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JPH01276513A - ハーネス製造装置 - Google Patents

ハーネス製造装置

Info

Publication number
JPH01276513A
JPH01276513A JP63106014A JP10601488A JPH01276513A JP H01276513 A JPH01276513 A JP H01276513A JP 63106014 A JP63106014 A JP 63106014A JP 10601488 A JP10601488 A JP 10601488A JP H01276513 A JPH01276513 A JP H01276513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
cutting
cut
holding
electric wire
Prior art date
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Granted
Application number
JP63106014A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0578883B2 (ja
Inventor
Yasushi Ihara
靖 井原
Nobuo Sato
伸雄 佐藤
Masahiro Ikechi
池知 正弘
Takahiro Asano
隆弘 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14422806&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH01276513(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority to JP63106014A priority Critical patent/JPH01276513A/ja
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to US07/439,021 priority patent/US5038457A/en
Priority to PCT/JP1989/000431 priority patent/WO1989010619A1/ja
Priority to DE68927608T priority patent/DE68927608T2/de
Priority to EP89905207A priority patent/EP0365691B1/en
Priority to CA000597850A priority patent/CA1329981C/en
Priority to ES8901458A priority patent/ES2013911A6/es
Priority to MX1580789A priority patent/MX171804B/es
Publication of JPH01276513A publication Critical patent/JPH01276513A/ja
Priority to NO895191A priority patent/NO179887C/no
Priority to KR89702448A priority patent/KR0135616B1/ko
Publication of JPH0578883B2 publication Critical patent/JPH0578883B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、被覆電線を切断する処理と、切断された被
覆電線の切断端部における被覆部を剥取る処理と、被覆
部が剥取られた被覆電線の剥取端部に端子を取付ける処
理とを実行するハーネス製造装置に関する。
(従来の技術) 第19図はハーネス1の斜視図を示す。同図に示すよう
に、このハーネス1は、被覆電線を切断してその両端の
被覆部を剥取ることにより形成された切1i電線2と、
その切断電線2の両剥取端部3.3にそれぞれ取付けら
れる端子4,4とで構成される。
このようなハーネス1を製造する装置は、被覆電線を切
断する処理、被i!電線の切断端部における被覆部を剥
取る処理、被覆部が剥取られた被覆電線の剥取端部に端
子を圧着する処理を実行する構成を備える必要がある。
第20図は、この発明の背景技術であるハーネス製造装
置を示す。このハーネス製造装置は、被覆を線14を送
給するための電線送給手段1)と、被覆電線14を上下
方向から挟み込むようにして切断しあるいはその被覆部
に切込みを入れるための一対のカッターを有する電線切
断・切込手段12を備えている。また、被覆電線14の
剥取端部に端子を圧着するための端子圧着手段15が設
けられる一方、被覆電線14を電線切断・切込位置から
端子圧着位置まで移動させる移動手段13が設けられる
このハーネス製造装置では、まず被覆電線14が電線送
給手段1)により矢符P方向に所定距離だけ送給された
後、電線切断・切込手段12のカッターにより切断され
る。次に電線送給手段1)により被覆電線14がその被
覆部の剥取長さだけ前方に送られ、再び電線切断・切込
手段12のカッターにより被覆電線12の被覆部に上下
方向から切込みが入れられる。この後、上記カッターを
切込位置に保ったまま、言い換えればカッターにより被
覆部を上下両方向から挟み込んだ状態で電線送給手段1
)により被覆電線14を後退させることにより、被覆部
の剥取りが行なわれる。こうして剥取処理された被覆電
線14は、その剥取端部16に端子が圧着可能な位置ま
で移動手段13により移送され、その剥取端子16に端
子圧着手段15により端子が圧着される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このようなハーネス製造装置では、電線
送給手段1)と電線切断・切込手段12との間に移動手
段13を配置する必要があるため、電線送給手段1)と
電線切断・切込手段12間の距離が長くなる。その結果
、剥取処理工程において、電線切断・切込手段12のカ
ッターを被覆部に食い込ませたまま、被覆電線14を電
線送給手段1)により後退させると、カッターと電線送
給手段1)間の被覆部の領域が伸びて剥取端部16にお
ける芯線の露出の長さにばらつきがイじ剥取精度が低下
するという問題があった。
また、移動手段13による被覆電線14の端子圧着手段
15への送り位置が一義的に定められているため、寸法
、形状の異なる異種端子の圧着を行うには、それぞれの
端子ごとに端子圧着手段15の設定位置を移動調整する
必要があり、その調整作業が繁雑であるという問題も有
していた。
なお、第20図では、ハーネスの一端に端子を圧着する
装置について説明したが、通常この種の装置では、ハー
ネスの両端に端子を圧着可能な構成にすることが望まれ
ており、また、それらの装置における処理能力およびカ
ッターの耐久性能の向上が強く要望されている。
(発明の目的) この発明は、上記従来技術の問題を解消するためになさ
れたもので、被覆電線の剥取精度に優れ、しかも異種端
子に対し簡単な調整作業で端子圧着処理を行なえるハー
ネス製造装置を提供することを第1の目的とする。
また、この発明では、上記の第1の目的を達成した上で
さらに、被覆電線の両端に端子を圧着できるハーネス製
造装置を提供することを第2の目的とする。
また、この発明では、上記の第2の目的を達成した上で
さらに、処理能力に優れたハーネス製造装置を提供する
ことを第3の目的とする。
更に、この発明では、上記第3の目的を達成した上でさ
らに、カッターの耐久性能に優れたハーネス製造装置を
提供することを第4の目的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の発明は、被覆電線を切断する処理と、切
断された被覆電線の切断端部における被覆部を剥取る処
理と、被覆部が剥取られた被覆型 。
線の剥取端部に端子を取付ける処理とを実行するハーネ
ス製造装置であって二上記第1の目的を達成するため、
(a)前記被覆電線を電線送給方向に間欠的に送給する
電線送給手段:(b)前記被覆電線を挟み込んで切断す
る一方、前記被覆電線を挟み込むようにして前記被′M
電線の被覆部を切込む電線切断・切込手段;(c)前記
被覆電線の剥取端部に端子を圧着するための端子圧着部
を有する端子圧着手段;(d)以下の(d−1)および
(d−2)の要素を有する保持・移動手段: (d−1
)前記電線切断・切込手段による前記被覆電線の切断位
置より電線送給方向に対して上流側の近傍位置で前記被
覆電線を保持自在な保持手段、(d−2)前記保持手段
により保持された被覆電線が、前記電線送給手段による
電線送給ラインと前記端子圧着部との間で移動自在とな
るように、前記保持手段を3次元方向に移動可能とする
移動手段、(e)前記電線送給手段、前記電線切断・切
