JPH0218270B2 - - Google Patents
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- JPH0218270B2 JPH0218270B2 JP58071723A JP7172383A JPH0218270B2 JP H0218270 B2 JPH0218270 B2 JP H0218270B2 JP 58071723 A JP58071723 A JP 58071723A JP 7172383 A JP7172383 A JP 7172383A JP H0218270 B2 JPH0218270 B2 JP H0218270B2
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- JP
- Japan
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- frame
- jig arm
- jig
- pinion
- movable base
- Prior art date
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Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 29
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 15
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D65/00—Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
- B62D65/02—Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車用サスペンシヨンの組立作業
において用いられるサスペンシヨン組立用治具装
置に関し、詳しくは、ホイール取付部材にナツク
ルを取付けた部品をフレームに対してアツパーア
ームとロアーアームとを介して連結してサスペン
ションを組立てる際に上記部品をフレームに対す
る組付予定位置に移動させるものに関する。
において用いられるサスペンシヨン組立用治具装
置に関し、詳しくは、ホイール取付部材にナツク
ルを取付けた部品をフレームに対してアツパーア
ームとロアーアームとを介して連結してサスペン
ションを組立てる際に上記部品をフレームに対す
る組付予定位置に移動させるものに関する。
(従来技術)
従来より、この種のサスペンシヨン組立用治具
装置として、フレームを位置決めする受台の下方
位置に移動可能に配置された台車と、該台車の上
部に上下移動可能に配置され組付部品を載置する
載置台と、上記台車に設けられ上記載置台を昇降
動させるアクチユエータとしてのシリンダとを備
え、上記シリンダの伸長動により載置台を部品の
組付予定位置下方より上昇させるようにしたもの
が知られている。
装置として、フレームを位置決めする受台の下方
位置に移動可能に配置された台車と、該台車の上
部に上下移動可能に配置され組付部品を載置する
載置台と、上記台車に設けられ上記載置台を昇降
動させるアクチユエータとしてのシリンダとを備
え、上記シリンダの伸長動により載置台を部品の
組付予定位置下方より上昇させるようにしたもの
が知られている。
ところが、上記従来のものでは、載置台がシリ
ンダの伸長分だけしか上昇しないため、比較的高
い位置にある部品の組付予定位置にまで載置台を
上昇させるには大型のシリンダを使用しなければ
ならず、それに伴つて装置自体が大型化して、広
い設置スペースを必要とするとともに、組立作業
が装置によつて邪魔されて行い難くなるという問
題があつた。
ンダの伸長分だけしか上昇しないため、比較的高
い位置にある部品の組付予定位置にまで載置台を
上昇させるには大型のシリンダを使用しなければ
ならず、それに伴つて装置自体が大型化して、広
い設置スペースを必要とするとともに、組立作業
が装置によつて邪魔されて行い難くなるという問
題があつた。
そこで、このような問題を解決するために、揺
動部材の使用によりシリンダの伸長動を増幅して
部品を組付予定位置にまで上昇させるようにする
ことが考えられる。しかし、単にシリンダによつ
て揺動部材を揺動させたのでは、該揺動部材の揺
動範囲つまり部品の上昇に伴う受台側方での水平
移動範囲が広がり、設置スペースの狭小化を図る
ことができないばかりでなく、作業者に危害を及
ぼす危険性が生じる。
動部材の使用によりシリンダの伸長動を増幅して
部品を組付予定位置にまで上昇させるようにする
ことが考えられる。しかし、単にシリンダによつ
て揺動部材を揺動させたのでは、該揺動部材の揺
動範囲つまり部品の上昇に伴う受台側方での水平
移動範囲が広がり、設置スペースの狭小化を図る
ことができないばかりでなく、作業者に危害を及
ぼす危険性が生じる。
(発明の目的)
本発明の目的は、シリンダの伸長動を増幅して
ホイール取付部材にナツクルを取付けた部品を組
付予定位置にまで上昇させるとともに、該部品の
上昇に伴う受台側方での水平移動が生じないよう
にすることにより、装置自体を小型化して、設置
スペースの狭小化を図るとともに、組立作業を容
易にかつ安全性良く行い得るようにするものであ
る。
