JPH02103415A - 光電式変位検出器 - Google Patents
光電式変位検出器Info
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- JPH02103415A JPH02103415A JP25674288A JP25674288A JPH02103415A JP H02103415 A JPH02103415 A JP H02103415A JP 25674288 A JP25674288 A JP 25674288A JP 25674288 A JP25674288 A JP 25674288A JP H02103415 A JPH02103415 A JP H02103415A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、光電式変位検出器に係り、特に、変位検出信
号の直流レベル変動を補正して、安定した検出信号を生
成することができ、従って、内挿精度を向上し、応答走
査速度を改善することが可能な光電式変位検出器に関す
るものである。 [従来の技術] 対峙する部材の一方に、周期的な主格子を形成したメイ
ンスケールを固定し、他方の部材に、対応する周期的な
副格子を形成した光透過性のインデックススケールと、
光源を含む照明系と、前記主格子及び副格子によって変
調された前記照明系からの光を光電変換する受光素子と
を含む検出器を固定し、両部材の相対変位に応じて周期
的に変化する検出信号を生成する光電式変位検出器が、
工作機械の工具の送り世等を測定する分野で普及してい
る。 第10図は、従来の反射型光電式変位検出器の一例を示
したもので、光源としての発光ダイオード10と、該発
光ダイオード10から放射される光を平行照明光線とす
るコリメータレンズ12と、周期的な主格子16を形成
したメインスケール14と、該メインスケール14に対
して相対移動可能に配置される、対応する周期的な副格
子2oを形成した光透過性のインデックススケール18
と、前記メインスケール14の主格子16で反射されて
前記インデックススケール18の副格子20を通過して
きた前記平行照明系からの反射光線Rを光電変換する変
位検出用の受光素子22とを有しており、前記メインス
ケール14とインデックススケール18の相対変位に応
じて周期的な検出信号を生成するようにされている。 このような光電式変位検出器において、前記副格子20
及び受光素子22は、通常、第11図に示す如く、イン
デックススケール18上で、格子目盛と平行な方向(図
の上下方向)に2個、メインスケール長手方向(図の左
右方向)に2個の合計4個配設し、例えば、副格子20
aの位相を基準値O°とし、副格子20bの位相を−9
0” とし、副格子20cの位相を+18o°とし、副
格子20dの位相を+90” として、第12図に示す
如く、各副格子20a〜20dに対応させて4個配設し
た受光素子22a〜22dによる変位検出信号a−dの
うち、メインスケール長手方向に関して対角線上に配設
された受光素子の変位検出信号の差(a −C)、(b
−d )によって、差動信号である2相の検出信号を
生成するようにしている。第11図において、24.2
6は差動アンプである。 このようにして、位相が互いに90°異なる2相の検出
信号を得ることができ、方向弁別を行うと共に、電気的
に内挿することによって、高精度の測定を行うことがで
きる。この際、上記のような差動方式を採用することに
よって、変位検出信号の直流レベル変動や、メインスケ
ール14とインデックスケール18の平行度変化による
位相変動を補正することができる。 しかしながら、メインスケール14は、例えば長さ30
0 n以上の長尺物になると、一般的にステッパで位置
決めしながら、短尺物を原板として、転写しながら露光
して製作する。従って、長手方向の位置によって、格子
目盛を構成するクロームの厚み〈濃淡)がばらつくため