込手段、前記端子圧着手段および前記保持・移動手段を
駆動する駆動手段;(f)各種指令および情報を入力す
る入力手段=(g)以下の(g−1)から(り−3)ま
での要素を含み前記入力手段より入力された指令および
情報に基づき前記駆動手段に駆動制御信号を与えて前記
駆動手段の駆動制御を行なう1)1)t1)1手段: 
(g−1)前記電線送給手段により前記被覆電線を送給
し、その被覆電線を前記保持・移動手段により保持しな
がら前記電線切断・切込手段により切断する切断処理を
実行する切断制御手段、(g−2)前記切断処理が完了
した被覆電線につき、前記保持・移動手段により前記被
r!i雷線を電線送給方向へ所定量だけ前進さば、前記
電線切断・切込手段により前記被覆部を切込み、その切
込状態のまま前記保持・移動手段により前記被覆電線を
後退させて、前記被覆部の切込位置より下流側を剥取る
剥取処理を実行する剥取I!III御手段、((]−3
)前記剥取処理が完了した被覆電線につき、前記保持・
移動手段により前記被覆電線の剥取端部を前記端子圧着
部まで移動させ、前記端子圧着手段ににり前記剥取端部
に端子を圧着する圧着処理を実行する圧着制御手段:に
よって特定される前記(a)から(g)までの各要素を
備える。
請求項2記載の発明は、被覆電線を切断して残留電線と
切断電線とに分割する処理と、前記残留電線の切断端部
の被覆部を剥取る処理と、前記切断電線の切断端部の被
覆部を剥取る処理と、被覆部が剥取られた前記残留電線
の剥取端部に端子を圧着する処理と、被1i8Isが剥
取られた前記切断電線の剥取端部に端子を圧着する処理
とを実行するハーネス製造装置であって:上記第2の目
的を達成するため、(a)#J記被被覆電線電線送給方
向に間欠的に送給する電線送給手段:(b)前記被覆電
線を挟み込んで切断する一方、前記被i電線を挟み込む
ようにして前記被覆部を切込む電線切断・切込手段;(
c)前記残留電線の剥取端部に端子を圧着するための第
1の端子圧着部を有する第1の端子圧着手段;(d)前
記切断電線の剥取端部に端子を圧着するための第2の端
子圧着部を有する第2の端子圧着手段;(e)以下の(
e−1)および(e−2)の要素を有する第1の保持・
移動手段; (e−1)前記電線切断・切込手段による
前記被覆電線の切断位置より電線送給方向に対して上流
側の近傍位置で前記残留電線を保持自在な第1の保持手
段、(e−2)前記第1の保持手段により保持された残
留電線が、前記電線送給手段による電線送給ラインと前
記第1の端子圧着部との間で移動自在となるように、前
記第1の保持手段を3次元方向に移動可能とする第1の
移動手段、け)以下の(r−i)および(f−2)の要
素を有する第2の保持・移動手段;(f−月前記電線切
所・切込手段による前記被覆電線の切断位置より電線送
給方向に対して下流側の近傍位置で前記切断電線を保持
自在な第2の保持手段、(r−2>前記第2の保持手段
により保持された切断電線が、前記電線送給手段による
電線送給ラインと前記第2の端子圧着部との間で移動自
在となるように、前記第2の保持手段を3次元方向に移
動可能とする第2の移動手段、 (e)前記第2の保持
手段により保持された切断電線を排出部に排出するため
の(Jl出千手段(h)前記電線送給手段。
前記電線切断・切込手段、前記第1の端子圧着手段、前
記第2の端子圧着手段、前記第1の保持・移動手段、前
記第2の保持・移動手段および前記排出手段を駆動する
駆動手段;(1)各種指令および情報を入力するための
入力手段;(j)以トの(j−1)から(j−6)まで
の要素を含み、前記入力手段より入力された指令に基づ
き前記駆動手段に駆動側m+信号を与えて前記駆動手段
の駆動制御を行なう制御手段: (j−1)前記電線送
給手段により前記被覆電線を送給し、その被覆電線を前
記第1および第2の保持手段によりそれぞれ保持しなが
ら前記電線切断・切込手段により切断して残留電線と被
覆電線に分割する切断処理を実行する切断i!i1) 
m手段、(j〜2)前記切断処理が完了した残留電線に
つき、前記第1の保持・移動手段により前記残留電線を
電線送給方向へ所定量だけ前進させ、前記電a切所・切
込手段により前記残留電線の被覆部を切込み、その切込
状態のまま前記第1の保持・移動手段により前記残留電
線を後退させて、その被覆部の切込位置より下流側を剥
取る第1の剥取処理を実行する第1の剥取制御手段、(
j−3)前記切断処理が完了した切断電線につき、前記
第2の保持・移動手段により前記切断電線を電線送給ラ
インに沿って所定mだけ後退させ、前記電線切断・切込
手段により前記切断電線の被覆部を切込み、その切込状
態のまま前記第2の保持・移動手段により前記切断電線
を前進させて、その被覆部の切込位置より上流側を剥取
る第2の剥取処理を実行する第2の剥取制御手段、(j
−4)前記第1の剥取処理が完了した残留電線につき、
前記第1の保持・移動手段により前記残留電線の剥取端
部を前記第1の端子圧着部まで移動させ、その剥取端部
に前記第1の端子圧着手段により端子を圧着する第1の
端子圧着処理を実行する第1の端子圧着制御手段、(j
−5)前記第2の剥取処理が完了した切断電線につき、
前記第2の保持・移動手段により前記切断電線の剥取端
部を前記第2の端子圧着部まで移動させ、その剥取端部
に前記第2の端子圧着手段により端子を圧着する第2の
端子圧着処理を実行する第2の端子圧着制御手段、(j
−6)前記第2の端子圧着処理が完了した切断電線につ
き、その切断電線の前記第2の保持・移動手段による保
持を解除し、その切Ili電線を前記排出手段により排
出部に排出する排出処理を実行する排出制御手段:によ
って特定される前記(a)から(j)までの各要素を備
える。
請求項3記載の発明は、上記第3の目的を達成するため
に、請求項2記載のハーネス製造装置の前記制御手段に
、前記第1および第2の剥取処理を同時に行なう手段が
さらに備えられている。
請求項4記載の発明は、上記第4の目的を達成するため
、請求項3記載のハーネス製造装置の前記電線切断・切
込手段に一対のカッターが備えられ、さらに前記制御手
段に、前記切断処理を実行する際の前記第1および第2
の保持手段による前記残留電線および前記被覆電線の保
持位置を、前記切断処理が実行されるたびに前記電線送
給ラインに対し直交する方向へずらせることにより、前
記被覆電線に対する前記カッター切断位置を順次変化さ
せる手段が備えられている。
(実施例) A、第1の実施例の概略 第1図は請求項2記載の発明に基づく第1の実施例であ
るハーネス製造装置Aを示す斜視図、第2図はその側面
図、第3図(a)、(b)はそれぞれ平面図である。こ
の装置は請求項1記載の発明に共通な実施例を実現する
装置をともなっている。
これらの図に示すように、この装置は両端に端子の取付
けられたハーネス(第19図参照)を製造す・る装置で
あって、電線送給手段50と、電線切断・切込手段10
0と、第1および第2の保持・移動手段200,300
と、第1および第2の端子圧着手段400.500と、
排出手段550とを備える。
そして、2本の被覆電線600a、600bを同時に電
線送給ラインXに沿って矢符P方向に所定量送給し、第
1の保持・移動手段200により被覆型1!J600a
、600bにおける切断予定領域近傍の電線送給方向P
に対し上流側を保持するとともに、第2の保持・移動手
段300により下流側を保持し、電線切断・切込手段1
00により被覆電線600a、600bを各々切断して
切断処理を実行し、残留電線と切断電線とに分割する。
次に、第1の保持・移動手段200とN線切断・切込手
段100とにより後に詳細するようにして残留電線の被
覆部の下流側が剥取られ、更に第1の保持・移動手段2
00により残留電線が電線送給方向Pに交差する矢符R
方向に移動され、残留電線の剥取端部に第1の端子圧着
手段400により端子が圧着され、第1の保持・移動手
段200により残留電線が矢符S方向に移動されて元の
位置に戻る。一方、第2の保持・移動手段300と電線
切断・切込手段100とにより後に詳細するようにして
切断電線の被覆部の上流側が剥取られ、更に第2の保持
・移動手段300により切断電線が矢符S方向に移動さ
れ、切断電線の剥取端部に第2の端子圧着手段500に
より端子が圧着される。その後切断電線が排出手段55
0により排出され、第2の保持・移動手段300が矢符
R方向に移動されて元の位置に戻る。この動作が連続的
に繰り返されて両端部に端子の取付けられたハーネスが
順次製造される。なお、この装置では、被1ift線6
00a、600bを2本同時に送給するように構成して
いるが、1本の被覆電線を送給する場合にも基本的には
同様な構成をとることになる。
以下、それぞれの各手段について詳細に説明する。
辷1」[撒m且 第4図は電線送給手段50の斜視図である。第1図ない
し第4図に示すように、電線送給手段5Oには、その本
体51に2本の回転軸52.53が回転自在に貫通支持
され、駆動手段を構成するモータ56の回転駆動が動力
伝達機構70を介して上記回転輪52.53に同回転速
度で伝達されるように構成される。また、回転@52.