ホイール取付部材にナツクルを取付けた部品を組
付予定位置にまで上昇させるとともに、該部品の
上昇に伴う受台側方での水平移動が生じないよう
にすることにより、装置自体を小型化して、設置
スペースの狭小化を図るとともに、組立作業を容
易にかつ安全性良く行い得るようにするものであ
る。
(発明の構成)
上記目的を達成するため、本発明の構成は、ホ
イール取付部材にナツクルを取付けた部品をフレ
ームに対してアツパーアームとロアーアームとを
介して連結してサスペンシヨンを組立てる際に上
記部品をフレームに対する組付予定位置に移動さ
せるサスペンシヨン組立用治具装置において、フ
レームを位置決めする受台の下方位置に配置さ
れ、かつ上記受台に対してその側方より接離移動
可能に設けられた可動台と、該可動台に、その移
動方向と直交する水平軸の廻りにフレームの側方
で揺動するように支承された治具アームと、該治
具アームの自由端側に設けられ上記ホイール取付
部材を保持するクランプ機構と、上記治具アーム
の支軸に該支軸および治具アームと一体回動する
ように取付けられた第1ピニオンと、上記可動台
にあつて、治具アームの支軸と平行な軸に取付け
られ上記第1ピニオンと噛合う第2ピニオンと、
上記可動台を移動可能に支持する基台上に該可動
台の移動方向に沿つて設けられ上記第2ピニオン
と噛合うラツクと、上記可動台に設けられ、上記
治具アームをフレームに対して接離揺動させると
同時に上記可動台をフレームに対する治具アーム
の移動方向と反対方向に移動させるアクチユエー
タとからなるものである。
イール取付部材にナツクルを取付けた部品をフレ
ームに対してアツパーアームとロアーアームとを
介して連結してサスペンシヨンを組立てる際に上
記部品をフレームに対する組付予定位置に移動さ
せるサスペンシヨン組立用治具装置において、フ
レームを位置決めする受台の下方位置に配置さ
れ、かつ上記受台に対してその側方より接離移動
可能に設けられた可動台と、該可動台に、その移
動方向と直交する水平軸の廻りにフレームの側方
で揺動するように支承された治具アームと、該治
具アームの自由端側に設けられ上記ホイール取付
部材を保持するクランプ機構と、上記治具アーム
の支軸に該支軸および治具アームと一体回動する
ように取付けられた第1ピニオンと、上記可動台
にあつて、治具アームの支軸と平行な軸に取付け
られ上記第1ピニオンと噛合う第2ピニオンと、
上記可動台を移動可能に支持する基台上に該可動
台の移動方向に沿つて設けられ上記第2ピニオン
と噛合うラツクと、上記可動台に設けられ、上記
治具アームをフレームに対して接離揺動させると
同時に上記可動台をフレームに対する治具アーム
の移動方向と反対方向に移動させるアクチユエー
タとからなるものである。
このような構成により、上記アクチユエータの
作動により治具アームが例えばフレームに接近す
るように回動させられるときには、該治具アーム
の回動力が治具アームの支軸から第1ピニオンお
よび第2ピニオンに伝達され、該第2ピニオンが
ラツク上を回転移動することにより、可動台が基
台上を受台およびフレームから離れる方向に移動
する。
作動により治具アームが例えばフレームに接近す
るように回動させられるときには、該治具アーム
の回動力が治具アームの支軸から第1ピニオンお
よび第2ピニオンに伝達され、該第2ピニオンが
ラツク上を回転移動することにより、可動台が基
台上を受台およびフレームから離れる方向に移動
する。
(発明の効果)
したがつて、本発明によれば、部品の組付予定
位置への上昇動がアクチユエータの作動を治具ア
ームの揺動により増幅してなされるため、上記組
付予定位置が比較的高い位置にあつても上記アク
チユエータに大型のものを使用する必要がなく、
また、上記治具アームの揺動に伴つて可動台がフ
レームに対して後退移動することにより、治具ア
ームの揺動による部品のフレーム側方での水平移
動が打ち消されて生じることがないので、装置自
体を小型化することができ、装置スペースの狭小
化並びに組立作業の容易化および安全性の向上を
図ることができるものである。
位置への上昇動がアクチユエータの作動を治具ア
ームの揺動により増幅してなされるため、上記組
付予定位置が比較的高い位置にあつても上記アク
チユエータに大型のものを使用する必要がなく、
また、上記治具アームの揺動に伴つて可動台がフ
レームに対して後退移動することにより、治具ア
ームの揺動による部品のフレーム側方での水平移
動が打ち消されて生じることがないので、装置自
体を小型化することができ、装置スペースの狭小
化並びに組立作業の容易化および安全性の向上を
図ることができるものである。
(実施例)
以下、本発明の技術的手段の具体例としての実
施例を図面によつて説明する。
施例を図面によつて説明する。
第1図および第2図において、1は車体Aを吊
下げ状態で搬送するオーバヘツドコンベア(図示
せず)の下方に配設された受台であつて、該受台
1の上部には、車体のサブフレームa下面に設け
た位置決め孔bに各々嵌合可能な左右2つの位置
決めピン2,2が植設されているとともに、該位
置決めピン2,2の近傍に水平板3aと左右の支
え材3b,3bとからなる門型のフレーム組体3
が設けられている。また、上記受台1にはシリン
ダ4の伸縮動により上記フレーム組体3内をオー
バヘツドコンベアの搬送方向(以下、縦方向とい
う)Bに移動する移動台5が配置されており、該
