JPH02131980A - レーザープリンター - Google Patents
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- JPH02131980A JPH02131980A JP63286993A JP28699388A JPH02131980A JP H02131980 A JPH02131980 A JP H02131980A JP 63286993 A JP63286993 A JP 63286993A JP 28699388 A JP28699388 A JP 28699388A JP H02131980 A JPH02131980 A JP H02131980A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ページの境目にミシン目がはいっている連
続用紙に印字を行うレーザープリンターに関する. [従来の技術及び発明が解決しようとする課題]連続用
紙は、いわゆるファンフォールド紙と呼ばれる送り孔付
折り畳み連続用紙であり、その折り畳み部分がミシン目
となって簡単に切断できるように構成されている. また、通常使用される連続用紙には、搬送方向と直交す
る方向に所定間隔でg線が印刷されており、前記の送り
孔と罫線とは一定の位置関係にある. 一般に、上記連続用紙に画像を印字するレーザープリン
ターには、静電潜像を形成する感光ドラムとその静電潜
像をトナーで現像する現像部と現像されたトナー像を連
続用紙に転写する転写部等を有する印字部が設けられて
いる.そして、このレーザープリンターは、その印字部
によって画像が転写された連続用紙を搬送装置で定着ロ
ーラへWi送し、この定着ローうでそのIijii像を
定着しながら該連続用紙を排出していくものである.ま
た、かかるレーザープリンターには、連続用K(Dジャ
ム、トナー不足、排出トナーのオーバフ口一等の各種の
エラーを検出する複数のエラーセンサーが設けられてい
る.そして、これらエラーセンサーがエラーを検出する
と、印字部、搬送装置、定着ローラの作動が緊急停止す
るようになっている. しかしながら、上記レーザープリンターにあっては、ジ
ャム等のような優先順位の高い緊急停止を要する以外の
、例えば、トナー不足、排出トナーのオーバフロー等の
ような緊急停止を要しない優先順位の低いエラーの場合
であっても、印字部、搬送装置、定着ローラ等が緊急停
止される.このため、ページの途中まで印字が行われて
いるときに、優先順位の但いエラーが発生した場合、印
字部、搬送装置、定着ローラ等の作動が停止されるので
、そのページの印字は中途で終了することになる.そし
て、そのエラーを解消して再度印字を行なうと、印字が
中途で終わったページの用紙は排出され、新たにそのペ
ージとなる用紙に最初から印字が行われる.したがって
、印字が中途で終了した用紙は無駄になるという問題が
あった.[発明の目的] そこで、この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、優先順位の低いエラーが
発生した場合には、エラーが発生した時点におけるペー
ジの印字を完了させるとともにその印字の定着を行った
後各装置の作動を停止して上記問題点の解消を図ったレ
ーザープリンターを提供することにある. [課運を解決するための手段] この発明は、上記目的を達成するために、感光ドラム等
から構成される印字手段と、各種のエラーを検出する複
数のエラー検出手段とを備え、前記印字手段によって連
続用紙に画像を印字して定着手段でその画像を定着して
いくレーザープリンターにおいて、 前記エラー検出手段がエラーを検出したとき、そのエラ
ーが優先順位の低いエラーか優先順位の高いエラーかを
判断する判断手段と、 この判断手段が優先順位の低いものであると判断したと
き、この判断時点における印字中のページの印字を完了
させるとともにその印字の定着を行うように前記印字手
段,定着手段の作動を継続させた後その作動を停止させ
、優先順位が高いエラーであると判断したとき、この判
断時点で前記印字手段,定着手段の作動を停止させる制
御手段とを備えたものである. [作 用コ 優先順位の低いエラーが発生すると、判断手段がそのエ
ラーが優先順位の低いエラーであると判断し、制御手段
が印字手段,定着手段の作動を制御して、その判断時点
における印字中のページの印字を完了させるとともにそ
の印字の定着を行った壕印字手段,定着手段の作動を停
止する,[実施例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する.第1図〜第
20図はこの発明に係るレーザープリンターの一実施例
を示したものである. ココでは、プリンター本体としてホストコンピューター
からの印字データを、感光体ドラムへの露光、露光され
た像の現像及び紙面への転写、定着という電子写真プロ
セスに従って連続用紙に印字するレーザービームプリン
ターを示している.なお、このプリンターは、連続用紙
を用いる点で1ライン分の印字データの蓄積によって印
字を開始する従来のドットインパクトタイプのラインプ
リンターと類似しているが、上述した電子写真プロセス
による印字を行う都合上、1ページ分に対応する印字デ
ータが蓄積された後に印字を開始するページプリンター
として構成されている.電子写真法による場合、露光位
置と用紙への転写位置が異なるため、1ライン毎の印字
を行うとその露光位置と転写位置との間の部分が無駄と
なるからである, まず、第1図〜第5図に従ってこのプリンターの機械的
な構成を説明する. このプリンターは、連続用紙FPが供給される給送口1
側から印字後の用紙が排出される排出口2側に向けて、
感光体ドラム11を中心とする転写部10、用紙の送り
孔に係合する突起を有する無端ベルト21を備えるトラ
クタ一部20、そして転写されたトナー像を熱圧着させ
る1対のローラー31.32を備える定着部30が順に
配置されて構成されている.転写部10は、感光体ドラ
ム11上の感光体に帯電させる帯電器12と、帯電され
た感光体を露光してこのドラム上に静電潜像を形成する
走査光学系13と、形成ざれた潜像にトナーを付着させ
る現像ユニットl4と、このトナー像を連続用紙FPに
転写させるために用紙を帯電させる放電@15と、ドラ
ム上に残留したトナーを取り除くためのクリーニングブ
ラシ16と、ドラムを全体的に露光して電荷を取り除く
除電用LHD17とを備えている.そして、上記感光ド
ラム11等から印字手段が構成される.走査光学系13
は、上IUC内に設けられており、図示せぬ半導体レー
ザーからの変調ビームをポリゴンミラ−13aで連続的
に偏向させると共にfθレンズ13bによって収束させ
、ビームベンダ−13cにより反射させて感光体ドラム
11上に走査ラインを形成し、ドラムの回転に伴ってド
ット単位で静電tfJ像を形成する. 放電器15は、後述するカム機構により枢軸L1を中心
に回動可能なアーム15aに固定されている.そしてこ
のアーム15aには、連続用紙FPを介在させて放電器
l5の反対側に紙押えローラー18が一体に固定されて
いる.また、このアーム15aには、カムフオロア15
bが設けられている. 連続用紙を用いる場合には、転写した部分の全てを定着
させることは転写位置と定着位置との間隔分用紙を無駄
にすることとなるため、印字の一端停止の際に転写した
用紙のどの部分までを定着させるかが問題となる.そし
て、印字性能を考慮すると、転写、定着の中断や再開は
印字が連続しないミシン目部分で行なうことがl好まし
い.そこで、このプリンターは転写位置と定着位置との
間隔を1ページ分とし、印字停止時には転写位置と定着
位置とにページの区切りであるミシン目がくるように制
御している. そして再度印字を開始する場合には、露光部分が転写位
置となるまで用紙を送らずにドラムを空転させる必要が
ある.ここで用紙とドラムと力1I■触した状態でドラ
ムを空転させると感光体の摩耗による寿命の短縮や、残
留トナーによる用紙のtクれが発生する. そこで、このような不具合を避けるべくドラムの空転時
には、アーム15aを下げて紙押えローラー18により
用紙の上面を押し下げること番こより、用紙を感光体ド
ラム11から離反させるようシこしてレ1る. トラクタ一部20は、第2図に示したよう番こ従動軸2
2と駆動軸23との間に掛け渡された2本の無端ベノレ
ト21.21が、メインモータ40から図中41で示す
ボ゛ソクス内に設けられたフイードクラッチ(以下Fク
ラッチという)及びギア列を介して駆動される4R成と
されている. なお、メインモータ40からトラクタ一部20の駆動軸
23に至るギア列は、 トラクタ一部20独立で1よ連
続用紙FPを50ma+/sで搬送するよう構成されて
いるが、これより早いスピードで用紙が引張された場合
にはその引張スピードに合わせて所定の抵抗で空転する
1方向クラッチを内蔵している.また、従動輪22には
、チェーン24を介して連動する円盤25が接続されて
いる.この円盤25は、第4図に示したように所定間隔
でスリット25aが形成されており、これを挟んで設け
られたフォトカブラ−26からはこのスリット25aに
応じて用紙の移動量に応じたパルスを取り出すことがで
きる.以下、このフォトカブラーをPFS(Paper
feed senser)とし、その出力をPFSバ
ルスとする. なお、PFSバルスは用紙を172インチ送る毎に一回
出力され、また、PFSから検出されるスリット25a
部分の信号とスリット以外の部分の信号とは、連続用紙
FPに設けられた送り孔部分と孔以外の部分とに対応し
ている, さて、定着部30#よ、内部に加熱用のハロゲンランプ
及び温度検知用のサーミスタが設けられたヒートローラ
ー3lが図中上側に設けられており、下側にはローラー
間に挿通される連続用紙FPをヒートローラー31に対
して所定の圧力で圧着させるための押圧ローラー32が
設けられている.また、ヒートローラー3lは、メイン
モータ40からFクラッチ及びギア列を介して回転駆動
され、連続用紙FPを扶持した場合にはこれを75m+
e/sで送る構成となっている.従って、実際の連続用
紙FPの駆動はこの定着部によって行われ、前述のトラ
クタ一部は、主として用紙のスキュー防止のためにバッ
クテンションを付与する41Fを果たすこととなる. なお、このプリンターには、用紙の搬送路に沿って用紙
の有無を検出するための3種類のセンサーが設けられて
いる. 第1は給送口1と転写部lOとの間に設けられたエンブ
ティセンサー50である.このプリンターでは、印字停
止時には頁間の句切りであるミシン目が転写部の感光帯
ドラムの直下、及び定着ローラーの位置に設定されるた
め、用紙がそのページで終了するときにはエンプティセ
ンサー50の出力からこれを検知することができる. 第2は定着部30とトラクタ一部20との間に設けられ
、連続用紙の両端部に当接して用紙のスキューやカット
を検出するスキューセンサー51.51である.このセ
ンサーは、用紙の少なくとも何れか一方が浮き上がった
際にこれを検知することができる.そして、第3はスキ
ューセンサーの中央部に設けられたトップセンサー52
である.このセンサーは、用紙の位置決めする際に用紙
の先端を検知するものである. ところで、ヒートローラー31を室温から定着に必要な
温度にまで加熱するためには時間を要することから、ヒ
ートローラー31は印字待機中においても加熱されてい
る.但し、このプリンターにおいては、連続用紙を用い
るため、待機中に連続用11EFPがヒートローラー3
1に常時圧着されていると、焦げ付きや火ぶくれを起こ
す虞がある.そこで、このヒートローラー31に対向す
る押圧ローラー32を上下動可能とし、印字待機中には
連続用紙をヒートローラー31から離反させるよう構成
している. 押圧ローラー32は、枢軸L2によりシ〒−シに固定さ
れたアーム33により両端を支持されている.このアー
ム33は、同じく枢軸L2によりシ▼−シに固定された
レバー34と引っ張りスプリング35により連結されお
り、レバー34が先端のカムフオロア34aに当接する
偏心カム36の回転により上下に揺動すると、それに伴
って上下動して押圧ローラー32を揺動させる. なお、押圧ローラー32の揺動と前述した放電器15の
揺動とは同一の駆動手段によって行われている.以下、
この手段について説明する.駆動力源は、第3図に示し
たように用紙搬送路の下方に設けられたバックアップロ
ーラーモータ(以下BRモータという)60である. BRモータ60から減速機6lを介して駆動されるギア
62は、一方で偏心カム36が固定されたシャフト63
のギア64に噛合しており、他方で放電14415を揺
動させるためのレバー65が固定されたシャフト66の
ギア67に噛合している. レバー65は、シャーシに対してスライド自在に設けら
れたスライドプレート68に連結されている.このスラ
イドプレート68は、引っ張りスプリング69により図
中左側に付勢されており、この付勢力に逆らってスライ
ドさせることにより、一端に設けられた板カム88aが
カムフォロア15bに当接して放電器15を下方に揺動
させる. また、シャフト63には、2枚の円盤70.71が一体
回転するように固定されている.外側の円盤70には、
第5図(A)に示したように大小2箇所のスリット70
a,70bが形成されており、内側の円盤71には、第
5図(B)に示したように一箇所にスリット71aが形
成されている. これらの円盤は、それぞれ一部がフォトカブラ−72.
73のスリット間に位置するよう設定されており、これ
らの円盤とカブラーとにより押圧ローラー32の設定位
置を検出するためのセンサーが構成されている.なお、
以下の説明においてはフォトカブラー72から検出され
る信号をBRIJ(バックアップローラーアップ)、7
3から検出される信号をBRI)(バックアップローラ
ーダウン)と称することとする. なお、押圧ローラー32は印字中以外は下降位置にあり
、連続用紙FPとの不必要な接触を極力避けるよう制御
される.従って、後述のフローチャート中にも現われる
ように、エラー等の発生によってプリンターが停止する
場合には必ず退避するように構成されている. 第6図は、このプリンターの制御回路を示したものであ
る. この回路は、印字関係の制御を中心に行なうA−IC(
制御手段》と、主としてエラー検出を行なうB−IC
(判断手段)との2つのCPUを中心として、外部接続
のリモートコントローラー用のリモートインターフェイ
ス、両CPUへの供給電圧をチェックする14M検知!
