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JPH01268646A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

Info

Publication number
JPH01268646A
JPH01268646A JP63095724A JP9572488A JPH01268646A JP H01268646 A JPH01268646 A JP H01268646A JP 63095724 A JP63095724 A JP 63095724A JP 9572488 A JP9572488 A JP 9572488A JP H01268646 A JPH01268646 A JP H01268646A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mice
monoclonal antibody
neuac
cells
ganglioside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63095724A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Tada
多田 伸彦
Munehiro Oda
宗宏 小田
Takahiro Kurotsu
黒津 隆宏
Hideji Ikegami
秀二 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Milk Products Co Ltd filed Critical Meiji Milk Products Co Ltd
Priority to JP63095724A priority Critical patent/JPH01268646A/ja
Publication of JPH01268646A publication Critical patent/JPH01268646A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なモノクローナル抗体A1.267、AI
410またはA1.425を有効成分とする抗腫瘍剤に
関するものである。
更に詳しくは本発明は、C57旧、/6マウス由来のT
細胞白血病細胞株[EL4でA系マウスを免疫すること
により得られる抗体産生細胞とBa1b/c系マウス骨
髄腫細胞NSIとを融合させることにより得られるハイ
ブリドーマが産生し、免疫グロブリンクラスが(IgG
3、x)であって、マウス及びヒトの腫瘍細胞の細胞表
面の種間共通の腫瘍関連抗原であるカングリオシトをG
D2>GD3(NeuAc、 NeuAc)。
GD3(NeuGc、 NeuAc)、 GDlb、 
GTla、 GQlb)GTIの順に強く認識するモノ
クロナール抗体A1.267を有効成分とする抗腫瘍剤
に関する。
また、本発明は、  C57BL/6マウス由来のT細
胞白血病細胞株EL4でA系マウスを免疫することによ
り得られる抗体産生細胞とBa1b/c系マウス由来の
骨髄腫細胞株NSIとを融合させることにより得られる
ハイブリドーマが産生し、免疫グロブリンクラスが(I
gG3、x)であって、細胞表面ガングリオシドGD2
を認識するモノクローナル抗体Al。
410を有効成分とする抗腫瘍剤に関する。
更に1本発明は、C57BL/6マウス由来のT細胞白
血病細胞株EL4でA系マウスを免疫することにより得
られる抗体産生細胞とBa1b/c系マウス由来の骨髄
腫細胞株NSIとを融合させることにより得られるハイ
ブリドーマが産生し、免疫グロブリンクラスが(IgG
3、x)であって、細胞表面ガングリオシドGD2を認
識するモノクローナル抗体AI。
425を有効威容とする抗腫瘍剤に関する。
なお、本発明においてガングリオシドの名前(GD2、
GD3など)は5vennerhol Lllの命名法
(Svennerholm、 L、 J、 Lipid
 Res、 5.145−155(1964))による
二また、GD3のシアル酸誘導体は括弧の中に記した。
すなわち、GD3(NeuAc、 NeuAc)。
GD3(NeuAc、 NeuGc)、GD3(Neu
Gc、 NeuAc)、およびGD3(NeuGc、 
Neu、Gc)はそれぞれ、■’ (NeuAc)。
−LacCer 、■’ (NeuAc a 2→8N
euGc)−LacCer、 II’(NauGc a
 2→8NeuAc)−LacCer、 I’I 3(
NauGc)2−LacCerを意味する。そのほかの
物質の名称はIUPAC−IUB会!i (IUPAC
−IUB Comm1ssion on Bioche
micalNomanclature、 Lipids
 12.455−463(1977))による。
(従来の技術) にoehlerとMilsteinが抗体産生細胞と腫
瘍細胞との融合細胞(ハイブリドーマ)を用いてモノク
ローナル抗体の作成する方法(Nature、μi6.
495(1975) )を確立して以来、腫瘍細胞表面
に存在する腫瘍特異抗原に対するモノクロナール抗体を
獲得しようとする試みがなされてきたa (Kopro
wski、 tl、 at al、 Proc、Nat
l、 Acad、 Sci、 USA。
75、3405(197g)、Herlyn、 M、 
et al、 Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 USA、 76、1438(1
979))  これはモノクローナル抗体の抗原に対す
る高い特異性・鋭敏性を利用して、基礎医学においては
腫瘍特異抗原の解析を飛躍的に発展させること、臨床分
野においては癌の的確な診断や癌を狙い打ちにする治療
への応用が期待されたからである。
当初こうした研究は腫瘍抗原の抗原決定基として腫瘍細
胞蛋白質を対象として研究された。ところがこれらの抗
原に対するモノクローナル抗体は正常細胞とも反応し、
腫瘍細胞に対する特異性という観点からみると期待を裏
切るものであったのである。
しかしながらこのようなモノクローナル抗体の中に数は
少ないながらも比較的腫瘍細胞に対する特異性の高いも
のがみられた。そこでこれら特異性の高いモノクローナ
ル抗体の認識している抗原を調べたところ、腫瘍細胞表
面の糖脂質、糖蛋白質の如き複合糖質の糖鎖部分を認識
していることが判明した。この中でもとりわけガングリ
オシド即ちシアル酸を有する糖脂質が特異性が高いこと
が判った。(llakomori、 S、 Cance
r ries、 45.2405−2414(1985
))。キして、ガングリオシドを認識するモノクローナ
ル抗体の中には、既にモノシアロガングリオシドCA]
、9−9を認識する1、116Ns19−9(Kopr
owskj、、  tL  et  al、  Som
atic  Ce1l  Genetics。
5.957(1979)、 Magnani、 J、 
et al、 5cience、 212.。
55(1981)))のように癌の診断に使用されてい
るものもある。
ガングリオシドに対するモノクローナル抗体には以上の
ほか、GD3に対しては[’ukel C,S、 et
 al。
J、 Exp、 Mad、月55−.1133−114
7(1982)やNudelman。
ε、 et al、  J、 [3io1. Chew
、 257.12752−12756(1982)、G
