JPH01285337A - タイヤ成形装置 - Google Patents
タイヤ成形装置Info
- Publication number
- JPH01285337A JPH01285337A JP63116295A JP11629588A JPH01285337A JP H01285337 A JPH01285337 A JP H01285337A JP 63116295 A JP63116295 A JP 63116295A JP 11629588 A JP11629588 A JP 11629588A JP H01285337 A JPH01285337 A JP H01285337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- axis
- forming
- conveying means
- carcass band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、カーカスバンドおよびベルト・トレッド組
立体からグリーンタイヤを成形するタイヤ成形装置に関
する。
立体からグリーンタイヤを成形するタイヤ成形装置に関
する。
え叉立且遣
従来のタイヤ成形装置としては、例えば特開昭49−4
2778号公報(米国特許第4134783号明細書)
に記載されているようなものが知られている。このもの
はベルトおよびトレッドを積層してベルト争トレッド組
立体を形成するベルト成形ドラムと、ベルト成形ドラム
の軸線とその軸線が直交するように配置され、カーカス
バンドを成形するバンド成形ドラムと、前記ベルト成形
ドラムの軸線とバンド成形ドラムの軸線との交差点上に
配置されベルト成形ドラムの軸線と同軸の第1位置とバ
ンド成形ドラムの軸線と同軸の第2位置との間を回動す
ることができるカーカスドラムと、ベルト成形ドラムの
軸線に沿って移動可能でベルト成形ドラムから受取った
ベルト・トレッド組立体をカーカスドラムに搬送するキ
ャリアと、バンド成形ドラムの軸線に沿って移動可能で
バンド成形ドラムから受取ったカーカスバンドをカーカ
スドラムに搬送する搬送キャリアと、を備え、前記カー
カスドラムは第2位置において搬送キャリアからカーカ
スバンドを受取った後、第1位置まで回動し、次に、カ
ーカスバンドをトロイダル状にシェーピングするととも
に、該カーカスバンドの外側にキャリアが保持していた
ベルトΦトレッド組立体を貼付けてグリーンタイヤを成
形するようにしている。
2778号公報(米国特許第4134783号明細書)
に記載されているようなものが知られている。このもの
はベルトおよびトレッドを積層してベルト争トレッド組
立体を形成するベルト成形ドラムと、ベルト成形ドラム
の軸線とその軸線が直交するように配置され、カーカス
バンドを成形するバンド成形ドラムと、前記ベルト成形
ドラムの軸線とバンド成形ドラムの軸線との交差点上に
配置されベルト成形ドラムの軸線と同軸の第1位置とバ
ンド成形ドラムの軸線と同軸の第2位置との間を回動す
ることができるカーカスドラムと、ベルト成形ドラムの
軸線に沿って移動可能でベルト成形ドラムから受取った
ベルト・トレッド組立体をカーカスドラムに搬送するキ
ャリアと、バンド成形ドラムの軸線に沿って移動可能で
バンド成形ドラムから受取ったカーカスバンドをカーカ
スドラムに搬送する搬送キャリアと、を備え、前記カー
カスドラムは第2位置において搬送キャリアからカーカ
スバンドを受取った後、第1位置まで回動し、次に、カ
ーカスバンドをトロイダル状にシェーピングするととも
に、該カーカスバンドの外側にキャリアが保持していた
ベルトΦトレッド組立体を貼付けてグリーンタイヤを成
形するようにしている。
が −
しかしながら、前述したような従来のタイヤ成形装置に
あっては、ベルト成形ドラムの軸線とバンド成形ドラム
の軸線との交差点上にカーカスドラムを配置しているが
、このカーカスドラムはシェーピング作業、ステッチン
グ作業等の種々の作業を行なわねばならないため大型と
ならざるを得す、この結果、前記交差点近傍にカーカス
ドラム用の広い設置スペースが必要となっていた。この
ため、ベルト成形ドラムとバンド成形ドラムとが大きく
離れてしまうが、これらベルト成形ドラムおよびハンド
成形ドラムは、未だ完全に自動化されておらず1作業者
が成形作業中にある程度子を貸さざるを得ないため、作
業者の移動範囲が広くなって作業者に重労働を強いると
ともに作業能率が低下するという問題点がある。また、
前述のような大型のカーカスドラムを回動するため、大
動力が必要になるとともに成形精度が低下するという問
題点もある。
あっては、ベルト成形ドラムの軸線とバンド成形ドラム
の軸線との交差点上にカーカスドラムを配置しているが
、このカーカスドラムはシェーピング作業、ステッチン
グ作業等の種々の作業を行なわねばならないため大型と
ならざるを得す、この結果、前記交差点近傍にカーカス
ドラム用の広い設置スペースが必要となっていた。この
ため、ベルト成形ドラムとバンド成形ドラムとが大きく
離れてしまうが、これらベルト成形ドラムおよびハンド
成形ドラムは、未だ完全に自動化されておらず1作業者
が成形作業中にある程度子を貸さざるを得ないため、作
業者の移動範囲が広くなって作業者に重労働を強いると
ともに作業能率が低下するという問題点がある。また、
前述のような大型のカーカスドラムを回動するため、大
動力が必要になるとともに成形精度が低下するという問
題点もある。
この発明は、作業者に与える負担を軽減するとともに作
業能率を向上させ、さらに、省エネルギーおよび成形精
度の向上を達成することができるタイヤ成形装置を提供
することを目的とする。
業能率を向上させ、さらに、省エネルギーおよび成形精
度の向上を達成することができるタイヤ成形装置を提供
することを目的とする。
1 ・ るため
このような目的は、ベルトおよびトレッドを積層してベ
ルト・トレッド組立体を成形する第1ドラムと、第1ド
ラムの軸線とその軸線が略直交するよう配置されるとと
もに前記両軸線の交差点に向かって移動可能で、カーカ
スバンドを成形する第2ドラムと、前記第1ドラムから
ベルト・トレッド組立体を受取って保持することができ
るとともに、第1ドラムの軸線に沿って移動可能な第1
搬送手段と、前記交差点において第2ドラムからカーカ
スバンドを受取って保持することができるとともに、第
1ドラムの軸線と同軸の第1位置と第2ドラムの軸線と
同軸の第2位置との間を回動可能で、第1ドラムの軸線
に沿って移動可能な第2搬送手段と、第1ドラムの軸線
上で前記交差点から離隔した位置に配置され、第2搬送
手段から受取ったカーカスバンドをトロイダル状にシェ
ーピングするとともに、該カーカスバンドの外側に第1
搬送手段が保持していたベルト・トレッド組立体を貼付
けてグリーンタイヤを成形する成形ドラムと、を備えた
タイヤ成形装置により達成することができる。ここで、
成形ドラムの軸方向両外側にそれぞれ膨張収縮可能なブ
ラダを設けるとともに、該成形ドラムの軸方向両性側に
、該ブラダをトロイダル状をしたカーカスバンドに押付
けることによりカーカスバンドの軸方向両外側をビード
回りに折返すキャンをそれぞれ設置し、前記キャンの内
、交差点と成形ドラムとの間に位置するキャンを成形ド
ラムの軸線上から側方へ退避可能として第1.第2搬送
手段とキャンとの干渉を回避するようにしてもよく、ま
た、第1ドラムを交差点と成形ドラムとの間に配置する
とともに、該第1ドラムを側方へ退避可能とし、第1、
第2搬送手段と第1ドラムとの干渉を回避するようにし
てもよい、また、前記目的は、カーカスバンドを成形す
る第2ドラムと、第2ドラムの軸線とその軸線が略直交
するよう配置されるとともに前記両軸線の交差点に向か
って移動可能で、ベルトおよびトレッドを積層してベル
トφトレッド組立体を成形する第1ドラムと、第2ドラ
ムからカーカスバンドを受取って保持することができる
とともに、第2ドラムの軸線に沿って移動可能な第2搬
送手段と、前記交差点において第1ドラムからベルト・
トレッド組立体を受取って保持することができるととも
に、第1ドラムの軸線と同軸の第1位置と第2ドラムの
軸線と同軸の第2位置との間を回動可能で、第2ドラム
の軸線に沿って移動可能な第1搬送手段と、第2ドラム
の軸線−ヒで前記交差点から離隔した位置に配置され、
第2搬送手段から受取ったカーカスバンドをトロイダル
状にシェーピングするとともに、該カーカスバンドの外
側に$1搬送手段が保持していたベルト・トレッド組立
体を貼付けてグリーンタイヤを成形する成形ドラムと、
を備えたタイヤ成形装設により達成することもできる。
ルト・トレッド組立体を成形する第1ドラムと、第1ド
ラムの軸線とその軸線が略直交するよう配置されるとと
もに前記両軸線の交差点に向かって移動可能で、カーカ
スバンドを成形する第2ドラムと、前記第1ドラムから
ベルト・トレッド組立体を受取って保持することができ
るとともに、第1ドラムの軸線に沿って移動可能な第1
搬送手段と、前記交差点において第2ドラムからカーカ
スバンドを受取って保持することができるとともに、第
1ドラムの軸線と同軸の第1位置と第2ドラムの軸線と
同軸の第2位置との間を回動可能で、第1ドラムの軸線
に沿って移動可能な第2搬送手段と、第1ドラムの軸線
上で前記交差点から離隔した位置に配置され、第2搬送
手段から受取ったカーカスバンドをトロイダル状にシェ
ーピングするとともに、該カーカスバンドの外側に第1
搬送手段が保持していたベルト・トレッド組立体を貼付
