JPH01250714A - 回転体の原点位置判定装置 - Google Patents
回転体の原点位置判定装置Info
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- JPH01250714A JPH01250714A JP7853088A JP7853088A JPH01250714A JP H01250714 A JPH01250714 A JP H01250714A JP 7853088 A JP7853088 A JP 7853088A JP 7853088 A JP7853088 A JP 7853088A JP H01250714 A JPH01250714 A JP H01250714A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車輌等のハンドル操舵に連動して回転する回
転体の直進走行時における原点位置(操舵中立位置)を
判定するために用いて好適な回転体の原点位置判定装置
に関するものである。
転体の直進走行時における原点位置(操舵中立位置)を
判定するために用いて好適な回転体の原点位置判定装置
に関するものである。
従来より、自動車等の車輌においては、ハンドル操舵に
連動して回転する回転円板に等角度間隔(所定角度ピッ
チ)で複数のスリットを開設し、このスリットの通過位
置にフォトインクラブタを2個隣接して配置してハンド
ル操舵に連動した各種制御を行っている。
連動して回転する回転円板に等角度間隔(所定角度ピッ
チ)で複数のスリットを開設し、このスリットの通過位
置にフォトインクラブタを2個隣接して配置してハンド
ル操舵に連動した各種制御を行っている。
すなわち、ハンドル操舵に連動させて、第1および第2
のフォトインクラブタに同一波形で位相の略90°ずれ
たパルス状の電気信号(2相のインクリメンタル信号)
を生じせしめ、このインクリメンタル信号のカウントを
行って、操舵方向および操舵角度の検出を行っている。
のフォトインクラブタに同一波形で位相の略90°ずれ
たパルス状の電気信号(2相のインクリメンタル信号)
を生じせしめ、このインクリメンタル信号のカウントを
行って、操舵方向および操舵角度の検出を行っている。
通常、上記2相のインクリメンタル信号のみでは原点位
置の検出が不可能であるために、原点位置を検出するた
めに回転円板に原点スリットを設け、この原点スリット
の第3のフォトインクラブタに対する通過により原点信
号を得るようになして3ビツト構成とし、原点位置から
の回転円板の相対位置をインクリメンタル信号で検出す
る方式を採用している。
置の検出が不可能であるために、原点位置を検出するた
めに回転円板に原点スリットを設け、この原点スリット
の第3のフォトインクラブタに対する通過により原点信
号を得るようになして3ビツト構成とし、原点位置から
の回転円板の相対位置をインクリメンタル信号で検出す
る方式を採用している。
しかし、ステアリングシャフトとハンドルとのセレーシ
ョンのずれ、ステアリングシャフトとステアリングセン
サとの取付公差、ホイルアライメントの調整不良等を考
えると、その組付誤差はワーストケースで数10@にも
及ぶ。このため、通常、原点信号を得るために、回転円
板に設ける原点スリットの角度幅を拡大し、数10@の
組付誤差があっても、車輌が直進走行を行っている限り
は、原点信号を得ることができるものとしている。
ョンのずれ、ステアリングシャフトとステアリングセン
サとの取付公差、ホイルアライメントの調整不良等を考
えると、その組付誤差はワーストケースで数10@にも
及ぶ。このため、通常、原点信号を得るために、回転円
板に設ける原点スリットの角度幅を拡大し、数10@の
組付誤差があっても、車輌が直進走行を行っている限り
は、原点信号を得ることができるものとしている。
その結果、原点信号の発生の有無だけでは、原点位置を
特定することができないという問題が生じ、このような
問題を解消するために、特開昭61−28811号公報
に開示されているような操舵位置検出装置が提案されて
いる。すなわち、この操舵位置検出装置は、ステアリン
グ操作によって回転する操舵部材に設けられ、操舵角を
検出し、操舵角信号を出力する操舵角検出手段と、実操
舵角零点に相当する操舵位置を中心に、所定の操舵範囲
(本発明でいう原点範囲)を検出し、操舵中立ゾーン信
号を出力する中立ゾーン検出手段と、操舵中立ゾーン信
号が検出されている時の操舵角信号の平均値を演算し、
この平均値を中立位置信号として出力する中立位置演算
手段とを備えており、このような操舵位置検出装置を用
いることによって、車輌の整備状況や車輌への乗員状況
の如何に拘わらず、車輌の直進状態における操舵中立位
置を検出することができるものとしている。
特定することができないという問題が生じ、このような
問題を解消するために、特開昭61−28811号公報
に開示されているような操舵位置検出装置が提案されて
いる。すなわち、この操舵位置検出装置は、ステアリン
グ操作によって回転する操舵部材に設けられ、操舵角を
検出し、操舵角信号を出力する操舵角検出手段と、実操
舵角零点に相当する操舵位置を中心に、所定の操舵範囲
(本発明でいう原点範囲)を検出し、操舵中立ゾーン信
号を出力する中立ゾーン検出手段と、操舵中立ゾーン信
号が検出されている時の操舵角信号の平均値を演算し、
この平均値を中立位置信号として出力する中立位置演算
手段とを備えており、このような操舵位置検出装置を用
いることによって、車輌の整備状況や車輌への乗員状況
の如何に拘わらず、車輌の直進状態における操舵中立位
置を検出することができるものとしている。
しかしながら、このような操舵位置検出装置によると、
操舵中立ゾーン信号が検出されている間の平均値を演算
して中立位置信号として出力させるようにしているため
、更新すべき新たな中立位置信号を得るために時間がか
かるという問題があった。
操舵中立ゾーン信号が検出されている間の平均値を演算
して中立位置信号として出力させるようにしているため
、更新すべき新たな中立位置信号を得るために時間がか
かるという問題があった。
また、操舵中立ゾーン信号が検出されている時の操舵角
信号の平均値を演算するために、重み付は移動平均演算
を行い、平均値を算出しているようにしており、このよ
うな種々の処理演算により、その回路構成が複雑となる
ものであった。
信号の平均値を演算するために、重み付は移動平均演算
を行い、平均値を算出しているようにしており、このよ
うな種々の処理演算により、その回路構成が複雑となる
ものであった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
で、その外周縁面に所定角度ピッチで設けられたスリッ
トゾーンとこのスリットゾーンの2角度ピッチよりも広
い角度幅で設けられた原点ゾーンとを有し外部操作に連
動して時計および反時計方向へ回転する回転体と、この
回転体のスリットゾーンの通過に基づき該回転体の回転
角度位置を検出する回転位置検出手段と、この回転体の
原点ゾーンの通過に基づき該回転体の原点範囲を検出す
る原点範囲検出手段と、この原点範囲検出手段により原
点範囲が検出されている間、前記回転位置検出手段の検
出する回転角度位置に基づき前記原点ゾーンを複数のサ
ブゾーンに分割し、この分割したサブゾーンの各々の原
点範囲の検出に貢献した時間を積算し、この積算時間が
所定時間内において最大となるサブゾーンを原点位置と
判 定する原点位置判定手段とを備え、前記原点位
置の判定結果を更新する際、前記積算時間が所定時間内
において最大となるサブゾーン方向へ隣接するサブゾー
ンを原点位置として判定するようにしたものである。
で、その外周縁面に所定角度ピッチで設けられたスリッ
トゾーンとこのスリットゾーンの2角度ピッチよりも広
い角度幅で設けられた原点ゾーンとを有し外部操作に連
動して時計および反時計方向へ回転する回転体と、この
回転体のスリットゾーンの通過に基づき該回転体の回転
角度位置を検出する回転位置検出手段と、この回転体の
原点ゾーンの通過に基づき該回転体の原点範囲を検出す
る原点範囲検出手段と、この原点範囲検出手段により原
点範囲が検出されている間、前記回転位置検出手段の検
出する回転角度位置に基づき前記原点ゾーンを複数のサ
ブゾーンに分割し、この分割したサブゾーンの各々の原
点範囲の検出に貢献した時間を積算し、この積算時間が
所定時間内において最大となるサブゾーンを原点位置と
判 定する原点位置判定手段とを備え、前記原点位
置の判定結果を更新する際、前記積算時間が所定時間内
において最大となるサブゾーン方向へ隣接するサブゾー
ンを原点位置として判定するようにしたものである。
したがってこの発明によれば、判定前の原点位置と判定
後の原点位置とが互いに隣接するサブゾーンでない場合
、原点位置を一つずつ隣接するサブゾーンにシフトさせ
ながら、1サブゾーン毎に真の原点位置に漸近させるこ
とが可能となる。
後の原点位置とが互いに隣接するサブゾーンでない場合
、原点位置を一つずつ隣接するサブゾーンにシフトさせ
ながら、1サブゾーン毎に真の原点位置に漸近させるこ
とが可能となる。
以下、本発明に係る回転体の原点位置判定装置を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、この原点位置判定装置の一実施例を示すブロ
ック構成図である。同図において、5は回転位置検出セ
ンサ(操舵角センサ)100 (第2図)の送出する
パルス状電気信号を入力とし、ハンドル操舵に応じた処
