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JPH01267269A - ヤーンを移送する方法および装置 - Google Patents

ヤーンを移送する方法および装置

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Publication number
JPH01267269A
JPH01267269A JP1003870A JP387089A JPH01267269A JP H01267269 A JPH01267269 A JP H01267269A JP 1003870 A JP1003870 A JP 1003870A JP 387089 A JP387089 A JP 387089A JP H01267269 A JPH01267269 A JP H01267269A
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JP
Japan
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yarn
chuck
bobbin
drive roll
package
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Application number
JP1003870A
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English (en)
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JPH0344991B2 (ja
Inventor
Harry B Miller
ハリー・ビー・ミラー
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Savio SpA
Original Assignee
Savio SpA
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Publication date
Application filed by Savio SpA filed Critical Savio SpA
Publication of JPH01267269A publication Critical patent/JPH01267269A/ja
Publication of JPH0344991B2 publication Critical patent/JPH0344991B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H65/00Securing material to cores or formers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/04Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • B65H67/044Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession
    • B65H67/052Continuous winding apparatus for winding on two or more winding heads in succession having two or more winding heads arranged in parallel to each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヤーンワインダおよびヤーンワインダを作動
させる方法に関し、特に、第1のチャックに装着された
ボビンにほとんどいっばいに巻かれたパッケージからヤ
ーンを、第2のチャックに装着された空のボビンに移送
するための装置を備えたヤーンワインダおよびそのよう
な移送を行う方法に関する。
特願昭53−755 、=17に記載されているように
、ヤーンをボビンまたは管に巻いてヤーンパッケージに
するための現代のワインダは、−mに2つまたはそれ以
上の回転可能なチャックを有し、各チャックが1つまた
は複数のボビンまたは管を支持している。一方のチャッ
クの上に装着されたボビンまたは管にヤーンを巻いてパ
ッケージにするためにそのチャックが回転しつつある間
に、空のボビンが第2のチャックに待機状態で置かれろ
いっばいのパッケージが第1のチャックに巻かれると、
その第1のチャックを停止させてそのいっばいのパッケ
ージをそこから取り外す。それから、第2のチャックの
ボビンまたは管に巻くためにワインダの作業者がヤーン
を適正に通すことが必要である。
ヤーンを通ず作業は、通常、ヤーンの端をアスピレータ
等に給送し、それからボビンまたは管に交叉するように
適正に巻くために“ドツファパを用いてヤーンをトラバ
ースガイドに係合させることにより行われる。ヤーンを
空のボビンまたは管に巻き始めることができるようにい
っばいのパッケージを巻いたときに、このようにヤーン
を再び通したりまたは再び案内したりする作業には相当
の時間が必要である。しかしながら、特にヤーンが非常
な高速度で給送されつつあるときに伴う無駄がもつと重
要である。さらに、公知のワインダでは、−様なパッケ
ージだけでなく正確な大きさのパッケージを得ることも
むずかしい。
ヤーンをいっばいのパッケージがら空のボビンまたは管
に切換えるのに必要な切換時間は、重いデニールヤーン
の使用がまずまず増加している現在性に非常に重要であ
る。切換時間をできるだけ少なく保つことが重要であり
、切換時間の大きさは、いっばいのパッケージから空の
ボビンまたは管に移送中浪費されるヤーンの址に直接間
1糸している。前述のファクタは、あやふりハウジング
の対向する側に対の頂部および底部チャックを用い、芥
子へ・ツクが2つまたはそれ以上の管またはボビンを収
容しているワインダの開発と共に、ますます重要になり
−)つある。このようなワインダがヤーンを巻く作業の
能率を増す11させるけれども、能率の増加が、いっば
いのボビンすなわちパッケージから空のボビンまたは管
へ移送するのに4g・要な時間により妨げられる。いっ
そう重いデニールヤーンに使われるもつと現代的ないく
つかのワイ〉ダでは、ヤーンの給送速度が非常に速いの
で、いっばいのパッケージから空のボビンまたは管へほ
ぼ10分ごとに移送することが必要である。これに伴っ
て、必要な人員の数により労働コス1−が比較的高くな
る。
空のボビンに巻くためにいっばいのパッケージから空の
ボビンまたは管にヤーンを、人毛の助けを借りずに自動
的に移送するための機構を設ける問題は、原特許出願の
機構と方法により効果的に解決されている。この方法と
機構により、ヤーンを移送する動作が、パッケージの寸
法の点から見てはるかに正確でありかつはるかに一様で
あり、これに加え無駄が減少して最小にしかも我慢ので
きる量になった。
しかしながら、同じ原理を用いしかも=V要な部品をい
っそう少なくし、移送しようとするヤー〉をチャックに
いっそう多く“巻き掛ける’ (wvαparound
)ようにし、いっそうがん丈な構造を得ながら、かつ空
圧アクチュエータが空圧構成要素の破損によりヤーン移
送棒を間違った時間に動かす可能性を少なくしながら、
ヤーン移送作業について原特許出願の!横と方法をいく
つかの点で改良できることが分った。
例えば、原特許出願の方法と機構では、移送時に空のボ
ビンの七分な゛巻き掛け“°を得ることができず、この
ためヤーンをフックとクランプによりチャックに捕えて
締付ける際に多少の破損を生じたが、この動作を改良す
るには利用できる以−ヒの多くの空間が必要であろう。
かくして、原出願の装置ではいっそう多くの゛巻き掛け
′分なし遂げるためには、さらにシリンダと滑り構成要
