JPH0213421A - 収容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は特に、熱く湿った処置できるタオルと関連して
用いられるための分配収容器に関するものである。

〔従来の技術〕 飛行機旅行において飛行時間の長さによるが、食事の前
および後とその他のときに、乗客のために熱く湿ったタ
オルを配ることは、ファーストクラスの客席では、およ
び長時間飛行の場合は他の乗客のためにも習慣的なもの
となった。そのような熱い、湿ったタオルを使う他の機
会は例えば、会食やシーフードレストランなどにおいて
多くの人々のために手ふきまたはりフレッシュが望まし
いような他の場合であることは明らかであろう。

特に、飛行機の乗客はそのようなりフレッシュが望まし
いことをみつけ、そのような熱く湿ったタオルを用いる
ことが競争上の効果をもたずことが考えられよう。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしなから、熱湯をふりかけることによりそのような
タオルの盆を熱するという現行のやり方は余分な水を取
り除かなければならず、かつそのタオルは集められて、
貯めて洗たくされなければならず、これにより利用範囲
がより広がることが妨げられていた。このやり方は時間
を労費し、その結果、大型の飛行機の場合、１人の客席
係の乗務員の時間を専有して高くつくことになる。した
がって、現在の方法に伴なう欠点なしに、熱く湿ったタ
オルなどのサービスを飛行機の乗客などに適当な状況下
で行うより効率のよい手段をもたらすことが望まれる。

本発明の収容器はそのような改善および利益を目指すも
のである。

あらかじめ湿ったタオルを収容し、分配することに関す
る特許が多く存在する。例えば、１９８４年１月３１日
付でジュリウス・ドウオン・チューラーに発行された米
国特許第４，４２８．４９７号、１９７７年１月４日付
でスプルートに発行された米国特許第４．０００，８１
６号、１９７４年１０月１５日付でホフマン・スブルー
トに発行された米国特許第３．８４１，４６６号、１９
７４年９月１７日付でデュビイ・ジョーンズに発行され
た米国特許第３，８３６，０４５号および１９７４年１
月８日付でスプルート・ホフマンに発行された米国特許
第３，７８４，０５６号などがある。それらのいづれも
湿った熱いタオルを収容し、湿らせ、熱し、分配し、集
めるのに適した収容器を開示、示唆するものではない。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は熱く、湿ったタオルを大変効率よく収容し、熱
し、分配することができる収容器手段を目指すものであ
る。そのようなものであれば、コンパクトな形であり、
容易に分配できることが重要であるような場合である飛
行機旅行にとって特に有用である。収容器は少なくとも
一部分が熱絶縁物質からできており、複数のタオルを受
け入れるような大きさと形の空洞部を有する底部を含ん
でいる。空洞の側壁は好ましくは外側へ広がって延び、
空洞部の底部より大きい上面開口部を形成する。底部は
露出される上部表面が底部の上面開口部より小さくなる
ように同様に傾斜をもたせた壁部を有して、底部の側壁
と上部で係合する大きさと形をする蓋部と組み合わされ
る。使用する場合、乾いたタオルが収容器につめ込まれ
、収容され、使用したいとき蓋部を取り、所定量の熱湯
が処置できるタオルの上に大まかにふりまかれ、そして
そのタオルは分配される。

未使用のタオルが次に使用されるために残った場合、そ
れらは元の収容器の中で再び浸されうる。

そのような場合、タオルに熱湯を充分にしみ込ませた後
、蓋部は反転され、タオルから余分な水分をしぼりとる
のに用いられる。そして、湿ったタオルは収容器の底部
から一つづつ分配され、しばらくの間は熱く保たれうる
。

より好ましい実施例においては、底部および蓋部は発泡
物質からできており、また底部と蓋部とは梱包の目的の
ために、圧力により密閉状態ではまりあう。さらに、よ
り好ましい実施例においてはタオルを温めるための所望
量の熱湯を計量するカップをもたらず何月的な空洞を蓋
部に形成するようにする。

〔実施例〕

本発明はより好ましいある実施例に関連して説明されよ
うが、本発明はそれらの実施例に限定されるものでない
ことは理解されるべきである。それどころか、添記の請
求の範囲に規定されるように本発明の精神と範囲内に含
まれるうるような変形例、応用例、均等物は全て含むこ
とを意図するものである。

