JPH0158933B2 - - Google Patents
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- JPH0158933B2 JPH0158933B2 JP57049287A JP4928782A JPH0158933B2 JP H0158933 B2 JPH0158933 B2 JP H0158933B2 JP 57049287 A JP57049287 A JP 57049287A JP 4928782 A JP4928782 A JP 4928782A JP H0158933 B2 JPH0158933 B2 JP H0158933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- magnet
- conductor
- braking force
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K49/00—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
- H02K49/02—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
- H02K49/04—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
- H02K49/043—Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with a radial airgap
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/015—Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
- A01K89/0155—Antibacklash devices
- A01K89/01555—Antibacklash devices using magnets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/02—Brake devices for reels
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は両軸受リール、詳しくは、リール本体
にスプールをもつたスプール軸を1対の軸受を介
してフリー回転可能に支持した両軸受リールに関
する。
にスプールをもつたスプール軸を1対の軸受を介
してフリー回転可能に支持した両軸受リールに関
する。
一般に、両軸受リールは、クラツチをもち、該
クラツチの入操作でハンドル軸の回転を前記スプ
ール軸に伝動させて前記スプールに釣糸を巻取
り、前記クラツチの切操作で、前記スプール軸を
フリー回転可能とし、キヤステイング操作により
釣糸を投擲するごとく成している。
クラツチの入操作でハンドル軸の回転を前記スプ
ール軸に伝動させて前記スプールに釣糸を巻取
り、前記クラツチの切操作で、前記スプール軸を
フリー回転可能とし、キヤステイング操作により
釣糸を投擲するごとく成している。
所で、キヤステイング時、前記スプールに巻装
された釣糸は、該釣糸の先端に取付ける仕掛けの
重さで引出されるのであるが、釣糸の引出速度よ
りスプールのフリー回転が早くなつて所謂バツク
ラツシユが生じ、このバツクラツシユにより、釣
糸が絡み合つたり、スプールとリールボデイとの
間に喰込んだりするのであり、そのため一般には
ブレーキを装備している。
された釣糸は、該釣糸の先端に取付ける仕掛けの
重さで引出されるのであるが、釣糸の引出速度よ
りスプールのフリー回転が早くなつて所謂バツク
ラツシユが生じ、このバツクラツシユにより、釣
糸が絡み合つたり、スプールとリールボデイとの
間に喰込んだりするのであり、そのため一般には
ブレーキを装備している。
又、前記ブレーキは、一般にブレーキシユーを
用いた遠心ブレーキが用いられているが、この遠
心ブレーキによると、前記ブレーキシユーをブレ
ーキドラムに摺接させて制動するため、前記ブレ
ーキシユーの摩擦などにより制動力が変化する問
題があつた。
用いた遠心ブレーキが用いられているが、この遠
心ブレーキによると、前記ブレーキシユーをブレ
ーキドラムに摺接させて制動するため、前記ブレ
ーキシユーの摩擦などにより制動力が変化する問
題があつた。
しかして以上の如き問題に対し、マグネツトと
電気的導体とを備えたマグネツトブレーキを用
い、このマグネツトブレーキにおけるマグネツト
と電気的導体との一方をスプールとともに回転す
るごとく成すと共に、他方をリールボデイに固定
し、一方の回転により磁束を回転させてうず電流
を発生させ、フレミング左手の法則により、回転
側部材に、その回転方向と逆方向の力を与えて前
記スプールを制動するごとく成し、そして、固定
側部材を、前記リールボデイに対し移動可能と
し、前記スプールの軸方向外方に設ける調整体の
操作で前記マグネツトと電気的導体との相対位置
を調整するごとく構成した両軸受リールが提案さ
れた。
電気的導体とを備えたマグネツトブレーキを用
い、このマグネツトブレーキにおけるマグネツト
と電気的導体との一方をスプールとともに回転す
るごとく成すと共に、他方をリールボデイに固定
し、一方の回転により磁束を回転させてうず電流
を発生させ、フレミング左手の法則により、回転
側部材に、その回転方向と逆方向の力を与えて前