、反射率や透過率がばらつき、更に線幅も僅かにばらつ
き、均一に製作することは極めて困難である。例えば8
μmピッチのメインスケールの主格子の場合、線幅で0
.2μm程度、即ち2.5%程度ばらつき、他の要因も
考慮すると、検出信号のばらつきが10%程度になるこ
ともあった。 このような長手方向のばらつきがあると、受光出力の直
流レベルが変化し、たとえ前記のような差動方式を採用
しても、差動二相間の直流レベルの変動に差があると、
直流レベルの変動が充分に補正できないという問題点を
有していた。特に、反射型の変位検出器で副格子の中央
部分に光源を設けた場合には、差動二相(副格子20a
と200.20bと20d)間の距離が大きくなり、直
流レベル変動の相対差が大きくなるという問題点を有し
ていた。
号の直流レベル変動を補正して、安定した検出信号を生
成することができ、従って、内挿精度を向上し、応答走
査速度を改善することが可能な光電式変位検出器に関す
るものである。 [従来の技術] 対峙する部材の一方に、周期的な主格子を形成したメイ
ンスケールを固定し、他方の部材に、対応する周期的な
副格子を形成した光透過性のインデックススケールと、
光源を含む照明系と、前記主格子及び副格子によって変
調された前記照明系からの光を光電変換する受光素子と
を含む検出器を固定し、両部材の相対変位に応じて周期
的に変化する検出信号を生成する光電式変位検出器が、
工作機械の工具の送り世等を測定する分野で普及してい
る。 第10図は、従来の反射型光電式変位検出器の一例を示
したもので、光源としての発光ダイオード10と、該発
光ダイオード10から放射される光を平行照明光線とす
るコリメータレンズ12と、周期的な主格子16を形成
したメインスケール14と、該メインスケール14に対
して相対移動可能に配置される、対応する周期的な副格
子2oを形成した光透過性のインデックススケール18
と、前記メインスケール14の主格子16で反射されて
前記インデックススケール18の副格子20を通過して
きた前記平行照明系からの反射光線Rを光電変換する変
位検出用の受光素子22とを有しており、前記メインス
ケール14とインデックススケール18の相対変位に応
じて周期的な検出信号を生成するようにされている。 このような光電式変位検出器において、前記副格子20
及び受光素子22は、通常、第11図に示す如く、イン
デックススケール18上で、格子目盛と平行な方向(図
の上下方向)に2個、メインスケール長手方向(図の左
右方向)に2個の合計4個配設し、例えば、副格子20
aの位相を基準値O°とし、副格子20bの位相を−9
0” とし、副格子20cの位相を+18o°とし、副
格子20dの位相を+90” として、第12図に示す
如く、各副格子20a〜20dに対応させて4個配設し
た受光素子22a〜22dによる変位検出信号a−dの
うち、メインスケール長手方向に関して対角線上に配設
された受光素子の変位検出信号の差(a −C)、(b
−d )によって、差動信号である2相の検出信号を
生成するようにしている。第11図において、24.2
6は差動アンプである。 このようにして、位相が互いに90°異なる2相の検出
信号を得ることができ、方向弁別を行うと共に、電気的
に内挿することによって、高精度の測定を行うことがで
きる。この際、上記のような差動方式を採用することに
よって、変位検出信号の直流レベル変動や、メインスケ
ール14とインデックスケール18の平行度変化による
位相変動を補正することができる。 しかしながら、メインスケール14は、例えば長さ30
0 n以上の長尺物になると、一般的にステッパで位置
決めしながら、短尺物を原板として、転写しながら露光
して製作する。従って、長手方向の位置によって、格子
目盛を構成するクロームの厚み〈濃淡)がばらつくため
、反射率や透過率がばらつき、更に線幅も僅かにばらつ
き、均一に製作することは極めて困難である。例えば8
μmピッチのメインスケールの主格子の場合、線幅で0
