JPH0130422Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130422Y2 JPH0130422Y2 JP8314784U JP8314784U JPH0130422Y2 JP H0130422 Y2 JPH0130422 Y2 JP H0130422Y2 JP 8314784 U JP8314784 U JP 8314784U JP 8314784 U JP8314784 U JP 8314784U JP H0130422 Y2 JPH0130422 Y2 JP H0130422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- reversing
- shaft
- reversing shaft
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 13
Landscapes
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、薄板状基板、例えばプリント回路基
板、ガラス基板や、セラミツク基板等を処理工程
の途中で、裏返すための反転装置に関する。
板、ガラス基板や、セラミツク基板等を処理工程
の途中で、裏返すための反転装置に関する。
薄板状の基板両面に、液剤を塗布する場合、ま
ず基板の一面に液剤を塗布し、乾燥させた後、基
板を反転させ、次いで基板の他面に液剤を塗布し
乾燥させる工程となるが、かかる工程に必要な基
板反転装置としては、従来、例えば第6図のごと
く、基板1の一端を軸の凹部に挿入し、軸を180
度回転させる装置や、第7図のごとく、基板1の
一面を吸着した腕2′を180度回転させる装置があ
る。
ず基板の一面に液剤を塗布し、乾燥させた後、基
板を反転させ、次いで基板の他面に液剤を塗布し
乾燥させる工程となるが、かかる工程に必要な基
板反転装置としては、従来、例えば第6図のごと
く、基板1の一端を軸の凹部に挿入し、軸を180
度回転させる装置や、第7図のごとく、基板1の
一面を吸着した腕2′を180度回転させる装置があ
る。
また、一般の薄板反転装置には、例えば実公昭
54−14381号公報に記載のごとく、1対の反転ア
ーム間に薄板を挟持して反転させる装置や、特開
昭55−56934号公報の所載のごとく、上下1対の
無端ベルト間に挿入した薄板を、その無端ベルト
とともに反転させる装置が開示されている。
54−14381号公報に記載のごとく、1対の反転ア
ーム間に薄板を挟持して反転させる装置や、特開
昭55−56934号公報の所載のごとく、上下1対の
無端ベルト間に挿入した薄板を、その無端ベルト
とともに反転させる装置が開示されている。
かかる従来の反転装置においては、構造が複雑
であること、基板反転に際して、基板を保持する
手段が基板面に接触する個所が多いこと、また
は、反転する必要のない基板をそのままの状態で
通すことができない、等の問題があつた。
であること、基板反転に際して、基板を保持する
手段が基板面に接触する個所が多いこと、また
は、反転する必要のない基板をそのままの状態で
通すことができない、等の問題があつた。
特に、基板の両面に液剤を塗布する場合、前述
のごとく、まず、基板の一面に、ロールコーター
で液剤を塗布し、乾燥炉にて乾燥させて後、反転
させ、次に他面に液剤を塗布することになるが、
基板反転および基板搬送時に基板面が他物と接触
する部分を、できるだけ少なくすること、好まし
くは基板の周端部以外は、支持部材と接触しない
ようにすることが必要であり、また、片面のみ塗
布すればよい場合は、反転装置を作動させること
なく、反転装置の設置部位を基板が自由に通過で
きることが必要である。
のごとく、まず、基板の一面に、ロールコーター
で液剤を塗布し、乾燥炉にて乾燥させて後、反転
させ、次に他面に液剤を塗布することになるが、
基板反転および基板搬送時に基板面が他物と接触
する部分を、できるだけ少なくすること、好まし
くは基板の周端部以外は、支持部材と接触しない
ようにすることが必要であり、また、片面のみ塗
布すればよい場合は、反転装置を作動させること
なく、反転装置の設置部位を基板が自由に通過で
きることが必要である。
本考案の目的は、上述課題を解決しようとする
ものである。
ものである。
ローラコンベア等の基板搬送手段によりほぼ水
平に搬送される基板を通過させる長孔を、軸線方
向に透設した基板反転用軸、この基板反転用軸の
内部に軸線方向に嵌装され、基板の通過を妨げな
い位置と基板の前端部を保持する位置との間に移
動する一対のストツパー、前記基板反転用軸を前
記一対のストツパーと一体的に約180度回転させ
る手段、および前記ストツパーを往復動させる手
段、とからなる基板反転装置が本考案の主な構成
であり、この基板反転装置の基板の前後段には、
基板検知手段、および、基板搬送手段を付設して
いる。
平に搬送される基板を通過させる長孔を、軸線方
向に透設した基板反転用軸、この基板反転用軸の
内部に軸線方向に嵌装され、基板の通過を妨げな
い位置と基板の前端部を保持する位置との間に移
動する一対のストツパー、前記基板反転用軸を前
記一対のストツパーと一体的に約180度回転させ
る手段、および前記ストツパーを往復動させる手
段、とからなる基板反転装置が本考案の主な構成
であり、この基板反転装置の基板の前後段には、
基板検知手段、および、基板搬送手段を付設して
いる。
第1図は、本考案実施例装置の斜視図である。
基板1の両側端のみ載置して基板を搬送する複数
