JPH01318412A - 検波回路 - Google Patents
検波回路Info
- Publication number
- JPH01318412A JPH01318412A JP63151766A JP15176688A JPH01318412A JP H01318412 A JPH01318412 A JP H01318412A JP 63151766 A JP63151766 A JP 63151766A JP 15176688 A JP15176688 A JP 15176688A JP H01318412 A JPH01318412 A JP H01318412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- video
- phase
- audio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims abstract description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 31
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 9
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 5
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 5
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/60—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
- H04N5/62—Intercarrier circuits, i.e. heterodyning sound and vision carriers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、TV(テレビジョン)受像機などに用いられ
るPLL(フェースロックドループ)方式の検波回路に
関するもので、特に音声信号中に発生するバズ音の低減
を計った検波回路に関する。
るPLL(フェースロックドループ)方式の検波回路に
関するもので、特に音声信号中に発生するバズ音の低減
を計った検波回路に関する。
(ロ)従来の技術
TV放送の音声受信方式として従来からインターキャリ
ア方式が用いられている。インターキャリア方式は、セ
パレートキャリア方式に比べ、回路構成の簡単さ、安定
度及び価格の点で優れている。ところが、インターキャ
リア方式では映像IF(中間周波)増幅回路の前段に配
置されたフィルタによるナイキストスロープの影響を受
け、検波後の音声信号中にバズ音が発生してしまうとい
う問題がある。そこで、その様なバズ音の発生を低減さ
せたテレビジョン受像機が、特開昭55−136773
号公報に記載されている。第2図は、前記テレビジョン
受像機を示す回路図で、チューナ(1)と、入力フィル
タ(2)と、映像lF増幅回路(3)と、該映像IF増
幅回路(3)によるナイキストスロープを補正する為の
補正フィルタ(4)と、同調回路(5)と、インターキ
ャリア検波回路(6)とから構成されている。第211
の入力フィルタ(2)の周波数特性は、第3図(イ)の
如くなっており、映像IF周波数fP付近においてはナ
イキストスロープの傾斜(−α)を有している。そこで
、補正フィルタ(4)の周波数特性を第3図(ロ)の如
く、前記傾斜(−α)の所定帯域Δfが平坦となるよう
に逆の傾斜(α)に選定する。同調回路(5)は、音声
IF周波数f3の増幅を行なうもので、その周波数特性
は第3図(ハ)の如く設定される。その為、インターキ
ャリア検波回路(6〉の入力段に至るまで総合の周波数
特性は、第3図(ニ)の如くなる。インターキャリア検
波回路(6)は、映像IF周波数f、と音声IF周波数
f3とのビートである4 、 5 MHzの音声FM信
号を検出するが、この際映像IF周波数fPの側波帯は
、第3図(ニ)から明らかな如くナイキストスロープの
影響を受けないで、前記音声FM信号は位相変調を受け
ることは無い。その為、前記音声FM信号を後段のFM
復調回路(図示せず)で復調したとしても、音声信号中
にバズ音が発生することは無い。
ア方式が用いられている。インターキャリア方式は、セ
パレートキャリア方式に比べ、回路構成の簡単さ、安定
度及び価格の点で優れている。ところが、インターキャ
リア方式では映像IF(中間周波)増幅回路の前段に配
置されたフィルタによるナイキストスロープの影響を受
け、検波後の音声信号中にバズ音が発生してしまうとい
う問題がある。そこで、その様なバズ音の発生を低減さ
せたテレビジョン受像機が、特開昭55−136773
号公報に記載されている。第2図は、前記テレビジョン
受像機を示す回路図で、チューナ(1)と、入力フィル
タ(2)と、映像lF増幅回路(3)と、該映像IF増
幅回路(3)によるナイキストスロープを補正する為の
補正フィルタ(4)と、同調回路(5)と、インターキ
ャリア検波回路(6)とから構成されている。第211
の入力フィルタ(2)の周波数特性は、第3図(イ)の
