JPH02234160A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH02234160A JPH02234160A JP5435889A JP5435889A JPH02234160A JP H02234160 A JPH02234160 A JP H02234160A JP 5435889 A JP5435889 A JP 5435889A JP 5435889 A JP5435889 A JP 5435889A JP H02234160 A JPH02234160 A JP H02234160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive material
- image
- heating drum
- drum
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、異なる二枚の画像記録材料をドラムの回転に
伴ってこのドラムの外周に密着して巻き付け無端圧接ベ
ルトとの間で扶持搬送して画像記録処理を行う画像記録
装置に関する。
伴ってこのドラムの外周に密着して巻き付け無端圧接ベ
ルトとの間で扶持搬送して画像記録処理を行う画像記録
装置に関する。
[従来の技術]
画像記録材料をドラムの外周に巻き付けて画像記録処理
を行う画像記録装置が知られている。
を行う画像記録装置が知られている。
この種の画像記録装置では、例えば画像記録材料として
感光材料と受像材料とが用いられ、また、ドラムは加熱
ドラムとされている。この加熱ドラムの外周には、複数
の巻掛けローラに巻き掛けられた無端圧接ベルトの外周
一部が圧接されている。
感光材料と受像材料とが用いられ、また、ドラムは加熱
ドラムとされている。この加熱ドラムの外周には、複数
の巻掛けローラに巻き掛けられた無端圧接ベルトの外周
一部が圧接されている。
加熱ドラムはモータ等の駆動源に連結されて回転するよ
うになって詔り、さらに、無端圧接ベルトとの間の摩擦
力によってこの加熱ドラムの回転が伝達されて無端圧接
ベルトが加熱ドラムと共に回転するようになっている。
うになって詔り、さらに、無端圧接ベルトとの間の摩擦
力によってこの加熱ドラムの回転が伝達されて無端圧接
ベルトが加熱ドラムと共に回転するようになっている。
画像が露光された感光材料は画像形成用溶媒としての水
が塗布された後に受像材料と重ね合わされ、この状態で
加熱ドラムの外周へ密着して巻付けられるようになって
いる。さらに、両材料は加熱ドラムと無端圧接ベルトと
の間で扶持搬送されながら感光材料が熱現像されると共
に受像材料へ画像が転写されるようになっている。
が塗布された後に受像材料と重ね合わされ、この状態で
加熱ドラムの外周へ密着して巻付けられるようになって
いる。さらに、両材料は加熱ドラムと無端圧接ベルトと
の間で扶持搬送されながら感光材料が熱現像されると共
に受像材料へ画像が転写されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、加熱ドラムの外周に圧接される無端圧接ベル
トは、比較的小径の複数の巻掛けローラに巻き掛けられ
ているため(すなわち、無端圧接ベルトの巻き掛け部の
屈曲率が大きく、また複数の箇所で屈曲されるため)、
回転駆動力に対する抵抗が大きい。このため、加熱ドラ
ムとの間の摩擦による回転力の伝達が充分になされなく
なり(回転力の一部がロスされ)、無端圧接ベルトと加
熱ドラムとの間において回転速度の差が生じる場合があ
った。
トは、比較的小径の複数の巻掛けローラに巻き掛けられ
ているため(すなわち、無端圧接ベルトの巻き掛け部の
屈曲率が大きく、また複数の箇所で屈曲されるため)、
回転駆動力に対する抵抗が大きい。このため、加熱ドラ
ムとの間の摩擦による回転力の伝達が充分になされなく
なり(回転力の一部がロスされ)、無端圧接ベルトと加
熱ドラムとの間において回転速度の差が生じる場合があ
った。
したがってこの場合には、無端圧接ベルトと加熱ドラム
とによって扶持搬送される感光材料と受像材料との間に
剪断力が生じて両材料がずれてしまい、このため画像む
ら(転写ずれ)が発生するという問題があった。
とによって扶持搬送される感光材料と受像材料との間に
剪断力が生じて両材料がずれてしまい、このため画像む
ら(転写ずれ)が発生するという問題があった。
この場合、加熱ドラムと無端圧接ベルトの回転速度を一
致させることは極めて難しい。
致させることは極めて難しい。
本発明は上記事実を考慮し、ドラムとこのドラムの外周
一部に圧接する無端圧接ベルトとの間に回転速度差が生
じた場合であっても、ドラムの外周へ巻付けられた感光
材料あるいは受像材料等の画像記録材料を重ね合わせた
状態のままで扶持搬送してむら(転写ずれ)の無い画像
を形成することができる画像記録装置を得ることが目的
である。
一部に圧接する無端圧接ベルトとの間に回転速度差が生
じた場合であっても、ドラムの外周へ巻付けられた感光
材料あるいは受像材料等の画像記録材料を重ね合わせた
状態のままで扶持搬送してむら(転写ずれ)の無い画像
を形成することができる画像記録装置を得ることが目的
である。
[課題を解決するための手段コ
本発明に係る画像記録装置は、ドラムと、このドラムの
外周一部に圧接する無端圧接ベルトと、を備え、異なる
二枚の画像記録材料を前記ドラムの回転に伴ってその外
周に密着して巻き付け前記無端圧接ベルトとの間で扶持
搬送して画像記録処理を行う画像記録装置であって、前
記画像記録材料のうち前記ドラムに対し外側に位置する
画像記録材料のドラム軸線方向に沿った幅方向寸法を、
内側に位置する画像記録材料のドラム軸線方向に沿った
幅方向寸法よりも4%以上長く形成して、内側に位置す
る画像記録材料の幅方向両側から突出して重ね合わせ、
かつ、この外側に位置する画像記録材料の突出部分を前
記ドラムの外周に密着させることを特徴としている。
外周一部に圧接する無端圧接ベルトと、を備え、異なる
二枚の画像記録材料を前記ドラムの回転に伴ってその外
周に密着して巻き付け前記無端圧接ベルトとの間で扶持
搬送して画像記録処理を行う画像記録装置であって、前
記画像記録材料のうち前記ドラムに対し外側に位置する
画像記録材料のドラム軸線方向に沿った幅方向寸法を、
内側に位置する画像記録材料のドラム軸線方向に沿った
幅方向寸法よりも4%以上長く形成して、内側に位置す
る画像記録材料の幅方向両側から突出して重ね合わせ、
かつ、この外側に位置する画像記録材料の突出部分を前
記ドラムの外周に密着させることを特徴としている。
[作用]
上記構成の画像記録装置では、ドラムに対し外側に位置
する画像記録材料のドラム軸線方向に沿った幅方向両端
部は、内側に位置する画像記録材料のドラム軸線方向に
沿った幅方向両端部から、4%以上突出して重ね合わさ
れ、さらにこの突出部分がドラムの外周に密着される。
する画像記録材料のドラム軸線方向に沿った幅方向両端
部は、内側に位置する画像記録材料のドラム軸線方向に
沿った幅方向両端部から、4%以上突出して重ね合わさ
れ、さらにこの突出部分がドラムの外周に密着される。
したがって、内側に位置する画像記録材料は外側に位置
する画像記録材料によって包み込まれるようにして保持
されることになる。
する画像記録材料によって包み込まれるようにして保持
されることになる。
ここで、外側の画像記録材料の幅方向両端の突出部分が
4%未満であれば、両材料間に作用する剪断力によって
両材料がずれてしまい、このため画像むら(転写ずれ)
が発生する。
4%未満であれば、両材料間に作用する剪断力によって
両材料がずれてしまい、このため画像むら(転写ずれ)
が発生する。
しかしながら、本考案においては、外側の画像記録材料
の幅方向両端部を4%以上突出して重ね合わされ、かつ
この突出部分をドラムの外周に密着させるため、ドラム
と無端圧接ベルトとの間において回転速度差が生じ剪断
力が作用した場合であっても、この無端圧接ベルトと加
熱ドラムとによって扶持搬送される両材料がずれること
が無く、したがって画像むら(転写ずれ)が発生するこ
とが無く良好な画像が得られる。
の幅方向両端部を4%以上突出して重ね合わされ、かつ
この突出部分をドラムの外周に密着させるため、ドラム
と無端圧接ベルトとの間において回転速度差が生じ剪断
力が作用した場合であっても、この無端圧接ベルトと加
熱ドラムとによって扶持搬送される両材料がずれること
が無く、したがって画像むら(転写ずれ)が発生するこ
とが無く良好な画像が得られる。
[実施例コ
第1図には、本発明に係る画像記録装置10の概略構成
図が示されている。
図が示されている。
画像記録装置10の機台12には感材マガジン14が配
置されており、感光材料16がロール状に巻取られて収
納されている。
置されており、感光材料16がロール状に巻取られて収
納されている。
感材マガジンl4は、機台12の前面側(第1図紙面手
前側すなわち巻取られた感光材料16の幅方向)へ引出
し可能となっており、マガジン交換作業時等に引出され
る。また、この感材マガジン14の引出し部分には図示
しない遮光部材が配置されており、感材マガジン14が
機台12内に収納された状態では、機台12内に外光が
入り込むことが無く、収納された感光材料16が不用意
に感光しないようになっている。
前側すなわち巻取られた感光材料16の幅方向)へ引出
し可能となっており、マガジン交換作業時等に引出され
る。また、この感材マガジン14の引出し部分には図示
しない遮光部材が配置されており、感材マガジン14が
機台12内に収納された状態では、機台12内に外光が
入り込むことが無く、収納された感光材料16が不用意
に感光しないようになっている。
第2図に示す如く、本実施例においては、感光材料16
の幅方向寸法は310mmとなっている。
の幅方向寸法は310mmとなっている。
また感光材料16は、支持体上に感光性ハロゲン化銀、
バインダー、色素供与性物質、還元剤を有するものであ
り、その感光(露光)面が装置の下方へ向いて巻取られ
ている。
バインダー、色素供与性物質、還元剤を有するものであ
り、その感光(露光)面が装置の下方へ向いて巻取られ
ている。
感材マガジン14の感光材料取出し口近傍には、ニツブ
ローラ18およびギロテインタイブのカツタ20が配置
されており、感材マガジン14から感光材料16を所定
長さ引き出した後に切断するようになっている。また、
カツタ20の作動後には、ニツブローラ18が逆転し、
このニツプローラ18に感光材料16の先端部が僅かに
ニツブされる程度まで巻き戻されるようになっている。
ローラ18およびギロテインタイブのカツタ20が配置
されており、感材マガジン14から感光材料16を所定
長さ引き出した後に切断するようになっている。また、
カツタ20の作動後には、ニツブローラ18が逆転し、
このニツプローラ18に感光材料16の先端部が僅かに
ニツブされる程度まで巻き戻されるようになっている。
一方、所定長さに切断された感光材料16は、露光部2
2へ搬送されるようになっている。
2へ搬送されるようになっている。
露光部22には搬送ローラ24および搬送ローラ26が
配置されており、これらの搬送ローラ間が露光部(N光
点)とされて感光材料l6が通過するようになっている
。また、これらの搬送ローラ間にはガイド板28が配置
されると共に、感光材料16の搬送経路上側には露光面
ガラス30が配置され、これによって感光材料16は平
面状となって(変形を矯正されながら)両搬送ローラ間
(露光部)を通過するようになっている。
配置されており、これらの搬送ローラ間が露光部(N光
点)とされて感光材料l6が通過するようになっている
。また、これらの搬送ローラ間にはガイド板28が配置
されると共に、感光材料16の搬送経路上側には露光面
ガラス30が配置され、これによって感光材料16は平
面状となって(変形を矯正されながら)両搬送ローラ間
(露光部)を通過するようになっている。
ガイド板28および露光面ガラス30は着脱可能となっ
ており、搬送される感光材料16が詰まり(所謂ジャム
)を生じた場合に容易にこれを解消できるようになって
いる。
ており、搬送される感光材料16が詰まり(所謂ジャム
)を生じた場合に容易にこれを解消できるようになって
いる。
露光部22の側方(感材マガジン14と反対側)には、
分岐部32および反転部34が配置されている。
分岐部32および反転部34が配置されている。
分岐部32には、フラツバ−36が回動可能に配置され
ている。このフラツバ−36は、二股に分岐された感光
材料16の搬送経路のうち装置下方側に位置する搬送経
路に入り込んでこれを遮断できるようになっており、こ
れによって露光部22を通過後の感光材料16を、フラ
ツパ−36の装置上方側に位置する搬送経路へ案内する
