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JPH01304248A - 建築物における屋根構造 - Google Patents

建築物における屋根構造

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Publication number
JPH01304248A
JPH01304248A JP13025588A JP13025588A JPH01304248A JP H01304248 A JPH01304248 A JP H01304248A JP 13025588 A JP13025588 A JP 13025588A JP 13025588 A JP13025588 A JP 13025588A JP H01304248 A JPH01304248 A JP H01304248A
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JP
Japan
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roof
board
hanger
suspender
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Application number
JP13025588A
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English (en)
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JPH0643725B2 (ja
Inventor
Gantan Funaki
元旦 舩木
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Funaki Shoji KK
Original Assignee
Funaki Shoji KK
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Publication date
Application filed by Funaki Shoji KK filed Critical Funaki Shoji KK
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Publication of JPH0643725B2 publication Critical patent/JPH0643725B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物における屋根構造に関し、さらに詳
しくは、建築物での所定の断面形状に賦形された長尺金
属鋼板製の屋根板を用いる縦葺き形式での屋根構造の改
良に係るものである。
〔従来の技術〕
一般に、この種の建築物における所定の断面形状に賦形
された長尺金属鋼板製の屋根板を用いる屋根構造に関し
ては、従来から極めて数多くの提案がなされており、こ
れを縦葺き形式に適用した屋根構造にのみ限定しても、
その屋根板部材自体については、隣接して葺き上げられ
る板部材相互間の結合仕様、および構造形態とか、ある
いは機能面、外観面での考察などの開発、提案が盛んに
行なわれ、さらに、付帯構造については、屋根下地面へ
の取付けのための同様な結合仕様、および構造形態など
の種々に提案がなされ、これらのものは、個々の提案毎
にそれぞれに特有の作用、効果を達成し得るものとされ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、長尺金属鋼板製の屋根板を用いた縦葺き
形式の屋根構造に関して、このように盛んな研究、開発
がなされているとは言うものさ、必ずしも使用現場での
実態に則して、諸条件を充足し得る構成のものが未だ提
供されてはおらず、特に、例えば、年間を通して雨量、
風量の多い地域ての建築物に効果的に適合し得て、しか
も、構造が簡単てかつ施工し易い構成についての考慮に
欠けるものであった。
この発明は、従来のこのような問題点を改善しようとす
るものであって、その目的とするところは、屋根面が可
及的に平坦化されていて、強い風に対する抵抗性に優れ
、同時に雨量が多くても水捌けが良好で、施工し易いよ
うにした。この種の建築物における屋根構造、こSては
、縦葺き形式を通用した屋根構造を提供することである
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この発明に係る建築物に