如くなっており、映像IF周波数fP付近においてはナ
イキストスロープの傾斜(−α)を有している。そこで
、補正フィルタ(4)の周波数特性を第3図(ロ)の如
く、前記傾斜(−α)の所定帯域Δfが平坦となるよう
に逆の傾斜(α)に選定する。同調回路(5)は、音声
IF周波数f3の増幅を行なうもので、その周波数特性
は第3図(ハ)の如く設定される。その為、インターキ
ャリア検波回路(6〉の入力段に至るまで総合の周波数
特性は、第3図(ニ)の如くなる。インターキャリア検
波回路(6)は、映像IF周波数f、と音声IF周波数
f3とのビートである4 、 5 MHzの音声FM信
号を検出するが、この際映像IF周波数fPの側波帯は
、第3図(ニ)から明らかな如くナイキストスロープの
影響を受けないで、前記音声FM信号は位相変調を受け
ることは無い。その為、前記音声FM信号を後段のFM
復調回路(図示せず)で復調したとしても、音声信号中
にバズ音が発生することは無い。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、第2図の回路においては、インターキャ
リア検波回路(6)において、4 、5 MH7の音声
FM信号を検波する際、映像IF信号の側波帯の周波数
成分(r+乃至r4)と音声IF信号の周波数f5との
乗算が行なわれ、バズ音の原因となる妨害波(例えば、
f’1f’s、 ft f’s、 rs−f5.f’
、−f’5)が発生してしまうという問題がある。一般
に、音声FM信号はリミッタで振幅制限された後、FM
復調きれるが、乗算器、リミッタ及びFM復調回路では
DP(微分位相)特性が劣化し易く、DP特性が劣化す
ると前記妨害波が位相変調を受けてしまう。そして、位
相変調を受けた前記妨害波がFM復調されると、位相変
調分がFM検波きれてしまい、それに応じて検波きれた
音声信号中にバズ音が発生してしまうという問題がある
。
リア検波回路(6)において、4 、5 MH7の音声
FM信号を検波する際、映像IF信号の側波帯の周波数
成分(r+乃至r4)と音声IF信号の周波数f5との
乗算が行なわれ、バズ音の原因となる妨害波(例えば、
f’1f’s、 ft f’s、 rs−f5.f’
、−f’5)が発生してしまうという問題がある。一般
に、音声FM信号はリミッタで振幅制限された後、FM
復調きれるが、乗算器、リミッタ及びFM復調回路では
DP(微分位相)特性が劣化し易く、DP特性が劣化す
ると前記妨害波が位相変調を受けてしまう。そして、位
相変調を受けた前記妨害波がFM復調されると、位相変
調分がFM検波きれてしまい、それに応じて検波きれた
音声信号中にバズ音が発生してしまうという問題がある
。
又、第2図の回路においては第3図(ロ)の補正フィル
タ(4)が信号路に挿入されている為、周波数特性によ
って、音声IF信号の振幅が大きく制限される為、音声
信号のS/Nが悪化するという問題がある。
タ(4)が信号路に挿入されている為、周波数特性によ
って、音声IF信号の振幅が大きく制限される為、音声
信号のS/Nが悪化するという問題がある。
(ニ)課題を解決するだめの手段
本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、映像IF増
幅回路からの映像IF信号にロックするPLL回路と、
該PLL回路の出力信号を用いて前記映像IF信号を同
期検波する映像検波回路と、前記PLL回路の前段に配
置されるナイキストスロープを補正する為の補正フィル
タとを備え、前記PLL回路の出力信号に応じて音声信
号を検波するようにしたことを特徴とする。
幅回路からの映像IF信号にロックするPLL回路と、
該PLL回路の出力信号を用いて前記映像IF信号を同
期検波する映像検波回路と、前記PLL回路の前段に配
置されるナイキストスロープを補正する為の補正フィル
タとを備え、前記PLL回路の出力信号に応じて音声信
号を検波するようにしたことを特徴とする。
(ホ)作用
本発明によれば、映像IF信号のロックするPLL回路
の前段にナイキストスロープの補正をする為の補正フィ
ルタを挿入しているので、前記PLL回路は位相変調の
影響を受けない映像IF信号にロックすることが出来る
。その為、前記PLL回路の出力信号を用いて音声信号
を検波すれば、バズ音の発生を無くすことが出来る。
の前段にナイキストスロープの補正をする為の補正フィ
ルタを挿入しているので、前記PLL回路は位相変調の
影響を受けない映像IF信号にロックすることが出来る
。その為、前記PLL回路の出力信号を用いて音声信号
を検波すれば、バズ音の発生を無くすことが出来る。
又、本発明に依れば、信号路に補正フィルタを挿入する
必要が無いので、音声IF信号のレベル低下を招くこと
が無く、音声信号のS/Nを良好にすることが出来る。
必要が無いので、音声IF信号のレベル低下を招くこと
が無く、音声信号のS/Nを良好にすることが出来る。
くべ)実施例
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(7)は
チューナ、(8)はTV信号の伝送方式である残留側波
帯方式を補償するためのナイキストスロープを持った5
AW(表面弾性波)フィルタ、(9)は前記SAWフィ
ルタ(8)からの映像IF信号を増幅する映像IF増幅
回路、(10)は前記SAWフィルタ(8)の映像IF