.2μm程度、即ち2.5%程度ばらつき、他の要因も
考慮すると、検出信号のばらつきが10%程度になるこ
ともあった。 このような長手方向のばらつきがあると、受光出力の直
流レベルが変化し、たとえ前記のような差動方式を採用
しても、差動二相間の直流レベルの変動に差があると、
直流レベルの変動が充分に補正できないという問題点を
有していた。特に、反射型の変位検出器で副格子の中央
部分に光源を設けた場合には、差動二相(副格子20a
と200.20bと20d)間の距離が大きくなり、直
流レベル変動の相対差が大きくなるという問題点を有し
ていた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、変位検出信号の直流レベル変動を補正して、内挿
精度を向上し、応答走査速度を改善することが可能な光
電式変位検出器を提供することを課題とする。
ので、変位検出信号の直流レベル変動を補正して、内挿
精度を向上し、応答走査速度を改善することが可能な光
電式変位検出器を提供することを課題とする。
【課題を達成するための手段1
本発明は、相対移動する一方の部材に固定される、主格
子が形成されたメインスケールと、相対移動する他方の
部材に固定される、光源、副格子が形成されたインデッ
クススケール、及び少くとも前記主格子及び副格子によ
って変調された光を光電変換する変位検出用受光素子と
を含み、両部材の相対変位に応じて周期的な検出信号を
生成する光電式変位検出器において、前記インデックス
スケールの副格子近傍に配設される参照光通過窓と、該
参照光通過窓を通過した光を光電変換する参照充用受光
素子とを設け、該参照光用受光素子によって得られる参
照信号を用いて、前記変位検出用受光素子によって得ら
れる変位検出信号の直流レベル変動を補正することによ
り、前記課題を達成したものである。 【作用及び効果】 本発明は、直流レベル変動を補正するための光■検出は
、変位検出部に近いほど、効果が大きいことに着目して
なされたものである。 即ち、例えば第1図に示す例の如く、インデックススケ
ール18上の各副格子20a〜20dのすぐ横に、対応
する参照光通過窓30a〜30d、及び、各参照光通過
窓30a〜30dを通過した光をそれぞれ光電変換する
参照充用受光素子328〜32dを設ける。そして、第
2図に副格子20aの場合を例示する如く、副格子20
aを通過した変位検出信号aと対応する参照光通過窓3
0aを通過した参照信号raの差(a−ra)と、副格
子20Gを通過した変位検出信号Cと対応する参照光通
過窓300を通過した参照信号rcの差(ara) −
(c−ra)をもって、検出信号とすることにより、そ
の直流レベルの変動を確実に補正することができる。従
って、内挿精度が向上し、応答走査速度も改善される。
子が形成されたメインスケールと、相対移動する他方の
部材に固定される、光源、副格子が形成されたインデッ
クススケール、及び少くとも前記主格子及び副格子によ
って変調された光を光電変換する変位検出用受光素子と
を含み、両部材の相対変位に応じて周期的な検出信号を
生成する光電式変位検出器において、前記インデックス
スケールの副格子近傍に配設される参照光通過窓と、該
参照光通過窓を通過した光を光電変換する参照充用受光
素子とを設け、該参照光用受光素子によって得られる参
照信号を用いて、前記変位検出用受光素子によって得ら
れる変位検出信号の直流レベル変動を補正することによ
り、前記課題を達成したものである。 【作用及び効果】 本発明は、直流レベル変動を補正するための光■検出は
、変位検出部に近いほど、効果が大きいことに着目して
なされたものである。 即ち、例えば第1図に示す例の如く、インデックススケ
ール18上の各副格子20a〜20dのすぐ横に、対応
する参照光通過窓30a〜30d、及び、各参照光通過
窓30a〜30dを通過した光をそれぞれ光電変換する
参照充用受光素子328〜32dを設ける。そして、第
2図に副格子20aの場合を例示する如く、副格子20
