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JPH0210010B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0210010B2
JPH0210010B2 JP55079135A JP7913580A JPH0210010B2 JP H0210010 B2 JPH0210010 B2 JP H0210010B2 JP 55079135 A JP55079135 A JP 55079135A JP 7913580 A JP7913580 A JP 7913580A JP H0210010 B2 JPH0210010 B2 JP H0210010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
heat
shrinkable film
packaged
reinforcing band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55079135A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS578634A (en
Inventor
Koji Iwasaki
Masayoshi Hirahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Seitai Kaisha Ltd
Original Assignee
Oji Seitai Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Seitai Kaisha Ltd filed Critical Oji Seitai Kaisha Ltd
Priority to JP7913580A priority Critical patent/JPS578634A/ja
Publication of JPS578634A publication Critical patent/JPS578634A/ja
Publication of JPH0210010B2 publication Critical patent/JPH0210010B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパレツト収縮包装方法に関し、特に輸
送中における水平方向の衝撃による被包装物とパ
レツトの横ズレを防止しかつ包装費用の低減を可
能にした改善されたパレツト収縮包装方法に関す
る。
従来のパレツト収縮包装は、ポリエチレン、ポ
リプロピレン及び塩化ビニルのような熱可塑性樹
脂原料を1軸又は2軸延伸して製膜した熱収縮性
フイルムを使用し、パレツト上に積載した被包装
物を包被し、加熱して収縮させ、パレツトと被包
装物を一体化するものであつた。すなわち、第1
図は従来のガセツト袋を使用したパレツト収縮包
装方法の一具体例を示した斜視図、第2図は第1
図A−A′線の断面図であり、1はパレツト、2
は被包装物、3は熱収縮性フイルムを示す。パレ
ツト1上に積載した被包装物2の廻りに熱収縮性
フイルム3を包被して適当な加熱装置により加熱
することにより、該熱収縮性フイルム3が収縮し
て被包装物2及びパレツト1は同時にしめつけら
れて一体化包装される。
しかしながら、例えば、枚葉原紙等の被包装物
2をパレツト1上に積上げ、上記の方法でパレツ
ト収縮包装し、貨車等により輸送した場合、輸送
中の前後衝撃により、単に枚葉原紙の上部がずれ
るよりもむしろ積上げた枚葉原紙すなわち被包装
物2全体がパレツト1上を滑走し、第3図(第2
図における被包装物の滑走状態を示した断面図で
あり、符号1,2及び3は前記第1及び2図と同
じ意味を有する)に示すように、パレツト1上か
ら外にはみ出してしまい、出荷された原紙が使用
に耐えなくなる程損傷するという事故が多く、こ
れを防止するため熱収縮性フイルムの厚さを厚く
しているのが現状である。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたもの
であり、その目的は従来法の問題点を解決し、パ
レツト上の被包装物の滑走による横ずれを防止し
かつ包装費用を低減しうるパレツト収縮包装方法
を提供することである。
本発明につき概説すれば、本発明のパレツト収
縮包装方法は、熱可塑性樹脂フイルムよりなる補
強帯を、パレツト上に積載した被包装物の下部側
面及びパレツト側面の両方にまたがりかつパレツ
トの下端より下方に突出するように巻き付けると
共に、熱収縮フイルムをパレツトの下端より下方
に突出するように被包装物及びパレツトの外面を
包被し、次いで加熱により該熱収縮性フイルムを
収縮させることを特徴とするものである。
本発明によれば、被包装物とパレツトの接触面
近傍において、両者の側面に補強帯を巻き付けそ
の上に熱収縮性フイルムを包被し、両者の界面を
補強することにより、前記のような事故を防止
し、これに伴つて熱収縮性フイルム全体の厚さを
薄くし、包装費用の低減を図ることができる。
本発明における補強帯としての熱可塑性樹脂フ
イルムとしては既知の例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン及びポリ塩化ビニル等よりなるフイル
ムを適宜使用することができる。
本発明においては、包装体の強度を大きくする
ため、上記熱可塑性樹脂フイルムと熱収縮性フイ
ルムとを加熱により融着させることが望ましい。