記スプールを制動するごとく成し、そして、固定
側部材を、前記リールボデイに対し移動可能と
し、前記スプールの軸方向外方に設ける調整体の
操作で前記マグネツトと電気的導体との相対位置
を調整するごとく構成した両軸受リールが提案さ
れた。
この方式によると接触部分がないため、制動部
材の摩耗により、制動力が変化する問題を解決で
きるし、また、前記調整体の操作で制動力の調整
を行なえ、しかも制動力は、スプールの回転数に
比例して増減できるのであるが、前記調整体の操
作で制動力を調整しても、スプールの回転数に対
する制動力の変化割合の調整は行なえず、従つて
スプールの回転数の変化に対応した制動力の調整
が行なえないのである。即ち、例えばキヤステイ
ング前において予じめ調整する制動力をバツクラ
ツシユが生ずる際のスプール回転数に対し、大き
く設定すると、バツクラツシユが生じ難くなる反
面、キヤステイング初期においては、更に大きな
制動力がスプールに作用することになつて、釣糸
の投擲距離が短かくなるし、又、制動力をキヤス
テイング初期のスプール回転数に対し最少となる
値に設定すると、釣糸の投擲距離を長くできる反
面、バツクラツシユが生じ易くなる問題があつ
た。
材の摩耗により、制動力が変化する問題を解決で
きるし、また、前記調整体の操作で制動力の調整
を行なえ、しかも制動力は、スプールの回転数に
比例して増減できるのであるが、前記調整体の操
作で制動力を調整しても、スプールの回転数に対
する制動力の変化割合の調整は行なえず、従つて
スプールの回転数の変化に対応した制動力の調整
が行なえないのである。即ち、例えばキヤステイ
ング前において予じめ調整する制動力をバツクラ
ツシユが生ずる際のスプール回転数に対し、大き
く設定すると、バツクラツシユが生じ難くなる反
面、キヤステイング初期においては、更に大きな
制動力がスプールに作用することになつて、釣糸
の投擲距離が短かくなるし、又、制動力をキヤス
テイング初期のスプール回転数に対し最少となる
値に設定すると、釣糸の投擲距離を長くできる反
面、バツクラツシユが生じ易くなる問題があつ
た。
そこで本発明は以上の如き問題に鑑み発明した
もので、目的は、キヤステイング前において釣人
の好みに応じた制動力に調整できながら、しかも
釣糸の投擲距離を長くでき、かつキヤステイング
時、リールボデイを装着した釣竿を握る手の指で
操作部に操作を行なうことによりバツクラツシユ
を確実に防ぐことのできる両軸受リールを提供す
る点にある。
もので、目的は、キヤステイング前において釣人
の好みに応じた制動力に調整できながら、しかも
釣糸の投擲距離を長くでき、かつキヤステイング
時、リールボデイを装着した釣竿を握る手の指で
操作部に操作を行なうことによりバツクラツシユ
を確実に防ぐことのできる両軸受リールを提供す
る点にある。
即ち、本発明は、スプールの回転数に対応して
増減する制動力を、調整できるようにしたことを
基本思想とするもので、リールボデイにスプール
をフリー回転可能に支持すると共に、マグネツト
と電気的導体とを備えたマグネツトブレーキを設
けた両軸受リールであつて、前記ブレーキの制動
力を調整する調整体と、該調整体による制動力の
調整位置を保持するストツパー手段とを設けると
共に、操作部をもち、前記ストツパー手段による
調整位置の保持を解除する解除手段を設ける一
方、前記操作部を、前記リールボデイが装着され
る釣竿を握る手の指で操作可能な位置に設けたこ
とを特徴とするものである。
増減する制動力を、調整できるようにしたことを
基本思想とするもので、リールボデイにスプール
をフリー回転可能に支持すると共に、マグネツト
と電気的導体とを備えたマグネツトブレーキを設
けた両軸受リールであつて、前記ブレーキの制動
力を調整する調整体と、該調整体による制動力の
調整位置を保持するストツパー手段とを設けると
共に、操作部をもち、前記ストツパー手段による
調整位置の保持を解除する解除手段を設ける一
方、前記操作部を、前記リールボデイが装着され
る釣竿を握る手の指で操作可能な位置に設けたこ
とを特徴とするものである。
次に本発明リールの実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
図において、Aは所定間隔を置いて相対向する
1対の第1、第2サイドフレーム1,2から成る
リールボデイであつて、第1サイドフレーム1
は、中心部に軸受ハウジング11をもつ側板12
と、該側板12の外側に添設する添板13及び該
添板13の外側に添設する椀形カバー14とから
成り、又第2サイドフレーム2は、中心部に軸受
ハウジング21をもつ側板22と、該側板22の
外側に添設する椀形カバー23とから成り、前記
軸受ハウジング21内には後記するマグネツトブ
レーキ5を内装するのである。
1対の第1、第2サイドフレーム1,2から成る
リールボデイであつて、第1サイドフレーム1
は、中心部に軸受ハウジング11をもつ側板12
と、該側板12の外側に添設する添板13及び該
添板13の外側に添設する椀形カバー14とから
成り、又第2サイドフレーム2は、中心部に軸受
ハウジング21をもつ側板22と、該側板22の
外側に添設する椀形カバー23とから成り、前記
軸受ハウジング21内には後記するマグネツトブ
レーキ5を内装するのである。
そして斯く形成した第1、第2サイドフレーム
1,2間に、スプール3をもつスプール軸4を軸
受10,10を介して回転自由に支持し、また第
1フレーム1側端部を外方に延長して前記第1サ
イドフレーム1内に突出させ、この突出部にピニ