aを通過した変位検出信号aと対応する参照光通過窓3
0aを通過した参照信号raの差(a−ra)と、副格
子20Gを通過した変位検出信号Cと対応する参照光通
過窓300を通過した参照信号rcの差(ara) −
(c−ra)をもって、検出信号とすることにより、そ
の直流レベルの変動を確実に補正することができる。従
って、内挿精度が向上し、応答走査速度も改善される。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 本発明の第1実施例は、第1図と同様の装置において、
第3図に示す如く、副格子20aと20bの横に設けら
れた縦長の参照光通過窓341、及び、副格子20cと
20dの横に設けられた縦長の参照光通過窓342と、
該参照光通過窓341.342を通過した光を光電変換
する、同じく縦長の参照光用受光素子36+、362を
設けたものである。 他の構成は、第1図に示した例と同じであるので説明は
省略する。 第1図と同様の変位検出用受光素子22a〜22d及び
前記参照光受光素子361.362の出力から2相の検
出信号を形成するための信号処理回路40は、第4図に
示す如く、前記受光素子22aの出力信号aを増幅する
ための、可変抵抗器VR1によって増幅率が可変とされ
た演算増幅器(オペアンプ)OPlと、前記受光素子2
2bの出力信号すを増幅するための、可変抵抗器VR2
によって増幅率が可変とされたオペアンプOP2と、前
記受光素子220の出力信号Cを増幅するための、可変
抵抗器VR3によって増幅率が可変とされたオペアンプ
OP3と、前記受光素子22dの出力信号dを増幅する
ための、可変抵抗器VR4によって増幅率が可変とされ
たオペアンプOP4と、前記参照光受光素子361の出
力信号r1を増幅するための、可変抵抗器VR5によっ
て増幅率が可変とされたオペアンプOP5と、前記参照
光受光素子362の出力信号r2を増幅するための、可
変抵抗器VR6によって増幅率が可変とされたオペアン
プOP6と、前記オペアンプOP1とOF2の出力の差
動信号(a−rt)を出力するオペアンプOP7と、前
記オペアンプOP2とOF2の出力の差動信号(b−r
+)を出力するオペアンプOP8と、前記オペアンプO
P3とOF2の出力の差動信号(C−rz)を出力する
オペアンプOP9と、前記オペアンプOP4とOF2の
出力の差動信号(d−rz)を出力するオペアンプ0P
10と、前記オペアンプ○P7とOR3の出力の差動信
号(a−rl) (C−rz)を2相検出信号の一方
として出力するオペアンプ0P11と、前記オペアンプ
OP8と0P10の出力の差動信号(b−r+)−(d
rz)を2相検出信号の他方として出力するオペ
アンプ0P12とから構成されている。 本実施例において、インデックススケール18をメイン
スケール14に対して相対移動させると、そのときの二
相検出信号は、前出第2図に示す如くとなり、振幅成分
は変動するものの、直流成分は含まれていないものとな
る。従って、極めて安定した検出信号を得ることができ
、高精度の内挿分割を行って、高精度な測定信号を得る
ことができる。 本実施例においては、第1図に示した例における参照光
通過窓30aと30b 、30cと30dをそれぞれ共
通化しており、参照光用受光素子361.362には、
その平均的な信号が得られるので、参照信号による補正
が過大となることがなく、適切な補正を行うことができ
る。 次に、第5図を参照して、本発明の第2実施例を詳細に
説明する。 この第2実施例は、インデックススケール18上の第2
格子20a〜20dを一直線上に設けると共に、それぞ
れに対応する参照光通過窓30a〜30d及び参照光用
受光素子32a〜32dを、その下側に近接して設けた
ものである。 他の点については前記第1実施例と同様であるので詳細
な説明は省略する。 なお、これまでの説明においては、いずれも、参照光通
過窓30a 、30b 、30c 、30d、341.
