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JPH01502596A - ベルトとドラムによるプレス装置及びその加熱ドラム - Google Patents

ベルトとドラムによるプレス装置及びその加熱ドラム

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JPH01502596A
JPH01502596A JP62502733A JP50273387A JPH01502596A JP H01502596 A JPH01502596 A JP H01502596A JP 62502733 A JP62502733 A JP 62502733A JP 50273387 A JP50273387 A JP 50273387A JP H01502596 A JPH01502596 A JP H01502596A
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drum
belt
tension
nip
rolls
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JP62502733A
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ミラー,レイ・ラムゼイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 本発明は、無端の可撓ベルトにより、動いているウェブを圧縮する装置及び技術 に関し、特に、ウェブが回転ドラムの加熱された円筒状表面の周囲に沿って案内 されている間、ベルトにより、該ウェブを圧縮する型式の上記装置及び技術に関 する。
されている。この圧密の例としては、パルプスラリーからパルプマットを製造す る場合、木バルブ又はその他の繊維物から紙を製造する場合、又は、木微片又は フレークからパネル製品を製造する場合がある。材料が、1対のロールにより形 成したニップを通るとき、圧縮力が該材料に加えられ、これを圧密する。この圧 縮力が大きければ大きい程、圧密の程度も増大する。
ニップにおける圧縮力は、紙の製造工程において、ウェブから水分を除去すると いう、もう1つの作用も果す。
2りのロール間のニップにて、ウェブに作用する圧縮力は、短時間しか持続しな い。この圧縮力がウェブに作用することの出来る持続時間は、ベルトプレスを使 用することにより、延長することが可能である。ベルトプレスにおいて、ベルト は、ドラムの外周部分に巻かれ、ベルトとドラム間を通過するウェブに圧縮力を 作用させる。
ベルトの張力は、ウェブ及びドラムに対する圧縮力に変換される。ベルトプレス は、紙及びパネル製品の双方に使用されている。Gottwald等の米国特許 第:4.110.612号、及び同第3.354.035号、及びneighの 米国特許第3.319.352号は、紙用のベルトプレスの例である。Gers beck等の米国特許第3.01.376号、Brinkmann等の米国特許 第3,938、927号、及びGerbardt等の米国特許第4.457.6 83号は、パネル製品用ベルトプレスの例である。
第1図乃至第10図には、ベルト及びニップからの、ウェブに作用する圧縮力が 示されている。これら図面は、又、装置のフレームに伝達される力も示す。背景 技術の欄、及び詳細な説明の欄の双方において、ウェブに作用する圧縮力を説明 する場合、次ぎのような、多数のパラメータは、一定の値に保った。
(a)ベルトの張力(T) (b)ベルトの材質 (C)ニップの状態、例えば、ウェブの厚み、ロールのカバー範囲等 (d) ドラム表面の定常温度 (e)回転駆動力及び成分重量に起因する力さら、に、ローラ径及びベルト角度 の相対的な値は、分析を簡単にするため、任意に選択した。これらローラ径及び ベルト角度の選択範囲は、無限であるが、任意に選択したからといって、説明上 、著しく大きく影響を受けることはない。又、当該技術分野にて、しばしば、言 及される補助的なニツプ力は、本実施例においては、考慮に入れていない。
分析の対象とした唯一の変数は、ベルトの張力、又は、加工中のウェブを圧縮す るのに利用し得るベルトの引っ張り力に直接起因する全圧縮力(TCP)である 。これらの力は、ベルト張力Tの倍数として表わされる。T及びTCP共に、二 ニートンのような適当な単位にて表わすことが出来る。
ウェブに作用する圧縮力には、次ぎ03種類がある。
(1)中央ドラムに直接着座するベルト部分に起因し、さらに、ベルトの当該部 分のみの張力に起因する、該中央ドラムに対して半径方向の全圧縮力。この量は 、次に等しい。
T2r (接触される中央ドラムの円周率)(2)これらローラが中央ドラムと にニップを形成する場合の各ベルト張力ローラのニップ力。
(3)張りローラ以外の、ベルトを担持するアイドラーローラが、中央ドラムに 対してニップを形成するとき、これらアイドラーローラの各々が、中央ドラムに 作用させるニツプ力。この力は、ベルトの張力のみにより形成される。
第1図乃至第10図は従来技術によるドラム及びベルトプレスの図である。
第1図には、Gottvald等の米国特許第3.110.612号及び同第8 . :(54,035号の第1図に図示された形態が示されている。第2図には Gottwald等の米国特許第3.110.612号の4欄、25行に記載さ れた形態が図示されている。
これら両図面において、全圧縮力は、中央ドラムに着座するベルトによってのみ 形成される。中央ドラムには、全くニツプ力が作用していない。
第1図において、ベルト3は、円周に沿って180°、即ち、中央ドラムの表面 の50%に亙って接触している。
ベルトの張力Tは、2つの張りローラ5及び6により提供される。アイドラーロ ーラ7は、ベルト3の内側及び外側経路の分離状態に維持する。ウェブ8は、ベ ルト3によって、中央ドラム4の周囲を案内され、中央ドラム4に押し付けられ る。中央ドラム4及びウェブ8に加えられる全圧縮力は、3.147となる。張 りローラ5及び6は、フレームに取り付けられ、約2Tの張力が、各ローラから フレームに伝達される。さらに、中央ドラム4の中心軸には、2Tの軸方向曲げ 力が加えられる。又、張りローラ5及び6、並びにアイドラーローラの各中心軸 には、約2Tの軸方向曲げ力が加えられる。中央ドラム4、張りローラ5.6、 及びアイドラーローラ7は、全て、フレームに取り付けられており、これらロー ラに加わる力は、フレームに伝達される。張りローラ5.6及びアイドラーロー ラ7共に、中央ドラムに対してニップを形成しない。
第2図において、ベルト3aは、中央ドラム4aの表面の円周に沿って270’ 、即ち、該表面の75%に亙って接触している。張りローラは、5as6aであ り、アイドラーロールは、7a、9及び4aで示しである。ウェブ8aは、ベル ト3aにより、中央ドラムの周囲を案内され、該中央ドラム4aに押し付けられ る。中央ドラム4a及びウェブ8aに加えられる全圧縮力は、4.7Tとなる。
この場合にも、中央ドラム4aの中心軸には、軸方向曲げ力が加えられ、又、張 りローラ5a及び6 a s並びにアイドラーロール7a19及び10の各々に は、軸方向曲げ力が加えられる。これら力は、全て、装置のフレームに伝達され るため、フレームは、これら力を支承するのに十分な強度を備えなければならな い。
Baighの米国特許第3.319.352号、Gersbeck等の米国特許 第3.891.376号、及びBrinkman等の米国特許第3.938.9 27号は、1又は複数のアイドラーニップロールを使用する形態の例である。
次ぎの各実施例において、ベルトにより、中央ドラムに加えられる全圧縮力は、 第1図及び第2図について計算した値と同一であり、中央ドラムとベルト間の外 周の接触程度が50%の場合、a、14Tとなる。
第3図には、1つのアイドラーニップロールが存在する形態が図示されている。
このベルト3b及びウェブ8bは、外周に沿って中央ドラム4bの表面の50% に亙って接触する。張りローラは、5b及び6bである。アイドラーニップロー ラ11は、ベルト3bの内側にあり、ベルト3bの外側路3b’により、中央ド ラム4bの方向に押し付けられており、中央ドラム4bに対するニップ12を形 成する。ウェブ8bは、ベルト3bの内側路3b’によ中央ドラム4bの周囲を 案内され、該中央ドラム4bに押し付けられている。アイドラーローラ11は、 又、ベルト3b及びニップ12内のウェブ8bを圧縮している。ニップ12内に おける圧縮力は、2Tである。さらに、中央ドラム4bには、4Tの軸方向の曲 げ力が作用し、各張りローラ5b及び6bには、2丁の軸方向の曲げ力が作用す る。これら力は、装置のフレームに伝達される。
第4図には、2つのアイドラーニップローラが存在する形態が図示されている。
ベルト3c及びウェブ8cは、中央ドラム4Cの表面積の約50%に亙り、連続 しており、ベルト3cは、張りローラ5c及び6cにより、引っ張り状態に保持 されている。1対のアイドラ一二フプローラ13及び14が、ベルト3Cの内側 にあり、中央ドラム4Cの軸線に対して、45°の角度に位置決めされている。
アイドラーニップローラ13及び14は、ベルト3Cの外側路3 c Iによっ て中央ドラム4Cの方向に押し付けられており、中央ドラム4Cに対するニップ 15及び16を形成している。ウェブ8Cは、ベルト3Cの内側路3C′により 、中央ドラム4Cに沿って案内され、該中央ドラム4Cに押し付けられている。
各アイドラーニップローラに加えられる力のベクトル分析は、第5図に図示され ている。ローラ13が図示されている。各二。
プ15及び16における圧縮力は、1.4Tとなる。ウェブ8Cに加えられる全 圧縮カーベルトの圧縮力及びニップの圧縮力は、5.947となる。各張りロー ラ5C及び6Cに作用する2Tの軸方向の曲げ力、及び中央ドラムに作用する4 丁の軸方向の曲げ力は、フレームに伝達される。
第6図には、第4図に示したシステム、及びドラム周囲の幾多の位置にて、中央 ドラム4C及び8Cに作用する平均圧力が図示されている。説明の目的上、次ぎ のパラメータを選択した。175ニニ一トン/メートル0/1)ベルト張力、ド ラム径1.3メートル。この結果、ベルトからの圧縮力は、275kPaとなる 。平均ニップ圧力は、3゜5MPaであると推定される。ベルトの圧力は、ドラ ム表面の50%以上に亙って連続している一方、ニップ圧力は非連続的である。
