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JPH0220061B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0220061B2
JPH0220061B2 JP56211327A JP21132781A JPH0220061B2 JP H0220061 B2 JPH0220061 B2 JP H0220061B2 JP 56211327 A JP56211327 A JP 56211327A JP 21132781 A JP21132781 A JP 21132781A JP H0220061 B2 JPH0220061 B2 JP H0220061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
holder
heat
welded
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56211327A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58113385A (ja
Inventor
Junichi Naito
Minoru Oohashi
Kenichi Numazawa
Osamu Oka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oriental Yeast Co Ltd
Original Assignee
Oriental Yeast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oriental Yeast Co Ltd filed Critical Oriental Yeast Co Ltd
Priority to JP56211327A priority Critical patent/JPS58113385A/ja
Publication of JPS58113385A publication Critical patent/JPS58113385A/ja
Publication of JPH0220061B2 publication Critical patent/JPH0220061B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は隔膜電極に用いる隔膜を保持する隔膜
保持体及びその製造方法に関する。
従来、隔膜電極用隔膜保持体は第1図に示され
ているように隔膜電極の先端部に用いられてい
る。たとえば第1図に示されている隔膜電極の先
端部を隔膜酸素電極の先端部とすると、1はポリ
エチレン等の酸素を透し易いが水を通さない円形
状の隔膜である。2は形状が平ワツシヤ状の中心
孔を有する保持体で、隔膜1を保持している。3
は内周が螺刻されて、その一端部が狭い孔を有す
る締め部で、4は円筒状の筒体で、その先端は螺
刻されており締め部3と螺合している。5は電解
液で、NaOH等の溶液が用いられている。6は
棒状の電極で、外周部分がカソード、その中心軸
に沿つた部分にアノード電極があり、このアノー
ド電極の先端は電解液5の薄層を介して隔膜1と
対向して設けられている。隔膜1と保持体2とは
接着剤や加熱溶着等でつけられている。これらを
あわせて隔膜保持体とよぶ。保持体2に隔膜1が
接着剤ではりつけられている場合、第1図に示さ
れているように隔膜保持体を隔膜酸素電極に装着
すると、この隔膜酸素電極を較正のための溶液や
測定用の被検液につけたりすると、接剤がこれら
の溶液によつておかされたりする。又、熱殺菌時
の熱によつて接着剤が劣化して隔膜剥離を起し隔
膜保持体の寿命を著るしく縮め、隔膜酸素電極の
保守整備が大変なものとなる。この対策として第
2図Aに示されているように保持体2の全面に隔
膜1を加熱溶着する方法を試みたが(斜線の部分
が溶着部分7)保持体の中心孔をおおつている隔
膜10に製造時、多数のピンホール8やシワ9が
でき易い。ピンホール8は電解液5と図示せぬ被
検液との間を隔離することができなくなるので良
くない。シワ9は電極6のアノード電極との距離
が一定でなくするので電極出力にバラツキを生じ
測定誤差を大きくするので良くない。しかし、ピ
ンホール8やシワ9のない隔膜保持体を作るため
には非常に歩留りが悪く高価となる欠点を有して
いた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、保持体の中心孔を覆う隔膜に多数のピンホー
