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JPH02232929A - 埋込層を備えた半導体装置 - Google Patents

埋込層を備えた半導体装置

Info

Publication number
JPH02232929A
JPH02232929A JP1053279A JP5327989A JPH02232929A JP H02232929 A JPH02232929 A JP H02232929A JP 1053279 A JP1053279 A JP 1053279A JP 5327989 A JP5327989 A JP 5327989A JP H02232929 A JPH02232929 A JP H02232929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buried layer
type
layer
region
central region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1053279A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Fujishima
直人 藤島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP1053279A priority Critical patent/JPH02232929A/ja
Publication of JPH02232929A publication Critical patent/JPH02232929A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、埋込層を備えた半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
従来一般に、埋込層を備えた半導体装置は、第4図に示
すように、p型半導体基板1上に拡散形成された高不純
物濃度の n“型埋込層2及びアイソレイション・アッ
プの゛p+型埋込層3と、基板1上に成長された画成領
域のn型エピタキシャル層4と、p+型埋込層3に接す
るp+型アイソレイション層5を有しており、n型エピ
タキシャル層4内に所定の高耐圧素子が作り込まれてい
る。高不純物濃度の n+型埋込層2を形成する意義は
、素子とp型半導体基板1との間の寄生pnp}ランジ
スタ効果を低減させる絶縁容量として機能したり、縦型
npn}ランジスタの場合はコレクタとして、また縦型
MOSFETの場合はドレインとして機能し、直列抵抗
を低減させるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、高耐圧集積回路装置に要求される高耐圧
素子の分離という点においては、n型エビタキシャル層
4及びn+型埋込層2とp型半導体基板1との耐圧は 
n+型埋込層2の周囲境界のpn接合面の曲率で律速し
ており、例えば曲率半径9μm程度では耐圧300vが
限界である。
第5図は同従来例の埋込層を備えた半導体装置の電荷分
布及び空乏層拡大の状態を示す模式図である。第5図中
の破線1aはp型基板1内の空乏層端で、破線2aはn
3型埋込層2内の空乏層端を示して右り、 n4型埋込
層2は高不純物濃度であるため、空乏層端2aの拡大幅
が狭い。キャリアが掃き出されたp型基板1の空乏層に
はアセプタイオンlbが残り、またn+型埋込層2の空
乏層にはドナーイオン2bが残る。 n+型埋込層2の
端部領域の曲率が大きくなるほど(曲率半径が小さくな
るほど)、電機力線Dが中央領域に比べて集中するから
、曲率半径が小さくなるほど(鋭くなるほど)、耐圧が
低下する。
勿論、p型基板1の比抵抗を大きくすれば耐圧は上昇す
るが、それには基板の純度が要求され、量産レベルでは
50Ωcmが限界である。また高比抵抗になればなるほ
ど、抵抗値のバラッキが大きくなり、好ましくない。
また埋込層2を中央領域とその周囲の端部領域とで形成
し、端部領域の曲率をできるだけ小さくすることにより
、端部での電界集中を極力軽減する方策が提案されてい
るが、端部領域の曲率半径を大きくすれば、端部領域の
厚みが中央領域のそれに比して過度に大きくなり、画成
領域への素子作り込みの障害等が問題化する。
そこで、本発明の課題は、基板の比抵抗を高くせず、ま
た埋込層の幾何形状を変えずに、埋込層の不純物濃度を
局部的に異ならしめることによって、埋込層の端都電界
集中を緩和し、高耐圧の埋込層を備えた半導体装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の講じた手段は、埋
込層を中央領域とその周囲に接する端部領域とから構成
し、その端部領域の不純物濃度を中央領域のそれに比し
て低くしたものである。
〔作用〕
かかる手段によれば、埋込層内の空乏層端は接合面から
均一幅で拡大するのではなく、端部領域の空乏層端の拡
大幅が中央領域のそれに比して大きい。端部領域の曲率
は大きいものの、端部領域内の空乏層の拡がりが大きく
、イオン密度が小さいので、端部領域における電気力線
の集中が緩和され、この結果、ブレイクダウン電圧は従
来に比して高くなる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る埋込層を備えた半導体装置の一
実施例を示す断面構造図である。
この埋込層を備えた半導体装置は、p型半導体基板l上
に形成されたn型埋込層10及びアイソレイション・ア
ップのp”型埋込層3と、更に基板1上に成長されたn
型エピタキシャル層4と、p+型埋込層3に接し n型
エピタキシャル層4を分離画成する p1型アイソレイ
ション層5とを有している。
画成領域の直下のn型埋込層10は中央領域12とこの
周囲で重なる端部領域14とから構成されている。中央
領域12には高不純物濃度のn+型領域で、端部領域1
4の不純物濃度は中央領域12のそれに比して低く、n
″型領域である。本実施例における端部領域l4の表面
濃度はl XIOIScrn−2程度で、その曲率半径
は9μmである。また本実施例における中央領域12と
端部領域14の厚さはほぼ等しい。
第2図は上記実施例の電荷分布及び空乏層拡大の状態を
示す模式図である。第2図中の破線1aはp型基板1内
の空乏層端で、破線10aはn型埋込層10内の空乏層
端を示す。中央領域12内の空乏層端10aの拡大幅は
p型基板1内のそれに比して狭い。中央領域12の不純
物濃度が高いためである。
一方、端部領域14内の空乏層端10aの拡大幅は中央
領域12のそれに比して狭い。端部領域14の不純物濃
度が中央領域12のそれに比して低いためである。即ち
、端部領域14内の空乏層の拡がりは従来に比べて大き
い。このため、p型基板1の空乏層に残るアセプタイオ