第7図には、3つのアイドラーニップローラ、中央アイドラーニップローラ17 及び側部のアイドラ一二フプローラ19.20が存在する形態が図示されている 。アイドラーニップローラ17.19及び20は、ベルト3dの外側路3d’に より、中央ドラム方向に押し付けられ、中央ドラム4dに対するニップ18.2 1及び22を形成する。ウェブ8dは、ベルト3dの内側路3d’により、中央 ドラム4dの周囲を案内され、該中央ドラム4dに押し付けられる。中央ローラ 17に作用する力は、第5図において、アイドラーローラ13に対して図示した ものと同一である。ニップ18内のウェブ8dに作用する圧縮力は、1.4Tで ある。側部アイドラーローラ19及び20に作用する力のベクトル図は、第7図 に図示されている。各ニップ21及び22内にて、ウェブ8dに作用する圧縮力 は、D、7Tである。ウェブ8dに作用する全圧縮力は、5.947である。各 張りローラ5d及び6dに作用する2T、中央ドラム4dに作用する3、414 T、各側部アイドラーローラ19及び20に作用する0゜297のそれぞれの軸 方向の曲げ力は、フレームに伝達される。
第8図には、4つのアイドラ一二フプローラ、中央アイドラーニップローラ23 .24、及び側部アイドラーニップローラ27.28が存在する形態が図示され ている。アイドラーニップローラ23.24.27及び28ハ、ヘルド3eの外 側路3e′により、中央ドラム4eの方向に押し付けられ、中央ドラム4eに対 するニップ25.26.29及び30を形成する。ウェブ8eは、ベルト3eの 内側路3e′により、中央ドラム4eの周囲を案内され、該中央ドラム4eに対 して圧縮される。
中央アイドラーロー、う24及び25に作用する力は、第9図に図示されている 。この値は、0.57である。−ローラ13に図示したものと同一である。ニッ プ18において、ウェブ8dに作用する圧縮力は、1.4Tである。
゛ウェブ8eが中央ドラム4eの周囲を動く間に、該ウェブ8eに作用する全圧 縮力は、6.147である。この場合にも、中央ドラム4e、張りローラ5e及 び6e、及びアイドラーニップローラ23.24.27及び28に作用する軸方 向の曲げ力は、フレームに伝達される。
第10図には、多数のアイドラーニップローラが存在する形態が図示されている 。この形態において、アイドラーニップローラ30は、中央ドラム4fと接触す るベルト及びウェブ部分を経て伸長している。アイドラ一二。
ブローク31は、ベルト3fの外側路3f’により、中央ドラム4f方向に押し 付けられ、中央ドラム4fに対するニップ31を形成する。2つのベルト及びウ ェブガイドローラ32.33が追加されている。ウェブ8fは、ベルト3fの内 側路3f′により、中央ドラム4fの周囲を案内され、該中央ドラム4fに押し 付けられる。この形態において、アイドラーニップローラのニップを通じてウェ ブに作用する全圧縮力は、ベルトからの全圧縮力に概ね等しい。ウェブに作用す る全圧縮力は、6.287である。張りローラ5f及び6f、及び中央ドラム4 fに作用する曲げ力は、フレームに伝達される。
上記ベルトループの各形態において、ベルト及びローラシステムからの力は、フ レームにより支承される。これら各形態において、中央ドラムは、フレームに取 り付けなければならず、中央ドラムの軸、張りローラ及び一部のアイドラーロー ラの軸に作用する不均衡な圧縮力は、フレームに伝達される。上記軸及びフレー ムに加わる不均衡な圧縮力【ま、1.57乃至4丁である。中央ドラムは重く、 胴板は、肉厚を厚くし、許容し得る曲げ応力の状態にて、これらの力を吸収し得 るようにしなければならない。
プレスをドライヤーとして使用する場合には、ドラムは、通常加熱する。米国特 許第4.324.613号は、一方のロールが加熱されたドラムである、紙を圧 密し、乾燥させるための1対のニップロールを開示している。Gottwald 等、Haigh%Gersbeck等、Br1nkiann及びGerhard t等の特許は、加熱された中央ドラムを開示している。従来の方法において、中 央ドラムの胴板の肉厚により、胴板を通ってウエツジに伝達される熱の量は、著 しく制限されていた。
熱伝達ドラムは、Fleissner等の米国特許第3.581.812号、l 1llartinの米国特許第3.838.734号、Beghinの米国特許 第4.090.553号、Heisterkampの米国特許第3.237.6 85号、Cappel等の米国特許4.18(、298号、Appelの米国特 許第4.252.184号、5chielの米国特許第4.254.561号、 及びYedelの米国特許第4.440.214号に記載されている。自由浮動 式の高圧ニップロールを有するプレスは、1968年11月15日に、カナダに て発行されたPu1p and Paper Magazineの56−57ペ ージに掲載された「旧−1プレス、マーク■がモービルのスコツトペーパに据え 付けらる(旧−1Press、 Markm In5talled At 5c ott Paper、 1lobil;Jという記事に記載されている。
紙を乾燥させるために実現可能な速度は、成形及び乾燥工程中、ウェブの一体性 を維持しなければならないことにより、制約されることが多い。水分の含有量が 多い場合には、水の粘度、表面張力、及び繊維の接触箇所により、繊維同志が、 −緒に保持されている。ウェブが乾燥すると、水分が減少し、温度の上昇と共に 水の粘度及び表面張力が低下するため、粘度及び表面張力の影響は少なくなる一 方、結合箇所の影響は増大する。ウェブは、ドライヤー内にて最初に加熱される と、実際上、強度を失う。これは、紙のウェブが、抄紙機の成形、プレス及び乾 燥部位を通って進む状態、及び紙の乾燥に伴い、抄紙機を通ウェブの強度が変化 する状態を示す第11図から理解することが出来る。第12図は新聞用紙に対す る同様の図である。この図はプレス工程及び乾燥工程を経て進む新聞用紙ウェブ の破断強度及びウェブ強度を示す。
第12図はThomasの米国特許第4.359.827号及び同第4,359 、828号から引用したものであり、その現象は、これら特許において、詳細に 説明されている。
ウェブが、第1の乾燥ドラムを通って進み、該ドラムから出るときに、ウェブの 乾燥低度及び強度に影響を与える多数の変動因子がある。機械の多数の変動因子 がある。ベルトを使用して、ウェブをドラム上に保持する場合、ベルトの張力及 びドラム径がファクタとなる。フェルトを使用する場合には、フェルトの通気度 が7アクタとなる。圧力ニフプを使用する場合には、ニップ内の圧力、ニップ内 の滞留時間、及びニップからの換気がファクタとなる。機械の速度、機械を通っ て引き出されるウェブの張力、加熱ドラムの温度、及びドラムの熱回収率も又フ ァクタとなる。又、ウェブにも、多数の変動因子がある。ウェブのろ氷炭及び通 気度、ウェブの圧縮率、ウェブの結合率、ドラムに到達する際のウェブの乾燥度 又は水分含有率、ウェブの温度、及び紙又は板紙の重量及び厚みは、全てファク タである。ウェブがドラムに付着し易いことも又、ファクタである。所定の状況 における制限速度は、上記全ての7アクタの組み合わせいかんによる。所定の機 械が所定のウェブに対して最高速度を実現し、又は、所定のウェブが所定の速度 を達成するためには、一定の乾燥能力を必要とする。これら各種のファクタの影 響を受けない限界値以下の能力にて、機械を作動させることは不可能である。
初期加熱を促進させるため、ウェブから迅速に水分を除去しようとする場合にも 、又、問題が生ずる。ウェブ内の水蒸気が、限界圧力よりはるかに高い内部温度 を提供するならば、ウェブ内の水蒸気が内部で膨張することにより、ウェブは、 破断して、分離し易くなるであろう。
ライナーに対する機械の°おおよその最高速度は、第3図に示されている。これ らは、紙を乾燥させる実用的な速度の例である。第13図は未晒クラフトライナ ーの乾燥に対してプロットした図であり、ウェブ] m”当たりの坪量9に対す る抄紙機の速度をm7分にて示している。
点線40は、機械幅1m当たりの平均生産N24oトン7日における機械速度対 坪量を示す。実線41は、幾多の坪量における実際の概ねの最高実用速度を示す 。これら速度は、坪量127g/m″、205y/m ’、3379/m″、及 び439g/m’Hおける、トン/日/機械幅の生産量130.190.240 、及び180に対応するものである。
商業用のライナー機械は、これらの速度にて運転するためには、ドライヤーの線 形外周450−600mを利用する。
ドライヤーのドラム温度は、100℃乃至200℃の範囲にあり、ドラム上での ウェブ圧力は、典型的に7−15 kPaである。水分除去速度は、ドラム1m ”当たり25−35 kg/時程度である。薄葉紙のような、ある種の紙質につ いては、ドラムに対して比較的高圧のニップを形成し、湿紙をドラム上に延ばす 。
発明の要約 出願書類全体を通じて、ベルトという用語は、ベルトとフェルトの組立体を含む 。
本発明は、プレスを通って進むウェブに、ベルトの張力のより大きい力を作用さ せることの出来るベルトプレス及びベルトプレスドライヤーに関する。この構造 により、又、中央ドラムには、釣り合いのとれた力を加えることが出来、ドラム の胴板及びドライヤーの構造をより軽量にすることが出来る。加熱されたドラム において、この軽量な構造により、より迅速にウェブに熱を伝達させることが出 来る。この構造は、又、周囲の構造体から力を除去し、より経済的な構造体とす ることが出来る。
この構造は、又、プレスの新規な乾燥方法も可能にするものである。
本発明において、他のベルトプレス装置の場合と同様に、無端ベルトのU字形の 内側路は、中央ドラムの周囲に巻かれ、ベルトの外面が、中央ドラムの面に接触 する。
処理せんとするウェブは、ベルトとドラム面の間にあり、ベルトにより、ドラム に押し付けられている。ウェブは、プラスチック、布、木片又はフレーク、及び 紙を製造するための材料を含む各種の材料を備えることが出来る。
適当なバインダー及びコーテイング材を含めることが出来る。ベルトの張力は、 無端ベルト内に位置決めされ、ベルトの内面に接触する2つの張りローラによっ て加えられる。張りローラは、無端ベルトの内側路と外側路との接続箇所に形成 された端部ループに位置決めされている。
