JPH02229924A - クラッチの制御装置 - Google Patents
クラッチの制御装置Info
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- JPH02229924A JPH02229924A JP1048144A JP4814489A JPH02229924A JP H02229924 A JPH02229924 A JP H02229924A JP 1048144 A JP1048144 A JP 1048144A JP 4814489 A JP4814489 A JP 4814489A JP H02229924 A JPH02229924 A JP H02229924A
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- Japan
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- speed
- clutch
- engine
- clutch engagement
- throttle opening
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利川分野〕
本発明は、乾式クラッチ等にベルト式無段変速機等の自
動変速機を組合わせた駆動系の車両において、クラッチ
を電子制御する制御装置に関し、詳しくは、発進モード
のクラッチ接続速度の制御に関する。
動変速機を組合わせた駆動系の車両において、クラッチ
を電子制御する制御装置に関し、詳しくは、発進モード
のクラッチ接続速度の制御に関する。
近年、車両の駆動系に装備される乾式クラッチを、発進
や停車直前に自動的に接断制御することが考えられてい
る。この場合に、特に発進モードではクラッチが断の状
態から所定の速度で移動しながら接続することから、目
標値としてクラッチ接続速度を定め、この目標クラッチ
接続速度で制御することが提案されている。
や停車直前に自動的に接断制御することが考えられてい
る。この場合に、特に発進モードではクラッチが断の状
態から所定の速度で移動しながら接続することから、目
標値としてクラッチ接続速度を定め、この目標クラッチ
接続速度で制御することが提案されている。
そこで従来、上記クラッチのクラッチ接続速度の制御に
関しては、例えば特開昭60−146923号公報の先
行技術がある。ここで、スロットル開度またはクラッチ
位置により基本クラッチ接続速度を定め、これにエンジ
ン回転数およびエンジントルクによる補正係数を乗算し
てクラッチス接続速度を決定することが示されている。
関しては、例えば特開昭60−146923号公報の先
行技術がある。ここで、スロットル開度またはクラッチ
位置により基本クラッチ接続速度を定め、これにエンジ
ン回転数およびエンジントルクによる補正係数を乗算し
てクラッチス接続速度を決定することが示されている。
ところで、上記先行技術のものにあっては、基本的なク
ラッチ接続速度がスロットル開度に応じて定められるの
で、ドライバの発進意志を重視したクラッチ制御になり
、クラッチの接続状態を適正に制御し難い。即ち、スロ
ットル開度が同じでも走行抵抗,路面やタイヤの状態に
よりクラッチ出力側の負荷が変化するため、特に半クラ
ッチ時にクラッチ人力側のエンジン回転数がそれに応じ
て変化する。従って、クラッチ接続速度をエンジン回転
数で補正するだけではクラッチ出力側の負荷が大きい場
合などにおいて生ずるエンジン回転数の急激な低丁に対
応できず、エンスト等の不都合を生じる。このため、種
々の発進条件において先ずエンジン回転数の低下や吹上
りを生じないようにして、迅速にクラッチを移動するこ
とが望まれる。
ラッチ接続速度がスロットル開度に応じて定められるの
で、ドライバの発進意志を重視したクラッチ制御になり
、クラッチの接続状態を適正に制御し難い。即ち、スロ
ットル開度が同じでも走行抵抗,路面やタイヤの状態に
よりクラッチ出力側の負荷が変化するため、特に半クラ
ッチ時にクラッチ人力側のエンジン回転数がそれに応じ
て変化する。従って、クラッチ接続速度をエンジン回転
数で補正するだけではクラッチ出力側の負荷が大きい場
合などにおいて生ずるエンジン回転数の急激な低丁に対
応できず、エンスト等の不都合を生じる。このため、種
々の発進条件において先ずエンジン回転数の低下や吹上
りを生じないようにして、迅速にクラッチを移動するこ
とが望まれる。
ここで、上述のようにエンジン回転数の上昇に基づいて
クラッチ接続速度を制御すると、アクセル踏込み時にエ
ンジン回転数の上昇遅れがあるため、これに伴いクラッ
チ接続速度およびクラッチストロークも遅れて応答性,
フィーリングに欠−ける。また、発進時にはドライバに
よる発進意志も考慮することが望まれ、この点でスロッ
トル開度とその変化速度とにより補正すれば、クラッチ
接続速度の遅れを防ぐと共に、ドライバの発進意志を反
映することができて好ましい。
クラッチ接続速度を制御すると、アクセル踏込み時にエ
ンジン回転数の上昇遅れがあるため、これに伴いクラッ
チ接続速度およびクラッチストロークも遅れて応答性,
フィーリングに欠−ける。また、発進時にはドライバに
よる発進意志も考慮することが望まれ、この点でスロッ
トル開度とその変化速度とにより補正すれば、クラッチ
接続速度の遅れを防ぐと共に、ドライバの発進意志を反