オンギヤ6を回転並びに摺動自由に支持すると共
に、前記ピニオンギヤ6とスプール軸4との間に
クラツチ7を設け、クラツチ操作機構8のクラツ
チレバー81により前記クラツチ7の係脱操作を
行なうようにしている。
1,2間に、スプール3をもつスプール軸4を軸
受10,10を介して回転自由に支持し、また第
1フレーム1側端部を外方に延長して前記第1サ
イドフレーム1内に突出させ、この突出部にピニ
オンギヤ6を回転並びに摺動自由に支持すると共
に、前記ピニオンギヤ6とスプール軸4との間に
クラツチ7を設け、クラツチ操作機構8のクラツ
チレバー81により前記クラツチ7の係脱操作を
行なうようにしている。
又、前記第1サイドフレーム1の添板13とカ
バー14との間には、支持軸9を介してハンドル
軸30を回転自由に支持し、該ハンドル軸30の
一端を前記カバー14から外方に突出させ、この
突出部にハンドル31を固定し、他端にマスター
ギヤ32と摩擦板33及び複数個のクラツチピン
34aをもつリターン板34とを挿嵌して支持す
るのである。
バー14との間には、支持軸9を介してハンドル
軸30を回転自由に支持し、該ハンドル軸30の
一端を前記カバー14から外方に突出させ、この
突出部にハンドル31を固定し、他端にマスター
ギヤ32と摩擦板33及び複数個のクラツチピン
34aをもつリターン板34とを挿嵌して支持す
るのである。
前記摩擦板33とリターン板34とは、前記ハ
ンドル軸30に回転不能に挿嵌して該ハンドル軸
30と共廻いするごとく成し、又前記マスターギ
ヤ32は、前記ハンドル軸30に遊挿して、前記
摩擦板33を介して前記ハンドル軸30からの回
動力を前記マスターギヤ32に伝えるようにして
いる。
ンドル軸30に回転不能に挿嵌して該ハンドル軸
30と共廻いするごとく成し、又前記マスターギ
ヤ32は、前記ハンドル軸30に遊挿して、前記
摩擦板33を介して前記ハンドル軸30からの回
動力を前記マスターギヤ32に伝えるようにして
いる。
尚、前記摩擦板33のマスターギヤ32への圧
接力は、前記ハンドル軸30の端部に螺合する調
整体35により調整できるようになつている。
接力は、前記ハンドル軸30の端部に螺合する調
整体35により調整できるようになつている。
又、前記クラツチ7は、前記スプール軸4の中
間部に扁平面を設けると共に、前記ピニオンギヤ
6に、前記扁平面に係合する非円形内面をもつた
筒部を設けて構成するのであつて、前記ピニオン
ギヤ6の筒部を、前記操作機構8の操作で前記ス
プール軸4の扁平面形成部分から離脱させること
により、前記スプール軸4及び該スプール軸に固
定のスプール3をフリー回転可能としている。
間部に扁平面を設けると共に、前記ピニオンギヤ
6に、前記扁平面に係合する非円形内面をもつた
筒部を設けて構成するのであつて、前記ピニオン
ギヤ6の筒部を、前記操作機構8の操作で前記ス
プール軸4の扁平面形成部分から離脱させること
により、前記スプール軸4及び該スプール軸に固
定のスプール3をフリー回転可能としている。
又、前記クラツチ操作機構8は、前記ピニオン
ギヤ6を保持して常時前記クラツチ7が係合する
方向に押圧するクラツチヨーク82と、このクラ
ツチヨーク82を押圧する押圧部81aをもつた
フオーク状のクラツチレバー81と、前記リター
ン板34とから成り、前記クラツチレバー81を
前記第1サイドフレーム1の添板13に、前記ス
プール軸4に対し直交する方向にピン83及び長
孔84を介して往復動自由に支持すると共に、リ
ターンスプリング(図示せず)により復動方向に
付勢し、該クラツチレバー81を押圧して前記ク
ラツチヨーク82を軸方向に移動させることによ
り前記ピニオンギヤ6を、前記クラツチ7が離脱
する方向に移動させ、又ハンドル31を回転して
前記リターン板34に設けたクラツチピン34a
を前記クラツチレバー81の先端に設けた接触体
(図示せず)に押当て、該クラツチレバー81を
前記リターンスプリングの力で元位置に復動させ
ることにより、前記ピニオンギヤ6を、前記クラ
ツチヨーク82による押圧力でもつて前記クラツ
チ7が係合する方向に移動させるようにしてい
る。尚、前記クラツチレバー81は、前記添板1
3に固定する前記ピン83を中心に揺動可能にな
つていて、その先端に係合部を設けており、この
係合部を、前記添板13に設ける切欠の段部に係
合させることによりクラツチレバー81を往動終
端部位置で保持できるようにしている。
ギヤ6を保持して常時前記クラツチ7が係合する
方向に押圧するクラツチヨーク82と、このクラ
ツチヨーク82を押圧する押圧部81aをもつた
フオーク状のクラツチレバー81と、前記リター
ン板34とから成り、前記クラツチレバー81を
前記第1サイドフレーム1の添板13に、前記ス
プール軸4に対し直交する方向にピン83及び長
孔84を介して往復動自由に支持すると共に、リ
ターンスプリング(図示せず)により復動方向に
付勢し、該クラツチレバー81を押圧して前記ク
ラツチヨーク82を軸方向に移動させることによ
り前記ピニオンギヤ6を、前記クラツチ7が離脱
する方向に移動させ、又ハンドル31を回転して
前記リターン板34に設けたクラツチピン34a
を前記クラツチレバー81の先端に設けた接触体
(図示せず)に押当て、該クラツチレバー81を
前記リターンスプリングの力で元位置に復動させ
ることにより、前記ピニオンギヤ6を、前記クラ
ツチヨーク82による押圧力でもつて前記クラツ
チ7が係合する方向に移動させるようにしてい
る。尚、前記クラツチレバー81は、前記添板1
3に固定する前記ピン83を中心に揺動可能にな