周波数rp付近におけるナイキストスロープと逆の傾斜
を持つ補正フィルタ、(11)は前記映像IF周波数f
、で発振するVCO(12)と、移相回路(13)と、
位相比較回路(14)とローパスフィルタ(15)とか
ら成るPLL回路、〈16)は前記VCO(12)の発
振出力信号に応じて映像IF信号を同期検波する検波回
路、(17)は前記検波回路(16)から検波された映
像信号が得られる映像出力端子、(18)は前記検波回
路(16)からの4 、5 MHzの音声FM信号を通
過させるバンドパスフィルタ、(19)は前記バンドパ
スフィルタ<18)からの音声FM信号の振幅制限を行
なうリミッタアンプ、及び(20)は前記リミッタアン
プ(19)からの音声FM信号のFM検波を行なうFM
検波回路である。
チューナ、(8)はTV信号の伝送方式である残留側波
帯方式を補償するためのナイキストスロープを持った5
AW(表面弾性波)フィルタ、(9)は前記SAWフィ
ルタ(8)からの映像IF信号を増幅する映像IF増幅
回路、(10)は前記SAWフィルタ(8)の映像IF
周波数rp付近におけるナイキストスロープと逆の傾斜
を持つ補正フィルタ、(11)は前記映像IF周波数f
、で発振するVCO(12)と、移相回路(13)と、
位相比較回路(14)とローパスフィルタ(15)とか
ら成るPLL回路、〈16)は前記VCO(12)の発
振出力信号に応じて映像IF信号を同期検波する検波回
路、(17)は前記検波回路(16)から検波された映
像信号が得られる映像出力端子、(18)は前記検波回
路(16)からの4 、5 MHzの音声FM信号を通
過させるバンドパスフィルタ、(19)は前記バンドパ
スフィルタ<18)からの音声FM信号の振幅制限を行
なうリミッタアンプ、及び(20)は前記リミッタアン
プ(19)からの音声FM信号のFM検波を行なうFM
検波回路である。
第1図の回路において、チューナ(7)の出力信号は、
第4図(イ)の如き周波数特性を有するSAWフィルタ
(8)に印加された後、映像IF増幅回路(9)に印加
され映像IF信号が増幅される。増幅された映像IF信
号は、補正フィルタ(10)を通過した後、位相比較回
路(14)に印加きれる。前記補正フィルタフ10)の
周波数特性は第4図(ロ)の如く第4図(イ)のナイキ
ストスロープと調度逆の特性を有するようにその中心周
波数が設定されるので、位相比較回路(14〉の前段に
至るまでの周波数特性は第4図(八)の如くなる。ここ
で、第4図(ハ)から明らかな如く位相比較回路(14
)に印加される映像IF信号の側波帯(f’l+ ff
fi、 rs、 r4)(711)レベルは平坦になる
。その為、位相変調を受けない映像IF信号が位相比較
回路(14)に印加され、V CO(12)の発振出力
信号と位相比較きれる。そして、その位相差に応じた誤
差電圧がローパスフィルタ<15)を介してV CO(
12)に印加され、PLLループが形成きれる。その為
、V CO(12)の発振出力信号の位相は、外部から
到来する映像IF信号の位相にロックする。PLL回路
(旦)内に配置されている移相回路り13)は、検波回
路(16)に入力される両信号の位相差を180度に設
定する為に配置されているものである。例えば、映像I
F増幅回路(9)の出力映像IF信号を第5図のベクト
ルAとし、又V CO(12)の発振出力信号をベクト
ルBとする。今、補正フィルタ(10)による位相進み
をθ、とすると、補正フィルタ(10)の通過後の映像
IF信号はベクトルCで表わされる。その−7= 為、移相回路(13)から位相比較回路(14)に印加
される信号は、前記ベクトルCに対して90度の位相差
を有したベクトルDの如き信号になる。
第4図(イ)の如き周波数特性を有するSAWフィルタ
(8)に印加された後、映像IF増幅回路(9)に印加
され映像IF信号が増幅される。増幅された映像IF信
号は、補正フィルタ(10)を通過した後、位相比較回
路(14)に印加きれる。前記補正フィルタフ10)の
周波数特性は第4図(ロ)の如く第4図(イ)のナイキ
ストスロープと調度逆の特性を有するようにその中心周
波数が設定されるので、位相比較回路(14〉の前段に
至るまでの周波数特性は第4図(八)の如くなる。ここ
で、第4図(ハ)から明らかな如く位相比較回路(14
)に印加される映像IF信号の側波帯(f’l+ ff
fi、 rs、 r4)(711)レベルは平坦になる
。その為、位相変調を受けない映像IF信号が位相比較
回路(14)に印加され、V CO(12)の発振出力
信号と位相比較きれる。そして、その位相差に応じた誤
差電圧がローパスフィルタ<15)を介してV CO(
12)に印加され、PLLループが形成きれる。その為
、V CO(12)の発振出力信号の位相は、外部から
到来する映像IF信号の位相にロックする。PLL回路
(旦)内に配置されている移相回路り13)は、検波回
路(16)に入力される両信号の位相差を180度に設
定する為に配置されているものである。例えば、映像I
F増幅回路(9)の出力映像IF信号を第5図のベクト
ルAとし、又V CO(12)の発振出力信号をベクト
ルBとする。今、補正フィルタ(10)による位相進み
をθ、とすると、補正フィルタ(10)の通過後の映像
IF信号はベクトルCで表わされる。その−7= 為、移相回路(13)から位相比較回路(14)に印加
