JPH0195811A - 内面溝付管の製造装置 - Google Patents
内面溝付管の製造装置Info
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- JPH0195811A JPH0195811A JP25057187A JP25057187A JPH0195811A JP H0195811 A JPH0195811 A JP H0195811A JP 25057187 A JP25057187 A JP 25057187A JP 25057187 A JP25057187 A JP 25057187A JP H0195811 A JPH0195811 A JP H0195811A
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- Metal Extraction Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は熱交換器等の伝熱管に使用される内面溝付管
の製造装置に関する。
の製造装置に関する。
(従来の技術及びその問題点)
フレオン等の冷媒を蒸発又は凝縮させて熱交換させる空
調機用伝熱管の管内周壁に多数の突条、凹溝等を軸方向
ないしは螺旋状に形成し、伝熱特性の向上を図った内面
溝付管が知られている。これらの内面溝付管の製造方法
としては種々のものが提案されているが、転造加工によ
り製造する方法としては第8図に示すものが、例えば、
実公昭62−22246号公報により知られている。こ
の方法は、金属管aの外周を圧迫する複数個の遊星ロー
ラbを備える2組の縮管ヘッドc、cを対向させて直列
に配置し、マンドレルdの先端部に回転自在に保持され
る長手の溝付プラグeを前記2組の縮管ヘッドC,Cの
各遊星ロールbに相対する部位の金属管aの内側に挿入
し、各縮管ヘッドCを互いに逆方向に回転させながら金
属管内面に複数の溝ないし突起を形成するもので、縮管
ヘッドC,Cを互いに逆方向に回転させることにより転
造加工時における管の捩じり力を相殺してより深い溝加
工を可能にしている。
調機用伝熱管の管内周壁に多数の突条、凹溝等を軸方向
ないしは螺旋状に形成し、伝熱特性の向上を図った内面
溝付管が知られている。これらの内面溝付管の製造方法
としては種々のものが提案されているが、転造加工によ
り製造する方法としては第8図に示すものが、例えば、
実公昭62−22246号公報により知られている。こ
の方法は、金属管aの外周を圧迫する複数個の遊星ロー
ラbを備える2組の縮管ヘッドc、cを対向させて直列
に配置し、マンドレルdの先端部に回転自在に保持され
る長手の溝付プラグeを前記2組の縮管ヘッドC,Cの
各遊星ロールbに相対する部位の金属管aの内側に挿入
し、各縮管ヘッドCを互いに逆方向に回転させながら金
属管内面に複数の溝ないし突起を形成するもので、縮管
ヘッドC,Cを互いに逆方向に回転させることにより転
造加工時における管の捩じり力を相殺してより深い溝加
工を可能にしている。
しかしながら、2組の縮管ヘッドC,Cを配置してこれ
らを個別に駆動するようにすると、構成が複雑で大掛か
りになり、設備費用が多大になり、延いては内面溝付管
の加工コストの上昇につながり好ましくない。又、1個
の溝付プラグeで2Mの縮管ヘッドCを用いることは、
上述した通り溝加工で加工できる溝深さを深くすること
ができる長所があるものの、2組の縮管ヘッドCの芯出
しが難しい上に、溝付プラグeが長いことから、溝部に
押込まれた材料と溝付プラグeとの接触面積も大きくな
り、摩擦抵抗の増大を招いて加工速度を上げることが出
来ないという問題がある。
らを個別に駆動するようにすると、構成が複雑で大掛か
りになり、設備費用が多大になり、延いては内面溝付管
の加工コストの上昇につながり好ましくない。又、1個
の溝付プラグeで2Mの縮管ヘッドCを用いることは、
上述した通り溝加工で加工できる溝深さを深くすること
ができる長所があるものの、2組の縮管ヘッドCの芯出
しが難しい上に、溝付プラグeが長いことから、溝部に
押込まれた材料と溝付プラグeとの接触面積も大きくな
り、摩擦抵抗の増大を招いて加工速度を上げることが出
来ないという問題がある。
本発明は斯かる問題点を解決するためになされたもので
、転造加工における管の捩じり力を減少させ、内面溝加
工速度の上昇が図れ、しかも、構成が簡単で大掛かりな
装置を必要とせず、従って製造設備費が安価で管の加工
コストの上昇を招くことがなく、特に、熱媒体を凝縮さ
せるための伝熱管に好適な内面溝付管の製造装置を提供
することを目的とする。
、転造加工における管の捩じり力を減少させ、内面溝加
工速度の上昇が図れ、しかも、構成が簡単で大掛かりな
装置を必要とせず、従って製造設備費が安価で管の加工
コストの上昇を招くことがなく、特に、熱媒体を凝縮さ
