JPH0214442Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0214442Y2 JPH0214442Y2 JP10503283U JP10503283U JPH0214442Y2 JP H0214442 Y2 JPH0214442 Y2 JP H0214442Y2 JP 10503283 U JP10503283 U JP 10503283U JP 10503283 U JP10503283 U JP 10503283U JP H0214442 Y2 JPH0214442 Y2 JP H0214442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ceiling wall
- sub
- cassette
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はフイードロールやインキング構造など
の作業部分を有するメインのリボンカセツトのリ
ボン収納室内に、折畳み状の収納形態となつたエ
ンドレスインクリボン(以下、単にリボンとい
う)を補充供給するためのサブカセツトに関す
る。さらに詳しくは、天井壁と周側壁とから形成
されたリボン収納室にリボンが折畳み状に収納さ
れているサブカセツトに関する。
の作業部分を有するメインのリボンカセツトのリ
ボン収納室内に、折畳み状の収納形態となつたエ
ンドレスインクリボン(以下、単にリボンとい
う)を補充供給するためのサブカセツトに関す
る。さらに詳しくは、天井壁と周側壁とから形成
されたリボン収納室にリボンが折畳み状に収納さ
れているサブカセツトに関する。
この種のサブカセツトは、プリンターやタイプ
ライターへの装着あるいはリボン駆動の構造、さ
らに必要に応じインキング構造などを有して複雑
な構造となつているるメインカセツトを有効に再
利用するために用いられるものである。
ライターへの装着あるいはリボン駆動の構造、さ
らに必要に応じインキング構造などを有して複雑
な構造となつているるメインカセツトを有効に再
利用するために用いられるものである。
したがつて、そうしたサブカセツトが、構造が
簡単でかつ容易に製造されるものであつてしかも
リボンの収納作業などが簡略化できるもの(以
下、生産性の良好なものという)であればあるほ
ど、メインカセツトの再利用による効果が向上す
ることになる。
簡単でかつ容易に製造されるものであつてしかも
リボンの収納作業などが簡略化できるもの(以
下、生産性の良好なものという)であればあるほ
ど、メインカセツトの再利用による効果が向上す
ることになる。
本考案は、以上の実情に鑑み、きわめて生産性
の良好なサブカセツトを提供することを目的とす
る。
の良好なサブカセツトを提供することを目的とす
る。
そして、この目的を達成するために、本考案の
サブカセツトは、天井壁と周側壁とが相互に一体
連結されていて、前記天井壁の周辺部が微小な連
結部を間欠的に残して中央部と分割されている構
成を採用しているものである。
サブカセツトは、天井壁と周側壁とが相互に一体
連結されていて、前記天井壁の周辺部が微小な連
結部を間欠的に残して中央部と分割されている構
成を採用しているものである。
このような構成を採用することにより、天井壁
の中央部を押さえることで微小な連結部が破断
し、天井壁の中央部にリボン全体が押され、リボ
ンが折畳み収納状態のままメインのカセツトのリ
ボン収納部に押出されることになる。
の中央部を押さえることで微小な連結部が破断
し、天井壁の中央部にリボン全体が押され、リボ
ンが折畳み収納状態のままメインのカセツトのリ
ボン収納部に押出されることになる。
その結果、たとえば実公昭55−14529号公報に
示されているサブカセツトのように天井壁とは別
にリボンの押え板を設ける必要がなく、部品点数
をその分減しうるとともに、押え板を内部へ収納
するという作業も不要となる。
示されているサブカセツトのように天井壁とは別
にリボンの押え板を設ける必要がなく、部品点数
をその分減しうるとともに、押え板を内部へ収納
するという作業も不要となる。
さらに、天井壁と周側壁とは一体に形成されて
いるのでプレス加工などによりサブカセツト全体
一度に成形でき、のちの組立作業などがまつたく
不要となる。
いるのでプレス加工などによりサブカセツト全体
一度に成形でき、のちの組立作業などがまつたく
不要となる。
このように本考案のサブカセツトは、従来のい
ずれのサブカセツトに比しても良好な生産性を有
し、サブカセツトのもつ機能を最大限に発揮しう
るものである。
ずれのサブカセツトに比しても良好な生産性を有
し、サブカセツトのもつ機能を最大限に発揮しう
るものである。
つぎに本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
実施例 1(第1図、第2図および第3図参照)
第1図は本考案の実施例1の一部切欠き斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案における連結部の他の実施例の断面図であ
る。
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