映することができて好ましい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、発進時のクラッチ接続速度の制御にお
いて、エンジン回転数の状態に応じ適正かつ円滑に接続
し、更にクラッチ接続速度をドライバの発進意志に基づ
き迅速に立上らせることができるクラッチの制御装置を
提供することにある。
とするところは、発進時のクラッチ接続速度の制御にお
いて、エンジン回転数の状態に応じ適正かつ円滑に接続
し、更にクラッチ接続速度をドライバの発進意志に基づ
き迅速に立上らせることができるクラッチの制御装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段]
上記[1的を達成するため、本発明のクラッチの制御装
置は、エンジンと自動変速機とを運転状聾に応じて選択
的に連結するクラッチの1;リ御装置において、エンジ
ン回転数とその変化速度とにより基本クラッチ接続速度
を決定する基本クラッチ接続速度設定部と、スロットル
開度とその変化速度とにより補正速度を決定する補正速
度設定部とを有し、上記基本クラッチ接続速度設定部か
らの基本クラッチ接続速度と上記補正速度設定部からの
補正速度とにより目標クラッチ接続速度を定める目標ク
ラッチ接続速度決定部を有し、上記目標クラッチ接続速
度によって上記クラッチを制御するものである。
置は、エンジンと自動変速機とを運転状聾に応じて選択
的に連結するクラッチの1;リ御装置において、エンジ
ン回転数とその変化速度とにより基本クラッチ接続速度
を決定する基本クラッチ接続速度設定部と、スロットル
開度とその変化速度とにより補正速度を決定する補正速
度設定部とを有し、上記基本クラッチ接続速度設定部か
らの基本クラッチ接続速度と上記補正速度設定部からの
補正速度とにより目標クラッチ接続速度を定める目標ク
ラッチ接続速度決定部を有し、上記目標クラッチ接続速
度によって上記クラッチを制御するものである。
上記構成に基づき、クラッチは、発進時にエンジン回転
数とその変化速度とにより基本クラッチ接続速度で制御
されて、初期には迅速に、接続付近では徐々に変位する
。そして発進初期のアクセル踏込み時には、基本クラッ
チ接続速度がスロットル開度とその変化速度とによる補
正速度で増大補正されることで、エンジン回転数の上昇
に先立ちクラッチ接続速度はドライバの発進意志に応し
て早目に立上るようになる。
数とその変化速度とにより基本クラッチ接続速度で制御
されて、初期には迅速に、接続付近では徐々に変位する
。そして発進初期のアクセル踏込み時には、基本クラッ
チ接続速度がスロットル開度とその変化速度とによる補
正速度で増大補正されることで、エンジン回転数の上昇
に先立ちクラッチ接続速度はドライバの発進意志に応し
て早目に立上るようになる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、乾式クラッチに無段変速機を組合わせ
た駆動系について述べると、エンジンlのクランク軸2
が乾式クラッチ3のフライホイール4に連結する。乾式
クラッチ3はフライホイール4にダイヤフラムスプリン
グ5を有するクラッチプレート6が対向配置し、このス
プリング5にレリーズレバ−7を介しアクチュエータの
例えばDCモータ8等が連結して成る。DCモータ8は
ブレーキ機構を内蔵して通電の停止により任意の位置に
停止保持するものであり、回転を直線変位に変換してレ
リーズレバ−7を操作する。ここで、例えばDCモータ
8の正転によるレバー7の操作でフライホイール4とク
ラッチプレート6を摩擦力で機械的に接続し、DCモー
タ8の逆転によるレバー7の操作でその接続を解いて切
断する。また、かかるDCモータ8の正逆転時に通電を
制御し、回転速度を可変とし、クラッチストロークの変
化速度を可変にする構成である。
た駆動系について述べると、エンジンlのクランク軸2
が乾式クラッチ3のフライホイール4に連結する。乾式
クラッチ3はフライホイール4にダイヤフラムスプリン
グ5を有するクラッチプレート6が対向配置し、このス
プリング5にレリーズレバ−7を介しアクチュエータの
例えばDCモータ8等が連結して成る。DCモータ8は
ブレーキ機構を内蔵して通電の停止により任意の位置に
停止保持するものであり、回転を直線変位に変換してレ
リーズレバ−7を操作する。ここで、例えばDCモータ
8の正転によるレバー7の操作でフライホイール4とク
ラッチプレート6を摩擦力で機械的に接続し、DCモー
タ8の逆転によるレバー7の操作でその接続を解いて切
断する。また、かかるDCモータ8の正逆転時に通電を
制御し、回転速度を可変とし、クラッチストロークの変
化速度を可変にする構成である。
上記乾式クラッチ3のクラッチプレート6は、前後進切
換装置9を介して無段変速機10のブライマリ輔l1に
連結し、このブライマリ輔11のブライマリブーり12
とセカンダリ軸l3のセカンダリブーリ14にベルト1
5が巻装される。セカンダリ軸l3はリダクションギャ
16を介しディファレンシャル装置【7に連結し、ディ
ファレンシャル装置l7から車輪側に伝動構成される。
換装置9を介して無段変速機10のブライマリ輔l1に
連結し、このブライマリ輔11のブライマリブーり12
とセカンダリ軸l3のセカンダリブーリ14にベルト1
5が巻装される。セカンダリ軸l3はリダクションギャ
16を介しディファレンシャル装置【7に連結し、ディ
ファレンシャル装置l7から車輪側に伝動構成される。
