JPH02193992A - キナゾリン誘導体 - Google Patents
キナゾリン誘導体Info
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- JPH02193992A JPH02193992A JP1336689A JP1336689A JPH02193992A JP H02193992 A JPH02193992 A JP H02193992A JP 1336689 A JP1336689 A JP 1336689A JP 1336689 A JP1336689 A JP 1336689A JP H02193992 A JPH02193992 A JP H02193992A
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- JP
- Japan
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- compound
- formula
- piperidine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、強心作用を有する新規なキナゾリン誘導体ま
たはその薬理的に許容される酸付加塩に関する。
たはその薬理的に許容される酸付加塩に関する。
従来の技術
強心作用を有し、下式で示されるキナゾリン誘導体にお
いて、置換基Y0として複素環基が直接あるいはアルキ
レン鎮を介して置換したビペリジノ基がキナゾリン環の
4位に結合した化合物群が知られている。
いて、置換基Y0として複素環基が直接あるいはアルキ
レン鎮を介して置換したビペリジノ基がキナゾリン環の
4位に結合した化合物群が知られている。
例えば、特開昭51−36469号公報にはYoが化合
物が、また特開昭61−215389号公報にはYoが
直接あるいはアルキレン鎮を介してヒダントインまたは
チオヒダントイン誘導体を有する化合物がそれぞれ開示
されている。
物が、また特開昭61−215389号公報にはYoが
直接あるいはアルキレン鎮を介してヒダントインまたは
チオヒダントイン誘導体を有する化合物がそれぞれ開示
されている。
発明が解決しようとする課題
慢性心不全に対する治療として強心剤が用いられている
が、その効果の強度や持続性においていまだ満足できる
ものはない。
が、その効果の強度や持続性においていまだ満足できる
ものはない。
本発明により、強心作用を有する新規なキナゾリン誘導
体が提供される。
体が提供される。
課題を解決するための手段
本発明は式(1)
ある化合物が、特開昭60−120872号公報にはY
oが直接あるいはアルキレン鎖を介して(式中、R1、
R2およびR3は、同一または異なって水素または低級
アルキルを表わし、mは0または1であり、nは0.1
.2.3または4であり、Zは苓R“ し、R4は水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、
低級アルケニル、アラルキルまたは低級rル=は単結合
または二重結合を表わし、Yは酸素もしくは硫黄原子ま
たは〉NR4(式中、R4は前記と同義である)を表わ
し、R′は水素または低級アルキルを表わし、Xは前記
と同義であるが、Xが酸素原子でmとnが共に0の時、
R″およびR5の少くとも一つは水素以外の基である〕
を表わす)で表わされるキナゾリン誘導体〔以下、化合
物(I)という。他の式番号の化合物についても同様で
ある〕およびその薬理的に許容される酸付加塩に関する
。
oが直接あるいはアルキレン鎖を介して(式中、R1、
R2およびR3は、同一または異なって水素または低級
アルキルを表わし、mは0または1であり、nは0.1
.2.3または4であり、Zは苓R“ し、R4は水素、置換もしくは非置換の低級アルキル、
低級アルケニル、アラルキルまたは低級rル=は単結合
または二重結合を表わし、Yは酸素もしくは硫黄原子ま
たは〉NR4(式中、R4は前記と同義である)を表わ
し、R′は水素または低級アルキルを表わし、Xは前記
と同義であるが、Xが酸素原子でmとnが共に0の時、
R″およびR5の少くとも一つは水素以外の基である〕
を表わす)で表わされるキナゾリン誘導体〔以下、化合
物(I)という。他の式番号の化合物についても同様で
ある〕およびその薬理的に許容される酸付加塩に関する
。
式(I)の各基の定義において、低級アルキルおよび低
級アルカノイルにおけるアルキル部分は、炭素数1〜6
の直鎮または分岐状の例えばメチノベエチル、プロピル
、イソプロピノペプチル、イソブチル、Se叶ジブチル
tert−プチノペベンチル、インペンチル、ネオペン
チル、5ec−ペンチノペヘキシノペ5ec−ヘキシル
等が包含される。置換アルキルにおける置換基は、同一
または異なって置換数1〜3のヒドロキシノペ低級アル
コキシル、低級アルカノイルオキシ、低級アルキルチオ
、低級アルキルスルフィニノペ低級アルキルスルホニル
オキシ、アミン、モノ低級アルキル置換アミノ、ジ低級
アルキル置換アミノ、含窒素脂環式複素環基およびハロ
ゲン等が包含される。ここで低級アルコキシル、低級ア
ルカノイルオキシ、低級アルキルチオ、低級アルキルス
ルフィニル、低級アルキルスルホニルオキシ、モノ低級
アルキル置換アミノおよびジ低級アルキル置換アミノに
おけるアルキル部分は炭素数1〜4の直鎮または分岐状
の、例えばメチル、壬チル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、5eC−ブチルおよびtert−
ブチル等が、含窒素脂環式複素環基としては、ピロリジ
ニル、ピペリジノ、ピペラジニノペN−メチルピペラジ
ニル、モルホリノ、チオモルホリノ、ホモピペラジニル
およびN−メチルホモピペラジニル等が、またハロゲン
としてはフッ素、塩素、臭素およびヨウ素の各原子がそ
れぞれあげられる。
級アルカノイルにおけるアルキル部分は、炭素数1〜6
の直鎮または分岐状の例えばメチノベエチル、プロピル
、イソプロピノペプチル、イソブチル、Se叶ジブチル
tert−プチノペベンチル、インペンチル、ネオペン
チル、5ec−ペンチノペヘキシノペ5ec−ヘキシル
等が包含される。置換アルキルにおける置換基は、同一
または異なって置換数1〜3のヒドロキシノペ低級アル
コキシル、低級アルカノイルオキシ、低級アルキルチオ
、低級アルキルスルフィニノペ低級アルキルスルホニル
オキシ、アミン、モノ低級アルキル置換アミノ、ジ低級
アルキル置換アミノ、含窒素脂環式複素環基およびハロ
ゲン等が包含される。ここで低級アルコキシル、低級ア
ルカノイルオキシ、低級アルキルチオ、低級アルキルス
ルフィニル、低級アルキルスルホニルオキシ、モノ低級
アルキル置換アミノおよびジ低級アルキル置換アミノに
おけるアルキル部分は炭素数1〜4の直鎮または分岐状
の、例えばメチル、壬チル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、5eC−ブチルおよびtert−
ブチル等が、含窒素脂環式複素環基としては、ピロリジ
ニル、ピペリジノ、ピペラジニノペN−メチルピペラジ
ニル、モルホリノ、チオモルホリノ、ホモピペラジニル
およびN−メチルホモピペラジニル等が、またハロゲン
としてはフッ素、塩素、臭素およびヨウ素の各原子がそ
