JPH02111836A - 水素吸蔵Ni基合金および密閉型Ni−水素蓄電池 - Google Patents
水素吸蔵Ni基合金および密閉型Ni−水素蓄電池Info
- Publication number
- JPH02111836A JPH02111836A JP26236688A JP26236688A JPH02111836A JP H02111836 A JPH02111836 A JP H02111836A JP 26236688 A JP26236688 A JP 26236688A JP 26236688 A JP26236688 A JP 26236688A JP H02111836 A JPH02111836 A JP H02111836A
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- JP
- Japan
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- hydrogen storage
- hydrogen
- storage battery
- negative electrode
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、水素吸蔵Ni基合金、並びにこの水素吸蔵
Ni基合金を負極活物質として用いてなる密閉型Nf
−水素蓄電池に関するものである。
Ni基合金を負極活物質として用いてなる密閉型Nf
−水素蓄電池に関するものである。
一般に、密閉型Ni−水素蓄電池が、水素吸蔵合金を活
物質として用いてなる負極と、Ni正極と、さらにセパ
レータおよびアルカリ電解液で構成され、かつ前記負極
を構成する水素吸蔵合金には、 (a) 室温付近での水素吸蔵・放出能が大きい。
物質として用いてなる負極と、Ni正極と、さらにセパ
レータおよびアルカリ電解液で構成され、かつ前記負極
を構成する水素吸蔵合金には、 (a) 室温付近での水素吸蔵・放出能が大きい。
(b) PCT曲線における室温付近の温度でのプラ
トー圧に相当する平衡水素解離圧が比較的低い(5気圧
以下)。
トー圧に相当する平衡水素解離圧が比較的低い(5気圧
以下)。
(C) アルカリ電解液中で耐食性および耐久性(耐
劣化性)がある。
劣化性)がある。
(d) 水素酸化能(触媒作用)が大きい。
(e) 水素の吸蔵・放出の繰返しに伴う微粉化が起
り難い。
り難い。
(「)無(低)公害である。
(g) 低コストである。
以上(a)〜(g)の性質を具備することが望まれ、さ
らにこのような性質を具備した水素吸蔵合金を負極の活
物質として用いてなる密閉型Ni −水素蓄電池は、大
きな放電容量、長い充・放電サイクル寿命、すぐれた急
速光・放電特性、および低自己放電などの好ましい性能
を発揮するようになることも良く知られるところである
。
らにこのような性質を具備した水素吸蔵合金を負極の活
物質として用いてなる密閉型Ni −水素蓄電池は、大
きな放電容量、長い充・放電サイクル寿命、すぐれた急
速光・放電特性、および低自己放電などの好ましい性能
を発揮するようになることも良く知られるところである
。
したがって、特に密閉型NI −水素蓄電池の負極を構
成する活物質として用いるのに適した水素吸蔵合金の開
発が盛んに行なわれ、例えば特開昭81−45583号
公報に記載される水素吸蔵合金はじめ、多数の水素吸蔵
合金が提案されている。
成する活物質として用いるのに適した水素吸蔵合金の開
発が盛んに行なわれ、例えば特開昭81−45583号
公報に記載される水素吸蔵合金はじめ、多数の水素吸蔵
合金が提案されている。
しかし、すでに提案されているいずれの水素吸蔵合金も
密閉型Ni −水素蓄電池の負極活物質として用いる
場合に要求される上記の性質をすべて満足して具備する
ものではなく、より一層の開発が望まれているのが現状
である。
密閉型Ni −水素蓄電池の負極活物質として用いる
場合に要求される上記の性質をすべて満足して具備する
ものではなく、より一層の開発が望まれているのが現状
である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、特に密
閉型Ni −水素蓄電池の負極活物質として用いるの
に適した水素吸蔵合金を開発すべく研究を行なった結果
、重量%で(以下%は重量%を示す)、 T1:5〜20%、 Z r:10〜37%。
閉型Ni −水素蓄電池の負極活物質として用いるの
に適した水素吸蔵合金を開発すべく研究を行なった結果
、重量%で(以下%は重量%を示す)、 T1:5〜20%、 Z r:10〜37%。
