JPH02237924A - 経皮投与薬剤 - Google Patents
経皮投与薬剤Info
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- JPH02237924A JPH02237924A JP1139367A JP13936789A JPH02237924A JP H02237924 A JPH02237924 A JP H02237924A JP 1139367 A JP1139367 A JP 1139367A JP 13936789 A JP13936789 A JP 13936789A JP H02237924 A JPH02237924 A JP H02237924A
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- A61K9/7023—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
- A61K9/703—Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms characterised by shape or structure; Details concerning release liner or backing; Refillable patches; User-activated patches
- A61K9/7084—Transdermal patches having a drug layer or reservoir, and one or more separate drug-free skin-adhesive layers, e.g. between drug reservoir and skin, or surrounding the drug reservoir; Liquid-filled reservoir patches
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/535—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with at least one nitrogen and one oxygen as the ring hetero atoms, e.g. 1,2-oxazines
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- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L15/00—Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
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- A61L15/22—Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons containing macromolecular materials
- A61L15/24—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives thereof
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は.(4aR−トランス)−3,4,4a,5,
6,10b−ヘキサヒド口−4−プロピル−2H−ナフ
l=[1.2−bコー1,94−オキザジン−9−オー
ルの,畏時間にわたる投与に好適な経皮による放出シス
テムに関するものである9 によって表わされる、(4aR,−l−ランス)−3.
4,4a,5* 6,10b−ヘキサヒド口−4−プロ
ピル−2H−ナフト[1,2−bl−1.4−オキザジ
ン−9−オール(化合物工)は,高度に効果のある抗ド
ーパミン剤であり、またバーキンソン病の治療に有用な
ものである。その化合物は、最初は(+)−4−プロピ
ル−9−ヒドロキシナフトキザジンと云われ、薬理及び
臨床の文献ではその名前あるいは(+)−PHNOとし
て、しばしば引用されている。文献上では、それは1一
ランスー1a,2,3−4a,5.6−ヘキサヒドロ−
9.−ヒドロキシ−4−プロピル−4H−ナフト[1,
2,Σ]−1.4−オキサジンとしても知られている,
便宜上、以降通常は(+)−PHNOとし,て引用する
6この化合物は遊離の塩基と1,5て融点162164
℃、また塩酸塩とじて300℃の融点を有するものであ
る。本薬剤の調製については、米国特許第4,4 2
0,4 8 0号に記されている。薬理学的性状はG.
E, Martinらによって、文献J. Pharm
& Exptl Thsr. 2 :3 0569
(1984)に記載されている。
6,10b−ヘキサヒド口−4−プロピル−2H−ナフ
l=[1.2−bコー1,94−オキザジン−9−オー
ルの,畏時間にわたる投与に好適な経皮による放出シス
テムに関するものである9 によって表わされる、(4aR,−l−ランス)−3.
4,4a,5* 6,10b−ヘキサヒド口−4−プロ
ピル−2H−ナフト[1,2−bl−1.4−オキザジ
ン−9−オール(化合物工)は,高度に効果のある抗ド
ーパミン剤であり、またバーキンソン病の治療に有用な
ものである。その化合物は、最初は(+)−4−プロピ
ル−9−ヒドロキシナフトキザジンと云われ、薬理及び
臨床の文献ではその名前あるいは(+)−PHNOとし