D2に対してはCahan、 L、 D、 et al
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 US
A 79.7629−7633(1982)、Cher
esh、D、A、et al、  Proc、Natl
Acad、 Sci、 USA 8]、 5767−5
771(1984)、Chaung +N、 K、 e
t al、 Cancer Res、 45. 264
2−2649゜および5aito M、 et al、
 Biochem、 Biophys、Res。
Commun、 uZ、 1−7(1985)、 0M
2に対してはTai、 T。
et al、  Proc、 Natl、  Acad
、  Sci、  USA 80. 5392−539
6 (1983)やNaLoli、 E、J、 et 
al、 Cancer Rss。
4万、 4166−4120(+986)、0M3に対
しては11jrabayashj、  Y、  et 
 al、   J、  ロio1.  Chew、  
260゜13328−13333 (1985)のよう
な研究がある。しかしながら現在までガングリシドに対
するモノクローナル抗体はそれほど数多く作られていな
いのが現状である。
これまで腫瘍細胞表面ガングリオシドに対するモノクロ
ーナル抗体が作られてこなかった大きな要因として、モ
ノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマを得るに際
し、ヒト腫瘍細胞で感作させたマウスの抗体産生細胞と
マウス骨髄腫細胞を融合する異種免疫の方法を用いてき
たことが挙げられる。即ち、抗〃xとして投与される腫
瘍細胞が異種であるヒト由来のものであるため、ヒトの
主要組織適応抗原系(Major Histocomp
atibilityComplex)である)ILAを
認識するモノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマ
ばかりが得られ、目的とするハイブリドーマを得る確率
が非常に小さかった。
このような状況下で本発明者らは上記の方法に代えて、
マウスリンパ系腫瘍細胞で感作されたマウスの抗体産生
細胞とマウス骨髄腫細胞とを融合させる同種免疫の方法
を採ることにより、  IILAを認識する七ツクロー
ナル抗体を産生ずる不要なハイブリドーマの生成が排除
され、マウスおよびヒトの腫瘍細胞の細胞表面の種間共
通の腫瘍関連抗原であるガングリオシド、特にGD2を
特異的に認識するモノクローナル抗体を産生ずるハイブ
リドーマを極めて能率良く得ることができることを発見
した。そして本発明者らはこの発見に基づいて創製され
るモノクローナル抗体とそれを産生するハイブリドーマ
に関する発明について先に特許出願した(PCT/JP
87100690) 。
一方、モノクローナル抗体の抗原に対する強い特異性を
利用して悪性腫瘍の治療に役立てようとする試みも精力
的になされてきた。その結果ガングリオシ ドを抗原す
るモノクローナル抗体が腫瘍の治療に有用であることが
知られ始めた(I(ak。
mori、 S、 Cancer Res、 45.2
405−2414(1985))。
そしてこのようなガングリオシドを抗原とするモノクロ
ーナル抗体の一部は既に臨床応用の段階にまで進んで来
ている。例えば、Dippoldらがヒトメラノーマ細
胞株SK−MEL28をマウスに免疫することにより作
り出しくDippold W、 G、 et al、 
Proc。
Nat、]、  Acad、  Sci、  USA 
 77、 6114−6118(1980)  )、P
ukelらがGD3を認識することを示した(Puke
l、 C。
S、 et al、 J、 Exp、 Med、 15
5.1133−1147(1982))、抗GD3モノ
クローナル抗体R24を、Houghtonらが転移性
腫瘍を持つメラノーマ患者12例に2週間にわたり約8
回全身投与したところ、3例に顕著な腫瘍の縮小を認め
た(lloughton、 A、 N、 at al、
 Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA 82.1
242−1246 (1985))。
R24については、これを使用してヒトの神経外胚葉性
悪性腫瘍と上皮性ガンの治療する方法に関する発明が、
特開昭62−289524として出願されている。また
、Cheungがヒト神経芽細胞腫LAN−1をマウス
に免疫して得られた抗GD2モノクローナル抗体3F8
を12例の転移性腫瘍患者(メラノーマ6例、神経芽細
胞腫4例、骨肉腫2例)に全身投与して、3例に顕著な
効果が認められたと報告している(Cheung、 N
、に、 at al、 Proc、 Ava、 As5
oc。
Cancer Res、 27.318(1986))
、1更にはIr1eらはメラノーマ患者の末梢血リンパ
球をEBウィルスで株化することにより得られた細胞が
生産する抗GD2モノクローナル抗体L72を8人の患
者の合計21箇所の転移性メラノーマに補体と共に投与
したところ、16箇所で退縮が認められ、このうち10
箇所では完全に消退したと報告している(Iris、 
R,F。
at al、 Proc、 Natl、 Acad、 
Sci、 USA 83.8694−8608(198
6))。
そして本発明者らは上に記した特許出11’[(PCT
/Jl”87100690)の実施例に記載したモノク
ローナル抗体の中の一つにそれ自身で強い抗腫瘍性を持
つものを見い出し、用途発明(抗腫瘍剤)として特許出
願を行なった(特願昭63−21317)。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らの先の出願(特願昭63−21317)は、
それまでのモノクローナル抗体を有効成分とする抗腫瘍
剤の殆どがメラノーマに対する効果であり、一部が神経
芽腫を退縮させるものであって、適用範囲はごく限られ
たものであったのに対し、白血病の如き悪性リンパ腫の
モノクローナル抗体による治療効果を見いだした点に大
きな意味がある。
しかしながら同一の名称で呼ばれる腫瘍であっても腫瘍
の多様性は大きく、一つの抗腫瘍剤があらゆる症例に対
して著効を示すとは限らず、又腫瘍自体が抗腫瘍剤の投
与を継続するうちに薬剤に対して抵抗性を示すようにな
る場合が多い。そのために、癌の治療に際して治療開始
から完癒まで単一の抗腫瘍剤で事足りることは少なく、
複数の薬剤が求められている。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者らは更に続けて先に出願した方法と同じ
でハイブリドーマを創製して、ハイブリドーマが産生ず
るモノクローナル抗体のうち抗腫瘍効果のあるものを探
索してきたところ、上述のモノクローナル抗体A1.2
67、A1.410及びA1.425が強い抗腫瘍効果
を持つことを発見し1本発明を完成した。
即ち本発明者らはマウスT細胞白血病細胞株を移植され
たマウスにモノクローナル抗体A1.267、A1.4
10又はA1.425を投与したところ、これらモノク
ローナル抗体がこの担癌マウスの寿命を著量に延長し、
或は腫瘍を完全に拒絶させることを認めたのである。
本発明はモノクローナル抗体A1.267、 AI、4
10又はA1.425を有効成分とする新規な抗腫瘍剤
である。