される信号は、前記ベクトルCに対して90度の位相差
を有したベクトルDの如き信号になる。
そこで、第1図の移相回路(13)においてはその移相
量を一〇、と設定する。そうすれば、検波回路(16)
の両人力信号の位相差を180度に設定することが出来
、同期検波を行なうことが出来る。
量を一〇、と設定する。そうすれば、検波回路(16)
の両人力信号の位相差を180度に設定することが出来
、同期検波を行なうことが出来る。
尚、位相量θ1及びθ2の関係は第5図から明らかな如
く10口+Iθ、1=Iπ/2+となる。
く10口+Iθ、1=Iπ/2+となる。
V CO(12)から発生する位相変調の影響を受けな
い映像IF周波数rpの搬送波が、検波回路(16)に
印加されると、それに応じて映像信号及び音声信号の検
波が行なわれ、映像出力端子(17)には検波された映
像信号が発生する。又、音声搬送波と前記搬送波とのビ
ートに相当する4 、 5 MHzの音声FM信号が検
出きれ、該信号がバンドパスフィルタ(18)を介して
リミッタアンプ(19〉に印加される。前記リミッタア
ンプ(19)で振幅制限きれた音声FM信号は、FM検
波回路(20〉でFM検波され、音声出力端子(21)
には音声信号が得られる。
い映像IF周波数rpの搬送波が、検波回路(16)に
印加されると、それに応じて映像信号及び音声信号の検
波が行なわれ、映像出力端子(17)には検波された映
像信号が発生する。又、音声搬送波と前記搬送波とのビ
ートに相当する4 、 5 MHzの音声FM信号が検
出きれ、該信号がバンドパスフィルタ(18)を介して
リミッタアンプ(19〉に印加される。前記リミッタア
ンプ(19)で振幅制限きれた音声FM信号は、FM検
波回路(20〉でFM検波され、音声出力端子(21)
には音声信号が得られる。
前記FM検波回路(20)に印加される音声FM信号は
、位相変調の影響を受けていないので、FM検波後の音
声信号中にバズ音が発生することは無い。
、位相変調の影響を受けていないので、FM検波後の音
声信号中にバズ音が発生することは無い。
第6図は、第1図の補正フィルタ(10〉の具体回路例
を示す回路図で、互いに逆相の映像IF信号が印加され
る入力端子(22)及び(23)と、該入力端子(22
)及び(23)がベースに接続されるとともに差動接続
されたトランジスタ(24)及び(25)と、該トラン
ジスタ(24)及び(25)のコレクタ間に接続された
共振回路(郡)とから成り、出力端子(27)及び(2
8〉にバンドパス特性が施された出力信号を得る構成と
なっている。第7図は第6図の共振回路(亜)の周波数
対振幅の特性を示し、第8図は前記周波数対位相の特性
を示す特性図である。第7図及び第8図の中心周波数f
。付近においては位相特性が直線的であるが周波数に対
する位相変化の量が大きく問題である。又、位相がπ/
2に近づいた付近では振幅の減衰が大きくなり後段のP
LL回路のゲインが取れなくなる。又、振幅特性も非直
線的になり好ましくない。その為、位相及び振幅特性の
かねあいから共振回路(部)の移相量は45度から75
度の範囲が最も好ましい。
を示す回路図で、互いに逆相の映像IF信号が印加され
る入力端子(22)及び(23)と、該入力端子(22
)及び(23)がベースに接続されるとともに差動接続
されたトランジスタ(24)及び(25)と、該トラン
ジスタ(24)及び(25)のコレクタ間に接続された
共振回路(郡)とから成り、出力端子(27)及び(2
8〉にバンドパス特性が施された出力信号を得る構成と
なっている。第7図は第6図の共振回路(亜)の周波数
対振幅の特性を示し、第8図は前記周波数対位相の特性
を示す特性図である。第7図及び第8図の中心周波数f
。付近においては位相特性が直線的であるが周波数に対
する位相変化の量が大きく問題である。又、位相がπ/
2に近づいた付近では振幅の減衰が大きくなり後段のP
LL回路のゲインが取れなくなる。又、振幅特性も非直
線的になり好ましくない。その為、位相及び振幅特性の
かねあいから共振回路(部)の移相量は45度から75
度の範囲が最も好ましい。
(ト〉発明の効果
以上述べた如く、本発明に依ればPLL回路の前段にナ
イキストスロープ補正用の補正フィルタを挿入したので
、前記PLL回路は位相変調を受けない映像IF信号に
ロックすることが出来る。
イキストスロープ補正用の補正フィルタを挿入したので
、前記PLL回路は位相変調を受けない映像IF信号に
ロックすることが出来る。
その為、前記PLL回路の出力信号を用いて音声IF信
号を検波すれば、バズ音の無い音声信号を得ることが出
来る。又、本発明に依れば、補正フィルタを挿入するこ
とで、PLL回路の入力信号の周波数帯域を制限するこ
とが出来るので、PLL回路が映像IF信号に安定にロ
ックすることが出来る。例えば、PLL方式の検波回路
の欠点として入力される映像搬送波と音声搬送波とのレ
ベルが逆転した時、PLL回路のキャプチャレンジは比
較的広い為、音声搬送波にロックしてしまうことがある
。ところが、補正フィルタを挿入することで音声搬送波
のレベルを充分に減衰きせることが出来るので、前述の
如き問題は生じない。
号を検波すれば、バズ音の無い音声信号を得ることが出
来る。又、本発明に依れば、補正フィルタを挿入するこ