理信号(アップ信号およびダウン信号)を送出するUP
/DOWN切替回路、6はこのUP/DOWN切替回路
5の送出する処理信号を入力とするUP/DOWNカウ
ンタである。
ック構成図である。同図において、5は回転位置検出セ
ンサ(操舵角センサ)100 (第2図)の送出する
パルス状電気信号を入力とし、ハンドル操舵に応じた処
理信号(アップ信号およびダウン信号)を送出するUP
/DOWN切替回路、6はこのUP/DOWN切替回路
5の送出する処理信号を入力とするUP/DOWNカウ
ンタである。
操舵角センサ100は、ハンドル操舵に連動して回転す
る回転円板1と、発光素子および受光素子を有してなる
フォトインタラプタ2〜4から構成されており、回転円
板lの外周縁面に等角度間隔(所定角度ピッチP)で同
一形状のスリット1aが開設されている。そして、この
スリット1aの通過位置にフォトインクラブタ2および
3が隣接して配置されおり、このフォトインタラプタ2
および3に、回転円板lの回転に伴うスリット1aの通
過によって、第3図(alおよび(b)に示すような「
1」レベルおよび「0」レベルの交互する同一波形のパ
ルス状電気信号が発生するようになっている。すなわら
、今、第2図に示されるような操舵状態から、ハンドル
を時計方向へ回転(第2図において右回転)すると、N
点を中心とする正方向への電気信号が、反時計方向へ回
転すると、N点を中心とする負方向への電気信号が発生
するものとなっている。フォトインクラブタ2に発生す
る電気信号は、フォトインタラプタ3に発生する電気信
号よりも位相が90″進んでおり、設計上理想とする回
転円板lの原点位置(操舵中立位置)において、即ち第
3図に示すN点において、フォトインクラブタ2に発生
する電気信号が「1」レベルより「0」レベルへ或いは
「0」レベルからrlJレベルへと変化する立ち下がり
或いは立ち上がり時期にあり、フォトインクラブタ3に
発生する電気信号は「0」レベル状態にある。そして、
このフォトインクラブタ2および3の送出する電気信号
がUP/DOWN切替回路5に入力されるものとなって
いる。
る回転円板1と、発光素子および受光素子を有してなる
フォトインタラプタ2〜4から構成されており、回転円
板lの外周縁面に等角度間隔(所定角度ピッチP)で同
一形状のスリット1aが開設されている。そして、この
スリット1aの通過位置にフォトインクラブタ2および
3が隣接して配置されおり、このフォトインタラプタ2
および3に、回転円板lの回転に伴うスリット1aの通
過によって、第3図(alおよび(b)に示すような「
1」レベルおよび「0」レベルの交互する同一波形のパ
ルス状電気信号が発生するようになっている。すなわら
、今、第2図に示されるような操舵状態から、ハンドル
を時計方向へ回転(第2図において右回転)すると、N
点を中心とする正方向への電気信号が、反時計方向へ回
転すると、N点を中心とする負方向への電気信号が発生
するものとなっている。フォトインクラブタ2に発生す
る電気信号は、フォトインタラプタ3に発生する電気信
号よりも位相が90″進んでおり、設計上理想とする回
転円板lの原点位置(操舵中立位置)において、即ち第
3図に示すN点において、フォトインクラブタ2に発生
する電気信号が「1」レベルより「0」レベルへ或いは
「0」レベルからrlJレベルへと変化する立ち下がり
或いは立ち上がり時期にあり、フォトインクラブタ3に
発生する電気信号は「0」レベル状態にある。そして、
このフォトインクラブタ2および3の送出する電気信号
がUP/DOWN切替回路5に入力されるものとなって
いる。
一方、回転円板1の外周縁面の所定回転角度位置には、
独立して、原点ゾーンとしてのスリット1bが開設され
ており、このスリット1bの通過をフォトインクラブタ
4で検出するものとしている。すなわち、スリットlb
がフォトインタラプタ4に対向する回転位置をこの回転
円板1の原点範囲としており、この原点範囲の角度幅す
なわちスリット1bの角度幅αを、ステアリングシャフ
トとハンドルとのセレーションのずれ、ステアリングシ
ャフトとステアリングセンサとの取付公差、ホイルアラ
イメントの調整不良等を考慮した組付誤差のワーストケ
ース以上に拡大して設定している。本実施例においては
、スリット1bの角度幅αを60″としており、発明者
の調査では上記組付誤差のり−ストケースとして54°
という値を実験的に得ているので、スリット1bの角度
幅αを60°に設定すれば、車輌が直進走行を行ってい
るときには必ず、フォトインタラプタ4の送出する電気
信号として「1」レベルの原点範囲検出信号(第3図(
C))を得ることができる。そして、このrlJレベル
の原点範囲検出信号が、第1図において、その端子10
1を介して、3人力アンドゲート14.アンドゲート3
9.デコーダ44のrAJ入力端およびインバータ41
を介してアンドゲート40に人力されるものとなってい
る。ここで、フォトインクラブタ4は、回転円板1の設
計上理想とする原点位置において、即ち第3図に示すN
点において、スリン1−1bの角度幅αの中央に位置す
るものとなっている。また、本実施例にあっては、スリ
ンl−1bの角度幅αをスリット1aの角度ピッチPの
3倍(3角度ピッチ)よりやや広めに設定している。
独立して、原点ゾーンとしてのスリット1bが開設され
ており、このスリット1bの通過をフォトインクラブタ
4で検出するものとしている。すなわち、スリットlb
がフォトインタラプタ4に対向する回転位置をこの回転
円板1の原点範囲としており、この原点範囲の角度幅す
なわちスリット1bの角度幅αを、ステアリングシャフ
トとハンドルとのセレーションのずれ、ステアリングシ
ャフトとステアリングセンサとの取付公差、ホイルアラ
イメントの調整不良等を考慮した組付誤差のワーストケ
ース以上に拡大して設定している。本実施例においては
、スリット1bの角度幅αを60″としており、発明者
の調査では上記組付誤差のり−ストケースとして54°
という値を実験的に得ているので、スリット1bの角度
幅αを60°に設定すれば、車輌が直進走行を行ってい
るときには必ず、フォトインタラプタ4の送出する電気
信号として「1」レベルの原点範囲検出信号(第3図(
C))を得ることができる。そして、このrlJレベル
の原点範囲検出信号が、第1図において、その端子10
1を介して、3人力アンドゲート14.アンドゲート3
9.デコーダ44のrAJ入力端およびインバータ41
を介してアンドゲート40に人力されるものとなってい
る。ここで、フォトインクラブタ4は、回転円板1の設
計上理想とする原点位置において、即ち第3図に示すN
点において、スリン1−1bの角度幅αの中央に位置す
るものとなっている。また、本実施例にあっては、スリ
ンl−1bの角度幅αをスリット1aの角度ピッチPの
3倍(3角度ピッチ)よりやや広めに設定している。
一方、UP/DOWN切替回路5は、入力されるパルス
状電気信号を処理して、ハンドルの右操舵量および左操
舵量に応じた数のアップ信号およびダウン信号を送出す
るようになっており、UP/DOWNカウンタ6は、入
力されるアンプ信号あるいはダウン信号の数だけそのカ
ウント値をアップカウントあるいはダウンカウントする
ものとなっている。
状電気信号を処理して、ハンドルの右操舵量および左操
舵量に応じた数のアップ信号およびダウン信号を送出す
るようになっており、UP/DOWNカウンタ6は、入
力されるアンプ信号あるいはダウン信号の数だけそのカ
ウント値をアップカウントあるいはダウンカウントする
ものとなっている。
すなわち、回転円板1の設計上理想とする原点位置を基
準として、UP/DOWNカウンタ6におけるカラント
値を基本的に雰と定めており、ハンドルの右湿舵により
そのカウント値が、フォトインクラブタ2の出力の立ち
下がりエツジ毎に順次アップするものとなっている。ま
た、ハンドルの左操舵によりそのカウント値が、フォト
インクラブタ2の出力の立ち上がりエツジ毎に順次ダウ
ンするものとなっている。すなわち、第3図において、
N点を起点としてハンドルを右方向へ回転させれば、a
点においてUP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+1へ、b点において+2へと順次アップするもの
となり、N点から左方向へ回転させれば、0点において
UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が−1へ
、d点において−2へと順次ダウンするものとなる。そ
して、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が
、デコーダ7およびディジタルコンパレータ8〜10に
入力されるものとなっており、デコーダ7は入力される
カウント値に応じた位置の出力端子を選択し、そのレベ
ルを「O」あるいは「1」として、ハンドル操舵に連動
して動作せしめる外部機器、例えばコーナリングランプ
システム等の制御を行うものとして構成されている。本
図においては、デコーダ7の出力端子7aL、か示して
いないが、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+0のとき、この出力端子7aの出力レベルが「1
」となるものとなっている。
準として、UP/DOWNカウンタ6におけるカラント
値を基本的に雰と定めており、ハンドルの右湿舵により
そのカウント値が、フォトインクラブタ2の出力の立ち
下がりエツジ毎に順次アップするものとなっている。ま
た、ハンドルの左操舵によりそのカウント値が、フォト
