JPH02180564A - ブレード用回転基板及び回転ブレード - Google Patents
ブレード用回転基板及び回転ブレードInfo
- Publication number
- JPH02180564A JPH02180564A JP33556188A JP33556188A JPH02180564A JP H02180564 A JPH02180564 A JP H02180564A JP 33556188 A JP33556188 A JP 33556188A JP 33556188 A JP33556188 A JP 33556188A JP H02180564 A JPH02180564 A JP H02180564A
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- JP
- Japan
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- slits
- substrate
- rotating
- blade
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
レードに関するものであって、特に回転中に発する騒音
を抑制することを指向するものである。
特公昭5G−10040号公報に開示されている。この
回転ブレードにおいては回転基板の周縁におけるブレー
ドの基部付近から略中心に向って適当の幅、例えば1.
5■■、適当の長さ、例えば縮体外径の10%程度の長
さの割溝を複数条等間隔で形成し、前記の各割溝に回転
基板より軟質の硬化性合成樹脂を充填して割溝に固着さ
せたものが示されている。
前記硬化性合成樹脂充填層からの低い音波が干渉して、
全体として、音波の同調、共鳴を妨げて単純な高音を複
雑な低音に変化させ、高(鋭い金属音が消去されると説
明されている。
回転して空気に乱流を生じて音を発し、この乱流の発生
により外力を受で振動し、あるいは被切削材の負荷によ
って外力を受で強制振動し、この振動が回転基板の振動
と共鳴して大きな音を発生するものと考えられる。この
点において前記公報に記載されるものは、複数の割溝を
ブレード部の基部付近から略中心に複数条設け、これを
ブレードより軟質の硬化性樹脂を充填して振動伝播の雀
衝帯となり、回転基板における振動の伝播を部分的にと
どめるようにしているものと理解され、共鳴も減少する
ものと考えられる。
向に振動の緩衝帯があり、これによって、ブレード部に
よって生じる振動は、回転基板上における円周方向にお
いて抑制されるが、ブレード部で生じる振動は中心部で
反射し、その結果化じる振動は十分抑制できないものと
考えられる。
回転基板周辺のブレード(鋸歯部)よりの振動を回転基
板上の円周方向のみならず、回転基板周辺よりその中心
方向において抑制できるようにするものであって、その
構成は、回転基板の外縁に近い位置の第一の円周を基準
に該基板の回転中心に向って開く第一の複数の半円形状
スリットを等間隔に形成し、前記第一のスリットが位置
する内側の第二の円周と前記第一のスリットの相隣るス
リットの両端部と該基板の中心を結ぶ半径とを基準に、
前記相隣るスリットの開く方向と対向する方向に開き且
つ該両スリットの開き方向を部分的に遮る複数の半円形
状スリットを形成し、前記全スリットに充填剤を充填し
て、回転基板との一体化をはかったものである。
レード間の溝に前記同様に充填剤を充填して回転ブレー
ドの一体化をはかるものである。
ス鋼板を打ちぬいて円形に形成したものであり、2は回
転基板1の中心に形成した軸孔、3はブレードを示し、
4.5は半円形状第一第二のスリットを示す。
拡大図で、同(ロ)は第1図A−ムにおける断面拡大図
である0図において6は充填した充填剤を示す。
4個、第2のスリットは12個で形成したものである。
径は、例えば30#100インチ(75〜2540嘗)
程度である。
置に、第一の円周7を設定し、これを基準としてその外
側全周にわたり、24個の半円形状スリット4を形成す
る。この時、相隣るスリット4の端部9とσとの一間隔
dは、形成される半円形状スリット4の内側半径rX2
より小さい間隔とする。
開いた形状をなし、また半円形状スリット4は半円より
若干円弧が大きいか、小さいこともある。
され、各スリットの両端部は丸みをもたせるように加工
されており、そのスリット幅は0.4龍程度が適当であ
る。
ぶことにする。
周8を設定し、この円周8と前記第一の相隣る半円形状
スリット4の両端部9.9′と基板の中心Oを結ぶ半径
を基準に、円周8の内側に相隣るスリット4の開き方向
と対向する方向(開き方向が外方向き)に開き、同時に
両端部9.9′を越えて両スリット4,4の開き方向を
部分的に遮る半円形状スリット5を一つおきに12個形
成する。
加工と同様である。
差!は回転基板1の切削負荷時の機械的強度に関係する
ものである。
回転研削中、ブレードを所定平面内に支持するための基
板の剛性)を弱めることなく、スリット自体の延べ長さ
