JPH02178219A - 酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製造方法およびそのゾルを配合した化粧料 - Google Patents
酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製造方法およびそのゾルを配合した化粧料Info
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- JPH02178219A JPH02178219A JP33524688A JP33524688A JPH02178219A JP H02178219 A JPH02178219 A JP H02178219A JP 33524688 A JP33524688 A JP 33524688A JP 33524688 A JP33524688 A JP 33524688A JP H02178219 A JPH02178219 A JP H02178219A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、分散媒への分散性、長期安定性、耐光性等に
優れた酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルおよびその製造方
法に関し、また本発明は上記?16系ゾルが配合された
優れた紫外線遮蔽効果を資する化粧料およびその製造方
法に関する。
優れた酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルおよびその製造方
法に関し、また本発明は上記?16系ゾルが配合された
優れた紫外線遮蔽効果を資する化粧料およびその製造方
法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点
酸化チタンは、その紫外線遮蔽力あるいは高屈折率を利
用してプラスチック等の配合剤または表面コート剤とし
て用いられたり、化粧料基材に配合されて紫外線遮蔽効
果をもった化粧料の製造に用いられている。
用してプラスチック等の配合剤または表面コート剤とし
て用いられたり、化粧料基材に配合されて紫外線遮蔽効
果をもった化粧料の製造に用いられている。
これらの用途に用いられる酸化チタンは、超微粒子状で
あることが好ましく、特に媒体への分散性、安定性等の
点からコロイド状酸化チタン(酸化チタンゾル)である
ことが好ましい。このような酸化チタンゾルとして、本
発明者等は、従来の酸化チタンゾルにない種々の特徴を
もった酸化チタンゾルを[酸化チタンゾルおよびその製
造法」(特願昭62−252953号)において提案し
た。
あることが好ましく、特に媒体への分散性、安定性等の
点からコロイド状酸化チタン(酸化チタンゾル)である
ことが好ましい。このような酸化チタンゾルとして、本
発明者等は、従来の酸化チタンゾルにない種々の特徴を
もった酸化チタンゾルを[酸化チタンゾルおよびその製
造法」(特願昭62−252953号)において提案し
た。
ところで、化粧料に紫外線遮蔽効果をもたらすために配
合される酸化チタン微粒子は粉末状であることが一般的
である。ところが従来知られている酸化チタン粉末は、
化粧料基材に均一に分散させることが難しく、そのため
に紫外線遮蔽効果に劣っていた。また、上記のような酸
化チタン粉末を化粧水に配合した場合には、粒子が次第
に沈降してくるなど、分散性、安定性に問題点があった
。
合される酸化チタン微粒子は粉末状であることが一般的
である。ところが従来知られている酸化チタン粉末は、
化粧料基材に均一に分散させることが難しく、そのため
に紫外線遮蔽効果に劣っていた。また、上記のような酸
化チタン粉末を化粧水に配合した場合には、粒子が次第
に沈降してくるなど、分散性、安定性に問題点があった
。
このような問題点を解決するため、本出願人は、酸化チ
タンと酸化ケイ素および/または酸化ジルコニウムとの
複合体微粒子が配合された化粧料を、特願昭62−1.
72293号で提案した。
タンと酸化ケイ素および/または酸化ジルコニウムとの
複合体微粒子が配合された化粧料を、特願昭62−1.
72293号で提案した。
しかし、上記のような酸化チタンゾルおよび酸化チタン
詰腹合体微粒子は、紫外線のうち、280〜320nf
flの波長領域CUV−13領域)の紫外線に対しては
優れた遮蔽効果を示すが、320〜400 nm特に3
40〜380nfflの波長領域(UV−A領域)の紫
外線に対しては充分な遮蔽効果を示さないという問題点
があった。
詰腹合体微粒子は、紫外線のうち、280〜320nf
flの波長領域CUV−13領域)の紫外線に対しては
優れた遮蔽効果を示すが、320〜400 nm特に3
40〜380nfflの波長領域(UV−A領域)の紫
外線に対しては充分な遮蔽効果を示さないという問題点
があった。
発明の目的
本発明は、上記のような酸化チタンゾルの問題点を解決
しようとするもので、U V −p、 6H域の紫外線
に対しても優れた遮蔽能を有するような酸化チタン・酸
化鉄複合系ゾルおよびその製造方法、さらにこの複合系
ゾルが配合され、た優れた紫外線遮蔽効果を有する化粧
料を提供することを1」的としている。
しようとするもので、U V −p、 6H域の紫外線
に対しても優れた遮蔽能を有するような酸化チタン・酸
化鉄複合系ゾルおよびその製造方法、さらにこの複合系
ゾルが配合され、た優れた紫外線遮蔽効果を有する化粧
料を提供することを1」的としている。
発明の概要
本発明に係る酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルは、Fe2
O3/Tl02 (重量比)が0.05〜50からなる
ことを特徴としている。
O3/Tl02 (重量比)が0.05〜50からなる
ことを特徴としている。
また、本発明に係る酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製
造方法は、水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の分散液に
過酸化水素を加えて、該水和酸化チタンおよび水和酸化
鉄を溶解し、次いで得られた溶液を加熱することを特徴
としている。
造方法は、水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の分散液に
過酸化水素を加えて、該水和酸化チタンおよび水和酸化
鉄を溶解し、次いで得られた溶液を加熱することを特徴
としている。
また本発明に係る化粧料は、上記のようにして得られた
酸化チタン・酸化鉄複合系微粒子が配合されていること
を特徴としている。
酸化チタン・酸化鉄複合系微粒子が配合されていること
を特徴としている。
発明の詳細な説明
本発明に係る酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製造方法
について説明する。
について説明する。