C等が接続されている.A−ICには、ホストコンピュ
ータからの印字情報を受け取るコントローラーインター
フエイスが設けられると共に、制御対象として走査光学
系のポリゴンミラ−13aを回転駆動するポリゴンスキ
ャナ転写部10内の除電LgD17、帯電@12等のバ
イアスが接続された高圧回路、メインモータ切、Fクラ
ッチ、BRモータ■、定着ローラー31内のハロゲンラ
ンプが接続されている. また、A−ICへ情報を入力するセンサとしては、走査
光学系の垂直同期信号を出力するBDセンサー押圧ロー
ラー32の位置を検知するためのBRUセンサー及びB
RDセンサー、ヒートローラーの温度を検知するサーミ
スタ、上蓋の開閉を検知する上履センサー、PFSセン
サーが接続されている.上記のBDセンサーは、走査光
学系内で感光体ドラム11と光学的に等価で、かつビー
ムの走査方向に対して感光体ドラム11より手前側とな
る位置に設けられたフォトディテクターであり、通常B
Dセンサーと称されるため本明細書においてもこの名称
を用いることとする.また、このセンサーからの出力を
BD信号と称することとする.B−ICには、走査光学
系の半導体レーザーを駆動するレーザードライバーと,
プリンタのライフ情報を記憶するH” PRONが接続
されている.そしてレ−ザードライバーには、テスト用
のセルフプリントの印字情報を内蔵するパターンジエネ
レータが接続されている. また、半導体レーザーには、書込み用のビーム射出の反
対側にパックビームを受光するためのディテクターが設
けられており、レーザードライバ.一はディテクターの
出力に基づいて半導体レーザーへフィードバックをかけ
て自動出力制御(^PC;^uto power co
ntrol)することができる.B−ICに対する情報
入力手段としては、用紙搬送関係のセンサーとしてエン
プテイセンサー50とスキューセンサー51とトップセ
ンサー52とが接続されており、この他にトナー関係の
センサーとして廃トナーの量を警告するトナーオーバー
フローセンサー(エラー検出手段)Eoと,トナー不足
を警告するトナーローセンサー(エラー検出手段)EL
とが設けられている. 更に、A−ICとB−ICとは、複数の信号線によって
互いに情報のやりとりをしつつプリンターの制御を行な
う構成とされている.第6図には、これらの信号線のう
ち主なものを挙げている. まず、B−ICからA−ICへ伝達される信号としては
、B−ICが準備完了していることを示すB−IC R
DY信号、緊急度の高いエラーが生じた際に印字中にお
いても各部の作動を緊急停止させるSTOP信号、緊急
度の低いエラーが生じた際に所定の動作後に各部の作動
を停止させるPAUSE信号、 トップセンサーに用紙
が達していない場合に出力される用紙セット要求信号、
1ページ分の用紙排出を行なうFF(Formfeed
)要求信号が挙げられる. 反対に、A−ICからB−ICに伝達ざれる信号として
は、BRモータ、走査光学系、定着部内のヒータの各エ
ラー信号が挙げられる. B−ICは、自己が検出したエラー及びA−ICから伝
達されたエラー信号を解析してその緊急度(a先順位)
を予め定められた基準に従って判断し、緊急度によって
STOP信号、あるいはP A IJ S E (fI
号を選択してA−[に伝達するものである.このA−I
Cは緊急度の高いエラーを検出するエラー検出手段とし
ての機能を有する.なお、緊急度が低いエラーは、トナ
ーオーバーフローとトナーロー、及びペーパーエンブテ
ィの各信号が入力された場合であり、他のエラーは緊急
度が高いものとして扱われる.次に、第7図〜第19図
に示すフローチャートに従い、^−ICのプログラムを
中心にこのプリンターの機能を説明する. 第7図から第10図までは、プリンターの基本的な作動
を規定するメインフローチャートであり、他の処理はこ
のメインフローから分岐し、あるいはコールして行なわ
れる. なお、転写部10における帯電、現像、転写、クリーニ
ングの各バイアスは、フローチャート上それぞれHバイ
アス、Dバイアス、Tバイアス、Cバイアスとして表示
されており、スタートのバイアスがONされると感光体
ドラムの回転に同期して所定のタイミングで次々と連続
して011するよう構成されている. 電源が投入されると、A−ICはステップ(以下、単に
S.とする)1でレジスタ等のイニシャライズを行ない
、3.2でタイマー1をスタートさせる.タイマー1は
、後述する割り込み処理、あるいはメインモータ40の
駆動パルス幅を規定するために使用されるタイマーであ
る. なお、A−ICにおいては1.2μsと38.4μsと
の2種類のクロックが使用可能であり、タイマー1は後
述する用紙送り補正が許可されていない場合には、38
.4μsのクロックを26回カウントすることによって
比較的緩い精度で1mSを規定する.8.2では38.
4μsのクロックカウントが開始される.続いて、A−
ICはS.3でリモートコントローラーが接続されてい
るか、S.4で上蓋が解放しているか否かを判断し、肯
定の場合にはそれぞれのルーチンへ移行する. 何れの分岐も否定で抜けると、3.5でBRLIの状態
を検知し、これがONL,ている場合、すなわち押圧ロ
ーラー32が上昇している場合には3.6で第11図の
押圧ローラー11own処理をコールして押圧ローラー
32を下降させる.これは、前回印字中に電源を切って
しまい押圧ローラーが上昇したままであることも考えら
れ、以下の処理でヒータがONされた際に用紙の焦げ付
き等を防止するためである.第11図の押圧ローラーD
OI1n処理内では、S・150で押圧ローラー32を
下降させる方向にBRモータを駆動し、8. 151で
2秒のタイマーを起動する.この2秒のタイマーがタイ
ムアップする前に、BRDがONするか否かを3.15
2,153で判断する.2秒以内にONシない場合には
A−ICはエラー処理に入り、OWLた場合にはS.1
54でBRモータを停止すると共に、3.155におい
てタイマーを停止し、コールされた位置にリターンして
処理を進める. なお、エラー処理は、発生したエラーの種類を表示する
と共に、モータ、ヒータ等の電源をOFF L,てプリ
ンターの動作を停止させる処理である.次に、第7図の
3.7,3.8ではプリンターのテストスイッチがON
シているか盃かを判断し、これ力(ONしている場合に
はB−ICに対してテスト中の用紙搬送間係以外のエラ
ー情報を無視するようテストモードにセットする. 3.9〜11では100lの間隔をおいてB−ICが準
備完了しているか否かを2回判断し、8.12〜14で
番よB−1CからSTOP. PAIJSE、用紙セ
クト要求の各信号が入力されているか否かを判断する,
B−4Cが準備完了していない場合とSTOP,
PAUSI!信号が入力された場合には3.4に戻っ
て処理を繰り返し、これらの許可が出るのを待つ. 用紙セット要求は、 トップセンサー52に用紙がが達
していない場合にB−ICから出力され、この要求があ
る場合にはA−ICは第12図に示した用紙セット処理
へと分岐して処理を進める. 用紙セット処理では、3.160で第11図の押圧ロー
ラーDown処理をコールすると共に、3.161で第
13図のメインモータ起動処理をコールする.メインモ
ータ起勤処理におていは、S.200で電源供給を開始
すると共に、S.201でモータONビットを1とシテ
Pカウントヲ159ニセットシ、3.202−t’ V
ALIJEカウントに初期値をセットする. このPカウントは、メインモータ40のスローアップを
行なうための起動用のデータを置き換えるために後述す
るタイマー割り込み処理中で利用されるカウンターであ
り、VALLII!カウントはこの際の実際の駆動パル
ス周波数に対応するデータがセットされるカウンターで
ある.スローアップ処理についての詳細な説明は、第1
8図のタイマー割り込み処理内で行なう. S.203ではVALII[lカウントにセットされた
データに基づいてメインモー夕の駆動パルスの相データ
を出力する. 次に、3.204でタイマー1を停止すると共に、8.
205でタイマー割り込み処理中で設定されたタイマー
データを入力し、3.206でタイマー1を設定された
値で再起動する. 最後に、8.207において転写部IOのクリーナー1
6のCバイアスをONにしてコールされた位置、すなわ
ちこの場合には第12図の3.182にリターンする.
3.162でメインモー夕が所定の回転数に達したと判
断されると、S.l63でそ一タRDY bitを1と
してS.l64でFクラッチをONする.これにより、
ヒートローラー31とトラクタ一部20との回転が開始
し、連続用紙FPの搬送が開始する. 次に3. 165〜8.169においてトップセンサー
の信号入力からPFSの5パルス分用紙が搬送されるの
を持つ.トップセンサーの信号入力から5パルス分、す
なわち2.5インチ送ることにより、用紙の先端は定着
部のローラーにかかり、次のページとの間の区切りのミ
シン目は感光体ドラムの直下に位置することとなる.な
お、PFSのカウントは、後述するPFS割り込み処理
内で行われる. また、S.165〜S.169の処理中B−ICからの
STOP信号を同時に監視し、トップ検出から5パルス
搬送する前にSTOP信号が入力された場合には、第1
4図に示した緊急停止のフローへ分岐して処理を進める
.緊急停止の処理に入ると、3.220においてタイマ
ー1を停止してタイマー割り込みを禁止し、3.221
で第11図の押圧ローラーDown処理を行なった後に
、S.222で半導体レーザーの出力を停止する.続い
て3.223においてはヒートローラー32内のヒータ
をOFFすると共に、Fクラッチと転写部lOの各バイ
アスとをOFF L、3.224でブリンドモードを解
除して処理を終了する. すなわち、優先順位の高いエラーが発生した際には、そ
のエラーの発生時点で印字や定着動作等を停止させるも
のである. なお、緊急停止はB−ICからのSTOP信号に応じて
実行される処理であり、A−IC内での判断に基づくエ
ラー処理とは異なる.内容的には、V:急停止処理は、
紙切れやジャム等のユーザーによるメンテナンスでプリ
ンターを使用可能な状態とすることができる場合に実行
され、エラー処理は、ヒータやモータの故障といった本
質的な故障でメーカーによる修理が必要な場合に実行さ
れる.PFSが5パルス検出される間STOPfg号が
入力されなかった場合には、第12図の8.170でF
クラッチをOFFさせる. この時点では、前述したS.165〜S. 170の処
理により、用紙はその先端が定着ローラーの位置にあり
、印字開始時に用紙を挟持して搬送を開始しても良いわ
けである.しかし、前述したようにヒートローラは印字
待機中においてもかなり高温となっているため,用紙の
端部がこのヒートローラーの近傍に位置すると、たとえ
圧着された状態でなくともこの端部が熱による影響でカ
ールしてしまい、搬送を開始しようとして押圧ローラー
を上昇させた際にローラー間にうまく引き込まれず、ベ
ーバージャムを起こす危険性がある. このような不具合を避けるため、このプリンターでは以
下のS.171〜S.184の処理により、1ページ分
用紙を排出するよう制御している. まず、S.171〜S.179において押圧ローラーを
上界させて用紙を扶持させる. この処理内では、3.171で押圧ローラーを上昇させ
る方向にBRモータを回転させ、3.172で2秒のタ
イマーを起動してそのタイムアップ前に押圧ローラーが
所定の位置にまで設定されるか否かを判断ずる. 3
.173で一回目のBRLI ON、すなわち第1のス
リット70aがセンサー位置に達するのを待って3.1
74へ抜け、S.+74と3.175においてこの一回
目のBRUがOFFすルノを待ッテ次+.: S.17
6,S.177テ2回目のBRLIがONするのを待つ
.2回口のBRLIは第2のスリット70bに対応する
信号であり、このとき押圧ローラーは所定位置にまで上
界した状態となる.S.174,S.176で2秒以内
にBRυが変化しない場合は、BRモータの故障と判断
してエラー処理に入る.押圧ローラーが2秒以内に上昇
すると、3. 178でBRモータを停止すると共に、
3.179で2秒タイマーを停止し、以下、用紙を1ペ
ージ分排出する処理に入る. 180.s.181ではPFSをカウントするカウンタ
ーをクリアして、FクラッチをONI,,て連続用紙の
搬送を開始する.ここでは1ページ11インチの連続用
紙を前提としており、1ページ分に対応するPFSバル
スは22発となる. そこで、S.182,S.183でB−ICからのST
OP信号を監視しつつPFSバルスが22回検出される
のを待ち、S.l84で2クラッチをOFF L,て搬
送を停止する.この処理により、連続用紙の1ページ目
は排出口から外部に排出され、1ページ目と2ページ目
との境が定着部30の位置に設定されると共に、2ペー
ジ目と3ページ目との境は感光体ドラムの直下に位置す
ることとなる. 3.186ではTバイアスがOFFするのを待ち、これ
がOFFすると3.186でメインモータ停止処理をコ
ールしてメインモー夕を停止し、3.187で押圧ロー
ラーを下降させて用紙とヒートローラーとの圧着を解除
して第7図の3.4へと処理を進める.なお、メインモ
ータ停止は第15図に示したような処理によって行われ
る.すなわち、S.230,3.231でモータ側、モ
ータRDYの各ビットを0とし、S.232でモータ駆
動用の相データをキャンセルし、8.233でパワーダ
ウン、3.234でCバイアスをOFF l,てリター
ンする. ここで、第7図に戻ってメインフローの説明を続ける. 用紙セット処理が実行されて8.14の用紙セット要求
がなくなった場合には、S.15でセルフテストのサブ
ルーチンがコールされ、この処理内でエラーが検出され