ようになっている。
ている。このフラツバ−36は、二股に分岐された感光
材料16の搬送経路のうち装置下方側に位置する搬送経
路に入り込んでこれを遮断できるようになっており、こ
れによって露光部22を通過後の感光材料16を、フラ
ツパ−36の装置上方側に位置する搬送経路へ案内する
ようになっている。
案内された感光材料16は反転部34において反転され
た後に、再び分岐部32 (フラツバ−36)に至るよ
うになっている。なおこの場合には、フラツパ−36は
感光材料16の搬送経路から離脱するようになっており
、反転後の感光材料16は、再び露光B22 (搬送ロ
ーラ24、26間)へ搬送されるようになっている。こ
こで、搬送ローラ24、26による感光材料16の搬送
速度(露光部の通過速度)は1 0 0mm/s e
cとなっている。
た後に、再び分岐部32 (フラツバ−36)に至るよ
うになっている。なおこの場合には、フラツパ−36は
感光材料16の搬送経路から離脱するようになっており
、反転後の感光材料16は、再び露光B22 (搬送ロ
ーラ24、26間)へ搬送されるようになっている。こ
こで、搬送ローラ24、26による感光材料16の搬送
速度(露光部の通過速度)は1 0 0mm/s e
cとなっている。
露光部22の直上には露光装置38が設けられている。
露光装置38には、光源40、移動ミラー42A、42
B1複数の固定ミラー44、反射ミラー46およびレン
ズユニット48が配置されており、さらにこれらの部品
の上方の機台12上部にはガラス製の原稿載置板50が
設けられている。
B1複数の固定ミラー44、反射ミラー46およびレン
ズユニット48が配置されており、さらにこれらの部品
の上方の機台12上部にはガラス製の原稿載置板50が
設けられている。
光源40は円柱形状のハロゲンランプ(電源電圧80V
、380W)とされており、本実施例においては原稿面
にあいて約5X105Lxの照度となっている。また、
この光源40 (ハロゲンランプ)の光量分布は、軸線
方向両端部が中央部に比べて若干少なく設定されている
。これは、後述する熱現像転写部104の温度分布に対
応させ画像の濃度分布を均一にするためである。
、380W)とされており、本実施例においては原稿面
にあいて約5X105Lxの照度となっている。また、
この光源40 (ハロゲンランプ)の光量分布は、軸線
方向両端部が中央部に比べて若干少なく設定されている
。これは、後述する熱現像転写部104の温度分布に対
応させ画像の濃度分布を均一にするためである。
レンズユニット48は複数枚(例えば、6枚)のレンズ
群によって構成されており、さらに、図示しない色調整
フィルター(CCフィルター)が組み込まれている。ま
た、レンズユニット48の前方側(移動ミラー42A,
42B側)には、所定の間隔(本実施例においては1
0 0 mm>をおいて絞りスリット板52が配置され
ている。
群によって構成されており、さらに、図示しない色調整
フィルター(CCフィルター)が組み込まれている。ま
た、レンズユニット48の前方側(移動ミラー42A,
42B側)には、所定の間隔(本実施例においては1
0 0 mm>をおいて絞りスリット板52が配置され
ている。
これらの光源40、移動ミラー42A、42Bおよびレ
ンズユニット48は原稿載置板50に沿って移動可能と
なっており、原稿載置板50上に載置された原稿54へ
光を照射しその反射像光(画像光)を複数の固定ミラー
44を介して露光部22に位置する感光材料16へ走査
露光するようになっている。なおこの場合、移動ミラー
42Bの移動速度は、光源40および移動ミラー42A
の移動速度の1/2となっている。
ンズユニット48は原稿載置板50に沿って移動可能と
なっており、原稿載置板50上に載置された原稿54へ
光を照射しその反射像光(画像光)を複数の固定ミラー
44を介して露光部22に位置する感光材料16へ走査
露光するようになっている。なおこの場合、移動ミラー
42Bの移動速度は、光源40および移動ミラー42A
の移動速度の1/2となっている。
反射ミラー46は、前述の移動ミラー42A142Bや
固定ミラー44を介して露光部22へ照射される画像光
の光路内に侵入または離脱可能に配置されている。すな
わち、通常は、画像光の光路内に侵入した状態となって
移動ミラー42A142Bや固定ミラー44を介して照
射される光を略直角方向へ反射させるようになっており
、一方、原稿54の画像を露光部22に位置する感光材
料16へ走査露光する際には、その先路から離脱して画
像の露光ができるようにしている。
固定ミラー44を介して露光部22へ照射される画像光
の光路内に侵入または離脱可能に配置されている。すな
わち、通常は、画像光の光路内に侵入した状態となって
移動ミラー42A142Bや固定ミラー44を介して照
射される光を略直角方向へ反射させるようになっており
、一方、原稿54の画像を露光部22に位置する感光材
料16へ走査露光する際には、その先路から離脱して画
像の露光ができるようにしている。
反射ミラー46が画像光の光路内に侵入した状態となっ
た場合に、反射された光は光検出センサ56へ入射され
るようになっている。
た場合に、反射された光は光検出センサ56へ入射され
るようになっている。
光検出センサ56は、青色、緑色、赤色のそれぞれ2種
の波長を検知可能な合計6個の感光ヘッドを備えており
、さらに図示しない制御装置に接続されている。この光
検出センサ56は、原稿54の画像の画像濃度を測定し
、この測定値を基に前述の色調整フィルター(CCフィ
ルター)および絞りスリット板52の露光条件が設定さ
れるようになっている。
の波長を検知可能な合計6個の感光ヘッドを備えており
、さらに図示しない制御装置に接続されている。この光
検出センサ56は、原稿54の画像の画像濃度を測定し
、この測定値を基に前述の色調整フィルター(CCフィ
ルター)および絞りスリット板52の露光条件が設定さ
れるようになっている。
このような構成による露光部22は、全体として一つの
ユニットとして構成されて機台12に対してヒンジ(図
示省略)によって開放可能に取付けられており(所謂ク
ラムシエルタイプ》、このため、内部の点検ならびに紙
づまり時の所謂ジャム処理等が容易に行えるようになっ
ている。
ユニットとして構成されて機台12に対してヒンジ(図
示省略)によって開放可能に取付けられており(所謂ク
ラムシエルタイプ》、このため、内部の点検ならびに紙
づまり時の所謂ジャム処理等が容易に行えるようになっ
ている。
露光部22の側方(光検出センサ56と反対側)には冷
却ファン58が配冒されてふり、露光部22の温度が4
0℃(好ましくは35℃以下)となるように冷却すると
共に、原稿面温度の上昇を防止している。
却ファン58が配冒されてふり、露光部22の温度が4
0℃(好ましくは35℃以下)となるように冷却すると
共に、原稿面温度の上昇を防止している。
露光部22の搬送ローラ24の側方(感材マガジン14
側)にはフラツバ−37が配置されており、さらに、フ
ラツバ−37の下方には反転部60が配置されている。
側)にはフラツバ−37が配置されており、さらに、フ
ラツバ−37の下方には反転部60が配置されている。
フラツバ−37は、露光部22を通過後の感光材料16
を反転部60へ案内するようになっている。
を反転部60へ案内するようになっている。
反転部60の側方(感材マガジン14と反対側)の反転
部34の下方には、水塗布部62が配置されている。露
光部22で画像が露光された感光材料l6は、フラツパ
−37が上方へ切替わることによって反転部60へ搬送
され、この反転部60で反転された後に搬送ローラ29
、31、33、35によって水塗布部62へ送り込まれ
るようになっている。
部34の下方には、水塗布部62が配置されている。露
光部22で画像が露光された感光材料l6は、フラツパ
−37が上方へ切替わることによって反転部60へ搬送
され、この反転部60で反転された後に搬送ローラ29
、31、33、35によって水塗布部62へ送り込まれ
るようになっている。
第5図に詳細に示す如く、水塗布部62では塗布タンク
64が配置されている。また、塗布タンク64の感光材
料16搬送方向上流側の端部には一対の供給ローラ66
が配置されてあり、さらに、感光材料16搬送方向下流
側の端部には一対のスクイズローラ68が配置されてい
る。
64が配置されている。また、塗布タンク64の感光材
料16搬送方向上流側の端部には一対の供給ローラ66
が配置されてあり、さらに、感光材料16搬送方向下流
側の端部には一対のスクイズローラ68が配置されてい
る。
本実施例にふいては、供給ローラ66およびスクイズロ
ーラ68は共に外径20mmのシリコンゴムローラとさ
れており、さらにそのゴム硬度は、供給ローラ66が6
0±5とされスクイズローラ68が55±5とされてい
る。また、各ローラは、長手方向両端部においてそれぞ
れlkgの加圧力が加えられている。
ーラ68は共に外径20mmのシリコンゴムローラとさ
れており、さらにそのゴム硬度は、供給ローラ66が6
0±5とされスクイズローラ68が55±5とされてい
る。また、各ローラは、長手方向両端部においてそれぞ
れlkgの加圧力が加えられている。
一方、塗布タン゜ク64の上方には、塗布タンク64に
対向してガイド板70が取り付けられており、このガイ
ド板70と塗布タンク64との間が感光材料160通過
部となっている。ガイド板70はヒンジ72によって軸
支されており、感光材料16の通過部を開閉可能とし、
.また紙づまり時の処理やタンク洗浄等を容易にしてい
る。
対向してガイド板70が取り付けられており、このガイ
ド板70と塗布タンク64との間が感光材料160通過
部となっている。ガイド板70はヒンジ72によって軸
支されており、感光材料16の通過部を開閉可能とし、
.また紙づまり時の処理やタンク洗浄等を容易にしてい
る。
また、供給ローラ66の感光材料16搬送方向上流側の
近傍には感材センサ74が配置されてふり、反転部60
から搬送された感光材料16を検出できるようになって
いる。このため、感材センサ74が反転部60から搬送
された感光材料16を検出した時点で供給ローラ66お
よびスクイズローラ68が駆動し、これによって、感光
材料16はガイド板70と塗布タンク64との間へ送り
込まれ、さらに、スクイズローラ68によって挟持撮送
されるようにな。っている。
近傍には感材センサ74が配置されてふり、反転部60
から搬送された感光材料16を検出できるようになって
いる。このため、感材センサ74が反転部60から搬送
された感光材料16を検出した時点で供給ローラ66お
よびスクイズローラ68が駆動し、これによって、感光
材料16はガイド板70と塗布タンク64との間へ送り
込まれ、さらに、スクイズローラ68によって挟持撮送
されるようにな。っている。
なおここで、供給ローラ66およびスクイズローラ68
による感光材料16の搬送速度(ガイド板70と塗布タ
ンク64との間の通過速度)は2Qmm/secとなっ
ている。すなわち、露光部22においては感光材料16
は100mm/seCで搬送されるが、感材センサ74
が感光材料l6を検出した時点でクラッチ動作により搬
送ローラ29、31、33、35の搬送速度も2Qmm
/ s e cに減速されて水塗布部62へ送り込まれ
るようになっている。
による感光材料16の搬送速度(ガイド板70と塗布タ
ンク64との間の通過速度)は2Qmm/secとなっ
ている。すなわち、露光部22においては感光材料16
は100mm/seCで搬送されるが、感材センサ74
が感光材料l6を検出した時点でクラッチ動作により搬
送ローラ29、31、33、35の搬送速度も2Qmm
/ s e cに減速されて水塗布部62へ送り込まれ
るようになっている。
塗布タンク64およびガイド板70の感光材料16通過
面には、第6図(A)及び第6図(B)に示す如く、複
数列のリブ76が感光材料16の搬送方向に対し傾斜し
て形成されており、感光材料16がガイド板70と塗布
タンク64との間を通過する際の摩擦抵抗を減少すると
共に、感光材料16の一定位置に傷が付くことを防止で
きるようになっている。
面には、第6図(A)及び第6図(B)に示す如く、複
数列のリブ76が感光材料16の搬送方向に対し傾斜し
て形成されており、感光材料16がガイド板70と塗布
タンク64との間を通過する際の摩擦抵抗を減少すると
共に、感光材料16の一定位置に傷が付くことを防止で
きるようになっている。
この塗布タンク64には、感光材料16通過部の略中央
部およびスクイズローラ68の下方へ、供給バイブ78
の二股先端部78A,78Bが各々連結されている。ま
た、供給パイブ78の中間部にはポンプ80およびフィ
ルタ82が配置されており、さらに供給パイプ78の他