第１図および第２図には、本発明による収容器１０の斜
視図および断面図が図示されている。図示のとおり、収
容器１０は主に蓋部１２と底部１４とを有している。底
部１４は収容内容物であるタオルの配置によりほぼ決定
される寸法の平らな基盤面１６を有する。すなわち、簡
単のため、タオルが方形の形で配置されれば、基盤の空
洞および、その結果、平らな表面は通常、方形となり、
収容物を収容するに充分な大きさのものとなろう。

しかしなから、本発明のより好ましい実施例によれば、
底部１４は底部１４の上部の開口部が基盤１６より大き
くなるように外側へ延びる、自らの重量を支えることが
できる側面２０を有している。

その側面が外側へ延びる方向の角度は重大ではないが、
好ましくは、それらは基盤に対し９０’で延びる仮想線
に対して図示のように角度へを形成しその角度は好まし
くは約０６から３０°の範囲内であり、最も好ましくは
４°から１０°の範囲である。蓋部１２の大きさと形は
密閉状態をもだらすように底部１４の大きさと形により
決定される。図示のとおり、好ましくは底部１４の開口
部２２と接触する蓋部１２の外寸は蓋部１２を底部］４
の開口部に押し込むことにより圧力によるはまり込むよ
うに開口部の寸法より少し小さめである。さらにより好
ましい実施例においては・底部１４は少なくとも２つの
壁２０の内側表面、より好ましくは４つの表面全てに、
蓋部２０の端で係止するように、切り欠き１５を含んで
いる。蓋部１２の底部開口部との接触部分から、蓋部は
反転されたとき、蓋部１２が液体が通り、底部１４から
出されるに充分なスペースを残して底部１４内にぴった
りと収まるように選択された角度で形成された、傾斜を
有する側面２４を含んでいる。この目的のための、多く
の変形例が当業者にとって明らかであろうが、好ましく
は、蓋部の側壁は仮想垂直線から図示のとおり角度Ｂの
傾斜で形成される。角度Ｂは約２°から３２°の範囲内
にあり、最も好ましくは６°から１６°の範囲内にあり
、底部の側面の傾斜の角度Ａより少なくとも約２゜大き
く最も好ましくは、約２°から１０°の範囲で角度Ａよ
り大きい。蓋部１２の端は、より好ましくは、後述する
ように余分な水を排出せしめるために用いられうる平ら
な部分２７である。底部１４の上部の端は蓋部１２の取
り外しを容易にするだめの、２つ以上の対向する切り欠
き１７を含みうる。図示のとおり、収容スペースを削減
するために、蓋部１２は好ましくは底部１４内の密閉状
態の位置でぴったりとはまり込み、底部の側壁２０の上
部と同じ高さとなる。

第３図を見ると、第１図の収容器が蓋部が取り外されて
、熱湯２８で満たされていると共にタオル内容物が熱湯
を入れることにより熱せられている状態で示されている
。より好ましい実施例においては、蓋部１２は全体的に
くぼんでおり、くぼんだところの空洞部分は内容物１８
に所望の程度まで熱湯をしみ込ませるに必要な熱湯２８
の量が容易に決定されるための、所定容量のものであり
、綿１９などにより印がつげられる。このようにして、
別の計量手段が必要となることが避けられる。

第４図に示されるように、湿った熱いタオルは容易に取
り外され、飛行機の乗客や他の利用者に配ぼられうる。

−旦、タオルが配ぼられてしまうと、底部は使用済タオ
ルだめの便利な収集器として利用され得、内容物および
収容器は丸ごと捨てられてもよい。

第５図のより好ましい実施例を見ると、−旦、タオル内
容物２２が熱湯に浸たされしまうと、余分な水は底部１
４内で内容物に対して反転した状態で蓋部１２を押し込
むことにより除かれうる。

より好ましい実施例においては蓋部１２の側面２４の傾
斜度は水分が容易にもれるように、蓋部の側面２４と底
部の側面２０との間に充分な空間２６が残るよう選択さ
れる。この目的のため、蓋部には好ましくは平らな部分
２７を有している。

本発明の更なる一面によると、少なくとも収容器の底部
分の少なくとも一部分は使用状況下においてその形を保
持するに充分な堅さと比較的高い熱絶縁値を有する物質
から形成されている。より好ましくは、その物質は少な
くとも２のＢｔｕ当たりの°Ｆ時間Ｆｔ２のように表わ
される厚さの１インチ当たり”Ｒ″′の値を持っている
。例えば、あるポリスチレンはそのような表わし方では
６．３７と表わされる値を持っている。これにより温っ
たタオルが分配の目的のために熱い状態のままである期
間を延ばすと同様に熱いタオルと熱湯を含む収容器を容
易に取り扱うことができるという２つの利点がもたらさ
れる。高い絶縁値の物質はよく知られており、気胞ゴム
、発泡プラスチックス、段ボール紙、多重層紙のような
物質を含む。作るためのより好ましい物質は容易に所望
の形に形成し得、しかもコストが安いので発泡ビーズポ
リスチレンである。