つていて、その先端に係合部を設けており、この
係合部を、前記添板13に設ける切欠の段部に係
合させることによりクラツチレバー81を往動終
端部位置で保持できるようにしている。
本発明は以上の如く構成するリールにおいて、
前記軸受ハウジング21内に、マグネツト50と
電気的導体51とを備えたマグネツトブレーキ5
を設けて、このブレーキ5における電気的導体5
1を円筒状に形成して前記スプール3又はスプー
ル軸4に、該スプール軸4と同心円状に取付ける
一方、外周に前記マグネツト50の保持部52a
をもち、中心部に長円軸孔52bをもつた非磁性
の保持体52を形成し、該保持体52の外周保持
部52aに前記マグネツト50を保持して、前記
導体51の内周面と対向させると共に、前記長円
軸孔52b部分を、前記軸受ハウジング21の中
心部に設ける支持筒21a外面に、該支持筒21
aに対し半径方向に移動可能に支持して、前記マ
グネツト50の磁力による吸引力により、前記保
持体52を、該保持体52に保持したマグネツト
50と前記導体51との間のクリアランスが最小
となる方向に引寄せ、かつ前記軸受ハウジング2
1の底壁21bで、前記支持筒21aの中心に対
し偏位した位置に、前記保持体52の半径方向へ
の移動を案内するガイド孔21cを設けて、この
ガイド孔21cに、前記保持体52の側面に設け
る係合突起52cを挿通すると共に、前記軸受ハ
ウジング21の底壁21b外面に設ける支持部2
1dに、回転操作用つまみ53aをもつた円板状
の調整体53を回転自由に支持し、該調整体53
の内側面に、周方向に向つて外周側から中心側に
変位する円弧状のカム溝53bを設けて、前記ガ
イド孔21cに挿通する保持体52の係合突起5
2cを前記カム溝53bに係合させ、また前記つ
まみ53a部分を前記カバー23の外方に露出さ
せ、外部から操作できるように成し、前記調整体
53の回転操作により前記係合突起52cのカム
溝53bとの係合位置を変えて、前記保持体52
を支持筒21aに対し半径方向に移動させ、該保
持体52に保持する前記マグネツト50の前記導
体51に対する位置を調整するごとく成す一方、
前記リールボデイ1に、前記調整体53の外周面
に周設する多数の凹凸条53cと係合する係合部
54aをもつたストツパー手段54を設けて、前
記調整体53による制動力の調整位置を保持する
ごとく成すと共に、前記ストツパー手段54によ
る調整位置の保持を解除する操作部55aをもつ
た解除手段55を設けたのである。
前記軸受ハウジング21内に、マグネツト50と
電気的導体51とを備えたマグネツトブレーキ5
を設けて、このブレーキ5における電気的導体5
1を円筒状に形成して前記スプール3又はスプー
ル軸4に、該スプール軸4と同心円状に取付ける
一方、外周に前記マグネツト50の保持部52a
をもち、中心部に長円軸孔52bをもつた非磁性
の保持体52を形成し、該保持体52の外周保持
部52aに前記マグネツト50を保持して、前記
導体51の内周面と対向させると共に、前記長円
軸孔52b部分を、前記軸受ハウジング21の中
心部に設ける支持筒21a外面に、該支持筒21
aに対し半径方向に移動可能に支持して、前記マ
グネツト50の磁力による吸引力により、前記保
持体52を、該保持体52に保持したマグネツト
50と前記導体51との間のクリアランスが最小
となる方向に引寄せ、かつ前記軸受ハウジング2
1の底壁21bで、前記支持筒21aの中心に対
し偏位した位置に、前記保持体52の半径方向へ
の移動を案内するガイド孔21cを設けて、この
ガイド孔21cに、前記保持体52の側面に設け
る係合突起52cを挿通すると共に、前記軸受ハ
ウジング21の底壁21b外面に設ける支持部2
1dに、回転操作用つまみ53aをもつた円板状
の調整体53を回転自由に支持し、該調整体53
の内側面に、周方向に向つて外周側から中心側に
変位する円弧状のカム溝53bを設けて、前記ガ
イド孔21cに挿通する保持体52の係合突起5
2cを前記カム溝53bに係合させ、また前記つ
まみ53a部分を前記カバー23の外方に露出さ
せ、外部から操作できるように成し、前記調整体
53の回転操作により前記係合突起52cのカム
溝53bとの係合位置を変えて、前記保持体52
を支持筒21aに対し半径方向に移動させ、該保
持体52に保持する前記マグネツト50の前記導
体51に対する位置を調整するごとく成す一方、
前記リールボデイ1に、前記調整体53の外周面
に周設する多数の凹凸条53cと係合する係合部
54aをもつたストツパー手段54を設けて、前
記調整体53による制動力の調整位置を保持する
ごとく成すと共に、前記ストツパー手段54によ
る調整位置の保持を解除する操作部55aをもつ
た解除手段55を設けたのである。
以上の構成において、前記マグネツト50は、
円筒状に形成する保持体52の外面一側に保持し
て、前記導体51との間の最大クリアランス位置
(第3図の位置)から最小クリアランス位置(第
4図の位置)までの範囲内で位置調整できるよう
にするのであつて、図面ではN極のマグネツトの
両側にS極のマグネツトを各1個設けている。
又、このマグネツト50は、前記保持体52の外
面に設ける凹状保持部52aに円弧状の磁性体5
6を介して接着剤などの固定手段により固定する
のであるが、前記保持体52を合成樹脂とし、そ
の成形時、一体に埋込んでもよい。
円筒状に形成する保持体52の外面一側に保持し
て、前記導体51との間の最大クリアランス位置
(第3図の位置)から最小クリアランス位置(第
