JPH02175894A - スズ、スズ合金電気めっき方法及び同電気めっき装置 - Google Patents
スズ、スズ合金電気めっき方法及び同電気めっき装置Info
- Publication number
- JPH02175894A JPH02175894A JP32920788A JP32920788A JPH02175894A JP H02175894 A JPH02175894 A JP H02175894A JP 32920788 A JP32920788 A JP 32920788A JP 32920788 A JP32920788 A JP 32920788A JP H02175894 A JPH02175894 A JP H02175894A
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- JP
- Japan
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- tin
- anode
- plating
- alloy
- bath
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野)
この発明はスズまたはスズ合金を容易にかつ高能率で実
施するための電気めっき方法および同方法を実施するた
めのめっき装置に関する。
施するための電気めっき方法および同方法を実施するた
めのめっき装置に関する。
〈従来の技術)
従来、スズ及びその合金の電気めっき方法於いてはめっ
き浴のスズイオンは第一スズイオンであった。第一スズ
イオンは容易に酸化されて第二スズイオンに変化する。
き浴のスズイオンは第一スズイオンであった。第一スズ
イオンは容易に酸化されて第二スズイオンに変化する。
このため浴組成が変化し、第一、第二スズイオン混在等
の現象を生じるため、めっきに悪影響を及ぼし、ときに
はめつき不能となることもある。
の現象を生じるため、めっきに悪影響を及ぼし、ときに
はめつき不能となることもある。
又フレデリック ニー、ローエンハイム(Freder
ick A、 Lowenheiml著 モダン エレ
クトロブレーティング(Modern Electr。
ick A、 Lowenheiml著 モダン エレ
クトロブレーティング(Modern Electr。
plating)第3版 394頁(1974)ジョン
ウィリー アンド サムス インク、1JohnWi
ley & Soms IncJ社発行には、第二スズ
塩であるアルカリ性スズ酸塩浴[KaSn fOH−1
又はNatSn (O旧、]を電気浴とし、陽極として
スズを用いてスズ電気めっきを行なう方法が記載されて
いる。この方法においては適正な電流密度の維持が厳し
く要求される。即ち特定範囲の電流密度においては、陽
極から酸素が発生して黄緑色の皮膜が生成し、四価のス
ズとして溶ける。然し電流密度が低い場合はスズ陽極の
表面に白い皮膜(Sn*21が生じ、これが溶出して電
析皮膜は不良となり、又電流密度が高過ぎると過剰の酸
素が発生し、スズ陽極の表面に黒色の酸化皮膜が生じ、
スズ陽極が全く溶けなくる。従ってこの方法の実施に当
たっては、あらかじめスズ陽極を数枚めっき槽から取出
しておき、陽極電流密度を高め、次にあらかじめ取出し
ておいたスズ陽極を一枚宛順次めっき槽に戻して適正密
度を保つということが必要である。このような手段は非
能率であって実用化は困難である。
ウィリー アンド サムス インク、1JohnWi
ley & Soms IncJ社発行には、第二スズ
塩であるアルカリ性スズ酸塩浴[KaSn fOH−1
又はNatSn (O旧、]を電気浴とし、陽極として
スズを用いてスズ電気めっきを行なう方法が記載されて
いる。この方法においては適正な電流密度の維持が厳し
く要求される。即ち特定範囲の電流密度においては、陽
極から酸素が発生して黄緑色の皮膜が生成し、四価のス
ズとして溶ける。然し電流密度が低い場合はスズ陽極の
表面に白い皮膜(Sn*21が生じ、これが溶出して電
析皮膜は不良となり、又電流密度が高過ぎると過剰の酸
素が発生し、スズ陽極の表面に黒色の酸化皮膜が生じ、