た場合には8.16からエラー処理に分岐する.なお、
このセルフテスト処理は一般的なプリンターの起動にも
利用される. 従来から、自己診断機能を備えるプリンターはあるが、
従来の自己診断機能は1つのエラーを検出するとその時
点で診断を終了し、エラー処理に入るものであった.こ
のような構成では、複数のエラーが重複して発生してい
る場合、診断によって検出されたーのエラーを解除して
も他のエラーは検出されずに放置されたままとなり、再
度診断を行わなければ他のエラーを検知することができ
なかった. そこで、このプリンターでは、一のエラーを検出した場
合にもチェック項目に上がっている事項はすべてチェッ
クし、エラー処理内で複数のエラーをまとめて検出でき
るよう構成している.セルフテスト処理は、第16図に
示したように、S.240でまずヒートローラー内のサ
ーミスタの抵抗が想定した最低室温(例えば0℃)相当
の抵抗ROより大きいか否かを判断する.サーミスタの
抵抗値は温度低下に伴って大きくなるが、最低室温相当
の抵抗値より大きい場合には、A−ICはサーミスタが
断線しているものと判断し、S.241でヒータエラー
のビットを立てて次のテストへと処理を進める.サーミ
スタが断線と判断されなかった場合には、S.242、
3.243で120秒のタイマーをセットしてヒータを
ONシ、3.244でサーミスタの抵抗が低温設定の温
度(例えば100℃)相当の抵抗値RLより小さいか否
かを判断する. ヒートローラーはプリンターの電源が入っている場合に
は、原則としてプレヒートのために加熱されているが、
このプリンターでは、その加熱温度を2段階で管理して
いる.すなわち、後述するように電源が投入されていて
も6分以上印字を行わない場合には、低温100℃に設
定し、印字を行う場合にはこれを高温185℃に設定す
る.これは、セットされた連続用紙FPに対する不必要
な熱の影響をできるだけ避けるためである. さて、ヒートローラーの温度が低温設定の値より低い場
合には、3.245において低温設定として8.246
で120秒経過したか否かを監視しつつS.244の判
断を繰り返す.120秒以内に低温設定の値を越えると
、S.247において高温設定に切り替又で次のテスト
へと進む.120秒経過しても低温設定の値を越えない
場合には、ヒータの故障と判断して3.241ヘと処理
が進められる. ここでいきなり高温設定としないのは、ヒータのONと
共に高温設定とすると、ヒータのオーバーシュートによ
り一次的に温度が過度に高くなり、定lt器を痛める虞
があるからである.一連のヒータテストがエラーなしで
終了すると、3.248においてBRモータテストのサ
ブルーチンがコールされる.この処理は、BRIJ,B
RDの出力を検知しつつ2秒以内で押圧ローラーの上界
、下降が行い得るか否かを判断するものである. なお、テストの結果がエラーである場合には、以下のテ
ストも含めて、各テストに対応するエラービットを立て
てテストルーチンへリターンし、次のテストへと処理を
進める. S.249〜S.251では、メインモー夕の起動とモ
ータRDYビットの設定を行い、3.252ではポリゴ
ンスキャナーのテストが開始されて6秒のタイマーが起
動される.このテストは、ポリゴンミラーの回転がスタ
ートから6秒以内に所定の回転数に達したか否かを判断
するものである. 続いて、3.253では半導体レーザーに対する自動出
力調! (APC)が有効に機能するか否かを判断する
.このテストは、レーザードライバー内のDハコンバー
タの出力を最下位ビットレベルで変化させ、これに応じ
てパックビームの出力が変化するか否かを判断する,
D/Aコンバータの出力調整に応じてレーザー出力が
変化した場合には、半導体レーザーがコントロールされ
ていると判断する.3.254ではセルフプリントで利
用するパターンジエネレータの初期化を開始する. S.255〜S.257ではポリゴンテストの結果タイ
ムアップとなる前に所定回転数に達したか否かが判断さ
れ、達した場合にはタイマーを停止して8.258へと
移行し、APCテストの結果エラーがなければ3.26
0でBDセンサーのテストが行われる.ポリゴンテスト
中にタイムアップとなった場合には、3.257でポリ
ゴンエラービットを立て、S.26lへ移行する. BDセンサーのテストは、レーザーをONL,て所定の
時間内にBDセンサーから所定の数の垂直同期信号が出
力されたか否かを判断するものでるが、レーザーあるい
はポリゴンミラーに故障があると実行できないのでその
場合にはパスされる.3.261ではパターンジェネレ
ー夕の初期化を終了し、このセルフテストのフローがリ
モートルーチン内でコールされた場合にはS.262友
らリモー1・ルーチンへリターンする. この処理が第7図の8.15でコールされた場合には、
S.263からS.264へ進んでレーザー、ポリゴン
、メインモータを停止してリターンするが、接述のプリ
ントシーケンスに入ってから第8図のセルフテスト2と
してこの処理がコールされた場合には、3.264をス
キップしてリターンする. さて、セルフテストが終了すると、第7図の3.16で
テスト中にエラーが発見されたか否かを判断し、エラー
が生じていた場合にはエラー処理に入る.エラーがなけ
れば、S,17でプリンターをプリントモードにセット
し、8.18で360秒タイマーをセットして第8図の
「A」に処理を進める.S.19、S.20ではA−I
CはB−4CからPAIJSE,STOP信号が入力さ
れているか否かを判断し、これらが入力されている場合
には8.21でプリントモードを解除する. PAUS!tもSTOPも入力されていない場合には、
S.22.S.23においてプリントモードにない場合
にもプリントモードに設定され、8.24でホストコン
ピューターから1ページ分以上の印字データが送られて
きたと判断された場合には以下のプリントシーケンスが
実行される. S.25ではヒータの低温設定への以降タイミングを図
る360秒タイマーを停止し、8.26でヒートローラ
ーが定着に必要な高温になっているか否かを判断する.
電源をONシた直後には、前述のセルフテスト内で高温
設定とされていてもこの時点では高温に達しない. この場合には、S,27〜S.30の処理によって高温
に設定されるのを待ち、かつ、120秒以内に高温に達
しない場合には8.31でヒータエラービットを立てて
エラー処理に入る. ヒートローラーが高温に設定されると、PRIN丁uW
ビットを1として第16図のセルフテスト処理1こSE
LF TEST2の端子から入る.このテスト内でエラ
ーが発見された場合には8.35からエラー処理へ分岐
し、エラーがなければ8.36で転写部の)<イアス制
御をH(帯電)バイアスから開始する.次に、8.37
で紙送り補正を許可した後、8.38でD(現像)バイ
アスがONするのを待ち、8.39以下第9図のrB,
へ続けて押圧ローラーを上昇させるための処理を行う. S.19,S.20,S.24でプリントの開始が拒否
された場合、A−ICはS,18から360秒経過して
レ1れ!fS.43でヒータを低温設定とし、S.44
〜S.50でテストブiノントを行うか否かを判断する
. リモートモードが設定されておらず、テストスイッチが
囲され、あるいはテストモードが設定されている場合に
は、セルフプリントモード、テストモードにセットし、
通常の印字を行うためのプリントモードを解除して8.
25へと処理を進める.リモートモードが設定されてい
ず、しかもテストモードでもない場合には、FF要求が
あれif8.51からFF処理に入って用紙を1ページ
分排出し、高温設定の要求がなけれれば再び8.19に
戻って処理が繰り返される. メインフローの処理を開始して8.15でセルフテスト
を行うと、その内部で高温設定の要求がなされるが、8
.53の処理の時点では未だ高温に達せず、まずS.5
4〜S.57の処理によってヒートローラーを高温に設
定した後、第7図の「C」へと戻って処理を繰り返す. 従って、プリント開始信号が入力されるまでの間、A−
ICはプリントシーケンスには入らずに第8図左側の列
の処理を繰り返す. モしてA−ICはタイマーセットから360秒杼遇する
までヒートローラーを高温としたままS.19〜S,2
4、S942〜S.53の間をループする.360秒経
過すると低温設定に移行してS.52からS.l9へ戻
る.このループを回る間には高温設定の要求がなされる
ことはなく、プリント開始の信号が入力されるか、ある
いはテストスイッチがONされた場合に8.25以下の
プリントシーケンスに入る. 一回目のBRtlの出力により8.41を抜けて第9図
の処理に入ると、セルフプリントモードでなレ1場合に
はS,61で垂直同期(VS)の要求を出して走査光学
系を起動する.そして, S.82〜S965におレ
)で一回目のBRtlがONの間、あるいはこれがOF
F l,て2回目のBRUがONするまでの間にRDセ
ンサーから垂直同期信号が入力されるか否か、すなわち
露光プロセスカ1開始されたか否かをチェックする. 押圧ローラーが上昇位置にセットされるまでを二BDセ
ンサーからの出力が開始しない場合に拳よ、光学系にエ
ラーがあるものとしてS,66でBRモータを停止させ
ると共に、8.67で押圧ローラーを下降させた{克
エラー処理に入る. 垂直同期信号が入ると、A−ICは8.68で■S要求
を解除して8.69へ処理を進める. 一方、セルフプリントモードにある場合番こ1よ、S.
70〜S.72においてパターンジエネレー夕を起動す
ると共に、その起動を確認した後にS,69へ処理を進
める.この場合には、vS要求がなくともジエネレータ
から書き込み情報が得られる.8.69は、一回目のB
RUのONで抜けてきた場合に、これがOFFするのを
待つための処理であり、8.64から抜けた場合にはそ
のまま素通りする.そして、2回目のBRUが第8図の
8.40による2秒タイマーのタイムアップ前に出力さ
れると、S,73からS.75に進んでBRモータを停
止する.2秒経過しても2回目のBRIJが出ない場合
には、S.74からS.66へ進み以降の処理を実行し
てエラー処理に入る.押圧ローラーが上昇して用紙がロ
ーラー間に扶持されると、8.76でFクラッチを08
1,てヒートローラー及びトラクターの回転を開始する
.露光から用紙搬送開始までのタイミングは、第20図
に示したようなタイミングチャートに従って行われるよ
う構成されている. すなわち、DバイアスのONと同時にBRモータがスタ
ーl・し、一回目のBRIIがONの間、あるいはこれ
がOFF シて2回目のBRυがONするまでの間に露
光が開始する.なお、感光体ドラム上で露光が開始され
る位置と用紙への転写を行う位置との間隔は、この例で
は372インチとされており、露光部分が転写位置とな
るまで3/2インチ分用紙を送らずにドラムを空転させ
る必要がある. 但し、感光体ドラム上の印字部分が転写位置に来ると同
時に紙を送り始めたのでは、立ち上がりの用紙スピード
はいきなり所定スピード(75mm/s)とはなり得ず
、 ドラムとの間にスピード差が生じてその部分の文字
がつぶれて印字されてしまう.そこで、このような不具
合を避けるため、露光部分が転写位置に来る1/6イン
チ手前側、つまり露光開始から473インチ空転させた
後に、押圧ローラーを圧着位置に復帰させて用紙を挟持
させると共に、用紙をドラムに接触させ、同時にFクラ
ッチをつないで用紙を送り始めるよう構成している.従
って、ミシン目から1/6インチは印字されないことと
なる.なお、FクラッチのONは、露光開始の時点から
の時間によって管理し、BRモータ停止後となるように
構成してもよい. 用紙の搬送が開始されると、1/2インチ毎に出力され
るPFSバルスのカウントが開始されるが、S.77〜
S,80ではS.40の2秒タイマーとB−ICからの
S丁OP信号を監視しつつPFSのカウントが1以上と
なるのを待つ, PFSカウントが1となる前にタイ
ムアップした場合には、エラー処理に入り、STOP信
号が入力された場合には緊急停止処理に分岐する.次に
、S.81 ,S.82でPFSが17となるの待つ.
PFSが17となると、セルフプリントモードであった
場合には、8.84で起動されていたパターンジエネレ
ー夕を停止すると共に、8.85でその停止を確認して
8.87へ処理を進める. 通常プリントのモードであった場合には、S.87〜S
.90においてB−ICからPAUSE信号が入力され
ていればPAUSIfビットを1とし、STOP信号の
入力を監視しつつPFSパルスが18となるのを待って
第10図の「D」へと処理を進める. 第10図では、S.91〜S.94においてプリントを
継続するか否かを判断する.すなわち、B−ICからの
PA[ISE要求がある場合、通常のプリントモードで
あって印字データが1ページ分に満たない場合等プリン
ト継続の信号がない場合、そしてセルフプリントモード
であるがテストスイッチがONされていない場合には第
17図の停止処理へ分岐する.このように、PFS=1
8すなわち9インチ送った時点で次ページの印字有無を
判断するのは、前述したように露光位置と転写位置とが
異なるため、転写位置が9インチである際に露光位置に
番よ既にlO.5インチ目に相当する部分が位置してい
るからである.ここで第19図の停止処理の説明を行う
.停止処理に入ると、S.270でPFSバルスのカウ
ントが22となるのを待ってS.272でFクラッチを
切って用紙の搬送を停止し、3.273で転写バイアス
がOFFするのを待つ.これらの待機中にB−ICから
ストップ{8号が入力されると、緊急停止の処理に分岐
する. そして、この処理にPAUSE要求によって入った場合
には、3.275から3.276へ進み、FF(フォー
ムフィード)要求があるか否かを判断してS.277〜
S.281の1ページ分定着、排出の処理を実行する.