個のコンベア用のロール9を基台10に一定ピツ
チで、回転自在に支承する。基台10の内部に
は、ロール9の軸20の軸受および軸20の駆動
手段が内蔵されている。
基板1の両側端のみ載置して基板を搬送する複数
個のコンベア用のロール9を基台10に一定ピツ
チで、回転自在に支承する。基台10の内部に
は、ロール9の軸20の軸受および軸20の駆動
手段が内蔵されている。
ロール9に載置した基板1と略同一高さに長孔
3を透設した基板反転軸2を横架し、該長孔3
を、搬送される基板が通過できるように配設して
ある。
3を透設した基板反転軸2を横架し、該長孔3
を、搬送される基板が通過できるように配設して
ある。
基板反転用軸2の内部には、その一部破断図で
ある第2図に示すごとく、エアシリンダ16によ
り軸線方向に往復駆動のストツパー11が嵌挿さ
れている。
ある第2図に示すごとく、エアシリンダ16によ
り軸線方向に往復駆動のストツパー11が嵌挿さ
れている。
第2図A〜A視断面を示す第3図のごとく、ス
トツパー11と基板反転用軸2とは平行キー17
によつて、一体的に回転させる。ストツパー11
を、例えば第5図示のごとく、角形断面としてキ
ー17を使用しないことにしてもよい。
トツパー11と基板反転用軸2とは平行キー17
によつて、一体的に回転させる。ストツパー11
を、例えば第5図示のごとく、角形断面としてキ
ー17を使用しないことにしてもよい。
基板反転用軸2の外端は、ロツド15によつて
エアシリンダ16に連接され、ロツド15の先端
に形成したフランジ13と、該軸2の端に固着し
た、中心にロツド15を挿通するプラグ14によ
り、回動可能に接続されている。
エアシリンダ16に連接され、ロツド15の先端
に形成したフランジ13と、該軸2の端に固着し
た、中心にロツド15を挿通するプラグ14によ
り、回動可能に接続されている。
基板反転軸2の両端には各一対のアーム5,
5′を設け、アーム5,5′の各端には、内方に向
かつてホルダー4,4を突設させる。該軸2とア
ーム5,5′は、同時回転できるようにアーム5,
5′は該軸2に固設してある。
5′を設け、アーム5,5′の各端には、内方に向
かつてホルダー4,4を突設させる。該軸2とア
ーム5,5′は、同時回転できるようにアーム5,
5′は該軸2に固設してある。
第2図のごとく、該軸2の両端には軸受18,
18′を設け、該軸2を、例えばスプロケツト1
9架装したチエンと図示しない駆動装置により回
転させることがきる。
18′を設け、該軸2を、例えばスプロケツト1
9架装したチエンと図示しない駆動装置により回
転させることがきる。
第1図のごとく、基板反転用軸2の出入口に
は、基板検知手段6および7を付設してある。
は、基板検知手段6および7を付設してある。
なお、第4図のごとく、ストツパー11には、
基板1の前縁の両端部が挿入保持される溝12を
形成しておく。この溝12は、必ずしも設ける必
要はないが、反転に際して、より確実に基板を保
持するために設けてあることが望ましい。
基板1の前縁の両端部が挿入保持される溝12を
形成しておく。この溝12は、必ずしも設ける必
要はないが、反転に際して、より確実に基板を保
持するために設けてあることが望ましい。
第1図において、表面に液剤を塗布し、乾燥さ
せ、ロール9によつて、搬送されてきた基板1を
基板検知手段6によつて検知する。あらかじめ、
シリンダー16によつて一対のストツパー11を
基板反転用軸2内の長孔3内に基板1の幅に相当
する間隔をとるように移動させ、かつ、長孔3が
基板搬送方向に平行になるように該軸2を停止さ
せておけば、コンベア用のロール9によつて、基
板1は、長孔3内に進入し、基板1を検知し、か
つ、検知手段7によつて、反転側に基板1がない
ことを検知した後、所定の設定時間後、図示しな
い駆動装置により、チエンを架装したスプロケツ
ト19を駆動し、基板反転用軸2を180度回転さ
せる。この時、基板1の先端は一対のストツパー
11の溝12に挿入され、かつ、基板1の両側縁
を、ホルダー4に保持されながら、基板1は基板
反転用軸2を中心に180度回転し、送出し側のコ
ンベア用ロールの上に載置され、次工程へ基板を
搬送させる。
せ、ロール9によつて、搬送されてきた基板1を
基板検知手段6によつて検知する。あらかじめ、
シリンダー16によつて一対のストツパー11を
基板反転用軸2内の長孔3内に基板1の幅に相当
する間隔をとるように移動させ、かつ、長孔3が
基板搬送方向に平行になるように該軸2を停止さ
せておけば、コンベア用のロール9によつて、基
板1は、長孔3内に進入し、基板1を検知し、か
つ、検知手段7によつて、反転側に基板1がない
ことを検知した後、所定の設定時間後、図示しな
い駆動装置により、チエンを架装したスプロケツ
ト19を駆動し、基板反転用軸2を180度回転さ
せる。この時、基板1の先端は一対のストツパー
11の溝12に挿入され、かつ、基板1の両側縁
を、ホルダー4に保持されながら、基板1は基板
反転用軸2を中心に180度回転し、送出し側のコ
ンベア用ロールの上に載置され、次工程へ基板を
搬送させる。
なお、ホルダー4を付設すること、ストツパー
11に溝12を設けることは、必要により行えば
よい。基板反転用軸2の回転手段は、公知の技
術、例えばチエーンおよびモータ、または、エア
シリンダー、ラツクおよびピニオン、または、ア
クチユエータ等が利用できる。また、基板反転用
軸2の回転停止方法は、図示していないが光セン
サー等の公知の技術を使えばよい。