まず本発明では、水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の混
合ゲルまたはゾル、あるいは両者の共沈ゲルまたはゾル
を調製する。
合ゲルまたはゾル、あるいは両者の共沈ゲルまたはゾル
を調製する。
水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の混合ゲルは、たとえ
ば、塩化チタン、硫酸チタニル等のチタン塩水溶液を中
和加水分解して得られる水和酸化チタンゲルと、塩化鉄
等の鉄塩を中和加水分解して得られる水和酸化鉄ゲルと
を混合することによって得られる。また、水和酸化チタ
ンゲルあるいは水和酸化鉄ゲルをあらかじめ調製し、こ
れに鉄塩水溶液あるいはチタン塩水溶液を加えて中和加
水分解し、混合ゲルとすることもできる。
ば、塩化チタン、硫酸チタニル等のチタン塩水溶液を中
和加水分解して得られる水和酸化チタンゲルと、塩化鉄
等の鉄塩を中和加水分解して得られる水和酸化鉄ゲルと
を混合することによって得られる。また、水和酸化チタ
ンゲルあるいは水和酸化鉄ゲルをあらかじめ調製し、こ
れに鉄塩水溶液あるいはチタン塩水溶液を加えて中和加
水分解し、混合ゲルとすることもできる。
また混合ゾルは、」二記のような方法により調製した混
合ゲルを、硝酸、塩酸等の酸で解膠することによって得
ることができる。
合ゲルを、硝酸、塩酸等の酸で解膠することによって得
ることができる。
水和酸化チタンと水和酸化鉄との共沈ゲルは、チタン塩
と鉄塩との混合水溶液を中和加水分解することによって
得られる。また、この共沈ゲルを酸で解膠すればゾルが
得られる。これらの混合ゲルまたはゾル、あるいは共沈
ゲルまたはゾルは、上記の方法に限らず、従来公知の方
法で調製することができる。なお本明細書における「水
和酸化チタン」および「水和酸化鉄」とは、酸化チタン
、酸化鉄の水和物あるいはチタン酸、チタン水酸化物、
鉄水酸化物を含む総称である。
と鉄塩との混合水溶液を中和加水分解することによって
得られる。また、この共沈ゲルを酸で解膠すればゾルが
得られる。これらの混合ゲルまたはゾル、あるいは共沈
ゲルまたはゾルは、上記の方法に限らず、従来公知の方
法で調製することができる。なお本明細書における「水
和酸化チタン」および「水和酸化鉄」とは、酸化チタン
、酸化鉄の水和物あるいはチタン酸、チタン水酸化物、
鉄水酸化物を含む総称である。
これらの方法で得られたゲルまたはゾル中の酸化チタン
と酸化鉄との割合は、最終生成物中のFe2O3/Tl
02(重量比)が0.05〜50好ましくは0.1〜2
0の範囲となるようにする。Fe 203/Tl 02
(重量比)が0.05未満では、酸化鉄の添加効果
が発現しない。また、酸化鉄の割合が10を越すと最終
生成物のゾルの安定性が悪くなる。また、ゾル製造時の
水和酸化鉄の過酸化水素による溶解が困難になる。
と酸化鉄との割合は、最終生成物中のFe2O3/Tl
02(重量比)が0.05〜50好ましくは0.1〜2
0の範囲となるようにする。Fe 203/Tl 02
(重量比)が0.05未満では、酸化鉄の添加効果
が発現しない。また、酸化鉄の割合が10を越すと最終
生成物のゾルの安定性が悪くなる。また、ゾル製造時の
水和酸化鉄の過酸化水素による溶解が困難になる。
次に、上記の方法によって得られたゲルおよび/または
ゾルに過酸化水素を加え、水和酸化チタンおよび水和酸
化鉄を溶解して均一な水溶液を調製する。このとき、5
0℃以上に加熱することが好ましい。加える過酸化水素
の量は、H2O。/(TI O+Fo。03)(重量比
)として1.5以上であれば水和酸化チタンおよび水和
酸化鉄を完全に溶解することができる。H2O。/(T
I O+ F e 20 a )が1.5未満では、
水和酸化チタン、水和酸化鉄が完全に溶解せず残存する
ため好ましくない。また、H202/(TIO+Fe2
03)の重量比は、大きいはど水和酸化チタンおよび水
和酸化鉄の溶解度が大きく、反応は短時間で終了する。
ゾルに過酸化水素を加え、水和酸化チタンおよび水和酸
化鉄を溶解して均一な水溶液を調製する。このとき、5
0℃以上に加熱することが好ましい。加える過酸化水素
の量は、H2O。/(TI O+Fo。03)(重量比
)として1.5以上であれば水和酸化チタンおよび水和
酸化鉄を完全に溶解することができる。H2O。/(T
I O+ F e 20 a )が1.5未満では、
水和酸化チタン、水和酸化鉄が完全に溶解せず残存する
ため好ましくない。また、H202/(TIO+Fe2
03)の重量比は、大きいはど水和酸化チタンおよび水
和酸化鉄の溶解度が大きく、反応は短時間で終了する。
しかしあまり過剰に過酸化水素を用いると、未反応の過
酸化水素が系内に多量に残存し、経済的でなく、また次
の工程に影響を及ぼすので好ましくない。従って、H2
O2/(TIO2+Fe203)の重量比は1.5〜1
0、好ましくは4〜7の範囲であることが望ましい。こ
の範囲の過酸化水素を用いれば、水和酸化チタンおよび
水和酸化鉄は、その濃度、加熱温度にもよるが約0.5
〜8時間で完全に溶解する。
酸化水素が系内に多量に残存し、経済的でなく、また次
の工程に影響を及ぼすので好ましくない。従って、H2
O2/(TIO2+Fe203)の重量比は1.5〜1
0、好ましくは4〜7の範囲であることが望ましい。こ
の範囲の過酸化水素を用いれば、水和酸化チタンおよび
水和酸化鉄は、その濃度、加熱温度にもよるが約0.5
〜8時間で完全に溶解する。
水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の濃度が高すぎると、
その溶解に長時間を要し、さらに未溶解物が沈澱したり
、得られた水溶液が粘稠になり過ぎる。従って、溶解後
の水溶液中の濃度が(TlO+Fe203)として約6
重量%以下、好ましくは約4重量%以下となるようにす
ることが望ましい。
その溶解に長時間を要し、さらに未溶解物が沈澱したり
、得られた水溶液が粘稠になり過ぎる。従って、溶解後
の水溶液中の濃度が(TlO+Fe203)として約6
重量%以下、好ましくは約4重量%以下となるようにす
ることが望ましい。
次いで、この水溶液はそのまま、あるいは(T10 +
Fe203)濃度を該水溶液に水を加えるなどして調整
したのち、60℃以上、好ましくは80℃以上に加熱し
て加水分解する。このようにすると、酸化チタンおよび
酸化鉄の複合した粒子が分散した酸化チタン・酸化鉄複
合系ゾルが得られる。
Fe203)濃度を該水溶液に水を加えるなどして調整
したのち、60℃以上、好ましくは80℃以上に加熱し
て加水分解する。このようにすると、酸化チタンおよび
酸化鉄の複合した粒子が分散した酸化チタン・酸化鉄複
合系ゾルが得られる。
ここでいう酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルとは、酸化チ
タン粒子と酸化鉄粒子との混合ゾル、酸化チタンと酸化
鉄とが化学的に結合した複合酸化物粒子が分散したゾル
あるいは酸化チタンと酸化鉄とが物理的に結合した単一
の粒子が分散したゾル、あるいはこれらの混成ゾルを意
