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JPH01308811A - アンモニア含有供給ガスのイオウ回収方法 - Google Patents

アンモニア含有供給ガスのイオウ回収方法

Info

Publication number
JPH01308811A
JPH01308811A JP1010055A JP1005589A JPH01308811A JP H01308811 A JPH01308811 A JP H01308811A JP 1010055 A JP1010055 A JP 1010055A JP 1005589 A JP1005589 A JP 1005589A JP H01308811 A JPH01308811 A JP H01308811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
sulfur
combustion zone
hydrogen sulfide
oxidant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1010055A
Other languages
English (en)
Inventor
Andrew G Szekely
アンドルー・ゲザ・セケイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPH01308811A publication Critical patent/JPH01308811A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B17/00Sulfur; Compounds thereof
    • C01B17/02Preparation of sulfur; Purification
    • C01B17/04Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides
    • C01B17/0404Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by processes comprising a dry catalytic conversion of hydrogen sulfide-containing gases, e.g. the Claus process
    • C01B17/0413Preparation of sulfur; Purification from gaseous sulfur compounds including gaseous sulfides by processes comprising a dry catalytic conversion of hydrogen sulfide-containing gases, e.g. the Claus process characterised by the combustion step
    • C01B17/0421Multistage combustion

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、総括的には、アンモニア含有ガスが原料とし
て利用可能なりラウスイオウ回収の分野に関する。
良米坐且碧 クラウスプロセスは酸性ガス及び硫化水素を含有するそ
の他のガスからイオウを生成するのに広く用いられてい
る。改良クラウスプロセスでは、硫化水素を含有する供
給ガスを空気により部分燃焼させて二酸化イオウを形成
する。反応炉において、未燃焼の硫化水素が二酸化イオ
ウと反応してイオウ及び水を生成する。反応系を冷却し
、イオウを凝縮させて回収する6反応系を次いで1つ又
はそれ以上の触媒転化器(コンバーター)の中に通して
、これらの接触段階において、前の未反応硫化水素と二
酸化イオウとを反応させて追加のイオウを生成する。
クラウスイオウ回収プラントはしばしば石油精油所にお
いて採用されて廃ガス流からイオウを商業的に利用可能
な生成物として回収し、空気汚染を減少させる。イオウ