て、しばしば引用されている。文献上では、それは1一
ランスー1a,2,3−4a,5.6−ヘキサヒドロ−
9.−ヒドロキシ−4−プロピル−4H−ナフト[1,
2,Σ]−1.4−オキサジンとしても知られている,
便宜上、以降通常は(+)−PHNOとし,て引用する
6この化合物は遊離の塩基と1,5て融点162164
℃、また塩酸塩とじて300℃の融点を有するものであ
る。本薬剤の調製については、米国特許第4,4 2
0,4 8 0号に記されている。薬理学的性状はG.
E, Martinらによって、文献J. Pharm
& Exptl Thsr. 2 :3 0569
(1984)に記載されている。
投与は長期間の治療を要する。活性を発生させ、かつ不
規則性を管理する期間の誤りによってレボドーパあるい
は抗ドーバミン剤のいずれかによるパーキンソン氏病の
経口的治療上,もっとも厄介な問題が提起さわることが
知られている。不規則性の問題を解消するために用いる
ことができる方法の1つは、静脈内への注入である。し
かしこれらはわずらわしい方法である。
規則性を管理する期間の誤りによってレボドーパあるい
は抗ドーバミン剤のいずれかによるパーキンソン氏病の
経口的治療上,もっとも厄介な問題が提起さわることが
知られている。不規則性の問題を解消するために用いる
ことができる方法の1つは、静脈内への注入である。し
かしこれらはわずらわしい方法である。
希望する用量における(+) 一ptqNoの経口投与
は、嘔吐及び他の副作用を生ずることがある。試みられ
た薬剤の他の適用方法は塩酸塩溶液を用いる皮膚への適
用であった.しかし、溶液は粘性のある残留を残して乾
燥し、皮膚への薬剤の放出が不能となった.患者による
この溶液の安全な取り扱いは不可能であった. したがって,長期間にわたって、適切な信頼しうる管理
された速度で(+)−PHN○を投与するための安全で
効率的な方法を提供することが望まれている. 本発明によれば、( 4 a R − hランス)一3
,4,4a,5,6,10b−ヘキサヒド口−4−プロ
ピル−2H−ナフト[1.2−b] −1.4−オキサ
ジン−9−オール((+)−PHNO)の希望する治療
用としての薬量は、薬剤をグリセロールを含む硬化シリ
コーンボリマーの固体貯蔵マトリックスから放出する経
皮による放出システムによって投与することによって、
長期間にわたって、一定の速度で供給され得ることが見
出された. 本発明の経皮による放出システムは、支持体に取り付け
られた生物学的に許容される硬化シリコーンゴムボリマ
ーマトリックスの固体の薬剤貯蔵器で、その中に、共溶
剤としてのグリセロールと共にその溶解度より過剰の(
+)−PHNOを含み、速度制御用の膜に面しているも
のからなるものである. ″固体状態″とは、マトリックスが、有意な流動性を示
さないものであることを意味するものである. マトリックが、シリコーンゴム樹脂であることは必須で
ある.シリコーンゴム樹脂は、物性の変化を得るために
メチル基の一部をフェニル基あるいはビニール基で置換
されていることができ、そして室温あるいは加温下のい
ずれかで硬化あるいは加硫されることのできるジメチル
プロピルシロキサンである.これらの樹脂の調製及び性
質は通常の参考試料に記載されており、また市販されて
いる.好適なシリコーン樹脂は薬剤の存在下で硬化が進
行し、またその時点で薬剤に悪影響を与えないようなも
のである。
は、嘔吐及び他の副作用を生ずることがある。試みられ
た薬剤の他の適用方法は塩酸塩溶液を用いる皮膚への適
用であった.しかし、溶液は粘性のある残留を残して乾
燥し、皮膚への薬剤の放出が不能となった.患者による
この溶液の安全な取り扱いは不可能であった. したがって,長期間にわたって、適切な信頼しうる管理
された速度で(+)−PHN○を投与するための安全で
効率的な方法を提供することが望まれている. 本発明によれば、( 4 a R − hランス)一3
,4,4a,5,6,10b−ヘキサヒド口−4−プロ
ピル−2H−ナフト[1.2−b] −1.4−オキサ
ジン−9−オール((+)−PHNO)の希望する治療
用としての薬量は、薬剤をグリセロールを含む硬化シリ
コーンボリマーの固体貯蔵マトリックスから放出する経
皮による放出システムによって投与することによって、
長期間にわたって、一定の速度で供給され得ることが見
出された. 本発明の経皮による放出システムは、支持体に取り付け
られた生物学的に許容される硬化シリコーンゴムボリマ
ーマトリックスの固体の薬剤貯蔵器で、その中に、共溶
剤としてのグリセロールと共にその溶解度より過剰の(
+)−PHNOを含み、速度制御用の膜に面しているも
のからなるものである. ″固体状態″とは、マトリックスが、有意な流動性を示
さないものであることを意味するものである. マトリックが、シリコーンゴム樹脂であることは必須で
ある.シリコーンゴム樹脂は、物性の変化を得るために
メチル基の一部をフェニル基あるいはビニール基で置換
されていることができ、そして室温あるいは加温下のい
ずれかで硬化あるいは加硫されることのできるジメチル
プロピルシロキサンである.これらの樹脂の調製及び性
質は通常の参考試料に記載されており、また市販されて
いる.好適なシリコーン樹脂は薬剤の存在下で硬化が進
行し、またその時点で薬剤に悪影響を与えないようなも
のである。
固体状態シリコーンの貯蔵器のさらに必須な成分はグリ
セロールである6マトリックスシリコーンと共溶剤グリ
セロールとの(+)−PHN○に対する分配効果が薬剤
の放出を促進する。
セロールである6マトリックスシリコーンと共溶剤グリ