無段変速機IOはセカンダリプーリl4のライン圧,ブ
ライマリブーリl2のプライマリ圧をソレノイド弁等で
電子制御することで、伝達トルクに応じたブーり押付力
を付与し、更にベルト15の巻付け径の比を変えて自動
的に無段変速する構成である。
ライマリブーリl2のプライマリ圧をソレノイド弁等で
電子制御することで、伝達トルクに応じたブーり押付力
を付与し、更にベルト15の巻付け径の比を変えて自動
的に無段変速する構成である。
制御系について述べると、セレクトレバー側のシフト位
置センサ20,アクセルペダル側のアクセルスイッチ2
1,エンジン回転数センサ22,スロットル開度センサ
23,プライマリブーリ回転数センサ24,セカンダリ
プーり回転数センサ25,更にモータ側でクラッチスト
ロークを検出するクラ・ノチストロークセンサ26を有
する。そして、これらの各信号が電子制御ユニット27
に入力し、制御ユニット27からのモータ制御信号がD
Cモータ8に川力して乾式クラッチ3のクラッチストロ
ークを一制御する。また、制御ユニット27からの変速
1;リ御とライン圧制御の各信号は油圧制御回路28に
出力し、無段変速機IOを変速制御するようになってい
る。
置センサ20,アクセルペダル側のアクセルスイッチ2
1,エンジン回転数センサ22,スロットル開度センサ
23,プライマリブーリ回転数センサ24,セカンダリ
プーり回転数センサ25,更にモータ側でクラッチスト
ロークを検出するクラ・ノチストロークセンサ26を有
する。そして、これらの各信号が電子制御ユニット27
に入力し、制御ユニット27からのモータ制御信号がD
Cモータ8に川力して乾式クラッチ3のクラッチストロ
ークを一制御する。また、制御ユニット27からの変速
1;リ御とライン圧制御の各信号は油圧制御回路28に
出力し、無段変速機IOを変速制御するようになってい
る。
第1図において電子制御系について述べる。
先ず、無段変速制御系について述べると、変速速度制御
部30とライン圧制御部3■とを有する。変速速度制御
部30は、実変速比算出部32でプライマリブーり回転
数センサ24,セカンダリブーリ回転数センサ25のブ
ライマリブーり回転数Np,セカンダリブーり回転数N
sにより実変速比Iを算出し、I」標変速比算出部33
で目標ブライマリブーリ回転数Npd,セカンダリプー
り回転数Nsにより目標変速比Isを算出する。そして
変速速度算出部34では、これらの実変速比1,目標変
速比lsの偏差等により変速速度旧/dtを求め、これ
に応じたデューティ信号をソレノイド弁35に出力して
実変速比1を目標変速比1sに追従制御する。ライン圧
制御部31は、スロットル開度センサ23のスロッ1・
ル開度θ,エンジン回転数センサ22のエンジン回転数
NθによりエンジントルクTを求め、これと実変速比1
により目標ライン圧PLDを設定する。
部30とライン圧制御部3■とを有する。変速速度制御
部30は、実変速比算出部32でプライマリブーり回転
数センサ24,セカンダリブーリ回転数センサ25のブ
ライマリブーり回転数Np,セカンダリブーり回転数N
sにより実変速比Iを算出し、I」標変速比算出部33
で目標ブライマリブーリ回転数Npd,セカンダリプー
り回転数Nsにより目標変速比Isを算出する。そして
変速速度算出部34では、これらの実変速比1,目標変
速比lsの偏差等により変速速度旧/dtを求め、これ
に応じたデューティ信号をソレノイド弁35に出力して
実変速比1を目標変速比1sに追従制御する。ライン圧
制御部31は、スロットル開度センサ23のスロッ1・
ル開度θ,エンジン回転数センサ22のエンジン回転数
NθによりエンジントルクTを求め、これと実変速比1
により目標ライン圧PLDを設定する。
そして、この目標ライン圧PLDに応じたデューティ信
号をソレノイド弁36に出力して、伝達トルクに応じラ
イン圧制御する。
号をソレノイド弁36に出力して、伝達トルクに応じラ
イン圧制御する。
次いで、クラッチ制御系について述べると、発進意志の
有無と共にクラッチ状態を判断するため、クラッチ断判
定部41,発進モード判定部42,クラッチ接判定部4
3を有する。クラッチ断判定部41には、シフト位置セ
ンサ20,アクセルスイッチ21,セカンダリプーり回
転数Nsによる車速検出部26の各信号が入力し、シフ
ト位置がバーキング(P)ニュートラル(N)の場合、
そのシフト位置がドライブ(D),スポーティドライブ
( D s), リバース(R)でアクセルOFFの
走行状態で、更に車速Vがエンストを防止するための所
定の速度V1、以下の場合にクラッチ解放を判断ずる。
有無と共にクラッチ状態を判断するため、クラッチ断判
定部41,発進モード判定部42,クラッチ接判定部4
3を有する。クラッチ断判定部41には、シフト位置セ
ンサ20,アクセルスイッチ21,セカンダリプーり回
転数Nsによる車速検出部26の各信号が入力し、シフ
ト位置がバーキング(P)ニュートラル(N)の場合、
そのシフト位置がドライブ(D),スポーティドライブ
( D s), リバース(R)でアクセルOFFの
走行状態で、更に車速Vがエンストを防止するための所
定の速度V1、以下の場合にクラッチ解放を判断ずる。
発進モード判定部42には、シフト位置センサ20.ア
クセルペダル側のアクセルスイッチ21の信号が人力し
、シフト位置がD,Ds,RでアクセルON1更にクラ
ッチ断判定部41により前回がクラッチ断制御の場合に
