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JPH0222100B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0222100B2
JPH0222100B2 JP56140439A JP14043981A JPH0222100B2 JP H0222100 B2 JPH0222100 B2 JP H0222100B2 JP 56140439 A JP56140439 A JP 56140439A JP 14043981 A JP14043981 A JP 14043981A JP H0222100 B2 JPH0222100 B2 JP H0222100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compositions
ethylene
parts
cross
radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56140439A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778438A (en
Inventor
Uein Bitsugu Jeemuzu
Furederitsuku Maringaa Merubin
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Millennium Petrochemicals Inc
Original Assignee
National Distillers and Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Distillers and Chemical Corp filed Critical National Distillers and Chemical Corp
Publication of JPS5778438A publication Critical patent/JPS5778438A/ja
Publication of JPH0222100B2 publication Critical patent/JPH0222100B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K13/00Use of mixtures of ingredients not covered by one single of the preceding main groups, each of these compounds being essential
    • C08K13/02Organic and inorganic ingredients
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2933Coated or with bond, impregnation or core
    • Y10T428/294Coated or with bond, impregnation or core including metal or compound thereof [excluding glass, ceramic and asbestos]
    • Y10T428/2958Metal or metal compound in coating

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は水分、熱および火炎に対する抵抗性を
示し絶縁ワイヤおよびケーブルならびに成形物の
製造に有用な、放射線により交差結合可能な重合
体組成物に関する。更に詳しくは本発明は同じ一
般組成をもつ化学的に交差結合したコポリマーと
実質的に等しい抗張力を放射線により交差結合し
たものがもつ放射線により交差結合可能なエチレ
ン−ビニルエステルまたはエチレン−アクリレー
トのコポリマー組成物に関する。 耐火性重合体組成物が使用される最も重要な領
域の1つは電気的環境すなわち絶縁性と耐火性と
の両者が求められる領域特に伝導体絶縁の領域に
ある。かつて、ワイヤおよびケーブルに用いられ
る押し出し可能な組成物は火炎抵抗性のためにハ
ロゲン化ポリマーたとえば塩素化ポリエチレン、
ポリ塩化ビニル、クロロブタジエン、塩素化パラ