おける屋根構造は、屋根面を形成する面板部9面板部の
両側縁を下方へ折曲させた左右の係合板部、各係合板部
の下端縁に係止突出部を設けた屋根板部材と、上部野地
板を載置する取付は載置部、取付は載置部から立上げて
、前記屋根板部材を支持する支持部、支持部を下方に折
曲させて、前記係合板部の内面を圧接する吊子圧接部。
吊子圧接部の下端縁に、前記係止突出部を係止させる係
止縁を設けた一対の対向される吊子部材と、下部野地板
上に取付ける取付はフランジ部。
取付はフランジ部から立上げて、前記取付は載置部を取
付ける取付は支持部を設けた一対の吊子台部材と、前記
一対の吊子台部材間の下部野地板上に配される基板溝部
、基板溝部の両側縁から−F方に延びる左右の側壁部、
各側壁部を内側へ折曲させて、前記各支持部の対向する
内面を圧接させる左右の突当て部、各突当て部を下方へ
折曲させて、前記各吊子圧接部の対向する内側を圧接さ
せる左右の結合圧接部を設けた溝形成部材とを備え、こ
れらの各部材を組合せて構成したことを特徴とし、また
、屋根面を形成する面板部9面板部の両側縁を下方へ折
曲させた左右の係合板部、各係合板部の下端縁に係止突
出部を設けた屋根板部材と、下部野地板上に取付けられ
て、上部野地板を載置する取付は載置部、取付は載置部
から立上げて、前記屋根板部材を支持する支持部、支持
部を下方に折曲させて、前記係合板部の内面を圧接する
吊子圧接部、吊子圧接部の下端縁に、前記係止突出部を
係止させる係止縁を設けた一対の対向される吊子部材と
、前記一対の対向される吊子部材間の下部野地板上に配
される基板溝部、基板溝部の両側縁から上方に延びる左
右の側壁部、各側壁部を内側へ折曲させて、前記各支持
部の対向する内面を圧接させる左右の突当て部、各突当
て部を下方へ折曲させて、前記各吊子圧接部の対向する
内側を圧接させる左右の結合圧接部を設けた溝形成部材
とを備え、これらの各部材を組合せて構成したことを特
徴とするものである。
〔作   用〕
すなわち、この発明においては、下部野地板上に一対の
各吊子台部材を所定間隔て取付け、かつこれらの間に溝
形成部材を配設させておき、各吊子台部材の取付は支持
部上に、一対の各吊子部材の取付は載置部を対向して取
付けることて、各吊子部材の支持部と吊子圧接部との内
側に、溝形成部材の突当て部と結合圧接部とを圧接支持
させると共に、隣接する取付は載置部間に跨って上部野
地板を載置させ、また、上部野地板上に各吊子部材の支
持部を含めて屋根板部材を被嵌させることで、各吊子部
材の吊子圧接部に、屋根板部材の係合板部を圧接支持さ
せ、かつ係止突出部を係止縁に引掛は係止させ、このよ
うにして、隣接相互間に木棚は開口部を介して各屋根板
部材を葺き上げ得るのである。
〔実 施 例〕
以下、この発明に係る建築物における屋根構造の各別の
実施例につき、第1図ないし第4図を参照して詳細に説
明する。
第1図はこの発明の一実施例を適用した縦葺き屋根構造
の概要構成を一部切欠いて模式的に示す斜視説明図、第
2図は同上屋根構造の要部を拡大して示す断面図、第3
図(a) 、 (b)は同上屋根板部材を取り出して示
す各別の端面図であり、また、第4図は同上他の実施例
を適用した縦葺き屋根構造の概要構成を示す前記第2図
に該当した断面図である。
すなわち、第1図ないし第3図に示す一実施例構成にお
いて、符号(11)は所定間隔毎に結合部ともなる木棚
は開口部を介して配設され、屋根面の主体を構成する屋
根板部材、(2]) 、 (21)はこの隣接される各
屋根板部材(II)、(11)を屋根下地面側に取付け
る一対の対向した吊子部材、(31)、(31)はこの
場合、いわゆる垂木部材として取付けられて、前記一対
の吊子部材(21) 、 (2])を取付は保持する。
こNでも一対の吊子台部材、(41)は前記隣接される
各屋根板部材(11) 、 (11)の相互間に連繋し
て介在され、前記木棚は開口部での雨水の木棚は樋を兼
ねた溝形成部材であり、これらの各構成部材(II)、
(21)、(31)、(41)は、後述する横断面形状
にされて、それぞれに長尺の金属薄鋼板をその長平方向
に沿い、ロール成形により一連に賦形成型させて用いる
か、あるいはそれぞれに長尺のアルミ押出し型材を用い
るのが好ましく、こ\では同様な金属材料を個々単別に
プレス成形して用いる場合に比較するとき、製造単価的
に極めて有利である。
しかして、前記屋根板部材(11)は、第3図(a)に
よって明らかなように、所定中寸法に設定されて可及的
に面一平坦化され、長平方向に一連に延びる長尺の面板
部(12)を有しており、この面板部(12)の左右の
