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JPH02237924A - 経皮投与薬剤 - Google Patents

経皮投与薬剤

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Publication number
JPH02237924A
JPH02237924A JP1139367A JP13936789A JPH02237924A JP H02237924 A JPH02237924 A JP H02237924A JP 1139367 A JP1139367 A JP 1139367A JP 13936789 A JP13936789 A JP 13936789A JP H02237924 A JPH02237924 A JP H02237924A
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JP
Japan
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phno
drug
glycerol
reservoir
membrane
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Application number
JP1139367A
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English (en)
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JPH0512330B2 (ja
Inventor
Joseph V Bondi
ジヨセフ ヴイ.ボンデイ
Alice E Loper
アリス イー.ローパー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck and Co Inc filed Critical Merck and Co Inc
Publication of JPH02237924A publication Critical patent/JPH02237924A/ja
Publication of JPH0512330B2 publication Critical patent/JPH0512330B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7023Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
    • A61K9/703Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms characterised by shape or structure; Details concerning release liner or backing; Refillable patches; User-activated patches
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    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
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    • A61L15/24Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は.(4aR−トランス)−3,4,4a,5,
6,10b−ヘキサヒド口−4−プロピル−2H−ナフ
l=[1.2−bコー1,94−オキザジン−9−オー
ルの,畏時間にわたる投与に好適な経皮による放出シス
テムに関するものである9 によって表わされる、(4aR,−l−ランス)−3.
4,4a,5* 6,10b−ヘキサヒド口−4−プロ
ピル−2H−ナフト[1,2−bl−1.4−オキザジ
ン−9−オール(化合物工)は,高度に効果のある抗ド
ーパミン剤であり、またバーキンソン病の治療に有用な
ものである。その化合物は、最初は(+)−4−プロピ
ル−9−ヒドロキシナフトキザジンと云われ、薬理及び
臨床の文献ではその名前あるいは(+)−PHNOとし
て、しばしば引用されている。文献上では、それは1一
ランスー1a,2,3−4a,5.6−ヘキサヒドロ−
9.−ヒドロキシ−4−プロピル−4H−ナフト[1,