端は開放蓋84に支持されて補充タンク86内に位置し
ている。
部およびスクイズローラ68の下方へ、供給バイブ78
の二股先端部78A,78Bが各々連結されている。ま
た、供給パイブ78の中間部にはポンプ80およびフィ
ルタ82が配置されており、さらに供給パイプ78の他
端は開放蓋84に支持されて補充タンク86内に位置し
ている。
また、補充タンク86には、画像形成用溶媒としての水
が充填されると共に、消泡剤が混入されている。このた
め、ポンプ80を駆動することによって補充タンク86
内の水を塗布タンク64へ充填(補充)することができ
るようになっている。
が充填されると共に、消泡剤が混入されている。このた
め、ポンプ80を駆動することによって補充タンク86
内の水を塗布タンク64へ充填(補充)することができ
るようになっている。
したがって、塗布タンク64内に水が充填された場合に
は、供給ローラ66によってガイド板70と塗布タンク
64との間へ送り込まれた感光材料16に水が塗布され
、さらに、スクイズローラ68により扶持搬送されるこ
とによって余分な水が除去されるようになっている。
は、供給ローラ66によってガイド板70と塗布タンク
64との間へ送り込まれた感光材料16に水が塗布され
、さらに、スクイズローラ68により扶持搬送されるこ
とによって余分な水が除去されるようになっている。
なおこの場合、ガイド板70と塗布タンク64との間に
おける感光材料16の水塗布長さく感光材料16が水の
中を通過する長さ)は7Qmmとなっており、またその
浸水時間は3.5秒となっている。さらに、水塗布処理
後(すなわち、スクイズローラ68通過後)の感光材料
16には、15±Igr/m’ (最大17gr/m
2以下)の水が塗布されるようになっている。
おける感光材料16の水塗布長さく感光材料16が水の
中を通過する長さ)は7Qmmとなっており、またその
浸水時間は3.5秒となっている。さらに、水塗布処理
後(すなわち、スクイズローラ68通過後)の感光材料
16には、15±Igr/m’ (最大17gr/m
2以下)の水が塗布されるようになっている。
供給パイプ78を支持する開放蓋84はヒンジ88によ
って機台12に取付けられており、補充タンク86内を
開放できるようになっている。また、補充タンク86内
に位置する供給バイブ78の先端部は径が細く形成され
ており、開放蓋84が開放された場合の液グレを防止し
ている。
って機台12に取付けられており、補充タンク86内を
開放できるようになっている。また、補充タンク86内
に位置する供給バイブ78の先端部は径が細く形成され
ており、開放蓋84が開放された場合の液グレを防止し
ている。
補充タンク86の上部には水槽部90が配置されており
、さらに水槽部90にはフィルタ92が配置されている
。この水槽部90には、一端がスクイズローラ68側方
の塗布タンク64に連結されたオーバーフローバイブ9
4の他端が連結されている。このため、塗布タンク64
内への水の充填(補充)が所定量以上になった場合に、
この水をオーバーフローバイブ94を介して自動的に補
充タンク86 (水槽部9(])へ戻すことができるよ
うになっている。
、さらに水槽部90にはフィルタ92が配置されている
。この水槽部90には、一端がスクイズローラ68側方
の塗布タンク64に連結されたオーバーフローバイブ9
4の他端が連結されている。このため、塗布タンク64
内への水の充填(補充)が所定量以上になった場合に、
この水をオーバーフローバイブ94を介して自動的に補
充タンク86 (水槽部9(])へ戻すことができるよ
うになっている。
またこの水槽部90には、一端が供給バイブ78中間部
(塗布タンク64とポンブ80との間)に連結された排
出パイブ96の他端が連結されており、さらに、この排
出バイブ96の中間部には電磁弁98が配置されている
。この電磁弁98は、通常は閉鎖状態となっているが、
開放状態となることによって排出パイプ96を介して塗
布タンク64内の水を補充タンク86 (水槽部90)
へ排出することができるようになっている。
(塗布タンク64とポンブ80との間)に連結された排
出パイブ96の他端が連結されており、さらに、この排
出バイブ96の中間部には電磁弁98が配置されている
。この電磁弁98は、通常は閉鎖状態となっているが、
開放状態となることによって排出パイプ96を介して塗
布タンク64内の水を補充タンク86 (水槽部90)
へ排出することができるようになっている。
水槽部90にはバイパスパイプ100が取付けられてお
り、フィルタ92が目詰まりを起こした場合に水が水槽
部90から溢れ出すことを防止している。
り、フィルタ92が目詰まりを起こした場合に水が水槽
部90から溢れ出すことを防止している。
塗布タンク64の底部外周にはヒータ102が取りつけ
られており、塗布タンク64内に充填された水を35±
2℃に昇温させるようになっている。このため、塗布タ
ンク64を通過する感光材料16の乳剤面への水の浸透
量(浸潤量)が多くなり飽和量に達しやすくなっている
。
られており、塗布タンク64内に充填された水を35±
2℃に昇温させるようになっている。このため、塗布タ
ンク64を通過する感光材料16の乳剤面への水の浸透
量(浸潤量)が多くなり飽和量に達しやすくなっている
。
水塗布部62の側方には熱現像転写部104が配置され
ており、水塗布された(スクイズローラ68通過後の)
感光材料16が送り込まれるようになっている。
ており、水塗布された(スクイズローラ68通過後の)
感光材料16が送り込まれるようになっている。
一方、感材マガジン14の直下の機台l2には受材マガ
ジン106が配置されており、受像材料108がロール
状に巻取られて収納されている。
ジン106が配置されており、受像材料108がロール
状に巻取られて収納されている。
受材マガジン106も機台12の前面側(第1図紙面手
前側すなわち巻取られた受像材料108の幅方向)へ引
出し可能となっている。
前側すなわち巻取られた受像材料108の幅方向)へ引
出し可能となっている。
第2図に示す如く、受像材料1080幅方向寸法は感光
材料16よりも4%以上小さく形成されており、本実施
例においては297mmとなっている。また、受像材料
108の画像形成面には媒染剤を有する色素固定材料が
塗布されている。
材料16よりも4%以上小さく形成されており、本実施
例においては297mmとなっている。また、受像材料
108の画像形成面には媒染剤を有する色素固定材料が
塗布されている。
この受材マガジン106の受像材料取出し口近傍には、
ニップローラ110およびギロティンタイプのカッタ1
12が配置されており、受材マガジン106から引き出
された受像材料108を感光材料l6よりも短い長さに
切断するようになっている。また、カツタ1120作動
後には、ニップローラ110のニップが解除され、この
ニップローラ110に受像材料108の先端部が長時間
ニツブされて表面(画像形成面)が変形しないようにな
っている。
ニップローラ110およびギロティンタイプのカッタ1
12が配置されており、受材マガジン106から引き出
された受像材料108を感光材料l6よりも短い長さに
切断するようになっている。また、カツタ1120作動
後には、ニップローラ110のニップが解除され、この
ニップローラ110に受像材料108の先端部が長時間
ニツブされて表面(画像形成面)が変形しないようにな
っている。
所定長さに切断された受像材料108は、複数の搬送ロ
ーラ114によって熱現像転写部104へ搬送されるよ
うになっている。
ーラ114によって熱現像転写部104へ搬送されるよ
うになっている。
熱現像転写部104は加熱ドラム116と無端圧接ペル
ト118とによって構成されており、さらに、水塗布部
62側の加熱ドラム116外周には巻付け手段としての
貼り合わせローラ120が配置されている。
ト118とによって構成されており、さらに、水塗布部
62側の加熱ドラム116外周には巻付け手段としての
貼り合わせローラ120が配置されている。
この貼り合わせローラ120と水塗布部62のスクイズ
ローラ68との間には、感光材料16の搬送経路上側に
ガイド板122が配置されており、スクイズローラ68
から送られる感光材料16の裏面(画像形成面と反対側
〉に対応してこれを貼り合わせローラ120へ案内して
いる。ガイド板122はエンボシング加工により表面に
凹凸が形成されており、これによって、水塗布後の感光
材料16との摩擦を低減している。
ローラ68との間には、感光材料16の搬送経路上側に
ガイド板122が配置されており、スクイズローラ68
から送られる感光材料16の裏面(画像形成面と反対側
〉に対応してこれを貼り合わせローラ120へ案内して
いる。ガイド板122はエンボシング加工により表面に
凹凸が形成されており、これによって、水塗布後の感光
材料16との摩擦を低減している。
一方、貼り合わせローラ120と受像材料108の搬送
ローラ114との間にはブレードガイド124が配置さ
れており、搬送ローラ114から送られる受像材料10
8に対応してこれを貼り合わせローラ120へ案内して
いる。ブレードガイド124の表面にはテフロン加工が
施され(または、テフロンテーブが張り付けられ)、受
像材料108の滑りを良くし傷が付かないようになって
いる。
ローラ114との間にはブレードガイド124が配置さ
れており、搬送ローラ114から送られる受像材料10
8に対応してこれを貼り合わせローラ120へ案内して
いる。ブレードガイド124の表面にはテフロン加工が
施され(または、テフロンテーブが張り付けられ)、受
像材料108の滑りを良くし傷が付かないようになって
いる。
ここで、貼り合わせローラ120へ送り込まれる感光材
料16と受像材料108との相対角度が30度以上(好
ましくは45度以上)となるように、スクイズローラ6
8や搬送ローラ114等の各部の位置が設定されている
。
料16と受像材料108との相対角度が30度以上(好
ましくは45度以上)となるように、スクイズローラ6
8や搬送ローラ114等の各部の位置が設定されている
。
また、貼り合わせローラ12ロによる感光材料16と受
像材料108の搬送速度に対し、スクイズローラ68や
搬送ローラ114による感光材料16または受像材料1
08の搬送速度が2%程度遅くなるように設定されてお
り、これによって、感光材料16および受像材料108
には、貼り合わせローラ120へ送り込まれる際にパッ
クテンションが作用するようになっている。なお、スク
イズローラ68や搬送ローラ114の駆動軸には図示し
ないワンウエイクラッチが装着されてふり、所定の張力
が維持されるようになっている。
像材料108の搬送速度に対し、スクイズローラ68や
搬送ローラ114による感光材料16または受像材料1
08の搬送速度が2%程度遅くなるように設定されてお
り、これによって、感光材料16および受像材料108
には、貼り合わせローラ120へ送り込まれる際にパッ
クテンションが作用するようになっている。なお、スク
イズローラ68や搬送ローラ114の駆動軸には図示し
ないワンウエイクラッチが装着されてふり、所定の張力
が維持されるようになっている。
貼り合わせローラ120は、軸線方向中央部の外径が2
9mmの所謂クラウンローラで、外周面には肉草3mm
のシリコンゴムめく被覆されており、さらにそのゴム硬
度はほぼ80とされている。また、この貼り合わせロー
ラ120は、長手力向両端部においてそれぞれ15kg
の加圧力が加えられて加熱ドラム116外周に圧接され
ている。
9mmの所謂クラウンローラで、外周面には肉草3mm
のシリコンゴムめく被覆されており、さらにそのゴム硬
度はほぼ80とされている。また、この貼り合わせロー
ラ120は、長手力向両端部においてそれぞれ15kg
の加圧力が加えられて加熱ドラム116外周に圧接され
ている。
第4図に示す如く、貼り合わせローラ120の上方には
フエルト製の拭取り布121が配胃されている。拭取り
布121は取付板123に巻付けられて固定されており
、常に貼り合わせローラl20の表面に接触している。
フエルト製の拭取り布121が配胃されている。拭取り
布121は取付板123に巻付けられて固定されており
、常に貼り合わせローラl20の表面に接触している。
このため、貼り合わせローラ120の回転に伴って、こ
の貼り合わせローラ120の表面に付着した水を除去で
きる。
の貼り合わせローラ120の表面に付着した水を除去で
きる。
加熱ドラム116は、薄肉のアルミパイプによって製作
されており、本実施例においては、肉厚2mm,外径1
55rnm、軸線方向有効幅350mrrxに形成され
ている。加熱ドラム116の表面にはテフロンコーティ
ングが施されており、また、内周面には耐熱黒色塗装が
