JPH01319834A - マイクロコンピュータ - Google Patents
マイクロコンピュータInfo
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- JPH01319834A JPH01319834A JP63152056A JP15205688A JPH01319834A JP H01319834 A JPH01319834 A JP H01319834A JP 63152056 A JP63152056 A JP 63152056A JP 15205688 A JP15205688 A JP 15205688A JP H01319834 A JPH01319834 A JP H01319834A
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- processing unit
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- Granted
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Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は中央処理装置が実行するプログラムの異常ルー
プや暴走に基づいてシステムの異常を検出するためのウ
ォッチドッグタイマを備えたデータ処理システムさらに
はそれにおけるリセット処理に関し、例えばウォッチド
ッグタイマを内蔵するシングルチップマイクロコンピュ
ータに適用して有効な技術に関するものである。
プや暴走に基づいてシステムの異常を検出するためのウ
ォッチドッグタイマを備えたデータ処理システムさらに
はそれにおけるリセット処理に関し、例えばウォッチド
ッグタイマを内蔵するシングルチップマイクロコンピュ
ータに適用して有効な技術に関するものである。
シングルチップマイクロコンピュータのようなデータ処
理用LSI(大規模集積回路)を含むデータ処理システ
ムでは、システムの停止や暴走などの状況を作り出さな
いようにするために、障害の発生時点でこれを検出し、
その波及を最小限に留めることが要求される。従来、シ
ステムの異常検出と正常状態への復帰処理を行う手段と
しては、ウォッチドッグタイマを利用したりリセット命
令を実行して対処する方式などが採用されている。
理用LSI(大規模集積回路)を含むデータ処理システ
ムでは、システムの停止や暴走などの状況を作り出さな
いようにするために、障害の発生時点でこれを検出し、
その波及を最小限に留めることが要求される。従来、シ
ステムの異常検出と正常状態への復帰処理を行う手段と
しては、ウォッチドッグタイマを利用したりリセット命
令を実行して対処する方式などが採用されている。
ウォッチドッグタイマを利用する場合、当該ウォッチド
ッグタイマは、正常状態ではソフトウェアプログラムな
どを介しである一定周期毎にカウンタをリセットするよ
うになっており、そのカウンタのオーバーフローにより
プログラムの異常ループや暴走を検知するが、このよう
なウォッチドッグタイマを内蔵する従来の論理LSIに
おいては、ウォッチドッグタイマによる障害発生の検知
信号は、所定の例外処理用割込み信号として中央処理装
置に与えられる。
ッグタイマは、正常状態ではソフトウェアプログラムな
どを介しである一定周期毎にカウンタをリセットするよ
うになっており、そのカウンタのオーバーフローにより
プログラムの異常ループや暴走を検知するが、このよう
なウォッチドッグタイマを内蔵する従来の論理LSIに
おいては、ウォッチドッグタイマによる障害発生の検知
信号は、所定の例外処理用割込み信号として中央処理装
置に与えられる。
また、ウォッチドッグタイマによる障害発生の検知信号
が外部リセット端子を介するリセット動作と同様にチッ
プ全体のリセット動作を起動するための信号として利用
されるものもある。
が外部リセット端子を介するリセット動作と同様にチッ
プ全体のリセット動作を起動するための信号として利用
されるものもある。
また、正常状態への復帰にリセット命令を用いるもは、
当該命令を実行することによりチップ全体のリセット動
作を起動させる。
当該命令を実行することによりチップ全体のリセット動
作を起動させる。
尚、ウォッチドッグタイマについて記載された文献の例
としては昭和60年12月25日オーム社発行のrマイ
クロコンピュータハンドブック」P2S5がある。また
、リセット命令を用いるマイクロコンピュータについて
記載された文献の例としては昭和62年3月1日CQ出
版発行の「別冊トランジスタ技法5PECIAL N
o2JP2〜P152がある。
としては昭和60年12月25日オーム社発行のrマイ
クロコンピュータハンドブック」P2S5がある。また
、リセット命令を用いるマイクロコンピュータについて
記載された文献の例としては昭和62年3月1日CQ出
版発行の「別冊トランジスタ技法5PECIAL N
o2JP2〜P152がある。
本発明者は、システムの異常検出と正常状態への復帰処
理を行うためにウォッチドッグタイマを利用したりリセ
ット命令を実行して対処する従来技術について検討した
。
理を行うためにウォッチドッグタイマを利用したりリセ
ット命令を実行して対処する従来技術について検討した
。
正常状態への復帰にリセット命令を用いる場合には、シ
ステムの動作プログラムが暴走したようなときに外部か
ら何等かの手段を介してマイクロコンピュータ(もしく
はマイクロプロセッサ)にリセット命令を実行させなけ
ればならない。ところで、何等かの外部障害要因により
マイクロコンピュータのバス権開放状態やウェイト状態
がデッドロック状態になってしまうことがある。しかし
ながら、このようなデッドロック状態において中央処理
装置はリセット命令に限らず全ての命令を実行すること
ができない状態にあるから、バス権開放状態や外部ウェ
イト状態がデッドロックに入ってしまうと単なるリセッ
ト命令ではそのデッドロック状態を正常状態に復帰させ
ることができない。このようなデッドロック状態に対処
するにはウェイト要求信号やパス権要求信号を遮断して
リセット命令を実行可能にするための新たな回路をマイ
クロコンピュータの外部に付加しなければならない。
ステムの動作プログラムが暴走したようなときに外部か
ら何等かの手段を介してマイクロコンピュータ(もしく
はマイクロプロセッサ)にリセット命令を実行させなけ
ればならない。ところで、何等かの外部障害要因により
マイクロコンピュータのバス権開放状態やウェイト状態
がデッドロック状態になってしまうことがある。しかし
ながら、このようなデッドロック状態において中央処理
装置はリセット命令に限らず全ての命令を実行すること
ができない状態にあるから、バス権開放状態や外部ウェ
イト状態がデッドロックに入ってしまうと単なるリセッ
ト命令ではそのデッドロック状態を正常状態に復帰させ
ることができない。このようなデッドロック状態に対処
するにはウェイト要求信号やパス権要求信号を遮断して
リセット命令を実行可能にするための新たな回路をマイ
クロコンピュータの外部に付加しなければならない。
ウォッチドッグタイマのオーバーフロー信号を所定の例
外処理用割込み信号として単に中央処理装置に与える場
合には、中央処理装置はその割り込み処理ルーチンの実
行が必要とされるから、上記リセット命令を用いる技術
と同様にデッドロックに入ってしまったバス権開放状態
や外部ウェイト状態を簡単に正常状態に復帰させること
ができない。
外処理用割込み信号として単に中央処理装置に与える場
合には、中央処理装置はその割り込み処理ルーチンの実
行が必要とされるから、上記リセット命令を用いる技術
と同様にデッドロックに入ってしまったバス権開放状態
や外部ウェイト状態を簡単に正常状態に復帰させること
ができない。
また、ウォッチドッグタイマのオーバーフロー信号を外
部リセット端子を介するリセット動作と同様にチップ全
体のリセット動作を起動するための信号として利用する
場合には、上記したデッドロック状態からの復帰処理と
いう問題点は克服されるが、障害要因がデッドロックだ
けであるような場合にもシステム全体がリセットされる
ため。
部リセット端子を介するリセット動作と同様にチップ全
体のリセット動作を起動するための信号として利用する
場合には、上記したデッドロック状態からの復帰処理と
いう問題点は克服されるが、障害要因がデッドロックだ
けであるような場合にもシステム全体がリセットされる
ため。
システムを再起動するための復帰処理に手間取るという
問題が新たに発生する。
問題が新たに発生する。
しかも、そのような手法によるマイクロコンピュータチ
ップ全体のリセットは、当該マイクロコンピュータチッ
プの命令実行状態やバスサイクルなど全ての状態に優先
されて、それらとは無関係に非同期で行われるから、バ
スサイクルの中断によってメモリの内容がランダムに破
壊されたりする虞もある。例えば、入出力兼用ポートが
らアドレス信号を出力してメモリ書き込み動作を行って
いるとき、チップ全体がリセットされると、これに呼応
して書き込み制御信号がネゲートされると共に当該ポー
トは高出力インピーダンス状態にされる。このときネゲ
ートされる書き込み制御信号の変化が完全に外部メモリ
に伝達されるまでには所定の伝播遅延を生じ、このり間
に、高出力インピーダンス状態にされるまでの過渡期間
における入出力兼用ポートの不確定なアドレス出力がメ
モリに取り込まれると、不特定な複数アドレスでデータ
破壊の起こる虞がある。
ップ全体のリセットは、当該マイクロコンピュータチッ
プの命令実行状態やバスサイクルなど全ての状態に優先
されて、それらとは無関係に非同期で行われるから、バ
スサイクルの中断によってメモリの内容がランダムに破
壊されたりする虞もある。例えば、入出力兼用ポートが
らアドレス信号を出力してメモリ書き込み動作を行って
いるとき、チップ全体がリセットされると、これに呼応
して書き込み制御信号がネゲートされると共に当該ポー
トは高出力インピーダンス状態にされる。このときネゲ
ートされる書き込み制御信号の変化が完全に外部メモリ
に伝達されるまでには所定の伝播遅延を生じ、このり間
に、高出力インピーダンス状態にされるまでの過渡期間
における入出力兼用ポートの不確定なアドレス出力がメ