味する。
タン粒子と酸化鉄粒子との混合ゾル、酸化チタンと酸化
鉄とが化学的に結合した複合酸化物粒子が分散したゾル
あるいは酸化チタンと酸化鉄とが物理的に結合した単一
の粒子が分散したゾル、あるいはこれらの混成ゾルを意
味する。
上記のような方法で得られたゾルは、約4〜100mμ
の平均粒径を有する微粒子が分散した安定な耐光性に優
れたゾルであるが、さらに生成ゾルの長期安定性、耐光
性を向上させる目的で、過酸化水素に溶解した水溶液を
、特定の無機化合物の共存下で加熱して加水分解するこ
とによりゾルを製造することもできる。すなわち、Zn
等の周期律表第■族、Afi等の第III族、TI
Zr、SI Sn等の第IV族、v、sb等の第V族
およびW等の第V族から選ばれた1種または2種以上の
元素の無機化合物と上記水溶液とを混合したのち、得ら
れた混合物を60℃以上に加熱して加水分解する。
の平均粒径を有する微粒子が分散した安定な耐光性に優
れたゾルであるが、さらに生成ゾルの長期安定性、耐光
性を向上させる目的で、過酸化水素に溶解した水溶液を
、特定の無機化合物の共存下で加熱して加水分解するこ
とによりゾルを製造することもできる。すなわち、Zn
等の周期律表第■族、Afi等の第III族、TI
Zr、SI Sn等の第IV族、v、sb等の第V族
およびW等の第V族から選ばれた1種または2種以上の
元素の無機化合物と上記水溶液とを混合したのち、得ら
れた混合物を60℃以上に加熱して加水分解する。
上記のような無機化合物は、塩、酸化物、水酸化物また
はオキシ酸あるいはオキシ酸塩などの形態で用いられる
。これら無機化合物は固体状で用いても良く、または水
溶液として用いても良いが、ゲルまたはゾルの形態で用
いることが好ましい。
はオキシ酸あるいはオキシ酸塩などの形態で用いられる
。これら無機化合物は固体状で用いても良く、または水
溶液として用いても良いが、ゲルまたはゾルの形態で用
いることが好ましい。
無機化合物をゾルの形態で用いる場合には、分散粒子の
平均粒径は約30mμ以下、好ましくは約15mμ以下
であることが望ましい。たとえば、ケイ素の場合には、
アルカリケイ酸塩、シリカゲル、シリカゾルあるいはケ
イ酸液が用いられる。
平均粒径は約30mμ以下、好ましくは約15mμ以下
であることが望ましい。たとえば、ケイ素の場合には、
アルカリケイ酸塩、シリカゲル、シリカゾルあるいはケ
イ酸液が用いられる。
ここでケイ酸液とは、アルカリケイ酸塩水溶液をイオン
交換法などで脱アルカリして得られるケイ酸の低重合物
溶液を意味している。
交換法などで脱アルカリして得られるケイ酸の低重合物
溶液を意味している。
無機化合物の混合量を増すと、得られるゾルの長期安定
性、耐光性が向上し、また高濃度のゾルが得られる。し
かし、これらの効果が所定のレベルに達したあとは、そ
れ以上無機化合物の混合量を増しても、長期安定性、耐
光性等の向上効果の増大がみられなくなるため好ましく
ない。一方無機化合物の混合量が少なくなると、無機化
合物の混合効果が発現されないため好ましくない。
性、耐光性が向上し、また高濃度のゾルが得られる。し
かし、これらの効果が所定のレベルに達したあとは、そ
れ以上無機化合物の混合量を増しても、長期安定性、耐
光性等の向上効果の増大がみられなくなるため好ましく
ない。一方無機化合物の混合量が少なくなると、無機化
合物の混合効果が発現されないため好ましくない。
上記のことを考慮すると、混合すべき無機化合物の量は
、水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の分散液に過酸化水
素を加えて、該水和酸化チタンおよび水和酸化鉄を溶解
して得られる水溶液(以下過酸化水素溶解水溶液という
)中のチタンおよび鉄重量を(TIO+Fe203)に
換算した値と、無機化合物の重量を酸化物(MO)に換
算した値との比(TI O” F 020 s ) /
MOx(重量比)が、0.25〜200の範囲である
ことが好ましい。
、水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の分散液に過酸化水
素を加えて、該水和酸化チタンおよび水和酸化鉄を溶解
して得られる水溶液(以下過酸化水素溶解水溶液という
)中のチタンおよび鉄重量を(TIO+Fe203)に
換算した値と、無機化合物の重量を酸化物(MO)に換
算した値との比(TI O” F 020 s ) /
MOx(重量比)が、0.25〜200の範囲である
ことが好ましい。
過酸化水素溶解水溶液と無機化合物の混合方法としては
、特に制限はなく、所定量の過酸化水素溶解水溶液と無
機化合物とを一時に全量混合しても良く、また過酸化水
素溶解水溶液と無機化合物の一部ずつとを最初に混合し
て加熱し、反応が進むにしたがって、両者の残りを加え
ても良い。さらには、無機化合物の全量と過酸化水素溶
解水溶液の一部とを最初に混合して加熱し、次いで残り
の水溶液を加える方法もとり得る。
、特に制限はなく、所定量の過酸化水素溶解水溶液と無
機化合物とを一時に全量混合しても良く、また過酸化水
素溶解水溶液と無機化合物の一部ずつとを最初に混合し
て加熱し、反応が進むにしたがって、両者の残りを加え
ても良い。さらには、無機化合物の全量と過酸化水素溶
解水溶液の一部とを最初に混合して加熱し、次いで残り
の水溶液を加える方法もとり得る。
また、無機化合物の混合時期は、必ずしも水和酸化チタ
ンおよび水和酸化鉄が過酸化水素に溶解したのちである
必要はなく、過酸化水素に溶解前のゲルまたはゾルの段
階で混合しても良く、さらには水和酸化チタンおよび水
和酸化鉄のゲルまたはゾルの調製時に混合しても良い。
ンおよび水和酸化鉄が過酸化水素に溶解したのちである
必要はなく、過酸化水素に溶解前のゲルまたはゾルの段
階で混合しても良く、さらには水和酸化チタンおよび水
和酸化鉄のゲルまたはゾルの調製時に混合しても良い。
要するに過酸化水素に溶解後の水溶液を加熱して加水分
解する際に、前述の無機化合物が反応系に存在していれ
ばよい。
解する際に、前述の無機化合物が反応系に存在していれ
ばよい。
このようにして得られた酸化チタン・酸化鉄複合系ゾル
は、平均粒径4〜100mμの粒子が水分散媒に分散さ
れており、分散性、長期安定性、耐光性に優れ、しかも
広いpH領域(3〜12)で安定なゾルである。
は、平均粒径4〜100mμの粒子が水分散媒に分散さ
れており、分散性、長期安定性、耐光性に優れ、しかも
広いpH領域(3〜12)で安定なゾルである。
本発明に係る製造方法によって得られた酸化チタン・酸
化鉄複合系ゾルは、そのまま種々の目的の用途に供する
ことができるが、減圧蒸発、限外濾過等の公知の方法で
適宜の濃度まで濃縮して用いることもできる。また、用
途によってはアルコール、グリコール類等の有機溶媒と
混合または溶媒置換して、有機溶媒分散ゾルとすること
がてきる。
化鉄複合系ゾルは、そのまま種々の目的の用途に供する
ことができるが、減圧蒸発、限外濾過等の公知の方法で
適宜の濃度まで濃縮して用いることもできる。また、用
途によってはアルコール、グリコール類等の有機溶媒と
