JPH0210160A - 固体表面への細胞の固定化方法 - Google Patents
固体表面への細胞の固定化方法Info
- Publication number
- JPH0210160A JPH0210160A JP63160229A JP16022988A JPH0210160A JP H0210160 A JPH0210160 A JP H0210160A JP 63160229 A JP63160229 A JP 63160229A JP 16022988 A JP16022988 A JP 16022988A JP H0210160 A JPH0210160 A JP H0210160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- polymer
- solid surface
- ethyleneimine polymer
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は固相免疫測定の混合凝集法あるいはアフィニテ
ィークロマトグラフィーやバイオリアクター等に用いら
れる細胞の固体表面への固定化方法に関する。
ィークロマトグラフィーやバイオリアクター等に用いら
れる細胞の固体表面への固定化方法に関する。
(従来の技術)
混合凝集法(mixed agglutination
)は、抗原抗体反応を利用した免疫学的凝集反応の検出
方法の一つで、その原理は1939年ウイーつ−(讐1
ener)とバーマン(Herman)(J、 Imm
uno!、、(1939)36.255)によって提唱
され、クームス(C,oombs)らによって発展確立
されたI:Coombs、 R,R,A、 and B
EDFORD。
)は、抗原抗体反応を利用した免疫学的凝集反応の検出
方法の一つで、その原理は1939年ウイーつ−(讐1
ener)とバーマン(Herman)(J、 Imm
uno!、、(1939)36.255)によって提唱
され、クームス(C,oombs)らによって発展確立
されたI:Coombs、 R,R,A、 and B
EDFORD。
D、 (1955) ’The A and B an
tigens on human Platelets
demonstrated by means
of m1xed erythrocyte−
platelet agglutination、’
Vox Sang、+ 5゜111゜ Coombs R,R,八、 BEDFORD、
D、 and ROUILLARD、L、M。
tigens on human Platelets
demonstrated by means
of m1xed erythrocyte−
platelet agglutination、’
Vox Sang、+ 5゜111゜ Coombs R,R,八、 BEDFORD、
D、 and ROUILLARD、L、M。
(1956)、 ’A and B blood−g
roup antigens on human e
pjdermal cell demonstra
ted by m1xed agglutinati
on’、 Lancet、 i+ 461) 。
roup antigens on human e
pjdermal cell demonstra
ted by m1xed agglutinati
on’、 Lancet、 i+ 461) 。
さらに、それ以後応用が進みファーレウス(Fagra
eus) + エスプマーク(Espmark) +ジ
ョンソン(Johnsson)らがガラス表面上で培養
細胞上の抗原を標識赤血球試薬を用いて検出している(
Immunology。
eus) + エスプマーク(Espmark) +ジ
ョンソン(Johnsson)らがガラス表面上で培養
細胞上の抗原を標識赤血球試薬を用いて検出している(
Immunology。
V、9. PP、 161〜175 (1962))。
またジュージ(Juji)、カノウ(Kano)らによ
って血小板抗原の分析に応用された(Int、 Arc
h、 Attergy+ V、 42. PP、 47