セロールとの(+)−PHN○に対する分配効果が薬剤
の放出を促進する。
したがって、本発明の特別の態様は(+)−PHN○の
投与に関する安全で効率的な方法を可能とする新規な貯
蔵器である。この新規な貯蔵器の組成物は、シリコーン
ゴム中に(+)−PHNOとグリセロールを含む。(+
)−PHNOの量は重量で約1から5%である。
投与に関する安全で効率的な方法を可能とする新規な貯
蔵器である。この新規な貯蔵器の組成物は、シリコーン
ゴム中に(+)−PHNOとグリセロールを含む。(+
)−PHNOの量は重量で約1から5%である。
グリセロールの量は、約0.5から約40%を超えない
ものとすることができる。
ものとすることができる。
速度制御用の膜も、シリコーンエラストマーである。膜
は同様のボリマーであるが、より硬いものであり薬剤の
溶解と浸透に対するより大きい抵抗性を付与するもので
ある。
は同様のボリマーであるが、より硬いものであり薬剤の
溶解と浸透に対するより大きい抵抗性を付与するもので
ある。
さらに、膜は順次に接着剤に面し、その面している接着
剤は(+)−PHNOを含んでいる経皮放出システムを
、皮膚にとりつけるのに好適なものであり、従ってパッ
チあるいは包帯を与える。通常は、表面接着剤もいくら
かの速度制御性を有するので、放出の実際の速度は貯蔵
器、膜及び接着剤層を通過する流れの組合わされた影響
であろうゆ 経皮放出システム及び経皮パッチは、図面を参照するこ
とによって最もよく理解することができる。
剤は(+)−PHNOを含んでいる経皮放出システムを
、皮膚にとりつけるのに好適なものであり、従ってパッ
チあるいは包帯を与える。通常は、表面接着剤もいくら
かの速度制御性を有するので、放出の実際の速度は貯蔵
器、膜及び接着剤層を通過する流れの組合わされた影響
であろうゆ 経皮放出システム及び経皮パッチは、図面を参照するこ
とによって最もよく理解することができる。
図1は、(+)−PHN○の経皮放出システムの必須の
構成成分を表わす部分拡大断面図である。
構成成分を表わす部分拡大断面図である。
図2は、好適な経皮パッチに具体化したシステムを表わ
す梼帝香4部分拡大断面図である。
す梼帝香4部分拡大断面図である。
図面に関しては、図1には経皮放出システム10が示さ
れ、これは非浸透性の支持体部材11,溶解されている
薬剤及び共溶剤を含有する連続マトリックスからなる薬
剤貯蔵器部材12、その中に分散されている溶解されて
いない薬剤13及び速度制御膜部材〕4を含むものであ
る。
れ、これは非浸透性の支持体部材11,溶解されている
薬剤及び共溶剤を含有する連続マトリックスからなる薬
剤貯蔵器部材12、その中に分散されている溶解されて
いない薬剤13及び速度制御膜部材〕4を含むものであ
る。
図2は、パッチあるいは包帯の好ましい実施態様15を
示し、これはパッチを患者に取り付けるために用いられ
る表面接着剤16を含み、支持体部材11に薬剤貯蔵器
部材12を取り付けるために通常必要とされる接着剤層
17も示している。
示し、これはパッチを患者に取り付けるために用いられ
る表面接着剤16を含み、支持体部材11に薬剤貯蔵器
部材12を取り付けるために通常必要とされる接着剤層
17も示している。
薬剤貯潴器は、生物学的に許容されるシリコーンボリマ
ーマトリックスであり,その中に(+)−PHNOが分
散され、またマトリックスは共溶剤としてのグリセロー
ルを含んでいる。ここに用いられる″分散″とけ、薬剤
の一部は溶解されていない粒子として存在し、そして一
部はマトリックス中に溶解されていることを意味する。
ーマトリックスであり,その中に(+)−PHNOが分
散され、またマトリックスは共溶剤としてのグリセロー
ルを含んでいる。ここに用いられる″分散″とけ、薬剤
の一部は溶解されていない粒子として存在し、そして一
部はマトリックス中に溶解されていることを意味する。
生物学的に許容されるシリコーンマトリックスは、室温
あるいは加温下のいずれでも架橋されることのできるシ
リコーンゴムである。好ましいシリコーンエラストマー
はダウ コー:ング コーボ1ノーション、ミドランド
、ミシガン(now Corning Corpora
tion,MidlancL Michj4an)から
MDX−4−4210クリーングlノ=ドエラストマ
ーとして市販されているもので、これはASTMあるい
は同様な試験方法による潤定において、150℃、1時
間硬化後のポイン1−、約25以上のジュロメーター硬
度,ショアーA、を有するものである。同様な性質を有
する他のシリコーンエラス1−マーを用いることもでき
る. 経皮システムで用いら九る共溶剤はグリセロールである
。他の溶剤,例えばPEG400、プロピレングリコー
ル、イソプロビルミリステー1−、イソプロビルバルミ
テートなどは望ましい制御を与えないか、あるいは薬剤
及び/あるいはシリコーンとの望ましい相容性を有しな
いことが認められた。組合わされた溶剤システム,すな
わちマトリックスシリコーンとグリセロールは、薬剤の
放出をある意味では促進するように分配する。
あるいは加温下のいずれでも架橋されることのできるシ
リコーンゴムである。好ましいシリコーンエラストマー
はダウ コー:ング コーボ1ノーション、ミドランド
、ミシガン(now Corning Corpora
tion,MidlancL Michj4an)から
MDX−4−4210クリーングlノ=ドエラストマ
ーとして市販されているもので、これはASTMあるい
は同様な試験方法による潤定において、150℃、1時
間硬化後のポイン1−、約25以上のジュロメーター硬
度,ショアーA、を有するものである。同様な性質を有