この処理については後述することとする. PAUSEl7求以外の理由によりこのルーチンに入っ
た場合には、S.277〜S.281をスキップして3
.282へ進み、押圧ローラーを下降させ、8.284
,5.2B5をスキップし、S.286 〜S.289
L:おイテレーザー、メインモータ、ポリゴンスキャナ
ーを停止させると共に紙送り補正を禁止し、3.290
から分岐して第7図の8.17へ戻る. このフローからも理解できるように、PAUSE要求が
なく正常に印字終了して待機状態にある場合には、プリ
ンター内部には未定着の用紙が1ページ分残存すること
になる.これは、連続用紙を使用するページプリンター
である構成上、印字の終了の度に転写された部分の全て
を定着すると、定着させた次の1ページ分は情報が何も
転写されないまま残存し、この残存したページが次の印
字時に排出されるので、そのページの用紙が無駄になる
からである. しかし、ペーパーエンブティの場合には、最終ページを
定着させても次ページがないことから上記のような不具
合がないばかりか、ペーパーエンブテイのエラーでプリ
ンターが停止してしまうとそのまま電源を切ってしまう
等した際にその印字結果が無駄となってしまう. また、 トナー関係のエラーによってPAUSE5求が
なされた場合にも、プリンターを単に停止させたのでは
未定着の用紙が内部に残されたままとなり、そのまま電
源を切ってしまう等した際にその印字結果が無駄となっ
てしまう. そこで、このプリンターでは、PAUSElil求によ
って停止処理に入った場合には、S.276〜S.28
1の処理により転写済みの用紙を1ページ分定着、排出
してから動作を停止するよう構成している.ペーパーエ
ンブテイの場合には同時にFF要求がなされ、S.27
7でPFSカウンタをクリアしてFクラッチをつなぎ、
S.278でPFS=28となるまで用紙を搬送して3
.279でFクラッチをOFFする.トナー関係の場合
には1F要求はなされず、8.280,3.281によ
ってPFS=22となるまで用紙を搬送してFクラッチ
をOFFする. なお、用紙の1ページは11インチであり、通常はPF
S=22に対応するが、ペーパーエンブテイの場合は、
搬送の途中で用紙がトラクタ一部から離れるためにトラ
クタ一部のスピードが50mm/sに低下してPFSの
間隔も長くなる.そこで多少の余裕を見てPFS=28
となるまで搬送することとしている.1ページ分の排出
が終了すると、3.282で押圧ローラーを下降させる
と共に、S.284,8.285でヒートローラーを低
温設定としてプリントモードを解除し、3.286〜3
.289の処理を行う.すなわち、トナー関係の優先順
位の低いエラーが発生した場合には、その発生時のペー
ジの印字とこの印字の定着は完了され、この完了後印字
や定着動作は停止される. そして、3.291でPAUSEビットをクリアし、S
.292でPALISE要求が解除されるのを待って第
8図の8.54へと戻って処理を進める. なお、 トナー関係のエラーで1ページ分を排出する場
合、排出される次のページには何も印字されず、次回の
印字の際に白紙として排出されることとなる.そこで、
このページにトナーローあるいはトナーオーバーフロー
を意味する何らかのマークあるいは文字をパターンジエ
ネレー夕からの出力により印字しておき、次回の印字の
際、前回どのようなエラーで停止じたのかを認識できる
よう構成してもよい. ここで説明を第lO図に戻す. PAUSE要求がなく、かつ、プリントを継続する場合
には8.95へ進み、通常のプリントの場合には8.9
6でVS要求をセットする. S.97〜S.102は、ページ間の用紙搬送中にレー
ザーにAPC(自動出力制御)をかけるための処理であ
る.20a+sのタイマーの作動中にB−ICからST
OP信号が入れば、3.100から緊急停止処理に分岐
し、タイムアップした時点でAPCが終了しなければS
.+02からエラー処理に入る. APCが終了すると、セルフプリントモードの場合には
、3. 104でパターンジエネレータを1ヰ起動して
その起動をS.105,S.106で確認し、S. 1
07でPFSを−4として第9図の8.81に戻って連
続印刷を行う.通常プリントモードの場合には、露光が
開始されたか否かをS.l08,S.109テ確認し、
3.110テVS要求を解除して5.107に進む. 以上でこのプリンターのメインフローチャートとその分
岐、サブルーチンの説明を終了し、次に、このメインフ
ロ一等とは独立して処理される2つの割り込み処理につ
いて説明する. 第18図はタイマー1のカウント毎に実行されるタイマ
ー割り込み処理を示している.この割り込みが最優先の
処理であり、この処理に入ると他の処理はすべて禁止さ
れる. タイマー1は、モータONビットが0である場合にはメ
インフローの3.2で起動された時点のまま38.4μ
sのクロックをもとにlmsのタイマーとして生成され
、1++s毎にタイマー割り込みがかけられる.この場
合には、S.300からS.301,S.302へ進ん
でタイマー1を一旦停止させてからlmsで再起動し、
S、303で割り込み禁止を解除してリターンする.第
13図のモータ起勤処理が実行されてモータONビット
が1となると、タイマー1はメインモータ駆動用のパル
スを規定するために用いられ、この場合には1.2μs
のクロックに基づいて規定され、その規定される時間毎
に割り込みがかけられる.また、メインモー夕の駆動パ
ルス補正を高精度なものとするために1.2μsのクロ
ックによりパルスを生成しているが、このパルスを8ビ
ットのタイマーを利用して生成するため、1つのハード
ウェアー的なタイマーをソフトウェアー的に4つのタイ
マーとして構成し、これらの4つのタイマーを連続作動
させることによってlmsのパルスを規定している.メ
インモー夕が起動された当初は、モータRDYビットは
0であるため、S.304からS.305へ抜けてPカ
ウンタが1より小さいか否かを判断する.Pカウンタは
、第13図の3.201において159に設定されるカ
ウンタであり、起動された当初は3.305を否定で抜
けてS.306〜S.309の処理を行う.この処理は
、メインモー夕のスローアップを行うための処理である
. ここで使用されるメインモータは、300rpa+まで
が自起動領域であり、これを1 00Orpm程度の回
転数で使用するために駆動パルスの周波数を30Orp
mから100Orpmまでの過程で200mg程度の時
間内にエクスボネンシャル(指数関数的)に変化させて
スローアップする. まず、第13図の3.202でセットされたVALUE
カウントの初期値分の処理を行うまでは3.307,3
.308をスキップして駆動周波数を決めるためのタイ
マー1にVALIJE値をセットしてS.310で相デ
ータを出カし、割り込みを許可してリターンする. この処理をVALUEカウント分処理するまでタイマー
1にセットした周期で繰り返し、I/ALUEカウント
分処理が終了すると9.307で次のデータを読み込ん
で再びVALUEカウンタにセットし、3.308でP
カウンタから1をマイナスして3.309で新たな値を
タイマ−li:セットし、3.310へと処理を進める
.スローアップのためのデータは全部で180有り、P
カウンタが0となるまで以上の処理を繰り返すことによ
り、メインモー夕は所定の回転数に達する.Pカウンタ
が0となると、S.304から3.305を抜けて3.
311に進み、モータRDYビットを1に設定する.そ
して、タイマー1を3.312で一旦停止してS。31
3で262μsにセットして再起動し、3.314でT
ICarryカウンタを1としてS.310,3.30
3を抜けてリターンする.従って、次のタイマー割り込
みは262μs後となる. なお、S.311〜S.314の処理は、メインモータ
の起動の際に一回だけ行われる処理である.282μs
後に次の割り込みが入ると3.304の分岐で3.31
5に向い、TIIIINDビットの状態が判断される.
初期的にはこのビットは0であるため、3.316へ抜
けてrtcarryにポローがあるか否かを判断する.
このループに初めて入る場合には、S.314でHCa
rry:1に設定されているため、これを否定で抜けて
S.317 〜S.319をスキップし、S.320で
TICarryから1マイナスしてリターンする. タイマー1は262μsに設定されたままであるため、
S.311でモータRIIYビットを1としてから2回
目、3回目の割り込みも、262μs毎に実行される.
そして、2回目の割り込み時にS.320で丁ICar
ryにボローが発生し、3回目の割り込みの際にはS.
316からS.31?へ進んでTICarryが2に設
定されると共に、3.318においてタイマー1の値が
後述するPFS割り込み処理中で設定されるT1カウン
タに1クロック分の1・2を乗じた値に置き換えられる
. また、5.319ではτLENDビットが1とされ、S
.320,S.303を抜けてリターンする. 丁1カウンタは、メインモー夕の駆動パルス幅に補正を
かけるためのカウンタであり、次の割り込みまでの時間
はこの新たに設定されたタイマー1の値に基づいて行わ
れる. そして、次回の割り込みの際には、3.315が肯定と
なるために3.312において再びTIENDビットを
クリアし、S.322で一旦タイマー1を停止させると
共に、3.323でタイマー1を再び262μsにセッ
トし直して3.310で相データを出力し、リターンす
る.このような処理の繰り返しにより、262μSのタ
イマーが3つと、T1カウントにより規定された時間の
タイマーが1つという4つのタイマーによって規定され
る時間毎に相データが出力され、これによってメインモ
ー夕の駆動パルスが決定される.続いて第19図のPF
S割り込み処理の説明を行う.この処理は、PFSの立
ち上がりと共に実行される割り込み処理であり、BDセ
ンサーから出力される垂直同期信号を基準として、PF
S信号によって示される用紙の送りスピードとの比較に
より、メインモー夕のパルス補正のためのTlカウンタ
を設定するものである. この処理に入ると、3.350において前述したタイマ
ー割り込み以外の割り込みが禁止され、3.351でF
クラッチがONシているか否かを判断する.メインモー
タが起動していたとしても、用紙の搬送が行われていな
い場合にはPFSバルスも出力されず、補正の対象もな
いため、この場合には3.352で割り込みを許可して
リターンする. FクラッチがONシている場合には、3.353へ進ん
でPFSカウントが1であるか否かを判断する. P
FSカウントは、メインフロー内、あるいはトップセッ
ト処理内でページ間の区切りが感光体ドラムの直下に位
置するタイミングで0となるよう設定されており、その
ページに入って初めてのPFSバルスによる割り込み処
理の実行の際にS.354,S.355が実行され、1
インチビットがクリアされると共に、BD信号のカウン
トが許可される. 次いで、3.356においてPFSカウンタに1プラス
され、3.357で用紙送り補正が許可されているか否
かを判断する.紙送りに補正をかけるのは、印字位置の
ズレや歪を解消することが目的であるため、これが許可
されているのは第8図の8.37から第16図の3.2
88の間である.トップセット処理のように印字が行わ
れていない場合にはたとえ紙送りがなされていても送り
量を補正する必要はないため、補正は許可されていない
. 補正が許可されていない場合には5.352を抜けてリ
ターンし、許可されている場合には3.358で1イン
チビットが1であるか否かを判断する.PFSパルスは
1/2インチ毎に発生するが、このプリンターでは紙送
り補正を1インチ毎に行う構成としているため、この1
インチビットを3.359,8.360で1パルス毎に
書き換えて整数インチ目かどうかを判断している. 整数インチ目である場合には、3.361でHSYNC
力ウンタに1インチ分のBDパルスの数を入力する.そ
してプリンタの分解能がいくらに設定されているかをS
.363で判断し、分解111iDPr(1インチ当り
の走査ラインの本数)に応じた補正を行う.なお、この
補正に当たっては、BDパルスが正確に出力されている
ことを前提にしている.また、Tlカウンタの初期値は
、紙送り補正が許可された際に例えば178(約214
μsに相当)に設定されているものとする. まず、S.364,S.369では}IsYNcカウン
タがその分解能の数に一致しているか否かを判断する.
これが一致している場合には、紙送りが正確に行われて
いることを意味するため、TIカウンタを変更せずにリ
ターンする. 一致しない場合には、S.365,S.370において
}IsYNCカウンタが予定より大きいか否かを判断し
、小さい場合には紙送りのスピードが走査に比べて早い
ことを意味するため、3.360においてTlカウンタ
に1プラスしてメインモー夕の駆動パルスの周波数を下
げ、反対に大きい場合には3.371においてTlカウ
ンタから1マイナスして周波数を上げる●これにより、
メインモータのスピードか変化して紙送りの補正をかけ
ることができる.なお、補正の幅は、上述のように1イ
ンチにつき1カウント(1.2μB)単位であるため、
基準駆動パルス幅に対しての微小レベルで補正をかける
ことができる.従って、例えばDPIに対して10カウ
ントの誤差がある場合には、用紙を10インチ送ること
によって補正が完了する.このように1カウント毎に補
正をかけるのは、複数カウントの補正を一度にかけると
搬送スピードが急激に変化して印字に歪を生じる虞があ
るからである. なお、S,366,S.368及びS.372,S.3
73はそれぞれτ1カウンタの上限、下限をリミットす
るための処理であり、これにより、タイマー1の補正幅
は214μsを中心に±20μsとなる. [効果] 以上説明したように、この発明によれば、優先順位の低
いエラーが発生した場合には、エラー発生時のページの
印字が中途で終了することなく、そのページの終わりま
でその印字と印字の定着が続行されるので、そのページ
の用紙が無駄になることかない.