そして、本発明に係るモノクローナル抗体AI。
267を産生ずるハイブリドーマA 1 、267は微
工研にFEPM P−9992として寄託され、モノク
ローナル抗体A1.410を産生ずるハイブリドーマ^
1.410は微工研にFEPM P−9993として寄
託され、そして、モノクローナル抗体A1.425を産
生ずるハイブリドーマA1.425は微工研にFEPM
 P−9994として寄託されている。
本発明の抗腫瘍剤を上記モノクローナル抗体を有効成分
として製剤化するには公知の方法を適用すればよい。投
与方法としては悪性リンパ腫の治療に用いる関係上、点
滴注射による投与が好ましい。
注射薬の製剤には、生理的食塩水、滅菌水リンゲル液等
の水溶性溶剤、非水性溶剤、等張化剤、烈痛化剤、溶解
補助剤、安定化剤、防腐剤、懸濁化剤、緩衝剤、乳化剤
等を任意に使用し得る。
−例として、生理的食塩水(塩濃度約0.9%)にヒト
血清アルブミンを5%にモノクローナル抗体を適量含む
ものを調製して注射剤とする。
モノクローナル抗体は点滴注射製剤中o、iμg〜10
0@g/@Q、好ましくは1μg〜1 mg/社含有さ
れる。
点滴投与量は症状、腫瘍の進行1年齢、性別等に応じて
50〜1,000WIQであり、毎日或は適当に日をお
いて与える。
以下に本発明を実施例により具体的に説明する。
失施涜〔Lはヅブリドーでや作製) C57BLマウス由来のT細胞腫瘍株EL4を10’細
胞/マウス、1回/週、4週間に亙りA系マウスの腹腟
内に接種し、最終接種後3日日に肺臓を摘出してこれを
常法により組織培養液RPM11640(G、IBCO
社製)中の細胞浮遊液として調製した。
一方融合の親細胞として13alb/c系マウス由来の
骨髄腫細胞株NSIを培養して107細胞用意した。
これらの細胞の融合はにoeh lerとMilste
jnの方法(Nature、 256.495(197
5))に従い、以下のように行なった。
前述のようにして調製した肺臓の浮遊細胞と骨髄腫細胞
を細胞数で5=1となるように遠心チューブ内で混合し
、500r、p、m、で5分遠心した後上清を捨て、R
PMI1640で濃度40%(v/v)に調製したポリ
エチレングリコール(メルク社爬;平均分子2着/1,
000)を0.2+nQ加えて2分間よく撹拌混合した
その後これに5mflのl’lPMI1640を1滴づ
つ3分間かけて添加して希釈し、 500r、p、m、
で5分遠心した後上清を捨てた。次いで細胞をl+AT
培地(RPM11640培地に10%(ν/v)ウシ胎
児血清を加え、最終濃度でヒボキサンチン10−4M、
アミノプテリン4×10−7M、チミジン1.6 X 
10−’Mを加えたもの)に浮遊させて100μQ/穴
の割合で96穴マイクロプレートに分注した。
温度37°C,Co2:空気=5:95の気相でこれを
培養し、培養3[]目および6日日にIIAT培養で培
地交換を行なった。それ以後は3日毎にIIT培地(l
lAT椿地からアミノプテリンのみを除いた培地)で培
地交換を行なった。
培養を続け、細胞のコロニーの形成が認められるように
なった時点(約10−14日1)で培養上清中の抗体活
性を測定してスクリーニングを行なった。
スクリーニングはウサギ血清補体を併用する細胞障害試
験法を用いた。具体的には、標的となるC571比マウ
ス由来のT細胞腫瘍株EL4の細胞浮遊液(、!I+胞
濃度5XIO’個/+nu)20μQ、ウサギ血清補体
20μQおよび培養上清20μQを混合して時々撹拌し
つつ37℃で45分間反応させた。反応終了後水冷して
トリパンブルー水溶液50μQを加えた後、顕微鏡で観
察してトリパンブルーを取り込んだ細胞の有無により培
養上清の細胞障害活性を判断した。
スクリーニングを行なったハイブリドーマ486株のう
ち、細胞障害活性をもつ抗体を産生ずるものが14個得
られ、そのうち1株のハイブリドーマについて、限界希
釈法によりクローン化した。更にクローニングを繰り返
して安定で単一の細胞由来のハイブリドーマA1.26
7を得た。
同様にして、ハイブリドーマA1..410を得た。
また、同様にして、ハイブリドーマA1..425を得
た。
なお、オフタロニー法により各ハイブリドーマが産生ず
る各モノクローナル抗体の免疫グロブリンのクラスを調
べたところ、いずれも(IgG:+、に)であった。
失に性影はノ!−旦二土四五生旦、 267Δ情ス)−
Ba1b/c系のヌードマウスの腹腔にブリステン0.
5fflfl投与し、7日後に実施例1により得られた
ハイブリドーマA1゜267(FERM P−9992
)約5〜1OXIO’細胞を腹腔的接種して腹水化を行
なった。
1〜2週間後に腹水を採取し、3.00Or、p、m、
、15分間の遠心により上清−ヒ層部分のブリステンと
沈澱物である細胞塊を取り除いたモノクローナル抗体が
含まれる中間層の部分を回収した。
上記により回収された溶液10mQに硫酸アンモニウム
を赫終濃度50%となるように加えて、塩析した。これ
を10,000r、p、m、、30分間の遠心にかけ、
沈澱した分画をPI(s(pH7,2の0,0]−M燐
酸緩衝液に0.15M NaC1を加えた燐酸緩衝塩溶
液) 10mQに溶かした。この溶液をPus 1,0
00mQに対して3回透析を繰り返し、免疫グロブリン
分画とした。
次いで該免疫グロブリン分画を、0.03M NaCQ
を含むρ118 、0の燐酸緩衝液に対して十分に透析
した。
別にこれと同じ緩衝液で平衡化しておいたイオン交換樹
脂DE52カラム(ワットマン社製)に該透析液をかけ
、DE52カラムに吸着されなかった両分を回収した。
この回収された両分をPBSに対して透析を行なったも
のを精製IgG抗体とし、モノクローナル抗体A1.2
67を得た。
実施例良」孟工仁久p−ナル抗体A1.267q狩濃」
ひモノクローナル抗体A 1 、267が認識している
ガングリオシドを決定するために、薄層クロマトグラフ
ィー(以下TLCと称す)上での酸素免疫染色法を行な
った。
(1)ヒトメラノーマ細胞株M14のガングリオシド分
画、ガングリオシド純品および中性糖脂質純品の調製 ヒトメラノーマ細胞株UCLASO−M 14 (以下
M14という)はカルホルニア大学のR,Trie博士
より入手したもので、M’14のガングリオシド分画の
調製はrat。
T、 at al、 Proc、 Natl、 Aca
d、 Sci、 USA 80.5392−5396(
1983)に従った。
ガングリオシドGM1. GDla、 GDlb、 G
Tlbはウシの脳から調製し、Kanfer、 J、 
N、 Methods Enzymol。
1.4.660−664(1,969)に従って精製し
た。GQlbはヤトロン社から購入した。ヒト脳の0M
3はスウエーデンのGoteborg大学のり、 Sv
ennerho1m博士から入手した。0M2とCD2
はそれぞれ0M2とGDlbから、ウシ來丸β−ガラク
トシダーゼ(アメリカのミシガン大学のJ、 IJ、 
Jourdian博士から入手)を用いて調製した。ヒ
トミニリンの0M4とヒト脳のGTlaは東京都臨床医
学総合研究所の有賀博士から入手した。クマ赤血球のG
D3(NeuAc、 NeuAc)、GD3 (Neu
Ac 。
NeuGc)、CD3(NeuGc、 NeuAc)、
およびGD3(NauGc。
NeuGc)は東京都臨床医学総合研究所の橋本博士と
鈴木明身傅士から入手した。LacCar、 GgOs
、Car。
およびGg0s4Cerはそれぞれ0M3.0M2. 