れぞれあげられる。
低級アルケニルとは炭素数2〜6のビニル、アリノペプ
ロペニノペブテニルおよびヘキセニル等が包含される。
ロペニノペブテニルおよびヘキセニル等が包含される。
アラルキルとは炭素数7〜15のベンジル、フェネチオ
およびベンズヒドリル等が包含される。
およびベンズヒドリル等が包含される。
化合物(I)の薬理的に許容される酸付加塩としては種
々の無機酸との塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ
化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩など、また種々
の有機酸との塩、例えばギ酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、
マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、ク
エン酸塩、シュウ酸塩、グリオキシル酸塩、アスパラギ
ン酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩な
どがあげられる。
々の無機酸との塩、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ
化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩など、また種々
の有機酸との塩、例えばギ酸塩、酢酸塩、安息香酸塩、
マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、ク
エン酸塩、シュウ酸塩、グリオキシル酸塩、アスパラギ
ン酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩な
どがあげられる。
次に化合物(1)の製造法について説明する。
製法1
化合物(1)は、次式
(式中、R2およびR3は前記と同義であり、Lは脱離
基を表わす) で示される化合物(II)と次式 (式中、R’、 Z、 m 右よびnは前記と同義であ
る)で示される化合物(II[)とを反応させることに
より得ることができる。
基を表わす) で示される化合物(II)と次式 (式中、R’、 Z、 m 右よびnは前記と同義であ
る)で示される化合物(II[)とを反応させることに
より得ることができる。
ここで、して示される脱離基とは、塩素、臭素等のハロ
ゲン原子、メチルチオ、エチルチオ等のアルキルチオ基
、フェニルチオ、ナフチルチオ等のアリ−1ルチオ基、
メチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、エ
チルスルホニル等の低級アルキルスルホニル基、フェニ
ルスルホニル、p−)ルエンスルホニル等のアリールス
ルホニル基オヨヒフェニルスルホニルオキシ、p〜トル
エンスルホニルオキシ等のアリールスルホニルオキシ基
等を意味する。
ゲン原子、メチルチオ、エチルチオ等のアルキルチオ基
、フェニルチオ、ナフチルチオ等のアリ−1ルチオ基、
メチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、エ
チルスルホニル等の低級アルキルスルホニル基、フェニ
ルスルホニル、p−)ルエンスルホニル等のアリールス
ルホニル基オヨヒフェニルスルホニルオキシ、p〜トル
エンスルホニルオキシ等のアリールスルホニルオキシ基
等を意味する。
反応は、化合物(II)に対し化合物(III)あるい
はその酸付加塩を1当量以上使用し、必要により塩基の
存在下に行うことが好ましい。酸付加塩としては、前記
した化合物(I)の酸付加塩と同様のものがあげられ、
塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
カリウム等の無機塩基、ソジウムメトキシド、ポタシウ
ムエトキシド、ボタシウムtert−ブトキシド等のア
ルカリ金属塩、トリエチルアミン、ピリジン、1,8−
ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデカ−7−エン(D
BU)等の有機塩基などがあげられる。また、ヨウ化カ
リウム等の共存下に行うことが、反応を円滑に行うのに
好適な場合もある。
はその酸付加塩を1当量以上使用し、必要により塩基の
存在下に行うことが好ましい。酸付加塩としては、前記
した化合物(I)の酸付加塩と同様のものがあげられ、
塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸
カリウム等の無機塩基、ソジウムメトキシド、ポタシウ
ムエトキシド、ボタシウムtert−ブトキシド等のア
ルカリ金属塩、トリエチルアミン、ピリジン、1,8−
ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデカ−7−エン(D
BU)等の有機塩基などがあげられる。また、ヨウ化カ
リウム等の共存下に行うことが、反応を円滑に行うのに
好適な場合もある。
反応溶媒としては、反応に不活性な溶媒、例えばアセト
ン等のケトン類、クロロホルム、メチレンクロライド等
のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、ベンゼン
、トルエン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素類、メ
タノール、エタノール、イソプロパツール等の低級アル
コール類およびアセトニトリルなどが単独もしくは組み
合わせて用いられる。
ン等のケトン類、クロロホルム、メチレンクロライド等
のハロゲン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、ベンゼン
、トルエン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素類、メ
タノール、エタノール、イソプロパツール等の低級アル
コール類およびアセトニトリルなどが単独もしくは組み
合わせて用いられる。
反応温度は0〜200℃の範囲で、好ましくは室温ない
し使用される溶媒の沸点の間で行われ、10分〜24時
間で反応は終了する。
し使用される溶媒の沸点の間で行われ、10分〜24時
間で反応は終了する。
製法2
化合物(I)において、Zがそれぞれ次式(式中、R4
aは水素を除<R’を意味し、Xは前記と同義である) で表わされる化合物(r a)あるいは(Ib)は、Z
が次式 (式中、Xは前記と同義である) で表わされる化合物(1−1)とアルキル化剤、例えば
次式 %式%() (式中、Halはハロゲンを表わし、R4°は前記と同
義である) で表わされる化合物(IV)とを塩基の存在下に反応さ
せることによって得ることができる。
aは水素を除<R’を意味し、Xは前記と同義である) で表わされる化合物(r a)あるいは(Ib)は、Z
が次式 (式中、Xは前記と同義である) で表わされる化合物(1−1)とアルキル化剤、例えば
次式 %式%() (式中、Halはハロゲンを表わし、R4°は前記と同
義である) で表わされる化合物(IV)とを塩基の存在下に反応さ
せることによって得ることができる。
使用される塩基としては、製法1で例示したものおよび