11に溝12を設けることは、必要により行えば
よい。基板反転用軸2の回転手段は、公知の技
術、例えばチエーンおよびモータ、または、エア
シリンダー、ラツクおよびピニオン、または、ア
クチユエータ等が利用できる。また、基板反転用
軸2の回転停止方法は、図示していないが光セン
サー等の公知の技術を使えばよい。
第5図の断面図は、基板反転用軸2の長孔3を
2組直交させて設けた場合の実施例を示してい
る。
2組直交させて設けた場合の実施例を示してい
る。
また、基板の裏面には他物が接触してもよい場
合、進入側か排出側の一方についてはコンベアロ
ール9に代えて、無端ベルト式のコンベアを用い
てもよい。
合、進入側か排出側の一方についてはコンベアロ
ール9に代えて、無端ベルト式のコンベアを用い
てもよい。
本考案は叙上のごとき構成となつているので、
次の効果を奏する。
次の効果を奏する。
(イ) 基板の先端の片側にストツパーが出没自在に
臨設するので、反転装置の構造を簡易化でき
る。
臨設するので、反転装置の構造を簡易化でき
る。
(ロ) 反転する必要のない場合、すなわち片面のみ
塗装時、反転装置の長孔を基板が通すことがで
き、片面および両面塗装の基板に適用でき、そ
の切換えが容易となる。
塗装時、反転装置の長孔を基板が通すことがで
き、片面および両面塗装の基板に適用でき、そ
の切換えが容易となる。
(ハ) 基板に接触する個所が基板の先端2ケ所、基
板の両側端2ケ所と、少ないため、基板表面に
異物の付着すること、および疵をつけるおそれ
がない。
板の両側端2ケ所と、少ないため、基板表面に
異物の付着すること、および疵をつけるおそれ
がない。
第1図と本考案の実施例の斜視図、第2図は第
1図の一部破断要部図、第3図は第2図のA〜A
視断面図、第4図は第3図の要部斜視図、第5図
は第3図の別の実施例断面図、第6図は従来例の
模型図、第7図は他の従来例の模型図を示す。 1……基板、2……基板反転用軸、3……長
孔、9……ロール、11……ストツパー。
1図の一部破断要部図、第3図は第2図のA〜A
視断面図、第4図は第3図の要部斜視図、第5図
は第3図の別の実施例断面図、第6図は従来例の
模型図、第7図は他の従来例の模型図を示す。 1……基板、2……基板反転用軸、3……長
孔、9……ロール、11……ストツパー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被反転基板の搬送路を横断して設置され、軸
線方向に前記基板を通過させる長孔を透設し、
軸線回りに回転可能に支承された基板反転用軸
と、前記反転用軸の端部に、軸線方向に移動可
能に嵌装され、前記基板の通過に際し基板前縁
の少なくとも端部に当接して通過を制止する位
置と、その外方で基板に当接しない位置とに移
動するストツパーと、前記長孔に基板前縁部が
挿入された状態で、前記反転用軸を約180度回
転させる回転駆動装置とを備えてなる基板反転
装置。 (2) ストツパーの基板当接部に、基板縁端部が挿
入保持される溝を刻設した実用新案登録請求の
範囲第(1)項に記載の基板反転装置。 (3) 基板反転用軸の少なくとも一端に、基板の側
縁部を支持する支持腕を固設した実用新案登録
請求の範囲第(1)項または第(2)項に記載の基板反
転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314784U JPS60195829U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 基板反転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314784U JPS60195829U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 基板反転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195829U JPS60195829U (ja) | 1985-12-27 |
JPH0130422Y2 true JPH0130422Y2 (ja) | 1989-09-18 |
Family
ID=30631509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8314784U Granted JPS60195829U (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 基板反転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195829U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH053477Y2 (ja) * | 1986-05-08 | 1993-01-27 | ||
JP2521318Y2 (ja) * | 1993-12-10 | 1996-12-25 | 東京エレクトロン 株式会社 | 搬送装置 |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP8314784U patent/JPS60195829U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60195829U (ja) | 1985-12-27 |
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