施されている。
されており、本実施例においては、肉厚2mm,外径1
55rnm、軸線方向有効幅350mrrxに形成され
ている。加熱ドラム116の表面にはテフロンコーティ
ングが施されており、また、内周面には耐熱黒色塗装が
施されている。
第4図に示す如く、加熱ドラム116の外周一部には、
長手方向が加熱ドラム116の軸線方向とされる略矩形
状の複数の横溝126が同一線上に形成されており、加
熱ドラム116外周と貼り合わせローラ120との圧接
を部分的に解除するようになっている。すなわち、この
横溝126による圧接解除によって、貼り合わせローラ
120と加熱ドラム116との間でビード状となって停
留した水が、その表面張力により加熱ドラム116又は
貼り合わせローラ120の表面に付着して移動するよう
になっている。
長手方向が加熱ドラム116の軸線方向とされる略矩形
状の複数の横溝126が同一線上に形成されており、加
熱ドラム116外周と貼り合わせローラ120との圧接
を部分的に解除するようになっている。すなわち、この
横溝126による圧接解除によって、貼り合わせローラ
120と加熱ドラム116との間でビード状となって停
留した水が、その表面張力により加熱ドラム116又は
貼り合わせローラ120の表面に付着して移動するよう
になっている。
また、横溝126の加熱ドラム回転方向後流側には、長
手方向が加熱ドラム116の円周方向とされる(すなわ
ち、横溝126と直交する方向に)略矩形状の複数の縦
溝128が等間隔に形成されており、後述する剥離爪1
54に対応して感光材料16の剥離用となっている。本
実施例においては、縦溝128は幅方向寸法が5mm、
’長手方向寸法が25mm,また深さ寸法が0.2mm
に形成されている。
手方向が加熱ドラム116の円周方向とされる(すなわ
ち、横溝126と直交する方向に)略矩形状の複数の縦
溝128が等間隔に形成されており、後述する剥離爪1
54に対応して感光材料16の剥離用となっている。本
実施例においては、縦溝128は幅方向寸法が5mm、
’長手方向寸法が25mm,また深さ寸法が0.2mm
に形成されている。
熱現像転写部104へ搬送される感光材料16は、その
先端部が縦溝128の長手方向中央部に位置するように
貼り合わせローラ120と加熱ドラム116との間に送
り込まれ、また、受像材料108は感光材料16の搬送
に同期し、感光材料16が所定長さく本実施例において
は20mm)先行した状態で貼り合わせローラ120と
加熱ドラム116との間に送り込まれて重ね合わせられ
るようになっている。この場合、受像材料108は感光
材料16よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれ
も小さい寸法(特に、幅方向寸法は4%以上小さい寸法
)となっているため、第2図及び第3図に示す如く、感
光材料16の周辺部は四辺とも受像材料108の周辺部
から突出した状態で重ね合わせられるようになっている
。
先端部が縦溝128の長手方向中央部に位置するように
貼り合わせローラ120と加熱ドラム116との間に送
り込まれ、また、受像材料108は感光材料16の搬送
に同期し、感光材料16が所定長さく本実施例において
は20mm)先行した状態で貼り合わせローラ120と
加熱ドラム116との間に送り込まれて重ね合わせられ
るようになっている。この場合、受像材料108は感光
材料16よりも幅方向寸法および長手方向寸法がいずれ
も小さい寸法(特に、幅方向寸法は4%以上小さい寸法
)となっているため、第2図及び第3図に示す如く、感
光材料16の周辺部は四辺とも受像材料108の周辺部
から突出した状態で重ね合わせられるようになっている
。
またさらに、加熱ドラム116の側壁にはカム130が
固着されている。このカム130は、後述する作動アー
ム146に係合可能となっており、加熱ドラム116の
回転に伴って作動アーム146を回動させるようになっ
ている。
固着されている。このカム130は、後述する作動アー
ム146に係合可能となっており、加熱ドラム116の
回転に伴って作動アーム146を回動させるようになっ
ている。
加熱ドラム116の内部には、一対のハロゲンランプ1
32A,132Bが配置されている。ハロゲンランブ1
32A,132Bはそれぞれ800Wおよび400Wの
出力となっており、加熱ドラム116の表面を約78℃
に昇温できるようになっている。この場合、昇温開始時
には二つの/%ロゲンランブ132A,132Bが共に
用いられ、その後の通常運転時には800Wのハロゲン
ランブ132Aのみが用いられるようになっている。
32A,132Bが配置されている。ハロゲンランブ1
32A,132Bはそれぞれ800Wおよび400Wの
出力となっており、加熱ドラム116の表面を約78℃
に昇温できるようになっている。この場合、昇温開始時
には二つの/%ロゲンランブ132A,132Bが共に
用いられ、その後の通常運転時には800Wのハロゲン
ランブ132Aのみが用いられるようになっている。
加熱ドラム116の外周に圧接する無端圧接ベルト11
8は、織布材をゴムで被覆した構成となっており、本実
施例゛においては幅方向寸法が34Qmmに形成されて
いる。織布材は、芳香族ボリアミド繊維(例えば、ケブ
ラーあるいはノーメツクス:いずれもdu Pont
社の登録商標)等の耐熱性の繊維によって縫製されてお
り、さらに、ベルト幅方向にはモノフィラメント礒維が
用いられてベルト幅方向の剛性を向上させている。また
、被覆用のゴムはカーボンを含有したシリコンゴムとさ
れており、導電性を有している。
8は、織布材をゴムで被覆した構成となっており、本実
施例゛においては幅方向寸法が34Qmmに形成されて
いる。織布材は、芳香族ボリアミド繊維(例えば、ケブ
ラーあるいはノーメツクス:いずれもdu Pont
社の登録商標)等の耐熱性の繊維によって縫製されてお
り、さらに、ベルト幅方向にはモノフィラメント礒維が
用いられてベルト幅方向の剛性を向上させている。また
、被覆用のゴムはカーボンを含有したシリコンゴムとさ
れており、導電性を有している。
この無端圧接ベルト118は、4本の巻き掛けローラ1
34、136、138、140に巻き掛けられており、
巻き掛けローラ134と巻き掛けローラ140との間の
無端状外側が加熱ドラム116の外周に圧接されている
。
34、136、138、140に巻き掛けられており、
巻き掛けローラ134と巻き掛けローラ140との間の
無端状外側が加熱ドラム116の外周に圧接されている
。
この場合、第3図に示す如く、無端圧接ベルト118は
感光材料16及び受像材料108を加熱ドラム116と
によって扶持すると共に、加熱ドラム116に対し外側
に位置する感光材料16の幅方向両端部は、内側に位置
する受像材料108幅方向両端部から、4%以上突出し
て重ね合わされているため、この突出部分が加熱ドラム
116の外周に密着されるようになっている。
感光材料16及び受像材料108を加熱ドラム116と
によって扶持すると共に、加熱ドラム116に対し外側
に位置する感光材料16の幅方向両端部は、内側に位置
する受像材料108幅方向両端部から、4%以上突出し
て重ね合わされているため、この突出部分が加熱ドラム
116の外周に密着されるようになっている。
したがって、内側に位置する受像材料108は外側に位
置する感光材料16によって包み込まれるようにして保
持されることになり、両材料は強固に密着しずれること
が無いようになっている。
置する感光材料16によって包み込まれるようにして保
持されることになり、両材料は強固に密着しずれること
が無いようになっている。
巻き掛けローラ134、136、138はアルミ・製と
されており、軸線方向両端部には、ベルト片寄り防止用
のフランジ部が形成されている。
されており、軸線方向両端部には、ベルト片寄り防止用
のフランジ部が形成されている。
また、巻き掛けローラ136は、その長手力向両端部に
おいてそれぞれ2. 5kg (実用範囲は、0、5
〜3.0kg)の加圧力を加熱ドラム116から離間す
る方向へ加えており、これによって無端圧接ベルト11
8を所定の張力に保持している。
おいてそれぞれ2. 5kg (実用範囲は、0、5
〜3.0kg)の加圧力を加熱ドラム116から離間す
る方向へ加えており、これによって無端圧接ベルト11
8を所定の張力に保持している。
一方、巻き掛けローラ140はゴムローラとされてふり
、さらに、第7図に示す如くその回転軸190にはギャ
192が固着されている。このギャ192は、駆動源と
してのモータ194に固着されたギャ196に噛み合っ
ている。このため、ギャ192及びギャ196を介して
モータ194の駆動力が直接伝達されて巻き掛けローラ
140が回転されるようになっている。
、さらに、第7図に示す如くその回転軸190にはギャ
192が固着されている。このギャ192は、駆動源と
してのモータ194に固着されたギャ196に噛み合っ
ている。このため、ギャ192及びギャ196を介して
モータ194の駆動力が直接伝達されて巻き掛けローラ
140が回転されるようになっている。
巻き掛けローラ140がモータ194によって回転され
ると、この巻き掛けローラ140に巻き掛けられた無端
圧接ベル}118が回転され、これに伴って、この無端
圧接ベルト118の回転力が加熱ドラム116との間の
摩擦力によって加熱ドラム116へ伝達されて加熱ドラ
ム116が従動的に回転されるようになっている。
ると、この巻き掛けローラ140に巻き掛けられた無端
圧接ベル}118が回転され、これに伴って、この無端
圧接ベルト118の回転力が加熱ドラム116との間の
摩擦力によって加熱ドラム116へ伝達されて加熱ドラ
ム116が従動的に回転されるようになっている。
この場合、無端圧接ベルト118は巻き掛けローラ14
0によって直接・強制的に回転されるため、その巻き掛
け部の屈曲率が大きくまた複数の箇所で屈曲されても確
実に所定の速度で回転する。
0によって直接・強制的に回転されるため、その巻き掛
け部の屈曲率が大きくまた複数の箇所で屈曲されても確
実に所定の速度で回転する。
さらに、加熱ドラム116は回転駆動力に対する抵抗が
小さいため、摩擦力による無端圧接ベルト118からの
回転力の伝達が確実に行われ(回耘力の一部がロスされ
ることな<)、シたがって、無端圧接ベルト118と加
熱ドラム116との間において回転速度の差が生じるこ
とがないようになっている。
小さいため、摩擦力による無端圧接ベルト118からの
回転力の伝達が確実に行われ(回耘力の一部がロスされ
ることな<)、シたがって、無端圧接ベルト118と加
熱ドラム116との間において回転速度の差が生じるこ
とがないようになっている。
またさらに、加熱ドラム116が回転すると、この加熱
ドラム116外周に圧接して配置された貼り合わせロー
ラ120が、同様に摩擦力によって共に回転するように
なっている。
ドラム116外周に圧接して配置された貼り合わせロー
ラ120が、同様に摩擦力によって共に回転するように
なっている。
貼り合わせローラ120によって重ね合わされた感光材
料16と受像材料108とは、重ね合わせた状態のまま
で加熱ドラム1 1’ 6と無端圧接ベルト118との
間で加熱ドラム116のほぼ1/2周(巻き掛けローラ
134と巻き掛けローラ140の間)に渡って挟持撮送
されるようになっている。感光材料16はこの扶持搬送
時において加熱されると、可動性の色素を放出し、同時
にこの色素が受像材料108の色素固定層に転写されて
画像が得られるようになっている。
料16と受像材料108とは、重ね合わせた状態のまま
で加熱ドラム1 1’ 6と無端圧接ベルト118との
間で加熱ドラム116のほぼ1/2周(巻き掛けローラ
134と巻き掛けローラ140の間)に渡って挟持撮送
されるようになっている。感光材料16はこの扶持搬送
時において加熱されると、可動性の色素を放出し、同時
にこの色素が受像材料108の色素固定層に転写されて
画像が得られるようになっている。
この場合、無端圧接ベルト118は導電性を有している
ので、加熱ドラム116と無端圧接ベルトl18あるい
は感光材料16または受像材料108との摩擦による静
電気の発生が防止されるようになっている。
ので、加熱ドラム116と無端圧接ベルトl18あるい
は感光材料16または受像材料108との摩擦による静
電気の発生が防止されるようになっている。
第9図及び第10図に示す如く無端圧接ベルト118の
材料供給方向下流側の加熱ドラム116下部には、屈曲
案内ローラ142が配置されている。屈曲案内ローラ1
42は、軸144が図示しない駆動源へ連結されており
、この駆動力によって回転するようになっている。また
屈曲案内ローラ142は加熱ドラム116の外周に圧接
