電されて導通する。パワー・ダウ
ン用のタイミングPDが低レベルに移行し、メモ
リ・サイクルおよびパルス・リフレツシユ・サイ
クルで働いたMOSTQ8,Q13,Q19および
Q25は非導通になる。これらに代わり、
MOSTQ4,Q10,Q16およびQ22がそれ
ぞれ出力を駆動することになるが、サイクル・タ
イムは長く余裕があるので、基本クロツク発生回
路、および内部リフレツシユ用クロツク発生回路
が動作し、正常なリフレツシユ動作が得られる範
囲で、電流能力を下げることができる。最初のタ
イマ出力が上昇してから、セルフ・リフレツシユ
を終了させて、を高レベルに戻すまで、
MOSTQ30は導通状態に保たれ、PDはこの間
低レベルに置かれる。MOSTQ29を通して、直
流電流が流れるが、PD自体には高速動作は必要
ないため、MOSTQ29の電流能力は、所要のセ
ルフ・リフレツシユ時の電流値に見合うように落
とすことができる。第8図の回路においては、セ
ルフ・リフレツシユ時、活性期間でMOSTQ1
0,Q22およびQ29、リセツト・プリチヤー
ジ期間でMOSTQ4,Q16およびQ29でそれ
ぞれ直流電流が流れることになるが、今まで述べ
たようにいずれも電流能力を充分小さくできるの
で、直流分は、メモリ・サイクルおよびパルス・
リフレツシユ・サイクルに比べ、桁違いに小さい
値となる。リフレツシユ動作での過渡電流分には
変化がないため、これをセルフ・リフレツシユ・
サイクルで平均化したものが、セルフ・リフレツ
シユ時の電源電流として最も大きい成分になる。
現状64KダイナミツクRAMレベルでこの値は、
0.4mA程度であり、前述の直流分を加えて、セル
フ・リフレツシユ時の電源電流を、規格1mA以
下に抑えることは充分可能である。3.5〜5.0mA
のスタンドバイ電流に比較すると、5分の1の値
である。セルフ・リフレツシユ・サイクルを終了
させるため、RFSHを高レベルに戻すと、
MOSTQ30は非導通になり、第9図に示すよう
にPDは電源レベルまで回復し、次のメモリ・サ
イクルに備えることになる。PDの電源レベルは、
高レベルが電源レベル以上である基本クロツク・
タイミングφpを用いMOSTQ31でリフレツシ
ユされる。
以上述べたように本発明によれば、セルフ・リ
フレツシユ時の電源電流を、通常のメモリ・サイ
クルでのスタンドバイ電流の2割程度に小さくで
きるという内部リフレツシユ機能付きのダイナミ
ツクRAMおよびこれを実現する回路方式が得ら
れ、パワー・ダウンの用途に非常に有効である。
フレツシユ時の電源電流を、通常のメモリ・サイ
クルでのスタンドバイ電流の2割程度に小さくで
きるという内部リフレツシユ機能付きのダイナミ
ツクRAMおよびこれを実現する回路方式が得ら
れ、パワー・ダウンの用途に非常に有効である。
第1図は内部リフレツシユ機能を有するダイナ
ミツクRAM(擬似スタテイツクRAM)のリフレ
ツシユに関係する回路ブロツク図を示し、第2図
は内部リフレツシユの2種類の動作モード・即ち
パルス・リフレツシユおよびセルフ・リフレツシ
ユを説明する図、第3図はセルフ・リフレツシユ
をさらに具体的に説明する図、第4図は従来のメ
モリサイクル・パルス・リフレツシユ・サイクル
およびセルフ・リフレツシユ・サイクルにおける
電源電流波形を示す図、第5図は本発明によるメ
モリでの第4図に対応する電源電流波形を示す
図、第6図は本発明のもう1つの基本回路構成を
示す図、第7図は、従来の直流電流を消費するタ
イミング発生回路の具体例を示す図、第8図は、
本発明の具体的な実施例として、第7図の回路に
本発明を適用したものを示す図、第9図は第8図
の回路のタイミング波形を示す図である。 Q1〜Q31……MOSトランジスタ。
ミツクRAM(擬似スタテイツクRAM)のリフレ
ツシユに関係する回路ブロツク図を示し、第2図
は内部リフレツシユの2種類の動作モード・即ち
パルス・リフレツシユおよびセルフ・リフレツシ
ユを説明する図、第3図はセルフ・リフレツシユ
をさらに具体的に説明する図、第4図は従来のメ
モリサイクル・パルス・リフレツシユ・サイクル
およびセルフ・リフレツシユ・サイクルにおける
電源電流波形を示す図、第5図は本発明によるメ
モリでの第4図に対応する電源電流波形を示す
図、第6図は本発明のもう1つの基本回路構成を
示す図、第7図は、従来の直流電流を消費するタ
イミング発生回路の具体例を示す図、第8図は、
本発明の具体的な実施例として、第7図の回路に
本発明を適用したものを示す図、第9図は第8図
の回路のタイミング波形を示す図である。 Q1〜Q31……MOSトランジスタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外部クロツクを受けて内部信号を発生するイ
ンバータを有し、リフレツシユ・コントロール・
クロツクを外部から受け、該リフレツシユ・コン
トロール・クロツクがある規定時間以上活性状態
に維持された後の該活性状態が継続されている期
間内蔵のタイマ回路により、一定時間周期で順次
異なるアドレスのリフレツシユ動作が生ずるダイ
ナミツク・メモリにおいて、前記インバータは負
荷回路と入力トランジスタが直列に接続され該入
力トランジスタが導通している時に該負荷回路を
介して直流電流が生ずる構成を有し、前記タイマ
回路により生じるリフレツシユ動作が行なわれて
いる期間、他の期間より、前記インバータの前記
負荷回路の電流能力を低下させて平均電源電流
を、通常メモリサイクルでのスタンドバイ電源電
流より小さくしたことを特徴とする半導体メモ
リ。 2 前記負荷回路は電源端子と前記入力トランジ
スタとの間に並列に接続された第1および第2の
負荷トランジスタと、該第1の負荷トランジスタ
は常に導通状態にバイアスする手段と、該第2の
負荷トランジスタを前記タイマ回路によるリフレ
ツシユ動作が行なわれている期間非導通としそれ
以外の期間導通状態とする制御手段とを有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導
体メモリ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56171684A JPS5873096A (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | 半導体メモリ |