せるための伝熱管に好適な内面溝付管の製造装置を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成するために本発明の内面溝付管の製造
装置は、金属管を引き抜く抽伸ダイス、及び引き抜かれ
る金属管の外周を遊星回転してその外周壁を押圧する複
数の転造ロールを有する前段回転ヘッドと、少なくとも
、引き抜かれる金属管の外周を遊星回転してその外周壁
を押圧する複数の転造ロールを有する後段回転ヘッドと
を金属管引抜方向に同軸上に直列に配設してこれらをハ
ウジング内に組み込み、ヘッド回転駆動装置により前記
前段及び後段の回転ヘッドを同期させ、且つ、互いに逆
方向に一体回転させると共に、前記前段回転ヘッドの抽
伸ダイスに相対する金属管内に浮きプラグを挿入し、該
浮きプラグの後部に、前記前段回転ヘッドの転造ロール
に相対する金属管内に回転自在に配設され、引き抜かれ
る金属管の内周壁面に多数の突条又は溝を形成する第1
の溝加工プラグと、前記後段回転ヘッドの転造ロールに
相対する金属管内に回転自在に配設され、前記第1の溝
加工プラグにより形成された突条又は溝と交差する方向
に多数の突条又は溝を形成する第2の溝加工プラグとを
ロッドを介して順次連結したことを特徴とする。
装置は、金属管を引き抜く抽伸ダイス、及び引き抜かれ
る金属管の外周を遊星回転してその外周壁を押圧する複
数の転造ロールを有する前段回転ヘッドと、少なくとも
、引き抜かれる金属管の外周を遊星回転してその外周壁
を押圧する複数の転造ロールを有する後段回転ヘッドと
を金属管引抜方向に同軸上に直列に配設してこれらをハ
ウジング内に組み込み、ヘッド回転駆動装置により前記
前段及び後段の回転ヘッドを同期させ、且つ、互いに逆
方向に一体回転させると共に、前記前段回転ヘッドの抽
伸ダイスに相対する金属管内に浮きプラグを挿入し、該
浮きプラグの後部に、前記前段回転ヘッドの転造ロール
に相対する金属管内に回転自在に配設され、引き抜かれ
る金属管の内周壁面に多数の突条又は溝を形成する第1
の溝加工プラグと、前記後段回転ヘッドの転造ロールに
相対する金属管内に回転自在に配設され、前記第1の溝
加工プラグにより形成された突条又は溝と交差する方向
に多数の突条又は溝を形成する第2の溝加工プラグとを
ロッドを介して順次連結したことを特徴とする。
(作用)
前段回転ヘッドと後段回転ヘッドが同じハウジング内に
組み込まれ、金属管引抜方向に直列に且つ同軸上に配設
されるために、前段回転ヘッドの抽伸ダイス、転造ロー
ル、及び後段回転ヘッドの少なくとも転造ロールは互い
に芯ずれが生じ難い。
組み込まれ、金属管引抜方向に直列に且つ同軸上に配設
されるために、前段回転ヘッドの抽伸ダイス、転造ロー
ル、及び後段回転ヘッドの少なくとも転造ロールは互い
に芯ずれが生じ難い。
そして、前段回転ヘッド及び後段回転ヘッドがヘッド回
転駆動装置により同期して且つ互いに逆方向に一体に回
転するので金属管の転造加工時に生じる捩じり力が互い
に相殺され、上述の芯ずれが生じ難いことと相俟って各
ヘッドの高速回転が可能になる。更に、浮きプラグの後
部にロッドを介して順次連結された第1及び第2の溝加
工プラグにより互いに交差する多数の突条又は溝が一回
の引抜転造加工により管内壁面に形成される。
転駆動装置により同期して且つ互いに逆方向に一体に回
転するので金属管の転造加工時に生じる捩じり力が互い
に相殺され、上述の芯ずれが生じ難いことと相俟って各
ヘッドの高速回転が可能になる。更に、浮きプラグの後
部にロッドを介して順次連結された第1及び第2の溝加
工プラグにより互いに交差する多数の突条又は溝が一回
の引抜転造加工により管内壁面に形成される。
(実施例)
以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明に係る内面溝付管の製造装置の概略構成
を示し、割り型ケーシング1の内部に2組の回転ヘッド
2.4が組み込まれており、これらの回転ヘッド2.4
はヘッド回転駆動装置3により同期して互いに逆方向に
一体回転して、素管(金属管)5を引抜加工しながらそ
の内周壁に転造による溝加工が行われる。
を示し、割り型ケーシング1の内部に2組の回転ヘッド
2.4が組み込まれており、これらの回転ヘッド2.4
はヘッド回転駆動装置3により同期して互いに逆方向に
一体回転して、素管(金属管)5を引抜加工しながらそ
の内周壁に転造による溝加工が行われる。
より具体的には、回転ヘッド2,4は金属管5の引抜方
向に同軸上に直列に配置され、これらは後述する駆動軸
30の軸線に関して略対称形状に構成されている。即ち
、前段の回転ヘッド2は引抜ダイス(抽伸ダイス)21
と、3個6転造ロール22と、これらを支持する環状の
へッドポデイ20とから構成される。ヘッドボディ20
にはその前側面(金属管5の挿入側の側面)20aから
後側面20dに向かって軸方向に所定の深さで、且つ、