しており、このため、加熱ドラム116と無端圧接ベル
ト1l8とによって搬送された感光材料16または受像
材料108をさらに扶持搬送するようになっている。
材料供給方向下流側の加熱ドラム116下部には、屈曲
案内ローラ142が配置されている。屈曲案内ローラ1
42は、軸144が図示しない駆動源へ連結されており
、この駆動力によって回転するようになっている。また
屈曲案内ローラ142は加熱ドラム116の外周に圧接
しており、このため、加熱ドラム116と無端圧接ベル
ト1l8とによって搬送された感光材料16または受像
材料108をさらに扶持搬送するようになっている。
屈曲案内ローラ142の材料供給方向下流側の加熱ドラ
ム116下部には、作動アーム146が軸148に固着
されており、さらにこの軸148が回動可能に支持され
ている。
ム116下部には、作動アーム146が軸148に固着
されており、さらにこの軸148が回動可能に支持され
ている。
第8図に詳細に示す如く、作動アーム146の先端部に
は、係合口ーラ150が回転可能に取付けられており、
加熱ドラム116側壁に固着されたカム130に係合可
能となっている。また軸148には捩じりスプリング1
52が連結されており、“こ゛れによって、軸148す
なわち作動アーム146は常に係合ローラ150が屈曲
案内ローラ142に接近ずる方向(第8図矢印八方向)
へ付勢されている。
は、係合口ーラ150が回転可能に取付けられており、
加熱ドラム116側壁に固着されたカム130に係合可
能となっている。また軸148には捩じりスプリング1
52が連結されており、“こ゛れによって、軸148す
なわち作動アーム146は常に係合ローラ150が屈曲
案内ローラ142に接近ずる方向(第8図矢印八方向)
へ付勢されている。
すなわちこの作動アーム146は、加熱ドラム116が
回転してカム130が所定位置に達すると、係合ローラ
150がカム130に当接して押圧され、加熱ドラム1
16の回転に伴って第8図矢印B方向へ回動ずるように
なっており、さらに、係合ローラ150がカム130を
乗り越えると、加熱ドラム116の回転に伴って第8図
矢印八方向へ回動し再び元の位置に戻るようになってい
る。
回転してカム130が所定位置に達すると、係合ローラ
150がカム130に当接して押圧され、加熱ドラム1
16の回転に伴って第8図矢印B方向へ回動ずるように
なっており、さらに、係合ローラ150がカム130を
乗り越えると、加熱ドラム116の回転に伴って第8図
矢印八方向へ回動し再び元の位置に戻るようになってい
る。
作動アーム146の軸148と加熱ドラム116との間
(屈曲案内ローラ142の材料供給方向下流側の加熱ド
ラム116下部)には、剥離爪154が軸156によっ
て回動可能に軸支されている。
(屈曲案内ローラ142の材料供給方向下流側の加熱ド
ラム116下部)には、剥離爪154が軸156によっ
て回動可能に軸支されている。
剥離爪154の先端(軸156と反対側)上部には、断
面形が楔状の剥離部158が形成されており、また、剥
離部158からは下方へなだらかに湾曲する凹状案内部
160が形成されている。
面形が楔状の剥離部158が形成されており、また、剥
離部158からは下方へなだらかに湾曲する凹状案内部
160が形成されている。
剥離部158は、加熱ドラム116の外周に形成された
縦溝128に対応しており、縦溝128内に嵌大または
離脱可能となっている。なお、本実施例においては剥離
爪154(剥離部158)の厚さ寸法(爪幅寸法)は3
mmに形成されている。
縦溝128に対応しており、縦溝128内に嵌大または
離脱可能となっている。なお、本実施例においては剥離
爪154(剥離部158)の厚さ寸法(爪幅寸法)は3
mmに形成されている。
一方、剥離爪154の後流側の端邪には引張りスプリン
グ162が連結されている。このため剥離爪154は、
剥離部158が縦溝128内に嵌人する方向(第8図矢
印C方向)へ常に付勢されている。なおこの場合、引張
りスプリング162の付勢力は、作動アーム146を付
勢する捩じりスプリング152の付勢力よりも弱くなっ
ている。
グ162が連結されている。このため剥離爪154は、
剥離部158が縦溝128内に嵌人する方向(第8図矢
印C方向)へ常に付勢されている。なおこの場合、引張
りスプリング162の付勢力は、作動アーム146を付
勢する捩じりスプリング152の付勢力よりも弱くなっ
ている。
剥離爪154の中央部には案内孔164が形成されてお
り、ビン166が移動可能に嵌大している。
り、ビン166が移動可能に嵌大している。
ピン166は、前述の作動アーム146を軸支する軸1
48にアーム168によって同軸的に連結されており、
作動アーム146の回動に伴って軸148周りに移動す
るようになっている。
48にアーム168によって同軸的に連結されており、
作動アーム146の回動に伴って軸148周りに移動す
るようになっている。
このビン166は、通常は、作動アーム146に連結さ
れた捩じりスプリング152の付勢力によって剥離爪1
54の案内孔164の前方側(剥離部158側)の端部
に位置しており、これによって、剥離爪154を保持し
て剥離部158が加熱ドラム116の外周から離間した
状態としているが、作動アーム146がカム130に押
圧され捩じりスプリング152の付勢力に抗して第8図
矢印B方向へ回動すると、これに伴って案内孔164の
後方側の端部(軸148方向)へ移動し、これによって
、剥離爪154の保持を徐々に解除し、。剥離爪154
を引張りスプリング162の付勢力によって剥離部15
8が加熱ドラム116の外周の縦溝128内に入り込む
方向(第8図矢印C方向)へ移動させるようになってい
る。
れた捩じりスプリング152の付勢力によって剥離爪1
54の案内孔164の前方側(剥離部158側)の端部
に位置しており、これによって、剥離爪154を保持し
て剥離部158が加熱ドラム116の外周から離間した
状態としているが、作動アーム146がカム130に押
圧され捩じりスプリング152の付勢力に抗して第8図
矢印B方向へ回動すると、これに伴って案内孔164の
後方側の端部(軸148方向)へ移動し、これによって
、剥離爪154の保持を徐々に解除し、。剥離爪154
を引張りスプリング162の付勢力によって剥離部15
8が加熱ドラム116の外周の縦溝128内に入り込む
方向(第8図矢印C方向)へ移動させるようになってい
る。
なおこの場合、加熱ドラム116が所定位置まで回転し
縦溝128が剥離位置に達した時点で、剥離爪154が
回動して剥離部158が縦溝128内に入り込むように
、カム130の固着位置あるいは作動アーム146、案
内孔164等の各部の寸法が設定されている。
縦溝128が剥離位置に達した時点で、剥離爪154が
回動して剥離部158が縦溝128内に入り込むように
、カム130の固着位置あるいは作動アーム146、案
内孔164等の各部の寸法が設定されている。
剥離爪154は、剥離部158が縦溝128内に入り込
んだ状態では、無端圧接ベルト118と加熱ドラム11
6との間で扶持搬送される感光財料16と受像材料10
8のうち、所定長さ先行した状態で重ね合わされた感光
材料16の先端部のみに係合し、この先端部を加熱ドラ
ム116の外周から剥離させるようになっている。さら
に、剥離された感光材料1.6は、案内部160によっ
て案内されるようになっている。
んだ状態では、無端圧接ベルト118と加熱ドラム11
6との間で扶持搬送される感光財料16と受像材料10
8のうち、所定長さ先行した状態で重ね合わされた感光
材料16の先端部のみに係合し、この先端部を加熱ドラ
ム116の外周から剥離させるようになっている。さら
に、剥離された感光材料1.6は、案内部160によっ
て案内されるようになっている。
この場合、剥離爪154の剥離部158が縦溝128内
に入り込んだ状態では、剥n部158は加熱ドラム外周
面よりも内側すなわち感光材料16と加熱ドラム116
の密着面よりも内側に位置するので、剥離部158と加
熱ドラム116との間に感光材料16が入り込むことが
無く、この感光材料l6を加熱ドラム116の外周から
確実に剥離することができるようになっている。
に入り込んだ状態では、剥n部158は加熱ドラム外周
面よりも内側すなわち感光材料16と加熱ドラム116
の密着面よりも内側に位置するので、剥離部158と加
熱ドラム116との間に感光材料16が入り込むことが
無く、この感光材料l6を加熱ドラム116の外周から
確実に剥離することができるようになっている。
剥離爪154側の近傍には、移動ローラ170が配置さ
れている。移動ローラ170は板ばね172を介して軸
148に連結された構成となっており、この軸148す
なわち作動アーム146と共に回勤可能となっている。
れている。移動ローラ170は板ばね172を介して軸
148に連結された構成となっており、この軸148す
なわち作動アーム146と共に回勤可能となっている。
移動ローラ170は、通常は屈曲案内ローラ142に当
接し板ばね172の付勢力によって僅かにこれを押圧す
る状態となっているが、作動アーム146が第8図矢印
B方向へ回劾することによって屈曲案内ローラ142か
ら離間する方向へ移動するようになっている。したがっ
てこの場合には、剥離爪154の剥離部158によって
加熱ドラム116の外周から剥離され案内部160によ
って案内される感光材料16の移動軌跡内から離脱し感
光材料16の移動を可能としている。一方、作動アーム
146がカム130を乗り越え第8図矢印A方向へ回動
すると、屈曲案内ローラ142へ接近する方向へ移動す
るようになっている。したがってこの場合には、剥離爪
154の剥離部158によって加熱ドラム116の外周
から剥離され案内部160によって案内される感光材料
16は、移動ローラ170によって押圧されて屈曲案内
され、屈曲案内ローラ142に巻掛けられるようになっ
ている。
接し板ばね172の付勢力によって僅かにこれを押圧す
る状態となっているが、作動アーム146が第8図矢印
B方向へ回劾することによって屈曲案内ローラ142か
ら離間する方向へ移動するようになっている。したがっ
てこの場合には、剥離爪154の剥離部158によって
加熱ドラム116の外周から剥離され案内部160によ
って案内される感光材料16の移動軌跡内から離脱し感
光材料16の移動を可能としている。一方、作動アーム
146がカム130を乗り越え第8図矢印A方向へ回動
すると、屈曲案内ローラ142へ接近する方向へ移動す
るようになっている。したがってこの場合には、剥離爪
154の剥離部158によって加熱ドラム116の外周
から剥離され案内部160によって案内される感光材料
16は、移動ローラ170によって押圧されて屈曲案内
され、屈曲案内ローラ142に巻掛けられるようになっ
ている。
一方、剥離爪154上方の加熱ドラム116近傍には、
剥離ローラ174および剥離爪176が配置されており
、感光材料16と分離し加熱ドラム116と共に移動す
る受像材料108を加熱ドラム116の外周から剥すよ
うになっている。
剥離ローラ174および剥離爪176が配置されており
、感光材料16と分離し加熱ドラム116と共に移動す
る受像材料108を加熱ドラム116の外周から剥すよ
うになっている。
以上のような構成による熱現像転写部104は、全体と
して一つのユニットとして構成されており、機台12に
対し水塗布部62配設位置と反対方向(感材マガジン1
4や受材マガジン106と反対側)へ移動可能となって
いる。このため、感光材料16や受像材料108が搬送
の途中において詰まり(所謂ジャム)を生じた場合にも
、容易にこれを補修できるようになっている。
して一つのユニットとして構成されており、機台12に
対し水塗布部62配設位置と反対方向(感材マガジン1
4や受材マガジン106と反対側)へ移動可能となって
いる。このため、感光材料16や受像材料108が搬送
の途中において詰まり(所謂ジャム)を生じた場合にも
、容易にこれを補修できるようになっている。
また、熱現像転写部104は断熱材によって被われると
共に、その内周面は薄肉のアルミニウムプレートが張り
付けられている。このため、ハロゲンランプ132A,
132Bによる加熱ドラム116の昇温をし易くすると
共に、他の部分への熱伝達を防止している。
共に、その内周面は薄肉のアルミニウムプレートが張り
付けられている。このため、ハロゲンランプ132A,
132Bによる加熱ドラム116の昇温をし易くすると
共に、他の部分への熱伝達を防止している。
熱現像転写部104 (剥離爪154)の下方には、廃
棄感光材料収容箱178が配置されており、さらに、廃
棄感光材料収容箱178の入口にはカッタ180が配置
されている。加熱ドラム116外周から剥離され受像材
