JPH01308198A - 同期機励磁制御装置 - Google Patents
同期機励磁制御装置Info
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- JPH01308198A JPH01308198A JP63135208A JP13520888A JPH01308198A JP H01308198 A JPH01308198 A JP H01308198A JP 63135208 A JP63135208 A JP 63135208A JP 13520888 A JP13520888 A JP 13520888A JP H01308198 A JPH01308198 A JP H01308198A
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- Japan
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- synchronous machine
- active power
- target value
- control device
- component
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は同期機の励磁制御装置に係り、特に多機の電力
系統の定態安定度向上に好適な同期機用励磁制御装置に
関する。
系統の定態安定度向上に好適な同期機用励磁制御装置に
関する。
従来の装置は、特開昭61−1.5599号に記載のよ
うに、系統構成及び負荷状態に応してブロックを選択す
ることにより最適な特性を実現しようとするものである
が、パラメータがステップ状に変化するため必すしも最
適な制御特性を得られないこと、また系統構成又は運用
状態か予想を越えた場合には、制御か不安定になるなど
の問題点を有していた。
うに、系統構成及び負荷状態に応してブロックを選択す
ることにより最適な特性を実現しようとするものである
が、パラメータがステップ状に変化するため必すしも最
適な制御特性を得られないこと、また系統構成又は運用
状態か予想を越えた場合には、制御か不安定になるなど
の問題点を有していた。
」1記従来技術は、あらかじめ想定した系統構成に対し
て設定した固定のゲイン・位相定数を用いたオープンル
ープ制御による定態安定度の向」、シか行っていないた
め、時々刻々変化する実系統の運用状態に対する最適な
制御を行うことかできず、実系統の運用状態が想定系統
状態から人きくずれが生した場合には、定態安定度を失
い制御が不安定となること、及び実多機系統の有する異
なる種々の周波数成分全てに有効な安定化制御ができな
い問題点があった。
て設定した固定のゲイン・位相定数を用いたオープンル
ープ制御による定態安定度の向」、シか行っていないた
め、時々刻々変化する実系統の運用状態に対する最適な
制御を行うことかできず、実系統の運用状態が想定系統
状態から人きくずれが生した場合には、定態安定度を失
い制御が不安定となること、及び実多機系統の有する異
なる種々の周波数成分全てに有効な安定化制御ができな
い問題点があった。
本発明の目的は、系統状態の変化に応じて常に最適な安
定度向」二を行うために、定態安定度向」二に理想的な
有効電力Pの制御目標値P refを生成する回路を設
うけ、この制御目標値P refに有効電力Pを追従さ
せる閉ループフィードバック制御を行なうことにより、
実系統の運用状態に依存することなく種々の動揺周波数
成分全てに有効な定態安定度向」二を行う励磁制御装置
を提供することにある。
定度向」二を行うために、定態安定度向」二に理想的な
有効電力Pの制御目標値P refを生成する回路を設
うけ、この制御目標値P refに有効電力Pを追従さ
せる閉ループフィードバック制御を行なうことにより、
実系統の運用状態に依存することなく種々の動揺周波数
成分全てに有効な定態安定度向」二を行う励磁制御装置
を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による同期機励磁制
御装置においては、前記同期機の端子電圧と設定端子電
圧との偏差信号に対応して前記同期機の界磁量を定め前
記端子電圧を制御する端子電圧一定制御装置を備えたも
のに、前記同期機に接続した電力系統の動揺状態に示す
電力系統動揺信号を検出する電力系統動揺信号検出手段
と、該電力系統動揺信号から前記同期機の出力する有効
電力目標値を生成する有効電力目標値生成手段と、前記