両側縁部には、はy直角に下方へ向けて、もしくはや\
斜めに下方へ向は拡開させて延びる左右の各保合板部(
13)、(13)をそれぞれに折曲して形成させると共
に、これらの各係合板部(13) 、 (+3)の下端
縁にあって、内側へ小隆条で彎曲させた係止突出部(1
4) 、 (14)をそれぞれに形成させである。
なお、この屋根板部材(11)については、必要に応じ
て第3図(b)に見られるように、その面板部(+2)
の両側縁部に僅かな段差部(+2a)を形成させて、面
形状に変化を与えるとか、面強度を向上させるのもよく
、係止突出部(+4)、(+4)の彎曲形状は、下側に
なった端部(14a)を下方に向は広げることて、間部
での水切れを図るのも一つの手段てある。
また、前記吊子部材(21)は、−数的な形態であると
ころの9個々単別に形成されるものではなくて、長手方
向に一連にされた長尺の、いわゆる通し吊子と呼ばれる
もので、基部側ての後述する上部野地板端部の載置面と
もなる取付は載置部(22)と、この取付は載置部(2
2)の−側部を同上部野地板の厚さ相当分だけ立上げた
起立部(23)と、この起立部(23)の上部を横方向
に折曲させて、前記屋根板部材(11)の側縁部を裏面
側から支持する支持部(24)と、この支持部(24)
の端部を下方に折曲させて、同様に前記係合板部(13
)の内面に沿って圧接させる吊子圧接部(25)と、こ
の吊子圧接部(25)の下端縁に形成されて、前記係止
突出部(14)に係止させる係止縁(26)とからなっ
ており、その一対を左右勝手に対向させて用いる。
そして、前記吊子台部材(31)についても、前記吊子
部材(21)と同様に長手方向に一連にされた長尺の通
し吊子台にされて、いわゆる垂木部材を形成しており、
吊子部材(21)を載置して取付は支持するのに用いら
れ、後述する屋根下地面、こSでは下部野地板上に取付
けられる一組の取付はフランジ部(32) 、 (32
)と、これらの各取付はフランジ部(32) 、 (3
2)から所定の高さ相当分たけ立」−げた左右の各側板
部(:]3) 、 (33)と、これらの各側板部(3
:l) 、 (33)間を結んて、前記したように吊子
部材(21)を載置して取付は支持するための取付は支
持部(34)とを有しており、その左右一対を一組にし
て用いる。
さらに、前記雨水の木棚は樋を兼ねる溝形成部材(旧)
は、中間部に補強などのための突出された隆条部(43
)を形成させて、下部野地板上に設置されるところの、
やS巾寸法を狭く形成させた基板溝部(42)を有して
おり、この基板溝部(42)の左右の両側縁部には、上
方外側に向は拡開して延びる左右の各側壁部(44) 
、 (44)をそれぞれに折曲して形成させると共に、
これらの各側壁部(44) 、 (44)の上端縁にあ
っては、それぞれに内側へ対向して折曲され、前記一対
の各吊子部材(21) 、 (21)の支持部(24)
 、 (24)に裏面側から突当てる左右の各部当て部
(45) 、 (45)を形成させ、かつこれらの各突
当て部(45) 、 (45)の内側対向縁部を、前記
各吊子圧接部(25) 、 (25)よりも短い寸法で
下方へ折曲して、同各吊子圧接部(25) 、 (25
)に内側から圧接させる結合圧接部(46) 、(46
)を形成させてあり、これらの基板溝部(42)と、そ
の左右の上方外側に向は拡開されて延びる各側壁部(4
4) 、 (44)とで、雨水の木棚は樋が形成されて
いる。
こ\て、この実施例構成による屋根構造は、その−例と
して、建築物の屋根組、ないしは小屋組を構成する個々
の母屋材(51)に対して張設された屋根下地面として
の下部野地板(52)上に取付けられる。なお、この下
部野地板(52)には、当然、所定の傾斜、つまりいわ
ゆる屋根勾配が与えられている。
すなわち、前記下部野地板(52Ll−にあっては、ま
ず、一対の各吊子台部材(31)、(31)をして、そ
の相互間に所期通りの間隔を与えた上で、株制から軒側
へかけたト下方向に、屋根板部材(11)の巾寸法によ
って決定される所定のピッチ間隔毎に、その−組づ5の
取付はフランジ部(32) 、 (32)を止め釘、止
めホールト([il)なとて取付は固定させておく。
ついで、前記一対の各吊子台部材(31)、(31)の
相互間には、雨水の木棚は樋を兼ねる溝形成部材(41
)を、前記下部野地板(52)に対して何等止着手段を
請することなしに配設させたのち、同各吊子台部材(3
1)、(31)の各取付は支持部(34) 、 (34
)上に、一対の各吊子部材(21) 、 (21)を相
互に対向させるようにして、その各取付は載置部(22
) 、 (22)を前記と同様に止め釘、止めボールI