は廃ガス中に硫化水素の形で種々の濃度において存在す
る。大多数の精油所では、ガスの硫化水素含量を適当な
選択性吸収剤、例えば、種々に配合したアミンベースの
溶剤で処理して増大させる。石油精油所におけるクラウ
スプラントの主たる機能はこの一層濃度の高い酸性ガス
流(またアミンガスとも呼ばれる)の硫化水素含量をイ
オウに転化させることにある。
精油所は、また、酸性ガスに加えて他の環境上危険な廃
棄物流を処理しなければならない。このような流れの内
の1つはサワー水ストリッパーのガス流出物である。こ
のいわゆるサワー水ストリッパーガスは、通常アンモニ
ア、硫化水素及び水をほぼ等しい割合で含有する。この
ようなガスを、中に含有される追加のイオウを回収し、
同時に環境上危険な副生物を除くために処理加工するの
が望ましい。残念なことに、サワー水ストリッパーガス
な酸性ガスと共にクラウス反応つ回収プラントに通すこ
とは有意な運転上の困難を呈する。
サワー水ストリッパーガスのアンモニア含量が反応炉の
燃焼域内で完全に分解されなければ、反応炉の下流で大
きな運転上の困難を経験する。プロセス流中の残留アン
モニアはイオウと望ましくない化合物を形成し、該化合
物は冷却した際にアンモニアのポリスルフィドといった
固体塩を沈殿する。固体塩は、転化器内の触媒を早期に
失活させることになり、プロセス管路を閉塞し、イオウ
凝縮器からイオウが流出するのを妨げ得る。イオウの蒸
気はプロセス流中に常に存在するので、望ましくないア
ンモニア化合物の形成は、アンモニアを上流で分解する
ことによってのみ、防止することができる。
クラウス反応炉内のアンモニアを確実に分解させるため
には、この化合物を除くのに要する熱力学的及び速度論
(kinetic )条件をクラウス反応によるイオウ
生成についての条件を最適にすることである反応炉の主
たる機能的要件に一致させなければならない、アンモニ
アの酸化分解は、温度を高くし及び酸素分圧を高くする
のが有利である。これらの要件は、同じ燃焼域内で酸性
ガスもまた同時に燃焼させる場合に、慣用のクラウス反
応炉の燃焼域内で十分に最適化することができない、こ
の燃焼域内の温度は耐火物の温度許容度によりて束縛さ
れ、空気供給はクラウス反応の化学量論的要件に従って
厳密に調節しなければならない、すなわち硫化水素の約
部分の一を燃焼させて二酸化イオウにして硫化水素/二
酸化イオウ比を約2にする。その上、酸性ガス及び供給
空気による導入される窒素の燃焼生成物は燃焼域内の雰
囲気を希釈し、アンモニアの燃焼用酸素の分圧を下げ、
及び頂度不完全な混合によりて未燃焼アンモニアを排出
させるに至り得る。
クラウスイオウ回収プラントにおいてサワー水ストリッ
パーガスと酸性ガスとを共処理加工することを通常妨げ
るそれ以上の障害は、流量制限により或は限られた空気
ブロワ−容量によってもたらされる。イオウ回収プラン
トを通るプロセス流の流量は追加のサワーガス投入量に
直接比例した量よりも多く増大する。流量の増大は過度
の圧力降下及びプラント内の容認し得ない圧力に至り得
る。流量が比例しないで増大することは、間接的にサワ
ー水ストリッパーガスを処理する酸素要求量が比較的高
いことによる、というのは、アンモニアを完全燃焼させ
及び中に含有される硫化水素を部分燃焼させるのに要す
る酸素各1モルと共に、約4モルの窒素もまた燃焼空気
から系内に導入されるからである。全負荷(fully
 1oaded)ブランド、すなわち全流量容量に近い
酸性ガスを処理加工しているプラントは、たとえこのガ
スにアンモニアが存在することに伴う問題を解決したと
しても、追加のサワー水ストリッパーガスからイオウを
回収することができない。
クラウスプラントの処理能力は酸素濃縮により或は燃焼
空気を技術的に純な酸素に完全に代えることによって増
大させ得ることは当分針で知られている。また、オキシ
ダントの酸素濃度を増大させることが火炎温度を上げ及
び原料の組成によって、過度の温度になって反応炉内の
耐火物を損傷し得ることも知られている。燃焼域温度が
過度になることの問題は、下流の流れの一部を循環させ
て燃焼域に戻して燃焼域反応体を希釈し、その結果燃焼
温度を下げることによって解決することが提案された0