ン1bの密度は従来と同じであるが、端部領域14の空
乏層に残るドナーイオンlObの密度は従来に比して小
さい。端部領域l4の曲率が中央領域l2の平坦部のそ
れに比して小さく、尖端効果で端部領域l4に電気力線
D′が集中する傾向にあるものの、ドナーイオン10b
の密度が小さいから、端部領域14の電気力線がD′の
本数が少ないので、結果的に電気力線D′の集中が相殺
又は緩和される。従来の如く、端部領域l4の曲率半径
を大としただけでは、端部領域140曲率が小さくなる
ものの、中央領域12の平坦部の曲率(無限大)には及
ばず、電気力線の集中を単に軽減できるだけであるが、
端部領域14の不純物濃度を低くすることは、理論的に
は電気力線の集中が解消できる。
従来.例のように埋込層の濃度が均一で端部領域の曲率
半径が9μm程度の場合、端部領域の耐圧は中央領域の
173〜1/4に低下するが、本実施例の場合には端部
領域l4の耐圧は中央領域の172程度に止まり、端部
領域14の耐圧向上が確認された。つまり、端部領域1
4の不純物濃度を低くすることは、恰も端部領域14の
曲率半径の無限大化を図ることと等価の効果がある。な
お、上記の濃度制御に加えて端部領域14の曲率半径を
大とすれば、一層の耐圧向上が発揮される。
次に、上記実施例の製造方法を、第3図を参照しつつ説
明する。
まず、第3図(a)に示す如く、酸化膜20で覆われた
p型シリコン基板の上に、中央部に開口部21aを有す
る第1のレジストマスク21を形成した後、第1のヒ素
イオン22の注入によりヒ素原子23を開口部直下に導
入する。次に、第3図ら)に示す如く、レジストマスク
21の開口部21aの中央部に端部開口部24aを有す
る第2のレジストマスク24を形成した後、第2のヒ素
イオン25の注入によりヒ素原子26を導入する。次に
、第3図(C)に示す如く、分離層を形成すべき領域上
に開口部27aを有する第3のレジストマスク27を形
成した後、ほう素イオン2Bの注入によりホウ素原子2
9を導入する。次に、第3図(社)に示す如く、アニー
ルの後、エビタキシャル成長によりp型基板l上にn型
エピタキシャル層4を形成する。この結果、p型基板1
とn型エビタキシャル層の界面の中央部には、第1のヒ
素のドープされた n+埋込層たる中央領域12と、こ
の周囲で重なる第2のヒ素のドープされたn埋込層たる
端部領域14と、分離領域にホウ素のドーブされた p
+型埋込層3が形成される。次に、第3図(e)に示す
如く、n型エピタキシャル層4の表面から p+埋込層
3に接続する p+型アイソレイションを拡散形成する
上記の製造プロセスにおいては、中央領域12.端部領
域14及びp”型埋込層3のアニール, 拡散を同一工
程で行っているが、工程を前後させ各層を独立に形成し
ても良い。この場合、中央領域12の拡散は端部領域1
4の拡散に先じて行う。なお、拡散速度の小さい元素と
してヒ素の代わりにアンチモンを用いても良い。また埋
込層10がp型のときは拡散速度の小さいガリウムを用
いれば良い。
〔発明の効果〕
以上説哄したように、本発明に係る埋込層を備えた半導
体装置は、埋込層を中央領域とこの周囲で重なる端部領
域とで構成し、端部領域の不純物濃度を中央領域のそれ
に比して低く抑えたものであるから、次の効果を奏する
■端部領域の曲率による電気力線の集中作用にもかかわ
らず、端部領域の空乏層電荷密度が中央領域のそれに比
して小さいので、電気力線の集中を相殺又は緩和できる
。したがって、耐圧向上が達成される。
■端部領域の曲率を緩和すると同等以上の効果があるの
で、端部領域の厚さを大きくする必要がない。
■基板の比抵抗を制御する場合に比し、バラッキ等がな
く歩留りが良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る埋込層を備えた半導体装置の一
実施例を示す断面構造図である。 第2図は、同実施例の電荷分布及び空乏層拡大の状態を
示す模式図である。 第3図(a)〜(e)は、同実施例の製造工程を順次示
す断面構造図である。 第4図は、従来の埋込層を備えた半導体装置の一例を示
す断面構造図である。 第5図は、同従来例の電荷分布及び空乏層拡大の状態を
示す模式図である。 1−p型半導体基板、3p+型埋込層、 4n型エピタ
キシャル層、5.p+型アイソレイション層、10− 
n型埋込層、12n+型の中央領域、14− n一型の
端部領域、 la,10a  空乏層端、1b アセブ
タイオン、10b・ ドナーイオン、D′第 図 P 第 図 /A−P1 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)第1導電型の半導体基板とその上に成長された第2
    導電型層との界面に埋込み形成された第2導電型の埋込
    層を備えた半導体装置において、該埋込層が中央領域と
    その周囲で重なる端部領域とからなり、該端部領域の不
    純物濃度が該中央領域のそれに比して低いことを特徴と
    する埋込層を備えた半導体装置。
JP1053279A 1989-03-06 1989-03-06 埋込層を備えた半導体装置 Pending JPH02232929A (ja)

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JP1053279A JPH02232929A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 埋込層を備えた半導体装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006216802A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd 半導体装置
US8018006B2 (en) 2005-02-04 2011-09-13 Hitachi Ulsi Systems Co., Ltd. Semiconductor device having an enlarged space area surrounding an isolation trench for reducing thermal resistance and improving heat dissipation

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147546A (ja) * 1984-12-20 1986-07-05 Sanyo Electric Co Ltd バイポ−ラ型半導体装置
JPS63202965A (ja) * 1987-02-19 1988-08-22 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置

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