53にはそれぞれ噛合しうるように開閉ギヤ58.59
が回転自在に取付けられる。開閉ギヤ58.59にはそ
れぞれローラ支持プレート60.61がそれぞれ取付け
られるとともに、ローラ支持プレート60が開開シリン
ダ62のピストン部に軸支されて、ピストン部が摺動す
ることにより、ローラ支持プレート60が回転軸52を
支点として上方へ回転する一方、その回転力が開閉ギヤ
58.59を介してローラ支持プレート61に伝達され
て、ローラ支持プレート61が下方に回転し、これによ
りローラ支持プレート60.61が開閉するように構成
されている。更に、回転軸52.53にはそれぞれ測長
ローラ63.64 (第2図)が取付けられるとともに
、ローラ支持プレート60゜61の先端側にはそれぞれ
送給ローラ65.66が回転自在に支持され、更に測長
ローラ63,64と送給ローラ65.66との間にそれ
ぞれ送給ベルト67.68が掛は渡される。そして、被
覆電線600a、600bを送給する際には、開閉シリ
ンダ62を作動させてローラ支持プレート60.61を
閉成させることにより、送給ローラ65.66で被覆電
線600a、600bを挟持しながら、モータ56を回
転駆動させて、回転軸52.53および測長ローラ63
.64を介して送給ベルト67.68により被覆電線6
00a、600bを矢符P方向に送給させるように構成
している。また、被覆電線600a、600bの送給を
停止した際には、開閉シリンダ62により送給ローラ6
5.66を開成させて被覆電線600a。
600bの送給ローラ65.66による挟持を解除する
ように構成している。
A−2,電線切断・切込手段 第5図は電線切断・切込手段100の要部斜視図である
。第1図、第2図、第3図および第5図に示すように、
電線切断・切込手段100は、被覆電線600a、60
0bを挟み込み可能に設けられた上下一対のカッター本
体101,102と、駆動手段を構成するモータ103
(第2図)と、モータ103の回転駆動をカッター本体
101゜102の上下動作に変換する平行リンク機構1
04とで構成される。カッター本体101,102には
それぞれ対向するようにカッター105.105が設け
られるとともに、上下方向に沿ってそれぞれレール10
7,107がそれぞれ取付けられる。一方、外枠109
には、レール107.107を層動自在に支持するレー
ル受1)0,1)0がそれぞれ取付けられて、カッター
本体101゜102がそれぞれ上下方向に摺動自在とな
るように構成される。
第2図に示すように、モータ103の回転駆動がベルト
1)2により伝達されるプーリ1)3は外枠109に回
転自在に取付けられる。プーリ1)3にはその回転動作
と連動するように第1リンク1)4の一端および第2リ
ンク1)5の一端がそれぞれ取付けられ、第1リンク1
)4の他端に第3リンク1)6の一端が回転自在に取付
けられるとともに、第3リンク1)6の他端がカッター
本体101の上端に回転自在に取付けられる。−方、下
方に配置される第4リンク1)7は軸1)8を支点とし
て回転するように外枠109に回転自在に取付けられ、
その第4リンク1)7の他端に第5リンク1)9の一端
が回転自在に取付けられるとともに、第5リンク1)9
の他端がカッター本体102の下端に回転自在に取付け
られる。
更に、上記第4リンク1)7の一端には、第4リンク1
)7と連動し軸1)8を支点として回転するように第6
リンク120の一端が取付けられ、第6リンク120の
他端と上記第2リンク1)5の他端とが第7リンク12
)により接続される。
そして、モータ103が回転駆動されてプーリ1)3が
反時計方向に回転すると、第1および第2リンク1)4
,1)5がそれぞれ反時計方向に回転して、第3リンク
1)6が下方へ押下げられてカッター本体101が下降
し、同時に第7リンク12)が上昇し、それに追随して
第6リンク120および第4リンク1)7が反時計方向
に回転し、第5リンク1)5が上方へ押上げられてカッ
ター本体102が上背する。逆に、モータ109の回転
駆動によりプーリ1)3が時計方向に回転すると、カッ
ター本体101が上背し、同時にカッター本体102が
下降する。このように、モータ103の回転駆動により
カッター本体101.102が開閉されるように構成し
ている。
また、第5図に示すように、カッター105゜105に
はそれぞれ2個ずつ刃部131.131゜132.13
2が形成される。そして、被覆電線600a、600b
を同図に示すように配置して、カッター105.105
が全開状態から全閉状態に移行されると被覆電線600
a、600bが芯線とともに切断される一方、カッター
105.105が全開状態から少量状態に移行されると
被覆電線600a、600bの被覆部が切込まれるよう
に構成している。
^−3,第1の保持・移動手段200 第6図は第1の保持・移動手段200を示す斜視図であ
る。第1図、第2図、第3図および第6図に示すように
、第1の保持・移動手段200&よ、被覆電線600a
、600bを保持可能な第1の保持手段201と、その
第1の保持手段201を三次元方向に移動自在に支持す
る第1の移動手段202と、被覆電線600a、600
bを保持するための駆動手段を構成するシリンダ203
8゜203bと、第1の保持手段201を移動させるた
めの駆動手段を構成するモータ205.206(第2図
)とで構成される。
第1の移動手段202は、基体207と、その基体20
7に搭載された水平移動機構208(第2図)と、その
水平移動機構208に搭載された進退移動機構209(
第2図)と、その進退移動機構209に設けられるとと
もに上記第1の保持手段201が取付けられる昇降移動
機構2)0とで構成される。すなわち、基体207には
矢符R9Sに示ず左右方向に沿ってレール2)1が配設
されるとともに、そのレール2)1に水平移動機構20
8がレール長手方向に沿って摺動自在に取付けられる。
更に、進退移動機構209には矢符P。
Qに示す前後方向に沿ってレール2)3(第2図)が取
付けられるとともに、このレール2)3が水平移動機構
208のレール受2)4に摺動自在に支持されて、進退
移動機構209が水平移動機構208に対し前後方向に
沿って進退自在となるように取付けられる。更に、昇降
移動機構2)0には矢符T、Uに示す上下方向に沿って
レール2)5が取付けられるとともに、このレール2)
5が進退移動機構209のベアリング2)6(第2図)
に摺動自在に支持されて、4降移動機構2)0が進退移
動機構209に対し上下方向に沿って昇降自在となるよ
うに取付けられる。そして、水平移fl1機構208.
