JPH0218211Y2 - - Google Patents
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- JPH0218211Y2 JPH0218211Y2 JP1983079514U JP7951483U JPH0218211Y2 JP H0218211 Y2 JPH0218211 Y2 JP H0218211Y2 JP 1983079514 U JP1983079514 U JP 1983079514U JP 7951483 U JP7951483 U JP 7951483U JP H0218211 Y2 JPH0218211 Y2 JP H0218211Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- open
- arm
- latch
- plate
- pin
- Prior art date
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ドアロツク装置に関し、特に自動車
のサイドドアの施錠に用いて好適なドアロツク装
置に関する。
のサイドドアの施錠に用いて好適なドアロツク装
置に関する。
この種の従来のドアロツク装置においては、ロ
ツクされたドアを開くのに、ロツキングの解除と
インナハンドルの操作との2動作が必要であり、
開扉に手間がかかると共に、緊急時の車外脱出が
迅速に行えないという問題があつた。
ツクされたドアを開くのに、ロツキングの解除と
インナハンドルの操作との2動作が必要であり、
開扉に手間がかかると共に、緊急時の車外脱出が
迅速に行えないという問題があつた。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたも
ので、その目的は、降車時にインナハンドルのみ
の操作によつて自動的にロツクを解除しドアを開
けることができるドアロツク装置を提供すること
にある。
ので、その目的は、降車時にインナハンドルのみ
の操作によつて自動的にロツクを解除しドアを開
けることができるドアロツク装置を提供すること
にある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図乃至第6図において、1はベースプレー
ト、2は合成樹脂材料でなるボデイ、3はカバー
プレートで、これらは、カバープレート3側から
ねじ込まれた皿小ねじ4によつて、一体的に積層
されている。上記ベースプレート1上には、オー
プンレバー5がピン6によつて枢着されており、
このオープンレバー5は、そのフツク部5aとベ
ースプレート1との間に掛止されたスプリング7
により、第1図における時計回り方向に回動付勢
されている。26は基端がオープンレバー5の腕
部5bにピン27(第4図参照)にて枢着され、
先端に折曲部26aを有するオープンアームであ
り、このオープンアーム26の中間部は、ベース
プレート1の曲折部1fに基部28aを嵌入する
ことにより装着されたガイド部材28のガイド溝
28bに、隙間をもつて嵌入され、オープンアー
ム26の略長手方向の摺動を可能にしている。こ
のオープアーム26の摺動は、ピンと長穴とによ
つて行うことも可能であるが、上記ガイド部材2
8を用いて行うことにより、オープンアーム26
の板幅を狭くできる。29は中間部が前記ピン6
でもつてオープンレバー5と重ねてベースプレー
ト1に枢着され、一方の腕部29aがオープンレ
バー5の腕部5bの上方に位置するように配設さ
れたオープンリンクである。該オープンリンク2
9は、そのフツク部29bとベースプレート1と
の間に掛止されたスプリング35により、第1図
における時計回り方向に回動付勢されている。8
はオープンリンク29の前記腕部にピン9によつ
て枢着されたプツシユアームで、中間の側部に
は、ボデイ2の反対側へ折り曲げられた折曲部8
aを有し、先端には、オープンアーム26の先端
折曲部26aの内側位置にてボデイ2側へ折り曲
げた折曲部8bを有し、先端側部には長穴8cが
穿設されている。10はピン11によつてベース
プレート1の側部1aに枢着されたベルクランク
で、一端10aはオープンレバー5の腕部5cに
係合している。12はピン13によつてベースプ
レート1に枢着されたロツキングレバーで、腕部
12aに植設されたピン12bは、プツシユプレ
ート8の長穴8cに挿通されている。又、折曲腕
部12cは、ロツキングレバー12の回動規制を
行うもので、この折曲腕部12cがベースプレー
ト1の端部に形成されたストツパー1b,1cに