4〜484 Juji Kano and Milgr
em)。
って血小板抗原の分析に応用された(Int、 Arc
h、 Attergy+ V、 42. PP、 47
4〜484 Juji Kano and Milgr
em)。
さらに米国特許第4275053号および米国特許第4
328183号明細書で各種の血液型分析等に応用され
るに至った。混合凝集法において細胞等を安定に固体表
面に結合させることは非常に重要であり、種々の方法が
実施されている。
328183号明細書で各種の血液型分析等に応用され
るに至った。混合凝集法において細胞等を安定に固体表
面に結合させることは非常に重要であり、種々の方法が
実施されている。
ジュージらはガラス試験管に吸着させているし、米国特
許第4275053号、米国特許第、1328183閃
明細書ではポリスチレン表面をフィブリノーゲンとポリ
リジンで処理したり、化学的に共有結合さ−υることが
できることを述べている。
許第4275053号、米国特許第、1328183閃
明細書ではポリスチレン表面をフィブリノーゲンとポリ
リジンで処理したり、化学的に共有結合さ−υることが
できることを述べている。
(発明が解決しようとする課題)
細胞、オルガネラ等を固体表面に結合させる技術は、混
合凝集法の場合に限らず、アフィニテクロマトグラフィ
ーや、バイオリアクター等の分野でも用いられており、
一般に架橋法と包括法がある。架橋法には米国特許第4
27.5053号明細書にも述べられているように反応
可能な固体表面をグルタルアルデヒドや臭化シアンで処
理して細胞を結合させることができる。
合凝集法の場合に限らず、アフィニテクロマトグラフィ
ーや、バイオリアクター等の分野でも用いられており、
一般に架橋法と包括法がある。架橋法には米国特許第4
27.5053号明細書にも述べられているように反応
可能な固体表面をグルタルアルデヒドや臭化シアンで処
理して細胞を結合させることができる。
しかし、これら共有結合を形成する反応性の基は、強固
な結合を形成するものの、安定性に難点があるため、冷
蔵保存もしくはずみやかに使用しなければならない。ま
た求核性であるがために反応はp++に大きく左右され
、一定した細胞の結合量をコントロールしにくいと言う
欠点をもっている。
な結合を形成するものの、安定性に難点があるため、冷
蔵保存もしくはずみやかに使用しなければならない。ま
た求核性であるがために反応はp++に大きく左右され
、一定した細胞の結合量をコントロールしにくいと言う
欠点をもっている。
また米国特許第4275053 月および米国特許第4
328183 月明細書で述べられているフィブリノー
ゲンとポリリジンによる処理も2段階の処理が必要であ
ったり、フィブリノーゲン、ポリリシン自体安定性に乏
しいために、処理後ずみやかに使用し2なければならな
いという欠点を持っている。
328183 月明細書で述べられているフィブリノー
ゲンとポリリジンによる処理も2段階の処理が必要であ
ったり、フィブリノーゲン、ポリリシン自体安定性に乏
しいために、処理後ずみやかに使用し2なければならな
いという欠点を持っている。
(課題を解決するだめの手段)
そごで発明者らは安定かつ安価にしかも効率よく高速に
細胞を結合させることができる固体表面の処理方法を開
発すべく鋭意研究を行った結果、エチレンイミンポリマ
ー(C112CI12N)I)。を吸着さ−)Jた固体
表面に生理的条件]ζて、細胞が表面の機能をそこなわ
ず効率良く結合できることを見い出した。
細胞を結合させることができる固体表面の処理方法を開
発すべく鋭意研究を行った結果、エチレンイミンポリマ
ー(C112CI12N)I)。を吸着さ−)Jた固体
表面に生理的条件]ζて、細胞が表面の機能をそこなわ
ず効率良く結合できることを見い出した。
エチレンイミンポリマーは種々の有機プラスチック材料
に吸着するが、発明者等の横側ではヌンク(NIING
)社製のImmuronで作られたポリスチレンマイク
ロプレーI・が好適である。
に吸着するが、発明者等の横側ではヌンク(NIING