溝底20bが半径方向に後側面20dに向かう程溝深さ
が浅くなるように傾斜する断面矩形の溝20c(第2図
参照)が周方向3箇所均等位置に穿設されており、これ
らの各溝20cの夫々に転造ロール22を軸支するロー
ルホルダ22a及び後述するベアリングlOを支持する
分割ブロック23が順次嵌装され、これらのロールホル
ダ22a及び分割ブロック23はへラドボディ20の前
側面20aに螺着されるリング状のリテーナ24により
脱落が防止される。
向に同軸上に直列に配置され、これらは後述する駆動軸
30の軸線に関して略対称形状に構成されている。即ち
、前段の回転ヘッド2は引抜ダイス(抽伸ダイス)21
と、3個6転造ロール22と、これらを支持する環状の
へッドポデイ20とから構成される。ヘッドボディ20
にはその前側面(金属管5の挿入側の側面)20aから
後側面20dに向かって軸方向に所定の深さで、且つ、
溝底20bが半径方向に後側面20dに向かう程溝深さ
が浅くなるように傾斜する断面矩形の溝20c(第2図
参照)が周方向3箇所均等位置に穿設されており、これ
らの各溝20cの夫々に転造ロール22を軸支するロー
ルホルダ22a及び後述するベアリングlOを支持する
分割ブロック23が順次嵌装され、これらのロールホル
ダ22a及び分割ブロック23はへラドボディ20の前
側面20aに螺着されるリング状のリテーナ24により
脱落が防止される。
転造ロール22はロールホルダ22aに支軸及びベアリ
ングを介して回転自在に軸支されており、各転造ロール
22の中心はこの転造ロール22により後述する突条が
転造される金属管5の中心軸上に中心を持つ同一円周上
にあるように芯出し調整される。この各転造ロール42
の芯出しは溝20cとロールホルダ22aの各側壁間に
シム等を介在させ、ロールホルダ22aを、傾斜する溝
底20bを金属管5の軸方向に前後に移動させて調整さ
れる。
ングを介して回転自在に軸支されており、各転造ロール
22の中心はこの転造ロール22により後述する突条が
転造される金属管5の中心軸上に中心を持つ同一円周上
にあるように芯出し調整される。この各転造ロール42
の芯出しは溝20cとロールホルダ22aの各側壁間に
シム等を介在させ、ロールホルダ22aを、傾斜する溝
底20bを金属管5の軸方向に前後に移動させて調整さ
れる。
抽伸ダイス21は転造ロール22の前方(金属管5の挿
入側)に、ベアリング10及び前述の分割ブロック23
を介し、前記芯出しされた転造ロール22と芯合わせさ
れてヘッドボディ20に支持され、金属管5の通過に伴
って回転しないように固定されている。
入側)に、ベアリング10及び前述の分割ブロック23
を介し、前記芯出しされた転造ロール22と芯合わせさ
れてヘッドボディ20に支持され、金属管5の通過に伴
って回転しないように固定されている。
ヘッドボディ20の後側面20dの周縁には後述するビ
ニョンギア30a、31aと噛合するはすばフェースギ
ア20eが形成されている。そして、ヘッドボディ20
の外周面はベアリング12.12を介してハウジング1
の円筒内周面に回転自在に支持され、前記前側面20a
側はハウジング1のエンドプレート1aと前記リテーナ
24間にスラストベアリング13を介在させて支持され
ている。
ニョンギア30a、31aと噛合するはすばフェースギ
ア20eが形成されている。そして、ヘッドボディ20
の外周面はベアリング12.12を介してハウジング1
の円筒内周面に回転自在に支持され、前記前側面20a
側はハウジング1のエンドプレート1aと前記リテーナ
24間にスラストベアリング13を介在させて支持され
ている。
後段の回転ヘッド4は、引抜ダイス(抽伸ダイス)41
と、3個の転造ロール42と、これらを支持する環状の
へラドボディ40とから構成され、これらの各構成要素
は転造ロール42のロール形状、抽伸ダイス41のダイ
ス形状を除き前段の回転ヘッド2の対応する構成要素と
後述する駆動軸30の中心軸に関して対称位置に配置さ
れ、且つ、対称形状を有している。
と、3個の転造ロール42と、これらを支持する環状の
へラドボディ40とから構成され、これらの各構成要素
は転造ロール42のロール形状、抽伸ダイス41のダイ
ス形状を除き前段の回転ヘッド2の対応する構成要素と
後述する駆動軸30の中心軸に関して対称位置に配置さ
れ、且つ、対称形状を有している。
ヘッドボディ40にはその後側面(金属管5の引抜側の
側面)40aから前側面(前段の回転ヘッド2例の側面
)40dに向かって軸方向に所定の深さで、且つ、溝底
40bが半径方向に前側面40dに向かう程溝深さが浅
くなるように傾斜する断面矩形の溝40cが周方向3箇
所均等位置に穿設されており、これらの各溝40cの夫
々に転造ロール42を軸支するロールホルダ42a及び
後述するベアリング15を支持する分割ブロック43が
順次嵌装され、これらのロールホルダ42a及び分割ブ