発進モードを判断する。クラッチ接判定部43には、シ
フト位置センサ20,アクセルペダル側のアクセルスイ
ッチ21,車速検出部26の信号、更にエンジン回転数
Neとブライマリブーり回転数Npとによるクラッチ接
続検出部27の信号が入力し、シフト位置がD,Ds,
RでアクセルがOFFであるがV≧VLの場合,または
アクセルONでNe−Npのクラッチ接続点に達した場
合にクラッチ接続を判断する。
クセルペダル側のアクセルスイッチ21の信号が人力し
、シフト位置がD,Ds,RでアクセルON1更にクラ
ッチ断判定部41により前回がクラッチ断制御の場合に
発進モードを判断する。クラッチ接判定部43には、シ
フト位置センサ20,アクセルペダル側のアクセルスイ
ッチ21,車速検出部26の信号、更にエンジン回転数
Neとブライマリブーり回転数Npとによるクラッチ接
続検出部27の信号が入力し、シフト位置がD,Ds,
RでアクセルがOFFであるがV≧VLの場合,または
アクセルONでNe−Npのクラッチ接続点に達した場
合にクラッチ接続を判断する。
クラッチ断と接の判断結果とストロークセンサ26のク
ラッチストロークSの信号は、それぞれ停止制御部44
. 45に人力する。停止制御部44は、クラッチスト
ロークSとクラッチ断の最大ストロークS1とを比較し
、モータ制御部46でs−s1になる迄モータ逆転と所
定のクラッチ解放速度に応した信号を定めてDCモータ
8に出力する。停1F制陣部45は、クラッチストロー
クSとクラッチ接の最小ストロークS2とを比較し、モ
ータ制御部4Bでs−s2になる迄モータ正転と所定の
クラッチ接続速度を定める。
ラッチストロークSの信号は、それぞれ停止制御部44
. 45に人力する。停止制御部44は、クラッチスト
ロークSとクラッチ断の最大ストロークS1とを比較し
、モータ制御部46でs−s1になる迄モータ逆転と所
定のクラッチ解放速度に応した信号を定めてDCモータ
8に出力する。停1F制陣部45は、クラッチストロー
クSとクラッチ接の最小ストロークS2とを比較し、モ
ータ制御部4Bでs−s2になる迄モータ正転と所定の
クラッチ接続速度を定める。
また、発進モード判定部42の判定結果は目標となる基
本クラッチ接続速度設定部47に入力するが、基本クラ
ッチ接続速度設定部47にはエンジン回転数Neとエン
ジン回転数変化速度算出部48でエンジン回転数Noを
時間微分して算出したエンジン回転数変化速度dNe/
dtが人力し、エンジン回転数Noとエンジン回転数変
化速度dNe/dLとの関係で基本クラッチ接続速度白
日を定めるようになっている。ここで、発進時にはエン
ジン回転数Neが高く、またはその上昇の度合が大きい
場合(dN e/dt) 0 )にはクラッチ接続を促
進することが好ましく、逆にエンジン回転数Noが低下
するような場合(dN e/dt< 0 )にはクラッ
チ接続を一時停止してエンジン回転数Noの増大を促す
ことが好ましい。このためエンジン回転数No,エンジ
ン回転数変化速度dNe/dtに対し、基本クラッチ接
続速度’3 nが、第3図(a)のようにdNθ/dt
〉Oの範囲で共に増大関数で設定され、dNe/dt≦
0においてはQn−0に設定され、このマップにより基
本クラッチ接続速度白8が検索されるーのである。
本クラッチ接続速度設定部47に入力するが、基本クラ
ッチ接続速度設定部47にはエンジン回転数Neとエン
ジン回転数変化速度算出部48でエンジン回転数Noを
時間微分して算出したエンジン回転数変化速度dNe/
dtが人力し、エンジン回転数Noとエンジン回転数変
化速度dNe/dLとの関係で基本クラッチ接続速度白
日を定めるようになっている。ここで、発進時にはエン
ジン回転数Neが高く、またはその上昇の度合が大きい
場合(dN e/dt) 0 )にはクラッチ接続を促
進することが好ましく、逆にエンジン回転数Noが低下
するような場合(dN e/dt< 0 )にはクラッ
チ接続を一時停止してエンジン回転数Noの増大を促す
ことが好ましい。このためエンジン回転数No,エンジ
ン回転数変化速度dNe/dtに対し、基本クラッチ接
続速度’3 nが、第3図(a)のようにdNθ/dt
〉Oの範囲で共に増大関数で設定され、dNe/dt≦
0においてはQn−0に設定され、このマップにより基
本クラッチ接続速度白8が検索されるーのである。
一方、走行抵抗の増大に対する発熱量抑制対策として、
クラッチ人力側のエンジン回転数Noとクラッチ出力側
のブライマリブーり回転数Npとが入力する偏差算出部
50を有し、両者の偏差<Ne−Np)を算出する。ま
た、エンジン回転数No,プライマリブーり回転数Np
はそれぞれ各別に変化するため、上記偏差(Ne −N
p)のみではエンジン回転数Ne,プライマリブーり回
転数Npの変化状態が把握できないことから、{一差(
Na −Np)が偏差変化率算出部5【に入力して偏差
変化串d(N o − N p)/dtを算出する。そ
してこれらの偏差(Ne −Np)と偏差変化率d(N
e −Np)/dtとは補正速度設定部52に入力し、
第3図(b)のマップにより補正速度白Nを検索する。
クラッチ人力側のエンジン回転数Noとクラッチ出力側
のブライマリブーり回転数Npとが入力する偏差算出部
50を有し、両者の偏差<Ne−Np)を算出する。ま
た、エンジン回転数No,プライマリブーり回転数Np
はそれぞれ各別に変化するため、上記偏差(Ne −N