)社製のImmuronで作られたポリスチレンマイク
ロプレーI・が好適である。
さらに特開昭62−298763号公報に開示されてい
るよ・うに、エチレンイミンポリマーは、ガラス等無機
材料にも吸着し、前記有機材料同様細胞が効率良く結合
できることを見出し本発明を達成するに至った。
るよ・うに、エチレンイミンポリマーは、ガラス等無機
材料にも吸着し、前記有機材料同様細胞が効率良く結合
できることを見出し本発明を達成するに至った。
すなわち本発明は、固体表面にエチレンイミンポリマー
を結合させた後、細胞を吸着させ固定化することを特徴
とする固体表面への細胞の固定化方法に関するものであ
る。
を結合させた後、細胞を吸着させ固定化することを特徴
とする固体表面への細胞の固定化方法に関するものであ
る。
エチレンイミンポリマー処理は水溶液の状態で固体表面
と接触させるだけで良く、その後、乾燥させても良く、
その際、室温で保存しても何ら性能に変化のない安定な
処理方法である。
と接触させるだけで良く、その後、乾燥させても良く、
その際、室温で保存しても何ら性能に変化のない安定な
処理方法である。
またエチレンイミンポリマーは各種材料表面に化学的処
理を施した後化学的反応により導入することも可能であ
る。
理を施した後化学的反応により導入することも可能であ
る。
(実施例)
本発明を次の実施例により説明する。
実施燃上
〈ガラスチューブへの赤血球の固定化〉ガラス試験管直
径12mmX長さ75mm<コーニング社製)に0.1
%エチレンイミンポリマー(分子量約70.000、平
井化学(1菊製)を200顎添加し、室温で30分反応
さセた。
径12mmX長さ75mm<コーニング社製)に0.1
%エチレンイミンポリマー(分子量約70.000、平
井化学(1菊製)を200顎添加し、室温で30分反応
さセた。
精製水2mp、で3回洗浄した後、0.3%に調整した
赤血球の生理食塩水(以下生食と言う)浮遊液200μ
!を添加し、+000rpmで1分間遠心した。
赤血球の生理食塩水(以下生食と言う)浮遊液200μ
!を添加し、+000rpmで1分間遠心した。
次いでpH7,0の0.01.M リン酸緩衝溶液(P
BS) 2mlで3回洗浄し、試験管底面に吸着固定化
した赤佃球を無処理ガラス試験管に一つき同様に行った
結果と比較した。得た結果を次の第1表に示す。
BS) 2mlで3回洗浄し、試験管底面に吸着固定化
した赤佃球を無処理ガラス試験管に一つき同様に行った
結果と比較した。得た結果を次の第1表に示す。
第1表
〈赤血球のプレー1−への固定化〉
ヌンク社製マイクロプレーl−(No、464394)
に0.1%エチレンイミンポリマー(半井化学■製)を
100 μl/ウェル分注し、室温で30分インキュ
へ一トシた後に、0.01M PBS(pif−7,0
) 300〃1/ウェルで5回洗浄し、室温で乾燥させ
て、エチレンイミンポリマー処理プレートを作成した。
に0.1%エチレンイミンポリマー(半井化学■製)を
100 μl/ウェル分注し、室温で30分インキュ
へ一トシた後に、0.01M PBS(pif−7,0
) 300〃1/ウェルで5回洗浄し、室温で乾燥させ
て、エチレンイミンポリマー処理プレートを作成した。
次に上記エチレンイミンポリマー処理プレートに赤血球
の固定化を試みた。オーツ(Ortho)社製サージス
クリーン(Surgiscreen) 2 (赤血球
)ロッ) No、3SS837 3%懸濁液を生食で適
宜希釈して3%の他0.75%、0.3%、0.15%
の希釈懸濁液を作成し、各、懸濁液を25μl/ウエル
ずつ分注し、室温で10分間インキュベートした後0.
1%(牛血清アルブミン) (BSA)含有、0.01
M PBS(pH=7.0)200 μl/ウェルで3
回ウェルを洗浄した。
の固定化を試みた。オーツ(Ortho)社製サージス
クリーン(Surgiscreen) 2 (赤血球
)ロッ) No、3SS837 3%懸濁液を生食で適
宜希釈して3%の他0.75%、0.3%、0.15%
の希釈懸濁液を作成し、各、懸濁液を25μl/ウエル
ずつ分注し、室温で10分間インキュベートした後0.
