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JPH02233162A - スプレーガン吐出量制御装置 - Google Patents

スプレーガン吐出量制御装置

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Publication number
JPH02233162A
JPH02233162A JP5327389A JP5327389A JPH02233162A JP H02233162 A JPH02233162 A JP H02233162A JP 5327389 A JP5327389 A JP 5327389A JP 5327389 A JP5327389 A JP 5327389A JP H02233162 A JPH02233162 A JP H02233162A
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JP
Japan
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paint
nozzle
pressure
needle valve
flow rate
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Application number
JP5327389A
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English (en)
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JP2694997B2 (ja
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Toshio Domoto
堂本 敏雄
Hiroyuki Hosobuchi
細渕 弘行
Akira Takeyama
竹山 亮
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TOKYO SILICONE KK
Original Assignee
TOKYO SILICONE KK
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Publication date
Application filed by TOKYO SILICONE KK filed Critical TOKYO SILICONE KK
Priority to JP5327389A priority Critical patent/JP2694997B2/ja
Publication of JPH02233162A publication Critical patent/JPH02233162A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塗料タンクに導管を介して連通されかつニー
ドル弁により開閉可能なノズルから塗料を吐出させると
共にノズル近傍で空気と混合させて塗料を噴霧させるス
プレーガンからの塗料の吐出量を制御するスプレーガン
吐出量制御装置に関する。
〔従来技術〕
従来のスプレーガンにおける吐出量の制御は、手動でノ
ズルの開度をニードル弁により調節したり、スプリング
式のレギュレー夕を調節している。
この調節手順は、まず塗料の吐出を一旦停止、すなわち
作業を一時中断した後作業員が塗装の仕上がり具合等か
ら経験や勘に基づいてニードル弁又はレギュレータを操
作して吐出量を調節している。
ところが、このような調整では操作する作業員により異
なり、精度が悪い。また、外気や塗料自体の温度変化に
よる塗料粘度の変化に対して迅速かつ正確な調節は不可
能に近い。また、塗料系の堆積による圧力損失において
も同様に手動でニードル弁又はレギュレー夕を調節して
いるため、精度が悪い。さらに、ニードル弁の手動によ
る調節は、粗い制御となるため、吐出量を確認する場合
は、塗装作業を中断して吐出量を実測するか、あるいは
塗装作業を中断しない場合は被塗装物への付着液膜をウ
エツ}(Wet)で測定しなければならず、精度が悪い
。従って、精度を向上させるためには付着液膜を乾燥さ
せてから実測する必要がある。
また、従来の他の例として、前記ニードル弁の調節及び
レギュレー夕の調節の両方を装備し、その何れか一方を
固定して他方を自動的に制御しているものがある。これ
により、作業員の経験や勘に頼ることがなく、吐出量を