例えば米国特許3,681,024号−へジュサク()
Iujsak)等は下流のイオウ凝縮器からのガス流出
物の一部を燃焼域に循環させることを教示しており、米
国特許4.552.747号−ボアー(Goar)は第
1イオウ凝縮器からのガス流出物の一部を燃焼域に循環
させることを教示している。
クラウス反応炉の燃焼域において用いられてきた或は用
いることが提案されてきたその他の温度調節用添加剤は
液状の水、液状イオウ、液状二酸化イオウを含む。温度
調節は、燃焼域における放熱の内のいくらかを温度調節
添加剤によって吸収させて達成する。
これらの温度調節プロセスは酸素を用いてブラント能力
を高めることを可能にする。しかし、それらの内でクラ
ウス反応炉の燃焼域の運転環境がアンモニアの燃焼に課
す速度論的束縛を除くものはない。燃焼温度は依然炉の
耐火物によって制限され、燃焼域雰囲気は酸性ガスの燃
焼生成物により、循環ガス或は別の温度調節添加剤によ
って希釈される。その上、反応炉に導入する温度調節添
加剤はクラウスプラントの熱段階を通る流量を増大させ
、及び添加剤を触媒段階の前にプロセス流から取り去ら
ない場合には、プラント全体の圧力降下を増大させる。
これらの困難があるため、従来アンモニア含有サワーガ
ス流は、通常、燃焼域により、或は他の方法により、例
えばガスの濃厚凝縮液を地中に吐出することにより、そ
れ以上処理加工しないで処分されてきた。これはかかる
サワーガス中に含有されるイオウの損失及び危険物質を
廃棄することにより環境上の害が引き起こされるという
二重の不利益を有していた0以上より、改良クラウスプ
ラントにおいてイオウを回収するためにアンモニア含有
サワーガスを効率的に処理加工することを可能にする方
法を有することは極めて望ましい。
よって、本発明の目的は、改良クラウスプラントにおい
てアンモニア含有サワーガスを処理加工してアンモニア
化合物により触媒を早期に失活させない方法を提供する
にある。
本発明の別の目的は、酸性ガスに加えてアンモニア含有
サワーガスを全負荷クラウスプラントにおいて処理加工
してプラント全体の圧力降下を増大させない方法を提供
するにある。
本発明のそれ以上の目的は、改良タラウスプラントにお
いて、クラウス反応炉の燃焼域内の温度を過度にならな
いように保ちながら、アンモニア含有サワーガスを処理
加工することができる方法を提供するにある。
児星fl成 上記の目的及び当業者が本開示内容を読んで明らかにな
る他の目的は下記の本発明によって達成される: (A)アンモニア及び硫化水素を含有する第1供給ガス
を第1燃焼域において化学量論量より少ないオキシダン
トによって燃焼させて実質的にアンモニアの無い燃焼反
応生成物を生じ、 (B)燃焼反応生成物を冷却し、 (C)燃焼反応生成物、オキシダント及び硫化水素を含
有する第2供給ガスを第2燃焼域に導入し、 CD)第2燃焼域において硫化水素をオキシダントによ
り部分燃焼させて二酸化イオウを生じ、(E)二酸化イ
オウと硫化水素とを反応させてイオウな生じ、 (F)イオウな生成物として回収し、 (G)未反応の二酸化イオウ及び硫化水素を更にイオウ
な生成するために少なくとも1つの触媒反応域に通す ことを含むイオウの製造方法。
1皿立且1 本発明の方法を図により詳細に説明する。
今、図を参照すれば、アンモニア及び硫化水素を含有す
る供給ガス1を燃焼域3に通す。第1供給ガス1は通常
アンモニアを約20〜50モル%含有し、残りは硫化水
素、水、おそらくいくらかの二酸化炭素である。硫化水
素の濃度は20モル%を越えるのが普通である。第1供
給ガスの1つの一般的な源は石油精油所におけるサワー
水ストリッパーからのガス流出物である。このようなサ
ワー水ストリッパーガスの組成は代表的には等しい割合
のアンモニア、硫化水素及び水の近くで変り、存在する
場合には二酸化炭素をいくらか有する。
また、オキシダント4を第1供給ガス1と別の流れとし
て第1燃焼域3に通す、オキシダント4は空気、酸素に
冨んだ空気或は技術的に純粋な酸素にすることができる
0本明細書中で用いる通りの「技術的に純粋な酸素」と
は少なくとも95%の酸素濃度を有するオキシダントを