Mn: 4〜18%、 V :0.l −to
%。
%。
Cu:0.1〜7%、、 All:0.01〜3
.5%。
.5%。
Fc:0.01〜5%。
を含有し、さらに必要に応じて、
Cr:o、05〜6%。
を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成を有
する水素吸蔵Ni基合金は、密閉型Ni水素蓄電池の負
極活物質として用いる場合に要求される上記(a)〜(
g)の性質を十分満足した状態で具備し、したがってこ
れを負極活物質として用いてなる密閉型Ni −水素
蓄電池は、大きなエネルギー密度と電気容量をもち、か
つ長いサイクル寿命を示すようになるほか、自己放電が
小さくなり、さらに高率充・放電特性にもすぐれ、無公
害および低コストと合せて、すぐれた性能を発揮するよ
うになるという知見を得たのである。
する水素吸蔵Ni基合金は、密閉型Ni水素蓄電池の負
極活物質として用いる場合に要求される上記(a)〜(
g)の性質を十分満足した状態で具備し、したがってこ
れを負極活物質として用いてなる密閉型Ni −水素
蓄電池は、大きなエネルギー密度と電気容量をもち、か
つ長いサイクル寿命を示すようになるほか、自己放電が
小さくなり、さらに高率充・放電特性にもすぐれ、無公
害および低コストと合せて、すぐれた性能を発揮するよ
うになるという知見を得たのである。
この発明は上記知見にもとづいてなされたものであって
、 Ti: 5 〜20%、
Zr二10 〜37%。
、 Ti: 5 〜20%、
Zr二10 〜37%。
Mn: 4 〜18%、 V :0.1〜10
%。
%。
Cu:0.1〜7%、、 All:0.01〜3
.5%。
.5%。
F e:0.o1〜5%。
を含有し、さらに必要に応じて、
Cr:o、05〜6%。
を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成を有
する水素吸蔵Ni基合金、およびこの水素吸蔵Ni基合
金を負極活物質として用いてなる密閉型Ni−水素蓄電
池に特徴を有するものである。
する水素吸蔵Ni基合金、およびこの水素吸蔵Ni基合
金を負極活物質として用いてなる密閉型Ni−水素蓄電
池に特徴を有するものである。
つぎに、この発明の水素吸蔵Ni基合金において、成分
組成を上記の通りに限定した理由を説明する。
組成を上記の通りに限定した理由を説明する。
(a)TiおよびZ「
これらの成分には、共存した状態で合金に望ましい水素
吸蔵・放出特性を具備せしめると共に、室温における・
1情泳素解離圧(プラトー圧)を、例えば5気圧以下に
低める作用があるが、その含有量がそれぞれTi:5%
未満およびZr:10%未満では前記作用に所望の効果
が得られず、一方Tiの含有量が2096を越えると、
平衡水素解離圧が例えば5気圧以上に上昇するようにな
り、大きな放電容量を確保するためには高い水素解離圧
を必要とするようになって蓄電池として好ましくないも
のとなり、またZrの含有量が37%を越えると、放電
容量の水素解離圧依存の点では問題はないが、水素吸蔵
・放出能が低下するようになることから、その含有量を
、それぞれT1:5〜2096、Z r:10〜37%
と定めた。
吸蔵・放出特性を具備せしめると共に、室温における・
1情泳素解離圧(プラトー圧)を、例えば5気圧以下に
低める作用があるが、その含有量がそれぞれTi:5%
未満およびZr:10%未満では前記作用に所望の効果
が得られず、一方Tiの含有量が2096を越えると、
平衡水素解離圧が例えば5気圧以上に上昇するようにな
り、大きな放電容量を確保するためには高い水素解離圧
を必要とするようになって蓄電池として好ましくないも
のとなり、またZrの含有量が37%を越えると、放電
容量の水素解離圧依存の点では問題はないが、水素吸蔵
・放出能が低下するようになることから、その含有量を
、それぞれT1:5〜2096、Z r:10〜37%
と定めた。
(b) Mn
Mn成分には、水素吸蔵・放出能を向上させ、かつアル
カリ電解液中での合金の耐食性および耐久性を向上させ
るほか、蓄電池の負極活物質としての実用に際して自己
放電を抑制する作用があるが、その含有量が4%未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が
1896を越えると、水素吸蔵・放出特性が損なわれる
ようになることから、その含有量を4〜18%と定めた
。
カリ電解液中での合金の耐食性および耐久性を向上させ
るほか、蓄電池の負極活物質としての実用に際して自己