けてグリーンタイヤを成形する成形ドラムと、を備えた
タイヤ成形装置により達成することができる。ここで、
成形ドラムの軸方向両外側にそれぞれ膨張収縮可能なブ
ラダを設けるとともに、該成形ドラムの軸方向両性側に
、該ブラダをトロイダル状をしたカーカスバンドに押付
けることによりカーカスバンドの軸方向両外側をビード
回りに折返すキャンをそれぞれ設置し、前記キャンの内
、交差点と成形ドラムとの間に位置するキャンを成形ド
ラムの軸線上から側方へ退避可能として第1.第2搬送
手段とキャンとの干渉を回避するようにしてもよく、ま
た、第1ドラムを交差点と成形ドラムとの間に配置する
とともに、該第1ドラムを側方へ退避可能とし、第1、
第2搬送手段と第1ドラムとの干渉を回避するようにし
てもよい、また、前記目的は、カーカスバンドを成形す
る第2ドラムと、第2ドラムの軸線とその軸線が略直交
するよう配置されるとともに前記両軸線の交差点に向か
って移動可能で、ベルトおよびトレッドを積層してベル
トφトレッド組立体を成形する第1ドラムと、第2ドラ
ムからカーカスバンドを受取って保持することができる
とともに、第2ドラムの軸線に沿って移動可能な第2搬
送手段と、前記交差点において第1ドラムからベルト・
トレッド組立体を受取って保持することができるととも
に、第1ドラムの軸線と同軸の第1位置と第2ドラムの
軸線と同軸の第2位置との間を回動可能で、第2ドラム
の軸線に沿って移動可能な第1搬送手段と、第2ドラム
の軸線−ヒで前記交差点から離隔した位置に配置され、
第2搬送手段から受取ったカーカスバンドをトロイダル
状にシェーピングするとともに、該カーカスバンドの外
側に$1搬送手段が保持していたベルト・トレッド組立
体を貼付けてグリーンタイヤを成形する成形ドラムと、
を備えたタイヤ成形装設により達成することもできる。
ここで、第2ドラムを交差点の一方側に、成形ドラムを
交差点の他方側にそれぞれ配置してもよい。
交差点の他方側にそれぞれ配置してもよい。
主」
請求項1記載のタイヤ成形装置を用いてグリーンタイヤ
先成形する場合には、まず、第1ドラムによりベルトお
よびトレッドを積層してベルト・トレッド組立体を成形
するとともに、第2ドラムによりカーカスバンドを成形
する。このとき、第2搬送手段は、第1ドラムの軸線と
第2ドラムの軸線との交差点上で、その軸線が第2ドラ
ムの軸線と同軸の第2位置において待機している0次に
、第2ドラムを前記交差点に向かって移動させると、第
2搬送手段は第2ドラムからカーカスバンドを受取って
保持し、その後、第1ドラムの軸線と同軸の第1位置ま
で回動する。一方、第1搬送手段は第1ドラムの軸線に
沿って第1ドラムまで移動し、該第1ドラムからベルト
・トレッド組立体を受取って保持する0次に第1.第2
搬送手段を同期しであるいは個別に第1ドラムの軸線に
沿って成形ドラムまで移動させる。ここで、第1ドラム
を交差点と成形ドラムとの間に配置していると、第1.
第2搬送手段と第1ドラムとが干渉するので、この場合
には請求項3に記載のように側方へ退避させればよい0
次に、成形ドラムが第2搬送手段からカーカスバンドを
受取ると、第2搬送手段は成形ドラムから離れ、次に、
成形ドラムはカーカスバンドをトロイダル状にシェーピ
ングするとともに、該カーカスバンドの外側に第1搬送
手段が保持していたベルト会トレッド組立体を貼付けて
グリーンタイヤを成形する。このように交差点上には第
2搬送手段を待機させるスペースがあれば充分であるが
、この第2搬送手段は回動とカーカスバンドの保持を行
なうだけであるため従来のカーカスドラムに比較して小
型であり、この結果、第1ドラムと第2ドラムとを従来
より接近させて配置することができる。
先成形する場合には、まず、第1ドラムによりベルトお
よびトレッドを積層してベルト・トレッド組立体を成形
するとともに、第2ドラムによりカーカスバンドを成形
する。このとき、第2搬送手段は、第1ドラムの軸線と
第2ドラムの軸線との交差点上で、その軸線が第2ドラ
ムの軸線と同軸の第2位置において待機している0次に
、第2ドラムを前記交差点に向かって移動させると、第
2搬送手段は第2ドラムからカーカスバンドを受取って
保持し、その後、第1ドラムの軸線と同軸の第1位置ま
で回動する。一方、第1搬送手段は第1ドラムの軸線に
沿って第1ドラムまで移動し、該第1ドラムからベルト
・トレッド組立体を受取って保持する0次に第1.第2
搬送手段を同期しであるいは個別に第1ドラムの軸線に
沿って成形ドラムまで移動させる。ここで、第1ドラム
を交差点と成形ドラムとの間に配置していると、第1.
第2搬送手段と第1ドラムとが干渉するので、この場合
には請求項3に記載のように側方へ退避させればよい0
次に、成形ドラムが第2搬送手段からカーカスバンドを
受取ると、第2搬送手段は成形ドラムから離れ、次に、
成形ドラムはカーカスバンドをトロイダル状にシェーピ
ングするとともに、該カーカスバンドの外側に第1搬送
手段が保持していたベルト会トレッド組立体を貼付けて
グリーンタイヤを成形する。このように交差点上には第
2搬送手段を待機させるスペースがあれば充分であるが
、この第2搬送手段は回動とカーカスバンドの保持を行
なうだけであるため従来のカーカスドラムに比較して小
型であり、この結果、第1ドラムと第2ドラムとを従来
より接近させて配置することができる。
したがって、前述のような作業中に作業者が第1、第2
ドラムに手を貸すためにこれら両ドラム間を往復しても
、その移動距離は短く、これにより、作業者の負担を軽
減させることができるとともに作業能率を向上させるこ
とができる。しがも、小型の第2搬送手段を回動させれ
ばよいため、省エネルギーが達成でき、成形精度も向上
する。なお、前記成形ドラムの軸方向両外側にそれぞれ
膨張収縮可能なブラダを設けるとともに、該成形ドラム
の軸方向′百姓側にキャンをそれぞれ設置し、カーカス
バンドをトロイダル状に変形させた後、カーカスバンド
の軸方向両外側をブラダおよびキャンを用いてビード回
りに折返すようにしてもよい、この場合にはキャンの内
、交差点と成形ドラムとの間に位置するキャンを成形ド
ラムの軸線上から側方へ退避させ、第1、第2搬送手段
とキャンとの干渉を回畿させる。
ドラムに手を貸すためにこれら両ドラム間を往復しても
、その移動距離は短く、これにより、作業者の負担を軽
減させることができるとともに作業能率を向上させるこ
とができる。しがも、小型の第2搬送手段を回動させれ
ばよいため、省エネルギーが達成でき、成形精度も向上
する。なお、前記成形ドラムの軸方向両外側にそれぞれ
膨張収縮可能なブラダを設けるとともに、該成形ドラム
の軸方向′百姓側にキャンをそれぞれ設置し、カーカス
バンドをトロイダル状に変形させた後、カーカスバンド
の軸方向両外側をブラダおよびキャンを用いてビード回
りに折返すようにしてもよい、この場合にはキャンの内
、交差点と成形ドラムとの間に位置するキャンを成形ド
ラムの軸線上から側方へ退避させ、第1、第2搬送手段
とキャンとの干渉を回畿させる。
請求項4記載のタイヤ成形装置を用いてグリーンタイヤ
を成形する場合も、前述とほぼ同様である。なお、この
場合には、第1ドラムを交差点に向かって移動させると
、交差点上で待機していた第1搬送手段は第1ドラムか
らベルト舎トレッド組立体を受取って保持し、その後、
第1位置から第2位置まで回動する。一方、第2搬送手
段は第2ドラムからグリンケースを受取って保持する。
を成形する場合も、前述とほぼ同様である。なお、この
場合には、第1ドラムを交差点に向かって移動させると
、交差点上で待機していた第1搬送手段は第1ドラムか
らベルト舎トレッド組立体を受取って保持し、その後、
第1位置から第2位置まで回動する。一方、第2搬送手
段は第2ドラムからグリンケースを受取って保持する。
そして、これら第1、第2搬送手段は第2ドラムの軸線
に沿って移動するのである。また、請求項5記載のよう
に構成すれば、第1.第2搬送手段と第1ドラムとの干
渉のおそれがなくなり、第1ドラムを退避させる必要が
なくなる。
に沿って移動するのである。また、請求項5記載のよう
に構成すれば、第1.第2搬送手段と第1ドラムとの干
渉のおそれがなくなり、第1ドラムを退避させる必要が
なくなる。
1呈1
以下、この発明の第1実施例を図面に基すいて説明する
。
。
第1.2図において、 1は第1成形機であり、この第
1成形機lは駆動部2と、駆動部2によって駆動回転さ
れる水平な主軸3と、主軸3に設けられその軸線Aが左
右方向に延びた円筒状の第1ドラム 4と、を有し、前
記第1ドラム4は拡縮可能である。第1成形41!lの
前方には該第1成形41!11にベルトおよびトレッド
を順次供給するサービサ5が設置され、このサービサ5
から供給されたベルトおよびトレッドは回転中の第1ド
ラム4の周囲に次々と貼付けられて積層され、ベルト・
トレッド組立体が成形される。前記第1成形機1の下部
には複数のスライドベアリング8が取付けられ、これら
のスライドベアリング6は軸線Aに直交する方向、即ち
前後方向に延びるレール7に係合している。 8はレー
ル7と平行に延びるラックであり、このラック8と駆動
部2の下面に固定された前後方向に延びるラック9とに
はビニオンIOが噛み合っている。11は前後方向に延
びるシリンダであり、このシリンダ11のピストンロッ
ド12の先端には前記ビニオンlOが支持されている。
1成形機lは駆動部2と、駆動部2によって駆動回転さ
れる水平な主軸3と、主軸3に設けられその軸線Aが左