1%(牛血清アルブミン) (BSA)含有、0.01
M PBS(pH=7.0)200 μl/ウェルで3
回ウェルを洗浄した。
また、エチレンイミンポリマー処理していないヌンク社
製マイクロプレートについても同様な操作を行った。
製マイクロプレートについても同様な操作を行った。
向上記サージスクリーンのアンチグラムは下記の通りで
ある: Donor No、41901 、Geno Type
R2J、D(+)、 C(OLE(+)、 c(0)
、 e(0)、 f(0)、 K(0)、 k(+)、
Fy’(+)Fyb(+)、 JK”(0)、 JK
b(+)、 Xga(+)、Le”(0)Ieb(+)
、 S(+)、 5(0)、 M(+)、 N(0)
、 P、(+)(+)含有、(0)非含有 エチレンイミンポリマー処理、非処理プレートについて
、固定化された赤血球量を求めるため倍率200倍で鏡
検して、単位面積あたりの赤血球数を算出した。得た結
果を第2表に示す。
ある: Donor No、41901 、Geno Type
R2J、D(+)、 C(OLE(+)、 c(0)
、 e(0)、 f(0)、 K(0)、 k(+)、
Fy’(+)Fyb(+)、 JK”(0)、 JK
b(+)、 Xga(+)、Le”(0)Ieb(+)
、 S(+)、 5(0)、 M(+)、 N(0)
、 P、(+)(+)含有、(0)非含有 エチレンイミンポリマー処理、非処理プレートについて
、固定化された赤血球量を求めるため倍率200倍で鏡
検して、単位面積あたりの赤血球数を算出した。得た結
果を第2表に示す。
第2表
赤血球は、作用血球濃度で差はあるがプレート表面に密
に結合してるがエチレンイミンポリマー非処理プレート
では、処理プレートに比べて、はとんど結合していない
と言える。従って、エチレンイミンポリマー処理によっ
て、赤血球が効率よくプレート面に結合させることがで
きると言える。
に結合してるがエチレンイミンポリマー非処理プレート
では、処理プレートに比べて、はとんど結合していない
と言える。従って、エチレンイミンポリマー処理によっ
て、赤血球が効率よくプレート面に結合させることがで
きると言える。
エチレンイミンポリマー濃度は0.001%〜1%が好
適であった。
適であった。
災施桝主
〈血小板のプレートへの固定〉
実施例2で作成したエチレンイミンポリマー処理プレー
トに血小板の固定を試みた。ACD添加全血を軽遠心1
100g−6分行い、上清として多血小板血漿を得た。
トに血小板の固定を試みた。ACD添加全血を軽遠心1
100g−6分行い、上清として多血小板血漿を得た。
更にこの上清を強遠心1500g−15分行って血小板
を沈澱させ、生食で3回洗浄し、1.0mlの懸濁液と
した(2X、109個/滅)。この懸濁液を生食で適宜
希釈し各種濃度の血小板懸濁液を作成し、エチレンイミ
ンポリマー処理プレートと非処理プレートに25μ乏/
ウエルずつ分注し、室温で30分インキヱベートした後
、0.1%BSA含有0、OLM PBS(pH=7.
0) 200μI!、/ウェルで3回洗浄した。
を沈澱させ、生食で3回洗浄し、1.0mlの懸濁液と
した(2X、109個/滅)。この懸濁液を生食で適宜
希釈し各種濃度の血小板懸濁液を作成し、エチレンイミ
ンポリマー処理プレートと非処理プレートに25μ乏/
ウエルずつ分注し、室温で30分インキヱベートした後
、0.1%BSA含有0、OLM PBS(pH=7.
0) 200μI!、/ウェルで3回洗浄した。
倍率200倍で鏡検して固定された単位面積あたりの血
小板数を求めた。得た結果を第3表に示す。
小板数を求めた。得た結果を第3表に示す。
第3表
上表に示すとおり、エチレンイミンポリマー処理したプ
レートの方が明らかに多くの血小板が固定化されており
、血小板固定プレート作成にもエチレンイミンポリマー
処理は有効であった。
レートの方が明らかに多くの血小板が固定化されており
、血小板固定プレート作成にもエチレンイミンポリマー
処理は有効であった。
失隻炎↓
〈抗グロブリン試験(coombs法)による不規則抗
体の検出〉 0型セル(Cell)固相プレート 実施例2で実施したようにエチレンイミンポリマー処理
したマイクロプレー1・に0.3%サージスクリーン2
を吸着固定化させたものを用いた。
体の検出〉 0型セル(Cell)固相プレート 実施例2で実施したようにエチレンイミンポリマー処理
したマイクロプレー1・に0.3%サージスクリーン2
を吸着固定化させたものを用いた。
・抗ヒトTgG感作粒子
抗ヒトIgGを感作させた血球の抗ヒh i g Gセ
ルキット(商品名オリンパス光学工業■製)を使用した
。
ルキット(商品名オリンパス光学工業■製)を使用した
。
・不規則抗体の検出
前記O型Ce1l固相プレー1・にLi5s液60μ!