ロック43はヘントポデイ40の後側面40aに螺着さ
れるリング状のリテーナ44により脱落が防止される。
側面)40aから前側面(前段の回転ヘッド2例の側面
)40dに向かって軸方向に所定の深さで、且つ、溝底
40bが半径方向に前側面40dに向かう程溝深さが浅
くなるように傾斜する断面矩形の溝40cが周方向3箇
所均等位置に穿設されており、これらの各溝40cの夫
々に転造ロール42を軸支するロールホルダ42a及び
後述するベアリング15を支持する分割ブロック43が
順次嵌装され、これらのロールホルダ42a及び分割ブ
ロック43はヘントポデイ40の後側面40aに螺着さ
れるリング状のリテーナ44により脱落が防止される。
転造ロール42はロールホルダ42aに支軸及びヘアリ
ングを介して回転自在に軸支されており、各転造ロール
42の中心が金属管5の中心軸上に中心を持つ同一円周
上にあるように芯出し調整され、この各転造ロール42
の芯出しは溝40cとロールホルダ42aの各側壁間に
シム等を介在させ、ロールホルダ42aを、傾斜する溝
底40bを金属管5の軸方向に前後に移動させて調整さ
れる。
ングを介して回転自在に軸支されており、各転造ロール
42の中心が金属管5の中心軸上に中心を持つ同一円周
上にあるように芯出し調整され、この各転造ロール42
の芯出しは溝40cとロールホルダ42aの各側壁間に
シム等を介在させ、ロールホルダ42aを、傾斜する溝
底40bを金属管5の軸方向に前後に移動させて調整さ
れる。
抽伸ダイス41は転造ロール42の後方(金属管5の引
抜側)に、ベアリング15及び前述の分割ブロック43
を介し、前記芯出しされた転造ロール42と芯合わせさ
れてヘッドボディ40に支持され、金属管5の通過時に
回転しないように固定されている。
抜側)に、ベアリング15及び前述の分割ブロック43
を介し、前記芯出しされた転造ロール42と芯合わせさ
れてヘッドボディ40に支持され、金属管5の通過時に
回転しないように固定されている。
ヘッドボディ40の前側面40dの周縁には後述するピ
ニョンギア30a、31,1と噛合するはすばフェース
ギア40eが形成されている。そして、へ□ラドボディ
40の外周面はベアリング16.16を介して、前段の
回転ヘッド2のへラドボディ20が支持されるハウジン
グ1の同一円筒内周面に回転自在に支持され、前記後側
面40a側はハウジング1のエンドプレート1bと前記
リテーナ44間にスラストベアリング17を介在させて
支持されている。
ニョンギア30a、31,1と噛合するはすばフェース
ギア40eが形成されている。そして、へ□ラドボディ
40の外周面はベアリング16.16を介して、前段の
回転ヘッド2のへラドボディ20が支持されるハウジン
グ1の同一円筒内周面に回転自在に支持され、前記後側
面40a側はハウジング1のエンドプレート1bと前記
リテーナ44間にスラストベアリング17を介在させて
支持されている。
斯くして、前段回転ヘッド2と後段回転ヘッド4とは夫
々フェースギア20eが形成される後側面20dと、フ
ェースギア40eが形成される前側面40dを互いに対
向させ、引抜・転造加工される金属管5の中心軸上に直
列に配置される。
々フェースギア20eが形成される後側面20dと、フ
ェースギア40eが形成される前側面40dを互いに対
向させ、引抜・転造加工される金属管5の中心軸上に直
列に配置される。
前記ヘッド回転駆動装置3は、互いに対向するようにハ
ンジング1に回転自在に夫々軸支される駆動軸30とア
イドラ軸31とからなり、駆動軸30のハウジング1か
ら外方に延びる軸端側は図示しない駆動モータにベルト
等の動力伝達手段を介して接続され、ハンジング1内側
軸端には前述のビニオンギア30aが固設され、前述し
た通りこのビニオンギア30aはへラドボディ20及び
40に形成され、互いに対向するフェースギア20e。
ンジング1に回転自在に夫々軸支される駆動軸30とア
イドラ軸31とからなり、駆動軸30のハウジング1か
ら外方に延びる軸端側は図示しない駆動モータにベルト
等の動力伝達手段を介して接続され、ハンジング1内側
軸端には前述のビニオンギア30aが固設され、前述し
た通りこのビニオンギア30aはへラドボディ20及び
40に形成され、互いに対向するフェースギア20e。
40eに噛合している。一方、アイドラ軸31のハンジ
ング1内側軸端には前述のビニオンギア(アイドラギア
)31aが固設され、前述した通りこのビニオンギア3
1aもヘッドボディ20及び40に形成されたフェース
ギア20 e、 40 eに噛合している。
ング1内側軸端には前述のビニオンギア(アイドラギア
)31aが固設され、前述した通りこのビニオンギア3
1aもヘッドボディ20及び40に形成されたフェース
ギア20 e、 40 eに噛合している。
引抜・転造加工される金属管5内には、前段回転ヘッド
2の抽伸ダイス21に相対する位置に浮きプラグ50が