続用紙に印字を行うレーザープリンターに関する. [従来の技術及び発明が解決しようとする課題]連続用
紙は、いわゆるファンフォールド紙と呼ばれる送り孔付
折り畳み連続用紙であり、その折り畳み部分がミシン目
となって簡単に切断できるように構成されている. また、通常使用される連続用紙には、搬送方向と直交す
る方向に所定間隔でg線が印刷されており、前記の送り
孔と罫線とは一定の位置関係にある. 一般に、上記連続用紙に画像を印字するレーザープリン
ターには、静電潜像を形成する感光ドラムとその静電潜
像をトナーで現像する現像部と現像されたトナー像を連
続用紙に転写する転写部等を有する印字部が設けられて
いる.そして、このレーザープリンターは、その印字部
によって画像が転写された連続用紙を搬送装置で定着ロ
ーラへWi送し、この定着ローうでそのIijii像を
定着しながら該連続用紙を排出していくものである.ま
た、かかるレーザープリンターには、連続用K(Dジャ
ム、トナー不足、排出トナーのオーバフ口一等の各種の
エラーを検出する複数のエラーセンサーが設けられてい
る.そして、これらエラーセンサーがエラーを検出する
と、印字部、搬送装置、定着ローラの作動が緊急停止す
るようになっている. しかしながら、上記レーザープリンターにあっては、ジ
ャム等のような優先順位の高い緊急停止を要する以外の
、例えば、トナー不足、排出トナーのオーバフロー等の
ような緊急停止を要しない優先順位の低いエラーの場合
であっても、印字部、搬送装置、定着ローラ等が緊急停
止される.このため、ページの途中まで印字が行われて
いるときに、優先順位の但いエラーが発生した場合、印
字部、搬送装置、定着ローラ等の作動が停止されるので
、そのページの印字は中途で終了することになる.そし
て、そのエラーを解消して再度印字を行なうと、印字が
中途で終わったページの用紙は排出され、新たにそのペ
ージとなる用紙に最初から印字が行われる.したがって
、印字が中途で終了した用紙は無駄になるという問題が
あった.[発明の目的] そこで、この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、優先順位の低いエラーが
発生した場合には、エラーが発生した時点におけるペー
ジの印字を完了させるとともにその印字の定着を行った
後各装置の作動を停止して上記問題点の解消を図ったレ
ーザープリンターを提供することにある. [課運を解決するための手段] この発明は、上記目的を達成するために、感光ドラム等
から構成される印字手段と、各種のエラーを検出する複
数のエラー検出手段とを備え、前記印字手段によって連
続用紙に画像を印字して定着手段でその画像を定着して
いくレーザープリンターにおいて、 前記エラー検出手段がエラーを検出したとき、そのエラ
ーが優先順位の低いエラーか優先順位の高いエラーかを
判断する判断手段と、 この判断手段が優先順位の低いものであると判断したと
き、この判断時点における印字中のページの印字を完了
させるとともにその印字の定着を行うように前記印字手
段,定着手段の作動を継続させた後その作動を停止させ
、優先順位が高いエラーであると判断したとき、この判
断時点で前記印字手段,定着手段の作動を停止させる制
御手段とを備えたものである. [作 用コ 優先順位の低いエラーが発生すると、判断手段がそのエ
ラーが優先順位の低いエラーであると判断し、制御手段
が印字手段,定着手段の作動を制御して、その判断時点
における印字中のページの印字を完了させるとともにそ
の印字の定着を行った壕印字手段,定着手段の作動を停
止する,[実施例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する.第1図〜第
20図はこの発明に係るレーザープリンターの一実施例
を示したものである. ココでは、プリンター本体としてホストコンピューター
からの印字データを、感光体ドラムへの露光、露光され
た像の現像及び紙面への転写、定着という電子写真プロ
セスに従って連続用紙に印字するレーザービームプリン
ターを示している.なお、このプリンターは、連続用紙
を用いる点で1ライン分の印字データの蓄積によって印
字を開始する従来のドットインパクトタイプのラインプ
リンターと類似しているが、上述した電子写真プロセス
による印字を行う都合上、1ページ分に対応する印字デ
ータが蓄積された後に印字を開始するページプリンター
として構成されている.電子写真法による場合、露光位
置と用紙への転写位置が異なるため、1ライン毎の印字
を行うとその露光位置と転写位置との間の部分が無駄と
なるからである, まず、第1図〜第5図に従ってこのプリンターの機械的
な構成を説明する. このプリンターは、連続用紙FPが供給される給送口1
側から印字後の用紙が排出される排出口2側に向けて、
感光体ドラム11を中心とする転写部10、用紙の送り
孔に係合する突起を有する無端ベルト21を備えるトラ
クタ一部20、そして転写されたトナー像を熱圧着させ
る1対のローラー31.32を備える定着部30が順に
配置されて構成されている.転写部10は、感光体ドラ
ム11上の感光体に帯電させる帯電器12と、帯電され
た感光体を露光してこのドラム上に静電潜像を形成する
走査光学系13と、形成ざれた潜像にトナーを付着させ
る現像ユニットl4と、このトナー像を連続用紙FPに
転写させるために用紙を帯電させる放電@15と、ドラ
ム上に残留したトナーを取り除くためのクリーニングブ
ラシ16と、ドラムを全体的に露光して電荷を取り除く
除電用LHD17とを備えている.そして、上記感光ド
ラム11等から印字手段が構成される.走査光学系13
は、上IUC内に設けられており、図示せぬ半導体レー
ザーからの変調ビームをポリゴンミラ−13aで連続的
に偏向させると共にfθレンズ13bによって収束させ
、ビームベンダ−13cにより反射させて感光体ドラム
11上に走査ラインを形成し、ドラムの回転に伴ってド
ット単位で静電tfJ像を形成する. 放電器15は、後述するカム機構により枢軸L1を中心
に回動可能なアーム15aに固定されている.そしてこ
のアーム15aには、連続用紙FPを介在させて放電器
l5の反対側に紙押えローラー18が一体に固定されて
いる.また、このアーム15aには、カムフオロア15
bが設けられている. 連続用紙を用いる場合には、転写した部分の全てを定着
させることは転写位置と定着位置との間隔分用紙を無駄
にすることとなるため、印字の一端停止の際に転写した
用紙のどの部分までを定着させるかが問題となる.そし
て、印字性能を考慮すると、転写、定着の中断や再開は
印字が連続しないミシン目部分で行なうことがl好まし
い.そこで、このプリンターは転写位置と定着位置との
間隔を1ページ分とし、印字停止時には転写位置と定着
位置とにページの区切りであるミシン目がくるように制
御している. そして再度印字を開始する場合には、露光部分が転写位
置となるまで用紙を送らずにドラムを空転させる必要が
ある.ここで用紙とドラムと力1I■触した状態でドラ
ムを空転させると感光体の摩耗による寿命の短縮や、残
留トナーによる用紙のtクれが発生する. そこで、このような不具合を避けるべくドラムの空転時
には、アーム15aを下げて紙押えローラー18により
用紙の上面を押し下げること番こより、用紙を感光体ド
ラム11から離反させるようシこしてレ1る. トラクタ一部20は、第2図に示したよう番こ従動軸2
2と駆動軸23との間に掛け渡された2本の無端ベノレ
ト21.21が、メインモータ40から図中41で示す
ボ゛ソクス内に設けられたフイードクラッチ(以下Fク
ラッチという)及びギア列を介して駆動される4R成と
されている. なお、メインモータ40からトラクタ一部20の駆動軸
23に至るギア列は、 トラクタ一部20独立で1よ連
続用紙FPを50ma+/sで搬送するよう構成されて
いるが、これより早いスピードで用紙が引張された場合
にはその引張スピードに合わせて所定の抵抗で空転する
1方向クラッチを内蔵している.また、従動輪22には
、チェーン24を介して連動する円盤25が接続されて
いる.この円盤25は、第4図に示したように所定間隔
でスリット25aが形成されており、これを挟んで設け
られたフォトカブラ−26からはこのスリット25aに
応じて用紙の移動量に応じたパルスを取り出すことがで
きる.以下、このフォトカブラーをPFS(Paper
feed senser)とし、その出力をPFSバ
ルスとする. なお、PFSバルスは用紙を172インチ送る毎に一回
出力され、また、PFSから検出されるスリット25a
部分の信号とスリット以外の部分の信号とは、連続用紙
FPに設けられた送り孔部分と孔以外の部分とに対応し
ている, さて、定着部30#よ、内部に加熱用のハロゲンランプ
及び温度検知用のサーミスタが設けられたヒートローラ
ー3lが図中上側に設けられており、下側にはローラー
間に挿通される連続用紙FPをヒートローラー31に対
して所定の圧力で圧着させるための押圧ローラー32が
設けられている.また、ヒートローラー3lは、メイン
モータ40からFクラッチ及びギア列を介して回転駆動
され、連続用紙FPを扶持した場合にはこれを75m+
e/sで送る構成となっている.従って、実際の連続用
紙FPの駆動はこの定着部によって行われ、前述のトラ
クタ一部は、主として用紙のスキュー防止のためにバッ
クテンションを付与する41Fを果たすこととなる. なお、このプリンターには、用紙の搬送路に沿って用紙
の有無を検出するための3種類のセンサーが設けられて
いる. 第1は給送口1と転写部lOとの間に設けられたエンブ
ティセンサー50である.このプリンターでは、印字停
止時には頁間の句切りであるミシン目が転写部の感光帯
ドラムの直下、及び定着ローラーの位置に設定されるた
め、用紙がそのページで終了するときにはエンプティセ
ンサー50の出力からこれを検知することができる. 第2は定着部30とトラクタ一部20との間に設けられ
、連続用紙の両端部に当接して用紙のスキューやカット
を検出するスキューセンサー51.51である.このセ
ンサーは、用紙の少なくとも何れか一方が浮き上がった
際にこれを検知することができる.そして、第3はスキ
ューセンサーの中央部に設けられたトップセンサー52
である.このセンサーは、用紙の位置決めする際に用紙
の先端を検知するものである. ところで、ヒートローラー31を室温から定着に必要な
温度にまで加熱するためには時間を要することから、ヒ
ートローラー31は印字待機中においても加熱されてい
る.但し、このプリンターにおいては、連続用紙を用い
るため、待機中に連続用11EFPがヒートローラー3
1に常時圧着されていると、焦げ付きや火ぶくれを起こ
す虞がある.そこで、このヒートローラー31に対向す
る押圧ローラー32を上下動可能とし、印字待機中には
連続用紙をヒートローラー31から離反させるよう構成
している. 押圧ローラー32は、枢軸L2によりシ〒−シに固定さ
れたアーム33により両端を支持されている.このアー
ム33は、同じく枢軸L2によりシ▼−シに固定された
レバー34と引っ張りスプリング35により連結されお
り、レバー34が先端のカムフオロア34aに当接する
偏心カム36の回転により上下に揺動すると、それに伴
って上下動して押圧ローラー32を揺動させる. なお、押圧ローラー32の揺動と前述した放電器15の
揺動とは同一の駆動手段によって行われている.以下、
この手段について説明する.駆動力源は、第3図に示し
たように用紙搬送路の下方に設けられたバックアップロ
ーラーモータ(以下BRモータという)60である. BRモータ60から減速機6lを介して駆動されるギア
62は、一方で偏心カム36が固定されたシャフト63
のギア64に噛合しており、他方で放電14415を揺
動させるためのレバー65が固定されたシャフト66の
ギア67に噛合している. レバー65は、シャーシに対してスライド自在に設けら
れたスライドプレート68に連結されている.このスラ
イドプレート68は、引っ張りスプリング69により図
中左側に付勢されており、この付勢力に逆らってスライ
ドさせることにより、一端に設けられた板カム88aが
カムフォロア15bに当接して放電器15を下方に揺動
させる. また、シャフト63には、2枚の円盤70.71が一体
回転するように固定されている.外側の円盤70には、
第5図(A)に示したように大小2箇所のスリット70
a,70bが形成されており、内側の円盤71には、第
5図(B)に示したように一箇所にスリット71aが形
成されている. これらの円盤は、それぞれ一部がフォトカブラ−72.
73のスリット間に位置するよう設定されており、これ
らの円盤とカブラーとにより押圧ローラー32の設定位
置を検出するためのセンサーが構成されている.なお、
以下の説明においてはフォトカブラー72から検出され
る信号をBRIJ(バックアップローラーアップ)、7
3から検出される信号をBRI)(バックアップローラ
ーダウン)と称することとする. なお、押圧ローラー32は印字中以外は下降位置にあり
、連続用紙FPとの不必要な接触を極力避けるよう制御
される.従って、後述のフローチャート中にも現われる
ように、エラー等の発生によってプリンターが停止する
場合には必ず退避するように構成されている. 第6図は、このプリンターの制御回路を示したものであ
る. この回路は、印字関係の制御を中心に行なうA−IC(
制御手段》と、主としてエラー検出を行なうB−IC
(判断手段)との2つのCPUを中心として、外部接続
のリモートコントローラー用のリモートインターフェイ
ス、両CPUへの供給電圧をチェックする14M検知!