右方向に延びた円筒状の第1ドラム 4と、を有し、前
記第1ドラム4は拡縮可能である。第1成形41!lの
前方には該第1成形41!11にベルトおよびトレッド
を順次供給するサービサ5が設置され、このサービサ5
から供給されたベルトおよびトレッドは回転中の第1ド
ラム4の周囲に次々と貼付けられて積層され、ベルト・
トレッド組立体が成形される。前記第1成形機1の下部
には複数のスライドベアリング8が取付けられ、これら
のスライドベアリング6は軸線Aに直交する方向、即ち
前後方向に延びるレール7に係合している。 8はレー
ル7と平行に延びるラックであり、このラック8と駆動
部2の下面に固定された前後方向に延びるラック9とに
はビニオンIOが噛み合っている。11は前後方向に延
びるシリンダであり、このシリンダ11のピストンロッ
ド12の先端には前記ビニオンlOが支持されている。
この結果、シリンダ11が作動すると、第1成形機lは
レール7に案内されながら軸線Aと直交する方向に、即
ち前後方向に移動する。前述したレール?、ラック 8
、9、ビニオン10、シリンダ11は全体として、第1
ドラム4をその軸!!A上から側方、この実施例では前
方へ退避させる退避機構13を構成する。また、前記サ
ービサ5も第1成形機lの前方への退避と同時に前方へ
移動させる必要があるため、サービサ5にも図示してい
ない移動機構が設けられている。第1成形機lの左後方
には第1.3図に示すような第2成形機16が設置され
、この第2成形機1Bは駆動部17と、駆動部17によ
って駆動回転される水平な主軸18と、主軸18に設け
られた円筒状の第2ドラム19と、を有し、前記第2ド
ラム19は拡縮可能である。そして、この第2成形機1
8はその第2ドラム19の軸線Bが第1ドラム4の軸線
Aと略直交するよう配置されている。なお、この実施例
では前記軸線Bと軸線Aとを直交させているが、この発
明においては60度から 120度の範囲内で交差して
もよい、また、前記第2成形機18の左方には該第2成
形機16にカーカス等を供給するサービサ20が設置さ
れ、このサービサ20から供給されたカーカス等は回転
中の第2ドラム19の周囲に順次貼付けられカーカスバ
ンドGが成形される。前記第2成形機16の下部には複
数のスライドベアリング26が取付けられ、これらのス
ライドベアリング26は軸mBと平行に延びる、この実
施例では前後方向に延びるレール27に係合している。
レール7に案内されながら軸線Aと直交する方向に、即
ち前後方向に移動する。前述したレール?、ラック 8
、9、ビニオン10、シリンダ11は全体として、第1
ドラム4をその軸!!A上から側方、この実施例では前
方へ退避させる退避機構13を構成する。また、前記サ
ービサ5も第1成形機lの前方への退避と同時に前方へ
移動させる必要があるため、サービサ5にも図示してい
ない移動機構が設けられている。第1成形機lの左後方
には第1.3図に示すような第2成形機16が設置され
、この第2成形機1Bは駆動部17と、駆動部17によ
って駆動回転される水平な主軸18と、主軸18に設け
られた円筒状の第2ドラム19と、を有し、前記第2ド
ラム19は拡縮可能である。そして、この第2成形機1
8はその第2ドラム19の軸線Bが第1ドラム4の軸線
Aと略直交するよう配置されている。なお、この実施例
では前記軸線Bと軸線Aとを直交させているが、この発
明においては60度から 120度の範囲内で交差して
もよい、また、前記第2成形機18の左方には該第2成
形機16にカーカス等を供給するサービサ20が設置さ
れ、このサービサ20から供給されたカーカス等は回転
中の第2ドラム19の周囲に順次貼付けられカーカスバ
ンドGが成形される。前記第2成形機16の下部には複
数のスライドベアリング26が取付けられ、これらのス
ライドベアリング26は軸mBと平行に延びる、この実
施例では前後方向に延びるレール27に係合している。
28はレール27と平行に延びるラックであり、このラ
ック28と駆動部17の下面に固定されたレール27と
平行なうツク29とにはピニオン30が噛み合っている
。 31はレール27と平行なシリンダであり、このシ
リンダ31のピストンロッド32の先端には前記ピニオ
ン30が支持されている。この結果、シリンダ31が作
動すると、第2成形機IBはレール27に案内されなが
ら軸線Bに沿って移動し、軸線Aと軸線Bとの交差点C
に接近あるいは交差点Cから離隔する。前述したレール
27.ラー、り28.28、ピニオン30、シリンダ3
1は全体として、第2成形機1Bを前記交差点Cに向か
って軸線B上に移動させる移動機構33を構成する。
ック28と駆動部17の下面に固定されたレール27と
平行なうツク29とにはピニオン30が噛み合っている
。 31はレール27と平行なシリンダであり、このシ
リンダ31のピストンロッド32の先端には前記ピニオ
ン30が支持されている。この結果、シリンダ31が作
動すると、第2成形機IBはレール27に案内されなが
ら軸線Bに沿って移動し、軸線Aと軸線Bとの交差点C
に接近あるいは交差点Cから離隔する。前述したレール
27.ラー、り28.28、ピニオン30、シリンダ3
1は全体として、第2成形機1Bを前記交差点Cに向か
って軸線B上に移動させる移動機構33を構成する。
第1.4.5図において、41は第2搬送手段であり、
この第2搬送手段41は第1ドラム4の軸線Aと平行な
レール42に係合するスライドベアリング43が取付け
られた移動台44を有し、この移動台44には軸受45
を介して回動フレーム4Bが回動可能に支持されている
。この回動フレーム4Bの両端部および中央部にはそれ
ぞれ同軸の支持リング47.48および48が取付けら
れている。中央部の支持リング48には半径方向に移動
可能な複数のホルダ50が支持され、これらのホルダ5
0は円周方向に互いに等距離離れている。そして、各ホ
ルダ50はその半径方向内端に永久磁石51が取付けら
れた弧状体52を有する。53は支持リング48に連結
されたシリンンダであり、このシリンダ53のピストン
ロッド54の先端はリンク機構55を介して前記ホルダ
50に連結されている。そして、前記シリンダ53のピ
ストンロッド54が突出すると、全てのホルダ50が同
期して半径方向内側へ移動し、カーカスバンドGの軸方
向中央部を外側から吸着保持する。前述したホルダ50
、シリンダ53、リンク機構55は全体として、第2ド
ラム19により成形されたカーカスバンドGt−該第2
ドラム18から受取ってその軸方向中央部を外側から吸
着保持する保持機構56を構成し、このカーカスバンド
Gの受取りは第2搬送手段41の待機位置、即ち交差点
C上で行なわれる。
この第2搬送手段41は第1ドラム4の軸線Aと平行な
レール42に係合するスライドベアリング43が取付け
られた移動台44を有し、この移動台44には軸受45
を介して回動フレーム4Bが回動可能に支持されている
。この回動フレーム4Bの両端部および中央部にはそれ
ぞれ同軸の支持リング47.48および48が取付けら
れている。中央部の支持リング48には半径方向に移動
可能な複数のホルダ50が支持され、これらのホルダ5
0は円周方向に互いに等距離離れている。そして、各ホ
ルダ50はその半径方向内端に永久磁石51が取付けら
れた弧状体52を有する。53は支持リング48に連結
されたシリンンダであり、このシリンダ53のピストン
ロッド54の先端はリンク機構55を介して前記ホルダ
50に連結されている。そして、前記シリンダ53のピ
ストンロッド54が突出すると、全てのホルダ50が同
期して半径方向内側へ移動し、カーカスバンドGの軸方
向中央部を外側から吸着保持する。前述したホルダ50
、シリンダ53、リンク機構55は全体として、第2ド
ラム19により成形されたカーカスバンドGt−該第2
ドラム18から受取ってその軸方向中央部を外側から吸
着保持する保持機構56を構成し、このカーカスバンド
Gの受取りは第2搬送手段41の待機位置、即ち交差点
C上で行なわれる。
一方、前記支持リング47.48にも前記保持機構56
と同様の構成をした保持機構57.58がそれぞれ設け
られ、これら保持機構57.5BはカーカスバンドGを
第2ドラム19から受取ってその軸方向両外側を外側か
らそれぞれ吸着保持する。また、前記第2搬送手段41
は図示していない駆動機構、例えばモータ駆動のチェー
ン、シリンダ、ラック・ピニオン機構によりレール42
に案内されながら第1ドラム4の軸線Aに沿って移動す
ることができる。
と同様の構成をした保持機構57.58がそれぞれ設け
られ、これら保持機構57.5BはカーカスバンドGを
第2ドラム19から受取ってその軸方向両外側を外側か
らそれぞれ吸着保持する。また、前記第2搬送手段41
は図示していない駆動機構、例えばモータ駆動のチェー
ン、シリンダ、ラック・ピニオン機構によりレール42
に案内されながら第1ドラム4の軸線Aに沿って移動す
ることができる。
また、前記移動台44にはモータ59が固定され、この
モータ53に取付けられたスプロケット60と回動フレ
ーム46に固定されたスプロケット61との間にはチェ
ーン82が掛は渡されている。そして、このモータ59
が作動すると、回動フレーム4Bは垂直軸回りに回動す
る。前述したモータ59、スプロケット60.81.チ
ェーンθ2は全体として、第2搬送手段41を第1位置
と第2位置との間で回動させる(この実施例では90度
だけ回動させる)回動機構63を構成する。ここで、第
1位置とは第2搬送手段41の支持リング47.48.