を大とすることができ、充填剤の量も増大し、消音効果
を向上させることができる。
違があってもいずれでもよい。
性、耐圧性、耐振のシール剤を配合した充填剤で充填す
る。ここに充填される合成樹脂としてはリジッド状態か
らフレキシブル状態まで硬度の調整可能のもので、切削
水にも溶けにくい耐水性を備え、高回転数による遠心力
でぬけ出さない強力な金属接着性を存し、且つ充填しや
すい低粘度のものが最適であり、シール材としては例え
ば石綿、ガラス繊維を含むものが用いられ、本充填剤は
硬化後回転基板の硬度より低い硬度を宵するものとする
。
54C,)、厚み5.0〜フ、0.8.S〜9.0mm
の回転基板(通常基板)と、同基板に幅0,2−の第1
の半円形状スリット24個、第2の半円形状スリット1
2個を形成したもの(スリット加工基板)と、全スリッ
トに低粘度可撓性調整可能エポキシ注型樹脂の主剤40
以上、硬化剤55以下、耐熱、耐圧、耐振のシール剤t
o−15(いずれも重量%)より重量を選択して配合し
た充填剤を注入充填して硬化させたもの(樹脂充填基板
)を作製し、その消音効果試験を行った。表1はその結
果を示す。
りオン社製NA−09のAスケールによった。
のものに、前掲公報の4本の割溝を鋸歯部の基部付近か
ら中心に向けて、溝幅1.5−■、長さ4インチ(約1
0cm)のものを形成したものに前記と同配合の合成樹
脂充填剤を充填して、同条件で消音効果試験したところ
、その結果は94dBであった。
ドを第3図(イ)% (El)により説明する。
ドに相当する部分を示したもので、7は基板3の外縁に
等間隔で形成されたU溝であって、研削粉を逃し、放熱
部となる部分である。U溝7によって形成された全台部
8にダイヤモンド粉を金属で一体焼結したチップまたは
その他タングステンカーバイド焼結によるチップ9がブ
レードとしてろう付け、溶接によって固定され、ブレー
ドが形成される。この点は従来のものと変るところはな
い。
の配合の充填剤θが充填される。しかしその配合は必ず
しも同じでなくてもよい、この場合、充填剤6の上面1
0は溝中にあるようにして、前後にあるチ゛ツブ9に対
して深さに余裕のある溝を残すものとする。
を備えるも、のを示す、充填剤6の充填については(イ
)に示すものと変るところはない。
回転基板に第一の半円形状スリット24個、第2の半円
形状スリット12個を形成し、各スリットに充填剤を充
填した回転基板とこの回転基板の周辺において、前記説
明のように、全台部にチップを固定し、U溝に充填剤を
充填した回転ブレードとを試作し、これには研削負荷を
かけることなく 、550r、p、mで回転させたとこ
ろ、前記と同様な測定方法で、ともに92dBであった
。
100dBであった。これは従来の同形状で回転基板に
何の消音工作を施していないものに比べると1odB程
度以上下りことが認められた。
剤を含む充填剤で、形成された半円形状スリットを埋め
、これを基板と一体化させてはじめてその効果があり、
又従来の中心に向けての割溝に合成樹脂を充填したもの
に比較して、その、t11音効果は十分あるものと認め
られる。
ードを固定し、ブレード間の溝に充填剤を充填した回転
ブレードは、上記のように十分消音効果があり、この種
回転ブレードを用いる作業環境を改善することができる
。
1)はムーA線断面の拡大図である。 第3図(()% (0)は本発明の回転ブレード実施例
をそれぞれ示す。 1・・・回転基板、2・・・軸孔、3・・・ブレード、
4゜5・・・半円形スリット、θ・・・充填剤、7・−
U溝、8・・・台部、9・・・チップ、IO・・・充填
剤上面、 11・・・キー溝。 ′!12 園 壽 1 図 埠3 目 (イ) 手 続 補 正 書
Claims (2)
- (1)回転基板の外縁に近い位置の第一の円周を基準に
該基板の回転中心に向って開く第一の複数の半円形状ス
リットを等間隔に形成し、前記第一のスリットが位置す
る内側の第二の円周と前記第一のスリットの相隣るスリ
ットの両端部と該基板の中心を結ぶ半径とを基準に、前
記相隣る第一のスリットの開く方向と対向する方向に開
き、且つ前記相隣るスリットの開き方向を部分的に遮る
複数の第二の半円形状スリットを形成し、前記全スリッ
トに充填剤を充填して、回転基板との一体化をはかった
ことを特徴とする回転ブレード用回転基板。 - (2)請求項(1)の回転ブレード用回転基板の外縁に
多数の溝を形成し、前記溝によって形成される台部にブ
レードを固定し、前記溝に充填剤を充填したことを特徴
とする回転ブレード。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33556188A JPH02180564A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ブレード用回転基板及び回転ブレード |
EP89313586A EP0376676B1 (en) | 1988-12-27 | 1989-12-27 | Rotary substrate for a rotary blade |