移動台5には、移動台5の最前進位置において前
部が受台1の位置決めピン2,2取付け位置上方
にまで延びるクランプ部材6が水平状態から若干
前方下向きに回動可能に支持されている。上記ク
ランプ部材6の上部にはフレーム組体3の水平板
3a下面に対向してスライド部7が設けられ、該
スライド部7の前部には前方上向きに傾斜するカ
ム面7aが形成されている。さらに、上記フレー
ム組体3の水平板3aとクランプ部材6のスライ
ド部7との間にはシリンダ8の伸縮動によりその
両者3a,7に沿つて縦方向に摺動する摺動子9
が配置されていて、該摺動子9を上記スライド部
7のカム面7a上にまで摺動させたときにはクラ
ンプ部材6が摺動子9によつて押圧されて前方下
向きに回動するようになつている。しかして、オ
ーバヘツドコンベアで車体を吊り下げ状態で若干
下降させ、車体Aのフレームaの位置決め孔bを
位置決めピン2に嵌合した後、移動台5を最前進
位置にまで移動させ、この状態において摺動子9
をクランプ部材6のスライド部7のカム面7a上
にまで摺動させて該クランプ部材6を上記フレー
ムaの上方より押圧するように前方下向に回動さ
せることにより、フレームaを受台1上に位置決
めするようにした位置決め機構10が構成されて
いる。
下げ状態で搬送するオーバヘツドコンベア(図示
せず)の下方に配設された受台であつて、該受台
1の上部には、車体のサブフレームa下面に設け
た位置決め孔bに各々嵌合可能な左右2つの位置
決めピン2,2が植設されているとともに、該位
置決めピン2,2の近傍に水平板3aと左右の支
え材3b,3bとからなる門型のフレーム組体3
が設けられている。また、上記受台1にはシリン
ダ4の伸縮動により上記フレーム組体3内をオー
バヘツドコンベアの搬送方向(以下、縦方向とい
う)Bに移動する移動台5が配置されており、該
移動台5には、移動台5の最前進位置において前
部が受台1の位置決めピン2,2取付け位置上方
にまで延びるクランプ部材6が水平状態から若干
前方下向きに回動可能に支持されている。上記ク
ランプ部材6の上部にはフレーム組体3の水平板
3a下面に対向してスライド部7が設けられ、該
スライド部7の前部には前方上向きに傾斜するカ
ム面7aが形成されている。さらに、上記フレー
ム組体3の水平板3aとクランプ部材6のスライ
ド部7との間にはシリンダ8の伸縮動によりその
両者3a,7に沿つて縦方向に摺動する摺動子9
が配置されていて、該摺動子9を上記スライド部
7のカム面7a上にまで摺動させたときにはクラ
ンプ部材6が摺動子9によつて押圧されて前方下
向きに回動するようになつている。しかして、オ
ーバヘツドコンベアで車体を吊り下げ状態で若干
下降させ、車体Aのフレームaの位置決め孔bを
位置決めピン2に嵌合した後、移動台5を最前進
位置にまで移動させ、この状態において摺動子9
をクランプ部材6のスライド部7のカム面7a上
にまで摺動させて該クランプ部材6を上記フレー
ムaの上方より押圧するように前方下向に回動さ
せることにより、フレームaを受台1上に位置決
めするようにした位置決め機構10が構成されて
いる。
また、11は上記受台1の下方位置に配置され
た据付け台であつて、該据付け台11上には、縦
方向に平行に延びる2本の縦レール12,12が
敷設されている。
た据付け台であつて、該据付け台11上には、縦
方向に平行に延びる2本の縦レール12,12が
敷設されている。
13aおよび13bは本発明に係る乗用車用ま
たは小型トラツク用のサスペンシヨン組立用治具
装置であつて、該各組立用治具装置13a,13
bは、それぞれ上記受台1上に位置決めされたフ
レームaに対してブレーキドラム等のホイール取
付部材cのナツクルdを取付けた部品eをアツパ
ーアームfとロアーアームgとを介して連結して
乗用車用または小型トラツク用サスペンシヨンを
組立てる際に上記部品eをフレームaに対する組
付予定位置に移動させるものである。上記組立用
治具装置13a,13bは、上記縦レール12,
12間に該縦レール12に沿つて移動自在に架設
された基台14,14を有しており、該基台1
4,14同士は、互いに連動して移動するように
連結部材15を介して連結されている。また、上
記いずれか一方(図では乗用車用のサスペンシヨ
ン組立用治具装置13a)の基台14の端部には
両基台14,14を移動させるシリンダ16のピ
ストンロツド16a先端部が連結されていて、受
台1上に位置決めされたフレームaの種類(すな
わち乗用車用または小型トラツク用サスペンシヨ
ンのいずれの組立を行うのか)に応じて上記シリ
ンダ16の伸縮動によりフレームaに対する組付
予定位置の下方に乗用車用または小型トラツク用
のいずれか一方のサスペンシヨン組立用治具装置
13a,13bを移動配置するようになつてい
る。
たは小型トラツク用のサスペンシヨン組立用治具
装置であつて、該各組立用治具装置13a,13
bは、それぞれ上記受台1上に位置決めされたフ
レームaに対してブレーキドラム等のホイール取
付部材cのナツクルdを取付けた部品eをアツパ
ーアームfとロアーアームgとを介して連結して
乗用車用または小型トラツク用サスペンシヨンを
組立てる際に上記部品eをフレームaに対する組
付予定位置に移動させるものである。上記組立用
治具装置13a,13bは、上記縦レール12,
12間に該縦レール12に沿つて移動自在に架設