p)のみではエンジン回転数Ne,プライマリブーり回
転数Npの変化状態が把握できないことから、{一差(
Na −Np)が偏差変化率算出部5【に入力して偏差
変化串d(N o − N p)/dtを算出する。そ
してこれらの偏差(Ne −Np)と偏差変化率d(N
e −Np)/dtとは補正速度設定部52に入力し、
第3図(b)のマップにより補正速度白Nを検索する。
ここで補正速度SNは、偏差(Ne −Np)に対して
増大関数であり、偏差変化率d(N e − N p)
/dtの絶対値の増大に対しても増大関数に設定され、
クラッチ接続を促して発熱量の増大を抑えるようになっ
ている。
増大関数であり、偏差変化率d(N e − N p)
/dtの絶対値の増大に対しても増大関数に設定され、
クラッチ接続を促して発熱量の増大を抑えるようになっ
ている。
更に発進モード初期のクラッチ接続速度の応答性の対策
として、スロットル開度θが人力する補正速度設定部5
4を有する。ここで発進時のドライバの発進意志は、ス
ロットル開度θのみならずスロットル開度変化速度dθ
/diの両方で表わせるので、スaットル開度θがスロ
ットル開度変化速度算出部55に人力してスロットル開
度変化速度dθ/dLが算出され、このスロットル開度
変化速度dθ/dt も補正速度設定部54に入力して
補正速度$θを検索する。補正速度Sθは、第3図(e
)に示すように、スロットル開度θ,スロットル開度変
化速度dθ/dLに対し共に増大関数で設定され、スロ
ットル開度θ,スロットル開度変化速度dθ/dtが大
きい程補正速度白θを大きい直にして、発進モード初期
のクラッチ接続速度をドライバの発進意志に適合させて
クラッチ接続を迅速化するようになっている。
として、スロットル開度θが人力する補正速度設定部5
4を有する。ここで発進時のドライバの発進意志は、ス
ロットル開度θのみならずスロットル開度変化速度dθ
/diの両方で表わせるので、スaットル開度θがスロ
ットル開度変化速度算出部55に人力してスロットル開
度変化速度dθ/dLが算出され、このスロットル開度
変化速度dθ/dt も補正速度設定部54に入力して
補正速度$θを検索する。補正速度Sθは、第3図(e
)に示すように、スロットル開度θ,スロットル開度変
化速度dθ/dLに対し共に増大関数で設定され、スロ
ットル開度θ,スロットル開度変化速度dθ/dtが大
きい程補正速度白θを大きい直にして、発進モード初期
のクラッチ接続速度をドライバの発進意志に適合させて
クラッチ接続を迅速化するようになっている。
そして、これらの基本クラッチ接続速度’3Bと2つの
補正速度’Ah.’aθとは目標クラッチ接続速度決定
部53に入力し、これら3者により目標クラッチ接続速
度白を゜決定する。従って、アクセル踏込み時に基本ク
ラッチ接続速度白ロが補正速度白θにより補正され、走
行抵抗の大きい条件では基本クラッチ接続速度$ロが補
正速度白Nにより増大補正されることになり、これによ
り目標クラッチ接続速度Sがモータ制御部46に人力す
るものである。
補正速度’Ah.’aθとは目標クラッチ接続速度決定
部53に入力し、これら3者により目標クラッチ接続速
度白を゜決定する。従って、アクセル踏込み時に基本ク
ラッチ接続速度白ロが補正速度白θにより補正され、走
行抵抗の大きい条件では基本クラッチ接続速度$ロが補
正速度白Nにより増大補正されることになり、これによ
り目標クラッチ接続速度Sがモータ制御部46に人力す
るものである。
次いで、かかる構成の制御装置の作用を、第4図のフロ
ーチャートと第5図のタイムチャートを用いて述べる。
ーチャートと第5図のタイムチャートを用いて述べる。
先ず、N,Pのシフト位置,またはD,DS,Rのシフ
ト位置でもアクセルOFFでV<VLの極低速走行状態
では、クラッチ断判定部4lが選択される。そこで、停
止制御部44でクラッチストロークSがクラッチ解放側
へのクラッチ最大ストロークS1と比較され、モータ制
御部48によりクラッチストロークSが最大ストローク
S1となるまでDCモータ8が所定の速度で逆転駆動さ
れる。
ト位置でもアクセルOFFでV<VLの極低速走行状態
では、クラッチ断判定部4lが選択される。そこで、停
止制御部44でクラッチストロークSがクラッチ解放側
へのクラッチ最大ストロークS1と比較され、モータ制
御部48によりクラッチストロークSが最大ストローク
S1となるまでDCモータ8が所定の速度で逆転駆動さ
れる。
このため、乾式クラッチ3は解放し、この解放状懸を保
つ。
つ。
次いで、上記クラッチ断制御後にD,Ds,Rのシフト
位置でアクセルONすると、発進モード判定部42が選
択され、基本クラッチ接続速度設定部47でエンジン回
転数Nθ.エンジン回転数変化速度dNθ/dtにより
基本クラッチ接続速度白ロが検索される。そこで、初期
においてエンジン回転数Noが急激に立上る段階では基
本クラッチ接続速度S11も大きい値になり、DCモー
タ8はこの基本クラッチ接続速度S I+に応じた回転
速度で正転駆動することで、乾式クラッチ3はクラッチ
最人ス1・ロークS1から第5図のように迅速に接続l
j向に変位する。このため、乾式クラッチ3による動力
伝達か開始して、その出力側のプライマリブーリ回転数
Npが上昇し始める。そしてかかる動力伝達により走行
抵抗等の負荷がかかってエンジン回転数変化速度dNo
/diが小さくなると、基本クラッチ接続速度$ロの値
も徐々に小さくなって接続点Pに変位する。この過程で