進退移動機構209および昇降移動機構2)0がそれぞ
れ適量に移動することにより第1の保持手段201が三
次元方向に移動自在となるように構成される。
また、モータ205の回転軸にプーリ2)7が取付けら
れるとともに、プーリ2)9が基体207に回転自在に
取付けられ、これらプーリ2)7゜2)9間にベルト2
)8が掛は渡される。更に、ベルト2)8には水平移動
機構208に接続片220を介して連結されて、モータ
205が回転駆動されてベルト2)8が回転移動するこ
とにより、水平移動機構208が左右方向に移動するよ
うに構成している。
モータ206を有する駆動機構2)2の左右両端にはそ
れぞれ前後方向に沿って一対のレール22).22)が
配設されるとともに、その一対のレール22),22)
にレール受222.222(第2図)を介して進退移動
部223がレール長手方向に沿って摺動自在となるよう
に取付けられる。進退移動部223には左右方向に沿っ
てガイド溝224が形成されるとともに、このガイド溝
224内に摺動自在に嵌合されたスライド軸225に上
記進退移動機構209の基°端が回転自在に取付けられ
る。一方、モータ206の回転軸に取付けられたプーリ
226(第2図)に対応して回転板227が駆動機構2
)2の本体に回転自在に取付けられるとともに、その回
転板227とブー9226との間にベルト228(第2
図)が掛は渡される。更に、回転板227の、回転軸2
27aの左右両端にはそれぞれリンク機構229,22
9の一端が取付けられるとともに、リンク機構229.
229の(I!!端が進退移動部223に連結され、モ
ータ206が回転駆動されて回転軸227aが第2図反
時計方向に回転すると、リンク機構229.229を介
して進退移動部223が前方(矢符Q方向)へ押込まれ
、それに伴い進退移動機構209が前方へ移動するよう
に構成されている。また、回転@227aを逆回転させ
るようにすると、進退移動機構209が後方へ引き戻さ
れるように構成している。
進退移動機構209の前端にはばね受片230が突設さ
れるとともに、このばね受片230と昇降移動![2)
0との間に押上ばね231が取付けられて、昇降移動機
構2)0が上方へ押上付勢されている。
昇降移動機構2)0に取付けられる第1の保持手段20
1は、第3図(a)に示すように、被覆電線600a、
600bが挿通可能な保持用筒体240a、240bが
設けられる。この保持用筒体240a、240bの胴部
にはそれぞれ切欠が形成されるとともに、その切欠にそ
れぞれ対応するように挾着爪242a、242bがシリ
ンダ203a、203bのピストン部に取付けられる。
そして、シリンダ203a、203bが駆動して挾む爪
242a、242bが閉じると保持用筒体240a、2
4Ob内に挿通された被覆電線600a、600bが挾
着爪242a、242bと保持用筒体240a、240
bの内周面とにより挟着保持されるとともに、挾着爪2
42a、242bが開くと被覆電線600a、600b
の保持が解除されるように構成されている。
また、第1の保持手段201には被覆電線600a、6
00bが保持用筒体240a、240b内にガイドされ
るようにガイド部材250が取付けられる。ガイド部材
250はガイド用筒体251a、251bと、ガイド用
筒体251a、251bにそれぞれ支持部材253a、
253bを介して取付けられるガイド用筒体252a、
252bとで構成される。そして、ガイド用筒体251
a、252a間における被覆電線600aの露出領域お
よびガイド用筒体251b、252b間における被覆電
線600bの露出領域で、被WJ電線600a、600
bが上記電線送給手段50により上下方向から挟持され
るように構成されている。
^−4,第2の保持・移動−段300 第7図は第2の保持・移動手段300を示す斜視図であ
る。第1図、第2図、第3図および第7図に示すように
、第2の保持・移動手段300は上記第1の保持移動手
段200と同様に、第2の保持手段301と第2の移動
手段302とで構成される。第2の移動手段302が上
記第1の移動手段202に相違する点は、第2の移動手
段302の昇降移動機構308がシリンダ360a、3
60bにより昇降移動されるように構成している点であ
る。すなわち、シリンダ360a、360bが進退移動
機構309に取付けられるとともに、シリンダ360a
、360bのそれぞれのピストン部が昇降移動機構31
0に接続されて、シリンダ360a、360bが駆動さ
れることにより昇降移動機構310が昇降移動されるよ
うに構成される。
また、第2の保持手段301には、被覆電線600a、
600bと対応するように、保持用突片370a、37
0bが形成されて、保持用突片370aと挾着爪342
aとで上方に向けて(7i1放された保持用溝371a
が形成されるとともに、保持用突片370bと挾着爪3
42bとで同じく上方に向けて開放された保持用溝37
1bが形成される。そして、被覆電線600a、600
bを保持用溝371a、371b内に収容した状態で、
シリンダ303a、303bが駆動して挾着爪342a
、342bが閉シると被覆電線600a。
600bが決着保持されるとともに、挾着爪342a、
342bが開くと被覆電線600a、60obの保持が
解除されるように構成されている。
更に挾着爪342a、342bを開いた状態で第2の保
持手段301をシリンダ360a、360bにより上昇
させることにより、被覆電線600a、600bを保持
用溝371a、371b内にその上部開口より収容でき
るように構成されている。その他の構成は上記第1の保
持・移動手段200と同様であるため同一部分に相当符
号を付してその説明を省略する。
A−5、切断処理および剥取処理 ここで、第1図ないし第3図を用いて、この装置におけ
る切断処理と第1および第2の剥取処理についてl!!