スズ陽極が全く溶けなくる。従ってこの方法の実施に当
たっては、あらかじめスズ陽極を数枚めっき槽から取出
しておき、陽極電流密度を高め、次にあらかじめ取出し
ておいたスズ陽極を一枚宛順次めっき槽に戻して適正密
度を保つということが必要である。このような手段は非
能率であって実用化は困難である。
本発明は先に特に光沢があり、装飾的な効果のあるスズ
−コバルト、スズ−ニッケル、及びスズー鉛の二元合金
めっき皮膜生成用の合金皮膜形成剤として、スズ塩類と
、コバルト塩類、ニッケル塩類、鉛塩類のいずれか一種
;1−ヒドロキシエクンl、lジホスホン酸又はその塩
;メクンスルホン酸又はそのアルカリ塩及び電導性塩と
を混合して得られためっき浴組成物に関する特願昭62
−30681号を出願した。同明細中にはスズ塩として
第2スズ塩を用いた浴は更に安定しためっき操作を容易
に行ないうること、更に陽イオン交換膜な用いれば浴組
成の管理が極めて容易に行ないつる可能性を示唆してい
る。
−コバルト、スズ−ニッケル、及びスズー鉛の二元合金
めっき皮膜生成用の合金皮膜形成剤として、スズ塩類と
、コバルト塩類、ニッケル塩類、鉛塩類のいずれか一種
;1−ヒドロキシエクンl、lジホスホン酸又はその塩
;メクンスルホン酸又はそのアルカリ塩及び電導性塩と
を混合して得られためっき浴組成物に関する特願昭62
−30681号を出願した。同明細中にはスズ塩として
第2スズ塩を用いた浴は更に安定しためっき操作を容易
に行ないうること、更に陽イオン交換膜な用いれば浴組
成の管理が極めて容易に行ないつる可能性を示唆してい
る。
〈発明が解決しようとする課題)
本発明は前記モダンエレクトロブレーティング記載の方
法の持つ問題点を解決し、かつ特願昭62−30685
1号に示唆されている方法を更に具体化してスズ又はス
ズ合金めっきが容易かつ高能率で実施しつる電気めっき
方法及び同方法を実施するための装置を開発する目的で
研究の結果本発明を完成した。
法の持つ問題点を解決し、かつ特願昭62−30685
1号に示唆されている方法を更に具体化してスズ又はス
ズ合金めっきが容易かつ高能率で実施しつる電気めっき
方法及び同方法を実施するための装置を開発する目的で
研究の結果本発明を完成した。
く課題を解決するための手段〉
前記目的を達成するための本発明は隔膜により電気めっ
き浴tlを陽極室と陰極室とに区分し、陽極室には金属
スズ陽極及び酸化性気体発明用の不溶性陽極を、陰極室
にはスズ又はスズ合金電気めっきを行なうべき物体を、
電気めっき浴槽にはスズ又はスズ合金電気めっき浴を配
置し、電極間に電圧を印加することはより、金属スズ陽
極から溶出した第一スズイオンは不溶性陽極から発生す
る酸化性気体により酸化されて第二スズイオンとなり、
隔膜を通過して陰極室に入り、陰極室内の被電気めっき
物体にスズ又はスズ合金電気めっき被覆を形成せしめる
ことを特徴とするスズ、スズ合金電気めっき方法及び該
方法を実施するための隔膜により電気めっき浴槽が陽極
室と陰極室とに区分され、陽極室には金属スズ陽極及び
不溶性陽極が、陰極室にはスズ又はスズ合金めっきを行
なうべき物体が配置されていることを特徴とするスズ、
スズ合金電気めっき装置に関する。
き浴tlを陽極室と陰極室とに区分し、陽極室には金属
スズ陽極及び酸化性気体発明用の不溶性陽極を、陰極室
にはスズ又はスズ合金電気めっきを行なうべき物体を、
電気めっき浴槽にはスズ又はスズ合金電気めっき浴を配
置し、電極間に電圧を印加することはより、金属スズ陽
極から溶出した第一スズイオンは不溶性陽極から発生す
る酸化性気体により酸化されて第二スズイオンとなり、
隔膜を通過して陰極室に入り、陰極室内の被電気めっき
物体にスズ又はスズ合金電気めっき被覆を形成せしめる
ことを特徴とするスズ、スズ合金電気めっき方法及び該
方法を実施するための隔膜により電気めっき浴槽が陽極
室と陰極室とに区分され、陽極室には金属スズ陽極及び
不溶性陽極が、陰極室にはスズ又はスズ合金めっきを行
なうべき物体が配置されていることを特徴とするスズ、
スズ合金電気めっき装置に関する。
即ち本発明は、隔膜により、電気めっき浴室を陽極室と
被めっき物質が陰極となる陰極室とに区分し、陽極室に