、サンプルとしてオーツ社の抗V1抗に1抗Fy″抗S
の各抗血清307t1.を添加し、37°C20min
反応させた。0.OIM PBS(pH7,0) 20
0μlで4回洗浄し、次いで前記抗ヒ)IgG感作粒子
を25μβづつ添加し、室温で4時間静置し、マイクロ
プレート低面に成形される反応パターンを検出した。得
られた結果を第4表に示す。
、サンプルとしてオーツ社の抗V1抗に1抗Fy″抗S
の各抗血清307t1.を添加し、37°C20min
反応させた。0.OIM PBS(pH7,0) 20
0μlで4回洗浄し、次いで前記抗ヒ)IgG感作粒子
を25μβづつ添加し、室温で4時間静置し、マイクロ
プレート低面に成形される反応パターンを検出した。得
られた結果を第4表に示す。
第4表
同相ブレー1・の低面に一様に広がったものを士、中心
に集まったものを−と判定した。
に集まったものを−と判定した。
結果は、1ノ・−ジスクリーンのアンチグラム(以下の
第5表)と一致した。
第5表)と一致した。
前記抗し)IgG感作粒子が、前記O型Ce11】 2
実11引1
〈リンパ球のプレートへの固定〉
血液10m1にACD液を1.5mR加えた。400g
−10分遠心を行い、ハフィーコ−1・をピペットで約
1.5mβ吸引分取し、1.5 mlの生食を加えて、
撹拌混和した。この懸濁液に分離用比重液(モノポリ・
レゾルピング・メジュー18、M−BRM(商品名)フ
ロー・ラボラ]・り一社製)を静かに積層した。600
g−10分遠心し、リンパ球層を分取し、6000g−
]分遠心後沈渣を再び生食に懸濁し、1000g1分遠
心し」二清を吸引除去した。ハンクス液を加え、トロン
ビン(100単位/mρ)を1滴加え、混和した。]、
0000g33秒心し、上清を再び1000g−1分遠
心し、沈渣を1 mlの生食に懸濁させた。
−10分遠心を行い、ハフィーコ−1・をピペットで約
1.5mβ吸引分取し、1.5 mlの生食を加えて、
撹拌混和した。この懸濁液に分離用比重液(モノポリ・
レゾルピング・メジュー18、M−BRM(商品名)フ
ロー・ラボラ]・り一社製)を静かに積層した。600
g−10分遠心し、リンパ球層を分取し、6000g−
]分遠心後沈渣を再び生食に懸濁し、1000g1分遠
心し」二清を吸引除去した。ハンクス液を加え、トロン
ビン(100単位/mρ)を1滴加え、混和した。]、
0000g33秒心し、上清を再び1000g−1分遠
心し、沈渣を1 mlの生食に懸濁させた。
2000個/μ!。これを適宜生食で希釈し、実施例2
で作成したエチレンイミンポリマー処理プレートと、非
処理プレートに25μr/ウエルずつ分注し、室温で3
0分インキユヘートした後、0.1%BS八含有へ、O
IM PBS(pH=7.0)200 μl/ウェルで
3回洗浄し、倍率200でリンパ球のプレートへの固定
を単位面積あたりのリンパ球をはかって算出した。得た
結果を第6表に示す。
で作成したエチレンイミンポリマー処理プレートと、非
処理プレートに25μr/ウエルずつ分注し、室温で3
0分インキユヘートした後、0.1%BS八含有へ、O
IM PBS(pH=7.0)200 μl/ウェルで
3回洗浄し、倍率200でリンパ球のプレートへの固定
を単位面積あたりのリンパ球をはかって算出した。得た
結果を第6表に示す。
第6表
表に示すとおり、エチレンイミンポリマー処理プレート
の方が明らかに多くのリンパ球を固定することができた
。
の方が明らかに多くのリンパ球を固定することができた
。
失旌炭l
〈ナイロンディスクへの赤血球の固定化〉ナイロンディ
スク(6,6ナイロン)を2N ticβ60°C15
時間加水分解した後、純水で洗浄し、次に0.1%グル
タルアルデヒドを含む0.1M炭酸水素ナトリウム水溶
液に25°Cで1時間反応させた。反応後、純水で洗浄
し、0,1%エチレンイミンポリマー水溶液を室温で2
時間反応させた。
スク(6,6ナイロン)を2N ticβ60°C15
時間加水分解した後、純水で洗浄し、次に0.1%グル
タルアルデヒドを含む0.1M炭酸水素ナトリウム水溶
液に25°Cで1時間反応させた。反応後、純水で洗浄
し、0,1%エチレンイミンポリマー水溶液を室温で2
時間反応させた。
反応後練水で洗浄し、0,1Mグリシン−Na叶緩衝液
(pH8,5)中にて室温で一夜放置し、残余アルデヒ
ド基をブロッキングした。
(pH8,5)中にて室温で一夜放置し、残余アルデヒ
ド基をブロッキングした。
純水で洗浄し、エチレンイミンポリマー処理ナイロンデ
ィスクを得た。0.3%に調整した赤血球の生理食塩水
浮遊液をエチレンイミンポリマー処理ナイロンディスク
に滴下し、15分室温静置した後、0.01M PBS
(pH9,0)で洗浄、前記ディスク上に残った赤血球
をエチレンイミンポリマー無処理ナイロンディスクと比
較した。得た結果を第7表に示す。
ィスクを得た。0.3%に調整した赤血球の生理食塩水
浮遊液をエチレンイミンポリマー処理ナイロンディスク
に滴下し、15分室温静置した後、0.01M PBS
(pH9,0)で洗浄、前記ディスク上に残った赤血球
をエチレンイミンポリマー無処理ナイロンディスクと比
較した。得た結果を第7表に示す。
第7表
(発明の効果)
本発明においては、固体表面にエチレンイミンポリマー
を結合させた後、そのまま細胞を吸着させ固定化するの
で安定かつ安価にしかも効率よく高速に細胞を結合させ
ることができる。
を結合させた後、そのまま細胞を吸着させ固定化するの
で安定かつ安価にしかも効率よく高速に細胞を結合させ
ることができる。
Claims (1)
- 1、固体表面にエチレンイミンポリマーを結合させた後
、細胞を吸着させ固定化することを特徴とする固体表面
への細胞の固定化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63160229A JP2667447B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 固体表面への細胞の固定化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63160229A JP2667447B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 固体表面への細胞の固定化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210160A true JPH0210160A (ja) | 1990-01-12 |
