[go: up one dir, main page]

JPH02137141A - 光情報記録媒体複製用スタンパ - Google Patents

光情報記録媒体複製用スタンパ

Info

Publication number
JPH02137141A
JPH02137141A JP28981288A JP28981288A JPH02137141A JP H02137141 A JPH02137141 A JP H02137141A JP 28981288 A JP28981288 A JP 28981288A JP 28981288 A JP28981288 A JP 28981288A JP H02137141 A JPH02137141 A JP H02137141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamper
metal film
transparent board
acrylate
master
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28981288A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Umehara
正彬 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP28981288A priority Critical patent/JPH02137141A/ja
Publication of JPH02137141A publication Critical patent/JPH02137141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ディスク等の光情報記録媒体の複製に使用さ
れるスタンパに関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、
この種のスタンパは、ガラス基板上にフォトレジストを
形成し、レーザカッティングを行い、次いで導電化処理
を行ってガラス原盤を製作するマスタリング工程と、こ
のガラス原盤にニッケル電鋳を行いスタンパを得る電鋳
工程とからなる製造工程により製造される。この製造工
程により製造されるスタンパは、その表面に例えば深さ
0.11.、幅0.4IJaの案内溝やピットなどの極
く微細な凹凸パターンが形成されており、キズや欠陥と
称されるようなものはスタンパの全面積の100万分の
1程度しか許されていない。このようなスタンパを製造
するには、クリーンルームの中で高度に精密な技術を使
い細心の注意を払って製造を行わねばならない。また、
これらの工程は完成までに数時間から1日以上の時間を
要し、その間はこりや汚れ等から守られて製造される必
要がある。特にこの製造工程において時間を要するのは
電鋳工程であり、この間にスタンパが汚染されたり欠陥
が発生したりする確率が大きい、さらに、この電鋳工程
においては1時間のみならず電鋳のための大電力を長時
間消費することが要求され、そのうえ電鋳時の品質管理
のための工程管理についても細心の注意を払わねばなら
ない。これらの設備に要するコストは多大なものであり
、従ってスタンパのコストは飛躍的に大きくなる。
本発明は゛、以上のような従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、短時間に低コストで製造でき、品質が良好
であり、大量複製に適した光情報記録媒体複製用スタン
パを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、2P(フォトポリマー)工法が簡便であり
、その転写性が良好であることに着目し、従来のスタン
パの製造工程の前半の段階すなわちマスタリング工程に
おいて得られるガラス原盤をスタンパの母型とし、この
ガラス原盤より2P工法で転写された複製板をスタンパ
として使用し、電鋳工程を省略することにつき鋭意研究
した結果、本発明を完成するに至った。
すなわち1本発明によれば、表面に微細凹凸パターンを
有する透明な板と、該透明な板の微細凹凸パターン側表
面に形成された金属皮膜からなり、該金属皮膜はスパッ
タ法により形成されたものであることを特徴とする光情
報記録媒体複製用スタンパが提供される。
本発明のスタンパは、以下のようにして製造される。先
ず、ガラス基板上にフォトレジストを塗布し、光書き込
みを行った後、現像してガラス原盤を作成し、その記録
面(凹凸微細パターンが形成された面)側にスパッタ法
により金属皮膜を形成したものをマスター(スタンパの
母型)とする。
次にこのマスターと透明な板との間に光重合性成形樹脂
液を介在させ、透明な板側から光を照射し、光重合性成
形樹脂液を硬化させた後、マスターから剥離させる。そ
して、光重合性成形樹脂による凹凸微細パターンが形成
された透明な板の記録面側にスパッタ法により金属皮膜
を形成し、スタンパを得る。
上記マスタリングの導電処理で設けられる金属皮膜はス
パッタリングの工程でガラス原盤に強固に付着して通常
の2P工法では剥離しないように形成される。またスタ
ンパの金属皮膜も同様にスパッタリングの工程で通常の
2P工法では剥離しないように形成される。
上記透明な板としては、ガラス、強化ガラス、ポリ塩化
ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ボーリ
カーボネート、ポリエステル、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリスチレン、セルローストリアセテート、セルロ
ースアセトブチラード等や、これらの混合物を用いるこ
とができる。この透明な板は100趨〜10ma+の厚
さで使用される。
上記金属皮膜としては、銀、金、ニッケル、クロム等の
酸化されにくい金属を用いることができる。
上記光重合性成形樹脂の主成分は以下に示すアクリレー
トモノマー又はメタクリレートモノマーあるいはオリゴ
マーと光重合開始剤とからなる。
アクレリートモツマ−およびメタクリレートモノマーの
代表例としては、モノアクリレートおよびモノメタクリ
レート、特にアルキルアクリレート、フェニルアクリレ
ート、アルコキシアルキルアクリレートおよびフェノキ
シルアクリレートならびにそれぞれに対応するメタクリ
レートをあげることができ、特に極めて適当な代表例は
エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、i−ブ
チルアクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘプチルア
クリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、デシルアクリレート、ドデシルアクリ
レート、オクタデシルアクリレート、エトキシエチルア
クリレート、フェノキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフ
ェート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ステア
リルアクリレート、ラウリルアクリレート、N、N−ジ
エチルアミノエチルアクリレート、N、N−ジメチルア
ミノエチルアクリレート、グリシジルアクリレート、ベ
ンジルアクリレート、シクロへキシルアクリレート、ジ
シクロペンテニールアクリレートおよびそれぞれに対応
するメタクリレートがあり、またジアクリレートおよび
ジメタクリレート、例えば1,3−プロパンジオールジ
アクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレート
、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,10
−デカンジオールアクリレート、ジエチレンジグリコー
ルジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレ
ート、テトラエチレングリコ−゛ルジアクリレート、ト
リプロビレンゲリコールジアクリレート、ポリエチレン
グリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、ヒドロキシピバリン酸エステル、ネオペ
ンチルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロ
パンジアクリレート、ビスオキシエチレン化ビスフェノ
ールAジアクリレート、ビスジ(オキシエチレン化)ビ
スフェノールAジアクリレート、ビスオキシプロピレン
化ビスフェノールAジアクリレート、ビスジ(オキシプ
ロピレン化)ビスフェノールAジアクリレート、3−メ
チルベンタンジオールジアクリレートおよび上記それぞ
れのアクリレートに対応するメタクリレートなどをあげ
ることができ、さらにトリアクリレート、例えばトリメ
チロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリアクリレートおよびそれぞれ対応するメタクリ
レートならびにトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシ
アネートをあげることができる。また、上記モノマーの
代表例として4個以上の官能基を有するアクリレートお
よびメタクリレート、例えばジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアク
リレートおよびペンタエリスリトールテトラアクリレー
トおよびそれぞれに対応するメタクリレートをあげるこ
とができる。
また、上記光重合性成形樹脂には必要に応じてさらに増
感剤、貯蔵安定剤、還元剤およびその他の添加剤を含有
させてもよい。
また、光重合開始剤としては従来既知のものを好適に用
いることができるがその代表例をあげれば次のとおりで
ある。アセトフェノン、2,2−ジェトキシアセトフェ
ノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、P−ジメチ
ルアミノプロピオフェノン、ベンゾフェノン、2−クロ
ロベンゾフェノン、PeP’−ジクロロベンゾフェノン
、PsP’−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒ
ラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾインメチル
エーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソ
プロピルエーテル、ベンゾインn−プロピルエーテル、
ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインn−ブチル
エーテル、べ°ンジルメチルケタール、テトラメチルチ
ウラムモノサルファイド、チオキサントン、2−クロロ
チオキサントン、2−メチルチオキサントン、アゾビス
イソブチロニトリル、ベンゾインパーオキサイド、ジー
tart−ブチルパーオキサイド、p−イソプロピル−
α−ヒドロキシイソブチルフェノン、α−ヒドロキシ−
イソブチルフェノン、ジベンゾスベロン、ジエチルチオ
キサントン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセト
フェノン。
これらの光重合開始剤は上記モノマー100重量部に対
して0.05から10重量部の範囲で用いるが、好まし
くは0.2から5重量部の範囲である。
本発明のスタンパは2P法あるいは注型法といった熱や
圧力の比較的少ない複製法に好ましく用いられる0本発
明のスタンパを用いて光情報記録媒体を複製するには1
本発明のスタンパと透明基板の間に光重合性成形樹脂液
を介在させ、透明基板側から光照射を行い光重合性成形
樹脂液を硬化させ、スタンパから剥離した後、記録層を
形成し、公知の方法で例えばエアーサンドイッチ型等の
構造とする。
上記記録層には9、Te、 In、 5LSb、 Se
、 Ge、 TQ等の低融点金属や合金、あるいはフタ
ロシアニン、ナフタロシアニン、シアニン等の有機材料
を用いることができる。
(す施例〕 次に本発明を実施例により更に詳しく説明する。
先ず、欠陥の少ないガラス円板(直径200■、厚さ8
 m )にフォトレジストの密着性を向上させるために
、ヘキサメチルジシラザンの50%イソプロピルアルコ
ール液をスピナー(回転速度101000rpにより塗
布した後、乾燥させた1次いでガラス円板上にフォトレ
ジスト(東京応化製、 0FPR−8001CP)を塗
布した後、90℃で30分間プリベークを行った。
乾燥後の膜厚は約1300人であった。その後、フォト
レジストが形成されたガラス円板を原盤露光器に載せて
、アルゴンレーザーの457,9nmの波長の光を用い
て溝記録を行った。記録した溝の間隔は1、F:μsピ
ッチである。次に、露光を終えた原盤を現像液(東京応
化製、 DE−3)に浸漬し、干渉色が最大になるまで
現像を行い、即座に純水で洗浄した後に130℃で30
分間ボストベークを行った。この後、この円板をスパッ
タ装置にセットし、ニッケル膜を500人の厚さに付着
した。スパッタ膜の付着強度を上げるため10−” T
orrのAr雰囲気中でスパッタを行った。
このようにして得られたガラス原盤をマスターとし、さ
らに上記と同じガラス円板を CH2=CH−C−0−8i−+QC2H5)で処理(
0,01%溶液を塗布、120℃で10分間ベーキング
)したものを用い、以下の2P液により転写を行った。
1.6ヘキサンジオールジアクリレ  50重量部−ト ベンジルジメチルケタール     3重量部硬化条件
は、高圧水銀灯下、照射パワー160mW/a!(36
0nm)で20秒間であり、光照射後即座に剥離を行っ
た。静電気を除去した後、スパッタ装置にセットし、マ
スタリングと同一の条件でスパッタを行い、ニッケル膜
を形成し、スタンパを得た。
次に、直径250I、厚さ1.2mmのアクリル板に2
P剤との接着性を向上させるため上記2P液をさらにト
ルエン/酢酸エチル(重量比1:l)の溶媒に錦とかし
込んだものを塗布した後、乾燥させた。そして上記で作
製したスタンパを用い、このアクリル板上に上記と同様
にして2P転写を行った。そして2P転写後のアクリル
板に下記構造式の皮膜を700人の膜厚に形成し、公知
の方法でエアーサンドイッチ型の光ディスクを作製した
以上のようにして作製した光ディスクについて、欠陥率
評価装置により欠陥を評価したところ、欠陥率は2 X
 10−”と小さく、通常の方法で2P転写を行った光
ディスクとほぼ同じレベルであった。また、トラッキン
グ信号についても評価を行ったが。
通常の方法で作製した光ディスクとほぼ同一の値を得る
こと−ができ、転写性に差異がないことが明らかどなっ
た。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、透明な板
の微細凹凸パターン形成面にスパッタ法により金属皮膜
を設けてスタンパを構成したので。
材料が安価なものが使え、工程が短縮されるため、欠陥
の少ないスタンパが低コストで多量に供給できる。また
、本発明のスタンパを用いることにより、品質の良好な
光情報記録媒体を多量に複製できるようになり、コスト
ダウンが期待される。
特許出願人 株式会社 リ  コ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に微細凹凸パターンを有する透明な板と、該
    透明な板の微細凹凸パターン側表面に形成された金属皮
    膜からなり、該金属皮膜はスパッタ法により形成された
    ものであることを特徴とする光情報記録媒体複製用スタ
    ンパ。
JP28981288A 1988-11-16 1988-11-16 光情報記録媒体複製用スタンパ Pending JPH02137141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28981288A JPH02137141A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光情報記録媒体複製用スタンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28981288A JPH02137141A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光情報記録媒体複製用スタンパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02137141A true JPH02137141A (ja) 1990-05-25