C等が接続されている.A−ICには、ホストコンピュ
ータからの印字情報を受け取るコントローラーインター
フエイスが設けられると共に、制御対象として走査光学
系のポリゴンミラ−13aを回転駆動するポリゴンスキ
ャナ転写部10内の除電LgD17、帯電@12等のバ
イアスが接続された高圧回路、メインモータ切、Fクラ
ッチ、BRモータ■、定着ローラー31内のハロゲンラ
ンプが接続されている. また、A−ICへ情報を入力するセンサとしては、走査
光学系の垂直同期信号を出力するBDセンサー押圧ロー
ラー32の位置を検知するためのBRUセンサー及びB
RDセンサー、ヒートローラーの温度を検知するサーミ
スタ、上蓋の開閉を検知する上履センサー、PFSセン
サーが接続されている.上記のBDセンサーは、走査光
学系内で感光体ドラム11と光学的に等価で、かつビー
ムの走査方向に対して感光体ドラム11より手前側とな
る位置に設けられたフォトディテクターであり、通常B
Dセンサーと称されるため本明細書においてもこの名称
を用いることとする.また、このセンサーからの出力を
BD信号と称することとする.B−ICには、走査光学
系の半導体レーザーを駆動するレーザードライバーと,
プリンタのライフ情報を記憶するH” PRONが接続
されている.そしてレ−ザードライバーには、テスト用
のセルフプリントの印字情報を内蔵するパターンジエネ
レータが接続されている. また、半導体レーザーには、書込み用のビーム射出の反
対側にパックビームを受光するためのディテクターが設
けられており、レーザードライバ.一はディテクターの
出力に基づいて半導体レーザーへフィードバックをかけ
て自動出力制御(^PC;^uto power co
ntrol)することができる.B−ICに対する情報
入力手段としては、用紙搬送関係のセンサーとしてエン
プテイセンサー50とスキューセンサー51とトップセ
ンサー52とが接続されており、この他にトナー関係の
センサーとして廃トナーの量を警告するトナーオーバー
フローセンサー(エラー検出手段)Eoと,トナー不足
を警告するトナーローセンサー(エラー検出手段)EL
とが設けられている. 更に、A−ICとB−ICとは、複数の信号線によって
互いに情報のやりとりをしつつプリンターの制御を行な
う構成とされている.第6図には、これらの信号線のう
ち主なものを挙げている. まず、B−ICからA−ICへ伝達される信号としては
、B−ICが準備完了していることを示すB−IC R
DY信号、緊急度の高いエラーが生じた際に印字中にお
いても各部の作動を緊急停止させるSTOP信号、緊急
度の低いエラーが生じた際に所定の動作後に各部の作動
を停止させるPAUSE信号、 トップセンサーに用紙
が達していない場合に出力される用紙セット要求信号、
1ページ分の用紙排出を行なうFF(Formfeed
)要求信号が挙げられる. 反対に、A−ICからB−ICに伝達ざれる信号として
は、BRモータ、走査光学系、定着部内のヒータの各エ
ラー信号が挙げられる. B−ICは、自己が検出したエラー及びA−ICから伝
達されたエラー信号を解析してその緊急度(a先順位)
を予め定められた基準に従って判断し、緊急度によって
STOP信号、あるいはP A IJ S E (fI
号を選択してA−[に伝達するものである.このA−I
Cは緊急度の高いエラーを検出するエラー検出手段とし
ての機能を有する.なお、緊急度が低いエラーは、トナ
ーオーバーフローとトナーロー、及びペーパーエンブテ
ィの各信号が入力された場合であり、他のエラーは緊急
度が高いものとして扱われる.次に、第7図〜第19図
に示すフローチャートに従い、^−ICのプログラムを
中心にこのプリンターの機能を説明する. 第7図から第10図までは、プリンターの基本的な作動
を規定するメインフローチャートであり、他の処理はこ
のメインフローから分岐し、あるいはコールして行なわ
れる. なお、転写部10における帯電、現像、転写、クリーニ
ングの各バイアスは、フローチャート上それぞれHバイ
アス、Dバイアス、Tバイアス、Cバイアスとして表示
されており、スタートのバイアスがONされると感光体
ドラムの回転に同期して所定のタイミングで次々と連続
して011するよう構成されている. 電源が投入されると、A−ICはステップ(以下、単に
S.とする)1でレジスタ等のイニシャライズを行ない
、3.2でタイマー1をスタートさせる.タイマー1は
、後述する割り込み処理、あるいはメインモータ40の
駆動パルス幅を規定するために使用されるタイマーであ
る. なお、A−ICにおいては1.2μsと38.4μsと
の2種類のクロックが使用可能であり、タイマー1は後
述する用紙送り補正が許可されていない場合には、38
.4μsのクロックを26回カウントすることによって
比較的緩い精度で1mSを規定する.8.2では38.
4μsのクロックカウントが開始される.続いて、A−
ICはS.3でリモートコントローラーが接続されてい
るか、S.4で上蓋が解放しているか否かを判断し、肯
定の場合にはそれぞれのルーチンへ移行する. 何れの分岐も否定で抜けると、3.5でBRLIの状態
を検知し、これがONL,ている場合、すなわち押圧ロ
ーラー32が上昇している場合には3.6で第11図の
押圧ローラー11own処理をコールして押圧ローラー
32を下降させる.これは、前回印字中に電源を切って
しまい押圧ローラーが上昇したままであることも考えら
れ、以下の処理でヒータがONされた際に用紙の焦げ付
き等を防止するためである.第11図の押圧ローラーD
OI1n処理内では、S・150で押圧ローラー32を
下降させる方向にBRモータを駆動し、8. 151で
2秒のタイマーを起動する.この2秒のタイマーがタイ
ムアップする前に、BRDがONするか否かを3.15
2,153で判断する.2秒以内にONシない場合には
A−ICはエラー処理に入り、OWLた場合にはS.1
54でBRモータを停止すると共に、3.155におい
てタイマーを停止し、コールされた位置にリターンして
処理を進める. なお、エラー処理は、発生したエラーの種類を表示する
と共に、モータ、ヒータ等の電源をOFF L,てプリ
ンターの動作を停止させる処理である.次に、第7図の
3.7,3.8ではプリンターのテストスイッチがON
シているか盃かを判断し、これ力(ONしている場合に
はB−ICに対してテスト中の用紙搬送間係以外のエラ
ー情報を無視するようテストモードにセットする. 3.9〜11では100lの間隔をおいてB−ICが準
備完了しているか否かを2回判断し、8.12〜14で
番よB−1CからSTOP. PAIJSE、用紙セ
クト要求の各信号が入力されているか否かを判断する,
B−4Cが準備完了していない場合とSTOP,
PAUSI!信号が入力された場合には3.4に戻っ
て処理を繰り返し、これらの許可が出るのを待つ. 用紙セット要求は、 トップセンサー52に用紙がが達
していない場合にB−ICから出力され、この要求があ
る場合にはA−ICは第12図に示した用紙セット処理
へと分岐して処理を進める. 用紙セット処理では、3.160で第11図の押圧ロー
ラーDown処理をコールすると共に、3.161で第
13図のメインモータ起動処理をコールする.メインモ
ータ起勤処理におていは、S.200で電源供給を開始
すると共に、S.201でモータONビットを1とシテ
Pカウントヲ159ニセットシ、3.202−t’ V
ALIJEカウントに初期値をセットする. このPカウントは、メインモータ40のスローアップを
行なうための起動用のデータを置き換えるために後述す
るタイマー割り込み処理中で利用されるカウンターであ
り、VALLII!カウントはこの際の実際の駆動パル
ス周波数に対応するデータがセットされるカウンターで
ある.スローアップ処理についての詳細な説明は、第1
8図のタイマー割り込み処理内で行なう. S.203ではVALII[lカウントにセットされた
データに基づいてメインモー夕の駆動パルスの相データ
を出力する. 次に、3.204でタイマー1を停止すると共に、8.
205でタイマー割り込み処理中で設定されたタイマー
データを入力し、3.206でタイマー1を設定された
値で再起動する. 最後に、8.207において転写部IOのクリーナー1
6のCバイアスをONにしてコールされた位置、すなわ
ちこの場合には第12図の3.182にリターンする.
3.162でメインモー夕が所定の回転数に達したと判
断されると、S.l63でそ一タRDY bitを1と
してS.l64でFクラッチをONする.これにより、
ヒートローラー31とトラクタ一部20との回転が開始
し、連続用紙FPの搬送が開始する. 次に3. 165〜8.169においてトップセンサー
の信号入力からPFSの5パルス分用紙が搬送されるの
を持つ.トップセンサーの信号入力から5パルス分、す
なわち2.5インチ送ることにより、用紙の先端は定着
部のローラーにかかり、次のページとの間の区切りのミ
シン目は感光体ドラムの直下に位置することとなる.な
お、PFSのカウントは、後述するPFS割り込み処理
内で行われる. また、S.165〜S.169の処理中B−ICからの
STOP信号を同時に監視し、トップ検出から5パルス
搬送する前にSTOP信号が入力された場合には、第1
4図に示した緊急停止のフローへ分岐して処理を進める
.緊急停止の処理に入ると、3.220においてタイマ
ー1を停止してタイマー割り込みを禁止し、3.221
で第11図の押圧ローラーDown処理を行なった後に
、S.222で半導体レーザーの出力を停止する.続い
て3.223においてはヒートローラー32内のヒータ
をOFFすると共に、Fクラッチと転写部lOの各バイ
アスとをOFF L、3.224でブリンドモードを解
除して処理を終了する. すなわち、優先順位の高いエラーが発生した際には、そ
のエラーの発生時点で印字や定着動作等を停止させるも
のである. なお、緊急停止はB−ICからのSTOP信号に応じて
実行される処理であり、A−IC内での判断に基づくエ
ラー処理とは異なる.内容的には、V:急停止処理は、
紙切れやジャム等のユーザーによるメンテナンスでプリ
ンターを使用可能な状態とすることができる場合に実行
され、エラー処理は、ヒータやモータの故障といった本
質的な故障でメーカーによる修理が必要な場合に実行さ
れる.PFSが5パルス検出される間STOPfg号が
入力されなかった場合には、第12図の8.170でF
クラッチをOFFさせる. この時点では、前述したS.165〜S. 170の処
理により、用紙はその先端が定着ローラーの位置にあり
、印字開始時に用紙を挟持して搬送を開始しても良いわ
けである.しかし、前述したようにヒートローラは印字
待機中においてもかなり高温となっているため,用紙の
端部がこのヒートローラーの近傍に位置すると、たとえ
圧着された状態でなくともこの端部が熱による影響でカ
ールしてしまい、搬送を開始しようとして押圧ローラー
を上昇させた際にローラー間にうまく引き込まれず、ベ
ーバージャムを起こす危険性がある. このような不具合を避けるため、このプリンターでは以
下のS.171〜S.184の処理により、1ページ分
用紙を排出するよう制御している. まず、S.171〜S.179において押圧ローラーを
上界させて用紙を扶持させる. この処理内では、3.171で押圧ローラーを上昇させ
る方向にBRモータを回転させ、3.172で2秒のタ
イマーを起動してそのタイムアップ前に押圧ローラーが
所定の位置にまで設定されるか否かを判断ずる. 3
.173で一回目のBRLI ON、すなわち第1のス
リット70aがセンサー位置に達するのを待って3.1
74へ抜け、S.+74と3.175においてこの一回
目のBRUがOFFすルノを待ッテ次+.: S.17
6,S.177テ2回目のBRLIがONするのを待つ
.2回口のBRLIは第2のスリット70bに対応する
信号であり、このとき押圧ローラーは所定位置にまで上
界した状態となる.S.174,S.176で2秒以内
にBRυが変化しない場合は、BRモータの故障と判断
してエラー処理に入る.押圧ローラーが2秒以内に上昇
すると、3. 178でBRモータを停止すると共に、
3.179で2秒タイマーを停止し、以下、用紙を1ペ
ージ分排出する処理に入る. 180.s.181ではPFSをカウントするカウンタ
ーをクリアして、FクラッチをONI,,て連続用紙の
搬送を開始する.ここでは1ページ11インチの連続用
紙を前提としており、1ページ分に対応するPFSバル
スは22発となる. そこで、S.182,S.183でB−ICからのST
OP信号を監視しつつPFSバルスが22回検出される
のを待ち、S.l84で2クラッチをOFF L,て搬
送を停止する.この処理により、連続用紙の1ページ目
は排出口から外部に排出され、1ページ目と2ページ目
との境が定着部30の位置に設定されると共に、2ペー
ジ目と3ページ目との境は感光体ドラムの直下に位置す
ることとなる. 3.186ではTバイアスがOFFするのを待ち、これ
がOFFすると3.186でメインモータ停止処理をコ
ールしてメインモー夕を停止し、3.187で押圧ロー
ラーを下降させて用紙とヒートローラーとの圧着を解除
して第7図の3.4へと処理を進める.なお、メインモ
ータ停止は第15図に示したような処理によって行われ
る.すなわち、S.230,3.231でモータ側、モ
ータRDYの各ビットを0とし、S.232でモータ駆
動用の相データをキャンセルし、8.233でパワーダ
ウン、3.234でCバイアスをOFF l,てリター
ンする. ここで、第7図に戻ってメインフローの説明を続ける. 用紙セット処理が実行されて8.14の用紙セット要求
がなくなった場合には、S.15でセルフテストのサブ
ルーチンがコールされ、この処理内でエラーが検出され
た場合には8.16からエラー処理に分岐する.なお、
このセルフテスト処理は一般的なプリンターの起動にも
利用される. 従来から、自己診断機能を備えるプリンターはあるが、
従来の自己診断機能は1つのエラーを検出するとその時
点で診断を終了し、エラー処理に入るものであった.こ
のような構成では、複数のエラーが重複して発生してい
る場合、診断によって検出されたーのエラーを解除して
も他のエラーは検出されずに放置されたままとなり、再
度診断を行わなければ他のエラーを検知することができ
なかった. そこで、このプリンターでは、一のエラーを検出した場
合にもチェック項目に上がっている事項はすべてチェッ
クし、エラー処理内で複数のエラーをまとめて検出でき
るよう構成している.セルフテスト処理は、第16図に
示したように、S.240でまずヒートローラー内のサ
ーミスタの抵抗が想定した最低室温(例えば0℃)相当
の抵抗ROより大きいか否かを判断する.サーミスタの
抵抗値は温度低下に伴って大きくなるが、最低室温相当
の抵抗値より大きい場合には、A−ICはサーミスタが
断線しているものと判断し、S.241でヒータエラー
のビットを立てて次のテストへと処理を進める.サーミ
スタが断線と判断されなかった場合には、S.242、
3.243で120秒のタイマーをセットしてヒータを
ONシ、3.244でサーミスタの抵抗が低温設定の温
度(例えば100℃)相当の抵抗値RLより小さいか否
かを判断する. ヒートローラーはプリンターの電源が入っている場合に
は、原則としてプレヒートのために加熱されているが、
このプリンターでは、その加熱温度を2段階で管理して
いる.すなわち、後述するように電源が投入されていて
も6分以上印字を行わない場合には、低温100℃に設
定し、印字を行う場合にはこれを高温185℃に設定す
る.これは、セットされた連続用紙FPに対する不必要
な熱の影響をできるだけ避けるためである. さて、ヒートローラーの温度が低温設定の値より低い場
合には、3.245において低温設定として8.246
で120秒経過したか否かを監視しつつS.244の判
断を繰り返す.120秒以内に低温設定の値を越えると
、S.247において高温設定に切り替又で次のテスト
へと進む.120秒経過しても低温設定の値を越えない
場合には、ヒータの故障と判断して3.241ヘと処理
が進められる. ここでいきなり高温設定としないのは、ヒータのONと
共に高温設定とすると、ヒータのオーバーシュートによ
り一次的に温度が過度に高くなり、定lt器を痛める虞
があるからである.一連のヒータテストがエラーなしで
終了すると、3.248においてBRモータテストのサ
ブルーチンがコールされる.この処理は、BRIJ,B
RDの出力を検知しつつ2秒以内で押圧ローラーの上界
、下降が行い得るか否かを判断するものである. なお、テストの結果がエラーである場合には、以下のテ
ストも含めて、各テストに対応するエラービットを立て
てテストルーチンへリターンし、次のテストへと処理を
進める. S.249〜S.251では、メインモー夕の起動とモ
ータRDYビットの設定を行い、3.252ではポリゴ
ンスキャナーのテストが開始されて6秒のタイマーが起
動される.このテストは、ポリゴンミラーの回転がスタ
ートから6秒以内に所定の回転数に達したか否かを判断
するものである. 続いて、3.253では半導体レーザーに対する自動出
力調! (APC)が有効に機能するか否かを判断する
.このテストは、レーザードライバー内のDハコンバー
タの出力を最下位ビットレベルで変化させ、これに応じ
てパックビームの出力が変化するか否かを判断する,
D/Aコンバータの出力調整に応じてレーザー出力が
変化した場合には、半導体レーザーがコントロールされ
ていると判断する.3.254ではセルフプリントで利
用するパターンジエネレータの初期化を開始する. S.255〜S.257ではポリゴンテストの結果タイ
ムアップとなる前に所定回転数に達したか否かが判断さ
れ、達した場合にはタイマーを停止して8.258へと
移行し、APCテストの結果エラーがなければ3.26
0でBDセンサーのテストが行われる.ポリゴンテスト
中にタイムアップとなった場合には、3.257でポリ
ゴンエラービットを立て、S.26lへ移行する. BDセンサーのテストは、レーザーをONL,て所定の
時間内にBDセンサーから所定の数の垂直同期信号が出
力されたか否かを判断するものでるが、レーザーあるい
はポリゴンミラーに故障があると実行できないのでその
場合にはパスされる.3.261ではパターンジェネレ
ー夕の初期化を終了し、このセルフテストのフローがリ
モートルーチン内でコールされた場合にはS.262友
らリモー1・ルーチンへリターンする. この処理が第7図の8.15でコールされた場合には、
S.263からS.264へ進んでレーザー、ポリゴン
、メインモータを停止してリターンするが、接述のプリ
ントシーケンスに入ってから第8図のセルフテスト2と
してこの処理がコールされた場合には、3.264をス
キップしてリターンする. さて、セルフテストが終了すると、第7図の3.16で
テスト中にエラーが発見されたか否かを判断し、エラー
が生じていた場合にはエラー処理に入る.エラーがなけ
れば、S,17でプリンターをプリントモードにセット
し、8.18で360秒タイマーをセットして第8図の
「A」に処理を進める.S.19、S.20ではA−I
CはB−4CからPAIJSE,STOP信号が入力さ
れているか否かを判断し、これらが入力されている場合
には8.21でプリントモードを解除する. PAUS!tもSTOPも入力されていない場合には、
S.22.S.23においてプリントモードにない場合
にもプリントモードに設定され、8.24でホストコン
ピューターから1ページ分以上の印字データが送られて
きたと判断された場合には以下のプリントシーケンスが
実行される. S.25ではヒータの低温設定への以降タイミングを図
る360秒タイマーを停止し、8.26でヒートローラ
ーが定着に必要な高温になっているか否かを判断する.
