JPH0145766B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145766B2 JPH0145766B2 JP57064372A JP6437282A JPH0145766B2 JP H0145766 B2 JPH0145766 B2 JP H0145766B2 JP 57064372 A JP57064372 A JP 57064372A JP 6437282 A JP6437282 A JP 6437282A JP H0145766 B2 JPH0145766 B2 JP H0145766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- collector
- transistors
- gain control
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G1/00—Details of arrangements for controlling amplification
- H03G1/0005—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
- H03G1/0017—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier
- H03G1/0023—Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal the device being at least one of the amplifying solid state elements of the amplifier in emitter-coupled or cascode amplifiers
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は印加直流電源電圧の大きさによつて
利得の変化する電圧利得制御増幅装置に関するも
のである。
利得の変化する電圧利得制御増幅装置に関するも
のである。
第1図は従来の電圧利得制御増幅装置の一例を
示す回路構成図で、1,2は差動対をなすnpnト
ランジスタ、3および4はそれぞれトランジスタ
1および2のベースに接続された第1および第2
の信号入力端子であり、トランジスタ1,2のエ
ミツタは直列接続された抵抗5および6を介して
互いに接続され、抵抗5と抵抗6との接続点と接
地点との間に電流源7が接続されている。8と9
とは差動対をなすnpnトランジスタで、両者のエ
ミツタは共通にトランジスタ1のコレクタに接続
されている。10と11とは差動対をなすnpnト
ランジスタで両者のエミツタは共通にトランジス
タ2のコレクタに接続されている。トランジスタ
8,9,10のコレクタはいずれも電源端子12
に接続され、トランジスタ11のコレクタは抵抗
13を介して電源端子12に接続されている。ト
ランジスタ8,11のベースは共通に第1の制御
電圧端子14に接続され、トランジスタ9,10
のベースは共通に第2の制御電圧端子15に接続
されている。そして、トランジスタ11のコレク
タからは出力端子16が引出されている。
示す回路構成図で、1,2は差動対をなすnpnト
ランジスタ、3および4はそれぞれトランジスタ
1および2のベースに接続された第1および第2
の信号入力端子であり、トランジスタ1,2のエ
ミツタは直列接続された抵抗5および6を介して
互いに接続され、抵抗5と抵抗6との接続点と接
地点との間に電流源7が接続されている。8と9
とは差動対をなすnpnトランジスタで、両者のエ
ミツタは共通にトランジスタ1のコレクタに接続
されている。10と11とは差動対をなすnpnト
ランジスタで両者のエミツタは共通にトランジス
タ2のコレクタに接続されている。トランジスタ
8,9,10のコレクタはいずれも電源端子12
に接続され、トランジスタ11のコレクタは抵抗
13を介して電源端子12に接続されている。ト
ランジスタ8,11のベースは共通に第1の制御
電圧端子14に接続され、トランジスタ9,10
のベースは共通に第2の制御電圧端子15に接続
されている。そして、トランジスタ11のコレク
タからは出力端子16が引出されている。
次に、この従来例の動作について説明する。ト
ランジスタ1および2並びに抵抗5および6並び
に電流源7で構成される差動増幅部の相互コンダ
クタンスをgn1とし、第1の制御電圧端子14に
印加される直流(DC)電圧をV1、第2の制御端
子15に印加されるDC電圧をV2、抵抗13の抵
抗値をRLとすれば、第1図に示す電圧利得制御
増幅装置の利得はV1−V2の値によつて第2図の
実線で示すような変化を示す。一方、電流源7の
電流値をIOとし電源端子12に印加されるDC電
源電圧をVCCとすれば出力端子16での出力DC
電位はV1−V2の値によつて第2図の破線で示す
ような変化を示す。
ランジスタ1および2並びに抵抗5および6並び
に電流源7で構成される差動増幅部の相互コンダ
クタンスをgn1とし、第1の制御電圧端子14に
印加される直流(DC)電圧をV1、第2の制御端
子15に印加されるDC電圧をV2、抵抗13の抵
抗値をRLとすれば、第1図に示す電圧利得制御
増幅装置の利得はV1−V2の値によつて第2図の
実線で示すような変化を示す。一方、電流源7の
電流値をIOとし電源端子12に印加されるDC電
源電圧をVCCとすれば出力端子16での出力DC
電位はV1−V2の値によつて第2図の破線で示す
ような変化を示す。
従来の電圧利得制御増幅装置は以上のように構
成されているので、V1−V2の値で利得を変化さ
せた場合、同時に出力のDC電位も変化するので、
次の増幅段への接続が困難であつたり、V1−V2
の変化分が、出力信号に重畳され、悪影響を及ぼ
すなどの欠点があつた。
成されているので、V1−V2の値で利得を変化さ
せた場合、同時に出力のDC電位も変化するので、
次の増幅段への接続が困難であつたり、V1−V2
の変化分が、出力信号に重畳され、悪影響を及ぼ