ルやシワが発生せず、歩留りが向上する隔膜電極
用の隔膜保持体及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
以下、図面に従つて本発明の一実施例を詳細に
説明する。第2図Bは本発明の隔膜保持体の製造
装置で製造した隔膜保持体の一実施例で、2は中
心孔を有する平ワツシヤ形状の保持体で、外径が
a、内径がcとなつている。この保持体2の素材
は金属でも良いし、プラスチツクでも良いし、金
属の上にプラスチツクを被覆したものでも良い。
保持体2の上には隔膜としてポリエチレンフイル
ム、シリコン系樹脂膜、フツ素系樹脂膜等のプラ
スチツクフイルムが加熱溶着されている。11は
保持体2の中心孔近傍すなわち非溶着部で、内径
cと外径bとの間で、隔膜1は加熱溶着されてい
ない。7の斜線の部分が保持体2と隔膜1とが加
熱溶着されている加熱溶着部で、内径bと外径a
との間である。つまり、中心孔を有する環形状の
保持体2の内縁部上面全周に非溶着部11が、保
持体2の外縁部上面全周に加熱溶着部7がそれぞ
れ設けられ、隔膜1の下面が前記加熱溶着部7に
おいて保持体2に加熱溶着されている。好ましく
はb=(a+c)/2の関係が成立するように加
熱溶着部7の内径bを決めると良いが、しかしこ
れも保持体2の外径aと内径bの関係で一概には
決められない。とにかく、このように保持体2の
中心孔近傍以外の部分を離型性の良い加熱体で、
隔膜1を加熱溶着部7の所のみ圧着し、しかも加
熱溶着時、保持体2の中心孔を覆つている隔膜1
を非熱伝導性の部材で平担に保持することによ
り、第2図Bに示されているようなピンホールや
シワのない隔膜保持体を製造できる。
第3図は本発明の隔膜保持体を製造する製造装
置の一実施例の部分断面図で、21は板状の台座
で、この台座と垂直方向に支柱20が固定してと
りつけられている。26,27は支柱20に同方
向にとりつけられているアームで、その方向は支
柱と直角方向をなしている。アーム26,27の
先端にはガイド部材28,29が各々とりつけら
れており、このガイド部材28,29は中心に主
軸30を通す孔が設けられている。これらの孔の
中心軸方向は、台座21の垂直方向と一致する。
ガイド部材28,29の孔に主軸30が貫設され
ており、主軸30の一端には錘31がとりつけら
れ、他端には加熱圧着体14が設けられている。
22はハンドルで、このハンドルを手で上下動す
ることにより主軸30、即ち加熱圧着体14を上
下動させる。このハンドル22の一端部は、支柱
20に固定された軸23に回動可能なようにとり
つけられている。ハンドル22の中間部は主軸3
0に固定された固定部25にりつけられている軸
24に回動可能にとりつけられ、ハンドル22を
手でさげると、軸23を支点として回動すること
により、主軸30を下に押し下げる。31は錘
で、軽い力でハンドル22が下がるように設けた
ものであり、32はスプリングで、絶えず加熱圧
着体を初期位置(上方の位置)にもつていくため
のものである。加熱圧着体14は断面図で示され
ているが、実際は円柱状で先端部に傾斜が設けら
れており、その先端の外径寸法はdで示されてい
る。33は加熱圧着体14の加熱圧着端部で、内
径b、外径dで円環状になつており、この内径b
は保持体2の内径cよりも大きい。内径bより小
さい中心部は窪みとなつているが、この窪みの中
央部に熱伝導性の悪い物質でかつ外径eの円柱状
の第1の挟持板15が設けられており、この第1
の挟持板15の下面と加熱圧着端部33の下面と
は同一平面上にある。第1の挟持板5の素材は、
たとえば4弗化エチレン、アスベスト、窒化シリ
コン等のものがあげられる。更に加熱圧着体14
の内部にハウジング16を設けてヒーター17が
収納されており、又加熱圧着端部33の近くに測
温体18が埋設されている。これらを温度コント
ローラー19に接続することにより、加熱圧着体
14、即ち加熱圧着端部33を一定の溶着温度に
保つ。台座21の上には台13が加熱圧着体の端
部と対向せるように設けられており、この台の上
に第1の挟持板15に対向せる如く、外径eで厚
さが保持体2の厚さと同じ第2の挟持板12がと
りつけられている。この第2の挟持板12も第1
の挟持板15と同じように加熱しにくく離型性の
良い素材でできている。2は保持体で、セツトし
た時、中心孔に第2の挟持板12が入るようにな
つており、保持体2の上面と第2の挟持板12の
面とは同一平面上にとなつてる。1は、保持体2
の上に載置された隔膜である。保持体2として第
2図Bに示されている寸法の保持体2を用いる。