する他のシリコーンエラス1−マーを用いることもでき
る. 経皮システムで用いら九る共溶剤はグリセロールである
。他の溶剤,例えばPEG400、プロピレングリコー
ル、イソプロビルミリステー1−、イソプロビルバルミ
テートなどは望ましい制御を与えないか、あるいは薬剤
及び/あるいはシリコーンとの望ましい相容性を有しな
いことが認められた。組合わされた溶剤システム,すな
わちマトリックスシリコーンとグリセロールは、薬剤の
放出をある意味では促進するように分配する。
速度制御膜14を利用することは、経皮放出システムに
おいて考えら九でいるものである。好ましい膜は、マl
−リックスエラストマーよりもより大きいジュロメータ
ー硬度を示すシリコーンエラス[一マーである.好まし
いエラストマーは,米国特許第4,162,243号に
記載されているようなものである.代表的な膜はシラス
チック(Sj.1astie (商標))Q7−484
OA/Bメジカルグレ・一ドシリコーンラバー(ダウ
コーニング コーポレーション、ミドランド、ミシガン
)から作られ、硬化後にASTMあるいは同等の方法で
測定し、約40ポイント以上のジュロメーター硬′度、
ショアAを有するものである。
おいて考えら九でいるものである。好ましい膜は、マl
−リックスエラストマーよりもより大きいジュロメータ
ー硬度を示すシリコーンエラス[一マーである.好まし
いエラストマーは,米国特許第4,162,243号に
記載されているようなものである.代表的な膜はシラス
チック(Sj.1astie (商標))Q7−484
OA/Bメジカルグレ・一ドシリコーンラバー(ダウ
コーニング コーポレーション、ミドランド、ミシガン
)から作られ、硬化後にASTMあるいは同等の方法で
測定し、約40ポイント以上のジュロメーター硬′度、
ショアAを有するものである。
一般的に、マトリックスボリマーと膜ボリマーは全く同
様なものであるが、膜ポリマーはより大きいジュロメー
ター硬度を示すものである. 支持体11は薬剤が浸透し得ないものであれば、どのよ
うな材料であってもよい。それは、ビニルアセテー ト
ービニルクロライド共重合体、ポリエチレンテ1ノフタ
レー1−、ポリエチレン、ポリビニリデンクロライド、
ポリエステル及びその他の材料であり、薬剤に対する不
浸透性を有し、支持体としての強度と柔軟性を有するこ
とが条件である7好ましい材料はミネソタ、セントポー
ルのスリーエム社 (3 M Company
of St. Paul, MLnnesota
)からのスコッヂバック(Scotchpak (商標
))として入手し得るようなポリエステルにアルミをラ
ミネー1−シたものである。
様なものであるが、膜ポリマーはより大きいジュロメー
ター硬度を示すものである. 支持体11は薬剤が浸透し得ないものであれば、どのよ
うな材料であってもよい。それは、ビニルアセテー ト
ービニルクロライド共重合体、ポリエチレンテ1ノフタ
レー1−、ポリエチレン、ポリビニリデンクロライド、
ポリエステル及びその他の材料であり、薬剤に対する不
浸透性を有し、支持体としての強度と柔軟性を有するこ
とが条件である7好ましい材料はミネソタ、セントポー
ルのスリーエム社 (3 M Company
of St. Paul, MLnnesota
)からのスコッヂバック(Scotchpak (商標
))として入手し得るようなポリエステルにアルミをラ
ミネー1−シたものである。
図2は経皮システムの必須なものに加えて、患者に適用
した場合に容易な適用性と耐久性のための部分を含む経
皮用パッチあるいは包帯を示している。好ましいパッチ
では,膜は感圧表面接着剤1Gを有するものである。表
面接着剤は,経皮システムを包帯あるいはパッチのよう
にさせるように機能する。バッチあるいは包帯の機能は
別の接着剤ストーリップによって与えられることができ
る。しかし、継続的な接触をもつより有用なパッチは、
表面接着剤の使用によって得られるものである。
した場合に容易な適用性と耐久性のための部分を含む経
皮用パッチあるいは包帯を示している。好ましいパッチ
では,膜は感圧表面接着剤1Gを有するものである。表
面接着剤は,経皮システムを包帯あるいはパッチのよう
にさせるように機能する。バッチあるいは包帯の機能は
別の接着剤ストーリップによって与えられることができ
る。しかし、継続的な接触をもつより有用なパッチは、
表面接着剤の使用によって得られるものである。
表面接着剤はシラスチック接着剤であることが最も望ま
しいものである。シラスチック接着剤は単に接着剤とし
ての機能を有するのみでなく、ある程度速度を制御する
性質も有し、また膜との共同作用による最終的な速度制
御の結果を達成することに作用しているものである.非
シリコーンの接着剤は薬剤の非シリコーン接着剤に対す
る溶解度と拡散性及び/あるいは非シリコーン接着剤に
対する他の成分と薬剤との非相容性が、皮膚の表面への
貯蔵器からの薬剤の拡散の制御に悪影響を与えるために
適切ではない。
しいものである。シラスチック接着剤は単に接着剤とし
ての機能を有するのみでなく、ある程度速度を制御する
性質も有し、また膜との共同作用による最終的な速度制
御の結果を達成することに作用しているものである.非
シリコーンの接着剤は薬剤の非シリコーン接着剤に対す
る溶解度と拡散性及び/あるいは非シリコーン接着剤に
対する他の成分と薬剤との非相容性が、皮膚の表面への
貯蔵器からの薬剤の拡散の制御に悪影響を与えるために
適切ではない。
さらに、耐久性のあるパッチを確かなものとするため、
薄い接着剤層17が薬剤貯蔵器部材1.2を,支持体部