調節することができるので、精度及び作業性が向上され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような制御では塗料の堆積を防止
できず、応答性や制御精度が密でないため、作業員の監
視が常に必要であり、無人化することはできない。また
、始業時にニードル弁によるノズルの開度又は塗料タン
ク内の圧力の何れか一方を手動で設定しておかなければ
ならないため、作業が煩雑となる。このような作業は、
例えば塗装作業を一時的に中断した後の、再開時にも必
要となるため、一時中断前後で塗料の吐出量が変動する
ことがあり、被塗装物への塗装に悪影響を与えることに
なる。
さらに、1日の作業で温度変化が生じるとその温度変化
による塗料の粘度が変化する。特に始業時(一般に朝)
では温度が低く、塗料粘度は高いが経時的に温度は上昇
し、塗料粘度が下がってるため、当初の吐出量よりも増
加することになる。
このような、吐出量の増加は被塗装物への塗装の膜厚を
増加させることになるため、不良の原因となる。
また、分散性の悪い塗料を適用した場合は、温度変化が
少ない場合においても堆積物が生成され圧力損失を生じ
ることになり、このような場合は吐出量が減少すること
なる。このため、被塗装物への塗装の膜厚が減少し、不
良の原因となる。
本発明は上記事実を考慮し、作業員の監視を必要とせず
自動的に常に安定した吐出量を維持することができるス
プレーガン吐出量制御装誼を得ることが目的である。
また、上記目的に加え、塗装作業の中断前後で安定した
吐出量を得ることができるスプレーガン吐出量制御装置
を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)に記載の発明では、塗料タンクに導管を介
して連通されかつニードル弁により開閉可能なノズルか
ら塗料を吐出させると共にノズル近傍で空気と混合させ
て塗料を噴霧させるスプレーガンからの塗料の吐出量を
制御するスプレーガン吐出量制御装置であって、前記ニ
ードル弁を駆動させノズルの開度を変更させるニードル
弁駆動手役と、前記塗料タンク内の圧力を制御する圧力
制御器と、前記導管内を流れる塗料の流量を検出する流
量検出器と、前記ニードル弁駆動手段を制御してノズル
を所定の開度とすると共に前記流量検出器による検出値
に応じて圧力制御器を制御して前記ノズルからの塗料の
吐出量を制御する制御手段と、を有している。
請求項(2)に記載の発明では、前記圧力制御器により
塗料タンク内の圧力が所定以上となった場合に前記ニー
ドル弁駆動手段を制御してノズルの開度を増加させるこ
とを特徴としている。
請求項(3)に記載の発明では、前記ノズルがニードル
弁により閉じられた場合に前記塗料タンク内の圧力を前
記閉じられる直前の圧力に保持する保持手段を備えてい
ることを特徴としている。
〔作用〕
ニードル弁が駆動され、ノズルが所定の開度で開放され
ると、塗料タンク内が加圧されているので、塗料は導管
を通ってノズルから吐出される。
この吐出量は流量検出器で検出され、制御手段ではこの
検出値に応じて圧力制御器を制御して塗料タンク内の圧
力を変更させる。例えば、所望の吐出量よりも検出値の
方が高い場合は、塗料タンク内の圧力を低下させること
により、吐出量は減少し、所望の吐出量とすることがで
きる。また、検出値の方が低い場合は塗料タンク内の圧
力を増加させることにより吐出量が増加し、所望の吐出
量とすることができる。
このように、塗料タンク内の圧力を制御してノズルから
の吐出量を制御しているので、制御が密となり安定した
吐出量を得ることができる。また、実際の流量を検出し
ているので、温度変化や堆積等に対しても応答性が良く
、精度が向上する。
請求項(2)の発明では、塗装タンク内の圧力のみの制
御ではなく、ニードル弁によるノズルの開度を調節して
いる。すなわち、ノズルの開度が安定し、その間度を保
持しつつ圧力制御を行っている際に、塗料の堆積等で圧
力が常に増加され、所定の圧力以上となると、ニードル
弁駆動手段を制御してニードル弁を駆動させ、ノズルの
開度を大きくする。これにより、吐出量は増加するので
、この吐出量の増加分だけ圧力を低下させることができ
る。このように、塗装タンク内の圧力とノズルの開度と
の両方で塗料の吐出量を制御することにより、安定した
吐出量を得ることができると共に塗装タンク内の過度の
圧力増加を防止することができる。
請求項(3)の発明では、塗装作業が一時的に中断した
場合、この中断前の塗装タンク内の圧力を保持している
ので、塗装作業の再開時には中断前と同一の条件で即塗
装作業を行うことができる。
〔実施例〕
第1図には本実施例に係るスプレーガン吐出制御装置1