本考案における連結部の他の実施例の断面図であ
る。
1は天井壁、2は周側壁、3はこれらの両壁に
より形成されたリボン収納室である。
より形成されたリボン収納室である。
天井壁1は、周側壁2が一体連結されている周
辺部1aと前記収納室3の天井を形成する中央部
1bとが微小な連結部7を4箇所に残して切込み
6により分割されている。
辺部1aと前記収納室3の天井を形成する中央部
1bとが微小な連結部7を4箇所に残して切込み
6により分割されている。
前記連結部7は上方からの押圧により容易に切
断されるように、第2図に示すごとくに内面をV
字状に凹入されて薄肉に形成されている。
断されるように、第2図に示すごとくに内面をV
字状に凹入されて薄肉に形成されている。
さらに連結部7の長さは切込み6の巾よりも長
く中央部1bを押圧したときに変形して分断され
やすくなるように、切込み6の長手方向に対し第
1図にに示すごとく傾斜している。
く中央部1bを押圧したときに変形して分断され
やすくなるように、切込み6の長手方向に対し第
1図にに示すごとく傾斜している。
また、前記中央部1bの上面に指圧えマーク9
を付すときは、前記連結部7全体がほぼ同時に分
断される押圧位置を決めやすい。
を付すときは、前記連結部7全体がほぼ同時に分
断される押圧位置を決めやすい。
5a,5bは前記周側壁2に形成されたリボン
出入口であり、一方の口5aはスプーリング装置
(図示されていない)によりリボンを収納室3に
折畳み状に収納しやすくするために大きくなつて
いて、かつ蓋10により閉止されている。この蓋
10は周側壁2に対し着脱自在に取付けられてい
る。
出入口であり、一方の口5aはスプーリング装置
(図示されていない)によりリボンを収納室3に
折畳み状に収納しやすくするために大きくなつて
いて、かつ蓋10により閉止されている。この蓋
10は周側壁2に対し着脱自在に取付けられてい
る。
なお、前記スプーリング装置にて直接リボンを
収納室3に供給するのではなく、一旦折畳んだリ
ボンをピンセツトなどで収納室3に入れるタイプ
のものでは、このような大きな開口や蓋10を設
ける必要はない。
収納室3に供給するのではなく、一旦折畳んだリ
ボンをピンセツトなどで収納室3に入れるタイプ
のものでは、このような大きな開口や蓋10を設
ける必要はない。
リボン出入口、蓋、スプーリング装置は周知で
あるから、詳しい説明は昇略する。
あるから、詳しい説明は昇略する。
8は指掛片であり、周側壁2の上部から横方向
に向つて延出されていて、前記中央部1bを押圧
するにあたりその反力支えとしての役目をはたし
ている。
に向つて延出されていて、前記中央部1bを押圧
するにあたりその反力支えとしての役目をはたし
ている。
そして、このような構造の本実施例のサブカセ
ツトのケースは前記蓋10を除く全体をプラスチ
ツクの一体成形で作製されている。
ツトのケースは前記蓋10を除く全体をプラスチ
ツクの一体成形で作製されている。
なお前記連結部7を第2図に示すように薄肉に
形成してもよい。
形成してもよい。
実施例 2(第4図参照)
第4図は本考案の実施例2の斜視図である。
前記実施例1の構成の一部をつぎのとおりに変
更し、押圧力を横方向に加えることで、連結部7
を分断しうるようにしたのが本実施例である。
更し、押圧力を横方向に加えることで、連結部7
を分断しうるようにしたのが本実施例である。
すなわち連結部7の巾を小さくしかつVの字状
の切欠き部をその側面設けるとともに、中央部1
bに指押リブ11を立設する。
の切欠き部をその側面設けるとともに、中央部1
bに指押リブ11を立設する。
そして、前記指押リブ11を第4図中矢印Aの
方向に押圧することで中央部1bが横方向にスラ
イドし、連結部が分断される。連結部7が分断さ
れやすいように、前記矢印Aの下手側に位置する
切込み6は他の箇所よりも多少巾広に形成されて
いる。
方向に押圧することで中央部1bが横方向にスラ
イドし、連結部が分断される。連結部7が分断さ
れやすいように、前記矢印Aの下手側に位置する
切込み6は他の箇所よりも多少巾広に形成されて
いる。
実施例 3(第5図および第6図参照)
第5図は本実施例の本考案の実施例3の展開
図、第6図は実施例の斜視図である。
図、第6図は実施例の斜視図である。
本実施例は、実施例1の構成を紙を用いて構成
したものである。
したものである。
第5図に示すとおり、4つの周側壁2a,2
b,2c,2dが天井壁1の四側縁り一体に延設
された形状に厚手のコート紙をトムソンで打ち抜
き、かつ該トムソンで打抜くときに同時に連結部
7を残して切込み6を打抜いたものである。これ
を第6図に示すとおりに組立てると本考案のサブ
カセツトのケースが完成する。
b,2c,2dが天井壁1の四側縁り一体に延設
された形状に厚手のコート紙をトムソンで打ち抜
き、かつ該トムソンで打抜くときに同時に連結部
7を残して切込み6を打抜いたものである。これ
を第6図に示すとおりに組立てると本考案のサブ
カセツトのケースが完成する。
実施例 4(第7図参照)
前記実施例1および3において、第7図に示す
ように周側壁2または2a,2b,2c,2dの
高さをリボンの巾Wと連結部7が分断される直