JP2667447B2 JP2667447B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=15710497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63160229A Expired - Lifetime JP2667447B2 (ja) | 1988-06-28 | 1988-06-28 | 固体表面への細胞の固定化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2667447B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4980426A (en) * | 1988-10-15 | 1990-12-25 | Bayer Aktiengesellschaft | Moulding compounds of polycarbonate mixtures having a high disperse solubility |
JP4854669B2 (ja) * | 2004-09-23 | 2012-01-18 | トリパス イメージング, インコーポレイテッド | 生物学的試料を固定化するためのポリカチオンポリマーコーティング |
EP3527986A1 (en) * | 2018-02-14 | 2019-08-21 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for capturing specific cells |
US11226330B2 (en) | 2018-02-14 | 2022-01-18 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for capturing specific cells |
US11360078B2 (en) | 2016-09-29 | 2022-06-14 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Medical analysis device and cell analysis method |
US11573232B2 (en) | 2018-02-14 | 2023-02-07 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for capturing specific cells |
US11614440B2 (en) | 2019-01-24 | 2023-03-28 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Specific cell fractionating and capturing methods |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015560A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-26 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 免疫学的測定用成形品の製造法 |
JPS6281565A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-15 | マイルス・インコーポレーテッド | 核酸を変性ナイロン支持体に固定化する方法、これにより固定化された核酸及び試料中のポリヌクレオチド配列を測定する方法 |
-
1988
- 1988-06-28 JP JP63160229A patent/JP2667447B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6015560A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-26 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 免疫学的測定用成形品の製造法 |
JPS6281565A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-15 | マイルス・インコーポレーテッド | 核酸を変性ナイロン支持体に固定化する方法、これにより固定化された核酸及び試料中のポリヌクレオチド配列を測定する方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4980426A (en) * | 1988-10-15 | 1990-12-25 | Bayer Aktiengesellschaft | Moulding compounds of polycarbonate mixtures having a high disperse solubility |
JP4854669B2 (ja) * | 2004-09-23 | 2012-01-18 | トリパス イメージング, インコーポレイテッド | 生物学的試料を固定化するためのポリカチオンポリマーコーティング |
US11360078B2 (en) | 2016-09-29 | 2022-06-14 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Medical analysis device and cell analysis method |
EP3527986A1 (en) * | 2018-02-14 | 2019-08-21 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for capturing specific cells |