2,Σ]−1.4−オキサジンとしても知られている,
便宜上、以降通常は(+)−PHNOとし,て引用する
6この化合物は遊離の塩基と1,5て融点162164
℃、また塩酸塩とじて300℃の融点を有するものであ
る。本薬剤の調製については、米国特許第4,4 2 
0,4 8 0号に記されている。薬理学的性状はG.
E, Martinらによって、文献J. Pharm
 & Exptl Thsr. 2 :3 0569 
(1984)に記載されている。
投与は長期間の治療を要する。活性を発生させ、かつ不
規則性を管理する期間の誤りによってレボドーパあるい
は抗ドーバミン剤のいずれかによるパーキンソン氏病の
経口的治療上,もっとも厄介な問題が提起さわることが
知られている。不規則性の問題を解消するために用いる
ことができる方法の1つは、静脈内への注入である。し
かしこれらはわずらわしい方法である。
希望する用量における(+) 一ptqNoの経口投与
は、嘔吐及び他の副作用を生ずることがある。試みられ
た薬剤の他の適用方法は塩酸塩溶液を用いる皮膚への適
用であった.しかし、溶液は粘性のある残留を残して乾
燥し、皮膚への薬剤の放出が不能となった.患者による
この溶液の安全な取り扱いは不可能であった. したがって,長期間にわたって、適切な信頼しうる管理
された速度で(+)−PHN○を投与するための安全で
効率的な方法を提供することが望まれている. 本発明によれば、( 4 a R − hランス)一3
,4,4a,5,6,10b−ヘキサヒド口−4−プロ
ピル−2H−ナフト[1.2−b] −1.4−オキサ
ジン−9−オール((+)−PHNO)の希望する治療
用としての薬量は、薬剤をグリセロールを含む硬化シリ
コーンボリマーの固体貯蔵マトリックスから放出する経
皮による放出システムによって投与することによって、
長期間にわたって、一定の速度で供給され得ることが見
出された. 本発明の経皮による放出システムは、支持体に取り付け
られた生物学的に許容される硬化シリコーンゴムボリマ
ーマトリックスの固体の薬剤貯蔵器で、その中に、共溶
剤としてのグリセロールと共にその溶解度より過剰の(
+)−PHNOを含み、速度制御用の膜に面しているも
のからなるものである. ″固体状態″とは、マトリックスが、有意な流動性を示
さないものであることを意味するものである. マトリックが、シリコーンゴム樹脂であることは必須で
ある.シリコーンゴム樹脂は、物性の変化を得るために
メチル基の一部をフェニル基あるいはビニール基で置換
されていることができ、そして室温あるいは加温下のい
ずれかで硬化あるいは加硫されることのできるジメチル
プロピルシロキサンである.これらの樹脂の調製及び性
質は通常の参考試料に記載されており、また市販されて
いる.好適なシリコーン樹脂は薬剤の存在下で硬化が進
行し、またその時点で薬剤に悪影響を与えないようなも
のである。
固体状態シリコーンの貯蔵器のさらに必須な成分はグリ
セロールである6マトリックスシリコーンと共溶剤グリ
セロールとの(+)−PHN○に対する分配効果が薬剤
の放出を促進する。
したがって、本発明の特別の態様は(+)−PHN○の
投与に関する安全で効率的な方法を可能とする新規な貯
蔵器である。この新規な貯蔵器の組成物は、シリコーン
ゴム中に(+)−PHNOとグリセロールを含む。(+
)−PHNOの量は重量で約1から5%である。
グリセロールの量は、約0.5から約40%を超えない
ものとすることができる。
速度制御用の膜も、シリコーンエラストマーである。膜
は同様のボリマーであるが、より硬いものであり薬剤の
溶解と浸透に対するより大きい抵抗性を付与するもので
ある。
さらに、膜は順次に接着剤に面し、その面している接着
剤は(+)−PHNOを含んでいる経皮放出システムを
、皮膚にとりつけるのに好適なものであり、従ってパッ
チあるいは包帯を与える。通常は、表面接着剤もいくら
かの速度制御性を有するので、放出の実際の速度は貯蔵
器、膜及び接着剤層を通過する流れの組合わされた影響
であろうゆ 経皮放出システム及び経皮パッチは、図面を参照するこ
とによって最もよく理解することができる。
図1は、(+)−PHN○の経皮放出システムの必須の
構成成分を表わす部分拡大断面図である。
図2は、好適な経皮パッチに具体化したシステムを表わ
す梼帝香4部分拡大断面図である。
図面に関しては、図1には経皮放出システム10が示さ
れ、これは非浸透性の支持体部材11,溶解されている
薬剤及び共溶剤を含有する連続マトリックスからなる薬
剤貯蔵器部材12、その中に分散されている溶解されて