342が、いずれも格子が形成されていない単なる通過
窓とされていたが、第6図に示す変形例の如く、参照光
通過窓30aに、主格子と直交する方向、即ち、副格子
20aと直交する方向の格子を形成して、光量を制限し
てもよい。 次に、第7図を参照して、本発明の第3実施例を説明す
る。 この第3実施例は、参照光通過窓42aを、各副格子2
0aの外側に密着させて設けたものである。 前記副格子20aの面積と参照光通過窓42aの面積を
実質的に光量が等しくなるように同じとした場合には、
電気的なレベル合せが不要となり、調整が容易である。 本実施例においては、副格子20aの重心と参照光通過
窓42aの重心が一致しているので、方向性を解消する
ことができ、良好な参照信号を得ることができる。 次に、第8図を参照して、本発明の第4実滴例を説明す
る。 この第4実施例は、第3実施例と同様の装置において、
前記副格子20aと参照光通過窓42aの間に分離帯4
4aを設けたものである。 この第4実施例によれば、信号光と参照光の混合を防止
することができる。 次に、第9図を参照して、本発明の第5実施例を説明す
る。 この第5実施例は、第3実施例と同様の装置において、
副格子46及びその回りに形成される参照光通過窓48
を、それぞれ円状及び同心円状としたものである。 本実施例によれば、方向性が完全に解消される。 この第5実施例においても、前記第4実施例と同様に、
副格子46と参照光通過窓48の間に分離帯を設けて、
光の分離度を高めてもよい。 なお、前記第3実施例乃至第5実施例においては、いず
れも、参照光通過窓42a、48が副格子20a、46
の外側に配置されていたが、両者の配置を逆にして、中
心側を参照光通過窓とし、周辺側を副格子とするこも可
能である。 前記実施例においては、いずれも、本発明が、反射型の
直線変位検出器に適用されていたが、本発明の適用範囲
はこれに限定されず、透過型の直線変位検出器や、回転
変位検出器にも同様に適用できることは明らかである。
る。 本発明の第1実施例は、第1図と同様の装置において、
第3図に示す如く、副格子20aと20bの横に設けら
れた縦長の参照光通過窓341、及び、副格子20cと
20dの横に設けられた縦長の参照光通過窓342と、
該参照光通過窓341.342を通過した光を光電変換
する、同じく縦長の参照光用受光素子36+、362を
設けたものである。 他の構成は、第1図に示した例と同じであるので説明は
省略する。 第1図と同様の変位検出用受光素子22a〜22d及び
前記参照光受光素子361.362の出力から2相の検
出信号を形成するための信号処理回路40は、第4図に
示す如く、前記受光素子22aの出力信号aを増幅する
ための、可変抵抗器VR1によって増幅率が可変とされ
た演算増幅器(オペアンプ)OPlと、前記受光素子2
2bの出力信号すを増幅するための、可変抵抗器VR2
によって増幅率が可変とされたオペアンプOP2と、前
記受光素子220の出力信号Cを増幅するための、可変
抵抗器VR3によって増幅率が可変とされたオペアンプ
OP3と、前記受光素子22dの出力信号dを増幅する
ための、可変抵抗器VR4によって増幅率が可変とされ
たオペアンプOP4と、前記参照光受光素子361の出
力信号r1を増幅するための、可変抵抗器VR5によっ
て増幅率が可変とされたオペアンプOP5と、前記参照
光受光素子362の出力信号r2を増幅するための、可
変抵抗器VR6によって増幅率が可変とされたオペアン
プOP6と、前記オペアンプOP1とOF2の出力の差
動信号(a−rt)を出力するオペアンプOP7と、前
記オペアンプOP2とOF2の出力の差動信号(b−r
+)を出力するオペアンプOP8と、前記オペアンプO
P3とOF2の出力の差動信号(C−rz)を出力する
オペアンプOP9と、前記オペアンプOP4とOF2の
出力の差動信号(d−rz)を出力するオペアンプ0P
10と、前記オペアンプ○P7とOR3の出力の差動信
号(a−rl) (C−rz)を2相検出信号の一方
として出力するオペアンプ0P11と、前記オペアンプ
OP8と0P10の出力の差動信号(b−r+)−(d
rz)を2相検出信号の他方として出力するオペ
アンプ0P12とから構成されている。 本実施例において、インデックススケール18をメイン
スケール14に対して相対移動させると、そのときの二
相検出信号は、前出第2図に示す如くとなり、振幅成分
は変動するものの、直流成分は含まれていないものとな
る。従って、極めて安定した検出信号を得ることができ
、高精度の内挿分割を行って、高精度な測定信号を得る
ことができる。 本実施例においては、第1図に示した例における参照光
通過窓30aと30b 、30cと30dをそれぞれ共
通化しており、参照光用受光素子361.362には、
その平均的な信号が得られるので、参照信号による補正
が過大となることがなく、適切な補正を行うことができ
る。 次に、第5図を参照して、本発明の第2実施例を詳細に
説明する。 この第2実施例は、インデックススケール18上の第2
格子20a〜20dを一直線上に設けると共に、それぞ
れに対応する参照光通過窓30a〜30d及び参照光用
受光素子32a〜32dを、その下側に近接して設けた
ものである。 他の点については前記第1実施例と同様であるので詳細
な説明は省略する。 なお、これまでの説明においては、いずれも、参照光通
過窓30a 、30b 、30c 、30d、341.