当接する範囲内において、ロツキングレバー12
は回動する。即ち、ロツキングレバー12は、第
1図の実線で示される位置(解錠位置)と二点鎖
線で示される位置(施錠位置)の範囲内で回動す
る。しかし、この回動作用は、腕部12d、ベー
スプレート1間に掛止されたスプリング14の働
きにより、いわゆるスナツプアクシヨンとなつて
いる。従つて、ロツキングレバー12は、実線で
示される位置と二点鎖線で示される位置との中間
においては停止せず、この中間位置においては、
いずれかの方向に回動付勢され、前記実線で示さ
れる位置又は二点鎖線で示される位置のいずれか
一方の位置を選択することになる。15は略L字
形のオープンプレートで、ベースプレート1に固
設したピン16にて、その角部を中心に回動自在
に取付けられている。又、このオープンプレート
15には、一端に折曲部15aが、他端に延出部
15bが設けられている。折曲部15aは、オー
プンアーム26が第1図の位置からロツキングプ
レート12の方向に移動したとき、その折曲部2
6aに当接し得るようになつており、この当接後
のオープンアーム26の移動により、オープンプ
レート15がピン16部を中心に第1図における
反時計回り方向に回動するようになつている。
又、延出部15bは、プツシユプレート8が二点
鎖線で示される位置に来たとき、その折曲部8a
に近接するようになつている。更に、前記折曲部
15a側には、ベースプレート1の長穴1dを突
き抜けボデイ2内に達するピン17が植設されて
いる。又、第4図に示されているように、ベース
プレートには長穴(段付溝)1eが穿設されてお
り、上側縁1e1にはオープンリンク29の腕部2
9cが、下側溝1e2にはオープンレバー5の腕部
5cがそれぞれ挿通されている。この長穴1e
は、オープンリンク29及びオープンレバー5の
初期位置及びストロークを設定するものである。
これにより、ロツク装置側にて、確実に初期位置
及びストロークの設定を行える。一方、第3図か
ら明らかなように、ボデイ2内には、ピン18に
よりボデイ2内壁に枢着されたラツチ19、この
ラツチ19に植設されたピン19cを介してラツ
チ19を噛合解除方向に回動付勢するスプリング
20、ピン30に回動可能に支持されたポール2
1、このポール21をラツチ19側に回動付勢す
るスプリング22、ラツチ19と噛合状態にある
ときのストライカ23のガタをとるスライドブロ
ツク24等が配設されている。上記ポール21に
は円孔21aが穿設されており、この円孔21a
にはオープンプレート15に植設されたピン17
の先端が緩挿されている。これにより、ポール2
1はオープンプレート15と一体的に回動するこ
とになり、その回動範囲は、オープンプレート1
5と同様、ン17が長穴1dの内壁に当接する範
囲に限られる。尚、ベルクランク10の腕部10
bはロツド31によりドアのインサイドハンドル
(図示せず)に連結され、ピン9の延出部はロツ
ド32によりアウトサイドハンドル(図示せず)
に連結される。又、ロツキングレバー12の腕部
12dはロツド33によりノブ(図示せず)に連
結され、腕部12eはキーロツド34によりキー
シリンダ(図示せず)に連結される。
ト、2は合成樹脂材料でなるボデイ、3はカバー
プレートで、これらは、カバープレート3側から
ねじ込まれた皿小ねじ4によつて、一体的に積層
されている。上記ベースプレート1上には、オー
プンレバー5がピン6によつて枢着されており、
このオープンレバー5は、そのフツク部5aとベ
ースプレート1との間に掛止されたスプリング7
により、第1図における時計回り方向に回動付勢
されている。26は基端がオープンレバー5の腕
部5bにピン27(第4図参照)にて枢着され、
先端に折曲部26aを有するオープンアームであ
り、このオープンアーム26の中間部は、ベース
プレート1の曲折部1fに基部28aを嵌入する
ことにより装着されたガイド部材28のガイド溝
28bに、隙間をもつて嵌入され、オープンアー
ム26の略長手方向の摺動を可能にしている。こ
のオープアーム26の摺動は、ピンと長穴とによ
つて行うことも可能であるが、上記ガイド部材2
8を用いて行うことにより、オープンアーム26
の板幅を狭くできる。29は中間部が前記ピン6
でもつてオープンレバー5と重ねてベースプレー
ト1に枢着され、一方の腕部29aがオープンレ
バー5の腕部5bの上方に位置するように配設さ
れたオープンリンクである。該オープンリンク2
9は、そのフツク部29bとベースプレート1と
の間に掛止されたスプリング35により、第1図