いない薬剤13及び速度制御膜部材〕4を含むものであ
る。
図2は、パッチあるいは包帯の好ましい実施態様15を
示し、これはパッチを患者に取り付けるために用いられ
る表面接着剤16を含み、支持体部材11に薬剤貯蔵器
部材12を取り付けるために通常必要とされる接着剤層
17も示している。
薬剤貯潴器は、生物学的に許容されるシリコーンボリマ
ーマトリックスであり,その中に(+)−PHNOが分
散され、またマトリックスは共溶剤としてのグリセロー
ルを含んでいる。ここに用いられる″分散″とけ、薬剤
の一部は溶解されていない粒子として存在し、そして一
部はマトリックス中に溶解されていることを意味する。
生物学的に許容されるシリコーンマトリックスは、室温
あるいは加温下のいずれでも架橋されることのできるシ
リコーンゴムである。好ましいシリコーンエラストマー
はダウ コー:ング コーボ1ノーション、ミドランド
、ミシガン(now Corning Corpora
tion,MidlancL Michj4an)から
 MDX−4−4210クリーングlノ=ドエラストマ
ーとして市販されているもので、これはASTMあるい
は同様な試験方法による潤定において、150℃、1時
間硬化後のポイン1−、約25以上のジュロメーター硬
度,ショアーA、を有するものである。同様な性質を有
する他のシリコーンエラス1−マーを用いることもでき
る. 経皮システムで用いら九る共溶剤はグリセロールである
。他の溶剤,例えばPEG400、プロピレングリコー
ル、イソプロビルミリステー1−、イソプロビルバルミ
テートなどは望ましい制御を与えないか、あるいは薬剤
及び/あるいはシリコーンとの望ましい相容性を有しな
いことが認められた。組合わされた溶剤システム,すな
わちマトリックスシリコーンとグリセロールは、薬剤の
放出をある意味では促進するように分配する。
速度制御膜14を利用することは、経皮放出システムに
おいて考えら九でいるものである。好ましい膜は、マl
−リックスエラストマーよりもより大きいジュロメータ
ー硬度を示すシリコーンエラス[一マーである.好まし
いエラストマーは,米国特許第4,162,243号に
記載されているようなものである.代表的な膜はシラス
チック(Sj.1astie (商標))Q7−484
OA/Bメジカルグレ・一ドシリコーンラバー(ダウ 
コーニング コーポレーション、ミドランド、ミシガン
)から作られ、硬化後にASTMあるいは同等の方法で
測定し、約40ポイント以上のジュロメーター硬′度、
ショアAを有するものである。
一般的に、マトリックスボリマーと膜ボリマーは全く同
様なものであるが、膜ポリマーはより大きいジュロメー
ター硬度を示すものである. 支持体11は薬剤が浸透し得ないものであれば、どのよ
うな材料であってもよい。それは、ビニルアセテー ト
ービニルクロライド共重合体、ポリエチレンテ1ノフタ
レー1−、ポリエチレン、ポリビニリデンクロライド、
ポリエステル及びその他の材料であり、薬剤に対する不
浸透性を有し、支持体としての強度と柔軟性を有するこ
とが条件である7好ましい材料はミネソタ、セントポー
ルのスリーエム社 (3  M  Company  
of  St.  Paul,  MLnnesota
)からのスコッヂバック(Scotchpak (商標
))として入手し得るようなポリエステルにアルミをラ
ミネー1−シたものである。
図2は経皮システムの必須なものに加えて、患者に適用
した場合に容易な適用性と耐久性のための部分を含む経
皮用パッチあるいは包帯を示している。好ましいパッチ
では,膜は感圧表面接着剤1Gを有するものである。表
面接着剤は,経皮システムを包帯あるいはパッチのよう
にさせるように機能する。バッチあるいは包帯の機能は
別の接着剤ストーリップによって与えられることができ
る。しかし、継続的な接触をもつより有用なパッチは、
表面接着剤の使用によって得られるものである。
表面接着剤はシラスチック接着剤であることが最も望ま
しいものである。シラスチック接着剤は単に接着剤とし
ての機能を有するのみでなく、ある程度速度を制御する
性質も有し、また膜との共同作用による最終的な速度制
御の結果を達成することに作用しているものである.非
シリコーンの接着剤は薬剤の非シリコーン接着剤に対す
る溶解度と拡散性及び/あるいは非シリコーン接着剤に
対する他の成分と薬剤との非相容性が、皮膚の表面への
貯蔵器からの薬剤の拡散の制御に悪影響を与えるために
適切ではない。
さらに、耐久性のあるパッチを確かなものとするため、
薄い接着剤層17が薬剤貯蔵器部材1.2を,支持体部