GMIから弱酸で処理し、イアトロビーズカラムクロマ
トグラフィーで精製して調製した。GlcCerはTa
i、 T。
at al、 Proc、 Natl、 Acad、 
Sci、 USA 80.5392−5396(+98
3)に従って調製した。GbO83CerとGbO84
Csrは5upelco社(アメリカ、ペンシルバニア
州、ベラフオンテ)から購入した。
(2) TLCの方法 メルク社製のシリカゲルを塗布済みのTLCプレート「
シリカゲル60」(厚さ200μI)と同じくメルク社
製のシリカゲルを塗布済みのTLCプラスチックシート
を使用した。クロマトグラムの展開溶媒はクロロフォル
ム/メタノール10.22%CaC1□水溶液を容積比
55/45/10としたものを用いた。なお。
TLCプレート上に展開されたガングリオシドを染色す
る場合にはレゾルシノール(resorcinol )
染色を、中性糖脂質の染色にはオルシノール(orci
nol)染色を用いた。
(3) TLCプレート上でのモノクローナル抗体 A
I、267による酵素免疫染色法 ガングリオシドのTLC終了後、TLCプレートをウシ
血清アルブミン1%とポリビニールピロリドン(pol
yvinylpyrolidone) 1%とを含有す
る燐酸緩衝塩溶液に浸した。空気中で乾燥させた後、プ
レートをモノクローナル抗体A1.267溶液(10μ
g1社)と2時間25℃で反応させた6次に燐酸緩衝塩
溶液(以下PBSと称す)を5回交換しつつその中でク
ロマトグラムを洗浄した。そして西洋ワサビペルオキシ
ダーゼを結合させたヤギ抗マウスIgGおよび工gM抗
体をこのクロマトグラムと25℃で2時間反応させた。
再びPBSを5回交換しつつその中でクロマトグラムを
洗浄した。染色に当たっては400μy;/mQの0−
フェニレンジアミンと0.12%の過酸化水素を含むク
エン酸−燐酸緩衝液(pH5,0,80a+M)を用い
、 15分間反応させて、発色させた。その抜水に浸し
て反応を停止させた。
(4)ガングリオシド純品混合物及びM14のガングリ
オシドのモノクローナル抗体A1.267と反応させた
TLCプレート上での酵素免疫染色法の結果第1図は左
のレーンから、ガングリオシド純品のm合物(GM3+
GM2+GMI+GD3+GD2)を几cにかけテレゾ
ルシノールで染色したもの、ヒトメラノーマ細胞株旧4
のガングリオシド分画をTCLにがけてレゾルシノール
で染色したもの、M14のガングリオシド分画をTCL
にかけた後A1.267で酵素免疫染色を行なったもの
である。(レーン番号3)この図のレーン番号3で示さ
れるように、モノクロナール抗体A1.267はガング
リオシドGD2とGD3とに反応している。
その他のガングリオシド純品および中性糖脂質純品につ
いても各々TCLにかけた後モノクローナル抗体A1.
267で酵素免疫染色を行なった。これらの結果につい
ては図には示さず、第1図の内容と合わせて、A1.2
67との反応性を表1に示す。
表  1 GD3  ++  0M3 − GD2  +++  0M2 − GDla  −GMI  − GDlb  ++  GlcCer  −GTla  
++  LacCer  −GTlb  +  Gg0
s3Cer −GQlb  ++  GgOs、Cer
 −−GT3    GbOs、Cer− GT2    GbOs、Cer − 0M4 − 表1から分かるように本発明のモノクローナル抗体は七
ノーシアロシルーガングリオシド(0M4.0M3.0
M2およびGMI)、および中性糖脂質(GlcCer
、LacCer、GgOs、Cer、 GgOs、Ce
r、 Gg0s3CerおよびGbOs4Car)とは
反応しない。
即ち、A1.267はNeuAc a 2 →8Nsu
Ac a 2−) 3Galという三糖構造を持つGD
3、GD2. GDlb、 GTla、 GTlbおよ
びGQlbと反応し、他のガングリオシドとは反応しな
い。最も強く反応するのがGD2であり逆に最も反応が
弱いのはGTlbである。GD2にガラスダース1個が
付加されたGDlbは反応性が弱くなり、GDIbに更
にシアル酸が末端ガラスドース残基に付加されたGTl
bはもっと反応性が落ちる。この知見からシアル酸が°
末端のガラクトース残基(GDlb)や末端のシアン酸
残基(GTlb)に付加することによって、抗原決定基
であるNeuAcα2→8NeuAcα2→3Galは
マスクされることが示唆される。一方、GTlbの末端
シアル酸残基にシアル酸が付加したGQlbはGDld
のレベルまで反応性が回復する。GTlaは反応性はG
Qlbと同程度であるから、GQlbの認識部位は末端
の三糖であるはずである。以上から、A1.267はガ
ラクトース残基(場所は内部、末端を問わない)に結合
したジシアロシル残基rNeuAcα2→8NauAc
α2→3」を認識していることが判明した。
次に4種類のGD3(GD3(NauAc、 NeuA
c)、GD3(NeuAc、 NauGc)、 GD3
(NauGc、 NeuAc)、およびGD3(Neu
Gc、 NeuGc))とモノクローナル抗体のTLC
プレート上で酵素免疫染色法の結果は第2図に示されて
いる。
第2図(A)は4種類のGD3をTLCにかけ、レゾル
シノールで染色したものである。左からガングリオシド
純品の混合物(GM3+GM1+GD3)、レーン番号
1はGD3(NeuAc、 NeuAc)、レーン番号
2はGD3(NeuAc、 NeuGc)、レーン番号
3はGD3 (NeuGc 。
NeuAc)、レーン番号4はGD3(NeuGc、 
NeuGc)である。第2図(B)はA1.267によ
るTLCの酵素免疫染色の結果である。レーン番号とG
D3の種類は第2図(A)と同じである。
A1.267が反応したのはGD3(NeuAc、 N
euAc)とGD3(NeuGc、 NeuAc)であ
る。この結果はA1.267のガングリオシドの認識に
は三糖の内部シアル酸が必須であり、かつ該シアル酸は
NeuAc残基でなければならないことを示している。
内部シアル酸がNauAcでなく、NeuGcの時は′
L2p識されていない。−方、末端シアル酸残基はNe
uGc、 NeuAcのいずれでも^1.267に認識
されている。すると、 A1.267の抗原決定基はS
ia a 2−+8NeuAc a 2−’)3Gal
残基となるはずである。
以上の結果をまとめると、モノクローナル抗体A I 
、 267の細胞表面ガングリオシドに対する認識の特
異性は。
GD2>GD3(NeuAc、 NeuAc)+ GD
3(NeuGc、 NeuAc)。
GDlb、 GTla、 ’GQ1b>GTIであると
考えられる。
この特異性のパターンは本発明者が先に出願したPCT
/JP87100690の実施例に記載のモノクローナ
ル抗体MoA2と全く同じである。但しMoA2は免疫
グロブリンのクラスが(IgM、に)であって、A1.