US06/436,991 US4570242A (en) | 1981-10-27 | 1982-10-27 | Dynamic random-access memory |
GB08230642A GB2111777B (en) | 1981-10-27 | 1982-10-27 | Dynamic ram |
GB848427937A GB8427937D0 (en) | 1981-10-27 | 1984-11-05 | Dynamic random-access memories |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56171684A JPS5873096A (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | 半導体メモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5873096A JPS5873096A (ja) | 1983-05-02 |
JPH0223957B2 true JPH0223957B2 (ja) | 1990-05-25 |
Family
ID=15927772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56171684A Granted JPS5873096A (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | 半導体メモリ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4570242A (ja) |
JP (1) | JPS5873096A (ja) |
GB (2) | GB2111777B (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6055593A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-03-30 | Nec Corp | 擬似スタティックメモリ |
JPH0799623B2 (ja) * | 1984-08-30 | 1995-10-25 | 富士通株式会社 | 半導体記憶装置 |
JP2560011B2 (ja) * | 1986-07-21 | 1996-12-04 | 株式会社日立製作所 | 半導体メモリ装置 |
JPS62209794A (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-14 | Sharp Corp | メモリリフレツシユ装置 |
JPS63140490A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | Sharp Corp | ダイナミツクram |
US4870620A (en) * | 1987-01-06 | 1989-09-26 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dynamic random access memory device with internal refresh |
JPH01124195A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-17 | Sharp Corp | セルフリフレッシュ方式 |
US5313428A (en) * | 1987-11-12 | 1994-05-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Field memory self-refreshing device utilizing a refresh clock signal selected from two separate clock signals |
KR950009391B1 (ko) * | 1991-07-16 | 1995-08-21 | 삼성전자주식회사 | 데이터 보유 모드에서의 리프레시 단축회로를 갖춘 반도체 메모리 장치 |
JP2836453B2 (ja) * | 1993-08-26 | 1998-12-14 | 日本電気株式会社 | 半導体メモリの初段回路方式 |
US5701270A (en) * | 1994-05-09 | 1997-12-23 | Cirrus Logic, Inc. | Single chip controller-memory device with interbank cell replacement capability and a memory architecture and methods suitble for implementing the same |
US5473573A (en) * | 1994-05-09 | 1995-12-05 | Cirrus Logic, Inc. | Single chip controller-memory device and a memory architecture and methods suitable for implementing the same |
US5442588A (en) * | 1994-08-16 | 1995-08-15 | Cirrus Logic, Inc. | Circuits and methods for refreshing a dual bank memory |
US5598374A (en) * | 1995-07-14 | 1997-01-28 | Cirrus Logic, Inc. | Pipeland address memories, and systems and methods using the same |
KR0179848B1 (ko) * | 1995-10-13 | 1999-04-15 | 문정환 | 전하를 재이용한 리프래쉬 방법 |
KR100243335B1 (ko) * | 1996-12-31 | 2000-02-01 | 김영환 | 독립적인 리프레쉬 수단을 가지는 데이지 체인 구조의 반도체 장치 |