2つの張りローラの軸線は、相互に接近、離反させ、ベルトの張力を調節するこ とが出来る。張りローラの軸は、張りリンク機構により接続されている。プレス は、無端ベルトの端部ループと係合した状態にて、張りローラを相互方向に動か すための手段を備えている。張りローラは、動くことにより、中央ドラムに対す るニップを形成する。ベルト及びウェブは、それらのニップにて、張りローラと 中央ドラム間に圧縮される。張りローラのニップ間のベルトの内側路が、中央ド ラム及びウェブを抱持している。中央ドラムに対して作用する全体的な力は、そ れ自体にて釣り合いが取られる。ベルトの張力に起因して、中央ドラムに作用す る全圧縮力、及びベルトの緊張力は、同様ではあるが、力が不均衡な装置と比べ て、補助的な力を加えずとも増大する。
ベルトの内側路と外側路間、及び2つの張りローラ間には、追加のアイドラーニ ップローラを設けることができる。これらアイドラーニップローラの数は、選択 の問題である。中央ドラム、張りローラ及びアイドラーローラの相対的径の限界 値は、ローラの数いかんによる。中央ドラムの径が、ローラの径より大きい場合 には、2以上の張りローラ及びアイドラーローラを設ける必要がある。
追加の各アイドラーニップローラは、全体として、半径方向内方向及び外方向に 動き、中央ドラムに対して接近、及び離反可能であるように、取り付けられ、ベ ルトを中央ドラムの周囲に緊張させるとき、ベルトの張力により半径方向内方向 の力が加わるようにする。追加の各アイドラーニップローラも又、中央ドラムに 対して斜めに取り付けられる。2つ引っ張りローラを調節することにより、ベル トの張力も調節され、これにより、全てのローラがベルトの内側路、ウェブ及び 中央ドラムに対して作用させる圧力を加減することが出来る。
張りローラを相互に動かすことにより、ベルトの張力が増大し、ベルトの内側路 及び外側路は、中央ドラムに向けて内方向に動く。この内方向への動きにより、 ベルトの内側路は、ウェブ及び中央ドラムの面に対してより大きい圧縮力を作用 させる。上記内方向への動きにより、又、アイドラーニップローラに対してより 大きい力が作用し、これらローラを中央ドラムに向けて動かし、各アイドラーニ ップローラのニップにて、ベルトの内側路、ウェブ及び中央ドラムに作用する圧 縮力を増大させる。
この内方向への動きは、張りローラと中央ドラム間のニップにて、ウェブ及び中 央ドラムに作用する全圧縮力を増大させる。張りローラを動かして、相互に離反 させることにより、ベルトの張力及び各種の圧縮力が減少する。
この張りローラの構成により、ベルトと中央ドラム間がより大きく外周方向に接 触することが容易となるため、より大きいベルと力が可能となり、また、張りロ ーラのニップにより、より大きいニップ力が可能となる。かがる張りローラの構 成により、又、中央ドラムに作用する全体的な力、ベルトの張力及びベルトの緊 張力に起因して、ドラムに作用するベルトの力及びニップ力は、いかなるベルト 張力下においてもそれ自体釣り合いを取ることが可能となる。ベルトの張力に起 因して、支持構造体に伝達される力は一切存在しない。中央ドラムには、軸方向 の曲げ力が全(作用しない。これら各ローラは、中央ドラムの周囲で、かつ該中 央ドラムに対して位置決めされ、各アイドラーニップローラは、ベルトの外側路 と、ローラ及び中央ドラム間の半径方向の線の間における入り口角度及び出口角 度が等しくなる位置に位置決めされる。
中央ドラムとローラに釣り合いの取れた力が作用することにより、支持構造体は 簡単になる。それは、緊張力及び曲げ力が、最早、支持構造体に加わらないから である。
この釣り合った力が存在することと、中央ドラムにかなりの曲げ力が作用しない こととにより、中央ドラムは、より軽量で、かつ簡単な構造となり、その結果、 より低置に製造することが可能となる。例えば、本発明のある実施例の場合、中 央ドラムは、中空で、端部の開放した環状の部材の形態をとることが出来、この 部材は、その上に作用する全圧縮力に耐え得る材料及び肉厚を備えることになる 。この構造により、ドラムのボア内部の燃焼熱を熱源として利用することが可能 となる。
胴板も又、その外面にスリットを形成する等により、改造し、ローラの外面を通 って熱が伝達されたとき、表面上の熱応力の一部を除去することが出来る。これ が可能なのは、作用する機械的応力が、軸方向の曲げ応力ではなく、リング圧砕 応力であるからである。
中央ドラムは、又、薄い胴板を備える構造とすることが出来る。この構造におい て、中央ドラムは、円筒状の内側本体と、及び該円筒状の内側本体の半径方向に 間隔を隔てて配設された同心円筒状状の外側胴板とを備え、該内側本体と外側胸 板間に中空の環状部を形成する。胴板と内側本体間には、半径方向の接続部分が 存在し、これら胴板と内側本体とを相互に固着させている。この接続部分は、環 状部内にて、内側本体の周囲に配列されており、環状部の全体に亙って外板に対 する荷重支持部を提供し、さらに、環状部内の内部圧力に抗して胴板を保持する 機能も提供する。
この環状部は、加熱流体が流動するための導管として利用することが出来る。流 体を供給し得るようにするため、胴板は、閉じ、内側本体には穴を開ける。流体 は、環状部の端部に位置決めされ管路又はその他の手段により除去する。環状部 の長さ方向に沿って追加の除去箇所を設けることも必要であろう。これらは、除 去管路が取り付けられる内側ドラム本体に形成した穴となるであろう。例えば、 本発明の好適な実施例において、ドラムは、内側本体に形成された、半径方向に 方向付けた穴と、該穴に滑り接続され、該穴に流体を供給する管路手段と、及び 前記環状部の端部に滑り接続され、前記穴から環状部を循環した後、環状部から 流体を除去する管路手段とを備える、中空の、端部が開放した環状部材の形態と する。
環状部は、流体又は蒸気を運び得るように、該環状部に形成された通路を備える ことが出来る。接続部は、相互に間隔を隔てて配設され、該環状部は、該環状部 を通って概ねドラムの軸方向に伸長する多数の流体路に仕切られる。この接続部 は、間隔を隔てて配設されたスポーク状の部材の形態をとる。接続部は、通路の 側壁にて形成することが出来よう。
薄い胴板により、単位時間当たりより多くの熱が胴板を通って、ドラム上にて乾 燥され、又は、圧縮される材料まで伝達されることが出来る。蒸気のような、伝 熱流体は、環状部を循環して、ウェブに熱を伝達するであろう。通路の半径方向 面は、周縁通路に対して伸長させ、蒸気の凝縮面積を増大させ、かつ凝縮速度を 向上させることが出来る。それは、該伸長された半径方向面は、遠心力の助けに より、凝縮面から復水を除去し得るからである。通路の伝熱面は、胴板の伝熱外 面より大きいため、単位時間当たり、胴板を通ってより多くの熱を伝達すること が出来る。通路の肉厚に対して、通路の断面積が小さいため、内部の蒸気圧によ る金属応力は、軽減される。
通路間の壁は、外部の機械的荷重を胴板からドラムの堅牢な内側本体に伝える。
ドラムの機械的応力が軽減される結果、銅のような、低強度で、熱伝達性の高い 材料を胴板に使用することが出来、これにより、小さい熱応力にて、さらに多く の熱流が可能となる。胴板構造を使用することにより、さらに、内側ドラム本体 をより強度の高い材料にて構成することが可能となる。これは、熱の流路は、内 側ドラムを通って伸長しないため、内側ドラムの熱伝導率は最早、問題とならな いからである。例えば、選択された等級の銅及びステンレス鋼は、概ね同一の熱 膨張率を有し、組み合わせて、胴板及びドラムの内側本体に使用することが出来 よう。
より薄い胴板は、より多くの熱伝達を可能とし、その結果、従来の乾燥ドラムが 、同一量の熱を伝達するためには、より小さい外周面積で済む。ドラムの径が小 さくなればドラムに作用する均一なベルト圧力の値が増大し、これにより、熱伝 達が促進され、かつウェブに作用する拘束力が増大する。ドラム径が小さくなる ことは、又、ニッブ荷重に起因するリング圧砕応力を軽減し、又、製造コストを 削減する結果ともなる。ドラム胴板を通る熱流が増大し、及び張りローラにより ドラムに作用されるニップ荷重が増大することにより、より小さい径にて、必要 な所定の熱伝達量を提供することが可能となる。
又、張りローラを使用して、中央ドラムを支持することも可能である。
ローラ及び中央ドラムは、円筒状とし、カバーは設けない。ベルトは、通常、1 つの張りローラを駆動することにより、回転させる。但し、任意のローラを駆動 することが出来る。
別の実施例において、中央ドラムの表面には、ウェブに出入りする流体を流動さ せる穴を形成することが出来る。
図面の簡単な説明 第1図乃至第4図は各種の従来技術による中央ドラム、ベルト及びローラの組み 合わせ体、及びこれらシステム内にて作用する力を示す線図、 第5図は第4図の1つのアイドラーニップローラに作用する力のベクトル分析図 、 第6図は第4図のドラム上における圧縮力を示す、線図、 第7図乃至第8図は従来技術による中央ドラム及びローラの別の組み合わせ体を 示す、第1図乃至第4図と同様の図、 第9図は第8図の1つのアイドラーニップローラに作用するベクトル分析図、 第10図は従来技術に中央ドラム及びローラの別の組み合わせ体を示す、第1図 乃至第4図と同様の図、第11図及び第12図は平板紙が、形成されて、プレス 及びドライヤーを通って運ばれていくときの、該平板紙の強度を示す、ブセット 図、 第13図はライナーの製造時における、機械速度対坪量を示すグラフ図、 第14図乃至第20図は、本発明の実施例の略図、第21図乃至第22図は本発 明の2つの実施例、及びこれらシステム内にて作用する力を示す、第4図乃至第 7図と同様の線図、 第23図は第22図に示した実施例の1の張りローラに作用する力を示す、ベク トル分析図、第24図は本発明の別の実施例を示す、第22図と同様の線図、 第25図は第24図の実施例の張りローラに作用する力を示すベクトル分析図、 第26図は第24図の実施例の中央ドラム及びクーラに作用する力を示す、ベク トル分析図、第27図は本発明の別の実施例を示す、第21図乃至第22図と同 様の線図、 第28図は第27図の中央ドラムに作用する圧縮カバターンを示す、第6図と同 様の線図、 第29図乃至第31図は本発明の別の実施例を示す、第21図乃至第22図と同 様の図、 第32図は本発明の別の実施例を示す、略図、第33図は原型の側面図、 第34図は第33図の右端部から見た、一部所面図とした端面図、 第35図は第33図及び第34図の実施例におけるベルト、ローラ及びドラム組 み立て体の斜視図、第36図は内部を加熱させたドラムの略図、第37図は応力 を除去されたドラム外板の一部の図、第38図は第37図の線383−38に沿 った断面図、第39図は別のドラム胴板の一部の図、第40図は第39図の線4 0−40に沿った断面図、第41図は別のドラム胴板の一部の図、第42図は第 41図の線42−42に沿った断面図、第43図は別のドラム胴板の一部の図、 第44図は第43図の線44−44に沿った断面図、第45図は上記何れの組み 立て体にも使用する加熱されたドラムの断面図、 第46図は第45図の加熱されたドラムにおける環状部の一部の縦方向拡大断面 図、 第47図は第45図の加熱されたドラムにおける環状部の一部の縦方向拡大断面 図、 第48図は蒸気により加熱されたドラムのような、別の形態の流体加熱ドラムに おける環状部の一部の横方向断面図、 第49図は別形態による流体加熱ドラムを示す、第48図と同様の図、 第50図は好適な形態による流体加熱ドラムの第48図と同様の図、 第51図は第50図のドラムの好適な構造を示す、第48図と同様の図、 第52図は通路の配設位置及び寸法を示す線図、第53図は分配路に対する流体 供給管の典型的な構造を示す軸方向断面図、 第54図は選択随意の中間分配路の軸方向断面図、第55図乃至第58図は環状 部内における各種の流体の流動パターンを示す、線図、 第59図は一般的に、伝熱媒体の構成に使用されている、幾多の金属各々の熱流 、温度低下及び肉厚間の関係を示すグラフ図、 第60図及び第61図は独立的な、ベルト緊張システムを有する、本発明の別の 形態を示す図、第62図は固定位置にあるプレスロールを有する、本発明の別の 形態を示す図である。