すなどの欠点があつた。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、制御電圧V1−
V2により利得を変化させた場合に、出力DC電位
が変化しないような電圧利得制御増幅装置を提供
することを目的としている。
除去するためになされたもので、制御電圧V1−
V2により利得を変化させた場合に、出力DC電位
が変化しないような電圧利得制御増幅装置を提供
することを目的としている。
第3図はこの発明の一実施例を示す回路構成図
で、第1図の従来例と同等部分は同一符号で示し
その説明を省略する。この実施例ではトランジス
タ11のコレクタ回路には電源端子12と抵抗1
3との間にトランジスタ17が挿入され、そのコ
レクタは電源端子12に、エミツタは抵抗13に
接続されている。トランジスタ9,10のコレク
タは共通に接続されているが直接電源端子12へ
は接続されず、抵抗18を介して電源端子12に
接続されており、かつこの共通接続コレクタはト
ランジスタ17のベースに接続されている。
で、第1図の従来例と同等部分は同一符号で示し
その説明を省略する。この実施例ではトランジス
タ11のコレクタ回路には電源端子12と抵抗1
3との間にトランジスタ17が挿入され、そのコ
レクタは電源端子12に、エミツタは抵抗13に
接続されている。トランジスタ9,10のコレク
タは共通に接続されているが直接電源端子12へ
は接続されず、抵抗18を介して電源端子12に
接続されており、かつこの共通接続コレクタはト
ランジスタ17のベースに接続されている。
以上のように構成されたこの実施例になる電圧
利得制御増幅装置では、V1−V2の値に対する利
得の変化は第4図の実線に示すように従来例と全
く同等である。次に、V1−V2の値に対する出力
DC電位の変化について述べる。第1の信号入力
端子3および第2の信号入力端子4の直流バイア
ス電圧が等しいとすれば、トランジスタ1のコレ
クタ電流とトランジスタ2のコレクタ電流とは等
しく、それぞれIO/2となる。トランジスタ8の
コレクタ電流(IC8)とトランジスタ9のコレク
タ電流(IC9)はV1−V2の値によつて変化するが
IC8=α・IO/2とすればIC9=(1−α)・IO/2
(ただし0≦α≦1)となる。同様にトランジス
タ10のコレクタ電流(IC10)とトランジスタ1
1のコレクタ電流(IC11)とはIC10=(1−α)・
IO/2、IC11=α・IO/2となる。抵抗18の抵
抗値をR1とすれば、トランジスタ17のベース
電位VBはVB=VCC−R1(IC9+C10)=VCC−R1(1−
α)IOとなるので、出力端子16での出力DC電
位VOは VO=VB−VBE−RLIC11=VCC−R1(1−α)IO−VBE−RL
αIO/2=VCC−VBE −{R1(1−α)+RLα/2}IO=VCC−VBE−〔R1+
{(RL/2)−R1}α〕IO となる。ただしVBEはトランジスタ17のベー
ス・エミツタ間電圧である。従つて、RL/2=
R1とすればVO=VCC−VBE−R1IOとなり、αに無
関係、すなわち、制御電圧によつて出力DC電位
VOは変化しなくなる。この様子を第4図に破線
で示す。
利得制御増幅装置では、V1−V2の値に対する利
得の変化は第4図の実線に示すように従来例と全
く同等である。次に、V1−V2の値に対する出力
DC電位の変化について述べる。第1の信号入力
端子3および第2の信号入力端子4の直流バイア
ス電圧が等しいとすれば、トランジスタ1のコレ
クタ電流とトランジスタ2のコレクタ電流とは等
しく、それぞれIO/2となる。トランジスタ8の
コレクタ電流(IC8)とトランジスタ9のコレク
タ電流(IC9)はV1−V2の値によつて変化するが
IC8=α・IO/2とすればIC9=(1−α)・IO/2
(ただし0≦α≦1)となる。同様にトランジス
タ10のコレクタ電流(IC10)とトランジスタ1
1のコレクタ電流(IC11)とはIC10=(1−α)・
IO/2、IC11=α・IO/2となる。抵抗18の抵
抗値をR1とすれば、トランジスタ17のベース
電位VBはVB=VCC−R1(IC9+C10)=VCC−R1(1−
α)IOとなるので、出力端子16での出力DC電
位VOは VO=VB−VBE−RLIC11=VCC−R1(1−α)IO−VBE−RL
αIO/2=VCC−VBE −{R1(1−α)+RLα/2}IO=VCC−VBE−〔R1+
{(RL/2)−R1}α〕IO となる。ただしVBEはトランジスタ17のベー
ス・エミツタ間電圧である。従つて、RL/2=
R1とすればVO=VCC−VBE−R1IOとなり、αに無
関係、すなわち、制御電圧によつて出力DC電位
VOは変化しなくなる。この様子を第4図に破線
で示す。
なお、入力端子3,4間に交流信号電圧が印加
された場合、トランジスタ9のコレクタ電流IC9
の変化量はトランジスタ10のコレクタ電流IC10
の変化量とは位相が180゜異なり、大きさが等しい
ので合計電流は変化せずトランジスタ17のベー
ス電位VBの変化としては現われないので、出力
DC電位VOにも現われることはない。
された場合、トランジスタ9のコレクタ電流IC9
の変化量はトランジスタ10のコレクタ電流IC10
の変化量とは位相が180゜異なり、大きさが等しい
ので合計電流は変化せずトランジスタ17のベー
ス電位VBの変化としては現われないので、出力
DC電位VOにも現われることはない。
なお、上記実施例ではnpnトランジスタで構成
される電圧利得制御増幅装置について示したが、
npnトランジスタによつて構成してもよい。
される電圧利得制御増幅装置について示したが、
npnトランジスタによつて構成してもよい。
また、上記実施例では制御電圧をDC電圧に限
つて説明したが、交流電圧でもよく、さらにま
た、この増幅器の出力信号を整流した信号で制御
すれば、自動利得制御(AGC)増幅器ともなる。
つて説明したが、交流電圧でもよく、さらにま
た、この増幅器の出力信号を整流した信号で制御
すれば、自動利得制御(AGC)増幅器ともなる。
以上のように、この発明によれば、制御電圧に
よる出力DC電位の変動をなくす回路を付加した
ので、次段への接続が容易になる効果がある。
よる出力DC電位の変動をなくす回路を付加した
ので、次段への接続が容易になる効果がある。
第1図は従来の電圧利得制御増幅装置の一例を
示す回路構成図、第2図はこの従来例の利得制御
電圧と利得および出力DC電位との関係を示す特
性図、第3図はこの発明の一実施例を示す回路構
成図、第4図はこの実施例の利得制御電圧と利得
および出力DC電位との関係を示す特性図である。 図において、1は第1のトランジスタ、2は第
2のトランジスタ、3,4は信号入力端子、8は
第3のトランジスタ、9は第4のトランジスタ、
10は第5のトランジスタ、11は第6のトラン
ジスタ、13はコレクタ抵抗、14,15は利得
制御電圧端子、17は第7のトランジスタ、18
は共通コレクタ抵抗である。なお、図中同一符号
は同一または相当部分を示す。
示す回路構成図、第2図はこの従来例の利得制御
電圧と利得および出力DC電位との関係を示す特
性図、第3図はこの発明の一実施例を示す回路構
成図、第4図はこの実施例の利得制御電圧と利得
および出力DC電位との関係を示す特性図である。 図において、1は第1のトランジスタ、2は第
2のトランジスタ、3,4は信号入力端子、8は
第3のトランジスタ、9は第4のトランジスタ、
10は第5のトランジスタ、11は第6のトラン
ジスタ、13はコレクタ抵抗、14,15は利得
制御電圧端子、17は第7のトランジスタ、18
は共通コレクタ抵抗である。なお、図中同一符号
は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 信号入力に対して差動増幅動作をする第1お
よび第2のトランジスタ、利得制御電圧によつて
電流配分比が変えられるエミツタ結合の第1の差
動回路を構成するとともに該エミツタ結合部が上
記第1のトランジスタのコレクタに接続され上記
第1のトランジスタのコレクタ電流を供給する第
3および第4のトランジスタ、上記利得制御電圧
によつて電流配分比が変えられるエミツタ結合の
第2の差動回路を構成するとともに該エミツタ結
合部が上記第2のトランジスタのコレクタに接続
され上記第2のトランジスタのコレクタ電流を供
給する第5および第6のトランジスタ、上記利得
制御電圧によつて同相に動作する上記第4および
第5のトランジスタのコレクタに共通に接続され
た共通コレクタ抵抗、並びに上記第4および第5
のトランジスタの上記共通に接続されたコレクタ
にベースが接続されエミツタがコレクタ抵抗を介
して上記第6のトランジスタのコレクタに接続さ
れて上記第6のトランジスタのコレクタ回路を構
成する第7のトランジスタを備えたことを特徴と
する電圧利得制御増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6437282A JPS58181310A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 電圧利得制御増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6437282A JPS58181310A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 電圧利得制御増幅装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58181310A JPS58181310A (ja) | 1983-10-24 |
JPH0145766B2 true JPH0145766B2 (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=13256386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6437282A Granted JPS58181310A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 電圧利得制御増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58181310A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62117404A (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-28 | Hitachi Denshi Ltd | 可変利得増幅回路 |
JP3061674B2 (ja) * | 1992-01-23 | 2000-07-10 | アルプス電気株式会社 | 利得制御回路 |
US6987419B2 (en) * | 2003-07-07 | 2006-01-17 | M/A-Com, Inc. | Absorptive microwave single pole single throw switch |
US7547993B2 (en) | 2003-07-16 | 2009-06-16 | Autoliv Asp, Inc. | Radiofrequency double pole single throw switch |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5282303A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Gain controller |
-
1982
- 1982-04-15 JP JP6437282A patent/JPS58181310A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5282303A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Gain controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58181310A (ja) | 1983-10-24 |
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