0の概略構造が示されている。
塗料12が蓄積された塗料タンク14は密封されており
、この塗料タンク14内には、その上端面から導管16
が挿入されている。導管16の先端開口部は塗料タンク
14の底面近傍に配置されており、塗料タンク14内の
加圧により、塗料12が導管16内へと送り込み、スプ
レーガン18へと案内されるようになっている。
塗料タンク14内の加圧は空気供給管20を介して塗料
タンク14内と連通された圧力制御器としての電一空変
換器22によりなされている。この電一空変換器22は
、コンプレツサ24と連通・されており、図示しない弁
の開閉により空気を塗料タンク14内へと送り込むこと
ができるようになっている。コンブレツサ24は常に一
定の圧力で空気を供給できるように図示しない圧力調整
弁で制御されている。
弁は制御装置28からの電気信号により作動されるよう
になっており、これにより塗料タンク14は、その内部
圧力が制御装置28からの電気信号に応じて制御可能と
されている。
塗料タンク14内の圧力は、圧力導管30を介して取り
付けられた圧力検出器32によって、検出されるように
なっている。圧力検出器32により検出された値は、A
/D変換器34を介して制御装置28へ供給されるよう
になっている。
また、導管16の中間部には、流量検出器36が介在さ
れており、塗料タンク14からスプレーガン18へと流
れ込む塗料の流量を検出するようになっている。この流
量検出器36により検出された値は、A/D変換器38
を介して制御装置28へ供給されているようになってい
る。制御装置28の図示しないメモリには、所望の流量
が記憶されており、この所望の流量と検出された流量と
の差に応じて前記電一空変換器22へ信号を出力するよ
うになっている。なお、この所望の流量は、制御装置2
8に接続されたキーボード40のキー操作により行われ
るようになっている。なお、キーボード40には、メイ
ンスイッチ、スタートスイッチ、中断スイッチ、再開ス
イッチ及び制御モード選択スイッチが設けられている。
また、制御装置28のメモリには、流量に応じたノズル
開度のマツプ(第7図参照)と、流量に応じた塗料タン
ク14内の圧力のマツブ(第8図参照)とが記憶されて
おり、キーボード40により設定される流IQB に応
じてそれぞれノズル開度又は塗料タンク14内圧力を設
定できるようになっている。
スプレーガン18は、第2図に示される如く、ケーシン
グ42の先端部に小径のノズル44が形成され、ケーシ
ング42の内方でニードル弁46の先端部が対応配置さ
れている。ケーシング42の周面には、前記導管16が
配管され、導管16から送り込まれる塗料をノズル44
から噴出させるようになっている。
また、ノズル44の近傍には、エアキャップ48が被せ
られており、前記コンプレツサ24から圧力調整弁45
及びソレノイドバルブ47を介して所定量のアトマイズ
エアがノズル近傍に送り込まれるようになっている。す
なわち、ノズル44から噴出される塗料は、ソレノイド
バルブ47の開状態でこのアトマイズエアと混合される
ことにより霧化されることになる。
ニードル弁46は、その中間部がケーシング42により
形成された貫通孔54に軸支され、軸移動可能とされて
いる。すなわち、ニードル弁46が第2図矢印八方向に
軸移動された場合はノズル44を閉止し、第2図反矢印
A方向に軸移動された場合はノズル44が開放されるこ
とになる。
ニードル弁46の基部には、シリンダ部56の内周径と
同径とされるように拡径部58形成され、シリンダ部5
6を2室に分割している。以下、底部60側の室を第1
室62と称し、貫通孔54側の室を第2室64と称する
第1室62における拡径部58とケーシング42の底部
60との間には圧縮コイルばね66が介在され、拡径部
58を第2図矢印A方向へ軸移動するように付勢してい
る。従って、通常は、この圧縮コイルばね66の付勢力
でニードル弁46がノズル44の開口を閉止することに
なる。
一方、第2室64には圧力調整弁67、ソレノイドバル
ブ68を介して前記コンプレツサ24と連通されている
。ソレノイドバルブ68は、ドライバ70を介して制御
装置28と接続されており、制御装置28からのオン・
オフ信号でソレノイドバルブ68の弁(図示省略)が開
閉されるようになっている。ここで、制御装置28から
オン信号が出力され、ソレノイドバルブ68の弁が開放
されると、コンブツサ24がら空気が第2室64へと案
内されることになる。このコンブレツサ24による第2
室64へ付与する圧力による拡径部58の押圧力は、前
記圧縮コイルばね66による付勢力よりも強く設定され
ており、この結果、制御装置28からのオン・オフ信号