放電を抑制する作用があるが、その含有量が4%未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が
1896を越えると、水素吸蔵・放出特性が損なわれる
ようになることから、その含有量を4〜18%と定めた
。
(C) VおよびCu
上記のように密閉型Ni −水素蓄電池には、室温に
おける平衡水素解離圧が過度に高くなく (例えば5気
圧以下)、かつ水素吸蔵・放出量ができるだけ大きいこ
とが望まれるが、■成分には、このような水素吸蔵・放
出量の増大および平衡水素圧の適正化に寄与する作用が
あるが、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方その含有量が10%を越えると
、・「高水素圧が高くなりすぎるようになるほか、電解
液中に溶は出して、自己放電が助長されるようになるこ
とから、その含有量を0.1〜10%と定めた。
おける平衡水素解離圧が過度に高くなく (例えば5気
圧以下)、かつ水素吸蔵・放出量ができるだけ大きいこ
とが望まれるが、■成分には、このような水素吸蔵・放
出量の増大および平衡水素圧の適正化に寄与する作用が
あるが、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望
の効果が得られず、一方その含有量が10%を越えると
、・「高水素圧が高くなりすぎるようになるほか、電解
液中に溶は出して、自己放電が助長されるようになるこ
とから、その含有量を0.1〜10%と定めた。
(d) Cu
Cu成分には、■との共存において、水素吸蔵・放出量
の増大および平衡水素圧の適正化を一段と促進する作用
があるが、その含有量が0.1%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方その含有量が7%を越えると
、水素吸蔵・放出量の低下を招き、放電容量が低下する
ようになることから、その含有量を0.1〜796と定
めた。
の増大および平衡水素圧の適正化を一段と促進する作用
があるが、その含有量が0.1%未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方その含有量が7%を越えると
、水素吸蔵・放出量の低下を招き、放電容量が低下する
ようになることから、その含有量を0.1〜796と定
めた。
(c) l)
l成分には、水素吸蔵・放出能を低ドさせることなく、
合金の耐食性を一段と向上させ、もって蓄電池の自己放
電を一層抑制する作用があるが、その含有量が0 、0
196未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方
その含有量が3.5%を越えると、水素吸蔵・放出能が
目立って低下するようになることから、その金白゛瓜を
O0旧〜3.5%と定めた。
合金の耐食性を一段と向上させ、もって蓄電池の自己放
電を一層抑制する作用があるが、その含有量が0 、0
196未満では前記作用に所望の効果が得られず、一方
その含有量が3.5%を越えると、水素吸蔵・放出能が
目立って低下するようになることから、その金白゛瓜を
O0旧〜3.5%と定めた。
(1’) Fe
Fe成分には、蓄電池の負極活物質として用いる場合な
どの粉末化に際して、形成された粉末を整粒化する作用
があるが、その含有量が0.0196未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方その含有量が5%を越え
ると耐食性が低下し、蓄電池の自己放電が促進するよう
になることから、その含有量を0.01〜5%と定めた
。
どの粉末化に際して、形成された粉末を整粒化する作用
があるが、その含有量が0.0196未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方その含有量が5%を越え
ると耐食性が低下し、蓄電池の自己放電が促進するよう
になることから、その含有量を0.01〜5%と定めた
。
(g) Cr
Cr成分には、特にAΩとの共存において、合金の耐食
性を一段と向上させる作用があるので、必要に応じて含
有されるが、その含有量が0.05%未満では所望の耐
食性向上効果が得られず、一方その含有量が6%を越え
ると、水素吸蔵・放出能が低下するようになることから
、その含有量を0.05〜6%と定めた。。
性を一段と向上させる作用があるので、必要に応じて含
有されるが、その含有量が0.05%未満では所望の耐
食性向上効果が得られず、一方その含有量が6%を越え