混合または溶媒置換して、有機溶媒分散ゾルとすること
がてきる。
また、本発明のゾルは、酸化鉄の割合によって黄色から
赤褐色の色を示す。従って、安定な液体状有色顔料とし
て用いることもできる。
赤褐色の色を示す。従って、安定な液体状有色顔料とし
て用いることもできる。
次に本発明に係る化粧料およびその製造方法について述
べる。本発明においては、前述のようにして得られた複
合系ゾル中の酸化チタン・酸化鉄複合系微粒子の濃度を
調整したのち、この複合系ゾルを他の化粧料基材と周知
の方法で混合することにより、化粧料が得られる。本発
明で得られる複合系ゾルは、前述の製造方法かられかる
通り、そのpHは4以上、通常は5〜9であるので、こ
のまま化粧料に配合することができる。
べる。本発明においては、前述のようにして得られた複
合系ゾル中の酸化チタン・酸化鉄複合系微粒子の濃度を
調整したのち、この複合系ゾルを他の化粧料基材と周知
の方法で混合することにより、化粧料が得られる。本発
明で得られる複合系ゾルは、前述の製造方法かられかる
通り、そのpHは4以上、通常は5〜9であるので、こ
のまま化粧料に配合することができる。
また、本発明に係る水を分散媒とする酸化チタン・酸化
鉄複合系ゾルをアルコール、グリコール、グリセリン等
の有機溶媒と混合したり、あるいは溶媒置換しても、複
合系ゾルは界面活性剤等を加えなくても非常に安定であ
る。したがって化粧料の種類によっては、本発明に係る
複合系ゾルを、上記のような有機溶媒を分散媒とした有
機ゾルとして、化粧料に配合することもできる。
鉄複合系ゾルをアルコール、グリコール、グリセリン等
の有機溶媒と混合したり、あるいは溶媒置換しても、複
合系ゾルは界面活性剤等を加えなくても非常に安定であ
る。したがって化粧料の種類によっては、本発明に係る
複合系ゾルを、上記のような有機溶媒を分散媒とした有
機ゾルとして、化粧料に配合することもできる。
本発明に係る化粧料において、酸化チタン・酸化鉄複合
系ゾルは、化粧料の種類によっても異なるが、化粧料の
全重量に対して(F (3203+Tl02)として、
0.1重量%以上、好ましくは0.5重量%以上の量で
配合される。複合系ゾルの配合量が0.1重量%未満で
は、得られる化粧料の紫外線遮蔽効果が充分でないため
好ましくない。
系ゾルは、化粧料の種類によっても異なるが、化粧料の
全重量に対して(F (3203+Tl02)として、
0.1重量%以上、好ましくは0.5重量%以上の量で
配合される。複合系ゾルの配合量が0.1重量%未満で
は、得られる化粧料の紫外線遮蔽効果が充分でないため
好ましくない。
また、メークアップ化粧料、アイシャドウ、アイライナ
ー等の調色用顔料として用いれば、製造時の調色が容易
であり、製品は日焼は防止効果に優れると共に、外観色
と塗布色との不一致がなく、塗布後の色の変化もない等
の優れた効果を有する化粧品が得られる。
ー等の調色用顔料として用いれば、製造時の調色が容易
であり、製品は日焼は防止効果に優れると共に、外観色
と塗布色との不一致がなく、塗布後の色の変化もない等
の優れた効果を有する化粧品が得られる。
本発明による化粧料の形態は、粉末状、ケーキ状、ペン
シル状、スナック状、軟膏状、液状等であることができ
、具体的には化粧水、ファンデーション、クリーム、乳
液、アイシャドウ、化粧下地、ネイルエナメル、アイラ
イナー、マスカラ、口紅、バック、あるいはシャンプー
リンス、頭髪化粧料等が含まれる。
シル状、スナック状、軟膏状、液状等であることができ
、具体的には化粧水、ファンデーション、クリーム、乳
液、アイシャドウ、化粧下地、ネイルエナメル、アイラ
イナー、マスカラ、口紅、バック、あるいはシャンプー
リンス、頭髪化粧料等が含まれる。
発明の効果
本発明に係る酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルは、pH3
〜12の広い範囲で極めて安定で、4〜100mμの粒
径の微粒子が均一に分散したゾルであり、分散性、長期
安定性、耐光性に優れている。また、酸化鉄が含まれて
いるため、320〜400 nl11.特に340〜3
80r+mの領域の紫外線に対しても、同一濃度の酸化
チタンゾルに比べて、優れた遮蔽効果を有している。
〜12の広い範囲で極めて安定で、4〜100mμの粒
径の微粒子が均一に分散したゾルであり、分散性、長期
安定性、耐光性に優れている。また、酸化鉄が含まれて
いるため、320〜400 nl11.特に340〜3
80r+mの領域の紫外線に対しても、同一濃度の酸化
チタンゾルに比べて、優れた遮蔽効果を有している。
本発明に係る酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルは、上記の
ような特性を利用して種々の用途が考えられる。
ような特性を利用して種々の用途が考えられる。
水分散ゾルを有機溶媒と混合したり、あるいは溶媒置換
して有機溶媒分散ゾルとし、これをプラスチックや塗料
の配合剤として用いれば、プラスチックの紫外線による
変質防止や塗料中の顔料の変色防止などの効果が期待で
きる。また、食品包装用プラスチックフィルムに配合す
れば、従来の包装材に比較して長期保存が可能となる。
して有機溶媒分散ゾルとし、これをプラスチックや塗料
の配合剤として用いれば、プラスチックの紫外線による
変質防止や塗料中の顔料の変色防止などの効果が期待で
きる。また、食品包装用プラスチックフィルムに配合す
れば、従来の包装材に比較して長期保存が可能となる。
眼鏡レンズ用原料プラスチック(たとえばII E M
^)に分散させれば、紫外線による網膜保護効果のある
眼鏡レンズとなる。
^)に分散させれば、紫外線による網膜保護効果のある
眼鏡レンズとなる。
また上記の有機溶媒分散ゾルを透明被膜成形用塗布液に
混合分散させた塗布液をガラスに塗布し、透明薄膜をガ
ラス表面に施せば、紫外線遮蔽ガラスが得られる。その
他、本発明に係る複合系ゾル中の酸化チタン・酸化鉄が
高屈折率であることを利用して、プラス、チックレンズ
へ適用し、高屈折率レンズを作ることもできる。
混合分散させた塗布液をガラスに塗布し、透明薄膜をガ
ラス表面に施せば、紫外線遮蔽ガラスが得られる。その
他、本発明に係る複合系ゾル中の酸化チタン・酸化鉄が
高屈折率であることを利用して、プラス、チックレンズ
へ適用し、高屈折率レンズを作ることもできる。
さらに、本発明に係る複合系ゾルは、黄色から赤褐色系
の安定な液状顔料としても有用である。
の安定な液状顔料としても有用である。
次に、本発明の化粧料は、紫外線遮蔽効果に優れ、特に
、皮膚に対するメラニン色素沈着を起し易い340〜3
80 nm(UV−A領域)付近の紫外線を非常に良く
遮蔽し、皮膚に対する紫外線からの保護に優れていると
ともに、化粧料基+4に多量に添加しても分散性に優れ
、また、化粧料の耐光性、使用感、仕上り感に優れてい
る。また、平均粒径が約80mμ以下の酸化チタン・酸
化鉄複合系微粒子を配合した化粧料は、比較的多量に添
加しても透明感がそこなわれることもないので、透明感