インクラブタ2の出力の立ち上がりエツジ毎に順次ダウ
ンするものとなっている。すなわち、第3図において、
N点を起点としてハンドルを右方向へ回転させれば、a
点においてUP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+1へ、b点において+2へと順次アップするもの
となり、N点から左方向へ回転させれば、0点において
UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が−1へ
、d点において−2へと順次ダウンするものとなる。そ
して、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が
、デコーダ7およびディジタルコンパレータ8〜10に
入力されるものとなっており、デコーダ7は入力される
カウント値に応じた位置の出力端子を選択し、そのレベ
ルを「O」あるいは「1」として、ハンドル操舵に連動
して動作せしめる外部機器、例えばコーナリングランプ
システム等の制御を行うものとして構成されている。本
図においては、デコーダ7の出力端子7aL、か示して
いないが、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+0のとき、この出力端子7aの出力レベルが「1
」となるものとなっている。
コンパレータ8〜10には所定の比較基準値が各々設定
されており、ここでその比較基準値とuP/DOWNカ
ウンタ6を介して入力されるカウント値とが比較される
ものとなっている。すなわち、コンパレータ8には、U
P/DOWNカウンタ6におけるカウント値にして+1
が右1ビツト基準値として設定されており、コンパレー
タ1oには、UP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値にして−1が左1ビツト基準値として設定されてい
る。コンパレータ9には、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカウント値にして±Oがセンタ基準値として設定
されており、UP/DOWNカウンタ6を介して入力さ
れるカウント値が+0のとき、コンパレータ9における
出力レベルがrlJとなるものとなっている。また、U
P/DOWNカウンタ6を介して入力されるカウント値
が+1以上(≧1)のとき、コンパレータ8における出
力レベルが「1」となり、UP/DOWNカウンタ6を
介して入力されるカウント値が一1以下(≦1)のとき
、コンパレータlOにおける出力レベルが「1」となる
ものとなっている。そして、コンパレータ8〜lOの送
出するrlJレベルの信号が、アンドゲート11〜13
の一端に入力されるものとなっており、アンドゲート1
1〜13の他端には、アンドゲート14の出力が入力さ
れるものとなっている。アンドゲート14の第1の入力
端には、前述した通り、第2図に示したフォトインクラ
ブタ4を介して原点範囲検出信号が入力されるものとな
っているが、第2の入力端には基準クロック発生器15
の送出するクロック信号が入力されるものとなっており
、第3の入力端には車速検出回路16を介してその処理
信号が入力されるものとなっている。車速検出回路16
は、抵抗R1〜R8、コンデンサC1,C2、ダイオー
ドD1、トランジスタQl、Q2およびコンパレータC
Pにより構成されており、端子102を介して入力され
る車速信号に基づき、車速か生じた場合、アントゲ−)
14へのコンパレータCPの出力が「1」レベルとなる
ものとなっている。すなわち、車輌の停車中においては
、コンパレータCPの出力が「0」レベルとなるものと
なっている。
されており、ここでその比較基準値とuP/DOWNカ
ウンタ6を介して入力されるカウント値とが比較される
ものとなっている。すなわち、コンパレータ8には、U
P/DOWNカウンタ6におけるカウント値にして+1
が右1ビツト基準値として設定されており、コンパレー
タ1oには、UP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値にして−1が左1ビツト基準値として設定されてい
る。コンパレータ9には、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカウント値にして±Oがセンタ基準値として設定
されており、UP/DOWNカウンタ6を介して入力さ
れるカウント値が+0のとき、コンパレータ9における
出力レベルがrlJとなるものとなっている。また、U
P/DOWNカウンタ6を介して入力されるカウント値
が+1以上(≧1)のとき、コンパレータ8における出
力レベルが「1」となり、UP/DOWNカウンタ6を
介して入力されるカウント値が一1以下(≦1)のとき
、コンパレータlOにおける出力レベルが「1」となる
ものとなっている。そして、コンパレータ8〜lOの送
出するrlJレベルの信号が、アンドゲート11〜13
の一端に入力されるものとなっており、アンドゲート1
1〜13の他端には、アンドゲート14の出力が入力さ
れるものとなっている。アンドゲート14の第1の入力
端には、前述した通り、第2図に示したフォトインクラ
ブタ4を介して原点範囲検出信号が入力されるものとな
っているが、第2の入力端には基準クロック発生器15
の送出するクロック信号が入力されるものとなっており
、第3の入力端には車速検出回路16を介してその処理
信号が入力されるものとなっている。車速検出回路16
は、抵抗R1〜R8、コンデンサC1,C2、ダイオー
ドD1、トランジスタQl、Q2およびコンパレータC
Pにより構成されており、端子102を介して入力され
る車速信号に基づき、車速か生じた場合、アントゲ−)
14へのコンパレータCPの出力が「1」レベルとなる
ものとなっている。すなわち、車輌の停車中においては
、コンパレータCPの出力が「0」レベルとなるものと
なっている。
一方、アンドゲート11〜13の出力は、カウンタ17
〜19に入力されるようになっており、各カウンタにお
けるカウント値は、ワンショットマルチバイブレーク(
以下、単にワンショットと呼ぶ)20の送出するワンシ
ョット信号の立ち下がりエツジ毎にラッチ回路21〜2
3に取り込まれるようになっている。そして、ランチ回
路21゜22および23に取り込まれたカウント値が、
ディジタルコンパレータ24〜26の所定の入力端に人
力されるようになっている。すなわち、ラッチ回路21
.22および23に取り込まれるカウント値をそれぞれ
α1βおよびγとすると、ラッチ回路21の送出するカ
ウント値αがコンパレータ24および26の非反転入力
端に、ラッチ回路22の送出するカウント値βがコンパ
レータ24の反転入力端およびコンパレータ25の非反
転入力端に入力されるようになっており、ラッチ回路2
3の送出するカウント値Tがコンパレータ25および2
6の反転入力端に入力されるようになっている。そして
、コンパレータ24〜26の出力がデコーダ27の入力
端子27a〜27cに入力されるようになっており、デ
コーダ27は入力端子27a〜27cに入力される信号
の組み合わせに基づいて出力端子27d〜27iの内の
所定の端子を選択し、その端子の出力レベルを「1」と
するようになっている。デコーダ27の真理値表を表1
および表2に分けて示す。
〜19に入力されるようになっており、各カウンタにお
けるカウント値は、ワンショットマルチバイブレーク(
以下、単にワンショットと呼ぶ)20の送出するワンシ
ョット信号の立ち下がりエツジ毎にラッチ回路21〜2
3に取り込まれるようになっている。そして、ランチ回
路21゜22および23に取り込まれたカウント値が、
ディジタルコンパレータ24〜26の所定の入力端に人
力されるようになっている。すなわち、ラッチ回路21
.22および23に取り込まれるカウント値をそれぞれ
α1βおよびγとすると、ラッチ回路21の送出するカ
ウント値αがコンパレータ24および26の非反転入力
端に、ラッチ回路22の送出するカウント値βがコンパ
レータ24の反転入力端およびコンパレータ25の非反
転入力端に入力されるようになっており、ラッチ回路2
3の送出するカウント値Tがコンパレータ25および2
6の反転入力端に入力されるようになっている。そして
、コンパレータ24〜26の出力がデコーダ27の入力
端子27a〜27cに入力されるようになっており、デ
コーダ27は入力端子27a〜27cに入力される信号
の組み合わせに基づいて出力端子27d〜27iの内の
所定の端子を選択し、その端子の出力レベルを「1」と
するようになっている。デコーダ27の真理値表を表1
および表2に分けて示す。
すなわちランチ回路21.22および23に取り込まれ
るカウント値α、βおよびTの大小関係によって、「1
」レベルとなる出力端子の選択位置が表2に示すように
決定されるようになっており、出力端子27d〜27i
より送出される信号がナントゲート28〜33の一端に
人力されるようになっている。そして、ナントゲート2
8およ表1 表2 29の他端にアンドゲート13の出力が分岐されて入力
されるようになっており、ナントゲート30および33
の他端にアンドゲート12の出力が分岐されて入力され
、ナントゲート31および32の他端にアンドゲート1
1の出力が分岐されて入力されるようになっている。そ
して、ナントゲート28および29の出力がナントゲー
ト47に、ナントゲート30および33の出力がナント
ゲート48に、ナントゲート31および32の出力がナ
ントゲート49に入力されるものとなっており、ナント
