JPH0219101Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219101Y2 JPH0219101Y2 JP1984072814U JP7281484U JPH0219101Y2 JP H0219101 Y2 JPH0219101 Y2 JP H0219101Y2 JP 1984072814 U JP1984072814 U JP 1984072814U JP 7281484 U JP7281484 U JP 7281484U JP H0219101 Y2 JPH0219101 Y2 JP H0219101Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest surface
- backrest
- neck rest
- bathtub
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 4
- 210000000278 spinal cord Anatomy 0.000 description 4
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 3
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、浴槽本体の槽底を腰掛け底と、該腰
掛け底より一段低い足置底とに区分けしてなる浴
槽に関する。
掛け底より一段低い足置底とに区分けしてなる浴
槽に関する。
(従来の技術)
従来、比種浴槽には、実公昭47−42983号に開
示されたものがある。
示されたものがある。
この浴槽は浴槽本体の槽底を腰掛け底と、該腰
掛け底より一段低い足置き底とに区分けして、腰
掛けに座つて楽な姿勢で入浴出来るようになつて
いる。
掛け底より一段低い足置き底とに区分けして、腰
掛けに座つて楽な姿勢で入浴出来るようになつて
いる。
ところが上記従来浴槽によれば、入浴者の上半
身(背中)、首、頭を支持する部分がないので、
入浴者は背筋を伸ばした姿勢で入浴を強いられ、
従つてよりリラツクスした入浴を提供でき難いも
のであつた。
身(背中)、首、頭を支持する部分がないので、
入浴者は背筋を伸ばした姿勢で入浴を強いられ、
従つてよりリラツクスした入浴を提供でき難いも
のであつた。
(考案が解決しようとする課題)
本考案は上述した従来事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とする処は、腰掛けに座つた
楽な姿勢で、なおかつ上半身、首、頭を凭れるこ
とのできるよりリラツクスした入浴を提供できる
ようにすることにある。
のであり、その目的とする処は、腰掛けに座つた
楽な姿勢で、なおかつ上半身、首、頭を凭れるこ
とのできるよりリラツクスした入浴を提供できる
ようにすることにある。
(課題を解決するための手段)
以上の目的を達成するために、本考案の浴槽
は、浴槽本体の槽底を背凭れ面に連続する腰掛け
底と、該腰掛け底より一段低い足置き底との区分
けすると共に、背凭れ面側の上縁面には首載せ部
を突設してなり、前記腰掛け底を背凭れ面に向け
て傾斜せしめ、且つ背凭れ面を槽部内方に向け若
干湾曲せしめると共に、前記首載せ部は背凭れ面
を上方に延長してなる首当て面の上端を上縁面方
向に折曲して形成し、さらに前記背凭れ面には下
端を腰掛け底に連通する縦長状凹部を形成し、か
つ首載せ部を設けた上縁面の外端と首載せ部との
間に入浴者の頭部が納まる程度の間隔を設けたこ
とを特徴とする。
は、浴槽本体の槽底を背凭れ面に連続する腰掛け
底と、該腰掛け底より一段低い足置き底との区分
けすると共に、背凭れ面側の上縁面には首載せ部
を突設してなり、前記腰掛け底を背凭れ面に向け
て傾斜せしめ、且つ背凭れ面を槽部内方に向け若
干湾曲せしめると共に、前記首載せ部は背凭れ面
を上方に延長してなる首当て面の上端を上縁面方
向に折曲して形成し、さらに前記背凭れ面には下
端を腰掛け底に連通する縦長状凹部を形成し、か
つ首載せ部を設けた上縁面の外端と首載せ部との
間に入浴者の頭部が納まる程度の間隔を設けたこ
とを特徴とする。
(作用)
本考案によれば、腰掛け底に腰掛けた入浴者
は、上半身を背凭れ面方向に自然に傾斜させ、か
つ背凭れ面の弯曲に沿つて背筋を伸ばした状態で
首当て面に首を凭れ、頭を首載せ部により支持さ
れるよりリラツクスした姿勢を自然に取ることが
できる。同時に、背凭れ面に設けた凹部内に浴水
が溜つて入浴者の尾てい骨部分やせき髄部分近傍
を温め、かつ排水時にはこの溜水が凹部下端より
排出される。さらに、首載せ部に凭れた頭部が上
縁面の外端から突出することを防ぐ。
は、上半身を背凭れ面方向に自然に傾斜させ、か
つ背凭れ面の弯曲に沿つて背筋を伸ばした状態で
首当て面に首を凭れ、頭を首載せ部により支持さ
れるよりリラツクスした姿勢を自然に取ることが
できる。同時に、背凭れ面に設けた凹部内に浴水
が溜つて入浴者の尾てい骨部分やせき髄部分近傍
を温め、かつ排水時にはこの溜水が凹部下端より
排出される。さらに、首載せ部に凭れた頭部が上
縁面の外端から突出することを防ぐ。