で、ノズル44の開度を変更させることができる。
ケーシング42の底部60には、貫通孔72が設けられ
ニードル弁調整軸74が軸支され、その先端部が第1室
62へ収容されている。このニードル弁調整軸74の基
部には雄ねじ76が形成され、回転部材78に形成され
た雌ねじ80と螺合されている。回転部材78はその軸
方向移動は固定されており、バルスモータ82により軸
回転されるようになっている。パルスモータ82はドラ
イバ84を介して制御装置28へ接続され、制御装置2
8からのパルス数に応じて回転されるようになっている
。回転部材78が回転されると、ニードル弁調整軸74
を軸移動させることができ、その先端部で拡径部58を
支持して、第2室64の圧力による拡径部58の押圧力
に拘らずニードル弁46を所定位置で停止させることが
できるようになっている。なお、パルスモータ82の回
転は予め定められた所定のパルス数単位で駆動されるよ
うになっており、複数段階でニードル弁調整軸の先端位
置を変更させるようになっている。
以下に本実施例の作用を第3図乃至第6図のフローチャ
ートに従い説明する。
まず、第3図のメインルーチンについて説明する。なお
、コンプレツサ24は既に駆動され加圧されているもの
とする。ステップ154では、キーボード40のキー操
作により制御モードを選択する。本実施例では、圧力制
御のみのAモードと、ニードル弁開度制御と圧力制御と
を併用するBモードとの制御プログラムが予め記憶され
ており、これらの何れかを選択する。ステップ156で
は、選択されたモードを判別し、選択されたモードがA
モードの場合はステップ158へ移行し、Bモードの場
合はステップ160へ移行する。なお、それぞれのモー
ドの制御については後述する。
ステップ158又はステップ160における制御が終了
すると、ステップ162へ移行してスプレーガン18の
ノズル44をニードル弁46によって閉止する。
次に第4図のフローチャートに従い、Aモードである圧
力制御について説明する。
ステップ200では、所望の流量Ω,を設定し、次いで
ステップ202で流量QBに対応するニードル弁46の
開度を第7図の流量一間度特性図から読み取って、その
読み取られた所定の開度に設定する。このニードル弁4
6の開度は、Aモードにおいては変更されることがなく
一定である。
次のステップ204でキーボード40のキー操作でスタ
ートスイッチが操作されると、ステップ206へ移行し
て、ソレノイドバルブ68の弁が開放され、ケーシング
42内の第2室64が加圧される。これにより、拡径部
58が第2室64の圧力により、圧縮コイルばね66の
付勢力に抗して第2図反矢印八方向へ移動され、ニード
ル弁46の先端がノズル44から離反され、ノズル44
を開放することができる。
ステップ206でノズル44が開放されると、ステップ
208へ移行して流量検出器36から導管16内を流れ
る塗料の流量O,を検出する。次いでステップ210へ
移行して、設定流量QBと検出流量Q,とを比較し、Q
8≠Q,の場合は、ステップ212へ移行してこれらの
流量差に基づいて圧力P。,を演算する。次のステップ
218では電一空変換器22を作動させてP。=P,と
なるように制御した後ステップ220へ移行する。
なお、ステップ210でQB=Q.と判定された場合は
、ステップ220へ移行する。
ステップ220ではキーボード40上の中断スイッチが
操作されたか否かが判断され、操作されたと判断された
場合はステップ222へ移行して中断制御を行った後ス
テップ224へ移行する。
なお、この中断制御については後述する。ステップ22
0で中断スイッチが操作されていないと判断された場合
は、ステップ222は飛び越してステップ224へ移行
する。ステップ224では終了スイッチが摸作されたか
否かが判断され、操作されていない場合はステップ20
8へ移行して上記工程を繰り返す。また、終了スイッチ
が摸作された場合は、このルーチンは終了し、メインル
ーチン(第3図参照)のステップ162へ移行する。
次に第5図のフローチャートに従い、Bモード制御につ
いて説明する。
まず、ステップ250において、吐出量安定度を示す時
間T,を設定して、ステップ251へ移行して許容圧力
αを設定した後、ステップ252へ移行する。ステップ
252では所望の流量q,を設定し、次いでステップ2
54で第8図の流量一圧力特性図から流量Q,に応じた
圧力P,lを設定してステップ256へ移行する。ステ
ップ256でキーボード40上のキー操作によりスター
トスイッチが操作されると、ステップ258へ移行して
ノズル44が開放される。ノズル44の開放手順は上記
Aモード制御の場合と同様であるので、詳細な説明は省