水素化ナトリウムなどが用いられ、また反応溶媒も製法
1で例示したものおよび水などが単独もしくは組み合わ
せて用いられる。
水素化ナトリウムなどが用いられ、また反応溶媒も製法
1で例示したものおよび水などが単独もしくは組み合わ
せて用いられる。
反応時間および反応温度も製法1に記載したものが同様
に適用される。
に適用される。
なお、該反応においては、例えば化合物(1−1)、ア
ルキル化剤、塩基の種類などの反応条件の差異により、
化合物(Ia)または(Ib)それぞれ単独あるいは両
化合物の混合物が生成してくる。
ルキル化剤、塩基の種類などの反応条件の差異により、
化合物(Ia)または(Ib)それぞれ単独あるいは両
化合物の混合物が生成してくる。
製法3
化合物(I>において、Zが
(式中、R4およびXは前記と同義である)である化合
物(Ib’)は、次式 (式中、R1、R2、R3、R4、mおよびnは前記と
同義である) で表わされる化合物(V)を適当な閉環試剤で処理する
ことによって得ることができる。
物(Ib’)は、次式 (式中、R1、R2、R3、R4、mおよびnは前記と
同義である) で表わされる化合物(V)を適当な閉環試剤で処理する
ことによって得ることができる。
閉環試剤としては、N、N’−カルボニルジイミダゾー
ル、尿素、ホスゲン、二硫化炭素、N、N’−チオカル
ポニルジイミダゾール、チオホスゲンなどがあげられる
。
ル、尿素、ホスゲン、二硫化炭素、N、N’−チオカル
ポニルジイミダゾール、チオホスゲンなどがあげられる
。
反応溶媒、反応温度および時間等は、前記した製法1あ
るいは2に記載したものが同様に適用される。
るいは2に記載したものが同様に適用される。
また反応の促進のきために、例えばトリエチルアミン、
ピリジン、DBU、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウム
等の塩基を共存させてもよい。
ピリジン、DBU、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウム
等の塩基を共存させてもよい。
製法4
化合物(I)において、Zが
(式中、R5およびXは前記と同義である)である化合
物(I c)は、次式 (式中、R1、R2、R3、R5、X、mおよびnは前
記と同義である) で表わされる化合m(V’I)をリチウムアルミニウム
ヒドリド、リチウムボロヒドリド等の金属錯体化合物等
と反応し、さらに酸処理することにより得ることができ
る。
物(I c)は、次式 (式中、R1、R2、R3、R5、X、mおよびnは前
記と同義である) で表わされる化合m(V’I)をリチウムアルミニウム
ヒドリド、リチウムボロヒドリド等の金属錯体化合物等
と反応し、さらに酸処理することにより得ることができ
る。
反応溶媒としCは、反応に関与しないジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ベンゼン等が用いられ、反応は
一50〜50℃で、数分から6時間で終了する。
、テトラヒドロフラン、ベンゼン等が用いられ、反応は
一50〜50℃で、数分から6時間で終了する。
製法5
化合物(1)において、R4が置換基としてアミノ、モ
ノ低級アルキル置換アミノ、ジ低級アルキル置換アミン
、含窒素脂環式複素環基を有する低級アルキルである化
合物は、対応する置換基が低級アルキルスルホニルオキ
シである化合物とアンモニア、第一級アミン、第二級ア
ミン、含窒素脂環式複素環等対応するアミン類とを反応
させることにより得ることができる。
ノ低級アルキル置換アミノ、ジ低級アルキル置換アミン
、含窒素脂環式複素環基を有する低級アルキルである化
合物は、対応する置換基が低級アルキルスルホニルオキ
シである化合物とアンモニア、第一級アミン、第二級ア
ミン、含窒素脂環式複素環等対応するアミン類とを反応
させることにより得ることができる。
反応溶媒は、反応に関与しないメタノール、クロロホル
ム、ジメチルホルムアミド等が用いられ、反応は通常O
〜150℃で30分〜24時間で終了する。
ム、ジメチルホルムアミド等が用いられ、反応は通常O
〜150℃で30分〜24時間で終了する。
製法6
化合物(I)において、R4が置換基として低級アルカ
ノイルオキシを有する低級アルキルである化合物は、対
応する置換基がヒドロキシルである化合物を通常のアシ
ル化剤でアシル化することにより得ることができる。
ノイルオキシを有する低級アルキルである化合物は、対
応する置換基がヒドロキシルである化合物を通常のアシ
ル化剤でアシル化することにより得ることができる。
アシル化剤としては、酸無水物、酸ハライド等が用いら
れ、製法1に記載したと同様の塩基の存在下に行うこと
が好ましい場合もある。
れ、製法1に記載したと同様の塩基の存在下に行うこと
が好ましい場合もある。
製法7
化合物(I)において、R4が置換基として低級アルキ
ルスルフィニルを有する低級アルキルである化合物は、
対応する置換基が低級アルキルチオである化合物を過酸
化水素、m−クロロ過安息香酸等の酸化剤で処理するこ
とにより得ることができる。
ルスルフィニルを有する低級アルキルである化合物は、
対応する置換基が低級アルキルチオである化合物を過酸
化水素、m−クロロ過安息香酸等の酸化剤で処理するこ
とにより得ることができる。
なお以上の製造法において原料化合物として用いられる
化合物(n)、(I[I)、(V)および(Vl)は、
公知の方法(例えば特開昭51−36469号公報;特
開昭61−215389号公報など)もしくは参考例等
に記載した方法あるいはこれらに準じて製造することが
できる。
化合物(n)、(I[I)、(V)および(Vl)は、
公知の方法(例えば特開昭51−36469号公報;特
開昭61−215389号公報など)もしくは参考例等
に記載した方法あるいはこれらに準じて製造することが
できる。
上述した製法における中間体および目的化合物は、有機
合成化学で常用される精製法、例えばp過、抽出、洗浄
、乾燥、a縮、再結晶、各種クロマトグラフィー等に付
して単離精製することができる。また中間体においては
、特に精製することなく次の反応に供することも可能で
ある。
合成化学で常用される精製法、例えばp過、抽出、洗浄
、乾燥、a縮、再結晶、各種クロマトグラフィー等に付
して単離精製することができる。また中間体においては
、特に精製することなく次の反応に供することも可能で
ある。
化合物(1)の塩を取得したいとき、化合物(I)が塩
の形で得られる場合には、そのまま精製すればよく、ま
た、遊離の形で得られる場合には、通常の方法により塩
を形成させればよい。
の形で得られる場合には、そのまま精製すればよく、ま
た、遊離の形で得られる場合には、通常の方法により塩
を形成させればよい。
また、化合物(1)およびその薬理上許容される塩は、
水あるいは各種溶媒の付加物の形で存在することもある
が、これら付加物も本発明に包含される。
水あるいは各種溶媒の付加物の形で存在することもある
が、これら付加物も本発明に包含される。
なお、化合物(1)の中には互変異性体が存在し得るも
のがあるが、本発明は互変異性体に限らずすべての可能
な立体異性体およびそれらの混合物も包含される。
のがあるが、本発明は互変異性体に限らずすべての可能