好適な実施例の説明 第14図乃至第20図は本発明の各種の実施例を示す図である。これらシステム は、任意の数のローラを備えることが出来る。これら各側において、ローラ10 5及び106は、張りローラである。ドラム104は、中央ドラムであり、手段 100は、ローラ105及び106を相互に往復運動させ、ベルト組み立て体1 03を緊張させ、又は、緩める。加工中のウェブは、108である。
フェル、トは、第33図及び第35図に示すように、別個に緊張させる。各側に おいて、張りローラ105又は106の一方は、支持フレーム上に固定され、又 は位置決めされた位置を有し、ベルトとローラ組立体の位置を画成する必要があ る。中央ドラム104は、半径方向に自由に動き、ベルトの張力に従って、他方 のローラに対する二、プを形成し得る。任意の2つのローラを使用して、ベルト 、ドラム及びローラ組立体の重量をフレーム上に支持することが出来る。この重 量は、2つの張りローラ105.106により支持すると最も都合よい。任意、 又は、全てのドラム及びローラを、適当な駆動手段により駆動することが出来る 。
第14図において、ベルトは、相互に往復運動可能な1対の張りローラ105及 び106の周囲に巻かれ、100で略図的に図示した駆動手段を使用して、ベル トを緊張させる。これらローラは、中央ドラム104に対して十分大きい寸法に してあり、このため、張りローラ105及び106の軸線面に対して平行な中央 ドラムの軸線は、該面から間隔を隔てた位置に留まり、ベルト103の外側路1 03′は、2つのローラ105及び106により、ベルトを緊張させるとき、ベ ルトのU字形の内側路103′から間隔を隔てた状態を維持する。中央ドラム1 04は、半径方向に自由に動き、109及び110にてローラ105及び106 に対するニップを形成し、ウェブを圧縮する。
第15図には、第30−ラ111、アイドラーニップローラを追加して、ベルト の2つの路間における適当に間隔を隔てた状態を容易に維持すると共に、ローラ の径を選択する場合のフレキシイビリティを向上させることが図示されている。
追加されたローラ111は、概ね半径方向に向けて、中央ドラム104の軸線に 対して、往復運動可能ではあるが、中央ドラムの該軸線を中心としては回転しな いように取り付けられる。アイドラ一二フブローラ111は、中央ドラム104 に対するニフブ112を形成する。
第16図において、同様に、第30−ラ111が使用されているが、張りローラ 105及び106、並びに第30−ラ111の径は、中央ドラム104と比べ著 しく小さくしである。かかる構造が好適である。組立体は、張りローラ105及 び106により支持されている。
第17図には、4つのローラを有する構造のものが図示されている。張りローラ 105及び106は、該組立体を支持する一方、アイドラーニップローラ113 及び114は、中央ドラム104に対して半径方向に動き、中央ドラム104に 対するニップ115及び116を形示されている。この場合にも、張りローラ1 05及び106が該組立体を支持している。アイドラーニップローラ117.1 19及び120は、中央ドラムに対して空間的に固定されているが、これらは、 半径方向に動いて、中央ドラム104に対するニップ118.121及び122 を形成することが出来る。ローラ間の角度は、ローラの径が等しいならば、等し く、中央ドラムに対して非半径方向の力が加わるのを阻止する。各アイドラーニ ップローラの半径方向の軸に対する、ベルトの外側路103′の出入り角度は、 各ローラとも同一である。
第19図には、中央ドラムの周囲に配設された多数のアイドラーニップローラを 有する組立体が図示されている。各ローラとベルト間の出入り角度は、同一であ る。
この場合にも、ローラ間の角度は、ローラの径が等しいならば、同一である。各 ローラ130は、中央ドラム104の半径方向軸線に対して半径方向に動く。
第20図において、2つの中央ドラム104及び104aは、2つの外側アイド ラーニップローラ123及び124、さらに、2つの中央ドラム104と104 a間に中間アイドラ一二フブローラ127を採用することにより、5つのローラ と一体化されている。この中間アイドラーニップローラ127は、ベル)103 の本体内に配設されており、中央ベルト間のスペース内にてベルトの内側路10 3″内のU字形曲がり部分Cにより支持されている。全、てのローラは、中央ド ラムに対するニップを形成し、アイドラーニップローラ124は、ドラム104 aに対するニップ126を形成し、中間アイドラーニップローラは、ドラム10 4.129及びドラム104aに対するニップ128を形成し、張りローラ10 5は、ドラム104aに対するニップ109を形成し、張りローラ106はドラ ム104に対するニップ110を形成する。
第21図乃至第31図には、本発明の各種の実施例を利用したときに、中央ドラ ム104及びウェブに作用する全圧縮力が図示されている。これら図面に使用し た数字は、第14図乃至第20図に使用したものと同一である。
第21図は張りローラ105と106が中央ドラム104の中心線上にて整合さ れ、中央ドラムに対するニップl○9及び110を形成しているため、ベルトに 全く張力が作用しないシステムを開示している。ベルトに起因する全圧縮力は、 零であり、ニップに起因する全圧縮力は、ooTである。これは、仮想の限界的 状態である。
第22図乃至第26図は各種の3つローラの組立体を示し、3つのローラの位置 を変えることに起因する、中央ドラム及びウェブに作用する全圧縮力の変化を明 らかにしている。
第22図において、張りローラ105及び106は、90°離して配設されてお り、ベル)103の内側路103′と中央ドラム104間の外周接触は、全表面 の270°、即ち、75%に亙る。このため、ドラム上における均一なベルト圧 力に起因する圧縮力は、従来のシステムにおけると同様に、4.7Tである。張 りローラ105に作用する力のベクトル分析は、第23図に図示されている。こ れは、張りローラ105と106間の力は、2.4147であり、ベルトの張力 Tが提供され得るようにしであることを示す。これは、又、張りローラと中央ド ラム104間のニップにおける圧縮力が、2.4147であることも示す。又、 ニップ112には、2Tの圧縮力が作用することも示している。この線図は、又 、何れのローラ又は、中央ドラムから、フレームに伝達される力は全く存在しな いことも示す。
第24図において、2つの張りローラ105.106及びアイドラーニップロー ラ111は、120″の間隔を隔てて配設されている。各張りローラに作用する 力は、第25図に図示されている。ベルト103の張力Tを得るためには、張り ローラ105と106間に、3Tの力を必要とする。ベルト103からの圧縮力 は、中央ドラム104の240°の外周接触により4.2Tとなる。各張りロー ラ105又は106と中央ドラム104間のニップにおける圧縮力は、3.47 7である一方、ニップ1121おける圧縮力は、l、73Tである。ウェブに作 用する全圧縮力は、12.97である。組立体の重量以外の力は、−切、組立体 のフレーム又は基礎に伝達されない。
第26図は第24図に示したシステムの別のベクトル線図である。
第27図はローラが90°間隔を隔てて配設された、4つのローラを有するシス テムのベクトル分析図である。
ベルトに起因する圧縮力は、第22図に示すものと同一であり、張りローラのベ クトル分析は、第23図に示すものと同一である。各アイドラーニップローラ1 13及び114は、ニップにおいて、1.4147の全圧縮力を提供する。ウェ ブ108に作用する全圧縮力は、12.37である。
第28図は第6図と同様であり、第27図の中央ドラムに作用する平均圧力を示 す。第6図のパラメータは、又、第28図のパラメータでもある。これは、又、 本発明のローラ、ドラム及びベルトの形態に起因して、ウェブに作用する追加的 な力も示している。
第29図は4つのローラを位置決めする別のシステムを開示している。第29図 と第27図の唯一の相違点は、2つの張りローラ105及び106が、ドラムの 中心線から、第27図の場合の45°ではなく、15°の間隔を隔てて配設され ていることである。このことは、ウェブと中する圧縮力は、僅かに少ないが、張 りローラニップに起因する圧縮力は、第27図の2.4147から第29図の7 .6Tへと著しく増大している。ベルトの張力Tを達成するためには、より大き い力が必要とされる。この力は、第27図の2.4147から第29図の7.6 Tまで増大している。
第29図のウェブ108に作用する全圧縮力は、21.62Tである。
第30図に示したシステムと第29図に示したシステムの主な相違点は、張りロ ーラが中央ドラム104の中心線から7,5°の位置に配設されており、張りロ ーラー05及び106のニップにおける全圧縮力が2倍になっている点である。
ウェブ108に作用する全圧縮力は、その結果、36.67になる。