同期機が出力する有効電力を検出する有効電力検出手段
と、前記有効電力目標値と前記有効電力との偏差に対応
する補正信号を生成する補正手段とを備えて該補正信号
を前記偏差信号に加える。
御装置においては、前記同期機の端子電圧と設定端子電
圧との偏差信号に対応して前記同期機の界磁量を定め前
記端子電圧を制御する端子電圧一定制御装置を備えたも
のに、前記同期機に接続した電力系統の動揺状態に示す
電力系統動揺信号を検出する電力系統動揺信号検出手段
と、該電力系統動揺信号から前記同期機の出力する有効
電力目標値を生成する有効電力目標値生成手段と、前記
同期機が出力する有効電力を検出する有効電力検出手段
と、前記有効電力目標値と前記有効電力との偏差に対応
する補正信号を生成する補正手段とを備えて該補正信号
を前記偏差信号に加える。
また電力系統動揺信号検出手段の検出する電力系統動揺
信号は、同期機の端子電圧と電機子電流と界磁電圧と界
磁電流と周波数とロータ軸位置と軸速度とのうち少なく
とも1つであるとよい。
信号は、同期機の端子電圧と電機子電流と界磁電圧と界
磁電流と周波数とロータ軸位置と軸速度とのうち少なく
とも1つであるとよい。
さらに有効電力目標値生成手段の生成する有効電力目標
値は、同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時
間微分値成分との重みづき加算とから成るのが好ましい
。
値は、同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時
間微分値成分との重みづき加算とから成るのが好ましい
。
そして補正手段は、有効電力検出手段の検出する有効電
力を同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時間
微分値成分とに分離しそれぞれの成分と有効電力目標値
の有する前記それぞれの成分との偏差に対応した補正信
号を生成することが好ましい。
力を同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時間
微分値成分とに分離しそれぞれの成分と有効電力目標値
の有する前記それぞれの成分との偏差に対応した補正信
号を生成することが好ましい。
上記のように構成された同期機励磁装置において、電力
系統動揺信号検出手段は同期機が接続された電力系統の
動揺状態を示す電力系統動揺信号を検出し、有効電力目
標値生成手段は前記電力系統動揺信号から前記電力系統
の定態安定度向」二を計るに好適な同期機が出力する有
効電力目標値を生成し、有効電力検出手段は該同期機の
出力する有効電力を検出し、補正手段は前記有効電力目
標値と前記有効電力の偏差に対応した補正信号を生成し
て、該補正信号を前記同期機の端子電圧と設定端子電圧
との偏差信号に対応して同期機の界磁量を定め端子電圧
を制御する端子電圧一定制御装置の前記偏差信号に加え
前記電力系統の定態安定度を向上させるように働く。
系統動揺信号検出手段は同期機が接続された電力系統の
動揺状態を示す電力系統動揺信号を検出し、有効電力目
標値生成手段は前記電力系統動揺信号から前記電力系統
の定態安定度向」二を計るに好適な同期機が出力する有
効電力目標値を生成し、有効電力検出手段は該同期機の
出力する有効電力を検出し、補正手段は前記有効電力目
標値と前記有効電力の偏差に対応した補正信号を生成し
て、該補正信号を前記同期機の端子電圧と設定端子電圧
との偏差信号に対応して同期機の界磁量を定め端子電圧
を制御する端子電圧一定制御装置の前記偏差信号に加え
前記電力系統の定態安定度を向上させるように働く。
そして、電力系統動揺信号検出手段は、電力系統動揺信
号として同期機の端子電圧と電機子電流と界磁電圧と界
磁電流と周波数とローラ軸位置と軸速度のうち少なくと
も1つを検出する。
号として同期機の端子電圧と電機子電流と界磁電圧と界
磁電流と周波数とローラ軸位置と軸速度のうち少なくと
も1つを検出する。
また、有効電力目標値生成手段は、有効電力目標値とし
て同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時間微
分値成分との重みづき加算演算をする。
て同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時間微
分値成分との重みづき加算演算をする。
さらに、補正手段は、有効電力検出手段が検出した有効
電力を同期機の内部相差角成分と内部相差角成分の時間
微分値とに分離し、それぞれの成分と有効電力目標値の