267のクラス(IgG、に)とは異なっている。
去傭#14 (% / ’y o :j」l買はA1.
410q81 N)Balb/c系のヌードマウスの腹
腔にブリステン0.5mQ投与し27日後に実施例1区
より得られたハイブリドーマA1..410(FERM
 P−9!193 )約5〜10XIO’細胞を腹腟内
接種して腹水化を行なった。
1〜2週間後に腹水を採取し、3.00Or、p、+a
、、15分間の遠心により上清上層部分のブリステンと
沈澱物である細胞塊を取り除いたモノクローナル抗体が
含まれる中間層の部分を回収した。
に記により回収された溶液10@Qに硫酸アンモニウム
を最終濃度50%となるように加えて、塩析した。これ
を10,000r、p、’lf1..30分間の遠心に
かけ、沈澱した分画をPBS(p117.2の0.01
M燐Mi1衝液に0.15M NaCQを加えた燐酸緩
衝塩溶液) 10mMに溶かした。この溶液をPBS 
1,000m12に対して3回透析を繰り返し、免疫グ
ロブリン分画とした。
次いで該免疫グロブリン分画を、0,03M NaCQ
を含むpH8,0の燐酸H11B液に対して十分に透析
した。
別にこれと同じ緩衝液で平衡化しておいたイオン交換樹
脂DE52カラム(ワットマン社製)に該透析液をかけ
、DE52カラムに吸着されなかった両分を回収した。
この回収された両分をPBSに対して透析を行なったも
のを精製IgG抗体とし、モノクローナル抗体をA1.
410を得た。
実遣−夕L5(モノ先且二j)吃疲体岐、410の杵天
4yモノクローナル抗体A1.410が認識しているガ
ングリオシドを決定するために、薄層クロマトグラフィ
ー(以下TLCと称す)上での酵素免疫染色法を行なっ
た。
(1)ヒトメラノーマ株M14のガングリオシド分画と
糖脂質純品の調製 M14のガングリオシド分画の調製はTai、 T、 
etal、 Proc、 Natl、、 Acad、 
Sci、 USA 80.5392−5396(198
3)に従った。
ガングリオシドGMI、 GDla、GDIb、 GT
lbはウシの脳から調製し、Kanfer、 J、 N
、 Methods Enzymol。
旦、 660−664(1969)に従って精製した。
GOIbはヤトロン社から購入した。ヒト脳のGM3は
スウェーデンのGoteborg大学の14. Sve
nnerho1m博士から入手した。0M2とGD2は
それぞれ0M2とGDlbから、ウシ來丸β−ガラクト
シダーゼ(アメリカのミシガン大学のJ、 W、 Jo
urdian博士から入手)を用いて調製した。ヒトミ
ニリンの0M4とヒト脳のGTlaは東京都臨床医学総
合研究所の有賀博士から入手した。クマ赤血球のGD3
(NeuAc、 NeuAe)、GD3(NeuAc。
NeuGc)、GD3(NeuGc、 NeuAc)、
およびGD3 (NeuGc +NeuGc)は東京都
臨床医学総合研究所の橋本博士と鈴木明身博士から入手
した。LacCer、 GgOs、Cer。
およびGg0s4CerはそれぞれGM3.0M2. 
GMIから弱酸で処理し、イアトロビーズカラムクロマ
トグラフィーで精製して調製した* G]、cCerは
Tai、 T。
at al、 Proc、 Natl、 Acad、 
Sci、 IJsA 80.5392−5396(19
83)に従って調製した。 GbOs、CerとGbO
s、Cerは5upelco社(アメリカ、ペンシルバ
ニア州、ベラフオンテ)から購入した。
(2) TLCの方法 メルク社製のシリカゲルを塗布済みのTLCプレート「
シリカゲル60」(厚さ200μm)と同じくメルク社
製のシリカゲルを塗布済みのTLCプラスチックシート
を使用した。クロマトグラムの展開溶媒はクロロフォル
ム/メタノール10.22%CaC1,水溶液を容積比
55/45/10としたものを用いた。  TLCプレ
ート上に展開されたガングリオシドの染色にはレゾルシ
ノール(resorcinol )染色を、中性糖脂質
の染色にはオルシノール(orcinol)染色を用い
た。
(3) TLCプレート上での酵素免疫染色法ガングリ
オシドのTLC終了後、TLCプレートをウシ血清アル
ブミン1%とポリビニールピロリドン(polyvin
ylpyrolidone) 1%とを含有する燐酸緩
衝塩溶液に浸した。空気中で乾燥させた後、プレートを
モノクローナル抗体溶液(10Mg/mQ)と2時間2
5℃で反応させた。次に燐酸緩衝塩溶液(以下PBSと
称す)を5回交換しつつその中でクロマトグラムを洗浄
した。そして西洋ワサビペルオキシダーゼを結合させた
ヤギ抗マウスIgGおよびIgM抗体をこのクロマ1−
グラムと25℃で2時間反応させた。
再びPBSを5回交換しつつその中でクロマトグラムを
洗浄した。染色に当たっては400μg/aQ(1)0
−フェニレンジアミンと0.12%の過酸化水素を含む
クエン酸−燐酸緩衝液(pH5,0,80mM)を用い
、15分間反応させた。その役、水に浸して反応を停止
させた。
(4) M14のガングリオシドのモノクローナル抗体
とを反応させたTLCプレート上での酵素免疫染色法の
結果 第1図は左のレーンから、ガングリオシド純品の混合物
(GM34GM2+G旧+GD3+GD2)をTLCに
かけてレゾルシノールで染色したもの、ヒトメラノーマ
細胞株M14のガングリオシド分画をTCLにかけてレ
ゾルシノールで染色したもの、M14のガングリオシド
分画をTCLにかけた後A1.410で酵素免疫染色を
行なったものである。(レーン番号5)この図のレーン
番号5で示されるように、モノクロナール抗体A1.4
10はGD2にのみ反応している。
その他のガングリオシド純品および中性糖脂質純品につ
いても各々TCLにかけた後モノクローナル抗体A1.