4図の位置)までの範囲内で位置調整できるよう
にするのであつて、図面ではN極のマグネツトの
両側にS極のマグネツトを各1個設けている。
又、このマグネツト50は、前記保持体52の外
面に設ける凹状保持部52aに円弧状の磁性体5
6を介して接着剤などの固定手段により固定する
のであるが、前記保持体52を合成樹脂とし、そ
の成形時、一体に埋込んでもよい。
又、前記軸受ハウジング21に設けるガイド孔
21cは、前記保持体52の移動方向に延びる長
円形に形成して、保持体52の支持筒21aに対
する回転を防ぎ、支持筒21aに対し半径方向に
のみ移動させるごとく成すのである。
21cは、前記保持体52の移動方向に延びる長
円形に形成して、保持体52の支持筒21aに対
する回転を防ぎ、支持筒21aに対し半径方向に
のみ移動させるごとく成すのである。
又、前記ストツパー手段54は、一端を前記側
板22に枢支するアーム54bと可撓性板体54
cとにより形成して、前記板体54cの先端を前
記係合部54aとし、前記調整体53の回転操作
時、前記係合部54a部分を撓ませて、前記凹凸
条53cとの係合を解除し、調整体53の停止
時、前記係合部54aと凹凸条53cとの係合抵
抗により、前記調整体53の調整位置を保持する
のである。
板22に枢支するアーム54bと可撓性板体54
cとにより形成して、前記板体54cの先端を前
記係合部54aとし、前記調整体53の回転操作
時、前記係合部54a部分を撓ませて、前記凹凸
条53cとの係合を解除し、調整体53の停止
時、前記係合部54aと凹凸条53cとの係合抵
抗により、前記調整体53の調整位置を保持する
のである。
又、前記解除手段55における操作部55a
は、第1、第2サイドフレーム1,2間に架設し
て、前記リールボデイAが装着される釣竿を握る
手の親指を載せ得るようにした既知のサムレスト
を利用して形成するのであつて、このサムレスト
を、該サムレストを支持する支持軸55bに固定
し、この支持軸55bの一端に、前記ストツパー
手段54におけるアーム54bの一端を取付け、
前記操作部55aの操作により前記ストツパー手
段54を解除させるごとく構成するのである。
は、第1、第2サイドフレーム1,2間に架設し
て、前記リールボデイAが装着される釣竿を握る
手の親指を載せ得るようにした既知のサムレスト
を利用して形成するのであつて、このサムレスト
を、該サムレストを支持する支持軸55bに固定
し、この支持軸55bの一端に、前記ストツパー
手段54におけるアーム54bの一端を取付け、
前記操作部55aの操作により前記ストツパー手
段54を解除させるごとく構成するのである。
しかして、前記クラツチレバー81を操作して
前記クラツチ7を離脱し、前記スプール3をフリ
ー回転として、キヤステイングを行なう場合、前
記スプール3とともに、該スプール3又はスプー
ル軸4に設けた導体51が前記マグネツト50の
磁界内で回転し、この回転に伴ない前記導体51
を通る磁束の方向が回転方向に変化するのであ
る。そして、この磁束の変化により前記導体51
にうず電流が発生し、フレミング左手の法則によ
り、前記導体51の回転方向と逆方向の磁力が生
じ、前記スプール3を制動するのである。
前記クラツチ7を離脱し、前記スプール3をフリ
ー回転として、キヤステイングを行なう場合、前
記スプール3とともに、該スプール3又はスプー
ル軸4に設けた導体51が前記マグネツト50の
磁界内で回転し、この回転に伴ない前記導体51
を通る磁束の方向が回転方向に変化するのであ
る。そして、この磁束の変化により前記導体51
にうず電流が発生し、フレミング左手の法則によ
り、前記導体51の回転方向と逆方向の磁力が生
じ、前記スプール3を制動するのである。
そしてこのマグネツトブレーキ5による制動力
は、前記調整体53の調整により制御できるので
ある。即ち、前記調整体53を回転操作すると、
この操作力が、円弧状カム溝53bから係合突起
52cを経て保持体52に伝わり、前記カム溝5
3bの係合突起52cとの係合位置が変るに伴な
つて、保持体52が支持筒21aに対し半径方向
に移動させられ、この移動で、前記保持体52に
保持したマグネツト50の前記導体51に対する
位置が、最大クリアランス位置と最小クリアラン
ス位置との範囲内で変わり、前記導体51を通る
磁束密度を変化させられるのであつて、この変化
により、前記スプール3に作用する制動力を調整
でき、かつ前記調整体53による制動力の調整位
置は前記ストツパー手段54により保持できるの
である。従つて、キヤステイング前において、釣
人の好みに応じた制動力に調整することができる
のであり、又、キヤステイング前において前記調
整体53による制動力を最小値に調整し、キヤス
テイング時、リールボデイAが装着される釣竿を
握つた手の親指を延ばして前記操作部55aに接
触させ、第2図矢印X方向に回動操作し、前記ス
トツパー手段54の係合を離脱方向に解除させる
ことにより、前記マグネツト50の磁力による吸
引力により、前記保持体52が、前記支持筒21
aに対し半径方向外方に移動させられ、この移動
で、保持体52に保持したマグネツト50の導体
51に対する位置が最大クリアランス位置から最
小クリアランス位置に変位し、前記導体51を通
る磁束密度が最大となつて、制動力が最小値側か
ら最大値に変るのである。斯くてキヤステイング
時、釣糸の着水点近くにおいて、リールボデイA
が装着される釣竿を握つた手の指で、解除手段5
5における操作部55aを操作することにより、
制動力を最小値から最大値に変更でき、バツクラ