I甲に説明しておく。切断処理というのは、電線送給手
段50により被覆電線600a。
600bを所定量だけ送給した後、第1および第2の保
持手段201.301により被覆電線600a、600
bを保持し、カッター105.105で被覆電線600
a、600bを挟み込むようにして芯線とともに切断す
ることにより、残留電線と切断電線とに分割する処理で
ある。また、第1の剥取処理というのは、第1の保持手
段201により保持された残留電線を電線送給方向Pに
少し前進させて刀ツタ−105,105で残留電線の被
覆部を切込み、その切込状態のまま残留電線を模退させ
て残fII電線の下流側の被覆部を剥取る処理である。
一方、第2の剥取処理というのは第1の剥取処理と同様
にして切断電線の上流側の被覆部を剥取る処理である。
^−6.第1および・ 2のr″    −二 400
5仄追 第8図は第1の端子圧着手段400を示す概略断面図で
ある。第1図、第3図および第8図に示すように、第1
の端子圧着手段400の第1の端子圧着部401には、
プレス台402と、そのプレス台402と対応して昇降
自在に設けられたダイス403とを有する。そして、上
記第1の剥取処理が完了した残留電線につき、第1の保
持・移動手段200により残゛留電線601a、601
bが移動されて残留電線601a、601bの剥取部6
03a、603bがプレス台402の上方に配置された
際に、図示しない駆動手段が駆動することによりダイス
403が降下し剥取端部603a、603bに端子が圧
着されるように構成している(第1の端子圧着処理)。
また、ダイス403には、その昇降動作に連動するよう
にプレス位置調整部材450が取付けられており(第8
図)、剥取端部603a、603bに端子を圧着する際
に、ダイス403が降下すると、プレス位置調整部材4
50の先端が第1の保持手段201の上端に係止され、
ダイス403の降下にともない第1の保持手段201が
押上ばね231のイ」勢力に抗して下方に押し付けられ
、剥取端部603a、603bの圧着時の高さ調整がで
きるように構成している。
一方、第2の端子圧着手段500も上記第1の端子圧着
手段400とほぼ同様な構成をとるため同一部分に相当
符号を付してその説明を省略する。
^−7,出手段550 第9図は排出手段550を示ず斜視図である。
第1図、第2図、第3図(b)おにび第9図に示すよう
に、排出手段550は支柱551と、支柱551の上端
に矢符R,S方向に沿って配設された円筒状レール部5
52と、レール部552にレール長手方向に沿って移動
自在に取付けられるとともに2本の切断電線を同時に保
持可能なりランプ554とで構成される。そして、第2
の端子圧着手段500により端子の圧着された切断電線
(ハーネス)を排出手段550のクランプ554により
保持し、クランプ554を図示しない電線排出部の上方
に移動させてからクランプ554の保持を解除すること
により、切断電線(ハーネス)を上記電線排出部へ落下
させるように構成している。
^−81周辺装置および第1の制御手段第1図に示すよ
うに、被覆電線600a、60obが巻取られたリール
700と電線送給手段50との間には曲り矯正装置80
0が配置され、被覆電線600a、600bが曲り矯正
装aso。
を通過するようにしている。そして、被覆電線600a
、600bの曲りぐせを曲り矯正装置800で矯正した
後、電線送給手段50へ送り込むように構成している。
また、第1図ないし第3図に示すように、電線送給手段
50のモータ56.開閉シリンダ62゜電線切断・切込
手段100のモータ103・第1の保持・移動手段20
0のシリンダ203a、203b、モータ205,20
6、第2の保持・移動手段300のシリンダ303a、
303b、モータ305.306. シI)ンダ360
a、360b、第1および第2の端子圧着手段400,
500の図示しない駆動手段および排出手段550の図
示しない駆動手段はともに図示しないマイクロコンピュ
ータ等の第1の制御手段に接続される。
また、各種指令および情報を入力するための入力手段で
ある操作部900(第1図)が上記第1の制御手段に接
続されている。この場合、操作部900より入力される
指令および情報としては、例えば、動作開始指令等の指
令以外に、被覆電線の切断長さ、被覆部の剥取長さ、圧
着される端子の種類および処理数等の各種情報がある。
なお、第1の制御手段は、操作部900より入力される
動作開始指令に応答して、同じく操作部900より入力
された各種情報に基づき、あらかじめ定められたシーケ
ンスに従って、駆動制御信号を上記各駆動手段へ与える
ようになっている。
B、flJ作 第10図はこのハーネス製造装置の動作を説明するタイ
ムチャート、第1)図は動作説明図、第12図はフロー
チャー1・である。第10図において、電線切断・切込
手段100の全開位置はカッター105,105が全閉
した状態、つまり被覆電線600a、600bを切断す
る状態を示し、少量位置は少量した状態、つまり被覆電
線600a、600bの被覆部607a、607bのみ
を切込む状態を示し、全開位置は全開した状態を示す。
電線送給手段50の送給動作における駆動は送給ローラ
65.66が回転している状態を示し、停止はその回転
が停止している状態を示す。開閉動作の閉位置は送給ロ
ーラ65.66が閉じた状態、つまり被8!!電線60
0a、600bが送給ローラ65.66により挟持され
た状態を示し、開位置は送給ローラ65,66が開いて
挟持解除された状態を示す。
第1の保持・移動手段200の電線保持動作の閉位置は
第1の保持手段201の決着風242a。
242bが閉じている状態、つまり被覆電線600a、
600bを保持可能な状態を示し、開位置は挟着風24
2a、2/12bが開いている状態を示す。前後動作お
よび横行動作はそれぞれ第1の保持手段201の位置を
示し、元切断位置は切断処理が実行される際の位置を示
し、前進切込位置は元切断位置より少し前進した位置を
示し、後退剥取位置は元切断位置より少し後退した位置
を示す。横行動作の右行端子圧着位置は第1の保持手段
201により保持された残留電線601a、601bへ
端子の圧着が可能となる位置を示し、左行避位置は送給
軸線Xより少し左側へ移動した位置を示す。
第2の保持・移動手段300の上下動作における上昇位
置は第2の保持手段301力c元切断位置と同高さにあ
る位置を示し、下降位置はそれよりも下降した位置を示
す。
排出手段550のクランプ554閉位置はクランプ55
4が開じて切断電線602a、602bを保持可能な状
態を示し、クランプ554開位置はクランプ554が開
いた状態を示す。排出手段550の右行電線受取位置は
クランプ554が右側へ移動した位置、つまり第2の保
持手段301により保持された切断電線602a、60
2bをクランプ554により受取りができる位置を示し
、左行電線排出位置はクランプ554が左側へ移動して
切断電線602a、602bの排出が可能な位置を示す
このハーネス製造装置Aにおいて、オペレータが操作部
900を介して動作開始指令を与えると、第133よび
第2の保持手段201.301がそれぞれ元切断位置に
移動され、挟着風242a、242b、342a、34
2bが聞き、被8!!電線600a、600bが電線送
給手段50により挟持されながら送給される〈ステップ
Sl)。次に、第1)図(a)に示すように、時刻t1
で送給ローラ65.66の回転が停止して被覆電線60
0a。
600bの送給が停止される(ステップ82)。
この場合、電線送給手段50による被?!電線600a
、600bの送り吊は、予め操作部900より入力され
る被覆電線の切断良さに関する情報に基づいて決定され
る。つづいて時刻t2で第1および第2の保持手段20
1.301の挟着型242a、242b、342a、3
42bがIMlじて被?J電線600a、600bを保
持する。次に、第1)図(b)に示すように、時刻t3
で送給ローラ65.66が聞き被覆電線600a、60
0bの電線送給手段50による挟持が解除される一方、
カッター105.105が全閉して被W1電線600a
、600bが切断される(切断処理ニステップ83)。
次に、第1)図(c)に示すように、時刻t5で第2の
保持手段301が左側へ少し移動し、後に行なわれる残
留電線601a、601bの前進時に残留電線601 
a、601 bと切断電線602a、602bとが干渉
するのを防止するようにしている。
次に、第1)図(d)に示すように、時刻t6で第1の
保持手段201の前進(矢符P方向)により残留電線6
01a、601bが少し前進し、時刻t7でカッター1
05.105が切込位置に移動して、残留電線601a
、601bの被覆部を切込む。この場合、第1の保持手