な立体異性体およびそれらの混合物も包含される。
各製造法によって得られる化合物(1)の具体例および
物性値を第1表に示す。
物性値を第1表に示す。
次に、代表的な化合物(1)の強心作用について、試験
例で説明する。
例で説明する。
試験例
体重8〜15kgの雌雄雑種成犬にペンドパルビクール
のす) IJウム塩を30mg/kgの割合で静脈内投
与し、麻酔をかけた。人工呼吸下で、左総頚動脈よりカ
テーテル型圧トランスデューサーを逆行性に左心室内に
挿入し、左心室内圧を測定した。
のす) IJウム塩を30mg/kgの割合で静脈内投
与し、麻酔をかけた。人工呼吸下で、左総頚動脈よりカ
テーテル型圧トランスデューサーを逆行性に左心室内に
挿入し、左心室内圧を測定した。
また、大腿動脈に挿入したカテーテルを介して圧トラン
スデユーサ−により末梢血圧を測定した。
スデユーサ−により末梢血圧を測定した。
心筋収縮力は左心室内圧の1次微分の最大値(dp/d
t maX)を指標にし、心拍数はECG波型(第■誘
導)をタコメーターに導入し計測した。
t maX)を指標にし、心拍数はECG波型(第■誘
導)をタコメーターに導入し計測した。
測定中の麻酔の維持は、ハロタンと笑気を用いた吸入麻
酔により行った。同時に筋弛緩薬(臭化パンクロニウム
)を0.1mg/kg時の割合で左前肢静脈より持続注
入した。この方法により、長時間安定した麻酔状態を得
ることができた。
酔により行った。同時に筋弛緩薬(臭化パンクロニウム
)を0.1mg/kg時の割合で左前肢静脈より持続注
入した。この方法により、長時間安定した麻酔状態を得
ることができた。
試験化合物はPEG−4QQに溶解して、右前肢静脈(
iv>より第2表に示した用量を投与した。
iv>より第2表に示した用量を投与した。
投与後60分までの心筋収縮力、心拍数、末梢平均血圧
の投与前値に対する最大変化率および心筋収縮力変化の
持続時間を求めた。
の投与前値に対する最大変化率および心筋収縮力変化の
持続時間を求めた。
結果を第2表に示す。
第 2 表
評
、分)
化合物(I)もしくはその薬理的に許容される酸付加塩
を含有する強心剤は、例えば錠剤、カプセル剤、シロッ
プ剤、注射剤、点滴剤、坐剤等の通常適用される剤形に
m製して経口的にあるいは筋肉内注射、静脈内注射、動
脈内注射、点滴、坐剤による直腸内投与のような非経口
的投与で投与することができる。それらの経口的または
非経口的に投与する剤形の製剤化には通常知られた方法
が適用され、例えば、各種の賦形剤、滑沢剤、結合剤、
崩壊剤、懸濁化剤、等張化剤、乳化剤等を含有していて
もよい。
を含有する強心剤は、例えば錠剤、カプセル剤、シロッ
プ剤、注射剤、点滴剤、坐剤等の通常適用される剤形に
m製して経口的にあるいは筋肉内注射、静脈内注射、動
脈内注射、点滴、坐剤による直腸内投与のような非経口
的投与で投与することができる。それらの経口的または
非経口的に投与する剤形の製剤化には通常知られた方法
が適用され、例えば、各種の賦形剤、滑沢剤、結合剤、
崩壊剤、懸濁化剤、等張化剤、乳化剤等を含有していて
もよい。
使用する製剤用担体としては、例えば、水、注射用蒸留
水、生理食塩水、グルコース、フラクトース、白糖、マ
ンニット、ラクトース、でん粉、セルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、アルギン酸、タルク、クエン酸ナト
リウム、炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、ステ
アリン酸マグネシウム、尿素、シリコーン樹脂、ソルビ
タン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等があ
げられる。
水、生理食塩水、グルコース、フラクトース、白糖、マ
ンニット、ラクトース、でん粉、セルロース、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、アルギン酸、タルク、クエン酸ナト
リウム、炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウム、ステ
アリン酸マグネシウム、尿素、シリコーン樹脂、ソルビ
タン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等があ
げられる。
投与量は、投与形態、患者の年齢、体重、症状等により
異なるが、例えば通常経口で5−=600mg/ 60
kg/日が適当であり、点滴の場合は、0.1〜5■
/kg/分で1日あたり経口投与量の限度をこえない範
囲とするのが好ましい。
異なるが、例えば通常経口で5−=600mg/ 60
kg/日が適当であり、点滴の場合は、0.1〜5■
/kg/分で1日あたり経口投与量の限度をこえない範
囲とするのが好ましい。
以下に実施例と参考例をもって本発明の詳細な説明する
。
。
実施例1
4−クロロ−6,7−シメトキシキナゾリン1.5g1
参考例1で得られる化合物a1.4g、トリエチルアミ
ン1.4gおよびメタノール50m1の混合物を還流下
1時間攪拌した。濃縮し、残渣に水を加え析出した結晶
を濾過、乾燥し、1−(6,7ジメトキシキナゾリンー
4−イル)−4−(2オキソイミダゾリジン−1−イル
)ピペリジン(化合物1)1.8gを得た。
参考例1で得られる化合物a1.4g、トリエチルアミ
ン1.4gおよびメタノール50m1の混合物を還流下
1時間攪拌した。濃縮し、残渣に水を加え析出した結晶
を濾過、乾燥し、1−(6,7ジメトキシキナゾリンー
4−イル)−4−(2オキソイミダゾリジン−1−イル
)ピペリジン(化合物1)1.8gを得た。
実施例2
参考例2で得られる化合物b1.og、)IJエチルア
ミン0.7g、二硫化炭素1.0gおよびエタノール5
mlの混合物を還流下15時間撹拌した。
ミン0.7g、二硫化炭素1.0gおよびエタノール5
mlの混合物を還流下15時間撹拌した。
室温まで冷却し、析出する結晶を濾過、乾燥し、1−(
6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)4−(2−
チオキソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合
物2)1.Ogを得た。
6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)4−(2−
チオキソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合
物2)1.Ogを得た。
実施例3
l−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)−4
−(5−メチル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−3
−イル)ピペリジン3.0gをテトラヒドロフラン10
0n+Iに溶解し、リチウムアルミニウムヒドリド0.
59 gを加え室温で5分間攪拌した。
−(5−メチル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−3
−イル)ピペリジン3.0gをテトラヒドロフラン10
0n+Iに溶解し、リチウムアルミニウムヒドリド0.