可溶性陽極即ち金属スズ陽極と不溶性陽極とを併せ配設
したことに特徴がある。
被めっき物質が陰極となる陰極室とに区分し、陽極室に
可溶性陽極即ち金属スズ陽極と不溶性陽極とを併せ配設
したことに特徴がある。
本発明のスズ、スズ合金電気めっき方法を具体的に実施
するに際しては、先ずめっき浴槽に所要の組成の電気め
っき浴を注入し、陰極室に被めっき物体を陰極として働
くよう取り付け、電圧を印加する。電気めっきの進行に
つれ、めっき浴中のめつき源は減少するが、陽極におい
てはスズ金属陽極が逐時めつき液中に第一スズイオンと
して溶出する。又は不溶性陽極から酸化性気体、具体的
には酸素又は塩素が発生し、前記第一スズイオンは極め
て安定な第二スズイオンとなり、隔膜を通過して陰極室
に移行する。
するに際しては、先ずめっき浴槽に所要の組成の電気め
っき浴を注入し、陰極室に被めっき物体を陰極として働
くよう取り付け、電圧を印加する。電気めっきの進行に
つれ、めっき浴中のめつき源は減少するが、陽極におい
てはスズ金属陽極が逐時めつき液中に第一スズイオンと
して溶出する。又は不溶性陽極から酸化性気体、具体的
には酸素又は塩素が発生し、前記第一スズイオンは極め
て安定な第二スズイオンとなり、隔膜を通過して陰極室
に移行する。
前記の陽極室における反応は次の式で示される。
(イ)スズ陽極の溶解
Sn” −4Sn”+2e−
(ロ)陽極反応
HJ ” 2H” +l/20i + 2e−又は2
C1−= C1g + 2e−(ハ)陽極室内におけ
る第一スズの酸化Sn” + 1/20* −’
Sn”十〇−”又はSn” + C1a −I S
n”+ 2CI−本発明方法において、陰極液めっき物
質に生成するめっき被膜はスズ被膜の外に電気めっき浴
の組成によりスズ−コバルト、スズニッケル、スズー鉛
、スズ−亜鉛等各種のスズ合金被膜を形成しつる。なお
これらコバルト、ニッケル、鉛、亜鉛等は洛中の濃度が
減少した場合、公知の手段で浴に補給すればよい。
C1−= C1g + 2e−(ハ)陽極室内におけ
る第一スズの酸化Sn” + 1/20* −’
Sn”十〇−”又はSn” + C1a −I S
n”+ 2CI−本発明方法において、陰極液めっき物
質に生成するめっき被膜はスズ被膜の外に電気めっき浴
の組成によりスズ−コバルト、スズニッケル、スズー鉛
、スズ−亜鉛等各種のスズ合金被膜を形成しつる。なお
これらコバルト、ニッケル、鉛、亜鉛等は洛中の濃度が
減少した場合、公知の手段で浴に補給すればよい。
本発明においてはめっき浴の調整は公知の手段を適宜採
用できる。
用できる。
その−例を示す。
合金被膜形成剤としてはそれぞれの金属の塩類が用いら
れる。これらは一般的にめっき洛中でそれぞれ金属とし
てスズ5g/ 9.〜5[1g/氾、コバルト3g/2
〜12g/ 12、ニッケル3g/12〜13g/ f
i、鉛3g/12〜25g/I2の範囲が用いられる。
れる。これらは一般的にめっき洛中でそれぞれ金属とし
てスズ5g/ 9.〜5[1g/氾、コバルト3g/2
〜12g/ 12、ニッケル3g/12〜13g/ f
i、鉛3g/12〜25g/I2の範囲が用いられる。
OX OH0X
(Xは水素、ナトリウム、カリウム、カルシウムム、マ
グネシウム、アンモニアのいずれかを示す、) で示される1−ヒドロキシエタン1.1ジホスホン酸(
)IEDPA)はその塩の添加量は80g/I〜140
g/lである。このものはめつき被膜の光沢の増大に寄
与するものである。
グネシウム、アンモニアのいずれかを示す、) で示される1−ヒドロキシエタン1.1ジホスホン酸(
)IEDPA)はその塩の添加量は80g/I〜140
g/lである。このものはめつき被膜の光沢の増大に寄
与するものである。
更にメタンスルホン酸又はそのアルカリ塩を1−ヒドロ
キシエタン1.1ジホスホン酸又はその塩1モルに対し
て1〜4モルの範囲で添加することにより装飾的な外見
の効果は更に増大する。そして前記2成分は合計40〜
180g/!とすることが望ましい。
キシエタン1.1ジホスホン酸又はその塩1モルに対し
て1〜4モルの範囲で添加することにより装飾的な外見
の効果は更に増大する。そして前記2成分は合計40〜
