JPH01503388A - 接触アレルギーを示すための試験パッチ - Google Patents
接触アレルギーを示すための試験パッチInfo
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- JPH01503388A JPH01503388A JP63504738A JP50473888A JPH01503388A JP H01503388 A JPH01503388 A JP H01503388A JP 63504738 A JP63504738 A JP 63504738A JP 50473888 A JP50473888 A JP 50473888A JP H01503388 A JPH01503388 A JP H01503388A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
接触アレルギーを示すための試験パッチおよびその使用本発明は、閉鎖性上皮試
験方法のために最近開発され、国際出願(WO−A)8601994号、欧州特
許出願252,044号(−8E−A−452,251)および「Br、 J−
DermatolJ、112(1985)63〜8頁に記載されている方法の改
良に関する。本方法は個体(ヒト)が接触アレルギーを有するか否かを確認する
のに特に適している。試験される個体の皮膚を覆閉するようにして本方法によシ
試験片を適用するが、この試験片は被験物質(接触アレルゲン)を備えた部分領
域(パッチ)を少なくとも1つ、好ましくは2つ以上有するものである。各パッ
チは、皮膚に面していない側の面が空気や水分を通さないものを用い、これKよ
シ閉鎖性を得る。国際出願8601994号の方法はいくつかの点において古典
的な上皮試験方法とは異なっておシ、この分野の専門家の間では国際出ff86
01994号の試験片は「新世代」のものと言われている。主な相異点は、試験
片の少なくとも1つの/ぞフチ上にある被験物質は、機能的に最も本質的な成分
が膜形成重合体であるような柔軟で実際上全く乾燥した膜として調製されたビヒ
クル中に、配合されている点である。使用においては、膜(膜形成重合体)が、
膜の適用された皮膚領域から排出された物質、まず水分を吸収する。これが膜を
含水さされる。国際出!18601994号の方法によシ、接触アレルギー試験
用の商品質の予備加工試験片の製造がはじめて可能になった。また、これによシ
、必要とされる被験物質の量(単位面積当シ)の減少が可能になシ、そして、刺
激反応がよシ容易に回避できるために試験結果の読みとシも容易になった。
ワセリンは古典的な上皮試験で最も一般的に用いられているビヒクルである。あ
る場合においては、低分子量溶媒中の被験物質の溶液に浸漬しておいた織物・ぞ
ツチの紙を用い、ある極めて特殊な場合においては、被験物質を溶解または細密
に分散させた重合体ゲルを用いることもあシ、例としては、インゾロパノール/
水中に溶解したpvp (ポリビニルピロリドン)中のトリアイオダイド(Is
−被験物質)がある( 「J、 Am、 Dermatol、 J 、 6(1
982)。
473〜5頁、および「接触皮膚炎(Contact Dermatitis)
Jp15(1982)66〜8頁)。古典的な上皮試験方法については、例えば
冒頭のTRUEテストの一節でやはシ国際出願8601994号の方法を論じて
いるFisher TとMaibachHIの[Sem1nars in De
rmatology J 、 5(1986)214〜24頁を参照されたい。
例えばポリビニルピロリドンを含有する種々の重合体膜層が皮膚薬供給のための
ビヒクルとして提案されている(例えば米国特許出頓3,699,963号およ
び3,734,097号)。
本発明はある親水性重合体膜中に吸収された接触アレに吸収させて安定化させた