料108から分離された感光材料16は、このカツタ1
80によって細かく切断されて廃棄感光材料収容箱17
8内に集積されるようになっている。
棄感光材料収容箱178が配置されており、さらに、廃
棄感光材料収容箱178の入口にはカッタ180が配置
されている。加熱ドラム116外周から剥離され受像材
料108から分離された感光材料16は、このカツタ1
80によって細かく切断されて廃棄感光材料収容箱17
8内に集積されるようになっている。
また、熱現像転写部104 (剥離ローラ174)の近
傍には乾燥ファン182が配置されており、感光材料1
6と分離された後の受像材料108へ送風して乾燥させ
るようになっている。
傍には乾燥ファン182が配置されており、感光材料1
6と分離された後の受像材料108へ送風して乾燥させ
るようになっている。
剥離爪176によって加熱ドラム116の外周から剥離
された受像材料108は、トレイ184上に集積される
ようになっている。この場合、トレイ184は機台12
の前面側(第1図紙面手前側》に設けられており、受像
材料108を加熱ドラム116による搬送方向と直交す
る方向へ案内集積可能となっている。
された受像材料108は、トレイ184上に集積される
ようになっている。この場合、トレイ184は機台12
の前面側(第1図紙面手前側》に設けられており、受像
材料108を加熱ドラム116による搬送方向と直交す
る方向へ案内集積可能となっている。
次に本実施例の作用を説明する。
感材マガジン14からニツプローラ18によって引き出
された感光材料16は、カッタ20によって所定長さに
切断された後に露光部22へ搬送される。また、切断後
にはニツプローラ18が逆転し、引き出された感光材料
16が感材マガジン14に巻き戻される。このため、感
光材料16の先端部が無駄になることはなく、また不用
意に露光されることもない。
された感光材料16は、カッタ20によって所定長さに
切断された後に露光部22へ搬送される。また、切断後
にはニツプローラ18が逆転し、引き出された感光材料
16が感材マガジン14に巻き戻される。このため、感
光材料16の先端部が無駄になることはなく、また不用
意に露光されることもない。
切断後の感光材料16は、搬送ローラ24および搬送ロ
ーラ26によって搬送されて一旦露光部22を通過し、
分岐部32に至る。ここで、フラツパ−36が、二股に
分岐された感光材料l6の搬送経路のうち装置下方側に
位置する搬送経路に入り込んでこれを遮断し、これによ
って感光材料16を、フラツバ−36の装置上方側に位
置する搬送経路へ案内する。
ーラ26によって搬送されて一旦露光部22を通過し、
分岐部32に至る。ここで、フラツパ−36が、二股に
分岐された感光材料l6の搬送経路のうち装置下方側に
位置する搬送経路に入り込んでこれを遮断し、これによ
って感光材料16を、フラツバ−36の装置上方側に位
置する搬送経路へ案内する。
さらに、案内された感光材料16は反転部34にふいて
反転されてその感光(N光)面を上方へ向けた後に、再
び分岐部32 (フラッパ−36)から露光部22へ搬
送される。
反転されてその感光(N光)面を上方へ向けた後に、再
び分岐部32 (フラッパ−36)から露光部22へ搬
送される。
感光材料16が搬送ローラ26にニップされた時点でこ
の搬送ローラ゛26の駆動が一旦停止され、感光材料1
6は露光部22の直前で待機状態となる。
の搬送ローラ゛26の駆動が一旦停止され、感光材料1
6は露光部22の直前で待機状態となる。
一方、感光材料16が搬送される間に、原稿54のプレ
スキャンが行われる。
スキャンが行われる。
すなわち、まず、光源40が作動すると共に、反射ミラ
ー46が露光部22へ照射される画像光の光路内に侵入
した状態となって移動ミラー42A,42Bや固定ミラ
ー44を介して照射される光を略直角方向へ反射させる
。反射された光は光検出センサ56へ入射されて検知さ
れ、これによって、原稿5−4の画像の画像濃度(換言
すれば、原稿54の画像が印刷原稿的であるか、写真原
稿的であるか)が測定され、この測定値を基に色調整フ
ィルター(CCフィルター)および絞りスリット板52
の露光条件が設定される。
ー46が露光部22へ照射される画像光の光路内に侵入
した状態となって移動ミラー42A,42Bや固定ミラ
ー44を介して照射される光を略直角方向へ反射させる
。反射された光は光検出センサ56へ入射されて検知さ
れ、これによって、原稿5−4の画像の画像濃度(換言
すれば、原稿54の画像が印刷原稿的であるか、写真原
稿的であるか)が測定され、この測定値を基に色調整フ
ィルター(CCフィルター)および絞りスリット板52
の露光条件が設定される。
次いで、反射ミラー46が画像光の光路内から離脱する
と共に、光源40、移動ミラー42A142Bおよびレ
ンズユニット48がホームポジション(画像走査開始位
置)へ戻る。
と共に、光源40、移動ミラー42A142Bおよびレ
ンズユニット48がホームポジション(画像走査開始位
置)へ戻る。
ここで、再び搬送ローラ24および搬送ローラ26の駆
動が開始され、感光材料16は露光部22を1 0 0
mm/s e cの速度で通過する。この場合、露光部
22にはガイド板28および露光面ガラス30が配置さ
れているため、感光材料16は平面状となって(変形を
矯正されながら)両搬送ローラ間(露光部)を通過する
。
動が開始され、感光材料16は露光部22を1 0 0
mm/s e cの速度で通過する。この場合、露光部
22にはガイド板28および露光面ガラス30が配置さ
れているため、感光材料16は平面状となって(変形を
矯正されながら)両搬送ローラ間(露光部)を通過する
。
この感光材料16の搬送(N光部22の通過)と同時に
、光源40、移動ミラー42A、42Bおよびレンズユ
ニット48が原稿載置板50に沿って移動し、原稿載置
板50上に載置された原稿54へ光を照射しその反射像
光く画像光)が複数の固定ミラー44を介して露光部2
2に位置する感光材料16へ走査露光される。
、光源40、移動ミラー42A、42Bおよびレンズユ
ニット48が原稿載置板50に沿って移動し、原稿載置
板50上に載置された原稿54へ光を照射しその反射像
光く画像光)が複数の固定ミラー44を介して露光部2
2に位置する感光材料16へ走査露光される。
この場合、露光部22は冷却ファン58によって強制的
に冷却されているため、温度上昇による露光不良が起こ
ることはない。
に冷却されているため、温度上昇による露光不良が起こ
ることはない。
露光の開始すなわち搬送ローラ24、26の駆動が再開
されると、フランパー37が上方へ切替わり、これによ
って露光後の感光材料16は順次反転部60へ搬送され
る。さらに、感光材料16は反転部60で反転され(す
なわち、画像露光面が下方へ向けられ)だ後に搬送ロー
ラ29、31、33、35によって水塗布部62へ送り
込まれる。
されると、フランパー37が上方へ切替わり、これによ
って露光後の感光材料16は順次反転部60へ搬送され
る。さらに、感光材料16は反転部60で反転され(す
なわち、画像露光面が下方へ向けられ)だ後に搬送ロー
ラ29、31、33、35によって水塗布部62へ送り
込まれる。
水塗布部62では、反転部60から搬送された感光材料
16が感材センサ74によって検出されると、搬送ロー
ラ29、31、33、35の搬送速度が減速すると共に
供給ローラ66およびスクイズローラ68が駆動し、こ
れによって、感光材料1・6がガイド板70と塗布タン
ク64との間へ送り込まれ、さらに、スクイズローラ6
8によって扶持搬送される。ここで、塗布タンク64内
にはポンプ80の駆動によって補充タンク86内の水が
充填(補充)されており、したがって、供給ローラ66
によってガイド板70と塗布タンク64との間へ送り込
まれた感光材料16に水が塗布され、さらに、スクイズ
ローラ68によって余分な水が除去されながら水塗布部
62を通過する。
16が感材センサ74によって検出されると、搬送ロー
ラ29、31、33、35の搬送速度が減速すると共に
供給ローラ66およびスクイズローラ68が駆動し、こ
れによって、感光材料1・6がガイド板70と塗布タン
ク64との間へ送り込まれ、さらに、スクイズローラ6
8によって扶持搬送される。ここで、塗布タンク64内
にはポンプ80の駆動によって補充タンク86内の水が
充填(補充)されており、したがって、供給ローラ66
によってガイド板70と塗布タンク64との間へ送り込
まれた感光材料16に水が塗布され、さらに、スクイズ
ローラ68によって余分な水が除去されながら水塗布部
62を通過する。
なおこの場合、塗布タンク64の底部およびガイド板7
0の下面には、複数列のリブ76が感光材料16の搬送
方向に対し傾斜して形成されているため、感光材料16
がガイド板70と塗布タンク64との間を通過する際の
摩擦抵抗が減少されると共に、感光材料l6の一定位置
に傷が付くことが防止される。
0の下面には、複数列のリブ76が感光材料16の搬送
方向に対し傾斜して形成されているため、感光材料16
がガイド板70と塗布タンク64との間を通過する際の
摩擦抵抗が減少されると共に、感光材料l6の一定位置
に傷が付くことが防止される。
またさらに、塗布タンク64の底部外周にはヒータ10
2が取りつけられて塗布タンク64内に充填された水を
35±2℃に昇温させるようになっているため、塗布タ
ンク64を通過する感光材料16の乳剤面への水の浸透
量(浸潤量)が多くなり確実に飽和量に達する。
2が取りつけられて塗布タンク64内に充填された水を
35±2℃に昇温させるようになっているため、塗布タ
ンク64を通過する感光材料16の乳剤面への水の浸透
量(浸潤量)が多くなり確実に飽和量に達する。
水塗布部62において画像形成用溶媒としての水が塗布
された感光材料16は、スクイズローラ68によって熱
現像転写部104へ送り込まれる。
された感光材料16は、スクイズローラ68によって熱
現像転写部104へ送り込まれる。
一方、受像材料108も受材マガジン106からニツプ
ローラ110によって引き出されカッタ112によって
所定長さに切断された後に、搬送ローラ114によって
搬送されて熱現像転写部104へ送り込まれる。また、
切断後にはニップローラ110によるニップが解除され
、受像材料108の先端部(画像形成面)が長時間ニッ
プされることによる変形が防止される。
ローラ110によって引き出されカッタ112によって
所定長さに切断された後に、搬送ローラ114によって
搬送されて熱現像転写部104へ送り込まれる。また、
切断後にはニップローラ110によるニップが解除され
、受像材料108の先端部(画像形成面)が長時間ニッ
プされることによる変形が防止される。
熱現像転写部104では、加熱ドラム116外周と貼り
合わせローラ120との間に感光材料16及び受像材料
108が送り込まれる。
合わせローラ120との間に感光材料16及び受像材料
108が送り込まれる。
この場合、この貼り合わせローラ120と水塗布部62
のスクイズローラ68との間にはガイド板70が配置さ
れており、スクイズローラ68から送られる感光材料1
6は確実に貼り合わせローラ120へ案内される。また
、貼り合わせローラ120と受像材料108の搬送ロー
ラ114との間にはブレードガイド124が配置きれて
おり、受像材料108も確実に貼り合わせローラ120
へ案内される。さらに、貼り合わせローラ120へ送り
込まれる感光材料16と受像材料108には、バックテ
ンションが作用しているため、皺が発生することなく送
り込まれる。
のスクイズローラ68との間にはガイド板70が配置さ
れており、スクイズローラ68から送られる感光材料1
6は確実に貼り合わせローラ120へ案内される。また
、貼り合わせローラ120と受像材料108の搬送ロー
ラ114との間にはブレードガイド124が配置きれて
おり、受像材料108も確実に貼り合わせローラ120
へ案内される。さらに、貼り合わせローラ120へ送り
込まれる感光材料16と受像材料108には、バックテ
ンションが作用しているため、皺が発生することなく送
り込まれる。
さらにここで、熱現像転写部104へ搬送される感光材
料16は、その先端部が加熱ドラム116に形成された
縦溝128の中央部に位置するように貼り合わせローラ
120と加熱ドラム116との間に送り込まれ、また、
受像材料108は感光材料16の搬送に同期し、感光材
料16が所定長さ(本実施例においては20mm)先行
した状態で貼り合わせローラ120と加熱ドラム116
との間に送り込まれて重ね合わされる。
料16は、その先端部が加熱ドラム116に形成された
縦溝128の中央部に位置するように貼り合わせローラ
120と加熱ドラム116との間に送り込まれ、また、