410で酵素免疫染色を行なった。これらの結果につい
ては図には示さず、第1図の内容と合わせて、A1.4
10との反応性を表2に示す。
表   2 ガングリオシド反応性 ガングリオシド反応性GD3 
         0M3    −GD2     
+++     0M2    −GDla     
     GMI     −GDlb       
   GlcCer    −GT 13      
    LacCar    −GTlb      
    GgOs:1Cer   −GQlb    
      Gg0s4Cer   −GT3    
       GbOs、Cer   −GT2   
        Gg0s4Car   −GM4  
  − 表2から分かるように本発明のモノクローナル抗体AI
、410はモノ−シアロシル−ガングリオシド(GM4
.0M3.0M2およびGMI)、および中性糖脂質(
G1.cCer、  LacCer、 0g0s3Ca
r% Gg0s4Car、  GbOs、Cerおよび
GbOs、Cer)とは反応しない。
次に4種類のGD3(GD3(NauAc、 NeuA
c)、GD3(NeuAc、 NeuGc)、GD3(
NeuGc、 NeuAc)、およびGD3(NeuG
c、NeuGc))とモノクローナル抗体A1.410
のTLCプレート上で酵素免疫染色法の結果は第2図の
(C)に示されている。A1.410はこれらの何れと
も反応しなかった。
以上のように、少なくとも反応性試験を行なったガング
リオシドの範囲内ではモノクローナル抗体A1.4LO
は細胞表面ガングリオシドに対してはGD2とのみ反応
した。
スー施朋6 モノクローナル  A1.425の  y
Balb/c系のヌードマウスの腹腔にブリステン0.
5mΩ投与し、7日後に実施例1により得られたハイブ
リドーマA1.425(F!ERM P−9994)約
5〜10xio’細胞を腹腟内接種して腹水化を行なっ
た。
1〜2週間後に腹水を採取し、3 、0OOr、3.m
、、15分間の遠心により上清上層部分のブリステンと
沈澱物である細胞塊を取り除いたモノクローナル抗体が
含まれる中間層の部分を回収した。
上記により回収された溶液10m12に硫酸アンモニウ
ムを最終濃度50%となるように加えて、塩析した。こ
れを10,0OOr、p、+a、、30分間の遠心にか
け、沈澱した分画をPBS(pH7,2の0.01M燐
酸緩衝液に0.15M NaC4を加えた燐酸緩衝塩溶
液) 10+++Qに溶かした。この溶液をPBS 1
,000mMに対して3回透析を繰り返し、免疫グロブ
リン分画とした。
次いで該免疫グロブリン分画を、0,03M NaCQ
を含むPI+8.0の燐酸緩衝液に対して十分に透析し
た。
別にこれと同じ緩衝液で平衡化しておいたイオン交換樹
脂DH52カラム(ワットマン社製)に該透析液をかけ
、 DE52カラムに吸着されなかった両分を回収した
。この回収された両分をPBSに対して透析を行なった
ものを精製IgG抗体とし、モノクローナル抗体A1.
425を得た。
失週−例7(モノクローナル抗体A1.425(1)#
踵(’l)−モノクローナル抗体41.425が認識し
ているガングリオシドを決定するために、薄層クロマト
グラフィー(以下TLCと称す)上での酵素免疫染色法
を行なった。
(1)ヒトメラノーマ株M14のガングリオシド分画と
糖脂質純品の調製 M14のガングリオシド分画の調製はTai、 T、 
et’a1.、Proc、  Naむ1.  Acad
、  Sci、  LISA  80. 5392−5
396(1983)に従った。
ガングリオシドGM1、GDla、 GDlb、 GT
lbはウシの脳から調製し、Kanfer、 J、 N
、 Methods Enzymol。
旦、 660−664(1,969)に従って精製した
。 GQlbはヤトロン社から購入した。ヒト脳のGM
3はスウェーデンのGotaborg大学のり、 Sv
ennerho1m博士から入手した。6阿2とGD2
はそれぞれ0M2とGDlbから、ウシ來丸β−ガラク
トシダーゼ(アメリカのミシガン大学のJ、 II、 
Jourdian博士から入手)を用いて調製した。ヒ
トミニリンの0M4とヒト脳のGTlaは東京都臨床医
学総合研究所の有賀博士から入手した。クマ赤血球のG
D3(NeuAc、 NeuAc)、 GD3(Neu
Ac。
NeuGc)、GD3(NauGc、 NauAc)、
およびGD3 (NeuGc 。
NeuGc)は東京都臨床医学総合研究所の橋本博士と
鈴木明身博士から入手したe LacCer+ GgO
s、Cer。
およびGg084CerはそれぞれGM3.0M2. 
GMIから弱酸で処理し、イアトロビーズカラムクロマ
トグラフィーで精製して調製した。GlcCerはTa
i、 T。
et al、 Proc、 Natl、Acad、 S
ci、 USA 80.5392−5396(1913
3)に従って調製した。GbOs3CerとGbOs、
Cerは5upelco社(アメリカ、ペンシルバニア
州、ベラフォンテ)から購入した。
(2) TLCの方法 メルク社製のシリカゲルを塗布済みのT1.Cプレート
「シリカゲル60」(厚さ200μm)と同じくメルク
社製のシリカゲルを塗布済みのTLCプラスチックシー
トを使用した。クロマトグラムの展開溶媒はクロロフォ
ルム/メタノール10.22%CaC1□水溶液を容積
比55/45/10としたものを用いた。TLCプレー
ト上に展開されたガングリオシドの染色にはレゾルシノ
ール(resorcinol )染色を、中性糖脂質の
染色にはオルシノール(orcinol)染色を用いた
(3) TLCプレート上での酵素免疫染色法ガングリ
オシドのTLC終了後、TLCプレートをウシ血清アル
ブミン1%とポリビニールピロリドン(polyvin
ylpyrolidone) 1%とを含有する燐酸緩
衝塩溶液に浸した。空気中で乾燥させた後、プレートを
モノクローナル抗体溶液(10μg/mQ)と2時間2
5℃で反応させた0次に燐酸緩衝塩溶液(以下PBSと
称す)を5回交換しつつその中でクロマトグラムを洗浄
した。そして西洋ワサビベルオキシダ゛−ゼを結合させ
たヤギ抗マウスIgGおよび丁gM抗体をこのクロマト
グラムと25℃で2時間反応させた5再びPBSを5回
交換しつつその中でクロマトグラムを洗浄した。染色に
当たっては400μg/mQのO−フェニレンジアミン
と0.12%の過酸化水素を含むクエン酸−燐酸緩衝液
(p115.o、80n+M)を用い、15分間反応さ
せた。その後、水に浸して反応を停止させた。
(4) 814のガングリオシドのモノクローナル抗体
とを反応させたTLCプレート上での酵素免疫染色法の
結果 第1図は左のレーンから、ガングリオシド純品の混合物
(GM3÷aiz÷GM1+GD3+GD2)をTLC
にかけてし。
ゾルシノールで染色したもの、ヒトメラノーマ細胞株M
14のガングリオシド分画を丁CLにかけてレゾルシノ
ールで染色したもの、M14のガングリオシド分画をT
CLにかけた後A1.425で酵素免疫染色を行なった
ものである。(レーン番号6)この図のレーン番号6で
示されるように、モノクロナール抗体A1.425はG
D2にのみ反応している。
その他のガングリオシド純品および中性糖脂質純品につ
いても各々TCLにかけた後モノクローナル抗体A1.