を要求される化粧料配合剤として適している。
、皮膚に対するメラニン色素沈着を起し易い340〜3
80 nm(UV−A領域)付近の紫外線を非常に良く
遮蔽し、皮膚に対する紫外線からの保護に優れていると
ともに、化粧料基+4に多量に添加しても分散性に優れ
、また、化粧料の耐光性、使用感、仕上り感に優れてい
る。また、平均粒径が約80mμ以下の酸化チタン・酸
化鉄複合系微粒子を配合した化粧料は、比較的多量に添
加しても透明感がそこなわれることもないので、透明感
を要求される化粧料配合剤として適している。
本発明の複合系ゾルは、前述の酸化チタンゾルまたは本
発明者等が先に出願した酸化チタン・酸化セリウム複合
系ゾル(特願昭63−134161号)をはじめとする
各種のゾルと混合して使用し得ることは勿論である。
発明者等が先に出願した酸化チタン・酸化セリウム複合
系ゾル(特願昭63−134161号)をはじめとする
各種のゾルと混合して使用し得ることは勿論である。
実施例l
Fe2O3源としての5gの第二塩化鉄と、TIO□源
としての5gの四塩化チタンとを純水に溶解し、100
0gの混合水溶液を調製した。
としての5gの四塩化チタンとを純水に溶解し、100
0gの混合水溶液を調製した。
この混合水溶液に15%アンモニア水をpHが9.0に
なるまで徐々に添加し、水和酸化チタンと水和酸化鉄の
共沈ゲルを得た。
なるまで徐々に添加し、水和酸化チタンと水和酸化鉄の
共沈ゲルを得た。
このようにして得られた共沈ゲルを脱水し、洗浄した後
、この共沈ゲル110gに35%過酸化水素115gと
純水25gとを加え、次いで80℃に加熱したところ、
赤褐色の過酸化水素溶解水溶液250gが得られた。こ
の過酸化水素溶解水溶液のpHは7.8であった。この
水溶液を酸化物(TiO+Fe203)として1.0重
量%になるように純水で希釈したのち、95℃で96時
間加熱した。96時間後、冷却したところ、表1に示す
ような酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルが得られた。また
このゾルは、真空蒸発法で(TIO+Fe203)濃度
20重量%までia縮しても安定であった。
、この共沈ゲル110gに35%過酸化水素115gと
純水25gとを加え、次いで80℃に加熱したところ、
赤褐色の過酸化水素溶解水溶液250gが得られた。こ
の過酸化水素溶解水溶液のpHは7.8であった。この
水溶液を酸化物(TiO+Fe203)として1.0重
量%になるように純水で希釈したのち、95℃で96時
間加熱した。96時間後、冷却したところ、表1に示す
ような酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルが得られた。また
このゾルは、真空蒸発法で(TIO+Fe203)濃度
20重量%までia縮しても安定であった。
また、上記で得られたゾルの一部を酸化物(TIO十F
e203)として0.05重量%の濃度まで希釈し、厚
さ10mmの石英セルに入れ、分光光度計(日立製作所
製330型)で260〜600 nIlの光透過率を測
定した。
e203)として0.05重量%の濃度まで希釈し、厚
さ10mmの石英セルに入れ、分光光度計(日立製作所
製330型)で260〜600 nIlの光透過率を測
定した。
その結果を第1図(曲線A)に示す。
実施例2
Fe203源としての9gの第二塩化鉄と、TlO2源
としての1gの四塩化チタンとを純水に溶解し、100
0gの混合水溶液を調製した。
としての1gの四塩化チタンとを純水に溶解し、100
0gの混合水溶液を調製した。
以後、実施例1と同様にしたところ、表1に示すような
透明な酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルが得られた。
透明な酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルが得られた。
また実施例1と同様の方法で光透過率を測定した。
結果を第1図(曲線B)に示す。
実施例3
Fe203源としての1gの硫酸鉄と、TlO2源とし
ての9gの硫酸チタンとを純水に溶解し、1000gの
混合水溶液を調製した。以後、実施例1と同様にしたと
ころ、表1に示すような透明な酸化チタン・酸化鉄複合
系ゾルが得られた。
ての9gの硫酸チタンとを純水に溶解し、1000gの
混合水溶液を調製した。以後、実施例1と同様にしたと
ころ、表1に示すような透明な酸化チタン・酸化鉄複合
系ゾルが得られた。
また実施例1と同様の方法で光透過率を71111定し
た。
た。
結果を第1図(曲線C)に示す。
実施例4
実施例1と同様にして得られた過酸化水素溶解水溶液2
50gに、平均粒径7mμ、5IO21度10重量%の
シリカゲル15gおよび純水9.7kgを混合したのち
、150℃で10時間加熱した。10時間後、冷却した
ところ、表1に示すような透明な酸化チタン・酸化鉄複
合系ゾルが得られた。
50gに、平均粒径7mμ、5IO21度10重量%の
シリカゲル15gおよび純水9.7kgを混合したのち
、150℃で10時間加熱した。10時間後、冷却した
ところ、表1に示すような透明な酸化チタン・酸化鉄複
合系ゾルが得られた。
実施例5
実施例2と同様にして得られた過酸化水素溶解水溶液2
50gに、水ガラス水溶液を陽イオン樹脂で脱アルカリ
して得られたケイ酸液(SIO25重量%)250gを
混合した後、170℃で10時間加熱したところ、表1
に示すような酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルが得られた
。
50gに、水ガラス水溶液を陽イオン樹脂で脱アルカリ
して得られたケイ酸液(SIO25重量%)250gを
混合した後、170℃で10時間加熱したところ、表1
に示すような酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルが得られた
。
実施例6
Fe203源としての10gの第二塩化鉄を純水に溶解
し、500gの第二塩化鉄水溶液を調製し、これを15
%のアンモニア水にて中和したところ、水和酸化鉄のゲ
ル80gが得られた。
し、500gの第二塩化鉄水溶液を調製し、これを15
%のアンモニア水にて中和したところ、水和酸化鉄のゲ
ル80gが得られた。
別にTlO2源としての10gの四塩化チタンを純水に
溶解し、1000gの四塩化チタン水溶液を調製し、こ
れを15%のアンモニア水にて中和したところ、水和酸
化チタンのゲル120FCが得られた。
溶解し、1000gの四塩化チタン水溶液を調製し、こ
れを15%のアンモニア水にて中和したところ、水和酸
化チタンのゲル120FCが得られた。
上記水和酸化鉄40gに純水を加えて100gとしたも
のと、水和酸化チタン60gに純水を加えて100gと
したものを混合し、35%過酸化水素150gと純水5
0gを加え、次いで80℃に加熱したところ、赤褐色の
過酸化水素溶解水溶液400gが得られた。この過酸化
水素溶解水溶液を酸化物濃度1重量%になるように純水
で希釈したのち、95℃で96時間加熱した。