意味する0本発明の方法の利点は、オキシダント4の酸
素濃度が空気の酸素濃度を越える場合に、最も顕著であ
る。オキシダント4の酸素濃度は40〜100%の範囲
内であるのが好ましい。
オキシダント4を第1燃焼域3に、第1供給ガス1の中
の可燃物を完全燃焼させるのに要する化学量論量より少
ない量で加える。オキシダント4を第1燃焼域3に、第
1燃焼域3内の温度を第1供給ガス1中のアンモニアを
全て完全に分解させる程に高くするが、実質的な量の窒
素酸化物を形成させる程には高くしない程の量で加える
のが好ましい。最高温度は、アンモニア中の窒素を含む
可燃性混合物中の窒素/酸素比に応じて2800’〜3
200’F (1538°〜1760℃)の範囲内にな
るのが普通である。
供給ガスl及びオキシダント4を燃焼域3内で燃焼させ
て実質的にアンモニアの無い好ましくは窒素酸化物の無
い燃焼反応生成物を形成する。
「実質的に無い」とは約5部/100万容量(ppmv
)より少ないことを意味する。燃焼域3内で形成された
燃焼反応生成物は水蒸気、水素、窒素、二酸化イオウ、
硫化水素、イオウな含むのが普通である。燃焼域3を外
部冷却するのが好ましい。
燃焼域3の燃焼反応生成物を、次いで、好ましくは燃焼
域3内の燃焼反応によって生成される熱を実質的に全て
抜き取る程の度合いに冷却する。
ガスの冷却は任意の適した手段によって行うことができ
る0図に示す通りの1つの実用的な手段は、ガスを熱交
換器6の中に通し、それで熱を水のような冷却流体7に
移すことによる間接熱交換である。冷却した燃焼反応生
成物の温度はイオウの露点より高く保ってイオウが凝縮
することによる管路8におけるガス輸送上の困難を回避
するのが好ましい、別法として、燃焼反応生成物を冷却
してイオウの露点より低い温度にしてもよいが、その場
合、液状イオウの排出路を備えるか或はイオウ凝縮器を
熱交換器6の下流に設置すべきである。
冷却した流れ8をクラウス反応炉100の燃焼域である
第2燃焼域9に通す、また、燃焼域9に第2供給流10
を通す、第2供給流IOは図に示す通りに別に燃焼域9
に導入してもよく、或は予め流れ8と一緒にして燃焼域
9に導入してもよい。
第2供給流10は実質的にアンモニアを含有せず、代表
的には石油精油所におけるアミンプラントの酸性ガス流
出物である。第2供給流10の主たる構成成分は硫化水
素、二酸化炭素、水蒸気、水素、結局的にはメタン等の
いくつかの炭化水素である0本発明の方法の利点は、第
2供給流10が硫化水素を約50モル%より多く含有し
及び供給流1を全負荷クラウスプラントにおける第2供
給流lOの処理加工速度に重ねる場合に、特に顕著であ
る。「全負荷」とは、供給流10を供給流1を存在させ
ずに空気で処理加工する場合に、プラントの全流量容量
を用いることを意味する。
第2燃焼域9に導入する第3ガス流はオキシダント11
である。オキシダント11は、第2燃焼域9に入る他の
全ての可燃物を完全に燃焼させた後にクラウス反応のた
めに必要とする分率の硫化水素対二酸化イオウな燃焼さ
せて硫化水素/二酸化イオウ比的2を生じる程の量で導
入する。これらの可燃物は水素及び炭化水素を含み得る
が、実質的にアンモニアを含まない、というのは、アン
モニアは第1燃焼域3において完全に燃焼されるからで
ある。そのため、この化合物を第2燃焼域9内で燃焼さ
せるためにオキシダントをあてがう必要がない、その上
、クラウス反応に必要とする二酸化イオウの内のいくら
かは供給流8で供給されることから、燃焼域9に入る硫
化水素の部分の−より少ない量を燃焼させて硫化水素/
二酸化イオウの必要とするクラウス化学量論比的2に達
しさせる必要がある。
アンモニア及び硫化水素含有ガス1を予備燃焼すれば燃
焼域9におけるオキシダント要求量及び熱生成を減少さ
せる。その上、この域内の温度は冷却される流れ8の熱
吸収容量によって直接調節される。よって、オキシダン
ト11の酸素濃度は燃焼域9内に過度の温度を生じない
で空気の酸素濃度を越えることができる。オキシダント
4及びオキシダント11の両方の酸素濃度を21モル%
よりも高く保つことによって、プラントのガス処理能力
は、プラントを通る非生産性の窒素流量が減少するため