モリに取り込まれると、不特定な複数アドレスでデータ
破壊の起こる虞がある。
このようにウォッチドッグタイマを利用したりリセット
命令を実行してシステムの異常検出と正常状態への復帰
処理を行う個々の従来技術は、デッドロックからの復帰
を容易に行うことができなかったり、デッドロックから
の復帰は可能であってもバスサイクルの中断などにより
メモリ内容がランダムに破壊される虞があったり、さら
には復帰処理に手間取るというような問題を個々に有し
いる。このため、各種システムにおいて様々に要求され
る障害からの復帰処理の全てを個々の従来技術では最適
化することができず、システム上必要とされる障害から
の復帰処理に無駄な時間をかけたり、外部に特別な回路
を設けなければ復帰処理のための個別的な要求を満足さ
せることができなくなる。
命令を実行してシステムの異常検出と正常状態への復帰
処理を行う個々の従来技術は、デッドロックからの復帰
を容易に行うことができなかったり、デッドロックから
の復帰は可能であってもバスサイクルの中断などにより
メモリ内容がランダムに破壊される虞があったり、さら
には復帰処理に手間取るというような問題を個々に有し
いる。このため、各種システムにおいて様々に要求され
る障害からの復帰処理の全てを個々の従来技術では最適
化することができず、システム上必要とされる障害から
の復帰処理に無駄な時間をかけたり、外部に特別な回路
を設けなければ復帰処理のための個別的な要求を満足さ
せることができなくなる。
本発明の目的は、障害からの復帰処理をウォッチドッグ
タイマを利用して行うデータ処理装置において、各種シ
ステム上様々に要求される復帰処理を、その処理時間を
最小化し、且つ、個別的に外部に付加すべきハードウェ
アを最小限に留めて最適化することができる技術を提供
することにある。
タイマを利用して行うデータ処理装置において、各種シ
ステム上様々に要求される復帰処理を、その処理時間を
最小化し、且つ、個別的に外部に付加すべきハードウェ
アを最小限に留めて最適化することができる技術を提供
することにある。
本発明の別の目的はデッドロックからの復帰を容易に行
うことができると共に、そのときにメモリ内容がランダ
ムに破壊される虞を防止することができるデータ処理装
置を提供することにある。
うことができると共に、そのときにメモリ内容がランダ
ムに破壊される虞を防止することができるデータ処理装
置を提供することにある。
本発明の前記並びにそのほかの目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、中央処理装置とその他機能モジュールを1個
の半導体基板に形成して成るシングルチップマイクロコ
ンピュータなどのデータ処理装置において、中央処理装
置が実行するプログラムの異常ループや暴走を計数手段
のオーバーフローによって検出し、そのオーバーフロー
に基づいてリセットする対象機能モジュールをプログラ
マブルに選択可能にされたウォッチドッグタイマを採用
するものである。
の半導体基板に形成して成るシングルチップマイクロコ
ンピュータなどのデータ処理装置において、中央処理装
置が実行するプログラムの異常ループや暴走を計数手段
のオーバーフローによって検出し、そのオーバーフロー
に基づいてリセットする対象機能モジュールをプログラ
マブルに選択可能にされたウォッチドッグタイマを採用
するものである。
また、中央処理装置とその他機能モジュールを1個の半
導体基板に形成して成るシングルチップマイクロコンピ
ュータのようなデータ処理装置において、上記中央処理
装置が実行するプログラムの異常ループや暴走を計数手
段のオーバーフローによって検出し、そのオーバーフロ
ーに基づいてリセットする対象を中央処理装置を含む所
定の機能モジュールとするリセットモードと、その対象
を中央処理装置を含まない所定の機能モジュールとする
リセットモードとを備え、それらリセットモードをプロ
グラマブルに選択可能にされたウォッチドッグタイマを
採用するものである。
導体基板に形成して成るシングルチップマイクロコンピ
ュータのようなデータ処理装置において、上記中央処理
装置が実行するプログラムの異常ループや暴走を計数手
段のオーバーフローによって検出し、そのオーバーフロ
ーに基づいてリセットする対象を中央処理装置を含む所
定の機能モジュールとするリセットモードと、その対象
を中央処理装置を含まない所定の機能モジュールとする
リセットモードとを備え、それらリセットモードをプロ
グラマブルに選択可能にされたウォッチドッグタイマを
採用するものである。
このとき、中央処理装置を含まない所定の機能モジュー
ルをリセット対象モジュールとするリセットモードにお
いてリセット対象とされる機能モジュールをプログラマ
ブルに選択可能にするとよい。
ルをリセット対象モジュールとするリセットモードにお
いてリセット対象とされる機能モジュールをプログラマ
ブルに選択可能にするとよい。
さらに中央処理装置を含まない所定の機能モジュールを
リセット対象モジュールとするリセットモードにおいて
プログラマブルに選択可能なリセット対象モジュールか
ら割込みコントローラを除外し、選択的にリセット対象
とされ得る機能モジュールのリセット動作において、ウ
ォッチドッグタイマは割込みコントローラを介して中央
処理装置に所定の例外処理を指示するようにすることが
効率的な復帰処理を行う上において望ましい。
リセット対象モジュールとするリセットモードにおいて
プログラマブルに選択可能なリセット対象モジュールか
ら割込みコントローラを除外し、選択的にリセット対象
とされ得る機能モジュールのリセット動作において、ウ
ォッチドッグタイマは割込みコントローラを介して中央
処理装置に所定の例外処理を指示するようにすることが
効率的な復帰処理を行う上において望ましい。
上記中央処理装置を含まない所定の機能モジュールをリ
セット対象モジュールとするリセットモードにおいては
、リセットされることに呼応して高出力インピーダンス
状態に変化されるアドレス信号を出力可能な入出力兼用
ポートなどを、選択可能なリセット対象モジュールから
除外しておくことが、リセット時におけるメモリの不所
望なデータ破壊を防止するために望ましい。
セット対象モジュールとするリセットモードにおいては
、リセットされることに呼応して高出力インピーダンス
状態に変化されるアドレス信号を出力可能な入出力兼用
ポートなどを、選択可能なリセット対象モジュールから
除外しておくことが、リセット時におけるメモリの不所
望なデータ破壊を防止するために望ましい。
中央処理装置を含む所定の機能モジュールをリセットす
る上記リセットモードにおいては外部にもリセット信号
を出力可能にすることができる。
る上記リセットモードにおいては外部にもリセット信号
を出力可能にすることができる。
前記した手段によれば、計数手段のオーバーフローに基
づいて行われるウォッチドッグタイマによるリセット動
作は、ウォッチドッグタイマにおいて選択可能なリセッ
トモードや、プログラマブルに選択可能なリセット機能
モージュールの選択状態に応じてその内容が決定される
。どのようなリセット動作を選択するかは、システム上
障害からの復帰処理として何を最優先とするかによって
決定される。
づいて行われるウォッチドッグタイマによるリセット動
作は、ウォッチドッグタイマにおいて選択可能なリセッ
トモードや、プログラマブルに選択可能なリセット機能
モージュールの選択状態に応じてその内容が決定される
。どのようなリセット動作を選択するかは、システム上
障害からの復帰処理として何を最優先とするかによって
決定される。
システムのハードウェア障害やソフトウェア障害、例え
ば外部からのウェイト要求やバス権要求が不所望に固定
されて生ずる中央処理装置のデッドロック、さらには電
源ノイズやサージに起因するようなその他の障害を生じ
たとき、何れの障害に対してもその障害からの復帰をシ
ステム全体の初期設定から再開することを優先させる場
合には、計数手段のオーバーフローに基づいてリセット
する対象を中央処理装置を含む全ての機能モジュールと
するように、機能モージュールの選択状態やリセットモ
ードをウォッチドッグタイマに与えておく、このような
選択状態が設定されたウォッチドッグタイマは、計数手
段のオーバフローを検出すると、シングルチップマイク
ロコンピュータのようなデータ処理LSIチップ全体を
リセットすると共に必要に応じて外部周辺回路のための
リセット信号を出力させ、これに基づいて中央処理装置
がリセット例外処理を開始してシステムの初期設定を再
開する。
ば外部からのウェイト要求やバス権要求が不所望に固定
されて生ずる中央処理装置のデッドロック、さらには電
源ノイズやサージに起因するようなその他の障害を生じ
たとき、何れの障害に対してもその障害からの復帰をシ
ステム全体の初期設定から再開することを優先させる場
合には、計数手段のオーバーフローに基づいてリセット
する対象を中央処理装置を含む全ての機能モジュールと
するように、機能モージュールの選択状態やリセットモ
ードをウォッチドッグタイマに与えておく、このような
選択状態が設定されたウォッチドッグタイマは、計数手
段のオーバフローを検出すると、シングルチップマイク
ロコンピュータのようなデータ処理LSIチップ全体を
リセットすると共に必要に応じて外部周辺回路のための
リセット信号を出力させ、これに基づいて中央処理装置
がリセット例外処理を開始してシステムの初期設定を再
開する。
外部からのウェイト要求やバス権要求による中央処理装
置のデッドロック状態からの復帰を最優先としたい場合
には、計数手段のオーバーフローに基づいてリセットす
る対象を中央処理装置を除外してバスアービタやウェイ
トコントローラとするように、機能モージュールの選択
状態やこれに対応するようなリセットモードをウォッチ
ドッグタイマに与えておく。このような選択状態が設定
されたウォッチドッグタイマは、計数手段のオーバフロ
ーに基づいて、バスアービタやウェイトコントローラを
リセットし、これにより中央処理装置はバス権を獲得し
、また、そのときのバスサイクルを中断せずに終了させ
てデッドロック状態から脱する。デッドロック状態から
脱した中央処理装置はウォッチドッグタイマによって直
接又は間接的に指示される割込み例外処理を実行して、