ゲート47および49の出力がアンドゲート34および
35の一端ならびにオアゲート51および50の一端へ
入力されるものとなっている。
るカウント値α、βおよびTの大小関係によって、「1
」レベルとなる出力端子の選択位置が表2に示すように
決定されるようになっており、出力端子27d〜27i
より送出される信号がナントゲート28〜33の一端に
人力されるようになっている。そして、ナントゲート2
8およ表1 表2 29の他端にアンドゲート13の出力が分岐されて入力
されるようになっており、ナントゲート30および33
の他端にアンドゲート12の出力が分岐されて入力され
、ナントゲート31および32の他端にアンドゲート1
1の出力が分岐されて入力されるようになっている。そ
して、ナントゲート28および29の出力がナントゲー
ト47に、ナントゲート30および33の出力がナント
ゲート48に、ナントゲート31および32の出力がナ
ントゲート49に入力されるものとなっており、ナント
ゲート47および49の出力がアンドゲート34および
35の一端ならびにオアゲート51および50の一端へ
入力されるものとなっている。
アンドゲート34および35の他端には、デコーダ7を
介してその出力端子7aに生ずる「1」レベルの信号が
入力されるものとなっており、アンドゲート34および
35の出力が4人力オアゲート60の第1および第2の
入力端へ入力されるものとなっている。そして、ナント
ゲート48の出力がオアゲート61を介してUP/DO
WNカウンタ6に入力されるものとなっており、このオ
アゲート61を通過するrlJレベルの信号により、U
P/DOWNカウンタ6におけるカウント値がリセット
され±0に戻されるものとなっている。
介してその出力端子7aに生ずる「1」レベルの信号が
入力されるものとなっており、アンドゲート34および
35の出力が4人力オアゲート60の第1および第2の
入力端へ入力されるものとなっている。そして、ナント
ゲート48の出力がオアゲート61を介してUP/DO
WNカウンタ6に入力されるものとなっており、このオ
アゲート61を通過するrlJレベルの信号により、U
P/DOWNカウンタ6におけるカウント値がリセット
され±0に戻されるものとなっている。
また、ワンショット20の送出するワンショット信号に
基づきワンショット36が作動するものとなっており、
このワンショット36の送出するワンショット信号がカ
ウンタ17〜19におけるカウント値を零に戻すリセッ
ト信号となる。また、ワンショット20はリングカウン
タ37の送出するオーバフロー信号(CARRY信号)
に基づき作動するものとなっており、ラッチ回路21〜
23へのワンショット信号を所定時間々隔毎に繰り返し
て送出せしめる。なお、カウンタ37には、車速検出回
路16においてそのコンパレータCPの比較出力がrl
Jレベルである間、基準クロック発生器15の送出する
クロック信号が、アンドゲート38を介して入力される
ものとなっている。
基づきワンショット36が作動するものとなっており、
このワンショット36の送出するワンショット信号がカ
ウンタ17〜19におけるカウント値を零に戻すリセッ
ト信号となる。また、ワンショット20はリングカウン
タ37の送出するオーバフロー信号(CARRY信号)
に基づき作動するものとなっており、ラッチ回路21〜
23へのワンショット信号を所定時間々隔毎に繰り返し
て送出せしめる。なお、カウンタ37には、車速検出回
路16においてそのコンパレータCPの比較出力がrl
Jレベルである間、基準クロック発生器15の送出する
クロック信号が、アンドゲート38を介して入力される
ものとなっている。
一方、アンドゲート39および40の他端には、コンパ
レータ42の送出する比較出力が入力されるものとなっ
ており、コンパレータ42は、端子103に電源投入と
同時に所定電圧が印加されることにより、その比較出力
を即座にrlJレベルとなし、コンデンサC3への充電
々位の上昇に基づき、所定時間遅れてその比較出力を「
0」レベルへ戻すものとして構成されている。そして、
アンドゲート39の出力がオアゲート61の他端に入力
されるものとなっており、アンドゲート40の出力がフ
リップフロップ43のセット端子に入力され、フリップ
フロップ43のQ出力がデコーダ44のrBJ入力端へ
入力されるものとなっている。デコーダ44のrCJお
よび「D」入力端にはUP/DOWN切替回路5を介し
てダウン信号およびアップ信号が入力されるものとなっ
ており、デコーダ44は、その入力端rDJ 、rCJ
、rBJ 。
レータ42の送出する比較出力が入力されるものとなっ
ており、コンパレータ42は、端子103に電源投入と
同時に所定電圧が印加されることにより、その比較出力
を即座にrlJレベルとなし、コンデンサC3への充電
々位の上昇に基づき、所定時間遅れてその比較出力を「
0」レベルへ戻すものとして構成されている。そして、
アンドゲート39の出力がオアゲート61の他端に入力
されるものとなっており、アンドゲート40の出力がフ
リップフロップ43のセット端子に入力され、フリップ
フロップ43のQ出力がデコーダ44のrBJ入力端へ
入力されるものとなっている。デコーダ44のrCJお
よび「D」入力端にはUP/DOWN切替回路5を介し
てダウン信号およびアップ信号が入力されるものとなっ
ており、デコーダ44は、その入力端rDJ 、rCJ
、rBJ 。
rAJに、rOJ 、rlJ 、rlJ 、rlJの信
号が入力されたとき、その出力端子44aのレベルを「
1」となし、rlJ、rOJ、rlJ、rlJの信号が
入力されたとき、その出力端子44bのレベルを「1」
となすものとなっている。そして、デコーダ44の出力
端子44aおよび44bより送出される「1」レベルの
信号が、オアゲート60の第3および第4の入力端なら
びにオアゲート51および50の他端へ人力されるもの
となっており、オアゲート60をrlJレベルの信号が
通過することによってワンショット52が作動し、この
ワンショット52の送出するワンショット信号がUP/
DOWNカウンタ6に対しそのロード信号として入力さ
れるものとなっている。そして、このロード信号が入力
されたとき、オアゲート51を通過してrlJレベルの
信号がエンコーダ46に入力されていた場合、このエン
コーダ46の出力状態に基づき、UP/DOWNカウン
タ6におけるカウント値が+1にセットされるものとな
っている。
号が入力されたとき、その出力端子44aのレベルを「
1」となし、rlJ、rOJ、rlJ、rlJの信号が
入力されたとき、その出力端子44bのレベルを「1」
となすものとなっている。そして、デコーダ44の出力
端子44aおよび44bより送出される「1」レベルの
信号が、オアゲート60の第3および第4の入力端なら
びにオアゲート51および50の他端へ人力されるもの
となっており、オアゲート60をrlJレベルの信号が
通過することによってワンショット52が作動し、この
ワンショット52の送出するワンショット信号がUP/
DOWNカウンタ6に対しそのロード信号として入力さ
れるものとなっている。そして、このロード信号が入力
されたとき、オアゲート51を通過してrlJレベルの
信号がエンコーダ46に入力されていた場合、このエン
コーダ46の出力状態に基づき、UP/DOWNカウン
タ6におけるカウント値が+1にセットされるものとな
っている。
また、ロード信号が入力されたとき、オアゲート50を
通過してrlJレベルの信号がエンコーダ46人力され
ていた場合、このエンコーダ46の出力状態に基づき、
叶/DOWNカウンタ6におけるカウント値が−1にセ
ットされるものとなっている。なお、ワンショット52
の送出するワンショッI・信号の立ち下がりエツジでワ
ンショット53が作動するものとなっており、このワン
ショット53の送出するワンショット信号によりフリッ
プフロップ43およびラッチ回路21〜23におけるラ
ッチデータがリセットされるものとなっている。
通過してrlJレベルの信号がエンコーダ46人力され
ていた場合、このエンコーダ46の出力状態に基づき、
叶/DOWNカウンタ6におけるカウント値が−1にセ
ットされるものとなっている。なお、ワンショット52
の送出するワンショッI・信号の立ち下がりエツジでワ
ンショット53が作動するものとなっており、このワン
ショット53の送出するワンショット信号によりフリッ
プフロップ43およびラッチ回路21〜23におけるラ
ッチデータがリセットされるものとなっている。
次に、このように構成された装置の動作を説明する。す
なわち、今、自動車が直進走行を行っており、回転円板
lが真の直進操舵位置において、第2図に示した如き設
計上理想とする原点位置に部位するものとすると、端子
lO1を介して「1」レベルの原点範囲検出信号が入力
されている間、11’/DOWNカウンタ6におけるカ
ウント値は+0となっている期間が長くなる。すなわち
、IIP/DOWNカウンタ6におけるカウント値は、
デコーダ7に入力されると同時にコンパレータ8〜lO
にも入力され、このコンパレータ8〜lOにおいて各基
準値と比較される。UP/DOWNカウンタ6における
カウント値が+1以上のときは、コンパレータ8がrl
Jレベルの信号を送出し、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカウント値が一1以下のときは、コンパレータl
Oが「1」レベルの信号を送出する。
なわち、今、自動車が直進走行を行っており、回転円板
lが真の直進操舵位置において、第2図に示した如き設