342が、いずれも格子が形成されていない単なる通過
窓とされていたが、第6図に示す変形例の如く、参照光
通過窓30aに、主格子と直交する方向、即ち、副格子
20aと直交する方向の格子を形成して、光量を制限し
てもよい。 次に、第7図を参照して、本発明の第3実施例を説明す
る。 この第3実施例は、参照光通過窓42aを、各副格子2
0aの外側に密着させて設けたものである。 前記副格子20aの面積と参照光通過窓42aの面積を
実質的に光量が等しくなるように同じとした場合には、
電気的なレベル合せが不要となり、調整が容易である。 本実施例においては、副格子20aの重心と参照光通過
窓42aの重心が一致しているので、方向性を解消する
ことができ、良好な参照信号を得ることができる。 次に、第8図を参照して、本発明の第4実滴例を説明す
る。 この第4実施例は、第3実施例と同様の装置において、
前記副格子20aと参照光通過窓42aの間に分離帯4
4aを設けたものである。 この第4実施例によれば、信号光と参照光の混合を防止
することができる。 次に、第9図を参照して、本発明の第5実施例を説明す
る。 この第5実施例は、第3実施例と同様の装置において、
副格子46及びその回りに形成される参照光通過窓48
を、それぞれ円状及び同心円状としたものである。 本実施例によれば、方向性が完全に解消される。 この第5実施例においても、前記第4実施例と同様に、
副格子46と参照光通過窓48の間に分離帯を設けて、
光の分離度を高めてもよい。 なお、前記第3実施例乃至第5実施例においては、いず
れも、参照光通過窓42a、48が副格子20a、46
の外側に配置されていたが、両者の配置を逆にして、中
心側を参照光通過窓とし、周辺側を副格子とするこも可
能である。 前記実施例においては、いずれも、本発明が、反射型の
直線変位検出器に適用されていたが、本発明の適用範囲
はこれに限定されず、透過型の直線変位検出器や、回転
変位検出器にも同様に適用できることは明らかである。
第1図は、本発明の詳細な説明するための、インデック
ススケール上の副格子及び参照光通過窓の配置例を示す
正面図、 第2図は、本発明の詳細な説明するための、変位検出信
号、参照信号、補正後の検出信号、二相検出信号を示す
線図、 第3図は、本発明に係る光電式変位検出器の第1実施例
の要部構成を示す正面図、 第4図は、第1実施例の信号処理回路の構成を示すブロ
ック線図、 第5図は、本発明の第2実施例の要部を示す正面図、 第6図は、前記実施例における参照光通過窓の変形例を
示す正面図、 第7図は、本発明の第3実施例の要部構成を示す正面図
、 第8図は、同じく第4実施例の要部構成を示す正面図、 第9図は、同じく第5実施例の要部構成を示す正面図、 第10図は、従来の反射型光電式変位検出器の−例の構
成を示す断面図、 第11図は、該従来例におけるインデックススケールを
示す正面図、 第12図は、前記従来例における各部信号波形の例を示
す線図である。 14・・・メインスケール、 16・・・主格子、 18・・・インデックススケール、 20a〜20d、46・・・副格子、 22a〜22d・・・受光素子、 a−d・・・変位検出信号、 30a 〜30d 、34 + 、342.42.48
・・・参照光通過窓、 32a 〜32d 、36+ 、362・・・参照光用
受光素子、 ra、 rb、 rclrd、 r+、r2・・・参
照信号、40・・・信号処理回路。
ススケール上の副格子及び参照光通過窓の配置例を示す
正面図、 第2図は、本発明の詳細な説明するための、変位検出信
号、参照信号、補正後の検出信号、二相検出信号を示す
線図、 第3図は、本発明に係る光電式変位検出器の第1実施例
の要部構成を示す正面図、 第4図は、第1実施例の信号処理回路の構成を示すブロ
ック線図、 第5図は、本発明の第2実施例の要部を示す正面図、 第6図は、前記実施例における参照光通過窓の変形例を
示す正面図、 第7図は、本発明の第3実施例の要部構成を示す正面図
、 第8図は、同じく第4実施例の要部構成を示す正面図、 第9図は、同じく第5実施例の要部構成を示す正面図、 第10図は、従来の反射型光電式変位検出器の−例の構
成を示す断面図、 第11図は、該従来例におけるインデックススケールを
示す正面図、 第12図は、前記従来例における各部信号波形の例を示
す線図である。 14・・・メインスケール、 16・・・主格子、 18・・・インデックススケール、 20a〜20d、46・・・副格子、 22a〜22d・・・受光素子、 a−d・・・変位検出信号、 30a 〜30d 、34 + 、342.42.48
・・・参照光通過窓、 32a 〜32d 、36+ 、362・・・参照光用