180g/!とすることが望ましい。
そして合金被膜形成剤であるスズ塩としては原子価4価
の化合物であるスズ酸ナトリウム、スズ酸カリ、塩化物
が好ましく、又、コバルト、ニッケル塩類としてはそれ
ぞれ塩化物、硫酸塩、過塩素酸塩、鉛塩類としては、水
溶性である酢酸塩、過塩素酸塩等が好ましい。
の化合物であるスズ酸ナトリウム、スズ酸カリ、塩化物
が好ましく、又、コバルト、ニッケル塩類としてはそれ
ぞれ塩化物、硫酸塩、過塩素酸塩、鉛塩類としては、水
溶性である酢酸塩、過塩素酸塩等が好ましい。
本発明によるめっき浴は前記の如くスズ塩として第2ス
ズ(4価のスズ)を使用することにより酸化による洛中
のスズ濃度の変化をな(し、かつ、二元合金被膜を形成
させる場合めっき浴中で目的とするめっき用合金金属即
ち、スズ−コバルト、スズ−ニッケル、スズー鉛のいず
れも同時にキレート化されて、めっき洛中の金属濃度比
が目的とするめっきによる生成被膜の合金組成と一致す
るという特徴を有する。
ズ(4価のスズ)を使用することにより酸化による洛中
のスズ濃度の変化をな(し、かつ、二元合金被膜を形成
させる場合めっき浴中で目的とするめっき用合金金属即
ち、スズ−コバルト、スズ−ニッケル、スズー鉛のいず
れも同時にキレート化されて、めっき洛中の金属濃度比
が目的とするめっきによる生成被膜の合金組成と一致す
るという特徴を有する。
従って洛中の金属濃度の比率を目的とする一定範囲に保
持することにより、電着合金組成の管理を容易に行なう
ことができる。
持することにより、電着合金組成の管理を容易に行なう
ことができる。
更に本発明の浴には電着操作上必要な公知の電導性塩例
えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸カリウム、硫
酸ナトリウム、硫酸アンモニウム等が当然含まれる。こ
の添加量は通常用いられる範囲、15〜80g/l程度
であり、あまり多いと被膜に条痕を生ずる等の不良めっ
きの原因となり、又少ないと浴の抵抗が大となる。
えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸カリウム、硫
酸ナトリウム、硫酸アンモニウム等が当然含まれる。こ
の添加量は通常用いられる範囲、15〜80g/l程度
であり、あまり多いと被膜に条痕を生ずる等の不良めっ
きの原因となり、又少ないと浴の抵抗が大となる。
本発明の方法に用いられる電気めっき浴は、必要により
、浴組成物に悪影響を与えない限り、他の成分を添加し
てもよい。
、浴組成物に悪影響を与えない限り、他の成分を添加し
てもよい。
本発明の電気めっき方法をするための条件は浴温50℃
〜65℃、陰極電流密度0.5A/dm”〜5A/dm
”、陽極電流密度0.5A/dm”〜IOA/dm”の
範囲が好ましく、かつpHの範囲も1.0〜13.5と
極めて広範囲である。
〜65℃、陰極電流密度0.5A/dm”〜5A/dm
”、陽極電流密度0.5A/dm”〜IOA/dm”の
範囲が好ましく、かつpHの範囲も1.0〜13.5と
極めて広範囲である。
酸化性気体を発生させための不溶性陽極としては、炭素
、フェライト等公知のものが使用される。
、フェライト等公知のものが使用される。
また陰極室と陽極室とを区分するための隔膜としては、
スチレン、デイビニルベンゼン共重合体にスルフォン酸
を導入し合成繊維芯材補強したもの等の陽イオン交換膜
、素焼板、ビニロン、ナイロン等の織布、および不繊布
等が用いられる。
スチレン、デイビニルベンゼン共重合体にスルフォン酸
を導入し合成繊維芯材補強したもの等の陽イオン交換膜
、素焼板、ビニロン、ナイロン等の織布、および不繊布
等が用いられる。
次に本発明の電気めっき装置について説明する0図面は
本発明の電気めっき装置の一例の構成の概略を示す側面
図である0図においてlは陽極室、2は陰極室である0
図面では陰極室の両側に陽極室が配置されている。
本発明の電気めっき装置の一例の構成の概略を示す側面
図である0図においてlは陽極室、2は陰極室である0
図面では陰極室の両側に陽極室が配置されている。
3は陰極室と陽極室との境界に設けられた隔膜である。