における時計回り方向に回動付勢されている。8
はオープンリンク29の前記腕部にピン9によつ
て枢着されたプツシユアームで、中間の側部に
は、ボデイ2の反対側へ折り曲げられた折曲部8
aを有し、先端には、オープンアーム26の先端
折曲部26aの内側位置にてボデイ2側へ折り曲
げた折曲部8bを有し、先端側部には長穴8cが
穿設されている。10はピン11によつてベース
プレート1の側部1aに枢着されたベルクランク
で、一端10aはオープンレバー5の腕部5cに
係合している。12はピン13によつてベースプ
レート1に枢着されたロツキングレバーで、腕部
12aに植設されたピン12bは、プツシユプレ
ート8の長穴8cに挿通されている。又、折曲腕
部12cは、ロツキングレバー12の回動規制を
行うもので、この折曲腕部12cがベースプレー
ト1の端部に形成されたストツパー1b,1cに
当接する範囲内において、ロツキングレバー12
は回動する。即ち、ロツキングレバー12は、第
1図の実線で示される位置(解錠位置)と二点鎖
線で示される位置(施錠位置)の範囲内で回動す
る。しかし、この回動作用は、腕部12d、ベー
スプレート1間に掛止されたスプリング14の働
きにより、いわゆるスナツプアクシヨンとなつて
いる。従つて、ロツキングレバー12は、実線で
示される位置と二点鎖線で示される位置との中間
においては停止せず、この中間位置においては、
いずれかの方向に回動付勢され、前記実線で示さ
れる位置又は二点鎖線で示される位置のいずれか
一方の位置を選択することになる。15は略L字
形のオープンプレートで、ベースプレート1に固
設したピン16にて、その角部を中心に回動自在
に取付けられている。又、このオープンプレート
15には、一端に折曲部15aが、他端に延出部
15bが設けられている。折曲部15aは、オー
プンアーム26が第1図の位置からロツキングプ
レート12の方向に移動したとき、その折曲部2
6aに当接し得るようになつており、この当接後
のオープンアーム26の移動により、オープンプ
レート15がピン16部を中心に第1図における
反時計回り方向に回動するようになつている。
又、延出部15bは、プツシユプレート8が二点
鎖線で示される位置に来たとき、その折曲部8a
に近接するようになつている。更に、前記折曲部
15a側には、ベースプレート1の長穴1dを突
き抜けボデイ2内に達するピン17が植設されて
いる。又、第4図に示されているように、ベース
プレートには長穴(段付溝)1eが穿設されてお
り、上側縁1e1にはオープンリンク29の腕部2
9cが、下側溝1e2にはオープンレバー5の腕部
5cがそれぞれ挿通されている。この長穴1e
は、オープンリンク29及びオープンレバー5の
初期位置及びストロークを設定するものである。
これにより、ロツク装置側にて、確実に初期位置
及びストロークの設定を行える。一方、第3図か
ら明らかなように、ボデイ2内には、ピン18に
よりボデイ2内壁に枢着されたラツチ19、この
ラツチ19に植設されたピン19cを介してラツ
チ19を噛合解除方向に回動付勢するスプリング
20、ピン30に回動可能に支持されたポール2
1、このポール21をラツチ19側に回動付勢す
るスプリング22、ラツチ19と噛合状態にある
ときのストライカ23のガタをとるスライドブロ
ツク24等が配設されている。上記ポール21に
は円孔21aが穿設されており、この円孔21a
にはオープンプレート15に植設されたピン17
の先端が緩挿されている。これにより、ポール2
1はオープンプレート15と一体的に回動するこ
とになり、その回動範囲は、オープンプレート1
5と同様、ン17が長穴1dの内壁に当接する範
囲に限られる。尚、ベルクランク10の腕部10
bはロツド31によりドアのインサイドハンドル
(図示せず)に連結され、ピン9の延出部はロツ
ド32によりアウトサイドハンドル(図示せず)
に連結される。又、ロツキングレバー12の腕部
12dはロツド33によりノブ(図示せず)に連
結され、腕部12eはキーロツド34によりキー
シリンダ(図示せず)に連結される。
次に上記実施例の作動について説明する。
第1図乃至第6図は閉扉時における解錠状態を
示しているが、この状態にあるドアを車室内から
開ける場合は、インサイドハンドルを操作してベ
ルクランク10を第2図における反時計回り方向
に回動させ、オープンレバー5を第1図における
反時計回り方向に回動し(オープンリンク29は
下動)、該オープンレバー5の腕部5bとピン2
7にて連結されたオープンアーム26を押下げ
る。この押下げ動作によつてオープンアーム26