素を頂部チャック機構に加えなければならないだろうし
、またこうずれば空圧事故の可能性が増加するだろう。
また、原特許出願の方法と機構ては、誤作動または空圧
事故により拡張シリンダが作動して移送棒を駆動ロール
に対して押圧し、その結果恐らく構成要素が損傷する可
能性があった。原特許出願の方法と機構の起り得る欠点
のいくつかは、ヤーン移送棒がそれぞれのチャックの軸
心を中心として旋回されることに起因し、かつまたほと
んどいっばいに巻かれたヤーンパッケージが移送作業中
確実に回転されず、このため移送棒により引張られつつ
あるヤーンループの張力がいくらか損失することにも起
因していた。
本発明は、ヤーンワインダに関し、特に、原特許出願の
特願昭53−75547の方法と機構と同じ原理に基づ
き、かつヤーンパッケージに高速で巻かれつつあるヤー
ンを、はとんどいっばいのパッケージから空のボビンに
、ヤーンの速度を落さないでかつ移送中実買的にヤーン
の損失もなく自動的に移送するように設計された新規な
かつ改良された装置と方法に関する。
原特許出願の方法および機構と同じように、本発明のヤ
ーン移送方法と装置を、各村が頂部チャックと底部チャ
ックを有する対のチャックを備え、各村には少なくとも
1つのボビンが好適には2つまたはそれ以上のボビンが
装着されるようになっているヤーンワインダに適用可能
である。あやふりハウジング−カムが対のチャックに対
し平行にかつ対のチャックの間を延びていて、かつボビ
ンにヤーンパッケージを交叉巻きするためにヤーンを案
内する通常のトラバースガイドを1つのボビンに対して
1つずつ有する。各村のチャックがそれぞれの共通の駆
動ロールと作動的に関連して設けられ、その駆動ロール
は、ボビン丈たはその上のヤーンパッケージを、これと
直接係合することにより一様なヤーン速度で回転させる
。−度に各村の1つのチャックだけが関連した駆動ロー
ルと作動的に関連していて、他方のチャックが駆動ロー
ルに対し引込んですなわち待機している。通常の仕方で
は、チャックが、静止しているときおよび回転している
ときに、関連した駆動ロールに向ってかつこれから術れ
るように側方に変位可能である。
さらに、各ボビンには、1976年5月28日に出願さ
れた係属中の米国特許出願一連番号笛690.967号
に示したように、その″開始“′端部に隣接した円周溝
を設けるか、または、各チャックにはその上に装着され
た各ボビンの゛開始′端部に隣接した円周溝を設けるこ
とができ、そしてフック、止め令等のような適当なヤー
ン捕捉手段をチャックの各溝と関連して設けることがで
きる。
これらの講は、ボビンの“開始°′端部からItiまっ
て、ボビンに数ターンのヤーンを巻くために講に引張ら
れたヤーンを“捕え゛て、例えば米国特許出願一連番号
笛690,967号に示した移送尾部lli!横と共に
使用するための移送尾部を形成するのに役立つが、その
後ヤーンが関連したトラバースガイドにより交叉巻きさ
れる。
はとんどいっばいのパッケージに巻かれつ−)あるヤー
ンを空のボビンへ自動的に移送するために、関連したチ
ャックの軸心に対し平行でかつその軸心と実貫的に間隔
を置いた軸心を中心として回転可1jFなそれぞれのヤ
ーン移送装置が各チャックと作動的に関連して設けられ
、またあやふりハウジングには、はとんどいっばいのパ
ッケージに交叉巻きされつつあるヤーンを関連したトラ
バースカイトから離脱させかつ各ボビンと関連した講の
ようなヤーン捕捉手段に隣接した個所ヘヤーンを、関連
したチャックの軸方向に移動させるように適当な機構に
より作動可能なヤーンピックアップまたはブツシャ装置
が取りつけられている。各(−−ン移送装置は、関連し
たチャックのほぼ全長にわたって延びている、好適には
円筒形横断面の移送棒を有し、この移送棒は、あやふり
ハウジングの中央を延びるような関連したチャックの軸
心と側方に間隔を置いたそれぞれの軸心を中心として回
転可能である。各移送棒には、移送しようとする各ヤー
ンのために、スロットが形成され、このスロットは関連
したチャックのヤニン捕捉講または同様なものとほぼ整
キされている。ヤーンピックアップ装置が、関連した移
送棒のこれらのスロットにヤーンを案内する。
本発明の重要な特徴は、関連したチャックの軸心と間隔
を置いた軸を中心として移送棒を、移送棒から速く離れ
たチャックの側部に向って回動させることである。この
特徴は、ヤーン移送機構の占める空間を少しも増加させ
ないで、関連したチャックまたはチャックに装着された
ボビンに対するヤーンの効果的な”巻き掛け°°を確保
するLで非常に重要である。
本発明の方法は、以下記載される仕方で、本発明の機構
を用いて行われる。ヤーンのいっばいのパッケージを巻
く作業を実質的に完了したときにかつ信号により、第1
のチャックの」二のほぼいっばいのパッケージを駆動ロ
ールからF’J V8 L、第2のチャックの上の空の
ボビンを駆動ロールと1系りするように移動させる。ヤ
ーンピックアップ装置をあやふりハウジングの長平方向
に移動させてトラバースガイドのヤーンをJ甫えがっこ
れらのへ”−ンをそこから離脱させて、ヤーンを空のボ
ビンの開始端部に向って移動させる。それから、はぼい
っばいのパッケージが巻かれつつある第1のチャックと
関連したヤーン移送棒を、駆動ロールとほぼいっばいの
パッケージの間の空間を通って移動するようにその関連
した腕の枢軸を中心として回転させてヤーンのループを
引張る。このループが引張られているときに、はぼいっ
ばいのパッケージを戻して駆動ロールと係合させ、引張
られているヤーンループの十分な張力を維持する。ヤー
ンループが引張り続けられ、このとき移送棒がヤーンを
第2チヤツクまたはその上のボビンの開始端とその周り
で係合させるように移動させる。一方、ヤーンピックア
ップ装置が移送棒の切欠きと整合するようにヤーンを移
動させ、また空のボビンが高速で回転し続けるときに、
ヤーンが第2チヤツクのフックにより捕えられて満また
は同様なものに締めつけられ、その際ヤーンがフックに
より切断される。それから、はぼいっばいのヤーンパッ
ケージを駆動ロールから引込めて、移送棒をその非作用
すなわち待機位置へ回動させて戻す。このとき、ヤーン
が空のチャックに巻かれつつある。
ヤーンピックアップ装置があやふりハウジングのトラバ
ースガイドにヤーンを釈放して、ヤーンを空のボビンに
交叉巻きし続ける。今や、駆動ロールから引込められて
いるほぼいっばいのヤーンパッケージが装着された第1
チヤツクを制動して停止させ、かつヤーンパッケージを
そこから収り外して空のボビンと交換する。
以前に空のチャックに新しいパッケージがほぼいっばい
に巻かれると、第2チヤツクと関連したヤーン移送棒を
使ってかつ同じ作業順序を続けて同じ移送作業を行う。
2本の移送棒を担持する腕を、回転アクチュエータのよ
うな適当な手段により回転させることができる。移送棒
と係合するように各移送棒の運動の作用限界に停止手段
を設ける。ヤーンピックアップ装置を、例えばシリンダ
ととスト・ンのような適当な流体圧力作動装置によりあ
やふりハウジングの長平方向に移動させる。これらの流
体圧力アクチュエータを圧縮空気により作用させること
ができるが、ヤーンピックアップ3A置の位置決めをも
つと正確に制御するために、流体圧力アクチュエータは
液圧アクチュエータでも良い。あるいは、ヤーンピック
アップ装置の運動を、可変周波数インバータから供給さ
れるステッピングモータにより行うこともできる。可変
周波数インバータから供給されるこのようなステッピン
グモータを、移送棒を担持する腕を回転させるために使
うこともできる。
行対の頂部および底部チャックを関連した駆動ロールと
係合させることにより、またはチャックの上のパッケー
ジを関連した駆動ロールと係合させることにより行対の
頂部および底部チャックを回転させることを述べたけれ
ども、チャックの上のボビンに巻かれつつJ)るパッケ