第31図には、より多数のアイドラーローラの存在する形態が図示されている。
この場合にも、前の説明と同様、ニップに起因する全圧縮力は、ベルトに起因す る圧縮力に等しく、ウェブ108に作用する全圧縮力は、約12、567となる 。これは限界的な状態であり、第21図により、本発明の各種の形態の範囲が定 まる。
表1は、従来技術及び本発明における全圧縮力を要約し、さらに、別のシステム により得られる全圧縮力と比較したものである。
表1 匪 −と上蓋基 臣星力 アイドラーローラ ミ囚表 !’2旦二j 臣塁力  凹% 1 50 3、IT O−2−3,IT2 75 4.5T O−2−4,57 3503、IT 1 2JT ’2 − 5.IT4 50 3、IT 2 2 .8T 2 − 5.977 50 3、IT 3 2.87 2 − 5.9 T8 50 3、IT 4 3.OT 2 − 6.lT10 50 3、IT  ω 3.IT 2 − 6.372150 − 0 − 2 −T ooT2 2 75 4.7T I 2.OT 2 4.8T 11.5T24 67 4 .2T 1 1.7T 2 6.9T I2.8T27 75 4、フT 2  2.BT 2 4.8T 12.3T29 58 3.7丁 2 2.BT 2  15.1T 21.6丁30 54 3.4T 2 2.8T 2 30.4 T 36.6T31 100 6.3T Ce 6.3T 2 − 12.67 このことから、他のシステムの張りローラを本発明の張りローラ及びニップロー ラに変更し、これらのローラ同士を接続し、ドラムに対して自在に加圧し得るよ うにすることにより、引っ張り力又は圧縮力が全くフレーム又は支持構造体に伝 達されないようにする一方、はるかに大きい力がウェブに伝達されるようにし得 ることがわかった。
第32図は基本的なシステムの変形例である。このシステムにおいて、4つのア イドラーニップローラ132.133.134及び135が設けられている。2 つのアイドラーニップローラ134及び135、並びに張りローラ105a及び 選択随意のベルトループ端のアイドラーローラ106aが、フレーム140上に 取り付けられている。偏倚手段100aも又、フレーム140に取り付けられて おり、張りローラ105aに張力を付与する。
フレーム140は、支持構造体141に摺動可能なように取り付けられている。
張りローラ105aに張力が加えられると、フレーム140は、帯紙又はウェブ の圧縮力により、中央ドラム104a方向に僅かな距離だけ動く。その結果、引 っ張り力は、支持構造体141に伝達されない。第32図に図示した例において 、ドラムは固定された位置にあり、ベルトの張力を調節することにより、フレー ムとロールの組立体は、該ドラムに接近し、又は離反する。フレームとロール組 立体を固定し、ドラムが可動であるようにした逆の形態も又可能である。
第60図及び第61図には、第32図の構造の別の変形例が示されている。第6 0図において、アイドラーニップロール412.414は、フレーム410上の 固定位置に取り付けられている。これらは、ベルト103のループ端内に収容さ れている。ドラム104は、ロール412.414に対して、半径方向に動く自 由度を有しており、ベルト103を介して、これらを加圧する関係にある。少な (とも1つのアイドラーニップロール416が、ベル)103の本体内に収容さ れており、ベルトの張力を調節したとき、ドラムに対して半径方向に動く自由度 を宵している。緊張機構が、ベルト本体内の可動の張りロール418と、ベルト の本体外にて、フレーム上に取り付けられた固定ロール420.422とを備え ている。一方のロール420、又は422は、省略することもも自由である。ベ ルトの張力は、ロール418を介して、ベルトに作用する緊張機構100により 制御する。
第61図において、2つのアイドラーニップロール416a及び424が、ベル トの本体内に図示されている。
これらは、ベルトの張力を変えたときに、ドラムに対して半径方向に勤(自由度 を有している。張力は、ベルトの本体外に位置決めされた張りロール426.4 28、及び緊張機構100により制御される。異常に大きい力が、フレームに伝 達されることはない。
第14図乃至第31図には、本発明の実施例が線図的に図示されており、ドラム は、少なくとも1つの固定されたアイドラー張りロールの方向に自由に動く。こ の場合にも、ドラムを固定位置にする逆の形態も可能である。
これは、第62図に図示しである。張りロール430は、浮動自在である一方、 張りロール432は、435にて、フレームに枢動可能なように取り付けられた 支柱438により、拘束されている。アイドラーニップロール434は、軸受け 440を介して、フレーム410に枢動可能なように取り付けられた支柱442 に取り付けられている。3つのロールは、全てベルトの張力を調節するとき、ド ラム104に対して半径方向に動く自由度を有している。
第33図乃至第35図には、原型の装置が図示されている。このプレスは、無端 の撓みベルト203と、ベルト用に間隔を隔てて配設された上部及び下部円筒状 ローラ205.206.213及び214からなるシステムとを備えている。ベ ルトとローラは、円筒状の中央ドラム204を中心として、間隔を隔てて配設さ れた平行な軸上に組立られており、組立体の全体は、支持構造体240上に担持 されている。
各ローラ205.206.213及び214は、軸241.242.243及び 244を有している。これらの軸は、ヘルド203が0−5205.206.2 13及び214のシステムの周囲に混交した後、構造体240に取り付けられた 組みのジャーナルブロック245.246.247及び248に掛かり、かつこ れらブロックにより支持され、このため、ベルトを利用して、ベルトと中央ドラ ムとの間を通って動く製紙材料ウェブ2゜8を圧縮することが出来る。別の形態 として、フレーム部材249.250及び251を取り外し、ローラがフレーム 上の適所にある間に、無端ベルトを取り付けることが出来る。場合によっては、 ローラは、片持ち状態とし、ローラが適所にある間に、ベルトをローラ上に位置 決めすることが出来よう。
下部ローラ206及び214の軸242及び244用のジャーナルブロック24 6及び248は、構造体に固定された従来型式のピロラブロックである。上部ロ ーラ205の軸241用のジャーナルブロック245は、下部張りローラ206 の軸242に回転可能なように取り付けられたフレーム252上に摺動可能なよ うに係合するキ中リッジブロックである。フレーム252は、ベルト203を適 所に位置決めした後、軸242に調節可能なように取り付けられ、さらに、その 頂部には、1対の油圧シリンダ200が設けられている。この油圧シリンダ20 0により、上部張りローラ205を下部張りローラ206に対して、調節可能な ように位置決めし、ベルトを緊張させることが出来る。
上部アイドラーローラ213の軸243用のジャーナルブロックも又アーム25 1の上端に取り付けられた従来型式ピロラブロックである。アーム251は、構 造体240の後部の支柱に枢動可能なように取り付けられており、ローラ213 は、中央ドラム204の軸線に対して、概ね該軸線の半径方向に往復運動し、ニ ップを形成することが出来る。
プレスを使用する場合、ベルト203は、ローラ206の軸242の右側端に設 けた駆動手段(図示せず)、ベルト254(第35図)及びシーブ255により 、無端経路を経て駆動される。
プレスを使用して、ウェブ208の水分を圧搾する場合ニは、水透過性のあるフ ェルト256のループをベルトの経路と共通の経路内にて、ローラのシステムに 沿って混交させることが出来る。しかし、フェルトのループ256は、構造体の 後部にてベルト203の経路から離反する方向に伸長し、緊張案内ローラ257 に沿って通過し得るように出来る。
ベルト203は、上部張りローラ205を使用して、緊張し、ベルトを下部張り ローラ206の方向に偏倚させる。上部張りローラ205の緊張フレーム252 は、軸242に回転可能なように取付られた1対のジャーナルブロック70を備 えている。対の案内ロッド259が、ジャーナルブロック258の穴260を通 って伸長している。この対の案内ロッド259には、又、その上端に前面板26 1が設けられており、シリンダ200が、該前面板261に取り付けられている 。上部ローラ205の軸241の牛ャリッジブロック245は、それぞれの対の ロッド259上にて摺動可能なように案内され、個々の駆動接続部262により 、シリンダ200がら懸垂されている。従って、張りローラ205及び206が ベルト203内に位置決めされ、ロッド259がナフト263により、ジャーナ ルブロック258の底部に固着されたならば、シリンダ200を使用して、ロー ラ205をローラ206の方向に偏倚させ、ベルト203をローラのシステムの 周囲に緊張させることが出来る。
ドクターブレード264が、ロッド259上に調節可能なように位置決めされた 牛ヤリッジブロック265に枢動可能なように取り付けられている。このドクタ ブレード264により、ウェブ208を、中央ドラム204から確実に除去する ことが出来る。
ベルト203及びフェルト256の形態Eは、ループf4Lにて合流するU字形 の外側路E′とU字形の内側路E′とを備えている。張りローラ205及び20 6は、ベルト203とフェルト256の本体内に収容され、かつループ端りに配 設されている。アイドラーローラ243及び244も又、ベルト203とフェル ト256の本体内に収容され、かつベルトとフェルトの形態の外側路E’内に配 設されている。中央ドラムは、ローラ205.206.243及び244により 画成されたスペース内に介在されており、ベルトとフェルト形態の内側路E′の 外面と係合するため、ベルトとフェルト形態の内側路E′は、U字形の形態Bに て、中央ドラム204の周囲にて屈曲している。アイドラローラ213及び21 4は、ベルトとフェルト形態の外側路E′の内面と内側路E′の湾曲部間に介在 され、路E′及びE′の内面を間隔を隔てて配設された状態に維持する。