計上理想とする原点位置に部位するものとすると、端子
lO1を介して「1」レベルの原点範囲検出信号が入力
されている間、11’/DOWNカウンタ6におけるカ
ウント値は+0となっている期間が長くなる。すなわち
、IIP/DOWNカウンタ6におけるカウント値は、
デコーダ7に入力されると同時にコンパレータ8〜lO
にも入力され、このコンパレータ8〜lOにおいて各基
準値と比較される。UP/DOWNカウンタ6における
カウント値が+1以上のときは、コンパレータ8がrl
Jレベルの信号を送出し、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカウント値が一1以下のときは、コンパレータl
Oが「1」レベルの信号を送出する。
また、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が
+0のときはコンパレータ9がrlJレベルの信号を送
出する。そして、コンパレータ8〜IOの送出するrl
Jレベルの信号に基づき、端子101を介してrlJレ
ベルの原点範囲検出信号が入力されている間、アンドゲ
ート14を通過する基準クロック発生器15からのクロ
ック信号が、アンドゲート11〜13を通過してカウン
タ17〜19に入力される。すなわち、UP/DOWN
カウンタ6におけるカウント値が+1以上のときはカウ
ンタ17におけるカウント値が積算されてアップし、U
P/DOWNカウンタ6におけるカウント値が一1以下
のときはカウンタ19におけるカウント値が積算されて
アップする。また、UP/DOWNカウンタ6における
カウント値が+0のときはカウンタ18におけるカウン
ト値が積算されてアップする。そして、各カウンタにお
けるカウント値は、ワンショット20の送出するワンシ
ョット信号の立ち下がリエッジにより、ランチ回路21
〜23に取す込まれるようになる。一方、そのカウント
値が取り込まれた後のカウンタ17〜19は、ワンショ
ット36の送出するワンショット信号によりリセットさ
れ、そのカウント値が零に戻され、次に入力されるクロ
ック信号のカウントに備える。つまり、カウンタ17〜
19は、カウンタ37の送出するCARRY信号の出力
周期により定まる所定時間(本実施例においては、この
時間を1分としている)内に入力されるクロック信号の
カウントを行い、ランチ回路21〜23には、この所定
時間内においてカウンタ17〜19にてカウントされた
カウント値が保持されるものとなる。
+0のときはコンパレータ9がrlJレベルの信号を送
出する。そして、コンパレータ8〜IOの送出するrl
Jレベルの信号に基づき、端子101を介してrlJレ
ベルの原点範囲検出信号が入力されている間、アンドゲ
ート14を通過する基準クロック発生器15からのクロ
ック信号が、アンドゲート11〜13を通過してカウン
タ17〜19に入力される。すなわち、UP/DOWN
カウンタ6におけるカウント値が+1以上のときはカウ
ンタ17におけるカウント値が積算されてアップし、U
P/DOWNカウンタ6におけるカウント値が一1以下
のときはカウンタ19におけるカウント値が積算されて
アップする。また、UP/DOWNカウンタ6における
カウント値が+0のときはカウンタ18におけるカウン
ト値が積算されてアップする。そして、各カウンタにお
けるカウント値は、ワンショット20の送出するワンシ
ョット信号の立ち下がリエッジにより、ランチ回路21
〜23に取す込まれるようになる。一方、そのカウント
値が取り込まれた後のカウンタ17〜19は、ワンショ
ット36の送出するワンショット信号によりリセットさ
れ、そのカウント値が零に戻され、次に入力されるクロ
ック信号のカウントに備える。つまり、カウンタ17〜
19は、カウンタ37の送出するCARRY信号の出力
周期により定まる所定時間(本実施例においては、この
時間を1分としている)内に入力されるクロック信号の
カウントを行い、ランチ回路21〜23には、この所定
時間内においてカウンタ17〜19にてカウントされた
カウント値が保持されるものとなる。
而して、ランチ回路21.22および23に取り込まれ
たカウント値(α、βおよびT)がコンパレータ24〜
26を用いて比較されるようになる。この場合、UP/
DOWNカウンタ6におけるカウント値は+0となって
いる期間が長いので、ランチ回路21〜23のうちラン
チ回路22の保持するカウント値βが最大となり、デコ
ーダ27はこのラッチ回路21.22および23におけ
るカウント値の大小関係によって、その出力端子27f
あるいは27iより「1」レベルの信号を送出するよう
になる。このような状態において、アンドゲート12が
基準クロ7り発生器15の送出するクロック信号を通せ
ば、ナントゲート30および33の他端が「1」レベル
となり、ナントゲート48の出力レベルがrlJとなっ
てUP/DOWNカウンタ6にオアゲー)61を介して
リセット信号が入力され、そのカウント値が+0となる
。つまり、所定時間内において最大のカウントを行うカ
ウンタ18にアンドゲート12を介してクロック信号が
入力される時点で、IIP/DOWNカウンタ6がリセ
ットされるようになる。この場合、UP/DOWNカウ
ンタ6におけるカウント値は既に+0であり、これによ
りIIP/DOWNカウンタ6におけるカウント値は+
0を維持し続けることになる。
たカウント値(α、βおよびT)がコンパレータ24〜
26を用いて比較されるようになる。この場合、UP/
DOWNカウンタ6におけるカウント値は+0となって
いる期間が長いので、ランチ回路21〜23のうちラン
チ回路22の保持するカウント値βが最大となり、デコ
ーダ27はこのラッチ回路21.22および23におけ
るカウント値の大小関係によって、その出力端子27f
あるいは27iより「1」レベルの信号を送出するよう
になる。このような状態において、アンドゲート12が
基準クロ7り発生器15の送出するクロック信号を通せ
ば、ナントゲート30および33の他端が「1」レベル
となり、ナントゲート48の出力レベルがrlJとなっ
てUP/DOWNカウンタ6にオアゲー)61を介して
リセット信号が入力され、そのカウント値が+0となる
。つまり、所定時間内において最大のカウントを行うカ
ウンタ18にアンドゲート12を介してクロック信号が
入力される時点で、IIP/DOWNカウンタ6がリセ
ットされるようになる。この場合、UP/DOWNカウ
ンタ6におけるカウント値は既に+0であり、これによ
りIIP/DOWNカウンタ6におけるカウント値は+
0を維持し続けることになる。
上述の動作は、自動車の直進走行時に、回転円板1が真
の直進操舵位置においてその設計上理想とする原点位置
に部位するものとして説明したが、その組付誤差により
回転円板1が設計上理想とする原点位置に対してずれて
いた場合等においては、本実施例の特徴とする補正動作
が以下のようにして速やかに行われ、支障なく外部機器
をハンドル操舵に連動させて制御でき得るものとなる。
の直進操舵位置においてその設計上理想とする原点位置
に部位するものとして説明したが、その組付誤差により
回転円板1が設計上理想とする原点位置に対してずれて
いた場合等においては、本実施例の特徴とする補正動作
が以下のようにして速やかに行われ、支障なく外部機器
をハンドル操舵に連動させて制御でき得るものとなる。
すなわち、回転円板1が設計上理想とする原点位置にあ
る場合には1.第3図に示したZl(d)点から22(
b)点までの範囲をスリット1bにおける原点ゾーンと
したとき、この原点ゾーンを分割する0点からa点まで
の領域(以下、この領域を第1のサブゾーンと呼ぶ)内
で、直進走行中、UP/DOWNカウンタ6におけるカ
ウント値が+0を維持する時間が長くなる。しかし、そ
の組付誤差により回転円板1が設計上理想とする原点位
置に対してずれていた場合等にあっては、直進走行中、
UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が+1あ
るいは=1を維持する期間が長くなるようになる。
る場合には1.第3図に示したZl(d)点から22(
b)点までの範囲をスリット1bにおける原点ゾーンと
したとき、この原点ゾーンを分割する0点からa点まで
の領域(以下、この領域を第1のサブゾーンと呼ぶ)内
で、直進走行中、UP/DOWNカウンタ6におけるカ
ウント値が+0を維持する時間が長くなる。しかし、そ
の組付誤差により回転円板1が設計上理想とする原点位
置に対してずれていた場合等にあっては、直進走行中、
UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が+1あ
るいは=1を維持する期間が長くなるようになる。
すなわち、原点ゾーンを分割するa点からb点までの領
域(以下、この領域を第2のサブゾーンと呼ぶ)内ある
いは0点からd点までの領域(以下、この領域を第3の
サブゾーンと呼ぶ)内で、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカウント値が+1あるいは−1となる積算時間が
長くなるようになる。
域(以下、この領域を第2のサブゾーンと呼ぶ)内ある
いは0点からd点までの領域(以下、この領域を第3の
サブゾーンと呼ぶ)内で、UP/DOWNカウンタ6に
おけるカウント値が+1あるいは−1となる積算時間が
長くなるようになる。
第2のサブゾーン内でUP/DOWNカウンタ6におけ
るカウント値が+1となる積算時間が長くなると、ラン
チ回路21〜23のうちラッチ回路21の保持するカウ
ント値αが最大となり、デコーダ27の出力端子27g