ージの寸法に従って速度が制御される適当な駆動手段に
よりチャックを独立して回転させても良い。かくして、
例として、チャックを例えば別の空気作動タービンによ
り駆動することができる。また、各駆動ロールに増速駆
動リングを設けて、チャックの上のボビンに巻かれつつ
あるパッケージが駆動ロール本体と係合する前に、増速
駆動リングと係合したチャックにいっそう速い回転を与
えることができる。
本発明の目的は、はぼいっばいのボビンに高速で巻かれ
つつあるヤーンを、ヤーンの十分な張力を維持しながら
、高速で回転する空のボビンへ移送するための方法ど装
置を提供することである。
他の目的は、空のボビンにヤーンの改良された“巻き1
卦け′を行うための方法と装置を提供することである。
本発明の別の目的は、構造が簡単でがん丈でありかつ可
動部品が比較的少ない装置を提供することである。
本発明の他の目的は、既存のヤーンワインダで使用する
ように容易に適合させることができる方法と装置を提供
することである。
以下、本発明を代表的な実施例について附図を参照して
説明する。
まず、第1.2.3.5および7図に、公知の4−チャ
ックヤーンワインダを総括的に10で示しであるが、こ
のワインダは基部11と、ワインダミ横のハウジングを
含む。直立正面壁13が活部11から上方へ延びていて
ハウジングの前端部を閉鎖しており、壁13には後述す
る目的のために4つの卵形スロット14が形成されてい
る。第1.2および3図はワインダの前から見て4−’
/−ヤツクヤーンワインダの右側半部しか示していない
が、第5図はワインダの両半部を示す。
総括的に15で示したあやふりハウジング−カムか壁1
3からほぼその中心で前方へ延びていてかつ公知の仕方
でトラバースガイド16が設けられており、これらのト
ラバースガイドはボビンの上ヘヤーンを交叉巻きするた
めにハウジング15の長手方向に往復運動する。あやふ
りハウジング15の両側に近接して、2本の回転可能な
駆動ロール20.20′があり、各1コールは壁13に
取りつけられていてかつもつと十分に後述するような仕
方て駆動される。各駆動ロールには当業者に知られた1
つまたは複数の増速駆動リングが設けられているが、こ
のリングは、増速駆動リングを備えていない駆動ロール
の部分と係かしたボビンまたはパッケージによりチャッ
クが回転される速度よりも速い速度で増速駆動リングと
係合したチャックを回転させるように作動可能である。
知られているように、ワインダ10はあやふりハウジン
グ15の対向する側に対をなして配設された4つの回転
Ii′r能なチャック25を有し、行対は、25Tで示
した頂部チャックと、25I3で示した底部チャックを
含む。それぞれのローラ軸受等により、チャック25が
引込んだ非作用位置と作用位置の間をスロット14の側
方へ変位可能である。作用位置では各チャックが駆動ロ
ール20と係合可能であるが、行対のチャック25Tと
25Bがそれぞれの駆動ロール20と関連していること
に注意されたい。あやふりハウジング15の左側の配置
があやふりハウジングの右側の配置の鏡像であるから、
あやふりハウジングの右側の配置だけを、機構のヤーン
移送作動に関して述べる。
各チャック25には、ボビン12を取りつけるための2
つまたはそれ以上のスリーブ30が装置されており、各
ボビンの゛開始端部“に隣接して1つのスリーブがあり
かつスリーブの数は各チャックに装着されるボビンの数
に依存している。スリーブ30を第11.12および1
3図にもつと詳細に示す。これらの図において、スリー
ブ3゜が、その四部32に受は入れられていてかつチャ
ック25のねじ孔33と螺合したボルト31でチャック
25に固定されている。
各スリーブ30は、一対のボビン12の中間に使用され
た場合に、その上に入れ子式に両方のボビン12を有す
るように配置され、−その間の軸方向間隔が後述する仕
方で与えられる。各スリーブ30の一端に隣接して、す
なわち、第11図に示したように左側のボビン12の゛
開始端部°”により近い端部に隣接して、スリーブには
その実質的な弓形の範囲を通じて延びているU形の溝3
4が形成されており、その内端は第12図に36で示し
たようにスリーブのほぼ弦のように延びている。
スリーブ30の外面には、溝34に軸方向外方に開口す
る第1四部21が形成されており、この第1凹部には、
スリーブ30にねじ込まれたボルト22により所定の位
置に固定された組合せヤーンフック−ヤーンカッタ35
が収容される。この凹部21と角度をなして間隔を置い
て第2凹部23があり、この第2凹部はチャック25と
スリーブ30の回転方向で四部21の“凌”°にあって
、特に第13図に示したヤーンクランプ24を収容して
いる。ヤーンクランプ24が、スリーブ30の軸心に対
して平行に延びている孔27に挿入された棒26の」二
を摺動可能であり、ばね28が、講34と係合したヤー
ンを締めつけるためにヤーンクランプ24を消34を横
切って付勢している。
第11図に最も良く見られるように、組合わせヤーンフ
ック−カッタ35が、講34の中へ実質的に突出してい
る角度のついたフック部分37を有し、このフック部分
は、スリーブ30の回転方向に対しである角度で延びて
いる第1切刃38を形成し、この第1切刃38にはスリ
ーブ38の軸心に対しある角度で延びる第2切刃3つが
続いている。従って、ヤーンを溝311と整合さぜなと
きに、ヤーンが初めに切刃38と係合し、そして切刃3
8に沿って摺動して切刃39と保合するので、75で示
したヤーンが効果的に切断される。同時に、関連した駆
動ロール20の周りを給送されつつあるヤーンの部分を
クランプ24により締めつけるが、ヤーンの他の部分が
ほとんどいっばいに巻かれたパッケージの周りに自由に
巻かれる状態は変らない。第2図と第3図の矢印から決
めることができるように、ヤーンの運動方向を急に逆転
さゼることにより切断が非常に容易になる。このように
、組合わせフック−カッタ35は、空のボビン12に巻
かれるヤーン75を捕えて切断するために非常に有効な
手段を形成する。
スリーブ30には公知の形式のボビンセパレータのため
の別の第3凹部分29が設けられており、そのボビンセ
パレータは、凹所29に着座した波形ばね18と係合す
る揺動部材17を備えていて、公知の仕方で隣り合うボ
ビン12を分離するように作動する。
一対の一方のチャック25のボビンに巻かれつつあるほ
とんどいっばいのパッケージからその一対の他方のチャ
ック25の空のボビンヘヤーンを移送するなめに、本発
明による移送機構は、あやふりハウジング15の各側に
1対ずつある2対のチャック25を有するワインダの場
合、あやふりハウジング15に取りつけられた、総括的
にそれぞれ40と40′で示した右側と左側のヤーンピ
ックアップと、頂部チャック25Tと作動的に関連して
設けられた、それぞれ50Tと50T′で総括的に示し
た右側と左側のヤーン移送装置と、底部チャック25B
と作動的に関連して設けられた、総括的に50Bと50
B′で示した右側と左側のヤーン移送装置を有する。あ
やふりハウジング15の一方の側のヤーンピックアップ
とヤーン移送装置があやふりハウジング15の反対側の
ものと実質的に同一であるから、第1.2.3および5
図で見てあやふりハウジング15の右側のもののみを詳
細に述べるが、特に右側のピックアップおよびヤーン移
送装置と左側のものの間の相違についても述べる。
第7.8および0図において、ヤーンピックアップ40
と40′が、あやふりハウジング15の頂部に固定され
た基板41に取りつけられている。
基板41には直立レールブラケット42が固定されてお
り、このレールブラケットにはほぼU形の横断面を有し
かつ外側に面する右側レール43と左側レール43′が
固定されている。各レール113.43′にはそれぞれ
の摺動部材44.114′が摺動可能に装着されている
。各摺動部材44.114′には、それに治って長手方
向に間隔を置いて一対のヤーンピックアップ/15が固
定されている。