とで、PLL回路の入力信号の周波数帯域を制限するこ
とが出来るので、PLL回路が映像IF信号に安定にロ
ックすることが出来る。例えば、PLL方式の検波回路
の欠点として入力される映像搬送波と音声搬送波とのレ
ベルが逆転した時、PLL回路のキャプチャレンジは比
較的広い為、音声搬送波にロックしてしまうことがある
。ところが、補正フィルタを挿入することで音声搬送波
のレベルを充分に減衰きせることが出来るので、前述の
如き問題は生じない。
更に本発明に依れば、信号路に補正フィルタを挿入する
必要が無いので、映像IF増幅回路からの音声搬送波を
減衰きせること無く、検波回路で検波することが出来る
ので、大なる振幅の音声信号を検波することが出来、S
/Nの劣化を防止することが出来る。
必要が無いので、映像IF増幅回路からの音声搬送波を
減衰きせること無く、検波回路で検波することが出来る
ので、大なる振幅の音声信号を検波することが出来、S
/Nの劣化を防止することが出来る。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図は従
来のテレビジョン受像機を示す回路図、第3図(イ)乃
至(ニ)は第2図の説明に供する為の特性図、第4図(
す、(ロ)、(ハ)及び第5図は第1図の説明に供する
為の特性図、第6図は第1図の補正フィルタ(10)の
具体回路例を示す回路図、第7図及び第8図は第6図の
説明に供する為の特性図である。 (7)・・・チューナ、 (8)・・・SAWフィル
タ、(9)・・・映像IF増幅回路、 (10)・・・
補正フィルタ、 (旦)・P L L回路、 (12
)−VCO,(13)・・・移相回路、 (14)・・
・位相比較回路、 (15)・・・=11− ローパスフィルタ、(16)・・・検波回路。
来のテレビジョン受像機を示す回路図、第3図(イ)乃
至(ニ)は第2図の説明に供する為の特性図、第4図(
す、(ロ)、(ハ)及び第5図は第1図の説明に供する
為の特性図、第6図は第1図の補正フィルタ(10)の
具体回路例を示す回路図、第7図及び第8図は第6図の
説明に供する為の特性図である。 (7)・・・チューナ、 (8)・・・SAWフィル
タ、(9)・・・映像IF増幅回路、 (10)・・・
補正フィルタ、 (旦)・P L L回路、 (12
)−VCO,(13)・・・移相回路、 (14)・・
・位相比較回路、 (15)・・・=11− ローパスフィルタ、(16)・・・検波回路。
Claims (4)
- (1)映像IF増幅回路からの映像IF信号にロックす
るPLL回路と、該PLL回路の出力信号を用いて前記
映像IF信号を同期検波する映像検波回路と、前記PL
L回路の前段に配置されるナイキストスロープを補正す
る為の補正フィルタとを備え、前記PLL回路の出力信
号に応じて音声信号を検波するようにしたことを特徴と
する検波回路。 - (2)前記PLL回路は、位相比較回路と、ローパスフ
ィルタと、VCOと移相回路とから成ることを特徴とす
る請求項第1項記載の検波回路。 - (3)前記補正フィルタの移相量を45度から75度の
範囲に設定するようにしたことを特徴とする請求項第2
項記載の検波回路。 - (4)前記補正フィルタは、差動増幅回路と、該差動増
幅回路を構成するトランジスタのコレクタ間に接続され
た共振回路とからなることを特徴とする請求項第1項記
載の検波回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151766A JP2589152B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 検波回路 |
US07/365,885 US5018016A (en) | 1988-06-20 | 1989-06-14 | Detecting circuit which reduces buzz in a sound signal |
KR89008409A KR960009138B1 (en) | 1988-06-20 | 1989-06-19 | Detecting circuit |
EP89111122A EP0347807B1 (en) | 1988-06-20 | 1989-06-19 | Detecting circuit |
DE68914339T DE68914339T2 (de) | 1988-06-20 | 1989-06-19 | Detektorschaltung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63151766A JP2589152B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 検波回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01318412A true JPH01318412A (ja) | 1989-12-22 |