ツシユを確実になくすることができるのである。
尚、前記調整体53は、手動により復動させ、ス
トツパー手段54によりその位置を保持するので
ある。
は、前記調整体53の調整により制御できるので
ある。即ち、前記調整体53を回転操作すると、
この操作力が、円弧状カム溝53bから係合突起
52cを経て保持体52に伝わり、前記カム溝5
3bの係合突起52cとの係合位置が変るに伴な
つて、保持体52が支持筒21aに対し半径方向
に移動させられ、この移動で、前記保持体52に
保持したマグネツト50の前記導体51に対する
位置が、最大クリアランス位置と最小クリアラン
ス位置との範囲内で変わり、前記導体51を通る
磁束密度を変化させられるのであつて、この変化
により、前記スプール3に作用する制動力を調整
でき、かつ前記調整体53による制動力の調整位
置は前記ストツパー手段54により保持できるの
である。従つて、キヤステイング前において、釣
人の好みに応じた制動力に調整することができる
のであり、又、キヤステイング前において前記調
整体53による制動力を最小値に調整し、キヤス
テイング時、リールボデイAが装着される釣竿を
握つた手の親指を延ばして前記操作部55aに接
触させ、第2図矢印X方向に回動操作し、前記ス
トツパー手段54の係合を離脱方向に解除させる
ことにより、前記マグネツト50の磁力による吸
引力により、前記保持体52が、前記支持筒21
aに対し半径方向外方に移動させられ、この移動
で、保持体52に保持したマグネツト50の導体
51に対する位置が最大クリアランス位置から最
小クリアランス位置に変位し、前記導体51を通
る磁束密度が最大となつて、制動力が最小値側か
ら最大値に変るのである。斯くてキヤステイング
時、釣糸の着水点近くにおいて、リールボデイA
が装着される釣竿を握つた手の指で、解除手段5
5における操作部55aを操作することにより、
制動力を最小値から最大値に変更でき、バツクラ
ツシユを確実になくすることができるのである。
尚、前記調整体53は、手動により復動させ、ス
トツパー手段54によりその位置を保持するので
ある。
又、図中57は前記軸受ハウジング21の前記
導体51外周面との対向内面に設ける磁性リン
グ、58は前記保持体52の支持筒21aに対す
る軸方向移動を阻止するC形の止め輪である。
導体51外周面との対向内面に設ける磁性リン
グ、58は前記保持体52の支持筒21aに対す
る軸方向移動を阻止するC形の止め輪である。
尚、以上説明した実施例では、マグネツト50
をスプール3の半径方向に移動させて、導体51
に対する位置を調整するごとく構成したが、その
他マグネツト50をスプール3の周方向又は軸方
向に移動させて、導体51に対する位置を調整し
てもよい。
をスプール3の半径方向に移動させて、導体51
に対する位置を調整するごとく構成したが、その
他マグネツト50をスプール3の周方向又は軸方
向に移動させて、導体51に対する位置を調整し
てもよい。
又、前記マグネツトブレーキ5は、前記導体5
1をスプール3の半径方向又は周方向或いは軸方
向に移動させて、マグネツト50に対する位置を
調整するごとく構成してもよい。この場合、前記
マグネツト50をスプール3又はスプール軸4に
取付けると共に、前記導体51を例えば前記軸受
ハウジング21の支持筒21aに、前記マグネツ
ト50に対し半径方向又は周方向或いは軸方向に
移動可能に支持するのであつて、要はマグネツト
50と導体51との相対位置を調整できる構造に
なつておればよい。又前記マグネツト50は、導
体51の外側に設けてもよい。
1をスプール3の半径方向又は周方向或いは軸方
向に移動させて、マグネツト50に対する位置を
調整するごとく構成してもよい。この場合、前記
マグネツト50をスプール3又はスプール軸4に
取付けると共に、前記導体51を例えば前記軸受
ハウジング21の支持筒21aに、前記マグネツ
ト50に対し半径方向又は周方向或いは軸方向に
移動可能に支持するのであつて、要はマグネツト
50と導体51との相対位置を調整できる構造に
なつておればよい。又前記マグネツト50は、導
体51の外側に設けてもよい。
又、前記マグネツト50と導体51とのうち、
前記調整体53の操作により作動させる可動側部
材は、マグネツト50と導体51との間のクリア
ランスが最大となる方向に付勢する他、最小とな
る方向に付勢してもよい。この場合、前記調整体
53の操作により前記可動側部材を、前記クリア
ランスが最大となる方向に作動させ、調整体53
の操作解除により、前記可動側文材を、前記クリ
アランスが最小となる方向に復動させるように構
成してもよい。
前記調整体53の操作により作動させる可動側部
材は、マグネツト50と導体51との間のクリア
ランスが最大となる方向に付勢する他、最小とな
る方向に付勢してもよい。この場合、前記調整体
53の操作により前記可動側部材を、前記クリア
ランスが最大となる方向に作動させ、調整体53
の操作解除により、前記可動側文材を、前記クリ
アランスが最小となる方向に復動させるように構
成してもよい。
又、前記マグネツト50と導体51との相対位
置を最小又は最大位置になるごとく付勢する手段
として、マグネツト50の磁力による吸引力を利
用する他、スプリングを用いてもよい。
置を最小又は最大位置になるごとく付勢する手段
として、マグネツト50の磁力による吸引力を利
用する他、スプリングを用いてもよい。
又、以上の説明では、マグネツト50と導体5
1とを備えたマグネツトブレーキにおける前記マ
グネツト50と導体51との一方を移動させて、