受像材料108は感光材料16の搬送に同期し、感光材
料16が所定長さ(本実施例においては20mm)先行
した状態で貼り合わせローラ120と加熱ドラム116
との間に送り込まれて重ね合わされる。
さらにこの場合、受像材料108は感光材料16よりも
幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも小さい寸法(
特に、幅方向寸法は4%以上小さい寸法)となっている
ため、第2図に示す如く、感光材料16の周辺部は四辺
とも受像材料108の周辺部から突出した状態で重ね合
わせられる。
幅方向寸法および長手方向寸法がいずれも小さい寸法(
特に、幅方向寸法は4%以上小さい寸法)となっている
ため、第2図に示す如く、感光材料16の周辺部は四辺
とも受像材料108の周辺部から突出した状態で重ね合
わせられる。
またここで、加熱ドラム116の外周には横溝126が
形成されて加熱ドラム116と貼り合わせローラ120
との圧接を部分的に解除するため、感光材料16及び受
像材料108への不要な水の付着が防止される。
形成されて加熱ドラム116と貼り合わせローラ120
との圧接を部分的に解除するため、感光材料16及び受
像材料108への不要な水の付着が防止される。
すなわち、例えば加熱ドラム116による画像形成処理
を連続して行う場合に、感光材料16の裏面等に付着し
た水が貼り合わせローラ120によって重ね合わされる
ことにより絞り出され、第11図(A)に示す如く貼り
合わせローラ120と加熱ドラム116との間でビード
状となって停留する。このため、引き続き進入した受像
材料108に不要な水が付着することになり変形やムラ
を生じる。しかしながら加熱ドラム116の外周に横溝
126を形成することにより、この横溝126が貼り合
わせローラ120と対向する際には第11図(B)に示
す如く加熱ドラム116と貼り合わせローラ120との
圧接が解除され、これによって、ビード状に停留してい
た水はその表面張力によって一部は加熱ドラム116へ
また他の一部は貼り合わせローラ120へ付着して移動
する。このため、加熱ドラム116及び貼り合わせロー
ラ120の回転に伴って自然蒸発すると共に拭取り布1
21によって拭き取られて除去される。
を連続して行う場合に、感光材料16の裏面等に付着し
た水が貼り合わせローラ120によって重ね合わされる
ことにより絞り出され、第11図(A)に示す如く貼り
合わせローラ120と加熱ドラム116との間でビード
状となって停留する。このため、引き続き進入した受像
材料108に不要な水が付着することになり変形やムラ
を生じる。しかしながら加熱ドラム116の外周に横溝
126を形成することにより、この横溝126が貼り合
わせローラ120と対向する際には第11図(B)に示
す如く加熱ドラム116と貼り合わせローラ120との
圧接が解除され、これによって、ビード状に停留してい
た水はその表面張力によって一部は加熱ドラム116へ
また他の一部は貼り合わせローラ120へ付着して移動
する。このため、加熱ドラム116及び貼り合わせロー
ラ120の回転に伴って自然蒸発すると共に拭取り布1
21によって拭き取られて除去される。
したがって、感光材料16及び受像材料108が進入す
る以前に不要な水の停留が解消されることになり、引き
続き進入する受像材料108に不要な水が付着すること
が無くなり変形やムラが防止される。
る以前に不要な水の停留が解消されることになり、引き
続き進入する受像材料108に不要な水が付着すること
が無くなり変形やムラが防止される。
貼り合わせローラ120によって重ね合わされた感光材
料16と受像材料108とは、重ね合わせた状態のまま
で加熱ドラム116と無端圧接ベルト118との開で挟
持され、加熱ドラム116のほぼ1/2周(巻き掛けロ
ーラ134と巻き掛けローラ140の間)に渡って搬送
される。
料16と受像材料108とは、重ね合わせた状態のまま
で加熱ドラム116と無端圧接ベルト118との開で挟
持され、加熱ドラム116のほぼ1/2周(巻き掛けロ
ーラ134と巻き掛けローラ140の間)に渡って搬送
される。
感光材料16はこの扶持搬送時において加熱されると、
可動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料10
8の色素固定層に転写されて画像が得られる。
可動性の色素を放出し、同時にこの色素が受像材料10
8の色素固定層に転写されて画像が得られる。
この場合、無端圧接ベルト118はモータ194に連結
された巻き掛けローラ140によって直接駆動されて回
転するため、確実に所定の速度で回転する。さらに、加
熱ドラム116は回転駆動力に対する抵抗が小さくまた
広い範囲で無端圧接ベルト118が圧接しているため、
摩擦力による無端圧接ベルト118からの回転力の伝達
が確実に行われる(回転力の一部がロスされることなく
伝達される)。したがって、無端圧接ベルト118と加
熱ドラム116との間においで回転速度の差が生じるこ
とがない。
された巻き掛けローラ140によって直接駆動されて回
転するため、確実に所定の速度で回転する。さらに、加
熱ドラム116は回転駆動力に対する抵抗が小さくまた
広い範囲で無端圧接ベルト118が圧接しているため、
摩擦力による無端圧接ベルト118からの回転力の伝達
が確実に行われる(回転力の一部がロスされることなく
伝達される)。したがって、無端圧接ベルト118と加
熱ドラム116との間においで回転速度の差が生じるこ
とがない。
このため、無端圧接ベルト118と加熱ドラム116と
によって扶持搬送される感光材料16と受像材料108
との間に剪断力が生じて両材料がずれることが無く、画
像むら(転写ずれ)が発生することが無く良好な画像が
得られる。
によって扶持搬送される感光材料16と受像材料108
との間に剪断力が生じて両材料がずれることが無く、画
像むら(転写ずれ)が発生することが無く良好な画像が
得られる。
さらに、第3図に示す如く、無端圧接ベルト118と加
熱ドラム116とによって扶持される感光材料16及び
受像材料108のうち、加熱ドラム116に対し外側に
位置する感光材料16の幅方向両端部は、内側に位置す
る受像材料108幅方向両端部から、4%以上突出して
重ね合わされているため、この突出部分が加熱ドラム1
16の外周に密着される。したがって、内側に位置する
受像材料108は外側に位置する感光材料16によって
包み込まれるようにして保持されることになる。
熱ドラム116とによって扶持される感光材料16及び
受像材料108のうち、加熱ドラム116に対し外側に
位置する感光材料16の幅方向両端部は、内側に位置す
る受像材料108幅方向両端部から、4%以上突出して
重ね合わされているため、この突出部分が加熱ドラム1
16の外周に密着される。したがって、内側に位置する
受像材料108は外側に位置する感光材料16によって
包み込まれるようにして保持されることになる。
ここで、第12図に示す如く、感光材料16の幅方向両
端の突出部分は、大きくなるほど摩擦力も増加する。さ
らに本発明者の実験により、感光材料16と受像材料1
08との間の画像転写ずれを許容範囲内とするためには
、この摩擦力をほぼ1.5kg以上とする必要があるこ
とが判明した。この場合、感光材料16の幅方向両端の
突出部分が4%未満であれば、感光材料16と受像材料
108との間に大きな剪断力が作用した場合に両材料が
ずれてしまい、このため画像むら(転写ずれ)が発生す
る。
端の突出部分は、大きくなるほど摩擦力も増加する。さ
らに本発明者の実験により、感光材料16と受像材料1
08との間の画像転写ずれを許容範囲内とするためには
、この摩擦力をほぼ1.5kg以上とする必要があるこ
とが判明した。この場合、感光材料16の幅方向両端の
突出部分が4%未満であれば、感光材料16と受像材料
108との間に大きな剪断力が作用した場合に両材料が
ずれてしまい、このため画像むら(転写ずれ)が発生す
る。
しかしながら、本実施例においては、感光材料16の幅
方向両端部を受像材料108幅方向両端部から4%以上
突出させているため、必要摩擦力が確保され、両材料は
強固に密着している。このため、仮に無端圧接ベルト1
18と加熱ドラム116との間において回転速度の僅か
な差が生じて両材料間に剪断力が作用した場合であって
も、両材料は強固に密着したままでずれることが無く、
したがって転写ずれのない良質の画像が得られる。
方向両端部を受像材料108幅方向両端部から4%以上
突出させているため、必要摩擦力が確保され、両材料は
強固に密着している。このため、仮に無端圧接ベルト1
18と加熱ドラム116との間において回転速度の僅か
な差が生じて両材料間に剪断力が作用した場合であって
も、両材料は強固に密着したままでずれることが無く、
したがって転写ずれのない良質の画像が得られる。
またさらに、無端圧接ベルト118は導電性を有してい
るので、加熱ドラム116と無端圧接ベルト118ある
いは感光材料l6や受像材料108との摩擦による静電
気の発生が防止され、受像材料108に得られる画像に
カブリが発生することもない。
るので、加熱ドラム116と無端圧接ベルト118ある
いは感光材料l6や受像材料108との摩擦による静電
気の発生が防止され、受像材料108に得られる画像に
カブリが発生することもない。
ここで、感光材料16と受像材料108とが扶持搬送さ
れる間(すなわち加熱転写処理の間)においては、剥離
爪154の案内孔164内に嵌入するピン166が、軸
148に連結された捩じりスプリング152の付勢力に
よって案内孔164の前方側(剥離部158側)の端部
に位置しており、これによって、剥離爪154を保持し
剥離部158が加熱ドラム116の外周から離間した状
態としている(第9図図示状態)。
れる間(すなわち加熱転写処理の間)においては、剥離
爪154の案内孔164内に嵌入するピン166が、軸
148に連結された捩じりスプリング152の付勢力に
よって案内孔164の前方側(剥離部158側)の端部
に位置しており、これによって、剥離爪154を保持し
剥離部158が加熱ドラム116の外周から離間した状
態としている(第9図図示状態)。
その後、感光材料16と受像材料108とが扶持搬送さ
れ加熱ドラム116の下部に達すると、受像材料108
よりも所定長さ先行して搬送される感光材料16の先端
部に剥離爪154の剥離部158が係合し、感光材料1
6の先端部を加熱ドラム116の外周から剥離させる。
れ加熱ドラム116の下部に達すると、受像材料108
よりも所定長さ先行して搬送される感光材料16の先端
部に剥離爪154の剥離部158が係合し、感光材料1
6の先端部を加熱ドラム116の外周から剥離させる。
すなわち、加熱ドラム116が回転してカム130が所
定位置に達すると、作動アーム146の係合ローラ15
0がカム130に当接して押圧され、加熱ドラム116
の回転に伴って第8図矢印B方向へ回動する。
定位置に達すると、作動アーム146の係合ローラ15
0がカム130に当接して押圧され、加熱ドラム116
の回転に伴って第8図矢印B方向へ回動する。
これに伴って、ピン166が剥離爪154の案内孔16
4の後方側の端部(軸148方向)へ移動し、これによ
って、剥離爪154の保持が徐々に解除され、剥離爪1
54は引張りスプリング162の付勢力によって剥離部
158が加熱ドラム116の外周に接近する方向(第8
図矢印C方向)へ移動し、剥離部158が縦溝128内
に入り込む。
4の後方側の端部(軸148方向)へ移動し、これによ
って、剥離爪154の保持が徐々に解除され、剥離爪1
54は引張りスプリング162の付勢力によって剥離部
158が加熱ドラム116の外周に接近する方向(第8
図矢印C方向)へ移動し、剥離部158が縦溝128内
に入り込む。
またさらに、作動アーム146の回動に伴って移動ロー
ラ170が回動し、屈曲案内ローラ142から離間する
(第10図図示状態)。
ラ170が回動し、屈曲案内ローラ142から離間する
(第10図図示状態)。
剥離爪154の剥離部158が縦a128内に嵌人する
と、無端圧接ベルト118と加熱ドラム116との間で
扶持搬送される感光材料16と受像材料1,08のうち
、所定長さ先行した状態で重ね合わされた感光材料16
の先端部のみに係合し、この先端部を加熱ドラム116
の外周から剥離させる。さらに、剥離された感光材料1
6は、案内部160によって案内される。
と、無端圧接ベルト118と加熱ドラム116との間で
扶持搬送される感光材料16と受像材料1,08のうち
、所定長さ先行した状態で重ね合わされた感光材料16
の先端部のみに係合し、この先端部を加熱ドラム116
の外周から剥離させる。さらに、剥離された感光材料1