フインなどを三酸化アンチモンと一緒に含む(こ
の場合、両成分はかなりな量で存在する)ことが
要求された。別法として、クロロスルホン化ポリ
エチレン塗料の被覆が付加的製造操作を必要とす
る非難燃性絶縁配合物に適用された。 ある種の乾燥変圧器特に高電圧変圧器にとつ
て、使用した有機絶縁性成分の表面変形により電
気的欠陥が生じるという点に問題があつた。この
問題はブチルゴム、エポキシ樹脂またはポリエス
テル樹脂を有機バインダーとする組成物に水和ア
ルミナを添加することにより解決された。然しな
がら、これらの組成物はすぐれた押し出し特性、
物理的および電気的性質、耐熱性、ならびに難燃
性をバランスよくもつものではない。このような
組成物はケツセルらの米国特許第2997526号、同
第2997527号および同第2997528号に記載されてい
る。このような用途のためにそこに記載されてい
る組成物は熟成後に貧弱な抗張力、伸びおよび伸
び%をもつものである。 エチレン−酢酸ビニルコポリマーを主成分とし
て含む少なくとも1種の交差結合可能なポリマー
と、1種またはそれ以上のシランと、1種または
それ以上の水和無機充てん剤との均密混合物から
実質的になる、特に改善された水分および熱に対
する抵抗性を示す難燃性重合体組成物は、ワイヤ
およびケーブルの技術に広く許容されていた。こ
のような組成物はノースらの米国特許第3832326
号および同第3922442号に記載されている。これ
らの特許には、ポリマー100重量部当り80〜400重
量部好ましくは125〜140重量部の充てん剤および
充てん剤100部当り0.5〜5部のシランを含む組成
物が記載されている。潤滑剤については特定の濃
度範囲は記載されていないが、実施例の14個の組
成物すべてにおいてポリマー100部当り2部のス
テアリン酸カルシウムが使用されている。 ノースらの従来技術の重合体組成物は、改善さ
れた物理的および電気的性質ならびに高度の難燃
性の独特の組合せ又はバランスを示している。こ
れらの高度に望ましい結果はハロゲン化ポリマー
たとえばポリ塩化ビニルおよびクロロスルホン化
ポリエチレンの使用なしに達成され、それによつ
て塩化水素煙霧をなくし;カーボンブラツクなし
に達成され、それによつて着色絶縁材としての使
用を可能ならしめ;現在必要とされているような
難燃性被覆なしに達成され、それによつて組成物
をたとえば伝導体上に押し出される絶縁用配合物
として使用する際の製造操作の付加工程をなく
し;そして三酸化アンチモンなしに達成され、そ
れによつて非常に高価な化合物をなくしている。 このような組成物は白色(固有の性質)および
着色の均一絶縁用組成物として特に使用されてお
り、このものは金属たとえば銅またはアルミニウ
ムの伝導体上に押し出して単一の絶縁および外装
用組成物を与え、これは600ボルトまでの電圧に
おける90℃の操作およびある場合には125℃程度
の高温の操作にU.L.標準により位置づけされて
いる。 ノースらの絶縁用組成物は、すぐれた電気的性
質と熱および火炎による劣化効果に対する抵抗と
が組み合わさつた独特の組合せを必要とし且つ低
い煙密度および非腐食性煙霧が望まれるスイツチ
盤ワイヤ、器機ワイヤおよび自動車ワイヤの絶縁
に特別の用途をもつている。 ノースらはその組成物中のエチレン−酢酸ビニ
ルを高エネルギー源の照射によつて又は化学的交
差結合剤により好んで交差結合させている。他の
放射線硬化重合体組成物に認められているよう
に、ノースらの開示により製造した放射線硬化組
成物もパーオキサイド硬化組成物よりも貧弱な物
理的強度特性をもつている。その理由は十分には
わかつていないけれども、組成物中の主成分およ
び少量成分の量がその起因となる因子と考えられ
る。ノースらの型の組成物の物理的強度を改善す
る試みは現在に至るまでこれといつた成功を収め
ていない。 実施例に示されているノースらの型の2種の交
差結合可能な重合体組成物特にその実施例はこ
の相違を実証している。1つの製品はパーオキサ
イド硬化性のものであり他の製品は放射線硬化性
である。放射線硬化性相当物を製造するために数
種の変性がパーオキサイド硬化性製品についてな
された。放射線硬化性製品中のコポリマーはより
高い酢酸ビニル含量をもち、そしてステアリン酸
カルシウム潤滑剤の代わりにステアリン酸アルミ
ニウムが使用された。これは放射線硬化組成物の
物理的強度をそれがかつてもつていたものよりも