材11に張り付けている。貯蔵器の支持体への確実な取
り付けを保証するために接着剤を使用することは.マト
リックスと支持体のポリマーの異なる性質の観点から望
ましいものである。好ましくは、選択される接着剤は、
薬剤がそれにあまり溶解性ではないものであるべきであ
る。
包帯あるいはパッチは、必要な層のラミネートされたシ
ートを調製し,ついで希望する大きさのパッチを得るた
めに、打ち抜き裁断することによって調製することがで
きる。
一般に、薬剤を含むマトリックスは最初に薬剤、(+)
 一PHNO、及びグリセロールを一緒にして混合し、
薬剤の粒子を小さくするためと、薬剤のグリセロールに
よるペーストを得るための両者の目的で粉砕し、ついで
薬剤を含む混合物中に適切な量のエラストマープレボリ
マーと硬化剤との混合物を添加することによって調製さ
れる。その混合物は薬剤を拡散させ、入り込んでいる空
気を除くためにローラー粉砕機を通し、ついで脱気し貯
蔵器マトリックス混合物を得るために減圧とされる。
約200μmより大きい薬剤粒子が存在すべきではない
.50μmより大きい偶発的な粒子は悪影響を与えない
が、通常は粒子は約5μmと50μmの範囲とすべきで
ある。
貯蔵器マトリックス混合物を、ついで一時的な支持体シ
ートの上におき、これも一時的な支持体シートにのせら
れた速度制御膜を有する反対側と対面させ,得られたマ
トリノクス/膜集成体を、事前にギャップを設定したギ
ャップコーターを通して引き出し、ついでオーブンに移
してマトリックスのシリコーンエラストマーを硬化させ
、そして硬化マトリックス/膜集成体を得る。一時的な
支持体シートは,以降廃棄してもよいセルローズトリア
セテートのシートが便利である。
硬化は、ポリマー及び硬化剤あるいは触媒によって室温
あるいは加温下で行なうことができる。通常は加温が用
いられるので、マトリックスのシートはオーブンで加熱
される。
しかし、温度上昇を伴なわない温度制御箱内に置くこと
ができる。
パッチの支持体は、マトリックス/膜集成体にとりつけ
るために、揮発性溶剤による接着剤溶液を塗布して調製
される。塗布後溶剤は、通常は常温で一晩乾燥し,以降
加温によって除去される.支持体は,薬剤マI〜リック
スヘラミネートするまで、剥離性の内張りを用いて接着
面を保護する二とができる。剥離性内張りは除去するこ
とのできる内張りで、接着剤を保護するために機能する
ワックス紙あるいは非接着性のシートのようなものであ
り、またこれは除去し廃棄されるであろう。
加熱/乾燥工程の終了後、裏地シートをマトリックス/
膜集成体から剥ぎとり、剥離性の内張りを支持体シート
から除去し、支持体をマトリックス/膜集成体にラミネ
ートする。
本発明の必須の構成成分であるラミネートされたシート
は適切な大きさの包帯に、打ち抜き裁断することができ
る。
好ましいパッチは表面接着剤の取り付けられたものであ
る。これらのバッチの調製には、その接着剤は,上記の
ようにしてv8製されたラミネートされたシートに適用
さわる。マトリックスに接着されている反対側の面の膜
の一時的な裏地シートを除去し,剥離性の内張り上に事
前に塗布された感圧性接着剤k膜面に移す.このように
して得られる包帯の集成体は,個々のパッチに打ち抜き
裁断されることができる. 包帯は,約40mj.1以下の厚さの薄いものである. 貯蔵器は、約3から10mjQの厚さとすることができ
、また好ましくは約7miQsである.それは重量で約
1から5%の(+)−PHN0.0.5 から約40%
、好ましくは5から10%の共溶剤グリセロールを含む
ことができる. 膜は約1.5から15rniQの厚さとすることができ
る.好ましい範囲は約1.5から10minである. 表面接着剤の厚さは約1から5 m i Qの範囲であ
り、好ましくは]、から3 m j Q.である。
支持部材の厚さは、それが柔軟性及び着用性に影響する
ようなものを除いて、臨界的なものではない。それは通
常は,約3から5miQsの範囲である。
パッチの大きさは部分的には,放出されなければならな
い薬剤量に依存する。治療的な用量を与えるために好適
な大きさは2がら30cm”の範囲である。大部分の治
療的な使用に対する好ましい範囲は約10から30c 
m ”である。パッチの大きさは、(+)一P H N
 Oの血漿中濃度がlmllあたり約100から350
pg (pg/mQ)の一定の状態で生ずるものが好適
であることが認められている。
与えられた患者の治療のための、最適のパッチの大きさ
は下記の関係による。
体のクリアランス台甘 ここで 正味のインプット量=バッヂの大きさX正味の全身的フ