熱収縮性フイルムは、通常既知のパレツト収縮包
装用加熱装置により、その軟化点以上に加熱され
て収縮し、その際、熱収縮性フイルムの熱が補強
帯である熱可塑性樹脂フイルムに伝達してこれを
軟化させ両者が融着する。したがつて、この融着
を容易にするため、熱可塑性樹脂フイルムよりな
る補強帯は、その軟化点が熱収縮性フイルムの軟
化点と同じか又はそれより低いものを選択するこ
とが適当であり、又、その厚さも補強帯の方をよ
り薄くすることが望ましい。このような意味(融
着を良好にする)から、両フイルムは同系のもの
の適用が望ましく、例えば熱収縮性フイルムとし
て厚さ約100〜200μ程度の低密度ポリエチレンフ
イルム(軟化点約85〜90℃)及び熱可塑性樹脂フ
イルム(補強帯)として厚さ約50〜100μ程度の
低密度ポリエチレンフイルム(軟化点約80〜90
℃)を組合わせて使用することが好適である。
一般にパレツト収縮包装においては、熱収縮性
フイルムをパレツトの下端より下方に約100〜200
mm程度突出させ、熱収縮性フイルムの収縮により
それをパレツトの下面に巻きつかせるが、本発明
においては、熱収縮性フイルムとして被包装物の
周囲方向よりも上下方向により大きく延伸された
フイルムを使用する場合、熱可塑性樹脂フイルム
(補強帯)としてはそれと直角方向すなわち被包
装物の上下方向よりも周囲方向により大きく延伸
されたフイルムを使用することにより、上記熱収
縮性フイルムのパレツト下面への巻きつきを促進
させることができる。
本発明のパレツト収縮包装方法は、前記したよ
うなガセツト袋を使用して包被する方式の他、通
常行なわれているガセツトチユーブを使用するバ
ーテイカル・ラツプ方式及びラツプ・ラウンド方
式等に適宜適用することができる(後記実施例参
照)。
本発明によれば、(a)被包装物とパレツトの接触
面近傍においてフイルムの厚さが増加するので、
輸送中の水平方向の衝撃に際し被包装物がパレツ
トの上面を滑走してパレツトからはみ出すような
事故を有効に防止しうるのみならず、これに伴い
熱収縮性フイルムの厚さを薄くし、包装費用を低
減させることができ、又、(b)軟化点以上に加熱さ
れた熱収縮性フイルムは、収縮を開始する以前に
補強帯と融着するので、その後に上下方向の収縮
応力が働いても、熱収縮性フイルムの下端はパレ
ツトの下端より上方に引き上げられることなく、
これによりパレツトの下面への良好な巻きつきが
得られる。
次に、本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明するが、本発明はこれらによりなんら限定さ
れるものではない。
実施例 1 (ガセツト袋を使用して包被する方式) 第4図は本発明の一具体例を示した断面図で、
aは収縮前、bは収縮後の状態を示し、第5図は
補強帯挿入部の部分拡大図で、aは収縮前、bは
収縮後を示す。又、図中の1はパレツト、2は被
包装物、3は熱収縮性フイルム、4は補強帯、5
は熱収縮性フイルム3と補強帯4の融着面を示
す。
厚さ約80μの低密度ポリエチレンフイルム(軟
化点約85℃)よりなる補強帯4を被包装物2の下
部側面約200mmとパレツト1の側面の両方にまた
がり、かつパレツト1の下端より下方に約100mm
突出すように巻きつけ、テープ等適当な手段によ
り固定した。次いで、パレツト1の下端より下方
に約200mm突出するのに十分な長さを有する厚さ
約120μの低密度ポリエチレン(軟化点約90℃)
よりなるガセツト袋状の熱収縮性フイルム3を被
包装物2の上から被せ、既知のパレツト収縮包装
用加熱装置により熱収縮性フイルム3をその軟化
点以上に加熱して収縮させた。この際熱収縮性フ
イルム3の熱が補強帯4に伝達してこれを軟化さ
せ、両フイルムは融着面5において融着した。
又、熱収縮性フイルム3の下端は、第5図のb
に示すように、パレツト1の下面に巻きつき、被
包装物2をパレツト1の上に固定した点は、従来
のパレツト収縮包装の場合と変るところはない。
実施例 2 (ガセツトチユーブを使用したバーテイカル・
ラツプ方式) 第6図は本発明の別の一具体例を示した斜視図
で、aは補強帯巻付け工程bはチユーブ状熱収縮
性フイルム包被工程、cは包装の完了状態を示
す。又、図中の1はパレツト、2は被包装物、3
は熱収縮性フイルム、4は補強帯、6は回転テー
ブルを示す。
本実施例において使用した上記パレツト1、被
包装物2、熱収縮性フイルム3及び補強帯4の材
料は実施例1におけるものと同材質のものとし
た。
先ず、a工程において、回転テーブル6の上で
被包装物2を回転させながら、ロール状に巻いた
補強帯4を操り出しつつ、被包装物2の下部側面
及びパレツト1の側面の両方にまたがり、かつパ
レツト1の下端より突出するように巻きつけ、被
包装物2がほぼ1回転した後これを停止し、補強
帯4の巻き終り端部を切断すると共に、ヒートシ
ール等の既知の方法により固定した。
次いで、補強帯4により一体化されたパレツト
1及び被包装物2を適当なコンベア(図示せず)
等を用いてb行程に移動し、既知のバーテイカ
ル・ラツプ方式の自動包装機を利用して、ガセツ
トチユーブ状の熱収縮性フイルム3をパレツト1
の下端より突出するように包被した。このように
して包装完了した包装体を更にコンベア等により
移動させ、cの状態で次の加熱収縮工程(図示せ
ず)に送つた。なお、この工程は実施例1と同様
なので説明は省略した。
実施例 3 (ラツプ・ラウンド方式) 第7図は本発明の他の一具体例を示した斜視図
で、aはコンベア上を移動する被包装物が補強帯
及び熱収縮性フイルムのシートによりその前面が