−(62)などで取付は固定させるが、このとき、これ
らの各吊子部材(21) 、 (21)での支持部(2
4) 、 (24)と吊子圧接部(25) 、 (25
)との内側に、溝形成部材(41)での突当て部(45
) 、 (45)と結合圧接部(46) 、 (46)
とを受入れて、これらの各部を圧接支持させ、これによ
って同溝形成部材(41)自体をその配設位置にしつか
り拘束する。
価って、この状態においては、一対の各吊子部材(21
)、(21)の相互に向き合わされた吊子圧接部(25
) 、 (25)が、前記配設ピッチ間隔対応に距てら
れて位置し、こSては、溝形成部材(41)の上方がス
リット状に木棚は開[1されることになる。
なお、前記各吊子台部材(31)、(31)の各取付は
支持部(34) 、 (34)上ての各吊子部材(21
) 、 (2])の相互に対向される取付は位置の設定
については、これを任意調整可能になしてよく、この対
向間隔の湖整によって、同各吊子台部材(3])、(3
1)の配置間隔の誤差、あるいは溝形成部材(41)の
鯖度誤差などを十分に吸収し得る。
次に、前記のように対向して取付は固定された各吊子部
材(21) 、 (21)での相互に隣接される各取付
は載置部(22) 、 (22)間に跨って上部野地板
、こ\では一般に断熱、防音などのための木毛板などに
よる上部野地板(53)と、アスファルトルーフィング
(54)とを順次に載置する。この際、各吊子部材(2
1) 、 (’21)の起立部(23) 、 (23)
が、上部野地板(53)の厚さ相当分に見合って立上げ
られているために、この上部野地板(53)は、これら
の各取付は載置部(22) 、 (22)間にきっちり
と納まって、恰かも半ば固定されているかのようにしっ
かりと設置されるもので、このように上部野地板(53
)を各取付は載置部(22) 、 (22)間に跨って
設置させた状態では、前記下部野地板(52)とこの上
部野地板(53)との間に十分な容積の空間部(54)
が形成され、同空間部(54)をして、公知のように、
例えば、換気などのための空気の流通路など工して有効
に利用し得るのである。
さらに、その後、前記のようにして設置されたそれぞれ
の」二部野地板(53)、アスファルトルーフィング(
54)lにあって、最終的に屋根板部材(11)を上方
からそれぞれ被嵌かつ結合させて葺き上げる。そして、
この屋根板部材(11)の被嵌に当っては、例えば、同
屋根板部材(11)の面板部(12)を上部野地板(5
3)上に押付けた状態にしておき、先に取付は固定させ
た各吊子部材(21) 、 (21)の支持部(24)
 、 (24)に下側で向き合う左右の両側縁部を下方
に押圧することによって、その左右の各係合板部(13
) 、 (13)を各吊子部材(21)、(21)の吊
子圧接部(25) 、 (25)に沿い進入させると共
に、この各部予圧接部(25) 、 (25)の下端縁
の係止縁(2B) 、 (26)に対して、各係合板部
(13) 、 (+3)での下端縁の内側に彎曲させた
係止突出部(14) 、 (14)を、自身の弾性によ
り容易には離脱しないように引掛は係止させ、同時に、
吊子圧接部(25) 、 (25)に係合板部(13)
 、 (+3)を圧接させて、その葺き上げ位置に結合
固定するのである。
従って、前記構成によるこの実施例の場合、このように
して屋根構造を葺き上げた状態では、その構成各部につ
いて、それぞれ次のような作用。
効果が得られる。
つまり、それ自体で屋根面を形成している屋根板部材(
11)に関しては、面板部(12)が可及的に面一平坦
化されているために、屋根面の全面がフラットにされて
、吹き当てられかつ吹き、トげられる風雨、特に、強力
な風雨に対して抵抗要素となる突出部が全くなく、この
強力な風雨に伴なう影響を効果的に排除できると共に、
併せて、隣接される屋根板部材(II)、(II)の両
側縁部に垂下される各係合板部(1:I) 、 (+3
)間の開1コ部、すなわち線側から軒側にかけて形成さ
れるスリット状の木棚は開口部が比較的大きく、しかも
同木棚は開口部内に、こきでも比較的断面積の大きい樋
状をした溝形成部材(41)が配設されているので、た
とえ雨量が多いときてもその木棚けを良好に行ない得る
のである。
また、木棚は開口部を介して隣接される屋根板部材(1
1)と、この屋根板部材(11)の相互間に介在させて
連繋される溝形成部材(41)との結合部に関しては、
各吊子部材(21)の相互に対向される支持部(24)
、および吊子圧接部(25)に対して、個々の屋根板部
材(11)での面板部(12)の側縁部、および係合板