あやふりハウジングの右側のヤーンピックアップ/15
が一方の方向に面するのに対し、あやふりハウジングの
左側のヤーンピックアップ45′が反対方向に面するこ
とに注、屯しなければならない。
ピックアップ45と45′が、それぞれの摺動部材44
と714′から相当の距離だけ横に外方へ突出している
。各ピックアップ45には、後述リーる目的のために、
切欠きまたはフック部分45Bで終る凸状に彎曲した先
行部45Aがある。
板状のブラケット4つがレール43と43′よりL方へ
延びるようにあやふりハウジング15に固定されている
く詳細には示されてない)。空気または液圧で差動さぜ
ることができる。シリンダ46と46′が一端で板ブラ
ケット49に固定され、各シリンダにはそれぞれのビス
1〜ンロツド47と・17′が関連して設けられている
。ピストンロッド47と717′の外端がそれぞれブラ
ケット48と118′を押すように取りつけられ、次い
でこれらのブラケット・がそれぞれの摺動部材44と4
4′に取りつけられている。ヤーンピックアップ40と
40′の非作用位置では、第8および9図に最も良く見
られるようにピストンロッド47′が延びていてかつピ
ストンロッド47が引込められている。
あやふりハウジング15の右側にあるヤーンピックアッ
プ40が信号により作動するときに、シリンダ46がそ
のピストンロッド47を延ばしてヤーンピックアップ4
5を第8図と第9図に実線で示した位置からこれらの図
に一点鎖線で示した位置まで前進させる。この作動中、
ヤーンピックアップ45がトラバースガイド16を通っ
て交叉巻きされつつあるヤーン75と係合しているので
、ヤーンをヤーンピックアップ45の面45Aに沿って
外方へ移動させてヤーンをトラバースガイド16から離
脱させ、切欠き45Bの中I\入れる。
第7図の右側を参照すれば、ヤーン75がトラバースガ
イド16から離脱してヤーンピックアップ45と係合す
るのが分る。ヤーンピックアップ40の行程端で、ヤー
ン75がチャック25に装着された2つのボビンの゛開
始端”にあり、ヤーンがもはやほぼいっばいのパッケー
ジに交叉巻きされてはいない。これらのことは全て詳細
に後述する。も側ヤーンガイド40の運動と同様に、左
側ヤーンガイド・10′が信号を受けると、そのシリン
ダ40′がヤーンガイド45′と共にそのビス1ヘンロ
ツド117′を引込まWてあやふりハウジング15の左
側のトラバースガイド16からヤーン′を離脱させかつ
これらのヤーンを外方へ移動させてヤーンガイド45′
のフック部分45B′と係合させる。はとんどいっばい
のパッケージから空のボビンへのヤーンの移送に続いて
、ヤーンピックアップ装置45と45′を逆方向に移動
させてヤーンをそれぞれのトラバースガイド16に釈放
し、これまで空だったボビンに新しいパッケージを交叉
巻きする。
第10図は変更した形態のヤーンピックアップ40″を
示す。このヤーンピックアップは、+i7fに述べたと
同様に、押しブラケット48″により摺動部材44″に
固定されたピストンロッド47″を有する空気または液
圧シリンダ46″を有する。
摺動部材44″が変更したヤーンピックアップ要素45
″を担持しているが、これらのヤーンピックアップ要素
はこの場合には、摺動部材44″に固定されるかまたは
回転可能に取りつけられたスプール状要素の追分してい
る。ヤーンピックアップ40″は前述したと同じ仕方で
作動しかつあやふりハウジング15に取りつけられてお
り、あやふりハウジング15の左右の両側に対のチャッ
クを有するワインダの場合には2つのヤーンピックアッ
プ40″がある。取付けはヤーンピックアップ40につ
いて前述した取付けと本質的に同じであるから、取付け
の詳細については省略する。
ヤーン移送機構を第1.2図および3図に示しであるが
、ヤーン移送機構の記載を簡単にするためにワンイダの
一方の側のみのヤーン移送機構を示しである。前述した
ように、本発明の重要な特徴は、関連したチャックの軸
心と間隔を置いた軸心を中心としてヤーン移送棒を、移
送棒から遠く離れたチャックの側部に向って回動させる
ことである。この特徴は、ヤーン移送機構の占める空間
を少しも増加する必要もなく、関連したチャックまたは
チャックに装着されたボビンに対するヤーンの有効な゛
巻き1訃け′”を保証する点で最も重要である。ヤーン
移送機構は2つのヤーン移送装置を含む。すなわち下部
チャック25Bのボビンに巻かれつつあるほとんどいっ
ばいのパッケージからヤーンを、上部チャック25Tに
装着された空のボビンへ移送するための゛上方”ヤーン
移送装置と、上部チャック25Tのほぼ完全に巻かれた
パッケージからヤーン3、下部チャック25Bの空のボ
ビンへ移送するための゛下方”ヤーン移送装置とを含む
一ヒ方および下方ヤーン移送装置の構造が実質的に同一
であるから、同じ参照数字を両方の移送装置に使用する
が、一方の移送装置の要素が他方の移送装置の要素と幾
らか異なる場合には、上方移送装置の要素をニーを付し
て示しかつ下方移送装置を則を付して示す。特に第1.
2および3図において、各ヤーン移送装置50Tと50
Bは、チャック25Tと25Bのほぼ全長にわたって延
びるそれぞれのヤーン移送棒を有する各ヤーン移送棒5
5には、各チャックに装着されたボビンの数に相当する
数の切欠き56が形成されており、各切欠き56はチャ
ックのそれぞれのピックアップ部分30の溝34とほぼ
整合されている。各切欠き56か、ヤーンピックアップ
40または40′により切欠きとV=するように動かさ
れたヤーン75を受は入れるように配設されており、ヤ
ーンピックアップ40または40′はまずヤーンをトラ
バースガイド16かち取り外し、それからヤーンを軸方
向に移動させて関連した切欠き56と整合さぜる。切欠
き56が、このようにしてブツシャまたはキャリヤ40
または40′によりトラバースガイド16から取り外さ
れたヤーンを、関連したチャックのピックアップ部分の
講34と整合するように案内し、その後衛しいヤーンパ
ッケージを巻くためにヤーンをブツシャまたはキャリヤ
40または40′に釈放してトラバースガイド16に再
係合させるように配置されている。
この目的のために、各棒55は、アングル腕52の自由
端に締めつけ等により固定されたワインダの正面壁13
から遠く雛れた°゛前前端端部有し、アングル腕52は
、回転可能に取りつけられていてかつあやふりハウジン
グ15まなはその支持体を通りかつワインダの正面壁1
3を通って延びているそれぞれの軸54Tまたは54B
に締めつけ等により固定されている。各軸54が、ワイ
ンダ内の正面壁13の内側等に取りつけられたそれぞれ
の回転アクチュエータ51により角度的に変位されるよ
うに配設されている。しかしながら、萌述したように、
それぞれの軸54の軸心を中心として腕55を回動させ
るために、軸54を、可変周波数インバータから供給さ
れるステッピングモータにより角度的に変0′Lさせる
ことができる。
第1図は゛体止″すなわち非作用位置にあるヤーン移送
装置501”と50Bを示し、ヤーンパッケージ60B
を駆動ロール20と係合させることによりパッケージ6
0Bが底部チャック25Bのボビン12Bに巻かれつつ
ある。第1図ではヤーンパッケージ60Bがほぼ完全に
巻かれている。ヤーン75が下方へかつ駆動ロール20
の下へ給送され、それから駆動ロール20とヤーンパッ
ケージ60Bの間に給送される。1つまたは複数の空の
ボビン12 Tを有する頂部チャック25Tがその関連
したスロット14の右側端部で完全に引込んだ位置にあ
り、かつヤーンパッケージ60Bが巻かれつつあるボビ
ン12Bが装着された底部チャック25Bがその関連し
たスロット14の端部の中間にあるが、その引込んだ端
部の方に近い。
ヤーンパッケージ60Bがほぼ完全に巻かれると、パッ
ケージの外径を感知する等しく適当な信号が与えられこ
の信号により特に第2図に示したように上方移送装置5
0 ’rが作動し、またヤーンピックアップ40または