復帰処理を行う。
置のデッドロック状態からの復帰を最優先としたい場合
には、計数手段のオーバーフローに基づいてリセットす
る対象を中央処理装置を除外してバスアービタやウェイ
トコントローラとするように、機能モージュールの選択
状態やこれに対応するようなリセットモードをウォッチ
ドッグタイマに与えておく。このような選択状態が設定
されたウォッチドッグタイマは、計数手段のオーバフロ
ーに基づいて、バスアービタやウェイトコントローラを
リセットし、これにより中央処理装置はバス権を獲得し
、また、そのときのバスサイクルを中断せずに終了させ
てデッドロック状態から脱する。デッドロック状態から
脱した中央処理装置はウォッチドッグタイマによって直
接又は間接的に指示される割込み例外処理を実行して、
復帰処理を行う。
特にウェイト要求に基づくデッドロック状態の解除に際
して、バスサイクルを中断せずに終了させるということ
が、内部メモリのデータを不所望に書き換えたり破壊し
たりする虞を防止するように働く。さらにこのとき、リ
セットにより高出力インピーダンス状態にされるアドレ
ス信号出力可能な出力ポートや入出力兼用ポートをリセ
ット対象モジュールから除外しておくことは、ウォッチ
ドッグタイマのオーバーフローに基づくセットタイミン
グにおいて当該アドレス出力ポートや入出力兼用ポート
をアドレス信号の出力モードに維持させ、外部メモリが
ディスイネーブルにされるまでの過渡的段階で不所望に
外部メモリのデータが破壊するのを防止するように働く
。また、ウォッチドッグタイマがそれ専用の割込み例外
処理を指示するということが、障害発生要因の解析を不
要としてその要因解析のためのステップを省略するよう
に作用する。
して、バスサイクルを中断せずに終了させるということ
が、内部メモリのデータを不所望に書き換えたり破壊し
たりする虞を防止するように働く。さらにこのとき、リ
セットにより高出力インピーダンス状態にされるアドレ
ス信号出力可能な出力ポートや入出力兼用ポートをリセ
ット対象モジュールから除外しておくことは、ウォッチ
ドッグタイマのオーバーフローに基づくセットタイミン
グにおいて当該アドレス出力ポートや入出力兼用ポート
をアドレス信号の出力モードに維持させ、外部メモリが
ディスイネーブルにされるまでの過渡的段階で不所望に
外部メモリのデータが破壊するのを防止するように働く
。また、ウォッチドッグタイマがそれ専用の割込み例外
処理を指示するということが、障害発生要因の解析を不
要としてその要因解析のためのステップを省略するよう
に作用する。
このように、ウォッチドッグタイマによるリセット動作
の選択性は、各種システム上様々に要求される復帰処理
を、その処理時間を最小化し、且つ個別的に外部に付加
すべきハードウェアを最小限に留めて最適化するように
働き、また、デッドロックからの復帰を容易にすると共
に、そのときにメモリ内容がランダムに破壊される虞を
防止するように作用する。
の選択性は、各種システム上様々に要求される復帰処理
を、その処理時間を最小化し、且つ個別的に外部に付加
すべきハードウェアを最小限に留めて最適化するように
働き、また、デッドロックからの復帰を容易にすると共
に、そのときにメモリ内容がランダムに破壊される虞を
防止するように作用する。
第1図には本発明の一実施例であるシングルチップマイ
クロコンピュータのブロック図が示される。同図に示さ
れるシングルチップマイクロコンピュータは、公知の半
導体集積回路製造技術によってシリコン基板のような1
個の半導体基板に形成される。
クロコンピュータのブロック図が示される。同図に示さ
れるシングルチップマイクロコンピュータは、公知の半
導体集積回路製造技術によってシリコン基板のような1
個の半導体基板に形成される。
第1図に示されるシングルチップマイクロコンピュータ
は、特に制限されないが、中央処理装置(CPU)1と
、内部データバス2及び内部アドレスバス3を介して中
央処理装置1に夫々結合された割込みコントローラ4、
パスアービタ5、ウェイトコントローラ6、ウォッチド
ッグタイマ7、フリーランニングタイマ8、シリアルコ
ミュニケーションインタフェースコントローラ9、RA
M(ランダム・アクセス・メモリ)10、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)11、第1ポート12、及び第2
ポート13と、さらにはシステム制御回路14とを含む
。
は、特に制限されないが、中央処理装置(CPU)1と
、内部データバス2及び内部アドレスバス3を介して中
央処理装置1に夫々結合された割込みコントローラ4、
パスアービタ5、ウェイトコントローラ6、ウォッチド
ッグタイマ7、フリーランニングタイマ8、シリアルコ
ミュニケーションインタフェースコントローラ9、RA
M(ランダム・アクセス・メモリ)10、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)11、第1ポート12、及び第2
ポート13と、さらにはシステム制御回路14とを含む
。
上記第1ポート12は、入力専用ポートと、リセットさ
れても高出力インピーダンス状態にされない出力専用ポ
ートの集合とされ、第2ポート13はリセットされるこ
とにより高出力インピーダンス状態にされるアドレス信
号を出力可能な入出力兼用ポートとされる。
れても高出力インピーダンス状態にされない出力専用ポ
ートの集合とされ、第2ポート13はリセットされるこ
とにより高出力インピーダンス状態にされるアドレス信
号を出力可能な入出力兼用ポートとされる。
上記割込みコントローラ4には、外部から供給されるマ
スク不可能な割込み信号NMI及びマスク可能な割込み
信号IRQI、IRQ2が第1ボート12を介して与え
られると共に、ウォッチドッグタイマ7、フリーランニ
ングタイマ8、及びシリアルコミュニケーションインタ
フェースコントローラ9から夫々出力される内部割込み
信号工RQ3.IRQ4.IRQ5が与えられる。割込
みコントローラ4は、割込み優先順位に従って、これに
供給される割込み信号の種類に応じたベクタ並びに割込
み信号IRQ6を中央処理装置1に与える。中央処理装
置1は割込み信号IRQ6がアサートされると、そのと
き与えられるベクタに応する割込み例外処理に分岐する
。
スク不可能な割込み信号NMI及びマスク可能な割込み
信号IRQI、IRQ2が第1ボート12を介して与え
られると共に、ウォッチドッグタイマ7、フリーランニ
ングタイマ8、及びシリアルコミュニケーションインタ
フェースコントローラ9から夫々出力される内部割込み
信号工RQ3.IRQ4.IRQ5が与えられる。割込
みコントローラ4は、割込み優先順位に従って、これに
供給される割込み信号の種類に応じたベクタ並びに割込
み信号IRQ6を中央処理装置1に与える。中央処理装
置1は割込み信号IRQ6がアサートされると、そのと
き与えられるベクタに応する割込み例外処理に分岐する
。
パスアービタ5は、外部から供給されるバス権要求償号
BREQをサンプリングして外部の図示しないパスマス
タモジュールとの間でバス権の調停を行う。
BREQをサンプリングして外部の図示しないパスマス
タモジュールとの間でバス権の調停を行う。
ウェイトコントローラ6は、外部から供給されるつ主イ
ト要求信号WAITがアサートされていることを検出す
ると、シングルチップマイクロコンピュータの1マシン
サイクルにおいてそのウェイト要求信号WA I Tが
ネゲートされるまで所定ステートにウェートスチーを挿
入制御する。
ト要求信号WAITがアサートされていることを検出す
ると、シングルチップマイクロコンピュータの1マシン
サイクルにおいてそのウェイト要求信号WA I Tが
ネゲートされるまで所定ステートにウェートスチーを挿
入制御する。
システム制御回路14は、リセット信号RESやスタン
バイ信号5TBYさらにはモード信号MDo−MD2を
外部から受けてシングルチップマイクロコンピュータの
動作モードもしくは内部状態を制御するための論理を有
する。
バイ信号5TBYさらにはモード信号MDo−MD2を
外部から受けてシングルチップマイクロコンピュータの
動作モードもしくは内部状態を制御するための論理を有
する。
このシステム制御回路14は外部から供給されるリセッ
ト信号RESがローレベルにアサートされることに呼応
してシングルチップマイクロコンピュータに含まれる全
ての機能モジュールをリセットする論理と、ウォッチド
ッグタイマドアのオーバーフローに基づいて外部に対し
てもリセット信号をアサートする論理を備える。
ト信号RESがローレベルにアサートされることに呼応
してシングルチップマイクロコンピュータに含まれる全
ての機能モジュールをリセットする論理と、ウォッチド
ッグタイマドアのオーバーフローに基づいて外部に対し
てもリセット信号をアサートする論理を備える。
第2図にはシステム制御回路14が持つ上記リセット論
理の一例が示される。
理の一例が示される。
第2図に従えば、リセット信号RESの入出力端子15
は外部においてプルアップされることになり、システム
制御回路14の内部において、その入出力端子15には
外部から供給されるリセット信号RESを受けるための
ヒステリシス特性を持つ入力バッファ16が結合される
と共に、オープンドレイン構造のディスチャージMO8
FET17が回路の接地端子Vsgとの間に介在される
。
は外部においてプルアップされることになり、システム
制御回路14の内部において、その入出力端子15には
外部から供給されるリセット信号RESを受けるための
ヒステリシス特性を持つ入力バッファ16が結合される
と共に、オープンドレイン構造のディスチャージMO8
FET17が回路の接地端子Vsgとの間に介在される
。
入力バッファ16の出力信号は内部リセット信号φre
s、としてシングルチップマイクロコンピュータに含ま
れる全ての機能モジュールに供給される。上記ディスチ
ャージMO3FET17のゲート電極はウォッチドッグ
タイマ7から出力されるリセット信号φres1が供給
される。このリセット信号φres1は、その詳細を後
で説明するが、ウォッチドッグタイマ7に含まれるカウ
ンタのオーバーフローに基づいて選択的にアサートされ
る信号である。
s、としてシングルチップマイクロコンピュータに含ま