電源をONシた直後には、前述のセルフテスト内で高温
設定とされていてもこの時点では高温に達しない. この場合には、S,27〜S.30の処理によって高温
に設定されるのを待ち、かつ、120秒以内に高温に達
しない場合には8.31でヒータエラービットを立てて
エラー処理に入る. ヒートローラーが高温に設定されると、PRIN丁uW
ビットを1として第16図のセルフテスト処理1こSE
LF TEST2の端子から入る.このテスト内でエラ
ーが発見された場合には8.35からエラー処理へ分岐
し、エラーがなければ8.36で転写部の)<イアス制
御をH(帯電)バイアスから開始する.次に、8.37
で紙送り補正を許可した後、8.38でD(現像)バイ
アスがONするのを待ち、8.39以下第9図のrB,
へ続けて押圧ローラーを上昇させるための処理を行う. S.19,S.20,S.24でプリントの開始が拒否
された場合、A−ICはS,18から360秒経過して
レ1れ!fS.43でヒータを低温設定とし、S.44
〜S.50でテストブiノントを行うか否かを判断する
. リモートモードが設定されておらず、テストスイッチが
囲され、あるいはテストモードが設定されている場合に
は、セルフプリントモード、テストモードにセットし、
通常の印字を行うためのプリントモードを解除して8.
25へと処理を進める.リモートモードが設定されてい
ず、しかもテストモードでもない場合には、FF要求が
あれif8.51からFF処理に入って用紙を1ページ
分排出し、高温設定の要求がなけれれば再び8.19に
戻って処理が繰り返される. メインフローの処理を開始して8.15でセルフテスト
を行うと、その内部で高温設定の要求がなされるが、8
.53の処理の時点では未だ高温に達せず、まずS.5
4〜S.57の処理によってヒートローラーを高温に設
定した後、第7図の「C」へと戻って処理を繰り返す. 従って、プリント開始信号が入力されるまでの間、A−
ICはプリントシーケンスには入らずに第8図左側の列
の処理を繰り返す. モしてA−ICはタイマーセットから360秒杼遇する
までヒートローラーを高温としたままS.19〜S,2
4、S942〜S.53の間をループする.360秒経
過すると低温設定に移行してS.52からS.l9へ戻
る.このループを回る間には高温設定の要求がなされる
ことはなく、プリント開始の信号が入力されるか、ある
いはテストスイッチがONされた場合に8.25以下の
プリントシーケンスに入る. 一回目のBRtlの出力により8.41を抜けて第9図
の処理に入ると、セルフプリントモードでなレ1場合に
はS,61で垂直同期(VS)の要求を出して走査光学
系を起動する.そして, S.82〜S965におレ
)で一回目のBRtlがONの間、あるいはこれがOF
F l,て2回目のBRUがONするまでの間にRDセ
ンサーから垂直同期信号が入力されるか否か、すなわち
露光プロセスカ1開始されたか否かをチェックする. 押圧ローラーが上昇位置にセットされるまでを二BDセ
ンサーからの出力が開始しない場合に拳よ、光学系にエ
ラーがあるものとしてS,66でBRモータを停止させ
ると共に、8.67で押圧ローラーを下降させた{克
エラー処理に入る. 垂直同期信号が入ると、A−ICは8.68で■S要求
を解除して8.69へ処理を進める. 一方、セルフプリントモードにある場合番こ1よ、S.
70〜S.72においてパターンジエネレー夕を起動す
ると共に、その起動を確認した後にS,69へ処理を進
める.この場合には、vS要求がなくともジエネレータ
から書き込み情報が得られる.8.69は、一回目のB
RUのONで抜けてきた場合に、これがOFFするのを
待つための処理であり、8.64から抜けた場合にはそ
のまま素通りする.そして、2回目のBRUが第8図の
8.40による2秒タイマーのタイムアップ前に出力さ
れると、S,73からS.75に進んでBRモータを停
止する.2秒経過しても2回目のBRIJが出ない場合
には、S.74からS.66へ進み以降の処理を実行し
てエラー処理に入る.押圧ローラーが上昇して用紙がロ
ーラー間に扶持されると、8.76でFクラッチを08
1,てヒートローラー及びトラクターの回転を開始する
.露光から用紙搬送開始までのタイミングは、第20図
に示したようなタイミングチャートに従って行われるよ
う構成されている. すなわち、DバイアスのONと同時にBRモータがスタ
ーl・し、一回目のBRIIがONの間、あるいはこれ
がOFF シて2回目のBRυがONするまでの間に露
光が開始する.なお、感光体ドラム上で露光が開始され
る位置と用紙への転写を行う位置との間隔は、この例で
は372インチとされており、露光部分が転写位置とな
るまで3/2インチ分用紙を送らずにドラムを空転させ
る必要がある. 但し、感光体ドラム上の印字部分が転写位置に来ると同
時に紙を送り始めたのでは、立ち上がりの用紙スピード
はいきなり所定スピード(75mm/s)とはなり得ず
、 ドラムとの間にスピード差が生じてその部分の文字
がつぶれて印字されてしまう.そこで、このような不具
合を避けるため、露光部分が転写位置に来る1/6イン
チ手前側、つまり露光開始から473インチ空転させた
後に、押圧ローラーを圧着位置に復帰させて用紙を挟持
させると共に、用紙をドラムに接触させ、同時にFクラ
ッチをつないで用紙を送り始めるよう構成している.従
って、ミシン目から1/6インチは印字されないことと
なる.なお、FクラッチのONは、露光開始の時点から
の時間によって管理し、BRモータ停止後となるように
構成してもよい. 用紙の搬送が開始されると、1/2インチ毎に出力され
るPFSバルスのカウントが開始されるが、S.77〜
S,80ではS.40の2秒タイマーとB−ICからの
S丁OP信号を監視しつつPFSのカウントが1以上と
なるのを待つ, PFSカウントが1となる前にタイ
ムアップした場合には、エラー処理に入り、STOP信
号が入力された場合には緊急停止処理に分岐する.次に
、S.81 ,S.82でPFSが17となるの待つ.
PFSが17となると、セルフプリントモードであった
場合には、8.84で起動されていたパターンジエネレ
ー夕を停止すると共に、8.85でその停止を確認して
8.87へ処理を進める. 通常プリントのモードであった場合には、S.87〜S
.90においてB−ICからPAUSE信号が入力され
ていればPAUSIfビットを1とし、STOP信号の
入力を監視しつつPFSパルスが18となるのを待って
第10図の「D」へと処理を進める. 第10図では、S.91〜S.94においてプリントを
継続するか否かを判断する.すなわち、B−ICからの
PA[ISE要求がある場合、通常のプリントモードで
あって印字データが1ページ分に満たない場合等プリン
ト継続の信号がない場合、そしてセルフプリントモード
であるがテストスイッチがONされていない場合には第
17図の停止処理へ分岐する.このように、PFS=1
8すなわち9インチ送った時点で次ページの印字有無を
判断するのは、前述したように露光位置と転写位置とが
異なるため、転写位置が9インチである際に露光位置に
番よ既にlO.5インチ目に相当する部分が位置してい
るからである.ここで第19図の停止処理の説明を行う
.停止処理に入ると、S.270でPFSバルスのカウ
ントが22となるのを待ってS.272でFクラッチを
切って用紙の搬送を停止し、3.273で転写バイアス
がOFFするのを待つ.これらの待機中にB−ICから
ストップ{8号が入力されると、緊急停止の処理に分岐
する. そして、この処理にPAUSE要求によって入った場合
には、3.275から3.276へ進み、FF(フォー
ムフィード)要求があるか否かを判断してS.277〜
S.281の1ページ分定着、排出の処理を実行する.