挿入され、この浮きプラグ50の後端には引抜方向に延
びるロッド(連結棒)53が接続され、該ロッド53の
前段回転ヘッド2の転造ロール22に相対する位置には
所定の外径を有する円筒状の第1の溝加工プラグ51が
回転自在に取り付けられ、後段回転ヘッド4の転造ロー
ル42に相対する位置には溝加工プラグ51より小径の
第2の溝加工プラグ52が回転自在に取り付けられてい
る。尚、第1の溝加工プラグ51の外周面には金属管5
の内周壁に後述する多数の溝を形成させるための突起が
形成されており、第2の溝加工プラグ52の外周面には
、第1の溝加工プラグ51により形成される溝と交差す
る方向に金属管5の内周壁に後述する多数の溝を形成さ
せるための突起が形成されている。
2の抽伸ダイス21に相対する位置に浮きプラグ50が
挿入され、この浮きプラグ50の後端には引抜方向に延
びるロッド(連結棒)53が接続され、該ロッド53の
前段回転ヘッド2の転造ロール22に相対する位置には
所定の外径を有する円筒状の第1の溝加工プラグ51が
回転自在に取り付けられ、後段回転ヘッド4の転造ロー
ル42に相対する位置には溝加工プラグ51より小径の
第2の溝加工プラグ52が回転自在に取り付けられてい
る。尚、第1の溝加工プラグ51の外周面には金属管5
の内周壁に後述する多数の溝を形成させるための突起が
形成されており、第2の溝加工プラグ52の外周面には
、第1の溝加工プラグ51により形成される溝と交差す
る方向に金属管5の内周壁に後述する多数の溝を形成さ
せるための突起が形成されている。
尚、第1図中符号8は、金属管5の外周面、特に、転造
ロール22及び42の転造面を潤滑する潤滑油供給装置
であり、金属管5の外周に環状に取り巻くパイプに多数
のノズルが、転造ロール22及び42の転造面に向けて
植設され、該ノズルから潤滑油が噴射供給される。
ロール22及び42の転造面を潤滑する潤滑油供給装置
であり、金属管5の外周に環状に取り巻くパイプに多数
のノズルが、転造ロール22及び42の転造面に向けて
植設され、該ノズルから潤滑油が噴射供給される。
次に、このように構成される製造装置の作用を説明する
。
。
前記駆動モータにより駆動軸30が回転駆動されると、
ビニオンギア30aに噛合する前段及び後段回転ヘッド
2.4は互いに逆方向に同期して金属管5の廻りを回転
駆動される。転造ロール22及び42は、金属管5が転
造ロール22及び42を通過する転造加工時に金属管5
の外周壁を押圧しながら夫々逆方向に遊星回転すること
になる。
ビニオンギア30aに噛合する前段及び後段回転ヘッド
2.4は互いに逆方向に同期して金属管5の廻りを回転
駆動される。転造ロール22及び42は、金属管5が転
造ロール22及び42を通過する転造加工時に金属管5
の外周壁を押圧しながら夫々逆方向に遊星回転すること
になる。
この転造ロール22及び42は金属管5の内周壁面に溝
付加工を施す際の工具となり、転造ロール22のロール
面は第3図に示すように断面円弧形状(R形状)、ない
しはテーパ付R形状に成形され、金属管5を縮径しなが
ら溝付加工を行う際の転圧力を軽減すると共に後述する
溝加工プラグ51への材料の流れ込みを容易する。一方
、転造ロール42のロール面は第4図に示すように角部
がR面取りされるものの、円筒形状の実質的にフラット
な形状をしており、その外径は転造ロール22のそれよ
り僅かに大きく、後述するように転造ロール22により
形成された溝に交差する多数の溝を形成させると共に、
金属管5の外表面を平滑に仕上げる。このとき、転造ロ
ール42は転造ロール22と逆回転することにより、転
造ロール22による溝付加工時に生じる捩じれ力と反対
方向の捩じれ力を発生させ、これらの捩じれ力が互いに
打ち消しあって金属管5の捩じり返力を緩和し、金属管
5の破断が防止される。又、フラットな形状を有する転
造ロール42は金属管5の管振れを防止する。更に、転
造ロール42による管材への押圧力は比較的小さく、上
述の捩しれ力の緩和、及び前段回転ヘッド2及び後段回
転ヘッド4が駆動軸30の軸線に関して対称形状に構成
されていることと相俟って抽伸速度を従来の装置に比較
して著しく上昇させることが出来る。
付加工を施す際の工具となり、転造ロール22のロール
面は第3図に示すように断面円弧形状(R形状)、ない
しはテーパ付R形状に成形され、金属管5を縮径しなが
ら溝付加工を行う際の転圧力を軽減すると共に後述する
溝加工プラグ51への材料の流れ込みを容易する。一方
、転造ロール42のロール面は第4図に示すように角部
がR面取りされるものの、円筒形状の実質的にフラット
な形状をしており、その外径は転造ロール22のそれよ
り僅かに大きく、後述するように転造ロール22により
形成された溝に交差する多数の溝を形成させると共に、
金属管5の外表面を平滑に仕上げる。このとき、転造ロ
ール42は転造ロール22と逆回転することにより、転