材11に張り付けている。貯蔵器の支持体への確実な取
り付けを保証するために接着剤を使用することは.マト
リックスと支持体のポリマーの異なる性質の観点から望
ましいものである。好ましくは、選択される接着剤は、
薬剤がそれにあまり溶解性ではないものであるべきであ
る。
薄い接着剤層17が薬剤貯蔵器部材1.2を,支持体部
材11に張り付けている。貯蔵器の支持体への確実な取
り付けを保証するために接着剤を使用することは.マト
リックスと支持体のポリマーの異なる性質の観点から望
ましいものである。好ましくは、選択される接着剤は、
薬剤がそれにあまり溶解性ではないものであるべきであ
る。
包帯あるいはパッチは、必要な層のラミネートされたシ
ートを調製し,ついで希望する大きさのパッチを得るた
めに、打ち抜き裁断することによって調製することがで
きる。
ートを調製し,ついで希望する大きさのパッチを得るた
めに、打ち抜き裁断することによって調製することがで
きる。
一般に、薬剤を含むマトリックスは最初に薬剤、(+)
一PHNO、及びグリセロールを一緒にして混合し、
薬剤の粒子を小さくするためと、薬剤のグリセロールに
よるペーストを得るための両者の目的で粉砕し、ついで
薬剤を含む混合物中に適切な量のエラストマープレボリ
マーと硬化剤との混合物を添加することによって調製さ
れる。その混合物は薬剤を拡散させ、入り込んでいる空
気を除くためにローラー粉砕機を通し、ついで脱気し貯
蔵器マトリックス混合物を得るために減圧とされる。
一PHNO、及びグリセロールを一緒にして混合し、
薬剤の粒子を小さくするためと、薬剤のグリセロールに
よるペーストを得るための両者の目的で粉砕し、ついで
薬剤を含む混合物中に適切な量のエラストマープレボリ
マーと硬化剤との混合物を添加することによって調製さ
れる。その混合物は薬剤を拡散させ、入り込んでいる空
気を除くためにローラー粉砕機を通し、ついで脱気し貯
蔵器マトリックス混合物を得るために減圧とされる。
約200μmより大きい薬剤粒子が存在すべきではない
.50μmより大きい偶発的な粒子は悪影響を与えない
が、通常は粒子は約5μmと50μmの範囲とすべきで
ある。
.50μmより大きい偶発的な粒子は悪影響を与えない
が、通常は粒子は約5μmと50μmの範囲とすべきで
ある。
貯蔵器マトリックス混合物を、ついで一時的な支持体シ
ートの上におき、これも一時的な支持体シートにのせら
れた速度制御膜を有する反対側と対面させ,得られたマ
トリノクス/膜集成体を、事前にギャップを設定したギ
ャップコーターを通して引き出し、ついでオーブンに移
してマトリックスのシリコーンエラストマーを硬化させ
、そして硬化マトリックス/膜集成体を得る。一時的な
支持体シートは,以降廃棄してもよいセルローズトリア
セテートのシートが便利である。
ートの上におき、これも一時的な支持体シートにのせら
れた速度制御膜を有する反対側と対面させ,得られたマ
トリノクス/膜集成体を、事前にギャップを設定したギ
ャップコーターを通して引き出し、ついでオーブンに移
してマトリックスのシリコーンエラストマーを硬化させ
、そして硬化マトリックス/膜集成体を得る。一時的な
支持体シートは,以降廃棄してもよいセルローズトリア
セテートのシートが便利である。
硬化は、ポリマー及び硬化剤あるいは触媒によって室温
あるいは加温下で行なうことができる。通常は加温が用
いられるので、マトリックスのシートはオーブンで加熱
される。
あるいは加温下で行なうことができる。通常は加温が用
いられるので、マトリックスのシートはオーブンで加熱
される。
しかし、温度上昇を伴なわない温度制御箱内に置くこと
ができる。
ができる。
パッチの支持体は、マトリックス/膜集成体にとりつけ
るために、揮発性溶剤による接着剤溶液を塗布して調製
される。塗布後溶剤は、通常は常温で一晩乾燥し,以降
加温によって除去される.支持体は,薬剤マI〜リック
スヘラミネートするまで、剥離性の内張りを用いて接着
面を保護する二とができる。剥離性内張りは除去するこ
とのできる内張りで、接着剤を保護するために機能する
ワックス紙あるいは非接着性のシートのようなものであ
り、またこれは除去し廃棄されるであろう。
るために、揮発性溶剤による接着剤溶液を塗布して調製
される。塗布後溶剤は、通常は常温で一晩乾燥し,以降
加温によって除去される.支持体は,薬剤マI〜リック
スヘラミネートするまで、剥離性の内張りを用いて接着
面を保護する二とができる。剥離性内張りは除去するこ
とのできる内張りで、接着剤を保護するために機能する
ワックス紙あるいは非接着性のシートのようなものであ
り、またこれは除去し廃棄されるであろう。
加熱/乾燥工程の終了後、裏地シートをマトリックス/
膜集成体から剥ぎとり、剥離性の内張りを支持体シート
から除去し、支持体をマトリックス/膜集成体にラミネ
ートする。
膜集成体から剥ぎとり、剥離性の内張りを支持体シート
から除去し、支持体をマトリックス/膜集成体にラミネ
ートする。
本発明の必須の構成成分であるラミネートされたシート
は適切な大きさの包帯に、打ち抜き裁断することができ
る。
は適切な大きさの包帯に、打ち抜き裁断することができ
る。
好ましいパッチは表面接着剤の取り付けられたものであ
る。これらのバッチの調製には、その接着剤は,上記の
ようにしてv8製されたラミネートされたシートに適用
さわる。マトリックスに接着されている反対側の面の膜
の一時的な裏地シートを除去し,剥離性の内張り上に事
前に塗布された感圧性接着剤k膜面に移す.このように
して得られる包帯の集成体は,個々のパッチに打ち抜き