された基台14,14を有しており、該基台1
4,14同士は、互いに連動して移動するように
連結部材15を介して連結されている。また、上
記いずれか一方(図では乗用車用のサスペンシヨ
ン組立用治具装置13a)の基台14の端部には
両基台14,14を移動させるシリンダ16のピ
ストンロツド16a先端部が連結されていて、受
台1上に位置決めされたフレームaの種類(すな
わち乗用車用または小型トラツク用サスペンシヨ
ンのいずれの組立を行うのか)に応じて上記シリ
ンダ16の伸縮動によりフレームaに対する組付
予定位置の下方に乗用車用または小型トラツク用
のいずれか一方のサスペンシヨン組立用治具装置
13a,13bを移動配置するようになつてい
る。
また、上記基台14の上部には基台14の移動
方向と直交する方向(以下、横方向という)に平
行に延びる2本の横レール17,17が敷設さ
れ、該両横レール17,17間には可動台18が
横レール17に沿つて移動自在に架設されてい
る。該可動台18上には支承部材19,19を介
して可動台18の移動方向と直交する水平方向に
延びる第1支軸20が回転自在に支承されている
とともに、該第1支軸20の中央部にはレバー2
1を介して第1支軸20を回転させるアクチユエ
ータとしてのシリンダ22のピストンロツド22
a先端部が連結されており、該シリンダ22は可
動台18に取付部材23を介して取付けられてい
る。また、上記第1支軸20のレバー21との連
結部位には該第1支軸20を貫通するキングピン
24を介して、長さがレバー21の長さよりも長
い治具アーム25の基端部が連結されており、よ
つて、上記シリンダ22の伸縮動により第1支軸
20を介して治具アーム25が上記フレームaの
側方で接離揺動するように構成されている。
方向と直交する方向(以下、横方向という)に平
行に延びる2本の横レール17,17が敷設さ
れ、該両横レール17,17間には可動台18が
横レール17に沿つて移動自在に架設されてい
る。該可動台18上には支承部材19,19を介
して可動台18の移動方向と直交する水平方向に
延びる第1支軸20が回転自在に支承されている
とともに、該第1支軸20の中央部にはレバー2
1を介して第1支軸20を回転させるアクチユエ
ータとしてのシリンダ22のピストンロツド22
a先端部が連結されており、該シリンダ22は可
動台18に取付部材23を介して取付けられてい
る。また、上記第1支軸20のレバー21との連
結部位には該第1支軸20を貫通するキングピン
24を介して、長さがレバー21の長さよりも長
い治具アーム25の基端部が連結されており、よ
つて、上記シリンダ22の伸縮動により第1支軸
20を介して治具アーム25が上記フレームaの
側方で接離揺動するように構成されている。
上記治具アーム25の自由端にはホイール取付
部材cを受ける平板状の受部材26が取付けら
れ、該受部材26には、第3図および第4図に示
すように、ホイール取付部材c側面の取付ネジ部
c1,…に対応して複数の挿通孔27,…が設けら
れているとともに、受部材26裏面側(ホイール
取付部材cを受ける面の反対側)の該各挿通孔2
7周縁部にはテーパ状の係止部28が形成されて
いる。尚、上記ホイール取付部材cの取付ネジ部
c1は、通常、乗用車用サスペンシヨン部材として
のホイール取付部材cでは雌ネジからなり、小型
トラツク用サスペンシヨン部材としてのホイール
取付部材cでは雄ネジからなる。
部材cを受ける平板状の受部材26が取付けら
れ、該受部材26には、第3図および第4図に示
すように、ホイール取付部材c側面の取付ネジ部
c1,…に対応して複数の挿通孔27,…が設けら
れているとともに、受部材26裏面側(ホイール
取付部材cを受ける面の反対側)の該各挿通孔2
7周縁部にはテーパ状の係止部28が形成されて
いる。尚、上記ホイール取付部材cの取付ネジ部
c1は、通常、乗用車用サスペンシヨン部材として
のホイール取付部材cでは雌ネジからなり、小型
トラツク用サスペンシヨン部材としてのホイール
取付部材cでは雄ネジからなる。
また、上記受部材26には該受部材26上にお
いてホイール取付部材cを保持するクランプ機構
29が設けられている。該クランプ機構29は、
受部材26裏面に固定された取付台30と、該取
付台30に上記受部材26の各挿通孔27に対応
して取付けられた複数の圧縮空気式回転モータ3
1,…と、上記取付台30に取付けられ、コンプ
レツサ(図示せず)からの圧縮空気を上記各回転
モータ31に送給して該回転モータ31を正回転
または逆回転させる正回転用および逆回転用エア
インレツト32a,32bと、上記各回転モータ
31の回転軸31aに装着された締結治具33と
からなる。上記締結治具33は、回転モータ31
の回転軸31aに装着される基端部分33aと先
端部分33bとに2分割され、かつその両者33
a,33bが互いにスプライン結合されて伸縮自
在になつている。また、乗用車用のサスペンシヨ
ン組立用治具装置13aにおける上記締結治具3
3の先端部分33bには、取付ネジ部(雌ネジ)
c1が受部材26の挿通孔27に対向するようにホ
イール取付部材cを受部材26の所定位置に載置
したとき該ホイール取付部材cの取付ネジ部c1に
対して上記挿通孔27を通つて螺合可能な雄ネジ
からなる螺合部34aと、該螺合部34aよりも
基端側の部位に受部材26の係止部28に当接可
能な締付け部35aとがそれぞれ形成されている