段201による残留電線601a、601bの前方への
送り量は、予め操作部900よりに入力される被覆部の
剥取長さに関する情報に基づいて決定される。そして、
その切込状態のまま、時刻t8で第1の保持手段201
を後退させる。このように残留電線601a、601b
の下流側端部の被覆部にカッター105.105を係止
させながら残留電線6018゜601bを後退させるこ
とにより、第1)図(e)に示すように残留電線601
a、601bの下流側端部の被覆部が剥取られ(第1の
剥取処理ニステップS4)、剥取端部603a、603
bが形成される。この第1の剥取処理においては、第1
の保持手段201により残留電線601a、601bの
明所位置近傍を保持しているため、カッター105.1
06による切込位置から第1の保持手段201までの被
覆部の長さが短くなる。これにより、残留電線601 
a、601 bを後退させた際に被覆部の伸びが低減さ
れて剥取部における芯線の露出長さのばらつきが抑制さ
れ、剥取精度が高められる。
次に、ステップS5ないしS9に示すように、第1の端
子圧着処理(ステップS5)、電線送給開始(ステップ
86)が行なわれる一方で、第2の剥取処理(ステップ
S7)、第2の端子圧着処理(ステップS8)、排出処
理(ステップ89)が行なわれる。
すなわち、第1)図(f)に示すように、第1の保持手
段201が時刻t8からtloにかけて送給軸線元位置
から右行端子圧着位置へ移動し、時刻t1)で残留電線
601aの剥取端部603aに第1の端子圧着手段40
0により端子604aを圧着し、時刻t14で残留電線
601bの剥取端部603bに端子604bを圧着して
第1の端子圧着処理が実行される。なお、時刻t12か
らt13にかけて第1の保持手段201が少量右方向へ
移動しているのは2本の残留電線601a。
601bに対し端子圧着処理を順番に行なうためである
。この場合、圧着端子の種類が異なると、被覆部の剥取
長さも異なるため、端子圧着時における第1の保持手段
201による残留電線601bの保持位置を、圧着端子
の種類に応じて前後方向に移動調整する必要がある。ま
た、2木の残留電線601 a、601 bの配線ピッ
チが変化した場合も、端子圧着時における第1の保持手
段201による残留型1!1)601 a、601 b
の左右方向の移動間を調整する必要がある。この実施例
では、予め操作部900より入力される圧着端子の種類
等の情報に基づいて、上記第1の保持手段201の第1
の端子圧着手段400に対する前後左右方向の移動間の
調整が行なわれる。
一方、ステップ$7ないしS9に示すように、第2の保
持手段301は時刻t10で送給軸線元位置に戻り、時
刻t12で切断電線602a、602bが被覆部剥取長
さだけ後退する。この場合の1り退吊も、予め操作部7
00より入力される被覆部の剥取長さに関する情報に基
づいて決定される。つづいて、時刻t14でカッター1
05,105により切断電線602a、602bの被覆
部が切込まれる。そして、その切込状態のまま、時刻t
16で切断電線602a、602bが前進され、切断電
線602a、602bの上流側端部の被覆部が剥取られ
て第2の剥取処理が実行される。
この第2の剥取処理においても上記第1の剥取処理と同
様で切断電線602a、602bの切断位置近傍を第2
の保持手段301により保持しているため、被覆部の伸
びが低減されて剥取精度が高められる。
次に、第1)図(e)に示すように、第2の保持手段3
01は時刻t16から時刻t19にかけて送給軸線元位
置から左行端子圧着位置まで移動し、切断電線602a
、602bの剥取端部603a。
603bに第2の端子圧着手段500によりそれぞれ端
子を圧着して第2の端子圧着処理が実行される(時刻t
20−t25)。この場合も、予め操作部700より入
力される圧着端子の種類等の情報に基づいて、第2の保
持手段301の第2の端子圧着手段500に対する前接
左右方向の移動量の調整が行なわれる。更に、時刻t2
6〜t27において、排出手段550のクランプ554
により切断電線602a、602b (ハーネス)が保
持できるように第2の保持手段301が上昇する一方で
、切断電線602a、602bの第2の保持手段301
による保持が解除され、その後クランプ554により切
断電線602a、602bが保持される。つづいて、時
刻t28で第2の保持手段301が降下するとともに、
排出手段550のクランプ554が排出位置まで移動し
、時刻t29でクランプ554の保持が解除されて切断
電線602a、602b (A−ネス)が電線排出部に
排出される(排出処理ニステップ89)。
一方、第1)図(h)に示すように、第1の保持手段2
01は、第1の端子圧着処理が完了した後元切断位dに
戻り(時刻t15〜t18)、電線送給手段50の送給
ローラ65,66によりi!!!覆。
電線600a、600b (残留電線601a、601
b)を挟持してから、第1の保持手段201による残留
電線601 a、601 bの保持を解除する(時刻t
19〜t23)。つづいて、時刻t30で送給ローラ6
5,66を回転させて電線送給を開始する。一方、時刻
t28で降下した第2の保持手段301は、被覆電線6
00a、600bに干渉しないように隣下した状態で時
刻t30から時刻t34にかけて元切断位置の下方位置
まで移動する。その後、時刻t34から時刻t35にか
けて第2の保持手段301が上昇し、第2の保持手段3
01の保持用溝371a、371b内にその上部開放側
より被覆電線600a、600bが収容される。そして
、時刻t35で被覆電線600a、600bの送給が停
止され(ステップ510)、ステップS3に戻る。
このような動作が繰り返し行なわれてハーネスが製造さ
れていく。
C1・、1の・ 例の 果 この第1の実施例のハーネス製造装置Aによれば、第1
および第2の保持手段201,301を三次元方向に移
動自在に設()でその移動を第1の制御手段により制御
するように構成しているため、被覆電線の剥取長さの変
更や、圧着端子の変更に対しても容易に対処できる。す
なわち、操作部700に新たな剥取長さに関する情報や
圧着端子の種類に関する情報等を与えて、その情報に基
づき第163よび第2の保持手段201,301の移動
を第1の制御手段により制御するだけで、剥取長さの変
更や異種の端子圧着処理を精度良く行なえる。
また、第1および第2の剥取処理を行なうにあたり、残
留電線601a、601bおよび切断電線602a、6
02bの切断位置近傍を第1および第2の保持手段20
1,301で保持しているため、電線切断・切込手段1
00による残留電線601a、601bおよび切断電線
602a、602bへの切込位置から第1および第2の
保持手段201.301までの被覆部の長さが短くなり
、被覆部の伸びに起因する被覆部の剥取長さの変化が少
なり、剥取精度に優れる。
D、・、2の実施例 次に、請求項3記載の発明に基づく第2の実施例である
ハーネス製造装置りの説明をする。ハーネス製造装置り
が上記第1の実施例であるハーネス製造装置Aに相違す
る点は2点ある。
その第1点目は第13図に示すように電線切断・切込手
段100のカッター105,105にそれぞれ4個の刃
部、寸なわち第1刃部141.141、第2刃部142
.142.第3刃部143゜143および第4刃部1/
I/I、144が形成されている点である。
第2魚目は上記ハーネス製造装置Aの第1の制御手段に
代えて、第2の制御手段が崗えられ、以下に説明するよ
うな動作が行なわれる点である。
すなわち、第14図のタイムチャート、第15図の動作
説明図−3よび第16図のフローチャートに示ずように
、ステップ8101で被覆電線600a、600bが送
給され、第15図(a)に示すように、ステップ510
1で送給が停止される〈時刻tl)。次に、第15図(
b)に示すように、切断処理が実行される(ステップ5
103.時刻t2〜t3)。この場合、被覆電線600
aはカッター105の第1刃部141により、被覆電線
600bは第3刃部143によりそれぞれ切断される。
次に、第15図(c)に示すように、第2の保持手段3
01が左行避位置に移動し、時刻t7で第1の保持手段
201が前進するとともに第2の保持手段301が後退
し、時刻t8で第15図(d)に示すように、残留電線
601a、601bおよび切断電線602a、602b
の双方の被覆部がカッター105.105により切込ま
れる。この場合、残留電線601a、601bは第1刃
部141、第3刃部143により、切断電線601a。
602bは第2刃部142.第4刃部144により切込
まれる。この切込状態のまま、時刻t9で残留電線60
1a、602bが後退するとともに切断電線602a、
602bが前進し、第15図(e)に示すように第1.