これらマグネツト50と導体51との相対位置を
調整することにより、前記ブレーキの制動力を調
整するごとく構成したが、その他電気的導体を挾
んで両側にマグネツトを設けた形式のマグネツト
ブレーキにおいては、前記マグネツトの一方の他
方に対する位置を調整することにより前記制動力
を調整するごとく構成してもよい。
1とを備えたマグネツトブレーキにおける前記マ
グネツト50と導体51との一方を移動させて、
これらマグネツト50と導体51との相対位置を
調整することにより、前記ブレーキの制動力を調
整するごとく構成したが、その他電気的導体を挾
んで両側にマグネツトを設けた形式のマグネツト
ブレーキにおいては、前記マグネツトの一方の他
方に対する位置を調整することにより前記制動力
を調整するごとく構成してもよい。
又、前記ストツパー手段54は、調整体53に
よる制動力の調整位置を保持する構造のものであ
れば、その構造は特に限定されるものでない。
よる制動力の調整位置を保持する構造のものであ
れば、その構造は特に限定されるものでない。
又、前記解除手段55は、サムレストを利用す
る他、サムレスト55aとは別の例えばレバーを
用いてもよいのであつて、その構造は特に限定さ
れるものでない。又、この解除手段における操作
部は、第1、第2サイドフレーム1,2間に配置
するのが好ましいけれども、第2サイドフレーム
2側、又は第1サイドフレーム1側に配置しても
よいのであつて、その配置位置は特に限定される
ものでない。しかしリールボデイAが装着される
釣竿を握る手の指で操作可能にするのが好まし
い。又、この調整体53は、回動操作可能に構成
する他、スプール3の軸方向に移動可能としても
よいし、又、スプール3の半径方向に移動可能と
してもよい。
る他、サムレスト55aとは別の例えばレバーを
用いてもよいのであつて、その構造は特に限定さ
れるものでない。又、この解除手段における操作
部は、第1、第2サイドフレーム1,2間に配置
するのが好ましいけれども、第2サイドフレーム
2側、又は第1サイドフレーム1側に配置しても
よいのであつて、その配置位置は特に限定される
ものでない。しかしリールボデイAが装着される
釣竿を握る手の指で操作可能にするのが好まし
い。又、この調整体53は、回動操作可能に構成
する他、スプール3の軸方向に移動可能としても
よいし、又、スプール3の半径方向に移動可能と
してもよい。
以上の如く本発明は、マグネツトと電気的導体
とを備えたマグネツトブレーキを設けると共に、
このブレーキの制動力を調整する第1調整体を設
けたから、キヤステイング前において、釣人の好
みに応じた制動力に調整できながら、しかも前記
調整体による制動力の調整位置を保持するストツ
パー手段を設けると共に、操作部をもち、前記ス
トツパー手段による調整位置の保持を解除する解
除手段を設ける一方、前記操作部を、前記リール
ボデイが装着される釣竿を握る手の指で操作可能
な位置に設けたから、リールボデイが装着される
釣竿を握つてのキヤステイング時、例えば前記解
除手段の操作部に、釣竿を握つた手の指を接触さ
せて力を加えるだけの簡単な操作で、スプール回
転数に対する制動力をキヤステイング前に調整し
た調整位置から最大値に調整できるのである。従
つて、キヤステイング初期におけるスプールの回
転抵抗を最小にでき、釣糸の投擲距離を長くでき
ながら、バツクラツシユを確実に防止できるので
ある。
とを備えたマグネツトブレーキを設けると共に、
このブレーキの制動力を調整する第1調整体を設
けたから、キヤステイング前において、釣人の好
みに応じた制動力に調整できながら、しかも前記
調整体による制動力の調整位置を保持するストツ
パー手段を設けると共に、操作部をもち、前記ス
トツパー手段による調整位置の保持を解除する解
除手段を設ける一方、前記操作部を、前記リール
ボデイが装着される釣竿を握る手の指で操作可能
な位置に設けたから、リールボデイが装着される
釣竿を握つてのキヤステイング時、例えば前記解
除手段の操作部に、釣竿を握つた手の指を接触さ
せて力を加えるだけの簡単な操作で、スプール回
転数に対する制動力をキヤステイング前に調整し
た調整位置から最大値に調整できるのである。従
つて、キヤステイング初期におけるスプールの回
転抵抗を最小にでき、釣糸の投擲距離を長くでき
ながら、バツクラツシユを確実に防止できるので
ある。
第1図は本発明リールの一実施例を示す横断平
面図、第2図はカバーを取外した状態の側面図、
第3図は第1図−線断面図、第4図は制動力
を最小値に調整した状態の説明図である。 A……リールボデイ、3……スプール、5……
マグネツトブレーキ、50……マグネツト、51
……導体、53……調整体、54……ストツパー
手段、55……解除手段。
面図、第2図はカバーを取外した状態の側面図、
第3図は第1図−線断面図、第4図は制動力
を最小値に調整した状態の説明図である。 A……リールボデイ、3……スプール、5……
マグネツトブレーキ、50……マグネツト、51
……導体、53……調整体、54……ストツパー
手段、55……解除手段。
Claims (1)
- 1 リールボデイにスプールをフリー回転可能に
支持すると共に、マグネツトと電気的導体とを備
えたマグネツトブレーキを設けた両軸受リールで
あつて、前記ブレーキの制動力を調整する調整体
と、該調整体による制動力の調整位置を保持する
ストツパー手段とを設けると共に、操作部をも
ち、前記ストツパー手段による調整位置の保持を
解除する解除手段を設ける一方、前記操作部を前