および27hより「1」レベルの信号が送出されるよう
になる。そして、アンドゲート11をクロック信号が通
過した時点で、即ち3個所のサブゾーンのうち第2のサ
ブゾーンを検出している時点で、ナントゲート31およ
び32の他端がrlJレベルとなり、ナントゲート49
の出力レベルが「1」となって、この「l」レベルの出
力がオアゲート50を介してエンコーダ46に設定され
、デコーダ7の出力端子7aのレベルが「1」となる時
点で、即ちUP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+0となる時点で、アンドゲート35をナントゲー
ト49の「1」レベルの出力が通過し、この「1」レベ
ルの出力がオアゲート60を1ltl過することによる
ワンショット52の作動により、UP/DOWNカウン
タ6にロード信号が入力されるようになる。そして、こ
のロード信号の入力によって、このときのエンコーダ4
6の出力状態に基づき、UP/DOWNカウンタ6にお
けるカウント値が+0から−1へと設定変更されるよう
になる。すなわち、tlP/DOWNカウンタ6におけ
るカウント値が第1のサブゾーンで−1、第2のサブゾ
ーンで+0となり、第2のサブゾーンを原点位置と素早
く判定して、UP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値の補正が速やかに行われるようになる。
るカウント値が+1となる積算時間が長くなると、ラン
チ回路21〜23のうちラッチ回路21の保持するカウ
ント値αが最大となり、デコーダ27の出力端子27g
および27hより「1」レベルの信号が送出されるよう
になる。そして、アンドゲート11をクロック信号が通
過した時点で、即ち3個所のサブゾーンのうち第2のサ
ブゾーンを検出している時点で、ナントゲート31およ
び32の他端がrlJレベルとなり、ナントゲート49
の出力レベルが「1」となって、この「l」レベルの出
力がオアゲート50を介してエンコーダ46に設定され
、デコーダ7の出力端子7aのレベルが「1」となる時
点で、即ちUP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+0となる時点で、アンドゲート35をナントゲー
ト49の「1」レベルの出力が通過し、この「1」レベ
ルの出力がオアゲート60を1ltl過することによる
ワンショット52の作動により、UP/DOWNカウン
タ6にロード信号が入力されるようになる。そして、こ
のロード信号の入力によって、このときのエンコーダ4
6の出力状態に基づき、UP/DOWNカウンタ6にお
けるカウント値が+0から−1へと設定変更されるよう
になる。すなわち、tlP/DOWNカウンタ6におけ
るカウント値が第1のサブゾーンで−1、第2のサブゾ
ーンで+0となり、第2のサブゾーンを原点位置と素早
く判定して、UP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値の補正が速やかに行われるようになる。
また、第3のサブゾーン内でUP/DOWNカウ、ンタ
6におけるカウント値が−1となる積算時間が長くなる
と、ランチ回路21〜23のうちランチ回路23の保持
するカウント値Tが最大となり、デコーダ27の出力端
子27dおよび27eより「l」レベルの信号が送出さ
れるようになる。そして、アンドゲート13をクロック
信号が通過した時点で、即ち3個所のサブゾーンのうち
第3のサブゾーンを検出している時点で、ナントゲート
28および29の他端がrlJレベルとなり、ナントゲ
ート47の出力レベルが「1」となって、この「1」レ
ベルの出力がオアゲート51を介してエンコーダ46に
設定され、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+0となる時点で、アンドゲート34をナントゲー
ト47のrlJレベルの出力が通過し、このrNレベル
の出力がオアゲート60を通過することによるワンショ
ット52の作動により、UP/DOWNカウンタ6にロ
ード信号が入力されるようになる。そして、このロード
信号の入力によって、このときのエンコーダ46の出力
状態に基づき、UP/DOWNカウン、り6におけるカ
ウント値が+0から+1へと設定変更されるようになる
。すなわち、UP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値が第1のサブゾーンで+1、第3のサブゾーンで±
Oとなり、第3のサブゾーンを原点位置と素早く判定し
て、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値の補
正が速やかに行われるようになる。
6におけるカウント値が−1となる積算時間が長くなる
と、ランチ回路21〜23のうちランチ回路23の保持
するカウント値Tが最大となり、デコーダ27の出力端
子27dおよび27eより「l」レベルの信号が送出さ
れるようになる。そして、アンドゲート13をクロック
信号が通過した時点で、即ち3個所のサブゾーンのうち
第3のサブゾーンを検出している時点で、ナントゲート
28および29の他端がrlJレベルとなり、ナントゲ
ート47の出力レベルが「1」となって、この「1」レ
ベルの出力がオアゲート51を介してエンコーダ46に
設定され、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント
値が+0となる時点で、アンドゲート34をナントゲー
ト47のrlJレベルの出力が通過し、このrNレベル
の出力がオアゲート60を通過することによるワンショ
ット52の作動により、UP/DOWNカウンタ6にロ
ード信号が入力されるようになる。そして、このロード
信号の入力によって、このときのエンコーダ46の出力
状態に基づき、UP/DOWNカウン、り6におけるカ
ウント値が+0から+1へと設定変更されるようになる
。すなわち、UP/DOWNカウンタ6におけるカウン
ト値が第1のサブゾーンで+1、第3のサブゾーンで±
Oとなり、第3のサブゾーンを原点位置と素早く判定し
て、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値の補
正が速やかに行われるようになる。
さらに、本実施例においては、左右に大きく傾斜した路
面上を走行する場合等の特殊な走行状態を考慮し、この
場合、原点位置の判定結果の更新が、離れたサブゾーン
間で急激に行われないようにするために、次のようなワ
ンクツションおいたUP/DOWNカウンタ6における
カウント値の補正が行われる。すなわち、例えば今、第
3のサブゾーン内に原点位置があるものとする判定結果
を得ているものとすると、ハンドル操舵に伴い、UP/
DOWNカウンタ6におけるカウント値は第3のサブゾ
ーンで+0、第1のサブゾーンで+1、第2のサブゾー
ンで+2となる。このような状態において、上述した特
殊走行状態に基づき、「1」レベルの原点範囲検出信号
の発生期間中、UP/DOWNカウンタ6においてその
カウント値が+2となる積算時間が長くなるものとする
と、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が+
1以上であるとするコンパレータ8での比較結果に基づ
き、ラッチ回路21〜23のうちランチ回路21にて保
持されるカウント値αが最大となり、ナントゲート49
の出力が「1」レベルとなる。そして、このナントゲー
ト49を通過する「1」レベルの信号に基づき、UP/
口0轄カウンタ6におけるカウント値が±Oとなる時点
で、そのカウント値が−lへ設定変更されるようになる
。これにより、IJP/DOWNカウンタ6の値は、第
3のサブゾーンで一11第1のサブゾーンで+0、第2
のサブゾーンで+1となる。
面上を走行する場合等の特殊な走行状態を考慮し、この
場合、原点位置の判定結果の更新が、離れたサブゾーン
間で急激に行われないようにするために、次のようなワ
ンクツションおいたUP/DOWNカウンタ6における
カウント値の補正が行われる。すなわち、例えば今、第
3のサブゾーン内に原点位置があるものとする判定結果
を得ているものとすると、ハンドル操舵に伴い、UP/
DOWNカウンタ6におけるカウント値は第3のサブゾ
ーンで+0、第1のサブゾーンで+1、第2のサブゾー
ンで+2となる。このような状態において、上述した特
殊走行状態に基づき、「1」レベルの原点範囲検出信号
の発生期間中、UP/DOWNカウンタ6においてその
カウント値が+2となる積算時間が長くなるものとする
と、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が+
1以上であるとするコンパレータ8での比較結果に基づ
き、ラッチ回路21〜23のうちランチ回路21にて保
持されるカウント値αが最大となり、ナントゲート49
の出力が「1」レベルとなる。そして、このナントゲー
ト49を通過する「1」レベルの信号に基づき、UP/
口0轄カウンタ6におけるカウント値が±Oとなる時点
で、そのカウント値が−lへ設定変更されるようになる
。これにより、IJP/DOWNカウンタ6の値は、第
3のサブゾーンで一11第1のサブゾーンで+0、第2
のサブゾーンで+1となる。
この結果、今度は、rlJレベルの原点範囲検出信号の
発生期間中、UP/DOWNカウンタ6において、その
カウント値が+1となる積算時間が長くなり、コンパレ
ータ8での比較結果に基づき、再びラッチ回路21にて
保持されるカウント値αが最大となって、再度ナントゲ