〈実施例〉
本考案の実施の一例を図面に基づいて説明する
と、浴槽本体AはFRP等の合成樹脂やステンレ
ス及びホーローなどの成形材で槽部1の開口周縁
形状を平面大略六角形に一体成形され、その槽底
4を背凭れ面2に連続する腰掛け底4aと、この
腰掛け底4aより一段低い足置き底4bとに区分
けすると共に、背凭れ面2側の上縁面5には首載
せ部6を突設する。
と、浴槽本体AはFRP等の合成樹脂やステンレ
ス及びホーローなどの成形材で槽部1の開口周縁
形状を平面大略六角形に一体成形され、その槽底
4を背凭れ面2に連続する腰掛け底4aと、この
腰掛け底4aより一段低い足置き底4bとに区分
けすると共に、背凭れ面2側の上縁面5には首載
せ部6を突設する。
足置き底4bは、入浴者Bが座つた姿勢で入浴
できる様に槽底4の一半部を下方に段設して他半
部側即ち腰掛け底4aの底面より一段低く形成す
る。
できる様に槽底4の一半部を下方に段設して他半
部側即ち腰掛け底4aの底面より一段低く形成す
る。
槽底4の他半部側の底面は足置き底4b側と反
対側の背凭れ面2側に向けて漸次傾斜させた腰掛
け底4aとすると共に、その腰掛け底4aの両側
には浴水の排水時に排水孔11を備えた足置き底
4b側に浴水が速やかに流れる様に排水溝7を凹
設する。
対側の背凭れ面2側に向けて漸次傾斜させた腰掛
け底4aとすると共に、その腰掛け底4aの両側
には浴水の排水時に排水孔11を備えた足置き底
4b側に浴水が速やかに流れる様に排水溝7を凹
設する。
背凭れ面2は腰掛け底4aに腰掛けた入浴者B
の上半身が後方に反つた状態で支持される程度に
傾斜し、かつ槽部1内方に向けて若干湾曲するよ
う形成する。また、この背凭れ面2には凹部3を
もうける。
の上半身が後方に反つた状態で支持される程度に
傾斜し、かつ槽部1内方に向けて若干湾曲するよ
う形成する。また、この背凭れ面2には凹部3を
もうける。
凹部3は、背凭れ面2の下端、即ち腰掛け底4
aから上方に向けて縦凹溝上に凹設され、詳しく
は背凭れ面2の中央部位、即ち入浴者の腰から背
中にわたる背面のと特に腰の中心(尾てい骨)近
傍や背中の中心(せき髄)近傍が触れる面を外方
に凹設して形成したもので、この凹部3にも浴水
が溜り入浴者の腰の中心(尾てい骨)近傍や背中
の中心(せき髄)が常時凹部3内の浴水と接触す
る様に図る。
aから上方に向けて縦凹溝上に凹設され、詳しく
は背凭れ面2の中央部位、即ち入浴者の腰から背
中にわたる背面のと特に腰の中心(尾てい骨)近
傍や背中の中心(せき髄)近傍が触れる面を外方
に凹設して形成したもので、この凹部3にも浴水
が溜り入浴者の腰の中心(尾てい骨)近傍や背中
の中心(せき髄)が常時凹部3内の浴水と接触す
る様に図る。
首載せ部6は、背凭れ面2を上方に延長させて
形成した首当て面6aの上端を上縁面5方向に折
曲させた形態になる様上縁面5の槽部1寄りに突
出させて一体に形成する。また、この首載せ部6
と上縁面5の外端5′との間には、入浴者Bの頭
B1が納まる程度の間隔Cを保持し、これにより
入浴者Bの頭B1が上縁面5の外端5′に沿うよ
う立設された壁体Dにぶつかる虞れを防ぐ。
形成した首当て面6aの上端を上縁面5方向に折
曲させた形態になる様上縁面5の槽部1寄りに突
出させて一体に形成する。また、この首載せ部6
と上縁面5の外端5′との間には、入浴者Bの頭
B1が納まる程度の間隔Cを保持し、これにより
入浴者Bの頭B1が上縁面5の外端5′に沿うよ
う立設された壁体Dにぶつかる虞れを防ぐ。
8,9は槽部1の平面略くの字形を呈する長辺
側両側の槽壁に連設させて形成したた肘掛け部と
ステツプ部である。
側両側の槽壁に連設させて形成したた肘掛け部と
ステツプ部である。
尚、上記実施例にあつては槽部1の開口形状を
平面大略六角形に形成したが、本考案はこれに限
定されず、槽部1の開口形状を平面矩形な一般の
形状とすることが妥当である。
平面大略六角形に形成したが、本考案はこれに限
定されず、槽部1の開口形状を平面矩形な一般の
形状とすることが妥当である。
以上の構成によれば、腰掛け底4aに腰掛けた
入浴者Bは、上半身を背凭れ面2方向に自然に傾
斜させ、かつ背凭れ面2の湾曲形状に沿つて背筋
を伸ばした状態で首当て面6aに首を凭れ、頭を
首載せ部6により支持されるよりリラツクスした
姿勢を自然に取つて入浴することができる。
入浴者Bは、上半身を背凭れ面2方向に自然に傾
斜させ、かつ背凭れ面2の湾曲形状に沿つて背筋
を伸ばした状態で首当て面6aに首を凭れ、頭を
首載せ部6により支持されるよりリラツクスした
姿勢を自然に取つて入浴することができる。
(考案の効果)
本考案は以上説明したように構成したので、腰
掛け底に腰掛けると共に上半身、首、頭を背凭れ
面、首載せ面に凭れたよりリラツクスした姿勢を
自然に取りながら入浴でき、従つて従来の浴槽で
は成し得なかつたより快適な入浴を実現できる。
掛け底に腰掛けると共に上半身、首、頭を背凭れ
面、首載せ面に凭れたよりリラツクスした姿勢を
自然に取りながら入浴でき、従つて従来の浴槽で
は成し得なかつたより快適な入浴を実現できる。
また、背凭れ面に凹部を設けたことで背凭れ面