記リールボデイが装着される釣竿を握る手の指で
操作可能な位置に設けたことを特徴とする両軸受
リール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57049287A JPS58165727A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 両軸受リ−ル |
US06/475,927 US4586674A (en) | 1982-03-26 | 1983-03-16 | Fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57049287A JPS58165727A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 両軸受リ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58165727A JPS58165727A (ja) | 1983-09-30 |
JPH0158933B2 true JPH0158933B2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=12826669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57049287A Granted JPS58165727A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 両軸受リ−ル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4586674A (ja) |
JP (1) | JPS58165727A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6163228A (ja) * | 1984-09-03 | 1986-04-01 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 |
US4779814A (en) * | 1986-07-31 | 1988-10-25 | Ryobi, Ltd. | Backlash prevention device for fishing reel |
JP2529109Y2 (ja) * | 1989-12-13 | 1997-03-19 | 株式会社シマノ | 両軸受リール |
US5118049A (en) * | 1990-05-23 | 1992-06-02 | Zebco Corporation | Drag stack retainer |
JP3020307B2 (ja) * | 1991-06-05 | 2000-03-15 | 株式会社シマノ | 釣り用リールのブレーキ機構 |
US7717366B2 (en) * | 2008-06-27 | 2010-05-18 | Harout Alajajyan | Controlled magnetic braking of fishing reel spool |
JP5944742B2 (ja) * | 2012-05-17 | 2016-07-05 | 株式会社シマノ | 両軸受リールのスプール制動装置、及び両軸受リール |
JP6351433B2 (ja) * | 2014-08-08 | 2018-07-04 | 株式会社シマノ | スプール制動装置および魚釣用リール |
KR101893472B1 (ko) * | 2016-11-11 | 2018-08-30 | 유한책임회사 도요엔지니어링 | 분리형 플레이트판을 구비한 낚시 릴용 스풀 |
CN107593645B (zh) * | 2017-09-15 | 2022-11-08 | 慈溪市永杰精工渔具有限公司 | 一种缓降系统通过磁力驱动且自动复位的筏钓轮 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2361239A (en) * | 1943-04-28 | 1944-10-24 | Gen Electric | Fishing reel |
US2550861A (en) * | 1945-09-24 | 1951-05-01 | Robert B Ransom | Fishing reel |
US2517926A (en) * | 1948-02-14 | 1950-08-08 | Robert B Ransom | Fishing reel |
JPS5490493U (ja) * | 1977-12-09 | 1979-06-26 | ||
JPS6365Y2 (ja) * | 1980-05-30 | 1988-01-05 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP57049287A patent/JPS58165727A/ja active Granted
-
1983
- 1983-03-16 US US06/475,927 patent/US4586674A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4586674A (en) | 1986-05-06 |
JPS58165727A (ja) | 1983-09-30 |
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