有するそれぞれの成分との偏差に対応する補正信号を生
成出力する。
電力を同期機の内部相差角成分と内部相差角成分の時間
微分値とに分離し、それぞれの成分と有効電力目標値の
有するそれぞれの成分との偏差に対応する補正信号を生
成出力する。
以下本発明の一実施例を第1図〜第5図を用いて説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例でサイリスタを用いた静止
形励磁装置の全体構成を示す図である。
形励磁装置の全体構成を示す図である。
第1図において、静止形励磁装置は、同期機1−の端子
電圧を計器用変成器PT6にて降圧した電圧Vgと自動
電圧調整装置(端子電圧一定制御装置)の電圧設定器(
9OR)12からの電圧設定値Vrefとの偏差F0を
検出して偏差ε1を増幅器13にて増幅し、さらに自動
パルス位相器A、pps14にてサイリスタ制御用パル
スを発生させ、これにより励磁電源用変圧器E X、
T R2を介して得られる励磁用電源をサイリスタ2Q
により制御し、同期機1の界磁電圧Vf及び同期機器端
子電圧Vgを一定に制御する装置である。
電圧を計器用変成器PT6にて降圧した電圧Vgと自動
電圧調整装置(端子電圧一定制御装置)の電圧設定器(
9OR)12からの電圧設定値Vrefとの偏差F0を
検出して偏差ε1を増幅器13にて増幅し、さらに自動
パルス位相器A、pps14にてサイリスタ制御用パル
スを発生させ、これにより励磁電源用変圧器E X、
T R2を介して得られる励磁用電源をサイリスタ2Q
により制御し、同期機1の界磁電圧Vf及び同期機器端
子電圧Vgを一定に制御する装置である。
さらに系統安定度向」二のために、同期機1の出力電圧
と電流を計器用変成器PT6と計器用変流器CT5を介
して入力する有効電力目標値生成回路(有効電力目標生
成手段)15、有効電力検出回路(有効電力検出手段)
19にて有効電力目標値Pref、有効電力Pを検出す
る。この信号を適正にゲイン・位相補正し、電力偏差Δ
P = P ref−Pを零とするようにゲイン・位相
調整した出力V pssを自動電圧調整装置への信号加
算回路へ補助信号として与えている。
と電流を計器用変成器PT6と計器用変流器CT5を介
して入力する有効電力目標値生成回路(有効電力目標生
成手段)15、有効電力検出回路(有効電力検出手段)
19にて有効電力目標値Pref、有効電力Pを検出す
る。この信号を適正にゲイン・位相補正し、電力偏差Δ
P = P ref−Pを零とするようにゲイン・位相
調整した出力V pssを自動電圧調整装置への信号加
算回路へ補助信号として与えている。
同期機1は、主変圧器7、主遮断器8、系統遮断器9を
介して、送電線10に接続している。
介して、送電線10に接続している。
同様に複数の同期機から成る電力系統ネットワーク11
が接続され多機系の電力系統が構成されている。
が接続され多機系の電力系統が構成されている。
ます、有効電力目標値生成回路J5は計器用変流器CT
5、計器用変成器PT6から電流と電圧を入力し内部誘
起電圧Eqの内部相差角δを検出する内部誘起電圧検出
回路16と5この内部相差角δに同期化力係数にδに設
定する同期化力係数設定回路17と、内部相差角δを時
間微分し、この時間微分信号ω=δに制動力係数に、を
設定する制動力係数設定回路18とから成りそれぞれの
出力を加算した下式の重みづけ加算により、有効電力P
の有効電力目標値P refを生成する。
5、計器用変成器PT6から電流と電圧を入力し内部誘
起電圧Eqの内部相差角δを検出する内部誘起電圧検出
回路16と5この内部相差角δに同期化力係数にδに設
定する同期化力係数設定回路17と、内部相差角δを時
間微分し、この時間微分信号ω=δに制動力係数に、を
設定する制動力係数設定回路18とから成りそれぞれの
出力を加算した下式の重みづけ加算により、有効電力P
の有効電力目標値P refを生成する。
P ref ’= K aδ十に、ω−・(1)有効電
力目標値P refのうち、内部相差角δに比例する成
分が同期化力成分、時間微分信号ωに比例する成分が制
動力成分となる。これらの成分比率は同期化力係数に、
と制動力係数に、のゲインを変えることで任意に設定で
きるので、プラン1〜に要求される系統安定化上からの
仕様に応じた有効電力目標値P ref 、即ち有効電
力Pの理想的な制御目標値を容易に決定できる。
力目標値P refのうち、内部相差角δに比例する成
分が同期化力成分、時間微分信号ωに比例する成分が制