の折曲部26aがオープンプレート15の折曲部
15aを押してオープンプレート15を第1図に
おける反時計回り方向に回動させる。このオープ
ンプレート15の回動によつて、ピン17がポー
ル21をスプリング22の力に抗して第3図にお
ける反時計回り方向に回動させるので、ラツチ1
9の抜け止め爪19aとポール21との係合が解
かれ、ラツチ19がスプリング20の作用で第3
図における時計回り方向に回動し、ストライカ2
3に対してドアロツク本体が移動し開扉状態とな
る。閉扉時における解錠状態にあるドアを車室外
から開けるにはアウトサイドハンドルを操作して
プツシユプレート8を第1図の下方に移動させ
て、その折曲部8bをオープンアーム26の折曲
部26aに当接させ、オープンアーム26を押下
げれば良い。これにより、車室内から開ける場合
と全く同様な作動で開扉状態を得ることができ
る。
示しているが、この状態にあるドアを車室内から
開ける場合は、インサイドハンドルを操作してベ
ルクランク10を第2図における反時計回り方向
に回動させ、オープンレバー5を第1図における
反時計回り方向に回動し(オープンリンク29は
下動)、該オープンレバー5の腕部5bとピン2
7にて連結されたオープンアーム26を押下げ
る。この押下げ動作によつてオープンアーム26
の折曲部26aがオープンプレート15の折曲部
15aを押してオープンプレート15を第1図に
おける反時計回り方向に回動させる。このオープ
ンプレート15の回動によつて、ピン17がポー
ル21をスプリング22の力に抗して第3図にお
ける反時計回り方向に回動させるので、ラツチ1
9の抜け止め爪19aとポール21との係合が解
かれ、ラツチ19がスプリング20の作用で第3
図における時計回り方向に回動し、ストライカ2
3に対してドアロツク本体が移動し開扉状態とな
る。閉扉時における解錠状態にあるドアを車室外
から開けるにはアウトサイドハンドルを操作して
プツシユプレート8を第1図の下方に移動させ
て、その折曲部8bをオープンアーム26の折曲
部26aに当接させ、オープンアーム26を押下
げれば良い。これにより、車室内から開ける場合
と全く同様な作動で開扉状態を得ることができ
る。
解錠状態にあるドアを車室内から施錠すると、
ノブを介しロツド33が押下げられるので、ロツ
キングレバー12及びプツシユプレート8はいず
れも第1図の二点鎖線の位置へ移動する。尚、車
室外からのキーロツド34の操作によつても同様
である。
ノブを介しロツド33が押下げられるので、ロツ
キングレバー12及びプツシユプレート8はいず
れも第1図の二点鎖線の位置へ移動する。尚、車
室外からのキーロツド34の操作によつても同様
である。
このような施錠状態において、アウトサイドハ
ンドルを引いてロツド32を押下げても、プツシ
ユアーム8はピン9を支点として二点鎖線で示す
位置に回動しているので、プツシユアーム8の先
端折曲部8bはオープンアーム26の折曲部26
aとはもはや接触せず、単に長穴8cがロツキン
グレバー12のピン12bと摺動するのみであり
(空振り状態)、施錠状態を維持することができ
る。尚、この際、プツシユアーム8が押下がつて
もオープンレバー5は回動しない。
ンドルを引いてロツド32を押下げても、プツシ
ユアーム8はピン9を支点として二点鎖線で示す
位置に回動しているので、プツシユアーム8の先
端折曲部8bはオープンアーム26の折曲部26
aとはもはや接触せず、単に長穴8cがロツキン
グレバー12のピン12bと摺動するのみであり
(空振り状態)、施錠状態を維持することができ
る。尚、この際、プツシユアーム8が押下がつて
もオープンレバー5は回動しない。
一方、この施錠状態にあるドアを車室内から開
ける場合には、単にインサイドハンドルを操作す
るだけで足りる。即ち、この操作でベルクランク
10は第2図における反時計回り方向に回動し、
オープンレバー5を第1図における反時計回り方
向に回動させ、該オープンレバー5の腕部5bと
ピン27にて連結されたオープンアーム26を押
下げる。この押下げ動作によつてオープンアーム
26の折曲部26aがオープンプレート15の折
曲部15aを押してオープンプレート15を第1
図における反時計回り方向に回動させるので、オ
ープンプレート15の延出部15bがプツシユア
ーム8の折曲部8aを押してプツシユアーム8を
二点鎖線の位置から実線の位置へと追いやる。こ
のプツシユアーム8の移動によつてロツキングレ
バー12も、長穴8cとピン12bとの動力伝達
を介し二点鎖線の位置から実線の位置へと回動し