40′が作動してピックアップ要素45または45′を
実線の位置から点線の位置へ変位させる。このj表音の
作動によりヤーン75をトラバースガイド16から離脱
させて駆動ロール20の軸方向に移動させ、ヤーンをヤ
ーン移送棒55の切欠き56と整合させる。同時に、チ
ャック25Bを、その慣性により高速で回転している間
に、そのスロット14の最右端へ変位させて駆動ロール
20から離隔さぜる。しかしながら、この時には、ヤー
ン75がもはやパッケージ60Bに交叉巻きされないで
、パッケージ60Bに直線状に供給される。また、頂部
チャック25”I’をそのスロット14の左端に変位さ
せて頂部チャックの空のボビン12Tを駆動ロール20
と係合さぜ、駆動ロールにより第2図にて矢印で示した
方向に高速で回転させる。何重て、頂部チャック25T
の空のボビン12Tの周速が駆動ロール20の周速とほ
ぼ同期するように頂部チャック25Tを高速で回転させ
である。信号に応答して、ヤーン移送装置W50Tの回
転アクチュエータ5′Fまたは池の駆動手段を作動させ
て軸54.Tを回転させ、ヤーン移送棒55を駆動ロー
ル20とパッケージ60Bの間の空間を通って回動させ
るので、切欠き56がヤーン75のループと係合して引
張りかつこれらのループを上方へ、第2図で見て反時計
方向に移動させて、ヤーン75を頂部チャック25Tの
ピックアップスリーブ30の溝34と係合させる。これ
によりヤーン75が空のチャック25′Fに対して相当
に°巻き掛ける”ことになることに注意されたい。
ヤーンが満34に捕らえられる際に、ヤーンが組合ぜカ
ッターフック35と係合して、ヤーンを切断するために
傾斜したナイフ刃38およびナイフ縁39に粘って摺動
するが、その際ヤーン75の運動方向を急に逆転させる
ことにより切断が容易になる。別々のヤーンがそれぞれ
のヤーンクランプ24により締めつけられる。この作動
中およびヤーン移送棒55が駆動ロール20とヤーンパ
ッケージ60Bの間の空間を通って移動した後、チャッ
ク25Bを再び左へ変位させてパッケージ60Bを駆動
ロール20と係合させ、パッケージ60Bにヤーン75
を高速で巻き続けて移送作業中ヤーンの十分な張力を維
持する。
前述の全ての運動が別々に行われるように述べたけれど
も、いくつかの部品の運動はほとんど同時にしかも数ミ
リセコンド程度の時間で行われることを理解しなければ
ならない。このようにして、ヤーンパッケージ60Bが
駆動ロールから引込むとほぼ同時にボビン12Tを駆動
ロール20Tと係合するように移動させ、またヤーンパ
ッケージ60Bを駆動ロール20から十分に変位させる
とすぐに移送棒ら5の移送運動が起る。移送棒55が駆
動ロール20とヤーンパッケージ60Bcr)間を通っ
た後ずぐに、ヤーンパッケージ60Bを戻して駆動ロー
ル20と係合さぜる。
ヤーンをボビン12”I’に巻くたy)にヤーンを頂部
チャック25Tに有効に捕えた後、まだ回転しているヤ
ーンパッケージ60Bf!:il動ロール20から離し
、必要に応じて底部チャック25Bを制動して停止させ
る。それから、上方ヤーン移送装置50′rの回転アク
チュエータまたは他の作動手段5】を作動させてヤーン
移送棒55を逆方向に回動させ、第1図に示した位置に
戻し、そしてヤーンピックアップ45または45′がヤ
ーン75と係合しかつその点線の位置から実線の位置ま
で引込められてヤーンをトラバースガイド16と再係合
させる。それから、ボビン12Tに新しいヤーンパッケ
ージが巻き続けられる。
第3図は、チャック25Tのボビン12Tに巻かれつつ
あるほぼいっばいのバック−シロ0Tからヤーン75を
底部チャック25Bの空のボビン12Bへ移送する際の
下方ヤーン移送装置5013の作動を示す。作動の順序
は、第2図および上方ヤーン移送装置50を9照して述
べたものと同じである。しかしながら、底部チャック2
5Bにいっそう多くの″巻き掛け″作業が下方ヤーン移
送装置50Bにより行われる。再び、ヤーンの移送には
数ミリセコンドしかかかわらず、かつ下方ヤーン移送装
置50Bのヤーン移送棒55が駆動ロール20とパッケ
ージ60Bの間を通った後ずぐにヤーンパッケージ60
Tを戻して駆動ロール20と係合させることによりヤー
ンの張力を維持する。
第11図はあやふりハウジングのための支持体を示しか
つ既存の2つのチャックワインダに使用するために“ア
ダプターキッドとして設計されたヤーン移送機構を示す
側面図で、部品を省略しである。第4図においてあやふ
りハウジングのための支持体はワインダの基部11に固
定された底板57を有し、この底板がそこからある角度
で上方へ延びる板58を有する。頂板59が板58の上
端にかつワインダの正面壁13にも取りつけられている
。軸54の外端を支持するために、基板61か頂板59
にボルト締めされていてかつその外端に、直立した比較
的重い板62が取りつけられており、この板62には垂
直な外壁部材63がボルト締めかまたは他の手段で取り
つけられ、軸54がその外壁部材63を通って外方に突
出しているが、これらは別の方法でいわゆる°゛アダプ
ターキツトとしてヤーン移送機構に向けられている第4
図には示していない。
゛アダプターキットパでは、回転アクチュエータ5]’
I’と51Bを、ワインダハウジング内の正面壁13等
に収りつける代りに、外壁部材63に固定されたそれぞ
れのブラケット64Tと6 lI BにJl”2つつけ
である。回転アクチュエータ51Tを支持するためのブ
ラケット64Tが外壁部材63から外方へ延びているの
に対し、回転アクチュエータ51Bを支持するためのブ
ラケット64F3が外壁部材63から内方へ延びている
第5図と第6図は、あやふりハウジング15の各側に一
対ずつの2対のチャック25を存するワインダに適用さ
れた本発明の装置を、明瞭にするためにある部品を省略
して示し、各村のチャックがそれぞれの駆動ロールと関
連して設けられかつ上部チャック25′Fと下部チャッ
ク25Bを含む。
第5図と第6図には、正面から見てワインダの右側の駆
動ロールとヤーン移送装置を、第1〜11図で使用され
た参照数字と同一のもので示すと共に、正面から見てあ
やふりハウジングの左側の駆動ロールとヤーン移送装置
を用意した同一の参照数字で示す。
前述したように、第1.2および3図に示した本発明の
実施例では、それぞれの回転アクチュエータ51がワイ
ンダのハウジング内に例えば壁13の内面に取りつけら
れているが、第4図はそれに代る配置を示し、これも前
述したように既存のワインダに附加可能なアダプターキ
ットを形成しかつ回転アクチュエータをワインダのハウ
ジング内よりもむしろ外壁部材63に取りつけるように
示しである。第5図と第6図に示した4−チャック配置
では、回転アクチュエータ51と51′をワ・インタの
ハウジング内に取りつけであるが、特別な取付は配置は
第5図と第6図に示していない。
図示のように、ヤーン移送装置50Tと50Bをそれぞ
れ角度的に変位させるための回転アクチュエータ51′
Fと51Bが、66で示した継手を介してそれぞれの軸
54Tと54Bに連結されている。軸54Tと54Bが
、それぞれ左側のヤーン移送装置50 ”r”と50B
′を回動させるためにそれぞれの管状軸54T′と54
B′を通って延びており、管状軸54T′と54B′の
外端にはそれぞれの腕52′が取りつけである。管状軸
54T′と54B′が、51′r′と51B′で示しタ
ソれツレの回転アクチュエータまたは他の適当な駆動手
段により回転される。各アクチュエータは、それぞれの
管状!11154”r”または54B′に固定された歯
車68と噛み合う出力駆動ビニオン67を介して。
関連した管状軸54T′または54B′を駆動する。
軸54と54′の入れ子式の関係により、4チヤツクワ
インダのためのコンパクトな配置が得られる。あやふり
ハウジング内 ぞれのヤーン移送装置を互いに独立に制御しかつ作動さ
せることができ、その際各ヤーン移送装置が第7.8.