JP2589152B2 JP2589152B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=15525826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63151766A Expired - Lifetime JP2589152B2 (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 検波回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5018016A (ja) |
EP (1) | EP0347807B1 (ja) |
JP (1) | JP2589152B2 (ja) |
KR (1) | KR960009138B1 (ja) |
DE (1) | DE68914339T2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5177613A (en) * | 1990-02-26 | 1993-01-05 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Quasi-parallel if with shared saw filter |
JPH03261283A (ja) * | 1990-03-12 | 1991-11-21 | Sony Corp | テレビジョン装置 |
KR20030027942A (ko) * | 2001-05-29 | 2003-04-07 | 소니 가부시끼 가이샤 | 아날로그 텔레비전 신호의 수신 방법 및 장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61128614A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Am検波器 |
JPS61258586A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像・音声復調回路 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55136773A (en) * | 1979-04-12 | 1980-10-24 | Sony Corp | Television receiver |
US4253118A (en) * | 1979-07-02 | 1981-02-24 | Zenith Radio Corporation | Synchronous detection system |
JPS58104578A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-22 | Sony Corp | テレビジヨン受像機の音声回路 |
US4490743A (en) * | 1982-05-17 | 1984-12-25 | Zenith Electronics Corporation | Intercarrier signal detection circuit for a television receiver |
JPS5966281A (ja) * | 1982-10-06 | 1984-04-14 | Mitsubishi Electric Corp | 音声第1検波装置 |
US4511924A (en) * | 1982-10-29 | 1985-04-16 | Rca Corporation | Frequency translation phase-locked loop for separate or intercarrier type television sound detection |
US4513323A (en) * | 1982-11-30 | 1985-04-23 | Rca Corporation | Buzz reduction for intercarrier type television sound detection |
US4602287A (en) * | 1983-11-21 | 1986-07-22 | Zenith Electronics Corporation | Intermediate frequency filter with Nyquist phase modulation correction |
JPS61163780A (ja) * | 1985-01-12 | 1986-07-24 | Pioneer Electronic Corp | テレビ受像機 |
JPS62145973A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 映像中間周波信号処理回路 |
US4716464A (en) * | 1986-04-30 | 1987-12-29 | Rca Corporation | Single channel if for video and audio |
JPS63215176A (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-07 | Toshiba Corp | テレビジヨン信号の音声復調装置 |
US4811096A (en) * | 1987-05-20 | 1989-03-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Video detector employing PLL system |