部(13)と、溝形成部材(41)での突当て部(44
)、および結合圧接部(45)とを、それぞれに切り離
した状態で、表側と裏側とから各別に独立して緻密に圧
接させると共に、係合板部(13)での下端縁の係止突
出部(14)を、吊子圧接部(25)での下端縁の係止
縁(26)に係止させているために、これらの各部材を
全一体的に強固に結合てき、さらには、屋根板部材(1
1)と溝形成部材(41)とに、各別に作用力が加えら
れたとしても、相手側にその影響を及ぼす惧れかない。
また、第4図に示す他の実施例構成は、前記−対の対向
される吊子部材(21) 、 (21)を、前記一対の
吊子台部材(3])、(31)を介在させずに、直接。
下部野地板(52)上に取付は固定させるようにしだも
のて、前記第1図、第2図に示す実施例構成の場合とは
y同様な作用、効果を奏し得るものである。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明によれば、屋根板部材の
面板部に、両側縁を下方へ折曲させた左右の係合板部、
およびその下端縁に係止突出部を設け、また、一対の対
向される吊子部材に、取付は載置部から立上げた支持部
、およびこれを下方に折曲させた吊子圧接部を設けてそ
の下端縁を係止縁とし、かつ取付は支持部を有する一対
の吊子台部材を設け、さらに、溝形成部材には、基板溝
部とその両側縁から上方に延びる左右の側壁部とを形成
して、各側壁部を内側へ折曲させた突当て部、およびこ
れを下方へ折曲させた結合圧接部を設けて構成したので
、下部野地板上に一対の各吊子台部材を所定間隔で取付
けて、これらの間に溝形成部材を配設させ、かつ各吊子
台部材の取付は支持部」−に、一対の各吊子部材の取付
は載置部を対向して取付けることにより、各吊子部材の
支持部と吊子圧接部との内側に、溝形成部材の突当て部
と結合圧接部とを圧接支持させると共に、隣接する取付
は載置部間に跨って上部野地板を載置させた状態とし、
この状態において、上部野地板上に各吊子部材の支持部
を含めて屋根板部材を被嵌させることにより、各吊子部
材の吊子圧接部に屋根板部材の係合板部を圧接支持させ
た上で、その係止突出部を係止縁に引掛は係止させ得る
のであり、また、これは各吊子部材の下部に吊子台部材
を介在させない場合にも同様になされるもので、このよ
うにして屋根板部材の隣接相互間に水捌は開口部、およ
びその内部に溝形成部材を介して、所期通りの屋根構造
を葺き上げ構成できるのである。
また、このように構成される屋根構造においては、屋根
面での強力な風雨に伴なう影響を効果的に排除てきるほ
か、併せて、隣接される屋根板部材間に比較的大きいス
リット状の水捌は開L1部が形成されているから、雨水
の水捌けを良好に行なうことができるのてあり、さらに
、吊子部材の相互に対向される支持部と吊子圧接部に対
して、外側からは、屋根板部材の面板側縁部、係合板部
の圧接が、内側からは、溝形成部材の突当て部、結合圧
接部の圧接がそれぞれに独立してなされるために、これ
らの屋根板部材と溝形成部材とを各別に強力に保持でき
て、両部材に作用力が加えられても、相手側にその影響
を及ぼす惧わがなく、そして同時に、吊子部材の係止縁
に屋根板部材の係止突出部が係止されているので、これ
らの各部材を全一体的に強固に結合でき、しかも、構造
的にも比較的簡単で容易かつ安価に提供し得るなどの優
れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した縦葺き屋根構造
の概要構成を一部切欠いて模式的に示す斜視説明図、第
2図は同上屋根構造の要部を拡大して示す断面図、第3
図(a) 、 (b)は同上屋根板部材を取り出して示
す各別の端面図であり、また、第4図は同上他の実施例
を適用した縦葺き屋根構造の概要構成を示す前記第2図
に該当した断面図である。 (11)・・・・屋根板部材、(12)・・・・面板部
、(13)・・・・係合板部、(14)・・・・係止突
出部。 (21)・・・・吊子部材、(22)・・・・取付は載
置部、(23)・・・・起立部、(24)・・・・支持
部、(25)・・・・吊子圧接部、(26)・・・・係
止縁。 (31)・・・・吊子台部材、(32)・・・・取付は
フランジ部、(33)・・・・側板部、(34)・・・
・取付は支持部。 (41)・・・・溝形成部材、(42)・・・・基板溝
部、(43)・・・・隆条部、(44)・・・・側壁部
、(45)・・・・突当て部、(46)・・・・結合圧
接部。 (51)・・・・母屋材、(52)・・・・下部野地板
、(53)・・・・上部野地板、(55)・・・・空間
部。 Ω寸 、    − rQ?