に凭れた入浴者の裏側にも浴槽水がまわり、これ
により入浴者の腰の中心(尾てい骨)や背中の中
心(せき髄)周辺部分を十分温め、かつ排水時に
この凹部に水が残る不具合も解消できる。
に凭れた入浴者の裏側にも浴槽水がまわり、これ
により入浴者の腰の中心(尾てい骨)や背中の中
心(せき髄)周辺部分を十分温め、かつ排水時に
この凹部に水が残る不具合も解消できる。
さらに、首載せ面を設けた上縁面の外縁に沿つ
て室壁が形成される場合でも、首載せ面により支
持される入浴者の頭がこの室壁にぶつかる虞れの
ない安全な入浴を可能にする。
て室壁が形成される場合でも、首載せ面により支
持される入浴者の頭がこの室壁にぶつかる虞れの
ない安全な入浴を可能にする。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は浴槽
の平面図、第2図は中央断面側面図、第3図は第
1図の−線断面である。 尚、図中、A:浴槽本体、4:槽底、2:背凭
れ面、4a:腰掛け底、4b:足置き底、5:上
縁面、6:首載せ部、6a:首当て面、C:間
隔、3:凹部。
の平面図、第2図は中央断面側面図、第3図は第
1図の−線断面である。 尚、図中、A:浴槽本体、4:槽底、2:背凭
れ面、4a:腰掛け底、4b:足置き底、5:上
縁面、6:首載せ部、6a:首当て面、C:間
隔、3:凹部。
Claims (1)
- 浴槽本体の槽底を背凭れ面に連続する腰掛け底
と該腰掛け底より一段低い足置き底とに区分けす
ると共に、背凭れ面側の上縁面には首載せ部を突
設してなり、前記腰掛け底を背凭れ面に向けて傾
斜せしめ、且つ背凭れ面を槽部内に向けて若干湾
曲せしめると共に、前記首載せ部は背凭れ面を上
方に延長してなる首当て面の上端を上縁面方向に
折曲して形成し、さらに前記背凭れ面には下端を
腰掛け底に連通する縦長状の凹部を形成し、かつ
首載せ部と上縁面の外端との間に入浴者の頭部が
納まる程度の間隔を設けたことを特徴とする浴
槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7281484U JPS60182895U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7281484U JPS60182895U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60182895U JPS60182895U (ja) | 1985-12-04 |
JPH0219101Y2 true JPH0219101Y2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=30611580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7281484U Granted JPS60182895U (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60182895U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020702A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Hitachi Housetec Co Ltd | 浴槽及びこの浴槽を備えた浴室ユニット |
JP2008264439A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Souki Sakuma | 快適温湯浴槽 |
JP5339711B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2013-11-13 | ヤマハリビングテック株式会社 | 浴槽 |
JP6322743B1 (ja) * | 2017-03-14 | 2018-05-09 | 三島光産株式会社 | 簡易多機能槽 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536433B2 (ja) * | 1974-12-09 | 1978-03-08 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536433U (ja) * | 1976-06-29 | 1978-01-20 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP7281484U patent/JPS60182895U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS536433B2 (ja) * | 1974-12-09 | 1978-03-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60182895U (ja) | 1985-12-04 |
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