59 gを加え室温で5分間攪拌した。
水を加え、析出する沈殿を沖別し、p液を濃縮した。1
規定塩酸を加え酸性にし、さらに1規定水酸化ナトウリ
ム水溶液でアルカリ性にした。クロロホルムで抽出し無
水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。残渣をジエチルエ
ーテルから結晶化し、1−(6,7−シメトキシキナゾ
リンー4−イル)−4−(4−メチルイミダゾール−2
−オン−1−イル)ピペリジン(化合物3)1.4gを
得た。
規定塩酸を加え酸性にし、さらに1規定水酸化ナトウリ
ム水溶液でアルカリ性にした。クロロホルムで抽出し無
水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。残渣をジエチルエ
ーテルから結晶化し、1−(6,7−シメトキシキナゾ
リンー4−イル)−4−(4−メチルイミダゾール−2
−オン−1−イル)ピペリジン(化合物3)1.4gを
得た。
実施例4
l−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)4−
(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン1
.5gをジメチルスルホキシド10m1に溶解し、60
%水素化す)IJウム0.4gを加え室温で15分間攪
拌した。ヨウ化メチル1.0gを加え室温でさらに1時
間攪拌した。水を加之、酢酸エチルで抽出し無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をメタノール−ジエ
チルエーテルから結晶化し、1−(6,7−シメトキシ
キナゾリンー4−イル)−4−(3−メチル−2−オキ
ソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合物4)
0.9gを得た。
(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン1
.5gをジメチルスルホキシド10m1に溶解し、60
%水素化す)IJウム0.4gを加え室温で15分間攪
拌した。ヨウ化メチル1.0gを加え室温でさらに1時
間攪拌した。水を加之、酢酸エチルで抽出し無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をメタノール−ジエ
チルエーテルから結晶化し、1−(6,7−シメトキシ
キナゾリンー4−イル)−4−(3−メチル−2−オキ
ソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合物4)
0.9gを得た。
実施例5
実施例4のヨウ化メチルをヨウ化エチル1、Ogに変更
する以外は同様の操作で、4−(3−エチル−2−オキ
ソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物5)1
.0gを得た。
する以外は同様の操作で、4−(3−エチル−2−オキ
ソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物5)1
.0gを得た。
実施例6
実施例4のヨウ化メチルをヨウ化n−プロピル1.0g
に変更する以外は同様の操作で、1−(6゜7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)−4−(2−オキソ−3−
n−プロピルイミダゾリジン1−イル)ピペリジン(化
合物6)0.9gを得た。
に変更する以外は同様の操作で、1−(6゜7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)−4−(2−オキソ−3−
n−プロピルイミダゾリジン1−イル)ピペリジン(化
合物6)0.9gを得た。
実施例7
実施例4のヨウ化メチルをクロロメチルメチルエーテル
1.0gに変更する以外は同様の操作で4−(3−メト
キシメチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)−
1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)ピペ
リジン(化合物7)1.0gを得た。
1.0gに変更する以外は同様の操作で4−(3−メト
キシメチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)−
1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)ピペ
リジン(化合物7)1.0gを得た。
実施例8
実施例4のヨウ化メチルを2−ブロモエチルアセテ−)
1.0 gに変更する以外は同様の操作で4−(3−
アセチル−2−オキソイミダゾリジン1−イル)−1−
(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)ピペリジ
ン(化合物8)0.5gを得た。
1.0 gに変更する以外は同様の操作で4−(3−
アセチル−2−オキソイミダゾリジン1−イル)−1−
(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)ピペリジ
ン(化合物8)0.5gを得た。
実施例9
実施例4のヨウ化メチルをアリルプロミド1.0gに変
更する以外は同様の操作で4−(3−アリル−2−オキ
ソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物9)1
.0gを得た。
更する以外は同様の操作で4−(3−アリル−2−オキ
ソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物9)1
.0gを得た。
実施例10
実施例4のヨウ化メチルをクロルメチルメチルスルフィ
ド1.0gに変更する以外は同様の操作で1−(6,7
−シメトキシキナゾリンー4−イル)4−(3−メチル
チオメチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)ピ
ペリジン(化合物10)1.4gを得た。
ド1.0gに変更する以外は同様の操作で1−(6,7
−シメトキシキナゾリンー4−イル)4−(3−メチル
チオメチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)ピ
ペリジン(化合物10)1.4gを得た。
実施例11
実施例10で得られる化合物100.4gを50%酢酸
I Q+nlに溶解し、30%過酸化水素水Q、5ml
を加え水冷下2時間攪拌した。1規定水酸化す) IJ
ウム水溶液で反応液をアルカリ性にし、クロロホルムで
抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、残渣
にジエチルエーテルを加え結晶化した。結晶をp過、乾
燥し、1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル
)−4−(3−メチルスルフィニルメチル−2−オキソ
イミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合物11)
0.3gを得た。
I Q+nlに溶解し、30%過酸化水素水Q、5ml
を加え水冷下2時間攪拌した。1規定水酸化す) IJ
ウム水溶液で反応液をアルカリ性にし、クロロホルムで
抽出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、残渣
にジエチルエーテルを加え結晶化した。結晶をp過、乾
燥し、1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル
)−4−(3−メチルスルフィニルメチル−2−オキソ
イミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合物11)
0.3gを得た。
実施例12
参考例3で得られる化合物co、15gをアセトニトリ
ル10m1に溶解し、N、N’−カルポニルジイミダソ
ール0.12 gを加え50℃で3時間攪拌した。濃縮
し、残渣に水とクロロホルムを加え分配し、有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をジエチ
ルエーテルで結晶化し、4− (3−ベンジル−2−オ
キソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−シメ
トキシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物12
)0.1gを得た。
ル10m1に溶解し、N、N’−カルポニルジイミダソ
ール0.12 gを加え50℃で3時間攪拌した。濃縮
し、残渣に水とクロロホルムを加え分配し、有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残渣をジエチ
ルエーテルで結晶化し、4− (3−ベンジル−2−オ
キソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−シメ
トキシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物12
)0.1gを得た。
実施例13
1−ベンジル−4−(3−β−ベンジルオキシエチル−
2−オキソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン3.
0g、メタノール25mL1規定塩酸25mlおよび1
0%パラジウム−炭素0.3gの混合物を水素気流下6
0℃で2日間攪拌した。触媒を枦去した反応液を濃縮し
、メタノール53ml。
2−オキソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン3.