受光素子、 ra、 rb、 rclrd、 r+、r2・・・参
照信号、40・・・信号処理回路。
Claims (1)
- (1)相対移動する一方の部材に固定される、主格子が
形成されたメインスケールと、 相対移動する他方の部材に固定される、光源、副格子が
形成されたインデックススケール、及び少くとも前記主
格子及び副格子によつて変調された光を光電変換する変
位検出用受光素子とを含み、両部材の相対変位に応じて
周期的な検出信号を生成する光電式変位検出器において
、 前記インデックススケールの副格子近傍に配設される参
照光通過窓と、 該参照光通過窓を通過した光を光電変換する参照光用受
光素子とを設け、 該参照光用受光素子によつて得られる参照信号を用いて
、前記変位検出用受光素子によつて得られる変位検出信
号の直流レベル変動を補正することを特徴とする光電式
変位検出器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25674288A JPH02103415A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 光電式変位検出器 |
US07/443,339 US5057686A (en) | 1988-10-12 | 1989-11-30 | Self-stabilizing photoelectric displacement detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25674288A JPH02103415A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 光電式変位検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02103415A true JPH02103415A (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=17296813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25674288A Pending JPH02103415A (ja) | 1988-10-12 | 1988-10-12 | 光電式変位検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02103415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101303870B1 (ko) * | 2011-10-19 | 2013-09-04 | 현대중공업 주식회사 | 해양구조물의 그레이팅 시설에 대한 pfp 시공방법. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57201810A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Tokyo Keiso Kk | Rotation displacement detecting device |
JPS6027315B2 (ja) * | 1977-11-14 | 1985-06-28 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 電動ミシンの定位置停止装置 |
-
1988
- 1988-10-12 JP JP25674288A patent/JPH02103415A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6027315B2 (ja) * | 1977-11-14 | 1985-06-28 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 電動ミシンの定位置停止装置 |
JPS57201810A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Tokyo Keiso Kk | Rotation displacement detecting device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101303870B1 (ko) * | 2011-10-19 | 2013-09-04 | 현대중공업 주식회사 | 해양구조물의 그레이팅 시설에 대한 pfp 시공방법. |
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