陽極室1には不溶性陽極4と、金属スズ陽極4が配置さ
れ、又陰極室には?*[気めっき物質5が配置されてい
る。陰極、陽極には夫々ブスバー8.9.10が取付け
られ、整流器7と接続している。
れ、又陰極室には?*[気めっき物質5が配置されてい
る。陰極、陽極には夫々ブスバー8.9.10が取付け
られ、整流器7と接続している。
そして本発明方法により被電気めっき物質をめっきする
場合は、先ず装置に電気めっき浴を注入し、電極に電圧
を印加すればよい。
場合は、先ず装置に電気めっき浴を注入し、電極に電圧
を印加すればよい。
電気めっきの進行にともない、消耗せるスズ成分は逐次
金属スズ電極の溶出により補給される。スズ以外の成分
は公知の手段により補給すればよい。
金属スズ電極の溶出により補給される。スズ以外の成分
は公知の手段により補給すればよい。
尚、本発明の電気めっき装置は必要により、複数個、併
列して用いることができる。
列して用いることができる。
この場合は陽極室と陰極室とを交互に設ければよい。
〈実施例、比較例〉
次に実施例、比較例により本発明を説明する0図面に示
す装置を用いて、実施例、比較例を行なった。
す装置を用いて、実施例、比較例を行なった。
実施例1〜10、比較例1〜4
〈スズめっき被膜の形成)
第1表に夫々のめっき浴生成のために混合すべき成分を
、第2表には第1表に示す成分を混合して製造されため
っき浴を用いてめっきを行なうための条件、めっきによ
り生成した被膜の性質を示す。
、第2表には第1表に示す成分を混合して製造されため
っき浴を用いてめっきを行なうための条件、めっきによ
り生成した被膜の性質を示す。
尚、めっき液の組成を示す第1表(第
3表、第5表、第7表、第9表も同様)において有機化
合物種類中 Pは1−ヒドロキシエタン1.1ジホスホン酸、PNは
そのナトリウム塩、PKはそのカリウム塩、Hはメタン
スルホン酸、HNはそのナトリウム塩、HKはそのカリ
ウム塩、Cはクエン酸、CNはそのナトリウム塩、CK
はそのカリウム塩、そして有機化合物が二種類存在する
場合は夫々に付された数字はモル比を示す、又、N、K
に数字が付されている場合はその置換基の数を示す。
合物種類中 Pは1−ヒドロキシエタン1.1ジホスホン酸、PNは
そのナトリウム塩、PKはそのカリウム塩、Hはメタン
スルホン酸、HNはそのナトリウム塩、HKはそのカリ
ウム塩、Cはクエン酸、CNはそのナトリウム塩、CK
はそのカリウム塩、そして有機化合物が二種類存在する
場合は夫々に付された数字はモル比を示す、又、N、K
に数字が付されている場合はその置換基の数を示す。
実施例1)〜24、比較例5〜9
〈スズー鉛二元合金めっき被膜の形成)第3表に夫々の
スズー鉛二元合金めっき浴生成のために混合すべき成分
を、第4表には第3表に示す成分を混合して製造された
めつき浴を用いて行なっためっき条件、めっきにより生
成した被膜の性質を示す。
スズー鉛二元合金めっき浴生成のために混合すべき成分
を、第4表には第3表に示す成分を混合して製造された
めつき浴を用いて行なっためっき条件、めっきにより生
成した被膜の性質を示す。
実施例25〜28、比較例1O〜1)
〈スズ−コバルト二元合金めっき被膜の形成〉
第5表に夫々のスズ−コバルト二元合金めっき浴生成の
ために混合すべき成分を、又第6表には第5表に示す成
分を混合して製造されためっき浴を用いて行なっためっ
き条件、めっきにより生成した被膜の性質を示す。
ために混合すべき成分を、又第6表には第5表に示す成
分を混合して製造されためっき浴を用いて行なっためっ
き条件、めっきにより生成した被膜の性質を示す。
コ1−−塁一−j−(g /ρ)
実施例29〜32、比較例12〜13
〈スズ−ニッケル二元合金めっき被膜の形成〉
第7表に夫々のスズ−ニッケル二元合金めっき浴生成の
ために混合すべき成分を、又第8表には第7表に示す成
分を混合して製造されためっき浴を用いて行なっためっ
き条件、めっきにより生成した被膜の性質を示す。
ために混合すべき成分を、又第8表には第7表に示す成
分を混合して製造されためっき浴を用いて行なっためっ
き条件、めっきにより生成した被膜の性質を示す。
コ1−一Ω−−1!