0g、メタノール25mL1規定塩酸25mlおよび1
0%パラジウム−炭素0.3gの混合物を水素気流下6
0℃で2日間攪拌した。触媒を枦去した反応液を濃縮し
、メタノール53ml。
トリエチルアミン3mlおよび4−クロロ−6,7−シ
メトキシキナゾリン1.0gを加え60℃で2時I!l
攪拌した。水を加え析出する結晶をp取、乾燥し、4−
(3−β〜ヒドロキシエチルー2−オキソイミダゾリジ
ン−1−イル)−1−(6,7−シメトキシキナゾリン
ー4−イル)ピペリジン(化合物13)0.5gを得た
。
メトキシキナゾリン1.0gを加え60℃で2時I!l
攪拌した。水を加え析出する結晶をp取、乾燥し、4−
(3−β〜ヒドロキシエチルー2−オキソイミダゾリジ
ン−1−イル)−1−(6,7−シメトキシキナゾリン
ー4−イル)ピペリジン(化合物13)0.5gを得た
。
実施例14
実施例13で得られる化合物130.3g、無水酢酸Q
、1ml、ピリジン5mlおよびトリエチルアミンQ、
2mIの混合物を室温で1時間攪拌した。反応液を濃縮
し、水−クロロホルムで分配し、有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をメタノール−ジエチ
ルエーテルから結晶化し、p取、乾燥して4−(3−β
−アセトキシエチル−2−オキソイミダゾリジン−1−
イル)−1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イ
ル) ピペリジン(化合物14)0.3gを得た。
、1ml、ピリジン5mlおよびトリエチルアミンQ、
2mIの混合物を室温で1時間攪拌した。反応液を濃縮
し、水−クロロホルムで分配し、有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をメタノール−ジエチ
ルエーテルから結晶化し、p取、乾燥して4−(3−β
−アセトキシエチル−2−オキソイミダゾリジン−1−
イル)−1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イ
ル) ピペリジン(化合物14)0.3gを得た。
実施例15
実施例14の無水酢酸をメタンスルホン酸クロリドQ、
l+lに変更する以外は同様の操作で4−(3−β−メ
タンスルホニルオキシエチル−2−オキソイミダゾリジ
ン−1−イル)−1−(6,7−シメトキシキナゾリン
ー4−イル)ピペリジン(化合物15)0.3gを得た
。
l+lに変更する以外は同様の操作で4−(3−β−メ
タンスルホニルオキシエチル−2−オキソイミダゾリジ
ン−1−イル)−1−(6,7−シメトキシキナゾリン
ー4−イル)ピペリジン(化合物15)0.3gを得た
。
実施例16
実施例15で得られる化合物150.3g、ピペリジン
Q、2ml、)リエチルアミンQ、4mlおよびジメチ
ルホルムアミド20m1の混合物を60℃で7時間攪拌
した。反応液を濃縮し、クロロホルム−水で分配し、有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を
メタノール−ジエチルエーテルから結晶化し、洲取、乾
燥し、1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル
”) −4−(3−β−(ピペリジン−1−イル)エチ
ル−2−オキソイミダゾリジン−1−イルコピペリジン
(化合物16)0.16gを得た。
Q、2ml、)リエチルアミンQ、4mlおよびジメチ
ルホルムアミド20m1の混合物を60℃で7時間攪拌
した。反応液を濃縮し、クロロホルム−水で分配し、有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を
メタノール−ジエチルエーテルから結晶化し、洲取、乾
燥し、1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル
”) −4−(3−β−(ピペリジン−1−イル)エチ
ル−2−オキソイミダゾリジン−1−イルコピペリジン
(化合物16)0.16gを得た。
実施例17
実施例4のヨウ化メチルをブロモアセクール1.0gに
変更する以外は同様の操作で4− (3−β、β−ジェ
トキシエチルー2−オキソイミダプリジン−1−イル)
−1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)ピ
ペリジン(化合物17)0.8gを得た。
変更する以外は同様の操作で4− (3−β、β−ジェ
トキシエチルー2−オキソイミダプリジン−1−イル)
−1−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)ピ
ペリジン(化合物17)0.8gを得た。
した両分より同様にして1−(6,7−ジフトキンキナ
ゾリン−4−イル)−4−(2−プロピルチオ−2−イ
ミダシリン−1−イル)ピペリジン(化合物19)0.
44gを得た。
ゾリン−4−イル)−4−(2−プロピルチオ−2−イ
ミダシリン−1−イル)ピペリジン(化合物19)0.
44gを得た。
実施例18
実施例2で得られる化合物21.0gをジメルホルムア
ミドl Qmlに溶解し60%水素化ナトリウム0.3
2 gを加え室温で10分間攪拌した。ヨウ化n−プロ
ピル0.521111を加え室温でさらに30分間攪拌
した。反応液をa縮し、水−りo。
ミドl Qmlに溶解し60%水素化ナトリウム0.3
2 gを加え室温で10分間攪拌した。ヨウ化n−プロ
ピル0.521111を加え室温でさらに30分間攪拌
した。反応液をa縮し、水−りo。
ホルムで分配し、有機層を乾燥、濃縮した。50gのシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1〜2%メ
タノール/クロロホルムで溶出した画分をa縮、ジエチ
ルエーテルから結晶化し、1(6バージメトキシキナゾ
リンー4−イル)−4−(3−n−プロピル−2−チオ
キソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合物1
8)0.16gを得た。
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1〜2%メ
タノール/クロロホルムで溶出した画分をa縮、ジエチ
ルエーテルから結晶化し、1(6バージメトキシキナゾ
リンー4−イル)−4−(3−n−プロピル−2−チオ
キソイミダゾリジン−1−イル)ピペリジン(化合物1
8)0.16gを得た。
また、10%メタノール/クロロホルムで溶出実施例1
9 実施例18のヨウ化プロピルをブロモアセタールQ、3
mlに変更する以外は同様の操作を行った。
9 実施例18のヨウ化プロピルをブロモアセタールQ、3
mlに変更する以外は同様の操作を行った。
1%メタノール/クロロホルムより溶出した両分より4
− (3−β、β−ジェトキシエチルー2−チオキソイ
ミダゾリジン−1−イル)−1−(6゜7−シメトキシ
キナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物20)0.
55gを得た。
− (3−β、β−ジェトキシエチルー2−チオキソイ
ミダゾリジン−1−イル)−1−(6゜7−シメトキシ
キナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物20)0.
55gを得た。
また、4%メタノール/クロロホルムよす溶出した両分
より4−(2−β、β−ジェトキシエチルチオー2−イ
ミダシリン−1−イル)−1−(6,7−シメトキシキ
ナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物21)0.2
8gを得た。
より4−(2−β、β−ジェトキシエチルチオー2−イ
ミダシリン−1−イル)−1−(6,7−シメトキシキ
ナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物21)0.2
8gを得た。
実施例20
実施例2で得られる化合物20.98gをジメチルホル
ムアミド1 Qmlに溶解し、60%水素化す) IJ
ウム0.25gを加え室温で10分間攪拌した。ヨウ化
メチル0.33m1を加えさらに10分間攪拌後a縮し
、水−クロロホルムで分配した。有機層を乾燥、a縮し
、40gのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
、16%メタノール/クロロホルムで溶出する画分をa
縮した。残渣をジエチルエーテルから結晶化し、戸数、
乾燥し、1−(6,7−シメトキシナゾリンー4−イル
)4−(2−メチルチオ−2−イミダシリン−1イル)
ピペリジン(化合物22)0.54gを得た。
ムアミド1 Qmlに溶解し、60%水素化す) IJ
ウム0.25gを加え室温で10分間攪拌した。ヨウ化
メチル0.33m1を加えさらに10分間攪拌後a縮し
、水−クロロホルムで分配した。有機層を乾燥、a縮し