れる全ての機能モジュールに供給される。上記ディスチ
ャージMO3FET17のゲート電極はウォッチドッグ
タイマ7から出力されるリセット信号φres1が供給
される。このリセット信号φres1は、その詳細を後
で説明するが、ウォッチドッグタイマ7に含まれるカウ
ンタのオーバーフローに基づいて選択的にアサートされ
る信号である。
外部からの作用によりもしくはディスチャージMOSF
ET17のオン動作により、上記リセット信号RESが
ローレベルにアサートされると、入力バッファ16から
出力される内部リセット信号φres、がハイレベルに
アサートされ、これによってシングルチップマイクロコ
ンピュータに含まれる全ての機能モジュールがリセット
され、これに呼応して中央処理装置1はシステムの再起
動に必要な復帰処理を行うための例外処理を実行する。
ET17のオン動作により、上記リセット信号RESが
ローレベルにアサートされると、入力バッファ16から
出力される内部リセット信号φres、がハイレベルに
アサートされ、これによってシングルチップマイクロコ
ンピュータに含まれる全ての機能モジュールがリセット
され、これに呼応して中央処理装置1はシステムの再起
動に必要な復帰処理を行うための例外処理を実行する。
第3図には上記ウォッチドッグタイマ7の一例が示され
る。
る。
本実施例のウォッチドッグタイマ7は、正常状態ではソ
フトウェアプログラムなどを介しである一定周期毎にカ
ウンタ18をリセットするようになっており、そのカウ
ンタ18のオーバーフローによりプログラムの異常ルー
プや暴走を検知して所定のリセット動作を指示するもの
であるが、例えばそのオーバーフローに基づいてリセッ
トする対象機能モジュールをプログラマブルに選択可能
とするためのコントロールレジスタ2oを有する。
フトウェアプログラムなどを介しである一定周期毎にカ
ウンタ18をリセットするようになっており、そのカウ
ンタ18のオーバーフローによりプログラムの異常ルー
プや暴走を検知して所定のリセット動作を指示するもの
であるが、例えばそのオーバーフローに基づいてリセッ
トする対象機能モジュールをプログラマブルに選択可能
とするためのコントロールレジスタ2oを有する。
このコントロールレジスタ20は、特に制限されないが
、全体リセットを選択するためのリセットイネーブルビ
ットRESEいバスアービタ5のリセットを選択するた
めのリセットイネーブルビットRESE、、ウェイトコ
ントローラ6のリセットを選択するためのリセットイネ
ーブルビットRESE、、フリーランニングタイマ8の
リセットを選択するためのリセットイネーブルビットR
E S E4.シリアルコミュニケーションインタフェ
ースコントロー9のリセットを選択するためのリセット
イネーブルビットRESE、、第1ポート12のリセッ
トを選択するためのリセットイネーブルビットRESE
い及び第2ポート13のリセットを選択するためのリセ
ットイネーブルビットRESE、の設定領域が設けられ
ている。夫々のリセットイネーブルビットRESE工〜
RESE、における設定ビット「1」はリセット動作の
選択を意味する。
、全体リセットを選択するためのリセットイネーブルビ
ットRESEいバスアービタ5のリセットを選択するた
めのリセットイネーブルビットRESE、、ウェイトコ
ントローラ6のリセットを選択するためのリセットイネ
ーブルビットRESE、、フリーランニングタイマ8の
リセットを選択するためのリセットイネーブルビットR
E S E4.シリアルコミュニケーションインタフェ
ースコントロー9のリセットを選択するためのリセット
イネーブルビットRESE、、第1ポート12のリセッ
トを選択するためのリセットイネーブルビットRESE
い及び第2ポート13のリセットを選択するためのリセ
ットイネーブルビットRESE、の設定領域が設けられ
ている。夫々のリセットイネーブルビットRESE工〜
RESE、における設定ビット「1」はリセット動作の
選択を意味する。
上記カウンタ18のオーバーフロー信号はフリップフロ
ップで成るオーバーフローフラグ21をセットする。セ
ット状態のオーバーフローフラグ21の出力は論理rI
Jとされる。
ップで成るオーバーフローフラグ21をセットする。セ
ット状態のオーバーフローフラグ21の出力は論理rI
Jとされる。
論理ゲート22は、特に制限されないが、上記オーバー
フローフラグ21の出力を上記夫々のリセットイネーブ
ルビットRESE1〜RESE、と個別的に論理積を採
り、その結果が論理「1」である場合には、個々の結果
に応じてリセット信号φres□、・・・、φres、
をアサートする。リセット信号φres、はそのハイレ
ベルによりディスチャージMO8FET17をオン動作
してシステム全体をリセットするために利用され、リセ
ット信号φreS2はそのハイレベルによりパスアービ
タ5をリセットし、同様にリセット信号φres、はそ
のハイレベルによりウェイトコントロ−ラ6を、リセッ
ト信号φres4はそのハイレベルによりフリーランニ
ングタイマ8を、リセット信号φresSはそのハイレ
ベルによりシリアルコミュニケーションインタフェース
コントローラ9を・ リセット信号φreSGはそのノ
1イレベルにより第1ポート12を、リセット信号φr
eS、はそのハイレベルにより第2ボート13をリセッ
トする。
フローフラグ21の出力を上記夫々のリセットイネーブ
ルビットRESE1〜RESE、と個別的に論理積を採
り、その結果が論理「1」である場合には、個々の結果
に応じてリセット信号φres□、・・・、φres、
をアサートする。リセット信号φres、はそのハイレ
ベルによりディスチャージMO8FET17をオン動作
してシステム全体をリセットするために利用され、リセ
ット信号φreS2はそのハイレベルによりパスアービ
タ5をリセットし、同様にリセット信号φres、はそ
のハイレベルによりウェイトコントロ−ラ6を、リセッ
ト信号φres4はそのハイレベルによりフリーランニ
ングタイマ8を、リセット信号φresSはそのハイレ
ベルによりシリアルコミュニケーションインタフェース
コントローラ9を・ リセット信号φreSGはそのノ
1イレベルにより第1ポート12を、リセット信号φr
eS、はそのハイレベルにより第2ボート13をリセッ
トする。
バスアービタ5やウェイトコントローラ6がリセットさ
れると、これに供給されるバス権要求償号BREQやウ
ェイト要求信号WAITがアサート状態にあっても、そ
の信号のアサート状態はマスキングされ、これによって
、中央処理装置1にバス権が戻され、また、中央処理装
置1によるウェイトサイクルもしくはウェイトステート
の挿入が停止される。
れると、これに供給されるバス権要求償号BREQやウ
ェイト要求信号WAITがアサート状態にあっても、そ
の信号のアサート状態はマスキングされ、これによって
、中央処理装置1にバス権が戻され、また、中央処理装
置1によるウェイトサイクルもしくはウェイトステート
の挿入が停止される。
上記オーバーフローフラグ21の出力は上記割込み信号
IRQ3として割込みコントローラ4に供給される。こ
の割込み信号IRQ3は、ウォッチドッグタイマ7のオ
ーバーフローによって検出される障害要因からの復帰の
ための例外処理を中央処理装置1に指示するための専用
割込み信号である。尚、オーバーフローフラグ21のセ
ット状態は中央処理装置1が実行する例外処理に基づい
てリセットされるようになっている。
IRQ3として割込みコントローラ4に供給される。こ
の割込み信号IRQ3は、ウォッチドッグタイマ7のオ
ーバーフローによって検出される障害要因からの復帰の
ための例外処理を中央処理装置1に指示するための専用
割込み信号である。尚、オーバーフローフラグ21のセ
ット状態は中央処理装置1が実行する例外処理に基づい
てリセットされるようになっている。
上記カウンタ18のオーバーフローに基づいて行われる
ウォッチドッグタイマ7によるリセット動作は、ウォッ
チドッグタイマ7においてプログラマブルに選択可能な
リセット対象機能モージュールの選択状態に応じてその
内容が決定される。
ウォッチドッグタイマ7によるリセット動作は、ウォッ
チドッグタイマ7においてプログラマブルに選択可能な
リセット対象機能モージュールの選択状態に応じてその
内容が決定される。
どのようなリセット動作を選択するかは、システム上障
害からの復帰処理として何を最優先とするかによって決
定される。
害からの復帰処理として何を最優先とするかによって決
定される。
システムの各種ハードウェア障害やソフトウェア障害、
例えば外部からのウェイト要求やバス権要求が不所望に
固定されて生ずる中央処理装置1のデッドロック、さら
には電源ノイズやサージに起因するようなその他の障害
が発生したとき、何れの障害に対してもその障害からの
復帰をシステム全体の初期設定から再開することを優先
させる場合には、カウンタ18のオーバーフローに基づ
いてリセットする対象を中央処理装置1を含む全ての機
能モジュールとするように、上記コントロールレジスタ
20においてリセットイネーブルビットRESE1だけ
を「1」に設定てしておく。
例えば外部からのウェイト要求やバス権要求が不所望に
固定されて生ずる中央処理装置1のデッドロック、さら
には電源ノイズやサージに起因するようなその他の障害
が発生したとき、何れの障害に対してもその障害からの
復帰をシステム全体の初期設定から再開することを優先
させる場合には、カウンタ18のオーバーフローに基づ
いてリセットする対象を中央処理装置1を含む全ての機
能モジュールとするように、上記コントロールレジスタ
20においてリセットイネーブルビットRESE1だけ
を「1」に設定てしておく。
一方、外部からのウェイト要求やバス権要求による中央
処理装置1のデッドロック状態からの復帰を最優先とし
たい場合には、カウンタ18のオーバーフローに基づい
てリセットする対象を中央処理装置1を除外してバスア
ービタ5やウェイトコントローラ6とするように、上記
コントロールレジスタ20においてリセットイネーブル
ビットRESE2やRESE、を「1」に設定しておく
。
処理装置1のデッドロック状態からの復帰を最優先とし
たい場合には、カウンタ18のオーバーフローに基づい
てリセットする対象を中央処理装置1を除外してバスア
ービタ5やウェイトコントローラ6とするように、上記