蓋部１２がそのような熱絶縁物質からできていることは
不可欠なことではないが、特に蓋部１２が加えられる水
を計量するための器具として用いられるか、または、余
分な熱湯をしぼり出すのに用いられるのであれば、熱絶
縁物質からできていた方がより好ましい。そのような要
件がなければ、蓋部には形を保持でき、コストが見合う
いかなる物質からも形成されうる。そのような他の物質
には例えば非発泡性のプラスチックが含まれる。

本発明の一部分を構成するものではないがタオルは針縫
いされるが、編まれた繊維物質から形成されてもよい。

多くの応用例にとって、編まれていない若しくは祇の物
質から作られた捨てられるタオルの方が、コスト的にも
便利さの上においてもより好ましい。これらの構成物は
熱湯を加えても、配ってタオルとして使用しても酎えう
るほど水に対して強いという特性を充分に備えたもので
ある。そのような物質ば水ふきの利、用例でよく知られ
ており、すかれたウェブ・メルトプローン（ｍｅｌｔｂ
ｏｗｎ）ウェブ、紡ぎ結ったウェブ、紡ぎ編んだウェブ
、などの編まれていないものを含む。より好ましいタオ
ル素材は編まれた木綿とメルｉ・ブローンポリエチレン
である。

上述したように、収容器の概観の形は配ぼられるべきタ
オルにより視覚的に決定される。容易に取り扱え、保管
されうるコンパクトな収容器となるので方形の形が望ま
しいが、円や卵形のような他の形でも用いられうる。

例 本発明による収容器は第１図乃至第５図に図示されるよ
うに発泡ポリスチレンを成形することにより作られた。

底部は外寸が５−１／４インチ×’ｌ−１／４インチ（
１３，３ｃｍＸ　１８．４．ｃｍ）の方形の基盤表面を
有している。側面ば垂直線より６゜の外側への傾きを有
し、成形物質は３／８インチ（０，９５ｃｍ）の厚さの
発泡ビーズポリスチレンであった。これにより内部容量
は１７０８ｃｃとなり、基盤の内寸は４−３／８インチ
Ｘ　６−３／８インチ（１１，１ｃｍＸ　１６．２ｃｍ
）となった。内部空洞の高さは３−３／４インチ（９，
５ｃｍ）であった。蓋部は同じ厚さの同じ物質からなり
、側面は垂直線から９°の角度で内側へ傾き、その高さ
は１−７／８インチ（４，８ｃｍ）であり、その結果、
外側の蓋部の表面は１８０４　ＣＩＡの面積を有する方
形を形成した。線のところまで満たすと蓋部の空洞の容
量は６６６ｃｃであり、その値は目的するタオル内容物
を充分に湿らせるに望まれる水の量を丁度いい具合に保
持するように決定された。

各々が１４　ｃｍ　ｘ　８．１　ｃｍの方形の形で１１
３平方センチメートルの面積の２５枚のタオルが収容器
の底部に積み重ねられ、蓋部の空洞部は１８５°Ｆ（８
５°Ｃ）の温度の熱湯により満杯線のところまで満たさ
れた。そしてこの熱湯はタオルの上に注がれ、それは濡
らされる。そして、タオルは一度に、約３０分間にわた
り配られ、最後のタオルも熱く湿ったままであったこと
が観察し得た。配った後、使用済のタオルは分配収容器
の中に集められ蓋部が再び置かれ、内容部は全て捨てら
れた。

】５ 〔発明の効果〕 再使用可能なおしぼりを熱湯に浸け、それらを乾かし、
再使用のためにそれらを集めるのに必要とする時間と比
べ、そして従来の方法による保管と準備の時間の総計を
考えると、本発明は熱く湿ったタオルを準備し、配るた
めの、がなり効率のよい迅速な手段をもたらすものであ
る。その結果、この熱いタオルのサービスはより一層容
易に利用され得、ユーザの快適さ、特に商業上の飛行機
旅行にたずされる人々の快適さを高めろる。また、本発
明によれば、コンパクトな収容器が使えるので、さらな
る効果をもたらし、より容易に利用される小さな飛行機
上においてもそのような熱く湿ったタオルを活用するこ
とができる。