お1−−ヱーji(g/”)
実施例33〜38、比較例14〜16
くスズ−亜鉛二元合金めっき波膜の形成)第9表に夫々
のスズ−亜鉛二元合金めっき浴生成のために混合すべき
成分を、又第1O表には第9表に示す成分を混合して製
造されためっき浴を用いて行なっためっき条件、めっき
より生成した被膜の性質を示す。
のスズ−亜鉛二元合金めっき浴生成のために混合すべき
成分を、又第1O表には第9表に示す成分を混合して製
造されためっき浴を用いて行なっためっき条件、めっき
より生成した被膜の性質を示す。
ヨ1−−旦一−jま
[−二ジーーー=I艶ξ (g/ε)
〈発明の効果〉
従来に比し、スズ、スズ合金被膜の電気めっきが極めて
容易に実施することが可能になり、実用的価値は非常に
大きい。
容易に実施することが可能になり、実用的価値は非常に
大きい。
図面は本発明の電気めっき装置を示す。
図中、l・・・陽極室、2・・・陰極室、3・・・緊膜
、4・・・金属スズ陽極、5・・・被電気めっきO質、
6・・・不陽性陽極を示す。 出願人 株式会社 コ サ り急1−二10
?鵠 手続補正書 (自発) 平成 2月IO日
、4・・・金属スズ陽極、5・・・被電気めっきO質、
6・・・不陽性陽極を示す。 出願人 株式会社 コ サ り急1−二10
?鵠 手続補正書 (自発) 平成 2月IO日
Claims (2)
- (1)隔膜により、電気めっき浴槽を陽極室と陰極室と
に区分し、陽極室には金属スズ陽極及び酸化性気体発生
用の不溶性陽極を、陰極室にはスズ、またはスズ合金電
気めっきを行なうべき物体を、電気めっき浴槽にはスズ
又はスズ電気めっき浴を配置し、電極間に電圧を印加す
ることにより、金属スズ陽極から溶出した第一スズイオ
ンは不溶性陽極から発生する酸化性気体により酸化され
て第二スズイオンとなり、隔膜を通過して陰極室に入り
、陰極室内の被電気めっき物体にスズ又はスズ合金電気
めっき被覆を形成せしめることを特徴とするスズ、スズ
合金電気めっき方法。 - (2)隔膜により電気めっき浴槽が陽極室と陰極室とに
区分され、陽極室には金属スズ陽極および不溶性陽極が
、陰極室にはスズまたはスズ合金電気めっきを行なうべ
き物体が配置されていることを特徴とするスズ、スズ合
金電気めっき装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32920788A JPH02175894A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | スズ、スズ合金電気めっき方法及び同電気めっき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32920788A JPH02175894A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | スズ、スズ合金電気めっき方法及び同電気めっき装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02175894A true JPH02175894A (ja) | 1990-07-09 |
JPH0424440B2 JPH0424440B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=18218854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32920788A Granted JPH02175894A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | スズ、スズ合金電気めっき方法及び同電気めっき装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02175894A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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