略する。
ステップ258でノズル44が開放されると、ステップ
260へ移行してFB−α≦P,≦PB+αでニードル
弁開度制御を停止させ、次いでステップ262では圧力
検出器32により塗料タンク14内の圧力Psを検出し
、ステップ264へ移行して前記PB>α≦P,≦PB
+αが成豆しているか否かを判断する。ステップ264
で否定判定された場合はステップ266へ移行して、こ
れらの差に応じてバルスモータ82を駆動させ、回転部
材78を回転させる。この回転部材78の回転により、
ニードル弁調整軸74は軸移動され、これに応じてニー
ドル弁46が軸移動され、ノズル44の開度を調整する
ことができる(ニ一ドル弁開度制御)。
ニードル弁46の開度調整が柊了すると、ステップ27
0へ移行する。またステップ264で肯定と判定された
場合は、ステップ268で前回が非成立の場合のみステ
ップ269でタイマTsをスタートさせステップ270
へ移行する。前回成立の場合はステップ269を飛び越
す。ステップ270ではタイマT,かTB となったか
否かが判断され、T,かTBに達していない場合は、塗
料の吐出流量が不安定な状態であると判断され、ステッ
プ272へ移行する。また、ステップ270でT,かT
Il に達したと判定された場合は、ニードル弁46の
開度が一定で塗料の吐出流量が安定しかつ塗料タンク2
2内の圧力が所望の圧力PRに安定したと判断され、ス
テップ274へ移行する。
ステップ272では、キーボード40のキー操作で中断
スイッチが操作されたか否かが判断され、摸作されたと
判断された場合はステップ276へ移行して中断制御を
行った後ステップ278へ移行する。なお、この中断制
御については後述する。
ステップ272で中断スイッチが操作されていないと判
断された場合は、ステップ276は飛び越してステップ
278へ移行する。ステップ278では終了スイッチが
操作されたか否かが判断され、操作されていない場合は
ステップ260へ移行して上記工程を繰り返す。また、
終了スイッチが操作された場合は、このルーチンは終了
し、メインルーチン(第3図参照)のステップ162へ
移行する。
また、ステップ270からステップ274へ移行した場
合は、圧力制御に切り換わりステップ274で変数Iを
クリアにした後、ステップ280へ移行して流量検出器
36により流量Q5を検出し、次いでステップ282へ
移行して設定流量Q,と検出流量Qsとを比較する。
ステップ282でQ.f−Q.と判定された場合は、ス
テップ290へ移行して、これらの流量差に基づいて圧
力P。を演算する。次のステップ292では圧力検出器
32により実際の塗料タンクl4内の圧力P,を検出し
、ステップ294へ移行する。ステップ294では、検
出圧力P,が塗料タンク14内の最大許容圧力PXAX
に達したか否かが判断され、Ps ≧P)IAXと判定
された場合は、ニ一ドル弁46の開度を大きくして塗料
タンク14内の圧力を下げる必要があるので、ステップ
272へ移行してニードル弁開度制御に移行する。
またステップ294でPS<PMAXと判定された場合
は、ステップ298へ移行して電一空変換器22を作動
させてPC=ps となるように制御した後ステップ3
00へ移行する。なお、ステップ282でQB=QSと
判定された場合は、ステップ300へ移行する。
ステップ300ではキーボード40上の中断スイッチが
操作されたか否かが判断され、操作されたと判断された
場合はステップ302へ移行して中断制御を行った後ス
テップ304へ移行する。
なお、この中断制御については後述する。ステップ30
0で中断スイッチが操作されていないと判断された場合
は、ステップ302は飛び越してステップ304へ移行
する。ステップ304では終了スイッチが操作されたか
否かが判断され、操作されていない場合はステップ28
0へ移行して上記工程を繰り返す。また、終了スイッチ
が操作された場合は、このルーチンは終了し、メインル
ーチン(第3図参照)のステップ162へ移行する。
次に第6図のフローチャートに従い中断制御ルーチンに
ついて説明する。
Aモードのステップ220 (第4図参照)、Bモード
のステップ272又はステップ300 (第5図参照)
で中断スイッチ操作されると、ステップ350で、まず
Q,lをQ,に代入し次いでステップ354でノズル4
4を閉止する。これにより、塗料の吐出が一時中断され
、ステップ362へ移行する。
ステップ362ではキーボード40のキー操作により再
開スイッチが操作されたか否かが判断され、否定判定の
場合はステップ350へ移行して上記工程を繰り返す。
これにより、塗料タンク14内の圧力は中断前の圧力に