、40gのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し
、16%メタノール/クロロホルムで溶出する画分をa
縮した。残渣をジエチルエーテルから結晶化し、戸数、
乾燥し、1−(6,7−シメトキシナゾリンー4−イル
)4−(2−メチルチオ−2−イミダシリン−1イル)
ピペリジン(化合物22)0.54gを得た。
実施例21
実施例20のヨウ化メチルをヨウ化エチル0.41Tl
】に変更する以外は同様の操作で4−(2−エチルチオ
−2−イミダシリン−1−イル)−1−(6,7−シメ
トキシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物23
)0.39gを得た。
】に変更する以外は同様の操作で4−(2−エチルチオ
−2−イミダシリン−1−イル)−1−(6,7−シメ
トキシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物23
)0.39gを得た。
実施例22
参考例3で得られる化合物c 0.25g、二硫化炭
素Q、5+++!、)リエチルアミン0.25m1およ
びエタ/−ル5+nlの混合物を還流下20時間攪拌し
た。水を加え析出する結晶を戸数、乾燥し、4(3−ベ
ンジル−2−チオキソイミダゾリジン1−イル)−1−
(6,7−シメトキシキナゾリン4−イル)ピペリジン
(化合物24)0.2gを得た。
素Q、5+++!、)リエチルアミン0.25m1およ
びエタ/−ル5+nlの混合物を還流下20時間攪拌し
た。水を加え析出する結晶を戸数、乾燥し、4(3−ベ
ンジル−2−チオキソイミダゾリジン1−イル)−1−
(6,7−シメトキシキナゾリン4−イル)ピペリジン
(化合物24)0.2gを得た。
実施例23
4−β−(2−オキソイミダゾリジン−1−イル)エチ
ルピリジン2.2gを1規定塩酸2Qmlに溶解し、5
%ロジウム−アルミナ0.44 gを加え、室温、3気
圧で2日間水素添加した。触媒を戸去した反応液を濃縮
した。残渣に4−クロo−5,7−シメトキシキナゾリ
ン1.5g、エタノール20m1およびトリエチルアミ
ン2mlを加え15分間加熱還流した。水を加え、析出
した結晶を戸数し、1−(6,7−シメトキシキナゾリ
ンー4−イル)−4−β−(2−オキソイミダゾリジン
−1−イル)エチルピペリジン(化合物25)1.8g
を得た。
ルピリジン2.2gを1規定塩酸2Qmlに溶解し、5
%ロジウム−アルミナ0.44 gを加え、室温、3気
圧で2日間水素添加した。触媒を戸去した反応液を濃縮
した。残渣に4−クロo−5,7−シメトキシキナゾリ
ン1.5g、エタノール20m1およびトリエチルアミ
ン2mlを加え15分間加熱還流した。水を加え、析出
した結晶を戸数し、1−(6,7−シメトキシキナゾリ
ンー4−イル)−4−β−(2−オキソイミダゾリジン
−1−イル)エチルピペリジン(化合物25)1.8g
を得た。
実施例24
実施例23で得られる化合物250.3gをジメチルホ
ルムアミドlQmlに溶解し、60%水素化ナトリウム
0.1gを加え室温で10分間攪拌した。ヨウ化メチル
Q、1mlを加えさらに1時間攪拌した。反応液を濃縮
し、残渣を水−クロロホルムで配分し、有機層を乾燥、
濃縮した。残渣をl。
ルムアミドlQmlに溶解し、60%水素化ナトリウム
0.1gを加え室温で10分間攪拌した。ヨウ化メチル
Q、1mlを加えさらに1時間攪拌した。反応液を濃縮
し、残渣を水−クロロホルムで配分し、有機層を乾燥、
濃縮した。残渣をl。
gのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1−
(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)4−β−
(3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)
エチルピペリジン(化合物26)0、19 gを得た。
(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)4−β−
(3−メチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)
エチルピペリジン(化合物26)0、19 gを得た。
実施例25
実施例24のヨウ化メチルをヨウ化エチル0.12m1
に変更する以外は同様の操作で4−β−(3エチル−2
−オキソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−
シメトキシキナゾリンー4−イル)エチルピペリジン(
化合物27)0.18gを得た。
に変更する以外は同様の操作で4−β−(3エチル−2
−オキソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−
シメトキシキナゾリンー4−イル)エチルピペリジン(
化合物27)0.18gを得た。
実施例26
実施例23の4−β−(2−オキソイミダシリン−1−
イル)エチルピリジンを4−α−(2−オキソイミダゾ
リジン−1−イル)エチルピリジン2.1gに変更する
以外は全て同様の操作で、1−(6,7−シメトキシキ
ナゾリンー4−イル)−4−α−(2−オキソイミダシ
リン−1−イル)エチルピペリジン(化合物28)1.
5gを得た。
イル)エチルピリジンを4−α−(2−オキソイミダゾ
リジン−1−イル)エチルピリジン2.1gに変更する
以外は全て同様の操作で、1−(6,7−シメトキシキ
ナゾリンー4−イル)−4−α−(2−オキソイミダシ
リン−1−イル)エチルピペリジン(化合物28)1.
5gを得た。
実施例27
実施例23の化合物25を実施例26で得られる化合物
280.3gに変更する以外は同様の操作で1−(6,
7−シメトキシキナゾリンー4−イル)−4−α−(3
−メチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)エチ
ルピペリジン(化合物29)0.15gを得た。
280.3gに変更する以外は同様の操作で1−(6,
7−シメトキシキナゾリンー4−イル)−4−α−(3
−メチル−2−オキソイミダゾリジン−1−イル)エチ
ルピペリジン(化合物29)0.15gを得た。
実施例28
実施例27のヨウ化メチルをヨウ化エチル0,12m1
に変更する以外は同様の操作で4−α−(3エチル−2
−オキソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−
シメトキシキナゾリンー4−イル)エチルピペリジン(
化合物30)0.12gを得た。
に変更する以外は同様の操作で4−α−(3エチル−2
−オキソイミダゾリジン−1−イル)−1−(6,7−
シメトキシキナゾリンー4−イル)エチルピペリジン(
化合物30)0.12gを得た。
参考例1
1−ベンジル−4−ピペリドン3.0g、2−アミノエ
タノール0.97g、インプロパツール20m1右よび
モレキュラーシーブス4A 1.6gの混合物を室温
で30分間攪拌した。次いで水素化ホウ素ナトリウム0
.6gを少しずつ加えさらに40分間攪拌した。反応液
を濃縮し、残渣を水−クロロホルムで分配し、有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を150
gのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し1−ベ
ンジル−4−β−ヒドロキシエチルアミノピペリジン3
.7gを得た。
タノール0.97g、インプロパツール20m1右よび
モレキュラーシーブス4A 1.6gの混合物を室温
で30分間攪拌した。次いで水素化ホウ素ナトリウム0
.6gを少しずつ加えさらに40分間攪拌した。反応液
を濃縮し、残渣を水−クロロホルムで分配し、有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を150
gのシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し1−ベ
ンジル−4−β−ヒドロキシエチルアミノピペリジン3
.7gを得た。
NMR(δ、ppm、 CDIJa)’ 7.3.5.
0.3.5.3.0〜1.7ここで得られた上記化合物
3.7g、N、N’−カルボニルジイミダゾール3.7
gおよびアセトニトリル201T11の混合物を室温で
1時間攪拌した。
0.3.5.3.0〜1.7ここで得られた上記化合物
3.7g、N、N’−カルボニルジイミダゾール3.7
gおよびアセトニトリル201T11の混合物を室温で
1時間攪拌した。
反応液を濃縮し、残渣を水−クロロホルムで分配し、有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を
ジエチルエーテルから結晶化し、1−ヘンシル−4−(
2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン2.