Family

ID=17748089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28981288A Pending JPH02137141A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光情報記録媒体複製用スタンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02137141A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06162573A (ja) * 1992-11-26 1994-06-10 Sharp Corp 光ディスク及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06162573A (ja) * 1992-11-26 1994-06-10 Sharp Corp 光ディスク及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6190838B1 (en) Process for making multiple data storage disk stampers from one master
JP3006199B2 (ja) 光ディスクの製造方法
JP3104699B1 (ja) 細溝付き成形基板の製造方法
US6207247B1 (en) Method for manufacturing a molding tool used for sustrate molding
JP2007038683A (ja) ミクロ構造体の製造方法
CA2013336C (en) Ultraviolet light curable composition and use thereof
US6354827B1 (en) Stamper assembly for manufacturing optical data storage disks
JPS59114031A (ja) 光デイスク用スタンパの作製方法
WO2001063015A1 (fr) Procede servant a fabriquer une matrice de pressage et substrat obtenu
JPH02137141A (ja) 光情報記録媒体複製用スタンパ
JPH0337842A (ja) 情報記録媒体用スタンパーの製造方法
JPH1021589A (ja) レリーフ構造の製造法
JPS58110220A (ja) 光デイスク記録媒体用基板の製造方法
JPS60182532A (ja) 平板状情報記録担体複製金型
JPS60151851A (ja) 光デイスク基板の複製法
JPH027244A (ja) 校正用光ディスク
JPH02310027A (ja) 情報記録媒体用スタンパーの製造方法
JPS61163342A (ja) フオトレジスト除去方法
JPH05234154A (ja) 光ディスク用スタンパ及びその製造方法
JPS58177536A (ja) 記録盤
JPH03132941A (ja) 光ディスク製造方法
JPS59184622A (ja) レプリカ板の製造方法
JPH0729221A (ja) 光ディスクの製造方法
JPH05182251A (ja) 光ディスク基板の複製方法
JPH01282502A (ja) 回折格子複製方法