処理せんとするウェブ208は、ローラ206と中央ドラム204間を通り、中 央ドラム204の周囲に沿って、フェルト256と中央ドラム204の外周間を 案内される。ローラ205は、シリンダ200により、フレーム252上を相対 的に下方に駆動されて、U字形の形態Bの脚B′により、ローラ205及び20 6に係合する。ベルト及びフェルト部材は、U字形の湾曲部B′にて中央ドラム に堅く巻き付けられ、ベルト205及びフェルト256が緊張される。ローラ2 05は、下方に動くと、ローラ206の軸242を中心として、フレーム252 上に着座する一方、ローラ205.206.213及び214は、それぞれの外 面と中央ドラム204の外面間にて、ベルト203、フェルト256及びウェブ 208に加圧し、ローラ205及び206は、209及び210にて、中央ドラ ムを加圧し、ローラ213及び214は、215216にて中央ドラムを加圧す る。張力により、ローラ206は、中央ドラム204に沿ってベルト204、フ ェルト256及びウェブ208を駆動することが出来る。中央ドラム204は、 ベルトにより、U字形の形態の脚部B′と湾曲部E′間、及びローラ205.2 06.213及び214のニップ209.210.215及び216間に抱持さ れ、構造体とは独立的に、該組立体内に支持される。その回転軸線は、構造体か ら分離され、ローラ206及び214の加圧を継続する一方、自由に動いて、ロ ーラ205及び213を加圧する。
全体的な効果は、ウェブが、ベルト203と中央ドラム204間、並びにニップ 209.210.215及び216内にて、大きい圧縮力を受ける間に、中央ド ラム204の周囲を迅速に通過し得るようにすることである。
U字形の形態Bのベルト圧及びニップ209.210.215及び216のニツ プ力を組み合わせた合計の力は、それ自体釣り合いがとれ、ベルトの張力に起因 して構造体240に伝達される力は生ぜず、又、ベルトの張力に起因して、中央 ドラム204に加えられる軸方向の曲げモーメントは存在しない。構造体240 に伝達される主たる力は、その上に中央ドラム204が着座するローラ206及 び214により、担持された組立体の重量である。
ウェブから水分が絞られると、水分は、フェルト256内に集められ、吸引装置 266によりフェルトから除去されるか、又は、フェルト及びベルトを通って行 く。
中央ドラム204の軸方向の動きは、構造体240から立ち上がる1対の取り付 は具268上に位置決めされた端部を有する1対の案内ローラ267により、制 限される。ベルトガイド269が、支柱253の正面に設けられている。
ウェブに対して、熱及び圧縮力の両方を加えようとする場合には、熱は、中央ド ラムを介してウェブ内に伝達することが出来る。
第36図乃至第59図には、本発明のプレスの設計により、提供されるこの機能 を実行するフレキシイビリティが図示されている。
第36図には、簡単な中央加熱ドラムが略図的に示されている。中央ドラム30 0は、端部が開放し、軸を備えていない簡単な単一壁のシリンダである。熱源3 01が、中央ドラム内にて、固定した取り付はビーム302上に取り付けられて いる。この熱源301は、燃焼バーナ又は電気熱源とすることが出来る。
軸方向の曲げモーメントが作用しないため、加熱ドラム内には、直裁的な軸方向 の応力が存在しないことにより、ドラムが、ドラム壁を介して、より多量の熱流 を取り扱うドラムの能力をさらに向上させることが出来る。
外周溝、又はスリットを利用して、熱流に関係する温度差に起因する、ドラム壁 の応力値を軽減することにより、所定の壁に対して、より高いΔT1又は、所定 のΔTに対してより厚い肉厚を許容することが可能となる。
第37図乃至第44図には、これを達成する各種の方法が図示されている。これ らの各々は、第36図のドラム300に関して図示したものである。
第37図及び第38図には、壁の内面及び外面の双方に外周溝を有するドラム又 は、ドラム外板が図示されている。内側溝303は、外側溝304から偏倚され ており、305にて、壁の中心に重なり合っている。外側溝304には、ドラム の材料より強度の小さい弾性材料を充填する。この材料は、軟質な材料とし、ド ラムがウェブに対して平滑な面を提供し得るようにする必要がある。
第39図及び第40図には、外周溝が1つだけ存在するドラムが図示されている 。これらドラムは、可能な限り、外面近くまで伸長させることが出来る。唯一の 必要条件は、溝とドラムの外面間には、ドラム同士を保持するのに十分なスペー スを確保することである。
第41図及び第42図には、第39図及び第40図に図示した構成と別の応用例 が図示されている。この例において、溝303間の壁部分310は、その内端に テーパが付けられており、より大きい熱伝達面積を提供する。
これら内端311は、312に溝が形成されており、応力の軽減を図っている。
第43図及び第44図には、第41図及び第42図に示した構造体と別の応用例 が図示されている。この例において、溝303の全体壁は、テーパが付けられて おり、壁部分310の材料は少なく、しかも熱伝達面積はより広くしである。壁 部分310にも又、312にて溝が形成されており、応力の軽減を図っている。
第45図乃至第57図には、希望する大量の熱流に対する熱源として、蒸気のよ うな循環する流体を使用する新規な手段が図示されている。この場合にも、軸方 向の曲げモーメントが存在しないため、これらの構成は容易である。中央ドラム 350は、ドラム351の半径方向に間隔を隔てて配設され、その間に浅い環状 部353を形成する、薄い、中空の同心状胴板352を備えている。
この胴板352は、半径方向の接続部システムにより、ドラムに固着されている 。この接続部は、ドラムの周囲に環状に配列され、環状部の全面積に亙り、胴板 の外部荷重支持体を提供すると共に、胴板を環状部内の内部圧力に対して保持す る能力を備えている。接続部354は、相互に間隔を隔てて配設され、環状部を 、ドラムの略軸方向に該環状部を通って伸長する多数の流体流路に分割する。
接続部は、ドラムの軸方向に伸長する、隔壁状部材356(第48図、第49図 、第50図及び第51図)の形態を備え、通路間に仕切りを形成するか、又は、 これらは、ドラムの軸方向に伸長し、通路間に不連続の仕切りを形成する列状に 間隔を隔てて配設されたスポーク状部材357(第45図乃至第47図)の形態 を採ることが出来る。
例えば、第45図乃至第47図において、接続部357は、半径方向に伸長する 間隔を隔てて配設され、ドラム351の外周に形成された同数及び同列のねじソ ケ。
ト359内にねじ込まれ、該ドラムから半径方向に立ち上がる頭なしキャップね じの形態を備えている。
胴板352は、キャップねじの数及び場所に対応する穴を備えており、キャップ ねじの頂部に螺入され、胴板のさら穴に埋められた同様の数及び列の小ねじによ り、ねじの頂部に固着されている。
第48図において、接続部356は、外板352′の内周に、対称状に間隔を隔 てて配設され、軸方向に伸長する溝363間に形成された、リブ362の形態を 備えている。このリブの数は、胴板の内周全体に沿って、伸長する一連の溝が形 成され得るようなものとする。胴板352′は、リブ362の内周にて、ドラム 351の外周に軽く係合し得る寸法とし、リブは、組みの小ねじ364により、 ドラムに固着されている。この小ねじは、リブを通って、ドラムの外周に螺入さ れ、胴板の対応するさら穴内に埋め込まれている。
第49図において、接続部356は、ドラム自体の外周部分に、対称状に斜めに 間隔を隔てて配設された軸方向に伸長する穴366の間に形成したウェブ365 の形態を備えている。このウェブの数は、その外周に隣接して、ドラムの全周の 周囲を伸長する一連の穴が形成されるようなものとする。しかし、穴366は、 第49図に示すように、ドラムの外周から間隔を隔てて配設され、その間に胴外 板352を形成する。
第50図及び第51図において、接続部356は、対称状に斜めに間隔を隔てて 配設され、軸方向に伸長する長方形の穴368間に形成されたウェブの形態を備 えている。この穴3680半径方向の高さは、その幅を上田る。これにより、蒸 気の凝縮面積が増大し、半径方向に伸長する面を具備することにより、凝縮速度 が向上し、このため、遠心力が、凝縮面から復水を除去するのを支援する。内部 蒸気圧力に起因する金属応力は、通路の断面積が小さいため、軽減される。ΔT を減少させ、表面の温度を増加させる必要がある面付近にて、最大の凝縮面積と なる。胴板352の厚み、即ち、穴368の外壁と胴板の外周間の距離は、内部 の蒸気圧力、及びニップロールとベルトから加えられる機械的荷重に対して充分 なものである必要がある。合計厚みは、この機械的荷重に耐え、かつ全応力が構 成材料にとって許容し得る程度のものに止め得るものでなければならない。
胴板及びドラムは、第50図に示すように一体構造とするか、又は、第51図に 示すように、分離させることが出来る。加熱ドラムの通常の長さを考えると、通 常、機械加工が容易である点から、第51図の構造を採用する必要があろう。胴 板352とドラム351の接続部間の継手は、銀ろう付は等により融着する。同 構造において、ウェブの厚みは、中央ドラムに加えられる機械的荷重に耐えるの に充分なものでなければならない。
これら各構造において、胴板外周からの所定の半径方向の距離内における、軸方 向に方向付けされた通路の余熱伝達面は、胴板の外周面を上田るものでなければ ならない。所定の半径方向の距離は、Zbで表した場合、0.4情となり、この 場合、kは、τ=当たりのワットl[elvinにて表した、胴板の構成材料の 熱伝導率である。この値は鋼の場合、約45であり、銅の場合、350である。
軸方向通路の熱伝達面積は、胴板の外周面より著しく、例えば、200%以上大 きくなければならない。
これは第52図に図示されている。第50図の構造体も同様に図示しである。3 つの異なる半径方向の距離が図示しである。これらは、40(1,401及び4 02である。各々、0.442’に等しい。これらは、3つの異なる構成材料に 対する半径方向の距離を示すものであるため、これらはそれぞれ異なった値とな る。半径方向の距離が、400である場合、この距離内における軸方向通路36 8の外周面積、及び線403.404間の表面積は、胴板の外表面積を上田るも のでなければならない。半径方向の距離が401である場合、その距離内の軸方 向通路368の外周面積、及び線405と406間の外表面積は、胴板の外表面 積を上田るものでなければならない。
第51図及び第53図乃至第54図には、流体を分配する別の方法が図示されて いる。穴371(第45図)は、ドラムの中空部376内に流入せず、その代わ り、一連の半径方向パイプ381及びドラムの半径方向の穴382を提供する中 央の軸方向パイプ380に接続する。
ドラムの外面の周縁溝383が、穴368へのアクセスを提供する。