JP2019138838A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 住友ゴム工業株式会社 | 特定細胞捕捉方法 |
US11226330B2 (en) | 2018-02-14 | 2022-01-18 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for capturing specific cells |
US11573232B2 (en) | 2018-02-14 | 2023-02-07 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for capturing specific cells |
US11614440B2 (en) | 2019-01-24 | 2023-03-28 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Specific cell fractionating and capturing methods |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2667447B2 (ja) | 1997-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0367468B1 (en) | Method for drying mammalian cells for use in solid phase immunoassays and articles incorporating same | |
US4275053A (en) | Blood cell typing and compatibility test procedure | |
US5312744A (en) | Method of immobilizing and preserving an immunologically reactive substance | |
KR960701365A (ko) | 건식 화학 캐스케이드 면역분석법 및 친화도 분석법(Dry Chemistry Cascade Immunoassay and Affinity Assay) | |
US7713708B2 (en) | Immunological assay system and method | |
EP0157797A1 (en) | Detecting an immunological reaction with activated red blood cells (erythrocytes) | |
US7943368B2 (en) | Reducing time to result for blood bank diagnostic testing | |
US4297104A (en) | Method of detecting or identifying virus antigens, erythrocyte or cell antigens or antibodies in a biological medium | |
EP1064556B1 (en) | Solid-phase method for antigen and antibody determinations in bloodgroup serology, and test kit | |
JPH0210160A (ja) | 固体表面への細胞の固定化方法 | |
JPS6270764A (ja) | 血清中の免疫抗体測定方法 | |
AU619019B2 (en) | An article for performing immunological assays utilizing organic dyes and methods for producing and utilizing same | |
JP2642697B2 (ja) | 固相指示薬の赤血球およびその調製法 | |
JP2824794B2 (ja) | 固相法により赤血球抗体を探索し、同定する方法 | |
CN114660305A (zh) | 一种快速检测血型抗体滴度的试剂、制备方法、试纸条及应用 | |
CN110308288B (zh) | 一种新型血小板交叉配型试剂盒 | |
US5192663A (en) | Article having an organic dye and a monolayer of dried mammalian cells and a method for utilizing the article | |
JPS60177265A (ja) | 抗体の免疫グロブリンのクラス別検出法 | |
Punnarugsa et al. | Detection of rubella virus immunoglobulin G (IgG) and IgM antibodies in whole blood on Whatman paper: comparison with detection in sera | |
DK153425B (da) | Fremgangsmaade til bestemmelse af celletype eller kompatibilitet paa en fast matrix. | |
JP2001330614A (ja) | 生物活性を付与した固相およびその製造方法 | |
JPH02168163A (ja) | 疎水性物質の固定化用担体およびそれを用いた疎水性物質の固定化方法 | |
JPH06148188A (ja) | 免疫学的再検査方法 | |
Zharnikova | Biotic and Abiotic Carriers for Antibody Immobilization and Construction of Diagnostic Sets | |
JPH06130060A (ja) | 粒子免疫測定用粒子の高比重化法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627 Year of fee payment: 12 |