、増大される0本発明の方法の利点は、オキシダント1
1の酸素濃度が空気の酸素濃度を越える場合に、最も顕
著である。
硫化水素の未燃焼部分は反応炉100内で二酸化イオウ
と反応を進行してよく知られたクラウス反応に従ってイ
オウ及び水蒸気を生成する。熱反応流を廃熱ボイラー1
2に通し、そこで流れを通常イオウの露点よりも高い温
度に冷却する。
廃熱ボイラー12から出る冷却された反応流13は主に
水蒸気、二酸化炭素、ガス状イオウ及びいくらかの依然
未転化のイオウ化合物を含み、該反応流13をイオウ′
/1JIlI器14を通して凝縮によってイオウ生成物
15を回収する。
イオウ凝縮器14のガス流出物16をガス再加熱器17
で再加熱し、少なくとも1つの触媒転化器18の中に通
して残留イオウ化合物をアンモニア化合物によって損な
われない高い触媒活性においてイオウに転化させるのを
促進する。イオウを転化器18の流出物19から及び続
く触媒段階において慣用の方法で回収する。これより、
方法はそれ以上検討することを要しない。
下記の例はコンピューターシミュレーションから誘導し
たものであり、発明の方法を更に説明する役割を果す0
例は例示のために提示するものであり、制限するつもり
のものではない。
例 クラウス反応つ回収プラントは第1イオウ凝縮器の出口
における最大設計流量能力190ボンドモル/時間(l
b mol/ hr ) (86kg mol/ hr
)を有し、このイオウ凝縮器の後に2つの下流触媒段階
を採用する0反応炉内の耐火物が有意の損傷を受けずに
耐えることができる最高温度は2720下(1493℃
)である。
プラントは硫化水素63モル%、水11.8モル%、二
酸化炭素20.8モル%、プロパン4.0モル%、ブタ
ン0.2モル%、酸素0.2モル%の組成を有する酸性
ガス原料501b mol/ hr (23kg mo
l/hr)を処理加工する。原料を空気116.3Ib
 mol/hr (52,75kg mol/hr)に
よって燃焼させる6反応炉内の燃焼域における断熱火炎
温度は2412’F(1322℃)である、第1イオウ
凝縮器のガス生産量は1581b mol/hr (7
1,7kg mol/hr)である。
このクラウスプラントにおいて、501b mol/h
r (23kg mol/ hr)の酸性ガス原料に加
えてサワー水ストリッパーガスを処理加工するのが望ま
しい、プラントの酸性ガス処理流量の増大もまた望まし
い。サワー水ストリッパーガスは流量301b mol
/ hr (14kg mol/ hr)及びアンモニ
ア37.5モル%、硫化水素37.6モル%及び水24
゜9モル%の組成を有する。
このサワー水ストリッパーガスをイオウな回収するため
にクラウスプラントにおいて処理加工するためには、ス
トリッパーガス内のアンモニアを完全に燃焼させなけれ
ばならない、さもないと下流の触媒段階を早期に失活さ
せることになる。
301b mol/ hr (14kg mol/ h
r)のサワー水ストリッパーガス及び501b mol
/hr (23kg mol/hr)の酸性ガスを一緒
に反応炉に供給し、−緒にした原料をクラウス反応の化
学量論的要求に従って約1801b mol/ hr 
(82kg mol/hr)の空気によって部分燃焼さ
せるならば、燃焼域において2479°F(1360℃
)にすぎない最高燃焼温度に達する。その上、第1イオ
ウ凝縮器からのガス流量は約2521bmol/hr(
114kg mat/ hr)になる、低い燃焼温度及
び燃焼域内を支配している不利な速度論条件において、
アンモニアは安心のゆくように分解され得す、プラント
の最大設計流量能力を有意に越えることになる。
本発明の方法に従えば、301b mol/hr (1
4kg mol/hr)のサワー水ストリッパーガスな
本発明の第1燃焼域に通して純酸素9.551b mo
l/ hr(4,33kg mol/ hr)で燃焼さ
せる。第1燃焼域内の火炎温度は3182°F(175
0℃)に達する。該温度は本質的に全てのアンモニアを
分解させる程に高いが、窒素酸化物の形成を引き起こす
程には高くない、この温度において、ガス組成は未解離
基準で硫化水素約4.5%、水48.8%、水素22.