ES89313586T ES2056234T3 (es) | 1988-12-27 | 1989-12-27 | Substrato giratorio para una cuchilla giratoria. |
US07/457,954 US5012792A (en) | 1988-12-27 | 1989-12-27 | Rotary blade and a rotary substrate for use in the rotary blade |
DE68916930T DE68916930T2 (de) | 1988-12-27 | 1989-12-27 | Träger für ein Sägeblatt. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33556188A JPH02180564A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ブレード用回転基板及び回転ブレード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02180564A true JPH02180564A (ja) | 1990-07-13 |
JPH0413101B2 JPH0413101B2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=18289956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33556188A Granted JPH02180564A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-28 | ブレード用回転基板及び回転ブレード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02180564A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0671569A (ja) * | 1990-12-25 | 1994-03-15 | Osaka Diamond Ind Co Ltd | 消音ドラム |
JP2005534532A (ja) * | 2002-07-29 | 2005-11-17 | ザ エル.エス.スタリット カンパニー | 溝付き切断エッジを備えた切断工具 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010040A (ja) * | 1973-05-23 | 1975-02-01 | ||
JPS60165149U (ja) * | 1984-04-09 | 1985-11-01 | 池内精機株式会社 | 切断砥石基板 |
JPS63256308A (ja) * | 1987-04-11 | 1988-10-24 | Tenryu Seikiyo Kk | 丸鋸用基板の騒音防止装置 |
JPS63201701U (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-26 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP33556188A patent/JPH02180564A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010040A (ja) * | 1973-05-23 | 1975-02-01 | ||
JPS60165149U (ja) * | 1984-04-09 | 1985-11-01 | 池内精機株式会社 | 切断砥石基板 |
JPS63256308A (ja) * | 1987-04-11 | 1988-10-24 | Tenryu Seikiyo Kk | 丸鋸用基板の騒音防止装置 |
JPS63201701U (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-26 |
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JPH0671569A (ja) * | 1990-12-25 | 1994-03-15 | Osaka Diamond Ind Co Ltd | 消音ドラム |
JP2005534532A (ja) * | 2002-07-29 | 2005-11-17 | ザ エル.エス.スタリット カンパニー | 溝付き切断エッジを備えた切断工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413101B2 (ja) | 1992-03-06 |
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