の剥取処理および第2の剥取処理が同時に行なわれる(
ステップ8104)。
次に、ステップ5105ないしステップ8108に示す
ように、第1の端子圧着処理(ステップ5105)、電
線送給開始(ステップ8106)が行なわれる一方で、
第2の端子圧着処理(ステラ7s107)、JJI出処
理(ステップ810B)が行われる。
すなわち、時刻t1)ないし時刻t16で残留電線60
1a、601bが右行端子圧着位置に移動して第1の端
子圧着手段400により端子604a、604bが圧着
されるとともに(ステップ5105)、切断電線602
a、602bが左行端子圧着位置に移動して第2の端子
圧着手段500により端子が圧着される(ステップ81
07)。
次に、第15図(f)に示すように、第1の保持手段2
01が時刻t19で送給軸線元位置に戻り、時刻t22
で被覆電線600a、600bの送給が開始される(ス
テップ8106)。一方、時刻t17ないし時刻t22
で切断電線602a、602b(ハーネス)の排出処理
が実行され、時刻t19から時刻t25にかけて第2の
保持手段。301が光切断位置に戻る。そして、時刻t
26で電線の送給が停止される(ステップ3109)。
このハーネス製造装置りによれば、第1の剥取処理と第
2の剥取処理とを同時に行えるため、上記第1のハーネ
ス製造装置Aの効果に加えて処理能力が向上する。゛ 旦−エユ豊ユ羞1 次に、請求項4記載の発明に基づく第3の実施例である
ハーネス製造装置Eの説明をする。このハーネス製造装
置Eが上記第2の実施例のハーネス製造装置りに相違す
る点は、上記ハーネス製造装置りの第2の制御手段に代
えて、第3の制御手段が備えられ、以下に説明するよう
な動作が行なわれる貞である。
第17図のタイムチャート、第18図の動作説明図に示
すように、動作開始から時刻t16までは上記第2の実
施例のハーネス製造装置りと同じ動作が行なわれる。す
なわち、時刻t1から時刻t16において、切断処理、
第1および第2の剥取処理、第1および第2の端子圧着
処理が実行され、その後、第1の保持手段201は時刻
t19で送給軸線元位置に戻らず左行避位置へ移動して
、時刻t22で電線が送給される。一方、時刻t17で
排出手段550に切断電線602a、602b(ハーネ
ス)を譲り渡した第2の保持手段301は時刻t19か
ら時刻t22にかけて第1の保持手段201に対向する
ように左行避位置に移動し、時刻t26で電線の送給が
停止される。
次に、第18図(b)に示すように、2回目の切断処理
が実行される(時刻t27〜t29)。この場合、1回
目の切断処理とは近い、被rI!電線600aは第2刃
部142により、被覆機1!J600bは第4刃部14
4により切断される。次に、第18図(c)に示すよう
に、第2の保持手段301が送給軸線元位置に移動しく
時刻t30)、つづいて、第18図(d)、 ((りに
示すように第1の保持手段201が前進するとともに第
2の保持手段301が後退し、カッター105,105
による被覆部の切込みが行なわれ、第1の保持手段20
1が後退するとともに第2の保持手段301が前進して
2回目の第1および第2の剥取処理が実行される(時刻
t32〜t34)。
次に、残留電線601 a、601 bの2回目の第1
の端子圧着処理が実行され、第18図(f)に示すよう
に第1の保持手段201が送給軸線元位置に戻り、電線
の送給が開始される(時刻t41〜t47)、一方、切
断電線602a、602bの2回目の第2の端子圧着処
理が実行され、切断電線602a、602bの2回目の
排出処理が完了した後、第2の保持手段301が送給軸
線元位置に戻り(時刻t41〜t51)、第18図(a
)に示すように電線の送給が停止される。以後、上記動
作が繰り返される。
以上のように、このハーネス製造装ffEによれば、被
rII電線600a、600bの切断を、第1刃部14
1および第3刃部143と、第2万部142および第4
刃部144とで交互に行なうように構成しているため、
被filflff線600a、600bの芯線切断時の
カッター105.105への負担が半分に軽減され、耐
久性能に優れる。
(発明の効果) 以上のように、請求項1記載の発明によるハーネス製造
装置によれば、被rfI電線の剥取精度に優れ、しかも
異種端子に対し簡単な調整作業で端子圧着を行えるとい
う効果が17られる。
また、請求項2記載の発明によるハーネス製造装置によ
れば、上記第1の効果に加えてさらに、両端に端子の圧
着されたハーネスがvl造できるという効果が得られる
また、請求項3記載の発明によるハーネス製造装置によ
れば、上記第2の効果に加えてさらに、処理能力が優れ
るという効果が得られる。
更に、請求項4記載の発明によるハーネス製造5A置に
よれば、上記第3の効果に加えてさらに、カッターの耐
久性能に優れるという効果が17られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例であるハーネス製造¥
l四を示す斜視図、 第2図はその側面図、 第3図(a)、 (b)はそれぞれその平面図、第4図
は電線送給手段を示す斜視図、 第5図は電線切断・切込手段を示す要部斜視図、第6図
は第1の保持・移動手段を示す斜視図、第7図は第2の
保持・移動手段を示す斜視図、第8図は第1の端子圧着
手段を示す概略断面図、第9図は排出手段を示す斜視図
、 第10図は第1の実施例の動作を説明するタイムチャー
ト、 第1)図(a)ないしくh)はそれぞれ第1の実施例の
動作説明図、 第12図は第1の実施例の動作を説明するフローチ1)
−ト、 第13図はこの発明の第2の実施例に適用された電線切
断・切込手段を示す要部斜視図、第14図は第2の実施
例の動作を説明するタイムチャート、 第15図(a)ないしmはそれぞれ第2の実施例の動作
説明図、 第16図は第2の実施例の動作を説明するフロ−チャー
ト、 第17図はこの発明の第3の実施例の動作を説明するタ
イムチャート、 第18図(a)ないしくg)はそれぞれ第3の実施例の
動作説明図、 第19図はハーネスを示す斜視図、 第20図はこの発明の基礎となるハーネス製造装置の概
略平面図である。 50・・・電線送給手段、   56・・・モータ、2
00・・・第1の保持・移動手段、 201・・・第1の保持手段、 202・・・第1の移動手段、 203 a 、 203 b ・・・シIJ ンタ、2
05.206・・・モータ、 300・・・第2の保持・移動手段、 301・・・第2の保持手段、 302・・・第2の移動手段、 303a、303b−・・シリンダ、 305.306・・・モータ、 400・・・第1の端子圧着手段、 401・・・第1の端子圧着部、 500・・・第2の端子圧着手段、 501・・・第2の端子圧着部、550・・・排出手段
、600a、600b−・・被ff1fi線、601 
a、 601 b・・・残留電線、602a、602b
・・・切断電線、 603a、603b・・・剥取端部、 604a、604b−・・端子、 607a、607b・・・被覆部、 A・・・ハーネス製造装置、D・・・ハーネス製造装置
、E・・・ハーネス製造装訂、P・・・電線送給方向、
X・・・電線送給ライン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被覆電線を切断する処理と、切断された被覆電線
    の切断端部における被覆部を剥取る処理と、被覆部が剥
    取られた被覆電線の剥取端部に端子を取付ける処理とを
    実行するハーネス製造装置であって: (a)前記被覆電線を電線送給方向に間欠的に送給する
    電線送給手段; (b)前記被覆電線を挟み込んで切断する一方、前記被
    覆電線を挟み込むようにして前記被覆電線の被覆部を切
    込む電線切断・切込手段; (c)前記被覆電線の剥取端部に端子を圧着するための