前における天井壁1の中央部1bの下降変位高さ
Sとの総和より大きくしているのが本実施例であ
る。
ように周側壁2または2a,2b,2c,2dの
高さをリボンの巾Wと連結部7が分断される直
前における天井壁1の中央部1bの下降変位高さ
Sとの総和より大きくしているのが本実施例であ
る。
このようにすることで、前記指掛け片8を用い
ずに、単にこのサブカセツトをメインカセツトの
リボン収納室にに載置し、天井壁の中央部1bを
押圧するだけの作業で連結部7を分断することが
できる。
ずに、単にこのサブカセツトをメインカセツトの
リボン収納室にに載置し、天井壁の中央部1bを
押圧するだけの作業で連結部7を分断することが
できる。
前記各実施例において、リボン収納室の形状や
指掛片の形状大きさについては種々変更が可能で
ある。
指掛片の形状大きさについては種々変更が可能で
ある。
また、切込み6の形成位置を必ずしもリボン収
納室3の上部角部に相当する箇所にする必要はな
く、より中央寄りの箇所でもよく、要は収納され
ているリボンが全体に押出されるようにリボンの
上面に中央部1bが当ればよいのである。
納室3の上部角部に相当する箇所にする必要はな
く、より中央寄りの箇所でもよく、要は収納され
ているリボンが全体に押出されるようにリボンの
上面に中央部1bが当ればよいのである。
第1図は本考案のサブカセツトの一実施例の一
部切欠き斜視図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は連結部の他の実施例を示す縦断面
図、第4図は本考案の他の実施例の斜視図、第5
図は本考案の他の実施例の展開図、第6図は第5
図に示す実施例の斜視図、第7図は本考案のさら
に別の実施例の縦断面図である。 (図面の主要符号)、1:天井壁、1a:周辺部、
1b:中央部、2:周側壁、4:エンドレスイン
クリボン、6:切込み、7:連結部。
部切欠き斜視図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は連結部の他の実施例を示す縦断面
図、第4図は本考案の他の実施例の斜視図、第5
図は本考案の他の実施例の展開図、第6図は第5
図に示す実施例の斜視図、第7図は本考案のさら
に別の実施例の縦断面図である。 (図面の主要符号)、1:天井壁、1a:周辺部、
1b:中央部、2:周側壁、4:エンドレスイン
クリボン、6:切込み、7:連結部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 天井壁と周側壁とから形成されたリボン収納
室にエンドレスインクリボンが折畳み状に収納
されているサブカセツトであつて、前記天井壁
と周側壁とが相互に一体連結されていて、前記
天井壁の周辺部が微小な連結部を間欠的に残し
て中央部と分割されているサブカセツト。 2 前記周側壁の内面における最大高さが、前記
エンドレスインクリボンの幅と前記連結部の破
断直前における天井壁の下降変位距離との合計
よりも大きい実用新案登録請求範囲第1項記載
のサブカセツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10503283U JPS6012463U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | サブカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10503283U JPS6012463U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | サブカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6012463U JPS6012463U (ja) | 1985-01-28 |
JPH0214442Y2 true JPH0214442Y2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=30246372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10503283U Granted JPS6012463U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | サブカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012463U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63103486U (ja) * | 1986-12-25 | 1988-07-05 |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP10503283U patent/JPS6012463U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6012463U (ja) | 1985-01-28 |
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