この処理については後述することとする. PAUSEl7求以外の理由によりこのルーチンに入っ
た場合には、S.277〜S.281をスキップして3
.282へ進み、押圧ローラーを下降させ、8.284
,5.2B5をスキップし、S.286 〜S.289
L:おイテレーザー、メインモータ、ポリゴンスキャナ
ーを停止させると共に紙送り補正を禁止し、3.290
から分岐して第7図の8.17へ戻る. このフローからも理解できるように、PAUSE要求が
なく正常に印字終了して待機状態にある場合には、プリ
ンター内部には未定着の用紙が1ページ分残存すること
になる.これは、連続用紙を使用するページプリンター
である構成上、印字の終了の度に転写された部分の全て
を定着すると、定着させた次の1ページ分は情報が何も
転写されないまま残存し、この残存したページが次の印
字時に排出されるので、そのページの用紙が無駄になる
からである. しかし、ペーパーエンブティの場合には、最終ページを
定着させても次ページがないことから上記のような不具
合がないばかりか、ペーパーエンブテイのエラーでプリ
ンターが停止してしまうとそのまま電源を切ってしまう
等した際にその印字結果が無駄となってしまう. また、 トナー関係のエラーによってPAUSE5求が
なされた場合にも、プリンターを単に停止させたのでは
未定着の用紙が内部に残されたままとなり、そのまま電
源を切ってしまう等した際にその印字結果が無駄となっ
てしまう. そこで、このプリンターでは、PAUSElil求によ
って停止処理に入った場合には、S.276〜S.28
1の処理により転写済みの用紙を1ページ分定着、排出
してから動作を停止するよう構成している.ペーパーエ
ンブテイの場合には同時にFF要求がなされ、S.27
7でPFSカウンタをクリアしてFクラッチをつなぎ、
S.278でPFS=28となるまで用紙を搬送して3
.279でFクラッチをOFFする.トナー関係の場合
には1F要求はなされず、8.280,3.281によ
ってPFS=22となるまで用紙を搬送してFクラッチ
をOFFする. なお、用紙の1ページは11インチであり、通常はPF
S=22に対応するが、ペーパーエンブテイの場合は、
搬送の途中で用紙がトラクタ一部から離れるためにトラ
クタ一部のスピードが50mm/sに低下してPFSの
間隔も長くなる.そこで多少の余裕を見てPFS=28
となるまで搬送することとしている.1ページ分の排出
が終了すると、3.282で押圧ローラーを下降させる
と共に、S.284,8.285でヒートローラーを低
温設定としてプリントモードを解除し、3.286〜3
.289の処理を行う.すなわち、トナー関係の優先順
位の低いエラーが発生した場合には、その発生時のペー
ジの印字とこの印字の定着は完了され、この完了後印字
や定着動作は停止される. そして、3.291でPAUSEビットをクリアし、S
.292でPALISE要求が解除されるのを待って第
8図の8.54へと戻って処理を進める. なお、 トナー関係のエラーで1ページ分を排出する場
合、排出される次のページには何も印字されず、次回の
印字の際に白紙として排出されることとなる.そこで、
このページにトナーローあるいはトナーオーバーフロー
を意味する何らかのマークあるいは文字をパターンジエ
ネレー夕からの出力により印字しておき、次回の印字の
際、前回どのようなエラーで停止じたのかを認識できる
よう構成してもよい. ここで説明を第lO図に戻す. PAUSE要求がなく、かつ、プリントを継続する場合
には8.95へ進み、通常のプリントの場合には8.9
6でVS要求をセットする. S.97〜S.102は、ページ間の用紙搬送中にレー
ザーにAPC(自動出力制御)をかけるための処理であ
る.20a+sのタイマーの作動中にB−ICからST
OP信号が入れば、3.100から緊急停止処理に分岐
し、タイムアップした時点でAPCが終了しなければS
.+02からエラー処理に入る. APCが終了すると、セルフプリントモードの場合には
、3. 104でパターンジエネレータを1ヰ起動して
その起動をS.105,S.106で確認し、S. 1
07でPFSを−4として第9図の8.81に戻って連
続印刷を行う.通常プリントモードの場合には、露光が
開始されたか否かをS.l08,S.109テ確認し、
3.110テVS要求を解除して5.107に進む. 以上でこのプリンターのメインフローチャートとその分
岐、サブルーチンの説明を終了し、次に、このメインフ
ロ一等とは独立して処理される2つの割り込み処理につ
いて説明する. 第18図はタイマー1のカウント毎に実行されるタイマ
ー割り込み処理を示している.この割り込みが最優先の
処理であり、この処理に入ると他の処理はすべて禁止さ
れる. タイマー1は、モータONビットが0である場合にはメ
インフローの3.2で起動された時点のまま38.4μ
sのクロックをもとにlmsのタイマーとして生成され
、1++s毎にタイマー割り込みがかけられる.この場
合には、S.300からS.301,S.302へ進ん
でタイマー1を一旦停止させてからlmsで再起動し、
S、303で割り込み禁止を解除してリターンする.第
13図のモータ起勤処理が実行されてモータONビット
が1となると、タイマー1はメインモータ駆動用のパル
スを規定するために用いられ、この場合には1.2μs
のクロックに基づいて規定され、その規定される時間毎
に割り込みがかけられる.また、メインモー夕の駆動パ
ルス補正を高精度なものとするために1.2μsのクロ
ックによりパルスを生成しているが、このパルスを8ビ
ットのタイマーを利用して生成するため、1つのハード
ウェアー的なタイマーをソフトウェアー的に4つのタイ
マーとして構成し、これらの4つのタイマーを連続作動
させることによってlmsのパルスを規定している.メ
インモー夕が起動された当初は、モータRDYビットは
0であるため、S.304からS.305へ抜けてPカ
ウンタが1より小さいか否かを判断する.Pカウンタは
、第13図の3.201において159に設定されるカ
ウンタであり、起動された当初は3.305を否定で抜
けてS.306〜S.309の処理を行う.この処理は
、メインモー夕のスローアップを行うための処理である
. ここで使用されるメインモータは、300rpa+まで
が自起動領域であり、これを1 00Orpm程度の回
転数で使用するために駆動パルスの周波数を30Orp
mから100Orpmまでの過程で200mg程度の時
間内にエクスボネンシャル(指数関数的)に変化させて
スローアップする. まず、第13図の3.202でセットされたVALUE
カウントの初期値分の処理を行うまでは3.307,3
.308をスキップして駆動周波数を決めるためのタイ
マー1にVALIJE値をセットしてS.310で相デ
ータを出カし、割り込みを許可してリターンする. この処理をVALUEカウント分処理するまでタイマー
1にセットした周期で繰り返し、I/ALUEカウント
分処理が終了すると9.307で次のデータを読み込ん
で再びVALUEカウンタにセットし、3.308でP
カウンタから1をマイナスして3.309で新たな値を
タイマ−li:セットし、3.310へと処理を進める
.スローアップのためのデータは全部で180有り、P
カウンタが0となるまで以上の処理を繰り返すことによ
り、メインモー夕は所定の回転数に達する.Pカウンタ
が0となると、S.304から3.305を抜けて3.
311に進み、モータRDYビットを1に設定する.そ
して、タイマー1を3.312で一旦停止してS。31
3で262μsにセットして再起動し、3.314でT
ICarryカウンタを1としてS.310,3.30
3を抜けてリターンする.従って、次のタイマー割り込
みは262μs後となる. なお、S.311〜S.314の処理は、メインモータ
の起動の際に一回だけ行われる処理である.282μs
後に次の割り込みが入ると3.304の分岐で3.31
5に向い、TIIIINDビットの状態が判断される.
初期的にはこのビットは0であるため、3.316へ抜
けてrtcarryにポローがあるか否かを判断する.
このループに初めて入る場合には、S.314でHCa
rry:1に設定されているため、これを否定で抜けて
S.317 〜S.319をスキップし、S.320で
TICarryから1マイナスしてリターンする. タイマー1は262μsに設定されたままであるため、
S.311でモータRIIYビットを1としてから2回
目、3回目の割り込みも、262μs毎に実行される.
そして、2回目の割り込み時にS.320で丁ICar
ryにボローが発生し、3回目の割り込みの際にはS.
316からS.31?へ進んでTICarryが2に設
定されると共に、3.318においてタイマー1の値が
後述するPFS割り込み処理中で設定されるT1カウン
タに1クロック分の1・2を乗じた値に置き換えられる
. また、5.319ではτLENDビットが1とされ、S
.320,S.303を抜けてリターンする. 丁1カウンタは、メインモー夕の駆動パルス幅に補正を
かけるためのカウンタであり、次の割り込みまでの時間
はこの新たに設定されたタイマー1の値に基づいて行わ
れる. そして、次回の割り込みの際には、3.315が肯定と
なるために3.312において再びTIENDビットを
クリアし、S.322で一旦タイマー1を停止させると
共に、3.323でタイマー1を再び262μsにセッ
トし直して3.310で相データを出力し、リターンす
る.このような処理の繰り返しにより、262μSのタ
イマーが3つと、T1カウントにより規定された時間の
タイマーが1つという4つのタイマーによって規定され
る時間毎に相データが出力され、これによってメインモ
ー夕の駆動パルスが決定される.続いて第19図のPF
S割り込み処理の説明を行う.この処理は、PFSの立
ち上がりと共に実行される割り込み処理であり、BDセ
ンサーから出力される垂直同期信号を基準として、PF
S信号によって示される用紙の送りスピードとの比較に
より、メインモー夕のパルス補正のためのTlカウンタ
を設定するものである. この処理に入ると、3.350において前述したタイマ
ー割り込み以外の割り込みが禁止され、3.351でF
クラッチがONシているか否かを判断する.メインモー
タが起動していたとしても、用紙の搬送が行われていな
い場合にはPFSバルスも出力されず、補正の対象もな
いため、この場合には3.352で割り込みを許可して
リターンする. FクラッチがONシている場合には、3.353へ進ん
でPFSカウントが1であるか否かを判断する. P
FSカウントは、メインフロー内、あるいはトップセッ
ト処理内でページ間の区切りが感光体ドラムの直下に位
置するタイミングで0となるよう設定されており、その
ページに入って初めてのPFSバルスによる割り込み処
理の実行の際にS.354,S.355が実行され、1
インチビットがクリアされると共に、BD信号のカウン
トが許可される. 次いで、3.356においてPFSカウンタに1プラス
され、3.357で用紙送り補正が許可されているか否
かを判断する.紙送りに補正をかけるのは、印字位置の
ズレや歪を解消することが目的であるため、これが許可
されているのは第8図の8.37から第16図の3.2
88の間である.トップセット処理のように印字が行わ
れていない場合にはたとえ紙送りがなされていても送り
量を補正する必要はないため、補正は許可されていない
. 補正が許可されていない場合には5.352を抜けてリ
ターンし、許可されている場合には3.358で1イン
チビットが1であるか否かを判断する.PFSパルスは
1/2インチ毎に発生するが、このプリンターでは紙送
り補正を1インチ毎に行う構成としているため、この1
インチビットを3.359,8.360で1パルス毎に
書き換えて整数インチ目かどうかを判断している. 整数インチ目である場合には、3.361でHSYNC
力ウンタに1インチ分のBDパルスの数を入力する.そ
してプリンタの分解能がいくらに設定されているかをS
.363で判断し、分解111iDPr(1インチ当り
の走査ラインの本数)に応じた補正を行う.なお、この
補正に当たっては、BDパルスが正確に出力されている
ことを前提にしている.また、Tlカウンタの初期値は
、紙送り補正が許可された際に例えば178(約214
μsに相当)に設定されているものとする. まず、S.364,S.369では}IsYNcカウン
タがその分解能の数に一致しているか否かを判断する.
これが一致している場合には、紙送りが正確に行われて
いることを意味するため、TIカウンタを変更せずにリ
ターンする. 一致しない場合には、S.365,S.370において
}IsYNCカウンタが予定より大きいか否かを判断し
、小さい場合には紙送りのスピードが走査に比べて早い
ことを意味するため、3.360においてTlカウンタ
に1プラスしてメインモー夕の駆動パルスの周波数を下
げ、反対に大きい場合には3.371においてTlカウ
ンタから1マイナスして周波数を上げる●これにより、
メインモータのスピードか変化して紙送りの補正をかけ
ることができる.なお、補正の幅は、上述のように1イ
ンチにつき1カウント(1.2μB)単位であるため、
基準駆動パルス幅に対しての微小レベルで補正をかける
ことができる.従って、例えばDPIに対して10カウ
ントの誤差がある場合には、用紙を10インチ送ること
によって補正が完了する.このように1カウント毎に補
正をかけるのは、複数カウントの補正を一度にかけると
搬送スピードが急激に変化して印字に歪を生じる虞があ
るからである. なお、S,366,S.368及びS.372,S.3
73はそれぞれτ1カウンタの上限、下限をリミットす
るための処理であり、これにより、タイマー1の補正幅
は214μsを中心に±20μsとなる. [効果] 以上説明したように、この発明によれば、優先順位の低
いエラーが発生した場合には、エラー発生時のページの
印字が中途で終了することなく、そのページの終わりま
でその印字と印字の定着が続行されるので、そのページ
の用紙が無駄になることかない.
第1図〜第5図は、この発明に係る連続用紙搬送装置の
1実施例を示すプリンターの機械的説明図であり、第1
図は側面図、第2図は用紙搬送部分の平面図、第3図は
BRモータ近傍の断面図、第4図はPFSパルスを発生
させるための円盤の平面図、第5図(A)(B)はBR
U.BRDの各センサーを構成する円盤の平面図である
. 第6図は、実施例に係るプリンターの制御系を示すブロ
ック図である. 第7図〜第19図は実施例に係るプリンターの作動を示
すフローチャートである. 第20図は、実施例に係るプリンターの制御の一部を示
すタイミングチャートである. Eo・・・トナーオーバーフローセンサー(エラー検出
手段) EL・・・トナーローセンサー (エラー検出手段) 11・・・感光ドラム(印字手段) 30・・・定着部(定着手段) A−rc・・・CPU (制御手段,エラー検出手段)
B−rc・・・cpυ(判断手段) 第 l l 図 第 l 図 第 図 第 l 図 手 続 補 正 書 第2Q図
1実施例を示すプリンターの機械的説明図であり、第1
図は側面図、第2図は用紙搬送部分の平面図、第3図は
BRモータ近傍の断面図、第4図はPFSパルスを発生
させるための円盤の平面図、第5図(A)(B)はBR
U.BRDの各センサーを構成する円盤の平面図である
. 第6図は、実施例に係るプリンターの制御系を示すブロ
ック図である. 第7図〜第19図は実施例に係るプリンターの作動を示
すフローチャートである. 第20図は、実施例に係るプリンターの制御の一部を示
すタイミングチャートである. Eo・・・トナーオーバーフローセンサー(エラー検出
手段) EL・・・トナーローセンサー (エラー検出手段) 11・・・感光ドラム(印字手段) 30・・・定着部(定着手段) A−rc・・・CPU (制御手段,エラー検出手段)
B−rc・・・cpυ(判断手段) 第 l l 図 第 l 図 第 図 第 l 図 手 続 補 正 書 第2Q図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 感光ドラム等から構成される印字手段と、各種のエラー
を検出する複数のエラー検出手段とを備え、前記印字手
段によって連続用紙に画像を印字して定着手段でその画
像を定着していくレーザープリンターにおいて、 前記エラー検出手段がエラーを検出したとき、そのエラ
ーが優先順位の低いエラーか優先順位の高いエラーかを
判断する判断手段と、 この判断手段が優先順位の低いものであると判断したと
き、この判断時点における印字中のページの印字を完了
させるとともにその印字の定着を行うように前記印字手
段、定着手段の作動を継続させた後その作動を停止させ
、優先順位が高いエラーであると判断したとき、この判
断時点で前記印字手段、定着手段の作動を停止させる制
御手段とを備えていることを特徴とするレーザプリンタ
ー。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286993A JPH02131980A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | レーザープリンター |
US07/435,990 US5023631A (en) | 1988-11-14 | 1989-11-14 | Stopping process control device |
DE3937835A DE3937835A1 (de) | 1988-11-14 | 1989-11-14 | Einrichtung zum steuern des stopvorganges eines druckers |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63286993A JPH02131980A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | レーザープリンター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02131980A true JPH02131980A (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=17711631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63286993A Pending JPH02131980A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | レーザープリンター |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5023631A (ja) |
JP (1) | JPH02131980A (ja) |
DE (1) | DE3937835A1 (ja) |
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- 1989-11-14 DE DE3937835A patent/DE3937835A1/de not_active Withdrawn
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