US6334167B1 (en) | 1998-08-31 | 2001-12-25 | International Business Machines Corporation | System and method for memory self-timed refresh for reduced power consumption |
JP4056173B2 (ja) * | 1999-04-14 | 2008-03-05 | 富士通株式会社 | 半導体記憶装置および該半導体記憶装置のリフレッシュ方法 |
US6618314B1 (en) | 2002-03-04 | 2003-09-09 | Cypress Semiconductor Corp. | Method and architecture for reducing the power consumption for memory devices in refresh operations |
CN119947090A (zh) * | 2017-11-24 | 2025-05-06 | 株式会社半导体能源研究所 | 半导体装置及动态逻辑电路 |
JP6970769B2 (ja) | 2020-02-18 | 2021-11-24 | ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション | 半導体装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55150192A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-21 | Nec Corp | Memory unit |
-
1981
- 1981-10-27 JP JP56171684A patent/JPS5873096A/ja active Granted
-
1982
- 1982-10-27 US US06/436,991 patent/US4570242A/en not_active Expired - Lifetime
- 1982-10-27 GB GB08230642A patent/GB2111777B/en not_active Expired
-
1984
- 1984-11-05 GB GB848427937A patent/GB8427937D0/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4570242A (en) | 1986-02-11 |
GB8427937D0 (en) | 1984-12-12 |
JPS5873096A (ja) | 1983-05-02 |
GB2111777B (en) | 1985-09-25 |
GB2111777A (en) | 1983-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0223957B2 (ja) | ||
JP2787639B2 (ja) | パルス信号発生回路および半導体記憶装置 | |
US6922371B2 (en) | Semiconductor storage device | |
US6021082A (en) | Semiconductor memory device including an internal power supply circuit having standby and activation mode | |
USRE34797E (en) | Semiconductor memory device having a back-bias voltage generator | |
US4636989A (en) | Dynamic MOS random access memory | |
US5894446A (en) | Semiconductor memory device operable with reduced current consumption immediately after power-on | |
US7548468B2 (en) | Semiconductor memory and operation method for same | |
JPH0762958B2 (ja) | Mos記憶装置 | |
US6834021B2 (en) | Semiconductor memory having memory cells requiring refresh operation | |
US20030169617A1 (en) | Semiconductor memory device | |
JP2752304B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH02101694A (ja) | 半導体記憶装置と半導体記憶装置の動作方法 | |
US4688196A (en) | Semiconductor dynamic memory device with less power consumption in internal refresh mode | |
JPH0223958B2 (ja) | ||
KR950009391B1 (ko) | 데이터 보유 모드에서의 리프레시 단축회로를 갖춘 반도체 메모리 장치 | |
US20050105372A1 (en) | Semiconductor memory | |
JP4804609B2 (ja) | セルアレイ電源の上昇を防止したメモリ回路 | |
JPH0147940B2 (ja) | ||
JP4368994B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH0235397B2 (ja) | ||
JPH0350358B2 (ja) | ||
JPH01179293A (ja) | ダイナミック型半導体記憶装置 | |
JPH07296581A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP2006048845A (ja) | セルフリフレッシュ制御回路 |