動力成分となる。これらの成分比率は同期化力係数に、
と制動力係数に、のゲインを変えることで任意に設定で
きるので、プラン1〜に要求される系統安定化上からの
仕様に応じた有効電力目標値P ref 、即ち有効電
力Pの理想的な制御目標値を容易に決定できる。
このようにして決定した有効電力目標値P rcfは、
同期機」及びこれに連けいする電力系統11間に動揺が
発生した場合に、これを制御する最適な信号となってい
る。
同期機」及びこれに連けいする電力系統11間に動揺が
発生した場合に、これを制御する最適な信号となってい
る。
次にこの有効電力目標値P refを基準信号として、
有効電力出力Pとの偏差ΔP−Pref−P求める。こ
のΔPを位相調整回路20にて、ΔPを零とするように
ゲイン・位相調整して得た信号■pssを自動電圧調整
装置の信号加算回路へ与える。
有効電力出力Pとの偏差ΔP−Pref−P求める。こ
のΔPを位相調整回路20にて、ΔPを零とするように
ゲイン・位相調整して得た信号■pssを自動電圧調整
装置の信号加算回路へ与える。
出力V pssは、増幅器13、自動パルス位相器14
、サイリスタ3、界磁遮断器4を介して同期機界磁電圧
Vf及び端子電圧Vgを変化させ、同期機有効電力Pが
、有効電力目標値P refに一致するように閉ループ
制御を行う。有効電力Pを有効電力目標値P refに
一致させることにより、有効電力Pに含まれる同期化成
分、制動力成分を設計目標値のに1、K4に一致するよ
う制御できるため、常に設計目標通りの系統安定化向」
二を実現できる。
、サイリスタ3、界磁遮断器4を介して同期機界磁電圧
Vf及び端子電圧Vgを変化させ、同期機有効電力Pが
、有効電力目標値P refに一致するように閉ループ
制御を行う。有効電力Pを有効電力目標値P refに
一致させることにより、有効電力Pに含まれる同期化成
分、制動力成分を設計目標値のに1、K4に一致するよ
う制御できるため、常に設計目標通りの系統安定化向」
二を実現できる。
次に第2図を用いて、本実施例の動作を説明する。第2
図は第1図の詳細ブロック図である。
図は第1図の詳細ブロック図である。
第2図において、有効電力目標値生成回路15は、同期
機1の端子電圧Vg及び電流Icより内部誘起電圧検出
回路16aにおいて、内部誘起電圧Eqを演算検出する
。
機1の端子電圧Vg及び電流Icより内部誘起電圧検出
回路16aにおいて、内部誘起電圧Eqを演算検出する
。
ここで内部誘起電圧Eqは
E q =Va+ j x q Ia3ラ :複素数
Xq:同期機q軸同期リアクタンス
であり、内部誘起電圧Egの位相が同期機1の内部相差
角δに相当する。
角δに相当する。
次に内部誘起電圧Eqの内部相差角δを位相検出回路1
6bにて検出し、さらに内部相差角δの出する。これら
のδ、ωをそれぞれ係数設定回路17及び18bにてゲ
イン調整した値を加算しこれを有効電力目標値P re
fとする。また同期機]−の有効電力Pを端子電圧Vg
及び電流Igを用いて電力変換器19にて検出する。有
効電力目標値P refと有効電力Pの偏差信号Δを求
め、このΔPを位相調整回路(補正手段)20により励
磁装置伝達関数GAVR(S) 27及び同期機〕の界
磁回路時間遅れを補正した出力Vpssを励磁装置信号
加算回路へ与える。ここで位相調整回路20は直流分除
去回路24、ゲイン、位相調整回路25、出力リミッタ
回路26にて構成する。まず直流分除去回路24は、系
統安定化に必要な信号はΔPの時間的な変化分であり直
流分は不要であるためこれを除去するために設ける。次
にゲイン・位相調整回路25は、励磁装置及び同期機界
磁回路の時間遅れを補正し、有効電力目標値生成回路1
s及び有効電力検出回路19、ゲイン位相調整回路25
、励磁装置伝達関数G AVII (S) 27、同期
機1からなる閉ループ制御系の安定化を計るためのもの
である。
6bにて検出し、さらに内部相差角δの出する。これら
のδ、ωをそれぞれ係数設定回路17及び18bにてゲ
イン調整した値を加算しこれを有効電力目標値P re
fとする。また同期機]−の有効電力Pを端子電圧Vg
及び電流Igを用いて電力変換器19にて検出する。有
効電力目標値P refと有効電力Pの偏差信号Δを求
め、このΔPを位相調整回路(補正手段)20により励
磁装置伝達関数GAVR(S) 27及び同期機〕の界
磁回路時間遅れを補正した出力Vpssを励磁装置信号
加算回路へ与える。ここで位相調整回路20は直流分除
去回路24、ゲイン、位相調整回路25、出力リミッタ