49、保持機構513.57.58の軸線と第1ドラム
4の軸!J!Aとが同軸となった角度位置であり、第2
位置とは第2搬送手段41の支持リング47.48.4
8、保持機構58.57.58の軸線と第2ドラム19
の軸線Bとが同軸となった角度位置である。また、前記
両側の支持リング47.48には半径方向内端部に永久
磁石が内蔵されたビード保持機構88.87が設けられ
、これらのビード保持機構8B、67はフィラーF付き
のビードDをそれぞれ吸着保持する。
モータ53に取付けられたスプロケット60と回動フレ
ーム46に固定されたスプロケット61との間にはチェ
ーン82が掛は渡されている。そして、このモータ59
が作動すると、回動フレーム4Bは垂直軸回りに回動す
る。前述したモータ59、スプロケット60.81.チ
ェーンθ2は全体として、第2搬送手段41を第1位置
と第2位置との間で回動させる(この実施例では90度
だけ回動させる)回動機構63を構成する。ここで、第
1位置とは第2搬送手段41の支持リング47.48.
49、保持機構513.57.58の軸線と第1ドラム
4の軸!J!Aとが同軸となった角度位置であり、第2
位置とは第2搬送手段41の支持リング47.48.4
8、保持機構58.57.58の軸線と第2ドラム19
の軸線Bとが同軸となった角度位置である。また、前記
両側の支持リング47.48には半径方向内端部に永久
磁石が内蔵されたビード保持機構88.87が設けられ
、これらのビード保持機構8B、67はフィラーF付き
のビードDをそれぞれ吸着保持する。
71は第1ドラム4からベルトΦトレッド組立体を受取
って保持することができる第1搬送手段であり、この第
1搬送手段71は前述した第2搬送手段41と同様の構
成をしている。但し、この第1搬送手段71は、カーカ
スバンドGより幅の狭いベルト・トレッド組立体のみを
保持するため、支持リング47.48、保持機構57.
58、ビード保持機構66.67は省略されて支持リン
グ49、保持機構56と同一構成の支持リング、保持機
構からなり、また1回動も行なわないため、移動台と回
動フレームとが固定されている。そして、この第1搬送
手段71も前述と同様の駆動機構により前記レール42
に案内されながら第1ドラム4の軸線Aに沿って移動さ
れる。
って保持することができる第1搬送手段であり、この第
1搬送手段71は前述した第2搬送手段41と同様の構
成をしている。但し、この第1搬送手段71は、カーカ
スバンドGより幅の狭いベルト・トレッド組立体のみを
保持するため、支持リング47.48、保持機構57.
58、ビード保持機構66.67は省略されて支持リン
グ49、保持機構56と同一構成の支持リング、保持機
構からなり、また1回動も行なわないため、移動台と回
動フレームとが固定されている。そして、この第1搬送
手段71も前述と同様の駆動機構により前記レール42
に案内されながら第1ドラム4の軸線Aに沿って移動さ
れる。
第1,6図において、7Bは第1ドラム4の軸線A上に
設置された成形機であり、この成形機7Bは前記交差点
Cから離れた位置に配置され、この成形機76と交差点
Cとの間には前記第1成形機1および待機状態の第1搬
送手段71が配置されている。この成形機7Bは駆動部
77と、駆動部77によって駆動回転される水平な中空
軸78と、中空軸78内に収納され駆動部77により中
空軸78と一体あるいは個別に駆動回転される主軸79
と、中空軸78および主軸78に設けられた成形ドラム
80と、を有し、前記成形ドラム80の軸線は第1ドラ
ム4の軸線Aと同軸である。前記主軸78はその外周に
右ねじ81および左ねじ82が形成され、一方、中空軸
78には軸方向に延びるスリット83.84が形成され
ている。85.8Bは右ねじ81および左ねじ82にそ
れぞれ螺合するとともにスリット83.84にそれぞれ
摺動可能に係合するスライダであり、これらスライダ8
5.86は中空軸78と主軸73とが相対回転したとき
、等距離だけ主軸7Sの軸方向に移動し、互いに接近あ
るいは離隔する。これらスライダ85.86の外周部に
は拡縮可能なビード受け87.88が支持され、これら
ビード受け87.88はそれぞれカーカスバンドGを介
してビードDを内側から支持する。
設置された成形機であり、この成形機7Bは前記交差点
Cから離れた位置に配置され、この成形機76と交差点
Cとの間には前記第1成形機1および待機状態の第1搬
送手段71が配置されている。この成形機7Bは駆動部
77と、駆動部77によって駆動回転される水平な中空
軸78と、中空軸78内に収納され駆動部77により中
空軸78と一体あるいは個別に駆動回転される主軸79
と、中空軸78および主軸78に設けられた成形ドラム
80と、を有し、前記成形ドラム80の軸線は第1ドラ
ム4の軸線Aと同軸である。前記主軸78はその外周に
右ねじ81および左ねじ82が形成され、一方、中空軸
78には軸方向に延びるスリット83.84が形成され
ている。85.8Bは右ねじ81および左ねじ82にそ
れぞれ螺合するとともにスリット83.84にそれぞれ
摺動可能に係合するスライダであり、これらスライダ8
5.86は中空軸78と主軸73とが相対回転したとき
、等距離だけ主軸7Sの軸方向に移動し、互いに接近あ
るいは離隔する。これらスライダ85.86の外周部に
は拡縮可能なビード受け87.88が支持され、これら
ビード受け87.88はそれぞれカーカスバンドGを介
してビードDを内側から支持する。
また前記スライダ85.88の外周にはそれぞれ膨張収
縮可能なブラダ89.80が設けられている。前述した
スライダ85.86、ビード受け87.88、ブラダ8
9.90は全体として前記成形ドラム80を構成し、こ
の結果、ブラダ88.90はこの成形ドラム80の軸方
向両外側にそれぞれ配置されることになる。そして、こ
の成形ドラム80は第2搬送手段41から受取ったカー
カスバンドGをトロイダル状にシェーピングするととも
に、該カーカスバンドGの外側に第1搬送手段71が保
持していたベルト・トレッド組立体を貼付けてグリーン
タイヤを成形する。
縮可能なブラダ89.80が設けられている。前述した
スライダ85.86、ビード受け87.88、ブラダ8
9.90は全体として前記成形ドラム80を構成し、こ
の結果、ブラダ88.90はこの成形ドラム80の軸方
向両外側にそれぞれ配置されることになる。そして、こ
の成形ドラム80は第2搬送手段41から受取ったカー
カスバンドGをトロイダル状にシェーピングするととも
に、該カーカスバンドGの外側に第1搬送手段71が保
持していたベルト・トレッド組立体を貼付けてグリーン
タイヤを成形する。
成形ドラム80の直下に設置されたフレームS6と駆動
部77とには主軸79と平行なロッドレスシリフタ8フ
カ固定され、このロッドレスシリンダ97のスライダ9
8にはキャン99が取付けられている。このキャン89
は成形ドラム80の軸方向外側に該成形ド iラム80
と同軸関係を保って配置され、成形ドラム80と駆動部
77との間に位置している。そして、このキャン99は
Cff−7ドレスシリンダθ7が作動することでフレー
ム86、駆動部77に固定されたガイド軸100に案内
されながら成形ドラム80の軸方向に移動し、膨張状態
のブラダ90をトロイダル状をしたカーカスバンドGに
押付けてカーカスバンドGの軸方向端部をビー10回り
に折返す、フレーム96より左方には前後方向に延びる
レール104が敷設され、これらのレール104にはス
ライドベアリング103を有する可動フレーム105が
前後方向に移動可能に支持されている。この可動フレー
ム 105にもロッドレスシリンダ97と平行なロッド
レスシリンダ 10Bが固定され、このロッドレスシリ
ンダlOBのスライダ 107にはキャ710Bが取付
けられている。このキャン 108は成形ドラム80の
軸方向外側に該成形ドラム80と同軸関係を保って配置
され、成形ドラム80と交差点Cとの間に位置する。
部77とには主軸79と平行なロッドレスシリフタ8フ
カ固定され、このロッドレスシリンダ97のスライダ9
8にはキャン99が取付けられている。このキャン89
は成形ドラム80の軸方向外側に該成形ド iラム80
と同軸関係を保って配置され、成形ドラム80と駆動部
77との間に位置している。そして、このキャン99は
Cff−7ドレスシリンダθ7が作動することでフレー
ム86、駆動部77に固定されたガイド軸100に案内
されながら成形ドラム80の軸方向に移動し、膨張状態
のブラダ90をトロイダル状をしたカーカスバンドGに
押付けてカーカスバンドGの軸方向端部をビー10回り
に折返す、フレーム96より左方には前後方向に延びる
レール104が敷設され、これらのレール104にはス
ライドベアリング103を有する可動フレーム105が
前後方向に移動可能に支持されている。この可動フレー
ム 105にもロッドレスシリンダ97と平行なロッド
レスシリンダ 10Bが固定され、このロッドレスシリ
ンダlOBのスライダ 107にはキャ710Bが取付
けられている。このキャン 108は成形ドラム80の
軸方向外側に該成形ドラム80と同軸関係を保って配置
され、成形ドラム80と交差点Cとの間に位置する。
そして、このキャン 108もロッドレスシリンダ 1
.06が作動することで、可動フレーム105に固定さ