走行抵抗等の負6:jが大きいなどの理由により第5図
の一点鎖線のようにエンジン回転数Noが一時的に低丁
しdNe/dt≦Oになると、$B−0で変位が停止し
てエンジン回転数Neの上昇が促される。
位置でアクセルONすると、発進モード判定部42が選
択され、基本クラッチ接続速度設定部47でエンジン回
転数Nθ.エンジン回転数変化速度dNθ/dtにより
基本クラッチ接続速度白ロが検索される。そこで、初期
においてエンジン回転数Noが急激に立上る段階では基
本クラッチ接続速度S11も大きい値になり、DCモー
タ8はこの基本クラッチ接続速度S I+に応じた回転
速度で正転駆動することで、乾式クラッチ3はクラッチ
最人ス1・ロークS1から第5図のように迅速に接続l
j向に変位する。このため、乾式クラッチ3による動力
伝達か開始して、その出力側のプライマリブーリ回転数
Npが上昇し始める。そしてかかる動力伝達により走行
抵抗等の負荷がかかってエンジン回転数変化速度dNo
/diが小さくなると、基本クラッチ接続速度$ロの値
も徐々に小さくなって接続点Pに変位する。この過程で
走行抵抗等の負6:jが大きいなどの理由により第5図
の一点鎖線のようにエンジン回転数Noが一時的に低丁
しdNe/dt≦Oになると、$B−0で変位が停止し
てエンジン回転数Neの上昇が促される。
こうして、エンジン回転数Neの上昇を図りながら乾式
クラッチ3は接続方向に変位し、No 一Npの接続点
Pに達すると、クラッチ接判定部43が選択される。そ
こで、停止制御部45でクラソチス1・ロークSと所定
の最小ストロークS2とが比較され、モータ制御部46
によりDCモータ8は更に所定の速度で正転駆動される
のであり、これにより乾式クラッチ3は最小ストローク
S2に変位して完全に接続する。
クラッチ3は接続方向に変位し、No 一Npの接続点
Pに達すると、クラッチ接判定部43が選択される。そ
こで、停止制御部45でクラソチス1・ロークSと所定
の最小ストロークS2とが比較され、モータ制御部46
によりDCモータ8は更に所定の速度で正転駆動される
のであり、これにより乾式クラッチ3は最小ストローク
S2に変位して完全に接続する。
一方、坂道発進等において走行抵抗等の負6;jが大き
い場合には、第5図(C)の二点鎖線のようにクラッチ
出力側のブライマリブーり回転数Npの立上りが遅《な
ると共に、クラッチ接続開始に(+ってエンジン回転数
NOの上胃の度合が小さくなり、クラッチ接続速度も遅
くなる。さらにクラッチは完全に接続せずエンジン回転
数NOとブライマリブーり回転数Npとの間に偏差をも
ったまま滑るため、発熱量が増大して焼付きを生じてし
まう。そこで−1−MrF,クラッチ接続速度制御にお
いて、偏差算出部50,偏差変化率算出部5lでは、ク
ラッチ人,出力側回転数の偏差(No−Np),および
偏差変化率d(N e −N p)/dtが算出され、
これに基づき補正速度設定部52で補正速度自Nが検索
されている。そしてこの補正速度3tqで発進モードの
基本クラッチ接続速度3gが更に補正される。
い場合には、第5図(C)の二点鎖線のようにクラッチ
出力側のブライマリブーり回転数Npの立上りが遅《な
ると共に、クラッチ接続開始に(+ってエンジン回転数
NOの上胃の度合が小さくなり、クラッチ接続速度も遅
くなる。さらにクラッチは完全に接続せずエンジン回転
数NOとブライマリブーり回転数Npとの間に偏差をも
ったまま滑るため、発熱量が増大して焼付きを生じてし
まう。そこで−1−MrF,クラッチ接続速度制御にお
いて、偏差算出部50,偏差変化率算出部5lでは、ク
ラッチ人,出力側回転数の偏差(No−Np),および
偏差変化率d(N e −N p)/dtが算出され、
これに基づき補正速度設定部52で補正速度自Nが検索
されている。そしてこの補正速度3tqで発進モードの
基本クラッチ接続速度3gが更に補正される。
つまり、坂道発進等において走行抵抗等の負荷が大きく
、第5図(C)の破線のように初期のクラッチ出力側の
ブライマリプーり回転数Npの立上りか極度に遅い場合
は、偏差(No −Np)と共に偏差変化率d(N e
− N p)/ dtが大きくなることで、補1F速
度白Nが大きい値に設定される。かかる発進条件では、
エンジン回転数NOの上昇の度合も小さくなり、基本ク
ラッチ接続速度白13の値は小さくなるが、この基本ク
ラッチ接続速度Q nが大きい値の補正速度$Nで補正
されてL1標クラッチ接続速度決定部53の目標クラッ
チ接続速度3が平川路での発進時と同じかあるいは逆に
大きい値となる。このため初期のクラッチストロークは
、第5図(b)の破線のように速く進んでプライマリプ
ーり回転数Npの上昇を促すようになる。かかる補正速
度$Hによる補正は偏差(NO−NP)が大きく、更に
偏差変化率d(N c − N P)/dtの絶対値が
大きい段階で積極的に行われ、このためクラッチストロ
ークおよび伝達トルクが増大してブライマリブーり回転
数Npは迅速に上昇し、エンジン回転数NOに対し遅れ
ることなく接続するのである。また、エンジン回転数N
8とプライマリプーリ回転数Npに偏差が生じていれば
、必ず基本クラッチ接続速度3 11は補正速度$Nで
増大補正されるため、クラッチが滑り続ける状態は回避
される。こうして、坂道発進の走行抵抗が大きい条件で
はクラッチ接続速度の増大でクラッチ接続が促進される
ことで、半クラッチ状態の時間と共に発熱量の増大が抑