425で酵素免疫染色を行なった。これらの結果につい
ては図には示さず、第1図の内容と合わせて、A1.4
25との反応性を表3に示す。
表  3 ガングリオシド 反応性  ガングリオシド 反応性G
D3            GM3’     −G
D2      +++      6M2     
−GDla     −GMI      −GDlb
           GlcCar    −GTl
a           LacCer    −GT
lb           GgOs、Cer   −
GQlb           Gg0s4Cer  
 −GT3            GbOs、Cer
   −GT2            Gg0s4C
er   −0M4     − 表3から分かるように本発明のモノクローナル抗体A1
.425はモノ−シアロシル−ガングリオシド(0M4
、GM3.6M2およびGMI)、および中性糖脂質(
GlcCer、 LacCer、 Gg0s3Car、
 0g0s4Car%GbOs、CerおよびGg0s
3Car)とは反応しない。
次に4種類のGD3(GD3(NauAc、 NeuA
c)、GD3(NeuAc、 NeuGc)、GD3(
NeuGc、 NeuAc)、およびGD3(NeuG
c、 NeuGc))とモノクローナル抗体AI、42
5のTLCプレート上で酵素免疫染色法の結果は第2図
(C)に示されている。
第2図(A)は4種類のGD3をTLCにかけ、レゾル
シノールで染色したものである。左からガングリオシド
純品の混合物(GM3+GM l+GD 1 )、レー
ン番号1はGD3(NeuAc、’ NeuAc)、レ
ーン番号2はGD3(NeuAc、 NauGc)、レ
ーン番号3はGD3(NeuGc、 NeuAc)、レ
ーン番号4はGD3(NeuGc、 NeuGc)であ
る。第2図(C)はA1.425によるTLCの酵素免
疫染色の結果である。レーン番号とGD3の種類は第2
図(A)と同じである。この図の(C)から判るように
、 A1.425はこれらの何れとも反応しなかった。
以上のように、少なくとも反応性試験を行なったガング
リオシドの範囲内ではモノクローナル抗体At、425
は細胞表面ガングリオシドに対してはGD2とのみ反応
した。
8 モノクローナルJiA1.267の実験動物として
はC57[IL/6マウスを対照群は14匹、試験群は
モノクローナル抗体の投与量により2群に分け、各々5
匹使用した。移植腫瘍にはC57/BL6と同系(sy
ngeneic)のT細胞白血病細胞株EL4を使用し
、2X10’個腹腟内に接種した。翌日燐酸緩衝塩類液
0 、2mRに溶かした100μg又は500μgのモ
ノクローナル抗体A1.267を試験群に、対照群には
同量の鱗酸緩衝塩類液のみを腹腔内に投与し、マウスの
生死を60日1amした。
結果を表4に示す。なお、抗腫瘍効果の判定にはMSD
(Median 5urvival Day;生存日数
中央値)とILS(Increased Life 5
pan= (T−C)/C:延命率)を用いた。
また第3図には対称群とA1.267を500μg投与
群について、腫瘍細胞移植後の日数経過に対して生残し
ているマウスの割合をグラフに示す6表   4 (接種細胞数2X10’) 対照群   0  22.0   0   0/14采
丈立11− 対照群の動物数を9匹、接種細胞数をl X 10’個
、接種方法を皮下移植、モノクローナル抗体の投与量を
500μgだけとした他は実施例8と同じ条件で実験を
行なった6 結果を表5に示す。抗腫瘍効果の判定は実施例8と同じ
値を使用した。
第4図は第3図と同様に対照群とA1.267を500
μg投与群について、腫瘍細胞移植後の日数経過に対し
て生残しているマウスの割合をグラフに示したものであ
る。
表   5 (接種細胞数lX10’) 対照群   0  22.5   0   0/9投与
群  500  >60   >166.7  415
実施例8および実施例9の結果から判るように、モノク
ローナル抗体A1.267の投与によりマウスT細胞白
血病の増殖は著しく抑制され、或は移植腫瘍は拒絶され
るに至ったことが示された。
実験動物としてはC57BL/6マウスを対照群は14
匹、試験群はモノクローナル抗体の投与量により2群に
分け、各々5匹使用した。移植腫瘍にはC57/Bl、
6と同系(syngeneic)のT細胞白血病細胞株
1’:14を使用し、2xlO’個腹腔内に接種した。
翌日燐酸緩衝塩類液0 、2m(lに溶かした100μ
g又は500μgのモノクローナル抗体At、410を
試験群に、対照群には同量の燐酸緩衝塩類液のみを腹腔
内に投与し、マウスの生死を60日間観察した。
結果を表6に示す。なお、抗腫瘍効果の判定にはMSD
(Median 5urvival Day;生存日数
中央値)とILS(Increased Life 5
pan=(T−C)/C;延命率)を用いた。
また第5図には対称群とA1.410を500μg投与
群について、腫瘍細胞移植後の日数経過に対して生残し
ているマウスの割合をグラフに示す。
表   6 (接種細胞数2X10’) 対照群   0  22.0   0   0/14対
照群の動物数を9匹、接種細胞数をt x to’個、
接種方法を皮下移植、モノクローナル抗体の投与量を5
00μgだけとした他は実施例10と同じ条件で実験を
行なった。
結果を表7に示す。抗腫瘍効果の判定は実施例10と同
じ値を使用した。
第6図は第5図と同様に対照群とA1.410を500
μg投与群について、腫瘍細胞移植後の日数経過に対し
て生残しているマウスの割合をグラフに示したものであ
る。
表   7 (接種細胞数lXl0’) 対照群   0  22.5   0   0/9投与
群  500  60.5  62.2  115大週
−例12 (モノクロ二丈p皿木へJ−リリ旦9−疲腫
−済蘇孟ユ) 対照群の動物数を8匹、接種細胞数をi x to5個
、接種方法を皮下移植とし、モノクローナル抗体の投与
方法を静脈投与(iv)と腹J控内投与(ip)の両方
で行なった。他は実施例10と同じ条件で実験を行なっ
た。
結果を表8に示す。抗11!T!瘍効果の判定は実施例