(第3図参照)。一方、小型トラツク用のサスペン
シヨン組立用治具装置13bにおける締結治具3
3の先端部分33bには、取付ネジ部(雄ネジ)
c1が受部材26の挿通孔27を通つて受部材26
裏面側に突出するようにホイール取付部材cを受
部材26の所定位置に載置したとき該ホイール取
付部材cの取付ネジ部c1に対して螺合可能な雌ネ
ジからなる螺合部34bと、該螺合部34bより
も外周側の部位に受部材26の係止部28に当接
可能な締付け部35bとがそれぞれ形成されてい
る(第4図参照)。しかして、ホイール取付部材
cを受部材26の所定位置に載置し上記回転モー
タ31を正回転させたときには、締結治具33の
先端部分33bが前方(ホイール取付部材c側)
に移動しながら該先端部分33bの螺合部34
a,34bがホイール取付部材cの取付ネジ部c1
に螺合締結されていき、先端部分33bの締付け
部35a,35bが受部材26の係止部28に締
付けられることによりホイール取付部材cが受部
材26に固定保持されることになる。一方、この
ようなホイール取付部材cの固定保持状態から回
転モータ31を逆回転させたときには、締結治具
33の先端部分33bが後方(回転モータ31
側)に移動しながら該先端部分33bの螺合部3
4a,34bとホイール取付部材cの取付ネジ部
c1との螺合が弛められていき、ホイール取付部材
cの固定保持状態が解除されるようになつてい
る。
いてホイール取付部材cを保持するクランプ機構
29が設けられている。該クランプ機構29は、
受部材26裏面に固定された取付台30と、該取
付台30に上記受部材26の各挿通孔27に対応
して取付けられた複数の圧縮空気式回転モータ3
1,…と、上記取付台30に取付けられ、コンプ
レツサ(図示せず)からの圧縮空気を上記各回転
モータ31に送給して該回転モータ31を正回転
または逆回転させる正回転用および逆回転用エア
インレツト32a,32bと、上記各回転モータ
31の回転軸31aに装着された締結治具33と
からなる。上記締結治具33は、回転モータ31
の回転軸31aに装着される基端部分33aと先
端部分33bとに2分割され、かつその両者33
a,33bが互いにスプライン結合されて伸縮自
在になつている。また、乗用車用のサスペンシヨ
ン組立用治具装置13aにおける上記締結治具3
3の先端部分33bには、取付ネジ部(雌ネジ)
c1が受部材26の挿通孔27に対向するようにホ
イール取付部材cを受部材26の所定位置に載置
したとき該ホイール取付部材cの取付ネジ部c1に
対して上記挿通孔27を通つて螺合可能な雄ネジ
からなる螺合部34aと、該螺合部34aよりも
基端側の部位に受部材26の係止部28に当接可
能な締付け部35aとがそれぞれ形成されている
(第3図参照)。一方、小型トラツク用のサスペン
シヨン組立用治具装置13bにおける締結治具3
3の先端部分33bには、取付ネジ部(雄ネジ)
c1が受部材26の挿通孔27を通つて受部材26
裏面側に突出するようにホイール取付部材cを受
部材26の所定位置に載置したとき該ホイール取
付部材cの取付ネジ部c1に対して螺合可能な雌ネ
ジからなる螺合部34bと、該螺合部34bより
も外周側の部位に受部材26の係止部28に当接
可能な締付け部35bとがそれぞれ形成されてい
る(第4図参照)。しかして、ホイール取付部材
cを受部材26の所定位置に載置し上記回転モー
タ31を正回転させたときには、締結治具33の
先端部分33bが前方(ホイール取付部材c側)
に移動しながら該先端部分33bの螺合部34
a,34bがホイール取付部材cの取付ネジ部c1
に螺合締結されていき、先端部分33bの締付け
部35a,35bが受部材26の係止部28に締
付けられることによりホイール取付部材cが受部
材26に固定保持されることになる。一方、この
ようなホイール取付部材cの固定保持状態から回
転モータ31を逆回転させたときには、締結治具
33の先端部分33bが後方(回転モータ31
側)に移動しながら該先端部分33bの螺合部3
4a,34bとホイール取付部材cの取付ネジ部
c1との螺合が弛められていき、ホイール取付部材
cの固定保持状態が解除されるようになつてい
る。
さらに、36は上記第1支軸20の端部に該第
1支軸20ひいては治具アーム25と一体回動す
るように取付けられた第1ピニオン、37は上記
可動台18上の第1支軸20側方に支承部材3
8,38を介して回転自在に支承されかつ第1支
軸20と平行に延びる第2支軸であつて、該第2
支軸37には小径ギヤ39aと大径ギヤ39bと
からなる第2ピニオン39が取付けられている。
該第2ピニオン39の小径ギヤ39aは、第2支
軸37の内側端部に固定状態に係合支持され、か
つ上記第1ピニオン36と噛合つている。一方、
大径ギヤ39bは、第2支軸37の外側端部に該
第2支軸37との間に所定の〓間を有してその第
2支軸37廻りに対して若干の角度で遊び回動す
るように係合支持され、かつ基台14上に横レー
ル17に沿つてつまり可動台18の移動方向に沿
つて敷設されたラツク40と噛合つている。
1支軸20ひいては治具アーム25と一体回動す
るように取付けられた第1ピニオン、37は上記
可動台18上の第1支軸20側方に支承部材3
8,38を介して回転自在に支承されかつ第1支
軸20と平行に延びる第2支軸であつて、該第2
支軸37には小径ギヤ39aと大径ギヤ39bと