コントロールレジスタ20においてリセットイネーブル
ビットRESE2やRESE、を「1」に設定しておく
。
第4図のタイミングチャートには、カウンタ18のオー
バーフローによって検出される何れの障害に対してもそ
の障害からの復帰をシステム全体の初期設定から再開す
ることを最優先にするリセットモードを選択した場合の
動作の一例が示される。当該リセットモードは、上記コ
ントロールレジスタ20においてリセットイネーブルビ
ットRESE□だけを「1」に設定しておくことにより
選択される。
バーフローによって検出される何れの障害に対してもそ
の障害からの復帰をシステム全体の初期設定から再開す
ることを最優先にするリセットモードを選択した場合の
動作の一例が示される。当該リセットモードは、上記コ
ントロールレジスタ20においてリセットイネーブルビ
ットRESE□だけを「1」に設定しておくことにより
選択される。
第4図においてカウンタ18のオーバーフロー要因は、
ウェイト要求信号WAITが不所望にローレベル(アサ
ートレベル)に固定されて中央処理装置1がデッドロッ
クになった場合を一例とする。
ウェイト要求信号WAITが不所望にローレベル(アサ
ートレベル)に固定されて中央処理装置1がデッドロッ
クになった場合を一例とする。
システムクロックのT2ステートの後にウェイトステー
トTWが時刻t工から挿入され、この挿入数が最大限度
を超えると、中央処理装置1のデッドロック状態により
カウンタ18が時刻t2にオーバーフローする。
トTWが時刻t工から挿入され、この挿入数が最大限度
を超えると、中央処理装置1のデッドロック状態により
カウンタ18が時刻t2にオーバーフローする。
第4図に基づく説明において、上記コントロールレジス
タ20にはリセットイネーブルビットRESE1だけが
「1」に設定されているから、カウンタ18のオーバー
フローに同期して、リセット信号φres1だけがアサ
ートされ、これをゲート電極に受けるディスチャージM
O8FETI7がオン動作する。オン動作する当該ディ
スチャージMO8FET17は、リセット信号φres
。を時刻t、にアサートし、これにより、そのリセット
信号φresoを受けるシングルチップマイクロコンピ
ュータ内部の全ての機能モジュールがリセットされ、ま
た、当該ディスチャージMOSFET17は、入出力端
子15を介して外部へもリセット信号RESをアサート
する。リセット信号φres0によりウェイトコントロ
ーラ6がリセットされると、ウェイトコントローラ6か
ら中央処理装置1へのウェイト要求が時刻t、にネゲー
トされ、ウェイトステートTWの挿入が停止される。
タ20にはリセットイネーブルビットRESE1だけが
「1」に設定されているから、カウンタ18のオーバー
フローに同期して、リセット信号φres1だけがアサ
ートされ、これをゲート電極に受けるディスチャージM
O8FETI7がオン動作する。オン動作する当該ディ
スチャージMO8FET17は、リセット信号φres
。を時刻t、にアサートし、これにより、そのリセット
信号φresoを受けるシングルチップマイクロコンピ
ュータ内部の全ての機能モジュールがリセットされ、ま
た、当該ディスチャージMOSFET17は、入出力端
子15を介して外部へもリセット信号RESをアサート
する。リセット信号φres0によりウェイトコントロ
ーラ6がリセットされると、ウェイトコントローラ6か
ら中央処理装置1へのウェイト要求が時刻t、にネゲー
トされ、ウェイトステートTWの挿入が停止される。
このときリセット信号φres0のネゲートに同期した
タイミングで中央処理装置1もリセットされるから、こ
れに同期してアドレス信号が変化されると共にやライト
信号WT又はリード信号RDもネゲートされ、その結果
、リセットされるときのバスサイクルは中断されて終了
する。
タイミングで中央処理装置1もリセットされるから、こ
れに同期してアドレス信号が変化されると共にやライト
信号WT又はリード信号RDもネゲートされ、その結果
、リセットされるときのバスサイクルは中断されて終了
する。
このバスサイクルが終了した後のタイミングで中央処理
装置1はリセット例外処理を実行してシステムの初期設
定を再開する。
装置1はリセット例外処理を実行してシステムの初期設
定を再開する。
このようにして外部から与えられるウェイト要求信号W
A I Tのローレベル固定による中央処理装置1.の
デッドロックが解消されて、システムは正常状態に復帰
されることになる。
A I Tのローレベル固定による中央処理装置1.の
デッドロックが解消されて、システムは正常状態に復帰
されることになる。
特に制限されないが、本実施例では、中央処理装置1を
含む機能モジュールのリセット動作において第2ポート
13も同時にリセットされるようになっている。アドレ
ス信号を出力可能な入出力兼用ポートとしての第2ポー
トは、パワーオンリセット時などにおいて外部から与え
られるリセット信号RESによるリセット動作と同様、
カウンタ18のオーバーフローに基づく全体リセット動
作においてもその入出力端子がシステムクロックと非同
期で高出力インピーダンス状態に制御される。第2ポー
ト13が高出力インピーダンス状態にされるまでの過渡
期間には不確定なアドレス出力が外部に与えられること
になる。バスサイクルの中断によるライト信号WTのネ
ゲート状態が図示しない外部メモリに伝達されるまでの
間に、そのような不確定なアドレス出力が外部メモリに
取す込まれると、不特定な複数アドレスにおいてデータ
破壊を生ずる虞がある。したがって、当然ながら、当該
リセットモードにおける復帰処理はそのようなデータ破
壊の虞を考慮した処理内容とされる。
含む機能モジュールのリセット動作において第2ポート
13も同時にリセットされるようになっている。アドレ
ス信号を出力可能な入出力兼用ポートとしての第2ポー
トは、パワーオンリセット時などにおいて外部から与え
られるリセット信号RESによるリセット動作と同様、
カウンタ18のオーバーフローに基づく全体リセット動
作においてもその入出力端子がシステムクロックと非同
期で高出力インピーダンス状態に制御される。第2ポー
ト13が高出力インピーダンス状態にされるまでの過渡
期間には不確定なアドレス出力が外部に与えられること
になる。バスサイクルの中断によるライト信号WTのネ
ゲート状態が図示しない外部メモリに伝達されるまでの
間に、そのような不確定なアドレス出力が外部メモリに
取す込まれると、不特定な複数アドレスにおいてデータ
破壊を生ずる虞がある。したがって、当然ながら、当該
リセットモードにおける復帰処理はそのようなデータ破
壊の虞を考慮した処理内容とされる。
第5図は、バスリクエスト信号BREQやウェイト要求
信号WAITによる中央処理装置1のデッドロックから
の復帰を最優先にするリセットモードを選択した場合の
動作の一例を示すタイミングチャートである。当該リセ
ットモードは、上記コントロールレジスタ20において
リセットイネーブルビットRESE2及びRESE、だ
けを夫々「1」に設定しておくことにより選択される。
信号WAITによる中央処理装置1のデッドロックから
の復帰を最優先にするリセットモードを選択した場合の
動作の一例を示すタイミングチャートである。当該リセ
ットモードは、上記コントロールレジスタ20において
リセットイネーブルビットRESE2及びRESE、だ
けを夫々「1」に設定しておくことにより選択される。
第5図においてカウンタ18のオーバーフロー要因は、
第4図に対応して、ウェイト要求信号WAITが不所望
にローレベル(アサートレベル)に固定されて中央処理
装置1がデッドロックになった場合を一例とする。
第4図に対応して、ウェイト要求信号WAITが不所望
にローレベル(アサートレベル)に固定されて中央処理
装置1がデッドロックになった場合を一例とする。
システムクロックのT2ステートの後にウェイトステー
トTWが時刻t1から挿入され、この挿入数が最大限度
を超えると、中央処理装置1のデッドロック状態により
カウンタ18が時刻t2にオーバーフローする。
トTWが時刻t1から挿入され、この挿入数が最大限度
を超えると、中央処理装置1のデッドロック状態により
カウンタ18が時刻t2にオーバーフローする。
第5図に基づく説明において、上記コントロールレジス
タ20にはリセットイネーブルビットRESE2及びR
ESE、だけが「1」に設定されているから、カウンタ
18のオーバーフローに同期して、時刻t、にリセット
信号φres2及びφres3だけがアサートされ、こ
れにより、バスアービタ5及びウェイトコントローラ6
がリセット状態にされる。バスアービタ5がリセットさ
れると、外部バスマスタモジュールがバス権を占有して
いてもバス権は中央処理装置1に戻される。また、ウェ
ートコントローラ6がリセットされると、ウェイトコン
トローラ6から中央処理装置1へのウェイト要求が時刻
t4にネゲートされ、ウェイトステートTWの挿入が停
止される。これにより、外部から与えられるウェイト要
求信号WAITのローレベル固定による中央処理装置1
のデッドロックが解消される。
タ20にはリセットイネーブルビットRESE2及びR
ESE、だけが「1」に設定されているから、カウンタ
18のオーバーフローに同期して、時刻t、にリセット
信号φres2及びφres3だけがアサートされ、こ
れにより、バスアービタ5及びウェイトコントローラ6
がリセット状態にされる。バスアービタ5がリセットさ
れると、外部バスマスタモジュールがバス権を占有して
いてもバス権は中央処理装置1に戻される。また、ウェ
ートコントローラ6がリセットされると、ウェイトコン
トローラ6から中央処理装置1へのウェイト要求が時刻
t4にネゲートされ、ウェイトステートTWの挿入が停
止される。これにより、外部から与えられるウェイト要
求信号WAITのローレベル固定による中央処理装置1
のデッドロックが解消される。
このとき中央処理装置1はリセットされていないから、
最後のT3ステートまで当該バスサイクルが維持される
ことにより、そのバスサイクルが時刻t5に終了するま
でアドレス信号は変化されず、且つ、ライト信号WTや
リード信号RDもT゛33ステート期したタイミングま
でアサートされ続ける。即ち、バスアービタ5及びウェ