造ロール22による溝付加工時に生じる捩じれ力と反対
方向の捩じれ力を発生させ、これらの捩じれ力が互いに
打ち消しあって金属管5の捩じり返力を緩和し、金属管
5の破断が防止される。又、フラットな形状を有する転
造ロール42は金属管5の管振れを防止する。更に、転
造ロール42による管材への押圧力は比較的小さく、上
述の捩しれ力の緩和、及び前段回転ヘッド2及び後段回
転ヘッド4が駆動軸30の軸線に関して対称形状に構成
されていることと相俟って抽伸速度を従来の装置に比較
して著しく上昇させることが出来る。
溝付加工を行うには、先ず、事前に金属管5内に潤滑油
を注入しておき、ロッド53で一体に連結された浮きプ
ラグ50、第1の満願ニブラグ51及び第2の満願ニブ
ラグ52を金属管5内に装入した後、金属管5の管端部
を所要の長さ(例えば、約500mm)口付けし、この
管端部を抽伸ダイス21、転造ロール22,42、及び
抽伸ダイス41を順次連通させ、図示しない巻取ドラム
により巻き取らせなから抽伸が開始される。この抽伸の
開始と同時に前述した駆動モータを作動させ、駆動軸3
0を高速回転させて2個の回転ヘッド2及び4を互いに
逆方向に回転させる。
を注入しておき、ロッド53で一体に連結された浮きプ
ラグ50、第1の満願ニブラグ51及び第2の満願ニブ
ラグ52を金属管5内に装入した後、金属管5の管端部
を所要の長さ(例えば、約500mm)口付けし、この
管端部を抽伸ダイス21、転造ロール22,42、及び
抽伸ダイス41を順次連通させ、図示しない巻取ドラム
により巻き取らせなから抽伸が開始される。この抽伸の
開始と同時に前述した駆動モータを作動させ、駆動軸3
0を高速回転させて2個の回転ヘッド2及び4を互いに
逆方向に回転させる。
金属管5内に装入された浮きプラグ50は抽伸開始が間
もなく抽伸ダイス21と相対する所定位置に移動して位
置決めされ、これに伴い第1の満願ニブラグ51及び第
2の満願ニブラグ52も夫々転造ロール22及び42の
相対する所定位置に位置決めされることになる。斯くし
て、金属管5は、浮きプラグ50及び抽伸ダイス21に
より縮径された後、第1の満願ニブラグ51及び転造ロ
ール22により第5図及び第6図に示すように管内壁に
網目状に交差する溝の内、一方の方向に形成される溝5
aが形成される。そして、第2のプラグ52及び転造ロ
ール42は、この溝5aに交差する溝5bを形成すると
共に、第1の満願ニブラグ51及び転造ロール22によ
る溝加工で生じた管外表面の凹凸を平滑状態に仕上げる
。このように網目状に交差した溝5a、5bを形成する
ことにより、冷媒等を蒸発又は凝縮させる内面溝付管、
特に冷媒を凝縮するに適した内面溝付管が実現される。
もなく抽伸ダイス21と相対する所定位置に移動して位
置決めされ、これに伴い第1の満願ニブラグ51及び第
2の満願ニブラグ52も夫々転造ロール22及び42の
相対する所定位置に位置決めされることになる。斯くし
て、金属管5は、浮きプラグ50及び抽伸ダイス21に
より縮径された後、第1の満願ニブラグ51及び転造ロ
ール22により第5図及び第6図に示すように管内壁に
網目状に交差する溝の内、一方の方向に形成される溝5
aが形成される。そして、第2のプラグ52及び転造ロ
ール42は、この溝5aに交差する溝5bを形成すると
共に、第1の満願ニブラグ51及び転造ロール22によ
る溝加工で生じた管外表面の凹凸を平滑状態に仕上げる
。このように網目状に交差した溝5a、5bを形成する
ことにより、冷媒等を蒸発又は凝縮させる内面溝付管、
特に冷媒を凝縮するに適した内面溝付管が実現される。
抽伸ダイス41は抽伸ダイス21と転造ロール22.4
2間での芯出しを行うと共に、僅かに金属管5を縮径さ
せることにより外表面を平滑に仕上げ、更に、潤滑油供
給装置8から噴出供給された潤滑油が装置外に漏洩する
ことを防止すると共に、引抜・転造される金属管5の管
振れを防止している。
2間での芯出しを行うと共に、僅かに金属管5を縮径さ
せることにより外表面を平滑に仕上げ、更に、潤滑油供
給装置8から噴出供給された潤滑油が装置外に漏洩する
ことを防止すると共に、引抜・転造される金属管5の管
振れを防止している。
上述の実施例で溝加工される溝5a、5bの各々の形状
、ピッチ、管軸に対する傾き角、交差角等は第1及び第
2の満願ニブラグ51.52の外表面に刻設される溝な
いしは突起を所要の形状に形成することにより種々に変
更可能であり、例えば、ロッド53に対する第1の満願
ニブラグ51の回転を拘束し、満願ニブラグ51の外表
面に軸方向に直線状に延びる多数の溝を形成しておけば
金属管内周壁には管軸に並行な溝が多数形成されること
になる。
、ピッチ、管軸に対する傾き角、交差角等は第1及び第
2の満願ニブラグ51.52の外表面に刻設される溝な
いしは突起を所要の形状に形成することにより種々に変
更可能であり、例えば、ロッド53に対する第1の満願