からなる第2ピニオン39が取付けられている。
該第2ピニオン39の小径ギヤ39aは、第2支
軸37の内側端部に固定状態に係合支持され、か
つ上記第1ピニオン36と噛合つている。一方、
大径ギヤ39bは、第2支軸37の外側端部に該
第2支軸37との間に所定の〓間を有してその第
2支軸37廻りに対して若干の角度で遊び回動す
るように係合支持され、かつ基台14上に横レー
ル17に沿つてつまり可動台18の移動方向に沿
つて敷設されたラツク40と噛合つている。
尚、41はサスペンシヨン組立用治具装置13
a,13bのラツク・ピニオン機構部(第1およ
び第2ピニオン36,37やラツク40等)を保
護する保護カバー、42は可動台18上に設けら
れたストツパ部材であつて、該ストツパ部材42
は、シリンダ22の収縮動時レバー21端部に当
接して治具アーム25の傾斜方向への揺動を規制
するようになつている。また、43は縦レール1
2上に設けられた基台14の移動を規制するスト
ツパ部材である。
a,13bのラツク・ピニオン機構部(第1およ
び第2ピニオン36,37やラツク40等)を保
護する保護カバー、42は可動台18上に設けら
れたストツパ部材であつて、該ストツパ部材42
は、シリンダ22の収縮動時レバー21端部に当
接して治具アーム25の傾斜方向への揺動を規制
するようになつている。また、43は縦レール1
2上に設けられた基台14の移動を規制するスト
ツパ部材である。
次に、上記実施例の作動をサスペンシヨンの組
立手順に沿つて説明する。
立手順に沿つて説明する。
今、小型トラツクの車体Aが受台1の上方にオ
ーバヘツドコンベアによつて搬送されてきて、該
車体Aのフレームaが受台1上に位置決め機構1
0によつて位置決められた状態にあるとする。
ーバヘツドコンベアによつて搬送されてきて、該
車体Aのフレームaが受台1上に位置決め機構1
0によつて位置決められた状態にあるとする。
この場合には、先ず、シリンダ16の収縮動に
より小型トラツク用のサスペンシヨン組立用治具
装置13bを上記フレームaに対する組付予定位
置の下方に移動配置するとともに、該組立用治具
装置13bの可動台18上にある治具アーム25
自由端側の受部材26の所定位置にホイール取付
部材cにナツクルdを取付けた部品eを載せ、か
つクランプ機構29によつて該ホイール取付部材
cを受部材26上に保持する。尚、この場合、上
記治具アーム25は横に倒れた状態にあつて、上
記部品eの受部材26への載置は、低い位置でか
つホイール取付部材c側面を受部材26面に当て
るという安定した状態で行い得るようになつてい
る。
より小型トラツク用のサスペンシヨン組立用治具
装置13bを上記フレームaに対する組付予定位
置の下方に移動配置するとともに、該組立用治具
装置13bの可動台18上にある治具アーム25
自由端側の受部材26の所定位置にホイール取付
部材cにナツクルdを取付けた部品eを載せ、か
つクランプ機構29によつて該ホイール取付部材
cを受部材26上に保持する。尚、この場合、上
記治具アーム25は横に倒れた状態にあつて、上
記部品eの受部材26への載置は、低い位置でか
つホイール取付部材c側面を受部材26面に当て
るという安定した状態で行い得るようになつてい
る。
しかる後、シリンダ22の伸長動により第1支
軸20を介して上記治具アーム25を直立方向つ
まり上記フレームaに対して接近する方向に回動
させる。その際、上記第1支軸20の回動力が第
1ピニオン36を介して第2ピニオン39に伝達
され、該第2ピニオン39の大径ギヤ39bが基
台14上にあるラツク40と噛合つて該ラツク4
0上を外方に回転移動することにより、可動台1
8が基台14上(横レール17上)をフレームa
から離れる方向に移動する。このため、上記治具
アーム25自由端での揺動に伴う横方向の移動つ
まり受台1の側方での水平方向の移動が可動台1
8の後退動によつて打ち消されることになり、受
部材26上に保持された部品eは、水平方向にほ
とんど変位することなく、サブフレームaに対す
る組付予定位置にまで略垂直上方に持ち上げら
れ、かつこの組付予定位置では治具アーム25の
揺動によつてホイール取付部材cが垂直に立つた
状態つまりナツクルdが所定のキヤンバー角αを
有する状態になる。
軸20を介して上記治具アーム25を直立方向つ
まり上記フレームaに対して接近する方向に回動
させる。その際、上記第1支軸20の回動力が第
1ピニオン36を介して第2ピニオン39に伝達
され、該第2ピニオン39の大径ギヤ39bが基
台14上にあるラツク40と噛合つて該ラツク4
0上を外方に回転移動することにより、可動台1
8が基台14上(横レール17上)をフレームa
から離れる方向に移動する。このため、上記治具
アーム25自由端での揺動に伴う横方向の移動つ
まり受台1の側方での水平方向の移動が可動台1
8の後退動によつて打ち消されることになり、受
部材26上に保持された部品eは、水平方向にほ
とんど変位することなく、サブフレームaに対す
る組付予定位置にまで略垂直上方に持ち上げら
れ、かつこの組付予定位置では治具アーム25の
揺動によつてホイール取付部材cが垂直に立つた
状態つまりナツクルdが所定のキヤンバー角αを
有する状態になる。
そして、このような状態において、上記物品e
(ナツクルd)をフレームaに対してアツパーア
ームfとロアーアームgとを介して連結する。こ