裁断されることができる. 包帯は,約40mj.1以下の厚さの薄いものである. 貯蔵器は、約3から10mjQの厚さとすることができ
、また好ましくは約7miQsである.それは重量で約
1から5%の(+)−PHN0.0.5 から約40%
、好ましくは5から10%の共溶剤グリセロールを含む
ことができる. 膜は約1.5から15rniQの厚さとすることができ
る.好ましい範囲は約1.5から10minである. 表面接着剤の厚さは約1から5 m i Qの範囲であ
り、好ましくは]、から3 m j Q.である。
る。これらのバッチの調製には、その接着剤は,上記の
ようにしてv8製されたラミネートされたシートに適用
さわる。マトリックスに接着されている反対側の面の膜
の一時的な裏地シートを除去し,剥離性の内張り上に事
前に塗布された感圧性接着剤k膜面に移す.このように
して得られる包帯の集成体は,個々のパッチに打ち抜き
裁断されることができる. 包帯は,約40mj.1以下の厚さの薄いものである. 貯蔵器は、約3から10mjQの厚さとすることができ
、また好ましくは約7miQsである.それは重量で約
1から5%の(+)−PHN0.0.5 から約40%
、好ましくは5から10%の共溶剤グリセロールを含む
ことができる. 膜は約1.5から15rniQの厚さとすることができ
る.好ましい範囲は約1.5から10minである. 表面接着剤の厚さは約1から5 m i Qの範囲であ
り、好ましくは]、から3 m j Q.である。
支持部材の厚さは、それが柔軟性及び着用性に影響する
ようなものを除いて、臨界的なものではない。それは通
常は,約3から5miQsの範囲である。
ようなものを除いて、臨界的なものではない。それは通
常は,約3から5miQsの範囲である。
パッチの大きさは部分的には,放出されなければならな
い薬剤量に依存する。治療的な用量を与えるために好適
な大きさは2がら30cm”の範囲である。大部分の治
療的な使用に対する好ましい範囲は約10から30c
m ”である。パッチの大きさは、(+)一P H N
Oの血漿中濃度がlmllあたり約100から350
pg (pg/mQ)の一定の状態で生ずるものが好適
であることが認められている。
い薬剤量に依存する。治療的な用量を与えるために好適
な大きさは2がら30cm”の範囲である。大部分の治
療的な使用に対する好ましい範囲は約10から30c
m ”である。パッチの大きさは、(+)一P H N
Oの血漿中濃度がlmllあたり約100から350
pg (pg/mQ)の一定の状態で生ずるものが好適
であることが認められている。
与えられた患者の治療のための、最適のパッチの大きさ
は下記の関係による。
は下記の関係による。
体のクリアランス台甘
ここで
正味のインプット量=バッヂの大きさX正味の全身的フ
ラックスフラックス フラッグス (+)−PHNOの皮膚フラッグスは、試験管内で1m
c g/am”/h rから5mcg/cm”/hrの
範囲で決められている。
ラックスフラックス フラッグス (+)−PHNOの皮膚フラッグスは、試験管内で1m
c g/am”/h rから5mcg/cm”/hrの
範囲で決められている。
放出速度は、下記の関係に従って膜の厚さの変化によっ
て変化される。
て変化される。
J=KCD/h
ここで
J=パッチからの放出速度(μg / c m 2/h
r) K=膜と貯蔵器との間の分配係数 D=膜における薬剤の拡散係数 h=膜の厚さ 本発明のバッチを用いて、治療用の用量は、1時間あた
り1 c m 2あたり約2μgから約20μgの速度
で放出されることができる7下記の実施例は本発明を例
証するものであるが,限定を意味するものではない。
r) K=膜と貯蔵器との間の分配係数 D=膜における薬剤の拡散係数 h=膜の厚さ 本発明のバッチを用いて、治療用の用量は、1時間あた
り1 c m 2あたり約2μgから約20μgの速度
で放出されることができる7下記の実施例は本発明を例
証するものであるが,限定を意味するものではない。
失速濃〜」一
パッチあたり2.13mgの(+)−PHNOを含み、
5cm”の大きさの3− 0 0 0個のパッチを調製
するために、下記の操作を行なった。
5cm”の大きさの3− 0 0 0個のパッチを調製
するために、下記の操作を行なった。
(+)−PHNO (遊離塩基)の21。3gと、グリ
セロールの21.34gの拡散は、粒子の大ぎさを概し
て5から50μmの範囲に減少するために粉砕機を通し
総。
セロールの21.34gの拡散は、粒子の大ぎさを概し
て5から50μmの範囲に減少するために粉砕機を通し
総。
7.5 6 gの硬化剤と75.6gのシリコーンエラ
ストマーからなる硬化していないエラストマー(ダウ
コーニング コーポレーションからのMDX4−421
0クリーングレー・ドシリコーンエラストマー)の8
3.2 gを、薬剤/グリセロールペースト中に秤りと
り、ついでこれによって得られた全拡散物を、空気の封
入を最小とし、薬剤を7拡散させるために3本のロール
を有する粉砕機を通した。ついでこの混合物を減圧で脱
気し、その一部をセルローズトリアセテートの支持体シ
ートと、別のセルローズアセテート裏地シートで下側に
支持されている1.5mQのポリジメチルシロキサンの
速度制御膜との間で調剤した。その膜/貯蔵器マトリッ
クス集成体を、ギャップコーターの事前に設定したギャ
ップを通して手で引き伸し、ついでシリコーンエラスト
マーを硬化させるために1時間半70℃のオーブンに入
れた. 膜/貯蔵器マトリックス集成体が硬化されている間に、
ポリエステルフィルムの支持体シートを脂肪族系の石油