ート49の出力が「1」レベルとなる。そして、このナ
ントゲート49を通過するrlJレベルの信号に基づき
、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が+0
となる時点で、そのカウント値が−1へ設定変更される
ようになる。これにより、叶/DOWNカウンタ6の値
は、第3のサブゾーンで−2、第1のサブゾーンで−1
、第2のサブゾーンで+0となる。以降、「1」レベル
の原点範囲検出信号の発生期間中、UP/DOWNカウ
ンタ6においてそのカウント値が+0となる積算時間が
長くなって、ランチ回路22にて保持されるカウント値
βが最大となり、このようにして、原点位置の判定結果
が第3のサブゾーンから第1のサブゾーンを経て第2の
サブゾーンへと更新されるようになる。すなわち、第3
のザブゾーンから第2のサブゾーンへと一気にその原点
位置を更新した場合には、UP/DOWNカウンタ6の
カウント値に基づく前照灯の照射方向の可変位置が急激
に変化するものとなり、運転者に対し戸惑いが生じる結
果となる。これに対し、本実施例にあっては、判定前の
原点位置と判定後の原点位置とが互いに隣接するサブゾ
ーンでない場合、その原点位置の更新がワンクツション
おいて行われるので、コーナリングランプシステムによ
る前照灯の照射方向の急激な変化が起こることがない。
発生期間中、UP/DOWNカウンタ6において、その
カウント値が+1となる積算時間が長くなり、コンパレ
ータ8での比較結果に基づき、再びラッチ回路21にて
保持されるカウント値αが最大となって、再度ナントゲ
ート49の出力が「1」レベルとなる。そして、このナ
ントゲート49を通過するrlJレベルの信号に基づき
、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が+0
となる時点で、そのカウント値が−1へ設定変更される
ようになる。これにより、叶/DOWNカウンタ6の値
は、第3のサブゾーンで−2、第1のサブゾーンで−1
、第2のサブゾーンで+0となる。以降、「1」レベル
の原点範囲検出信号の発生期間中、UP/DOWNカウ
ンタ6においてそのカウント値が+0となる積算時間が
長くなって、ランチ回路22にて保持されるカウント値
βが最大となり、このようにして、原点位置の判定結果
が第3のサブゾーンから第1のサブゾーンを経て第2の
サブゾーンへと更新されるようになる。すなわち、第3
のザブゾーンから第2のサブゾーンへと一気にその原点
位置を更新した場合には、UP/DOWNカウンタ6の
カウント値に基づく前照灯の照射方向の可変位置が急激
に変化するものとなり、運転者に対し戸惑いが生じる結
果となる。これに対し、本実施例にあっては、判定前の
原点位置と判定後の原点位置とが互いに隣接するサブゾ
ーンでない場合、その原点位置の更新がワンクツション
おいて行われるので、コーナリングランプシステムによ
る前照灯の照射方向の急激な変化が起こることがない。
なお、車輌の停車中にあっては、車速検出回路16にお
けるコンパレークCPの出力が「0」レベルとなるので
、基準クロンク発生器15からのクロック信号がアンド
ゲート14を通過し得す、原点位置においてその第1〜
第3のサブゾーンの原点範囲の検出に貢献する時間は、
カウンタ17〜19において積算されない。
けるコンパレークCPの出力が「0」レベルとなるので
、基準クロンク発生器15からのクロック信号がアンド
ゲート14を通過し得す、原点位置においてその第1〜
第3のサブゾーンの原点範囲の検出に貢献する時間は、
カウンタ17〜19において積算されない。
また、この装置への電源の投入直後においては、コンパ
レータ42の送出する比較出力が所定時間継続して「1
」レベルとなるので、端子101を介してrlJレベル
の原点範囲検出信号が入力されている場合に電源が投入
されると、コンパレータ42の送出する「1」レベルの
比較出力がアンドゲート39を通過し、オアゲート61
を介してUP/DOWNカウンタ6におけるカウント値
を強制的に+0となし、これにより電源投入直後に検出
されていたサブゾーンが、初期の原点位置として設定さ
れるようになる。
レータ42の送出する比較出力が所定時間継続して「1
」レベルとなるので、端子101を介してrlJレベル
の原点範囲検出信号が入力されている場合に電源が投入
されると、コンパレータ42の送出する「1」レベルの
比較出力がアンドゲート39を通過し、オアゲート61
を介してUP/DOWNカウンタ6におけるカウント値
を強制的に+0となし、これにより電源投入直後に検出
されていたサブゾーンが、初期の原点位置として設定さ
れるようになる。
また、端子101を介して「1」レベルの原点範囲検出
信号が入力されていない場合に電源が投入されると、イ
ンバータ41を介して「1」レベルの信号がアンドゲー
ト40に入力され、このアントゲ−)40を通過するコ
ンパレータ42の比較出力によって、フリップフロップ
43がセント状態となる。これにより、デコーダ44の
rBJ入力端へフリップフロップ43のrlJレヘレベ
Q出力が設定されるようになる。そして、その後のハン
ドル操舵により、端子101を介して「1」レベルの原
点範囲検出信号が入力されるようになると、この「1」
レベルの原点範囲検出信号がデコーダ44の「A」入力
端に設定されるようになる。今、右操舵に伴う回転円板
lの右回転により「1」レベルの原点範囲検出信号が発
生したものとすると、この右操舵に伴うUP/DOWN
切替回路5からの「1」レベルの了ツブ(言分のデコー
ダ44のrDJ入力端への設定により、この時点でデコ
ーダ44の出力端子44bのレベルが「1」レベルとな
り、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が−
1に設定され、三つのサブゾーンのうち第3のサブゾー
ンが初期の原点位置として設定される。また、左操舵に
伴う回転円板lの左回転により「1」レベルの原点範囲
検出信号が発生したものとすると、この左操舵に伴う[
IP/DOWN切替回路5からの11」レベルのダウン
信号のデコーダ44のrCJ入力端への設定により、こ
の時点でデコーダ44の出力端子44aのレベルが「1
」レベルとなり、[IP/DOWNカウンタ6における
カウント値が+1に設定され、三つのサブゾーンのうち
第2のサブゾーンが初期の原点位置として設定される。
信号が入力されていない場合に電源が投入されると、イ
ンバータ41を介して「1」レベルの信号がアンドゲー
ト40に入力され、このアントゲ−)40を通過するコ
ンパレータ42の比較出力によって、フリップフロップ
43がセント状態となる。これにより、デコーダ44の
rBJ入力端へフリップフロップ43のrlJレヘレベ
Q出力が設定されるようになる。そして、その後のハン
ドル操舵により、端子101を介して「1」レベルの原
点範囲検出信号が入力されるようになると、この「1」
レベルの原点範囲検出信号がデコーダ44の「A」入力
端に設定されるようになる。今、右操舵に伴う回転円板
lの右回転により「1」レベルの原点範囲検出信号が発
生したものとすると、この右操舵に伴うUP/DOWN
切替回路5からの「1」レベルの了ツブ(言分のデコー
ダ44のrDJ入力端への設定により、この時点でデコ
ーダ44の出力端子44bのレベルが「1」レベルとな
り、UP/DOWNカウンタ6におけるカウント値が−
1に設定され、三つのサブゾーンのうち第3のサブゾー
ンが初期の原点位置として設定される。また、左操舵に
伴う回転円板lの左回転により「1」レベルの原点範囲
検出信号が発生したものとすると、この左操舵に伴う[
IP/DOWN切替回路5からの11」レベルのダウン
信号のデコーダ44のrCJ入力端への設定により、こ
の時点でデコーダ44の出力端子44aのレベルが「1
」レベルとなり、[IP/DOWNカウンタ6における
カウント値が+1に設定され、三つのサブゾーンのうち
第2のサブゾーンが初期の原点位置として設定される。
なお、本実施例においては、原点ゾーンを複数のサブゾ
ーンに分割する際、操舵角センサの最小分解能で分割す
るものとしたが、これらのサブゾーンの設定は必ずしも
操舵角センサの最小分解能である必要はなく、この最小
分解能の整数倍としても良い。また、サブゾーンの設定
を最小分解能の整数倍とした場合、各サブゾーンは互い
にオーバラップする部分を持たせても良い。
ーンに分割する際、操舵角センサの最小分解能で分割す
るものとしたが、これらのサブゾーンの設定は必ずしも
操舵角センサの最小分解能である必要はなく、この最小
分解能の整数倍としても良い。また、サブゾーンの設定
を最小分解能の整数倍とした場合、各サブゾーンは互い
にオーバラップする部分を持たせても良い。
さらに、本実施例においては、スリット1bの角度幅α
を支リットlaの3角度ピッチよりやや広めに設定する
ものとしたが、少なくともスリット1aの2角度ピッチ
よりも広い角度幅とすればよく、このようにすることに
よって操舵角センサの検出する操舵角度位置に基づき、
原点ゾーンを複数のサブゾーンに分割することができ、
その幅を拡大した原点ゾーン内での原点位置の正確な判
定が可能となる。
を支リットlaの3角度ピッチよりやや広めに設定する
ものとしたが、少なくともスリット1aの2角度ピッチ
よりも広い角度幅とすればよく、このようにすることに
よって操舵角センサの検出する操舵角度位置に基づき、
原点ゾーンを複数のサブゾーンに分割することができ、
その幅を拡大した原点ゾーン内での原点位置の正確な判
定が可能となる。