JP2884572B2 (ja) * | 1988-05-30 | 1999-04-19 | 三菱電機株式会社 | 映像中間周波信号処理回路 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP63151766A patent/JP2589152B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-06-14 US US07/365,885 patent/US5018016A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-06-19 EP EP89111122A patent/EP0347807B1/en not_active Revoked
- 1989-06-19 DE DE68914339T patent/DE68914339T2/de not_active Revoked
- 1989-06-19 KR KR89008409A patent/KR960009138B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61128614A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Am検波器 |
JPS61258586A (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像・音声復調回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0347807A1 (en) | 1989-12-27 |
KR960009138B1 (en) | 1996-07-13 |
EP0347807B1 (en) | 1994-04-06 |
US5018016A (en) | 1991-05-21 |
DE68914339T2 (de) | 1994-10-27 |
KR900001246A (ko) | 1990-01-31 |
JP2589152B2 (ja) | 1997-03-12 |
DE68914339D1 (de) | 1994-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6714776B1 (en) | System and method for an image rejecting single conversion tuner with phase error correction | |
US4490743A (en) | Intercarrier signal detection circuit for a television receiver | |
US4811096A (en) | Video detector employing PLL system | |
RU2123240C1 (ru) | Устройство для обработки сигналов | |
CN1005374B (zh) | 电视伴音信号处理装置 | |
JPH01318412A (ja) | 検波回路 | |
US5644368A (en) | Composite signal detecting apparatus having associated filter | |
US4249038A (en) | Stereo decoder with 19KHz-pilot suppression and improved oscillator phase locking | |
US4599652A (en) | Dual channel IF TV receiver with AFT derived from the picture carrier in the sound channel | |
JPS6212288A (ja) | 位相同期ル−プ形fm復調器 | |
JPS5819084A (ja) | テレビジヨン音声受信装置 | |
JPS6136428B2 (ja) | ||
JPS6122383Y2 (ja) | ||
JPS59147546A (ja) | 受信機 | |
JP4658043B2 (ja) | Stbにおける復調方法 | |
JP2004502353A (ja) | テレビジョン信号受信機 | |
Imaizumi et al. | New PIF+ SIF IC for improved picture and sound quality | |
JPS61163780A (ja) | テレビ受像機 | |
JPH02179083A (ja) | テレビチューナ | |
JPH0370203A (ja) | テレビジョン信号検波装置 | |
JP2000307966A (ja) | Tv受信機用中間周波数回路 | |
JPS6359311B2 (ja) | ||
JPH0477069A (ja) | 映像中間周波信号処理回路 | |
JPH0671212B2 (ja) | 映像信号受信回路 | |
JPS5947900B2 (ja) | ステレオ復調回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 12 |