9および10図に示したようなそれぞれのヤーンピック
アップ40または40′と関連して設けられている。右
側と左側のそれぞれのヤーン移送装置の作動が同一であ
りかつ第1.2および3図に示した本発明の実施例に関
して述べたと同じように作動するので、さらに詳細な説
明は必要がないであろう。
l′iη述したように、チャック25を駆動ロール20
と直接係合させるかまたはそのにのヤーンバラゲージ6
0を駆動ロールと係合させることにより駆動する代りに
、チャック25を別個のモータまたはタービンのような
関連した駆動手段により独立して駆動するかまたは回転
させることができる。
第14図と第15図は、チャック25を回転させるため
の空気または液圧作動のタービンを示す。
これらの図において、総括的に70で示したタービンと
、チャック25と、関連した要素とがチャック支持体6
5に取りつけられており、このチャック支持体は、チャ
ック25を壁のスロット111の側方に変位させるため
にハウジング正面壁13に変位可能に取りつけることが
できる。スリーブ71を介して、チャック支持体65に
はチャック@72か固く収りつけられており、このチャ
ック軸72は、ころがり軸受73くこれらのうちの1つ
を第14図に示しである)を介して、タービン70によ
り回転可能に管状チャック25を支持している。タービ
ン70は、溶接またはろう付は等によりチャック支持体
65に固定されたマニホルド74分有し、またタービン
70のケーシングを構成するタービンインゼクタ76が
スリーブ7■に固定されていてかつマニホルド74と密
封状!ぶで係りしている。チャック25の内端には、こ
ろがり軸受73が装着されている拡大円筒部分77があ
り、タービンシール部材78がボルト81で拡大部77
に締めつけられている。タービンシール部材78は、8
2で示した、タービンインゼクタ76との流体−密なシ
ール部と、83で示した、軸72との流体−密なシール
部材とを有する。
タービンロータ80が、タービンシール部材78の孔に
係合したビンまたはボルト84によりタービンシール部
材78と共にかつチャック25と共に回転するように取
りつけられている。さらに、タービンインゼクタ76が
チャック支持体65に対して移動しないようにボルト8
6で固定されている。
タービンロータ80には弁通路85があり、この弁通路
の中へ作用圧力流体が、タービンロータ80に対しほぼ
接線方向に延びているタービンインゼクタ76のノズル
孔または通路90により噴射される。ノズル通路または
孔の外端が、適当な気密プラグ87をねじ込むことによ
り閉鎖されている。ノズル通路または孔90がタービン
インゼクタ76の環状導管88と連通しており、チャッ
ク支持体65を通じて適当な作用圧力流体源と連通ずる
人口通路8つより作用圧力流体が環状通路88へ供給さ
れる。ロータ80とタービン70からの排出流体が、タ
ービン70の膨張空間92と連通ずる排出通路91を通
って排出される。さらに、タービンインゼクタ76には
、タービンロータ80と協働可能なシール部93が設け
られている。
本発明の作動を総合すれば、関連した対の上部チャック
と下部チャックのうちの一方のチャック25にヤーンパ
ッケージ60がほとんどいっばいに巻かれると、制御信
号がヤーン移送機構に与えられる。この制御信号により
次のように作動する。
1、関連したヤーンピックアップ45をその実線位置か
らその一点鎖線の位置へ移動させることによりピックア
ップ装置45がヤーン75をトラバースガイド16から
離脱さぜかつ空のボビン12を担持するチャック25と
関連したヤーンの移送棒55の切欠き56と整合した位
置ヘヤーンを関連した駆動ローラ20の軸方向に変位さ
せる。
2、このようにして、はとんどいっばいのパッケージ6
0を担持するチャック25がもはや交叉巻きされないで
、ヤーンが直線状に給送される。
3、それから、他方のチャックと関連したヤーン移送装
置のヤーン移送棒55を、軸54と腕52により、駆動
ロールとほとんどいっばいのパッケージの間の空間を移
動させてヤーン75のループを引張るのに十分な距離だ
け、はとんどいっばいのパッケージを有するチャック2
5をスロット14内で駆動ロール20から離れるように
移動させる。
4、はとんどいっばいのパッケージをすぐに戻して駆動
ロール20と確実な回転ができるように係合させ、ヤー
ンの張力を維持する。
5、ヤーン移送棒55がその停止部または休止部53と
係合するまで、ヤーンループを空のボビンに向ってかつ
これを越えて引張る。
6、これにより、弓1弓長られたループ5が、空のボビ
ンを担持するチャックの溝34と係合してフック35に
より捕えられ、かつ締1・[け手段211により締めつ
けられ、その結果そして特にヤーン運動方向が急に逆転
されるために、ヤーンがフック35の切刃38と39に
より切断される。
7、はとんどいっばいのパッケージを駆動ロール20か
ら^↑脱させて、その支持チャックをスロット14の最
外端へ移動させ、またヤーン移送装置55をその座また
は休止部53からp脱させてその軸54と腕52により
、第1図に示したその非作用位置へ戻し、ヤーン75を
その切欠き56から釈放する。このとき、ヤーン75が
以前に空のチャック12に巻かれつつある。
8、同時に、関連したヤーンピックアップ45をその点
線の位置から実線の位置へ引込めてヤーンをそのピック
アップ装置45から釈放し、以前に空のボビンにヤーン
を交叉巻きするためにトラバースガイド16に再係合さ
ぜる。
本発明のヤーン移送機構の作動およびヤーンをいっばい
のパッケージから空のボビンへ移送する方法を明瞭に描
写するために前記の全ての作動を連続して述べたけれど
も、上に列挙した作動のいくつかはその他の作動と同時
に行われかつ全移送動作がミリセコンドの程度で起るも
のと理解しなければならない。かくして、移送作業中ヤ
ーンの損失は、ヤーンが非電に高速で給送されること分
留窓すれば、実際にはヤーンの無駄がないほど全く最小
である。
ヤーンにいくらか弛みがあることが移送R tMの作動
に必要であることに注意されたい。このゆるみは、最初
の例では、ヤーンが移送a構に係合したときに、ヤーン
がもはやいっばいのパッケージ60に交叉巻きされない
で、このパッケージに向って直線状に給送されているこ
とにより与えられる。さらに、パッケージ60が駆動ロ
ール20がら瞬間的に離脱したときにパッケージ60の
非常にわずかな減速によりゆるみが与えられる。これに
より、高速移送作業のために十分なゆるみが供給される
第16図は好適な形態のヤーン移送棒と好適な形態のそ
の溝を示す。第16図において、ヤーン移送棒55Aが
矩形横断面を有する機械的な管で形成され、第16図で
見てその左端には腕52に取りつけるための適当なトラ
ニオンまたは同様なものを形成するがまたは設けること
ができる。総括的に95で示した各スロットまたは切欠
きには、はぼ20°の角度で下方へかつ棒55Aの内方
へ延びる引込み斜角面94が形成されている。棒55A
の一方の側では、傾斜面94が垂直に延びる切欠96で
終っている。腕55Aの対向するflTIJ壁では、傾
斜面94がいっそう長い傾斜面97として続けられ、こ
の傾斜面は棒55Aの上面に対しほぼ45°の角度で下
方へかつ内方に延びていてかつ垂直面98の所で終って
いる。
ヤーン75がU55Aに沿って動かされる際に、ヤーン
が初めに20°の傾斜面94の上を摺動し、それから垂
直な切欠き96に係合し、このとき腕55Aの他方の側
のヤーンが45°の傾斜面97に沿って移動して垂直面
98と係合する。このようにして、ヤーンが幾らかの角
度で腕55Aを横切って延びている。垂直な切欠き96
の底から延びているヤーンがほぼいっばいに巻がれなパ
ッケージに導かれると共に、傾斜面97の底にあって垂
直壁98と係合するヤーンがチャックスリーブ30の1
11I34またはチャックに装着されたボビンの講と整
合される。第16図の配置によると、ヤーンを係合しよ
うとするチャックまたはボビンの溝と正確に整きさせる
ことができる。
本発明の原理の適用を例証するために本発明の特定の実
施例を詳細に示しかつ述べたけれども、これらの原理か
ら逸脱しないで本発明を池の仕方で具体化できることを
理解しなければならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は下部チャックに巻かれつつあるヤーンパッケー
ジを示す、本発明を具体化したヤーンヮインダの端面図
、第2図は下部チャックのヤーンパッケージからヤーン
を上部チャックの空のボビンに移送する所を示す、第1
図に類似した図、第3図は上部チャックに巻かれつつあ
るヤーンパッケージからヤーンを下部チャックの空のボ
ビンにヤーンを移送する所を示す、第1および2図に類
似した図、第4図は第1.2および3図に示したワイン
ダの側面図、第5図はあやふりハウジングの各側に駆動
ロールを有する、本発明を具体化したヤーンワインダの
正面図、第6図は第5図に示したヤーンワインダの側面
図、第7図はヤーンピックアップ装置を示ずヤーンワイ
ンダの正面図、第8図は第7図に対応する平面図、第9
図は第7図の右から見た図で、駆動ロールを省略しであ
る図、第10図は変更された形態のヤーンピックアップ