ると、水素吸蔵・放出能が低下するようになることから
、その含有量を0.05〜6%と定めた。。
つぎに、この発明の水素吸蔵Ni基合金を実施例により
具体的に説明する。
具体的に説明する。
通常の高周波誘導溶解炉を用い、Ar雰囲気中にてそれ
ぞれ第1表に示される成分組成のNi合金溶湯を調製し
、銅鋳型に鋳造してインゴットとした後、このインゴッ
トをA「雰囲気中、900〜!000℃の範囲内の所定
温度に5時間保持の条件で焼鈍し、ついでショークラッ
シャを用い、粗粉砕して直径:2mm以下の粗粒とし、
さらにボールミルを用いて微粉砕して350IIles
h以下の粒度とすることにより本発明水素吸蔵Ni基合
金1〜18、比較水素吸蔵Ni基合金1.〜12、およ
び従来水素吸蔵Ni基合金をそれぞれ製造した。
ぞれ第1表に示される成分組成のNi合金溶湯を調製し
、銅鋳型に鋳造してインゴットとした後、このインゴッ
トをA「雰囲気中、900〜!000℃の範囲内の所定
温度に5時間保持の条件で焼鈍し、ついでショークラッ
シャを用い、粗粉砕して直径:2mm以下の粗粒とし、
さらにボールミルを用いて微粉砕して350IIles
h以下の粒度とすることにより本発明水素吸蔵Ni基合
金1〜18、比較水素吸蔵Ni基合金1.〜12、およ
び従来水素吸蔵Ni基合金をそれぞれ製造した。
ついで、この結果得られた各種の粉末状水素吸蔵Ni基
合金を活物質として用い、まず、これにポリビニールア
ルコール(PVA)の2%水溶液を添加してペースト化
した後、95%の多孔度を有する市販のNiウイスカー
不織市に充填し、乾燥し、さらに加圧して、平面寸法:
42mm X 35mm1こして、厚さ: 0.80
〜0.65m+eの形状(活物質充填量:約2.l1g
)とし、これの−辺にリードとなるNi薄板を溶接によ
り取付けて負極を製造し、一方正極として同寸法のNi
焼結板を2枚用意し、これを前記負極の両側に配置し、
30%KOH水溶液を装入することにより開放型Ni−
水素蓄電池を製作した。
合金を活物質として用い、まず、これにポリビニールア
ルコール(PVA)の2%水溶液を添加してペースト化
した後、95%の多孔度を有する市販のNiウイスカー
不織市に充填し、乾燥し、さらに加圧して、平面寸法:
42mm X 35mm1こして、厚さ: 0.80
〜0.65m+eの形状(活物質充填量:約2.l1g
)とし、これの−辺にリードとなるNi薄板を溶接によ
り取付けて負極を製造し、一方正極として同寸法のNi
焼結板を2枚用意し、これを前記負極の両側に配置し、
30%KOH水溶液を装入することにより開放型Ni−
水素蓄電池を製作した。
なお、この結果得られた各種の蓄電池を、いずれも開放
電池とし、かつ正極の容量を負極の容量より著しく大き
くすることにより負極の容量をdPJ定できるようにし
た。
電池とし、かつ正極の容量を負極の容量より著しく大き
くすることにより負極の容量をdPJ定できるようにし
た。
また、上記比較水素吸蔵Ni基合金1〜12は、これを
構成する成分含有量(第1表に※印を付したもの)がこ
の発明の範囲から外れたものである。
構成する成分含有量(第1表に※印を付したもの)がこ
の発明の範囲から外れたものである。
つぎに、これらの各種の#i電池について、充・放電速
度:0.2C,充電電気量:負極容量の130%の条件
で充・放電試験を行ない、1回の充電と放電を1サイク
ルとし、 100サイクル後、300サイクル後、およ
び50αサイクル後における放電容量をそれぞれ119
1定し、さらに上記の各種粉末状水素吸蔵Ni基合金を
負極として用い、いずれも正極規制のAAサイズ(容I
i: l000iAh)の密閉型Ni−水素蓄電池をそ
れぞれ組立て、これについて自己放電試験を行ない、そ
の結果を第1表に示した。
度:0.2C,充電電気量:負極容量の130%の条件
で充・放電試験を行ない、1回の充電と放電を1サイク
ルとし、 100サイクル後、300サイクル後、およ
び50αサイクル後における放電容量をそれぞれ119
1定し、さらに上記の各種粉末状水素吸蔵Ni基合金を
負極として用い、いずれも正極規制のAAサイズ(容I
i: l000iAh)の密閉型Ni−水素蓄電池をそ
れぞれ組立て、これについて自己放電試験を行ない、そ
の結果を第1表に示した。
さらに、1述すれば第1表に示される粉末状水素吸蔵N
i合金粉末を用い、平面サイズを90■×401111
1%厚さ: 0.60〜0.65a+sとして、容ff
i : 1450〜1500sAh (活物質充填量
:約6g)とする以外は、上記の充・放電試験で用いた
蓄電池の負tff!仮と同一の条件で負極板を製造し、