の場合、上記ラツク40と噛合う第2ピニオン3
9の大径ギヤ39bは、第2支軸37廻りに対し
て若干の角度で遊び回動し得るようになつている
ので、その遊びの範囲内で可動台18をナツクル
dのキヤンバー角αを所定量に維持した状態のま
まフレームaに対して接離移動させることがで
き、物品eとフレームaとの結合調整が可能であ
る。尚、上記治具アーム25は第1支軸20に対
してキングピン24で結合されているため、必要
に応じて該キングピン24を弛め、治具アーム2
5のフレームaに対する向き角を変えることによ
りホイール取付部材cのトーイン角を調整するこ
とができる。
(ナツクルd)をフレームaに対してアツパーア
ームfとロアーアームgとを介して連結する。こ
の場合、上記ラツク40と噛合う第2ピニオン3
9の大径ギヤ39bは、第2支軸37廻りに対し
て若干の角度で遊び回動し得るようになつている
ので、その遊びの範囲内で可動台18をナツクル
dのキヤンバー角αを所定量に維持した状態のま
まフレームaに対して接離移動させることがで
き、物品eとフレームaとの結合調整が可能であ
る。尚、上記治具アーム25は第1支軸20に対
してキングピン24で結合されているため、必要
に応じて該キングピン24を弛め、治具アーム2
5のフレームaに対する向き角を変えることによ
りホイール取付部材cのトーイン角を調整するこ
とができる。
このような物品eとフレームaとの連結作業が
終了した後、クランプ機構29によるホイール取
付部材cの保持状態を解除する。続いて、シリン
ダ22の収縮動により上述のシリンダ22の伸長
動の場合とは逆に治具アーム25を転倒方向つま
りフレームaに対して離れる方向に回動させると
ともに、可動台18を基台14上をフレームaに
対して接近する方向に移動させる。以上によつ
て、小型トラツク用サスペンシヨンの組立て作業
が終了し、次なるサスペンシヨン(小型トラツク
用か乗用車用かを問わない)の組立作業の開始ま
で待機することになる。
終了した後、クランプ機構29によるホイール取
付部材cの保持状態を解除する。続いて、シリン
ダ22の収縮動により上述のシリンダ22の伸長
動の場合とは逆に治具アーム25を転倒方向つま
りフレームaに対して離れる方向に回動させると
ともに、可動台18を基台14上をフレームaに
対して接近する方向に移動させる。以上によつ
て、小型トラツク用サスペンシヨンの組立て作業
が終了し、次なるサスペンシヨン(小型トラツク
用か乗用車用かを問わない)の組立作業の開始ま
で待機することになる。
したがつて、このように、ホイール取付部材c
にナツクルdを取付けた物品eのフレームaに対
する組付予定位置への移動は、従来の如くシリン
ダによつて、直接なされるのではなく、シリンダ
22の伸長動を治具アーム25により増幅してな
されるので、例え組付予定位置が高い位置に設定
されている場合でも、上記シリンダ22に行程長
さの長い大型のものを使用する必要がなく、また
該シリンダ22の取付台としての可動台18も小
型化することができる。
にナツクルdを取付けた物品eのフレームaに対
する組付予定位置への移動は、従来の如くシリン
ダによつて、直接なされるのではなく、シリンダ
22の伸長動を治具アーム25により増幅してな
されるので、例え組付予定位置が高い位置に設定
されている場合でも、上記シリンダ22に行程長
さの長い大型のものを使用する必要がなく、また
該シリンダ22の取付台としての可動台18も小
型化することができる。
しかも、上記治具アーム25自由端の揺動(往
復回動)に伴う受台1側方での水平移動は可動台
18の移動によつて打ち消されてほとんど生じる
ことがなく、また該可動台18の移動は治具アー
ム25の揺動に伴つてなされ、別個のアクチユエ
ータを必要としないので、上述の如くシリンダ2
2および可動台18の小型化と相俟つて作動範囲
を含めた意味での装置自体の小型化を大巾に図る
ことができる。この結果、設置スペースの狭小化
を図ることができるばかりでなく、装置に邪魔さ
れずにホイール取付部材cとフレームaとの連結
作業つまりサスペンシヨンの組立作業を容易にか
つ安全性良く行うことができる。
復回動)に伴う受台1側方での水平移動は可動台
18の移動によつて打ち消されてほとんど生じる
ことがなく、また該可動台18の移動は治具アー
ム25の揺動に伴つてなされ、別個のアクチユエ
ータを必要としないので、上述の如くシリンダ2
2および可動台18の小型化と相俟つて作動範囲
を含めた意味での装置自体の小型化を大巾に図る
ことができる。この結果、設置スペースの狭小化
を図ることができるばかりでなく、装置に邪魔さ
れずにホイール取付部材cとフレームaとの連結
作業つまりサスペンシヨンの組立作業を容易にか
つ安全性良く行うことができる。
その上、上記物品eの受部材26への載置は、
ホイール取付部材c側面を受部材26面に当接さ
せるという安定した状態でかつ容易に行うことが
できるので、組付作業の一層の容易化を図ること
ができる。
ホイール取付部材c側面を受部材26面に当接さ
せるという安定した状態でかつ容易に行うことが
できるので、組付作業の一層の容易化を図ること
ができる。
図面は本発明の実施例を例示し、第1図はサス
ペンシヨン組立ステーシヨンの全体構成を示す正
面図、第2図は同側面図、第3図は乗用車用のサ
スペンシヨン組立用治具装置のクランプ機構を示