装置の平面図、第11図は組合わせフック−ヤーンカッ
タとヤーンクランプを示す、本発明を具体化したチャッ
クスリーブ組立体の平面図、第12図はスリーブをチャ
ックに固定した所を示す、第11図に対応する横断面図
、第13図はヤーンクランプの細部を示すチャックスリ
ーブ組立体の軸方向断面図、第14図はチャックを回転
させるためのタービンの軸方向断面図、第15図は第1
4図に示したタービンのロータおよびインゼクタを示す
横断面図、第16図は移送棒を部分的に断面して、ヤー
ン収容スロットを示す斜視図である。 12T、12B・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ボビン16・・・・・・・・・・・・・・・・・
小うバースガイド20.20′・・・・・・・・・・・
・・駆動ロール25T、25B・・・・・・・・・・・
・チャック50T、50T’、50B、50B’・・・
・・・・・・・・・移送手段60T、60B・・・・・
・・・・・・・ヤーンパッケージ75・・・・・・・・
・・・・・ヤーン/′1′ 手続h11正書 平成1年2月13日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1のチャックに装着されたほぼいつぱいのボビン
    の上のヤーンパッケージにかつヤーンが駆動ロールとヤ
    ーンパッケージの間を通りながら駆動ロールにより高速
    で回転されるヤーンパッケージに移送手段により交叉巻
    きされつつあるヤーンまたは同様なものを、第1チャッ
    クに対し平行に間隔を置いて配設された第2のチャック
    に装着されていてかつ初めに駆動ロールと係合していな
    い空のボビンへ、ヤーン速度や張力を損失しないでかつ
    ヤーンをほとんどまたは全く無駄にしないで移送する方
    法において、空のボビンを駆動ロールと係合させて駆動
    ロールにより高速回転させ、まだ高速で回転しているほ
    ぼ完了したヤーンパッケージを駆動ロールから離脱させ
    てヤーンパッケージと駆動ロールの間にヤーンが横切る
    空間を残し、その空間を横切るヤーンと係合させてヤー
    ンのループを空のボビンに向つて引張り、ループが引張
    られている間に、ヤーンパッケージを駆動ロールと再び
    係合させて駆動ロールにより高速で回転させ続け、引張
    られているヤーンのループの張力を維持し、ヤーンルー
    プを空のボビンへかつこれを越えて引張つている間に、
    ヤーンをトラバース手段から離脱させて前記交叉巻きを
    中断しヤーンを高速で回転するヤーンパッケージに直線
    状に給送し、ヤーンループがこのように引張られている
    間にヤーンループを空のボビンの軸方向にかつ空のボビ
    ンの開始端と整合するように案内して、完了したヤーン
    パッケージに給送されつつあるヤーンを捕えて切断しか
    つヤーンを空のボビンに巻き、ヤーンをトラバース手段
    と再び係合させて新しいヤーンパッケージを以前の空の
    ボビンに交叉巻きすることを特徴とする方法。 2、ヤーンパッケージを駆動ロールから離隔してそのパ
    ッケージを第1チャックから取り外し、新しいヤーンパ
    ッケージを巻く作業の実質的な完了に続いて空のボビン
    にヤーンを移送するために空のボビンを第1チャックに
    装着する過程を含む特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、空のボビンの開始端に捕えられたヤーンを切断する
    ことによりヤーンの切断を行い、その際ヤーンを空のボ
    ビンの開始端に捕えたときにヤーン給送方向を逆転させ
    てヤーンの張力を増加させることによりヤーンの切断を
    補助するようにした特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、前記空間を横切るヤーンと係合しかつヤーンのルー
    プを空のボビンの開始端と係合するように引張る過程を
    行うために、チャックに対しほぼ平行にかつほぼチャッ
    クの全長にわたつて延びる細長い要素を設け、この細長
    い要素を、駆動ロールの方向にかつこれを越えて第1チ
    ャックの軸心から相当の距離だけ側方に間隔を置いた軸
    心を中心として回動させて、前記空間を横切るヤーンと
    係合させかつヤーンを空のボビンの開始端と係合するよ
    うに移動させるようにした特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 5、チャックに対しほぼ平行にかつチャックのほぼ全長
    にわたつて延びている第2の細長い要素を設け、この第
    2の細長い要素を、第2チャックの軸心からかつ駆動ロ
    ールを越えて相当の距離だけ側方に間隔を置いた軸心を
    中心として回動させて、第2チャックのボビンに巻かれ
    つつあるヤーンを第1チャックの空のボビンへ移送する
    ようにした特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、前記トラバース手段が、第1および第2チャックか
    ら離れた駆動ロールの反対側にあるあやふりハウジング
    を含み、前記の最初に述べたかつ第2の細長い要素の前
    記の回動する軸心があやふりハウジングのほぼ中央を延
    びている特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、ほぼいつぱいのボビンのヤーンパッケージの上へ高
    速で交叉巻きされつつあるヤーンまたは同様なものを、
    高速で回転する空のボビンへ、ヤーンの速度と張力を損
    失しないでかつヤーンを実質的に損失しないで移送する
    装置において、前記ボビンを互いに平行に間隔を置いて
    回転可能に取りつける手段と、ボビンと係合するかまた
    はその上に巻かれつつあるヤーンパッケージと係合した
    ときに前記ボビンを回転させるように作動可能な駆動ロ
    ールとを備え、前記空のボビンが初めに駆動ロールと係
    合していないで、ヤーンパッケージが駆動ロールと係合
    していて、ヤーンが駆動ロールとヤーンパッケージの間
    を通りながらヤーンパッケージを高速で回転させるよう
    になつており、またヤーンパッケージを形成するために
    前記のほぼいつぱいのボビンに給送されるヤーンを交叉
    巻きするトラバース手段と、各ボビンの開始端に隣接し
    たヤーン把持手段と、各ボビンと作動的に関連して設け
    られたそれぞれのヤーン移送手段とを備え、各ヤーン移
    送手段が、関連したボビンのほぼ全長にわたつてこれと
    平行に延びる細長いヤーン係合要素を有しかつ関連した
    空のボビンの開始端と整合したヤーン案内手段を有し、
    また所定の寸法となつた前記のいつぱいのボビンのヤー
    ンパッケージに応答して、前記の空のボビンを少なくと
    も前記高速で回転させるために駆動ロールと係合させる
    ように作動可能な第1手段と、少なくとも前記高速に達
    している前記の空のボビンに応答して、高速で回転して
    いる前記のほぼいつぱいのボビンを、駆動ロールから側
    方へ離れるように変位させ、ほぼいつぱいのボビンのヤ
    ーンパッケージと駆動ロールの間に空間を形成するよう
    に作動可能な第2の手段と、交叉巻きを中断して、前記
    空間を横切るヤーンをまだ高速で回転しているヤーンパ
    ツケージへ直線状に給送しかつヤーンを前記ボビンの軸
    方向に前記の細長いヤーン係合要素の案内手段と整合す
    るように移動させるために、前記ボビンに対し平行な方
    向の非作用位置から、ヤーンを前記トラバース手段に対
    して係合離脱させるように移動可能なピックアップ手段
    と、このピックアップ手段を変位させるように作動可能
    な作動手段と、ヤーンパッケージを駆動ロールから離脱
    するように変位させるのに応答して、空のボビンと関連
    したヤーン移送手段をその引込んだ位置から移動させて
    そのヤーン係合要素をほぼいつぱいのボビンと駆動ロー
    ルの間の前記空間を通つてかつ空のボビンに向つて移動
    させ、前記空間を横切つて給送されつつあるヤーンと係
    合させてヤーンのループを空のボビンに向つてかつこれ
    を通過して引張り、前記空のボビンと関連したヤーン把
    持手段と係合させるように作動可能な第3の手段とを備
    え、前記第2の手段は、ヤーン移送手段が前記空間を通
    過するのにすぐ続いてヤーンパッケージを駆動ロールと
    再び係合させて、引張られているヤーンループの十分な
    張力を維持し、前記の空のボビンと関連した前記ヤーン
    把持手段が高速で空のボビンに巻くために把持されたヤ
    ーンを切断し、前記第2の手段がヤーンパッケージを駆
    動ロールから再び引込めかつ前記第3の手段がヤーン移