れたガイド軸 109に案内されながら成形ドラム80
の軸方向に移動し、膨張状態のブラダ83をトロイダル
状をしたカーカスバンドGに押付けてカーカスバンドG
の軸方向端部をビー10回りに押返す、110はレール
104と平行なシリンダであり、このシリンダ 110
のピストンロッド111の先端は前記可動フレーム 1
05に連結されている。そして、このシリンダ110が
作動してピストンロッド111が引込むと、キャン10
8は成形ドラム80の軸線上から側方、この実施例では
前方へ退避する。
.06が作動することで、可動フレーム105に固定さ
れたガイド軸 109に案内されながら成形ドラム80
の軸方向に移動し、膨張状態のブラダ83をトロイダル
状をしたカーカスバンドGに押付けてカーカスバンドG
の軸方向端部をビー10回りに押返す、110はレール
104と平行なシリンダであり、このシリンダ 110
のピストンロッド111の先端は前記可動フレーム 1
05に連結されている。そして、このシリンダ110が
作動してピストンロッド111が引込むと、キャン10
8は成形ドラム80の軸線上から側方、この実施例では
前方へ退避する。
なお、この発明ではキャン98も側方へ退避させるよう
にしてもよい、116は成形ドラム80の側方(前方)
に設置されたステッチング機構であり、このステッチン
グ機構11Bはグリーンタイヤのサイドウオール部、ト
レッド部に対してステッチングを行なう。
にしてもよい、116は成形ドラム80の側方(前方)
に設置されたステッチング機構であり、このステッチン
グ機構11Bはグリーンタイヤのサイドウオール部、ト
レッド部に対してステッチングを行なう。
次に、この発明の第1実施例の作用について説明する。
今、軸線A上に位置している拡径状態の第1ドラム4は
駆動部2により駆動回転され、また、この第1ドラム4
にはサービサ5からベルトおよびトレッドが順次供給さ
れているとする。これにより、第1ドラム4の周囲には
ベルトおよびトレッドが次々と貼付けられて積層され、
ベルト・トレッド組立体が成形される。一方2拡径状態
の第2ドラム18も駆動部17により駆動回転されると
ともに、サービサ20からこの第2ドラム19にカーカ
ス等が供給され、これにより、第2ドラム19の周囲に
カーカス等が次々と貼付けられてカーカスバンドGが成
形される。ここで、前記ベルト・トレッド組立体および
カーカスバンドGの成形中、作業者は時々これら第1ド
ラム4および第2ドラム19の手助けをしなければなら
ないが、前述のように交差点C上には成形機7Bと比較
して小型の第2搬送手段41を設置するスペースがあれ
ば充分であるため、第1、第2成形ドラム4.18間の
距離を短縮でき、作業者の負担を軽減させることができ
るとともに、作業能率の向上を図ることができる。また
、前記成形の際、第2搬送手段41は交差点C上でその
軸線が軸線Bと同軸となる第2位置において待機し、ま
た、第1搬送手段7!は第2搬送手段41と第1成形ド
ラム4と間の軸線A上において待機しており、さらに、
キャン108は前方に移動して軸線Aから退避している
。
駆動部2により駆動回転され、また、この第1ドラム4
にはサービサ5からベルトおよびトレッドが順次供給さ
れているとする。これにより、第1ドラム4の周囲には
ベルトおよびトレッドが次々と貼付けられて積層され、
ベルト・トレッド組立体が成形される。一方2拡径状態
の第2ドラム18も駆動部17により駆動回転されると
ともに、サービサ20からこの第2ドラム19にカーカ
ス等が供給され、これにより、第2ドラム19の周囲に
カーカス等が次々と貼付けられてカーカスバンドGが成
形される。ここで、前記ベルト・トレッド組立体および
カーカスバンドGの成形中、作業者は時々これら第1ド
ラム4および第2ドラム19の手助けをしなければなら
ないが、前述のように交差点C上には成形機7Bと比較
して小型の第2搬送手段41を設置するスペースがあれ
ば充分であるため、第1、第2成形ドラム4.18間の
距離を短縮でき、作業者の負担を軽減させることができ
るとともに、作業能率の向上を図ることができる。また
、前記成形の際、第2搬送手段41は交差点C上でその
軸線が軸線Bと同軸となる第2位置において待機し、ま
た、第1搬送手段7!は第2搬送手段41と第1成形ド
ラム4と間の軸線A上において待機しており、さらに、
キャン108は前方に移動して軸線Aから退避している
。
次に、前述した第2ドラム18によるカーカスバンドG
の成形作業が終了すると、シリンダ31のピストンロッ
ド32を突出させて第2ドラム19を交差点Cに向かっ
て軸線B上を移動させ、該第2ドラム19を第2搬送手
段41の保持機構5B、57.58内に遊嵌する0次に
、各保持機構513.57.58のシリンダ53のピス
トンロッド14を突出させ、このピストンロッド54の
移動をリンク機構55を介して全ての゛ホルダ50に伝
達する。これにより、保持機構5B、57.58のホル
ダ50は同期して半径方向内側へ移動し、その永久磁石
51が第2ドラム19上のカーカスバンドGに当接して
これを吸着する。この状態で第2ドラム18が縮径する
と、第2IIa送手段41の保持機構56.5?、 5
BはカーカスバンドGを第2ドラム18から受取って保
持する。このとき、第2搬送手段41のビード保持機構
68.87にはフィラーF付きのビードDが予め作業者
あるいはビード供給機構によりそれぞれ供給され保持さ
れている0次に、シリンダ31のピストンロッド32を
引込ませ、第2ドラム19を第2搬送手段41から離隔
させて初期位置に復帰さセるとともに、第2ドラム18
を拡径する。
の成形作業が終了すると、シリンダ31のピストンロッ
ド32を突出させて第2ドラム19を交差点Cに向かっ
て軸線B上を移動させ、該第2ドラム19を第2搬送手
段41の保持機構5B、57.58内に遊嵌する0次に
、各保持機構513.57.58のシリンダ53のピス
トンロッド14を突出させ、このピストンロッド54の
移動をリンク機構55を介して全ての゛ホルダ50に伝
達する。これにより、保持機構5B、57.58のホル
ダ50は同期して半径方向内側へ移動し、その永久磁石
51が第2ドラム19上のカーカスバンドGに当接して
これを吸着する。この状態で第2ドラム18が縮径する
と、第2IIa送手段41の保持機構56.5?、 5
BはカーカスバンドGを第2ドラム18から受取って保
持する。このとき、第2搬送手段41のビード保持機構
68.87にはフィラーF付きのビードDが予め作業者
あるいはビード供給機構によりそれぞれ供給され保持さ
れている0次に、シリンダ31のピストンロッド32を
引込ませ、第2ドラム19を第2搬送手段41から離隔
させて初期位置に復帰さセるとともに、第2ドラム18
を拡径する。
次に、モータ59を作動して回動フレーム46を90度
回動させ、保持機構58.57.58をカーカスバンド
Gとともに、軸線Bと同軸の第2位置から軸線Aと同軸
の第1位置まで回動させる。ここで、回動させるのは成
形機78より小型の第2搬送手段4!であるため、省エ
ネルギーが達成でき、成形精度も向上する。一方、前述
した第1ドラム4によるベルト書トレッド組立体の成形
が終了すると、第1搬送手段71を軸1iIAに沿って
第1ドラム4と重なり合う位置まで移動させる0次に、
第1ドラム4を縮径させると、第1搬送手段71は前記
第2搬送手段41と同様にしてベルト・トレッド組立体
を第1ドラム4から受取り保持する0次に、ベルト・ト
レッド組立体を保持している第1搬送手段71を第1ド
ラム 4から離隔させた後、シリンダ11のピストンロ
ッド12を引込めて第1ドラム 4を軸線A上から側方
へ、この実施例では前方へ退避させるとともに、サービ
サ5も前方へ移動させる。
回動させ、保持機構58.57.58をカーカスバンド
Gとともに、軸線Bと同軸の第2位置から軸線Aと同軸
の第1位置まで回動させる。ここで、回動させるのは成
形機78より小型の第2搬送手段4!であるため、省エ
ネルギーが達成でき、成形精度も向上する。一方、前述
した第1ドラム4によるベルト書トレッド組立体の成形
が終了すると、第1搬送手段71を軸1iIAに沿って
第1ドラム4と重なり合う位置まで移動させる0次に、
第1ドラム4を縮径させると、第1搬送手段71は前記
第2搬送手段41と同様にしてベルト・トレッド組立体
を第1ドラム4から受取り保持する0次に、ベルト・ト
レッド組立体を保持している第1搬送手段71を第1ド
ラム 4から離隔させた後、シリンダ11のピストンロ
ッド12を引込めて第1ドラム 4を軸線A上から側方
へ、この実施例では前方へ退避させるとともに、サービ
サ5も前方へ移動させる。
次に、第1搬送手段71.第2搬送手段41を同期して
軸線Aに沿って成形ドラム80まで移動させる、このと
き、前述のように第1ドラム 4を軸線Aから側方へ退
避させたので、第1搬送手段71、第2搬送手段41と
第1ドラム4とが干渉するようなことはない、しかも、
このとき、キャン 108は前述のように前方に移動し
て軸線Aから退避しているため、第1搬送手段71.第
2搬送手段41はキャン108と干渉することもない、
そして、成形ドラム80の軸方向中央と第2搬送手段4
1の軸方向中央とが合致する位置まで第2搬送手段41
が移動すると、該第2搬送手段41の移動を停止する。