全く別の種類のアレルゲン(Igg媒介アレルギーを誘発)に関する記載がある
(欧州特許出願107,832号)。 。
国際出願8601994号に従って製品を開発する工程において、ある被験物質
に対して問題点が生じ、結果的に改良が望ましいことがわかった。多くの場合に
おいて、被験物質の規格化された量と質を顧客に保証することができるためには
、劣化および製剤からの物理的移行が起こらないように、反応性および揮発性の
物質を安定化しなければならないことがわかった。高品質の製品のためKは、初
期の方法の記載中にあるような、空気、水分および光に対して非透過性の包材で
試験片を包装するのでは不充分である。問題点に対する解決法は欧州特許出願2
52.044号中で我々が示したものであシ、これによれば使用する特定の被験
物質との複合体を形成できる環状化合物との包接複合体として、不安定な被験物
質を調製することができる。シクロデキストリンが適当な環状化合物として提示
されている。さらに、国際出願8601994号で好適であるとされたセルロー
スペースのビヒクルはアレルゲンの均質な分散を達成するには理想的に適すると
は言えないことがわかシ、全てに容易に起こることは、大きすぎる液滴または結
晶が形成し、このためアレルゲンの放出が満足いくものではなくなる点である。
我々にとって、この問題は、複数のアレルゲン成分(混合物)としでは、カイン
混合物の場合であシ、成分の最適投与量がKlucel■(Hercules
In。、、米国)およびMetocel■(Dow Chemical Co、
、ミツドランド、ミシガン州、米国)との相溶性を有さす、特にペンシカイン
が問題の成分であった。最終的には、被験物質とともに乾燥膜として調製したS
合にはセルロース(−スのビヒクルは物理的機械的性質が劣化し、同時に取シ扱
う上での問題が生じると言ってよい。
本発明の目的は国際出願8601994号の方法について改良した点を提供する
ことである。これらは試験片に関わる改良であシ、それ故に、間接的には、閉鎖
性試験方法の実施方法に関する改良でもある。本発明は、ここで意図する特定の
種類の試験片上の被験物質を安定化させるための欧州特許出願252,044号
に記載された方法を補足する方法を提供する。本発明は前述した問題点の解決法
を与え、そして、よシ弾性があり、そのため、製造工程での取り扱いがよシ容易
になった膜を提供する。
前述した改良は、膜形成重合体として、下記構造:〔式中nは〔〕内の構造の反
復回数であシ、100以上であってよく、Aは炭素原子3〜5個、好ましくは3
個である〕を有する重合体を使用することによシ達成できることがわかった。
この種類の重合体は、多くの技術分野で良く知られているN−ビニルアミド重合
体と呼ばれるものである。例えば「Encyclopedia of Poly
mer 5cience and Techno−10g7+ Plastic
s、 Re5ins、 Rubbers、 Fibers J t 14巻。
239〜51頁r John Wiley k 5ons Inc (1971
)を参照されたい。これらはアミド構造を有するため、重合体は種種の構造の低
分子化合物へ結合することができる。このような結合は、水素結合によるか、ま
たは双極性−双極性、双極性−イオンおよびπ−π相互作用によるものである。
その現象はポリビニルピロリドン(PVP 、 Poviclone。
Aはプロピレン)の場合には特に顕著になシ、アミド構造を伴った5員環によシ
起こると推定される。
米国においては、PvPは種々の平均分子量(Dw)の製品の形態でGAF C
orporationよシ市販されている。本発明によれば、このような個々の
pvp製品またはその混合物、または意図する目的に合う他の重合体、例えばセ
ルロース重合体との混合物のいずれかを用いることができる。
発明によれば、pvpは5,000〜10,000以上、例エバ25.000以