第54図には、ドラムの内壁に収集室384を設けた例が示されている。この室 384の内端には、部材385が被せである。室385の穴386は、パイプ3 81と室384間の通路を提供する。穴382は、室384と通路383を接続 させている。
第45図には、さらに、ドラムから液体又は復水を除去する状態が図示されてい る。中央ドラム350の端部は、図示するように、ドラム351及び胴板352 の環状板370にボルト止めされたとき、胴板及びドラムの端部に当接する1対 の端板369により、画成される。
この端板は、その外周部分の内面の周囲に形成された中実軸方向穴371及び環 状溝372を備えている。環状溝372は、環状部353の端部と正合し得るよ うに、直径方向の寸法が設定されており、ローラに使用される蒸気、その他の熱 伝達流体の収集室として機能する。流体は、374にて、面板369の不ツタ部 375に滑り接続された1又は複数の管路373により、ドラムに供給される。
管路373は、面板369の穴371を介して、ドラムの中空部分に接続されて いる。流体は、ドラムの中空部分内に入り、ドラム本体の角度を付けて、間隔を 隔てて配設された一連の穴377を経て、環状部353内に排出される。穴は、 ドラムの中央部分の周囲に形成されている。第48図の実施例において、各通路 には、1又は複数の穴378が存在している。第49図において、孔366は、 ドラムの内周部分の穴379の働きを受ける。この場合にも、各通路には、少な くとも1つの穴が形成されている。
環状部353において、蒸気、その他の熱伝達流体は、室372に向けて、通路 355の長さ方向に動く。流体は、サイフtン又は排出機構によって、室から除 去され、公知の方法にて、半径方向パイプ385、軸方向パイプ386、回転継 手387及び外部パイプ388を経て、ドラムから排出される。
入り口37及び出口385の数は、ドラムの長さ、及びドラム内での凝縮量いか んによって決まる。第55図乃至第57図はその幅又は復水の貴いがんにより、 ドラムに形成された多数の入り口及び出口箇所を示す、ドラムの軸線に沿った線 図である。第55図は第45図に示した形態の線図であり、第45図の参煎番号 が使用されている。中央入りロボート377及び出口ポート385がある。第5 6図には、2Mみの入りロポー)377a、2組みの端部出口ボート及び1組み の出口ポート385aが図示されている。第57図には、3組みの入りロボ−) 377b、2つの端部出口ポート、及び組みの入りロポート間の2つの中間組み の出口ポー)385bが図示されている。第45図の参照番号が使用されている が、入り口及び出口ポートの符号は、任意のものを使用することが出来る。
第58図には、ドラムに形成した通路368のような、多数の軸方向通路に関係 する、出口ボート385のような、出口孔が図示されている。
金属の厚み部分にて誘因された熱応力は、そこにおける温度差(ΔT)に比例す る一方、この温度差は、熱の流量に比例する。本発明による迅速な乾燥速度のた め、ドラムの胴板には、短い熱流動路を形成する必要がある。
必要とされる多量の熱流の場合、主として、金属の応力により、Δ丁を増大させ ることが関心事となる。しかし、経済的には有利であるが、温度が制限される蒸 気加熱の場合、ΔTを増大させることは、プロセスパラメータ上重要なことであ る。即ち、所定の蒸気圧力及び温度の場合、ΔTが増大すれば、ドラムの外面に より利用される温度が低下し、よって、可能な乾燥速度を遅らせることとなる。
鋼、及び銅のような、従来の熱伝導性金属の場合、ΔTが3℃であることは、許 容し得ることである。
ΔTが12℃となることは、熱応力及びプロセス上の問題青銅、アルミニウム及 び銅の熱流との関係が図示されている。
環状部353からウェブに至る熱流は、環状部内における蒸気、又はその他の熱 伝達流体の凝縮速度、及び胴板の外面からウェブへの熱伝達速度いかんにより決 まる。
環状部内における凝縮面積を増大させることにより、又、ΔTが胴板を通る熱流 に使用されずに、最大限、凝縮のために利用し得るような新規な構成とすること により、上記凝縮速度を早くすることが出来る。
内部の蒸気圧に起因する応力は、通路の径を1.5cm以下のような小さい寸法 とすることにより、0.5MP!Iのような無視し得る値にまで低下させること が出来る。接続部間の通路の最大径を胴板の厚みに対して小さい寸法に保つなら ば、175k)i/m又はそれ以上のニップ荷重を、ドラム351と胴板間の半 径方向接続部356又は357のシステムにより支承することが出来る。
ニップ荷重及びベルトの接触荷重によるリング圧砕応力は、ドラム351の重い 本体により吸収され、上述したように、ドラム350には、軸方向の曲げモーメ ントが全く作用しないため、ドラムは、これら荷重に耐え得寸法及び構造とする だけでよい。
直径60口の加熱されたドラムを具備した、試験用機械の紙ドライヤーを使用し て、本発明の実証試験を行った。
紙の等級いかんにより、実用速度の25乃至40%の運転速度が達成され、直径 1.5乃至2.5の妥当な寸法の第1ドラムにより、実用速度が達成し得ること が分かった。ドラムm3当たり700kg/時の水分除去速度が達成され、ドラ イヤードラムの直線状の合計外周長さが、現在一般に使用されている450mで はな(,15mであっても実用速度を達成し得ることが確認された。
Fig、14珪和 Fig、 6伎七替1 Ftg、2B 5μηS2 Fig、 59 @退動 Q−KJ/ h 7m2 劫伝4烏に=KJ/[h(rn2/cm)’Cゴ七困 K−査勺1α℃ 7ルミ − 約 500 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 昭和63年10月8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.壁を有する円筒状の内側の荷重支承ドラム(351)と、 前記内側ドラムの半径方向に間隔を隔てて配設され、前記内側ドラムを囲繞して 、前記内側ドラム(351)との間に浅い環状部(353)を形成する、円筒状 の外側の胴板(352)とを備え、前記胴板(352)が壁を有し、 前記環状部(353)の各端が閉塞され、さらに、前記環状部(353)内にあ り、かつ前記胴板(352)と前記内側ドラム(351)との間を伸長し、前記 胴板(352)を前記内側ドラム(351)に固着する一方、前記胴板(352 )に加えられる全ての荷重を前記内側ドラム(351)に伝達する、前記ドラム (350)の軸線及び円周方向に沿って複数配設された半径方向接続部(354 )を備え、 前記胴板(352)の壁の半径方向の肉厚が、前記内側ドラムの壁(351)の 半径方向の肉厚より著しく薄いようにしたことを特徴とするドラム(350)。 2.前記半径方向の接続部(354)が、前記胴板(352)と前記内側ドラム (351)との間を伸長し、かっこれら胴板(352)及び内側ドラム(351 )に締結されたロッド(357、358)であることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のドラム(350)。 3.前記半径方向の接続部(354)が、前記環状部(353)に軸方向の流体 通路(363、366、368)を画成する軸方向の伸長壁(356)であるこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドラム(350)。 4.前記流体通路(368)の断面が、概ね長方形であることを特徴とする請求 の範囲第3項に記載のドラム(350)。 5.前記流体通路(368)の半径方向の側壁が、前記円周方向の内壁及び外壁 よりも長いことを特徴とする請求の範囲第4項に記載のドラム(350)。 6.前記流体通路(363、366、368)の少なくとも一部が、外側の胴板 (352)の外周から所定の半径方向の距離内にあり、前記半径方向の距離が、 胴板(352)の構成材料の熱伝導率を単位温度勾配℃/cm当たりのKJ/h /m2を単位としてkと表わすと、0.25√kセンチメートルであり、 前記半径方向の所定の距離内の前記流体流路(363、366、368)が、全 表面を有すると共に、前記胴板(352)が、全外周面を有し、前記流体通路が 、前記胴板の外周面の表面積より大きい表面積を有することを特徴とする請求の 範囲第3項に記載のドラム(350)。 7.前記環状部(353)に接続され、環状部内に流体を循環させる循環手段を 備え、 前記循環手段が、前記環状部(353)と接続し、流体を前記環状部(353) 内に循環させる穴(377)を形成する第1手段と、 前記穴(377)から軸方向に間隔を隔てた筒所にて、前記環状部(353)に 接続され、流体が前記環状部(353)から除去され得るようにする第2手段( 385)とを備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のドラム(350 )。 8.前記第1手段(377)が、外周に沿って間隔を隔てて配設された複数の穴 を画成し、前記ドラム(350)の軸方向に間隔を隔てて配設された複数の第1 手段(377a、377b)が設けられ、かつ第2手段(385a、385b) が各対の第1手段の間に位置決めされていることを特徴とする請求の範囲第7項 に記載のドラム(350)。 9.前記第1手段(377)に取り付けられ、前記環状部内に流体を運ぶ第1流 路手段(373)、及び第2手段(385)に取り付けられ、前記環状部から流 体を除去する第2流路手段(386)が設けられることを特徴とする請求の範囲 第7項記載のドラム(350)。 10.前記半径方向の接続部(354)が、前記環状部(353)に軸方向の流 体通路(363、366、368)を画成する軸方向の伸長壁(356)である ことを特徴とする請求の範囲第7項記載のドラム(350)。 11.前記第2手段(385)が、前記半径方向の接続部(356)が、前記流 体を収集するために非連続的となっている環状部の円周領域と、 前記流体を前記円周領域から除去するサイフォン手段とを備えることを特徴とす る請求の範囲第7項に記載のドラム(350)。 12.前記第1手段(377)が、前記軸方向の通路(363、366、368 )への入口を有するトロイダル状の通路(383)を備えることを特徴とする請 求の範囲第10項に記載のドラム(350)。 13.