軸線Aに沿って成形ドラム80まで移動させる、このと
き、前述のように第1ドラム 4を軸線Aから側方へ退
避させたので、第1搬送手段71、第2搬送手段41と
第1ドラム4とが干渉するようなことはない、しかも、
このとき、キャン 108は前述のように前方に移動し
て軸線Aから退避しているため、第1搬送手段71.第
2搬送手段41はキャン108と干渉することもない、
そして、成形ドラム80の軸方向中央と第2搬送手段4
1の軸方向中央とが合致する位置まで第2搬送手段41
が移動すると、該第2搬送手段41の移動を停止する。
このとき、第2搬送手段41に保持されたカーカスバン
ドGは成形ドラム80の半径方向外側で該成形ドラム8
0と重なり合っており、ビード受け87.88の半径方
向外側にはフィラーF付きのビードDが位置している。
ドGは成形ドラム80の半径方向外側で該成形ドラム8
0と重なり合っており、ビード受け87.88の半径方
向外側にはフィラーF付きのビードDが位置している。
また、このとき、第1搬送手段71は第2搬送手段41
とキャン99との間で停止している。
とキャン99との間で停止している。
次に、成形ドラム80のビード受け87.88を拡径し
、該ビード受け87.88によりフィラーF付きビード
DをカーカスバンドGを介して内側から支持するととも
に、各保持機構58.57.58のホルダ50を半径方
向外側へ移動させる。これにより、成形ドラム80が第
2搬送手段41からカーカスバンドGを受取る0次に、
第2搬送手段41を軸線Aに沿って交差点Cまで移動さ
せた後、80度回動させて第2位置に復帰させる0次に
、ベルト会トレッド組立体を外側から保持している第1
搬送手段71を成形ドラム80の軸方向中央部に重なり
合うまで移動させるとともに、シリンダ 110のピス
トンロッド 111を突出させキャン108をその軸線
が軸線Aと同軸になるまで後方に移動させる0次に。
、該ビード受け87.88によりフィラーF付きビード
DをカーカスバンドGを介して内側から支持するととも
に、各保持機構58.57.58のホルダ50を半径方
向外側へ移動させる。これにより、成形ドラム80が第
2搬送手段41からカーカスバンドGを受取る0次に、
第2搬送手段41を軸線Aに沿って交差点Cまで移動さ
せた後、80度回動させて第2位置に復帰させる0次に
、ベルト会トレッド組立体を外側から保持している第1
搬送手段71を成形ドラム80の軸方向中央部に重なり
合うまで移動させるとともに、シリンダ 110のピス
トンロッド 111を突出させキャン108をその軸線
が軸線Aと同軸になるまで後方に移動させる0次に。
成形機7Bの主軸79のみを駆動部77により回転させ
てビード受け87.88を軸方向に互いに接近させなが
ら、成形ドラム80とカーカスバンドGとの間にエアを
注入すると、該カーカスバンドGはトロイダル状にシェ
ーピングされる。このとき、ブラダ89.90にもエア
を注入してこれらブラダ89.90を膨張させるととも
に、ロッドレスシリンダ97、106を作動してそのス
ライダ98.107を互いに接近するよう移動させ、キ
ャン93、108によって前記ブラダ90.89をカー
カスバンドGに押付ける。これにより、カーカスバンド
Gの軸方向両外側はビー10回りに折返される。また、
前記カーカスバンドGがトロイダル状にシェーピングさ
れることで、カーカスバンドGの軸方向中央部外周とベ
ルト・トレッド組立体の内周とが圧着され、カーカスバ
ンドGの外側にベルトeトレッド組立体が貼合わされグ
リーンタイヤが成形される。
てビード受け87.88を軸方向に互いに接近させなが
ら、成形ドラム80とカーカスバンドGとの間にエアを
注入すると、該カーカスバンドGはトロイダル状にシェ
ーピングされる。このとき、ブラダ89.90にもエア
を注入してこれらブラダ89.90を膨張させるととも
に、ロッドレスシリンダ97、106を作動してそのス
ライダ98.107を互いに接近するよう移動させ、キ
ャン93、108によって前記ブラダ90.89をカー
カスバンドGに押付ける。これにより、カーカスバンド
Gの軸方向両外側はビー10回りに折返される。また、
前記カーカスバンドGがトロイダル状にシェーピングさ
れることで、カーカスバンドGの軸方向中央部外周とベ
ルト・トレッド組立体の内周とが圧着され、カーカスバ
ンドGの外側にベルトeトレッド組立体が貼合わされグ
リーンタイヤが成形される。
次に、ブラダ89.80が収縮するとともに、キャン9
8、108が互いに離隔するよう移動し、また。
8、108が互いに離隔するよう移動し、また。
キャン 108は軸線Aから前方へ退避し、第1搬送手
段71は交差点Cまで移動して初期位置に復帰する0次
に、駆動部77により中空軸78、主軸78.トロイダ
ル状のグリーンタイヤを一体的に回転させながら、ステ
ッチング機構11Bによってグリーンタイヤのトレッド
部、サイドウオール部等をステッチングする0次に、ビ
ード受け87.88を縮径した後1図示していないロー
ダによってグリーンタイヤを成形ドラム80から取出し
次工程へ搬送する。また、第1成形機lおよびサービサ
5を前方に移動させ、第1ドラム 4を軸線A上に配置
する0以上がこの発明の第1実施例の作用の1サイクル
であり、以後このサイクルが繰返されグリーンタイヤが
次々と成形される。
段71は交差点Cまで移動して初期位置に復帰する0次
に、駆動部77により中空軸78、主軸78.トロイダ
ル状のグリーンタイヤを一体的に回転させながら、ステ
ッチング機構11Bによってグリーンタイヤのトレッド
部、サイドウオール部等をステッチングする0次に、ビ
ード受け87.88を縮径した後1図示していないロー
ダによってグリーンタイヤを成形ドラム80から取出し
次工程へ搬送する。また、第1成形機lおよびサービサ
5を前方に移動させ、第1ドラム 4を軸線A上に配置
する0以上がこの発明の第1実施例の作用の1サイクル
であり、以後このサイクルが繰返されグリーンタイヤが
次々と成形される。
第7図はこの発明の第2実施例を示す図である。この実
施例においては成形機7B、キャン99.108、ステ
ッチング機構tteを交差点Cの左方に設置するように
したものである。このようにすると、第1成形機lおよ
びサービサ5を前後に移動させる必要がなくなるため、
装置全体を構造簡単にかつ小型化することができる。な
お、この実施例では第2搬送手段41から成形ドラム8
0ヘカーカスバンドGを移載した後、該第2搬送手段4
1はキャン99近傍まで移動し該位置で待機する。なお
、他の構成、作用は前記第1実施例と同様である。
施例においては成形機7B、キャン99.108、ステ
ッチング機構tteを交差点Cの左方に設置するように
したものである。このようにすると、第1成形機lおよ
びサービサ5を前後に移動させる必要がなくなるため、
装置全体を構造簡単にかつ小型化することができる。な
お、この実施例では第2搬送手段41から成形ドラム8
0ヘカーカスバンドGを移載した後、該第2搬送手段4
1はキャン99近傍まで移動し該位置で待機する。なお
、他の構成、作用は前記第1実施例と同様である。
第8図はこの発明の第3実施例を示す図である。この実
施例においては、ベルトおよびトレッドを積層してベル
ト・トレッド組立体を成形する第1ドラム 120を、
カーカスバンドGを成形する第2ドラム 121の軸線
にとその軸線りが略直行するよう配置するとともに、前
記両軸線に、Lの交差点Mに向かって軸線り上を移動で
きるよう構成し、また、第1ドラム 120の前方には
サービサ 122を、第2ドラム 121の左方にはサ
ービサ 123を設置している。124は第2ドラム1
21の軸線Kに沿って移動可能な第1搬送手段であり、
この第1搬送手段124は交差点M上に位置しその軸線
が第1ドラム 120の軸線りと同軸の第1位置にある
とき、第1ドラム 120からベルト・トレッド組立体
を受取って保持することができる。そして、この第1搬
送手段124は前記第1位置と、第2ドラム121の軸
線にと同軸の第2位置と、の間を回動することができる
。第1搬送手段124と第2ドラム121との間で軸線
に上には第2ドラム 121において成形されたカーカ
スバンドGを受取って保持することができる第2搬送手
段125が設置され、この第2搬送手段125は軸線K
に沿って移動することができる。131は軸線に上に設
置された成形ドラムであり、この成形ドラム131は前
記交差点Mの前方で該交差点Mから離隔した位置に配置
されている。このように、交差点Mの一方側、即ち後方
側には第2ドラム 121が、交差点Mの他方側、即ち
前方側には成形ドラム131が配置されているのである
。そして、この成形ドラム131は第2搬送手段125
から受取ったカーカスバンドGをトロイダル状にシェー
ピングするとともに、該カーカスバンドGの外側に第1
搬送手段124が保持していたベルト・トレッド組立体
を貼付けてグリーンタイヤを成形する。132、133
は成形ドラム 131の軸方向外側に設けられたキャン
あり、これらのキャン 132、133は成形ドラム
131のブラダをカーカスバンドGに押付けることによ
りカーカスバンドGの軸方向両外側をビード回りに折返
す。
施例においては、ベルトおよびトレッドを積層してベル
ト・トレッド組立体を成形する第1ドラム 120を、