改善したが、それでもなおパーオキサイド硬化製
品よりもその強度はかなり低い。 本発明の目的は、交差結合状態において従来え
られたものよりすぐれた物理的強度特性をもつ放
射線により交差結合可能なエチレンコポリマー組
成物を提供することにある。 本発明のもう1つの目的は、すぐれた水分、熱
および火炎に対する抵抗を示すのみならず、交差
結合したとき従来えられたものよりすぐれた物理
的強度をも有するところの放射線により交差結合
可能なエチレンコポリマー組成物を提供すること
にある。 本発明によれば、シラン処理水和無機充てん剤
を含む、放射線により硬化したエチレンコポリマ
ー(特にエチレン−酢酸ビニルコポリマー)の物
理的強度は、(1)ラウリン酸とエチレン−ビス−ス
テアルアミドとからなる潤滑剤を従来使用のステ
アレート系潤滑剤の代りに使用し、そして(2)シラ
ン濃度を従来使用していた濃度より著るしく増大
させるならば、顕著に改善されるという事実が発
見された。更に詳しくは、本発明は次の諸成分か
らなる交差結合可能な重合体組成物に関する: (a) エチレンとC2〜C6脂肪族カルボン酸のビニ
ルエステル、C1〜C6アルキルアクリレートま
たはC1〜C6アルキルメタアクリレートとのコ
ポリマー、 (b) コポリマー100部当たり80〜400部の水和無機
充てん剤、 (c) 水和無機充てん剤100部当たり2〜8部、好
ましくは2.5〜6部のアルコキシシラン、およ
び (d) ラウリン酸とエチレン−ビス−ステアルアミ
ドとからなる潤滑有効量の潤滑剤。 本発明はまた次の諸成分すなわち (a) エチレンとC2〜C6脂肪族カルボン酸のビニ
ルエステル、C1〜C6アルキルアクリレートま
たはC1〜C6メタアルキルアクリレートとのコ
ポリマーおよび (b) シラン処理水和無機充てん剤で該充てん剤の
濃度がコポリマー100部当り80〜400部の充てん
剤であるもの を含む放射線により交差結合可能な重合体組成物
において、シランとして充てん剤100部当り2〜
8部の量のアルコキシシランを使用し、そして該
組成物中にラウリン酸とエチレン−ビス−ステア
ルアミドとからなる潤滑剤の潤滑有効量を配合し
てなる改善された組成物に関するものと記述する
こともできる。 本発明はまたこれらの交差結合可能な重合体組
成物からなる均一絶縁層で被覆された電気伝導体
に関するものである。 本発明は、エチレンと脂肪族カルボン酸ビニル
エステル、アルキルアクリレートまたはアルキル
メタアクリレートとのコポリマー、およびシラン
処理水和無機充てん剤からなり、放射線により交
差結合した状態においてこれと比較しうる放射線
交差結合組成物が示したものよりも著るしく高い
物理的強度を示す、放射線により交差結合可能な
重合体組成物に関する。 本発明の組成物はノースらの米国特許第
3832326号および同第3922442号に開示の組成物を
構成する諸成分の多くを含む。ここに該米国特許
の開示を引用によつてくみ入れる。 “交差結合可能な”または“交差結合”なる用
語はその通常の技術で認識されている意味を示す
ものとしてこの明細書中で使用する。すなわち、
それらはポリマー分子間の主たる原子価結合の形
成を示すものである。 ポリマー類の交差結合は化学的交差結合、熱に
よる交差結合または放射線による交差結合のよう
な周知の方法によつて行なわれるけれども、本発
明の組成物は放射線によつて好ましくは交差結合
されるものである。放射線交差結合の基本的方法
には、コバルト60を使用するもの、加促剤を使用
するもの、β線を使用するもの、γ線を使用する
もの、X線を使用するものなどがある。放射線に
よる交差結合のためのこれらの方法は当業技術に
おいて非常によく知られており、ここに詳細に述
べる必要はないであろう。 本発明の重合体成分はエチレンとコモノマー
(ビニルエステル、アクリレートまたはメタアク
リレートでありうる)とのコポリマーである。ビ
ニルエステルはC2〜C6脂肪族カルボン酸たとえ
ば酢酸ビニル、ピロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、ペンタン酸ビニルまたはヘキサン酸ビニルで
ありうる。アクリレートおよびメタアクリレート
はC1〜C6アルキルエステルの任意のものである
ことができ、たとえばメチル−、エチル−、プロ
ピル−、ブチル−、ペンチル−、またはヘキシル
−アクリレートあるいは−メタアクリレートであ