ニブラグ51の回転を拘束し、満願ニブラグ51の外表
面に軸方向に直線状に延びる多数の溝を形成しておけば
金属管内周壁には管軸に並行な溝が多数形成されること
になる。
又、第1の満願ニブラグ51の外周面に、多数の溝を刻
設して転造加工すると、金属管内周壁には突条が多数形
成されることになる。
設して転造加工すると、金属管内周壁には突条が多数形
成されることになる。
更に、第2の満願ニブラグ52の外周面に、第1の満願
ニブラグ51の外周面に刻設する突起のピッチと異なる
ピッチで突起を刻設しておくと、第7図に示すように、
交差する溝5a’ 、5b’のピッチが異なる網目状の
溝を有する内面溝付管5゛を製造することが出来る。
ニブラグ51の外周面に刻設する突起のピッチと異なる
ピッチで突起を刻設しておくと、第7図に示すように、
交差する溝5a’ 、5b’のピッチが異なる網目状の
溝を有する内面溝付管5゛を製造することが出来る。
更に又、後段の回転ヘッド4に組み込んだ抽伸ダイス4
1は場合によってはこれを省略してもよく、その場合、
金属管5の管振れの防止、芯出し、外表面の仕上げ等は
第2の満願ニブラグ52及び転造ロール42がこれを受
は持つことになる。
1は場合によってはこれを省略してもよく、その場合、
金属管5の管振れの防止、芯出し、外表面の仕上げ等は
第2の満願ニブラグ52及び転造ロール42がこれを受
は持つことになる。
(発明の効果)
以上詳述したように本発明の内面溝付管の製造装置に依
れば、抽伸ダイス及び転造ロールを有する前段回転ヘッ
ド及び少なくとも転造ロールを有する後段回転ヘッドを
一つのハウジングに組み込み、これらをヘッド回転駆動
装置により同期させ、且つ、互いに逆方向に一体回転さ
せることにより、回転体のバランスがとり易く、又、各
ヘッドの抽伸ダイス、転造ロールの芯出しが容易になる
と共に管振れが防止でき、更に、溝加工による捩じり力
を軽減させることが出来るために加工速度を上げること
が出来る。又、製造装置を複雑化することなくコンパク
トに構成させることができ、設備費が掛からず内面溝付
管を安価に製造することが出来る。更に、浮きプラグの
後部に、金属管の内周壁面に多数の突条又は溝を形成す
る第1の満願ニブラグと、第1の満願ニブラグにより形
成された突条又は溝と交差する方向に多数の突条又は溝
を形成する第2の満願ニブラグとをロッドを介して順次
連結したので、溝形状、交差角、ピッチ、管軸に対する
傾き角等が任意に設定出来る、特に冷媒等の凝縮に好適
な内面溝付管を一度の引抜・転造加工により製造するこ
とが出来る等の種々の第1図は、本発明に係る内面溝付
管の製造装置の構成図、第2図は、第1図の■−■線に
沿う要部断面図、第3図は、第1図に示す転造ロール2
2の部分断面図、第4図は、第1図に示す転造ロール4
2の部分断面図、第5図は転造により溝加工された金属
管5の内周壁を示す部分断面図、第6図は金属管5の内
周壁に形成される溝形状を示す第5図のVl−Vl線に
沿う断面図、第7図は金属管の内周壁に形成される、別
の態様の溝形状を示す第5図に類偵の断面図、第8図は
従来の内面溝付管の製造装置の構成図である。
れば、抽伸ダイス及び転造ロールを有する前段回転ヘッ
ド及び少なくとも転造ロールを有する後段回転ヘッドを
一つのハウジングに組み込み、これらをヘッド回転駆動
装置により同期させ、且つ、互いに逆方向に一体回転さ
せることにより、回転体のバランスがとり易く、又、各
ヘッドの抽伸ダイス、転造ロールの芯出しが容易になる
と共に管振れが防止でき、更に、溝加工による捩じり力
を軽減させることが出来るために加工速度を上げること
が出来る。又、製造装置を複雑化することなくコンパク
トに構成させることができ、設備費が掛からず内面溝付
管を安価に製造することが出来る。更に、浮きプラグの
後部に、金属管の内周壁面に多数の突条又は溝を形成す
る第1の満願ニブラグと、第1の満願ニブラグにより形
成された突条又は溝と交差する方向に多数の突条又は溝
を形成する第2の満願ニブラグとをロッドを介して順次
連結したので、溝形状、交差角、ピッチ、管軸に対する
傾き角等が任意に設定出来る、特に冷媒等の凝縮に好適
な内面溝付管を一度の引抜・転造加工により製造するこ
とが出来る等の種々の第1図は、本発明に係る内面溝付
管の製造装置の構成図、第2図は、第1図の■−■線に
沿う要部断面図、第3図は、第1図に示す転造ロール2
2の部分断面図、第4図は、第1図に示す転造ロール4
2の部分断面図、第5図は転造により溝加工された金属
管5の内周壁を示す部分断面図、第6図は金属管5の内
周壁に形成される溝形状を示す第5図のVl−Vl線に
沿う断面図、第7図は金属管の内周壁に形成される、別
の態様の溝形状を示す第5図に類偵の断面図、第8図は
従来の内面溝付管の製造装置の構成図である。
1・・・ハウジング、2・・・前段回転ヘッド、3・・
・ヘッド回転駆動装置、4・・・後段回転ヘッド、5・