一方正極板は、95%の多孔度を有するNiウィスカー
不織布に水酸化ニッケル[N i (OH) 2 )
を活物質として充填し、乾燥し、さらにプレス加工した
後、リードを取付けて、甲面寸法ニア0mm X 40
nus、厚さ二〇、65〜0.70mmの形状(容量:
1000〜1050105Oとすることにより製造し
、この結果得られた負極板と正極板を、セパレータを介
してうず巻き状にした状態で、電解液と共にケース(こ
れはO端子と兼用)の中に収容した構造の密・閉型Ni
−水素蓄電池を製造した。
i合金粉末を用い、平面サイズを90■×401111
1%厚さ: 0.60〜0.65a+sとして、容ff
i : 1450〜1500sAh (活物質充填量
:約6g)とする以外は、上記の充・放電試験で用いた
蓄電池の負tff!仮と同一の条件で負極板を製造し、
一方正極板は、95%の多孔度を有するNiウィスカー
不織布に水酸化ニッケル[N i (OH) 2 )
を活物質として充填し、乾燥し、さらにプレス加工した
後、リードを取付けて、甲面寸法ニア0mm X 40
nus、厚さ二〇、65〜0.70mmの形状(容量:
1000〜1050105Oとすることにより製造し
、この結果得られた負極板と正極板を、セパレータを介
してうず巻き状にした状態で、電解液と共にケース(こ
れはO端子と兼用)の中に収容した構造の密・閉型Ni
−水素蓄電池を製造した。
なお、上記の各種密閉型Ni −水素蓄電池において
、正極容量より負極容量を大きくしたのは、正極律則の
蓄電池を構成するためである。
、正極容量より負極容量を大きくしたのは、正極律則の
蓄電池を構成するためである。
また、自己放電試験は、まず室温で0.2C(20[1
mA)で7時間充電し、ついで蓄電池を45℃に温度を
セットしである恒温槽中に開路状態(電池に負荷をかけ
ない状態)で、1週間放置および2週間放置し、放置後
、とり出して、室温で0.2 C(200ffl^)放
電を行ない、容量残存率を求めることにより行なった。
mA)で7時間充電し、ついで蓄電池を45℃に温度を
セットしである恒温槽中に開路状態(電池に負荷をかけ
ない状態)で、1週間放置および2週間放置し、放置後
、とり出して、室温で0.2 C(200ffl^)放
電を行ない、容量残存率を求めることにより行なった。
第1表に示される結果から、本発明水素吸蔵Ni)J、
合金1〜!8を負極活物質として用いてなる蓄電池は、
いずれも高容量であり、かつ従来水素吸蔵Ni、!!合
金を負極活物質とした蓄電池に比して充・放電サイクル
を繰返した場合の容量低下が著しく小さいという好まし
い結果を示すのに対して、比較水素吸蔵Ni基合金1〜
12を負極活物質として用いてなる蓄電池に見られるよ
うに、前記水素吸蔵Ni基合金を構成する成分含有量が
この発明の範囲から外れると、蓄電池の放電容量および
自己放電の少なくともいずれかの点で十分満足する性能
を発揮しないことが明らかである。
合金1〜!8を負極活物質として用いてなる蓄電池は、
いずれも高容量であり、かつ従来水素吸蔵Ni、!!合
金を負極活物質とした蓄電池に比して充・放電サイクル
を繰返した場合の容量低下が著しく小さいという好まし
い結果を示すのに対して、比較水素吸蔵Ni基合金1〜
12を負極活物質として用いてなる蓄電池に見られるよ
うに、前記水素吸蔵Ni基合金を構成する成分含有量が
この発明の範囲から外れると、蓄電池の放電容量および
自己放電の少なくともいずれかの点で十分満足する性能
を発揮しないことが明らかである。
上述のように、この発明の水素吸蔵Ni基合金は、特に
密閉型Ni−水素蓄電池の負極活物質として用いた場合
に、前記負極活物質に要求される特性を十分満足して具
備しているので、前記蓄電池の自己放電が著しく少なく
なり、さらに長いサイクル寿命に亘って大きな放電容量
が確保されるようになるほか、高価な■成分の含有量が
相対的に低いので、コスト低減に寄与するなど工業上有
用な特性を有するのである。
密閉型Ni−水素蓄電池の負極活物質として用いた場合
に、前記負極活物質に要求される特性を十分満足して具
備しているので、前記蓄電池の自己放電が著しく少なく
なり、さらに長いサイクル寿命に亘って大きな放電容量
が確保されるようになるほか、高価な■成分の含有量が
相対的に低いので、コスト低減に寄与するなど工業上有
用な特性を有するのである。
出
願
人
二 三菱金属株式会社
代
理
人
富
■
和
夫
外1名
Claims (4)
- (1)Ti:5〜20%、Zr:10〜37%、Mn:
4〜18%、V:0.1〜10%、 Cu:0.1〜7%、Al:0.01〜3.5%、Fe