る。本発明の重合体成分を構成する好ましいコポ
リマーは、約9〜約90%、好ましくは約9〜40
%、最も好ましくは約9〜約28%の酢酸ビニルを
含み残余がエチレンであるエチレン−酢酸ビニル
コポリマーである。 本発明はノースらの従来技術の組成物の改良に
関する。ノースらの組成物は好ましい重合体成分
としてエチレン−酢酸ビニルコポリマーを含んで
いるけれども、他の交差結合可能なポリマーまた
はコポリマーの少量も含むことができる。然しな
がらエチレン−酢酸ビニルコポリマーはノースら
の組成物中に存在する全ポリマー成分の少なくと
も66%を構成する。好ましくない態様において使
用される少量成分としての重合体成分の代表例に
はポリエチレン、アクリレートおよびマレート、
ポリジメチルシロキサン、ポリメチルフエニルシ
ロキサン、および酢酸ビニルとアクリレートとの
コポリマーがある。いうまでもなく、これらの少
量成分としての重合体成分の混合物も使用され
る。 たとえば上記の(エチレンまたは酢酸ビニル以
外の)対応するモノマー物質の任意のものから誘
導されるエチレンおよび酢酸ビニルのターポリマ
ーも使用できる。代表的なターポリマーはエチレ
ン−酢酸ビニル−マレイン酸ビニルのターポリマ
ーである。 ノースらによつて使用されるエチレン酢酸ビニ
ルコポリマーは好ましくは約1.0〜約20.0のメル
トインデツクスをもつものである。 ノースらの組成物中に使用されるポリエチレン
は高密度、中密度および低密度のポリエチレンな
らびにその混合物の実質的にすべてを包含する。
電線およびケーブルの均一絶縁に使用するため混
合する最も好ましいポリエチレンは一般に約
0.900〜約0.950g/c.c.の密度および約1.0〜約10.0
のメルトインデツクスをもつものである。 ノースらによつて少量割合で使用されているポ
リマーおよびコポリマーの少量は本発明の組成物
中にも使用できるが、このようなことは好ましい
ことではなく、また事実、これらの好ましくない
組成物は単一のコポリマー好ましくはエチレン−
酢酸ビニルコポリマーを重合体成分として使用す
るときにえられる交差結合組成物のすぐれた物理
的強度を示さない。 ノースらの従来技術の組成物について真実であ
るように、本発明の組成物は次のすぐれた且つバ
ランスのとれた諸性質を示す: 1 低温での脆さ:すなわちこの組成物は低温で
の移動(ASTM D746)中に容易に亀裂を生
じない。 2 熟成後の熱抵抗:すなわち90℃における長時
間の作業後に、そして125℃における長時間の
作業後においてさえ、すぐれた伸びを示す。 3 アーク抵抗性およびトラツキング抵抗性:
5KVもの高さにある。これに対して磁器でさ
え4KVで表面破壊を示す。然しこの性質は600
ボルト以下の好ましい作業環境においては必要
でないことが多い。 4 耐火性および難燃性。 5 水分抵抗性:すなわち、機械的な水吸収が低
く、すぐれた誘電恒数を示す。 6 工業用化学薬品に対する抵抗性。 更に、これらの組成物を放射線により交差結合
すると、それらは従来技術の放射線交差結合組成
物よりすぐれた且つ化学的に交差結合した従来技
術の組成物と同等の抗張力を示す。 本発明の組成物が何故このようなすぐれたバラ
ンスのとれた諸性質を与えるのかはよくわかつて
いない。エチレンコポリマー、シラン、水和無機
充てん剤、および好ましい潤滑剤の間に若干の相
乗作用関係が存在すると理論づけることはできる
が、本発明をこのような理論に拘束させるつもり
はない。然しながら、5000ボルト以下の低電圧の
環境にとつて、更に特に600ボルト以下の環境に
とつてさえ、本発明の組成物は均一絶縁材として
の働きについて従来技術と等しい。均一絶縁材は
伝導体の周囲に一層を押し出す場合の絶縁材を示
す当業技術で認められた用語であり、この一層は
電気的絶縁および外装として役立ち、物理的保護
および火炎に対する保護を与える。本発明は単一
押し出し被覆を使用する場合の、5000ボルト以下
の特に600ボルト以下の範囲の均一絶縁材として
役立たせるのに特に適しており、そしてすぐれた
バランスのとれた諸性質の要求されるのはこの環
境においてである。更に、エチレン酢酸ビニル重
合体は非常に多量の充てん剤を保有してなお高い
柔軟性および高度の交差結合度を示すことも発見
された。高い充てん剤保有量、高い柔軟性および
高い交差結合の同時達成は全く驚くべきことであ
る。それは高い柔軟性と高度の交差結合とは、高