ラックスフラックス フラッグス (+)−PHNOの皮膚フラッグスは、試験管内で1m
c g/am”/h rから5mcg/cm”/hrの
範囲で決められている。
放出速度は、下記の関係に従って膜の厚さの変化によっ
て変化される。
J=KCD/h ここで J=パッチからの放出速度(μg / c m 2/h
r) K=膜と貯蔵器との間の分配係数 D=膜における薬剤の拡散係数 h=膜の厚さ 本発明のバッチを用いて、治療用の用量は、1時間あた
り1 c m 2あたり約2μgから約20μgの速度
で放出されることができる7下記の実施例は本発明を例
証するものであるが,限定を意味するものではない。
失速濃〜」一 パッチあたり2.13mgの(+)−PHNOを含み、
5cm”の大きさの3− 0 0 0個のパッチを調製
するために、下記の操作を行なった。
(+)−PHNO (遊離塩基)の21。3gと、グリ
セロールの21.34gの拡散は、粒子の大ぎさを概し
て5から50μmの範囲に減少するために粉砕機を通し
総。
7.5 6 gの硬化剤と75.6gのシリコーンエラ
ストマーからなる硬化していないエラストマー(ダウ 
コーニング コーポレーションからのMDX4−421
0クリーングレー・ドシリコーンエラストマー)の8 
3.2 gを、薬剤/グリセロールペースト中に秤りと
り、ついでこれによって得られた全拡散物を、空気の封
入を最小とし、薬剤を7拡散させるために3本のロール
を有する粉砕機を通した。ついでこの混合物を減圧で脱
気し、その一部をセルローズトリアセテートの支持体シ
ートと、別のセルローズアセテート裏地シートで下側に
支持されている1.5mQのポリジメチルシロキサンの
速度制御膜との間で調剤した。その膜/貯蔵器マトリッ
クス集成体を、ギャップコーターの事前に設定したギャ
ップを通して手で引き伸し、ついでシリコーンエラスト
マーを硬化させるために1時間半70℃のオーブンに入
れた. 膜/貯蔵器マトリックス集成体が硬化されている間に、
ポリエステルフィルムの支持体シートを脂肪族系の石油
ナフサ溶剤中のシリコーン接着剤(B 10−PSAX
7−2960(商標))の溶液で塗布した。塗布後溶剤
を室温で一夜乾燥させ除去した。
接着剤を塗布した非浸透性の支持体を、速度制御用の膜
が反対側にある硬化された薬剤貯蔵器に,小さいゴムロ
ーラーを用いて手でラミネートした。このラミネートシ
一トから、パッチに好適な1個が5cm2の大きさの円
形のユニットを打ち抜き裁断した。
夫胤五一l 膜/貯蔵器マトリックス集成体のシートを、最初に実施
例Iで記載したのと同様な方法で調製した。
実施例Iに記載したように調製されたバッチのための表
面接着剤は,脂肪族系の石油ナフサ中のシリコーン接着
剤(B 10−PSAX7−2960.ダウ コーニン
グ社)の溶液を,剥離性内張り上に塗布し、またこの塗
布されたシートを70”Cで乾燥して2.35mg/ 
c m 2の重量の乾燥フィルム膜を調製した.このよ
うにして調製された表面接着剤を、膜/マトリックス集
成体の膜側に、ゴムローラーを用いてラミネートさせた
.このラミネートされたシートから、1個が4cm”の
バッチを打ち抜き裁断した。
χ1班一見 パッチは実施例Iに記載されたそれと同様な方法で調製
したが、その膜の厚さは変えた.これらのパッチは、1
.5mif2.5miQ、及び10mil2の厚さの膜
を有するものとした。
ついで、試験管内での拡散試験を、経皮パッチからの(
+)−PHN○の放出速度に対する膜の厚さの影響を調
べるために実施した。
32℃において、水一ジャケットされたガラスの拡散セ
ル中の等張性の0.067M燐酸緩衝媒質への膜を通し
ての(+)−PHNOの拡散を,種々の間隔で媒質をサ
ンプリングし、迅速HPLCで(+)−PHNOを分析
して測定した。
分離は、末端をギャップされた5cmのCS  IBM
力ラム上で、流速1.5mA/分,pH3.0の0.O
IM燐酸緩衝液中の50%のアセトニトリル移動相を用
いて行なわれた。
検出は282nmの紫外部の吸収によった。
図3に見られる結果は.1.5miQの膜に対するJは
,18.6μg/am2/hr; 5miQの膜に対し
ては8 . 2 μg/am2/ h r ;及び10
miflの膜に対しては,4.6 μg/cm”/hr
であることを示している。
失庭五一■ 表面接着剤を有するパッチは、実施例■で記載されてい
るそれと同様な方法で調製された。膜の厚さは10mi
n、また表面接着剤の厚さは3miQであった。パッチ
からの薬剤の拡散は実施例■のようにして測定された.