    端子圧着部を有する端子圧着手段; (d)以下の(d−1)および(d−2)の要素を有す
    る保持・移動手段; (d−1)前記電線切断・切込手段による前記被覆電線
    の切断位置より電線送給方向に対して上流側の近傍位置
    で前記被覆電線を保持自在な保持手段、 (d−2)前記保持手段により保持された被覆電線が、
    前記1線送給手段による電線送給ラインと前記端子圧着
    部との間で移動自在となるように、前記保持手段を3次
    元方向に移動可能とする移動手段、 (e)前記電線送給手段、前記電線切断・切込手段、前
    記端子圧着手段および前記保持・移動手段を駆動する駆
    動手段; (f)各種指令および情報を入力するための入力手段; (g)以下の(g−1)から(g−3)までの要素を含
    み前記入力手段より入力された指令および情報に基づき
    前記駆動手段に駆動制御信号を与えて前記駆動手段の駆
    動制御を行なう制御手段; (g−1)前記電線送給手段により前記被覆電線を送給
    し、その被覆電線を前記保持・移動手段により保持しな
    がら前記電線切断・切込手段により切断する切断処理を
    実行する切断制御手段、 (g−2)前記切断処理が完了した被覆電線につき、前
    記保持・移動手段により前記被覆電線を電線送給方向へ
    所定間だけ前進させ、前記電線切断・切込手段により前
    記被覆部を切込み、その切込状態のまま前記保持・移動
    手段により前記被覆電線を後退させて、前記被覆部の切
    込位置より下流側を剥取る剥取処理を実行する剥取制御
    手段、 (g−3)前記剥取処理が完了した被覆電線につき、前
    記保持・移動手段により前記被覆電線の剥取端部を前記
    端子圧着部まで移動させ、前記端子圧着手段により前記
    剥取端部に端子を圧着する圧着処理を実行する圧着制御
    手段; によつて特定される前記(a)から(g)までの各要素
    を備えることを特徴とするハーネス製造装置。
  2. (2)被覆電線を切断して残留電線と切断電線とに分割
    する処理と、前記残留電線の切断端部の被覆部を剥取る
    処理と、前記切断電線の切断端部の被覆部を剥取る処理
    と、被覆部が剥取られた前記残留電線の剥取端部に端子
    を圧着する処理と、被覆部が剥取られた前記切断電線の
    剥取端部に端子を圧着する処理とを実行するハーネス製
    造装置であって; (a)前記被覆電線を電線送給方向に間欠的に送給する
    電線送給手段; (b)前記被覆電線を挟み込んで切断する一方、前記被
    覆電線を挟み込むようにして前記被覆部を切込む電線切
    断・切込手段; (c)前記残留電線の剥取端部に端子を圧着するための
    第1の端子圧着部を有する第1の端子圧着手段; (d)前記切断電線の剥取端部に端子を圧着するための
    第2の端子圧着部を有する第2の端子圧着手段; (c)以下の(e−1)および(e−2)の要素を有す
    る第1の保持・移動手段; (e−1)前記電線切断・切込手段による前記被覆電線
    の切断位置より電線送給方向に対して上流側の近傍位置
    で前記残留電線を保持自在な第1の保持手段、 (e−2)前記第1の保持手段により保持された残留電
    線が、前記電線送給手段による電線送給ラインと前記第
    1の端子圧着部との間で移動自在となるように、前記第
    1の保持手段を3次元方向に移動可能とする第1の移動
    手段、 (f)以下の(f−1)および(f−2)の要素を有す
    る第2の保持・移動手段; (f−1)前記電線切断・切込手段による前記被覆電線
    の切断位置より電線送給方向に対して下流側の近傍位置
    で前記切断電線を保持自在な第2の保持手段、 (f−2)前記第2の保持手段により保持された切断電
    線が、前記電線送給手段による電線送給ラインと前記第
    2の端子圧着部との間で移動自在となるように、前記第
    2の保持手段を3次元方向に移動可能とする第2の移動
    手段、 (g)前記第2の保持手段により保持された切断電線を
    排出部に排出するための排出手段;(h)前記電線送給
    手段、前記電線切断・切込手段、前記第1の端子圧着手
    段、前記第2の端子圧着手段、前記第1の保持・移動手
    段、前記第2の保持・移動手段および前記排出手段を駆
    動する駆動手段; (i)各種指令および情報を入力するための入力手段; (j)以下の(j−1)から(j−6)までの要素を含
    み、前記入力手段より入力された指令に基づき前記駆動
    手段に駆動制御信号を与えて前記駆動手段の駆動制御を
    行なう制御手段; (j−1)前記電線送給手段により前記被覆電線を送給
    し、その被覆電線を前記第1および第2の保持手段によ
    りそれぞれ保持しながら前記電線切断・切込手段により
    切断して残留電線と被覆電線に分割する切断処理を実行
    する切断制御手段、 (j−2)前記切断処理が完了した残留電線につき、前
    記第1の保持・移動手段により前記残留電線を電線送給
    方向へ所定間だけ前進させ、前記電線切断・切込手段に
    より前記残留電線の被覆部を切込み、その切込状態のま
    ま前記第1の保持・移動手段により前記残留電線を後退
    させて、その被覆部の切込位置より下流側を剥取る第1
    の剥取処理を実行する第1の剥取制御手段、 (j−3)前記切断処理が完了した切断電線につき、前
    記第2の保持・移動手段により前記切断電線を前記電線
    送給ラインに沿って所定量だけ後退させ、前記電線切断
    ・切込手段により前記切断電線の被覆部を切込み、その
    切込状態のまま前記第2の保持・移動手段により前記切
    断電線を前進させて、その被覆部の切込位置より上流側
    を剥取る第2の剥取処理を実行する第2の剥取制御手段
    、 (j−4)前記第1の剥取処理が完了した残留電線につ
    き、前記第1の保持・移動手段により前記残留電線の剥
    取端部を前記第1の端子圧着部まで移動させ、その剥取
    端部に前記第1の端子圧着手段により端子を圧着する第
    1の端子圧着処理を実行する第1の端子圧着制御手段、 (j−5)前記第2の剥取処理が完了した切断電線につ
    き、前記第2の保持・移動手段により前記切断電線の剥
    取端部を前記第2の端子圧着部まで移動させ、その剥取
    端部に前記第2の端子圧着手段により端子を圧着する第
    2の端子圧着処理を実行する第2の端子圧着制御手段、 (j−6)前記第2の端子圧着処理が完了した切断電線
    につき、その切断電線の前記第2の保持・移動手段によ
    る保持を解除し、その切断電線を前記排出手段により排
    出部に排出する排出処理を実行する排出制御手段: によって特定される前記(a)から(j)までの各要素
    を備えることを特徴とするハーネス製造装置。
  3. (3)前記制御手段は、前記第1および第2の剥取処理
    を同時に行なう手段をさらに備える請求項3記載のハー
    ネス製造装置。
  4. (4)前記電線切断・切込手段は一対のカッターを備え
    、 前記制御手段は、前記切断処理を実行する際の前記第1
    および第2の保持手段による前記残留電線および前記被
    覆電線の保持位置を、前記切断処理が実行されるたびに
    前記電線送給ラインに対し直交する方向へずらせること
    により、前記被覆電線に対する前記カッターの切断位置
    を順次変化させる手段をさらに備える請求項3記載のハ
    ーネス製造装置。
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