3gを得た。
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を
ジエチルエーテルから結晶化し、1−ヘンシル−4−(
2−オキソオキサゾリジン−3−イル)ピペリジン2.
3gを得た。
融点:104〜105℃
NMR(δ、ppm、 CDCj!s) : 7
.2. 4.3〜1.4. 3J得られた上記化合物1
.0g、メタノールl Qml。
.2. 4.3〜1.4. 3J得られた上記化合物1
.0g、メタノールl Qml。
0.6規定塩酸6.71Tllおよび10%パラジウム
−炭素0.2gの混合物を水素気流下40℃で3時間攪
拌した。触媒を戸去した反応液を濃縮し、イソプロパツ
ールから結晶化することにより4− (2−オキソオキ
サゾリジン−3−イル)ピペリジン・塩酸塩(化合物a
)0.35gを得た。
−炭素0.2gの混合物を水素気流下40℃で3時間攪
拌した。触媒を戸去した反応液を濃縮し、イソプロパツ
ールから結晶化することにより4− (2−オキソオキ
サゾリジン−3−イル)ピペリジン・塩酸塩(化合物a
)0.35gを得た。
融点:236〜237℃
NMR(δ、ppm、 DMSO−d、) : 4J
〜1.4参考例2 l−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)−4
−ピペリドン3.0g、エチレンジアミン6.5gkよ
びメタノール3Qmlの混合物を室温で10分間攪拌し
た。次いで水素化ホウ素ナトリウム4.9gを少量ずつ
加えさらに2時間攪拌した。反応液を濃縮し、水−クロ
ロホルムで分配し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。残渣をジエチルエーテルから結晶化する
ことにより4−β−アミノエチルアミノ−1−(6,7
−ジメトキシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合
物b)2.3gを得た。
〜1.4参考例2 l−(6,7−シメトキシキナゾリンー4−イル)−4
−ピペリドン3.0g、エチレンジアミン6.5gkよ
びメタノール3Qmlの混合物を室温で10分間攪拌し
た。次いで水素化ホウ素ナトリウム4.9gを少量ずつ
加えさらに2時間攪拌した。反応液を濃縮し、水−クロ
ロホルムで分配し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。残渣をジエチルエーテルから結晶化する
ことにより4−β−アミノエチルアミノ−1−(6,7
−ジメトキシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合
物b)2.3gを得た。
融点:99〜104℃
NMR(δ、ppm、 CDCl!、) : 8.6.
7.2.7.1.4.03.3〜1.5 参考例3 参考例2で得られる化合物bO,7g、ベンズアルデヒ
ド0.43m1およびメタノール20m1の混合物を室
温で15分間攪拌した。次いで水素化ホウ素ナトリウム
0.16 gを加えさらに室温で30分間攪拌した。反
応液を濃縮し、水−クロロホルムで分配し、有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮することにより4−β
−ベンジルアミノエチルアミノ−1=(6,7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物c)0
.42gを得た。
7.2.7.1.4.03.3〜1.5 参考例3 参考例2で得られる化合物bO,7g、ベンズアルデヒ
ド0.43m1およびメタノール20m1の混合物を室
温で15分間攪拌した。次いで水素化ホウ素ナトリウム
0.16 gを加えさらに室温で30分間攪拌した。反
応液を濃縮し、水−クロロホルムで分配し、有機層を無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮することにより4−β
−ベンジルアミノエチルアミノ−1=(6,7−シメト
キシキナゾリンー4−イル)ピペリジン(化合物c)0
.42gを得た。
NMR(δ、ppm、 CDCla) : 8.6.7
.3.7.2.7.1゜4.0.3.8.3.2〜1.
4 発明の効果 本発明の化合物(I)およびその薬理的に許容される塩
は、 有用である。
.3.7.2.7.1゜4.0.3.8.3.2〜1.
4 発明の効果 本発明の化合物(I)およびその薬理的に許容される塩
は、 有用である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2およびR^3は、同一または異
なって水素または低級アルキルを表わし、mは0または
1であり、nは0、1、2、3または4であり、Zは▲
数式、化学式、表等があります▼(式中、Xは酸素また
は硫黄原子を表わし、R^4は水素、置換もしくは非置
換の低級アルキル、低級アルケニル、アラルキルまたは
低級アルカノイルを表わす)または ▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、▲数式、化
学式、表等があります▼は単結合または二重結合を表わ
し、Yは酸素もしくは硫黄原子または▲数式、化学式、
表等があります▼(式中、R^4は前記と同義である)
を表わし、R^5は水素または低級アルキルを表わし、
Xは前記と同義であるが、Xが酸素原子でmとnが共に
0の時、R^4およびR^5の少くとも一つは水素以外
の基である〕を表わす)で表わされるキナゾリン誘導体
およびその薬理的に許容される酸付加塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336689A JPH02193992A (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | キナゾリン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1336689A JPH02193992A (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | キナゾリン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193992A true JPH02193992A (ja) | 1990-07-31 |
Family
ID=11831101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1336689A Pending JPH02193992A (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | キナゾリン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02193992A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0677516A1 (en) * | 1990-06-15 | 1995-10-18 | Eisai Co., Ltd. | Cyclic amide derivatives |
AU2008225766B2 (en) * | 2007-03-15 | 2012-06-07 | Novartis Ag | Organic compounds and their uses |
US8481542B2 (en) | 2008-07-18 | 2013-07-09 | Novartis Ag | Pyridazinyl derivatives as smo inhibitors |
-
1989
- 1989-01-23 JP JP1336689A patent/JPH02193992A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0677516A1 (en) * | 1990-06-15 | 1995-10-18 | Eisai Co., Ltd. | Cyclic amide derivatives |
US5521182A (en) * | 1990-06-15 | 1996-05-28 | Eisai Co., Ltd. | 1,2,3,4 tetrahydropteridinone cyclic amide derivatives |
US5620976A (en) * | 1990-06-15 | 1997-04-15 | Eisai Co., Ltd. | Benzoxazine derivatives |
US5654308A (en) * | 1990-06-15 | 1997-08-05 | Eisai Co., Ltd. | Bicyclic amide derivatives, compositions and methods of treatment |
US5919778A (en) * | 1990-06-15 | 1999-07-06 | Eisai Co., Ltd. | Cyclic amide derivatives |
AU2008225766B2 (en) * | 2007-03-15 | 2012-06-07 | Novartis Ag | Organic compounds and their uses |
US8536168B2 (en) | 2007-03-15 | 2013-09-17 | Novartis Ag | Benzyl and pyridinyl derivatives as modulators of the hedgehog signaling pathway |
US8481542B2 (en) | 2008-07-18 | 2013-07-09 | Novartis Ag | Pyridazinyl derivatives as smo inhibitors |
US9409871B2 (en) | 2008-07-18 | 2016-08-09 | Novartis Ag | Pyridazinyl derivatives as SMO inhibitors |
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