6は、案内部160によって案内される。
この場合、剥離爪154の剥離部158が縦溝128内
に入り込んだ状態では、剥離部158は加熱ドラム外周
面よりも内側すなわち感光材料16と加熱ドラム116
の密着面よりも内側に位置するので、剥離部158と加
熱ドラム116との間に感光材料16が入り込むことが
無く、この感光材料16を加熱ドラム116の外周から
確実に剥離することができる。
に入り込んだ状態では、剥離部158は加熱ドラム外周
面よりも内側すなわち感光材料16と加熱ドラム116
の密着面よりも内側に位置するので、剥離部158と加
熱ドラム116との間に感光材料16が入り込むことが
無く、この感光材料16を加熱ドラム116の外周から
確実に剥離することができる。
またこの場合、移動ローラ170は屈曲案内ローラ14
2から離間しているので、剥離爪154の剥離部158
によって加熱ドラム116の外周から剥離され案内部1
60によって案内される感光材料16の移動軌跡内から
離脱しており、感光材料16の移動を阻止することは無
い。
2から離間しているので、剥離爪154の剥離部158
によって加熱ドラム116の外周から剥離され案内部1
60によって案内される感光材料16の移動軌跡内から
離脱しており、感光材料16の移動を阻止することは無
い。
加熱ドラム116がさらに回転し、係合ローラ150が
カム130を乗り越えると、捩じりスプリング152の
付勢力によって作動アーム146が第8図矢印八方向へ
回動し再び元の位置に戻る。
カム130を乗り越えると、捩じりスプリング152の
付勢力によって作動アーム146が第8図矢印八方向へ
回動し再び元の位置に戻る。
このため、ビン166が引張りスプリング162の付勢
力に抗して剥離爪1540案内孔164の前方側゛(剥
離部158側)の端部へ移動し、これによって、剥離爪
154を第8図矢印D方向へ回動させて剥離部158を
縦溝128から離脱させ、加熱ドラム116の外周から
離間した状態で保持する。
力に抗して剥離爪1540案内孔164の前方側゛(剥
離部158側)の端部へ移動し、これによって、剥離爪
154を第8図矢印D方向へ回動させて剥離部158を
縦溝128から離脱させ、加熱ドラム116の外周から
離間した状態で保持する。
さらにこれと同時に、作動アーム146の回動に伴って
、移動ローラ170が屈曲案内ローラ142へ接近する
方向へ移動する。したがって、剥離爪154の剥離部1
58によって加熱ドラム116の外周から剥離され案内
部160によって案内される感光材料16は、移動ロー
ラ170によって押圧されて屈曲案内され、屈曲案内ロ
ーラ142に巻掛けられる。
、移動ローラ170が屈曲案内ローラ142へ接近する
方向へ移動する。したがって、剥離爪154の剥離部1
58によって加熱ドラム116の外周から剥離され案内
部160によって案内される感光材料16は、移動ロー
ラ170によって押圧されて屈曲案内され、屈曲案内ロ
ーラ142に巻掛けられる。
移動ローラ170によって下方へ屈曲され屈曲案内ロー
ラ142に巻掛けらだ感光材料16は、この屈曲案内ロ
ーラ142と移動ローラ170とによって下方へ扶持搬
送される。
ラ142に巻掛けらだ感光材料16は、この屈曲案内ロ
ーラ142と移動ローラ170とによって下方へ扶持搬
送される。
さらにこの感光材料16は、カツタ180によって細か
く切断されて廃棄感光材料収容箱178内に集積される
。
く切断されて廃棄感光材料収容箱178内に集積される
。
一方、感光材料16と分離し加熱ドラム116に密着さ
れたままの状態で移動する受像材料108は、加熱ドラ
ム116とその外周から離間した状態となっている剥離
爪176との間を経て移動し、剥離ローラ174へ送ら
れる。
れたままの状態で移動する受像材料108は、加熱ドラ
ム116とその外周から離間した状態となっている剥離
爪176との間を経て移動し、剥離ローラ174へ送ら
れる。
さらにここで、剥離ローラ174および剥離爪176に
よって加熱ドラム116の外周から剥されて、トレイ1
84上に集積される。
よって加熱ドラム116の外周から剥されて、トレイ1
84上に集積される。
このように本実施例においては、無端圧接ベルト118
と加熱ドラム116とによって扶持される感光材料16
及び受像材料108のうち、加熱ドラム116に対し外
側に位置する感光材料160幅方向両端部は、内側に位
置する受像材料108幅方向両端部から、4%以上突出
して重ね合わされ、この突出部分が加熱ドラム116の
.外周に密着されているため、内側に位置する受像材料
108は外側に位置する感光材料16によって包み込ま
れるようにして保持されることになり、画材料は強固に
密着してずれることが無い。したがって、仮に無端圧接
ベルト118と加熱ドラム116との間において回転速
度の僅かな差が生じた場合であっても、画像むら(転写
ずれ)のない良質の画像が得られる。
と加熱ドラム116とによって扶持される感光材料16
及び受像材料108のうち、加熱ドラム116に対し外
側に位置する感光材料160幅方向両端部は、内側に位
置する受像材料108幅方向両端部から、4%以上突出
して重ね合わされ、この突出部分が加熱ドラム116の
.外周に密着されているため、内側に位置する受像材料
108は外側に位置する感光材料16によって包み込ま
れるようにして保持されることになり、画材料は強固に
密着してずれることが無い。したがって、仮に無端圧接
ベルト118と加熱ドラム116との間において回転速
度の僅かな差が生じた場合であっても、画像むら(転写
ずれ)のない良質の画像が得られる。
なお本実施例においては、無端圧接ベルト118が、モ
ータ194の回転駆動力を与えられた巻掛けローラ14
0によって回転され、さらに、この無端圧接ベルト11
8の回転力が加熱ドラム116との間の摩擦力によって
伝達されて加熱ドラム116が従動的に回転される構成
としたが、これに限らず、加熱ドラム116にモータ1
94の回転駆動力を与えて回転させ、さらに、この加熱
ドラム116の回転力が摩擦力によって伝達されて無端
圧接ベルト118が従動的に回転される構成としてもよ
い。
ータ194の回転駆動力を与えられた巻掛けローラ14
0によって回転され、さらに、この無端圧接ベルト11
8の回転力が加熱ドラム116との間の摩擦力によって
伝達されて加熱ドラム116が従動的に回転される構成
としたが、これに限らず、加熱ドラム116にモータ1
94の回転駆動力を与えて回転させ、さらに、この加熱
ドラム116の回転力が摩擦力によって伝達されて無端
圧接ベルト118が従動的に回転される構成としてもよ
い。
また、本実施例においては、画像記録材料として感光材
料16と受像材料108とを用い、感光材料16を受像
材料108の外側に位置するようにして搬送させる構成
としたが、これに限らず、感光材料16が内側に位置し
て搬送される場合であっても適用可能であり、さらに、
これらの材料に限らず他のシート状の画像記録材料であ
っても適用可能である。
料16と受像材料108とを用い、感光材料16を受像
材料108の外側に位置するようにして搬送させる構成
としたが、これに限らず、感光材料16が内側に位置し
て搬送される場合であっても適用可能であり、さらに、
これらの材料に限らず他のシート状の画像記録材料であ
っても適用可能である。
[発明の効果]
以上説明した如く本発明に係る画像記録装置は、ドラム
とこのドラムの外周一部に圧接する無端圧接ベルトとの
間に回転速度差が生じた場合であっても、ドラムの外周
へ巻付けられた感光材料あるいは受像材料等の画像記録
材料を重ね合わせた状態のままで扶持搬送してむら(転
写ずれ)の無い画像を形成することができる効果を有す
る。
とこのドラムの外周一部に圧接する無端圧接ベルトとの
間に回転速度差が生じた場合であっても、ドラムの外周
へ巻付けられた感光材料あるいは受像材料等の画像記録
材料を重ね合わせた状態のままで扶持搬送してむら(転
写ずれ)の無い画像を形成することができる効果を有す
る。
第1図は本発明の実施例に係る画像記録装置の概略構成
図、第2図は感光材料と受像材料の重ね合わせ状態を示
す平面図、第3図は感光材料と受像材料の密着状態を示
す加熱ドラム及び無端圧接ベルトの部分断面図、第4図
は本発明の実施例に係る加熱ドラムの斜視図、第5図は
本発明の実施例に係る水塗布部の構成図、第6図(A)
は本発明の実施例に係るガイド板の裏面図、第6図(B
)はガイド板の横断面図、第7図は本発明の実施例に係
る巻掛けローラおよびその周辺部品を示す斜視図、第8
図は剥離爪$よびその周辺部品を示す斜視図、第9図及
び第10図は剥離爪の作動状態を示す側面図、第11図
(A)及び第11図(B)は加熱ドラムと貼り合わせロ
ーラとの間に停留する水の状態を示す概略側面図、第1
2図は感光材料と受像材料の幅方向寸法比と摩擦力との
関係を示す線図である。 10・・・画像記録装置、 16・・・感光材料、 104・・・熱現像転写部、 108・・・受像材料、 116・・・加熱ドラム、 118・・・無端圧接ベルト。
図、第2図は感光材料と受像材料の重ね合わせ状態を示
す平面図、第3図は感光材料と受像材料の密着状態を示
す加熱ドラム及び無端圧接ベルトの部分断面図、第4図
は本発明の実施例に係る加熱ドラムの斜視図、第5図は
本発明の実施例に係る水塗布部の構成図、第6図(A)
は本発明の実施例に係るガイド板の裏面図、第6図(B
)はガイド板の横断面図、第7図は本発明の実施例に係
る巻掛けローラおよびその周辺部品を示す斜視図、第8
図は剥離爪$よびその周辺部品を示す斜視図、第9図及
び第10図は剥離爪の作動状態を示す側面図、第11図
(A)及び第11図(B)は加熱ドラムと貼り合わせロ
ーラとの間に停留する水の状態を示す概略側面図、第1
2図は感光材料と受像材料の幅方向寸法比と摩擦力との
関係を示す線図である。 10・・・画像記録装置、 16・・・感光材料、 104・・・熱現像転写部、 108・・・受像材料、 116・・・加熱ドラム、 118・・・無端圧接ベルト。
Claims (1)
- (1)ドラムと、このドラムの外周一部に圧接する無端
圧接ベルトと、を備え、異なる二枚の画像記録材料を前
記ドラムの回転に伴ってその外周に密着して巻き付け前
記無端圧接ベルトとの間で挟持搬送して面像記録処理を
行う画像記録装置であって、 前記画像記録材料のうち前記ドラムに対し外側に位置す
る面像記録材料のドラム軸線方向に沿った幅方向寸法を
、内側に位置する画像記録材料のドラム軸線方向に沿っ
た幅方向寸法よりも4%以上長く形成して、内側に位置
する面像記録材料の幅方向両側から突出して重ね合わせ
、 かつ、この外側に位置する画像記録材料の突出部分を前
記ドラムの外周に密着させることを特徴とした画像記録
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5435889A JPH02234160A (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5435889A JPH02234160A (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02234160A true JPH02234160A (ja) | 1990-09-17 |
Family
ID=12968412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5435889A Pending JPH02234160A (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02234160A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03110561A (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62249163A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP5435889A patent/JPH02234160A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62249163A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03110561A (ja) * | 1989-09-25 | 1991-05-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像記録装置 |
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