JPH0214597Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214597Y2 JPH0214597Y2 JP17359083U JP17359083U JPH0214597Y2 JP H0214597 Y2 JPH0214597 Y2 JP H0214597Y2 JP 17359083 U JP17359083 U JP 17359083U JP 17359083 U JP17359083 U JP 17359083U JP H0214597 Y2 JPH0214597 Y2 JP H0214597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- shaped
- locking body
- joint
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多数枚のパネルを連結して内、外壁を
構成した際に形成される目地カバーを装着するた
めの目地カバー係止体（以下、単に係止体とい
う）に関する。
構成した際に形成される目地カバーを装着するた
めの目地カバー係止体（以下、単に係止体とい
う）に関する。
一般に、パネルを用いて壁、例えば全体を平面
とした横張り、または縦張り状に内、外装を形成
した際には、パネル端部が相互に対面する部分、
所謂目地が形成され、この目地に対して防水材、
化粧材となるカバーが打設されているのが普通で
ある。即ち、従来から使用されているカバーは、
目地上に目地幅より広い幅のカバーを敷設し、こ
のカバーの上から釘を脳天打ちすることによりカ
バーを目地部に固定していた。この結果、壁表面
に釘頭が直接露出するため、防水、および美観上
から大きな欠点となつていた。そこで、このよう
な欠点を改善した目地装置としては、実公昭54−
26647号が知られている。しかしながら、この装
置、特に取付座板は成形が困難であるばかりでな
く、防水性、施工性に欠ける欠点がある。
とした横張り、または縦張り状に内、外装を形成
した際には、パネル端部が相互に対面する部分、
所謂目地が形成され、この目地に対して防水材、
化粧材となるカバーが打設されているのが普通で
ある。即ち、従来から使用されているカバーは、
目地上に目地幅より広い幅のカバーを敷設し、こ
のカバーの上から釘を脳天打ちすることによりカ
バーを目地部に固定していた。この結果、壁表面
に釘頭が直接露出するため、防水、および美観上
から大きな欠点となつていた。そこで、このよう
な欠点を改善した目地装置としては、実公昭54−
26647号が知られている。しかしながら、この装
置、特に取付座板は成形が困難であるばかりでな
く、防水性、施工性に欠ける欠点がある。
本考案はこのような欠点を除去するため、パネ
ル端部が当接する部分に防水用のはぜを設け、か
つ、製造を容易にするため胴縁に載置する面を一
枚にし、その上に嵌入しやすいように菱形、楔状
などの変形しにくい外形に嵌入爪を継続的に立ち
上がり部に配設、固着してカバーを確実に係止す
ると共に、防水性、施工性、経済性、および生産
性にすぐれた係止体を提案する。
ル端部が当接する部分に防水用のはぜを設け、か
つ、製造を容易にするため胴縁に載置する面を一
枚にし、その上に嵌入しやすいように菱形、楔状
などの変形しにくい外形に嵌入爪を継続的に立ち
上がり部に配設、固着してカバーを確実に係止す
ると共に、防水性、施工性、経済性、および生産
性にすぐれた係止体を提案する。
以下に図面を用いて、本考案に係る係止体の一
実施例について詳細に説明する。すなわち、第１
図は上記係止体の代表的な一例を示す斜視図であ
り、長尺板材をロール成形などにより形成した主
体とチツプ状に形成した嵌入爪とを固着して一体
に形成した係止体である。さらに説明すると、１
は係止体で、例えば金属板（カラー鋼板、塩ビ鋼
板、アルミニウム板、ステンレス板、銅板など）、
合成樹脂材から略Ｔ字状断面形状に形成した主体
２と嵌入爪７とから構成したものである。即ち、
主体２は長尺状の水平面部３と水平面部３の長手
方向の両側縁を外方へ屈曲して形成した防水用の
はぜ４（以下、単にはぜという）と水平面部３の
短尺方向の中央、所謂幅をＷとしたときにＷ／２の 位置を上方へ垂直に突出した立ち上がり部５と、
はぜ４と立ち上がり部５間に長手方向に沿つて形
成した防水兼空隙形成用の突条６とから形成した
ものである。さらに説明すると、水平面部３は、
主に係止体１を胴縁（図示せず）に装着するため
の取付座、および防水材として機能するものであ
る。その幅Ｗ、所謂短尺方向の大きさは約20〜
100mm位、長さＬは909〜7272mm位としたものであ
る。また立ち上がり部５は水平面部３の表面３ａ
から高さh1で垂直に突設したものであり、主に後
記するパネルＡ装着時のガイド、および防水材と
して機能するものである。その高さh1はパネルＡ
と後記するカバーＢの相対的関係によつて定まる
ものである。さらに、嵌入爪７は立ち上がり部５
の先端に所定ピツチＰで配設、固着したものであ
り、主にカバーＢの合掌爪と嵌合してカバーＢを
離脱しないように係合するためのものである。そ
の具体的な形状としては、外形が矢印状で、その
主要部８を略菱形状、楔状に形成し、その下端に
装着用の首部９を形成したものである。なお、嵌
入爪７を立ち上がり部５の先端に固着するには溶
接、ねじ等、接着のうちのいずれか１つで行うも
のである。
実施例について詳細に説明する。すなわち、第１
図は上記係止体の代表的な一例を示す斜視図であ
り、長尺板材をロール成形などにより形成した主
体とチツプ状に形成した嵌入爪とを固着して一体
に形成した係止体である。さらに説明すると、１
は係止体で、例えば金属板（カラー鋼板、塩ビ鋼
板、アルミニウム板、ステンレス板、銅板など）、
合成樹脂材から略Ｔ字状断面形状に形成した主体
２と嵌入爪７とから構成したものである。即ち、
主体２は長尺状の水平面部３と水平面部３の長手
方向の両側縁を外方へ屈曲して形成した防水用の
はぜ４（以下、単にはぜという）と水平面部３の
短尺方向の中央、所謂幅をＷとしたときにＷ／２の 位置を上方へ垂直に突出した立ち上がり部５と、
はぜ４と立ち上がり部５間に長手方向に沿つて形
成した防水兼空隙形成用の突条６とから形成した