    送手段をその引込んだ位置へヤーンパッケージと駆動ロ
    ールの間の空間を通つて戻し、前記作動手段がピックア
    ップ手段をその非作用位置へ変位させて、以前にピック
    アップ手段と係合したヤーンをトラバース手段に釈放し
    、空のボビンに新しいヤーンパッケージを交叉巻きする
    ようにしたことを特徴とする装置。 8、各ヤーン移送手段が、その自由端に、その関連した
    細長いヤーン係合要素を取りつけてある腕と、各ヤーン
    係合要素の対向する端部が取りつけられていてかつ関連
    した腕の回転軸を形成するそれぞれの軸とを有し、各軸
    が関連したボビンに対し平行に延びていてしかも駆動ロ
    ールを越えてボビンから間隔を置いており、前記第3の
    手段が各軸のためにそれぞれの駆動手段を有し、この駆
    動手段は軸をあらかじめ選択された角度だけ回転させて
    関連したヤーン係合要素を前記の引込んだ位置から関連
    したボビンを越える位置へ移動させるように作動可能で
    ある特許請求の範囲第7項記載の装置。 9、前記トラバース手段が、前記ボビンから遠く離れた
    駆動ロールの側で駆動ロールに対し平行に延びているあ
    やふりハウジングを有し、前記軸が前記あやふりハウジ
    ングに回転可能に取りつけられていてかつそのほぼ中央
    を延びており、ワインダーの一部を形成する前記あやふ
    りハウジングは、あやふりハウジングが外方へ延びる正
    面壁を有するハウジングを含み、前記ボビンを互に間隔
    を置いて平行に回転可能に取りつける前記手段は、各チ
    ヤツクが前記正面壁から外方へ延びていてかつ駆動ロー
    ルに対して近接および離隔自在に取りつけられたそれぞ
    れの回転可能なチャックを含み、前記チャックが頂部チ
    ャックと底部チャックを含み、前記第1と第2の手段が
    それぞれのチャックを駆動ロールに対して近接および離
    隔させるように作動可能である特許請求の範囲第8項記
    載の装置。 10、前記ピックアップ手段が、ヤーンを前記トラバー
    ス手段から離脱させたりヤーンをトラバース手段に釈放
    したりする際に、前記あやふりハウジングにその長手方
    向に変位可能に取りつけられている特許請求の範囲第9
    項記載の装置。 11、前記ワインダは、前記あやふりハウジングの各側
    に一対ずつ、計2対が前記正面壁から前方へ突出してい
    るチャックと、各ヤーン移送手段がそれぞれのチャック
    と関連して設けられた2対のヤーン移送手段を備え、各
    ヤーン移送手段が、関連したチャックのほぼ全長に対し
    平行に延びている細長いヤーン係合要素と、ヤーン係合
    要素が自由端に取りつけられているそれぞれの腕と、腕
    の対向する端部が固定されているそれぞれの軸とを有し
    、さらに前記ワインダは、各軸を回転させるために各軸
    に取りつけられたそれぞれの手段を備え、あやふりハウ
    ジングの一方の側のヤーン移送手段のための軸は、あや
    ふりハウジングに回転可能に取りつけられていてかつそ
    の中を通つてほぼ中央に延びている管状の軸を含み、ま
    たあやふりハウジングの対向する側に取りつけられたヤ
    ーン移送手段のための軸が、前記管状軸を通つて入れ子
    式に嵌まつていてかつ各端部で管状軸を越えて突出して
    いる特許請求の範囲第8項記載の装置。 12、前記第3の手段が、前記軸の内端と駆動係合して
    いる、ワインダハウジングのそれぞれの回転アクチュエ
    ータを含む特許請求の範囲第11項記載の装置。 13、それぞれの停止部が前記ハウジング正面壁に取り
    つけられていてかつ前記の引込んだ位置から離隔する移
    動限界で前記の細長いヤーン係合要素と係合可能である
    特許請求の範囲第9項記載の装置。 14、各ヤーン把持手段が、関連したチャックの円周方
    向に延びている溝と、引張られたヤーンのループを捕え
    てヤーン張力およびヤーン方向の逆転によりヤーンを切
    断するために関連したチャックに取りつけられていてか
    つ前記溝の中へ突出しているフックと、切断されたヤー
    ンを締めつけるためにチャックの回転方向に見て前記フ
    ックの上流で前記溝に延びているクランプとを含む特許
    請求の範囲第9項記載の装置。 15、各フックには、引張られたヤーンループと係合可
    能なヤーン切刃が形成されている特許請求の範囲第14
    項記載の装置。 16、前記ピックアップ手段を変位させるように作動可
    能な前記作動手段が流体圧力作動の直線アクチュエータ
    を含む特許請求の範囲第7項記載の装置。 17、前記ピックアップ手段を変位させるように作動可
    能な前記作動手段が、直流源に接続されたインバータと
    、このインバータに接続されたステッピングモータとを
    含む特許請求の範囲第7項記載の装置。 18、前記ボビンを互に平行に間隔を置いて回転可能に
    取りつける前記手段は、それぞれのチャックと、各チャ
    ックを回転させるために各チャックに連結されたそれぞ
    れの流体圧力作動のタービンとを含む特許請求の範囲第
    7項記載の装置。 19、前記装置が既に組立てられたヤーンワインダと使
    用可能なアダプタキットを構成し、各ヤーンワインダが
    、直立正面壁を有するワインダハウジングと、直立正面
    壁から前方へ延びるあやふりハウジングとを有し、かつ
    水平な基部と、この基部に支持された高い水平板とを有
    し、また前記装置は、前記の高い水平板に離脱自在に固
    定可能な細長い基板と、その端部の中間で、前記の細長
    い基板の外端に取りつけられた垂直な壁板と、この壁板
    にその上端で取りつけられていてかつそこから外方へ延
    びている上部ブラケットと、前記壁板にその下端で取り
    つけられていてかつそこから内方へ延びている下部ブラ
    ケットと、前記ブラケットに取りつけられているそれぞ
    れの回転アクチュエータとを含み、各回転アクチュエー
    タがそれぞれの出力軸を有し、各ヤーン移送手段が、一
    端でそれぞれの軸に取りつけられている腕を有し、その
    腕の対向する自由端には関連した細長いヤーン係合要素
    が取りつけられていてワインダハウジングの内壁に向つ
    てその内方へ延びている特許請求の範囲第7項記載の装
    置。 20、前記トラバース手段が、細長いあやふりハウジン
    グと、このハウジングの長手方向に往復動可能なヤーン
    ガイドとを有し、前記ピックアップ手段は、あやふりハ
    ウジングの頂部にその長手方向に延びるように取りつけ
    られた細長い基板と、この細長い基板にそこから上方へ
    延びるように取りつけられたレールブラケットと、これ
    らのレールブラケットに取りつけられたレール手段と、
    このレール手段にその長手方向に往復動可能に係合した
    摺動手段と、この摺動手段に取りつけられていてかつ前
    記摺動手段を引込んだ非作用位置から移動させたときに
    ヤーンをトラバースガイドに係合させたりヤーンをトラ
    バースガイドから離脱させたりするように形成された少
    なくとも1つのピックアップと、前記の細長い基板に対
    して固定された流体圧力作動シリンダと、このシリンダ
    と関連して設けられていてかつ前記摺動手段に摺動手段
    を往復運動させるように連結されたピストンとを含み、
    各ピックアップがヤーンと係合するように配設された外
    方に延びる凸状面を有し、この凸状面には、トラバース
    ガイドから離脱したヤーンを引掛けるように配設された
    フック部分が続いている特許請求の範囲第7項記載の装
    置。 21、前記のトラバース手段が、細長いあやふりハウジ
    ングと、このハウジングの長手方向に往復動可能なヤー
    ンガイドとを有し、前記ピックアップ手段が、前記あや
    ふりハウジングにその長手方向に延びるように取りつけ
    られた細長いチャンネル部材と、このチャンネルに取り
    つけられていてかつシリンダとシリンダから延びるピス
    トンロッドを含む流体圧力作動の直線アクチュエータと
    、前記ピストンロッドに取りつけられていてかつシリン
    ダのフランジに隣接して配置された細長い摺動手段と、
    この摺動手段に取りつけられていてかつヤーンをトラバ
    ースガイドに係合させたりヤーンをトラバースガイドか
    ら離脱させたりするために摺動手段から側方へ外方に突
    出しているスプール状ピックアップ手段とを含む特許請
    求の範囲第7項記載の装置。
JP1003870A 1978-06-01 1989-01-12 ヤーンを移送する方法および装置 Granted JPH01267269A (ja)

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