イトコントローラ6がリセットされても、そのときのバ
スサイクルは中断されずに終了する。
最後のT3ステートまで当該バスサイクルが維持される
ことにより、そのバスサイクルが時刻t5に終了するま
でアドレス信号は変化されず、且つ、ライト信号WTや
リード信号RDもT゛33ステート期したタイミングま
でアサートされ続ける。即ち、バスアービタ5及びウェ
イトコントローラ6がリセットされても、そのときのバ
スサイクルは中断されずに終了する。
また、少なくとも時刻t5にバスサイクルが終了される
までアドレス信号を出力可能な入出力兼用ボートとして
の第2ポート13もリセットされない。
までアドレス信号を出力可能な入出力兼用ボートとして
の第2ポート13もリセットされない。
したがって、バスアービタ5及びウェイトコントローラ
6がリセットされるときのバスサイクルにおいて、誤書
き込みもしくはメモリの不特定な複数アドレスでデータ
破壊を生ずる虞は防止される。
6がリセットされるときのバスサイクルにおいて、誤書
き込みもしくはメモリの不特定な複数アドレスでデータ
破壊を生ずる虞は防止される。
また、時刻t2にカウンタ18がオーバーフローしてオ
ーバーフローフラグ21がセットされると、ウォッチド
ッグタイマ7から出力される割込み信号IRQ3が時刻
t21にアサートされる。
ーバーフローフラグ21がセットされると、ウォッチド
ッグタイマ7から出力される割込み信号IRQ3が時刻
t21にアサートされる。
上記のようにしてデッドロックが解消された中央処理装
!i!1は、時刻t、にバスサイクルを終了した後、そ
の割込み信号IRQ3に基づく割込み処理を受は付けて
、ウォッチドッグタイマ7のオーバーフローに基づくリ
セット例外処理を開始し、システムを正常状態に復帰さ
せる。
!i!1は、時刻t、にバスサイクルを終了した後、そ
の割込み信号IRQ3に基づく割込み処理を受は付けて
、ウォッチドッグタイマ7のオーバーフローに基づくリ
セット例外処理を開始し、システムを正常状態に復帰さ
せる。
このときの例外処理は、ウォッチドッグタイマ7のオー
バーフローによってアサートされる割込み信号IRQ3
に基づいて指示されるから、中央処理装@1は、そのと
きの障害発生要因の解析を行うことなく所定の例外処理
に分岐することができる。
バーフローによってアサートされる割込み信号IRQ3
に基づいて指示されるから、中央処理装@1は、そのと
きの障害発生要因の解析を行うことなく所定の例外処理
に分岐することができる。
このように、斯るリセットモードをウォッチドッグタイ
マ7に設定しておいた場合に、障害要因がバス権要求償
号BREQやウェイト要求信号WAITによる中央処理
装置1のデッドロックであるときには、ウォッチドッグ
タイマ7から出力されるリセット信号φ1”eSzt
φres、がバスアービタ5やウェイトコントローラ6
をハードウェア的にリセットして中央処理装置1のデッ
ドロックを解消し、そして、これによって動作可能にさ
れた中央処理装置1は、ウォッチドッグタイマ7から出
力される割込み信号IREQ3に基づいて所定のリセッ
ト例外処理に分岐して、デッドロック要因となっている
外部機能モジュールなどに対するリセット処理を行う。
マ7に設定しておいた場合に、障害要因がバス権要求償
号BREQやウェイト要求信号WAITによる中央処理
装置1のデッドロックであるときには、ウォッチドッグ
タイマ7から出力されるリセット信号φ1”eSzt
φres、がバスアービタ5やウェイトコントローラ6
をハードウェア的にリセットして中央処理装置1のデッ
ドロックを解消し、そして、これによって動作可能にさ
れた中央処理装置1は、ウォッチドッグタイマ7から出
力される割込み信号IREQ3に基づいて所定のリセッ
ト例外処理に分岐して、デッドロック要因となっている
外部機能モジュールなどに対するリセット処理を行う。
したがって、最小限の処理によってデッドロックからの
復帰が可能になり、そのとき中央処理装置1及び第2ボ
ート13はリセットされないため、メモリ内容がランダ
ムに破壊される虞をも防止することができる。
復帰が可能になり、そのとき中央処理装置1及び第2ボ
ート13はリセットされないため、メモリ内容がランダ
ムに破壊される虞をも防止することができる。
尚、ウォッチドッグタイマ7のオーバーフローに基づい
てバスアービタ5やウェイトコントローラ6をリセット
するリセットモードを設定しておいた場合に、障害要因
がバス権要求償号BREQやウェイト要求信号WA I
Tによる中央処理装置1のデッドロックではない場合
、例えばサージによりハードウェアが損傷したような場
合には、そのための処理を終了した後にも特定の障害要
因が残るが、このときにはリセット回数などを計数した
りして、正常状態への復帰が不可能な旨の警報を外部に
与えたりして対処することになる。
てバスアービタ5やウェイトコントローラ6をリセット
するリセットモードを設定しておいた場合に、障害要因
がバス権要求償号BREQやウェイト要求信号WA I
Tによる中央処理装置1のデッドロックではない場合
、例えばサージによりハードウェアが損傷したような場
合には、そのための処理を終了した後にも特定の障害要
因が残るが、このときにはリセット回数などを計数した
りして、正常状態への復帰が不可能な旨の警報を外部に
与えたりして対処することになる。
上記実施例によれば以下の作用効果を得るものである。
(1)本実施例のシングルチップマイクロコンピュータ
は、システム全体のリセットや、専らデッドロックを解
消するためのリセットというように、コントロールレジ
スタ20の設定内容に応じて。
は、システム全体のリセットや、専らデッドロックを解
消するためのリセットというように、コントロールレジ
スタ20の設定内容に応じて。
ウォッチドッグタイマ7のオーバーフローに基づくリセ
ット動作を選択設定することができる。これにより、1
つのシングルチップマイクロコンピュータもしくはこれ
を含むシステムにおいて、システム上発生する種々の障
害からの復帰処理として何れの障害に対してもその障害
からの復帰をシステム全体の初期設定から再開すること
を最優先させたり、また、外部からのウェイト要求やバ
ス権要求による中央処理装置1のデッドロック状態から
の復帰を最優先させるというような選択が可能になり、
その選択に際しては、コントロールレジスタ20の設定
内容をかえるだけで済み、外部に特別なハードウェアを
追加する必要はない。
ット動作を選択設定することができる。これにより、1
つのシングルチップマイクロコンピュータもしくはこれ
を含むシステムにおいて、システム上発生する種々の障
害からの復帰処理として何れの障害に対してもその障害
からの復帰をシステム全体の初期設定から再開すること
を最優先させたり、また、外部からのウェイト要求やバ
ス権要求による中央処理装置1のデッドロック状態から
の復帰を最優先させるというような選択が可能になり、
その選択に際しては、コントロールレジスタ20の設定
内容をかえるだけで済み、外部に特別なハードウェアを
追加する必要はない。
(2)外部からのウェイト要求やバス権要求による中央
処理装置1のデッドロック状態からの復帰を最優先させ
るようなリセットモードを選択するとき、中央処理装置
1をリセットせず、且つ、そのとき中央処理装置1が実
行すべきリセット例外処理への分岐をウォッチドッグタ
イマ7から出力される割込み信号IRQ3により与える
から、中央処理装置1はシステムの全体リセットで必要
になるような障害要因の判別処理が不要とされ、さらに
最優先とする復帰処理のための例外処理だけを実行すれ
ばよくなる。したがって、システム上最優先に復帰させ
ようとする障害に対しては、システムを再起動するため
の例外処理による復帰処理を必要最小限に抑えて、その
処理時間の短縮を図ることができるようになる。
処理装置1のデッドロック状態からの復帰を最優先させ
るようなリセットモードを選択するとき、中央処理装置
1をリセットせず、且つ、そのとき中央処理装置1が実
行すべきリセット例外処理への分岐をウォッチドッグタ
イマ7から出力される割込み信号IRQ3により与える
から、中央処理装置1はシステムの全体リセットで必要
になるような障害要因の判別処理が不要とされ、さらに
最優先とする復帰処理のための例外処理だけを実行すれ
ばよくなる。したがって、システム上最優先に復帰させ
ようとする障害に対しては、システムを再起動するため
の例外処理による復帰処理を必要最小限に抑えて、その
処理時間の短縮を図ることができるようになる。
(3)上記作用効果(1)及び(2)より、各種システ
ム上様々に要求される復帰処理を、その処理時間を最小
化し、且つ個別的に外部に付加すべきハードウェアを最
小限に留めて最適化することができる。
ム上様々に要求される復帰処理を、その処理時間を最小
化し、且つ個別的に外部に付加すべきハードウェアを最
小限に留めて最適化することができる。
(4)外部からのウェイト要求やバス権要求による中央
処理装置1のデッドロック状態からの復帰を最優先させ
るようなリセットモードを選択するとき、中央処理装置
1をリセット対象としないことからそのときのバスサイ
クルは最後まで維持され、また、リセットされることに
よって高出力インピーダンス状態に変化されるような第
2ボート13もリセット対象としないことからバスサイ
クが終了するまで外部へのアドレス信号出力動作が維持
され、これりにより、デッドロックの解消などを目的と
したリセットモードの実行に際して、外部メモリがディ
スイネーブルにされるまでの過渡的段階で不所望に外部
メモリのデータが破壊されたり誤書き込みを生ずる虞を
防止することができる。この点に関しては、バスサイク
ルが中断されないということによりRAMl0のような
内部メモリに対しても同様である。
処理装置1のデッドロック状態からの復帰を最優先させ
るようなリセットモードを選択するとき、中央処理装置
1をリセット対象としないことからそのときのバスサイ
クルは最後まで維持され、また、リセットされることに
よって高出力インピーダンス状態に変化されるような第
2ボート13もリセット対象としないことからバスサイ
クが終了するまで外部へのアドレス信号出力動作が維持
され、これりにより、デッドロックの解消などを目的と
したリセットモードの実行に際して、外部メモリがディ