また、本実施例においては、原点ゾーンを3分割するも
のとしたが、さらに細かく分割しても良く、このように
細かく分割した場合であっても、原点範囲の検出に貢献
した積算時間が所定時間内において最大となるサブゾー
ン方向に隣接するサブゾーンを仮の原点位置として判定
することにより、原点位置を一つずつ隣接するサブゾー
ンにシフトさせながら、lサブゾーン毎に真の原点位置
に漸近させるようにできることは言うまでもない。
のとしたが、さらに細かく分割しても良く、このように
細かく分割した場合であっても、原点範囲の検出に貢献
した積算時間が所定時間内において最大となるサブゾー
ン方向に隣接するサブゾーンを仮の原点位置として判定
することにより、原点位置を一つずつ隣接するサブゾー
ンにシフトさせながら、lサブゾーン毎に真の原点位置
に漸近させるようにできることは言うまでもない。
なお、本実施例の基本を示す例として、本出願人による
特願昭60−298018号(回転体のセンタ位置判定
方法)があるが、この方法の場合、原点位置検出用のス
リットの角度幅が狭いため、本実施例の目的を達し得な
い。
特願昭60−298018号(回転体のセンタ位置判定
方法)があるが、この方法の場合、原点位置検出用のス
リットの角度幅が狭いため、本実施例の目的を達し得な
い。
また、本実施例においては、車輌における操舵中立位置
の判定を例にとって説明したが、車輌のみに限定される
ものではなく、外部操作に連動して回転する種々の回転
体の原点位置の判定に適用して好適であり、この判定し
た原点位置を基準にして各種の制御を行うこ止ができ、
その利用価値は極めて高い。また、上記実施例では、回
転体の原点位置判定装置を具体的な回路でハード的に構
成したが、マイクロコンピュータ等を利用してソフト的
な技術によって実現することも可能であることは言うま
でもない。
の判定を例にとって説明したが、車輌のみに限定される
ものではなく、外部操作に連動して回転する種々の回転
体の原点位置の判定に適用して好適であり、この判定し
た原点位置を基準にして各種の制御を行うこ止ができ、
その利用価値は極めて高い。また、上記実施例では、回
転体の原点位置判定装置を具体的な回路でハード的に構
成したが、マイクロコンピュータ等を利用してソフト的
な技術によって実現することも可能であることは言うま
でもない。
以上説明したように本発明による回転体の原点位置判定
装置によると、その外周縁面に所定角度ピッチで設けら
れたスリットゾーンとこのスリットゾーンの2角度ピッ
チよりも広い角度幅で設けられた原点ゾーンとを有し外
部操作に連動して時計および反時計方向へ回転する回転
体と、この回転体のスリットゾーンの通過に基づき該回
転体の回転角度位置を検出する回転位置検出手段と、こ
の回転体の原点ゾーンの通過に基づき該回転体の原点範
囲を検出する原点範囲検出手段と、この原点範囲検出手
段により原点範囲が検出されている一間、前記回転位置
検出手段の検出する回転角度位置に基づき前記原点ゾー
ンを複数のサブゾーンに分割し、この分割したサブゾー
ンの各々の原点範囲の検出に貢献した時間を積算し、こ
の積算時間が所定時間内において最大となるサブゾーン
を原点位置と判定する原点位置判定手段とを備え、前記
原点位置の判定結果を更新する際、前記積算時間が所定
時間内において最大となるサブゾーン方向へ隣接するサ
ブゾーンを原点位置として判定するようにしたので、判
定前の原点位置と判定後の原点位置とが互いに隣接する
サブゾーンでない場合、原点位置を一つずつ隣接するサ
ブゾーンにシフトさせながら、lサブゾーン毎に真の原
点位置に漸近させることが可能となり、例えばこの回転
体を車輌のハンドル操作に連動させて回転させた場合、
簡単な回路構成でその操舵中立位置を正確且つ素早く判
定することが可能となる。
装置によると、その外周縁面に所定角度ピッチで設けら
れたスリットゾーンとこのスリットゾーンの2角度ピッ
チよりも広い角度幅で設けられた原点ゾーンとを有し外
部操作に連動して時計および反時計方向へ回転する回転
体と、この回転体のスリットゾーンの通過に基づき該回
転体の回転角度位置を検出する回転位置検出手段と、こ
の回転体の原点ゾーンの通過に基づき該回転体の原点範
囲を検出する原点範囲検出手段と、この原点範囲検出手
段により原点範囲が検出されている一間、前記回転位置
検出手段の検出する回転角度位置に基づき前記原点ゾー
ンを複数のサブゾーンに分割し、この分割したサブゾー
ンの各々の原点範囲の検出に貢献した時間を積算し、こ
の積算時間が所定時間内において最大となるサブゾーン
を原点位置と判定する原点位置判定手段とを備え、前記
原点位置の判定結果を更新する際、前記積算時間が所定
時間内において最大となるサブゾーン方向へ隣接するサ
ブゾーンを原点位置として判定するようにしたので、判
定前の原点位置と判定後の原点位置とが互いに隣接する
サブゾーンでない場合、原点位置を一つずつ隣接するサ
ブゾーンにシフトさせながら、lサブゾーン毎に真の原
点位置に漸近させることが可能となり、例えばこの回転
体を車輌のハンドル操作に連動させて回転させた場合、
簡単な回路構成でその操舵中立位置を正確且つ素早く判
定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転体の原点位置判定装置の一実
施例を示すブロック構成図、第2図はこの装置に用いる
操舵角センサを示す概略構成図、第3図はこの操舵角セ
ンサの出力波形図である。 1・・・回転円板、1a・・・スリット、tb・・・ス
リット、2,3.4・・・フォトインクラブタ、5・・
・叶/DOWN切替回路、6・・・叶ZDOWN カウ
ンタ、8〜10・・・コンパレータ、15・・・基準ク
ロック発生器、17〜19・・・カウンタ、21〜23
・・・ランチ回路、24〜26・・・コンパレータ、2
7・・・デコーダ、37・・・リングカウンタ。 特許出願人 株式会社小糸製作所
施例を示すブロック構成図、第2図はこの装置に用いる
操舵角センサを示す概略構成図、第3図はこの操舵角セ
ンサの出力波形図である。 1・・・回転円板、1a・・・スリット、tb・・・ス
リット、2,3.4・・・フォトインクラブタ、5・・
・叶/DOWN切替回路、6・・・叶ZDOWN カウ
ンタ、8〜10・・・コンパレータ、15・・・基準ク
ロック発生器、17〜19・・・カウンタ、21〜23
・・・ランチ回路、24〜26・・・コンパレータ、2
7・・・デコーダ、37・・・リングカウンタ。 特許出願人 株式会社小糸製作所
Claims (1)
- その外周縁面に所定角度ピッチで設けられたスリットゾ
ーンとこのスリットゾーンの2角度ピッチよりも広い角
度幅で設けられた原点ゾーンとを有し外部操作に連動し
て時計および反時計方向へ回転する回転体と、この回転
体のスリットゾーンの通過に基づき該回転体の回転角度
位置を検出する回転位置検出手段と、この回転体の原点
ゾーンの通過に基づき該回転体の原点範囲を検出する原
点範囲検出手段と、この原点範囲検出手段により原点範
囲が検出されている間、前記回転位置検出手段の検出す
る回転角度位置に基づき前記原点ゾーンを複数のサブゾ
ーンに分割し、この分割したサブゾーンの各々の原点範
囲の検出に貢献した時間を積算し、この積算時間が所定
時間内において最大となるサブゾーンを原点位置と判定
する原点位置判定手段とを備え、前記原点位置の判定結
果を更新する際、前記積算時間が所定時間内において最
大となるサブゾーン方向へ隣接するサブゾーンを原点位
置として判定するようにしたことを特徴とする回転体の
原点位置判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7853088A JPH0794980B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 回転体の原点位置判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7853088A JPH0794980B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 回転体の原点位置判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01250714A true JPH01250714A (ja) | 1989-10-05 |
JPH0794980B2 JPH0794980B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=13664470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7853088A Expired - Lifetime JPH0794980B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 回転体の原点位置判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0794980B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP7853088A patent/JPH0794980B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0794980B2 (ja) | 1995-10-11 |
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