回路26にて構成する。まず直流分除去回路24は、系
統安定化に必要な信号はΔPの時間的な変化分であり直
流分は不要であるためこれを除去するために設ける。次
にゲイン・位相調整回路25は、励磁装置及び同期機界
磁回路の時間遅れを補正し、有効電力目標値生成回路1
s及び有効電力検出回路19、ゲイン位相調整回路25
、励磁装置伝達関数G AVII (S) 27、同期
機1からなる閉ループ制御系の安定化を計るためのもの
である。
位相調整回路20の出力V pssは、励磁装置の信号
加算回路を介して、同期機界磁電圧Vf及び端子電圧V
g雷電流gを変化させ、有効電力Pを有効電力目標値P
refに一致するよう閉ループ追従制御を行う。この
結果有効電力Pに含まれる同期化力及び制動力を指定値
のKi、に、になるよう制御できることになり、同期機
1の動揺を速やかに収束させることができ系統安定度の
向上を実現できる。
加算回路を介して、同期機界磁電圧Vf及び端子電圧V
g雷電流gを変化させ、有効電力Pを有効電力目標値P
refに一致するよう閉ループ追従制御を行う。この
結果有効電力Pに含まれる同期化力及び制動力を指定値
のKi、に、になるよう制御できることになり、同期機
1の動揺を速やかに収束させることができ系統安定度の
向上を実現できる。
第3図は、有効電力検出回路19で検出した有動電力P
に含まれる内部相差角成分δpと該内部相差角成分の時
間微分値成分ωpとを検出する回路21.22により分
離検出し、有効電力目標値生成回路15で生成したそれ
ぞれの成分に対する偏差に対してゲイン、位相調整する
回路20a。
に含まれる内部相差角成分δpと該内部相差角成分の時
間微分値成分ωpとを検出する回路21.22により分
離検出し、有効電力目標値生成回路15で生成したそれ
ぞれの成分に対する偏差に対してゲイン、位相調整する
回路20a。
20bを設けた、位相調整回路2oのブロック図である
。
。
位相調整回路20の出力Vpssは前記と同様に、励磁
装置の信号加算回路を介して、同期機界磁電圧Vf及び
端子電圧Vg、電流■gを変化させ、有効電力Pに含ま
れる同期化力、制動力を有効電力目標値P refに含
むものと一致するよう閉ループ追従制御を行なうことに
より、より一層の系統安定度向上を実現できる。
装置の信号加算回路を介して、同期機界磁電圧Vf及び
端子電圧Vg、電流■gを変化させ、有効電力Pに含ま
れる同期化力、制動力を有効電力目標値P refに含
むものと一致するよう閉ループ追従制御を行なうことに
より、より一層の系統安定度向上を実現できる。
次に有効電力PをPmに、δ十に、ωと制御した場合の
効果は次の様になる。同期機1の運動方程式は 但し M:貫性定数 Pm:ターモノ出力 と2次振動系で表わすことができるから、これにを代入
すると となる。この式の固有値αを求めると とすることができ、常に安定とすることができる。
効果は次の様になる。同期機1の運動方程式は 但し M:貫性定数 Pm:ターモノ出力 と2次振動系で表わすことができるから、これにを代入
すると となる。この式の固有値αを求めると とすることができ、常に安定とすることができる。
また同期化力に、を一定とすることで系の固有振動数を
常に一定とすることができる。
常に一定とすることができる。
第4図、第5図に以上の働きをブロック図にて示した。
第4図は、実系統の簡略ブロック図を示す。ここで示し
た有効電力Pは、電力系統・同期機・励磁装置などの複
雑な伝達関数Ge(s)を介して出力となり、同期化力
・制動力は制御された値ではないため、運転状態によっ
ては不安定となる。これに対して本実施例を適用した第
5図によれば有効電力PをPmに、・δ+に、ωとなる
よう制御した値となるため、同期機の運転状態・系統構
成などに依存せず、常に一定のに、、に、どすることが
でき、系統安定度を向−1ニすることができる。
た有効電力Pは、電力系統・同期機・励磁装置などの複
雑な伝達関数Ge(s)を介して出力となり、同期化力
・制動力は制御された値ではないため、運転状態によっ
ては不安定となる。これに対して本実施例を適用した第
5図によれば有効電力PをPmに、・δ+に、ωとなる
よう制御した値となるため、同期機の運転状態・系統構
成などに依存せず、常に一定のに、、に、どすることが
でき、系統安定度を向−1ニすることができる。
本実施例では、内部相差角δを内部誘起電圧Eqより求
めているが、この他実際のロータ軸位置、軸速度と直接
同期機の運動状態を示す信号を用いても良い。また内部
相差角δは、この他同期機界磁電圧Vfと界磁電流If