カーカスバンドGを成形する第2ドラム 121の軸線
にとその軸線りが略直行するよう配置するとともに、前
記両軸線に、Lの交差点Mに向かって軸線り上を移動で
きるよう構成し、また、第1ドラム 120の前方には
サービサ 122を、第2ドラム 121の左方にはサ
ービサ 123を設置している。124は第2ドラム1
21の軸線Kに沿って移動可能な第1搬送手段であり、
この第1搬送手段124は交差点M上に位置しその軸線
が第1ドラム 120の軸線りと同軸の第1位置にある
とき、第1ドラム 120からベルト・トレッド組立体
を受取って保持することができる。そして、この第1搬
送手段124は前記第1位置と、第2ドラム121の軸
線にと同軸の第2位置と、の間を回動することができる
。第1搬送手段124と第2ドラム121との間で軸線
に上には第2ドラム 121において成形されたカーカ
スバンドGを受取って保持することができる第2搬送手
段125が設置され、この第2搬送手段125は軸線K
に沿って移動することができる。131は軸線に上に設
置された成形ドラムであり、この成形ドラム131は前
記交差点Mの前方で該交差点Mから離隔した位置に配置
されている。このように、交差点Mの一方側、即ち後方
側には第2ドラム 121が、交差点Mの他方側、即ち
前方側には成形ドラム131が配置されているのである
。そして、この成形ドラム131は第2搬送手段125
から受取ったカーカスバンドGをトロイダル状にシェー
ピングするとともに、該カーカスバンドGの外側に第1
搬送手段124が保持していたベルト・トレッド組立体
を貼付けてグリーンタイヤを成形する。132、133
は成形ドラム 131の軸方向外側に設けられたキャン
あり、これらのキャン 132、133は成形ドラム
131のブラダをカーカスバンドGに押付けることによ
りカーカスバンドGの軸方向両外側をビード回りに折返
す。
そして、キャン132は成形ドラム131の軸線から側
方、この実施例では左方へ退避することができる。13
4はグリーンタイヤのサイドウオール部、トレッド部を
ステッチングするステッチング機構である。この実施例
においては、カーカスバンドGの受渡しは第2搬送手段
125が第2ドラム 121まで移動した後行なわれ、
また、ベルト・トレッド組立体の受渡しは第1ドラム1
20が交差点M上で第1位置に位置している第1搬送手
段124まで移動した後行なわれる。この受渡し後、第
1搬送手段124は第1位置から第2位置に回動する0
次に、第1搬送手段124、第2搬送手段125は共に
軸線Kに沿って成形ドラム131まで移動する。なお、
他の構成、作用は前記第1実施例と同様である。
方、この実施例では左方へ退避することができる。13
4はグリーンタイヤのサイドウオール部、トレッド部を
ステッチングするステッチング機構である。この実施例
においては、カーカスバンドGの受渡しは第2搬送手段
125が第2ドラム 121まで移動した後行なわれ、
また、ベルト・トレッド組立体の受渡しは第1ドラム1
20が交差点M上で第1位置に位置している第1搬送手
段124まで移動した後行なわれる。この受渡し後、第
1搬送手段124は第1位置から第2位置に回動する0
次に、第1搬送手段124、第2搬送手段125は共に
軸線Kに沿って成形ドラム131まで移動する。なお、
他の構成、作用は前記第1実施例と同様である。
l1Jと穫】
以上説明したように、この発明によれば、作業者の負担
を軽減することができるとともに、作業能率を向上させ
ることができ、さらに、省エネルギーおよび成形精度の
向上も達成することができる。
を軽減することができるとともに、作業能率を向上させ
ることができ、さらに、省エネルギーおよび成形精度の
向上も達成することができる。
第1図はこの発明の第1実施例を示す概略全体平面図、
第2図は第1ドラム近傍の左側面図、第3図は第2ドラ
ム近傍の右側面図、第4図は第2搬送手段の正面図、第
5図は第4図のI−I矢視断面図、第6図は成形ドラム
近傍の一部破断正面図、第7図はこの発明の第2実施例
を示す概略全体平面図、第8図はこの発明の第3実施例
を示す概略全体平面図である。 4、120・・・第1ドラム 19、121・・・第2ドラム 41、125・・・第2搬送手段 71、 124・・・第1搬送手段 80、131・・・成形ドラム 89.80・・・ブラダ 98、108.132.133・・・キャンA、L・・
・第1ドラムの軸線 B、K・・・第2ドラムの軸線 C,M・・・交差点 D・・・ビードG・・・カ
ーカスバンド 特許出願人 株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敏 雄 第2図 第3図 第8図
第2図は第1ドラム近傍の左側面図、第3図は第2ドラ
ム近傍の右側面図、第4図は第2搬送手段の正面図、第
5図は第4図のI−I矢視断面図、第6図は成形ドラム
近傍の一部破断正面図、第7図はこの発明の第2実施例
を示す概略全体平面図、第8図はこの発明の第3実施例
を示す概略全体平面図である。 4、120・・・第1ドラム 19、121・・・第2ドラム 41、125・・・第2搬送手段 71、 124・・・第1搬送手段 80、131・・・成形ドラム 89.80・・・ブラダ 98、108.132.133・・・キャンA、L・・
・第1ドラムの軸線 B、K・・・第2ドラムの軸線 C,M・・・交差点 D・・・ビードG・・・カ
ーカスバンド 特許出願人 株式会社ブリデストン 代理人 弁理士 多 1)敏 雄 第2図 第3図 第8図
Claims (5)
- (1)ベルトおよびトレッドを積層してベルト・トレッ
ド組立体を成形する第1ドラムと、第1ドラムの軸線と
その軸線が略直交するよう配置されるとともに前記両軸
線の交差点に向かって移動可能で、カーカスバンドを成
形する第2ドラムと、前記第1ドラムからベルト・トレ
ッド組立体を受取って保持することができるとともに、
第1ドラムの軸線に沿って移動可能な第1搬送手段と、
前記交差点において第2ドラムからカーカスバンドを受
取って保持することができるとともに、第1ドラムの軸
線と同軸の第1位置と第2ドラムの軸線と同軸の第2位
置との間を回動可能で、第1ドラムの軸線に沿って移動
可能な第2搬送手段と、第1ドラムの軸線上で前記交差
点から離隔した位置に配置され、第2搬送手段から受取
ったカーカスバンドをトロイダル状にシェーピングする
とともに、該カーカスバンドの外側に第1搬送手段が保
持していたベルト・トレッド組立体を貼付けてグリーン
タイヤを成形する成形ドラムと、を備えたことを特徴と
するタイヤ成形装置。 - (2)請求項1記載のタイヤ成形装置において、成形ド
ラムの軸方向両端部にそれぞれ膨張収縮可能なブラダを
設けるとともに、該成形ドラムの軸方向両外側に、該ブ
ラダをトロイダル状をしたカーカスバンドに押付けるこ
とによりカーカスバンドの軸方向両端部をビード回りに
折返すキャンをそれぞれ設置し、前記キャンの内、交差
点と成形ドラムとの間に位置するキャンを成形ドラムの
軸線上から側方へ退避可能として第1、第2搬送手段と
キャンとの干渉を回避するようにしたタイヤ成形装置。 - (3)請求項1記載のタイヤ成形装置において、第1ド
ラムを交差点と成形ドラムとの間に配置するとともに、
該第1ドラムを側方へ退避可能とし、第1、第2搬送手
段と第1ドラムとの干渉を回避するようにしたタイヤ成
形装置。 - (4)カーカスバンドを成形する第2ドラムと、第2ド
ラムの軸線とその軸線が略直交するよう配置されるとと
もに前記両軸線の交差点に向かって移動可能で、ベルト
およびトレッドを積層してベルト・トレッド組立体を成
形する第1ドラムと、第2ドラムからカーカスバンドを
受取って保持することができるとともに、第2ドラムの
軸線に沿って移動可能な第2搬送手段と、前記交差点に
おいて第1ドラムからベルト・トレッド組立体を受取っ
て保持することができるとともに、第1ドラムの軸線と
同軸の第1位置と第2ドラムの軸線と同軸の第2位置と
の間を回動可能で、第2ドラムの軸線に沿って移動可能
な第1搬送手段と、第2ドラムの軸線上で前記交差点か
ら離隔した位置に配置され、第2搬送手段から受取った
カーカスバンドをトロイダル状にシェーピングするとと
もに、該カーカスバンドの外側に第1搬送手段が保持し
ていたベルト・トレッド組立体を貼付けてグリーンタイ
ヤを成形する成形ドラムと、を備えたことを特徴とする
タイヤ成形装置。 - (5)請求項4記載のタイヤ成形装置において、第2ド
ラムを交差点の一方側に、成形ドラムを交差点の他方側
にそれぞれ配置したタイヤ成形装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63116295A JP2655273B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | タイヤ成形装置 |
ES89300718T ES2044079T3 (es) | 1988-01-25 | 1989-01-25 | Aparato de transporte de miembros cilindricos y maquina de fabricacionde neumaticos. |