のと、水和酸化チタン60gに純水を加えて100gと
したものを混合し、35%過酸化水素150gと純水5
0gを加え、次いで80℃に加熱したところ、赤褐色の
過酸化水素溶解水溶液400gが得られた。この過酸化
水素溶解水溶液を酸化物濃度1重量%になるように純水
で希釈したのち、95℃で96時間加熱した。
96時間後、冷却したところ、表1に示すような酸化チ
タン・酸化鉄複合系ゾルが得られた。
タン・酸化鉄複合系ゾルが得られた。
比較例1
硫酸チタンを純水に溶解し、TlO2として、0.4重
量%を含む水溶液を得た。この水溶液を撹拌しながら、
15%アンモニア水を徐々に添加し、pH8,5の白色
スラリー液を得た。このスラリーを濾過した後洗浄し、
固形分濃度が9重量%である水和酸化チタンゲルのケー
キを得た。
量%を含む水溶液を得た。この水溶液を撹拌しながら、
15%アンモニア水を徐々に添加し、pH8,5の白色
スラリー液を得た。このスラリーを濾過した後洗浄し、
固形分濃度が9重量%である水和酸化チタンゲルのケー
キを得た。
このケーキ550gに、33%過酸化水素水610gと
純水1300gとを加えた後、80℃で5時間加熱し、
TlO2として2.0重量%の溶液2.5kgを得た。
純水1300gとを加えた後、80℃で5時間加熱し、
TlO2として2.0重量%の溶液2.5kgを得た。
この水溶液は、黄褐色透明で、pHは8.1であった。
次に、粒子径が7mμであり濃度が15重量%であるシ
リカゾル13gと、上記の水溶液900gと、純水10
00gとを混合した後、95℃で624時間加熱した。
リカゾル13gと、上記の水溶液900gと、純水10
00gとを混合した後、95℃で624時間加熱した。
溶液は最初黄褐色液であったが、624時間後には表1
に示すような透明な酸化チタンゾルが得られた。
に示すような透明な酸化チタンゾルが得られた。
得られた酸化チタンゾルの一部を純水で希釈してTIO
□濃度を0.05重量%とし、実施例1と同様の方法で
光透過率を測定した。
□濃度を0.05重量%とし、実施例1と同様の方法で
光透過率を測定した。
結果を第1図(曲線D)に示す。
曲線A−Dの比較から明らかなように、本発明の酸化チ
タン・酸化鉄複合系ゾルは、酸化鉄を含まない酸化チタ
ンゾルと比べて、特にUV−A領域の紫外線の遮蔽効果
に優れていることがわかる。
タン・酸化鉄複合系ゾルは、酸化鉄を含まない酸化チタ
ンゾルと比べて、特にUV−A領域の紫外線の遮蔽効果
に優れていることがわかる。
表
ト
オレイルアルコール 0.1重−%実施例
7 実施例1で得られた酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを、
下記成分と下記のようにして配合して化粧水を製造した
。
7 実施例1で得られた酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを、
下記成分と下記のようにして配合して化粧水を製造した
。
・酸化チタン・酸化鉄複合系ゾル
(TIO2+ve203−20重量%) to、o
重量%・プロピレングリコール 4,0重量
%・ポリオキシエチレンラウリルエーテル0.5重量% ・エタノール 11.5重量%・
香 料 0.1重量%・純
水 73.8重量%・染
料 適
量純水に実施例1で得られた酸化チタン・酸化鉄複
合系ゾルおよびプロピレングリコールを混合した。別に
エタノール、オレイルアルコール、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル、香料の混合液を調製し、これに前記
の純水混合液を加えた。染料を加え、調色したのち、濾
過し、製品とした。
重量%・プロピレングリコール 4,0重量
%・ポリオキシエチレンラウリルエーテル0.5重量% ・エタノール 11.5重量%・
香 料 0.1重量%・純
水 73.8重量%・染
料 適
量純水に実施例1で得られた酸化チタン・酸化鉄複
合系ゾルおよびプロピレングリコールを混合した。別に
エタノール、オレイルアルコール、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル、香料の混合液を調製し、これに前記
の純水混合液を加えた。染料を加え、調色したのち、濾
過し、製品とした。
この化粧水の一部をとり、厚さ1關の石英セルに入れ、
分光光度計を用いて可視部から紫外部までの光透過率を
測定した。(第2図曲線A)。また耐光性を評価するた
めにこの化粧水を石英セルに封入し、太陽光にて40日
間放置後の化粧水の変色度合を観察した。同様にカーボ
ンアーク光で300時間照射後、およびキセノンランプ
で300時間照射後の変色度合を調べた。
分光光度計を用いて可視部から紫外部までの光透過率を
測定した。(第2図曲線A)。また耐光性を評価するた
めにこの化粧水を石英セルに封入し、太陽光にて40日
間放置後の化粧水の変色度合を観察した。同様にカーボ
ンアーク光で300時間照射後、およびキセノンランプ
で300時間照射後の変色度合を調べた。
結果を表2に示す。
実施例8
実施例4で得られた酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを、
下記成分と下記のようにして配合した乳液状ファンデー
シコンを製造した。
下記成分と下記のようにして配合した乳液状ファンデー
シコンを製造した。
・酸化チタン・酸化鉄複合系ゾル
(T102+Fe2O3−20重量%) 30.0
重量%・純 水
38.1ffl量%・トリエタノールアミン
1.1重量%・パラオキシ安息香酸メチル
適 量・カルボキシメチルセルロース 0.2
重量%・ベントナイト 0.5重
量%・ステアリン酸 2.4重量%
・モノステアリン酸プロピレングリコール2.0重量% 0.2重量% 3.0rfI量% 2.0重量% 8.5重量% eセトステアリルアルコール ・流動パラフィン ・液状ラノリン ・ミリスチン酸イソプロピル ・酸化チタン顔料 1.0重量%・ タ
ル り 1■
、0重量%・香 料
適 量酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを純
水に分散させたのち、これにカルボキシメチルセルロー
スを分散させた。これにベントナイトを加え、よく撹拌
しつつ70℃に加熱し、ベントナイトをよく膨潤させた
。次いでこの液にトリエタノールアミン、バラオキシ安
息香酸メチルを加えた。これに顔料、タルクの混合粉砕
物を加え、コロイドミルでよく分散し、75℃に加熱し
た。
重量%・純 水
38.1ffl量%・トリエタノールアミン
1.1重量%・パラオキシ安息香酸メチル
適 量・カルボキシメチルセルロース 0.2
重量%・ベントナイト 0.5重
量%・ステアリン酸 2.4重量%
・モノステアリン酸プロピレングリコール2.0重量% 0.2重量% 3.0rfI量% 2.0重量% 8.5重量% eセトステアリルアルコール ・流動パラフィン ・液状ラノリン ・ミリスチン酸イソプロピル ・酸化チタン顔料 1.0重量%・ タ
ル り 1■