スイネーブルにされるまでの過渡的段階で不所望に外部
メモリのデータが破壊されたり誤書き込みを生ずる虞を
防止することができる。この点に関しては、バスサイク
ルが中断されないということによりRAMl0のような
内部メモリに対しても同様である。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが本発明はそれに限定されずその要旨
を逸脱しない範囲において種々変更することができる。
具体的に説明したが本発明はそれに限定されずその要旨
を逸脱しない範囲において種々変更することができる。
上記実施例ではウォッチドッグタイマ7のオーバーフロ
ーに基づくリセットモードをシステム全体のリセットモ
ードと専らデッドロック解消を目的とするリセットモー
ドとを選択した場合について説明したが、中央処理装置
1及び割込みコントローラ4をリセット対象としないよ
うな後者のリセットモードにおいてはフリーランニング
タイマ8やシリアルコミュニケーションインタフェース
コントローラ9などその他の機能モジュールをリセット
対象に含めるようにしてもよい。
ーに基づくリセットモードをシステム全体のリセットモ
ードと専らデッドロック解消を目的とするリセットモー
ドとを選択した場合について説明したが、中央処理装置
1及び割込みコントローラ4をリセット対象としないよ
うな後者のリセットモードにおいてはフリーランニング
タイマ8やシリアルコミュニケーションインタフェース
コントローラ9などその他の機能モジュールをリセット
対象に含めるようにしてもよい。
また、上記実施例では各種機能モジュールと1対1対応
でそれをリセットするか否かを選択設定可能なコントロ
ールレジスタ2oを設けた場合について説明したが、ウ
ォッチドッグタイマのオーバーフローに基づいて内部機
能モジュール全体をリセットして外部にもリセット信号
RESをアサートするリセットモードと、バスアービタ
5やウェイトコントローラ6をリセットしてデッドロッ
ク解消を目的とするようなリセットモードとを択一的に
選択可能とするモードレジスタを設けるようにしてもよ
い。また、ウォッチドッグタイマのオーバーフローに基
づいて内部機能モジュール全体をリセットして外部にも
リセット信号RESをアサートするリセット動作の選択
方式は上記実施例のコントロールレジスタ2oにリセッ
トイネーブルビットRESE□を設ける構成に限定され
ず。
でそれをリセットするか否かを選択設定可能なコントロ
ールレジスタ2oを設けた場合について説明したが、ウ
ォッチドッグタイマのオーバーフローに基づいて内部機
能モジュール全体をリセットして外部にもリセット信号
RESをアサートするリセットモードと、バスアービタ
5やウェイトコントローラ6をリセットしてデッドロッ
ク解消を目的とするようなリセットモードとを択一的に
選択可能とするモードレジスタを設けるようにしてもよ
い。また、ウォッチドッグタイマのオーバーフローに基
づいて内部機能モジュール全体をリセットして外部にも
リセット信号RESをアサートするリセット動作の選択
方式は上記実施例のコントロールレジスタ2oにリセッ
トイネーブルビットRESE□を設ける構成に限定され
ず。
全ての機能モジュールに1対1対応されるリセットイネ
ーブルビットを設け、全てが論理「1」に設定されてい
ることを論理回路で検出して当該動作モードを選択する
ようにしてもよい。
ーブルビットを設け、全てが論理「1」に設定されてい
ることを論理回路で検出して当該動作モードを選択する
ようにしてもよい。
上記コントロールレジスタ20やモードレジスタとして
はEPROMのような不揮発性記憶手段を用いてもよい
。
はEPROMのような不揮発性記憶手段を用いてもよい
。
コントロールレジスタ20や論理ゲート22の機能をシ
ステム制御回路14に含める場合、そのような回路構成
はウォッチドッグタイマを構成する要素とみなすことが
できる。
ステム制御回路14に含める場合、そのような回路構成
はウォッチドッグタイマを構成する要素とみなすことが
できる。
また、シングルチップマイクロコンピュータに含まれる
機能モジュールは上記実施例に限定されず適宜変更する
ことができる。
機能モジュールは上記実施例に限定されず適宜変更する
ことができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるシングルチップマイ
クロコンピュータに適用した場合について説明したが、
本発明はそれに限定されず。
をその背景となった利用分野であるシングルチップマイ
クロコンピュータに適用した場合について説明したが、
本発明はそれに限定されず。
プログラムの異常ループや暴走を監視し、これを検出し
たときにその障害を回復するための処理機能を有するデ
ータ処理装置一般に適用することができる。
たときにその障害を回復するための処理機能を有するデ
ータ処理装置一般に適用することができる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、ウォッチドッグタイマによるリセット動作は
、ウォッチドッグタイマにおいて選択可能なリセットモ
ードやプログラマブルに選択可能なリセット対象機能モ
ジュールの選択状態に応じてその内容が決定されるから
、ウォッチドッグタイマのオーバーフローによって検出
される何れの障害に対してもその障害からの復帰をシス
テム全体の初期設定から再開することを最優先させる場
合には、ウォッチドッグタイマのオーバーフローに基づ
いてリセットする対象を中央処理装置を含む全ての機能
モジュールとするような機能モジュールの選択状態やリ
セットモードをウォッチドッグタイマに設定しておけば
よく、また、外部からのウェイト要求やバス権要求によ
る中央処理装置のデッドロック状態からの復帰を最優先
としたい場合には、ウォッチドッグタイマのオーバーフ
ローに基づいてリセットする対象を中央処理装置を除外
してバスアービタやウェイトコントローラとするような
機能モジュールの選択滋養隊やこれに対応するようなリ
セットモードをウォッチドッグタイマに設定しておけば
よい。これにより、外部に特別なハードウェアを追加す
ることなく、そのような各種リセット動作を必要に応じ
て選択設定することができる。
、ウォッチドッグタイマにおいて選択可能なリセットモ
ードやプログラマブルに選択可能なリセット対象機能モ
ジュールの選択状態に応じてその内容が決定されるから
、ウォッチドッグタイマのオーバーフローによって検出
される何れの障害に対してもその障害からの復帰をシス
テム全体の初期設定から再開することを最優先させる場
合には、ウォッチドッグタイマのオーバーフローに基づ
いてリセットする対象を中央処理装置を含む全ての機能
モジュールとするような機能モジュールの選択状態やリ
セットモードをウォッチドッグタイマに設定しておけば
よく、また、外部からのウェイト要求やバス権要求によ
る中央処理装置のデッドロック状態からの復帰を最優先
としたい場合には、ウォッチドッグタイマのオーバーフ
ローに基づいてリセットする対象を中央処理装置を除外
してバスアービタやウェイトコントローラとするような
機能モジュールの選択滋養隊やこれに対応するようなリ
セットモードをウォッチドッグタイマに設定しておけば
よい。これにより、外部に特別なハードウェアを追加す
ることなく、そのような各種リセット動作を必要に応じ
て選択設定することができる。
そして外部からのウェイト要求やバス権要求による中央
処理装置のデッドロック状態からの復帰を最優先させる
ようなリセット動作を選択するとき、中央処理装置をリ
セットせず、且つ、そのとき中央処理装置が実行すべき
リセット例外処理への分岐をウォッチドッグタイマ7か
ら出力される割込み信号により与えることにより、中央
処理装置はシステムの全体リセットで必要になるような
障害要因の判別処理が不要とされ、さらに最優先とする
復帰処理のための例外処理だけを実行すればよくなる。
処理装置のデッドロック状態からの復帰を最優先させる
ようなリセット動作を選択するとき、中央処理装置をリ
セットせず、且つ、そのとき中央処理装置が実行すべき
リセット例外処理への分岐をウォッチドッグタイマ7か
ら出力される割込み信号により与えることにより、中央
処理装置はシステムの全体リセットで必要になるような
障害要因の判別処理が不要とされ、さらに最優先とする
復帰処理のための例外処理だけを実行すればよくなる。
したがって、システム上最優先に復帰させようとする障
害に対しては、システムを再起動するための例外処理に
よる復帰処理を必要最小限に抑えて、その処理時間の短
縮を図ることができる。
害に対しては、システムを再起動するための例外処理に
よる復帰処理を必要最小限に抑えて、その処理時間の短
縮を図ることができる。
したがって、上記効果より、各種システム上様々に要求
される復帰処理を、その処理時間を最小化し、且つ個別
的に外部に付加すべきハードウニ 7アを最小限に留め
て最適化することができる。
される復帰処理を、その処理時間を最小化し、且つ個別
的に外部に付加すべきハードウニ 7アを最小限に留め
て最適化することができる。
また、外部からのウェイト要求やバス権要求による中央
処理装置のデッドロック状態からの復帰を最優先させる
ようなリセットモードを選択するとき、中央処理装置を
リセット対象としないことからそのときのバスサイクル
は最後まで維持され、そして、リセットされることによ
って高出力インピーダンス状態に変化されるようなアド
レス信号を出力可能なポートもリセット対象としないこ
とからバスサイクが終了するまで外部へのアドレス信号
出力動作が維持され、これりにより、デッドロックの解
消などを最優先とするようなリセット動作の実行に際し
て、外部メモリがディスイネーブルにされるまでの過渡
的段階で不所望に外部メモリのデータが破壊されたり誤
書き込みを生ずる虞を防止することができると共に、バ
スサイクルが中断されないということにより内部メモリ
に対しても不所望なデータの書き込みやデータ破壊を防
止することができるという効果がある。
処理装置のデッドロック状態からの復帰を最優先させる
ようなリセットモードを選択するとき、中央処理装置を
リセット対象としないことからそのときのバスサイクル
は最後まで維持され、そして、リセットされることによ
って高出力インピーダンス状態に変化されるようなアド