上のダルトンの平均分子量を有さなければならないっ現在まで、PvPは製菓業
において広範囲に使用されておシ、生理学的に耐性を有しアレルギー性および刺
激性が低いものとして確立されておシ、このことは、前記28(1973)、1
45〜83頁を参照されたい。
構造式(Dを有する双水性膜形成重合体は多数の被験物質について、ビヒクルと
して使用してよい。これらのうちいくつかについては、従来法と比較した際に大
きな利点が得られる。他のこのような物質については、得られろ試験結果は十分
許容できるが利点の大きさは減少する。即ち、この種の重合体を試験片上の1つ
、2つ−3つ−4つまたはそれより多いパッチ上に用いる場合、試験片の残りの
パッチ上には他の親水性膜形成重合体または従来のビヒクルを用いる可能性を排
除しない。
本発明で用いる被験物質は、試験片から放シされたばに皮膚を通過し、そこで■
型アレルギー反応を起こすことができるため、接触アレルケ゛ンとして作用する
。接触アレルゲンは低分子量の規則に従う。即ち、分子量が500〜2,000
ダルトンの範囲とする記載もあるが通常は分子量は500ダルトン未満である。
接触アレルゲンに対する上限はs、oooダルトンとされている。規則どおシ、
接触アレルゲンはポIJ <プチド構造を有さない。
原則として、接触アレルゲンはいずれも、接触アレルギーを示すための上皮試験
方法において使用するために本発明に従って・ぞフチ上に配合できる。アレルゲ
ンの構造、および、その構造依存性の物理的および化学的性質に応じ、例えば試
験片製造における膜の取シ扱いの点、または、最終製品の安定性の点、または放
出特性の点、アレルギー反応の結果の読み取シ易さに影響するかどうかという点
において、種々の異なる利点が得られる。一般的に、上記したように構造式(I
)の重合体に結合できるアレルゲンは、本発明に従って調製すると安定化される
ことがわかる。この安定化が最終試験結果にどのように影響するかは、極めて複
雑な性格を有しておシ、経験的結果によってのみしか確認できなり0現在まで得
た結果によれば、Kathon■(Rohm and Haas r独国)(5
−クロロ−2−メチル−4−インチアジンン−3−オンと相当する非クロロ型の
混合物)、メルカプト混合物、香料、ゲラニオール、ケイ皮アルデヒド、ヒドロ
キシシトロネレート、ケイ皮アルコール、オイゲノール、インオイゲノール、α
−アミルケイ皮アルデヒド、ウールワックス、カイン混合物およびパラベンおよ
びシクロデキストリン複合体(例えばシクロデキストリンとパラホルムアルデヒ
ドの複合体)は、PvPに配合されると、国際出願8601994号で好ましい
とされたセルロースペースのビヒクルよシも有利なものとなる。利点は、被験物
質に含まれる化合物の構造に応じて、そしてさらには、所望の投与量に応じて、
ビヒクル等の厳密な選択において、被験物質毎に変わる。第1に、得られる利点
は、改良した放出特性である。しかしながら主な規則として、本発明によシ調製
され、極性またはイオン性の基を有するような接触アレルケ゛ンは、このような
基を有さない相当する潜在的に、本発明に従って投与してよいと言ってよい。
意図する基の例は、第1、第2、第3または第4アミン(そのアンモニウムイオ
、ンを含む)、カルボキシル(COOH、COO−、C0ORただしRはアルキ
ルまたは7 +) −ル)、ケトン、アルデヒド、メルカプト、ニトロ等、また
は芳香環系または他の共役二重結合系のπ電子である。−精舎傾向の程度は基毎
に異なるが、主な規則としては、ニトロ−第1アミン→ヒドロキシル→カルボキ
シルの順に傾向が大きくなると言うことができる。種々の化合物とのpvpの結
合方法に関する詳細は例えば、Keipert S等の「Die Pharma
zie J +28+(1973)、145〜183頁、特に161〜3頁を参