制されることになる。
、第5図(C)の破線のように初期のクラッチ出力側の
ブライマリプーり回転数Npの立上りか極度に遅い場合
は、偏差(No −Np)と共に偏差変化率d(N e
− N p)/ dtが大きくなることで、補1F速
度白Nが大きい値に設定される。かかる発進条件では、
エンジン回転数NOの上昇の度合も小さくなり、基本ク
ラッチ接続速度白13の値は小さくなるが、この基本ク
ラッチ接続速度Q nが大きい値の補正速度$Nで補正
されてL1標クラッチ接続速度決定部53の目標クラッ
チ接続速度3が平川路での発進時と同じかあるいは逆に
大きい値となる。このため初期のクラッチストロークは
、第5図(b)の破線のように速く進んでプライマリプ
ーり回転数Npの上昇を促すようになる。かかる補正速
度$Hによる補正は偏差(NO−NP)が大きく、更に
偏差変化率d(N c − N P)/dtの絶対値が
大きい段階で積極的に行われ、このためクラッチストロ
ークおよび伝達トルクが増大してブライマリブーり回転
数Npは迅速に上昇し、エンジン回転数NOに対し遅れ
ることなく接続するのである。また、エンジン回転数N
8とプライマリプーリ回転数Npに偏差が生じていれば
、必ず基本クラッチ接続速度3 11は補正速度$Nで
増大補正されるため、クラッチが滑り続ける状態は回避
される。こうして、坂道発進の走行抵抗が大きい条件で
はクラッチ接続速度の増大でクラッチ接続が促進される
ことで、半クラッチ状態の時間と共に発熱量の増大が抑
制されることになる。
更に、アクセル踏込み時のスロットル開度θとスロット
ル開度変化速度dθ/dLとにより補正速度設定部54
で補正速度$θが検索され、発進モードで基本クラッチ
接続速度9Bが補正速度白θで補正される。そこで、発
進直後のエンジン回転数Nθの立上りが遅れる段階では
、基本クラッチ接続速度$Bの値も小さくてクラッチの
変位も遅れて開始するが、このとき補正速度白θにより
増大補正されるため、第5図(b)の実線または破線の
ようにエンジン回転数Noの上昇に先立ち、スロットル
開度θの立上りに追従してクランチの変位は早]」に開
始し、クラッチ接続方向に向う、また、第5図(a)の
二点鎖線のようにスロットル開度θスロットル開度変化
速度dθ/rHが共に大きい急発進の場合は、補正速度
白θの値も大きく設定されることで、クラッチは接続方
向に更に迅速に変位し、ドライバの発進意志に適応して
クラッチ接続の迅速化を促進することになる。
ル開度変化速度dθ/dLとにより補正速度設定部54
で補正速度$θが検索され、発進モードで基本クラッチ
接続速度9Bが補正速度白θで補正される。そこで、発
進直後のエンジン回転数Nθの立上りが遅れる段階では
、基本クラッチ接続速度$Bの値も小さくてクラッチの
変位も遅れて開始するが、このとき補正速度白θにより
増大補正されるため、第5図(b)の実線または破線の
ようにエンジン回転数Noの上昇に先立ち、スロットル
開度θの立上りに追従してクランチの変位は早]」に開
始し、クラッチ接続方向に向う、また、第5図(a)の
二点鎖線のようにスロットル開度θスロットル開度変化
速度dθ/rHが共に大きい急発進の場合は、補正速度
白θの値も大きく設定されることで、クラッチは接続方
向に更に迅速に変位し、ドライバの発進意志に適応して
クラッチ接続の迅速化を促進することになる。
次いで、上述のようにクラッチ接続した後は、エンジン
動力がそのまま無段変速機10に人力し、変速速度制御
部30とライン圧制御部3Iとにより無段変速された動
力が出力して走行する。
動力がそのまま無段変速機10に人力し、変速速度制御
部30とライン圧制御部3Iとにより無段変速された動
力が出力して走行する。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、油圧式クラッチ,歯車式自動変速機等の他の変速機
にも適用し得る。
く、油圧式クラッチ,歯車式自動変速機等の他の変速機
にも適用し得る。
以上述べてきたように、本発明によれば、クラッチの発
進制御において、エンジン回転数とその変化速度とによ
り基本クラッチ接続速度を定めてクラッチを変位するの
で、走行抵抗等の負荷条件が変化する場合でも、常にエ
ンスト,エンジンの吹上りを防止して円滑にクラッチ係
合し得る。
進制御において、エンジン回転数とその変化速度とによ
り基本クラッチ接続速度を定めてクラッチを変位するの
で、走行抵抗等の負荷条件が変化する場合でも、常にエ
ンスト,エンジンの吹上りを防止して円滑にクラッチ係
合し得る。
さらに、スロットル開度とその変化速度により補正速度
を定め、発進モードでの上記基本クラッチ接続速度を補
正するので、発進直後クラッチはアクセル踏込みに追従
して迅速に変位を開始し、かつ接続方向に進むことにな
り、応答性,フィーリングが向上する。
を定め、発進モードでの上記基本クラッチ接続速度を補
正するので、発進直後クラッチはアクセル踏込みに追従
して迅速に変位を開始し、かつ接続方向に進むことにな
り、応答性,フィーリングが向上する。
また、スロットル開度とその変化速度の両者により補正
されるので、ドライバの発進意志に適応してクラッチ接
続速度を制御でき、発進特性が向上する。
されるので、ドライバの発進意志に適応してクラッチ接
続速度を制御でき、発進特性が向上する。
第1図は本発明のクラッチの制御系のブロック図、
第2図はクラッチの制御装置の実施例の全体構成図、