ナフサ溶剤中のシリコーン接着剤(B 10−PSAX
7−2960(商標))の溶液で塗布した。塗布後溶剤
を室温で一夜乾燥させ除去した。
ストマーからなる硬化していないエラストマー(ダウ
コーニング コーポレーションからのMDX4−421
0クリーングレー・ドシリコーンエラストマー)の8
3.2 gを、薬剤/グリセロールペースト中に秤りと
り、ついでこれによって得られた全拡散物を、空気の封
入を最小とし、薬剤を7拡散させるために3本のロール
を有する粉砕機を通した。ついでこの混合物を減圧で脱
気し、その一部をセルローズトリアセテートの支持体シ
ートと、別のセルローズアセテート裏地シートで下側に
支持されている1.5mQのポリジメチルシロキサンの
速度制御膜との間で調剤した。その膜/貯蔵器マトリッ
クス集成体を、ギャップコーターの事前に設定したギャ
ップを通して手で引き伸し、ついでシリコーンエラスト
マーを硬化させるために1時間半70℃のオーブンに入
れた. 膜/貯蔵器マトリックス集成体が硬化されている間に、
ポリエステルフィルムの支持体シートを脂肪族系の石油
ナフサ溶剤中のシリコーン接着剤(B 10−PSAX
7−2960(商標))の溶液で塗布した。塗布後溶剤
を室温で一夜乾燥させ除去した。
接着剤を塗布した非浸透性の支持体を、速度制御用の膜
が反対側にある硬化された薬剤貯蔵器に,小さいゴムロ
ーラーを用いて手でラミネートした。このラミネートシ
一トから、パッチに好適な1個が5cm2の大きさの円
形のユニットを打ち抜き裁断した。
が反対側にある硬化された薬剤貯蔵器に,小さいゴムロ
ーラーを用いて手でラミネートした。このラミネートシ
一トから、パッチに好適な1個が5cm2の大きさの円
形のユニットを打ち抜き裁断した。
夫胤五一l
膜/貯蔵器マトリックス集成体のシートを、最初に実施
例Iで記載したのと同様な方法で調製した。
例Iで記載したのと同様な方法で調製した。
実施例Iに記載したように調製されたバッチのための表
面接着剤は,脂肪族系の石油ナフサ中のシリコーン接着
剤(B 10−PSAX7−2960.ダウ コーニン
グ社)の溶液を,剥離性内張り上に塗布し、またこの塗
布されたシートを70”Cで乾燥して2.35mg/
c m 2の重量の乾燥フィルム膜を調製した.このよ
うにして調製された表面接着剤を、膜/マトリックス集
成体の膜側に、ゴムローラーを用いてラミネートさせた
.このラミネートされたシートから、1個が4cm”の
バッチを打ち抜き裁断した。
面接着剤は,脂肪族系の石油ナフサ中のシリコーン接着
剤(B 10−PSAX7−2960.ダウ コーニン
グ社)の溶液を,剥離性内張り上に塗布し、またこの塗
布されたシートを70”Cで乾燥して2.35mg/
c m 2の重量の乾燥フィルム膜を調製した.このよ
うにして調製された表面接着剤を、膜/マトリックス集
成体の膜側に、ゴムローラーを用いてラミネートさせた
.このラミネートされたシートから、1個が4cm”の
バッチを打ち抜き裁断した。
χ1班一見
パッチは実施例Iに記載されたそれと同様な方法で調製
したが、その膜の厚さは変えた.これらのパッチは、1
.5mif2.5miQ、及び10mil2の厚さの膜
を有するものとした。
したが、その膜の厚さは変えた.これらのパッチは、1
.5mif2.5miQ、及び10mil2の厚さの膜
を有するものとした。
ついで、試験管内での拡散試験を、経皮パッチからの(
+)−PHN○の放出速度に対する膜の厚さの影響を調
べるために実施した。
+)−PHN○の放出速度に対する膜の厚さの影響を調
べるために実施した。
32℃において、水一ジャケットされたガラスの拡散セ
ル中の等張性の0.067M燐酸緩衝媒質への膜を通し
ての(+)−PHNOの拡散を,種々の間隔で媒質をサ
ンプリングし、迅速HPLCで(+)−PHNOを分析
して測定した。
ル中の等張性の0.067M燐酸緩衝媒質への膜を通し
ての(+)−PHNOの拡散を,種々の間隔で媒質をサ
ンプリングし、迅速HPLCで(+)−PHNOを分析
して測定した。
分離は、末端をギャップされた5cmのCS IBM
力ラム上で、流速1.5mA/分,pH3.0の0.O
IM燐酸緩衝液中の50%のアセトニトリル移動相を用
いて行なわれた。
力ラム上で、流速1.5mA/分,pH3.0の0.O
IM燐酸緩衝液中の50%のアセトニトリル移動相を用
いて行なわれた。
検出は282nmの紫外部の吸収によった。
図3に見られる結果は.1.5miQの膜に対するJは
,18.6μg/am2/hr; 5miQの膜に対し
ては8 . 2 μg/am2/ h r ;及び10
miflの膜に対しては,4.6 μg/cm”/hr
であることを示している。
,18.6μg/am2/hr; 5miQの膜に対し
ては8 . 2 μg/am2/ h r ;及び10
miflの膜に対しては,4.6 μg/cm”/hr
であることを示している。
失庭五一■
表面接着剤を有するパッチは、実施例■で記載されてい
るそれと同様な方法で調製された。膜の厚さは10mi
n、また表面接着剤の厚さは3miQであった。パッチ
からの薬剤の拡散は実施例■のようにして測定された.
図4に見られる結果は、経皮パッチからの薬剤の放出速
度に対する表面接着剤の速度制御への影響を示している
。接着剤のない膜におけるJの値は4−6p g/cm
”/h rであり、表面接着剤を加えた膜におけるそれ
は2.6μg/cm2/hrであった。
るそれと同様な方法で調製された。膜の厚さは10mi
n、また表面接着剤の厚さは3miQであった。パッチ
からの薬剤の拡散は実施例■のようにして測定された.