解錠状態となる。
ける場合には、単にインサイドハンドルを操作す
るだけで足りる。即ち、この操作でベルクランク
10は第2図における反時計回り方向に回動し、
オープンレバー5を第1図における反時計回り方
向に回動させ、該オープンレバー5の腕部5bと
ピン27にて連結されたオープンアーム26を押
下げる。この押下げ動作によつてオープンアーム
26の折曲部26aがオープンプレート15の折
曲部15aを押してオープンプレート15を第1
図における反時計回り方向に回動させるので、オ
ープンプレート15の延出部15bがプツシユア
ーム8の折曲部8aを押してプツシユアーム8を
二点鎖線の位置から実線の位置へと追いやる。こ
のプツシユアーム8の移動によつてロツキングレ
バー12も、長穴8cとピン12bとの動力伝達
を介し二点鎖線の位置から実線の位置へと回動し
解錠状態となる。
又、この際、オープンプレート15の回動によ
つてピン17がポール21をスプリング22の力
に抗して第3図における反時計回り方向に回動さ
せるので、ラツチ19の抜け止め爪19aとポー
ル21との係合が解かれ、ラツチ19がスプリン
グ20の作用で第3図における時計回り方向に回
動し、ストライカ23に対してドアロツク本体が
移動し開扉状態となる。
つてピン17がポール21をスプリング22の力
に抗して第3図における反時計回り方向に回動さ
せるので、ラツチ19の抜け止め爪19aとポー
ル21との係合が解かれ、ラツチ19がスプリン
グ20の作用で第3図における時計回り方向に回
動し、ストライカ23に対してドアロツク本体が
移動し開扉状態となる。
このようにして、インサイドハンドルの1動作
によつてロツクの解除とドアの開扉動作との2動
作を行うことができる。
によつてロツクの解除とドアの開扉動作との2動
作を行うことができる。
開扉後に再び閉扉状態を得るには、ストライカ
23にドアロツク装置本体を押付ければ良い。即
ち、第3図に示すようなラツチ19とポール21
の係合がなされるまで、ラツチ19をスプリング
20に対して回動させれば良い。この場合、閉扉
開始時にプツシユプレート8が実線で示される位
置にあつたときは勿論のこと、二点鎖線で示され
る位置にあつたときにも、閉扉後は解錠状態にな
る。その理由は、二点鎖線で示される位置にあつ
たとしても、第3図の位置に移るには、ポール2
1が第3図の位置より更に反時計回り方向に回動
した位置を一度はとらなければならず、この揺動
時にオープンプレート15の延出部15bが、プ
ツシユプレート8の折曲部8aに当接して第1図
の左方に押しやり、プツシユプレート8を実線で
示される位置に復帰させるからである。
23にドアロツク装置本体を押付ければ良い。即
ち、第3図に示すようなラツチ19とポール21
の係合がなされるまで、ラツチ19をスプリング
20に対して回動させれば良い。この場合、閉扉
開始時にプツシユプレート8が実線で示される位
置にあつたときは勿論のこと、二点鎖線で示され
る位置にあつたときにも、閉扉後は解錠状態にな
る。その理由は、二点鎖線で示される位置にあつ
たとしても、第3図の位置に移るには、ポール2
1が第3図の位置より更に反時計回り方向に回動
した位置を一度はとらなければならず、この揺動
時にオープンプレート15の延出部15bが、プ
ツシユプレート8の折曲部8aに当接して第1図
の左方に押しやり、プツシユプレート8を実線で
示される位置に復帰させるからである。
尚、本考案は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々変
更を加え得ることは勿論である。
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々変
更を加え得ることは勿論である。
以上説明したように、本考案によれば、降車時
にインナハンドルのみの操作によつて自動的にロ
ツクを解除しドアを開けることができる。従つ
て、手間が省けると共に、緊急時の車外脱出が容
易になる。
にインナハンドルのみの操作によつて自動的にロ
ツクを解除しドアを開けることができる。従つ
て、手間が省けると共に、緊急時の車外脱出が容
易になる。
第1図は本考案の装置の正面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図は第1図の主要部を示す背
面図、第4図は本考案の装置の要部構成図、第5
図は第1図のA−A矢視図、第6図は第1図のB
−B矢視図である。 1……ベースプレート、1e……長穴、2……
ボデイ、3……カバープレート、5……オープン