壁を有する円筒状の内側の荷重支承ドラム(351)と、 前記内側ドラム(351)の半径方向に間隔を隔てて配設され、前記内側ドラム (351)を囲繞して、前記内側ドラム(351)との間に浅い環状部(353 )を形成する円筒状の外側の胴板(352)とを備え、前記胴板(352)が壁 を有し、 前記環状部(353)の各端が閉塞され、さらに、前記環状部(353)内にあ り、かつ前記胴板(352)、と前記内側ドラム(351)との間を伸長し、前 記胴板(352)を前記内側ドラム(351)に固着する一方、前記胴板(35 2)に加えられる全ての荷重を前記内側ドラム(351)に伝達する、前記ドラ ム(350)の軸線及び円周方向に沿って複数配設された半径方向接続部(35 4)と、 無端の可撓性ベルトと、 外側胴板(352)の周囲にて、前記ベルトを案内し、かつ緊張させることによ り、該ベルトと前記ドラム(350)との間を動くウェブを圧縮する手段とを備 え、前記胴板の壁(352)の半径方向の肉厚が、前記内側ドラム(351)の 壁の半径方向の肉厚より著しく薄いようにしたことを特徴とするプレス。 14.動いているウェブ又はマットを圧縮するドラム・ベルト式プレスにおいて 、 ドラム(104)、ベルト張りロール(105、106)及びベルト緊張手段( 100)用の支持フレーム(240、410)と、 間隔を隔てて配設され、互いに概ね平行をなす回転軸線を有する円筒状の第1及 び第2ベルト張りロール(105、106)と、 前記張りロール(105、106)の回転軸線に対して概ね平行な回転軸線を有 し、前記張りロール(105、106)に隣接する中央ドラム(104)と、張 りロール(105、106)の周囲に巻かれ、ループ部で互いに連続した、概ね U字形の内側路(103′′)及び概ねU字形の外側路(103′)を有する無 端の可撓性ベルト(103)とを備え、 張りロール(105、106)の各々をベルト(103)の本体内に収容し、ド ラム(104)はベルト(103)の本体の外側になるようにし、ベルトの内側 路(103′′)が内側ドラム(104)の周囲の半分以上に沿って巻かれるよ うにし、 ベルトの内側路(103′′)及び外側路(103′)が、間隔を隔てて配設さ れるように、張りロール(105、106)及びドラム(104)の寸法を設定 し、中央ドラム(104)に作用するベルト(103)及びニップ(109、1 10、112)の全圧縮力が釣り合い、ドラムの軸線周囲の力の和が零になるよ うに、各張りロール(105、106)を、介在されたベルト(103)を通じ てドラム(104)とニップ接触させ、さらに、ベルト(103)をその無端の 経路に沿って駆動し、ウェブ又はマットを該動いているベルト(103)とドラ ム(104)間に挟んで圧縮する駆動手段と、張りロール(105、106)の 周囲に巻かれ、ループ部で互いに連続した、概ねU字形の内側路(103′′) 及び概ねU字形の外側路(103′)を有する無端の可撓性ベルト(103)と を備え、 張りロール(105、106)の各々をベルト(103)の本体内に収容し、ド ラム(104)はベルト(103)の本体の外側になるようにし、ベルトの内側 路(103′′)が内側ドラム(104)の周囲の半分以上に沿って卷かれるよ うにし、 ベルトの内側路(103′′)及び外側路(103′)が、間隔を隔てて配設さ れるように、張りロール(105、106)及びドラム(104)の寸法を設定 し、中央ドラム(104)に作用するベルト(103)及びニップ(109、1 10、112)の全圧縮力が釣り合い、ドラムの軸線周囲の力の和が零になるよ うに、各張りロール(105、106)を、介在されたベルト(103)を通じ てドラム(104)とニップ接触させ、さらに、ベルト(103)をその無端の 経路に沿って駆動し、ウェブ又はマットを該動いているベルト(103)とドラ ム(104)間に挟んで圧縮する駆動手段と、張りロール(105、106)を 付勢して該ロールを、相互に相対的に接近又は離反させてベルトの張力を制御す るとともに、張りベルトとドラムとのニップ接触を維持する緊張手段(100) とを備え、 ドラム(104)又は張りロール(105、106)が、支持フレーム(240 、410)上に取り付けられ、かつ張力の調節に応答しで、相対的に半径方向に 自由に動くことにより、支持フレームに顕著なベルト張力を伝達したり、又は、 ドラムに顕著な軸方向の曲げ力を伝達することなく、ニップ接触を維持し得る構 造を備えるようにしたことを特徴とするドラム・ベルト式プレス。 15.ドラム(104)が、フレーム(410)上の固定位置に取り付けられ、 張りロール(430,432)が、ベルトの張力の調節に応答して、ドラム(1 04)に対する半径方向の位置を自由に調節し得るようにしたことを特徴とする 請求の範囲第14項に記載のプレス。 16.ドラム(204)が、張りロール(205,206)に対して自由に浮動 する一方、前記張りロールが、相対的に相互に接近、又は離反可能に支持フレー ム(240)上に取り付けられ、張りロール(205,206)の軸線が共通の 一つの面内にあるようにしたことを特徴とする請求の範囲第14項に記載のプレ ス。 17.一方の張りロール(205,206)が、フレーム上の固定位置にある一 方、他方の張りロールが緊張手段(200)により固定ロールに対して、接近、 離反し得るように取り付けられることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の プレス。 18.両方の張りロール(205、206)が、互いに接近、離反し得るように 支持フレーム(240)上に取り付けられることを特徴とする請求の範囲第16 項に記載のプレス。 19.張りロール(105、106)の軸線の共通面が、概ね水平に位置する一 方、中央ドラム(104)が、前記共通面より完全に上にあり、張りロール(1 05、106)により支持されることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の プレス。 20.ベルト(103)及び張りロール(105、106)が、ベルトの張力の 少なくとも11倍大きい半径方向の圧縮力をドラム(104)に作用させること を特徴とする請求項14に記載のプレス。 21.中央ドラム(104)が、外側胴板の軸線回り及び軸線方向に沿って伸長 し、ドラム上のウェブに対して、流体を供給し、かつ除去する複数の穴を有する 外側胴板を備えることを特徴とする請求の範囲第14項に記載のプレス。 22.第1及び第2張りロール(105、106)間にて、可撓性のベルト本体 (103)内に収容された少なくとも1つのアイドラーローラ(111)をさら に、備え、 前記1又は複数のアイドラーローラ(111)が、ベルトの外側路(103′) により、半径方向に動くことができ、前記ベルト(103)に張力が作用すると き、介在するベルト(103)を介して、中央ドラム(104)に対するニップ を形成し、 ベルト(103)、アイドラーローラ(111)及び張りロール(105、10 6)が全て、ドラム(104)に対して力が釣り合った状態にあることを特徴と する請求の範囲第14項に記載のプレス。 23.中央ドラム(104)が、張りロール(105、106)及びアイドラー ローラの径より大きい径を有することを特徴とする請求の範囲第22項に記載の プレス。 24.中央ドラム(104)が、中空の、開放した端部を有する金属製の円筒体 であることを特徴とする請求の範囲第16項に記載のプレス。 25.前記円筒体(300)内に加熱手段(301)を備えることを特徴とする 請求の範囲第24項に記載のプレス。 26.前記円筒体が、各々内方向にテーパが付けられ、かつ軸方向の複数の応力 除去溝(312)を有する内側外周壁部分(310)を形成し得るように、間隔 を隔てて配設された外周に沿った複数の応力除去溝(303、304)を有する ことを特徴とする請求の範囲第24項に記載のプレス。 27.動いているウェブ又はマット(108)を圧縮するドラム・ベルト式プレ スにおいて、 1対のニップロール(134、135)及びベルトの緊張手段(100a)用の 支持フレーム(140)と、前記支持フレーム(140)に相互に一定の間隔を 隔てて配設され、回転軸線が互いに平行とされて、回転可能な第1及び第2ニッ プロール(134、135)と、前記ニップロール(134、135)の回転軸 線に対して概ね平行な回転軸線を有し、該ニップロール(134、135)に隣 接する中央ドラム(104a)と、前記中空ドラム(104a)に隣接して位置 決めされ、半径方向に動く自由度を有する少なくとも1つのアイドラーニップロ ール(132、133)と、一方のループ部が、固定された第1ニップロール( 134)を収容し、他方のループ部が、固定された第2ニップロール(135) を収容し、該ループ部で、概ねU字形の内側路(103a′′)及び概ねU字形 の外側路(103a′)が互いに連続する無端の可撓性ベルト(103a)とを 備え、 固定されたニップロール(134、135)及び1又は複数の可動のアイドラー ニップロール(132、133)が、ベルト(103a)の本体内に位置決めさ れ、ドラム(104)が、ベルト(103)の本体の外側になる一方、ベルトの 内側路(103a′′)が、内側ドラム(104a)の周縁の半分以上に沿って 巻かれ、全てのニップロール(132、133、134、135)が、介在され たベルト(103a′)を通じて、ドラム(104a)とニップ接触するように し、 さらに、ドラム(104a)、固定されたニップロール(134、135)及び アイドラーニップロール(132、133)が、ベルトの内側路(103′′) 及び外側路(103′)を、互いに間隔を隔てて保持するような寸法を備え、 ベルト(103a)に対して作用し、ベルトの張力を制御し得るように取り付け られ、ドラム(104a)とニップ接触しない少なくとも1つの可動のベルト張 りロール(105a)と、 張りロール(105a)を調節する張力制御手段(100a)と、 その無端の経路に沿ってベルトを回転させ、ウェブ又はマット(108)を該動 いているベルト(103a)とドラム(104a)間に挟んで圧縮する手段とを 備え、ドラム(104a)が、固定された1又は複数のニップロール(134、 135)に対して、半径方向に自由に動く一方、フレーム組立体(140)が、 ドラム(104a)まで自由に動き、ニップロールが、ベルト(103a)を介 して、ベルトの張力により制御された力により、ドラム(104a)に作用し得 るようにしたことを特徴とするドラム・ベルト式プレス。
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