EP89300718A EP0326365B1 (en) | 1988-01-25 | 1989-01-25 | Cylindrical member transfer apparatus and tire building machine having the same |
DE89300718T DE68907734T2 (de) | 1988-01-25 | 1989-01-25 | Vorrichtung zum Übertragen eines zylindrischen Bauteiles und Reifenaufbaumaschine, die eine derartige Vorrichtung aufweist. |
US07/780,285 US5156713A (en) | 1988-01-25 | 1991-10-22 | Tire building machine having a cylindrical member transfer apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63116295A JP2655273B2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | タイヤ成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01285337A true JPH01285337A (ja) | 1989-11-16 |
JP2655273B2 JP2655273B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=14683492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63116295A Expired - Lifetime JP2655273B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-05-13 | タイヤ成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2655273B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006505425A (ja) * | 2002-11-05 | 2006-02-16 | ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤを組み立てるための方法および装置 |
WO2009031374A1 (ja) | 2007-09-05 | 2009-03-12 | Bridgestone Corporation | 生タイヤの製造方法および装置 |
JP2011101971A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 生タイヤ成形装置、及び空気入りタイヤの製造方法 |
WO2011118166A1 (ja) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | 株式会社ブリヂストン | バンド搬送装置 |
JP5566504B1 (ja) * | 2013-06-05 | 2014-08-06 | 株式会社ブリヂストン | カーカスバンド成形装置及びカーカスバンド成形方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5970548A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ラジアルタイヤの製造方法及び装置 |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP63116295A patent/JP2655273B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5970548A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ラジアルタイヤの製造方法及び装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006505425A (ja) * | 2002-11-05 | 2006-02-16 | ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤを組み立てるための方法および装置 |
JP4761772B2 (ja) * | 2002-11-05 | 2011-08-31 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤを組み立てるための方法および装置 |
WO2009031374A1 (ja) | 2007-09-05 | 2009-03-12 | Bridgestone Corporation | 生タイヤの製造方法および装置 |
JP5205384B2 (ja) * | 2007-09-05 | 2013-06-05 | 株式会社ブリヂストン | 生タイヤの製造装置 |
JP2011101971A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 生タイヤ成形装置、及び空気入りタイヤの製造方法 |
WO2011118166A1 (ja) * | 2010-03-23 | 2011-09-29 | 株式会社ブリヂストン | バンド搬送装置 |
JP5566504B1 (ja) * | 2013-06-05 | 2014-08-06 | 株式会社ブリヂストン | カーカスバンド成形装置及びカーカスバンド成形方法 |
WO2014196246A1 (ja) * | 2013-06-05 | 2014-12-11 | 株式会社ブリヂストン | カーカスバンド成形装置及びカーカスバンド成形方法 |
US10220582B2 (en) | 2013-06-05 | 2019-03-05 | Bridgestone Corporation | Carcass band forming device and carcass band forming method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2655273B2 (ja) | 1997-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5156713A (en) | Tire building machine having a cylindrical member transfer apparatus | |
US5354404A (en) | Control for integrated tire building system | |
KR100447475B1 (ko) | 차량용그린타이어제조장치의조립체및그그린타이어의제조방법 | |
JP2668400B2 (ja) | タイヤ成形方法および装置 | |
JPH05329962A (ja) | タイヤ成形装置 | |
JPH08332677A (ja) | タイヤ成形機 | |
US5141587A (en) | Two stage tire building apparatus | |
JPH01285337A (ja) | タイヤ成形装置 | |
US5641376A (en) | Tire forming system | |
US6814122B2 (en) | Radial tire forming device | |
JP2707285B2 (ja) | タイヤ構成部材の搬送装置 | |
EP1682336B1 (en) | Assembly of devices for production of non-vulcanized radial tires and a method for production of such tires | |
JP3750758B2 (ja) | シングルステージ式タイヤ成型装置 | |
JPS5850193B2 (ja) | ラジアルタイヤ用グリ−ンケ−ス製造装置 | |
JPS5818243A (ja) | 生タイヤ成形装置 | |
JP5805431B2 (ja) | タイヤの製造方法および装置 | |
JPH10138362A (ja) | ラジアルタイヤのシングルステージ成形機 | |
JP3817353B2 (ja) | タイヤ成形装置 | |
JPH07186297A (ja) | ブラダ押圧手段付き搬送装置 | |
JPH09183168A (ja) | ビード・バンド供給方法および装置 | |
JPH0839696A (ja) | タイヤ成形装置 | |
JP2665959B2 (ja) | タイヤ成形装置 | |
JPH11268150A (ja) | バンドトランスファー装置によるメカニカルターンアップ方法及びその装置 | |
JP3817352B2 (ja) | タイヤ成形装置 | |
JP2639716B2 (ja) | タイヤ成形装置に於けるグリーンタイヤの搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |