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JPH0141042B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0141042B2
JPH0141042B2 JP56205611A JP20561181A JPH0141042B2 JP H0141042 B2 JPH0141042 B2 JP H0141042B2 JP 56205611 A JP56205611 A JP 56205611A JP 20561181 A JP20561181 A JP 20561181A JP H0141042 B2 JPH0141042 B2 JP H0141042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resistors
output
bias
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56205611A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58106904A (ja
Inventor
Kazuaki Nakayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP56205611A priority Critical patent/JPS58106904A/ja
Publication of JPS58106904A publication Critical patent/JPS58106904A/ja
Publication of JPH0141042B2 publication Critical patent/JPH0141042B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は増幅器のバイアス制御装置に関し、特
にSEPP(シングルエンデツドプツシユプル)構
成の増幅器のアイドル電流の自動調整をなすバイ
アス制御装置に関するものである。
B級SEPP方式の増幅器における出力増幅素子
の直流バイアスであるアイドル電流の調整は、バ
リスタやサーミスタ等の温度補償用素子と可変抵
抗器によるマニユアル調整が主である。従つて、
電源投入時から一定のアイドル電流値になるには
数分乃至数十分の時間を要し、また所望設定値に
正確に合わせることも困難である。更に信号によ
る動作点の変動によるいわゆるサーマルデイスト
ーシヨン(熱的混変調歪)を発生する欠点もあ
る。
本発明の目的は、増幅素子の直流バイアス電流
を略一定化するようにして回路の安定化を図り得
るバイアス制御装置を提供することである。
本発明による増幅器のバイアス制御装置は、増
幅素子の出力電極と回路出力との間に抵抗ブリツ
ジ回路を設け、このブリツジ回路により増幅素子
に流れる直流バイアス電流に応じた電圧を検知
し、この検知出力と基準電圧とを比較してその差
出力によつて増幅素子の直流バイアスを制御する
ようにしたことを特徴とする。
以下に本発明につき図面により説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路図を示すもの
であり、信号入力viは増幅素子Q1,Q2の直流バ
イアスを制御する可変バイアス回路1を経て、出
力増幅素子Q1,Q2のベース入力となる。両増幅
素子Q1,Q2はエミツタフオロワ型式であつてB
級SEPP構成であり、両エミツタ出力端はエミツ
タ抵抗RE,RE1を夫々介して共通接続されてお
り、この共通接続点dの信号v0′が抵抗R3を介し
て回路出力v0となり、回路出力端を介して、図示
せぬスピーカ等の負荷をプツシユプル駆動する。
抵抗REとR3及び抵抗RE1とR3とは、増幅素子Q1
Q2の各エミツタ出力端と回路出力端との間に直
列接続されていることになる。これら直列接続回
路の各々と並列に抵抗R1,R2及びR11,R12が設
けられており、抵抗R1,R2とがまた抵抗R11
R12とが夫々増幅素子Q1,Q2の各エミツタ出力端
と回路出力端との間に直列接続されている。従つ
て、抵抗RE,R3,R1及びR2によりまた、抵抗
RE1,R3,R11及びR12により夫々ブリツジ回路が
構成されていることになる。ここで、抵抗RE
RE1はブリツジ回路の第1抵抗に、抵抗R3は第2
抵抗に、抵抗R1,R11は第3抵抗に、抵抗R2
R12第4抵抗に対応している。
抵抗R1とR2との共通接続点Cからレベル比較
器2の1入力が導出されており、また抵抗R11
R12との共通接続点からレベル比較器3の1入力
が導出されている。両レベル比較器2及び3の基
準電圧としては、抵抗REとR3との共通接続点
v0′の電圧を夫々±Vbだけ上下にレベルシフトし
た電圧が用いられている。
かゝる構成において、トランジスタQ1のオン
時の半サイクルではa−b間の電圧Vab(bは回
路出力点である)は、 Vab=RE(Id+I0)+R3・I0 ……(1) となる。こゝに、Idはアイドル電流、I0は出力電
流を夫々示す。また、c−d間電圧Vcdは、 Vcd=R2/R1+R2・Vab−R3・I0 =R2・RE/R1+R2Id+R2・RE−R1・R3/R1+R2I0
…(2) となる。従つて、R2・RE=R1・R3なる条件すな
わちブリツジ平衡条件を満足するものとすれば、
(2)式は、 Vcd=R2・RE/R1+R2・Id=R1・R3/R1+R2・Id……(
3) となるから、c−d間の電圧を検出することによ
り増幅素子Q1に流れるアイドル電流Idを検出する
ことが可能となる。
レベル比較器2における2入力は、vo′+Vcd
びvo′+Vbであるから、比較器2による比較出力
は、|Vb−Vcd|に比例する誤差信号となる。ま
た、トランジスタQ2のオン時の半サイクルでも
同様にレベル比較器3の出力は、|Vb−Vcd|に
比例する誤差信号と異なる(eは抵抗R11とR12
との共通接続点である)。よつて、これら誤差信
号に応じて可変バイアス回路1を制御して出力ト
ランジスタQ1,Q2の両ベース間をバイアス調整
すれば、上記誤差信号が零となるように負帰還が
かゝつてアイドリング電流Idは基準電圧Vbにより
定まる値に瞬時に設定されることとなる。
第2図は本発明の他の実施例の回路図であり、
第1図と同等部分は同一符号により示されてい
る。第1図と異なる部分についてのみ述べれば、
レベル比較器2及び3の基準電圧vi±Vbとなつて
いることであり、本例でも同様に比較出力は|
Vb−Vcd|及び|Vb−Ved|に比例するものとな
り、自動アイドル電流調整が可能である。
第3図及び第4図は第1図の回路の具体例を示
す回路図であり、これら各図において同等部分は
同一符号により示されている。第3図においてレ
ベル比較器2及び3は、差動トランジスタQ3
Q4及びQ5,Q6を有する差動アンプ構成であり、
これらアンプ2及び3の各差動出力が可変バイア
ス回路1の制御入力となつている。
この回路1は、コレクタが回路入力にまたベー
スが抵抗R4,R5を介して回路入力に夫々接続さ
れたトランジスタQ7,Q8を有しており、このト
ランジスタQ7,Q8の各ベースと各コレクタとの
間のレベル比較出力が夫々印加されている。こう
することにより、出力トランジスタ(ダーリント
ン接続構成である)Q1,Q2のベース間電圧がト
ランジスタQ7,Q8のインピーダンスにより制御
されて、比較器2,3による誤差出力が零となる
ように動作してアイドル電流を所望値に設定する
ことができる。
第4図において、レベル比較器2及び3は差動
トランジスタQ3,Q4及びQ5,Q6よりなる差動ア
ンプであつて、トランジスタQ3とQ6のコレクタ
出力が共通となり、またトランジスタQ4とQ5
コレクタ出力が共通となつており、これら1対の
共通出力により可変バイアス回路1が制御され
る。この回路1は、出力トランジスタQ1,Q2
各ベースと接続点dとの間に夫々接続されたトラ
ンジスタQ9,Q10を有し、この両トランジスタ
Q9,Q10のインピーダンスが、トランジスタQ11
〜Q14よりなる回路により制御されてアイドル電
流の調整がなされる。従つて、1対の誤差出力が
トランジスタQ11,Q13の各ベースに入力されて
いるものである。
第5図は第2図の回路の具体例を示す図であ
り、両図において同等部分は同一符号により示さ
れている。レベル比較器2,3は同様に差動トラ
ンジスタQ3,Q4及びQ5,Q6による差動アンプで
あつて、可変バイアス回路1はトランジスタ
Q15,Q16及びQ17,Q18による差動アンプ型式と
されており、トランジスタQ15,Q17のベースに
回路入力が共通に印加され、トランジスタQ16
Q18の各コレクタ出力が出力トランジスタQ1,Q2
の各ベース入力となつている。差動トランジスタ
Q15,Q16及びQ17,Q18の各コレクタ負荷は、ト
ランジスタQ19、ダイオードD1及びトランジスタ
Q20、ダイオードD2より成るカレントミラー回路
であり、レベル比較器2,3による誤差出力によ
り各カレントミラー回路のミラー電流を制御して
トランジスタQ1,Q2のベース電位をコントロー
ルするようにし、所望のアイドル電流を設定する
ようにしている。
以上述べた如く、本発明によれば増幅素子の直
流バイアス電流を常に一定に制御することができ
るので、バリスタ等の温度補償回路の付加が不必
要となつて無調整となる。また、電源投入時に直
ちに一定直流バイアス値が得られてバラつきもな
くなり、更には、信号等による過渡熱による温度
変化によるサーマルデイストーシヨンが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の各実施例を示す回
路図、第3図及び第4図は第1図の回路の具体例
を示す図、第5図は第2図の回路の具体例を示す
図である。 主要部分の符号の説明、1……可変バイアス回
路、2,3……レベル比較器、R1〜R3,R11
R12,RE,RE1……ブリツジ回路用抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 増幅素子の出力端と回路出力端との間に互い
    に直列接続された第1及び第2抵抗(RE及びR3
    とこれら抵抗に並列でかつ互いに直列接続された
    第3及び第4抵抗(R1及びR2)とにより構成さ
    れたブリツジ回路と、前記第1及び第2抵抗同士
    の接続点と前記第3及び第4抵抗同士の接続点相
    互間の電圧を検出して該検出電圧と所定基準電圧
    との差に対応した誤差出力により前記増幅素子の
    直流バイアスを制御する可変バイアス回路とを含
    む増幅器のバイアス制御装置。
JP56205611A 1981-12-19 1981-12-19 増幅器のバイアス制御装置 Granted JPS58106904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56205611A JPS58106904A (ja) 1981-12-19 1981-12-19 増幅器のバイアス制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56205611A JPS58106904A (ja) 1981-12-19 1981-12-19 増幅器のバイアス制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58106904A JPS58106904A (ja) 1983-06-25
JPH0141042B2 true JPH0141042B2 (ja) 1989-09-01

Family

ID=16509735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56205611A Granted JPS58106904A (ja) 1981-12-19 1981-12-19 増幅器のバイアス制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008306564A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Yokogawa Electric Corp パワーアンプ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE502266C2 (sv) * 1994-01-19 1995-09-25 Gunnar Liljedahl Anordning vid lintrumma
JP7438694B2 (ja) * 2019-09-03 2024-02-27 株式会社東芝 増幅回路

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JP2008306564A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Yokogawa Electric Corp パワーアンプ回路

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JPS58106904A (ja) 1983-06-25

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