を用いて但し Rf :同期機界磁抵抗 1”dz’:同期機負荷時界磁時定数 Xd :同期機直軸同期リアクタンス xd’ :同期機直軸過渡りアクタンスとして求める
ことができるため、これを用いても良い。
めているが、この他実際のロータ軸位置、軸速度と直接
同期機の運動状態を示す信号を用いても良い。また内部
相差角δは、この他同期機界磁電圧Vfと界磁電流If
を用いて但し Rf :同期機界磁抵抗 1”dz’:同期機負荷時界磁時定数 Xd :同期機直軸同期リアクタンス xd’ :同期機直軸過渡りアクタンスとして求める
ことができるため、これを用いても良い。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
指定した制動1−ルク成分・同期化1〜ルク成分となる
よう生成した有効電力目標値P refに、同期機の実
有効電力Pを一致させるように制御できるので、同期機
の運転状態、系統構成の変化及び使用している励磁装置
の種類にかかわらず、常に指定した仕様を有する系統安
定度を確保することができる。
よう生成した有効電力目標値P refに、同期機の実
有効電力Pを一致させるように制御できるので、同期機
の運転状態、系統構成の変化及び使用している励磁装置
の種類にかかわらず、常に指定した仕様を有する系統安
定度を確保することができる。
さらに、有効電力目標値P refに有効電力Pを一致
させるよう閉ループ追従制御を行うため、同期機の運転
状態・系統構成変化などの外部要因の影響をほとんど受
けなくできるので、定数の設定が非常に簡単となり、試
運転時の調整が極めて容易となる。
させるよう閉ループ追従制御を行うため、同期機の運転
状態・系統構成変化などの外部要因の影響をほとんど受
けなくできるので、定数の設定が非常に簡単となり、試
運転時の調整が極めて容易となる。
そして有効電力目標値P ref及び有効電力Pのいず
れも、タービン出力の機械出力Pmの影響による信号を
同等に含んでいること、さらにこれらの差信号Pref
−Pを制御信号に用いているため、Pmの影響を受けな
い。従ってタービン高速バルブ制御(E V A :
Earl、y Valve Actuatjon)のよ
うに系統事故発生時にタービン出力Pmを大きく変化さ
せる制御を併用した場合も、タービン出力Pmの影響を
受けずに常に安定な安定化制御を行うことができる。
れも、タービン出力の機械出力Pmの影響による信号を
同等に含んでいること、さらにこれらの差信号Pref
−Pを制御信号に用いているため、Pmの影響を受けな
い。従ってタービン高速バルブ制御(E V A :
Earl、y Valve Actuatjon)のよ
うに系統事故発生時にタービン出力Pmを大きく変化さ
せる制御を併用した場合も、タービン出力Pmの影響を
受けずに常に安定な安定化制御を行うことができる。
第1図は、本発明の一実施例の同期機励磁制御装置の全
体構成図、第2図は第1図の詳細ブロック図、第3図は
異なる他の実施例による位相調整回路のブロック図、第
4図は同期機を2次振動系で示したブロック図、第5図
は第4図に本発明による一実施例の制御ブロックを付加
したブロック図である。 1・・・同期機、]1・・電力系統ネッI・ワーク、1
5 ・有効電力目標値生成回路、16・・内部誘起電圧
検出回路、17・同期化力係数設定回路、18・・・制
動力係数設定回路、19 有効電力検出回路、20・・
位相調整回路。
体構成図、第2図は第1図の詳細ブロック図、第3図は
異なる他の実施例による位相調整回路のブロック図、第
4図は同期機を2次振動系で示したブロック図、第5図
は第4図に本発明による一実施例の制御ブロックを付加
したブロック図である。 1・・・同期機、]1・・電力系統ネッI・ワーク、1
5 ・有効電力目標値生成回路、16・・内部誘起電圧
検出回路、17・同期化力係数設定回路、18・・・制
動力係数設定回路、19 有効電力検出回路、20・・
位相調整回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、同期機の端子電圧と設定端子電圧との偏差信号に対
応して前記同期機の界磁量を定め前記端子電圧を制御す
る端子電圧一定制御装置を備えた同期機励磁制御装置に
おいて、前記同期機に接続した電力系統の動揺状態を示
す電力系統動揺信号を検出する電力系統動揺信号検出手
段と、該電力系統動揺信号から前記同期機の出力する有
効電力目標値を生成する有効電力目標値生成手段と、前
記同期機が出力する有効電力を検出する有効電力検出手