レバー、7……スプリング、8……プツシユプレ
ート、8a,8b……折曲部、8c……長穴、1
2……ロツキングレバー、12a……腕部、12
b……ピン、14……スプリング、15……オー
プンプレート、16……ピン、17……ピン、1
9……ラツチ、19a……抜け止め爪、20……
スプリング、21……ポール、21a……円孔、
22……スプリング、23……ストライカ、26
……オープンアーム、28……ガイド部材、29
……オープンリンク、35……スプリング。
図の右側面図、第3図は第1図の主要部を示す背
面図、第4図は本考案の装置の要部構成図、第5
図は第1図のA−A矢視図、第6図は第1図のB
−B矢視図である。 1……ベースプレート、1e……長穴、2……
ボデイ、3……カバープレート、5……オープン
レバー、7……スプリング、8……プツシユプレ
ート、8a,8b……折曲部、8c……長穴、1
2……ロツキングレバー、12a……腕部、12
b……ピン、14……スプリング、15……オー
プンプレート、16……ピン、17……ピン、1
9……ラツチ、19a……抜け止め爪、20……
スプリング、21……ポール、21a……円孔、
22……スプリング、23……ストライカ、26
……オープンアーム、28……ガイド部材、29
……オープンリンク、35……スプリング。
Claims (1)
- ベースプレート上にロツキングレバーを枢着
し、該ロツキングレバーの枢着点から離れた位置
にオープンレバー及びオープンリンクを重ねて枢
着し、該オープンリンクの一方の腕部にプツシユ
プレートを回動可能に連結すると共に、前記プツ
シユプレートと係合可能に且つ略長手方向に摺動
可能に配設したオープンアームを前記オープンレ
バーの一方の腕部に枢着し、前記プツシユプレー
トの長穴に挿通した第1のピンをロツキングレバ
ーの腕部に植設し、更に前記オープンアームの先
端側及び前記プツシユプレートの側部に係合可能
なオープンプレートを、前記ベースプレートに第
2のピンにて回動自在に取付け、又、前記オープ
ンレバー及びオープンリンクの他方の腕部を前記
ベースプレートに穿設した初期位置及びストロー
ク設定用の長穴に挿通し、一方、ボデイ内部に
は、ストライカと噛合するラツチ、該ラツチの抜
け止め爪と係合する回動可能なポール、前記ラツ
チを噛合解除方向に回動付勢する第1のスプリン
グ及び前記ポールを前記ラツチ側に回動付勢する
第2のスプリングを配設し、更に、該ポールに穿
設された円孔に、前記オープンプレートに植設さ
れた第3のピンを緩挿させて成るドアロツク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983079514U JPS59182574U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ドアロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983079514U JPS59182574U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ドアロツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59182574U JPS59182574U (ja) | 1984-12-05 |
JPH0218211Y2 true JPH0218211Y2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=30209517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983079514U Granted JPS59182574U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | ドアロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59182574U (ja) |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP1983079514U patent/JPS59182574U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59182574U (ja) | 1984-12-05 |
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