、0重量%・香 料
適 量酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを純
水に分散させたのち、これにカルボキシメチルセルロー
スを分散させた。これにベントナイトを加え、よく撹拌
しつつ70℃に加熱し、ベントナイトをよく膨潤させた
。次いでこの液にトリエタノールアミン、バラオキシ安
息香酸メチルを加えた。これに顔料、タルクの混合粉砕
物を加え、コロイドミルでよく分散し、75℃に加熱し
た。
別にステアリン酸、モノステアリン酸プロピレングリコ
ール、セトステアリルアルコール、流動パラフィン、ミ
リスチン酸イソプロピルの混合物を調製し、80℃に加
熱し、前記の分散混合物と混合し、充分撹拌した。その
のち冷却し、45℃で香料を加えて室温まで撹拌冷却し
た。
ール、セトステアリルアルコール、流動パラフィン、ミ
リスチン酸イソプロピルの混合物を調製し、80℃に加
熱し、前記の分散混合物と混合し、充分撹拌した。その
のち冷却し、45℃で香料を加えて室温まで撹拌冷却し
た。
こうして得られたファンデーションは、UV−A領域を
含む紫外線遮蔽効果に優れ、使用感にも優れたファンデ
ーションであった。
含む紫外線遮蔽効果に優れ、使用感にも優れたファンデ
ーションであった。
実施例9
実施例2で得られた酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを、
下記成分と下記のようにして配合した液状アイライナー
を製造した。
下記成分と下記のようにして配合した液状アイライナー
を製造した。
・酸化チタン・酸化鉄複合系ゾル
(TiO2+Pe203−:lo重量%) 40.
0重量%・ポリアクリル酸エマルション樹脂(50%液
)30.0重量% ・3%ベントナイト分散液 20.0重量%ψブ
チレングリコール 5.0重量%・沈降炭
酸カルシウム 5.0重量96・防 腐
剤 適 量
・純 水
適 量・香 料
適 量ベントナイト3%分散液に、酸化チタ
ン・酸化鉄複合系ゾル、沈降炭酸カルシウム、防腐剤、
香料を順次加え、ホモジナイザーを通す。これにポリア
クリル酸エマルション樹脂を加え、撹拌して均一にする
。こうして得られた液状アイライナーは、肌へ塗布後の
色は外観色と変わらず、塗布後も色素化もなく安定して
いた。
0重量%・ポリアクリル酸エマルション樹脂(50%液
)30.0重量% ・3%ベントナイト分散液 20.0重量%ψブ
チレングリコール 5.0重量%・沈降炭
酸カルシウム 5.0重量96・防 腐
剤 適 量
・純 水
適 量・香 料
適 量ベントナイト3%分散液に、酸化チタ
ン・酸化鉄複合系ゾル、沈降炭酸カルシウム、防腐剤、
香料を順次加え、ホモジナイザーを通す。これにポリア
クリル酸エマルション樹脂を加え、撹拌して均一にする
。こうして得られた液状アイライナーは、肌へ塗布後の
色は外観色と変わらず、塗布後も色素化もなく安定して
いた。
比較例2
実施例7の酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの代りに、比
較例1の酸化チタンゾル(T102:20mm%)を用
いた以外は、すべて実施例7と同様の方法で化粧水を製
造した。この化粧水の光透過率を第2図(曲線B)に示
す。また実施例7と同様の方法で耐光性の評価を行なっ
た結果を表2に示す。
較例1の酸化チタンゾル(T102:20mm%)を用
いた以外は、すべて実施例7と同様の方法で化粧水を製
造した。この化粧水の光透過率を第2図(曲線B)に示
す。また実施例7と同様の方法で耐光性の評価を行なっ
た結果を表2に示す。
第2図、表2かられかる通り、本発明の化粧水は、酸化
チタンゾル配合化粧水に比べてUV−A領域を含む紫外
線遮蔽効果および耐光性に優れている。
チタンゾル配合化粧水に比べてUV−A領域を含む紫外
線遮蔽効果および耐光性に優れている。
表 2
T=1図
第1図において、曲線A1曲線Bおよび曲線Cは本発明
に係る酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの光透過率を示す
曲線であり、曲線りは酸化チタンゾルの光透過率を示す
曲線である。 第2図において、曲線Aは本発明に係るF e 20
/TiO2−1(重量/重量)の酸化チタン・酸化鉄
複合系ゾルを含む化粧水の光透過率を示す曲線であり、
曲線Bは同様にFO□03/Tl07−4の酸化チタン
・酸化鉄複合系ゾルを含む化粧水の光透過率を示す曲線
である。 波長 (71m) 第3図 手続補正書 平成元年 3月 1日 1、事件の表示 昭和63年 特 許 願 第335,246号2、発明
の名称 酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルおよびそのゾルを配合し
た化粧料ならびにこれらの製造方法3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 触媒化成工業株式会社 4、代 理 人 (郵便番号141) 東京部品用区四五反EIJ二丁目19番2号荒久ビル
3階 [電話東京(491) 31B11 hL+c(TL出、) 7、補正の内容 (1)明細書第16頁第5行目において、「透明被膜成
形用」とあるのを、 「透明被膜形成用」と補正する。 (2)明細書第17頁第11行目から第12行目におい
て、 r p (32Oa源としての5gの第二塩化鉄と、T
lO2源としての5gの」とあるのを、r p e 2
0 aとして5gの第二塩化鉄と、TlO2として5g
の」と補正する。 (3)明細書第18真下から第4行目から第3行目にお
いて、 r F e 20 a源としての9gの第二塩化鉄と、
TlO2源としての1gの」とあるのを、r F e
203として9gの第二塩化鉄と、T10□として1g
の」と補正する。 (4)明細書第19頁第7行目から第8行目において、 r p e 20 a源としての1gの硫酸鉄と、Tl
O2源としての9gの」とあるのを、「Fe2O3とし
て1gの硫酸鉄と、TlO2として9gの」と補正する
。 (5)明細書第19頁下から第2行目において、「シリ
カゲル」とあるのを、 「シリカゾル」と補正する。 (6)明細書第20頁第6行目から第7行目において、 「陽イオン樹脂」とあるのを、 「陽イオン交換樹脂」と補正する。 (7)明細書第20頁第12行目において、「Fe2O
3源としての」とあるのを、r Fe 20 aとして
」と補正する。 (8)明細書第20頁第15行目において、「ゲル80
g」とあるのを、 「ケーキ80g」と補正する。 (9)明細書第20頁下から第5行目において、「別に
TlO2源としての」とあるのを、「別にTlO2とし
て」と補正する。 (10)明細書第20真下から第2行目において、「ゲ
ル120gJとあるのを、 [ケーキ120gJと補正する。 (11)明細書第28頁第1行目において、「色素化も
なく」とあるのを、 「色変化もなく」と補正する。 (12)明細書第29頁下から第3行目から最終行にお
いて、 「曲線Bは同様にF e O/ T i O2−4の
酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを含む化粧水の光透過率
を示す曲線である。」とあるのを、「曲線Bは酸化チタ
ンゾルを含む化粧水の光透過率を示す曲線である。」と
補正する。
に係る酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの光透過率を示す
曲線であり、曲線りは酸化チタンゾルの光透過率を示す
曲線である。 第2図において、曲線Aは本発明に係るF e 20
/TiO2−1(重量/重量)の酸化チタン・酸化鉄
複合系ゾルを含む化粧水の光透過率を示す曲線であり、
曲線Bは同様にFO□03/Tl07−4の酸化チタン
・酸化鉄複合系ゾルを含む化粧水の光透過率を示す曲線
である。 波長 (71m) 第3図 手続補正書 平成元年 3月 1日 1、事件の表示 昭和63年 特 許 願 第335,246号2、発明
の名称 酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルおよびそのゾルを配合し
た化粧料ならびにこれらの製造方法3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 触媒化成工業株式会社 4、代 理 人 (郵便番号141) 東京部品用区四五反EIJ二丁目19番2号荒久ビル
3階 [電話東京(491) 31B11 hL+c(TL出、) 7、補正の内容 (1)明細書第16頁第5行目において、「透明被膜成
形用」とあるのを、 「透明被膜形成用」と補正する。 (2)明細書第17頁第11行目から第12行目におい
て、 r p (32Oa源としての5gの第二塩化鉄と、T
lO2源としての5gの」とあるのを、r p e 2
0 aとして5gの第二塩化鉄と、TlO2として5g
の」と補正する。 (3)明細書第18真下から第4行目から第3行目にお
いて、 r F e 20 a源としての9gの第二塩化鉄と、
TlO2源としての1gの」とあるのを、r F e
203として9gの第二塩化鉄と、T10□として1g
の」と補正する。 (4)明細書第19頁第7行目から第8行目において、 r p e 20 a源としての1gの硫酸鉄と、Tl
O2源としての9gの」とあるのを、「Fe2O3とし
て1gの硫酸鉄と、TlO2として9gの」と補正する
。 (5)明細書第19頁下から第2行目において、「シリ
カゲル」とあるのを、 「シリカゾル」と補正する。 (6)明細書第20頁第6行目から第7行目において、 「陽イオン樹脂」とあるのを、 「陽イオン交換樹脂」と補正する。 (7)明細書第20頁第12行目において、「Fe2O
3源としての」とあるのを、r Fe 20 aとして
」と補正する。 (8)明細書第20頁第15行目において、「ゲル80
g」とあるのを、 「ケーキ80g」と補正する。 (9)明細書第20頁下から第5行目において、「別に
TlO2源としての」とあるのを、「別にTlO2とし
て」と補正する。 (10)明細書第20真下から第2行目において、「ゲ
ル120gJとあるのを、 [ケーキ120gJと補正する。 (11)明細書第28頁第1行目において、「色素化も
なく」とあるのを、 「色変化もなく」と補正する。 (12)明細書第29頁下から第3行目から最終行にお
いて、 「曲線Bは同様にF e O/ T i O2−4の
酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルを含む化粧水の光透過率
を示す曲線である。」とあるのを、「曲線Bは酸化チタ
ンゾルを含む化粧水の光透過率を示す曲線である。」と
補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)Fe_2O_3/TiO_2(重量比)が0.05
〜50からなる酸化チタン・酸化鉄複合系ゾル。 2)水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の分散液に過酸化
水素を加えて、該水和酸化チタンおよび水和酸化鉄を溶
解し、次いで得られた溶液を加熱することを特徴とする
酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製造方法。 3)水和酸化チタンおよび水和酸化鉄の分散液に過酸化
水素を加えて、該水和酸化チタンおよび水和酸化鉄を溶
解し、次いで得られた溶液を周期律表第II族、第III族
、第IV族、第V族および第VI族から選ばれた1種または
2種以上の元素の無機化合物の共存下で加熱することを
特徴とする酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製造方法。 4)酸化チタン・酸化鉄複合系微粒子が配合されている
ことを特徴とする化粧料。 5)請求項第1項、第2項または第3項の酸化チタン・
酸化鉄複合系ゾルを化粧料基材に配合することを特徴と
する化粧料の製造方法。
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JP63335246A JP2577465B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製造方法およびそのゾルを配合した化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP63335246A JP2577465B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 酸化チタン・酸化鉄複合系ゾルの製造方法およびそのゾルを配合した化粧料 |
Related Child Applications (1)
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1988
- 1988-12-28 JP JP63335246A patent/JP2577465B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP6113938B1 (ja) * | 2015-06-26 | 2017-04-12 | エム・テクニック株式会社 | 紫外線防御剤組成物の製造方法及びそれによって得られた紫外線防御剤組成物 |
US11629063B2 (en) | 2015-06-26 | 2023-04-18 | M. Technique Co., Ltd. | Method of producing ultraviolet protective agent composition, and ultraviolet protective agent composition obtained thereby |
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JP2577465B2 (ja) | 1997-01-29 |
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