い交差結合と高い充てん剤保有量(これは交差結
合可能なポリマーの低含量を暗に示すものであ
る)とがそうであるように、両立しえないものと
一般に信じられているからである。エチレン−酢
酸ビニルコポリマーは更に本発明の重合体組成物
にすぐれた難燃性を付与する。 上述のエチレンコポリマーは高エネルギー電子
ビーム照射により交差結合する。十分に交差結合
したこれらのポリマーは熱硬化の状態になる。 放射線による交差結合の技術は非常によく開発
されているのでこの方法について言及する必要は
ほとんどないであろう。高い合計照射量を使用す
るに従い、交差結合度は一般に増加し、好ましい
交差結合のためには、約2〜25メガラドの合計照
射量が使用される。 一般に、交差結合度が高いほど、水分、化学試
剤に対する抵抗は大きく、重合体組成物の摩耗に
対する抵抗は小さい。低度の交差結合において
は、熱抵抗性の若干の損失ならびに熟成後の伸び
%に及ぼす著るしい影響もある。実際の交差結合
度はもちろん、上記の因子と最終製品に及ぼすそ
の効果とを考慮に入れて変化させることができ
る。 シラン成分 1種またはそれ以上の置換シランは本発明の重
合体組成物の第2の必須成分を構成する。 所望のバランスのとれた諸性質に悪影響を及ぼ
すことのない且つ本発明のポリマーと無機充てん
剤とを結合させるのに役立つ、任意のシランが本
発明に使用できる。ただしそのシランは非燃焼性
のものたとえばアルコキシシランまたはアミンシ
ランであり、そしてポリマーの交差結合を妨害し
たりポリマーの処理中に劣化を生ぜしめたりしな
いものであるべきである。 絶縁用組成物の製造に使用する好ましいシラン
はアルコキシシランたとえば低級アルキル−、ア
ルケニル−、アルキニル−、およびアリール−ア
ルコキシシランならびに低級アルキル−、アルケ
ニル−、アルキニル−、およびアリール−アルコ
キシまたは−アリールオキシアルコキシシランで
ある。このようなシラン具体例はメチルトリエト
キシ−、メチルトリス(2−メトキシエトキシ)
−、ジメチルエトキシ−、アルキルトリメトキシ
−、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)−、
フエニルトリス(2−メトキシエトキシ)−ビニ
ルトリメトキシ−およびビニルトリエトキシ−シ
ランである。 最良の結果のためには、ビニルシランを使用す
るのが好ましく、下記のビニルシランが特に好ま
しい。 γ−メタアクリロキシプロピルトリメトキシシ
ラン ビニル−トリス(2−メトキシエトキシ)シラ
ン H2C=CHSi(OCH2CH2OCH33 水和無機充てん剤成分 本発明に使用する充てん剤は水和無機充てん剤
たとえば水和酸化アルミニウム〔Al2O3・3H2O
またはAl(OH)3〕、水和マグネシア、水和カルシ
ウムシリケートである。これらの化合物のうちで
最も好ましいのは水和酸化アルミニウムである。 すぐれたバランスのとれた諸性質をうるために
は、重合体組成物の配合の際に水和無機充てん剤
を使用することが必須である。別種の充てん剤の
多量割合は、それが不活性であれそうでなくてあ
れ、組成物に加えてなおすぐれたバランスのとれ
た性質を達成することはできない。 無機充てん剤中の水和水はエチレン−酢酸ビニ
ルコポリマーが燃焼または着火するに足る熱の適
用をうけている間に放出されなければならない。
無機充てん剤に化学的に結合している水和水は吸
熱的に放出される。水和無機充てん剤は難燃性と
共に絶縁性を付与するために当業技術において従
来から使用されていた他の充てん剤たとえばカー
ボンブラツク、粘土、2酸化チタンよりも遥かに
すぐれた仕方で難燃性を増大させることが発見さ
れた。それ以上に驚異的とさえいえることは、使
用する高い充てん荷重において難燃性がすぐれた
電気絶縁性と組み合さつていることである。なん
となればこれらの荷重において、重合体組成物は
大量の結合水を含んでいるからである。 充てん剤の大きさは従来技術によつて使用され
ている大きさに準拠すべきである。 潤滑剤成分 重合体絶縁材を押し出しによつて伝導体上に形
成させるとき、潤滑剤が絶縁材組成物の一部を形
成していることが好ましい。このような潤滑剤た
とえば脂肪酸石鹸、またはその金属誘導体は従来
から使用されていた。潤滑剤は押し出しプロセス
を助けるばかりではなく、ワイヤ絶縁物の剥離性
をも改善し、これによつて末端使用者の作業を容
易にする。 潤滑剤成分は本発明の重合体組成物の必須成分