今、第3図に示されているようにセツトする。こ
こで、寸法はa>d>b>c>eの関係を保つて
いる。予め加熱圧着端部33はヒーター17、測
温体18、温度コントローラー19により溶着温
度迄加熱されている。ハンドル22を手でおろす
と加熱圧着体14はつきあて迄下がり、第1の挟
持板15と第2の挟持板12により保持体2の中
心孔を覆つている隔膜1を平担に挟持する。これ
と同時に、加熱圧着端部33は隔膜1を保持体2
に押圧することにより、隔膜1を保持体2に第2
図Bの斜線に示す如く溶着させることができる。
つまり保持体2の外縁部上面全周のみすなわち加
熱溶着部7のみに隔膜1の外周部下面全周が加熱
溶着されたことになる。溶着後ハンドル22を手
から離すと第2図Bに示すようなピンホールやシ
ワのない隔膜保持体が製造できる。
本発明は、以上説明したように構成されている
ので、保持体の中心孔を覆う隔膜に多数のピンホ
ールやシワが発生せず、歩留りが向上し、この結
果、安価な隔膜保持体を提供でき、隔膜保持体を
利用した隔膜電極の保守修理が不要になるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は隔膜電極先端部の構成図、第2図Aは
欠陥を有する隔膜電極用隔膜保持体の正面図、第
2図Bは本発明の隔膜保持体の一実施例としての
正面図、第3図は本発明の隔膜電極用隔膜保持体
の製造装置の一実施例としての一部断面の側面図
である。 1;隔膜、2;保持体、7;加熱溶着部、1
1;非溶着部、12;第2の挟持板、14;加熱
圧着体、15;第1の挟持板、17;ヒーター、
18;測温体、19;温度コントローラー、3
3;加熱圧着端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電極の先端が、保持体に保持された隔膜に電
    解液の薄層を介して対向する隔膜電極用の隔膜保
    持体において、 中心孔を有する環形状の保持体の内縁部上面全
    周に非溶着部を、前記保持体の外縁部上面全周に
    加熱溶着部をそれぞれ設け、隔膜の下面を前記加
    熱溶着部において保持体に加熱溶着したことを特
    徴とする隔膜電極用の隔膜保持体。 2 電極の先端が、保持体に保持された隔膜に電
    解液の薄層を介して対向する隔膜電極用の隔膜保
    持体の製造方法において、 中心孔を有する環形状の保持体の内縁部上面全
    周に非溶着部を、前記保持体の外縁部上面全周に
    加熱溶着部をそれぞれ設け、保持体の内径よりも
    大きな内径を有する環状の加熱圧着端部により隔
    膜を保持体に押圧し、隔膜の下面を前記加熱溶着
    部において保持体に加熱溶着すると同時に、前記
    保持体の中心孔を覆う隔膜を第1の挟持板および
    第2の挟持板で平坦に挟持することを特徴とする
    隔膜保持体の製造方法。
JP56211327A 1981-12-28 1981-12-28 隔膜電極用の隔膜保持体及びその製造方法 Granted JPS58113385A (ja)

Priority Applications (1)

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JP56211327A JPS58113385A (ja) 1981-12-28 1981-12-28 隔膜電極用の隔膜保持体及びその製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS58113385A JPS58113385A (ja) 1983-07-06
JPH0220061B2 true JPH0220061B2 (ja) 1990-05-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058355U (ja) * 1991-07-16 1993-02-05 日本建鐵株式会社 冷凍装置におけるフイルター装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441328Y2 (ja) * 1984-09-21 1992-09-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5594155A (en) * 1979-01-08 1980-07-17 Corning Glass Works Electrode film

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