図4に見られる結果は、経皮パッチからの薬剤の放出速
度に対する表面接着剤の速度制御への影響を示している
。接着剤のない膜におけるJの値は4−6p g/cm
”/h rであり、表面接着剤を加えた膜におけるそれ
は2.6μg/cm2/hrであった。
図1は、本発明の経皮による放出システムの断面図であ
る。 図2は、本発明の好ましい実施態様を表わす経皮による
放出システムの断面図である.図3及び図4は、膜の放
出速度に及ぼす影響を表わすグラフである。 ノノg/cm2
る。 図2は、本発明の好ましい実施態様を表わす経皮による
放出システムの断面図である.図3及び図4は、膜の放
出速度に及ぼす影響を表わすグラフである。 ノノg/cm2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、化学名(4a−¥R¥−トランス)−3,4,4a
,5,6,10b−ヘキサヒドロ−4−プロピル−2H
−ナフト[1,2−¥b¥]−1,4−オキサジン−9
−オール((+)−PHNO)によって同定し得、かつ
式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) によって表わされる薬剤の経皮による放出システムであ
って、 共溶剤グリセロールの少なくとも0.5重 量%でかつ40重量%までと共に該(+)−PHNOの
1から5重量%を含有する架橋されたシリコーンポリマ
ーの固体状態貯蔵器を含み、該貯蔵器が該薬剤に実質的
に不浸透性の支持体上にあり、またシリコーンポリマー
の速度制御膜と直面していることを特徴とする放出シス
テム。 2、(+)−PHNO、グリセロール及び シリコーンエラストマーを含む(+)−PHNOを投与
するための経皮の薬剤放出システム用に好適である貯蔵
器組成物。 3、(+)−PHNOが約1から5重量% の量で存在し、またグリセロールが約0.5から40重
量%を超えない量で存在する請求項2記載の組成物。 4、(4a¥R¥−トランス)−3,4,4a,5,6
,10b−ヘキサヒドロ−4−プロピル−2H−ナフサ
[1,2−¥b¥]−1,4−オキサジン−9−オール
を投与するための経皮による放出システムであって、 (a)支持部材、該支持部材は実質的に薬剤に非浸透性
であり、 (b)硬化されたシリコーンエラストマーの固体状態マ
トリックス中に、必須とし て(+)−PHNO及びグリセロール を含む薬剤貯蔵器及び (c)シリコーンエラストマーの速度制御膜を含むこと
を特徴とする放出システム。 5、膜表面上に重ねられた表面接着剤を 有する請求項4記載の装置。 6、(+)−PHNOを投与するための 経皮パッチの形態の治療システムであって、(a)(+
)−PHNOに不浸透性の支持部材、(b)(+)−P
HNOとグリセロールを含む固体シリコーンポリマーマ
トリックスの貯 蔵器、該固体貯蔵器マトリックスは薬剤のための溶剤を
含み、該マトリックス中には薬 剤がその溶解度よりも過剰に存在し、そし てさらに共溶剤としてのグリセロールが存在し、(c)
シリコーンポリマーの速度制御膜、及び(d)表面接着
剤を含み、そして前記 パッチが1時間あたり1cmあたり約2μgから約20
μgの治療用の速度で(+)− PHNOを提供することを特徴とする治療システム。 7、薬剤が1時間あたり1cm^2あたり約2μgから
約20μgの治療用速度で放出される、請求項1のシス
テムを用いることを含む(+)−PHNOの制御された
経皮による放出方法。 8、請求項6のパッチを用いることを含 む(+)−PHNOの血漿中濃度が1mlあたり約10
0から約350pgの一定の状態で生ずるのに十分な(
+)−PHNOの治療用の用量を放出する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US202088 | 1988-06-02 | ||
US07/202,088 US4942037A (en) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | Transdermal delivery systems |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02237924A true JPH02237924A (ja) | 1990-09-20 |
JPH0512330B2 JPH0512330B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=22748453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1139367A Granted JPH02237924A (ja) | 1988-06-02 | 1989-06-02 | 経皮投与薬剤 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4942037A (ja) |
EP (1) | EP0344840A3 (ja) |
JP (1) | JPH02237924A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000044489A (ja) * | 1998-07-02 | 2000-02-15 | Population Council Inc | シリコ―ンコア長期間アンドロゲン配給植込み体 |
CN101912914A (zh) * | 2010-08-02 | 2010-12-15 | 山东神工宏全模具有限公司 | 全自动多工位切口机 |
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US5071704A (en) * | 1990-06-13 | 1991-12-10 | Fischel Ghodsian Fariba | Device for controlled release of vapors and scents |
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US5246705A (en) * | 1992-04-08 | 1993-09-21 | Cygnus Therapeutic System | Occlusive, elastomeric backing materials in transdermal drug delivery systems, and associated methods of manufacture and use |
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DE19814084B4 (de) * | 1998-03-30 | 2005-12-22 | Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag | D2-Agonist enthaltendes transdermales therapeutisches System zur Behandlung des Parkinson-Syndroms und Verfahren zu seiner Herstellung |
US20030026830A1 (en) * | 2001-05-08 | 2003-02-06 | Thomas Lauterback | Transdermal therapeutic system for parkinson's disease inducing high plasma levels of rotigotine |
US20030027793A1 (en) * | 2001-05-08 | 2003-02-06 | Thomas Lauterback | Transdermal treatment of parkinson's disease |
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EP1438942A1 (en) * | 2003-01-17 | 2004-07-21 | Schering Oy | An otorhinological drug delivery device |
US20080269121A1 (en) * | 2005-02-25 | 2008-10-30 | The Board Of Regents Of The University Of Texas System | Methods and Compositions Involving A1c Subunit of L-Type Calcium Channels in Smooth Muscle Cells |
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1988
- 1988-06-02 US US07/202,088 patent/US4942037A/en not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-05-23 EP EP89201324A patent/EP0344840A3/en not_active Ceased
- 1989-06-02 JP JP1139367A patent/JPH02237924A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0344840A2 (en) | 1989-12-06 |
US4942037A (en) | 1990-07-17 |
JPH0512330B2 (ja) | 1993-02-17 |
EP0344840A3 (en) | 1990-02-21 |
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