を構成する。必要濃度の好ましいシランと潤滑有
効量で使用される特定2成分潤滑剤組成物との組
合せが、放射線で交差結合した本発明の組成物の
物理的強度を予想外に改善するということが発見
された。 ステアリン酸カルシウムはノースらの組成物の
ような重合体組成物の潤滑剤として従来使用され
てきた。一般に、放射線により交差結合したもの
は化学的に交差結合した対応物よりも実質的に低
い抗張力を示した。放射線で硬化した組成物の物
理的強度特性はステアリン酸カルシウムの代りに
ステアリン酸アルミニウムを使用することによつ
てやや改善されるが、その物理的性質はなお化学
的に硬化したステアリン酸カルシウム組成物のそ
れよりも低い。 ラウリン酸とエチレン−ビス−ステアルアミド
とからなる潤滑剤組成物を適正量の好ましいシラ
ンと組合せて使用すると顕著に増強した物理的強
度特性がえられるという事実が発見された、そし
てこれが本発明の必須部分である。本発明の組成
物に使用するこの潤滑剤組成物は15〜35%のラウ
リン酸と85〜65%のエチレン−ビス−ステアルア
ミドとからなる。特に好ましい潤滑剤は約25%の
ラウリン酸と約75%のエチレン−ビス−ステアル
アミドとからなり、このものはモールド・ワイズ
(Mold−Wiz)なる商品名で商業的に入手しう
る。 諸成分の割合 ポリマーの量および充てん剤の量は広範囲の割
合で変化しうる。最良の結果は、ポリマー100部
当り80〜400部好ましくは100〜135部充てん剤を
使用するとき、電線およびケーブル上への被覆た
とえば押し出しにおいてえられる。ここでいうす
べての百分率(%)および部は他に記載のない限
り重量基準である。 前述の如く、本発明の組成物を放射線により交
差結合するときにえられる改善された抗張力にと
つて必須なのはシランの量および潤滑剤の組成で
ある。シランの有用な量は水和充てん剤100部当
り2〜8部またはそれ以上であり、好ましくは
2.5〜6部である。この必要量のシランをラウリ
ン酸とエチレン−ビス−ステアルアミドとからな
る潤滑剤の潤滑有効量と組合せて使用する。潤滑
有効量は一般に樹脂100部当り0.5〜5部の範囲に
ある。 本発明の組成物は多数の方法で製造できる。た
とえば、充てん剤処理の好ましい方法は、シラン
をポリマーに直接添加し、次いでこれに充てん
剤、潤滑剤および所望ならば他の添加剤を加える
ことによつて行なわれる。これは内部ミキサたと
えばバンバリーミキサまたはウエルナー・アン
ド・プフライダラーミキサ中で行なうことができ
る。別法として、シランを充てん剤に直接添加し
てこれに分散させ、次いでポリマーおよび潤滑剤
を加えてもよい。 3種の必須成分のすべての緊密混合を保証する
当業技術に知られている任意の処理装置を使用す
ることができる。ただし、シランは水和無機充て
ん剤の表面上に緊密に且つ十分に分散させなけれ
ばならない。 本発明の組成物の必須成分に加えて、他の添加
剤たとえば顔料、安定剤、酸化防止剤(たとえば
重合したトリメチルジヒドロキノリン)を、それ
らが所望のときの交差結合を妨害したり所望の性
質を害したりしない限り、存在させてもよい。こ
のような物質はポリマーの10%以下の範囲の、そ
してふつうには5%以下の量の、非常に僅かな割
合で存在させる。他の成分の量が望ましくない2
つの理由がある。第1は、本発明の組成物それ自
体が既にすぐれた性質をもつているためである。
第2は、他の充てん剤のかなりな量は、たとえば
バランスのとれた性質を劣化させたりまたはくつ
がえしたりするだけに役立つにすぎないからであ
る。 次の実施例は本発明を更に説明するためのもの
である。 それぞれのサンプルを調整するに際して、同じ
一般方法を使用した。それぞれの場合、検討すべ
きシラン、水和アルミナ(Al2O3・3H2O)、検討
すべき潤滑剤、および酸化防止剤(すべての場
合、重合した1,2−ジヒドロ−2,2,4−ト
リメチル−キノリン)を重合体成分に加えてこれ
らを混合した。混合後に、使用した試験に依存し
て重合体組成物を試験プラグに成形して放射線で
硬化するか、あるいはブラベンダー押し出し器を
使用して銅線上に押し出して放射線で硬化した。 実施例 1 数種の潤滑剤を検討した。化学的に硬化した組
成物に使用されているステアリン酸カルシウムに
比較して放射線で硬化した組成物にすぐれた物理
的性質を与えるステアリン酸アルミニウムを、ラ
ウリン酸とエチレン−ビス−ステアルアミドとか