包被される工程、bは同じくその側面が包被され
る工程、cは同じくその後面が包被される工程、
dは包装の完了状態を示す。又、図中の1はパレ
ツト、2は被包装物、3は熱収縮性フイルム、4
は補強帯、7は溶断シールバーを示す。
本装置は既知のラツプ・ラウンド方式の自動包
装機であり、この装置に本発明を適用した。な
お、本実施例において使用した上記パレツト1、
被包装物2、熱収縮性フイルム3及び補強帯4の
材料も実施例1におけるものと同材質のものとし
た。
先ず、a工程において、コンベア上を移動した
被包装物2は、巻出ロールから巻き出された補強
帯4及び熱収縮性フイルム3と接触しその前面を
両者で包被し、b工程において、同じくその側面
を両者で包被した。コンベア上を更に進んだ被包
装物2は、c工程において、溶断シールバー7に
より、その後面を前記両フイルムで包被されると
共に縦方向に融着かつ切断され、dに示す形態で
包装される。このように包装完了した包装体は次
の工程(図示せず)で加熱され、被包装物2の上
面及びパレツト1の下面の一部に熱収縮性フイル
ムが巻き込まれた。
以上説明したように、本発明によれば、パレツ
ト上の被包装物の滑走による横ずれを防止しかつ
比較的薄い熱収縮性フイルムにより安全に包装す
ることができ、包装費用の低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガセツト袋を使用したパレツト
収縮包装方法の一具体例を示した斜視図、第2図
は第1図A−A′線の断面図、第3図は第2図に
おける被包装物の滑走状態を示した断面図、第4
図は本発明の一具体例(実施例1)を示した断面
図、第5図は第4図における補強帯挿入部の部分
拡大図、第6図は本発明の別の一具体例(実施例
2)を示した斜視図、第7図は本発明の他の一具
体例(実施例3)を示した斜視図である。 1……パレツト、2……被包装物、3……熱収
縮性フイルム、4……補強帯、5……熱収縮性フ
イルム3と補強帯4の融着面、6……回転テーブ
ル、7……溶断シールバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂フイルムよりなる補強帯を、パ
    レツト上に積載した被包装物の下部側面及びパレ
    ツト側面の両方にまたがりかつパレツトの下端よ
    り下方に突出するように巻き付けると共に、熱収
    縮性フイルムをパレツトの下端より下方に突出す
    るように被包装物及びパレツトの外面を包被し、
    次いで加熱により該熱収縮性フイルムを収縮させ
    ることを特徴とするパレツト収縮包装方法。 2 熱収縮性フイルムと、熱可塑性樹脂フイルム
    よりなる補強帯を融着させる特許請求の範囲第1
    項記載のパレツト収縮包装方法。 3 熱可塑性樹脂フイルムよりなる補強帯の軟化
    点が熱収縮性フイルムの軟化点より低い特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載のパレツト収縮包装
    方法。
JP7913580A 1980-06-13 1980-06-13 Contracting packing method for pallet Granted JPS578634A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7913580A JPS578634A (en) 1980-06-13 1980-06-13 Contracting packing method for pallet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7913580A JPS578634A (en) 1980-06-13 1980-06-13 Contracting packing method for pallet

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS578634A JPS578634A (en) 1982-01-16
JPH0210010B2 true JPH0210010B2 (ja) 1990-03-06

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JP7913580A Granted JPS578634A (en) 1980-06-13 1980-06-13 Contracting packing method for pallet

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01267108A (ja) * 1988-04-14 1989-10-25 Honshu Paper Co Ltd ガセット袋を用いたパレットストレッチ包装法
JPH0356563U (ja) * 1989-10-02 1991-05-30
FR3069232B1 (fr) * 2017-07-24 2021-10-29 Thimon Procede de houssage et thermoscellage et dispositif de houssage et thermoscellage

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JPS578634A (en) 1982-01-16

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