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)屋根面を形成する面板部、面板部の両側縁を下方
    へ折曲させた左右の係合板部、各係合板部の下端縁に係
    止突出部を設けた屋根板部材と、上部野地板を載置する
    取付け載置部、取付け載置部から立上げて、前記屋根板
    部材を支持する支持部、支持部を下方に折曲させて、前
    記係合板部の内面を圧接する吊子圧接部、吊子圧接部の
    下端縁に、前記係止突出部を係止させる係止縁を設けた
    一対の対向される吊子部材と、下部野地板上に取付ける
    取付けフランジ部、取付けフランジ部から立上げて、前
    記取付け載置部を取付ける取付け支持部を設けた一対の
    吊子台部材と、前記一対の吊子台部材間の下部野地板上
    に配される基板溝部、基板溝部の両側縁から上方に延び
    る左右の側壁部、各側壁部を内側へ折曲させて、前記各
    支持部の対向する内面を圧接させる左右の突当て部、各
    突当て部を下方へ折曲させて、前記各吊予圧接部の対向
    する内側を圧接させる左右の結合圧接部を設けた溝形成
    部材とを備え、これらの各部材を組合せて構成したこと
    を特徴とする建築物における屋根構造。
  2. (2)一対の吊子台部材を下部野地板上に所定間隔で取
    付けると共に、一対の対向される吊子部材をこれらの各
    吊子台部材上で、その対向間隔を調整して取付けること
    を特徴とする請求項1に記載の建築物における屋根構造
  3. (3)一対の吊子台部材を取付ける下部野地板と、各吊
    子台部材上での一対の吊子部材の取付け載置部上に載置
    される上部野地板との間に、空間部を構成させたことを
    特徴とする請求項1に記載の建築物における屋根構造。
  4. (4)吊子部材での取付け載置部から支持部までの高さ
    を、上部野地板の厚さに対応させたことを特徴とする請
    求項1に記載の建築物における屋根構造。
  5. (5)屋根面を形成する面板部、面板部の両側縁を下方
    へ折曲させた左右の係合板部、各係合板部の下端縁に係
    止突出部を設けた屋根板部材と、下部野地板上に取付け
    られて、上部野地板を載置する取付け載置部、取付け載
    置部から立上げて、前記屋根板部材を支持する支持部、
    支持部を下方に折曲させて、前記係合板部の内面を圧接
    する吊子圧接部、吊子圧接部の下端縁に、前記係止突出
    部を係止させる係止縁を設けた一対の対向される吊子部
    材と、前記一対の対向される吊子部材間の下部野地板上
    に配される基板溝部、基板溝部の両側縁から上方に延び
    る左右の側壁部、各側壁部を内側へ折曲させて、前記各
    支持部の対向する内面を圧接させる左右の突当て部、各
    突当て部を下方へ折曲させて、前記各吊子圧接部の対向
    する内側を圧接させる左右の結合圧接部を設けた溝形成
    部材とを備え、これらの各部材を組合せて構成したこと
    を特徴とする建築物における屋根構造。
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JPH07224496A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Gantan Beauty Kogyo Kk 縦葺き屋根構造
JPH07224497A (ja) * 1994-02-14 1995-08-22 Gantan Beauty Kogyo Kk 縦葺き屋根構造

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