ものである。さらに説明すると、水平面部３は、
主に係止体１を胴縁（図示せず）に装着するため
の取付座、および防水材として機能するものであ
る。その幅Ｗ、所謂短尺方向の大きさは約20〜
100mm位、長さＬは909〜7272mm位としたものであ
る。また立ち上がり部５は水平面部３の表面３ａ
から高さh1で垂直に突設したものであり、主に後
記するパネルＡ装着時のガイド、および防水材と
して機能するものである。その高さh1はパネルＡ
と後記するカバーＢの相対的関係によつて定まる
ものである。さらに、嵌入爪７は立ち上がり部５
の先端に所定ピツチＰで配設、固着したものであ
り、主にカバーＢの合掌爪と嵌合してカバーＢを
離脱しないように係合するためのものである。そ
の具体的な形状としては、外形が矢印状で、その
主要部８を略菱形状、楔状に形成し、その下端に
装着用の首部９を形成したものである。なお、嵌
入爪７を立ち上がり部５の先端に固着するには溶
接、ねじ等、接着のうちのいずれか１つで行うも
のである。
次ぎに施工例につき第２図を用いて説明する。
まず、胴縁Ｃ上のパネルＡの長さに対応した位置
に、係止体１の水平面部３の裏面を当接し、その
適宜位置を釘Ｄで固定する。次ぎに、各パネルＡ
の裏面端部を水平面部３の表面３ａに載せ、この
部分を釘Ｄで脳天打ちしてパネルＡをそれぞれ固
定する。次ぎにこの係止体１の嵌入爪７にカバー
Ｂの合掌爪ｂを嵌合し、第２図に示すように目地
部にカバーＢを係止するものである。
まず、胴縁Ｃ上のパネルＡの長さに対応した位置
に、係止体１の水平面部３の裏面を当接し、その
適宜位置を釘Ｄで固定する。次ぎに、各パネルＡ
の裏面端部を水平面部３の表面３ａに載せ、この
部分を釘Ｄで脳天打ちしてパネルＡをそれぞれ固
定する。次ぎにこの係止体１の嵌入爪７にカバー
Ｂの合掌爪ｂを嵌合し、第２図に示すように目地
部にカバーＢを係止するものである。
上述したように本考案に係る係止体によれば、
Ｔ字状断面の主体と矢印状の嵌入爪を別異に形成
し、かつ、嵌入爪を継続的に配設したため、製造
が極めて容易となつた特徴がある。特に長尺にな
つてもねじれたりせず、直線的に形成できる特徴
がある。また、水平面部にはぜと突条を形成した
ため、目地部から雨水が漏洩しても係止体外へ漏
れることなく下方へ流すことができるので下地な
どを腐食することがない特徴がある。さらに、目
地カバーとの嵌合は極めて容易で、かつ、離脱し
にくい特徴がある。
Ｔ字状断面の主体と矢印状の嵌入爪を別異に形成
し、かつ、嵌入爪を継続的に配設したため、製造
が極めて容易となつた特徴がある。特に長尺にな
つてもねじれたりせず、直線的に形成できる特徴
がある。また、水平面部にはぜと突条を形成した
ため、目地部から雨水が漏洩しても係止体外へ漏
れることなく下方へ流すことができるので下地な
どを腐食することがない特徴がある。さらに、目
地カバーとの嵌合は極めて容易で、かつ、離脱し
にくい特徴がある。
第１図は本考案に係る目地カバー係止体の一実
施例を示す斜視図、第２図は目地カバー係止体の
装着状態を示す説明図。 １……目地カバー係止体、２……主体部、３…
…水平面部、７……嵌入爪。
施例を示す斜視図、第２図は目地カバー係止体の
装着状態を示す説明図。 １……目地カバー係止体、２……主体部、３…
…水平面部、７……嵌入爪。
Claims (1)
- パネルを連結して平面状の壁体を構成した際に
形成される目地を覆うカバーを装着する係止体に
おいて、長尺板材の幅の中央部を上方に突出して
立ち上がり部を形成すると共に、長手方向の両側
端を外方に屈曲して防水用のはぜを形成し、か
つ、防水はぜと上記立ち上がり部間に長手方向に
沿つて防水兼空隙形成用の突条を形成した主体
と、該主体の立ち上がり部先端に外形が矢印状
で、主要部を略菱形、楔状などに形成した嵌入爪
を継続的に配設、固着して縦断面を略Ｔ字状に形
成したことを特徴とする目地カバー係止体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17359083U JPS6080237U (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 目地カバ−係止体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17359083U JPS6080237U (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 目地カバ−係止体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6080237U JPS6080237U (ja) | 1985-06-04 |
| JPH0214597Y2 true JPH0214597Y2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=30378123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17359083U Granted JPS6080237U (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 目地カバ−係止体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6080237U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638980Y2 (ja) * | 1987-03-09 | 1994-10-12 | 三井東圧化学株式会社 | 建築用板材取付部材 |
| JPH078659Y2 (ja) * | 1989-03-10 | 1995-03-06 | 東邦シートフレーム株式会社 | 壁材の縦目地構造 |
-
1983
- 1983-11-08 JP JP17359083U patent/JPS6080237U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6080237U (ja) | 1985-06-04 |
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