9%、窒素12.0%、二酸化イオウ4.0%及び二原
子イオウ7.8%に相当し、アンモニア及び酸化窒素は
実質的に無い。
燃焼反応生成物を冷却水との間接熱交換によって冷却し
て温度650°F(343℃)にする。該温度はイオウ
の露点を越える。熱交換器を流量的421b mol/
 hr (19kg mol/ hr)で出る冷却され
た燃焼反応生成物を酸性ガス651b mol/ hr
(29kg mol/ hr)と組み合わせ、−緒1:
 L だR料をクラウス反応炉の燃焼域である第2燃焼
域に通す。−緒にした原料を酸素濃度41モル%を有す
るオキシダント87.71b mol/hr (39,
8kgrnol/hr)で燃焼させ、それで断熱温度2
696下(1480℃)に達する。硫化水素を部分燃焼
させ、全ての他の可燃物をプロセスにおいて完全に燃焼
させる。残留硫化水素は、反応炉内でクラウス反応に従
って二酸化イオウと反応してガス状イオウを生成する。
反応炉の反応流を廃熱ボイラーにおいて冷却して620
”F(327℃)にし、次いで第1イオウ凝縮器に通す
、イオウ生成物を凝縮させてガスと分離させて捕集する
。ガスは第1イオウ凝縮器を流量1821b mol/
hr (82,6kg mol/hr)で出て硫化水素
及び二酸化イオウを2に近い比で含有する。
反応流を更にイオウを生成し及び回収するためにプラン
トの2つの触媒段階の中に通す。触媒転化器において用
いる触媒の活性の早期劣化はなく、プロセスの管路はア
ンモニア化合物の付着がないままである。その上、クラ
ウスプラントの酸性ガス処理流量は501b mol/
hr (23kg mol/hr)から651b mo
l/hr (29kg mol/hr)に増加した。酸
性ガス処理流量のこの30%の増大は、アンモニア含有
原料からのイオウの同時回収と結びつけて、クラウスプ
ラントについて発明の方法が提供する利点を立証する。
かかる利点は、プラントの液圧及び温度制限内で及び触
媒寿命を危くしないで達成することができる。
今、本発明の方法を用いることによって、アンモニア含
有サワーガスを酸性ガス原料と組合わせて、クラウスプ
ラント内の運転問題に遭遇せずに有利に処理加工するこ
とができる0本発明の方法を所定の実施態様によって詳
細に説明したが、当業者ならば発明の精神及び特許請求
の範囲内に他の実施態様があることを認めるものと思う
【図面の簡単な説明】
添付図は本発明の方法の好ましい一実施態様の略フロー
ダイヤグラムである。 1・・・第1供給ガス 4.11・・・オキシダント 10・・・第2供給流

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)アンモニア及び硫化水素を含有する第1供給
    ガスを第1焼域において化学量論量より少ないオキシダ
    ントによって燃焼させて実質的にアンモニアの無い燃焼
    反応生成物を生じ、 (B)燃焼反応生成物を冷却し、 (C)燃焼反応生成物、オキシダント及び硫化水素を含
    有する第2供給ガスを第2燃焼域に導入し、 (D)第2燃焼域において硫化水素をオキシダントによ
    り部分燃焼させて二酸化イオウを生じ、(E)二酸化イ
    オウと硫化水素とを反応させてイオウを生じ、 (F)イオウを生成物として回収し、 (G)未反応の二酸化イオウ及び硫化水素を更にイオウ
    を生成するために少なくとも1つの触媒反応域に通す ことを含むイオウの製造方法。 2、前記第1供給ガスが20〜50モル%の範囲内のア
    ンモニア濃度を有する特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3、前記第1供給ガスが20モル%より多い硫化水素濃
    度を有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、前記第1供給ガスを第1燃焼域において40〜10
    0%の範囲内の酸素濃度を有するオキシダントによって
    燃焼させる特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、第1燃焼域における燃焼を1760℃ (3200°F)に等しいか或はそれより低い温度で行
    う特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、冷却を冷却流体との間接熱交換によって行う特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 7、燃焼反応生成物の冷却後の温度がイオウの露点より
    高い特許請求の範囲第1項記載の方法。 8、第2燃焼域に導入したオキシダントが空気の酸素濃
    度を越える酸素濃度を有する特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 9、第2供給ガスが50モル%より多い硫化水素濃度を
    有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 10、第2燃焼域内の燃焼を、有意の耐火物損傷が起き
    る温度より低い温度で行う特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 11、第2燃焼域に導入する硫化水素の三分の一を燃焼
    させる特許請求の範囲第1項記載の方法。
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