照されたい。調製物のフンシスチンシーが軟化、硬化、粘性化または平滑化する
ように決定的に影響を与えるのが、しばしば、被験物質の特別な性質と々る。し
かしながら、一般的規則として、pvpは極めて良好な物理的機械的性質を有す
る柔軟な膜を形成することが可能であると言ってよい。
被験物質を膜中に配合した試験パンチの製造得られる結果に対して重要である製
造工程上の2つの重要な段階がある。被験物質は膜形成物質中に均一に分配する
必要があシ、この後者の物質は適当な基体(膜担体)上で均一な厚みの膜を形成
するように塗布しなければならない。使用する膜担体の種類の選択には、国際出
願8601994号の一般的指示を参照されたい。
体中に溶解させるかゲル化させた膜形成重合体(I)(ビヒクル)へ被験物質を
添加する。これはケ゛ルまたはi液中、微細に分配した状態になるよう均質に被
験物質を分散または乳化することによシ行なってよいつ使用する特定の重合体(
I)および揮発性液体の選択に関しては、得られるゲルが、塗布した際に密着し
た膜を形成することが可能なようなものであることは給対条件である。揮発性溶
媒の例は、水、エタノール、メタノール等またはその均質な混合物である。次に
膜担体をゲルの均質な層で被覆し、次にこれを乾燥して、その後、この材料を適
当な数の・ξツチに切断し、この後者が好ましくは形状および寸法(面積)で等
しくなるようにする。乾燥時の膜の厚みは適用するゲルの量に応じて変化してよ
い。ノツチの面積は0.2〜4cm2であってよい。単位面積当たシの膜中の被
験物質の量はアレルゲン(被験物質)の種類、使用する重合体(I)の厳密な選
択等に応じて変化する。あるアレルヶ゛ンは他のものよシも強力であシ、従って
当業者は試行錯誤の実験を行なって単位面積当シの適当な有効量を見出さなけれ
ばならない。「単位面積当シの有効量」とは、試験に使用した際に、感作された
、または正常な個体6各のほとんどにおいてアレルギーy応が起こるような被験
物質の量を意味する。
次にノξツチを、各パッチの周囲全方向に少なくとも約ようにする)。パッチの
幾何学的形状は本発明の目的のためには重要ではなく、原則として、他の形状で
も同等であるとして試験片を使用してよい。
試験方法を容易にするために、1つの共通な接着材料片上に複数の・ξツチを予
#配置し、個々のパッチには各6異なるアレルゲンを含ませたシ、そして/また
は単位面積当シ異なる量の同じアレルケ゛ンを含ませたシすることが可能である
。2つ以上のパッチを有する試験片は、複数のアレルゲンの個々に対して、そし
て/または単位面積当シ同−アレルケ゛ンの異なる量に対して、その患者の試験
を同時に行なうために使用される。このような試験片は標準ノミネルに相当する
パッチを有してよく、各試験片は25個まで、好ましくは12個までのパッチを
有してよい。
試験方法
この方法はそれ自体知られた方法で行なうが、好ましくはその上に少なくとも1
つのパッチを有する試験片の形態として、本発明によシ調製した被験物質を少な
くとも1つ、使用しなければならない。即ち、本発明の1つ以上の・ξツチ(試
験片)は、ビヒクル(膜)が対象領域の皮膚に接触し、試験片が固定位置に皮膚
を密着させるように、患者に貼布する。
本発明は明細書の一部を成す請求範囲において詳細に実施例 1
PVP膜中に調製されたパッチ少なくとも1つを有する試験片の製造
カイン混合物(ペンシカイン77.1g、塩酸テトラヵイン15.49および塩
酸ジブヵイン15.1 ’) 107.9gを、水257.1.9+エタノール
520.6g中にケ゛ル化しであるポリビニルピロリドン(分子量i、i o
o、o o oダk)>、BASF。
西独)114.3g中に均質な混合物が形成されるように分散させた。ゲルのコ
ンシスチンシーを有する混合物を、厚ミ0.07511J、コロナ放電処理済の
ポリエステルシート(Mylar■、DuPont製)上に均一な厚み(約0.