このように、本発明により、上述したような課題、目的
、効果を充分に満足する、熱く湿ったタオルのための改
善された準備・分配収容器がもたらされたことは明らか
である。本発明は特定の実施例に関連して記載されてき
たが、多くの代替案、応用例、変形例をなしうろことは
上述の記載より　Ｇ 当業者にとって明らかであることは明白である。

したがって、そのような代替案、応用例、変形例は全て
、添記の請求の範囲の精神および広い範囲内にあるもの
として包含する。

【図面の簡単な説明】

第１図は密閉状態での本発明の収容器の斜視図である。 第２図は線２−２に沿って分断されて、タオルの内容物
を示す第１図の収容器の断面図である。 第３図は第１図の収容器が蓋を開けられ、内容物である
タオルを湿らすため熱湯が注ぎ込まれているとごろを説
明するための図である。 第４図は蓋が外され、熱く湿ったタオルを配るよう準備
された第３図の収容器を説明するだめの図である。 第５図は未使用のタオルを再び湿らせた後、余分な水を
しぼり出すように蓋を位置せしめた収容器を説明するた
めの図である。 １０・・・・・・収容器、　　　　１２・・・・・・蓋
部、１４・・・・・・底部、　　　　　１６・旧・・基
盤面、１７・・・・・・切り欠き、　　　　１８・・・
・・・内容物、１９・・・・・・線、　　　　　　２ｏ
・・・・・・側壁、２２・・・・・・タオル内容物、　
２４・・・・・・側面、２６・・・・・・空間、　　　
　　２７・・・・・・平らな部分、２８・・・・・・熱
湯。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）使用状況下においてその形を保持するに充分な堅
   さを有する熱絶縁物質により少なくともその一部が形成
   され、複数のタオルを受け入れる大きさと形の空洞部を
   有し、上部の開口部を形成する、自らの重量を支える側
   壁を有する底部と、 前記底部の側壁と組み合う大きさと形とを有し、露出さ
   れる上部表面が前記上部の開口部より小さくなるよう傾
   斜をもたせた側壁を有し、反転されたとき、前記底部の
   空洞の上部開口部にはまり込み、前記底部の側壁と自ら
   の側壁との間で密閉状態の係合関係をもたらすことなく
   タオルのようなものと接触することのできる蓋部と を有する熱く湿ったタオルを収容し、湿らせ、熱し、配
   るのに用いられるための収容器。（２）底部の側壁は収
   容器の底部の基面に垂直な仮想線に対して約０°から約
   ３０°の範囲で角度をなすよう外側に延び、蓋部の側壁
   は形成するそのような角度は少なくとも２°大きいこと
   を特徴とする請求項（１）に記載の収容器。 （３）蓋部は底部内の密閉状態の位置のところではまり
   込み、底部の内壁はその密閉状態の位置で蓋部を係止す
   る切り欠きを含むことを特徴とする請求項（２）に記載
   の収容器。（４）少なくとも１つの蓋部の側壁の端には
   密閉状態の位置から蓋部を容易に取り外すための切り欠
   きを含むことを特徴とする請求項（２）に記載の収容器
   。 （５）蓋部はタオルの内容物を熱し、湿らせる所定量の
   熱湯を含むのに充分な大きさで、かつ印を付けられた空
   洞を含むことを特徴とする請求項（１）に記載の収容器
   。 （６）熱絶縁物質は発泡ポリエステルであることを特徴
   とする請求項（１）、（２）、（３）、（４）または（
   ５）のいづれかに記載の収容器。 （７）蓋部もまた発泡ポリエステルからなることを特徴
   とする請求項（６）に記載の収容器。 （８）底部の側壁の角度は約４°から約１０°の範囲で
   あることを特徴とする請求項（１）記載の収容器。 （９）密閉状態の位置での蓋部はおよそ底部の側壁の上
   部と同じ高さであることを特徴とする請求項（３）に記
   載の収容器。 （１０）蓋部の側壁の角度は仮想垂直線から約２°から
   約３０°の範囲内にあることを特徴とする請求項（２）
   または（８）に記載の収容器。 （１１）蓋部の側壁の角度は約６°から約１６°の範囲
   内であることを特徴とする請求項（１０）に記載の収容
   器。