保持することができる。ステップ362で肯定判定され
た場合はステップ364へ移行してノズル44を再度開
放させ、それぞれ移行されてきたステップの次のステッ
プへリターンする。
このように、本実施例では塗料の吐出流量性制御を、A
モード制御においては塗料タンク14内の圧力を実際の
流量に応じて制御するようにしているので、ニ一ドル弁
46による吐出流量制御よりも精度よく制御することが
できる。また、温度変化や塗料の堆積等による流量変化
にも対応することができるので、被塗装物に付着された
塗料の膜厚にムラを生じさせることがなく、安定した塗
装作業を行うことができる。
また、Bモード制御の場合、おおまかな制御はニードル
弁46の開度調整で行い、塗料の吐出流量がある程度安
定した状態で圧力制御に切り換えるようにしたので、所
望の吐出流量となるまでの準備作業時間を短縮させるこ
とができる。また、温度変化や塗料の堆積等により吐出
流量が減少した場合、これに応じて圧力を徐々に増加さ
せることになるが、圧力が所定値以上となった場合には
再度ニードル弁46の開度調整制御に切り換えることが
できるので、過度に塗料タンク14内の圧力が上昇する
ことがなく、安全性が高い。
さらに、本実施例によるスプレーガン吐出制御装置10
では、塗装作業を一時的に中断した場合は、その中断前
の塗料タンク14内の圧力を保持させておくことができ
るので、塗装作業の再開時には直ちに中断前と同じ吐出
流量で塗料を噴霧させることができ、作業性が向上する
なお、本実施例では第7図及び第8図に示すマップを制
御装置28のメモリへ記憶させ、流量に応じてノズル開
度やタンク圧を自動設定するようにしたが、キーボード
40により、作業員が手人力で設定してもよい。また本
実施例では、ニードル弁調整軸74をパルスモータ82
により移動させたが、作業員の目視によりニードル弁調
整軸74の回転を読み取って判断し、ニードル弁調整軸
を所定回転させてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係るスプレーガン吐出量制御
装置は、作業員の監視を必要とせず自動的に常に安定し
た吐出量を維持することができるという優れた効果を有
する。
また、上記効果に加え、塗装作業の中断前後で安定した
吐出量を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るスプレーガン吐出制御装置の概
略構成図、第2図はスプレーガンの内部構造を示す断面
図、第3図は塗料の吐出制御のメインルーチンを示すフ
ローチャート、第4図はAモード制御ルーチンを示すフ
ローチャート、第5図はBモード制御ルーチンを示すフ
ローチャート、第6図は塗装中断制御ルーチンを示すフ
ローチャート、第7図は流量−ノズル開度特性図、第8
図は流量一圧力特性図である。 10・・・スプレーガン吐出量制御装置、12・・・塗
料、 14・・・塗料タンク、 16・・・導管、 18・・・スプレーガン、 22・・・電一空変換器、 ・制御装置、 ・圧力検出器、 ・流量検出器、 ・ノズル、 ・ニードル弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗料タンクに導管を介して連通されかつニードル
    弁により開閉可能なノズルから塗料を吐出させると共に
    ノズル近傍で空気と混合させて塗料を噴霧させるスプレ
    ーガンからの塗料の吐出量を制御するスプレーガン吐出
    量制御装置であって、前記ニードル弁を駆動させノズル
    の開度を変更させるニードル弁駆動手段と、前記塗料タ
    ンク内の圧力を制御する圧力制御器と、前記導管内を流
    れる塗料の流量を検出する流量検出器と、前記ニードル
    弁駆動手段を制御してノズルを所定の開度とすると共に
    前記流量検出器による検出値に応じて圧力制御器を制御
    して前記ノズルからの塗料の吐出量を制御する制御手段
    と、を有するスプレーガン吐出量制御装置。
  2. (2)前記圧力制御器により塗料タンク内の圧力が所定
    以上となった場合に前記ニードル弁駆動手段を制御して
    ノズルの開度を増加させることを特徴とする請求項(1
    )記載のスプレーガン吐出量制御装置。
  3. (3)前記ノズルがニードル弁により閉じられた場合に
    前記塗料タンク内の圧力を前記閉じられる直前の圧力に
    保持する保持手段を備えていることを特徴とする請求項
    (1)記載のスプレーガン吐出量制御装置。
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