10と同じ値を使用した6 表   8 (接種細胞数lXl0’) 2026.518.8015 1ν投与  100  31.541.3  0155
0044.599.6215 2025゜514.3015 ip投与  100  37,5  68.2  01
550039.577.1215 実施例10、実施例11および実施例12の結果から判
るように、モノクローナル抗体A1.410の投与によ
りマウスT細胞白血病の増殖は著しく抑制され、或は移
植腫瘍は拒絶されるに至ったことが示された。
実験動物としてはC57DL/6マウスを対照群は14
匹、試験群はモノクローナル抗体の投与量により2群に
分け、各々5匹使用した。移植腫瘍にはC57/BL6
と同系(Syngen8iC)のT細胞白血病細胞株[
E+、4を使用し、2XlO”側腹腔内に接種した。翌
[1燐酸緩衝塩類液0.2mυに溶かした100μg又
は500μにのモノクローナル抗体A1.425を試験
群に、対照群には同量の燐酸緩?#塩類液のみを腹腔内
に投与し、マウスの生死を60日間IIF;%した。
結果を表9に示す、なお、抗腫瘍効果の判定にはMSD
(Median 5urvival Day;生存日数
中央値)とILS(Increased Life S
pa+1=(T−C)/C;延命率)を用いた。
また第7図には対照群とA1.425を500μg投与
群について、腫瘍、細胞移植後の日数経過に対して生残
しているマウスの割合をグラフに示す。
表  9 (接種細胞数2X104) 対照群   0  22.0   0   0/14処
來丈攻フー) 対照群の動物数を9匹、接種細胞数をlXl0’個。
接種方法を皮下移植、モノクローナル抗体の投4量を5
00μgだけとした他は実施例3と同じ条件で実験を行
なった。
結果を表10に示す。抗腫瘍効果の判定は実施例13と
同じ値を使用した。
第8図は第7図と同様に対照群とA1.425を500
μg投与群について、腫瘍細胞移植後の日数経過に対し
て生残しているマウスの割合をグラフに示したものであ
る。
表  10 (接種細胞数IX]、0’) 対照群   0  22.5   0   0/9投与
群  に00  39.5  75.6  115実施
例13、および実施例1/lの結果から判るように、モ
ノクローナル抗体A1.425の投与によりマウスT細
胞白血病の増殖は著しく抑制され、或は移植腫瘍は拒絶
されるに至ったことが示された。
【図面の簡単な説明】
第1図は左のレーンから、、ガングリオシド純品の混合
物(GM3+GM2+GM1+GD3+GD2)をTL
Cにかけてレゾルシノールで染色したもの、ヒトメラノ
ーマ細胞株M14のガングリオシド分画をTLCにかけ
てレゾルシノールで染色したもの、M14のガングリオ
シド分画をTLCにかけた後A1.267、A1.41
0及びA1./125で酵素免疫染色を行なったもので
ある。 第2図(A)は4種類のGD3をTI、Cにかけ、レゾ
ルシノールで染色したものである。左からガングリオシ
ド純品の混合物(0M3+G旧+GD3)、レーン番号
1はGD3(NeuAc、 NeuAc)、レーン番号
2はGD3(NeuAc、 NeuGc)、レーン番号
3はGD3(NauGc。 NeuAc)、レーン番号4はGD3(NeuGc、 
NeuGc)である。第2図はAt、267、A1..
410及びA1.425&、:よル’rLCの酵素免疫
染色の結果である。レーン番号とGD3の種類は共通で
ある。 第3図、第5図及び第7図には、C57/nL6マウス
を用い、移植腫瘍としてこれと同系(syngenei
c)のT細胞白血病細胞株EL4を使用し、2XlO’
個腹腟内に接種したものに対して、対照群とA1.26
7、A1.410及びA1.425をそれぞれ500μ
g投与した群について、腫瘍細胞移植後の日数経過と生
残マウスの数の関係をグラフに示す。 第4図、第6図及び第8図は、接種細胞数を1XIO’
個、接種方法を皮下移植とした他は第3図と同じ条件で
実験を行ない、対照群とA1,267、A1.410及
びA1.425をそれぞれ500μ&投与した群につい
て、腫瘍細胞移植後の日数経過と生残マウスの数の関係
をグラフに示したものである。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 (A)     (B)       ・・Stcls
M14  1  2  3  4  5’   6経過
日数 経過日数 手続補正書(鏝) 昭和63年 8月18日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、C57BL/6マウス由来のT細胞白血病細胞株E
    L4でA系マウスを免疫することにより得られる抗体産
    生細胞とBa1b/c系マウス由来の骨髄腫細胞株NS
    1とを融合させることにより得られるハイブリドーマが
    産生し、免疫グロブリンクラスが(IgG3、x)であ
    って、細胞表面ガングリオシドに対する認識の特異性の
    強さにおいて、 GD2>GD3(NeuAc、NeuAc)、GD3(
    NeuGc、NeuAc)、GD1b、GT1a、GQ
    1b>GT1 であるモノクローナル抗体A1.267を有効成分とす
    る抗腫瘍剤。 2、C57BL/6マウス由来のT細胞白血病細胞株E
    L4でA系マウスを免疫することにより得られる抗体産
    生細胞とBa1b/c系マウス由来の骨髄腫細胞株NS
    1とを融合させることにより得られるハイブリドーマが
    産生し、免疫グロブリンクラスが(IgG3、x)であ
    って、細胞表面ガングリオシドGD2を認識するモノク
    ローナル抗体A1.410を有効成分とする抗腫瘍剤。 3、C57BL/6マウス由来のT細胞白血病細胞株E
    L4でA系マウスを免疫することにより得られる抗体産
    生細胞とBa1b/c系マウス由来の骨髄腫細胞株NS
    1とを融合させることにより得られるハイブリドーマが
    産生し、免疫グロブリンクラスが(IgG3、x)であ
    って、細胞表面ガングリオシドGD2を認識するモノク
    ローナル抗体A1.425を有効成分とする抗腫瘍剤。
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