2 tt 、)の膜となるよう付着塗布した。乾燥後、厚み約0.011111
の薄い柔軟な密着した膜が得られた。同様の方法で、被験アレルゲンがメチルま
たはヒドロキシプロピルセルロースに配合されているM被覆シートを調製した(
国際出願8601994号参照)。次に膜被覆シートを1cm2角のパッチとな
るように分割し、これを、少なくとも約1cmの突出端縁部を有する感圧接着試
験片(Lysapor■、 C’edelrrO1hpスウェーデン)上に取シ
付け、次に各試験片を、光、空気および水分から遮断されるようにアルミ箔中に
密封した。次に全体を+8“Cで保存した。cm2あたシの被験アレルケ゛ン量
は初期値、および保存終了時の値を測定した。
使用した方法は面積既知の・ぞツチを水で抽出し、次に、11.851!、およ
びβ−シクロデキストリン−パラホルムアルデヒド包接複合体(β−シクロデキ
ストリン46.51゜パラホルムアルデヒド”s、、661i+ )を用すて行
なった。量はゲル100yに基づく。ゲルは、エタノールが除かれ、ケ′ル1,
000g当り水約9001となる理論量が用いられる包接接合体の場合を除き、
はぼ等量のpvp 、水およびエタノールから調製した。
優先権の年の間はPPD混合物を同様に調製した。
pvpゲルから作成した膜被覆シートはその物理的機械的性賃金ての点で優れて
いた。
次にカイン混合物パッチを有する上記試験片を、混合物の成分に対して知られた
形態のアレルギー症状を有する多くの患者において臨床試験した。対照物質とし
ては、セルロースペースの膜について上記したように調製した相当するパッチを
用いるか、またはワセリン中被験アレルヶ゛ンを用いたFinn Chambe
rs■の方法に従って行なった。試験片は患者の背部に閉鎖貼布し、48時間後
にはがし、次に、さらに24時間後、判定を行なった。本発明の・ξツチで得ら
れた結果はFinn Chambers■の方法と良好な一致を示した。最も重
要な利点は接触アレルケ′ン混合物に対して現われる。
国際調査報告
m+e陶I4−^鰭Mlt針〜・PCT/S[8B1002ft9
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)被験物質に対する接触アレルギーを個人が有するか否かを、閉鎖性上皮試験 により明らかにすることを意図した被験物質を含むパツチ少なくとも1つを有す る試験片であつて、上記の少なくとも1つのパツチの少なくとも1つの上にある 被験物質は、パツチに付着しかつ試験片の使用時に対象の皮膚領域から分泌した 水分を吸収することの可能な膜形成重合体(I)の少なくとも1つを含む膜とし て調製されたビヒクル中に配合され、ビヒクルが膜として調製されている少なく とも1つのパツチ上の重合体(I)は下記構造式:▲数式、化学式、表等があり ます▼I 〔式中nは〔〕内の構造の反復回数であり100以上であつてよく、Aは炭素原 子3〜5個の長さを有する直鎖または分枝鎖のアルキレン基である〕を有するこ とを特徴とする上記試験片。 2)Aがプロピレン(CH2−CH2−CH2)であることを特徴とする請求項 1記載の試験片。 3)重合体(I)がポリ(N−ビニル−2−ピロリドン)であることを特徴とす る請求項1または2に記載の試験片。 4)ビヒクルがポリ(N−ビニル−2−ピロリドン)または異なる分子量の少な くとも2つのポリ(N−ピニル−2−ピロリドン)重合体の混合物であることを 特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の試験片。 5)膜形成重合体を含有するビヒクルを担持したパツチの少なくとも1つの上に ある被験物質が芳香族構造を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに 記載の試験片。 6)個人が接触アレルギーを有するか否かを確認するための閉鎖性上皮試験方法 、ただし、少なくとも1つのパツチの上にある被験物質は、パツチに付着しかつ 試験片の使用時に対象の皮膚領域から分泌した水分を吸収することの可能な膜形 成重合体(I)の少なくとも1つを含む膜として調製されたビヒクル中に配合さ れ、ビヒクルが膜として調製されている少なくとも1つのパツチ上の重合体(I )は下記構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中nは〔〕内の構造の反復回数であり、100以上であつてよく、Aは炭素 原子3〜5個の長さを有する直鎖または分枝鎖のアルキレン基である〕を有する ことを特徴とするように被験物質とともに少なくとも1つのパツチを有する試験 片を使用する上記方法。 7)Aがプロピレン(CH2−CH2−CH2)であることを特徴とする請求項 6記載の方法。 8)重合体がポリ(N−ビニル−2−ピロリドン)であることを特徴とする請求 項6または7に記載の方法。 9)ビヒクルがポリ(N−ビニル−2−ピロリドン)または分子量の異なる少な くとも2つのポリ(N−ピニル−2−ピロリドン)重合体の混合物であることを 特徴とする請求項7記載の方法。 10)重合体(I)を含有するビヒクルを有する上記パツチ少なくとも1つの上 にある被験物質が芳香族構造を有することを特徴とする請求項6〜9記載の方法 。
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