す縦断側面図、第4図は小型トラツク用のサスペ
ンシヨン組立用治具装置のクランプ機構を示す縦
断側面図である。 1……受台、13a,13b……サスペンシヨ
ン組立用治具装置、17……横レール、18……
可動台、20……第1支軸、22……シリンダ
(アクチユエータ)、25……治具アーム、29…
…クランプ機構、36……第1ピニオン、37…
…第2支軸、39……第2ピニオン、40……ラ
ツク、a……フレーム、c……ホイール取付部
材、d……ナツクル、e……部品、f……アツパ
ーアーム、g……ロアーアーム。
ペンシヨン組立ステーシヨンの全体構成を示す正
面図、第2図は同側面図、第3図は乗用車用のサ
スペンシヨン組立用治具装置のクランプ機構を示
す縦断側面図、第4図は小型トラツク用のサスペ
ンシヨン組立用治具装置のクランプ機構を示す縦
断側面図である。 1……受台、13a,13b……サスペンシヨ
ン組立用治具装置、17……横レール、18……
可動台、20……第1支軸、22……シリンダ
(アクチユエータ)、25……治具アーム、29…
…クランプ機構、36……第1ピニオン、37…
…第2支軸、39……第2ピニオン、40……ラ
ツク、a……フレーム、c……ホイール取付部
材、d……ナツクル、e……部品、f……アツパ
ーアーム、g……ロアーアーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ホイール取付部材にナツクルを取付けた部品
をフレームに対してアツパーアームとロアーアー
ムとを介して連結してサスペンシヨンを組立てる
際に上記部品をフレームに対する組付予定位置に
移動させるサスペンシヨン組立用治具装置であつ
て、フレームを位置決めする受台の下方位置に配
置され、かつ上記受台に対しその側方より接離移
動可能に設けられた可動台と、該可動台に、その
移動方向と直交する水平軸の廻りにフレームの側
方で揺動するように支承された治具アームと、該
治具アームの自由端側に設けられホイール取付部
材を保持するクランプ機構と、上記治具アームの
支軸に該支軸および治具アームと一体回動するよ
うに取付けられた第1ピニオンと、上記可動台に
あつて、治具アームの支軸と平行な軸に取付けら
れ上記第1ピニオンと噛合う第2ピニオンと、上
記可動台を移動可能に支持する基台上に該可動台
の移動方向に沿つて設けられ上記第2ピニオンと
噛合うラツクと、上記可動台に設けられ、上記治
具アームをフレームに対して接離揺動させると同
時に上記可動台をフレームに対する治具アームの
移動方向と反対方向に移動させるアクチユエータ
とからなることを特徴とするサスペンシヨン組立
用治具装置。 2 第2ピニオンがその支軸廻りに対して、若干
の角度で遊び回動するように係合支持されている
特許請求の範囲第1項記載のサスペンシヨン組立
用治具装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58071723A JPS59199380A (ja) | 1983-04-23 | 1983-04-23 | サスペンシヨン組立用治具装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58071723A JPS59199380A (ja) | 1983-04-23 | 1983-04-23 | サスペンシヨン組立用治具装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59199380A JPS59199380A (ja) | 1984-11-12 |
JPH0218270B2 true JPH0218270B2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=13468721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58071723A Granted JPS59199380A (ja) | 1983-04-23 | 1983-04-23 | サスペンシヨン組立用治具装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59199380A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0631032B2 (ja) * | 1985-10-22 | 1994-04-27 | 本田技研工業株式会社 | ドライブシヤフトの組付装置 |
CN103231244B (zh) * | 2013-04-26 | 2015-10-07 | 吴江市博众精工科技有限公司 | 一种自动对位零件安装机 |
CN106736350A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-05-31 | 无锡明珠增压器制造有限公司 | 汽车电子控制器用可移动式翻转托盘 |
-
1983
- 1983-04-23 JP JP58071723A patent/JPS59199380A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59199380A (ja) | 1984-11-12 |
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