らなる潤滑剤と対比して検討した。後者はモール
ド・ワイズ33UDKという商品名で入手しうる25
%のラウリン酸−75%エチレン−ビス−ステアル
アミドの混合物であつた。 残余の成分は次のとおりであつた。 EVAコポリマー(28%VA) 水和アルミナ 118phr γ−メタアクリロキシプロピル− トリメトキシシラン 3phr 酸化防止剤 1phr 試験結果を第1表に示す。
【表】 これらのデータは、ステアリン酸アルミニウム
をラウリン酸とエチレン−ビス−ステアルアミド
とからなる潤滑剤に置き換えると、放射線硬化ア
ルミナ充てん剤EVA組成物の抗張力の顕著な増
加がえられることを示している。また、この2成
分潤滑剤組成物の使用は水吸収の減少をも与え
た。 実施例 2 アルコキシシランと、ラウリン酸とエチレン−
ビス−ステアルアミドとからなる潤滑剤との組合
せを12.5MR放射線硬化において被覆ワイヤにつ
いて検討した。またこれを比較組成物(その1つ
はパーオキサイド硬化のものであり、他の1つは
放射線硬化のものであつた)と対比して検討し
た。 本発明のサンプルは次の組成をもつものであつ
た。 EVAコポリマー(28%VA) 水和アルミナ 118phr ビニルトリス(メトキシエトキシ) シラン 3phr 潤滑剤:25%ラウリン酸− 75%エチレン−ビス−ステアルアミド 1phr 重合した1,2−ジヒドロ−2,2,4− トリメチルキノリン 1phr 比較の放射線硬化性組成物は次の組成をもつも
のであつた。 EVAコポリマー(28%VA) 水和アルミナ 118phr ビニルトリス(メトキシエトキシ)シラン
1phr 潤滑剤:ステアリン酸アルミニウム 2phr 重合した1,2−ジヒドロ−2,2, 4−トリメチルキノリン 1phr パーオキサイド硬化性組成物は比較の放射線硬
化組成物と類似であつたが、更に有機パーオキサ
イドを含んでいた。 これらの組成物で被覆したワイヤの試験結果を
第2表に示す。
【表】 ヤ
これらのデータは、シラン濃度の増大およびス
テアリン酸アルミニウムのラウリン酸/エチレン
−ビス−ステアルアミド潤滑剤により置換が改善
された分散性および改善された物理的性質をもつ
放射線硬化組成物を与えることを示している。事
実、この改善された放射線硬化組成物の物理的性
質はパーオキサイド交差結合対応物に匹敵するも
のであつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の諸成分すなわち (a) エチレンとC2〜C6脂肪族カルボン酸のビニ
    ルエステル、C1〜C6アルキルアクリレートま
    たはC1〜C6アルキルメタアクリレートとのコ
    ポリマー、 (b) コポリマー100部当たり80〜400部の水和無機
    充てん剤、 (c) 水和無機充てん剤100部当たり2〜8部のア
    ルコキシシラン、および (d) ラウリン酸とエチレン−ビス−ステアルアミ
    ドとからなる潤滑有効量の潤滑剤 からなることを特徴とする放射線により交差結合
    可能な重合体組成物。 2 コポリマーがエチレン−酢酸ビニルコポリマ
    ーである特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 シランがビニル−トリス(2−メトキシエト
    キシ)シランまたはγ−メタアクリロキシプロピ
    ルトリメトキシシランである特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の組成物。 4 充てん剤がアルミナである特許請求の範囲第
    1項〜第3項のいずれかに記載の組成物。 5 潤滑剤が15〜35%のラウリン酸と85〜65%の
    エチレン−ビス−ステアルアミドとからなる特許
    請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の組
    成物。 6 更に(e)酸化防止有効量の重合した1,2−ジ
    ヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリンを含む
    特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載
    の組成物。
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