・・金属管、21・・・抽伸ダイス、22・・・転造ロ
ール、30・・・駆動軸、30a・・・ピニョンギア、
41・・・抽伸ダイス、42・・・転造ロール、50・
・・浮きプラグ、51・・・第1の満願ニブラグ、52
・・・第2の満願ニブラグ、53・・・ロッド(連結棒
)。
・ヘッド回転駆動装置、4・・・後段回転ヘッド、5・
・・金属管、21・・・抽伸ダイス、22・・・転造ロ
ール、30・・・駆動軸、30a・・・ピニョンギア、
41・・・抽伸ダイス、42・・・転造ロール、50・
・・浮きプラグ、51・・・第1の満願ニブラグ、52
・・・第2の満願ニブラグ、53・・・ロッド(連結棒
)。
Claims (4)
- (1)金属管を引き抜く抽伸ダイス、及び引き抜かれる
金属管の外周を遊星回転してその外周壁を押圧する複数
の転造ロールを有する前段回転ヘッドと、少なくとも、
引き抜かれる金属管の外周を遊星回転してその外周壁を
押圧する複数の転造ロールを有する後段回転ヘッドとを
金属管引抜方向に同軸上に直列に配設してこれらをハウ
ジング内に組み込み、ヘッド回転駆動装置により前記前
段及び後段の回転ヘッドを同期させ、且つ、互いに逆方
向に一体回転させると共に、前記前段回転ヘッドの抽伸
ダイスに相対する金属管内に浮きプラグを挿入し、該浮
きプラグの後部に、前記前段回転ヘッドの転造ロールに
相対する金属管内に回転自在に配設され、引き抜かれる
金属管の内周壁面に多数の突条又は溝を形成する第1の
溝加工プラグと、前記後段回転ヘッドの転造ロールに相
対する金属管内に回転自在に配設され、前記第1の溝加
工プラグにより形成された突条又は溝と交差する方向に
多数の突条又は溝を形成する第2の溝加工プラグとをロ
ッドを介して順次連結したことを特徴とする内面溝付管
の製造装置。 - (2)前記後段回転ヘッドは抽伸ダイスを有し、前記前
段回転ヘッドと該後段回転ヘッドは各前記抽伸ダイス及
び転造ロールを互いに対称位置に配設されて成ることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内面溝付管の製
造装置。 - (3)前記前段回転ヘッドの転造ロールは、R面又はテ
ーパ付R面形状に成形したロール面を有することを特徴
とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の内面溝付
管の製造装置。 - (4)前記後段回転ヘッドの転造ロールは、実質的にフ
ラット面形状に成形したロール面を有することを特徴と
する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の内面溝付管
の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25057187A JPH0195811A (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | 内面溝付管の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25057187A JPH0195811A (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | 内面溝付管の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0195811A true JPH0195811A (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=17209869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25057187A Pending JPH0195811A (ja) | 1987-10-06 | 1987-10-06 | 内面溝付管の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0195811A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300390A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Denso Corp | ミリ波レーダ装置用防水構造 |
-
1987
- 1987-10-06 JP JP25057187A patent/JPH0195811A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300390A (ja) * | 2008-06-17 | 2009-12-24 | Denso Corp | ミリ波レーダ装置用防水構造 |
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