:0.01〜5%、 を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする水素吸蔵Ni基合
金。 - (2)Ti:5〜20%、Zr:10〜37%、Mn:
4〜18%、V:0.1〜10%、 Cu:0.1〜7%、Al:0.01〜3.5%、Fe
:0.01〜5%、 を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有する水素吸蔵Ni基合金を負極活物質と
して用いてなる密閉型Ni−水素蓄電池。 - (3)Ti:5〜20%、Zr:10〜37%、Mn:
4〜18%、V:0.1〜10%、 Cu:0.1〜7%、Al:0.01〜3.5%、Fe
:0.01〜5%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜6%、 を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有することを特徴とする水素吸蔵Ni基合
金。 - (4)Ti:5〜20%、Zr:10〜37%、Mn:
4〜18%、V:0.1〜10%、 Cu:0.1〜7%、Al:0.01〜3.5%、Fo
:0.01〜5%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜6%、 を含有し、残りがNiと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有する水素吸蔵Ni基合金を負極活物質と
して用いてなる密閉型Ni−水素蓄電池。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26236688A JPH02111836A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 水素吸蔵Ni基合金および密閉型Ni−水素蓄電池 |
US07/353,017 US4983474A (en) | 1988-05-17 | 1989-05-17 | Hydroen absorbing Ni-based alloy and rechargeable alkaline battery |
DE89108886T DE68909105T2 (de) | 1988-05-17 | 1989-05-17 | Wasserstoff speichernde Legierung auf Nickelbasis und wiederaufladbare alkalische Batterie. |
EP89108886A EP0342654B1 (en) | 1988-05-17 | 1989-05-17 | Hydrogen absorbing ni-based alloy and rechargeable alkaline battery |
JP1266047A JPH07103435B2 (ja) | 1988-10-18 | 1989-10-12 | 水素吸蔵Ni基合金および密閉型Ni―水素蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26236688A JPH02111836A (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | 水素吸蔵Ni基合金および密閉型Ni−水素蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111836A true JPH02111836A (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=17374743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26236688A Pending JPH02111836A (ja) | 1988-05-17 | 1988-10-18 | 水素吸蔵Ni基合金および密閉型Ni−水素蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02111836A (ja) |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP26236688A patent/JPH02111836A/ja active Pending
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