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JPH0130504Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0130504Y2
JPH0130504Y2 JP17074282U JP17074282U JPH0130504Y2 JP H0130504 Y2 JPH0130504 Y2 JP H0130504Y2 JP 17074282 U JP17074282 U JP 17074282U JP 17074282 U JP17074282 U JP 17074282U JP H0130504 Y2 JPH0130504 Y2 JP H0130504Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piping
pipe
temporary frame
protruding
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17074282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5973687U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17074282U priority Critical patent/JPS5973687U/ja
Publication of JPS5973687U publication Critical patent/JPS5973687U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0130504Y2 publication Critical patent/JPH0130504Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンクリート打設時に該コンクリ
ート内に埋設される配管を位置固定するたの配管
用固定具に関するものである。
例えば、建屋内においては第1図に示すように
壁Aや梁Bに電線を通すための配管Cが埋設され
るのであり、この埋設手段として、配管Cの管端
に予めフランジを形成しておいて該フランジを仮
枠に釘で打ち付け固定する手段(実開昭53−
17797号)や実開昭54−117898号公報開示の補助
具を用いる手段が提案されている。
しかし前者の手段は、管端にフランジの無い配
管に対して使用できず、配管埋設工事に際し管端
を遂一加工する手間を必要とする。又、後者に依
れば、ニツプルを管端に螺合せしめ得る配管Cに
しか使用できないという不満を有すると共に、配
管Cの管径が異なれば他の補助具を用意しなけれ
ばならず、補助具自体の構成が複雑で製造コスト
が高くなる等の問題がある。本考案は上述の問題
を解決し得る配管用固定具を提供する目的でなさ
れ、その特徴とするところは、配管の管端に挿嵌
される挿嵌体と、仮枠に打ち込み使用される複数
本の突出釘とを具備してなる配管用固定具であつ
て、挿嵌体は異径の円柱体をそれぞれの径長の順
に従つて且つ軸心を一致せしめて多段に一体形成
した構成とされ、複数本の突出釘は上記挿嵌体内
にその基部が埋設されると共に最長径の円柱体の
平滑面に円柱体の軸心に平行状として突出せしめ
られた構成とされている、点にある。以下、本考
案の実施例を示す第2図以降の例示図面に基いて
詳述する。
第2図は本考案の一実施例を示す斜視図、第3
図は同縦断面図を表わす。
図中、1は配管Cの管端に挿嵌される挿嵌体、
2は仮枠Dに打ち込み使用される複数本の突出釘
を示す。
具体的には、挿嵌体1は樹脂材を以つて一体成
形により形成されたもので、異径の円柱体3a,
3b,3c,3dを、それぞれの径長の順に、且
つそれぞれの軸心を一致せしめた状態に配列形成
してあり、この挿嵌体1の最小径の円柱体3d側
が管端への挿入側となり、最大径の円柱体3a側
が仮枠Dへの固定側となる。
又、突出釘2は、その基部が挿嵌体1に埋設さ
れ、その突出位置は最大径の円柱体3aの平滑面
4にそして突出方向は円柱体3a〜dの軸心に平
行に設定されており、当該複数本の突出釘2は挿
嵌体1の成形時に埋設される。その他、5は平滑
面4の端縁に円柱体3aの円周面を延設する如く
上記突出釘2の突出方向と同方向に突出形成した
リツプ部で挿嵌体1と一体成形されており、該リ
ツプ部5は配管用固定具の使用時にコンクリート
Eのノロの浸入を防止する役割を担う。
上記例示した如き本考案配管用固定具は、第4
図イ若しくは第4図ロの如く使用する。
第4図イは配管Cのみを埋設する場合の使用例
を示し、仮枠Dの一定位置に突出釘2を打ちつけ
て挿嵌体1が仮枠Dの所定位置に取付けられた状
態となし、次に、埋設を蓉する配管Cの管端を挿
嵌体1に外嵌して配管Cを位置固定する。又、第
4図ロに示すように管端に接続キヤツプFを取付
けて埋設する場合には、接続キヤツプFを管端に
螺合させておき、同図仮想線で示すように同様に
して使用する。かくして配管Cが一定位置に位置
固定されたならば、仮枠D内側にコンクリートE
を打設し、コンクリートEの硬化後、仮枠Dを取
外すのであり、この取外し時に仮枠Dに打込まれ
ている本考案配管用固定具は仮枠Dと1体に取外
され、あとに、第4図イの場合は配管Cのみが第
4図ロの場合は接続キヤツプFを螺合した配管C
が所定箇所に埋設して残ることになり所期の工事
が達成される。
なお例示図面においては、突出釘2を3本とと
し、円柱体3a,3b,3c,3dを4段に形成
しているが、これらの数は適宜可変し得るもので
あり、又、リツプ部5の形成に代えて第5図に例
示する如く、平滑面4にパツキン6を貼着する構
成としても良い。尤も、上記リツプ部5あるいは
パツキン6は必ずしも必要でなく、使用コンクリ
ートEの種類あるいは施工場所の状況に応じて適
宜省略することも可能である。
以上説明したように本考案は、挿嵌体と突出釘
とからなる簡易な構成で樹脂材を用いることによ
つて一体成形により容易に製造できるものである
ため安価に提供でき、何よりも、挿嵌体が径の異
なる円柱体をもつて多段に構成されているため、
様々な異径管を予め加工することなくそのまま外
嵌固定でき、又、接続キヤツプを螺合した配管に
対しても使用できるものであり、仮枠に対し突出
釘が正確に打ちつけられることによつて配管は挿
嵌体に依り正確な位置に位置固定され、冒述した
問題点を全て解決する有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は配管工事の説明図、第2図は本考案の
一実施例を示す斜視図、第3図は同断面図、第4
図イ,ロは使用状態説明図、第5図は他の実施例
を示す断面図である。 Cは配管、Dは仮枠、Eはコンクリート、1は
挿嵌体、2は突出釘、3a,3b,3c,3dは
円柱体、4は平滑面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管の管端に挿嵌される挿嵌体と、仮枠に打ち
    込み使用される複数本の突出釘とを具備してなる
    配管用固定具であつて、挿嵌体は異径の円柱体を
    それぞれの径長の順に従つて且つ軸心を一致せし
    めて多段に一体形成した構成とされ、複数本の突
    出釘は上記挿嵌体内にその基部が埋設されると共
    に最長径の円柱体の平滑面に円柱体の軸心に平行
    状として突出せしめられた構成とされていること
    を特徴とする配管用固定具。
JP17074282U 1982-11-10 1982-11-10 配管用固定具 Granted JPS5973687U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17074282U JPS5973687U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 配管用固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17074282U JPS5973687U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 配管用固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973687U JPS5973687U (ja) 1984-05-18
JPH0130504Y2 true JPH0130504Y2 (ja) 1989-09-19

Family

ID=30372652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17074282U Granted JPS5973687U (ja) 1982-11-10 1982-11-10 配管用固定具

Country Status (1)

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JP (1) JPS5973687U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5973687U (ja) 1984-05-18

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