図4に見られる結果は、経皮パッチからの薬剤の放出速
度に対する表面接着剤の速度制御への影響を示している
。接着剤のない膜におけるJの値は4−6p g/cm
”/h rであり、表面接着剤を加えた膜におけるそれ
は2.6μg/cm2/hrであった。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の経皮による放出システムの断面図であ
る。 図2は、本発明の好ましい実施態様を表わす経皮による
放出システムの断面図である.図3及び図4は、膜の放
出速度に及ぼす影響を表わすグラフである。 ノノg/cm2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化学名(4a−¥R¥−トランス)−3,4,4a
    ,5,6,10b−ヘキサヒドロ−4−プロピル−2H
    −ナフト[1,2−¥b¥]−1,4−オキサジン−9
    −オール((+)−PHNO)によって同定し得、かつ
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) によって表わされる薬剤の経皮による放出システムであ
    って、 共溶剤グリセロールの少なくとも0.5重 量%でかつ40重量%までと共に該(+)−PHNOの
    1から5重量%を含有する架橋されたシリコーンポリマ
    ーの固体状態貯蔵器を含み、該貯蔵器が該薬剤に実質的
    に不浸透性の支持体上にあり、またシリコーンポリマー
    の速度制御膜と直面していることを特徴とする放出シス
    テム。 2、(+)−PHNO、グリセロール及び シリコーンエラストマーを含む(+)−PHNOを投与
    するための経皮の薬剤放出システム用に好適である貯蔵
    器組成物。 3、(+)−PHNOが約1から5重量% の量で存在し、またグリセロールが約0.5から40重
    量%を超えない量で存在する請求項2記載の組成物。 4、(4a¥R¥−トランス)−3,4,4a,5,6
    ,10b−ヘキサヒドロ−4−プロピル−2H−ナフサ
    [1,2−¥b¥]−1,4−オキサジン−9−オール
    を投与するための経皮による放出システムであって、 (a)支持部材、該支持部材は実質的に薬剤に非浸透性
    であり、 (b)硬化されたシリコーンエラストマーの固体状態マ
    トリックス中に、必須とし て(+)−PHNO及びグリセロール を含む薬剤貯蔵器及び (c)シリコーンエラストマーの速度制御膜を含むこと
    を特徴とする放出システム。 5、膜表面上に重ねられた表面接着剤を 有する請求項4記載の装置。 6、(+)−PHNOを投与するための 経皮パッチの形態の治療システムであって、(a)(+
    )−PHNOに不浸透性の支持部材、(b)(+)−P
    HNOとグリセロールを含む固体シリコーンポリマーマ
    トリックスの貯 蔵器、該固体貯蔵器マトリックスは薬剤のための溶剤を
    含み、該マトリックス中には薬 剤がその溶解度よりも過剰に存在し、そし てさらに共溶剤としてのグリセロールが存在し、(c)
    シリコーンポリマーの速度制御膜、及び(d)表面接着
    剤を含み、そして前記 パッチが1時間あたり1cmあたり約2μgから約20
    μgの治療用の速度で(+)− PHNOを提供することを特徴とする治療システム。 7、薬剤が1時間あたり1cm^2あたり約2μgから
    約20μgの治療用速度で放出される、請求項1のシス
    テムを用いることを含む(+)−PHNOの制御された
    経皮による放出方法。 8、請求項6のパッチを用いることを含 む(+)−PHNOの血漿中濃度が1mlあたり約10
    0から約350pgの一定の状態で生ずるのに十分な(
    +)−PHNOの治療用の用量を放出する方法。
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