第3図(a) , (b) . (c)は発進モードの
クラッチ接続速度.補正速度のマップを示す図、 第4図はクラッチ接続速度制御の作用のフローチャート
図、 第5図は発進制御のタイムチャート図である。 3・・・乾式クラッチ、8・・・DCモータ、27・・
・制御ユニット、42・・・発進モード判定部、46・
・・モータ制御部、47・・・基本クラッチ接続速度設
定部、53・・・目標クラッチ接続速度決定部、54・
・・補正速度設定部55・・・スロットル開度変化速度
算出部第3図 (σ) 特許出願人 富士重工業株式会社代理人 弁理士
小 橋 信 淳 同 弁理士 村 井 進 第4 図 第 図
クラッチ接続速度.補正速度のマップを示す図、 第4図はクラッチ接続速度制御の作用のフローチャート
図、 第5図は発進制御のタイムチャート図である。 3・・・乾式クラッチ、8・・・DCモータ、27・・
・制御ユニット、42・・・発進モード判定部、46・
・・モータ制御部、47・・・基本クラッチ接続速度設
定部、53・・・目標クラッチ接続速度決定部、54・
・・補正速度設定部55・・・スロットル開度変化速度
算出部第3図 (σ) 特許出願人 富士重工業株式会社代理人 弁理士
小 橋 信 淳 同 弁理士 村 井 進 第4 図 第 図
Claims (2)
- (1) エンジンと自動変速機とを運転状態に応じて選
択的に連結するクラッチの制御装置において、エンジン
回転数とその変化速度とにより基本クラッチ接続速度を
決定する基本クラッチ接続速度設定部と、スロットル開
度とその変化速度とにより補正速度を決定する補正速度
設定部とを有し、上記基本クラッチ接続速度設定部から
の基本クラッチ接続速度と上記補正速度設定部からの補
正速度とにより目標クラッチ接続速度を定める目標クラ
ッチ接続速度決定部を有し、上記目標クラッチ接続速度
によって上記クラッチを制御することを特徴とするクラ
ッチの制御装置。 - (2) 上記補正速度は、スロットル開度とその変化速
度に対し共に増大関数とする請求項(1)記載のクラッ
チの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1048144A JPH02229924A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | クラッチの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1048144A JPH02229924A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | クラッチの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229924A true JPH02229924A (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=12795158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1048144A Pending JPH02229924A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | クラッチの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02229924A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09158189A (ja) * | 1995-12-06 | 1997-06-17 | Asahi Doken Kk | 保水性ネット |
JP2006125602A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Nissan Motor Co Ltd | 発進摩擦要素の制御装置 |
JP2008032231A (ja) * | 1995-03-18 | 2008-02-14 | Luk Getriebe Syst Gmbh | トルク伝達システムを制御するための方法および装置 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1048144A patent/JPH02229924A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008032231A (ja) * | 1995-03-18 | 2008-02-14 | Luk Getriebe Syst Gmbh | トルク伝達システムを制御するための方法および装置 |
JPH09158189A (ja) * | 1995-12-06 | 1997-06-17 | Asahi Doken Kk | 保水性ネット |
JP2006125602A (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-18 | Nissan Motor Co Ltd | 発進摩擦要素の制御装置 |
JP4591041B2 (ja) * | 2004-11-01 | 2010-12-01 | 日産自動車株式会社 | 発進摩擦要素の制御装置 |
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