段と、前記有効電力目標値と前記有効電力との偏差に対
応する補正信号を生成する補正手段とを備えて該補正信
号を前記偏差信号に加えることを特徴とする同期機励磁
制御装置。2、電力系統動揺信号検出手段の検出する電
力系統動揺信号が、同期機の端子電圧と電機子電流と界
磁電圧と界磁電流と周波数とロータ軸位置と軸速度との
うち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記
載の同期機励磁制御装置。 3、有効電力目標値生成手段の生成する有効電力目標値
が、同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時間
微分値成分との重みづき加算とから成ることを特徴とす
る請求項1記載の同期機励磁制御装置。 4、補正手段が、有効電力検出手段の検出する有効電力
を同期機の内部相差角成分と該内部相差角成分の時間微
分値成分とに分離しそれぞれの成分と有効電力目標値の
有する前記それぞれの成分との偏差に対応した補正信号
を生成することを特徴とする請求項1記載の同期機励磁
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63135208A JPH0638718B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 同期機励磁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63135208A JPH0638718B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 同期機励磁制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01308198A true JPH01308198A (ja) | 1989-12-12 |
JPH0638718B2 JPH0638718B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=15146380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63135208A Expired - Lifetime JPH0638718B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 同期機励磁制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638718B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113676093A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-11-19 | 中国长江电力股份有限公司 | 一种基于开环控制的发电机起励方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63114599A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-19 | Hitachi Ltd | 可変速発電装置 |
-
1988
- 1988-06-01 JP JP63135208A patent/JPH0638718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63114599A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-19 | Hitachi Ltd | 可変速発電装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113676093A (zh) * | 2021-07-19 | 2021-11-19 | 中国长江电力股份有限公司 | 一种基于开环控制的发电机起励方法 |
CN113676093B (zh) * | 2021-07-19 | 2023-08-18 | 中国长江电力股份有限公司 | 一种基于开环控制的发电机起励方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0638718B2 (ja) | 1994-05-18 |
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