レス信号を出力可能なポートもリセット対象としないこ
とからバスサイクが終了するまで外部へのアドレス信号
出力動作が維持され、これりにより、デッドロックの解
消などを最優先とするようなリセット動作の実行に際し
て、外部メモリがディスイネーブルにされるまでの過渡
的段階で不所望に外部メモリのデータが破壊されたり誤
書き込みを生ずる虞を防止することができると共に、バ
スサイクルが中断されないということにより内部メモリ
に対しても不所望なデータの書き込みやデータ破壊を防
止することができるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例であるシングルチップマイク
ロコンピュータのブロック図、第2図はシステム制御回
路が持つリセット論理の−例を示す回路図、 第3図はウォッチドッグタイマの一例を示すブロック図
。 第4図はウォッチドッグタイマのオーバーフローによっ
て検出される何れの障害に対してもその障害からの復帰
をシステム全体の初期設定から再開することを最優先に
するためのリセットモードを選択した場合の動作の一例
を示すタイミングチャート。 第5図は、バス要求やウェイト要求による中央処理装置
のデッドロックからの復帰を最優先にするためのリセッ
トモードを選択した場合の動作の一例を示すタイミング
チャートである。 1・・・中央処理装置、2・・・内部データバス、3・
・・内部アドレスバス、4・・・割込みコントローラ、
5・・・バスアービタ、6・・・ウェイトコントローラ
、7・・・ウォッチドッグタイマ、8・・・フリーラン
ニングタイマ、9・・・シリアルコミュニケーションイ
ンタフェースコントローラ、1o・・・RAM、11・
・・ROM、12・・・第1ポート、13・・・第2ポ
ート、14・・・システム制御回路、18・・・カウン
タ、20・・・コントロールレジスタ、RE S E
s〜RE S E t・・・リセットイネーブルビット
、21・・・オーバーフローフラグ、22・・・論理ゲ
ーh、BREQ・・・バス権要求信号、WAIT・・・
ウェイト要求信号、RES・・・リセット信号、φre
s、〜φres、・・・リセット信号、IRQ3.IR
Q6・・・割込み信号。
ロコンピュータのブロック図、第2図はシステム制御回
路が持つリセット論理の−例を示す回路図、 第3図はウォッチドッグタイマの一例を示すブロック図
。 第4図はウォッチドッグタイマのオーバーフローによっ
て検出される何れの障害に対してもその障害からの復帰
をシステム全体の初期設定から再開することを最優先に
するためのリセットモードを選択した場合の動作の一例
を示すタイミングチャート。 第5図は、バス要求やウェイト要求による中央処理装置
のデッドロックからの復帰を最優先にするためのリセッ
トモードを選択した場合の動作の一例を示すタイミング
チャートである。 1・・・中央処理装置、2・・・内部データバス、3・
・・内部アドレスバス、4・・・割込みコントローラ、
5・・・バスアービタ、6・・・ウェイトコントローラ
、7・・・ウォッチドッグタイマ、8・・・フリーラン
ニングタイマ、9・・・シリアルコミュニケーションイ
ンタフェースコントローラ、1o・・・RAM、11・
・・ROM、12・・・第1ポート、13・・・第2ポ
ート、14・・・システム制御回路、18・・・カウン
タ、20・・・コントロールレジスタ、RE S E
s〜RE S E t・・・リセットイネーブルビット
、21・・・オーバーフローフラグ、22・・・論理ゲ
ーh、BREQ・・・バス権要求信号、WAIT・・・
ウェイト要求信号、RES・・・リセット信号、φre
s、〜φres、・・・リセット信号、IRQ3.IR
Q6・・・割込み信号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、中央処理装置が実行するプログラムの異常ループや
暴走を計数手段のオーバーフローによって検出し、その
オーバーフローに基づいてリセットする対象機能モジュ
ールをプログラマブルに選択可能にされたウォッチドッ
グタイマを含んで成るものであることを特徴とするデー
タ処理装置。 2、中央処理装置及びその他周辺機能モジュールを含み
、上記中央処理装置が実行するプログラムの異常ループ
や暴走を計数手段のオーバーフローによって検出し、そ
のオーバーフローに基づいてリセットする対象を中央処
理装置を含む所定の機能モジュールとするリセットモー
ドと、その対象を中央処理装置を含まない所定の機能モ
ジュールとするリセットモードとを備え、それらリセッ
トモードをプログラマブルに選択可能にされたウォッチ
ドッグタイマを備えて成るものであることを特徴とする
データ処理装置。 3、中央処理装置を含まない所定の機能モジュールをリ
セット対象モジュールとするリセットモードにおいてリ
セット対象とされる機能モジュールはプログラマブルに
選択可能にされて成るものであることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載のデータ処理装置。 4、中央処理装置を含まない所定の機能モジュールをリ
セット対象モジュールとするリセットモードにおいて割
込みコントローラはプログラマブルに選択可能なリセッ
ト対象モジュールから除外され、選択的にリセット対象
とされ得る機能モジュールのリセット動作において、ウ
ォッチドッグタイマは割込みコントローラを介して中央
処理装置に所定の例外処理を指示するようにされて成る
ものであることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
のデータ処理装置。 5、中央処理装置を含まない所定の機能モジュールをリ
セット対象モジュールとするリセットモードにおいてリ
セットされることにより高出力インピーダンス状態に変
化されるアドレス出力可能なポートは選択可能なリセッ
ト対象モジュールから除外されて成るものであることを
特徴とする特許請求の範囲第2項記載のデータ処理装置
。 6、中央処理装置を含む所定の機能モジュールをリセッ
ト対象モジュールとするリセットモードにおいて外部に
もリセット信号を出力するようにされて成るものである
こと特徴とする特許請求の範囲第2項記載のデータ処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63152056A JP2677609B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63152056A JP2677609B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | マイクロコンピュータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01319834A true JPH01319834A (ja) | 1989-12-26 |
JP2677609B2 JP2677609B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=15532084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63152056A Expired - Fee Related JP2677609B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677609B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03204739A (ja) * | 1990-01-08 | 1991-09-06 | Nec Corp | マイクロコンピュータ |
JP2006309349A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法 |
CN107943603A (zh) * | 2016-10-13 | 2018-04-20 | 迈普通信技术股份有限公司 | 一种运行状态检测方法、检测电路及电子设备 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972554A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-04-24 | ゼロツクス・コ−ポレ−シヨン | 多重プロセツサ型制御装置及び方法 |
JPS63126018A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP63152056A patent/JP2677609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972554A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-04-24 | ゼロツクス・コ−ポレ−シヨン | 多重プロセツサ型制御装置及び方法 |
JPS63126018A (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-30 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03204739A (ja) * | 1990-01-08 | 1991-09-06 | Nec Corp | マイクロコンピュータ |
JP2006309349A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Canon Inc | 情報処理装置及びその制御方法 |
CN107943603A (zh) * | 2016-10-13 | 2018-04-20 | 迈普通信技术股份有限公司 | 一种运行状态检测方法、检测电路及电子设备 |
CN107943603B (zh) * | 2016-10-13 | 2022-07-15 | 迈普通信技术股份有限公司 | 一种运行状态检测方法、检测电路及电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2677609B2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |